JPH0891912A - 木質セメント板およびその製造方法 - Google Patents
木質セメント板およびその製造方法Info
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- JPH0891912A JPH0891912A JP25936494A JP25936494A JPH0891912A JP H0891912 A JPH0891912 A JP H0891912A JP 25936494 A JP25936494 A JP 25936494A JP 25936494 A JP25936494 A JP 25936494A JP H0891912 A JPH0891912 A JP H0891912A
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- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B18/00—Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
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- C04B18/16—Waste materials; Refuse from building or ceramic industry
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は木質セメント板の廃材を有効に
利用することにある。 【構成】木質セメント板の原料に16メッシュ以下の粒
径を有する木質セメント板廃材粉末を補強材として10
〜50重量%添加する。
利用することにある。 【構成】木質セメント板の原料に16メッシュ以下の粒
径を有する木質セメント板廃材粉末を補強材として10
〜50重量%添加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は木質セメント板廃材粉末
を混合した木質セメント板およびその製造方法に関する
ものである。
を混合した木質セメント板およびその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【発明の背景】木質セメント板を製造する際、切削工程
において切屑や端切れ等の廃材が製品の10〜25%程
度発生するが、このような木質セメント板廃材は従来は
主として廃棄処分にしていた。しかし公害規制が厳しく
その上廃棄処分場の確保が困難となって廃棄処分費用が
嵩んでいる現状からみて、該木質セメント板廃材の再利
用が強く望まれている。上記木質セメント板廃材の再利
用方法としては、該木質セメント板廃材の粉砕物を木質
セメント板原料に混合して木質セメント板を製造する方
法が検討されている。しかしながら木質セメント板廃材
は木質補強材とセメント硬化物とからなり、多量の混合
は製品の強度低下を招くと云う問題点があった。
において切屑や端切れ等の廃材が製品の10〜25%程
度発生するが、このような木質セメント板廃材は従来は
主として廃棄処分にしていた。しかし公害規制が厳しく
その上廃棄処分場の確保が困難となって廃棄処分費用が
嵩んでいる現状からみて、該木質セメント板廃材の再利
用が強く望まれている。上記木質セメント板廃材の再利
用方法としては、該木質セメント板廃材の粉砕物を木質
セメント板原料に混合して木質セメント板を製造する方
法が検討されている。しかしながら木質セメント板廃材
は木質補強材とセメント硬化物とからなり、多量の混合
は製品の強度低下を招くと云う問題点があった。
【0003】
【従来の技術】従来、木質セメント板廃材粉砕物を木質
セメント板原料に混合することによる製品の強度低下を
防ぐために、該木質セメント板原料に木質セメント板廃
材粉砕物と共に石膏を添加する方法(特公昭55−14
826号)が提供されている。上記方法においてはポル
トランドセメントと木片との混合物に更に6メッシュ以
下に粉砕した木質セメント板廃材粉砕物と二水石膏とが
添加され、該木質セメント板廃材粉砕物は前記原料中の
全固形分に対して30重量%以内になるように調整され
る。
セメント板原料に混合することによる製品の強度低下を
防ぐために、該木質セメント板原料に木質セメント板廃
材粉砕物と共に石膏を添加する方法(特公昭55−14
826号)が提供されている。上記方法においてはポル
トランドセメントと木片との混合物に更に6メッシュ以
下に粉砕した木質セメント板廃材粉砕物と二水石膏とが
添加され、該木質セメント板廃材粉砕物は前記原料中の
全固形分に対して30重量%以内になるように調整され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
方法にあっては、石膏を調達するかあるいは製造する必
要があり、石膏を調達する場合には製品のコストアップ
になり、また石膏を製造する場合には製造装置が必要で
更に製造の手間がかゝる。またこのようにして石膏を添
加しても製品の強度低下をきたさないためには木質セメ
ント板廃材粉砕物の添加量を30重量%以内に制限しな
ければならない。
方法にあっては、石膏を調達するかあるいは製造する必
要があり、石膏を調達する場合には製品のコストアップ
になり、また石膏を製造する場合には製造装置が必要で
更に製造の手間がかゝる。またこのようにして石膏を添
加しても製品の強度低下をきたさないためには木質セメ
ント板廃材粉砕物の添加量を30重量%以内に制限しな
ければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、木質補強材がセメント硬
化物のマトリクス内に分散している木質セメント板であ
って、木質セメント板には木質セメント板廃材粉末が1
0〜50重量%含まれており、該木質セメント板廃材粉
末は16メッシュ以下の粒径である木質セメント板を提
供するものであり、該木質セメント板廃材粉末は55メ
ッシュ以上の粒径のものを20〜60重量%、55メッ
シュ以下の粒径のものを40〜80重量%の割合で含ん
でいる木質セメント板を提供するものである。上記木質
セメント板は例えば木質補強材を混合したセメントに木
質セメント板廃材粉末を10〜50重量%混合し、更に
該混合物の水分含有量を30〜45重量%に調節した上
で型枠上に散布してマットをフォーミングし、該マット
を圧締硬化せしめる方法によって製造される。本発明を
以下に詳細に説明する。
を解決するための手段として、木質補強材がセメント硬
化物のマトリクス内に分散している木質セメント板であ
って、木質セメント板には木質セメント板廃材粉末が1
0〜50重量%含まれており、該木質セメント板廃材粉
末は16メッシュ以下の粒径である木質セメント板を提
供するものであり、該木質セメント板廃材粉末は55メ
ッシュ以上の粒径のものを20〜60重量%、55メッ
シュ以下の粒径のものを40〜80重量%の割合で含ん
でいる木質セメント板を提供するものである。上記木質
セメント板は例えば木質補強材を混合したセメントに木
質セメント板廃材粉末を10〜50重量%混合し、更に
該混合物の水分含有量を30〜45重量%に調節した上
で型枠上に散布してマットをフォーミングし、該マット
を圧締硬化せしめる方法によって製造される。本発明を
以下に詳細に説明する。
【0006】本発明において用いられる木質補強材とし
ては木片、木毛、木質パルプ等、従来の木質セメント板
に用いられる木質補強材と同様なものがある。望ましい
木質補強材としては巾0.5〜2mm、長さ1〜20mm、
アスペクト比(長さ/厚み)20〜30の木片がある。
ては木片、木毛、木質パルプ等、従来の木質セメント板
に用いられる木質補強材と同様なものがある。望ましい
木質補強材としては巾0.5〜2mm、長さ1〜20mm、
アスペクト比(長さ/厚み)20〜30の木片がある。
【0007】本発明において用いられるセメントとして
は、ポルトランドセメント、高炉スラグセメント、シリ
カセメント、フライアッシュセメント、アルミナセメン
ト等が例示される。
は、ポルトランドセメント、高炉スラグセメント、シリ
カセメント、フライアッシュセメント、アルミナセメン
ト等が例示される。
【0008】本発明において用いられる木質セメント板
廃材粉末とは、木質セメント板を製造する際、切削工程
において発生する切屑や端切れ等の廃材を粉砕すること
によって得られるものである。該木質セメント板廃材の
粉砕には通常ハンマーミルが使用される。上記木質セメ
ント板廃材粉末の粒径は16メッシュ以下とされ、更に
粒径が55メッシュ以上のものを20〜60重量%、5
5メッシュ以下の粒径のものを40〜80重量%の割合
で含んでいるような粒度分布を有するものが望ましい。
廃材粉末とは、木質セメント板を製造する際、切削工程
において発生する切屑や端切れ等の廃材を粉砕すること
によって得られるものである。該木質セメント板廃材の
粉砕には通常ハンマーミルが使用される。上記木質セメ
ント板廃材粉末の粒径は16メッシュ以下とされ、更に
粒径が55メッシュ以上のものを20〜60重量%、5
5メッシュ以下の粒径のものを40〜80重量%の割合
で含んでいるような粒度分布を有するものが望ましい。
【0009】上記原料の他に更にセメントの一部をケイ
砂、ケイ石粉、シリカヒューム、シラスバルーン、パー
ライト、ベントナイト、ケイソウ土等の充填剤で置換し
てもよいし、あるいは塩化カルシウム、塩化マグネシウ
ム、硫酸アルミニウム、アルミン酸ソーダ、水ガラス等
のセメント硬化促進剤やワックス、パラフィン、シリコ
ン等の撥水剤等を添加してもよい。
砂、ケイ石粉、シリカヒューム、シラスバルーン、パー
ライト、ベントナイト、ケイソウ土等の充填剤で置換し
てもよいし、あるいは塩化カルシウム、塩化マグネシウ
ム、硫酸アルミニウム、アルミン酸ソーダ、水ガラス等
のセメント硬化促進剤やワックス、パラフィン、シリコ
ン等の撥水剤等を添加してもよい。
【0010】本発明の木質セメント板は芯層部の表裏面
に表層部を積層した三層構造とすることが望ましい。こ
のような三層構造の木質セメント板の場合、表層部およ
び芯層部ともに原料混合物Aの組成は通常セメント30
〜60重量%、木質補強材15〜30重量%、木質セメ
ント板廃材粉末10〜50重量%である。しかしなが
ら、上記三層構造の木質セメント板にあっては、表層部
には緻密構造を与えるために木質補強材として目開き
4.5mm以下の粒径の微細木質補強材を使用し、芯層部
には粗構造を与えるために木質補強材として目開き4.
5〜10mmの粒径の粗大木質補強材を使用する。
に表層部を積層した三層構造とすることが望ましい。こ
のような三層構造の木質セメント板の場合、表層部およ
び芯層部ともに原料混合物Aの組成は通常セメント30
〜60重量%、木質補強材15〜30重量%、木質セメ
ント板廃材粉末10〜50重量%である。しかしなが
ら、上記三層構造の木質セメント板にあっては、表層部
には緻密構造を与えるために木質補強材として目開き
4.5mm以下の粒径の微細木質補強材を使用し、芯層部
には粗構造を与えるために木質補強材として目開き4.
5〜10mmの粒径の粗大木質補強材を使用する。
【0011】本発明の木質セメント板を製造するには、
上記原料混合物に水を添加して混練したスラリーをネッ
ト上に抄造脱水してシートとし、該シートを加圧硬化さ
せ更に所望ならばオートクレーブ養生する湿式法も適用
されるが、主として上記原料混合物に30〜45重量%
程度の水を添加混合して加水混合物とし、上記混合物を
型板上に散布してマットをフォーミングし、このように
してフォーミングされたマットを圧締硬化させ、更に所
望ならばオートクレーブ養生する半乾式法が適用され
る。三層構造を有する木質セメント板を上記湿式法で製
造する場合には、上記原料混合物Aで表層部となるシー
トAを抄造し、更に上記原料混合物Bで芯層部となるシ
ートBを抄造し、シートAをシートBの表側および/ま
たは裏側に積層し、該積層シートを加圧硬化させ、更に
所望ならばオートクレーブ養生する。また三層構造を有
する木質セメント板を半乾式法で製造する場合には上記
原料混合物Aを加水して型板上に散布してマットA’を
フォーミングし、その上に上記原料混合物Bを加水して
該マットA’上に散布してマットB’をフォーミング
し、更に原料混合物Aを加水して該マットB’上に散布
してマットA’をフォーミングし、このようにしてフォ
ーミングされた積層マットを圧締硬化させ、更に所望な
らばオートクレーブ養生する半乾式法が適用される。上
記原料混合物を型板上に散布する工程を連続的に行なう
には、型板を多数個整列させて前方へ搬送しつゝその上
から原料混合物を散布する。この際前方から散布される
原料混合物に風を吹付けると原料混合物中の木質補強材
が風選され、下部には微細な木質補強材が堆積し、上部
には粗大な木質補強材が堆積したマットが得られる。こ
のようにして本発明の木質セメント板が製造されるが、
本発明の木質セメント板においては、表層部の厚みと芯
層部の厚みの比率は通常3:7程度とされる。
上記原料混合物に水を添加して混練したスラリーをネッ
ト上に抄造脱水してシートとし、該シートを加圧硬化さ
せ更に所望ならばオートクレーブ養生する湿式法も適用
されるが、主として上記原料混合物に30〜45重量%
程度の水を添加混合して加水混合物とし、上記混合物を
型板上に散布してマットをフォーミングし、このように
してフォーミングされたマットを圧締硬化させ、更に所
望ならばオートクレーブ養生する半乾式法が適用され
る。三層構造を有する木質セメント板を上記湿式法で製
造する場合には、上記原料混合物Aで表層部となるシー
トAを抄造し、更に上記原料混合物Bで芯層部となるシ
ートBを抄造し、シートAをシートBの表側および/ま
たは裏側に積層し、該積層シートを加圧硬化させ、更に
所望ならばオートクレーブ養生する。また三層構造を有
する木質セメント板を半乾式法で製造する場合には上記
原料混合物Aを加水して型板上に散布してマットA’を
フォーミングし、その上に上記原料混合物Bを加水して
該マットA’上に散布してマットB’をフォーミング
し、更に原料混合物Aを加水して該マットB’上に散布
してマットA’をフォーミングし、このようにしてフォ
ーミングされた積層マットを圧締硬化させ、更に所望な
らばオートクレーブ養生する半乾式法が適用される。上
記原料混合物を型板上に散布する工程を連続的に行なう
には、型板を多数個整列させて前方へ搬送しつゝその上
から原料混合物を散布する。この際前方から散布される
原料混合物に風を吹付けると原料混合物中の木質補強材
が風選され、下部には微細な木質補強材が堆積し、上部
には粗大な木質補強材が堆積したマットが得られる。こ
のようにして本発明の木質セメント板が製造されるが、
本発明の木質セメント板においては、表層部の厚みと芯
層部の厚みの比率は通常3:7程度とされる。
【0012】
【作用】従来は前記したように6メッシュ以下の粗大粒
径を有する木質セメント板廃材粉砕物が木質セメント板
原料中に添加されていた。このような粗大粒径の木質セ
メント板廃材粉砕物を添加すれば製品の強度が低下する
ことは前記した通りである。 本発明では木質セメント
板廃材を16メッシュ以下の微細粒径にまで粉砕する
と、該木質セメント板廃材粉末は製品の強度を低下せし
めることなく、かえって補強材としての役目を果たすこ
とが判明した。したがって従来に比して木質セメント板
廃材粉末の添加量を50重量%にまで増加することが出
来、木質セメント板廃材の利用効率が高められる。更に
該木質セメント板廃材粉末として55メッシュ以上の粒
径のものを20〜60重量%、55メッシュ以下の粒径
のものを40〜80重量%の割合で含んでいるものを使
用すると、55メッシュ以上の粒径のものは補強材とし
ての役目を果たし、55メッシュ以下の粒径のものは木
質セメント板のセメントマトリクスに形成される細孔に
充填して寸法安定性や耐凍結融解性を向上せしめ、更に
製品の表面の巣穴や小口の空隙がなくなり、表面や小口
に平滑感が与えられ、かつ表面にエンボスを施した場合
にはシャープなエンボスが得られる。しかしながら木質
セメント板廃材粉末の添加量が50重量%を越えると製
品の強度が若干低下する。
径を有する木質セメント板廃材粉砕物が木質セメント板
原料中に添加されていた。このような粗大粒径の木質セ
メント板廃材粉砕物を添加すれば製品の強度が低下する
ことは前記した通りである。 本発明では木質セメント
板廃材を16メッシュ以下の微細粒径にまで粉砕する
と、該木質セメント板廃材粉末は製品の強度を低下せし
めることなく、かえって補強材としての役目を果たすこ
とが判明した。したがって従来に比して木質セメント板
廃材粉末の添加量を50重量%にまで増加することが出
来、木質セメント板廃材の利用効率が高められる。更に
該木質セメント板廃材粉末として55メッシュ以上の粒
径のものを20〜60重量%、55メッシュ以下の粒径
のものを40〜80重量%の割合で含んでいるものを使
用すると、55メッシュ以上の粒径のものは補強材とし
ての役目を果たし、55メッシュ以下の粒径のものは木
質セメント板のセメントマトリクスに形成される細孔に
充填して寸法安定性や耐凍結融解性を向上せしめ、更に
製品の表面の巣穴や小口の空隙がなくなり、表面や小口
に平滑感が与えられ、かつ表面にエンボスを施した場合
にはシャープなエンボスが得られる。しかしながら木質
セメント板廃材粉末の添加量が50重量%を越えると製
品の強度が若干低下する。
【0013】
【実施例】表1に示す組成の混合物に水を40〜50重
量%添加した加水混合物を用いて、表裏層部と芯層部と
を有する三層構造の木質セメント板である本発明の試料
1,2,3および比較試料1,2を作成した。製造条件
は圧締プレス圧21〜30Kgf/cm2 、硬化条件は温度
40〜60℃,時間18〜24時間、自然養生は約1週
間、乾燥条件は温度65〜85℃で10〜15時間であ
る。木質セメント板廃材粉末としては、木質セメント板
を製造する際の切削工程において発生する切屑や端切れ
等の廃材をハンマーミルによって粉砕したものを使用し
た。上記木質セメント板廃材粉末は16メッシュ以下の
粒径を有し、55メッシュ以上の粒径のものが約40重
量%、55メッシュ以下の粒径のものが約60重量%の
割合で含まれていた。
量%添加した加水混合物を用いて、表裏層部と芯層部と
を有する三層構造の木質セメント板である本発明の試料
1,2,3および比較試料1,2を作成した。製造条件
は圧締プレス圧21〜30Kgf/cm2 、硬化条件は温度
40〜60℃,時間18〜24時間、自然養生は約1週
間、乾燥条件は温度65〜85℃で10〜15時間であ
る。木質セメント板廃材粉末としては、木質セメント板
を製造する際の切削工程において発生する切屑や端切れ
等の廃材をハンマーミルによって粉砕したものを使用し
た。上記木質セメント板廃材粉末は16メッシュ以下の
粒径を有し、55メッシュ以上の粒径のものが約40重
量%、55メッシュ以下の粒径のものが約60重量%の
割合で含まれていた。
【0014】試料および比較試料は、下型板上に表1に
示す表層部組成の混合物を所定量散布して表層部マット
をフォーミングし、その上に表1に示す芯層部組成の混
合物を所定量散布して芯層部マットをフォーミングし、
更にその上から上記表層部組成の混合物を所定量散布し
て裏層マットをフォーミングし、その上から上型板を当
接し、表1に示す条件で圧締、硬化、養生および乾燥す
ることにより三層構造で表裏層/芯層比3/7の木質セ
メント板とした。このようにして得られた各試料の各種
物性を測定した。その結果は表2に示される。なお上記
各試験方法は次のようである。 曲げ強度試験:JISA−5417号,3号試験片につ
いて行なった。 吸水率:JISA−5417にもとづいて行なった。 密度、厚さ:JISA−5417にもとづいて行なっ
た。 タッピンネジ逆引抜抵抗:10×10cmのテストピース
を用いて頭径8φ(軸径4φ)のタッピンネジを2mm/
min のスピードで逆引抜きした。 耐衝撃性:JISA−1421にもとづいて行なった。 切断性:全試料につき切断時の感触。 外観:910×1820mmのバレット毎について外観検
査した。
示す表層部組成の混合物を所定量散布して表層部マット
をフォーミングし、その上に表1に示す芯層部組成の混
合物を所定量散布して芯層部マットをフォーミングし、
更にその上から上記表層部組成の混合物を所定量散布し
て裏層マットをフォーミングし、その上から上型板を当
接し、表1に示す条件で圧締、硬化、養生および乾燥す
ることにより三層構造で表裏層/芯層比3/7の木質セ
メント板とした。このようにして得られた各試料の各種
物性を測定した。その結果は表2に示される。なお上記
各試験方法は次のようである。 曲げ強度試験:JISA−5417号,3号試験片につ
いて行なった。 吸水率:JISA−5417にもとづいて行なった。 密度、厚さ:JISA−5417にもとづいて行なっ
た。 タッピンネジ逆引抜抵抗:10×10cmのテストピース
を用いて頭径8φ(軸径4φ)のタッピンネジを2mm/
min のスピードで逆引抜きした。 耐衝撃性:JISA−1421にもとづいて行なった。 切断性:全試料につき切断時の感触。 外観:910×1820mmのバレット毎について外観検
査した。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】表2を参照すると、木質セメント板廃材粉
末を添加した本発明の試料は従来の比較試料1に比して
物理的諸物性は何ら遜色のなくむしろ表面の巣穴や小口
の空隙の少ない外観の良好な木質セメント板が得られ
る。しかし木質セメント板廃材粉末が50重量%を越え
て含まれている比較試料2では破壊強度やタッピンネジ
逆引抜抵抗が劣る。
末を添加した本発明の試料は従来の比較試料1に比して
物理的諸物性は何ら遜色のなくむしろ表面の巣穴や小口
の空隙の少ない外観の良好な木質セメント板が得られ
る。しかし木質セメント板廃材粉末が50重量%を越え
て含まれている比較試料2では破壊強度やタッピンネジ
逆引抜抵抗が劣る。
【0018】
【発明の効果】したがって本発明においては、木質セメ
ント板廃材を有効に再利用し、物理的性質を劣化させる
ことなく、表面の巣穴や小口の空隙の少ない外観の良好
な木質セメント板を製造することが出来る。
ント板廃材を有効に再利用し、物理的性質を劣化させる
ことなく、表面の巣穴や小口の空隙の少ない外観の良好
な木質セメント板を製造することが出来る。
Claims (4)
- 【請求項1】木質補強材がセメント硬化物のマトリクス
内に分散している木質セメント板であって、木質セメン
ト板には木質セメント板廃材粉末が10〜50重量%含
まれており、該木質セメント板廃材粉末は16メッシュ
以下の粒径であることを特徴とする木質セメント板 - 【請求項2】該木質セメント板廃材粉末は55メッシュ
以上の粒径のものを20〜60重量%、55メッシュ以
下の粒径のものを40〜80重量%の割合で含んでいる
請求項1に記載の木質セメント板 - 【請求項3】該木質セメント板は緻密構造を有する表裏
層と粗構造を有する芯層とからなる三層構造を有してい
る請求項1または2に記載の木質セメント板 - 【請求項4】木質補強材を混合したセメントに木質セメ
ント板廃材粉末を10〜50重量%混合し、更に該混合
物の水分含有量を30〜45重量%に調節した上で型枠
上に散布してマットをフォーミングし、該マットを圧締
硬化せしめることを特徴とする木質セメント板の製造方
法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25936494A JP3023057B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 木質セメント板およびその製造方法 |
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|---|---|---|---|---|
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Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03218955A (ja) * | 1990-01-23 | 1991-09-26 | Nichiha Kk | 無機質成形板およびその製造方法 |
| JPH05208854A (ja) * | 1991-01-14 | 1993-08-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 硬質木片セメント板の製造方法 |
| JPH06293548A (ja) * | 1993-04-08 | 1994-10-21 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 木片セメント板 |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP25936494A patent/JP3023057B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03218955A (ja) * | 1990-01-23 | 1991-09-26 | Nichiha Kk | 無機質成形板およびその製造方法 |
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| JPH06293548A (ja) * | 1993-04-08 | 1994-10-21 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 木片セメント板 |
Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
| US6740423B2 (en) | 2000-01-31 | 2004-05-25 | Nichiha Corporation | Colored building boards, manufacturing methods thereof |
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| Publication number | Publication date |
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