JPH0893438A - ミスト除去装置 - Google Patents
ミスト除去装置Info
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- JPH0893438A JPH0893438A JP25127994A JP25127994A JPH0893438A JP H0893438 A JPH0893438 A JP H0893438A JP 25127994 A JP25127994 A JP 25127994A JP 25127994 A JP25127994 A JP 25127994A JP H0893438 A JPH0893438 A JP H0893438A
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- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 気体中に含まれるミストを効率良く分離除去
することができ、しかも圧力損失が低く且つ目詰まりが
少ない、ミスト除去装置を提供する。 【構成】 長さ方向にほぼ平行に且つ互いに間隔をおい
て配列した複数の単繊維又は繊維糸からなり、気体中の
ミストを捕集して粗粒化し、粗粒ミストないし液滴とし
て気体中に再飛散させる粗粒化フィルター10と、粗粒
化フィルター10から再飛散した粗粒ミストないし液滴
を気体から分離するサイクロン分離装置5等の分離装置
とを備えたミスト除去装置。
することができ、しかも圧力損失が低く且つ目詰まりが
少ない、ミスト除去装置を提供する。 【構成】 長さ方向にほぼ平行に且つ互いに間隔をおい
て配列した複数の単繊維又は繊維糸からなり、気体中の
ミストを捕集して粗粒化し、粗粒ミストないし液滴とし
て気体中に再飛散させる粗粒化フィルター10と、粗粒
化フィルター10から再飛散した粗粒ミストないし液滴
を気体から分離するサイクロン分離装置5等の分離装置
とを備えたミスト除去装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気体中に浮遊する微小
な液滴であるミスト、特に内燃機関におけるブローバイ
ガス中のオイルミストを、効率良く分離除去する装置に
関する。
な液滴であるミスト、特に内燃機関におけるブローバイ
ガス中のオイルミストを、効率良く分離除去する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】各種工業プロセスで発生する液滴やミス
ト、内燃機関のブローバイガスや空気駆動装置の圧縮空
気中のオイルミスト等の気体中に浮遊する液滴ないしミ
ストの中でも、粒径が約20μm以上の液滴は、自然沈
降を利用して捕集する重力分離装置、又は気体の流路に
挿入した邪魔板等の障害物に衝突させて捕集する慣性分
離装置によって、ほぼ完全に分離除去することが可能で
ある。
ト、内燃機関のブローバイガスや空気駆動装置の圧縮空
気中のオイルミスト等の気体中に浮遊する液滴ないしミ
ストの中でも、粒径が約20μm以上の液滴は、自然沈
降を利用して捕集する重力分離装置、又は気体の流路に
挿入した邪魔板等の障害物に衝突させて捕集する慣性分
離装置によって、ほぼ完全に分離除去することが可能で
ある。
【0003】しかし、粒径が10〜20μm以下のミス
トと呼ばれる微小な液滴は、重力分離装置や慣性分離装
置によって分離することが困難である。特に、自動車エ
ンジン等の内燃機関におけるブローバイガスに含まれる
オイルミストについては、粒径が1μm程度又はそれ以
下と極めて微細であるため、重力や慣性力を利用した除
去装置では分離除去できなかった。
トと呼ばれる微小な液滴は、重力分離装置や慣性分離装
置によって分離することが困難である。特に、自動車エ
ンジン等の内燃機関におけるブローバイガスに含まれる
オイルミストについては、粒径が1μm程度又はそれ以
下と極めて微細であるため、重力や慣性力を利用した除
去装置では分離除去できなかった。
【0004】かかるミストの分離には、濾材によって捕
集する濾過分離装置、あるいは気体とミストの間に相対
的運動を起こさせて分離する装置、代表的には遠心力を
利用した分離装置(サイクロン)が使用されていた。と
ころが、濾過分離装置では、気体の流路に濾布や繊維充
填層等の炉材を配置するので、分離効率は高くなるもの
の、圧力損失が大きくなり又目詰まりも起こりやすい。
一方、サイクロン分離装置では、逆に圧力損失は小さく
且つ目詰まりも起こり難いが、大きな遠心力か十分長い
滞留時間を与えないと約1μm以下の微細なミストの分
離ができない欠点があった。
集する濾過分離装置、あるいは気体とミストの間に相対
的運動を起こさせて分離する装置、代表的には遠心力を
利用した分離装置(サイクロン)が使用されていた。と
ころが、濾過分離装置では、気体の流路に濾布や繊維充
填層等の炉材を配置するので、分離効率は高くなるもの
の、圧力損失が大きくなり又目詰まりも起こりやすい。
一方、サイクロン分離装置では、逆に圧力損失は小さく
且つ目詰まりも起こり難いが、大きな遠心力か十分長い
滞留時間を与えないと約1μm以下の微細なミストの分
離ができない欠点があった。
【0005】又、荷電粒子は電場内においてその極性と
反対極性の電極の方向に移動する性質があるが、この静
電気力を利用してミストを分離する電気分離装置も知ら
れている。しかし、この装置は微細なミストの分離が可
能であるが、ミストが帯電していなければ利用すること
ができないという大きな欠点があるため、通常のオイル
ミストは電荷を有しないので、この電気分離装置より分
離することはできなかった。
反対極性の電極の方向に移動する性質があるが、この静
電気力を利用してミストを分離する電気分離装置も知ら
れている。しかし、この装置は微細なミストの分離が可
能であるが、ミストが帯電していなければ利用すること
ができないという大きな欠点があるため、通常のオイル
ミストは電荷を有しないので、この電気分離装置より分
離することはできなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、気体中の
微小な液滴やミストを分離する従来のミスト分離装置で
は、分離効率を高めると圧力損失や目詰まりが生じやす
く、逆に圧力損失及び目詰まりを低減させると分離効率
が低下するという状況にあり、比較的簡単な装置で、圧
力損失及び目詰まりがなく、高い分離効率でミストを分
離除去することは困難な現状であった。
微小な液滴やミストを分離する従来のミスト分離装置で
は、分離効率を高めると圧力損失や目詰まりが生じやす
く、逆に圧力損失及び目詰まりを低減させると分離効率
が低下するという状況にあり、比較的簡単な装置で、圧
力損失及び目詰まりがなく、高い分離効率でミストを分
離除去することは困難な現状であった。
【0007】本発明は、かかる従来の事情に鑑み、気体
中に含まれるミスト、特に粒径が1μm以下の微細なミ
ストを効率良く分離除去することができ、しかも圧力損
失が低く且つ目詰まりが少ない、ミスト除去装置を提供
することを目的とする。
中に含まれるミスト、特に粒径が1μm以下の微細なミ
ストを効率良く分離除去することができ、しかも圧力損
失が低く且つ目詰まりが少ない、ミスト除去装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明が提案するミスト除去装置においては、長さ
方向にほぼ平行に且つ互いに間隔をおいて配列した複数
の単繊維又は繊維糸からなり、気体中のミストを捕集し
て粗粒化し、粗粒ミストないし液滴として気体中に再飛
散させる粗粒化フィルターと、粗粒化フィルターから再
飛散した粗粒ミストないし液滴を気体から分離する分離
装置とを備えたことを特徴とする。
め、本発明が提案するミスト除去装置においては、長さ
方向にほぼ平行に且つ互いに間隔をおいて配列した複数
の単繊維又は繊維糸からなり、気体中のミストを捕集し
て粗粒化し、粗粒ミストないし液滴として気体中に再飛
散させる粗粒化フィルターと、粗粒化フィルターから再
飛散した粗粒ミストないし液滴を気体から分離する分離
装置とを備えたことを特徴とする。
【0009】ここで、単繊維とは絹や化学繊維等のフィ
ラメント及び木綿や羊毛あるいは化学繊維等の短繊維
(ステープル)を含む意味であり、繊維糸とはこれらの
単繊維を数本集めて撚りをかけ若しくは紡績した糸を意
味する。繊維糸は1種類の単繊維からなるもののほか、
2種類以上の単繊維からなっていても良い。
ラメント及び木綿や羊毛あるいは化学繊維等の短繊維
(ステープル)を含む意味であり、繊維糸とはこれらの
単繊維を数本集めて撚りをかけ若しくは紡績した糸を意
味する。繊維糸は1種類の単繊維からなるもののほか、
2種類以上の単繊維からなっていても良い。
【0010】又、上記分離装置は、従来から液滴や通常
のミストの分離除去に用いられている装置であって良
く、例えば、自然沈降を利用した重力分離装置、慣性力
を利用した邪魔板等を備えるインパクタやルーバーのよ
うな慣性分離装置、遠心力を利用したサイクロン分離装
置が好ましい。
のミストの分離除去に用いられている装置であって良
く、例えば、自然沈降を利用した重力分離装置、慣性力
を利用した邪魔板等を備えるインパクタやルーバーのよ
うな慣性分離装置、遠心力を利用したサイクロン分離装
置が好ましい。
【0011】
【作用】本発明のミスト除去装置においては、従来の重
力分離装置や慣性分離装置あるいは遠心力分離装置等で
は分離できなかった微細なミストを、まず粗粒化フィル
ターにより気体から捕集し、捕集した2又はそれ以上の
ミストを粗粒化フィルター上で合体又は合一させた後、
粗粒ミストないし液滴として気体中に再飛散させる。
力分離装置や慣性分離装置あるいは遠心力分離装置等で
は分離できなかった微細なミストを、まず粗粒化フィル
ターにより気体から捕集し、捕集した2又はそれ以上の
ミストを粗粒化フィルター上で合体又は合一させた後、
粗粒ミストないし液滴として気体中に再飛散させる。
【0012】即ち、本発明における粗粒化フィルター
は、複数の単繊維又は繊維糸が長さ方向に平行し互いに
間隔をおいてすだれ状に配列しており、気体中に含まれ
るミストはこの単繊維又は繊維糸の近くを流れる時に単
繊維又は繊維糸に付着して捕集され、捕集された複数の
ミストは同一の又は隣接する単繊維又は繊維糸の上で合
体又は合一されることにより次第に粗粒化する。粗粒化
フィルター上で粗粒化したミストは、その自重と気体の
流れる圧力により粗粒化フィルターから自然に離れ、粗
粒ミストないし液滴となって気体中に再飛散する。
は、複数の単繊維又は繊維糸が長さ方向に平行し互いに
間隔をおいてすだれ状に配列しており、気体中に含まれ
るミストはこの単繊維又は繊維糸の近くを流れる時に単
繊維又は繊維糸に付着して捕集され、捕集された複数の
ミストは同一の又は隣接する単繊維又は繊維糸の上で合
体又は合一されることにより次第に粗粒化する。粗粒化
フィルター上で粗粒化したミストは、その自重と気体の
流れる圧力により粗粒化フィルターから自然に離れ、粗
粒ミストないし液滴となって気体中に再飛散する。
【0013】この粗粒化フィルターの下流には、従来か
ら使用されている通常のミストの分離装置を配置してあ
るので、再飛散した粗粒ミストないし液滴を容易に捕集
して分離除去することができる。例えば、従来は通常の
分離装置では捕集不可能な粒径が1μm以下の微細なミ
ストであっても、本発明に係わる粗粒化フィルターによ
り粒径が1μmを越える粗粒ミストに、好ましくは粒径
が約10μm以上の液滴とすることにより、通常の分離
装置を用いて気体中のミストを高い効率で分離除去する
ことが可能となる。
ら使用されている通常のミストの分離装置を配置してあ
るので、再飛散した粗粒ミストないし液滴を容易に捕集
して分離除去することができる。例えば、従来は通常の
分離装置では捕集不可能な粒径が1μm以下の微細なミ
ストであっても、本発明に係わる粗粒化フィルターによ
り粒径が1μmを越える粗粒ミストに、好ましくは粒径
が約10μm以上の液滴とすることにより、通常の分離
装置を用いて気体中のミストを高い効率で分離除去する
ことが可能となる。
【0014】粗粒化フィルターを構成する単繊維又は繊
維糸は、特に限定はなく、例えば、木綿、麻、羊毛、絹
等の天然繊維、レーヨン等の再生繊維、アセテート等の
半合成繊維、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、アラミド等の有機合成繊
維、又はガラス繊維、炭素繊維、金属繊維、セラミック
ス繊維等の無機合成繊維であって良い。中でも、これら
の繊維のモノフィラメント又は紡績糸が好ましい。紡績
糸は糸の周囲に単繊維が多数突き出ているので、ミスト
の捕集に適している。
維糸は、特に限定はなく、例えば、木綿、麻、羊毛、絹
等の天然繊維、レーヨン等の再生繊維、アセテート等の
半合成繊維、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、アラミド等の有機合成繊
維、又はガラス繊維、炭素繊維、金属繊維、セラミック
ス繊維等の無機合成繊維であって良い。中でも、これら
の繊維のモノフィラメント又は紡績糸が好ましい。紡績
糸は糸の周囲に単繊維が多数突き出ているので、ミスト
の捕集に適している。
【0015】一般に、気体中のミスト等の捕集に関して
は、単繊維等の単一の捕集体の捕集効率ηは、捕集体の
太さをdf、この太さの捕集体に捕集され得るミストの
流入幅をdeとすると: η=de/df=f(Stk) で表される。
は、単繊維等の単一の捕集体の捕集効率ηは、捕集体の
太さをdf、この太さの捕集体に捕集され得るミストの
流入幅をdeとすると: η=de/df=f(Stk) で表される。
【0016】 ただし、Stk=Ccρpdp 2U0/ρμdc Cc…カニンガムの補正係数 ρp…粒子密度 dp…粒子直径 U0…ガス速度 ρ…空気密度 μ…ガス粘性係数 dc…捕集体の代表長さ
【0017】従って、単繊維等の捕集体が集合したフィ
ルター全体の捕集効率Eは、フィルターにおける捕集体
の充填率をαとすると: E=αη で表される。
ルター全体の捕集効率Eは、フィルターにおける捕集体
の充填率をαとすると: E=αη で表される。
【0018】これらの式から、粗粒化フィルターの捕集
効率Eを高めるためには、捕集体を構成する単繊維又は
繊維糸の太さdfを小さくすること、充填率αを大きく
すること、又はdeが大きくなるように気体の通過速度
を大きくすることが、有効であることが分かる。しか
し、充填率αを大きくすると、圧力損失が増大し、又目
詰まりが発生しやすくなるので、圧力損失を少なく且つ
目詰まりを起こすことなく、高い捕集効率が達成できる
ように、単繊維又は繊維糸の太さ及び充填率を考慮して
その配列と配置を選択する。
効率Eを高めるためには、捕集体を構成する単繊維又は
繊維糸の太さdfを小さくすること、充填率αを大きく
すること、又はdeが大きくなるように気体の通過速度
を大きくすることが、有効であることが分かる。しか
し、充填率αを大きくすると、圧力損失が増大し、又目
詰まりが発生しやすくなるので、圧力損失を少なく且つ
目詰まりを起こすことなく、高い捕集効率が達成できる
ように、単繊維又は繊維糸の太さ及び充填率を考慮して
その配列と配置を選択する。
【0019】尚、本発明の粗粒化フィルターにおける単
繊維又は繊維糸の太さに関しては、ガスの流速によって
も異なるが、一般に100μm以下であることが好まし
く、特に内燃機関におけるブローバイガス中の微細なオ
イルミストを効率良く分離除去するためには、20〜4
0μmの太さの単繊維又は繊維糸を使用することが好ま
しい。
繊維又は繊維糸の太さに関しては、ガスの流速によって
も異なるが、一般に100μm以下であることが好まし
く、特に内燃機関におけるブローバイガス中の微細なオ
イルミストを効率良く分離除去するためには、20〜4
0μmの太さの単繊維又は繊維糸を使用することが好ま
しい。
【0020】次に、粗粒化フィルターを構成する複数の
単繊維又は繊維糸の配列ないし配置について説明する。
基本的には、複数の単繊維又は繊維糸を、一平面上で長
さ方向に平行に且つ互いに間隔をおいて、すだれ状に配
列する。このように単繊維又は繊維糸をすだれ状に配列
したすだれ状繊維層では、単繊維又は繊維糸の間隔を極
端に狭くしない限り、圧力損失や目詰まりは発生しにく
いが、反面ミストの捕集効率が低い。
単繊維又は繊維糸の配列ないし配置について説明する。
基本的には、複数の単繊維又は繊維糸を、一平面上で長
さ方向に平行に且つ互いに間隔をおいて、すだれ状に配
列する。このように単繊維又は繊維糸をすだれ状に配列
したすだれ状繊維層では、単繊維又は繊維糸の間隔を極
端に狭くしない限り、圧力損失や目詰まりは発生しにく
いが、反面ミストの捕集効率が低い。
【0021】そこで、このすだれ状繊維層で高い捕集効
率を得るためには、気体の流れ方向に対してほぼ直角方
向に複数のすだれ状繊維層を配置することが好ましい。
この場合、各すだれ状繊維層の配置関係は特に限定され
ず、例えば各すだれ状繊維層の平面を互いに平行にし又
は互いに傾け、あるいは各すだれ状繊維層の単繊維又は
繊維糸の長さ方向を互いに平行にし又は互いに傾けるこ
とができる。
率を得るためには、気体の流れ方向に対してほぼ直角方
向に複数のすだれ状繊維層を配置することが好ましい。
この場合、各すだれ状繊維層の配置関係は特に限定され
ず、例えば各すだれ状繊維層の平面を互いに平行にし又
は互いに傾け、あるいは各すだれ状繊維層の単繊維又は
繊維糸の長さ方向を互いに平行にし又は互いに傾けるこ
とができる。
【0022】又、いずれの場合においても、互いに隣接
する各すだれ状繊維層の単繊維又は繊維糸が、気体の流
れ方向に対してできるだけ互いに重ならないように配列
し、又は配置することが好ましい。更に、複数のすだれ
状繊維層は、夫々同一種類の繊維でも、異なる種類の繊
維からなっていても良い。
する各すだれ状繊維層の単繊維又は繊維糸が、気体の流
れ方向に対してできるだけ互いに重ならないように配列
し、又は配置することが好ましい。更に、複数のすだれ
状繊維層は、夫々同一種類の繊維でも、異なる種類の繊
維からなっていても良い。
【0023】上記のごとく複数層のすだれ状繊維層を配
置する場合、各すだれ状繊維層の単繊維又は繊維糸の太
さを、気体の流れ方向の上流及び下流のすだれ状繊維層
が中間部のすだれ状繊維層より太くなるように傾斜させ
ることが好ましい。このように配置することにより、粒
径の大きなミストは上流の太い単繊維又は繊維糸のすだ
れ状繊維層で及び粒径の小さなミストは中間部の細い単
繊維又は繊維糸のすだれ状繊維層でそれぞれ捕集されや
すく、しかも捕集されたミストは粗粒化と再飛散を繰り
返しながら中間部から下流の各すだれ状繊維層の間で次
第に粒径が大きく成長し、望ましい大きさの粗粒ミスト
ないし液滴となる。
置する場合、各すだれ状繊維層の単繊維又は繊維糸の太
さを、気体の流れ方向の上流及び下流のすだれ状繊維層
が中間部のすだれ状繊維層より太くなるように傾斜させ
ることが好ましい。このように配置することにより、粒
径の大きなミストは上流の太い単繊維又は繊維糸のすだ
れ状繊維層で及び粒径の小さなミストは中間部の細い単
繊維又は繊維糸のすだれ状繊維層でそれぞれ捕集されや
すく、しかも捕集されたミストは粗粒化と再飛散を繰り
返しながら中間部から下流の各すだれ状繊維層の間で次
第に粒径が大きく成長し、望ましい大きさの粗粒ミスト
ないし液滴となる。
【0024】又、一平面上ですだれ状に配列した複数の
単繊維又は繊維糸は、夫々単繊維又は繊維糸1をその両
端で固定するのが通常であるが、図1に示すように各単
繊維又は繊維糸1をほぼ直角方向に配列した単繊維又は
繊維糸からなる糸状支持材2により固定し、この糸状支
持材2をフィルターの枠体3に固定することによって、
単繊維又は繊維糸1の両端を解放しても良い。図1の構
造によれば、単繊維又は繊維糸1が気体の流れに伴って
曲がったり又は糸状支持材2を軸として回転し、気体中
に含まれる異物を排除しやすいので、目詰まり及びそれ
に伴う圧力損失を避けるのに有効である。
単繊維又は繊維糸は、夫々単繊維又は繊維糸1をその両
端で固定するのが通常であるが、図1に示すように各単
繊維又は繊維糸1をほぼ直角方向に配列した単繊維又は
繊維糸からなる糸状支持材2により固定し、この糸状支
持材2をフィルターの枠体3に固定することによって、
単繊維又は繊維糸1の両端を解放しても良い。図1の構
造によれば、単繊維又は繊維糸1が気体の流れに伴って
曲がったり又は糸状支持材2を軸として回転し、気体中
に含まれる異物を排除しやすいので、目詰まり及びそれ
に伴う圧力損失を避けるのに有効である。
【0025】かかる図1のすだれ状繊維層は、上記のご
とく複数層配置することができ、しかも各繊維層ごとに
単繊維又は繊維糸1の太さや間隔を変えたり、繊維の種
類を変えることができることは言うまでもない。
とく複数層配置することができ、しかも各繊維層ごとに
単繊維又は繊維糸1の太さや間隔を変えたり、繊維の種
類を変えることができることは言うまでもない。
【0026】粗粒化フィルターの目詰まりを防止し、圧
力損失の増大を抑制する手段としては、図1の構造の外
に、一平面上ですだれ状に配列した複数の単繊維又は繊
維糸を、交互に高弾性繊維と低弾性繊維とで構成する方
法もある。この場合、異物の付着により目詰まりが起こ
って圧力損失が増加すると、各単繊維又は繊維糸の弾性
率の違いから低弾性繊維からなる単繊維又は繊維糸が伸
び、目開きが大きくなって異物が排除されるため、フィ
ルターの性状が元に回復する作用がある。
力損失の増大を抑制する手段としては、図1の構造の外
に、一平面上ですだれ状に配列した複数の単繊維又は繊
維糸を、交互に高弾性繊維と低弾性繊維とで構成する方
法もある。この場合、異物の付着により目詰まりが起こ
って圧力損失が増加すると、各単繊維又は繊維糸の弾性
率の違いから低弾性繊維からなる単繊維又は繊維糸が伸
び、目開きが大きくなって異物が排除されるため、フィ
ルターの性状が元に回復する作用がある。
【0027】又、一平面上ですだれ状に配列した複数の
単繊維又は繊維糸を、交互に太い単繊維又は繊維糸と細
い単繊維又は繊維糸とで構成すれば、太い単繊維又は繊
維糸の両側は流速が上がると共に粒子の密度が高くな
り、その結果太い単繊維又は繊維糸の両側の細い単繊維
又は繊維糸によって捕集が効果的に行える。又、細い単
繊維又は繊維糸は剛性が低いためガス流によって変形し
易く、目詰まりが生じにくいという効果もある。
単繊維又は繊維糸を、交互に太い単繊維又は繊維糸と細
い単繊維又は繊維糸とで構成すれば、太い単繊維又は繊
維糸の両側は流速が上がると共に粒子の密度が高くな
り、その結果太い単繊維又は繊維糸の両側の細い単繊維
又は繊維糸によって捕集が効果的に行える。又、細い単
繊維又は繊維糸は剛性が低いためガス流によって変形し
易く、目詰まりが生じにくいという効果もある。
【0028】尚、粗粒化フィルターの下流に配置する分
離装置については、従来から液滴や通常のミストの分離
除去に用いられている装置であって良いことは前記した
が、気体から分離された粗粒ミストや液滴が出口パイプ
側に流出しないように、液膜トラップを備えることが好
ましい。即ち、分離装置で気体から分離された粗粒ミス
トや液滴は分離装置の内壁に液膜として残るが、この液
膜が出口パイプ側に流出しないように、例えば出口パイ
プを分離装置内に突き出した構造等の、液膜トラップを
設けるものである。
離装置については、従来から液滴や通常のミストの分離
除去に用いられている装置であって良いことは前記した
が、気体から分離された粗粒ミストや液滴が出口パイプ
側に流出しないように、液膜トラップを備えることが好
ましい。即ち、分離装置で気体から分離された粗粒ミス
トや液滴は分離装置の内壁に液膜として残るが、この液
膜が出口パイプ側に流出しないように、例えば出口パイ
プを分離装置内に突き出した構造等の、液膜トラップを
設けるものである。
【0029】
【実施例】実施例1 オイルミストの分離除去に従来から使用されてる下記3
種類の分離装置、即ち図2に示すサイクロン分離装置
5、図3に示す重力沈降分離装置6、及び図4に示すイ
ンパクタ分離装置7を用意し、その気体流入用の入口パ
イプ8に本発明の粗粒化フィルター10を挿着すること
により、オイルミストの捕集効率と圧力損失を測定し
た。
種類の分離装置、即ち図2に示すサイクロン分離装置
5、図3に示す重力沈降分離装置6、及び図4に示すイ
ンパクタ分離装置7を用意し、その気体流入用の入口パ
イプ8に本発明の粗粒化フィルター10を挿着すること
により、オイルミストの捕集効率と圧力損失を測定し
た。
【0030】図2に示すサイクロン分離装置5は、円筒
状上部と逆円錐状下部からなる本体5aの高さが70m
m及び本体5aの円筒状上部の直径が45mmであり、
本体5aの接線方向に設けた入口パイプ8及び本体5a
の上部に垂直方向に設けた出口パイプ9の内径が共に1
5mmであって、出口パイプ9は本体5aの内部に長さ
16mmだけ突き出すことにより液膜トラップを構成し
ている。
状上部と逆円錐状下部からなる本体5aの高さが70m
m及び本体5aの円筒状上部の直径が45mmであり、
本体5aの接線方向に設けた入口パイプ8及び本体5a
の上部に垂直方向に設けた出口パイプ9の内径が共に1
5mmであって、出口パイプ9は本体5aの内部に長さ
16mmだけ突き出すことにより液膜トラップを構成し
ている。
【0031】図3の重力沈降分離装置6は、円筒状の沈
降室6aの直径が60mm及び長さが54mmであり、
円筒状の沈降室6aの軸中心に沿い対向する位置に内径
が共に10mmの入口パイプ8と出口パイプ9が設けて
あり、出口パイプ9は沈降室6aの内部に5mmだけ突
き出すことにより液膜トラップを構成している。又、図
4のインパクタ分離装置7は、円筒状の本体7aの直径
が30mm及び長さが30mmであり、入口パイプ8と
出口パイプ9の寸法や構成は図3の装置と同じであっ
て、円筒状の本体7aの内部にその軸方向に直角に3枚
の邪魔板7bがジグザクに等間隔に配置してある。
降室6aの直径が60mm及び長さが54mmであり、
円筒状の沈降室6aの軸中心に沿い対向する位置に内径
が共に10mmの入口パイプ8と出口パイプ9が設けて
あり、出口パイプ9は沈降室6aの内部に5mmだけ突
き出すことにより液膜トラップを構成している。又、図
4のインパクタ分離装置7は、円筒状の本体7aの直径
が30mm及び長さが30mmであり、入口パイプ8と
出口パイプ9の寸法や構成は図3の装置と同じであっ
て、円筒状の本体7aの内部にその軸方向に直角に3枚
の邪魔板7bがジグザクに等間隔に配置してある。
【0032】これらの各分離装置5、6、7の各入口パ
イプ8に挿着した粗粒化フィルター10は、次の3種類
である: 粗粒化フィルター:直径8μmのステンレス単繊維を
撚った直径150μmの複数の繊維糸を、一平面上で長
さ方向に平行に且つ1mmの間隔で配列して両端を枠体
に固定したすだれ状繊維層からなり、すだれ状繊維層を
気体の流れ方向に対して直角に25層(厚さ20mm)
配置した粗粒化フィルター。
イプ8に挿着した粗粒化フィルター10は、次の3種類
である: 粗粒化フィルター:直径8μmのステンレス単繊維を
撚った直径150μmの複数の繊維糸を、一平面上で長
さ方向に平行に且つ1mmの間隔で配列して両端を枠体
に固定したすだれ状繊維層からなり、すだれ状繊維層を
気体の流れ方向に対して直角に25層(厚さ20mm)
配置した粗粒化フィルター。
【0033】粗粒化フィルター:図1に示すように、
直径60μmの複数のナイロンの繊維糸1を、一平面上
で長さ方向に平行に且つ1mmの間隔で配列し、各繊維
糸1に対して直角方向に配列した直径39μmのナイロ
ンの繊維糸からなる糸状支持材2により各繊維糸を固定
し且つ繊維糸1の両端を解放したすだれ状繊維層からな
り、2つのすだれ状繊維層を糸状支持材2が50μmの
間隔をおいて平行し且つ繊維糸1が重ならないように一
平面上に配置して枠体3に固定したものを、気体の流れ
方向に対して直角に2層配置(間隔1mm)した粗粒化
フィルター。
直径60μmの複数のナイロンの繊維糸1を、一平面上
で長さ方向に平行に且つ1mmの間隔で配列し、各繊維
糸1に対して直角方向に配列した直径39μmのナイロ
ンの繊維糸からなる糸状支持材2により各繊維糸を固定
し且つ繊維糸1の両端を解放したすだれ状繊維層からな
り、2つのすだれ状繊維層を糸状支持材2が50μmの
間隔をおいて平行し且つ繊維糸1が重ならないように一
平面上に配置して枠体3に固定したものを、気体の流れ
方向に対して直角に2層配置(間隔1mm)した粗粒化
フィルター。
【0034】粗粒化フィルター:直径60μmのナイ
ロンの複数の繊維糸を、一平面上で長さ方向に平行に且
つ1.6μmの間隔で配列して両端を枠体に固定し、各
繊維糸に対して直角方向に10μmの間隔で配列した直
径39μmの3本のナイロンの繊維糸からなる糸状支持
材により各繊維糸を固定したすだれ状繊維層からなり、
すだれ状繊維層を気体の流れ方向に対して直角に1層だ
け配置した粗粒化フィルター。
ロンの複数の繊維糸を、一平面上で長さ方向に平行に且
つ1.6μmの間隔で配列して両端を枠体に固定し、各
繊維糸に対して直角方向に10μmの間隔で配列した直
径39μmの3本のナイロンの繊維糸からなる糸状支持
材により各繊維糸を固定したすだれ状繊維層からなり、
すだれ状繊維層を気体の流れ方向に対して直角に1層だ
け配置した粗粒化フィルター。
【0035】又、比較例として、上記本発明の粗粒化フ
ィルターの代わりに、直径35μmのナイロンの繊維糸
を縦糸と横糸とし、縦糸及び横糸の間隔40μmで織り
上げた織物を3枚重ねたもの、及びポリエチレンとポリ
プロピレンからなり、空隙率95%で厚さ10mmの不
織布を、それぞれ各分離装置の入口パイプに上記と同様
に挿着し、オイルミストの捕集効率と圧力損失を同様に
測定した。
ィルターの代わりに、直径35μmのナイロンの繊維糸
を縦糸と横糸とし、縦糸及び横糸の間隔40μmで織り
上げた織物を3枚重ねたもの、及びポリエチレンとポリ
プロピレンからなり、空隙率95%で厚さ10mmの不
織布を、それぞれ各分離装置の入口パイプに上記と同様
に挿着し、オイルミストの捕集効率と圧力損失を同様に
測定した。
【0036】上記の各粗粒化フィルター及び比較例のフ
ィルターを挿着した分離装置を用いて、オイルミスト発
生装置で発生させた平均粒径1.45μmのオイルミス
トを含む気体を45リットル/分の流量で流し、各分離
装置での捕集効率並びに圧力損失を測定した結果を表1
に示した。尚、参考のために、粗粒化フィルター又は比
較例のフィルターを挿着しない分離装置における捕集効
率及び圧力損失も測定し、表1に併せて示した。
ィルターを挿着した分離装置を用いて、オイルミスト発
生装置で発生させた平均粒径1.45μmのオイルミス
トを含む気体を45リットル/分の流量で流し、各分離
装置での捕集効率並びに圧力損失を測定した結果を表1
に示した。尚、参考のために、粗粒化フィルター又は比
較例のフィルターを挿着しない分離装置における捕集効
率及び圧力損失も測定し、表1に併せて示した。
【0037】
【表1】
【0038】上記の結果から、本発明の粗粒化フィルタ
ーを備えた分離装置では、粗粒化フィルターなしの分離
装置に比べてオイルミストの捕集効率が格段に向上し、
圧力損失も低く抑えることができるのに対して、通常の
織物や不織布をもちいた場合には捕集効率の向上は認め
られるものの、圧力損失の増加が極めて大きいことが分
かる。
ーを備えた分離装置では、粗粒化フィルターなしの分離
装置に比べてオイルミストの捕集効率が格段に向上し、
圧力損失も低く抑えることができるのに対して、通常の
織物や不織布をもちいた場合には捕集効率の向上は認め
られるものの、圧力損失の増加が極めて大きいことが分
かる。
【0039】実施例2 前記実施例1のサイクロン分離装置と粗粒化フィルター
を使用し、平均粒径の異なるオイルミストを捕集した
場合の捕集効率を測定した。その結果を表2に示した。
を使用し、平均粒径の異なるオイルミストを捕集した
場合の捕集効率を測定した。その結果を表2に示した。
【0040】
【表2】
【0041】上記の結果から、従来オイルミストの分離
に有効とされているサイクロン分離装置であっても、オ
イルミストの平均粒径が1μmより小さくなると捕集効
率が急激に低下することが分かる。これに対して、本発
明の粗粒化フィルターを備えたサイクロン分離装置を使
用することによって、平均粒径が1μm以下の微細なオ
イルミストも高い捕集効率で分離除去できることが分か
る。
に有効とされているサイクロン分離装置であっても、オ
イルミストの平均粒径が1μmより小さくなると捕集効
率が急激に低下することが分かる。これに対して、本発
明の粗粒化フィルターを備えたサイクロン分離装置を使
用することによって、平均粒径が1μm以下の微細なオ
イルミストも高い捕集効率で分離除去できることが分か
る。
【0042】
【発明の効果】本発明の粗粒化フィルターを備えたミス
ト除去装置によれば、内燃機関におけるブローバイガス
中のオイルミストのような気体中に含まれるミスト、特
に粒径が1μm以下の微細なミストを、小さな圧力損失
でありながら、高い効率で捕集して分離除去することが
できる。
ト除去装置によれば、内燃機関におけるブローバイガス
中のオイルミストのような気体中に含まれるミスト、特
に粒径が1μm以下の微細なミストを、小さな圧力損失
でありながら、高い効率で捕集して分離除去することが
できる。
【0043】しかも、粗粒化フィルターは小型化且つ軽
量化が可能であり、従来のミスト分離装置の入口側に簡
単に挿着できるため、コンパクトで低価格なミスト除去
装置を提供することができる。
量化が可能であり、従来のミスト分離装置の入口側に簡
単に挿着できるため、コンパクトで低価格なミスト除去
装置を提供することができる。
【図1】本発明に係わる粗粒化フィルターの一具体例を
説明的に示す概略の正面図である。
説明的に示す概略の正面図である。
【図2】サイクロン分離装置に粗粒化フィルターを備え
た本発明のミスト除去装置を示す概略の断面図である。
た本発明のミスト除去装置を示す概略の断面図である。
【図3】重力沈降分離装置に粗粒化フィルターを備えた
本発明のミスト除去装置を示す概略の断面図である。
本発明のミスト除去装置を示す概略の断面図である。
【図4】インパクタ分離装置に粗粒化フィルターを備え
た本発明のミスト除去装置を示す概略の断面図である。
た本発明のミスト除去装置を示す概略の断面図である。
1 繊維糸 2 糸状支持材 3 枠体 5 サイクロン分離装置 6 重力沈降分離装置 7 インパクタ分離装置 8 入口パイプ 9 出口パイプ 10 粗粒化フィルター
Claims (8)
- 【請求項1】 長さ方向にほぼ平行に且つ互いに間隔を
おいて配列した複数の単繊維又は繊維糸からなり、気体
中のミストを捕集して粗粒化し、粗粒ミストないし液滴
として気体中に再飛散させる粗粒化フィルターと、粗粒
化フィルターから再飛散した粗粒ミストないし液滴を気
体から分離する分離装置とを備えたことを特徴とするミ
スト除去装置。 - 【請求項2】 粗粒化フィルターの複数の単繊維又は繊
維糸が、一平面上で長さ方向に平行に且つ互いに間隔を
おいてすだれ状に配列し、このすだれ状繊維層が気体の
流れ方向に対してほぼ直角に少なくとも1層配置されて
いることを特徴とする、請求項1に記載のミスト除去装
置。 - 【請求項3】 複数層のすだれ状繊維層を有し、各すだ
れ状繊維層の単繊維又は繊維糸の太さを、気体の流れ方
向の上流及び下流のすだれ状繊維層が中間部のすだれ状
繊維層より太くなるように傾斜させたことを特徴とす
る、請求項2に記載のミスト除去装置。 - 【請求項4】 一平面上ですだれ状に配列した複数の単
繊維又は繊維糸が、夫々その両端で固定されているか、
又は各単繊維又は繊維糸に対してほぼ直角方向に配列し
た単繊維又は繊維糸からなる糸状支持材により固定され
且つ両端が解放されていることを特徴とする、請求項2
又は3に記載のミスト除去装置。 - 【請求項5】 一平面上ですだれ状に配列した複数の単
繊維又は繊維糸が、交互に高弾性繊維と低弾性繊維とで
構成されていることを特徴とする、請求項2〜4のいず
れかに記載のミスト除去装置。 - 【請求項6】 一平面上ですだれ状に配列した複数の単
繊維又は繊維糸が、交互に太い単繊維又は繊維糸と細い
単繊維又は繊維糸とで構成されていることを特徴とす
る、請求項2、4又5のいずれかに記載のミスト除去装
置。 - 【請求項7】 粗粒化フィルターを構成する単繊維又は
繊維糸が、天然繊維、再生繊維、半合成繊維、有機合成
繊維、又は無機合成繊維からなることを特徴とする、請
求項1〜6のいずれかに記載のミスト除去装置。 - 【請求項8】 前記分離装置が、自然沈降を利用した重
力分離装置、慣性力を利用した慣性分離装置、遠心力を
利用したサイクロン分離装置のいずれかであることを特
徴とする、請求項1〜7のいずれか記載のミスト除去装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25127994A JPH0893438A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | ミスト除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25127994A JPH0893438A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | ミスト除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0893438A true JPH0893438A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17220441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25127994A Pending JPH0893438A (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | ミスト除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0893438A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10103039A (ja) * | 1996-05-31 | 1998-04-21 | Pall Corp | 吸熱エンジンブロックの抽気回路の為の浄化装置及びこの浄化装置を備えた抽気回路 |
| JP2007503545A (ja) * | 2003-08-25 | 2007-02-22 | エフ・エー・フアウ・モトーレンテヒニック・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング | 内燃機関におけるクランク室の通気装置 |
| EP1902767A1 (de) * | 2006-09-22 | 2008-03-26 | ISI-Industrie-Produkte GmbH | Verfahren und Vorrichtung zum Abtrennen von Flüssigkeiten aus einem Gasstrom |
| JP2016131969A (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-25 | 三菱重工業株式会社 | 排ガス処理システム及び方法 |
| CN111558256A (zh) * | 2020-05-20 | 2020-08-21 | 中国石油大学(华东) | 一种耦合机制下的超细颗粒分离系统 |
| GB2625094A (en) * | 2022-12-05 | 2024-06-12 | Jcb Res | Internal combustion engine |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP25127994A patent/JPH0893438A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10103039A (ja) * | 1996-05-31 | 1998-04-21 | Pall Corp | 吸熱エンジンブロックの抽気回路の為の浄化装置及びこの浄化装置を備えた抽気回路 |
| JP2007503545A (ja) * | 2003-08-25 | 2007-02-22 | エフ・エー・フアウ・モトーレンテヒニック・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング | 内燃機関におけるクランク室の通気装置 |
| EP1902767A1 (de) * | 2006-09-22 | 2008-03-26 | ISI-Industrie-Produkte GmbH | Verfahren und Vorrichtung zum Abtrennen von Flüssigkeiten aus einem Gasstrom |
| JP2016131969A (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-25 | 三菱重工業株式会社 | 排ガス処理システム及び方法 |
| WO2016117172A1 (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-28 | 三菱重工業株式会社 | 排ガス処理システム及び方法 |
| US10328383B2 (en) | 2015-01-22 | 2019-06-25 | Mitsubishi Heavy Industries Engineering, Ltd. | Flue gas treatment system and method |
| US10610820B2 (en) | 2015-01-22 | 2020-04-07 | Mitsubishi Heavy Industries Engineering, Ltd. | Flue gas treatment system and method |
| CN111558256A (zh) * | 2020-05-20 | 2020-08-21 | 中国石油大学(华东) | 一种耦合机制下的超细颗粒分离系统 |
| GB2625094A (en) * | 2022-12-05 | 2024-06-12 | Jcb Res | Internal combustion engine |
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