JPH0894316A - 位置検出装置 - Google Patents
位置検出装置Info
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- JPH0894316A JPH0894316A JP23312494A JP23312494A JPH0894316A JP H0894316 A JPH0894316 A JP H0894316A JP 23312494 A JP23312494 A JP 23312494A JP 23312494 A JP23312494 A JP 23312494A JP H0894316 A JPH0894316 A JP H0894316A
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- Japan
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- incident
- level
- decrease
- timing pulse
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光電変換素子の電極の出力信号レベルにノイ
ズ成分が大きく影響する場合でも、ノイズにより両電極
の出力信号レベルの相対関係が崩れたことを速やかに検
出して、この大きなノイズ成分を含む出力信号を用いる
ことにより生じる位置検出の誤検出を抑えることを可能
にする。 【構成】 光電変換素子の2個の電極間の表面に入射し
た入射光によって発生する光電流を両電極にて分割出力
し、これらの分割出力信号レベルの比に基づいて入射光
の前記光電変換素子上での位置を算出するに際して、両
電極の出力信号レベルの増減方向を比較し、両出力信号
レベルの増減方向が一致する時に、この時の両電極の出
力信号に基づく位置の算出動作を禁止する。
ズ成分が大きく影響する場合でも、ノイズにより両電極
の出力信号レベルの相対関係が崩れたことを速やかに検
出して、この大きなノイズ成分を含む出力信号を用いる
ことにより生じる位置検出の誤検出を抑えることを可能
にする。 【構成】 光電変換素子の2個の電極間の表面に入射し
た入射光によって発生する光電流を両電極にて分割出力
し、これらの分割出力信号レベルの比に基づいて入射光
の前記光電変換素子上での位置を算出するに際して、両
電極の出力信号レベルの増減方向を比較し、両出力信号
レベルの増減方向が一致する時に、この時の両電極の出
力信号に基づく位置の算出動作を禁止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光電変換素子から得られ
る光電流を基に、入射光と光電変換素子の相対位置を知
る位置検出装置に関する。
る光電流を基に、入射光と光電変換素子の相対位置を知
る位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動物体の位置を検出する位置センサの
一種に、PSDと称されるものがある。このPSDは移
動物体に取り付けた光源からの光、あるいは移動物体に
光を当てて得られる反射光を光電変換素子の表面に入射
し、この入射光によって発生した光電流を2個の電極に
より分割出力し、これに基づいて入射光の入射位置と光
電変換素子の相対位置を検知することにより、移動物体
の位置を検出しようとするものである。このような位置
センサ−は、例えば浜松ホトニクス株式会社から製品番
号S3271として販売されている。
一種に、PSDと称されるものがある。このPSDは移
動物体に取り付けた光源からの光、あるいは移動物体に
光を当てて得られる反射光を光電変換素子の表面に入射
し、この入射光によって発生した光電流を2個の電極に
より分割出力し、これに基づいて入射光の入射位置と光
電変換素子の相対位置を検知することにより、移動物体
の位置を検出しようとするものである。このような位置
センサ−は、例えば浜松ホトニクス株式会社から製品番
号S3271として販売されている。
【0003】このPSDはカメラのオートフォーカスを
はじめとして光学式測距装置等に幅広く使われる。例え
ば、CCD(固体撮像素子)を変位させて固定されたレ
ンズとの相対位置関係を制御して合焦動作を実行するオ
ートフォーカスカメラに使用する際に、光軸方向に進退
するCCDの光軸方向の位置を知るために、CCDの側
面にLEDを取り付けて、カメラのシャーシ内面にPS
Dを固着し、LEDからの光のPSDへの入射位置を検
出することでCCDの位置を知ることが可能になる。
はじめとして光学式測距装置等に幅広く使われる。例え
ば、CCD(固体撮像素子)を変位させて固定されたレ
ンズとの相対位置関係を制御して合焦動作を実行するオ
ートフォーカスカメラに使用する際に、光軸方向に進退
するCCDの光軸方向の位置を知るために、CCDの側
面にLEDを取り付けて、カメラのシャーシ内面にPS
Dを固着し、LEDからの光のPSDへの入射位置を検
出することでCCDの位置を知ることが可能になる。
【0004】以下、この位置センサ−の構造と原理につ
いて説明する。
いて説明する。
【0005】図2にこのセンサーを構成する光電変換素
子の断面構造を示す。本光電変換素子1は平板状シリコ
ンの表面にP層、裏面にN層、そして中間にあるI層の
3層から構成され、素子に入射した光は光電変換され、
光電流としてP層に付けられた電極11、12から分割
出力される。
子の断面構造を示す。本光電変換素子1は平板状シリコ
ンの表面にP層、裏面にN層、そして中間にあるI層の
3層から構成され、素子に入射した光は光電変換され、
光電流としてP層に付けられた電極11、12から分割
出力される。
【0006】この光電変換素子1に光スポットが入射す
ると、入射位置Qには光エネルギーに比例した電荷が発
生し、これらの電荷は光電流として抵抗層(P層)を通
り、両電極より出力される。抵抗層は全面に均一な抵抗
値を持つ様に作られているので、光電流は各電極までの
距離(抵抗値)に逆比例して分割され取り出される。
ると、入射位置Qには光エネルギーに比例した電荷が発
生し、これらの電荷は光電流として抵抗層(P層)を通
り、両電極より出力される。抵抗層は全面に均一な抵抗
値を持つ様に作られているので、光電流は各電極までの
距離(抵抗値)に逆比例して分割され取り出される。
【0007】ここで図3の様に両電極間の距離をL、素
子の中心(中心線M)から入射光の入射位置Qまでの距
離をx、電極11、12から取り出される電流を夫々I
1、I2とすれば、数1が成り立ち、この数1より数2
のように距離xが導出される。更に電流I1、I2を電
圧値V1、V2に共に同一の変換特性で電流−電圧変換
すれば、電圧値V1、V2が夫々電流I1、I2に比例
することになり、数3が成り立つ。
子の中心(中心線M)から入射光の入射位置Qまでの距
離をx、電極11、12から取り出される電流を夫々I
1、I2とすれば、数1が成り立ち、この数1より数2
のように距離xが導出される。更に電流I1、I2を電
圧値V1、V2に共に同一の変換特性で電流−電圧変換
すれば、電圧値V1、V2が夫々電流I1、I2に比例
することになり、数3が成り立つ。
【0008】
【数1】
【0009】
【数2】
【0010】
【数3】
【0011】そこで、図4に示す距離検出回路13を作
成し、この検出回路13に各電極より取り出される電流
I1、I2を入力すれば、距離xが算出されることにな
る。この図4の検出回路を説明すると、検出回路は同一
特性の電流−電圧変換器2、3、増幅率が等しい増幅器
4、5、減算器6、加算器7、除算器8、及び乗算器9
より構成され、電流I1、I2は電流−電圧変換器2、
3にて電圧値に変換され、これらの変換器2、3出力は
増幅器4、5にて増幅される。これにより電流I1は電
流−電圧変換器2及び増幅器4を経て電圧値V1に電流
−電圧変換され、同様に電流I2は電流−電圧変換器3
及び増幅器5を経て電圧値V2に電流−電圧変換される
ことになり、各電圧値は対応する電流値に比例する。
尚、電圧値V1、V2は、入射光の入射位置に応じて変
化するので、以降の説明において位置電圧と称する。
成し、この検出回路13に各電極より取り出される電流
I1、I2を入力すれば、距離xが算出されることにな
る。この図4の検出回路を説明すると、検出回路は同一
特性の電流−電圧変換器2、3、増幅率が等しい増幅器
4、5、減算器6、加算器7、除算器8、及び乗算器9
より構成され、電流I1、I2は電流−電圧変換器2、
3にて電圧値に変換され、これらの変換器2、3出力は
増幅器4、5にて増幅される。これにより電流I1は電
流−電圧変換器2及び増幅器4を経て電圧値V1に電流
−電圧変換され、同様に電流I2は電流−電圧変換器3
及び増幅器5を経て電圧値V2に電流−電圧変換される
ことになり、各電圧値は対応する電流値に比例する。
尚、電圧値V1、V2は、入射光の入射位置に応じて変
化するので、以降の説明において位置電圧と称する。
【0012】こうして得られた位置電圧V1、V2は共
に、後段の除算器8及び乗算器9と共に距離算出部40
を構成する減算器6及び加算器7に入力され、減算器6
にてV1−V2の減算が為され、加算器7にてV1+V
2の加算が為される。次に、減算器6及び加算器7出力
は後段の除算器8に入力されて(V1−V2)/(V1
+V2)の除算が為され、更に乗算器9にてこの除算値
に両電極間の距離Lの1/2の値を乗算し、この乗算値
を最終的な出力とするもので、換言すると、電流I1、
I2をこの検出回路に入力して電圧に変換して数3によ
り素子1の中心から入射光の入射位置までの距離xを算
出するものである。
に、後段の除算器8及び乗算器9と共に距離算出部40
を構成する減算器6及び加算器7に入力され、減算器6
にてV1−V2の減算が為され、加算器7にてV1+V
2の加算が為される。次に、減算器6及び加算器7出力
は後段の除算器8に入力されて(V1−V2)/(V1
+V2)の除算が為され、更に乗算器9にてこの除算値
に両電極間の距離Lの1/2の値を乗算し、この乗算値
を最終的な出力とするもので、換言すると、電流I1、
I2をこの検出回路に入力して電圧に変換して数3によ
り素子1の中心から入射光の入射位置までの距離xを算
出するものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述の位置センサーで
は、光電変換素子から取り出される電流は極めて微弱な
電流であり、これを図4の様な演算回路で処理するため
にはかなり増幅してやらなければならない。とりわけ演
算をマイコン等のデジタル演算器で行おうとすると、通
常数ボルトの入力信号が必要であり、増幅回路での増幅
率を極めて大きくする必要がある。
は、光電変換素子から取り出される電流は極めて微弱な
電流であり、これを図4の様な演算回路で処理するため
にはかなり増幅してやらなければならない。とりわけ演
算をマイコン等のデジタル演算器で行おうとすると、通
常数ボルトの入力信号が必要であり、増幅回路での増幅
率を極めて大きくする必要がある。
【0014】その結果、図5に示す様に実際に入射位置
が変化した場合だけでなく、入射位置に変化がない時で
も、検出信号中のノイズ成分によって、演算結果には変
化が現れて誤検出を招くことになる。ここで、図5は横
軸に時間、縦軸には位置電圧V1、V2のレベル及び検
出回路の演算による距離xの算出値を示し、期間A及び
Cでは実際の入射位置に変化がなく、また期間BではL
1からL2に入射位置に変化が生じた場合を示してい
る。期間A及びCでは位置に変化がないにもかかわら
ず、高い増幅率による増幅により生じるノイズ成分の影
響により電圧値に変動が生じ、この為に演算上の距離x
にも変動が生じていることが明白である。
が変化した場合だけでなく、入射位置に変化がない時で
も、検出信号中のノイズ成分によって、演算結果には変
化が現れて誤検出を招くことになる。ここで、図5は横
軸に時間、縦軸には位置電圧V1、V2のレベル及び検
出回路の演算による距離xの算出値を示し、期間A及び
Cでは実際の入射位置に変化がなく、また期間BではL
1からL2に入射位置に変化が生じた場合を示してい
る。期間A及びCでは位置に変化がないにもかかわら
ず、高い増幅率による増幅により生じるノイズ成分の影
響により電圧値に変動が生じ、この為に演算上の距離x
にも変動が生じていることが明白である。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1及び第2
電極間の表面に入射した入射光によって発生する光電流
を両電極にて分割出力する光電変換素子と、両電極の出
力信号レベルの比に基づいて入射光の光電変換素子上で
の入射位置を算出する位置検出手段と、第1電極の出力
信号レベルの増減方向を検出する第1増減検出手段と、
第2電極の出力信号レベルの増減方向を検出する第2増
減検出手段と、両出力信号レベルの増減方向を比較する
比較手段と、両出力信号レベルの増減方向が一致する時
に、位置検出手段での入射位置の算出動作を禁止する禁
止手段を備えることを特徴とする。
電極間の表面に入射した入射光によって発生する光電流
を両電極にて分割出力する光電変換素子と、両電極の出
力信号レベルの比に基づいて入射光の光電変換素子上で
の入射位置を算出する位置検出手段と、第1電極の出力
信号レベルの増減方向を検出する第1増減検出手段と、
第2電極の出力信号レベルの増減方向を検出する第2増
減検出手段と、両出力信号レベルの増減方向を比較する
比較手段と、両出力信号レベルの増減方向が一致する時
に、位置検出手段での入射位置の算出動作を禁止する禁
止手段を備えることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明は上述の如く構成したので、電極からの
出力信号に対するノイズの影響が大きい場合でも、ノイ
ズによる位置情報の誤検出を少なくすることができる。
出力信号に対するノイズの影響が大きい場合でも、ノイ
ズによる位置情報の誤検出を少なくすることができる。
【0017】
【実施例】以下、図面に従い本発明の一実施例について
説明する。
説明する。
【0018】図1は本実施例の回路ブロック図である。
尚、図1において従来例の図4と同一部分には同一符号
を付して説明を割愛する。
尚、図1において従来例の図4と同一部分には同一符号
を付して説明を割愛する。
【0019】図1において、30は、増幅器4から出力
される位置電圧V1の後段の回路への供給を制御するス
イッチ21及び増幅器5から出力される位置電圧V2の
後段の回路への供給を制御するスイッチ22から成る第
1切換回路であり、タイミングパルス発生器31から出
力されるタイミングパルスによりスイッチ21、22は
同時に開閉の制御が為され、タイミングパルスがH(ハ
イ)レベル期間でのみ共に閉状態となり、L(ロー)レ
ベル期間では共に解放状態となる。尚、タイミングパル
スのあるHレベル期間でのスイッチ21、22を経た位
置電圧V1、V2を、以後の説明の都合上、V1
(n)、V2(n)と示す。尚、nは整数である。
される位置電圧V1の後段の回路への供給を制御するス
イッチ21及び増幅器5から出力される位置電圧V2の
後段の回路への供給を制御するスイッチ22から成る第
1切換回路であり、タイミングパルス発生器31から出
力されるタイミングパルスによりスイッチ21、22は
同時に開閉の制御が為され、タイミングパルスがH(ハ
イ)レベル期間でのみ共に閉状態となり、L(ロー)レ
ベル期間では共に解放状態となる。尚、タイミングパル
スのあるHレベル期間でのスイッチ21、22を経た位
置電圧V1、V2を、以後の説明の都合上、V1
(n)、V2(n)と示す。尚、nは整数である。
【0020】メモリ32及びメモリ33は、タイミング
パルスが前回にHレベルとなった時の増幅器4及び5の
出力電圧の値をV1(n−1)、V2(n−1)として
格納する。
パルスが前回にHレベルとなった時の増幅器4及び5の
出力電圧の値をV1(n−1)、V2(n−1)として
格納する。
【0021】34は、メモリ32から出力される位置電
圧V1(n−1)の後段の演算器35への供給を制御す
るスイッチ25及びメモリ33から出力される位置電圧
V2(n−1)の後段の演算器36への供給を制御する
スイッチ26から成る第2切換回路であり、スイッチ2
5、26はスイッチ21、22と同様にタイミングパル
スにより同時に開閉の制御が為され、タイミングパルス
がH(ハイ)レベル期間でのみ共に閉状態となり、L
(ロー)レベル期間では共に解放状態となる。
圧V1(n−1)の後段の演算器35への供給を制御す
るスイッチ25及びメモリ33から出力される位置電圧
V2(n−1)の後段の演算器36への供給を制御する
スイッチ26から成る第2切換回路であり、スイッチ2
5、26はスイッチ21、22と同様にタイミングパル
スにより同時に開閉の制御が為され、タイミングパルス
がH(ハイ)レベル期間でのみ共に閉状態となり、L
(ロー)レベル期間では共に解放状態となる。
【0022】従って、メモリ32及びメモリ33の内容
は、タイミングパルス発生器31からHレベルのタイミ
ング信号が出力される度に、最新の位置電圧V1
(n)、V2(n)に置き変わり、これまで格納されて
いた前回の位置電圧V1(n−1)、V2(n−1)
は、夫々減算器35及び減算器36へ移されることにな
る。
は、タイミングパルス発生器31からHレベルのタイミ
ング信号が出力される度に、最新の位置電圧V1
(n)、V2(n)に置き変わり、これまで格納されて
いた前回の位置電圧V1(n−1)、V2(n−1)
は、夫々減算器35及び減算器36へ移されることにな
る。
【0023】減算器35では、入力された最新の位置電
圧V1(n)と前回の位置電圧V1(n−1)の差、即
ちV1(n)−V1(n−1)をVD1(n)として、
また減算器36では、入力された最新の位置電圧V2
(n)と前回の位置電圧V2(n−1)の差、即ちV2
(n)−V2(n−1)をVD2(n)として後段の乗
算器37に入力される。
圧V1(n)と前回の位置電圧V1(n−1)の差、即
ちV1(n)−V1(n−1)をVD1(n)として、
また減算器36では、入力された最新の位置電圧V2
(n)と前回の位置電圧V2(n−1)の差、即ちV2
(n)−V2(n−1)をVD2(n)として後段の乗
算器37に入力される。
【0024】乗算器37では入力された夫々の差VD1
(n)及びVD2(n)の積VD(n)=VD1(n)
×VD2(n)を算出し、符号判定回路38へ出力す
る。
(n)及びVD2(n)の積VD(n)=VD1(n)
×VD2(n)を算出し、符号判定回路38へ出力す
る。
【0025】符号判定回路38では入力されたVD
(n)の符号を判別し、負の場合のみHレベルの制御信
号Sを出力し、他の場合すなわち正若しくは零の場合に
はLレベルの制御信号Sを第3切換回路39へ出力す
る。従って、符号判定回路38は、減算器35及び減算
器36での演算結果VD1(n)及びVD2(n)が異
符号の場合、即ち位置電圧V1、V2の変化方向が互い
に逆の場合のみ、Hレベルの制御信号Sを出力すること
になる。
(n)の符号を判別し、負の場合のみHレベルの制御信
号Sを出力し、他の場合すなわち正若しくは零の場合に
はLレベルの制御信号Sを第3切換回路39へ出力す
る。従って、符号判定回路38は、減算器35及び減算
器36での演算結果VD1(n)及びVD2(n)が異
符号の場合、即ち位置電圧V1、V2の変化方向が互い
に逆の場合のみ、Hレベルの制御信号Sを出力すること
になる。
【0026】39は、スイッチ21から出力される位置
電圧V1(n)の後段の減算器6、加算器7への供給を
制御するスイッチ23と、スイッチ22から出力される
位置電圧V2(n)の後段の減算器6、加算器7への供
給を制御するスイッチ24から成る第3切換回路であ
り、両スイッチ23、24は符号判定回路38から出力
される制御信号SがLレベルの期間には共に解放状態と
なり、Hレベルの期間にのみ共に閉状態となり、減算器
6、加算器7への位置電圧V1(n)、V2(n)の通
過を許容する。
電圧V1(n)の後段の減算器6、加算器7への供給を
制御するスイッチ23と、スイッチ22から出力される
位置電圧V2(n)の後段の減算器6、加算器7への供
給を制御するスイッチ24から成る第3切換回路であ
り、両スイッチ23、24は符号判定回路38から出力
される制御信号SがLレベルの期間には共に解放状態と
なり、Hレベルの期間にのみ共に閉状態となり、減算器
6、加算器7への位置電圧V1(n)、V2(n)の通
過を許容する。
【0027】減算器6、加算器7、除算器8、及び乗算
器9から成る位置算出部40では、前記従来技術と同様
に数3の演算式に基づいて演算が為され、素子1の中心
から入射光までの距離xが算出され、この距離xを示す
値がバッファ10に保持される。尚、ここでの演算は、
数3のV1、V2を夫々V1(n)、V2(n)として
実行される。
器9から成る位置算出部40では、前記従来技術と同様
に数3の演算式に基づいて演算が為され、素子1の中心
から入射光までの距離xが算出され、この距離xを示す
値がバッファ10に保持される。尚、ここでの演算は、
数3のV1、V2を夫々V1(n)、V2(n)として
実行される。
【0028】次に図6を参考にして図1の位置検出装置
の動作を説明する。尚、図6において従来例の図5と位
置電圧V1、V2の時間的な変化は全く同一であり、ま
た期間A及びCにおいては実際に入射光の入射位置の変
化はなく、期間BにおいてL1からL2に実際の位置変
化があるものとする。
の動作を説明する。尚、図6において従来例の図5と位
置電圧V1、V2の時間的な変化は全く同一であり、ま
た期間A及びCにおいては実際に入射光の入射位置の変
化はなく、期間BにおいてL1からL2に実際の位置変
化があるものとする。
【0029】図6の(a)はタイミングパルス発生器3
1からのタイミングパルスを示し、(b)は位置電圧V
1のタイミングパルスの1周期当りの増減状況を示し、
(c)は位置電圧V2のタイミングパルスの1周期当り
の増減状況を示す。尚、(b)(c)において、上向き
の矢印は増加したことを、下向きの矢印は減少したこと
を、更に右方向の矢印は増減がなかったことを示してい
る。更に(d)は符号判定回路38から出力される制御
信号Sのレベルを示す。
1からのタイミングパルスを示し、(b)は位置電圧V
1のタイミングパルスの1周期当りの増減状況を示し、
(c)は位置電圧V2のタイミングパルスの1周期当り
の増減状況を示す。尚、(b)(c)において、上向き
の矢印は増加したことを、下向きの矢印は減少したこと
を、更に右方向の矢印は増減がなかったことを示してい
る。更に(d)は符号判定回路38から出力される制御
信号Sのレベルを示す。
【0030】タイミングパルスが例えば図4の4番目の
パルスP4の時点(n=4とする)を例にとると、この
時点でスイッチ21、22は閉じて、この時点での位置
電圧V1、V2を減算器35、36にV1(4)、V2
(4)として供給する。スイッチ25、26もこのパル
スP4に同期して閉じ、メモリ32、33に記憶されて
いた1個前のタイミングパルスP3発生時点での位置電
圧V1、V2をV1(3)、V2(3)として減算器3
5、36に供給する。
パルスP4の時点(n=4とする)を例にとると、この
時点でスイッチ21、22は閉じて、この時点での位置
電圧V1、V2を減算器35、36にV1(4)、V2
(4)として供給する。スイッチ25、26もこのパル
スP4に同期して閉じ、メモリ32、33に記憶されて
いた1個前のタイミングパルスP3発生時点での位置電
圧V1、V2をV1(3)、V2(3)として減算器3
5、36に供給する。
【0031】減算器35はVD1(4)=V1(4)−
V1(3)を、減算器36はVD2(4)=V2(4)
−V2(3)を夫々算出する。ここで、図6から明らか
なようにV1(4)>V1(3)であるためにVD1
(4)>0となり、このことを図4の(b)の上向きの
矢印が表現している。また、V2(4)>V2(3)で
あるためにVD2(4)>0となり、このことを図4の
(c)の上向きの矢印が表現している。
V1(3)を、減算器36はVD2(4)=V2(4)
−V2(3)を夫々算出する。ここで、図6から明らか
なようにV1(4)>V1(3)であるためにVD1
(4)>0となり、このことを図4の(b)の上向きの
矢印が表現している。また、V2(4)>V2(3)で
あるためにVD2(4)>0となり、このことを図4の
(c)の上向きの矢印が表現している。
【0032】乗算器37はVD(4)=VD1(4)×
VD2(4)を算出し、符号判定回路38はこのVD
(4)の符号を判定するが、前述のようにVD1(4)
及びVD2(4)共に正であるため、VD(4)>0と
なり、これを基づき制御信号SはLレベルとなりスイッ
チ23、24は共に解放されて、V1(4)、V2
(4)の減算器6及び加算器7への入力が阻止され、減
算器6、加算器7、除算器8、及び乗算器9での距離算
出動作は為されず、距離xとしてバッファ10に保持さ
れている前の値が維持されることになる。
VD2(4)を算出し、符号判定回路38はこのVD
(4)の符号を判定するが、前述のようにVD1(4)
及びVD2(4)共に正であるため、VD(4)>0と
なり、これを基づき制御信号SはLレベルとなりスイッ
チ23、24は共に解放されて、V1(4)、V2
(4)の減算器6及び加算器7への入力が阻止され、減
算器6、加算器7、除算器8、及び乗算器9での距離算
出動作は為されず、距離xとしてバッファ10に保持さ
れている前の値が維持されることになる。
【0033】また、タイミングパルスP8発生時点で
は、図6(b)の矢印が上向き、即ちVD1(8)=V
1(8)−V1(7)>0となり、(c)の矢印が下向
き、即ちVD2(8)=V2(8)−V2(7)<0と
なり、VD(8)<0となることにより制御信号SはH
レベルとなり、位置電圧V1(8)、V2(8)は共に
減算器6、加算器7に入力されて、V1(8)をV1と
し、V2(8)をV2として数3より、これらの位置電
圧に基づいて新たな距離xの算出が実行され、距離xの
値がL2に変更される。
は、図6(b)の矢印が上向き、即ちVD1(8)=V
1(8)−V1(7)>0となり、(c)の矢印が下向
き、即ちVD2(8)=V2(8)−V2(7)<0と
なり、VD(8)<0となることにより制御信号SはH
レベルとなり、位置電圧V1(8)、V2(8)は共に
減算器6、加算器7に入力されて、V1(8)をV1と
し、V2(8)をV2として数3より、これらの位置電
圧に基づいて新たな距離xの算出が実行され、距離xの
値がL2に変更される。
【0034】こうして算出された距離xを図5と図6で
比較すれば明らかなように、図5では実際に入射位置に
変化がない期間でも距離xはノイズの影響により変動し
ているが、図6では期間A、Cのほとんどの期間で変動
は見られない。
比較すれば明らかなように、図5では実際に入射位置に
変化がない期間でも距離xはノイズの影響により変動し
ているが、図6では期間A、Cのほとんどの期間で変動
は見られない。
【0035】このことから判るように、理想的な状態、
即ち位置電圧にノイズ成分が含まれない状態では、ある
位置から入射光の入射位置が変化し、一方の電極から離
れて他方の電極に接近した場合、離れる方の電極と入射
位置間の距離が大きくなり実質的に抵抗値が大きくなっ
て出力電流値は小さくなり、逆に接近する方の電極と入
射位置間の距離が小さくなり実質的に抵抗値が小さくな
って出力電流値は大きくなる。
即ち位置電圧にノイズ成分が含まれない状態では、ある
位置から入射光の入射位置が変化し、一方の電極から離
れて他方の電極に接近した場合、離れる方の電極と入射
位置間の距離が大きくなり実質的に抵抗値が大きくなっ
て出力電流値は小さくなり、逆に接近する方の電極と入
射位置間の距離が小さくなり実質的に抵抗値が小さくな
って出力電流値は大きくなる。
【0036】このように入射位置が変化すると、両電極
の電流値、即ち位置電圧V1、V2は必ず一方が上昇
し、他方が下降するため、図6(b)、(c)の位置電
圧V1、V2の夫々のタイミングパルスの1周期当りの
増減方向が同一もしくは増減がない場合には、位置電圧
の変化は実際の入射位置の変化に起因するものではな
く、ノイズ成分に起因するものとして算出動作を禁止す
ることにより、ノイズの影響による距離の誤検出が防止
できることになる。換言すると、本実施例によれば、図
6に示す様に検出信号中のノイズ成分では演算結果に変
化が現れにくく、実際に位置が変化した場合には速やか
に新たな位置の算出が行われることになる。
の電流値、即ち位置電圧V1、V2は必ず一方が上昇
し、他方が下降するため、図6(b)、(c)の位置電
圧V1、V2の夫々のタイミングパルスの1周期当りの
増減方向が同一もしくは増減がない場合には、位置電圧
の変化は実際の入射位置の変化に起因するものではな
く、ノイズ成分に起因するものとして算出動作を禁止す
ることにより、ノイズの影響による距離の誤検出が防止
できることになる。換言すると、本実施例によれば、図
6に示す様に検出信号中のノイズ成分では演算結果に変
化が現れにくく、実際に位置が変化した場合には速やか
に新たな位置の算出が行われることになる。
【0037】ところで、図1の第1切換回路30からバ
ッファ10に至る一連のブロックの機能をマイクロコン
ピュータ(マイコン)を用いてソフトウェア的に処理可
能であることは言うまでもない。図7はこの場合のフロ
ーチャートであり、ステップ51が減算器35、36で
の演算に、ステップ52がメモリ32、33での記憶デ
ータの更新動作に、ステップ53が乗算器37での演算
に、ステップ54が符号判定回路38及び第3切換回路
39での位置電圧の通過制御に、ステップ55が距離検
出部40での距離xの算出動作に夫々該当する。
ッファ10に至る一連のブロックの機能をマイクロコン
ピュータ(マイコン)を用いてソフトウェア的に処理可
能であることは言うまでもない。図7はこの場合のフロ
ーチャートであり、ステップ51が減算器35、36で
の演算に、ステップ52がメモリ32、33での記憶デ
ータの更新動作に、ステップ53が乗算器37での演算
に、ステップ54が符号判定回路38及び第3切換回路
39での位置電圧の通過制御に、ステップ55が距離検
出部40での距離xの算出動作に夫々該当する。
【0038】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、光電変換素
子の電極の出力信号レベルにノイズ成分が大きく影響す
る場合でも、ノイズにより両電極の出力信号レベルの相
対関係が崩れたことを速やかに検出でき、この大きなノ
イズ成分を含む出力信号を用いることにより生じる位置
検出の誤検出を抑えることが可能になる。
子の電極の出力信号レベルにノイズ成分が大きく影響す
る場合でも、ノイズにより両電極の出力信号レベルの相
対関係が崩れたことを速やかに検出でき、この大きなノ
イズ成分を含む出力信号を用いることにより生じる位置
検出の誤検出を抑えることが可能になる。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の光位置センサーの構造を説
明する図である。
明する図である。
【図3】本発明の一実施例の光位置センサーを説明する
図である。
図である。
【図4】本発明の従来例のブロック図である。
【図5】本発明の従来例のタイミングチャートである。
【図6】本発明の一実施例のタイミングチャートであ
る。
る。
【図7】本発明の一実施例のフローチャートである。
11 第1電極 12 第2電極 1 光電変換素子 40 距離算出部 35 減算器 36 減算器 37 乗算器 38 符号判定回路 39 第3切換回路
Claims (1)
- 【請求項1】 第1及び第2電極間の表面に入射した入
射光によって発生する光電流を前記両電極にて分割出力
する光電変換素子と、 前記両電極の出力信号レベルの比に基づいて該入射光の
前記光電変換素子上での入射位置を算出する入射位置検
出手段と、 前記第1電極の出力信号レベルの増減方向を検出する第
1増減検出手段と、 前記第2電極の出力信号レベルの増減方向を検出する第
2増減検出手段と、 前記両出力信号レベルの増減方向を比較する比較手段
と、 前記両出力信号レベルの増減方向が一致する時に、前記
入射位置検出手段での入射位置の算出動作を禁止する禁
止手段を備える位置検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23312494A JPH0894316A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23312494A JPH0894316A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 位置検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0894316A true JPH0894316A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16950136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23312494A Pending JPH0894316A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0894316A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104819686A (zh) * | 2015-05-04 | 2015-08-05 | 陈超 | 一种高精度位移定位装置 |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP23312494A patent/JPH0894316A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104819686A (zh) * | 2015-05-04 | 2015-08-05 | 陈超 | 一种高精度位移定位装置 |
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