JPH0891882A - 防火・防犯用窓ガラス - Google Patents
防火・防犯用窓ガラスInfo
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- JPH0891882A JPH0891882A JP6221804A JP22180494A JPH0891882A JP H0891882 A JPH0891882 A JP H0891882A JP 6221804 A JP6221804 A JP 6221804A JP 22180494 A JP22180494 A JP 22180494A JP H0891882 A JPH0891882 A JP H0891882A
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- plate
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- fire
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 火炎などを遮断する防火性能を持ち、通常時
には耐衝撃性に優れ、貫通孔の出来にくい防犯性能を併
せもつ透光性ガラス板窓を提供すること。 【構成】 少なくとも2枚のガラス板の間に、透かし部
を有する金属薄板を介在させ、かつ前記金属薄板の表面
とそれに対向するガラス板表面をフリットにより接着し
て一体化構造としたことを特徴とする防火・防犯用窓ガ
ラスである。
には耐衝撃性に優れ、貫通孔の出来にくい防犯性能を併
せもつ透光性ガラス板窓を提供すること。 【構成】 少なくとも2枚のガラス板の間に、透かし部
を有する金属薄板を介在させ、かつ前記金属薄板の表面
とそれに対向するガラス板表面をフリットにより接着し
て一体化構造としたことを特徴とする防火・防犯用窓ガ
ラスである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防火性能を有するととも
に、衝撃等による貫通孔生成が困難で犯罪者の侵入抑止
効果が高い防火・防犯ガラスに関する。
に、衝撃等による貫通孔生成が困難で犯罪者の侵入抑止
効果が高い防火・防犯ガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】火災時に延焼を防止できる防火性能を持
つガラス板としては、金属網入りガラス板が最も良く知
られている。近年、金属網入りガラス板に代わって、熱
膨張係数が小さくかつ軟化温度の高い透明結晶化ガラス
あるいは強化したほう珪酸ガラスを使用する例も見られ
る。しかし、これらはいずれも充分な耐衝撃性および耐
貫通性を持たず、犯罪者侵入の抑制効果が十分ではな
い。
つガラス板としては、金属網入りガラス板が最も良く知
られている。近年、金属網入りガラス板に代わって、熱
膨張係数が小さくかつ軟化温度の高い透明結晶化ガラス
あるいは強化したほう珪酸ガラスを使用する例も見られ
る。しかし、これらはいずれも充分な耐衝撃性および耐
貫通性を持たず、犯罪者侵入の抑制効果が十分ではな
い。
【0003】一方、耐衝撃性と耐貫通性を有し、防犯性
能を持つガラス板としては合わせガラスが知られてい
る。更に性能を向上させるため強化ガラスを使用した強
化合わせガラスも知られている。また、中間膜の間に透
孔性を有する金属製板材を入れた防犯窓用合わせガラス
も考案されている(実開平2−140938)。これら
はいずれも有機性の合わせ用中間膜を使用しているた
め、火災時の高温状態には有害ガスが発生する危険があ
るとともにその形状を保持できず防火性能が弱い。
能を持つガラス板としては合わせガラスが知られてい
る。更に性能を向上させるため強化ガラスを使用した強
化合わせガラスも知られている。また、中間膜の間に透
孔性を有する金属製板材を入れた防犯窓用合わせガラス
も考案されている(実開平2−140938)。これら
はいずれも有機性の合わせ用中間膜を使用しているた
め、火災時の高温状態には有害ガスが発生する危険があ
るとともにその形状を保持できず防火性能が弱い。
【0004】2枚のガラス板の間の空隙に透かし部をも
つ金属を挟んだ考案もある(実開昭56−14673
4)。更に1枚のガラス板に打ち抜き孔のある金属薄板
を接着した透光面材がある(実開昭63−11632
6)。これら二つの考案いずれも充分な防火性能は期待
できない。
つ金属を挟んだ考案もある(実開昭56−14673
4)。更に1枚のガラス板に打ち抜き孔のある金属薄板
を接着した透光面材がある(実開昭63−11632
6)。これら二つの考案いずれも充分な防火性能は期待
できない。
【0005】また、耐熱性の低膨張透明結晶化ガラスと
普通のソーダ石灰ガラス、あるいは低膨張ほう珪酸ガラ
スの間にPET膜を挟み、接着した合わせガラスが防火
・安全ガラス板として開示されている(特開平6−48
786)。これも膜厚が薄くて防犯性の点では不十分で
ある。
普通のソーダ石灰ガラス、あるいは低膨張ほう珪酸ガラ
スの間にPET膜を挟み、接着した合わせガラスが防火
・安全ガラス板として開示されている(特開平6−48
786)。これも膜厚が薄くて防犯性の点では不十分で
ある。
【0006】透かし部のある金属薄板を2枚のガラス板
で挟んで、誘導加熱により金属薄板とガラス板を融着す
る考案がある(特開平6−56485)。この方法は金
属薄板が急に加熱されるため、ガラス板に亀裂が入りや
すい欠点がある。
で挟んで、誘導加熱により金属薄板とガラス板を融着す
る考案がある(特開平6−56485)。この方法は金
属薄板が急に加熱されるため、ガラス板に亀裂が入りや
すい欠点がある。
【0007】更に、網入りガラスの表面に伝導性のパタ
ーンを形成し、ガラスが破損すると導通しなくなること
を利用して警報を出すなどの工夫をした防火・防犯ガラ
スもあるが、誤警報の恐れもあり、また意図的な犯罪者
の侵入を阻止できない。
ーンを形成し、ガラスが破損すると導通しなくなること
を利用して警報を出すなどの工夫をした防火・防犯ガラ
スもあるが、誤警報の恐れもあり、また意図的な犯罪者
の侵入を阻止できない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】最近、高層集合住宅の
入り口ドアーなどに防火性と防犯性を併せ持つ透光性材
料が要求されている。合わせガラスの場合には有機性の
中間膜を使用する必要があり、この中間膜は一般に可燃
性のため、甲種あるいは乙種防火戸としての機能は期待
しがたい。燃えにくい有機薄膜もあるが非常に高価で接
着性などに問題がある。一方、防火性能を重視すれば、
金属網入りガラス板に見られるように、意図的な犯罪者
の侵入を抑止出来るほどの耐衝撃性と耐貫通性を持たせ
ることができない。
入り口ドアーなどに防火性と防犯性を併せ持つ透光性材
料が要求されている。合わせガラスの場合には有機性の
中間膜を使用する必要があり、この中間膜は一般に可燃
性のため、甲種あるいは乙種防火戸としての機能は期待
しがたい。燃えにくい有機薄膜もあるが非常に高価で接
着性などに問題がある。一方、防火性能を重視すれば、
金属網入りガラス板に見られるように、意図的な犯罪者
の侵入を抑止出来るほどの耐衝撃性と耐貫通性を持たせ
ることができない。
【0009】本発明の目的は火炎などを遮断する防火性
能を持ち、通常時には耐衝撃性に優れ、貫通孔の出来に
くい防犯性能を併せもつ透光性ガラス板窓を提供するこ
とにある。
能を持ち、通常時には耐衝撃性に優れ、貫通孔の出来に
くい防犯性能を併せもつ透光性ガラス板窓を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の目的
を達成すべく、研究を重ねた結果、中間膜などの有機性
材料を使用することなく防火性と防犯性を兼ね備えた透
光性ガラス板窓の構造を見いだした。すなわち、本発明
は、少なくとも2枚のガラス板の間に、透かし部を有す
る金属薄板を介在させ、かつ前記金属薄板の表面とそれ
に対向するガラス板表面をフリットにより接着して一体
化構造としたことを特徴とする防火・防犯用窓ガラスで
ある。
を達成すべく、研究を重ねた結果、中間膜などの有機性
材料を使用することなく防火性と防犯性を兼ね備えた透
光性ガラス板窓の構造を見いだした。すなわち、本発明
は、少なくとも2枚のガラス板の間に、透かし部を有す
る金属薄板を介在させ、かつ前記金属薄板の表面とそれ
に対向するガラス板表面をフリットにより接着して一体
化構造としたことを特徴とする防火・防犯用窓ガラスで
ある。
【0011】本発明による防火・防犯用窓ガラスは、2
枚または3枚以上のガラス板の間に所定厚みの少なくと
も1枚の金属薄板を挟んで接着した一体化構造になって
いる。前記金属薄板は互いに隔てられた複数の透かし部
分をもっている。この透かし部分は窓ガラスに透光性を
もたせる。そして金属薄板の表面とそれに対向するガラ
ス板表面はフリットにより接着されている。このフリッ
トとしては、ガラス同士、金属同士、あるいは金属とガ
ラスを接着および封着する無機材料として広く電子部品
などに使用されているものを使用することができる。フ
リットをビークルと呼ぶ有機溶剤と混合して金属薄板の
両面に塗布し、これをガラス板の間に挟んで、フリット
の融着温度で加熱すれば金属薄板とガラス板が一体化し
た防火・防犯ガラスが得られる。
枚または3枚以上のガラス板の間に所定厚みの少なくと
も1枚の金属薄板を挟んで接着した一体化構造になって
いる。前記金属薄板は互いに隔てられた複数の透かし部
分をもっている。この透かし部分は窓ガラスに透光性を
もたせる。そして金属薄板の表面とそれに対向するガラ
ス板表面はフリットにより接着されている。このフリッ
トとしては、ガラス同士、金属同士、あるいは金属とガ
ラスを接着および封着する無機材料として広く電子部品
などに使用されているものを使用することができる。フ
リットをビークルと呼ぶ有機溶剤と混合して金属薄板の
両面に塗布し、これをガラス板の間に挟んで、フリット
の融着温度で加熱すれば金属薄板とガラス板が一体化し
た防火・防犯ガラスが得られる。
【0012】本発明において、ガラス板、フリットおよ
び金属薄板の熱膨張率の差を所定の範囲内になるように
選ぶことにより、ガラス板と金属薄板が熱処理の冷却過
程であるいは使用中に外れたりすることが防止され、接
着後に大きな歪が残ってガラス板が割れ易くなるのを防
止することができる。通常、ガラス板として使用される
ソーダ・ライムシリケート組成のガラスの熱膨張率は、
30〜350℃で約85×10-7/℃である。金属薄板
とガラス板の熱膨張率差は、出来る限り小さい方が熱応
力の発生による破損の危険が少なくて好ましい。ガラス
板と金属薄板の間に存在させるフリットとして適当な熱
膨張率を有するものを選ぶことにより、発生する熱応力
は緩和されるため、金属薄板として熱膨張率が70〜1
30×10-7/℃(30〜350℃)の範囲のものを使
用して一体化構造を維持することができる。このときフ
リットの熱膨張率は80〜120×10-7/℃(30〜
350℃)であれば、一体化構造が維持できるともに、
ガラスが破損することもない。このような熱膨張率範囲
にある金属薄板の材質としては例えば、Sylvani
a#4( 42Niー6Cr-Fe)、SUS410(1
3Cr-Fe)、SUS430(18Cr-Fe)、Ca
rpenter52(50NiーFe)などがある。
び金属薄板の熱膨張率の差を所定の範囲内になるように
選ぶことにより、ガラス板と金属薄板が熱処理の冷却過
程であるいは使用中に外れたりすることが防止され、接
着後に大きな歪が残ってガラス板が割れ易くなるのを防
止することができる。通常、ガラス板として使用される
ソーダ・ライムシリケート組成のガラスの熱膨張率は、
30〜350℃で約85×10-7/℃である。金属薄板
とガラス板の熱膨張率差は、出来る限り小さい方が熱応
力の発生による破損の危険が少なくて好ましい。ガラス
板と金属薄板の間に存在させるフリットとして適当な熱
膨張率を有するものを選ぶことにより、発生する熱応力
は緩和されるため、金属薄板として熱膨張率が70〜1
30×10-7/℃(30〜350℃)の範囲のものを使
用して一体化構造を維持することができる。このときフ
リットの熱膨張率は80〜120×10-7/℃(30〜
350℃)であれば、一体化構造が維持できるともに、
ガラスが破損することもない。このような熱膨張率範囲
にある金属薄板の材質としては例えば、Sylvani
a#4( 42Niー6Cr-Fe)、SUS410(1
3Cr-Fe)、SUS430(18Cr-Fe)、Ca
rpenter52(50NiーFe)などがある。
【0013】本発明では、フリットを塗布した金属薄板
をガラス板の間に挟んで加熱処理を行う温度は、ガラス
板の軟化点(約750℃)より低いので、ガラス板表面
の平滑性に影響することが無く、金属薄板の透かし部に
対向するガラス板部分は軟化変形せず表面の平滑性は損
なわれない。従って、このガラス板部分を通して光は直
進するので透光性だけでなく透視性も維持できる。フリ
ットとしては、400〜750℃の封着温度を有する非
晶質フリットまたは750℃以下の封着温度を有する結
晶質フリットが好ましい。400℃未満の非晶質フリッ
トでは、火災発生時フリットが軟化して一体化構造が維
持できなくなり防火性能が低下する。750℃より高温
側になると前述のごとくガラス板が軟化して透視性が悪
化する。
をガラス板の間に挟んで加熱処理を行う温度は、ガラス
板の軟化点(約750℃)より低いので、ガラス板表面
の平滑性に影響することが無く、金属薄板の透かし部に
対向するガラス板部分は軟化変形せず表面の平滑性は損
なわれない。従って、このガラス板部分を通して光は直
進するので透光性だけでなく透視性も維持できる。フリ
ットとしては、400〜750℃の封着温度を有する非
晶質フリットまたは750℃以下の封着温度を有する結
晶質フリットが好ましい。400℃未満の非晶質フリッ
トでは、火災発生時フリットが軟化して一体化構造が維
持できなくなり防火性能が低下する。750℃より高温
側になると前述のごとくガラス板が軟化して透視性が悪
化する。
【0014】フリットには熱処理、接着後もガラス状態
を保持している非晶質系と結晶化する結晶質系があり、
いずれも使用可能だが、火災発生時のことを考えると一
般的には軟化しにくい結晶質系が有利である。更に廃棄
された場合の環境対策やリサイクル性を考えると、鉛や
カドミウムなどの有害物を含まないフリットが望まし
い。例えば珪素、ほう素、アルカリ金属およびアルカリ
土類金属の各酸化物からなるガラスと有害物を含まない
フィラー、例えばコージライト、ジルコンなど、からな
るフリットが望ましい。フリットに各種無機系着色剤を
含有するなどして着色することも可能である。
を保持している非晶質系と結晶化する結晶質系があり、
いずれも使用可能だが、火災発生時のことを考えると一
般的には軟化しにくい結晶質系が有利である。更に廃棄
された場合の環境対策やリサイクル性を考えると、鉛や
カドミウムなどの有害物を含まないフリットが望まし
い。例えば珪素、ほう素、アルカリ金属およびアルカリ
土類金属の各酸化物からなるガラスと有害物を含まない
フィラー、例えばコージライト、ジルコンなど、からな
るフリットが望ましい。フリットに各種無機系着色剤を
含有するなどして着色することも可能である。
【0015】本発明において、金属薄板の端部をガラス
の端部より2〜10mm程度、引っ込めておいて金属薄
板に接当しないガラス板の全周端部にもフリットを塗布
してガラス端部同士を接着すれば、金属薄板が完全にガ
ラス板中に閉じこめられるため、雨水の侵入などによる
金属薄板が錆びるのを防止することができる。なお、金
属薄板の透かし部に対向するガラス板部分は軟化変形せ
ず、金属薄板の透かし部の両側の2枚のガラス板部分の
間は空間が生じている。
の端部より2〜10mm程度、引っ込めておいて金属薄
板に接当しないガラス板の全周端部にもフリットを塗布
してガラス端部同士を接着すれば、金属薄板が完全にガ
ラス板中に閉じこめられるため、雨水の侵入などによる
金属薄板が錆びるのを防止することができる。なお、金
属薄板の透かし部に対向するガラス板部分は軟化変形せ
ず、金属薄板の透かし部の両側の2枚のガラス板部分の
間は空間が生じている。
【0016】ガラス板の間に入れる金属薄板の厚みは
0.1〜1.0mmが好ましい。0.1mm未満では耐
衝撃性および耐貫通性向上に効果が少なく犯罪者の侵入
を抑制できず、1.0mm以上では一体化構造窓ガラス
が重くなりすぎる欠点がある。更に好ましくは0.3〜
1.0mmである。0.3mm以上であれば、後述する
耐貫通性試験で10分以上の性能が得られ、防犯性能と
して申し分ない。
0.1〜1.0mmが好ましい。0.1mm未満では耐
衝撃性および耐貫通性向上に効果が少なく犯罪者の侵入
を抑制できず、1.0mm以上では一体化構造窓ガラス
が重くなりすぎる欠点がある。更に好ましくは0.3〜
1.0mmである。0.3mm以上であれば、後述する
耐貫通性試験で10分以上の性能が得られ、防犯性能と
して申し分ない。
【0017】金属透かし部の形状は、円形、楕円形ある
いは多角形でそれぞれその直径、または円に面積換算し
た場合の直径が、3〜20mmの範囲が望ましい。3m
m未満では透光性が充分でなく、20mmを越えると耐
貫通性と防火性に問題がある。より好ましい直径の範囲
は6〜15mmである。この範囲にあれば、耐貫通性を
確保した上で透視性も良くなる。金属透かし部の開口率
は20〜70%が好ましい。20%未満では透光性が充
分でなく、70%を越えると耐貫通性と防火性が低下す
る。通常は、ほぼ等しい寸法の複数の透かし部を規則的
に金属薄板にパンチング等により設ける。
いは多角形でそれぞれその直径、または円に面積換算し
た場合の直径が、3〜20mmの範囲が望ましい。3m
m未満では透光性が充分でなく、20mmを越えると耐
貫通性と防火性に問題がある。より好ましい直径の範囲
は6〜15mmである。この範囲にあれば、耐貫通性を
確保した上で透視性も良くなる。金属透かし部の開口率
は20〜70%が好ましい。20%未満では透光性が充
分でなく、70%を越えると耐貫通性と防火性が低下す
る。通常は、ほぼ等しい寸法の複数の透かし部を規則的
に金属薄板にパンチング等により設ける。
【0018】3枚以上のガラス板の隣り合ったガラス板
の間にそれぞれ金属薄板を透かし部を合わせて接着すれ
ば、透光性を確保した上で防火性能と耐衝撃性能は飛躍
的に向上する。
の間にそれぞれ金属薄板を透かし部を合わせて接着すれ
ば、透光性を確保した上で防火性能と耐衝撃性能は飛躍
的に向上する。
【0019】使用するガラス板は、透明ガラス以外に熱
線や紫外線あるいは可視域の特定波長を吸収、反射する
ガラス板でも良い。さらには型ガラス板や金属線あるい
は金属網入りガラス板でも良い。
線や紫外線あるいは可視域の特定波長を吸収、反射する
ガラス板でも良い。さらには型ガラス板や金属線あるい
は金属網入りガラス板でも良い。
【0020】以上、金属薄板とガラス板をフリットによ
り接着する一体化構造(フリット法)について説明した
が、フリットを用いずに、金属薄板をガラス板の間に挟
んでガラス板を軟化点以上に加熱することで一体化構造
にすることもできる。(以下単に融着法と呼ぶ)
り接着する一体化構造(フリット法)について説明した
が、フリットを用いずに、金属薄板をガラス板の間に挟
んでガラス板を軟化点以上に加熱することで一体化構造
にすることもできる。(以下単に融着法と呼ぶ)
【0021】融着法ではガラス板に金属薄板を挟み、ガ
ラス板と金属薄板、およびガラス板同士が互いに融着す
る温度まで加熱し、有機系材料はもちろんフリットなど
の無機系封着剤を使用することなくガラス板と金属薄板
を一体化する。なお、加熱炉は天然ガスや重油などの化
石燃料を用いるか、ニクロム線など電気抵抗体により、
ガラス板全体を加熱し、局部加熱によりガラス板に亀裂
が入らないようにする。融着法の場合には軟化点以上で
の熱処理となるため、ガラス板表面の平滑性は悪化する
ので透視性はよくないが透光性は充分である。なお一体
化処理した後、ガラス板の表面を研磨すれば透視性は良
くなる。
ラス板と金属薄板、およびガラス板同士が互いに融着す
る温度まで加熱し、有機系材料はもちろんフリットなど
の無機系封着剤を使用することなくガラス板と金属薄板
を一体化する。なお、加熱炉は天然ガスや重油などの化
石燃料を用いるか、ニクロム線など電気抵抗体により、
ガラス板全体を加熱し、局部加熱によりガラス板に亀裂
が入らないようにする。融着法の場合には軟化点以上で
の熱処理となるため、ガラス板表面の平滑性は悪化する
ので透視性はよくないが透光性は充分である。なお一体
化処理した後、ガラス板の表面を研磨すれば透視性は良
くなる。
【0022】金属薄板の寸法をガラス板の寸法よりもや
や小さくして金属薄板の端部をガラス板端部より5mm
程度、引っ込めておき、金属薄板の端部よりも突出した
ガラス板の全周端部を融着すれば、金属薄板が完全にガ
ラス板中に閉じこめられるため金属薄板が錆びることも
ないので好ましい。しかし金属薄板の端部をガラス板端
部よりあまり大きく引っ込めると、金属薄板の透かし部
における両ガラス板の間に空気が残りやすい。空気が残
らないようにするためガラス板の中央部分から次第に周
辺部分へと融着が進行するように、ガラス板の中央部分
が周辺部分よりも先に高温度になるようなガラス板の温
度分布とするなどの必要がある。この点でも誘導加熱に
よる急熱は好ましくない。融着法の場合には使用可能な
金属薄板の熱膨張率の範囲は上述のように80〜120
×10-7/℃(30〜350℃)である。80×10-7
/℃未満あるいは120×10-7/℃より大きいと上述
のようにガラス板が割れたり、接着が外れたりする。金
属薄板の厚み、金属透かし部の形状、大きさ、金属透か
し部の開口率等については、前述のフリットを使用する
場合と同様である。
や小さくして金属薄板の端部をガラス板端部より5mm
程度、引っ込めておき、金属薄板の端部よりも突出した
ガラス板の全周端部を融着すれば、金属薄板が完全にガ
ラス板中に閉じこめられるため金属薄板が錆びることも
ないので好ましい。しかし金属薄板の端部をガラス板端
部よりあまり大きく引っ込めると、金属薄板の透かし部
における両ガラス板の間に空気が残りやすい。空気が残
らないようにするためガラス板の中央部分から次第に周
辺部分へと融着が進行するように、ガラス板の中央部分
が周辺部分よりも先に高温度になるようなガラス板の温
度分布とするなどの必要がある。この点でも誘導加熱に
よる急熱は好ましくない。融着法の場合には使用可能な
金属薄板の熱膨張率の範囲は上述のように80〜120
×10-7/℃(30〜350℃)である。80×10-7
/℃未満あるいは120×10-7/℃より大きいと上述
のようにガラス板が割れたり、接着が外れたりする。金
属薄板の厚み、金属透かし部の形状、大きさ、金属透か
し部の開口率等については、前述のフリットを使用する
場合と同様である。
【0023】
【作用】本発明により、ガラス板と透かし部を有する金
属薄板を一体化構造とした窓ガラスは火災発生時、金属
薄板とガラス板がフリットを介してあるいは直接、強固
に接着しているため、ガラス片が脱落、貫通孔を形成す
ることなく火炎や煙の通過を金属網入りガラス板と同様
に所定の時間阻止し、火災拡大を防ぐ効果がある。熱伝
導の良い金属薄板を挟んでいるため、火炎などで加熱さ
れた窓ガラス中央の高温部と周辺の低温部の温度差が抑
制されて、端部から発生した亀裂の進展を普通の金属網
入りの防火ガラスよりも妨げる効果がある。
属薄板を一体化構造とした窓ガラスは火災発生時、金属
薄板とガラス板がフリットを介してあるいは直接、強固
に接着しているため、ガラス片が脱落、貫通孔を形成す
ることなく火炎や煙の通過を金属網入りガラス板と同様
に所定の時間阻止し、火災拡大を防ぐ効果がある。熱伝
導の良い金属薄板を挟んでいるため、火炎などで加熱さ
れた窓ガラス中央の高温部と周辺の低温部の温度差が抑
制されて、端部から発生した亀裂の進展を普通の金属網
入りの防火ガラスよりも妨げる効果がある。
【0024】さらに通常時においては透かし部を有する
金属薄板がガラス板と一体化した構造のため変形しがた
く耐衝撃性能および耐貫通性能に優れ、犯罪者が故意に
本発明の窓ガラスを破損して、侵入を図っても容易には
侵入させないことで優れた防犯性能がある。そして透か
し部の大きさや開口率を調節することで適当な透光性あ
るいは透視性が得られる。
金属薄板がガラス板と一体化した構造のため変形しがた
く耐衝撃性能および耐貫通性能に優れ、犯罪者が故意に
本発明の窓ガラスを破損して、侵入を図っても容易には
侵入させないことで優れた防犯性能がある。そして透か
し部の大きさや開口率を調節することで適当な透光性あ
るいは透視性が得られる。
【0025】
【実施例】表1は実施例(1〜4は本発明におけるフリ
ット法、5〜6は本発明における融着法)と比較例の構
成と性能を示すものである。表1の実施例1〜4の一部
断面図を図1に示す。ガラス板1とガラス板2の間に透
かし部3を有する金属薄板4がフリット5を介して接着
され一体化構造の窓ガラスになっている。図2はその一
部平面図である。図3は実施例5〜6の一部断面図であ
る。ガラス板1とガラス板2が透かし部3を有する金属
薄板4とフリットを介することなく融着し、一体化構造
の窓ガラスになっている。
ット法、5〜6は本発明における融着法)と比較例の構
成と性能を示すものである。表1の実施例1〜4の一部
断面図を図1に示す。ガラス板1とガラス板2の間に透
かし部3を有する金属薄板4がフリット5を介して接着
され一体化構造の窓ガラスになっている。図2はその一
部平面図である。図3は実施例5〜6の一部断面図であ
る。ガラス板1とガラス板2が透かし部3を有する金属
薄板4とフリットを介することなく融着し、一体化構造
の窓ガラスになっている。
【0026】実施例および比較例における各サンプルは
以下の方法によって作製した。まずフリット法について
説明する。6〜15mmの開口直径(換算径)の透かし
部、25〜82%の開口率、および95〜180×10
-7/℃(30〜350℃)の熱膨張率を有する厚み0.
05〜0.8mm、59cm角の金属薄板を用意する。
非晶質のフリット(組成系; Bi2O3−B2O3−Zn
O、PbO−B2O3−SiO2、およびSIO2−B2O3
−R2O)あるいは結晶質のフリット(組成系;PbO
−B2O3−ZnO)をビークル(ニトロセルロース2%
混合の酢酸イソアミル)と混合し、上記金属薄板の両面
に薄く塗布して乾燥させる。つぎに厚みが3mmまたは
6.8mmで60cm角のソーダ石灰珪酸塩系組成のガ
ラス板2枚の間にこの金属薄板をその端部がガラス板全
周の端部より0.5cm引っ込む状態で挟み、金属薄板
のないガラス板外周部にもビークルと混合したフリット
を金属薄板を挟み込む前にあらかじめ塗布する。その
後、サンプルを平らな棚板の上に置いて抵抗式電気炉で
450〜630℃の温度で約30分熱処理して、一体化
構造の窓ガラスが得られる。
以下の方法によって作製した。まずフリット法について
説明する。6〜15mmの開口直径(換算径)の透かし
部、25〜82%の開口率、および95〜180×10
-7/℃(30〜350℃)の熱膨張率を有する厚み0.
05〜0.8mm、59cm角の金属薄板を用意する。
非晶質のフリット(組成系; Bi2O3−B2O3−Zn
O、PbO−B2O3−SiO2、およびSIO2−B2O3
−R2O)あるいは結晶質のフリット(組成系;PbO
−B2O3−ZnO)をビークル(ニトロセルロース2%
混合の酢酸イソアミル)と混合し、上記金属薄板の両面
に薄く塗布して乾燥させる。つぎに厚みが3mmまたは
6.8mmで60cm角のソーダ石灰珪酸塩系組成のガ
ラス板2枚の間にこの金属薄板をその端部がガラス板全
周の端部より0.5cm引っ込む状態で挟み、金属薄板
のないガラス板外周部にもビークルと混合したフリット
を金属薄板を挟み込む前にあらかじめ塗布する。その
後、サンプルを平らな棚板の上に置いて抵抗式電気炉で
450〜630℃の温度で約30分熱処理して、一体化
構造の窓ガラスが得られる。
【0027】つぎに融着法について説明する。60cm
角のガラス板2枚の間に透かし部を有する59cm角の
金属薄板をその端部がガラス板端部より0.5cm引っ
込む状態で挟み、平らな棚板の上に置いて抵抗式電気炉
で730〜770℃の温度で約45分熱処理して、一体
化構造の窓ガラスが得られる。加熱炉は急熱される誘導
加熱方式は亀裂発生の点で好ましくなく、上記の抵抗式
電気炉の代わりにガスや重油などの化石燃料を使用する
炉でも良い。
角のガラス板2枚の間に透かし部を有する59cm角の
金属薄板をその端部がガラス板端部より0.5cm引っ
込む状態で挟み、平らな棚板の上に置いて抵抗式電気炉
で730〜770℃の温度で約45分熱処理して、一体
化構造の窓ガラスが得られる。加熱炉は急熱される誘導
加熱方式は亀裂発生の点で好ましくなく、上記の抵抗式
電気炉の代わりにガスや重油などの化石燃料を使用する
炉でも良い。
【0028】実施例および比較例の評価は次のようにし
て行った。一体化構造はフリット法、あるいは融着法に
より製作された各サンプルにおいて、ガラス板と金属薄
板の接着が外れていたり、ガラス板が割れたりしたもの
は×、ガラス板の割れもなく一体化しているものを○と
した。
て行った。一体化構造はフリット法、あるいは融着法に
より製作された各サンプルにおいて、ガラス板と金属薄
板の接着が外れていたり、ガラス板が割れたりしたもの
は×、ガラス板の割れもなく一体化しているものを○と
した。
【0029】防火性能は箱型電気炉の片面にサンプルを
取付け、炉内ガラス面近くに温度計を設置し、乙種防火
戸試験の昇温曲線により加熱したあと、ガラスが脱落し
たり、貫通孔のあるものは×、ガラスに亀裂はあるが脱
落のないものは○とした。
取付け、炉内ガラス面近くに温度計を設置し、乙種防火
戸試験の昇温曲線により加熱したあと、ガラスが脱落し
たり、貫通孔のあるものは×、ガラスに亀裂はあるが脱
落のないものは○とした。
【0030】防犯性能はつぎのようにして耐衝撃性およ
び耐貫通性を評価した。耐衝撃性はJISR3205
(合わせガラス)のショットバッグ試験(3類)に準拠
して評価し、適合したものを○とした。耐貫通性は空き
巣の手口に倣い、サッシにはめたサンプルにマイナスの
ドライバーで孔をこじ開けて広げ、クレセント錠のロッ
クを外すまでの時間を測定して3分未満を×、3分以上
かかったものを○、10分以上かかったものを◎とし
た。
び耐貫通性を評価した。耐衝撃性はJISR3205
(合わせガラス)のショットバッグ試験(3類)に準拠
して評価し、適合したものを○とした。耐貫通性は空き
巣の手口に倣い、サッシにはめたサンプルにマイナスの
ドライバーで孔をこじ開けて広げ、クレセント錠のロッ
クを外すまでの時間を測定して3分未満を×、3分以上
かかったものを○、10分以上かかったものを◎とし
た。
【0031】実施例1〜4のフリット法、5〜6の融着
法による各サンプルともガラス板と金属薄板が一体化し
ていて、所定の防火性能および防犯性能を示す。
法による各サンプルともガラス板と金属薄板が一体化し
ていて、所定の防火性能および防犯性能を示す。
【0032】比較例1は金属薄板の熱膨張率が大きすぎ
て、ガラス板と接着できず、一体化構造にならない。比
較例2は金属薄板の開口率が大きすぎて、比較例3は金
属薄板の厚みが薄すぎてともに耐貫通性が不足し、所定
の防犯性能を満足しない。比較例4は融着温度が低すぎ
て、一体化しない。比較例5は市販のクロス型金属網入
りガラス板の例で防火性能はあるが、防犯性能はない。
乙種防火戸試験を実施すると金属網入りガラス板の亀裂
は周辺部から中央部まで進展しているが、本発明による
実施例はフリット法、融着法に関わらず、周辺部の亀裂
は中央部まで進展せず、より長時間あるいはより高温度
などの過酷な火災状況に対応しうるものと考えられる。
図4のaおよびbはそれぞれ実施例1と比較例5につい
ての乙種防火戸試験後のサンプルの亀裂状態を示し、比
較例5では亀裂が窓ガラス中央部まで達しており防火性
能が不足しているが、実施例1では亀裂は窓ガラス周辺
部に留まっており、防火性能が優れている。
て、ガラス板と接着できず、一体化構造にならない。比
較例2は金属薄板の開口率が大きすぎて、比較例3は金
属薄板の厚みが薄すぎてともに耐貫通性が不足し、所定
の防犯性能を満足しない。比較例4は融着温度が低すぎ
て、一体化しない。比較例5は市販のクロス型金属網入
りガラス板の例で防火性能はあるが、防犯性能はない。
乙種防火戸試験を実施すると金属網入りガラス板の亀裂
は周辺部から中央部まで進展しているが、本発明による
実施例はフリット法、融着法に関わらず、周辺部の亀裂
は中央部まで進展せず、より長時間あるいはより高温度
などの過酷な火災状況に対応しうるものと考えられる。
図4のaおよびbはそれぞれ実施例1と比較例5につい
ての乙種防火戸試験後のサンプルの亀裂状態を示し、比
較例5では亀裂が窓ガラス中央部まで達しており防火性
能が不足しているが、実施例1では亀裂は窓ガラス周辺
部に留まっており、防火性能が優れている。
【0033】
【表1】 表1 =================================== 実施例 1 2 3 4 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ガラス板 透明3mm 透明5mm 透明3mm 透明3mm 2枚 2枚 熱線反射3mm 2枚 金属薄板 材質 SUS430 Sylvania#4 SUS430 SUS430 厚み mm 0.4 0.2 0.6 0.8 熱膨張率 10-7/℃ 110 95 110 110 (30〜350℃) 開口径mm 6 6 15 3 (換算径) 開口率% 40 51 68 25 フリット 非晶質系 結晶系 非晶質系 非晶質系 PbO-B2O3-SiO2 PbO-B2O3-ZnO B2O3-SiO2-ZnO B2O3-Bi2O3-ZnO -R2O -R2O 封着温度℃ 500 450 630 550 熱膨張率 10-7/℃ 110 92 95 85 (30〜350℃) 融着温度 ℃ − − − − 一体化構造 ○ ○ ○ ○ 防火性能 ○ ○ ○ ○ 防犯性能 耐衝撃性能 ○ ○ ○ ○ 耐貫通性能 ◎ ○ ◎ ◎ ===================================
【0034】 表1(つづき) =================================== 実施例 比較例 5 6 1 2 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ガラス板 透明3mm 透明3mm 1枚 透明3mm 透明3mm 2枚 金属線入り6mm1枚 2枚 2枚 金属薄板 材質 Carpenter52 SUS430 SUS304 SUS430 厚み mm 0.2 0.4 0.4 0.3 熱膨張率 10-7/℃ 95 110 180 110 (30〜350℃) 開口径mm 8 6 6 15 (換算径) 開口率% 34 61 53 82 フリット − − − − 封着温度℃ − − − − 熱膨張率 10-7/℃ − − − − (30〜350℃) 融着温度 ℃ 760 770 770 760 一体化構造 ○ ○ × ○ 防火性能 ○ ○ 評価せず ○ 防犯性能 耐衝撃性能 ○ ○ 評価せず ○ 耐貫通性能 ○ ◎ 評価せず × ===================================
【0035】 表1(つづき) =================================== 比較例 3 4 5 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ガラス板 透明3mm 透明3mm クロス網入り6.8mm 2枚 2枚 1枚 金属薄板 − 材質 SUS430 SUS430 メッキ軟鋼線 厚み mm 0.05 0.4 熱膨張率 10-7/℃ 110 110 (30〜350℃) 開口径mm 6 6 (換算径) 開口率% 60 48 フリット 結晶系 − − 封着温度℃ 500 − − 熱膨張率 10-7/℃ 92 − − (30〜350℃) 融着温度 ℃ − 730 − 一体化構造 ○ × ○ 防火性能 ○ 評価せず ○ 防犯性能 耐衝撃性能 ○ 評価せず ○ 耐貫通性能 × 評価せず × ================================
【0036】
【発明の効果】本発明による防火・防犯窓ガラスは火災
時にはガラスが脱落することなく火炎を所定の時間、遮
断して延焼を防止する防火性能を示し、かつ通常時には
犯罪者が意図的に破損しようとしても耐貫通性を有する
ため容易にはその侵入を許さないことで優れた防犯性能
も示す。また適当な透光性あるいは透視性が得られる。
時にはガラスが脱落することなく火炎を所定の時間、遮
断して延焼を防止する防火性能を示し、かつ通常時には
犯罪者が意図的に破損しようとしても耐貫通性を有する
ため容易にはその侵入を許さないことで優れた防犯性能
も示す。また適当な透光性あるいは透視性が得られる。
【図1】本発明の1実施例の一部断面図。
【図2】図1の実施例の一部平面図。
【図3】本発明における他の実施例の一部断面図。
【図4】本発明の実施例の防火試験後の亀裂状態を示す
平面図。
平面図。
1;ガラス板 2;ガラス板 3;金属薄板の透かし部 4;金属薄板 5;フリット 11;ガラス板 12;ガラス板 13;金属薄板の透かし部 14;金属薄板
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも2枚のガラス板の間に、透か
し部を有する金属薄板を介在させ、かつ前記金属薄板の
表面とそれに対向するガラス板表面をフリットにより接
着して一体化構造としたことを特徴とする防火・防犯用
窓ガラス。 - 【請求項2】 前記ガラス板がソーダライムシリケート
ガラス組成を有し、かつ前記金属薄板が0.1〜1.0
mmの厚みと、30〜350℃において70〜130×
10-7/℃の線膨張係数を有する請求項1記載の防火・
防犯用窓ガラス。 - 【請求項3】 前記金属薄板は円形、楕円形または多角
形の形状の複数個の透かし部を有し、透かし部のそれぞ
れは円に面積換算したときに3〜20mmの直径を有
し、かつ前記金属薄板が20〜70%の開口率を有する
請求項1または2記載の防火・防犯用窓ガラス。 - 【請求項4】 前記フリットは400〜750℃の封着
温度を有する非晶質フリットまたは750℃以下の封着
温度を有する結晶質フリットである請求項1記載の防火
・防犯用窓ガラス。 - 【請求項5】 前記フリットが30〜350℃において
80〜120×10-7/℃の線膨張係数を有する請求項
2記載の防火・防犯用窓ガラス。 - 【請求項6】 ソーダライムシリケートガラス組成を有
する少なくとも2枚のガラス板の間に、透かし部を有す
る金属薄板を介在させ、かつ前記金属薄板と前記ガラス
板を融着して一体化構造としてなり、前記金属薄板が
0.1〜1.0mmの厚みと、30〜350℃において
80〜120×10-7/℃の線膨張係数と、円形、楕円
形または多角形の形状の複数個の透かし部とを有してお
り、前記透かし部のそれぞれは円に面積換算したときに
3〜20mmの直径を有し、かつ前記金属薄板が20〜
70%の開口率を有する防火・防犯用窓ガラス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6221804A JPH0891882A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 防火・防犯用窓ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6221804A JPH0891882A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 防火・防犯用窓ガラス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0891882A true JPH0891882A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16772463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6221804A Pending JPH0891882A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 防火・防犯用窓ガラス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0891882A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005082617A1 (ja) | 2004-03-02 | 2005-09-09 | Mitsubishi Plastics, Inc. | 積層樹脂フィルム及び合わせガラス |
-
1994
- 1994-09-16 JP JP6221804A patent/JPH0891882A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005082617A1 (ja) | 2004-03-02 | 2005-09-09 | Mitsubishi Plastics, Inc. | 積層樹脂フィルム及び合わせガラス |
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