JPH089330A - 画像伝送システムにおけるディジタル信号処理装置 - Google Patents

画像伝送システムにおけるディジタル信号処理装置

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JPH089330A
JPH089330A JP7050441A JP5044195A JPH089330A JP H089330 A JPH089330 A JP H089330A JP 7050441 A JP7050441 A JP 7050441A JP 5044195 A JP5044195 A JP 5044195A JP H089330 A JPH089330 A JP H089330A
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肇 井上
Yukio Kubota
幸雄 久保田
Keiji Kanota
啓二 叶多
Akira Shimazu
彰 島津
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信した多重化データを記録すると同時に再
生することができる。 【構成】 ローカルコンディショナルアクセス処理回路
5からの多重化データが記録信号処理回路12おおび1
6へ供給される。ディジタルVTR記録再生部14とH
DD記録再生部18では、供給された多重化データが同
時に記録され、このとき多重化データと共に、タイムコ
ード等も記録される。また、HDD部18では、多重化
データが記録されると同時に再生が行われ、ディジタル
VTR部14は、HDD部18から再生された多重化デ
ータに継続して、多重化データの再生がなされる。再生
された多重化データは、MPEGデコーダ回路9へ供給
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、時間軸圧縮が施され
たテレビジョン信号が伝送されるような画像伝送システ
ム、例えばディジタルCATVやデジタル衛星放送にお
けるディジタル信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、放送局から送信される信号は、ア
ナログのビデオ/オーディオ信号であった。近年、ディ
ジタル技術の発達に伴い、この放送局からの送信がディ
ジタル化しつつある。また、圧縮技術の進歩によって、
放送局から送信されるビデオ信号を高能率に圧縮し、例
えば、従来のアナログ1チャンネルの伝送帯域に、約1
0チャンネルの信号を送信することが可能になりつつあ
る。
【0003】さらに、高能率に圧縮された信号を時間軸
上で圧縮して送信する方式も考えられている。すなわ
ち、一例として、1.5Mbpsに圧縮されたビデオ信
号を例えば、エラー訂正符号等を除いた実際のディジタ
ルデータを24Mbpsで送出可能な伝送路を用いて伝
送するときは、時間軸上で16倍に圧縮することが可能
であり、2時間の映画を7〜8分で送信することができ
る。
【0004】ここで、図6および図7は、高能率に圧縮
された信号をさらに、時間軸上で圧縮して送信する構成
について示したものである。図6において、各家庭から
電話回線を用いて所望の番組の送信要求を番組配信セン
ター101へ送る。番組配信センター101では、高能
率に圧縮され、さらに時間軸の圧縮処理が施されたデジ
タル信号がパラボラアンテナ102を介して通信衛星1
03へ伝送される。通信衛星103は、ケーブルTVセ
ンターのパラボラアンテナ104および/または各家庭
のパラボラアンテナ107へ受信したデジタル信号を伝
送する。ケーブルTVセンター105では、受信したデ
ィジタル信号を契約している家庭108へCATV回線
を用いて伝送する。
【0005】ところで、このような方式では、受信した
ディジタルデータが時間軸圧縮されているために、その
ままでは視聴することはできない。つまり、受信側で
は、例えばディジタルVTR等の記録装置に受信したデ
ィジタルデータを記録し、放送番組1本分の記録が完了
した後に時間軸を元に戻しながら再生しなければならな
い。従って、各家庭106、108では記録装置と接続
された受信機を有しており、一度この記録装置に受信し
たデジタル信号を記録する。そして、放送番組は、記録
完了後に時間軸を元に戻しながら再生される。
【0006】さらに、例えば記録装置に記録された時点
で課金情報が電話回線を介して番組配信センターの課金
データベース(図示せず)に記憶され、視聴料金が金融
機関109を介して各家庭から支払われる。
【0007】次に、図7は番組配信センター101内の
構成を示したものである。VTRや光ディスク等の映像
音声信号源110の信号は、MPEGエンコーダ部11
1にて高能率に圧縮される。圧縮された信号は、パケッ
ト生成部112にてパケット化され、時間軸圧縮処理部
113にて時間軸上で圧縮処理される。図7では以上の
ような処理系が複数チャンネル用意されており、これら
各チャンネルで処理された信号は、マルチプレクサ11
4で多重化処理が施される。多重化された信号は、コン
ディショナルアクセス部115で発生されたスクランブ
ルキーによりスクランブル処理部116において、暗号
化される。このスクランブルキーは、電話回線を使って
各家庭に伝送されるようにしても良いし、伝送されるデ
ジタル信号に多重して送るようにしても良い。暗号化さ
れた信号は、エラー処理部117と変調部118を介し
てエラー訂正符号の付加および伝送に適した変調が施さ
れる。以上のように処理された信号は、出力端子119
およびパラボラアンテナ102を介して伝送される。
【0008】本出願人は、平成5年6月8日付けで出願
した特願昭5−137651号にて、上述のように伝送
されてきたデジタル信号を受信し、デジタルVTRを用
いて記録を行い、時間軸を元に戻しながら再生する記録
再生装置について出願した。この場合に、各家庭でユー
ザが2時間の映画を見たいと思った時に放送局側に要求
を出してもすぐには視聴することはできず、ディジタル
VTR等の記録装置に記録を行い、全ての記録が完了し
てから時間軸をもとに戻して再生するので、映画を見始
めるまでに少なくとも7〜8分は待たなければならな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明は、
放送局から時間軸圧縮されて送信されてくる画像信号を
放送局側に要求を出してから実際に映画を見始めるまで
の時間を短縮化することができる画像通信システムにお
けるディジタル信号処理装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、時間軸圧縮
された多重化データが受信される画像通信システムにお
ける多重化データを記録再生するためのディジタル信号
処理装置において、磁気テープ上に多重化データを記録
するようにした第1の記録再生装置と、多重化データの
先頭の部分データを第1の記録再生装置の記録動作と並
行して記録し、且つ部分データを再生するようにした第
2の記録再生装置と、第1の記録再生装置が多重化デー
タの所定期間の記録を終了した後に、再生状態に移行さ
せ、第2の記録再生装置により再生された部分データを
時間軸伸長した信号に対して、第1の記録再生装置によ
り再生され、時間軸伸長された信号を連続させるための
制御手段とを設けることを特徴とする画像通信システム
におけるディジタル信号処理装置である。
【0011】
【作用】受信した時間軸圧縮されたディジタルデータを
ディジタルVTR部において、放送番組1本分が連続し
て最後まで記録される。また、ディジタルVTR部の記
録開始と同時に、HDD部では、時間軸圧縮されたディ
ジタルデータの所定期間のデータを記録する。例えばH
DD部の記録動作は、ディスクが一杯になるまで行われ
る。HDD部での記録終了後、HDD部の再生動作が開
始される。HDD部より再生されたディジタルデータ
は、時間軸伸長され、復元画像データとして例えばモニ
タに出力される。ディジタルVTR部において、最後ま
で記録が完了すると磁気テープは、HDD部で再生を行
っている地点まで巻き戻されて、ディジタルVTR部に
よる再生に切り換えられる。切り換えが行われた以降
は、ディジタルVTR部によって放送番組の最後まで再
生されることにより、時間軸圧縮されたディジタル信号
を受信してデジタルVTR部で記録を行っている最中で
あっても、HDD部の記録が完了すれば放送番組内容を
視聴することができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明に係るディジタル信号処理装
置の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明のディジタル信号処理装置の一例のブ
ロック図を示す。例えばMPEG2(Moving Picture E
xperts Group 2)で高能率符号化されると共に時間軸圧
縮されたディジタル信号、あるいはMPEG2で高能率
符号化されただけのディジタル信号が多重化されたディ
ジタル多重化データがチューナ回路1へ供給され、チュ
ーナ回路1によって、所望の放送チャンネルが選択的に
受信される。
【0013】チューナ回路1により所望の放送チャンネ
ルが選局された信号が復調回路2で復調された後、エラ
ー訂正回路3において、伝送系で発生したエラー訂正が
施される。エラー訂正された信号は、デマルチプレクサ
回路4へ供給され、所望の番組が選択される。デマルチ
プレクサ回路4から出力された信号は、ローカルコンデ
ィショナルアクセス処理回路5へ供給され、ICカード
6に記憶されている契約情報に応じてスクランブルが解
除される。スクランブルが解除された場合にはマイコン
23はモデム24を介し、電話回線を利用して番組配信
センター101に課金情報を伝送する。スクランブルが
解かれた信号は、ローカルコンディショナルアクセス処
理回路5からスイッチ回路7の可動接点7aに供給され
る。そして、スイッチ回路7の固定接点7bは、記録再
生部11に接続され、さらにスイッチ回路7の固定接点
7cは、スイッチ回路8の固定接点8aが接続されてお
り、また固定接点8bには記録再生部11からの信号が
供給される。スイッチ回路8の可動接点8cは、MPE
Gデコーダ回路9に接続されている。MPEGデコーダ
回路9から出力される信号は出力端子10を介して、モ
ニタ等に出力される。
【0014】次に、受信したディジタル信号を記録する
ための記録再生部11について説明する。記録再生部1
1の主な構成は、デジタルVTR記録再生部14とHD
D記録再生部18とから成る。スイッチ回路7の固定接
点7bに供給された信号が記録信号処理回路12および
16に供給される。記録信号処理回路12には、バッフ
ァ、エラー訂正符号のエンコード回路、フレーム化回
路、およびチャンネル変調回路等が含まれており、各処
理が施される。記録信号処理回路12の出力は、スイッ
チ回路13を介してデジタルVTR記録再生部14に供
給されて磁気テープに記録される。ここで磁気テープに
は、画像信号および音声信号の他に、タイムコード発生
回路21で発生されたタイムコードデータと絶対トラッ
ク番号発生回路22で発生された絶対トラック番号が、
例えば磁気テープ上のサブコードエリアに記録される。
【0015】記録された磁気テープを再生する時にはス
イッチ回路13を介して再生信号処理回路15に供給さ
れ、スイッチ回路20を介してスイッチ回路8の固定接
点8bに供給される。再生信号処理回路15にはチャン
ネル復調回路、エラー訂正符号のデコード回路、TBC
回路、フレーム分解回路等が含まれており、各処理が施
される。
【0016】また、記録信号処理回路16に供給された
信号は、スイッチ回路17を介してHDD記録再生部1
8に供給されてハードディスクに記録される。記録信号
処理回路16には、上述した記録信号処理回路12と同
様にバッファ、エラー訂正符号のエンコード回路、フレ
ーム化回路、およびチャンネル変調回路等が含まれてお
り、各処理が施される。ここでハードディスクには画像
音声信号と共に、タイムコード発生回路21で発生され
たタイムコードデータが記録される。
【0017】ハードディスクから再生された信号は、H
DD記録再生部18からスイッチ回路17を介して再生
信号処理回路19に供給される。再生信号処理回路19
には、上述した再生信号処理回路15と同様にチャンネ
ル復調回路、エラー訂正符号のデコード回路、フレーム
分解回路等が含まれており、各処理が施される。再生信
号処理回路19の出力はスイッチ回路20を介してスイ
ッチ回路8の固定接点8bに供給される。
【0018】スイッチ回路7、8、13、17、20、
26の切り換えは何れもマイコン23によって制御され
る。このマイコン23には、ICカード6、操作パネル
25、モデム24、リモートコントローラ25からの制
御信号を受信するリモートコントローラ受光部27とが
接続されていると共に、デジタルVTR記録再生部14
やHDD記録再生部18の駆動系の制御等も行う。
【0019】尚、図1ではローカルコンディショナルア
クセス処理回路5の後の信号を記録再生部11に供給す
るようにしたが、ローカルコンディショナルアクセス処
理回路5へ供給される信号、すなわちこの実施例では、
デマルチプレクサ回路4から出力される信号を記録再生
部11に供給するようにしても良い。しかしながら、ロ
ーカルコンディショナルアクセス処理回路5の後に記録
再生部11を配置することにより、スクランブル解除が
なされたディジタル信号が記録されるため、可視画像に
よって、サーチを行うことが可能となる。
【0020】ここで、図1の動作について説明する。先
ずユーザーは、図2に示すようなモニタまたはテレビに
表示された番組選択画面において、操作パネル25およ
び/またはリモートコントローラ25を用いてカーソル
30を移動させることにより、所望の番組サービスを選
択する。そして、選択された番組がMPEG2で高能率
符号化された「1.無料番組」または「2.有料番組
(視聴)」である場合について説明する。この場合に
は、信号受信と共に信号処理を行って視聴が可能である
ためにスイッチ回路7は固定接点7c側に、スイッチ回
路8は固定接点8a側に切り換えられて、MPEGデコ
ーダ回路9でデコードされてモニタに出力される。尚、
「2.有料番組(視聴)」を選択した場合には記録再生
部11には記録されないが有料放送であるので、モデム
24を介して番組配信センター101へ課金情報が送ら
れる。この課金情報としては1回の視聴料金だけなの
で、比較的安いものである。
【0021】次に、ユーザーが番組選択画面において
「3.有料番組(録画)」を選択した場合、MPEG2
で高能率符号化された番組を記録再生部11に記録して
おき、後日も視聴したいという場合には、スイッチ回路
7は、固定接点7b側に切り換えられてデジタルVTR
記録再生部14に記録される。また、この場合のみに限
りスイッチ回路26はオンとされてデジタルVTR記録
再生部14に記録が行われている最中であっても番組を
見ることができる。この場合には、デジタルVTR記録
再生部14に記録を行い、何回でも視聴できるので、モ
デム24を介して番組配信センター101に送られる課
金情報としては上述の1回の視聴料金の場合に比べて高
いものとなる。尚、番組選択画面で「3.有料番組(録
画)」以外の番組を選択した場合にはスイッチ回路26
はオフとされる。
【0022】次に、ユーザーが番組選択画面において、
MPEG2で高能率符号化されると共に時間軸圧縮処理
された番組「4.有料番組(高速配信)」を選択した場
合について説明する。この場合には、受信と同時に信号
処理を行い視聴することは不可能であるために、記録再
生部11に記録を一旦行うべくスイッチ回路7を固定接
点7b側に切り換える。
【0023】図3は、記録再生動作の一例を示すタイミ
ングチャートである。図3では時間軸が6分の1に圧縮
され、2時間分の映画を受信した例を示す。図3Aは、
時間軸圧縮された映画を受信している期間(20分)を
示す。図3Bは、HDD記録再生部18に時間軸圧縮さ
れた映画が記録される期間(約4分)を示す。図3C
は、HDD記録再生部18に記録された映画が再生され
る期間(約24分)を示す。図3Dは、デジタルVTR
記録再生部14に時間軸圧縮された2時間分の映画が記
録される期間(20分)を示す。図3Eは、デジタルV
TR記録再生部14が映画を記録した磁気テープの巻き
戻し及び頭出しを行っている期間(約1〜2分)を示
す。図3Fは、デジタルVTR記録再生部14が磁気テ
ープに記録した映画の再生を行っている期間を示す。
【0024】図3A、B、Dとから判るように、時間軸
圧縮の施された映画の受信を開始するのと同時に、デジ
タルVTR記録再生部14とHDD記録再生部18とが
映画の記録を開始する。このときデジタルVTR記録再
生部14とHDD記録再生部18の記録レートは同じで
ある。HDD記録再生部18は、ハードディスクが一杯
になるまでデータを記録する(約4分)。そしてハード
ディスクが一杯になったならば図3Cに示すようにすぐ
に再生を開始する。ハードディスクは、磁気テープより
アクセススピードが早いので記録終了後すぐに再生を開
始することができる。ハードディスクの再生時には時間
軸を元に戻すために記録再生ヘッド(図示せず)の移動
速度を記録時の速度より遅くして再生するか又は、再生
した信号を一旦メモリ(図示せず)に取り込み、読みだ
しクロックを適当に設定することにより時間軸を元に戻
して再生する。時間軸が元に戻された信号は、スイッチ
回路20とスイッチ回路8を介して(スイッチ回路は固
定接点8b側に切り換えられている)MPEGデコーダ
回路9に供給されて、復元される。
【0025】HDD記録再生部18に記録した映画の再
生を行っているときに、デジタルVTR記録再生部14
は、映画を最後まで磁気テープに記録する。デジタルV
TR記録再生部14に映画の記録が完了した場合には、
現在HDD記録再生部18が再生している箇所のタイム
コードをマイコン23が認識し、磁気テープに記録され
ている絶対トラック番号に換算する演算をマイコン23
が行う。マイコン23は、演算した結果の絶対トラック
番号へ高速で磁気テープの巻き戻しを行った後、頭出し
を行う。絶対トラック番号での高速サーチは、200倍
速程度まで可能であるため、20分間の記録であれば約
6秒でテープトップまで巻き戻すことが可能であるた
め、頭出しの時間を入れても約1〜2分でハードディス
クが再生している箇所と同期を取ることが可能である。
【0026】HDD記録再生部18が再生している箇所
と同期が取れたならば、スイッチ回路20を切り換え
て、デジタルVTR記録再生部14からの再生に切り換
える。これにより番組の最後まで視聴を続けることがで
きる。
【0027】上述のようにHDD記録再生部18のハー
ドディスクには、ディジタルVTR記録再生部14が番
組を最後まで記録するのに要する時間(20分)と、記
録された磁気テープを巻戻し、ハードディスクが再生し
ている箇所に同期させる為に要する時間(約1〜2分)
を加えた時間分だけ再生できるように、記録すればよ
く、同時にそれだけの容量があればよい。
【0028】従って、ユーザーは、デジタルVTR記録
再生部14の記録が終了して巻き戻す時間(約22分)
を待つ必要はなく、ハードディスクが記録を終了するま
での時間(約4分)だけ待てば良い。したがって待ち時
間が大幅に短縮化されることになる。
【0029】次に、この発明を用いた第2の実施例につ
いて図4および図5を用いて説明する。図4においてブ
ロック図を示すが図1と同じ構成部分については説明を
省き、構成の異なる部分のみ説明することにする。図4
においてHDD記録再生部18には記録専用ヘッド(図
示せず)と再生専用ヘッド(図示せず)とが別個に設け
られている。記録信号処理回路16から出力された信号
は、記録専用ヘッドに供給されてハードディスクに記録
される。また、この第2の実施例では再生専用ヘッドが
設けられているので、記録と同時に記録を行った部分を
すぐに再生することができる。再生された信号は、FI
FOメモリ(First In First Out memory )31に入力
されて時間軸が元に戻されて再生信号処理回路19に出
力される。
【0030】図5は第2の実施例における記録再生動作
の一例を示すタイミングチャートである。この図5で
は、上述した第1の実施例と同様に時間軸が6分の1に
圧縮され、2時間分の映画を受信した例を示す。図5A
は、時間軸圧縮された映画を受信している期間(20
分)を示す。図5Bは、HDD記録再生部18が時間軸
圧縮された映画の記録を行っている期間(約4分)を示
す。図5Cは、HDD記録再生部18が記録した映画の
再生を行っている期間(約24分)を示す。図5Dは、
デジタルVTR記録再生部14が時間軸圧縮された映画
の記録を行っている期間(20分)を示す。図5Eは、
デジタルVTR記録再生部14が映画を記録した磁気テ
ープの巻き戻し及び頭出しを行っている期間(約1〜2
分)を示す。図5Fは、デジタルVTR記録再生部14
が磁気テープに記録した映画の再生を行っている期間を
示す。
【0031】この第2の実施例では、図B、C、Dとか
ら判るように、時間軸圧縮の施された番組の受信を開始
するのと同時に、デジタルVTR記録再生部14とHD
D記録再生部18の両方の記録を開始し、さらにHDD
記録再生部18ではこの記録動作と同時に再生動作も行
う点が第1の実施例とは異なる所である。この場合もデ
ジタルVTR記録再生部14とHDD記録再生部18の
記録レートは同じである。HDD記録再生部18は、ハ
ードディスクが一杯になるまでデータを記録する(約4
分)。したがってハードディスクには時間軸を元に戻し
た時点で24分間分の再生データが記録されていること
になる。尚、図4では再生したデータをFIFOメモリ
31に蓄積して時間軸を元に戻すようにしたが、再生専
用ヘッドの移動速度を記録専用ヘッドの移動速度より遅
くして再生するようにしても良い。
【0032】HDD記録再生部18の再生を行っている
途中でデジタルVTR記録再生部14は、番組の最後ま
で記録を完了する。デジタルVTR記録再生部14の記
録が完了した場合には、第1の実施例と同様にHDD記
録再生部18の再生箇所とデジタルVTR記録再生部1
4の再生開始箇所の同期を取り、同期が取れた以降はデ
ジタルVTR記録再生部14の再生側にスイッチ回路2
0が切り換えられる。これにより番組の最後まで視聴を
続けることができる。
【0033】このように第1の実施例と同様にHDD記
録再生部18のハードディスクには、ディジタルVTR
記録再生部14が番組を最後まで記録するのに要する時
間(20分)と、記録された磁気テープを巻戻し、ハー
ドディスクが再生している箇所に同期させる為に要する
時間(約1〜2分)を加えた時間分だけ再生できるよう
に、番組を記録すればよく、同時にハードディスクに
は、それだけが記録できる容量があればよい。
【0034】このように第2の実施例では、HDD記録
再生部18は記録動作と再生動作が同時に実行されるの
で、ユーザーは、ほとんど待つことなく画像を見ること
ができる。
【0035】上述の実施例では、ハードディスクを用い
て記録を行うことについて説明したが、これに限ること
はなく例えば光ディスク、光磁気ディスク、半導体等を
用いることも可能である。
【0036】さらに、上述の実施例では、デジタルVT
R記録再生部14の再生開始箇所とHDD記録再生部1
8の再生箇所との同期を取るためにタイムコードが用い
られるとしているが、ハードディスクのアドレスを使用
し、磁気テープのトラック番号またはタイムコードを計
算することにより、同期をとるようにしても良い。
【0037】さらにまた、上述の第2の実施例では、H
DD記録再生部18には、記録専用ヘッドと再生専用ヘ
ッドとが個別に設けられているとしたが、これに限らず
記録再生兼用ヘッドとFIFOを用い、記録動作と再生
動作を時分割処理するようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】この発明に係るディジタル信号処理装置
は、時間軸圧縮されたデジタル画像データを受信すると
同時、または短時間で再生することが可能なため、利用
者の待機時間は短くで済み、ユーザーの要求後、すぐに
復元画像データを見ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るディジタル信号処理装置の第1
の実施例を示すブロック図である。
【図2】この発明に係る番組選択画面の一例を示す図で
ある。
【図3】この発明に係るディジタル信号処理装置の第1
の実施例における記録再生動作を示すタイミングチャー
トである。
【図4】この発明に係るディジタル信号処理装置の第2
の実施例を示すブロック図である。
【図5】この発明に係るディジタル信号処理装置の第2
の実施例における記録再生動作を示すタイミングチャー
トである。
【図6】この発明に係る時間軸圧縮されたデジタル画像
データが受信される画像伝送システムを示した図であ
る。
【図7】この発明に係る時間軸圧縮されたデジタル画像
データが受信される画像伝送システムの送信側のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
14 ディジタルVTR記録再生部 18 HDD記録再生部 23 マイコン 12、16 記録信号処理回路 15、19 再生信号処理回路 7、8、13、17、20、26 スイッチ回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/93 H04N 5/91 L 5/93 E (72)発明者 島津 彰 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間軸圧縮されたデジタル画像データが
    受信される画像伝送システムにおける上記デジタル画像
    データを記録再生するためのディジタル信号処理装置に
    おいて、 上記デジタル画像データを受信する受信部と、 受信したデジタル画像データを磁気テープ上に記録する
    第1の記録再生部と、 上記受信したデジタル画像データの先頭から所定部分を
    上記第1の記録再生部の記録動作と並行して記録し、且
    つ上記所定部分データを再生するようにした第2の記録
    再生部と、 上記第2の記録再生部が上記デジタル画像データの上記
    所定部分の記録を終了した後に、再生状態に移行させ、
    上記第2の記録再生部により再生された所定部分データ
    を時間軸伸長した信号に対して、上記第1の記録再生部
    により再生され、時間軸伸長された信号を連続させるた
    めの制御手段とを設けることを特徴とする画像伝送シス
    テムにおけるディジタル信号処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像伝送システムにお
    けるディジタル信号処理装置において、 上記第2の記録再生装置では、上記デジタル画像データ
    を記録しながら、再生するようになされたことを特徴と
    する画像伝送システムにおけるディジタル信号処理装
    置。
JP05044195A 1994-04-21 1995-02-15 画像伝送システムにおけるディジタル信号処理装置 Expired - Lifetime JP3567517B2 (ja)

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