JPH089186Y2 - 弾性丸編地 - Google Patents

弾性丸編地

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Publication number
JPH089186Y2
JPH089186Y2 JP8306090U JP8306090U JPH089186Y2 JP H089186 Y2 JPH089186 Y2 JP H089186Y2 JP 8306090 U JP8306090 U JP 8306090U JP 8306090 U JP8306090 U JP 8306090U JP H089186 Y2 JPH089186 Y2 JP H089186Y2
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JP
Japan
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yarn
scy
knitted fabric
circular knitted
elastic
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Expired - Lifetime
Application number
JP8306090U
Other languages
English (en)
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JPH0440786U (ja
Inventor
司 松井
雄志 木村
武 柳川瀬
成良 藤谷
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Du Pont Toray Co Ltd
Original Assignee
Du Pont Toray Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、弾性丸編地に関する。
〔従来の技術〕
パンティストッキングなどの弾性丸編地は、通常、弾
性繊維糸にナイロン糸をシングルカバーリングしてなる
シングルカバードヤーン(以下、「シングルカバードヤ
ーン」を「SCY」と言う)を用い、S方向にカバーリン
グしたSCYとZ方向にカバーリングしたSCYとを交互に配
するようにして編成されている。
このように、SCYのみを用いた弾性丸編地は、ナイロ
ン糸とSCYとを交互に配して編成されたものに比べて伸
縮性が高く、フィット感が良いという特徴を持ってい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、SCYのみを用いた従来の弾性丸編地は、編目
が不均一でムラがあり、横すじが目立ったり、透明性に
ムラがあったりして外観品位が悪いという問題があっ
た。
そこで、この考案は、編目の均一性が良く、これによ
り、伸張したときに横すじが目立たず、ムラのない透明
感が得られる、外観品位の良い弾性丸編地を提供するこ
とを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
考案者らは、弾性繊維糸にナイロン糸をS方向に巻き
付けてなるSCY(A)と、弾性繊維糸にナイロン糸をZ
方向に巻き付けてなるSCY(B)とが1本ごと交互にな
るようにして編成されている従来の弾性丸編地の問題点
を解消するために研究した結果、丸編地を形成するとき
の編目コースのらせん方向とSCYの撚り方向および撚り
数とに着目し、これらを下記のように設定すれば従来の
問題点を解消できることを見出し、この考案を完成した
のである。
すなわち、この考案にかかる弾性丸編地は、前記SCY
(A)および(B)のうちの、撚り方向が編目コースの
らせん方向と同じになっている糸が他方に対して3%以
上多い撚り数にされていることを特徴とする。
〔作用〕
SCY(A)および(B)のうちの、撚り方向が編目コ
ースのらせん方向と同じになっている糸が、他方の糸に
対して3%以上多い撚り数にされていることにより、SC
Y(A)の形成する編目コースとSCY(B)の形成する編
目コースとが互いに不均一になるのが防がれ、伸張時に
も全体として均一な編地が得られる。
〔実施例〕
以下に、この考案を、その実施例を表す図面を参照し
ながら、詳しく説明する。
第1図は、この考案にかかる弾性丸編地の1実施例を
表す。この弾性丸編地1は、SCY(A)および(B)が
1本ごと交互になるようにして編成されている。すなわ
ち、第4図および第5図にもみるように、SCY(A)お
よび(B)を丸編機6に供給し、SCY(A)および
(B)の各編目コースがらせん状になるように編成を行
う。これにより、筒状の弾性丸編地1が形成される。給
糸は、SCY(A)および(B)についてそれぞれ1本ず
つである必要はなく、適宜の本数に設定すればよい。こ
の実施例では、SCY(A)および(B)の各編目コース
は、第1図にみるように、S方向(左回り)のらせんを
描いている。
前記編目コースのらせん方向がS方向の場合、撚り方
向が編目コースのらせん方向と同じである糸は、S撚り
を有するSCY(A)である。したがって、この実施例で
は、SCY(A)の撚り数は、Z撚りを有するSCY(B)の
撚り数に対して、3%以上多くなるように設定されてい
る。ただし、撚り数差が大きすぎると横すじが発生する
おそれがあるため、撚り数の差を20%以下にするのが好
ましい。
反対に、前記編目コースのらせん方向がZ方向(右回
り)の場合、撚り方向が編目コースのらせん方向と同じ
である糸は、SCY(B)であり、この場合には、SCY
(B)の撚り数は、SCY(A)の撚り数に対して、3%
以上多くなるように設定されるのである。また、撚り数
の差は、先の場合と同様に20%以下が好ましい。
SCY(A)は、第2図にみるように、弾性繊維糸(図
示されず)にナイロン糸2がS方向に巻き付けられてな
っており、S撚りを有している。弾性繊維糸としては、
たとえば、10〜30デニールのものが用いられ、その素材
としては、たとえば、ポリウレタン弾性糸が挙げられ
る。ナイロン糸2のカバーリング時に弾性繊維糸のドラ
フト倍率は、たとえば、2.0〜3.5倍とされる。ナイロン
糸2としては、たとえば、デニール数7〜20〔D〕でフ
ィラメント数1〜7のモノフィラメント糸またはマルチ
フィラメント糸が使用される。SCY(A)の撚り数、す
なわちナイロン糸2の巻き付け数は、たとえば、800〜2
200T/mとされるが、これに限定されるものではない。撚
り数がこの範囲を外れると外観品位または風合が悪くな
るおそれがある。
SCY(B)は、第3図にみるように、弾性繊維糸(図
示されず)にナイロン糸3がZ方向に巻き付けられてな
っており、Z撚りを有している。弾性繊維糸としては、
たとえば、10〜30デニールのものが用いられ、その素材
としては、たとえば、ポリウレタン弾性糸が挙げられ
る。ナイロン糸3のカバーリング時に弾性繊維糸のドラ
フト倍率は、たとえば、2.0〜3.5倍とされる。ナイロン
糸3としては、たとえば、デニール数7〜20〔D〕でフ
ィラメント数1〜7のモノフィラメント糸またはマルチ
フィラメント糸が使用される。SCY(B)の撚り数、す
なわちナイロン糸3の巻き付け数は、上記条件を満足す
るのであれば特に限定はなく、たとえば、800〜2200T/m
とされる。撚り数がこの範囲を外れると外観品位または
風合が悪くなるおそれがある。
なお、SCY(A)とSCY(B)とは、撚り方向と撚り数
以外は、全体のデニール数、弾性繊維糸のデニール数お
よび素材、ならびに、ナイロン糸のデニール数およびフ
ィラメント数などが同じであってもよいし、いずれか1
つ以上が異なっていてもよい。
この考案にかかる弾性丸編地は、以上に述べたものに
限られない。たとえば、編組織は第1図に示したもので
ある必要はない。なお、第1図では、弾性丸編地の編目
コースのらせん方向の図示のため、編組織を一部分だけ
(一点鎖線Lで示す枠内)で示している。また、第2図
および第3図では、ナイロン糸の太さが異なっているよ
うに描かれているが、これは、太さの違いを示すためで
はなく、撚り数の違いを示すためであり、両ナイロン糸
は同じ太さであってもよい。
この考案にかかる弾性丸編地は、SCYの撚り数の設定
の仕方が従来と異なっているが、編機や編成方法などは
従来と同じものを使用して製造することができる。
この考案にかかる弾性丸編地は、伸張したときに、横
すじが目立たず、ムラのない透明感が得られ、外観品位
の良いので、たとえば、ストッキング、パンティストッ
キングなどとされるが、これら以外のものに使用されて
もよい。
以下に、この考案の具体的な実施例おび比較例を示す
が、この考案は下記実施例に限定されない。
−実施例1〜5および比較例1〜3− 第1表に示すSCY(A)および(B)を用い、パンス
ト編機(永田精機(株)製のKT-4 4″×400本の丸編
機)により、1コースごとにSCY(A)と(B)とを1
本ずつ交互に配して編成し、パンティストッキングとな
る弾性丸編地を形成した。この弾性丸編地を通常のやり
方に従って精練、染色、柔軟仕上げした後、パンスト仕
上機(セッター)で118℃、10秒間足型セットして、パ
ンティストッキングを得た。なお、ここで用いた丸編機
は、上から見て針がシリンダーとともに左回り(反時計
回り)に回転するものである。得られたパンティストッ
キングの編目コースのらせん方向も第1表に示した。
得られたパンティストッキングについて、編目の均一
性、横すじの有無(横すじがより少ない方がより優れて
いる)、および、透明性を調べた。これらの性能は、撚
り数に差をつけていない比較例2のパンティストッキン
グを基準(△)にして、それと比べて、 非常に優れている…◎ 優れている…○ 同等である…△ 劣っている…× 非常に劣っている…×× の5段階で評価し、結果を第1表に示した。
編目の均一性、および、横すじの有無は、展示用足型
および紙製ボード(パンティストッキングの置寸幅の1.
0〜1.5倍の幅のもの)に装着して、肉眼判定により調べ
た。
透明性は、前記紙製ボードをパンティストッキングの
中に入れ、ボードの色目をかえ、肉眼判定によりランク
付けを行った。
なお、実施例および比較例のパンティストッキングに
ついて、定伸長引張り試験機を用いて同じ部分(レッグ
部およびソール部)の横方向の伸びを調べた。この測定
試料は、各パンティストッキングから輪切り方法で400
コース分を採集したものであった。試料を製品の置寸に
設定し、50cm/分の伸張スピードで1.8kg fの張力となる
まで伸張したときの伸びを測定したところ、いずれも同
等の伸びを示した。
第1表にみるように、実施例のパンティストッキング
は、編目が均一で、横すじが見られず、透明性にもムラ
がなかった。これに対し、比較例1のものは、SCY
(A)および(B)の撚り数の設定の仕方が実施例1と
は逆であるため、比較例2のものは、撚り数が同じであ
るため、比較例3のものは、撚り数の差が3%未満であ
るため、いずれも、外観品位(編目の均一性および横す
じ)が悪いという問題があった。
〔考案の効果〕
この考案にかかる弾性丸編地は、SCY(A)と(B)
とが1本ごと交互になるようにして編成されており、SC
Y(A)と(B)とが上記のように特定の撚り方向およ
び撚り数となるように設定されているので、編目の均一
性が良く、これにより、伸張したときに横すじが目立た
ず、ムラのない透明感が得られる、外観品位の良いもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案にかかる弾性丸編地の1実施例の模
式図、第2図は、その弾性丸編地に用いたSCY(A)の
模式図であって第5図の円M内を拡大した図、第3図
は、その弾性丸編地に用いたSCY(B)の模式図であっ
て第5図の円N内を拡大した図、第4図は、その弾性丸
編地の製造に用いた装置の1例の模式図、第5図は、SC
Y(A)および(B)の給糸状態と編組織を表す模式図
である。 1……弾性丸編地、2,3……ナイロン糸、6……丸編
機、(A)……SCY(A)、(B)……SCY(B)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性繊維糸にナイロン糸をS方向に巻き付
    けてなるシングルカバードヤーン(A)と、弾性繊維糸
    にナイロン糸をZ方向に巻き付けてなるシングルカバー
    ドヤーン(B)とが1本ごと交互になるようにして編成
    されている弾性丸編地において、前記シングルカバード
    ヤーン(A)および(B)のうちの、撚り方向が編目コ
    ースのらせん方向と同じになっている糸が他方に対して
    3%以上多い撚り数にされていることを特徴とする弾性
    丸編地。
JP8306090U 1990-08-04 1990-08-04 弾性丸編地 Expired - Lifetime JPH089186Y2 (ja)

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JP8306090U JPH089186Y2 (ja) 1990-08-04 1990-08-04 弾性丸編地

Applications Claiming Priority (1)

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JP8306090U JPH089186Y2 (ja) 1990-08-04 1990-08-04 弾性丸編地

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Publication Number Publication Date
JPH0440786U JPH0440786U (ja) 1992-04-07
JPH089186Y2 true JPH089186Y2 (ja) 1996-03-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220104559A1 (en) * 2019-07-01 2022-04-07 Falke Kgaa Leg garment

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20220104559A1 (en) * 2019-07-01 2022-04-07 Falke Kgaa Leg garment

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