JPH0894176A - 電磁誘導加熱を利用した液体加熱装置 - Google Patents
電磁誘導加熱を利用した液体加熱装置Info
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- JPH0894176A JPH0894176A JP25452094A JP25452094A JPH0894176A JP H0894176 A JPH0894176 A JP H0894176A JP 25452094 A JP25452094 A JP 25452094A JP 25452094 A JP25452094 A JP 25452094A JP H0894176 A JPH0894176 A JP H0894176A
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- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安全でクリーンな電磁誘導加熱を利用する、
液体加熱装置について、その熱変換効率を高めて、その
実用性を向上せしめる。 【構成】 本願発明に係る電磁誘導加熱を利用した液体
加熱装置は、少なくとも1つの磁束発生用のコイル1
と、このコイル1へ高周波電流を供給する高周波発振器
2と、磁束を受けて発熱する素材によって形成された主
熱交換部3と、同じく磁束を受けて発熱する素材によっ
て形成された副熱交換部4とを備える。主熱交換部3
は、その内部に加熱を予定する液体を通す通路30を備
え、コイル1の内側Aに配設されたものである。副熱交
換部4は、その内部に加熱を予定する液体を通す通路4
0を備え、コイル1の外側Bに配設されたものである。
上記主熱交換部3がコイル1の電磁誘導により加熱し、
自身の内部を通る液体を加熱するものであると共に、上
記副熱交換部4が同じくコイル1の電磁誘導により加熱
し、自身の内部を通る液体を加熱するものである。
液体加熱装置について、その熱変換効率を高めて、その
実用性を向上せしめる。 【構成】 本願発明に係る電磁誘導加熱を利用した液体
加熱装置は、少なくとも1つの磁束発生用のコイル1
と、このコイル1へ高周波電流を供給する高周波発振器
2と、磁束を受けて発熱する素材によって形成された主
熱交換部3と、同じく磁束を受けて発熱する素材によっ
て形成された副熱交換部4とを備える。主熱交換部3
は、その内部に加熱を予定する液体を通す通路30を備
え、コイル1の内側Aに配設されたものである。副熱交
換部4は、その内部に加熱を予定する液体を通す通路4
0を備え、コイル1の外側Bに配設されたものである。
上記主熱交換部3がコイル1の電磁誘導により加熱し、
自身の内部を通る液体を加熱するものであると共に、上
記副熱交換部4が同じくコイル1の電磁誘導により加熱
し、自身の内部を通る液体を加熱するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、電磁誘導加熱を利用
した液体加熱装置に関する。
した液体加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】瞬間湯沸器としては、ガス瞬間湯沸器が
一般に広く普及しているが、引火、一酸化炭素中毒、爆
発炎上、火災発生、火傷、ガス漏れや排ガスの換気に対
する注意が必要なことから、このような懸念がない電磁
誘導加熱を利用した湯沸器が、注目されている。
一般に広く普及しているが、引火、一酸化炭素中毒、爆
発炎上、火災発生、火傷、ガス漏れや排ガスの換気に対
する注意が必要なことから、このような懸念がない電磁
誘導加熱を利用した湯沸器が、注目されている。
【0003】この電磁誘導加熱の原理について説明する
と、例えば、図12へ示すようなパイプbの表面へ高周
波焼入れを行う際、螺旋状に巻かれた導線即ちコイルa
の(内側Aの)中心へこのパイプbを配置し、コイルa
と高周波発振器(図示しない。)とを短絡することによ
って、コイルaから磁束Φを発生させて、パイプb自身
に加熱電流を起こし、このパイプbの加熱を行うもので
ある。
と、例えば、図12へ示すようなパイプbの表面へ高周
波焼入れを行う際、螺旋状に巻かれた導線即ちコイルa
の(内側Aの)中心へこのパイプbを配置し、コイルa
と高周波発振器(図示しない。)とを短絡することによ
って、コイルaから磁束Φを発生させて、パイプb自身
に加熱電流を起こし、このパイプbの加熱を行うもので
ある。
【0004】従って、このような電磁誘導加熱の原理
を、瞬間湯沸器に利用する場合も、上記パイプbの高周
波焼入れと同様、コイルaの内側Aに、導水管cを配設
して、その導水管c中に水dを通し、導水管cに対し誘
導加熱を行うことによって、この水dを間接加熱するも
のである(図13)。
を、瞬間湯沸器に利用する場合も、上記パイプbの高周
波焼入れと同様、コイルaの内側Aに、導水管cを配設
して、その導水管c中に水dを通し、導水管cに対し誘
導加熱を行うことによって、この水dを間接加熱するも
のである(図13)。
【0005】しかし、このような原理の湯沸器は、電気
エネルギーの熱エネルギーへの変換効率(以下熱変換効
率という。)が4割程度と非常に悪いものであった。こ
れは、図14へ示すような(互いの斥力によってコイル
外側の空中に膨らむ)磁束φが生じることを主原因とす
るものであり、このような磁気的なロス、更に電送線ロ
ス、発振器内の電気的ロス、コイルロスが、熱変換効率
の上記低下を招いていたのであった(この図14におい
て、図面の煩雑化を避けるため導水管cは省略してあ
る)。
エネルギーの熱エネルギーへの変換効率(以下熱変換効
率という。)が4割程度と非常に悪いものであった。こ
れは、図14へ示すような(互いの斥力によってコイル
外側の空中に膨らむ)磁束φが生じることを主原因とす
るものであり、このような磁気的なロス、更に電送線ロ
ス、発振器内の電気的ロス、コイルロスが、熱変換効率
の上記低下を招いていたのであった(この図14におい
て、図面の煩雑化を避けるため導水管cは省略してあ
る)。
【0006】このため、湯沸器に限らず誘導加熱という
技術を利用する装置にあっては、漏洩磁束(無効な磁
束、空気減衰)を少しでも減少せしめ、コイル効率をか
せぐ、そのためにコイルがある。図15へ示すように、
コイルaの外側Bの適宜位置へけい素鋼板でできた鉄芯
eを配設することにより磁気通路を形成して、即ちこの
鉄芯e内へ磁束を通し、磁気勢力の減退をなくして、上
記熱変換効率の改善を行うものが、一般的であった。
技術を利用する装置にあっては、漏洩磁束(無効な磁
束、空気減衰)を少しでも減少せしめ、コイル効率をか
せぐ、そのためにコイルがある。図15へ示すように、
コイルaの外側Bの適宜位置へけい素鋼板でできた鉄芯
eを配設することにより磁気通路を形成して、即ちこの
鉄芯e内へ磁束を通し、磁気勢力の減退をなくして、上
記熱変換効率の改善を行うものが、一般的であった。
【0007】しかし、このように、高価なけい素鋼板の
鉄芯eを配設しても、湯沸器において、その熱変換効率
は5〜6割もいけば良い方である(条件的に達成しやす
いものもあるが、概してこのような傾向にある)。これ
は、鉄芯e中において、発熱等のロスが生じているから
である。それでも誘導加熱を利用した瞬間湯沸器につい
て、現状ではこのような数値のものが、実質的に、最も
性能のよいものであった。
鉄芯eを配設しても、湯沸器において、その熱変換効率
は5〜6割もいけば良い方である(条件的に達成しやす
いものもあるが、概してこのような傾向にある)。これ
は、鉄芯e中において、発熱等のロスが生じているから
である。それでも誘導加熱を利用した瞬間湯沸器につい
て、現状ではこのような数値のものが、実質的に、最も
性能のよいものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、安全でク
リーンな電磁誘導加熱を利用する、湯沸器等の液体加熱
装置について、熱変換効率を著しく高めて、その実用性
を向上せしめることを目的とするものである。
リーンな電磁誘導加熱を利用する、湯沸器等の液体加熱
装置について、熱変換効率を著しく高めて、その実用性
を向上せしめることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明に係る電
磁誘導加熱を利用した液体加熱装置は、少なくとも1つ
の磁束発生用のコイル1と、このコイル1へ高周波電流
を供給する高周波発振器2と、磁束を受けて発熱する素
材によって形成された主熱交換部3と、同じく磁束を受
けて発熱する素材によって形成された副熱交換部4とを
備えるものである。そして、主熱交換部3は、加熱を予
定する液体を通す通路30を備え、コイル1の内側Aに
配設されたものである。副熱交換部4は、加熱を予定す
る液体を通す通路40を備え、コイル1の外側Bに配設
されたものである。上記主熱交換部3がコイル1の電磁
誘導により発熱し、通路30を通る液体を加熱するもの
であると共に、上記副熱交換部4が同じくコイル1の電
磁誘導により発熱し、通路40を通る液体を加熱するも
のである。
磁誘導加熱を利用した液体加熱装置は、少なくとも1つ
の磁束発生用のコイル1と、このコイル1へ高周波電流
を供給する高周波発振器2と、磁束を受けて発熱する素
材によって形成された主熱交換部3と、同じく磁束を受
けて発熱する素材によって形成された副熱交換部4とを
備えるものである。そして、主熱交換部3は、加熱を予
定する液体を通す通路30を備え、コイル1の内側Aに
配設されたものである。副熱交換部4は、加熱を予定す
る液体を通す通路40を備え、コイル1の外側Bに配設
されたものである。上記主熱交換部3がコイル1の電磁
誘導により発熱し、通路30を通る液体を加熱するもの
であると共に、上記副熱交換部4が同じくコイル1の電
磁誘導により発熱し、通路40を通る液体を加熱するも
のである。
【0010】本願第2の発明に係る電磁誘導加熱を利用
した液体加熱装置は、上記第1の発明に係る装置にあっ
て、更に下記の構成を採るものである。即ち、上記コイ
ル1は、長尺の導体11を螺旋状に配設することによっ
て形成されたものであり、更に、この導体11は、内部
が液体を通す通路13を形成する管状体であり、通電時
の導体11の抵抗発熱にて、通路13を通る液体を加熱
するものであることを特徴とする。
した液体加熱装置は、上記第1の発明に係る装置にあっ
て、更に下記の構成を採るものである。即ち、上記コイ
ル1は、長尺の導体11を螺旋状に配設することによっ
て形成されたものであり、更に、この導体11は、内部
が液体を通す通路13を形成する管状体であり、通電時
の導体11の抵抗発熱にて、通路13を通る液体を加熱
するものであることを特徴とする。
【0011】本願第3の発明に係る電磁誘導加熱を利用
した液体加熱装置は、上記第1又は第2の発明に係る装
置にあって、上記主熱交換部3は、略柱状体として形成
されて上記コイル1の内部に配設されたものであり、そ
の両端付近には、鍔状部6,6が設けられ、この鍔状部
6,6が、コイル1両端付近より、主熱交換部3の径外
方向へ突出するものである。
した液体加熱装置は、上記第1又は第2の発明に係る装
置にあって、上記主熱交換部3は、略柱状体として形成
されて上記コイル1の内部に配設されたものであり、そ
の両端付近には、鍔状部6,6が設けられ、この鍔状部
6,6が、コイル1両端付近より、主熱交換部3の径外
方向へ突出するものである。
【0012】本願第4の発明に係る電磁誘導加熱を利用
した液体加熱装置は、上記第1又は第2又は第3の発明
にあって、上記高周波発振器2の内部にも、熱交換部2
aが形成されてなり、この熱交換部2a内にも、加熱を
予定する液体を通す適宜通路20が配設されてなるもの
であることを特徴とする。
した液体加熱装置は、上記第1又は第2又は第3の発明
にあって、上記高周波発振器2の内部にも、熱交換部2
aが形成されてなり、この熱交換部2a内にも、加熱を
予定する液体を通す適宜通路20が配設されてなるもの
であることを特徴とする。
【0013】
【作用】本願第1の発明に係る電磁誘導加熱を利用した
液体加熱装置は、磁束発生用のコイル1の外側Bへ、副
熱交換部4を配設することによって、従来大きなエネル
ギーロスとなっていたコイル1外側に発生する磁束につ
いても、熱交換を可能とした。この結果熱交換率を9割
以上と従来に比して著しく向上した。
液体加熱装置は、磁束発生用のコイル1の外側Bへ、副
熱交換部4を配設することによって、従来大きなエネル
ギーロスとなっていたコイル1外側に発生する磁束につ
いても、熱交換を可能とした。この結果熱交換率を9割
以上と従来に比して著しく向上した。
【0014】本願第2の発明に係る電磁誘導加熱を利用
した液体加熱装置は、上記第1の発明に係る装置の作用
を奏すると共に、コイル1自身にも熱交換用の液体を通
すものであるため、通電時のコイル1自身の発熱も、液
体加熱に供することが可能となり、更に、熱変換効率を
高めた。
した液体加熱装置は、上記第1の発明に係る装置の作用
を奏すると共に、コイル1自身にも熱交換用の液体を通
すものであるため、通電時のコイル1自身の発熱も、液
体加熱に供することが可能となり、更に、熱変換効率を
高めた。
【0015】本願第3の発明に係る電磁誘導加熱を利用
した液体加熱装置は、上記第1又は第2の発明に係る装
置の作用を奏すると共に、コイル1内部Aの主熱交換部
3と、外部Bの副熱交換部4との間の磁束の通る位置
に、鉄製の鍔状部6,6を配設することによって、この
鍔状部6,6内に磁路を形成することになり、空中で生
じるような磁気の著しい減衰が排除された。即ち、鉄製
の鍔状部6,6を用いて、この鍔状部6,6内に磁路を
形成することよって、鉄の自発磁気により、空中で生じ
るような磁気の著しい減衰を、生じさせないのである。
鍔状部6,6により、副熱交換部4から主熱交換部3へ
の磁路形成がなされて、磁気ロスを防止することができ
る。これに加えて、水等の液体の加熱を優先するため
に、これ以外の不必要な部位を加熱させない。
した液体加熱装置は、上記第1又は第2の発明に係る装
置の作用を奏すると共に、コイル1内部Aの主熱交換部
3と、外部Bの副熱交換部4との間の磁束の通る位置
に、鉄製の鍔状部6,6を配設することによって、この
鍔状部6,6内に磁路を形成することになり、空中で生
じるような磁気の著しい減衰が排除された。即ち、鉄製
の鍔状部6,6を用いて、この鍔状部6,6内に磁路を
形成することよって、鉄の自発磁気により、空中で生じ
るような磁気の著しい減衰を、生じさせないのである。
鍔状部6,6により、副熱交換部4から主熱交換部3へ
の磁路形成がなされて、磁気ロスを防止することができ
る。これに加えて、水等の液体の加熱を優先するため
に、これ以外の不必要な部位を加熱させない。
【0016】本願第4の発明に係る電磁誘導加熱を用し
た液体加熱装置は、上記第1又は第2又は第3の発明に
係る装置の作用を奏すると共に、高周波発振器2の内部
の、電気抵抗による電気的ロスによる発熱についても、
熱変換することが可能となり、更に、熱変換効率を向上
し得たものである。
た液体加熱装置は、上記第1又は第2又は第3の発明に
係る装置の作用を奏すると共に、高周波発振器2の内部
の、電気抵抗による電気的ロスによる発熱についても、
熱変換することが可能となり、更に、熱変換効率を向上
し得たものである。
【0017】
【実施例】以下、本願発明の一実施例を具体的に説明す
る。
る。
【0018】この装置は、少なくとも1つの磁束発生用
のコイル1と、このコイル1へ高周波電流を供給する高
周波発振器2と、磁束を受けて加熱する素材によって形
成された主熱交換部3と、同じく磁束を受けて加熱する
素材によって形成された副熱交換部4とを備えるもので
ある。図1、図2、図3及び図7へ、先ず上記熱交換部
周縁の構成について、その一実施例を掲げる(これら図
において上記高周波発振器2は省略してある)。
のコイル1と、このコイル1へ高周波電流を供給する高
周波発振器2と、磁束を受けて加熱する素材によって形
成された主熱交換部3と、同じく磁束を受けて加熱する
素材によって形成された副熱交換部4とを備えるもので
ある。図1、図2、図3及び図7へ、先ず上記熱交換部
周縁の構成について、その一実施例を掲げる(これら図
において上記高周波発振器2は省略してある)。
【0019】コイル1は、高周波発振器2に接続され、
この高周波発振器2より交流電流を受けて、磁束を発生
させるものである。コイル1は、単に導線として形成さ
れるものであってもよいが、コイル自身における発熱も
液体の加熱に供するために、銅或いは銅合金等の導体に
て形成された中空の管状体(銅管)を螺旋状に成形した
ものを採用し、内部に加熱を予定する水等の液体を通す
ものとすれば効果的である。この場合、コイル1自身の
加熱も抑えられるのである。上記のようにコイル1を銅
管として形成した場合、ノーメックス紙等の材料によっ
て絶縁被覆したものを用いるのが適当である。勿論絶縁
性と熱伝導性が得られるものであれば、ノーメックス紙
に代え他の素材を用いて実施することも可能である。こ
の実施例において、コイル1は、外径が約10mm前
後、厚さ約1mm程度であるが、このような数値に限定
するものではなく、適宜変更可能である。図7に示す実
施例において、コイル1をなす銅管は、2重になってい
るものを示したが、コイル1は、3重以上になったもの
であっても実施可能であり、逆に複数重なったものでな
く1つだけのものであってもよい。又コイル1は銅管で
あってもよいが、ステンレスを用いて形成すれば、更に
熱伝導率の面から効果的である。
この高周波発振器2より交流電流を受けて、磁束を発生
させるものである。コイル1は、単に導線として形成さ
れるものであってもよいが、コイル自身における発熱も
液体の加熱に供するために、銅或いは銅合金等の導体に
て形成された中空の管状体(銅管)を螺旋状に成形した
ものを採用し、内部に加熱を予定する水等の液体を通す
ものとすれば効果的である。この場合、コイル1自身の
加熱も抑えられるのである。上記のようにコイル1を銅
管として形成した場合、ノーメックス紙等の材料によっ
て絶縁被覆したものを用いるのが適当である。勿論絶縁
性と熱伝導性が得られるものであれば、ノーメックス紙
に代え他の素材を用いて実施することも可能である。こ
の実施例において、コイル1は、外径が約10mm前
後、厚さ約1mm程度であるが、このような数値に限定
するものではなく、適宜変更可能である。図7に示す実
施例において、コイル1をなす銅管は、2重になってい
るものを示したが、コイル1は、3重以上になったもの
であっても実施可能であり、逆に複数重なったものでな
く1つだけのものであってもよい。又コイル1は銅管で
あってもよいが、ステンレスを用いて形成すれば、更に
熱伝導率の面から効果的である。
【0020】主熱交換部3は、コイル1の内部Aに配設
され、コイル1からの磁束を受けて加熱電流を発生して
発熱する。副熱交換部4は、コイル1の外部Bに配設さ
れコイル1からその外部に発生する磁束を受けて加熱電
流を発生し発熱するものである。上記両熱交換部3,4
を形成する上記電磁誘導加熱が可能な素材としては、鉄
・非鉄を問わず金属材料が適当であるが、実用面におい
て特に、アルミニウム、アルミニウム合金、SUS材や
その他の鉄等の金属が適している。但し、これ以外に、
電磁誘導加熱が実用的範囲で可能な素材があれば、上記
素材に代えて、そのようなものを用いて実施することも
可能である。以下、主熱交換部3及び副熱交換部4につ
いて順に詳述する。
され、コイル1からの磁束を受けて加熱電流を発生して
発熱する。副熱交換部4は、コイル1の外部Bに配設さ
れコイル1からその外部に発生する磁束を受けて加熱電
流を発生し発熱するものである。上記両熱交換部3,4
を形成する上記電磁誘導加熱が可能な素材としては、鉄
・非鉄を問わず金属材料が適当であるが、実用面におい
て特に、アルミニウム、アルミニウム合金、SUS材や
その他の鉄等の金属が適している。但し、これ以外に、
電磁誘導加熱が実用的範囲で可能な素材があれば、上記
素材に代えて、そのようなものを用いて実施することも
可能である。以下、主熱交換部3及び副熱交換部4につ
いて順に詳述する。
【0021】主熱交換部3は、その内部に加熱を予定す
る液体を通す通路30を備える。この実施例において、
上記主熱交換部3は、コイル1の内側Aに収容されるこ
とが可能な柱状体として形成され、且つこの柱状体の内
部31に、上記通路30が形成されたものである。しか
し、このような実施例に限定するものではなく、通路3
0を内部に備えた管状体30aを螺旋状等に形成するこ
とによって構成するものであっても実施可能である(図
4)。又上記のように円筒状体として形成する場合は、
鋳造等により形成するのが適当であるが、この際鋳込み
が簡単に行えるように、螺旋以外の形態を採るようにし
ても実施可能である。例えば図5に管状体30aのよう
に、九十九折り(つづらおり)状に配設されたものであ
っても実施可能である。更に又これ以外の通路30の配
置を採るものであっても実施可能である。図5に示す実
施例も含めて、螺旋形状以外の配置を採ることは、管状
体30aに限らず、柱状体として形成された熱交換部内
部に通路30を形成するものにおいても同様に実施可能
である(この場合、図5の実施例のものは、図6へ示す
ようになる)。特に、鋳造によって成形する場合は、図
5へ示す通路30の配置を採るのが、成形のし易さの面
で有利である。
る液体を通す通路30を備える。この実施例において、
上記主熱交換部3は、コイル1の内側Aに収容されるこ
とが可能な柱状体として形成され、且つこの柱状体の内
部31に、上記通路30が形成されたものである。しか
し、このような実施例に限定するものではなく、通路3
0を内部に備えた管状体30aを螺旋状等に形成するこ
とによって構成するものであっても実施可能である(図
4)。又上記のように円筒状体として形成する場合は、
鋳造等により形成するのが適当であるが、この際鋳込み
が簡単に行えるように、螺旋以外の形態を採るようにし
ても実施可能である。例えば図5に管状体30aのよう
に、九十九折り(つづらおり)状に配設されたものであ
っても実施可能である。更に又これ以外の通路30の配
置を採るものであっても実施可能である。図5に示す実
施例も含めて、螺旋形状以外の配置を採ることは、管状
体30aに限らず、柱状体として形成された熱交換部内
部に通路30を形成するものにおいても同様に実施可能
である(この場合、図5の実施例のものは、図6へ示す
ようになる)。特に、鋳造によって成形する場合は、図
5へ示す通路30の配置を採るのが、成形のし易さの面
で有利である。
【0022】又図7へ示す実施例ものは、柱状体として
形成された主熱交換部3内部において、その中心に主管
31が通されており、この外側に通路30が螺旋状に形
成されている。この主管31も通路30と共に或いは通
路30の一部として、内部に加熱を予定する液体を通す
ものであり、主熱交換部3の発熱を受けて、この液体を
加熱するものである。主管31は、SUS製のパイプが
適当であるが、他の素材によって形成しても実施可能で
ある。この実施例において、主管31は、通路30に比
して内径が大きなものであり、この実施例では、約15
mm前後の内径を有するものである。但しこのような数
値に限定するものではなく、適宜変更可能である。上記
主管31は、主熱交換部3の外径が大きい場合、通路3
のなす螺旋の径が大きくなり、主熱交換部3中心の熱交
換が行い難くなるので、このような場合、特に有効であ
る。
形成された主熱交換部3内部において、その中心に主管
31が通されており、この外側に通路30が螺旋状に形
成されている。この主管31も通路30と共に或いは通
路30の一部として、内部に加熱を予定する液体を通す
ものであり、主熱交換部3の発熱を受けて、この液体を
加熱するものである。主管31は、SUS製のパイプが
適当であるが、他の素材によって形成しても実施可能で
ある。この実施例において、主管31は、通路30に比
して内径が大きなものであり、この実施例では、約15
mm前後の内径を有するものである。但しこのような数
値に限定するものではなく、適宜変更可能である。上記
主管31は、主熱交換部3の外径が大きい場合、通路3
のなす螺旋の径が大きくなり、主熱交換部3中心の熱交
換が行い難くなるので、このような場合、特に有効であ
る。
【0023】この実施例において、主熱交換部3は、成
形が容易なアルミニウムにて形成され、外部に鉄管32
が嵌められている。アルミニウムでできた主熱交換部3
本体も、その外部の鉄管32も磁束を受けて発熱するも
のである。この鉄管32は、コイル1内部で、より良い
磁路を形成することを目的として配設している。不要で
あればこのような鉄管32を設けずにアルミニウの部分
33のみで形成してもよい(逆に鉄のみで主熱交換部3
を形成してもよいが、液体と接触するために耐蝕性を付
与する必要があり、又重量が大きくなることから通常の
使用には実用的でない)。鉄管32は、この実施例にお
いて、SS材にて形成され、約40mmの外径と約3.
5mmの厚みを有する。但し主熱交換部3の寸法の変更
に応じて、これら値は適宜変更可能である。
形が容易なアルミニウムにて形成され、外部に鉄管32
が嵌められている。アルミニウムでできた主熱交換部3
本体も、その外部の鉄管32も磁束を受けて発熱するも
のである。この鉄管32は、コイル1内部で、より良い
磁路を形成することを目的として配設している。不要で
あればこのような鉄管32を設けずにアルミニウの部分
33のみで形成してもよい(逆に鉄のみで主熱交換部3
を形成してもよいが、液体と接触するために耐蝕性を付
与する必要があり、又重量が大きくなることから通常の
使用には実用的でない)。鉄管32は、この実施例にお
いて、SS材にて形成され、約40mmの外径と約3.
5mmの厚みを有する。但し主熱交換部3の寸法の変更
に応じて、これら値は適宜変更可能である。
【0024】鉄管32の外側は、適宜ペーパー等の断熱
材34にて被覆しておくのが適当である。不要であれ
ば、このような断熱材34は設けずに実施してもよい。
材34にて被覆しておくのが適当である。不要であれ
ば、このような断熱材34は設けずに実施してもよい。
【0025】更に、主熱交換部3の両端には、鉄製の鍔
状部6,6が配設されている。鉄管32を備えた図7に
示す実施例では、この鉄管32と一体に、上記鍔状部
6,6が形成されている。但し、上記と異なり、鉄管3
2と鍔状部6,6とは別体に形成されたものであっても
よい。例えば、鍔状部6,6は、別体の円盤として形成
され主熱交換部3の両端に配設されるものであってもよ
い。この場合、主熱交換部3と別体の環状体(中央に穴
が設けられた円盤)として主熱交換部3へ嵌合するもの
とするのが適当である。コイル1を装着する際の便を考
慮して、一方の鍔状部6のみ鉄管32と一体に形成し、
他方の鍔状部6は鉄管32と別体で、着脱自在に形成し
てもよい。鍔状部6,6の外径は、副熱交換部4の内径
とほぼ同じ大きさを有する。このような鉄製の鍔状部
6,6は、自身の内部に磁路を形成するものであり、磁
性材である鉄の特性から自発磁気が発生し、空気中の磁
束のような著しい減衰が生じない。又、例えば、このよ
うな鍔状部6,6を銅やアルミニウムで形成すると、空
気中程ではないにせよ、大きな磁気の減衰を生じてしま
う。従って、上記のような特に鉄という材料によって形
成されることにより、自発磁気(自発磁化)にて、磁気
の減衰が抑えられるのである。又、鍔状部6,6を配設
して磁路を形成することにより、鉄管32と鍔状部6,
6と副熱交換部4との間が閉磁路となっており、コイル
外部の磁束は、自然的に磁気はここを選択的に通行する
こととなる(結果的に強制していることになる)。この
ように、両鍔状部6,6周縁間に磁気の強制閉じ込め
(閉磁路)を行うこととなり、この結果、副熱交換部4
の配設された位置に確実に封じ込められる。図7に示す
実施例において、主熱交換部3の外周を覆う鉄管32
と、その両側の鍔状部6,6と、副熱交換部4の内周面
とに囲まれた空間がコイル室10としてコイル1を収容
している(図2、図3参照)。又図1、図2及び図3へ
示すように、副熱交換部4の両端に、蓋体5,5を嵌め
るものとしても実施可能であり、この場合、蓋体5,5
の面5a,5aに沿った状態に上記鍔状部6,6が位置
するものである。この蓋体5,5は、主熱交換部3と同
様の素材即ちアルミニウム等の素材で形成されている。
図2へ示すように、鍔状部6から主熱交換部3の端部3
5が突出するように形成し(鍔状部6が鉄管32と別体
に形成されている場合は、鍔状部6の中央にこの端部3
5を通す貫通孔を設けておくのが適当である。)、他方
において蓋体5の鍔状部6側を臨む面5aの中央に凹部
50を設けて、この凹部50へ主熱交換部3の端部35
を嵌合可能としても効果的である。51は、副熱交換部
4の端部を嵌合する溝を示している。蓋体5,5が嵌め
られ、凹部50と主熱交換部3の端部35とが嵌合した
状態で、蓋体5,5の外側の面から、蓋体5の中央を貫
通する締結具52が、主熱交換部3の端部35の中央に
設けられた螺合部36と螺合する。螺合部36は、内周
面に雌ねじが形成された孔であり、締結具52の先端部
付近に設けられた雄ねじと螺合する。図7へ示す主管3
1を設ける場合は、締結具52の中心に主管31に接続
する液体を通す通路を形成すればよい(図示しない)。
この場合は結具52へ図1へ示すように、他へ連絡して
液体の通路を形成する連結部52aを設けておく。又、
蓋体5,5を確実に固定するため、この図1へ示すよう
に、適宜数の介在棒53…を蓋体5,5間へ渡し、螺子
54を螺合して、蓋体5,5と介在棒53…とを同体に
するようにしても効果的である。
状部6,6が配設されている。鉄管32を備えた図7に
示す実施例では、この鉄管32と一体に、上記鍔状部
6,6が形成されている。但し、上記と異なり、鉄管3
2と鍔状部6,6とは別体に形成されたものであっても
よい。例えば、鍔状部6,6は、別体の円盤として形成
され主熱交換部3の両端に配設されるものであってもよ
い。この場合、主熱交換部3と別体の環状体(中央に穴
が設けられた円盤)として主熱交換部3へ嵌合するもの
とするのが適当である。コイル1を装着する際の便を考
慮して、一方の鍔状部6のみ鉄管32と一体に形成し、
他方の鍔状部6は鉄管32と別体で、着脱自在に形成し
てもよい。鍔状部6,6の外径は、副熱交換部4の内径
とほぼ同じ大きさを有する。このような鉄製の鍔状部
6,6は、自身の内部に磁路を形成するものであり、磁
性材である鉄の特性から自発磁気が発生し、空気中の磁
束のような著しい減衰が生じない。又、例えば、このよ
うな鍔状部6,6を銅やアルミニウムで形成すると、空
気中程ではないにせよ、大きな磁気の減衰を生じてしま
う。従って、上記のような特に鉄という材料によって形
成されることにより、自発磁気(自発磁化)にて、磁気
の減衰が抑えられるのである。又、鍔状部6,6を配設
して磁路を形成することにより、鉄管32と鍔状部6,
6と副熱交換部4との間が閉磁路となっており、コイル
外部の磁束は、自然的に磁気はここを選択的に通行する
こととなる(結果的に強制していることになる)。この
ように、両鍔状部6,6周縁間に磁気の強制閉じ込め
(閉磁路)を行うこととなり、この結果、副熱交換部4
の配設された位置に確実に封じ込められる。図7に示す
実施例において、主熱交換部3の外周を覆う鉄管32
と、その両側の鍔状部6,6と、副熱交換部4の内周面
とに囲まれた空間がコイル室10としてコイル1を収容
している(図2、図3参照)。又図1、図2及び図3へ
示すように、副熱交換部4の両端に、蓋体5,5を嵌め
るものとしても実施可能であり、この場合、蓋体5,5
の面5a,5aに沿った状態に上記鍔状部6,6が位置
するものである。この蓋体5,5は、主熱交換部3と同
様の素材即ちアルミニウム等の素材で形成されている。
図2へ示すように、鍔状部6から主熱交換部3の端部3
5が突出するように形成し(鍔状部6が鉄管32と別体
に形成されている場合は、鍔状部6の中央にこの端部3
5を通す貫通孔を設けておくのが適当である。)、他方
において蓋体5の鍔状部6側を臨む面5aの中央に凹部
50を設けて、この凹部50へ主熱交換部3の端部35
を嵌合可能としても効果的である。51は、副熱交換部
4の端部を嵌合する溝を示している。蓋体5,5が嵌め
られ、凹部50と主熱交換部3の端部35とが嵌合した
状態で、蓋体5,5の外側の面から、蓋体5の中央を貫
通する締結具52が、主熱交換部3の端部35の中央に
設けられた螺合部36と螺合する。螺合部36は、内周
面に雌ねじが形成された孔であり、締結具52の先端部
付近に設けられた雄ねじと螺合する。図7へ示す主管3
1を設ける場合は、締結具52の中心に主管31に接続
する液体を通す通路を形成すればよい(図示しない)。
この場合は結具52へ図1へ示すように、他へ連絡して
液体の通路を形成する連結部52aを設けておく。又、
蓋体5,5を確実に固定するため、この図1へ示すよう
に、適宜数の介在棒53…を蓋体5,5間へ渡し、螺子
54を螺合して、蓋体5,5と介在棒53…とを同体に
するようにしても効果的である。
【0026】副熱交換部4は、コイル1を内部に収容す
ることが可能な十分な内径を有する筒状体である。即ち
図2及び図7へ示すように、副熱交換部4は、コイル1
の外側Bに配設される。副熱交換部4の肉厚内部41に
は、主熱交換部3と同様液体を通す通路40が形成され
ている。通路を管によって形成する場合、SUSパイプ
を用いるのであれば、外径が約10mmで約0.2mm
程度の厚みを有するものが適当である。但しこのような
素材に限定するものではなく、寸法数値も適宜変更可能
である。この実施例において、上記副熱交換部4は、コ
イル1を内部に収容することが可能な筒状体として形成
したものを示し、上記の通り、その肉厚内部41へ通路
40が形成されたものを示したが、このような実施例に
限定するものではなく、前述の主熱交換部3と同様管状
体を螺旋状等に形成することによって構成するものであ
っても実施可能である。これは、主熱交換部3の図4に
示す実施例と同様である(図示しない)。又上記のよう
に円筒状体として形成する場合は、主熱交換部3と同
様、鋳造等により形成するのが適当であるが、この場合
も、鋳込みが簡単に行えるように、螺旋以外の形態を採
るようにしても実施可能である。例えば主熱交換部3の
図5へ示す実施例と同様に九十九折り(つづらおり)状
に配設して実施することも可能である。更に又これ以外
の通路40の配置を採るものであっても実施可能であ
る。量産化という点に関しては、上記鋳造だけでなく、
機械加工、製缶又はプレス成形、ベンダー等にて成形す
る等、何れの手段も採用可能である。コスト面等の点か
ら有利な製造法を、適宜選択して実施すればよい。
ることが可能な十分な内径を有する筒状体である。即ち
図2及び図7へ示すように、副熱交換部4は、コイル1
の外側Bに配設される。副熱交換部4の肉厚内部41に
は、主熱交換部3と同様液体を通す通路40が形成され
ている。通路を管によって形成する場合、SUSパイプ
を用いるのであれば、外径が約10mmで約0.2mm
程度の厚みを有するものが適当である。但しこのような
素材に限定するものではなく、寸法数値も適宜変更可能
である。この実施例において、上記副熱交換部4は、コ
イル1を内部に収容することが可能な筒状体として形成
したものを示し、上記の通り、その肉厚内部41へ通路
40が形成されたものを示したが、このような実施例に
限定するものではなく、前述の主熱交換部3と同様管状
体を螺旋状等に形成することによって構成するものであ
っても実施可能である。これは、主熱交換部3の図4に
示す実施例と同様である(図示しない)。又上記のよう
に円筒状体として形成する場合は、主熱交換部3と同
様、鋳造等により形成するのが適当であるが、この場合
も、鋳込みが簡単に行えるように、螺旋以外の形態を採
るようにしても実施可能である。例えば主熱交換部3の
図5へ示す実施例と同様に九十九折り(つづらおり)状
に配設して実施することも可能である。更に又これ以外
の通路40の配置を採るものであっても実施可能であ
る。量産化という点に関しては、上記鋳造だけでなく、
機械加工、製缶又はプレス成形、ベンダー等にて成形す
る等、何れの手段も採用可能である。コスト面等の点か
ら有利な製造法を、適宜選択して実施すればよい。
【0027】副熱交換部4は、この実施例では、本体
(肉厚部)がアルミニウムにて形成され、外径が約13
2mm、内径が約90mmであり、長手方向の幅(構成
上、主熱交換部3もほぼ同じ値をとる。)が約250m
mのものである。副熱交換部4の内周面には、SUS材
にて形成され厚みが約2.1mmの大管42が、設けら
れている。即ち、副熱交換部4内周面は、厚さが約2.
1mmのSUS材にて覆われているのである。このよう
な数値は適宜変更可能であり、大管42は、不要であれ
ば設けずに実施することも可能である。
(肉厚部)がアルミニウムにて形成され、外径が約13
2mm、内径が約90mmであり、長手方向の幅(構成
上、主熱交換部3もほぼ同じ値をとる。)が約250m
mのものである。副熱交換部4の内周面には、SUS材
にて形成され厚みが約2.1mmの大管42が、設けら
れている。即ち、副熱交換部4内周面は、厚さが約2.
1mmのSUS材にて覆われているのである。このよう
な数値は適宜変更可能であり、大管42は、不要であれ
ば設けずに実施することも可能である。
【0028】高周波発振器2は、内部に備えるトランジ
スタ、トランス、コンデンサ等にて大きな発熱を生じる
ものであるため、これらディバイスdから放熱される熱
を液体加熱に転化することにより、より一層の熱効率を
得ることが可能である。従って、必要に応じて、高周波
発振器2内部のこれらデイバイス周辺にも、適宜液体の
通路20と熱交換部2a…を形成して、実施するように
しても効果的である(図8)。
スタ、トランス、コンデンサ等にて大きな発熱を生じる
ものであるため、これらディバイスdから放熱される熱
を液体加熱に転化することにより、より一層の熱効率を
得ることが可能である。従って、必要に応じて、高周波
発振器2内部のこれらデイバイス周辺にも、適宜液体の
通路20と熱交換部2a…を形成して、実施するように
しても効果的である(図8)。
【0029】次に加熱する液体、即ち熱交換に用いる液
体を送る系統について、簡単に説明する。主熱交換部3
の通路30(主管31がある場合は、これも含む。)、
副熱交換部4の通路40は、夫々別々に液体が通される
ものであってもよいが、連絡していて、液体が巡回する
ものであってもよい。既述の通りコイル1や、高周波発
振器2でも熱交換を行う場合は、これらを通る液体も連
絡するようにしておいてもよいし、連絡しないものであ
ってもよい。必要に応じて、選択すればよい。
体を送る系統について、簡単に説明する。主熱交換部3
の通路30(主管31がある場合は、これも含む。)、
副熱交換部4の通路40は、夫々別々に液体が通される
ものであってもよいが、連絡していて、液体が巡回する
ものであってもよい。既述の通りコイル1や、高周波発
振器2でも熱交換を行う場合は、これらを通る液体も連
絡するようにしておいてもよいし、連絡しないものであ
ってもよい。必要に応じて、選択すればよい。
【0030】例えば、図7に示す実施例では、主熱交換
部3(の通路30)と、コイル1と、副熱交換部4(の
通路40)へ、夫々導入端P1,P2,P3より、外部
から別々に、加熱用の液体Lが送りこまれる。そして、
加熱後の液体は、最終的に全て主管31に導かれ、纏め
て外部へ送られる。この実施例では、連絡管P2は、高
周波発振器2で熱を受けた液体を更にコイル1内へ送っ
てくるものである。このように全ての通路が連絡してい
る場合、液体巡回の経路については、装置の外部側(副
熱交換部4の通路40)に液体が先に通り、内部側(主
熱交換部3の通路30)には、後から液体が巡ってきて
最後に加熱されるようにするのが適当である。但し、装
置の外部側(副熱交換部4の通路40)を通る液体の温
度はそれよりも内部側(コイル1も含めて)を通る液体
の温度よりも、低いものとするのが適当である。これ
は、最初に外部の方に、温度の高い液体が通ると、副熱
交換部4の径外方向への熱放射により、熱のロスを生じ
るからである。
部3(の通路30)と、コイル1と、副熱交換部4(の
通路40)へ、夫々導入端P1,P2,P3より、外部
から別々に、加熱用の液体Lが送りこまれる。そして、
加熱後の液体は、最終的に全て主管31に導かれ、纏め
て外部へ送られる。この実施例では、連絡管P2は、高
周波発振器2で熱を受けた液体を更にコイル1内へ送っ
てくるものである。このように全ての通路が連絡してい
る場合、液体巡回の経路については、装置の外部側(副
熱交換部4の通路40)に液体が先に通り、内部側(主
熱交換部3の通路30)には、後から液体が巡ってきて
最後に加熱されるようにするのが適当である。但し、装
置の外部側(副熱交換部4の通路40)を通る液体の温
度はそれよりも内部側(コイル1も含めて)を通る液体
の温度よりも、低いものとするのが適当である。これ
は、最初に外部の方に、温度の高い液体が通ると、副熱
交換部4の径外方向への熱放射により、熱のロスを生じ
るからである。
【0031】又、このようなマニホールドとなる主管3
1を用いない場合の、各液体移送の系統例について、図
8、図9、図10、図11を用いて、簡単に説明する。
1を用いない場合の、各液体移送の系統例について、図
8、図9、図10、図11を用いて、簡単に説明する。
【0032】図8へ示すものは、液体を通す各通路が完
全に独立しており、巡回しないものである。即ち、通路
40の端部P11から通路40内に入った水等の液体
は、温水となって端部P16から外部へ導かれる。同様
に、端部P12からコイル1へ入った水等の液体は、温
水となって端部P14より外部へ導かれる。又、端部P
13より通路30へ入った水等の液体は、温水となって
端部P15より外部へ導かれる。他方高周波発振器2内
部に設けられた通路20でも、発熱の大きなディバイス
から熱を受けて熱交換を行う。即ち端部P10から入っ
た水等の液体は、熱交換部2a…からディバイスで発生
した熱を受け、温水となって端部P17より外部へ導か
れる。
全に独立しており、巡回しないものである。即ち、通路
40の端部P11から通路40内に入った水等の液体
は、温水となって端部P16から外部へ導かれる。同様
に、端部P12からコイル1へ入った水等の液体は、温
水となって端部P14より外部へ導かれる。又、端部P
13より通路30へ入った水等の液体は、温水となって
端部P15より外部へ導かれる。他方高周波発振器2内
部に設けられた通路20でも、発熱の大きなディバイス
から熱を受けて熱交換を行う。即ち端部P10から入っ
た水等の液体は、熱交換部2a…からディバイスで発生
した熱を受け、温水となって端部P17より外部へ導か
れる。
【0033】図9へ示すものは、液体を一系統で巡回さ
せるものである。即ち全ての通路が連絡するものであ
る。先ず、通路20の端部P100から高周波発振器2
内部に入った液体は、端部P170とコイル1の端部P
120との間に介された連絡管T1を経て、コイル1内
へ導かれる。コイル1の端部P140から出た液体は、
この端部P140と通路40の端部P110との間に介
された連絡管T2を経て副熱交換部4の通路40へ入
る。通路40を出た液体は、通路40の端部P160と
通路30の端部P130との間に介された連絡管T3を
経て、端部P130から主熱交換部3の通路30へ入
る。通路30通過後、液体は、端部P150から外部へ
導かれる。
せるものである。即ち全ての通路が連絡するものであ
る。先ず、通路20の端部P100から高周波発振器2
内部に入った液体は、端部P170とコイル1の端部P
120との間に介された連絡管T1を経て、コイル1内
へ導かれる。コイル1の端部P140から出た液体は、
この端部P140と通路40の端部P110との間に介
された連絡管T2を経て副熱交換部4の通路40へ入
る。通路40を出た液体は、通路40の端部P160と
通路30の端部P130との間に介された連絡管T3を
経て、端部P130から主熱交換部3の通路30へ入
る。通路30通過後、液体は、端部P150から外部へ
導かれる。
【0034】図10へ示すものは、液体の経路が二系統
となっているものである。即ち、一方の系統は、液体
が、端部P101から通路20入り、端部P171とコ
イル1の端部P121の間に介された連絡管T10を経
て、コイル1内を通り、コイル1の端部P141から外
部へ出るものである。そして、もう一方の系統は、液体
が、通路30の端部P131から通路30内へ入り、通
路30の端部P151から、この端部P151と副熱交
換部4の通路40の端部P111との間に介された連絡
管T30を経て、通路40内へと導かれ端部P161か
ら外部へ出るものである。
となっているものである。即ち、一方の系統は、液体
が、端部P101から通路20入り、端部P171とコ
イル1の端部P121の間に介された連絡管T10を経
て、コイル1内を通り、コイル1の端部P141から外
部へ出るものである。そして、もう一方の系統は、液体
が、通路30の端部P131から通路30内へ入り、通
路30の端部P151から、この端部P151と副熱交
換部4の通路40の端部P111との間に介された連絡
管T30を経て、通路40内へと導かれ端部P161か
ら外部へ出るものである。
【0035】図11に示すものも、液体の経路が二系統
のものである。一方の系統は、液体が、端部P102か
ら通路20へ入り、通路20のもう一方の端部P172
から、この端部P172と副熱交換部4の通路40の端
部P112との間に介された連絡管T11を経て、通路
40へ導かれ、端部P162から通路40の外部へ出る
ものである。もう一方の系統は、コイル1の端部P12
2から、コイル1内へ入り、コイル1のもう一方の端部
P142から、この端部P142と主熱交換部3の通路
30の端部P132との間に介された連絡管T12を経
て、端部P132より通路30へ入り、その端部P15
2より外部へ出るものである。
のものである。一方の系統は、液体が、端部P102か
ら通路20へ入り、通路20のもう一方の端部P172
から、この端部P172と副熱交換部4の通路40の端
部P112との間に介された連絡管T11を経て、通路
40へ導かれ、端部P162から通路40の外部へ出る
ものである。もう一方の系統は、コイル1の端部P12
2から、コイル1内へ入り、コイル1のもう一方の端部
P142から、この端部P142と主熱交換部3の通路
30の端部P132との間に介された連絡管T12を経
て、端部P132より通路30へ入り、その端部P15
2より外部へ出るものである。
【0036】上記以外の系統、経路で、液体が巡回する
ものであっても実施可能であり、上記実施例に限定する
ものではない。
ものであっても実施可能であり、上記実施例に限定する
ものではない。
【0037】説明してきた各実施例において、装置の中
心部に主熱交換部3、その外側に1つのコイル1、更に
その外側に1つの副熱交換部4が配置するものであった
が、次のような構成を採るものであっても実施可能であ
る(図示しない)。(螺旋の)径の異なる複数のコイル
1…を同心となるように配設し、最中心部のコイル1の
内部に主熱交換部3が配置し最外部のコイル1の外側に
副熱交換部4が配置するのはもとより、この最中心部と
最外部のコイル1,1の中間に位置するコイル同士間、
或いはこの中間に位置するコイルとこの最中心部及び最
外部のコイル1,1との間へ、別途熱交換部を配設する
ものとして実施してもよい。即ち複数のコイル間に、全
てに熱交換部を形成するのである。例えばコイルが2つ
の場合、中心から、熱交換部(主熱交換部)、コイル、
熱交換部、コイル、(副)熱交換部というように配設す
るのである。勿論、コイルの数をこれ以上にすれば、熱
交換部もそれに対応して、増やしてやればよい。このよ
うに複数のコイルを配設する場合も、1つのコイルにつ
いて、そのコイルの内側に位置する熱交換部を主熱交換
部、そのコイルの外側に位置するものを副熱交換部と考
えればよい(この場合外側の熱交換部は、このコイルの
副熱交換部であると同時に、外側のコイルの主熱交換部
でもある)。
心部に主熱交換部3、その外側に1つのコイル1、更に
その外側に1つの副熱交換部4が配置するものであった
が、次のような構成を採るものであっても実施可能であ
る(図示しない)。(螺旋の)径の異なる複数のコイル
1…を同心となるように配設し、最中心部のコイル1の
内部に主熱交換部3が配置し最外部のコイル1の外側に
副熱交換部4が配置するのはもとより、この最中心部と
最外部のコイル1,1の中間に位置するコイル同士間、
或いはこの中間に位置するコイルとこの最中心部及び最
外部のコイル1,1との間へ、別途熱交換部を配設する
ものとして実施してもよい。即ち複数のコイル間に、全
てに熱交換部を形成するのである。例えばコイルが2つ
の場合、中心から、熱交換部(主熱交換部)、コイル、
熱交換部、コイル、(副)熱交換部というように配設す
るのである。勿論、コイルの数をこれ以上にすれば、熱
交換部もそれに対応して、増やしてやればよい。このよ
うに複数のコイルを配設する場合も、1つのコイルにつ
いて、そのコイルの内側に位置する熱交換部を主熱交換
部、そのコイルの外側に位置するものを副熱交換部と考
えればよい(この場合外側の熱交換部は、このコイルの
副熱交換部であると同時に、外側のコイルの主熱交換部
でもある)。
【0038】本願発明に係る液体加熱装置は、クリーン
で安全性の高い電磁誘導加熱という手段を用いて、湯沸
かし或いはその他の液体の加熱を行うものである。尚、
水その他の液体の加熱が最終目的であってもよいし、
又、このような液体を、他へ熱を供給するための媒体と
して加熱するものであってもよく、液体加熱の目的を問
わず、広く利用することが可能である。
で安全性の高い電磁誘導加熱という手段を用いて、湯沸
かし或いはその他の液体の加熱を行うものである。尚、
水その他の液体の加熱が最終目的であってもよいし、
又、このような液体を、他へ熱を供給するための媒体と
して加熱するものであってもよく、液体加熱の目的を問
わず、広く利用することが可能である。
【0039】又、本願発明に係る装置は、ガスを使用し
ないということにより、安全性の点や、クリーンな点等
から、本願発明に係る装置は、病院、老人ホーム、高層
ビル、地下街、オフィス、更には、ガスの普及率が低い
地域(国外も含めて)において、このような環境に極め
て適した湯沸かし等の液体の加熱を行うことが可能であ
る。特に、熱変換効率が著しく向上したものであるた
め、その小型化も著しく向上したものである。
ないということにより、安全性の点や、クリーンな点等
から、本願発明に係る装置は、病院、老人ホーム、高層
ビル、地下街、オフィス、更には、ガスの普及率が低い
地域(国外も含めて)において、このような環境に極め
て適した湯沸かし等の液体の加熱を行うことが可能であ
る。特に、熱変換効率が著しく向上したものであるた
め、その小型化も著しく向上したものである。
【0040】
【発明の効果】本願第1の発明の実施によって、従来抑
制の対象となった磁束発生用コイルの外部へ生じる磁束
についても熱交換を可能とし、即ち、従来抑制の対象と
していたコイル外側の磁束について、発想の転換によ
り、これを熱交換の対象として、積極的に利用すること
とした。即ち、1つのコイルが、発生するフラックス
(磁力線)について、その磁界を全てロスなく取り込む
ために、コイルを外側から閉じ込め、閉磁構造を形成す
ることによって、発熱した金属体から水を流すことによ
って、熱をとるのである。この結果、熱変換効率を従来
に比して著しく向上させることができた。又、加熱速度
も著しく改善し得た。更に又、上記磁束を抑えるのに従
来用いられた高価なけい素鋼板を使用しないため、コス
トの面でも有利である。
制の対象となった磁束発生用コイルの外部へ生じる磁束
についても熱交換を可能とし、即ち、従来抑制の対象と
していたコイル外側の磁束について、発想の転換によ
り、これを熱交換の対象として、積極的に利用すること
とした。即ち、1つのコイルが、発生するフラックス
(磁力線)について、その磁界を全てロスなく取り込む
ために、コイルを外側から閉じ込め、閉磁構造を形成す
ることによって、発熱した金属体から水を流すことによ
って、熱をとるのである。この結果、熱変換効率を従来
に比して著しく向上させることができた。又、加熱速度
も著しく改善し得た。更に又、上記磁束を抑えるのに従
来用いられた高価なけい素鋼板を使用しないため、コス
トの面でも有利である。
【0041】本願第2の発明の実施によって、上記第1
の発明の効果に加え、コイル1自身で発生する熱につい
ても液体への熱交換を行うことが可能となり、更に、熱
変換効率を高めたものである。即ち、コイル冷却には、
通常水が用いられるが、この水は捨てられていた。本願
発明の実施により、このような水を取り込み、その利用
がなされるのである。
の発明の効果に加え、コイル1自身で発生する熱につい
ても液体への熱交換を行うことが可能となり、更に、熱
変換効率を高めたものである。即ち、コイル冷却には、
通常水が用いられるが、この水は捨てられていた。本願
発明の実施により、このような水を取り込み、その利用
がなされるのである。
【0042】本願第3の発明の実施によって、上記第1
又は第2の発明の効果に加えて、主熱交換部と副熱交換
部双方の端部間において、鉄中に磁路を形成することに
より、磁気の減衰を抑制し得た。この結果更に、エネル
ギー・ロスを低減することが可能となった。
又は第2の発明の効果に加えて、主熱交換部と副熱交換
部双方の端部間において、鉄中に磁路を形成することに
より、磁気の減衰を抑制し得た。この結果更に、エネル
ギー・ロスを低減することが可能となった。
【0043】本願第4の発明の実施によって、上記第1
又は第2又は第3の発明の効果に加えて、高周波発振器
2の内部で生じる磁気的なロスについても熱として回収
することを可能として、より完全に近い状態にまで、熱
変換効率を向上し得た。
又は第2又は第3の発明の効果に加えて、高周波発振器
2の内部で生じる磁気的なロスについても熱として回収
することを可能として、より完全に近い状態にまで、熱
変換効率を向上し得た。
【図1】本願発明の一実施例を示す要部斜視図である。
【図2】本願発明の一実施例を示す一部切欠要部斜視図
である。
である。
【図3】本願発明の一実施例を示す要部分解斜視図であ
る。
る。
【図4】本願発明の一実施例を示す要部側面図である。
【図5】本願発明の一実施例を示す要部斜視図である。
【図6】本願発明の一実施例を示す一部切欠要部斜視図
である。
である。
【図7】本願発明の一実施例を示す要部略縦断面図であ
る。
る。
【図8】本願発明の一実施例を示す要部略縦断面図であ
る。
る。
【図9】本願発明の一実施例を示す要部略縦断面図であ
る。
る。
【図10】本願発明の一実施例を示す要部略縦断面図で
ある。
ある。
【図11】本願発明の一実施例を示す要部略縦断面図で
ある。
ある。
【図12】電磁誘導加熱の原理についての説明図であ
る。
る。
【図13】電磁誘導加熱の原理についての説明図であ
る。
る。
【図14】電磁誘導加熱を利用する際の問題点について
の説明図である。
の説明図である。
【図15】電磁誘導加熱を利用する際の問題点について
の説明図である。
の説明図である。
1 コイル 2 高周波発振器 3 主熱交換部 4 副熱交換部 30 通路 40 通路
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも1つの磁束発生用のコイル
(1) と、このコイル(1) へ高周波電流を供給する高周波
発振器(2) と、磁束を受けて発熱する素材によって形成
された主熱交換部(3) と、同じく磁束を受けて発熱する
素材によって形成された副熱交換部(4) とを備えてな
り、 主熱交換部(3) は、加熱を予定する液体を通す通路(30)
を備え、コイル(1) の内側(A) に配設されたものであ
り、 副熱交換部(4) は、加熱を予定する液体を通す通路(40)
を備え、コイル(1) の外側(B) に配設されたものであ
り、 上記主熱交換部(3) がコイル(1) の電磁誘導により発熱
し、通路(30)を通る液体を加熱するものであると共に、
上記副熱交換部(4) が同じくコイル(1) の電磁誘導によ
り発熱し、通路(40)を通る液体を加熱するものであるこ
とを特徴とする電磁誘導加熱を利用した液体加熱装置。 - 【請求項2】 上記コイル(1) は、長尺の導体(11)を螺
旋状に配設することによって形成されたものであり、更
に、この導体(11)は、内部が液体を通す通路(13)を形成
する管状体であり、 通電時の導体(11)の発熱にて、通路(13)を通る液体を加
熱するものであることを特徴とする請求項1記載の電磁
誘導加熱を利用した液体加熱装置。 - 【請求項3】 主熱交換部(3) は、略柱状体として形成
されて上記コイル(1) の内部に配設されたものであり、
その両端付近には、鍔状部(6) (6) が設けられ、この鍔
状部(6) (6) が、コイル(1) 両端付近より、主熱交換部
(3) の径外方向へ突出するものであることを特徴とする
請求項1又は2記載の電磁誘導加熱を利用した液体加熱
装置。 - 【請求項4】 上記高周波発振器(2) の内部にも、熱交
換部(2a)が形成されてなり、この熱交換部(2a)内にも、
加熱を予定する液体を通す適宜通路(20)が配設されてな
るものであることを特徴とする請求項1又は2又は3記
載の電磁誘導加熱を利用した液体加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25452094A JP2953964B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 電磁誘導加熱を利用した液体加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25452094A JP2953964B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 電磁誘導加熱を利用した液体加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0894176A true JPH0894176A (ja) | 1996-04-12 |
| JP2953964B2 JP2953964B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=17266189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25452094A Expired - Fee Related JP2953964B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 電磁誘導加熱を利用した液体加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2953964B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1309996C (zh) * | 2003-04-28 | 2007-04-11 | 张永光 | 电磁热水器 |
| TWI427248B (ja) * | 2011-07-25 | 2014-02-21 | ||
| KR101415957B1 (ko) * | 2012-07-19 | 2014-07-09 | 이승철 | 보일러용 인덕션 가열기의 폐열을 이용한 온수 가열장치 |
| CN107246729A (zh) * | 2017-07-12 | 2017-10-13 | 张欣翼 | 一种腔体结构的电磁涡流加热体 |
-
1994
- 1994-09-21 JP JP25452094A patent/JP2953964B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1309996C (zh) * | 2003-04-28 | 2007-04-11 | 张永光 | 电磁热水器 |
| TWI427248B (ja) * | 2011-07-25 | 2014-02-21 | ||
| KR101415957B1 (ko) * | 2012-07-19 | 2014-07-09 | 이승철 | 보일러용 인덕션 가열기의 폐열을 이용한 온수 가열장치 |
| CN107246729A (zh) * | 2017-07-12 | 2017-10-13 | 张欣翼 | 一种腔体结构的电磁涡流加热体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2953964B2 (ja) | 1999-09-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |