JPH0893874A - 一動作往復揺動カム装置 - Google Patents
一動作往復揺動カム装置Info
- Publication number
- JPH0893874A JPH0893874A JP23001694A JP23001694A JPH0893874A JP H0893874 A JPH0893874 A JP H0893874A JP 23001694 A JP23001694 A JP 23001694A JP 23001694 A JP23001694 A JP 23001694A JP H0893874 A JPH0893874 A JP H0893874A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- turret
- stroke
- roller
- cam plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直進カムの往または復の一動作をターレット
の往復揺動に変換することにより、バックラッシのない
正確なターレットの揺動角度を得る。 【構成】 表面及び裏面にそれぞれローラ3−1、3−
2を有し回転軸4を中心として回転運動可能なターレッ
ト3と、ローラー3−1、3−2に接しつつターレット
3の回転軸と直角方向に往復直線運動可能な山形状のカ
ム面をもつカム板8と谷形状のカム面をもつカム板9を
結合した直進カム2とからなり、直進カム2の往または
復の一動作をターレット3の往復揺動に変換する。
の往復揺動に変換することにより、バックラッシのない
正確なターレットの揺動角度を得る。 【構成】 表面及び裏面にそれぞれローラ3−1、3−
2を有し回転軸4を中心として回転運動可能なターレッ
ト3と、ローラー3−1、3−2に接しつつターレット
3の回転軸と直角方向に往復直線運動可能な山形状のカ
ム面をもつカム板8と谷形状のカム面をもつカム板9を
結合した直進カム2とからなり、直進カム2の往または
復の一動作をターレット3の往復揺動に変換する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直線運動を揺動運動に変
換するカム装置に係り、特に、直進カムの往または復の
一動作をターレットの往復揺動に変換する一動作往復揺
動カム装置に関する。
換するカム装置に係り、特に、直進カムの往または復の
一動作をターレットの往復揺動に変換する一動作往復揺
動カム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用の自動機械において、揺動運動は
物品の分配、切り換え、振り分け等の種々の構成の基本
出力機器として数多く利用されている。揺動運動は基本
的には、揺動レバーが一端部を回転中心として或る範囲
(角度範囲)内で回転運動するものである。
物品の分配、切り換え、振り分け等の種々の構成の基本
出力機器として数多く利用されている。揺動運動は基本
的には、揺動レバーが一端部を回転中心として或る範囲
(角度範囲)内で回転運動するものである。
【0003】揺動運動を得る方法としては、モータなど
の回転原動機の出力軸に角度検出器を設け、出力軸の回
転角度が一定範囲で往復するように制御し、揺動レバー
の一端部をその原動機の出力軸に固定することにより揺
動運動を出力することが知られている。しかしながら、
この構成は揺動角度の調節等に柔軟性があるが、原動機
に電磁ブレーキ付レバーシブルモータ、パルスモータ、
及びサーボモータ等の特殊かつ複雑で高価なものが必要
になるという欠点があり、あまり汎用的ではない。
の回転原動機の出力軸に角度検出器を設け、出力軸の回
転角度が一定範囲で往復するように制御し、揺動レバー
の一端部をその原動機の出力軸に固定することにより揺
動運動を出力することが知られている。しかしながら、
この構成は揺動角度の調節等に柔軟性があるが、原動機
に電磁ブレーキ付レバーシブルモータ、パルスモータ、
及びサーボモータ等の特殊かつ複雑で高価なものが必要
になるという欠点があり、あまり汎用的ではない。
【0004】これに対して、直線運動を揺動運動に変換
する他の例としては、図12に示すラックとピニオンと
からなる機構が知られている。図12において、複動型
エアシリンダ31より往復駆動されるラック32は、レ
バー35が回転軸34に設けられたピニオン33を往復
回転運動させる。
する他の例としては、図12に示すラックとピニオンと
からなる機構が知られている。図12において、複動型
エアシリンダ31より往復駆動されるラック32は、レ
バー35が回転軸34に設けられたピニオン33を往復
回転運動させる。
【0005】まず、電磁弁36を通電状態(ON)にす
ると、エアシリンダ31のAポート31−1へ圧縮空気
供給源37から圧縮空気が供給され、ピストン31−3
が左行し、ピストンロッド31−4を介してラック32
が同方向へ滑動し、ラック32とかみ合うピニオン33
は時計方向へ回転する。このときBポート31−2は電
磁弁36の排気口EBに接続され排気状態となる。
ると、エアシリンダ31のAポート31−1へ圧縮空気
供給源37から圧縮空気が供給され、ピストン31−3
が左行し、ピストンロッド31−4を介してラック32
が同方向へ滑動し、ラック32とかみ合うピニオン33
は時計方向へ回転する。このときBポート31−2は電
磁弁36の排気口EBに接続され排気状態となる。
【0006】次いで、ピストン31−3が行程の左端に
到着後、電磁弁36を非通電状態(OFF)とすると、
エアシリンダ31のBポート31−2へ圧縮空気が供給
されるとともにAポート31−1が排気口EAと接続し
て排気状態となり、ピストン31−3が右行し、ピスト
ンロッド31−4を介してラック32が同方向へ滑動
し、ピニオン33は反時計方向へ回転する。こうして時
計方向と反時計方向と交互に回転するピニオン33の回
転軸34に設けられたレバー35は往復揺動運動を行
う。
到着後、電磁弁36を非通電状態(OFF)とすると、
エアシリンダ31のBポート31−2へ圧縮空気が供給
されるとともにAポート31−1が排気口EAと接続し
て排気状態となり、ピストン31−3が右行し、ピスト
ンロッド31−4を介してラック32が同方向へ滑動
し、ピニオン33は反時計方向へ回転する。こうして時
計方向と反時計方向と交互に回転するピニオン33の回
転軸34に設けられたレバー35は往復揺動運動を行
う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のラックとピニオンとを用いた機構をエアシリンダを
用いて駆動する場合、次の(1)〜(6)の各項に示す
問題点が生じる。 (1)レバーの往復揺動運動を高速に行わせようとする
場合、エアシリンダ内に流入する空気の伝搬速度による
遅れ、シリンダの排気側の背圧の影響、ピストン及びこ
れに駆動される系の慣性等がエアシリンダの往動作及び
復動作をそれぞれ妨げるために、エアシリンダの往復動
作の繰り返し限界が約1[秒]となり、高速繰り返し動
作ができない。往復動作の高速化のため、ピストンがス
トロークエンドに達する前に圧縮空気の方向を切り換え
ると、ピストンストロークが一定とならず、この結果と
してレバーの回転角が一定とならず、所定角度の回転を
行わずに戻り始める。
来のラックとピニオンとを用いた機構をエアシリンダを
用いて駆動する場合、次の(1)〜(6)の各項に示す
問題点が生じる。 (1)レバーの往復揺動運動を高速に行わせようとする
場合、エアシリンダ内に流入する空気の伝搬速度による
遅れ、シリンダの排気側の背圧の影響、ピストン及びこ
れに駆動される系の慣性等がエアシリンダの往動作及び
復動作をそれぞれ妨げるために、エアシリンダの往復動
作の繰り返し限界が約1[秒]となり、高速繰り返し動
作ができない。往復動作の高速化のため、ピストンがス
トロークエンドに達する前に圧縮空気の方向を切り換え
ると、ピストンストロークが一定とならず、この結果と
してレバーの回転角が一定とならず、所定角度の回転を
行わずに戻り始める。
【0008】(2)ピストンをストロークエンドまで駆
動する場合には、ピストンが一定速度でストロークエン
ドに衝突するため、衝撃的な加速度が発生する。特に直
線運動から回転運動に駆動力を変換する機構にラック・
ピニオンを用いると、その噛合い部には必ずバックラッ
シがあるため、衝撃的な加速度により、各動力伝達部材
に振動が発生する。この振動は、往復動作が高速になる
ほど激しくなり、出力軸とレバーとを固定している締結
部分に、繰返し微振動による摩耗や緩みが生じる。この
ため、点検保守が欠かせず、増し締めや摩耗部品の交換
等が必要になる。
動する場合には、ピストンが一定速度でストロークエン
ドに衝突するため、衝撃的な加速度が発生する。特に直
線運動から回転運動に駆動力を変換する機構にラック・
ピニオンを用いると、その噛合い部には必ずバックラッ
シがあるため、衝撃的な加速度により、各動力伝達部材
に振動が発生する。この振動は、往復動作が高速になる
ほど激しくなり、出力軸とレバーとを固定している締結
部分に、繰返し微振動による摩耗や緩みが生じる。この
ため、点検保守が欠かせず、増し締めや摩耗部品の交換
等が必要になる。
【0009】(3)図13に示す不良品排出コンベアの
往復揺動運動の復路において、揺動レバー45により物
品46等を動かす場合、エアシリンダの圧縮空気供給側
の反対側の排気が遅いとシリンダ背圧が抵抗となり、所
定トルクの発生が遅れる。従って、物品を動かすタイミ
ングがずれて、次の物品と揺動レバーが干渉することが
ある。図13において、コンベア速度がv、物品間の間
隔をLpとすれば、1サイクルの揺動レバーの動作は、
t=Lp/v以内に完結する必要がある。
往復揺動運動の復路において、揺動レバー45により物
品46等を動かす場合、エアシリンダの圧縮空気供給側
の反対側の排気が遅いとシリンダ背圧が抵抗となり、所
定トルクの発生が遅れる。従って、物品を動かすタイミ
ングがずれて、次の物品と揺動レバーが干渉することが
ある。図13において、コンベア速度がv、物品間の間
隔をLpとすれば、1サイクルの揺動レバーの動作は、
t=Lp/v以内に完結する必要がある。
【0010】(4)また、図13の不良品排出コンベア
のようなコンベア上の物品を揺動レバーで押し動かす場
合、揺動レバーの動きは徐々に速くなり一定速度に達し
た後、この速度で衝突停止する。従って、物品は加速さ
れた状態で突き飛ばされるので、物品底面とコンベア上
面との摩擦状況、物品を押し動かすタイミング及び物品
の形状・重量等にばらつきがあると、物品は所定位置よ
り外れた所に移送されてしまう。
のようなコンベア上の物品を揺動レバーで押し動かす場
合、揺動レバーの動きは徐々に速くなり一定速度に達し
た後、この速度で衝突停止する。従って、物品は加速さ
れた状態で突き飛ばされるので、物品底面とコンベア上
面との摩擦状況、物品を押し動かすタイミング及び物品
の形状・重量等にばらつきがあると、物品は所定位置よ
り外れた所に移送されてしまう。
【0011】(5)エアシリンダの両ストローク端にお
いて、ラック・ピニオン間のバックラッシにより、揺動
レバーのガタつきを生じる。また市販のエアシリンダに
はストロークのばらつきがあり、揺動レバーの正確な回
転角度を得るためには、エアシリンダのストロークを規
正する外部ストッパが必要となる。
いて、ラック・ピニオン間のバックラッシにより、揺動
レバーのガタつきを生じる。また市販のエアシリンダに
はストロークのばらつきがあり、揺動レバーの正確な回
転角度を得るためには、エアシリンダのストロークを規
正する外部ストッパが必要となる。
【0012】(6)揺動レバーが物品に衝突する際、物
品の質量及び衝突速度の自乗に比例する運動エネルギー
がラック・ピニオンの噛合い点に作用し、両者の歯面同
志が振動により擦れ摩耗を生じる。
品の質量及び衝突速度の自乗に比例する運動エネルギー
がラック・ピニオンの噛合い点に作用し、両者の歯面同
志が振動により擦れ摩耗を生じる。
【0013】本発明は前記従来の問題点を解消するべく
なされたものであって、高速な往復揺動運動を可能に
し、出力軸の回転角度を正確に制御し得るとともに、停
留位置でのガタを無くして位置決め不良を無くし、加減
速の影響による振動を無くし、摩耗するところがなく点
検保守を容易にした一動作往復揺動カム装置を提供する
ことを課題とする。
なされたものであって、高速な往復揺動運動を可能に
し、出力軸の回転角度を正確に制御し得るとともに、停
留位置でのガタを無くして位置決め不良を無くし、加減
速の影響による振動を無くし、摩耗するところがなく点
検保守を容易にした一動作往復揺動カム装置を提供する
ことを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を有する。すなわち請求項1の発
明は、表面及び裏面にそれぞれローラを有し回転運動可
能なターレットと、該ターレットの前記ローラーに接し
つつ該ターレットの回転軸と直角方向に往復直線運動可
能な2枚のカム板を結合した直進カムとからなり、該直
進カムの往または復の一動作を前記ターレットの往復揺
動に変換する一動作往復揺動カム装置であって、前記ロ
ーラは、前記ターレットの第1の面に配設された第1の
ローラと、前記ターレットの第2の面に配設された第2
のローラとからなり、さらに前記ターレットの回転中心
から直進カムの進行方向に直角に降ろした垂線の両側に
各ローラの回転中心が位置し、前記直進カムは、前記往
復運動の方向と平行に配設されかつ互いに結合された第
1及び第2のカム板からなり、該第1のカム板には山形
状のカム部が形成され、該第2のカム板には谷形状のカ
ム部が形成され、前記第1のローラが前記第1のカム板
のカム面を転動し、前記第2のローラが前記第2のカム
板のカム面を転動し、一方のローラが一方のカム板の上
り行程に接するとき、他方のローラが他方のカム板の下
り行程に接し、前記直進カムの直線運動に連れて前記タ
ーレットが一方向に回転し、かつ前記直線運動の途中に
おいて、それぞれのローラが接しているカムの勾配が上
りから下りへ、またはその逆に下りから上りへ切り換わ
るとともに前記ターレットの回転方向が反転することを
特徴とする一動作往復揺動カム装置である。
め、本発明は次の構成を有する。すなわち請求項1の発
明は、表面及び裏面にそれぞれローラを有し回転運動可
能なターレットと、該ターレットの前記ローラーに接し
つつ該ターレットの回転軸と直角方向に往復直線運動可
能な2枚のカム板を結合した直進カムとからなり、該直
進カムの往または復の一動作を前記ターレットの往復揺
動に変換する一動作往復揺動カム装置であって、前記ロ
ーラは、前記ターレットの第1の面に配設された第1の
ローラと、前記ターレットの第2の面に配設された第2
のローラとからなり、さらに前記ターレットの回転中心
から直進カムの進行方向に直角に降ろした垂線の両側に
各ローラの回転中心が位置し、前記直進カムは、前記往
復運動の方向と平行に配設されかつ互いに結合された第
1及び第2のカム板からなり、該第1のカム板には山形
状のカム部が形成され、該第2のカム板には谷形状のカ
ム部が形成され、前記第1のローラが前記第1のカム板
のカム面を転動し、前記第2のローラが前記第2のカム
板のカム面を転動し、一方のローラが一方のカム板の上
り行程に接するとき、他方のローラが他方のカム板の下
り行程に接し、前記直進カムの直線運動に連れて前記タ
ーレットが一方向に回転し、かつ前記直線運動の途中に
おいて、それぞれのローラが接しているカムの勾配が上
りから下りへ、またはその逆に下りから上りへ切り換わ
るとともに前記ターレットの回転方向が反転することを
特徴とする一動作往復揺動カム装置である。
【0015】請求項2の発明は、一表面に山形状の溝と
谷形状の溝とが形成され往復直線運動可能な溝カム板
と、該溝カム板の一表面に対向して位置され、かつ、一
表面に垂直な回転軸を中心に回転動するターレットとを
備え、前記溝カム板の往または復の一動作を前記ターレ
ットの往復揺動に変換する一動作往復揺動カム装置であ
って、前記山形状の溝と谷形状の溝のそれぞれに対向し
て前記ターレットから前記溝カム板に突出して保持され
た円端となる被動体と、それぞれの被動体が対応する溝
に挿入されている状態で溝カム板をターレット回転軸に
対して垂直方向に移動可能にする移動支持部とを有する
とともに、前記一方の被動体が一方の溝の上り行程に接
するとき、他方の被動体が他方の溝の下り行程に接し、
前記溝カム板の直線運動に連れて前記ターレットが一方
向に回転し、かつ前記直線運動の途中において、それぞ
れの被動体が挿入されている溝の勾配が上りから下り
へ、またはその逆に下りから上りへ切り換わるとともに
前記ターレットの回転方向が反転することを特徴とする
一動作往復揺動カム装置である。
谷形状の溝とが形成され往復直線運動可能な溝カム板
と、該溝カム板の一表面に対向して位置され、かつ、一
表面に垂直な回転軸を中心に回転動するターレットとを
備え、前記溝カム板の往または復の一動作を前記ターレ
ットの往復揺動に変換する一動作往復揺動カム装置であ
って、前記山形状の溝と谷形状の溝のそれぞれに対向し
て前記ターレットから前記溝カム板に突出して保持され
た円端となる被動体と、それぞれの被動体が対応する溝
に挿入されている状態で溝カム板をターレット回転軸に
対して垂直方向に移動可能にする移動支持部とを有する
とともに、前記一方の被動体が一方の溝の上り行程に接
するとき、他方の被動体が他方の溝の下り行程に接し、
前記溝カム板の直線運動に連れて前記ターレットが一方
向に回転し、かつ前記直線運動の途中において、それぞ
れの被動体が挿入されている溝の勾配が上りから下り
へ、またはその逆に下りから上りへ切り換わるとともに
前記ターレットの回転方向が反転することを特徴とする
一動作往復揺動カム装置である。
【0016】請求項3の発明は、被動体が球形状のボー
ルローラ体であり、かつ、ターレットに穿設された穴部
に嵌まり込んで回転可能に支持されるものであることを
特徴とする請求項2に記載の一動作往復揺動カム装置で
ある。
ルローラ体であり、かつ、ターレットに穿設された穴部
に嵌まり込んで回転可能に支持されるものであることを
特徴とする請求項2に記載の一動作往復揺動カム装置で
ある。
【0017】請求項4の発明は、被動体がローラ形状で
あり、かつ、ターレットの回転軸に対して対称に配列さ
れていることを特徴とする請求項2に記載の一動作往復
揺動カム装置である。
あり、かつ、ターレットの回転軸に対して対称に配列さ
れていることを特徴とする請求項2に記載の一動作往復
揺動カム装置である。
【0018】請求項5の発明は、カム面が平坦な部分を
中間に設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項4
の何れかに記載の一動作往復揺動カム装置である。
中間に設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項4
の何れかに記載の一動作往復揺動カム装置である。
【0019】
【作用】請求項1の発明によれば、山形状のカム板と谷
形状のカム板とが一体となった直進カムと、ターレット
の表面および裏面に設けられた2つのローラとが協動し
て共役カムを形成する。すなわち、ターレットの回転中
心からカム板の進行方向に降ろした垂線よりカム板の進
行方向側に第1のローラがあって山形状のカム板と接
し、前記垂線の反対側に第2のローラがあって谷形状の
カム板と接している。そして、直進カムが一方の方向に
進む行程を第1行程と第2行程とに分けるとする。直進
カムが第1行程を進むにつれて、第1のローラが山形状
のカム板の上り行程により押し上げられるとともに、第
2のローラが谷形状のカム板の下り行程を押さえ付け
る。これにより、直進カムの第1行程において、ターレ
ットはある方向に回転する。
形状のカム板とが一体となった直進カムと、ターレット
の表面および裏面に設けられた2つのローラとが協動し
て共役カムを形成する。すなわち、ターレットの回転中
心からカム板の進行方向に降ろした垂線よりカム板の進
行方向側に第1のローラがあって山形状のカム板と接
し、前記垂線の反対側に第2のローラがあって谷形状の
カム板と接している。そして、直進カムが一方の方向に
進む行程を第1行程と第2行程とに分けるとする。直進
カムが第1行程を進むにつれて、第1のローラが山形状
のカム板の上り行程により押し上げられるとともに、第
2のローラが谷形状のカム板の下り行程を押さえ付け
る。これにより、直進カムの第1行程において、ターレ
ットはある方向に回転する。
【0020】そして、直進カムの行程の途中において、
第1のローラが山形状のカム板の上り行程の頂上に達す
るとともに、第2のローラが谷形状のカム板の谷底に達
する。そこで、ターレットの回転は一時停止するととも
に、山形状のカム板は下り行程に切り換わり、また、谷
形状のカム板は上り行程に切り換わる。そしてこれ以降
の直進カムの第2行程の進行につれて、第2のローラが
谷形状のカム板の上り行程により押し上げられるととも
に、第1のローラが山形状のカム板の下り行程を押さえ
付けるので、ターレットは逆方向に回転する。
第1のローラが山形状のカム板の上り行程の頂上に達す
るとともに、第2のローラが谷形状のカム板の谷底に達
する。そこで、ターレットの回転は一時停止するととも
に、山形状のカム板は下り行程に切り換わり、また、谷
形状のカム板は上り行程に切り換わる。そしてこれ以降
の直進カムの第2行程の進行につれて、第2のローラが
谷形状のカム板の上り行程により押し上げられるととも
に、第1のローラが山形状のカム板の下り行程を押さえ
付けるので、ターレットは逆方向に回転する。
【0021】請求項2の発明によれば、一表面に山形状
の溝及び谷形状の溝が形成された溝カムと、ターレット
の溝カムと対向する面に設けられた2つの被動体とが協
動して共役カムを形成する。すなわち、ターレットの回
転中心からカム板の進行方向に降ろした垂線よりカム板
の進行方向側に第1の被動体があって山形状のカム板と
接し、前記垂線の反対側に第2の被動体があって谷形状
のカム板と接している。そして、直進カムが一方の方向
に進む行程を第1行程と第2行程とに分けるとする。直
進カムが第1行程を進むにつれて、第1の被動体が山形
状の溝の上り行程により押し上げられるとともに、第2
のローラが谷形状の溝の下り行程を押さえ付ける。これ
により、直進カムの第1行程において、ターレットはあ
る方向に回転する。
の溝及び谷形状の溝が形成された溝カムと、ターレット
の溝カムと対向する面に設けられた2つの被動体とが協
動して共役カムを形成する。すなわち、ターレットの回
転中心からカム板の進行方向に降ろした垂線よりカム板
の進行方向側に第1の被動体があって山形状のカム板と
接し、前記垂線の反対側に第2の被動体があって谷形状
のカム板と接している。そして、直進カムが一方の方向
に進む行程を第1行程と第2行程とに分けるとする。直
進カムが第1行程を進むにつれて、第1の被動体が山形
状の溝の上り行程により押し上げられるとともに、第2
のローラが谷形状の溝の下り行程を押さえ付ける。これ
により、直進カムの第1行程において、ターレットはあ
る方向に回転する。
【0022】そして、溝カムの行程の途中において、第
1の被動体が山形状の溝の上り行程の頂上に達するとと
もに、第2の被動体が谷形状の溝の谷底に達する。そこ
で、ターレットの回転は一時停止するとともに、山形状
の溝は下り行程に切り換わり、また、谷形状の溝は上り
行程に切り換わる。そしてこれ以降の溝カムの進行につ
れて、第2の被動体が谷形状の溝の上り行程により押し
上げられるとともに、第1の被動体が山形状の溝の下り
行程を押さえ付けるので、ターレットは逆方向に回転す
る。
1の被動体が山形状の溝の上り行程の頂上に達するとと
もに、第2の被動体が谷形状の溝の谷底に達する。そこ
で、ターレットの回転は一時停止するとともに、山形状
の溝は下り行程に切り換わり、また、谷形状の溝は上り
行程に切り換わる。そしてこれ以降の溝カムの進行につ
れて、第2の被動体が谷形状の溝の上り行程により押し
上げられるとともに、第1の被動体が山形状の溝の下り
行程を押さえ付けるので、ターレットは逆方向に回転す
る。
【0023】請求項3の発明によれば、請求項2におけ
る被動体を球形状のボールローラ体とし、ターレットに
設けられた穴部に嵌まり込んだボールローラ体が溝カム
に設けられた溝に追随してターレットを回転させる。
る被動体を球形状のボールローラ体とし、ターレットに
設けられた穴部に嵌まり込んだボールローラ体が溝カム
に設けられた溝に追随してターレットを回転させる。
【0024】請求項4の発明によれば、請求項2におけ
る被動体をローラ形状とし、ターレットに設けられたロ
ーラが溝カムに設けられた溝に追随してターレットを回
転させる。
る被動体をローラ形状とし、ターレットに設けられたロ
ーラが溝カムに設けられた溝に追随してターレットを回
転させる。
【0025】請求項5の発明によれば、請求項1ないし
請求項4の一動作往復揺動カム装置において、カム面に
平坦な部分を設けて中間停留部とし、ターレットの回転
を一時停止させることができる。
請求項4の一動作往復揺動カム装置において、カム面に
平坦な部分を設けて中間停留部とし、ターレットの回転
を一時停止させることができる。
【0026】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。 〔第1実施例〕図1は本発明に係る一動作往復揺動カム
装置の第1実施例の構成を示す正面図であり、請求項1
の発明に対応する。図1において、本発明の第1実施例
は、直線運動の駆動手段である複動型エアシリンダ1
と、直進カム2と、ターレット3と、出力軸4と、作動
出力が取り出されるレバー5と、エアシリンダ1の駆動
方向を切り換える電磁弁6と、圧縮空気供給源7とを主
要な構成要素とする。
に説明する。 〔第1実施例〕図1は本発明に係る一動作往復揺動カム
装置の第1実施例の構成を示す正面図であり、請求項1
の発明に対応する。図1において、本発明の第1実施例
は、直線運動の駆動手段である複動型エアシリンダ1
と、直進カム2と、ターレット3と、出力軸4と、作動
出力が取り出されるレバー5と、エアシリンダ1の駆動
方向を切り換える電磁弁6と、圧縮空気供給源7とを主
要な構成要素とする。
【0027】なお、本発明に係る直進カムの駆動手段
は、上記のようなエアシリンダに限定されず、エア以外
の圧力伝達体(例えば、他のガス体やオイル等の液体)
で動作するシリンダ手段、または、リニアモータ等の直
線動の原動機の種々のものを用いることができる。
は、上記のようなエアシリンダに限定されず、エア以外
の圧力伝達体(例えば、他のガス体やオイル等の液体)
で動作するシリンダ手段、または、リニアモータ等の直
線動の原動機の種々のものを用いることができる。
【0028】複駆動型エアシリンダ1は、電磁弁6の通
電状態により、圧縮空気供給源7からAポート1−1へ
またはBポート1−2へ圧縮空気が供給される。この2
つのポートの何れに圧縮空気が供給されるかによって、
エアシリンダ1内部のピストン1−3が左右に運動可能
となっている。ピストン1−3にはピストンロッド1−
4を介して直進カム2が結合されている。直進カム2
は、第1のカム板8及び第2のカム板9が結合されて形
成されている。それぞれのカム板8及び9には、ターレ
ット3に設けられた第1のローラ3−1及び第2のロー
ラ3−2が接し、それぞれのカム面を転動するとともに
カム面から受ける力をターレット3の回転力に変換す
る。
電状態により、圧縮空気供給源7からAポート1−1へ
またはBポート1−2へ圧縮空気が供給される。この2
つのポートの何れに圧縮空気が供給されるかによって、
エアシリンダ1内部のピストン1−3が左右に運動可能
となっている。ピストン1−3にはピストンロッド1−
4を介して直進カム2が結合されている。直進カム2
は、第1のカム板8及び第2のカム板9が結合されて形
成されている。それぞれのカム板8及び9には、ターレ
ット3に設けられた第1のローラ3−1及び第2のロー
ラ3−2が接し、それぞれのカム面を転動するとともに
カム面から受ける力をターレット3の回転力に変換す
る。
【0029】ターレット3の回転軸である出力軸4には
レバー5が固定されており、ターレット3の回転角度と
同じ角度だけレバー5が回転し、このレバー5から目的
とする作動トルクが取り出される。なお、図1におい
て、便宜的に、山形状を有する第1のカム板8が手前側
のものとしてそのカム輪郭を実線で示し、谷形状を有す
る第2のカム板9がその向こう側にあるものとしてその
カム輪郭を破線で示す。同様にターレット3の表面に実
線で示される第1のローラ3−1があり、ターレットの
裏面に破線で示される第2のローラ3−2があるものと
する。
レバー5が固定されており、ターレット3の回転角度と
同じ角度だけレバー5が回転し、このレバー5から目的
とする作動トルクが取り出される。なお、図1におい
て、便宜的に、山形状を有する第1のカム板8が手前側
のものとしてそのカム輪郭を実線で示し、谷形状を有す
る第2のカム板9がその向こう側にあるものとしてその
カム輪郭を破線で示す。同様にターレット3の表面に実
線で示される第1のローラ3−1があり、ターレットの
裏面に破線で示される第2のローラ3−2があるものと
する。
【0030】図2は、第1実施例の一動作往復揺動カム
装置に用いられるカム曲線の例であり、(a)はターレ
ット3の無次元変位(回転角度)θ、(b)は同無次元
速度V、(c)は同無次元加速度Aをそれぞれ示す(実
際には角速度及び角加速度であるが慣用的に速度V及び
加速度Aと呼ばれている)。なお、直進カム2の往路の
動作において、その前半の行程を行程I、その後半の行
程を行程IIとしている。このカム曲線に示すように、レ
バー5の往復揺動は、クッションスタート及びクッショ
ン停止することができる。
装置に用いられるカム曲線の例であり、(a)はターレ
ット3の無次元変位(回転角度)θ、(b)は同無次元
速度V、(c)は同無次元加速度Aをそれぞれ示す(実
際には角速度及び角加速度であるが慣用的に速度V及び
加速度Aと呼ばれている)。なお、直進カム2の往路の
動作において、その前半の行程を行程I、その後半の行
程を行程IIとしている。このカム曲線に示すように、レ
バー5の往復揺動は、クッションスタート及びクッショ
ン停止することができる。
【0031】図3乃至図6は、上記構成の第1実施例の
動作をその順序に従って説明する動作順説明図であり、
ピストン1−3の往行程(60mm)を10等分して説
明している。そして、このピストン1−3の往行程の間
に、ターレット3は時計回りに30°回転(行程Iに相
当)した後、反時計回りに30°回転(行程IIに相当)
して元の位置に戻る動作を行う。なお、実施例に例示し
たピストンの行程及びターレットの回転範囲は、本発明
の範囲を限定するものではない。
動作をその順序に従って説明する動作順説明図であり、
ピストン1−3の往行程(60mm)を10等分して説
明している。そして、このピストン1−3の往行程の間
に、ターレット3は時計回りに30°回転(行程Iに相
当)した後、反時計回りに30°回転(行程IIに相当)
して元の位置に戻る動作を行う。なお、実施例に例示し
たピストンの行程及びターレットの回転範囲は、本発明
の範囲を限定するものではない。
【0032】〔順序1−図3(a)参照〕まず初期状態
において、ピストン1−3はエアシリンダ1の右端にあ
るものとする。この初期状態における直進カム2とター
レット3との位置関係を図3(a)に示す。初期状態で
は、カムストロークST=0、ターレットの回転角度τ
=0である。電磁弁6を通電状態(ON)にすると、エ
アシリンダ1のAポート1−1へ圧縮空気供給源7から
圧縮空気が供給され、ピストン1−3が左行を始める。
このときBポート1−2は電磁弁6の排気口EBに接続
され排気状態となる。ピストン1−3の左行につれて、
ピストンロッド1−4を介して直進カム2が同方向へ滑
動する。
において、ピストン1−3はエアシリンダ1の右端にあ
るものとする。この初期状態における直進カム2とター
レット3との位置関係を図3(a)に示す。初期状態で
は、カムストロークST=0、ターレットの回転角度τ
=0である。電磁弁6を通電状態(ON)にすると、エ
アシリンダ1のAポート1−1へ圧縮空気供給源7から
圧縮空気が供給され、ピストン1−3が左行を始める。
このときBポート1−2は電磁弁6の排気口EBに接続
され排気状態となる。ピストン1−3の左行につれて、
ピストンロッド1−4を介して直進カム2が同方向へ滑
動する。
【0033】図3(a)において、ローラ3−1はカム
板8の上り行程8−aに接し、ローラ3−2はカム板9
の下り行程9−cに接しているのでいわゆる共役カムの
状態にあることになる。すなわち、ピストン1−3の左
行に連れてカム板8、9が左へ進むと、ローラ3−1は
カム板8の上り行程8−aのカム面に押し上げられなが
ら転動するとともに、ローラ3−2はカム板9の下り行
程9−cのカム面を押さえ付けながら転動して突っ張り
止めとなる。これにより、ターレット3には時計方向に
回転させる力が働き、直進カム2の左行に連れてターレ
ット3は時計回りの方向に回転を始め、回転速度は徐々
に加速される。
板8の上り行程8−aに接し、ローラ3−2はカム板9
の下り行程9−cに接しているのでいわゆる共役カムの
状態にあることになる。すなわち、ピストン1−3の左
行に連れてカム板8、9が左へ進むと、ローラ3−1は
カム板8の上り行程8−aのカム面に押し上げられなが
ら転動するとともに、ローラ3−2はカム板9の下り行
程9−cのカム面を押さえ付けながら転動して突っ張り
止めとなる。これにより、ターレット3には時計方向に
回転させる力が働き、直進カム2の左行に連れてターレ
ット3は時計回りの方向に回転を始め、回転速度は徐々
に加速される。
【0034】〔順序2−図3(b)参照〕次いで、カム
ストロークST=6mm(全行程の1/10)、ターレ
ットの回転角度τ=3.6°の状態を示す。このとき、
ローラ3−1は引き続きカム板8の上り行程8−aにあ
り、ローラ3−2は引き続きカム板9の下り行程9−c
にある。そして、ターレット3の角加速度はほぼ最大加
速状態にあり、角速度は増速中である。
ストロークST=6mm(全行程の1/10)、ターレ
ットの回転角度τ=3.6°の状態を示す。このとき、
ローラ3−1は引き続きカム板8の上り行程8−aにあ
り、ローラ3−2は引き続きカム板9の下り行程9−c
にある。そして、ターレット3の角加速度はほぼ最大加
速状態にあり、角速度は増速中である。
【0035】〔順序3−図3(c)参照〕次いで、カム
ストロークST=12mm(全行程の2/10)、ター
レットの回転角度τ=11.2°の状態を示す。このと
き、ローラ3−1は引き続きカム板8の上り行程8−a
にあり、ローラ3−2は引き続きカム板9の下り行程9
−cにある。そしてターレット3の角加速度は、0に近
づき、角速度はほぼ最大速度に達している。
ストロークST=12mm(全行程の2/10)、ター
レットの回転角度τ=11.2°の状態を示す。このと
き、ローラ3−1は引き続きカム板8の上り行程8−a
にあり、ローラ3−2は引き続きカム板9の下り行程9
−cにある。そしてターレット3の角加速度は、0に近
づき、角速度はほぼ最大速度に達している。
【0036】〔順序4−図4(a)参照〕次いで、カム
ストロークST=18mm(全行程の3/10)、ター
レットの回転角度τ=18.8°の状態を示す。このと
き、ローラ3−1は引き続きカム板8の上り行程8−a
にあり、ローラ3−2は引き続きカム板9の下り行程9
−cにある。そしてターレット3の角加速度は、負とな
り、角速度は減速し始める。
ストロークST=18mm(全行程の3/10)、ター
レットの回転角度τ=18.8°の状態を示す。このと
き、ローラ3−1は引き続きカム板8の上り行程8−a
にあり、ローラ3−2は引き続きカム板9の下り行程9
−cにある。そしてターレット3の角加速度は、負とな
り、角速度は減速し始める。
【0037】〔順序5−図4(b)参照〕次いで、カム
ストロークST=24mm(全行程の4/10)、ター
レットの回転角度τ=26.4°の状態を示す。このと
き、ローラ3−1は引き続きカム板8の上り行程8−a
にあり、ローラ3−2は引き続きカム板9の下り行程9
−cにある。そしてターレット3の角加速度は、負の最
大加速状態にあり、角速度は減速し停止しようとしてい
る。
ストロークST=24mm(全行程の4/10)、ター
レットの回転角度τ=26.4°の状態を示す。このと
き、ローラ3−1は引き続きカム板8の上り行程8−a
にあり、ローラ3−2は引き続きカム板9の下り行程9
−cにある。そしてターレット3の角加速度は、負の最
大加速状態にあり、角速度は減速し停止しようとしてい
る。
【0038】〔順序6−図4(c)及び図5(a)参
照〕次いで、図4(c)及び図5(a)は同じ状態を示
し、それぞれカムストロークST=30mm(全行程の
5/10)、ターレットの回転角度τ=30°(最大角
度)の状態を示す。このとき、ローラ3−1はカム板8
の上り行程8−aを上りつめて山形状の頂上8−bにあ
り、ローラ3−2はカム板9の下り行程9−cを下りき
って谷形状の谷底9−bにある。またターレット3の角
速度は、この位置で0となる。以上図3(a)から図4
(c)までが行程Iであり、以下、図5(a)から図6
(c)までが行程IIの状態を示す。
照〕次いで、図4(c)及び図5(a)は同じ状態を示
し、それぞれカムストロークST=30mm(全行程の
5/10)、ターレットの回転角度τ=30°(最大角
度)の状態を示す。このとき、ローラ3−1はカム板8
の上り行程8−aを上りつめて山形状の頂上8−bにあ
り、ローラ3−2はカム板9の下り行程9−cを下りき
って谷形状の谷底9−bにある。またターレット3の角
速度は、この位置で0となる。以上図3(a)から図4
(c)までが行程Iであり、以下、図5(a)から図6
(c)までが行程IIの状態を示す。
【0039】そして、図4(c)及び図5(a)におけ
るローラ3−1、3−2がそれぞれのカム板8、9に接
する点である山形状の頂上8−b及び谷形状の谷底9−
bにおいて、カム板8が上り行程8−aから下り行程8
−cに切り換わり、カム板9が下り行程9−cから上り
行程9−aに切り換わる。これに伴って、これより後の
動作においては、ローラ3−1はカム板8の下り行程8
−cのカム面を押さえ付けながら転動して突っ張り止め
となるとともに、ローラ3−2はカム板9の上り行程9
−aのカム面に押し上げられながら転動する。これによ
り、ターレット3には反時計方向に回転させる力が働
き、直進カム2の行程IIの左行に連れてターレット3の
回転方向は反転して、反時計回りの方向に回転を始め
る。
るローラ3−1、3−2がそれぞれのカム板8、9に接
する点である山形状の頂上8−b及び谷形状の谷底9−
bにおいて、カム板8が上り行程8−aから下り行程8
−cに切り換わり、カム板9が下り行程9−cから上り
行程9−aに切り換わる。これに伴って、これより後の
動作においては、ローラ3−1はカム板8の下り行程8
−cのカム面を押さえ付けながら転動して突っ張り止め
となるとともに、ローラ3−2はカム板9の上り行程9
−aのカム面に押し上げられながら転動する。これによ
り、ターレット3には反時計方向に回転させる力が働
き、直進カム2の行程IIの左行に連れてターレット3の
回転方向は反転して、反時計回りの方向に回転を始め
る。
【0040】〔順序7−図5(b)参照〕次いで、カム
ストロークST=36mm(全行程の6/10)、ター
レットの回転角度τ=26.4°の状態を示す。このと
き、ローラ3−1は引き続きカム板8の下り行程8−c
にあり、ローラ3−2は引き続きカム板9の上り行程9
−aにある。そして、ターレット3の角加速度はほぼ最
大加速状態にあり、角速度は増速中である。
ストロークST=36mm(全行程の6/10)、ター
レットの回転角度τ=26.4°の状態を示す。このと
き、ローラ3−1は引き続きカム板8の下り行程8−c
にあり、ローラ3−2は引き続きカム板9の上り行程9
−aにある。そして、ターレット3の角加速度はほぼ最
大加速状態にあり、角速度は増速中である。
【0041】〔順序8−図5(c)参照〕次いで、カム
ストロークST=42mm(全行程の7/10)、ター
レットの回転角度τ=18.8°の状態を示す。このと
き、ローラ3−1は引き続きカム板8の下り行程8−c
にあり、ローラ3−2は引き続きカム板9の上り行程9
−aにある。そしてターレット3の角加速度は、0に近
づき、角速度はほぼ最大速度に達している。
ストロークST=42mm(全行程の7/10)、ター
レットの回転角度τ=18.8°の状態を示す。このと
き、ローラ3−1は引き続きカム板8の下り行程8−c
にあり、ローラ3−2は引き続きカム板9の上り行程9
−aにある。そしてターレット3の角加速度は、0に近
づき、角速度はほぼ最大速度に達している。
【0042】〔順序9−図6(a)参照〕次いで、カム
ストロークST=48mm(全行程の8/10)、ター
レットの回転角度τ=11.2°の状態を示す。このと
き、ローラ3−1は引き続きカム板8の下り行程8−c
にあり、ローラ3−2は引き続きカム板9の上り行程9
−aにある。そしてターレット3の角加速度は、負とな
り、角速度は減速し始める。
ストロークST=48mm(全行程の8/10)、ター
レットの回転角度τ=11.2°の状態を示す。このと
き、ローラ3−1は引き続きカム板8の下り行程8−c
にあり、ローラ3−2は引き続きカム板9の上り行程9
−aにある。そしてターレット3の角加速度は、負とな
り、角速度は減速し始める。
【0043】〔順序10−図6(b)参照〕次いで、カ
ムストロークST=54mm(全行程の9/10)、タ
ーレットの回転角度τ=3.6°の状態を示す。このと
き、ローラ3−1は引き続きカム板8の下り行程8−c
にあり、ローラ3−2は引き続きカム板9の上り行程9
−aにある。そしてターレット3の角加速度は負の最大
加速状態にあり、角速度は減速し停止しようとしてい
る。
ムストロークST=54mm(全行程の9/10)、タ
ーレットの回転角度τ=3.6°の状態を示す。このと
き、ローラ3−1は引き続きカム板8の下り行程8−c
にあり、ローラ3−2は引き続きカム板9の上り行程9
−aにある。そしてターレット3の角加速度は負の最大
加速状態にあり、角速度は減速し停止しようとしてい
る。
【0044】〔順序11−図6(c)参照〕次いで、カ
ムストロークST=60mm(全行程の10/10)、
ターレットの回転角度τ=0°の状態を示す。このと
き、ローラ3−1はカム板8の下り行程8−cの終端に
達し、ローラ3−2はカム板9の上り行程9−aの終端
に達して、ターレット3は元の回転位置に戻りその回転
が滑らかに停止する。以上順序1〜11により、カム板
8及び9からなる直進カム2の往行程によるターレット
3の往復揺動について動作を説明した。
ムストロークST=60mm(全行程の10/10)、
ターレットの回転角度τ=0°の状態を示す。このと
き、ローラ3−1はカム板8の下り行程8−cの終端に
達し、ローラ3−2はカム板9の上り行程9−aの終端
に達して、ターレット3は元の回転位置に戻りその回転
が滑らかに停止する。以上順序1〜11により、カム板
8及び9からなる直進カム2の往行程によるターレット
3の往復揺動について動作を説明した。
【0045】こうしてピストン1−3がその行程の左端
に到着するとともに直進カム2の往行程が終了した後、
電磁弁6を非通電状態(OFF)とすると、エアシリン
ダ1のBポート1−2へ圧縮空気が供給されるとともに
Aポート1−1が排気口EAと接続して排気状態とな
り、ピストン1−3が右行して直進カム2の復行程とな
る。この復行程における動作は、上記順序1〜11とは
逆に順序11〜1へ逆方向に運動するので、その詳細な
説明は省略する。なお、本実施例のカム形状はカム割付
部の両側に停留部分があり、シリンダーの両ストローク
エンドのショックをなくすようになっている。このよう
に本実施例では、直進カムの両端に停留部を延長したカ
ム形状を採用しているため、エアシリンダ内を往復運動
するピストンの両ストロークエンドにおける衝撃をター
レットに伝わらないようにすることができる。すなわ
ち、T=0で、S=0、V=0、A=0であり、T=1
で、S=0、V=0、A=0であって、起動・停止時に
加速度が「0」であるカム曲線は両停留カム曲線であ
る。従って、本実施例カム曲線も両停留カム曲線であ
る。
に到着するとともに直進カム2の往行程が終了した後、
電磁弁6を非通電状態(OFF)とすると、エアシリン
ダ1のBポート1−2へ圧縮空気が供給されるとともに
Aポート1−1が排気口EAと接続して排気状態とな
り、ピストン1−3が右行して直進カム2の復行程とな
る。この復行程における動作は、上記順序1〜11とは
逆に順序11〜1へ逆方向に運動するので、その詳細な
説明は省略する。なお、本実施例のカム形状はカム割付
部の両側に停留部分があり、シリンダーの両ストローク
エンドのショックをなくすようになっている。このよう
に本実施例では、直進カムの両端に停留部を延長したカ
ム形状を採用しているため、エアシリンダ内を往復運動
するピストンの両ストロークエンドにおける衝撃をター
レットに伝わらないようにすることができる。すなわ
ち、T=0で、S=0、V=0、A=0であり、T=1
で、S=0、V=0、A=0であって、起動・停止時に
加速度が「0」であるカム曲線は両停留カム曲線であ
る。従って、本実施例カム曲線も両停留カム曲線であ
る。
【0046】〔第2実施例〕図7は、本発明に係る一動
作往復揺動カム装置の第2実施例の外観を示す斜視図で
あり、請求項2ないし請求項4の発明に対応する。また
図8は、図7のII−II線に沿う断面図であり、図9は本
実施例に使用される溝カム板の溝形状を示す平面図であ
る。
作往復揺動カム装置の第2実施例の外観を示す斜視図で
あり、請求項2ないし請求項4の発明に対応する。また
図8は、図7のII−II線に沿う断面図であり、図9は本
実施例に使用される溝カム板の溝形状を示す平面図であ
る。
【0047】図7及び図8に示すように、本第2実施例
の一動作往復揺動カム装置は、一表面に山形状の溝11
および谷形状の溝12が形成された溝カム板10と、溝
カム板10をその長手方向に滑動可能なように上下から
支える移動支持部16と、ターレット13と、ターレッ
ト13に設けられた2つのローラと13−1、13−2
と、ターレット13に固定された回転軸14と、回転軸
14を軸支するベアリング18aを含むカバー部材18
とを主要な構成要素とする。
の一動作往復揺動カム装置は、一表面に山形状の溝11
および谷形状の溝12が形成された溝カム板10と、溝
カム板10をその長手方向に滑動可能なように上下から
支える移動支持部16と、ターレット13と、ターレッ
ト13に設けられた2つのローラと13−1、13−2
と、ターレット13に固定された回転軸14と、回転軸
14を軸支するベアリング18aを含むカバー部材18
とを主要な構成要素とする。
【0048】本実施例においても前記第1実施例と同様
に、直線運動を入力する手段には種々の原動機を使用で
きるが、図1に示したエアシリンダを使用するものとし
て、図7では直線運動入力手段は省略されている。
に、直線運動を入力する手段には種々の原動機を使用で
きるが、図1に示したエアシリンダを使用するものとし
て、図7では直線運動入力手段は省略されている。
【0049】溝カム板10は、一表面10aが平面であ
る概略四角形の板材であって、一表面10aに従動節で
あるターレット13をカム曲線運動させる山形状の溝1
1及び谷形状の溝12が形成される。これらの溝11、
12は、溝カム板10の断面視で凹字形、V字形、U字
形、半球形、半長円形等の種々の形状の溝とされ得る。
る概略四角形の板材であって、一表面10aに従動節で
あるターレット13をカム曲線運動させる山形状の溝1
1及び谷形状の溝12が形成される。これらの溝11、
12は、溝カム板10の断面視で凹字形、V字形、U字
形、半球形、半長円形等の種々の形状の溝とされ得る。
【0050】ターレット13は、前記溝カム板10の一
表面10a側に位置され、かつ、一表面10aに垂直な
回転軸14を中心に回転動する。本実施例では、ターレ
ット13は比較的厚いほぼ円盤形状であって、回転軸1
4は、図8に示すように、ベアリング18aを介してカ
バー部材18に覆われかつ回転可能に支持されており、
回転軸14の一端14aは、溝カム板10の方向に延び
てターレット13に固定され、他端14bはカバー部材
18外部に突出している。カバー部材18の溝カム板1
0側には、フランジ18bが形成されていて、このフラ
ンジ18bは、移動支持部材16の一表面側に例えばネ
ジにより固定される。
表面10a側に位置され、かつ、一表面10aに垂直な
回転軸14を中心に回転動する。本実施例では、ターレ
ット13は比較的厚いほぼ円盤形状であって、回転軸1
4は、図8に示すように、ベアリング18aを介してカ
バー部材18に覆われかつ回転可能に支持されており、
回転軸14の一端14aは、溝カム板10の方向に延び
てターレット13に固定され、他端14bはカバー部材
18外部に突出している。カバー部材18の溝カム板1
0側には、フランジ18bが形成されていて、このフラ
ンジ18bは、移動支持部材16の一表面側に例えばネ
ジにより固定される。
【0051】ローラ13−1、13−2は、前記溝11
及び12に対応してターレット13に回転自在に軸支さ
れ、好ましくは、ターレットの回転中心に対して対称に
配置される。そしてローラ13−1及び13−2は、そ
れぞれ対応する溝11及び12に挿入される。なお、ロ
ーラ13−1、13−2は金属製樹脂製のいずれでもよ
い。好適には、金属製、さらには、表面を焼き入れした
鋼製とし得る。また、樹脂製とすれば、ローラの作動音
を消すことができる。
及び12に対応してターレット13に回転自在に軸支さ
れ、好ましくは、ターレットの回転中心に対して対称に
配置される。そしてローラ13−1及び13−2は、そ
れぞれ対応する溝11及び12に挿入される。なお、ロ
ーラ13−1、13−2は金属製樹脂製のいずれでもよ
い。好適には、金属製、さらには、表面を焼き入れした
鋼製とし得る。また、樹脂製とすれば、ローラの作動音
を消すことができる。
【0052】移動支持部16は、それぞれのローラ13
−1、13−2が対応する溝11、12に挿入されてい
る状態で、溝カム板10を回転軸14に対して垂直方向
に移動可能にするものである。実施例では、移動支持部
16は、全体形状がほぼ溝カム板10に馬乗りになる鞍
型であって、溝カム板10の一表面10a側に対向する
蓋部材16aと、その蓋部材16aの幅方向(溝カム板
10幅方向)両端部から垂直に一表面10aとは反対方
向に向かいかつ溝カム板10の幅方向両側面10cを挟
んで延びる各支持部材16bとからなる。この各支持部
材16bの内側面(溝カム板10に面する側面)には、
溝カム板10の両端部と同幅の摺動溝16cが蓋部材1
6aに平行かつ直線状に対向して形成されており、この
摺動溝16cには溝カム板10の両側部が摺動自在に嵌
入される。
−1、13−2が対応する溝11、12に挿入されてい
る状態で、溝カム板10を回転軸14に対して垂直方向
に移動可能にするものである。実施例では、移動支持部
16は、全体形状がほぼ溝カム板10に馬乗りになる鞍
型であって、溝カム板10の一表面10a側に対向する
蓋部材16aと、その蓋部材16aの幅方向(溝カム板
10幅方向)両端部から垂直に一表面10aとは反対方
向に向かいかつ溝カム板10の幅方向両側面10cを挟
んで延びる各支持部材16bとからなる。この各支持部
材16bの内側面(溝カム板10に面する側面)には、
溝カム板10の両端部と同幅の摺動溝16cが蓋部材1
6aに平行かつ直線状に対向して形成されており、この
摺動溝16cには溝カム板10の両側部が摺動自在に嵌
入される。
【0053】溝カム板10には、図9に示すように、山
形状の溝11と、谷形状の溝12とが形成されており、
ターレット13の中心に対して対称に設けられたローラ
13−1、13−2がそれぞれ対応する溝11、12に
嵌めこまれて、溝カム板10が直線運動したときに、ロ
ーラ13−1、13−2を介してターレット13に回転
力を付与する。
形状の溝11と、谷形状の溝12とが形成されており、
ターレット13の中心に対して対称に設けられたローラ
13−1、13−2がそれぞれ対応する溝11、12に
嵌めこまれて、溝カム板10が直線運動したときに、ロ
ーラ13−1、13−2を介してターレット13に回転
力を付与する。
【0054】図9に正対視して、溝カム板10が左方向
に移動し、かつターレット13に時計回り(行程I)、
停止、反時計回り(行程II)の往復揺動を与える場合に
は、山形状の溝11は、上り行程(行程I)11−a、
山の頂上部11−b及び下り行程(行程II)11−cか
らなり、谷形状の溝12は、下り行程(行程I)12−
c、谷底部12−b及び上り行程(行程II)12−aか
らなる。
に移動し、かつターレット13に時計回り(行程I)、
停止、反時計回り(行程II)の往復揺動を与える場合に
は、山形状の溝11は、上り行程(行程I)11−a、
山の頂上部11−b及び下り行程(行程II)11−cか
らなり、谷形状の溝12は、下り行程(行程I)12−
c、谷底部12−b及び上り行程(行程II)12−aか
らなる。
【0055】そして、ローラ13−1が山形状の溝11
の上り行程11−aにあるとき、ローラ13−2は谷形
状の溝12の下り行程12−cにあり、また、ローラ1
3−1が山形状の溝11の下り行程11−cにあると
き、ローラ13−2は谷形状の溝12の上り行程12−
aにある。すなわち、ローラの組13−1、13−2の
一方が上り行程にあるとき他方が下り行程にあり、一方
が下り行程にあるとき他方が上り行程にあるので、一方
がターレット13に回転力を付与し他方がターレット1
3を突っ張り止める共役カムの関係にある。
の上り行程11−aにあるとき、ローラ13−2は谷形
状の溝12の下り行程12−cにあり、また、ローラ1
3−1が山形状の溝11の下り行程11−cにあると
き、ローラ13−2は谷形状の溝12の上り行程12−
aにある。すなわち、ローラの組13−1、13−2の
一方が上り行程にあるとき他方が下り行程にあり、一方
が下り行程にあるとき他方が上り行程にあるので、一方
がターレット13に回転力を付与し他方がターレット1
3を突っ張り止める共役カムの関係にある。
【0056】第2実施例と第1実施例とを比較すれば、
第1実施例のカム板8、9に相当するものが、第2実施
例の溝カム板10に設けられた溝11、12であり、第
1実施例のターレット3に相当するものが第2実施例の
ターレット13であり、第1実施例のローラ3−1、3
−2に相当するものが第2実施例のローラ13−1、1
3−2である。ただし、カム曲線が同じでも、カム輪郭
形状は、それぞれの実施例におけるターレット上のロー
ラの配置が異なるため、同じ形にはならないが、溝カム
板10の直線運動がターレット13の往復揺動に変換さ
れる動作は同じである。
第1実施例のカム板8、9に相当するものが、第2実施
例の溝カム板10に設けられた溝11、12であり、第
1実施例のターレット3に相当するものが第2実施例の
ターレット13であり、第1実施例のローラ3−1、3
−2に相当するものが第2実施例のローラ13−1、1
3−2である。ただし、カム曲線が同じでも、カム輪郭
形状は、それぞれの実施例におけるターレット上のロー
ラの配置が異なるため、同じ形にはならないが、溝カム
板10の直線運動がターレット13の往復揺動に変換さ
れる動作は同じである。
【0057】すなわち、溝カム板10の左方向の直線運
動をその前半の行程Iと後半の行程IIとに分けたとき、
行程Iにおいて、ターレット13は時計回りに回転し、
行程Iと行程IIとの境界で、ローラ13−1及びローラ
13−2は、それぞれ溝11の山の頂上11−b及び溝
12の谷底12−bに達し、行程IIにおいてターレット
13は反時計回りに回転して元の位置に戻る。
動をその前半の行程Iと後半の行程IIとに分けたとき、
行程Iにおいて、ターレット13は時計回りに回転し、
行程Iと行程IIとの境界で、ローラ13−1及びローラ
13−2は、それぞれ溝11の山の頂上11−b及び溝
12の谷底12−bに達し、行程IIにおいてターレット
13は反時計回りに回転して元の位置に戻る。
【0058】なお、前記第2実施例では、被動体にロー
ラを用いたが、第2実施例の変形例として、被動体に球
形状のボールローラや突出した棒状のピン体等種々のも
のを用いることができる。
ラを用いたが、第2実施例の変形例として、被動体に球
形状のボールローラや突出した棒状のピン体等種々のも
のを用いることができる。
【0059】〔第3実施例〕本第3実施例は、第1実施
例の行程Iと行程IIとの間にカム輪郭形状が平坦な部分
を設けたことを特徴とし、請求項5の発明に対応する。
カム輪郭形状の平坦部以外は、第1実施例と同じ構成で
ある。図10は、本実施例の要部を示す正面図であり、
ターレット3のローラ3−1、3−2がカム板28、2
9のそれぞれの平坦部28−b、29−bに差しかかっ
た状態を示している。
例の行程Iと行程IIとの間にカム輪郭形状が平坦な部分
を設けたことを特徴とし、請求項5の発明に対応する。
カム輪郭形状の平坦部以外は、第1実施例と同じ構成で
ある。図10は、本実施例の要部を示す正面図であり、
ターレット3のローラ3−1、3−2がカム板28、2
9のそれぞれの平坦部28−b、29−bに差しかかっ
た状態を示している。
【0060】図10からも明らかなように、本実施例の
それぞれのカム板28、29は、第1実施例のカム板
8、9に相当し、それぞれ山形状のカム面及び谷形状の
カム面が形成されている。第1実施例と異なるのは、カ
ム板28の山形状のカム面が、上り行程28−aと、上
り行程を上り切った所から下り行程が始まる所までの平
坦部28−bと、下り行程28−cからなり、同様にカ
ム板29の谷形状のカム面が、下り行程29−cと、下
り行程を下り切った所から上り行程が始まるところまで
の平坦部29−bと、上り行程29−aからなっている
ことである。
それぞれのカム板28、29は、第1実施例のカム板
8、9に相当し、それぞれ山形状のカム面及び谷形状の
カム面が形成されている。第1実施例と異なるのは、カ
ム板28の山形状のカム面が、上り行程28−aと、上
り行程を上り切った所から下り行程が始まる所までの平
坦部28−bと、下り行程28−cからなり、同様にカ
ム板29の谷形状のカム面が、下り行程29−cと、下
り行程を下り切った所から上り行程が始まるところまで
の平坦部29−bと、上り行程29−aからなっている
ことである。
【0061】図11は、第3実施例のカム曲線例を示す
グラフであり、(a)はターレットの無次元変位(回転
角度)θ、(b)は同無次元速度V、(c)は同無次元
加速度Aをそれぞれ示す。図11からも明らかなよう
に、第1実施例と同じ行程Iの次に中間停留部があり、
次いで第1実施例と同じ行程IIがある。そして、中間停
留部においては、カム板28、29の左行により、これ
らのカム板に接するローラ3−1、3−2は、カム面の
平坦部28−b、29−bを転動するが、ターレット3
にはこれを回転させるモーメントが働かず、回転を停止
している。その他動作は、第1実施例と同じであるので
説明を省略する。
グラフであり、(a)はターレットの無次元変位(回転
角度)θ、(b)は同無次元速度V、(c)は同無次元
加速度Aをそれぞれ示す。図11からも明らかなよう
に、第1実施例と同じ行程Iの次に中間停留部があり、
次いで第1実施例と同じ行程IIがある。そして、中間停
留部においては、カム板28、29の左行により、これ
らのカム板に接するローラ3−1、3−2は、カム面の
平坦部28−b、29−bを転動するが、ターレット3
にはこれを回転させるモーメントが働かず、回転を停止
している。その他動作は、第1実施例と同じであるので
説明を省略する。
【0062】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次に示す(1)〜(6)の効果がある。 (1)従動節であるターレットが往復揺動するために、
原動節であるエアシリンダは往または復の一方の方向に
駆動力を生じればよいので、従来のように折り返し動作
のための電磁弁の切り換えが不要となる。このため、従
来往動作完了後の戻し時に発生していた空気の圧縮性に
よる伝搬速度の遅れや非加圧側の背圧による遅れがなく
なり、エアシリンダ事態の速度限界で定まるサイクルま
で高速化した動作を行うことができる。
によれば、次に示す(1)〜(6)の効果がある。 (1)従動節であるターレットが往復揺動するために、
原動節であるエアシリンダは往または復の一方の方向に
駆動力を生じればよいので、従来のように折り返し動作
のための電磁弁の切り換えが不要となる。このため、従
来往動作完了後の戻し時に発生していた空気の圧縮性に
よる伝搬速度の遅れや非加圧側の背圧による遅れがなく
なり、エアシリンダ事態の速度限界で定まるサイクルま
で高速化した動作を行うことができる。
【0063】(2)山形状のカムと谷形状のカム及びそ
れぞれのカムに接しつつ転動するローラまたは被動体が
共役カムを構成しているので、直線運動を回転運動に変
換する運動変換部にバックラッシが無くなり、またエア
シリンダのピストン行程の終端部に対応するカム形状を
平担部とすることによりエアシリンダの衝突衝撃がター
レットの回転力とはならないため、出力軸以後の装置構
成品に振動が発生せず、締結部分が緩んだり、摩耗損傷
することがない。
れぞれのカムに接しつつ転動するローラまたは被動体が
共役カムを構成しているので、直線運動を回転運動に変
換する運動変換部にバックラッシが無くなり、またエア
シリンダのピストン行程の終端部に対応するカム形状を
平担部とすることによりエアシリンダの衝突衝撃がター
レットの回転力とはならないため、出力軸以後の装置構
成品に振動が発生せず、締結部分が緩んだり、摩耗損傷
することがない。
【0064】(3)電磁弁を切り換えてエアシリンダを
始動した直後の定格推力に達していないときでも、ター
レットがカム曲線運動するため小さな負荷トルクで即座
に負荷を起動できる。 (4)速度を示すカム曲線を滑らかな立ち上がり、滑ら
かな立ち下がりとすることで、出力軸に取り付けられた
レバーの動きをクッションスタート、クッションストッ
プとすることができ、このレバーで物品等を動かす場
合、有速度で突き飛ばすことがなくなり、移送後の物品
の位置が安定する。
始動した直後の定格推力に達していないときでも、ター
レットがカム曲線運動するため小さな負荷トルクで即座
に負荷を起動できる。 (4)速度を示すカム曲線を滑らかな立ち上がり、滑ら
かな立ち下がりとすることで、出力軸に取り付けられた
レバーの動きをクッションスタート、クッションストッ
プとすることができ、このレバーで物品等を動かす場
合、有速度で突き飛ばすことがなくなり、移送後の物品
の位置が安定する。
【0065】(5)上記共役カムの構成により運動変換
部にバックラッシが無くなっていること、および、従節
の揺動角はカム形状により定まることにより、エアシリ
ンダのストローク精度が悪くても、ターレットのローラ
に接するカムが両ストロークエンドの一方の平坦部から
他方の平坦部まで移動すれば正確な所定の回転角度が得
られる。 (6)出力軸に取り付けられたレバーが物品に衝突する
ような応用例でも、共役カム構成によりバックラッシが
無いため、衝突による振動が発生せず、これによる回転
変換機構に摩耗損傷が発生することもなく、保守点検が
容易で、ランニングコストを低減させることができる。
部にバックラッシが無くなっていること、および、従節
の揺動角はカム形状により定まることにより、エアシリ
ンダのストローク精度が悪くても、ターレットのローラ
に接するカムが両ストロークエンドの一方の平坦部から
他方の平坦部まで移動すれば正確な所定の回転角度が得
られる。 (6)出力軸に取り付けられたレバーが物品に衝突する
ような応用例でも、共役カム構成によりバックラッシが
無いため、衝突による振動が発生せず、これによる回転
変換機構に摩耗損傷が発生することもなく、保守点検が
容易で、ランニングコストを低減させることができる。
【図1】本発明に係る一動作往復揺動カム装置の第1実
施例の構成を示す正面図である。
施例の構成を示す正面図である。
【図2】第1実施例におけるターレットの運動を示すカ
ム曲線図であり、(a)ターレット回転角度θ、(b)
速度V及び(c)加速度Aをそれぞれ示す。
ム曲線図であり、(a)ターレット回転角度θ、(b)
速度V及び(c)加速度Aをそれぞれ示す。
【図3】第1実施例の動作を説明する動作順説明図であ
り、(a)、(b)、(c)はそれぞれ順序1、2、3
を示す。
り、(a)、(b)、(c)はそれぞれ順序1、2、3
を示す。
【図4】第1実施例の動作を説明する動作順説明図であ
り、(a)、(b)、(c)はそれぞれ順序4、5、6
を示す。
り、(a)、(b)、(c)はそれぞれ順序4、5、6
を示す。
【図5】第1実施例の動作を説明する動作順説明図であ
り、(a)、(b)、(c)はそれぞれ順序6、7、8
を示す。
り、(a)、(b)、(c)はそれぞれ順序6、7、8
を示す。
【図6】第1実施例の動作を説明する動作順説明図であ
り、(a)、(b)、(c)はそれぞれ順序9、10、
11を示す。
り、(a)、(b)、(c)はそれぞれ順序9、10、
11を示す。
【図7】本発明に係る一動作往復揺動カム装置の第2実
施例の構成を示す斜視図である。
施例の構成を示す斜視図である。
【図8】図7のII-II線断面図である。
【図9】第2実施例のカム板の溝形状を示す平面図であ
る。
る。
【図10】本発明に係る一動作往復揺動カム装置の第3
実施例の要部構成を示す正面図である。
実施例の要部構成を示す正面図である。
【図11】第3実施例の中間停留の様子を説明するカム
曲線図であり、(a)ターレット回転角θ、(b)速度
V、(c)加速度Aをそれぞれ示す。
曲線図であり、(a)ターレット回転角θ、(b)速度
V、(c)加速度Aをそれぞれ示す。
【図12】従来技術によるラック・ピニオン機構を用い
た揺動装置の説明図である。
た揺動装置の説明図である。
【図13】往復揺動装置の応用例を示す不良品排出コン
ベアの斜視図である。
ベアの斜視図である。
1 エアシリンダ 1−1 Aポート 1−2 Bポート 1−3 ピストン 1−4 ピストンロッド 2 直進カム 3 ターレット 3−1 第1のローラ 3−2 第2のローラ 4 回転軸 5 レバー 6 電磁弁 7 圧縮空気供給源 8 第1のカム板 9 第2のカム板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】第1実施例におけるターレットの運動を示すカ
ム曲線図である。
ム曲線図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】第3実施例の中間停留の様子を説明するカム
曲線図である。
曲線図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 表面及び裏面にそれぞれローラを有し回
転運動可能なターレットと、該ターレットの前記ローラ
ーに接しつつ該ターレットの回転軸と直角方向に往復直
線運動可能な2枚のカム板を結合した直進カムとからな
り、該直進カムの往または復の一動作を前記ターレット
の往復揺動に変換する一動作往復揺動カム装置であっ
て、 前記ローラは、前記ターレットの第1の面に配設された
第1のローラと、前記ターレットの第2の面に配設され
た第2のローラとからなり、さらに前記ターレットの回
転中心から直進カムの進行方向に直角に降ろした垂線の
両側に各ローラの回転中心が位置し、 前記直進カムは、前記往復運動の方向と平行に配設され
かつ互いに結合された第1及び第2のカム板からなり、
該第1のカム板には山形状のカム部が形成され、該第2
のカム板には谷形状のカム部が形成され、 前記第1のローラが前記第1のカム板のカム面を転動
し、前記第2のローラが前記第2のカム板のカム面を転
動し、一方のローラが一方のカム板の上り行程に接する
とき、他方のローラが他方のカム板の下り行程に接し、
前記直進カムの直線運動に連れて前記ターレットが一方
向に回転し、かつ前記直線運動の途中において、それぞ
れのローラが接しているカムの勾配が上り行程から下り
行程へ、またはその逆に下り行程から上り行程へ切り換
わるとともに前記ターレットの回転方向が反転すること
を特徴とする一動作往復揺動カム装置。 - 【請求項2】 一表面に山形状の溝と谷形状の溝とが形
成され往復直線運動可能な溝カム板と、該溝カム板の一
表面に対向して位置され、かつ、一表面に垂直な回転軸
を中心に回転動するターレットとを備え、前記溝カム板
の往または復の一動作を前記ターレットの往復揺動に変
換する一動作往復揺動カム装置であって、 前記山形状の溝と谷形状の溝のそれぞれに対向して前記
ターレットから前記溝カム板に突出して保持された円端
となる被動体と、それぞれの被動体が対応する溝に挿入
されている状態で溝カム板をターレット回転軸に対して
垂直方向に移動可能にする移動支持部とを有するととも
に、前記一方の被動体が一方の溝の上り行程に接すると
き、他方の被動体が他方の溝の下り行程に接し、前記溝
カム板の直線運動に連れて前記ターレットが一方向に回
転し、かつ前記直線運動の途中において、それぞれの被
動体が挿入されている溝の勾配が上りから下りへ、また
はその逆に下りから上りへ切り換わるとともに前記ター
レットの回転方向が反転することを特徴とする一動作往
復揺動カム装置。 - 【請求項3】 被動体が球形状のボールローラ体であ
り、かつ、ターレットに穿設された穴部に嵌まり込んで
回転可能に支持されるものであることを特徴とする請求
項2に記載の一動作往復揺動カム装置。 - 【請求項4】 被動体がローラ形状であり、かつ、ター
レットの回転軸に対して対称に配列されていることを特
徴とする請求項2に記載の一動作往復揺動カム装置。 - 【請求項5】 カム面が平坦な部分を中間に設けたこと
を特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の
一動作往復揺動カム装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23001694A JPH0893874A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 一動作往復揺動カム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23001694A JPH0893874A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 一動作往復揺動カム装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0893874A true JPH0893874A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16901261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23001694A Pending JPH0893874A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 一動作往復揺動カム装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0893874A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008509364A (ja) * | 2004-08-07 | 2008-03-27 | ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー | 伝動装置、特に自動車のシートアジャスター用伝動装置および車両シート用ラチェット式アジャスター |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP23001694A patent/JPH0893874A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008509364A (ja) * | 2004-08-07 | 2008-03-27 | ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー | 伝動装置、特に自動車のシートアジャスター用伝動装置および車両シート用ラチェット式アジャスター |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN104662273B (zh) | 用于变化的发动机部件的驱动单元 | |
| US4920782A (en) | Press drive | |
| CN101543858B (zh) | 高速精密压力机 | |
| KR20070050368A (ko) | 내연기관의 밸브 트레인의 가변 캠 팔로어 | |
| US4634338A (en) | Workpiece conveying apparatus | |
| US5544577A (en) | Mechanical pressing machine with means for cancelling load fluctuation torque | |
| US3861322A (en) | Friction drive loader | |
| JPH0893874A (ja) | 一動作往復揺動カム装置 | |
| US4107973A (en) | Press drive mechanism | |
| EP0010696A1 (en) | A driving system for driving a machine element in a repeated reciprocating movement along a linear path | |
| US5467633A (en) | Mechanical pressing machine | |
| US2589096A (en) | Motion transmitting arrangement | |
| JP2019082047A (ja) | フロアヒンジ | |
| EP1652797B1 (en) | Article carrying apparatus | |
| US2857768A (en) | Driving and control device | |
| US4323151A (en) | Article transfer mechanism | |
| JPWO1994015118A1 (ja) | 2段階駆動型てこ装置およびこれを用いた機械装置 | |
| US1975369A (en) | Engine for operating presses | |
| SU912538A1 (ru) | Кривошипно-коленный пресс | |
| US4919043A (en) | Web tech drive assembly for stencil carriage | |
| GB1584576A (en) | Article transfer mechanism | |
| US3124964A (en) | Apparatus for converting oscillating into intermittent motion | |
| US4846056A (en) | Press dwell linkage | |
| SU893571A1 (ru) | Исполнительный механизм кривошипного пресса | |
| JPS6364280B2 (ja) |