JPH0894557A - 埋設pc鋼材の健全度検査方法 - Google Patents
埋設pc鋼材の健全度検査方法Info
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- JPH0894557A JPH0894557A JP25277294A JP25277294A JPH0894557A JP H0894557 A JPH0894557 A JP H0894557A JP 25277294 A JP25277294 A JP 25277294A JP 25277294 A JP25277294 A JP 25277294A JP H0894557 A JPH0894557 A JP H0894557A
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- JP
- Japan
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- buried
- steel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 埋設PC鋼材に検査用線材を予め絶縁して併
設し、この検査用線材の通電測定により、埋設PC鋼材
の内部腐食の進行度や断線等の検出を随時に容易に可能
とし、その健全度の検出性能、信頼性を向上している。 【構成】 地中又はコンクリート構造物中に埋設して緊
張力を付加した埋設PC鋼材1,22において、この埋
設PC鋼材1,22の埋設に際し検査用線材11を予め
埋設PC鋼材1,22のほぼ全長にわたりグラウト4等
で絶縁し平行に併設して、外側に導出した検査用線材1
1の両端部で通電して少なくとも抵抗値を測定し、検査
用線材11の通電測定値に基づき埋設PC鋼材1,22
の腐食進行度及び断線等の健全度を検出することに特徴
を有する。
設し、この検査用線材の通電測定により、埋設PC鋼材
の内部腐食の進行度や断線等の検出を随時に容易に可能
とし、その健全度の検出性能、信頼性を向上している。 【構成】 地中又はコンクリート構造物中に埋設して緊
張力を付加した埋設PC鋼材1,22において、この埋
設PC鋼材1,22の埋設に際し検査用線材11を予め
埋設PC鋼材1,22のほぼ全長にわたりグラウト4等
で絶縁し平行に併設して、外側に導出した検査用線材1
1の両端部で通電して少なくとも抵抗値を測定し、検査
用線材11の通電測定値に基づき埋設PC鋼材1,22
の腐食進行度及び断線等の健全度を検出することに特徴
を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、永久アンカーの緊張材
や各種のコンクリート構造物の緊張材等として埋設した
各種の埋設PC鋼材の健全度検査方法に関するものであ
る。
や各種のコンクリート構造物の緊張材等として埋設した
各種の埋設PC鋼材の健全度検査方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、各種のPC鋼材(PC鋼線、PC
鋼棒、PC鋼より線、樹脂被覆PC鋼より線、アンボン
ドPC鋼より線等)は、地中深く埋設し永久アンカーの
緊張材や各種のコンクリート構造物中に埋設して緊張材
として汎用されている。
鋼棒、PC鋼より線、樹脂被覆PC鋼より線、アンボン
ドPC鋼より線等)は、地中深く埋設し永久アンカーの
緊張材や各種のコンクリート構造物中に埋設して緊張材
として汎用されている。
【0003】例えば、永久アンカーでは、図3のように
1×7構造又は1×S(19)構造のPC鋼より線21
の周囲をパイプ状のポリエチレンで被覆して、そのポリ
エチレン被覆内にグリースを充填したアンボンドPC鋼
より線22が使用され、多数本のアンボンドPC鋼より
線22をスペーサー23等でモルタル注入パイプ24等
とともに組み付け、先端部の各PC鋼より線21にアン
カー止水材25を取り付けコルゲートシース26内に入
れて、削孔30に挿入しコルゲートシースの内外にコン
クリートモルタル4を充填して養生した後、外端部の各
PC鋼より線21を定着装置28の支圧板28aに挿入
し所定の緊張力を付加して定着するとともに、支圧板2
8aの外側にキャツプ28bを装着して防錆油29を充
填した構造に構築されている。図示のマルチ構造の他に
1本のアンボンドPC鋼より線を埋設したシングル構造
としたり、各種のPC鋼材もその緊張材として適用され
ている。
1×7構造又は1×S(19)構造のPC鋼より線21
の周囲をパイプ状のポリエチレンで被覆して、そのポリ
エチレン被覆内にグリースを充填したアンボンドPC鋼
より線22が使用され、多数本のアンボンドPC鋼より
線22をスペーサー23等でモルタル注入パイプ24等
とともに組み付け、先端部の各PC鋼より線21にアン
カー止水材25を取り付けコルゲートシース26内に入
れて、削孔30に挿入しコルゲートシースの内外にコン
クリートモルタル4を充填して養生した後、外端部の各
PC鋼より線21を定着装置28の支圧板28aに挿入
し所定の緊張力を付加して定着するとともに、支圧板2
8aの外側にキャツプ28bを装着して防錆油29を充
填した構造に構築されている。図示のマルチ構造の他に
1本のアンボンドPC鋼より線を埋設したシングル構造
としたり、各種のPC鋼材もその緊張材として適用され
ている。
【0004】また、各種のコンクリート構造物において
も、各種のPC鋼材を基本的に同様なマルチ構造やシン
グル構造の緊張材として構築されている。
も、各種のPC鋼材を基本的に同様なマルチ構造やシン
グル構造の緊張材として構築されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の埋設PC鋼材に
おいて、アンボンドPC鋼より線では、その運搬中や施
工時又は施工後の地盤変化等により、ポリエチレン被覆
が損傷され充填したグリースが長期にわたり流出してそ
のPC鋼より線が腐食し断線する恐れがある。また、コ
ンクリート構造物においてもグラウト充填のバラツキや
施工後のコンクリートの損傷等により埋設PC鋼材が腐
食され断線する恐れがあり、長期にわたるその健全性が
損われる。従来、これらの埋設PC鋼材の健全性は、施
工後に外端部の定着装置を持ち上げるなどして、PC鋼
材の緊張力の低下を確認し再緊張して修復することによ
り対処されているが、地中あるいはコンクリート中の埋
設PC鋼材の緊張力、即ちその健全性の低下原因を突き
止めることは実際上困難であり、その健全性の検出手段
の開発が課題になつている。
おいて、アンボンドPC鋼より線では、その運搬中や施
工時又は施工後の地盤変化等により、ポリエチレン被覆
が損傷され充填したグリースが長期にわたり流出してそ
のPC鋼より線が腐食し断線する恐れがある。また、コ
ンクリート構造物においてもグラウト充填のバラツキや
施工後のコンクリートの損傷等により埋設PC鋼材が腐
食され断線する恐れがあり、長期にわたるその健全性が
損われる。従来、これらの埋設PC鋼材の健全性は、施
工後に外端部の定着装置を持ち上げるなどして、PC鋼
材の緊張力の低下を確認し再緊張して修復することによ
り対処されているが、地中あるいはコンクリート中の埋
設PC鋼材の緊張力、即ちその健全性の低下原因を突き
止めることは実際上困難であり、その健全性の検出手段
の開発が課題になつている。
【0006】本発明は、前記のような課題に対処するた
めに開発されたものであり、その目的とする処は、埋設
PC鋼材に検査用線材を予め絶縁して併設し、この検査
用線材に通電して抵抗値等を測定することにより、埋設
PC鋼材の腐食進行度や断線等の検出を可能とし、その
健全度の検出性能、信頼性を向上した埋設PC鋼材の健
全度検査方法を提供するにある。
めに開発されたものであり、その目的とする処は、埋設
PC鋼材に検査用線材を予め絶縁して併設し、この検査
用線材に通電して抵抗値等を測定することにより、埋設
PC鋼材の腐食進行度や断線等の検出を可能とし、その
健全度の検出性能、信頼性を向上した埋設PC鋼材の健
全度検査方法を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、地中あるいは
コンクリート構造物中に埋設して緊張力を付加した埋設
PC鋼材において、このPC鋼材の埋設に際し検査用線
材を予め埋設PC鋼材のほぼ全長にわたりグラウト等で
絶縁し平行に併設して、外側に導出した検査用線材の両
端部で通電して少なくとも抵抗値を測定することによ
り、その検査用線材の通電測定値に基づき埋設PC鋼材
の腐食進行度及び断線等の健全度を検出して、前記のよ
うな課題を解決している。
コンクリート構造物中に埋設して緊張力を付加した埋設
PC鋼材において、このPC鋼材の埋設に際し検査用線
材を予め埋設PC鋼材のほぼ全長にわたりグラウト等で
絶縁し平行に併設して、外側に導出した検査用線材の両
端部で通電して少なくとも抵抗値を測定することによ
り、その検査用線材の通電測定値に基づき埋設PC鋼材
の腐食進行度及び断線等の健全度を検出して、前記のよ
うな課題を解決している。
【0008】
【作用】地中あるいはコンクリート構造物中に埋設して
所定の緊張力を付加した埋設PC鋼材において、このP
C鋼材の埋設に際し検査用線材を予め埋設PC鋼材のほ
ぼ全長にわたりグラウト等で絶縁し平行に併設して、こ
の埋設PC鋼材の外側に導出した両端部で通電して少な
くとも抵抗値を測定して、検査用線材の内部腐食の進行
度や断線等を検出し、その通電測定値に基づきこれに対
応した埋設PC鋼材のほぼ全長にわたる内部腐食の進行
度や断線等の健全度を容易に早目にかつほぼ正確に検出
して、再構築や補修等の対策を早目に実施可能にしてい
る。
所定の緊張力を付加した埋設PC鋼材において、このP
C鋼材の埋設に際し検査用線材を予め埋設PC鋼材のほ
ぼ全長にわたりグラウト等で絶縁し平行に併設して、こ
の埋設PC鋼材の外側に導出した両端部で通電して少な
くとも抵抗値を測定して、検査用線材の内部腐食の進行
度や断線等を検出し、その通電測定値に基づきこれに対
応した埋設PC鋼材のほぼ全長にわたる内部腐食の進行
度や断線等の健全度を容易に早目にかつほぼ正確に検出
して、再構築や補修等の対策を早目に実施可能にしてい
る。
【0009】
【実施例】図1に本発明の第1実施例、図2に第2実施
例を示す。図1において1は地中に緊張材として埋設さ
れた埋設PC鋼材(PC鋼より線)、3はコルゲートシ
ース、4はグラウト(コンクリート、モルタル)、5は
地表のコンクリートフレーム上に配設した支圧板、6は
埋設PC鋼材の外端部に施したクサビ、7は支圧金具の
外側に装着した防錆キャツプ、8は充填した防錆油、1
0は削孔、11は検査用線材、12は検査用のリード
線、13は検査用線材の通電テスター、15は埋設PC
鋼材の先端部や中間部に配置したスペーサー、L1は埋
設PC鋼材の自由長、L2は埋設PC鋼材の定着長であ
る。
例を示す。図1において1は地中に緊張材として埋設さ
れた埋設PC鋼材(PC鋼より線)、3はコルゲートシ
ース、4はグラウト(コンクリート、モルタル)、5は
地表のコンクリートフレーム上に配設した支圧板、6は
埋設PC鋼材の外端部に施したクサビ、7は支圧金具の
外側に装着した防錆キャツプ、8は充填した防錆油、1
0は削孔、11は検査用線材、12は検査用のリード
線、13は検査用線材の通電テスター、15は埋設PC
鋼材の先端部や中間部に配置したスペーサー、L1は埋
設PC鋼材の自由長、L2は埋設PC鋼材の定着長であ
る。
【0010】図1に示す第1実施例(シングル構造)
は、地中に埋設して緊張力を付加した埋設PC鋼材1に
おいて、この埋設PC鋼材1の埋設に際し検査用線材1
1を予め埋設PC鋼材1のほぼ全長にわたりグラウト4
等で絶縁し平行に併設して、外側に導出した検査用線材
11の両端部で通電して少なくとも抵抗値を測定し、検
査用線材11の通電測定値に基づき埋設PC鋼材1の腐
食進行度及び断線等の健全度を検出する埋設PC鋼材の
健全度検査方法になつている。
は、地中に埋設して緊張力を付加した埋設PC鋼材1に
おいて、この埋設PC鋼材1の埋設に際し検査用線材1
1を予め埋設PC鋼材1のほぼ全長にわたりグラウト4
等で絶縁し平行に併設して、外側に導出した検査用線材
11の両端部で通電して少なくとも抵抗値を測定し、検
査用線材11の通電測定値に基づき埋設PC鋼材1の腐
食進行度及び断線等の健全度を検出する埋設PC鋼材の
健全度検査方法になつている。
【0011】さらに詳述すると、図1に示す埋設PC鋼
材1は、例えば1×7構造や1×S(19)構造のPC
鋼より線を樹脂等で被覆した被覆PC鋼より線又はアン
ボンドPC鋼より線でありシングルで埋設されている。
即ちこのPC鋼より線1は、先端部あるいはまた中間部
に絶縁材(樹脂等)のスペーサー15を配設し、コルゲ
ートシース3を嵌装して削孔10に挿入され、コルゲー
トシースの内外にグラウト(コンクリート、モルタル)
4して養生した後、外端部を支圧板5に挿入してジャツ
キ等(図示省略)により緊張しクサビ6で定着して、支
圧金具5の外側に装着した防錆キャツプ7内に防錆油8
を充填したシングル構造のアンカーとして構築され、地
中に緊張材として埋設した埋設PC鋼材1になつてい
る。
材1は、例えば1×7構造や1×S(19)構造のPC
鋼より線を樹脂等で被覆した被覆PC鋼より線又はアン
ボンドPC鋼より線でありシングルで埋設されている。
即ちこのPC鋼より線1は、先端部あるいはまた中間部
に絶縁材(樹脂等)のスペーサー15を配設し、コルゲ
ートシース3を嵌装して削孔10に挿入され、コルゲー
トシースの内外にグラウト(コンクリート、モルタル)
4して養生した後、外端部を支圧板5に挿入してジャツ
キ等(図示省略)により緊張しクサビ6で定着して、支
圧金具5の外側に装着した防錆キャツプ7内に防錆油8
を充填したシングル構造のアンカーとして構築され、地
中に緊張材として埋設した埋設PC鋼材1になつてい
る。
【0012】また、前記のPC鋼より線1の埋設に際
し、検査用線材11を予めPC鋼より線1のほぼ全長に
わたり適宜の間隔を置きグラウト4等で絶縁しかつU状
にして平行に併設し、検査用線材11の両端部を外側に
導出して、この両端部に通電テスター13を連結して、
検査用線材11の通電テストを随時に実施可能な構造に
なつている。
し、検査用線材11を予めPC鋼より線1のほぼ全長に
わたり適宜の間隔を置きグラウト4等で絶縁しかつU状
にして平行に併設し、検査用線材11の両端部を外側に
導出して、この両端部に通電テスター13を連結して、
検査用線材11の通電テストを随時に実施可能な構造に
なつている。
【0013】前記の検査用線材11は、例えば埋設PC
鋼材1の素材になつているPC鋼線に対応せしめて適度
に小径の線材が使用され、PC鋼線よりも適度に早く腐
食して、この内部腐食の進行により埋設PC鋼材1の内
部腐食の進行度や断線を適度に早目に予測可能な材質や
サイズに設定され、図示のように絶縁性のスペーサー1
5等を使用し両外端部で適宜の緊張力を加えて、埋設P
C鋼材1に対し小間隔を置き絶縁して平行に併設され、
コルゲートシース3の内側に配置して埋設PC鋼材1と
同様な腐食環境とし、好ましくは支圧板5の挿通部分や
U状部分、両外端部分に適宜の絶縁被覆を施し絶縁、防
錆して通電テストの信頼性を高めて配設され、この両外
端部分を図示のように防錆キャツプ7内の防錆油8中に
配置して防錆する。
鋼材1の素材になつているPC鋼線に対応せしめて適度
に小径の線材が使用され、PC鋼線よりも適度に早く腐
食して、この内部腐食の進行により埋設PC鋼材1の内
部腐食の進行度や断線を適度に早目に予測可能な材質や
サイズに設定され、図示のように絶縁性のスペーサー1
5等を使用し両外端部で適宜の緊張力を加えて、埋設P
C鋼材1に対し小間隔を置き絶縁して平行に併設され、
コルゲートシース3の内側に配置して埋設PC鋼材1と
同様な腐食環境とし、好ましくは支圧板5の挿通部分や
U状部分、両外端部分に適宜の絶縁被覆を施し絶縁、防
錆して通電テストの信頼性を高めて配設され、この両外
端部分を図示のように防錆キャツプ7内の防錆油8中に
配置して防錆する。
【0014】また、この検査用線材11は、対設する埋
設PC鋼材1とともにその埋設状態に対応させた条件下
で予め通電テストして、これらの内部腐食の進行や断線
の予備データを作成し、実地における検査用線材11の
通電テストの結果でこの内部腐食の進行度やその断線等
の計測を可能にするとともに、埋設PC鋼材1の内部腐
食の進行度やその断線等をも早目に予測可能にする。
設PC鋼材1とともにその埋設状態に対応させた条件下
で予め通電テストして、これらの内部腐食の進行や断線
の予備データを作成し、実地における検査用線材11の
通電テストの結果でこの内部腐食の進行度やその断線等
の計測を可能にするとともに、埋設PC鋼材1の内部腐
食の進行度やその断線等をも早目に予測可能にする。
【0015】図1に示すように先ずその施工時に、検査
用線材11の両端部間にリード線12及び通電テスター
13等を連結し所定の電圧をかけて通電テストし、その
通電状態(抵抗値や電流値等)のデータを前記の予備デ
ータと比較して検査用線材11の設置状態を確認すると
ともにこのデータを記録する。また、適宜の期間を置き
防錆キャツプ7を外して防錆油8を除去し、同様な手段
で通電テストしその抵抗値、電流値等を測定して、その
測定を繰り返し測定値の比較により検査用線材11の内
部腐食の進行度や断線等を容易に検出することができ
る。この検査用線材11の腐食進行度や断線等は、前記
の予備データにより埋設PC鋼材1の内部腐食の進行度
や断線等の健全度にほぼ正確に対応したものとして評価
でき、埋設PC鋼材1の健全度が早目に検出可能になつ
て、埋設PC鋼材1の健全度が大きく損なわれるまでに
再構築して付設したり補修するなどの対策が可能とな
る。通電テスター13としては、例えばディジタル電圧
計を使用してこの高性能の抵抗値及び電流値の検出性
能、その増減により検査用線材11の腐食進行度のデー
タとする。
用線材11の両端部間にリード線12及び通電テスター
13等を連結し所定の電圧をかけて通電テストし、その
通電状態(抵抗値や電流値等)のデータを前記の予備デ
ータと比較して検査用線材11の設置状態を確認すると
ともにこのデータを記録する。また、適宜の期間を置き
防錆キャツプ7を外して防錆油8を除去し、同様な手段
で通電テストしその抵抗値、電流値等を測定して、その
測定を繰り返し測定値の比較により検査用線材11の内
部腐食の進行度や断線等を容易に検出することができ
る。この検査用線材11の腐食進行度や断線等は、前記
の予備データにより埋設PC鋼材1の内部腐食の進行度
や断線等の健全度にほぼ正確に対応したものとして評価
でき、埋設PC鋼材1の健全度が早目に検出可能になつ
て、埋設PC鋼材1の健全度が大きく損なわれるまでに
再構築して付設したり補修するなどの対策が可能とな
る。通電テスター13としては、例えばディジタル電圧
計を使用してこの高性能の抵抗値及び電流値の検出性
能、その増減により検査用線材11の腐食進行度のデー
タとする。
【0016】図2に示す第2実施例は、図3のようなマ
ルチ構造の永久アンカーに適用した実施例であり、図2
のように埋設した多数本のアンボンドPC鋼より線22
に対し、検査用線材11を予めその埋設アンボンドPC
鋼より線22のほぼ全長にわたりグラウト4等で絶縁し
て適宜の間隔を置きかつコルゲートシース26の内側に
配置し平行に併設し、埋設アンボンドPC鋼より線22
とほぼ同様な配設環境に配設され、この検査用線材11
の他の構成は第1実施例と同様に構成されて、この第2
実施例でも基本的に第1実施例と同様な作用、効果が得
られる。
ルチ構造の永久アンカーに適用した実施例であり、図2
のように埋設した多数本のアンボンドPC鋼より線22
に対し、検査用線材11を予めその埋設アンボンドPC
鋼より線22のほぼ全長にわたりグラウト4等で絶縁し
て適宜の間隔を置きかつコルゲートシース26の内側に
配置し平行に併設し、埋設アンボンドPC鋼より線22
とほぼ同様な配設環境に配設され、この検査用線材11
の他の構成は第1実施例と同様に構成されて、この第2
実施例でも基本的に第1実施例と同様な作用、効果が得
られる。
【0017】本発明は、前記のような第1実施例及び第
2実施例に限定されることなく、地中やコンクリート構
造物中にシングル構造やマルチ構造として埋設した各種
のPC鋼材に付設して汎用される。また、コンクリート
構造物においてPC鋼材をその全幅や全長にわたつて埋
設する場合は、検査用線材11をU状に配設しないでそ
のPC鋼材の全長にわたり併設し、検査用線材11の両
端部をコンクリート構造物の両側に導出して、この両端
部にリード線を連結することにより通電テストして測定
することも可能である。さらに、必要に応じ埋設PC鋼
材に複数本の検査用線材11を相互間隔を置き併設し
て、その測定精度、信頼性を高めるなどの多様な設計が
可能である。
2実施例に限定されることなく、地中やコンクリート構
造物中にシングル構造やマルチ構造として埋設した各種
のPC鋼材に付設して汎用される。また、コンクリート
構造物においてPC鋼材をその全幅や全長にわたつて埋
設する場合は、検査用線材11をU状に配設しないでそ
のPC鋼材の全長にわたり併設し、検査用線材11の両
端部をコンクリート構造物の両側に導出して、この両端
部にリード線を連結することにより通電テストして測定
することも可能である。さらに、必要に応じ埋設PC鋼
材に複数本の検査用線材11を相互間隔を置き併設し
て、その測定精度、信頼性を高めるなどの多様な設計が
可能である。
【0018】また、前記の健全度の検査装置は、埋設P
C鋼材に検査用線材を平行に併設して、その両外端部で
随時に通電して容易に検査できる比較的に簡単な機構と
なり低コストで提供され、随時に能率良く測定できるな
どの利点を有する。
C鋼材に検査用線材を平行に併設して、その両外端部で
随時に通電して容易に検査できる比較的に簡単な機構と
なり低コストで提供され、随時に能率良く測定できるな
どの利点を有する。
【0019】
【発明の効果】本発明は、地中あるいはコンクリート構
造物中に埋設して所定の緊張力を付加した埋設PC鋼材
において、そのPC鋼材の埋設に際し検査用線材を予め
埋設PC鋼材のほぼ全長にわたりグラウト等で絶縁し平
行に併設して、外側に導出した検査用線材の両端部で通
電して少なくとも抵抗値を測定することにより、その検
査用線材の通電測定値に基づき埋設PC鋼材のほぼ全長
にわたる腐食進行度及び断線等の健全度が容易にほぼ正
確にかつ早目に検出され、その再施工や補修等の対策が
早目に可能となり、また、比較的に簡単な機構の付設に
より低コストで実現でき随時に容易に健全度の検出が可
能であるなど、埋設PC鋼材の健全性の検出性能、信頼
性を著しく向上している。
造物中に埋設して所定の緊張力を付加した埋設PC鋼材
において、そのPC鋼材の埋設に際し検査用線材を予め
埋設PC鋼材のほぼ全長にわたりグラウト等で絶縁し平
行に併設して、外側に導出した検査用線材の両端部で通
電して少なくとも抵抗値を測定することにより、その検
査用線材の通電測定値に基づき埋設PC鋼材のほぼ全長
にわたる腐食進行度及び断線等の健全度が容易にほぼ正
確にかつ早目に検出され、その再施工や補修等の対策が
早目に可能となり、また、比較的に簡単な機構の付設に
より低コストで実現でき随時に容易に健全度の検出が可
能であるなど、埋設PC鋼材の健全性の検出性能、信頼
性を著しく向上している。
【図1】本発明の第1実施例を示す側視機構図(A)と
X−X部の拡大断面図(B)
X−X部の拡大断面図(B)
【図2】第2実施例を示す永久アンカーの要部(X−X
相当部)の拡大断面図
相当部)の拡大断面図
【図3】従来の永久アンカーの側視機構図である。
1,22 埋設PC鋼材 4 グラウト 11 検査用線材 13 通電テスター
Claims (1)
- 【請求項1】 地中あるいはコンクリート構造物中に埋
設して緊張力を付加した埋設PC鋼材において、前記の
埋設PC鋼材の埋設に際し検査用線材を予め埋設PC鋼
材のほぼ全長にわたりグラウト等で絶縁し平行に併設し
て、外側に導出した検査用線材の両端部で通電して少な
くとも抵抗値を測定し、検査用線材の通電測定値に基づ
き埋設PC鋼材の腐食進行度及び断線等の健全度を検出
することを特徴とする埋設PC鋼材の健全度検査方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25277294A JPH0894557A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 埋設pc鋼材の健全度検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25277294A JPH0894557A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 埋設pc鋼材の健全度検査方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0894557A true JPH0894557A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=17242085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25277294A Pending JPH0894557A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 埋設pc鋼材の健全度検査方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0894557A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11201930A (ja) * | 1998-01-14 | 1999-07-30 | Raito Kogyo Co Ltd | アンカーにおける引張鋼材の非破壊腐食診断方法 |
| KR100416935B1 (ko) * | 2001-03-06 | 2004-01-31 | 학교법인 중앙대학교 | 사다리형 콘크리트 부식도 측정장치 |
| JP2006337169A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Taiheiyo Cement Corp | 腐食センサ、シース管、シース管継ぎ手部材および腐食センサユニット |
| JP2007163324A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Taiheiyo Cement Corp | 腐食検知部材および腐食センサ |
| KR20120084305A (ko) | 2009-10-07 | 2012-07-27 | 다이헤이요 세멘토 가부시키가이샤 | 부식 센서 |
| KR101653918B1 (ko) * | 2015-03-23 | 2016-09-05 | 성균관대학교산학협력단 | 프리 스트레스 콘크리트 거더에 형성된 개별 텐던의 긴장력 측정 장치 |
| JP2017078700A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-04-27 | 新日鐵住金株式会社 | 電気抵抗式腐食センサ |
| JP2019070594A (ja) * | 2017-10-10 | 2019-05-09 | 住友電工スチールワイヤー株式会社 | Pcケーブルの損傷検知方法 |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP25277294A patent/JPH0894557A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11201930A (ja) * | 1998-01-14 | 1999-07-30 | Raito Kogyo Co Ltd | アンカーにおける引張鋼材の非破壊腐食診断方法 |
| KR100416935B1 (ko) * | 2001-03-06 | 2004-01-31 | 학교법인 중앙대학교 | 사다리형 콘크리트 부식도 측정장치 |
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| JP2019070594A (ja) * | 2017-10-10 | 2019-05-09 | 住友電工スチールワイヤー株式会社 | Pcケーブルの損傷検知方法 |
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