JPH0893045A - タンク車輛 - Google Patents

タンク車輛

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JPH0893045A
JPH0893045A JP25476894A JP25476894A JPH0893045A JP H0893045 A JPH0893045 A JP H0893045A JP 25476894 A JP25476894 A JP 25476894A JP 25476894 A JP25476894 A JP 25476894A JP H0893045 A JPH0893045 A JP H0893045A
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JP
Japan
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tank
load cell
amount
vehicle body
vehicle
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JP25476894A
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Osamu Umeda
修 梅田
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AIBESU TECHNO KK
Original Assignee
AIBESU TECHNO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 し尿等、固形分を含む液体をタンク車輛で搬
送するに際し、収蔵量を正確に検知し、コンピュータ等
で処理できるようにする。 【構成】 車体1にはタンク10の下方にロードセル3
を設け、少なくとも計測時にタンク10の荷重がロード
セル3に加わるように構成する一方、ロードセル3には
その歪量又は磁化強さの変化量からタンク10内の液体
収蔵量を演算する演算制御装置を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、固形分を含む液体を
収蔵し運搬するタンク車輛に関し、特に収蔵量を正確に
検知できるようにした車輛に関する。以下では、説明の
便宜上、し尿回収作業を例にとって説明する。
【0002】
【従来の技術】下水道の整備されていない都市近郊にお
いては、タンクを搭載したバキュームカーによってし尿
の回収を行うが、かかる回収作業では、作業員がバキュ
ームカーを運転して各家庭を回ってし尿を回収し、タン
クが満杯になると、し尿処理センターに帰ってタンクを
空にしてから次の家庭を回ることが行われる。
【0003】また、各家庭のし尿回収作業が済むと、作
業者は各家庭毎にし尿の回収量の他に、回収年月日、時
刻及び作業員名等の書誌的事項を記入したレシートを作
成し、これを相手方に手渡すことが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のバキュ
ームカーではし尿の回収量は作業者が回収時間や経験等
に基づいて判断していたので、正確な回収量が分から
ず、タンクが満杯になっていないにもかかわらず、し尿
処理センターに帰ってしまうことがあり、作業性が著し
く悪かった。
【0005】また、各家庭に手渡すレシートについても
回収量がその時々で異なり、トラブルの原因となってい
た。しかも、レシートを手書きで作成することも作業性
低下の原因の一つとなっていた。
【0006】さらに、し尿処理センターでは、処理能力
等との関係もあって処理すべき正確なし尿量が必要であ
るが、回収量自体が正確に分からないので、処理能力を
越えてしまい、処理薬剤の使用量が大幅に増加するか、
適切なし尿処理ができないことがあった。
【0007】また、し尿処理の事務処理を行う場合に、
作業者が手書きしたレシートの控からデータを読み取っ
て手作業でコンピュータ等の端末に入力する必要があ
り、事務処理が非常に煩雑であった。
【0008】上述の問題を解決する方法としてタンク内
のし尿収蔵量を計測する方法が考えられる。通常、液体
の収蔵量を計測する場合、流量センサー等を用いるのが
一般的である。しかし、し尿等のように、固形分を含む
液体の場合には一般的な流量センサーでは固形分がセン
サー内部で詰まる等の不具合を招来し、正確な検知がで
きず、適用し難い。
【0009】他方、し尿における固形分はもっぱら人体
から排出された糞及び使用されたトイレットペーパー等
であってそれほど量的なバラツキはなく、し尿に含まれ
る固形分の量を全体の重さから推測することは可能であ
る。
【0010】本件発明者は液体に含まれる固形分の量を
予め求めておき、固形分を含む液体の重さを計測してタ
ンク内の液体収蔵量を検知する方法に着目するに至っ
た。しかし、どのような方法で収蔵物の重量を計測する
か、重量センサーの耐久性を確保する上でこれをどのよ
うな取付けるか、路面の傾斜による誤差等をどのように
吸収するか等、多数の解決すべき技術的問題が生じた。
【0011】本発明は、かかる問題点に鑑み、タンク内
の正確な液体収蔵量を検知でき、しかもコンピュータ等
のデータとして扱えるようにしたタンク車輛を提供する
ことを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係るタ
ンク車輛は、固形分を含む液体を収蔵するタンクを搭載
してなる車輛において、車体にはタンクの下方にロード
セルを支承し、少なくとも計測時にタンクの荷重がロー
ドセルに加わるように構成する一方、ロードセルにはそ
の歪量からタンク内の液体収蔵量を演算する演算制御装
置を設けるようにしたことを特徴とする。
【0013】通常、タンクは車体のタンク搭載フレーム
に溶接又はボルト・ナットで固定されているが、本発明
では計測時にロードセル上にタンクの荷重をかけるよう
にタンク及びロードセルを構成することが肝要である。
【0014】例えば、タンクを油圧シリンダにて車体に
対して上下変位自在に支承し、ロードセルはこれをタン
ク下方にて車体に取付け、計測時に油圧シリンダを作動
させてタンクを下方に変位させ、その荷重をロードセル
にかけるようにした構造が採用できる。この場合、必要
な時にだけロードセルに荷重をかけるので、比較的小荷
重の安価なロードセルを採用でき、又車輛の油圧系を利
用してシリンダを作動させることができるので、装置を
それほど複雑化することはない。
【0015】なお、かかる構造においては走行中の衝撃
等に起因してタンクが車体から外方にずれて油圧シリン
ダ等が損傷しないように、安全機構を設けるのがよい。
この安全機構は例えばタンクから脚を下方に突設させ、
車体側にこれと当接するフレームや脚を収納する筒体を
設けて構成できる。同様に、衝撃等に起因してタンクが
下方に変位してロードセルに過大な荷重が作用するのを
防止する機構を設けるのがよい。この機構は例えばタン
クにその上下変位を係脱可能に規制するストッパーを設
け、非計測時にはタンクの下方変位を規制し、計測時に
はストッパーを抜いてタンクの下方変位を許容するよう
に構成できる。
【0016】他の方式として、タンクに懸垂ブラケット
を設け、懸垂ブラケット上にはロードセルを固定すると
ともにストッパ部を下方に突設し、車体にはストッパ部
を受けるストッパ受け部を形成し、ストッパ受け部とス
トッパ部との間には両者を嵌合状態にロックしうるロッ
ク機構を設ける一方、ロードセルは揺動アームに吊り下
げ、揺動アームにはこれを上下に揺動させかつロック機
構を作動させるリンク機構を設け、非計測時にはロック
機構によってストッパ部をストッパ受け部にロックして
タンクを車体に固定し、計測時にはロックを解除した後
揺動アームを上方に揺動させてタンク荷重をロードセル
に引張力として加わるように構成することかできる。タ
ンク荷重をロードセルに引張力として作用させた場合、
タンクが多少傾斜していてもタンク荷重を正確にロード
セルに作用されることができ、車輛傾斜による悪影響を
少なくできる。
【0017】さらに他の方式としては、車体にロードセ
ルを取付け、これにタンクを搭載することもできる。こ
の場合、構造を非常にシンプルにできるが、ロードセル
に常時荷重がかかるので、安全性を考慮して大荷重のロ
ードセルを採用する必要がある。
【0018】ロードセルの個数は少なくともタンク四隅
の各々に設けるのがよいが、勿論、タンクを車体に揺動
自在に支承し、タンクの前端又は後端の両側に2個、前
端又は後端の中央に1個設けることもできる。タンク四
隅に4個のロードセルを設けると、各ロードセルにタン
ク重量がほぼ平均に分散してかかるので、タンク収蔵量
の演算を容易にできる。
【0019】計測誤差を少なくする上で、ロードセルに
はほぼ垂直に荷重をかけるのが肝要であるが、液体の揺
れ、その他の原因によってタンクにねじれや撓みが発生
することがある。かかる場合にロードセルに荷重が偏っ
てかからないような構造を採用するのがよい。
【0020】例えば、タンクはその四隅下方の支柱にて
ロードセルに搭載し、該支柱の近傍には規制部材を設
け、規制部材と支柱間にはガイドローラを介設して支柱
の前後方向外方及び左右方向外方への位置ずれを阻止す
るのがよい。この支柱は上述の安全機構における脚等を
利用することもできる。
【0021】また、タンクのねじれや撓みを規制するの
ではなく、タンクのねじれや撓みに応じてロードセルを
変位させることもできる。即ち、車体には取付ベースを
固定し、取付ベースには取付ブラケットを水平方向に延
びるX軸回りに回転自在に支承し、これにロードセルを
X軸に対して直角でかつ水平方向に延びるY軸回りに揺
動自在に取付ける構造としてもよい。
【0022】演算制御装置はハード回路で構成できる
が、装置構成上、マイクロコンピュータを用いて構成す
るのが好ましい。この演算制御装置は機能上、二次変換
器の信号からタンク内の液体収蔵量を演算する第1演算
手段と、該演算した収蔵量データを読出し可能なデータ
として記憶する第1記憶手段とで構成される。収蔵量デ
ータを読出し可能なデータとしたのは、例えばし尿回収
作業の場合にタンクが満杯になったか否かを迅速に判断
し、又し尿処理センターのコンピュータ等で迅速な事務
処理ができるようにするためである。液体収蔵量はタン
ク内に収蔵された全液体量であってもよく、又新しくタ
ンク内に収蔵された液体量であってもよい。新しく収蔵
された液体量を求める場合にはロードセルに荷重をかけ
て液体を収蔵し、その時のロードセルの歪量の変化又は
磁化強さの変化量から新規収蔵量を演算してもよく、又
タンク内の液体収蔵全量の変化から求めてもよい。
【0023】ロードセルは弾性体の歪量から荷重を求め
るものでもよく、磁歪体の磁化強さの変化量から荷重を
求めるものでもよい。このロードセルには二次変換器を
設けて歪量又は磁化強さの変化量を電気的信号に変換す
る必要がある。二次変換器はロードセルの種類に応じて
選択すればよく、例えば弾性体の場合には歪ゲージ式や
静電容量式等を採用でき、磁歪体の場合にはコイルのイ
ンピーダンスの変化として二次変換するインピーダンス
式等を採用できる。
【0024】傾斜路面において計測を行う場合にはロー
ドセル自体に荷重が偏って作用して計測量に誤差が生
じ、これを補正することが必要であるので、第1演算手
段には車体の傾斜角度による演算結果の誤差を補正する
機能を設けるのがよい。例えば、予め車体の前後左右の
傾斜に応じて補正係数をマップ化し、車体の前後方向及
び左右方向の傾斜角度を斜度センサーで検出して補正係
数を求め、タンク内液体収蔵量を補正してもよく、これ
はロードセルが1個の場合に最適であるが、勿論、複数
のロードセルの場合にも適用できる。また、ロードセル
が複数の場合にはロードセルに作用する荷重のアンパラ
ンス量から前後左右の傾斜に応じた補正係数を演算し又
はマップから求め、タンク内液体収蔵量を補正してもよ
い。
【0025】また、し尿回収作業の場合には各家庭に回
収量等を記入したレシートを手渡し、又し尿処理センタ
ーで各家庭への請求業務を行う必要があるが、かかる場
合に迅速に処理できるのが好ましい。従って、演算制御
装置には、計測された液体収蔵量と第1記憶手段に記憶
した収蔵量データとから新しく収蔵された液体量を演算
する第2演算手段と、該新規収蔵量データを記憶する第
2記憶手段とを設ける一方、車体には第2記憶手段に記
憶された新規収蔵量、及び必要な書誌的事項をプリント
アウトするプリンターを搭載するのがよい。
【0026】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、タンク重量を
計測し、該タンク重量からタンク内液体収蔵量を求める
ようにしたので、液体中の固形分によってセンサー内部
の詰まりを起こすことはなく、収蔵時間や作業者の経験
に頼らずに、円滑かつ確実に液体収蔵量を検知できる。
【0027】また、少なくとも計測時にロードセルでタ
ンクを受けてタンク重量を計測するようにしたので、簡
単な構造で構築でき、コスト高を招来することもなく、
又車輛やタンクの機械的強度が低下することもない。
【0028】さらに、タンク内液体収蔵量をコンピュー
タ等で処理できるので、作業性を向上できるとともに、
作業者の負担を軽減でき、又液体収蔵量の事務処理を簡
素化できる。
【0029】
【実施例】以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて
詳細に説明する。図1ないし図5は本発明の一実施例に
よるタンク車輛を示し、これはし尿回収用バキュームカ
ーに適用した例である。図において、車体1には運転席
の後方にてタンク10が設けられ、該タンク10内には
吸引装置(図示せず)によってし尿が回収され、タンク
内し尿が吸引装置の逆転によって排出されるようになっ
ている。
【0030】また、車体1には搭載フレーム11が車幅
方向両側にて前後方向に延びて設けられ、該搭載フレー
ム11上にはタンク10が搭載されて固定されている。
この搭載フレーム11にはタンク10の四隅下方におい
て図4に示すように取付アーム13が各々外側方に延び
て固定され、該取付アーム13の先端部は取付ピン14
によって油圧シリンダ2のロッド20先端部長孔21に
上下スライド自在に連結されている。なお、油圧シリン
ダ2のロッド20と搭載フレーム11とを上下方向に遊
びを持たせて連結したのは走行振動等によるタンク10
の揺れの油圧シリンダ2への悪影響を避けるためであ
る。
【0031】この油圧シリンダ2は取付ピン16によっ
て車体フレーム12の取付ブラケット15に揺動自在に
取付けられ、該油圧シリンダ2の作動には車輛の油圧を
利用するが、勿論、他の油圧源を設けてもよい。また、
車体フレーム12にはタンク10の四隅下方においてロ
ードセル3が取付けられ、該ロードセル3にはその歪量
の変化を電流変化に二次変換する歪ゲージ回路(図示せ
ず)が内蔵されており、こうして計測時にタンク10の
荷重がロードセル3に加わるように構成されている。な
お、ロードセル3及び二次変換器は他の方式、例えば磁
歪式のロードセルでもよい。
【0032】また、車体1にはロードセル3の歪量から
し尿回収量を演算するマイクロコンピュータ(演算制御
装置)4及び必要事項を印字するプリンタ5が搭載され
ている。マイクロコンピュータ4は機能的には図3に示
すように第1、第2の演算手段40、41、第1、第2
の記憶手段42、43及び読出し手段44にて構成され
ている。
【0033】第1演算手段40は歪ゲージ回路の信号か
らタンク10内のし尿重量Wを演算し、又予め作成して
おいたマップ用いて歪ゲージ回路の信号から車体傾斜角
度に応じた補正係数Khをマップ演算し、演算したし尿
重量Wを補正係数Khでもって補正し、予め求めておい
た関数Vn=f(Wn)を用いて補正後重量Wnから現
在のタンク10内のし尿回収量Vnを求め、第1記憶手
段42のし尿回収量データを更新するようになってい
る。
【0034】第2演算手段41は第1記憶手段40で演
算したし尿回収量Wnと第1記憶手段42内に記憶され
ている前回までのし尿回収量Wn−1との差を演算して
今回回収したし尿回収量を求めて第2記憶手段43に各
家庭毎に書き込むようになっている。
【0035】また、プリンタ5は駆動回路50を内蔵
し、第2記憶手段43に記憶された今回の回収量及び必
要な回収年月日、時刻、作業者名等の書誌的事項をプリ
ントアウトするようになっている。
【0036】次に、し尿回収作業について説明する。し
尿の回収を行う場合、バキュームカーで各家庭H1〜H
nを回るが、各家庭H1〜Hnにおいてし尿を回収する
に際し、まずスイッチ操作等によって油圧シリンダ2を
作動させ、ロッド20を収縮させ、タンク10の荷重が
ロードセル3に作用するようにし、かかる状態で吸引装
置を作動させてし尿を回収する。
【0037】すると、し尿の回収に伴ってロードセル3
に作用する荷重が変化し、し尿の回収が済むと、スイッ
チ操作等によってロードセル3の信号がマイクロコンピ
ュータ4で処理され、タンク内し尿量が演算されてタン
ク内し尿量データか更新されるとともに、回収前のし尿
量との差から新しい回収量が求められて各家庭に対応し
た回収量データとして記憶され、同時にプリンタ5によ
って回収量、回収年月日、時刻及び作業員名等の書誌的
事項がプリントアウトされてレシートが作成されるの
で、これを各家庭に手渡すことかできる。
【0038】タンク内がし尿で満杯になると、マイクロ
コンピュータ4内のデータからそれが正確に分かるの
で、し尿処理センターに戻ってタンク内のし尿を処理す
る。その時、マイクロコンピュータ4内のデータはフレ
キシブルディスク等の形態で処理センターのコンピュー
タ6に読み込ませることができ、処理センターでの事務
処理が簡単にでき、請求書等をプリンタ7でプリントア
ウトして各家庭に発送できる。
【0039】ここで、マイクロコンピュータ4の演算制
御処理を図3及び図5を用いて説明する。処理が開始さ
れると、まずロードセル3の電気信号が読み込まれ(ス
テップS1、S2)、第1演算手段40の補正係数演算
手段でロードセル3の信号に応じて補正係数Khがマッ
プ演算される(ステップS3)。このマップは車体の前
後左右の各傾斜角度に応じて予め実験等で補正係数Kh
を求め、各補正係数Khを車体前後方向の傾斜角度と車
体左右方向の傾斜角度とをパラメータとして関数化して
作成しておく。
【0040】第1演算手段40の重量演算手段ではロー
ドセル3の信号からタンク重量が演算され、上記補正係
数Khとで正確なタンク重量Wnが演算される(ステッ
プS4)。第1演算手段40の収蔵量演算手段では演算
関数Vn=f(Wn)を用いて補正後のタンク重量Wn
からタンク内し尿量Vnが演算され、これによって第1
記憶手段42内のし尿量データが更新される(ステップ
S5)。
【0041】また、第2演算手段41では求めたタンク
内し尿量Vnと回収前に第1記憶手段42内に格納され
ていたタンク内し尿量データVn−1とからその家庭に
おけるし尿回収量が演算され、これが第2記憶手段43
内にその家庭の回収量データとして書き込まれる(ステ
ップS6)
【0042】し尿回収量の計測処理が完了すると(ステ
ップS1、S7)、読出し手段44で第2記憶手段43
内の回収量データが読み出され(ステップS8)、これ
が回収年月日、時刻及び作業員名等の書誌的事項のデー
タとともに駆動回路50に出力されてプリンタ5でプリ
ントアウトされる(ステップS9)。
【0043】し尿処理センターでの事務処理が開始され
ると、読出し手段44で第1、第2記憶手段42、43
内のデータが読み出され、これがフレキシブルディスク
等に格納されてし尿処理センター側の事務処理用コンピ
ュータ6に移されるか、マイクロコンピュータ4がし尿
処理センター側の事務処理用コンピュータ6に接続され
てデータ送信される(ステップS7、S10)。
【0044】図6ないし図8は本発明の第2の実施例に
よるタンク車輛を示す。図において、タンク10の下面
には懸垂ブラケット100が固定され、該懸垂ブラケッ
ト100はタンク四隅にて外側方に延び、該延設部分1
01にはロードセル102が載置され固定されている。
このロードセル102の下端部にはストッパ部103が
懸垂ブラケット100の延設部分を挿通して下方に突設
され、該ストッパ部103には楔穴104が前後方向に
延びて穿設されている。
【0045】他方、車体フレーム105にはストッパ受
け部106が取付けられ、該ストッパ受け部106には
ストッパ部103が嵌まり込む凹部107が形成される
とともに、楔穴108が前後横方向に延びて穿設され、
該楔穴108には楔109がスライド自在に設けられ、
該楔109はストッパ部103の楔穴104に挿通され
てストッパ部103をストッパ受け106にロックしう
るようになっており、こうしてストッパ部103をスト
ッパ受け部106にロックするロック機構が構成されて
いる。
【0046】また、車体フレーム105には取付ベース
110が立設され、該取付ベース110の上端には揺動
アーム111が横方向に延びて揺動自在に連結され、該
揺動アーム111の略中央にはロードセル102が取付
ブラケットによって揺動自在に吊り下げられている。こ
の揺動アーム111の先端下縁にはカム112が揺動自
在に連結され、該カム112と上記楔109との間には
リンク113が揺動自在に連結され、又楔109には車
体フレーム105に取付けられた油圧ラム114のロッ
ドが連結され、こうして楔109を係脱させるとともに
揺動アーム111を上下に揺動させるリンク機構115
が構成されている。
【0047】次に、動作について説明する。図7はバキ
ュームカーの移動中の状態を示し、ストッパ部103が
ストッパ受け部106の凹部107に嵌まり込み、楔1
09が楔穴108、104に嵌入されてストッパ部10
3がストッパ受け部106にロックされ、タンク10は
車体に固定されている。
【0048】タンク10の重量を計測する場合、油圧ラ
ム114を収縮させると、図8に示すように、まず楔1
09が楔穴104から抜けてストッパ部103のロック
が解除された後、楔109のスライドに伴ってリンク1
13が起立してカム112が揺動アーム111の先端に
密着しさらにこれを上方に持ち上げ、ロードセル102
及び懸垂ブラケット100は車体フレーム105から浮
き上がり、ロードセル102にはタンク10の重量が引
張力として作用し、タンク重量を計測することができ
る。計測が終了した後は上記と逆の動作を行って図7に
示す状態に戻る。
【0049】本実施例ではロードセル102に引張力を
作用させてタンク重量を計測しているので、車輛が多少
傾斜した状態であってもロードセル102にはタンク重
量が正確に作用し、誤差の少ない計測ができ、実用上の
効果が大きい。
【0050】図9及び図10は本発明の第3の実施例を
示す。本実施例ではタンク10の荷重をロードセル3に
常時受けるようにしている。即ち、車体フレームには取
付支柱120を立設して設け、該取付支柱120には断
面L状のガイド部材(規制部材)80がタンク10四隅
下方にて上下方向に延びて取付けられ、該ガイド部材8
0内には断面四角形状の支柱81がスライド自在に設け
られ、該支柱81にはガイドローラ82、83が前後方
向外方及び左右方向外方に向けて取付けられ、該ガイド
ローラ82、83はガイド部材80内面と摺接されてい
る。
【0051】この支柱81上端にはタンク受けが形成さ
れてタンク11の底面が搭載され固定され、支柱81の
下端は下方のロードセル3に搭載されており、これによ
ってタンク10が外方に位置ずれするのが規制されてい
る。
【0052】他方、車体には取付ベース90が固定さ
れ、該取ベース90にはX軸91が車体幅方向に水平に
延びて揺動自在に支承され、該X軸91はケース状取付
ブラケット92に固定されている。この取付ブラケット
92内にはロードセル3が収納され、車体前後方向に水
平方向に延びるY軸93によって揺動自在に支承されて
おり、ロードセル3には荷重が偏ってかからないように
なっている。
【0053】本実施例においても第1実施例と同様の作
用効果を奏するが、容易に理解できるので、その詳細な
説明は省略する。
【0054】図11は上記実施例の変形例を示す。本例
ではガイド部材80を断面半円形状となし、その円弧状
部分をタンク外方に位置させる一方、支柱81を断面円
形状とし、タンク10の外方への位置ずれを規制するよ
うにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるタンク車輛を示す側
面構成図である。
【図2】 上記タンク車輛を示す背面構成図である。
【図3】 上記タンク車輛におけるマイクロコンピュー
タの機能ブロックを示す図である。
【図4】 上記タンク車輛におけるタンク支持部分を示
す構成図である。
【図5】 上記タンク車輛におけるマイクロコンピュー
タの処理フローを示す図である。
【図6】 本発明の第2の実施例によるタンク車輛の要
部構造を示す背面図である。
【図7】 上記タンク車輛の非計測時の状態を示す側面
図である。
【図8】 上記タンク車輛の計測時の状態を示す側面図
である。
【図9】 本発明の第3の実施例におけるタンク支持部
分の構成(a)及びその断面(b)を示す図である。
【図10】 上記実施例におけるロードセル取付部分及
びその分解状態を示す図である。
【図11】 上記第3実施例の変形例であって、タンク
支持部分及びその断面を示す図である。
【符号の説明】
1 車体 10 タンク 11 搭載フレーム 12 車体フ
レーム 2 油圧シリンダ 3 ロード
セル 4 マイクロコンピュータ 40 第1演
算手段 41 第2演算手段 42 第1記
憶手段 43 第2記憶手段 5 プリン
タ 80 ガイド部材(規制部材) 81 支柱 82 ガイド
ローラ 83 ガイドローラ 90 取付ベ
ース 91 X軸 92 取付ブ
ラケット 93 Y軸 100 懸垂ブ
ラケット 102 ロードセル 103 ストッ
パ部 106 ストッパ受け 109 楔 115 リンク機構

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形分を含む液体を収蔵するタンクを搭
    載してなる車輛において、車体にはタンク近傍にロード
    セルが設けられ、少なくとも計測時にタンクの荷重がロ
    ードセルに加わるように構成されている一方、上記ロー
    ドセルにはその歪量又は磁化強さの変化量からタンク内
    の液体収蔵量を演算する演算制御装置が設けられている
    ことを特徴とするタンク車輛。
  2. 【請求項2】 上記タンク10は油圧シリンダ2にて車
    体に対して上下変位自在に支承され、上記ロードセル3
    はタンク下方にて車体に取付けられており、計測時に上
    記タンク10が下方に変位されてロードセル3で受けら
    れるように構成されている請求項1記載のタンク車輛。
  3. 【請求項3】 上記タンク10には懸垂ブラケット10
    0が設けられ、該懸垂ブラケット100上にはロードセ
    ル102が固定されているとともにストッパ部103が
    下方に突設され、車体にはストッパ部103を受けるス
    トッパ受け部106が形成され、該ストッパ受け部10
    6とストッパ部103との間には両者を嵌合状態にロッ
    クしうるロック機構が設けられている一方、上記ロード
    セル103は揺動アーム111に吊り下げられ、該揺動
    アーム111にはこれを上下に揺動させかつ上記ロック
    機構を作動させるリンク機構115が設けられており、
    非計測時にはロック機構によってストッパ部103がス
    トッパ受け部106にロックされてタンク10が車体に
    固定されている一方、計測時にはロックが解除され揺動
    アーム111が上方に揺動されてタンク10の荷重がロ
    ードセル102に引張力として加わるように構成されて
    いる請求項1記載のタンク車輛。
  4. 【請求項4】 上記タンク10はロードセル3によって
    車体に支承されている請求項1記載のタンク車輛。
  5. 【請求項5】 上記タンク10がその四隅にて支柱81
    を介して上記ロードセル3に搭載され、該支柱81の近
    傍には規制部材80が設けられ、該規制部材80と支柱
    81との間には支柱81の前後方向外方及び左右方向外
    方への位置ずれを阻止するガイドローラ82、83が設
    けられている請求項4記載のタンク車輛。
  6. 【請求項6】 車体には取付ベース90が固定され、該
    取付ベース90には取付ブラケット92が水平方向に延
    びるX軸91回りに回転自在に支承され、該取付ブラケ
    ット92にはロードセル3がX軸91に対して直角な水
    平方向に延びるY軸93回りに揺動自在に取付けられて
    いる請求1ないし5のいずれかに記載のタンク車輛。
  7. 【請求項7】 上記ロードセル3にはその歪量又は磁化
    強さの変化量を電気的信号に変換する二次変換器が設け
    られている一方、上記演算制御装置4は上記二次変換器
    の信号からタンク内の液体収蔵全量を演算する第1演算
    手段40と、該演算した収蔵量データを読出し可能なデ
    ータとして記憶する第1記憶手段42とから構成されて
    いる請求項1記載のタンク車輛。
  8. 【請求項8】 上記第1演算手段40には車体の傾斜角
    度による演算結果の誤差を補正する機能が設けられてい
    る請求項7記載のタンク車輛。
  9. 【請求項9】 上記演算制御装置4には、計測された液
    体収蔵全量と第1記憶手段42に記憶した収蔵量データ
    とから新しく収蔵された液体量を演算する第2演算手段
    41と、該新規収蔵量データを読出し可能なデータとし
    て記憶する第2記憶手段43とが設けられている一方、
    車体には第2記憶手段43に記憶された新規収蔵量及び
    必要な書誌的事項をプリントアウトするプリンタ5が搭
    載されている請求項7又は8記載のタンク車輛。
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