JPH089457B2 - 自動ワインダの解舒補助装置 - Google Patents
自動ワインダの解舒補助装置Info
- Publication number
- JPH089457B2 JPH089457B2 JP32366891A JP32366891A JPH089457B2 JP H089457 B2 JPH089457 B2 JP H089457B2 JP 32366891 A JP32366891 A JP 32366891A JP 32366891 A JP32366891 A JP 32366891A JP H089457 B2 JPH089457 B2 JP H089457B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- core tube
- balloon
- unwinding
- outer diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 23
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 28
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 3
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 241000209149 Zea Species 0.000 description 2
- 235000005824 Zea mays ssp. parviglumis Nutrition 0.000 description 2
- 235000002017 Zea mays subsp mays Nutrition 0.000 description 2
- 235000005822 corn Nutrition 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000007378 ring spinning Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】例えばリング精紡機で生産された
給糸ボビンの多数本を糸継ぎし、且つスラブ等の不良部
分を除きつつコーンやチーズ状の一つの巻取パッケージ
に巻取る自動ワインダにおける解舒補助装置に関し、特
に巻取速度の高速化を可能にする解舒補助装置に関す
る。
給糸ボビンの多数本を糸継ぎし、且つスラブ等の不良部
分を除きつつコーンやチーズ状の一つの巻取パッケージ
に巻取る自動ワインダにおける解舒補助装置に関し、特
に巻取速度の高速化を可能にする解舒補助装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動ワインダは巻取ユニットの多数錘が
並列配置されたものであり、その一錘の機器配置を図4
により説明する。
並列配置されたものであり、その一錘の機器配置を図4
により説明する。
【0003】図4において、巻取ユニット1は、支承管
2とダクト3とによって位置固定され、ユニットの所定
位置に位置決め供給される給糸ボビン4から引出される
糸Yはバルーンブレーカ6、所定のテンションを付与す
るディスク又はゲート式のテンサ7、糸の不良部分を検
出するスラブキャッチャー8等を通過して、綾振ドラム
13によって回転する巻取パッケージ14に巻取られ
る。15は糸継装置であり、16はパッケージ側の上糸
を糸継装置15へ案内するサクションマウス、17は給
糸ボビン側の下糸を糸継装置15へ案内する中継パイプ
であり、各巻取ユニットが上記各部材を有しており、こ
のような巻取ユニット1が多数並設されて一台の自動ワ
インダが構成される。また、給糸ボビン4は個々に独立
したトレイ18に挿入された状態のまま供給コンベア1
1及び回転円板19を介して巻取ユニット1の巻取位置
Aへ供給される。そして、巻取完了後の空ボビン4′は
排出コンベア12へと排出され、代わりに新たな給糸ボ
ビン4が供給される。なお、巻取位置Aにある給糸ボビ
ン4の糸Yが吹き上げられ中継パイプ17に吸引される
ように、給糸ボビン4頭部の中空部に糸端Y1が挿入さ
れている。
2とダクト3とによって位置固定され、ユニットの所定
位置に位置決め供給される給糸ボビン4から引出される
糸Yはバルーンブレーカ6、所定のテンションを付与す
るディスク又はゲート式のテンサ7、糸の不良部分を検
出するスラブキャッチャー8等を通過して、綾振ドラム
13によって回転する巻取パッケージ14に巻取られ
る。15は糸継装置であり、16はパッケージ側の上糸
を糸継装置15へ案内するサクションマウス、17は給
糸ボビン側の下糸を糸継装置15へ案内する中継パイプ
であり、各巻取ユニットが上記各部材を有しており、こ
のような巻取ユニット1が多数並設されて一台の自動ワ
インダが構成される。また、給糸ボビン4は個々に独立
したトレイ18に挿入された状態のまま供給コンベア1
1及び回転円板19を介して巻取ユニット1の巻取位置
Aへ供給される。そして、巻取完了後の空ボビン4′は
排出コンベア12へと排出され、代わりに新たな給糸ボ
ビン4が供給される。なお、巻取位置Aにある給糸ボビ
ン4の糸Yが吹き上げられ中継パイプ17に吸引される
ように、給糸ボビン4頭部の中空部に糸端Y1が挿入さ
れている。
【0004】上述した巻取ユニット1において、通常数
本乃至数十本の給糸ボビン4が糸継ぎされて一つの巻取
パッケージとなる。この糸継ぎ動作を図5により説明す
る。給糸ボビンが空になると、スラブキャッチャーの糸
走行信号がオフとなり、一連の糸継ぎ動作が始まる。糸
欠点除去のための糸切断や糸切れの場合と異なり、ヤー
ンフィーラ9が下糸を検出しないので、ボビンチェンジ
が行われ、図4の巻取位置Aに新たな給糸ボビン4が供
給され、糸端Y1の吹き上げが行われる。この吹き上げ
動作の前に図5の中継パイプ17が方向に旋回し、テ
ンサ7の下方に位置しており、吹き上げられる糸端を吸
引保持する。この中継パイプ17の動きと同時に、サク
ションマウス16が方向に旋回し、その吸い込み口1
6aが綾振りドラム13と巻取パッケージ14の間に位
置し、巻取パッケージ14の糸端を吸引する。サクショ
ンマウス16が所定の位置になると、機枠5内にある逆
転ローラ又は駆動モータの逆転により綾振りドラム13
即ち巻取パッケージ14が逆転して糸を解き、糸端がサ
クションマウス16に吸い込まれるようにする。つぎ
に、巻取パッケージ側の糸端と給糸ボビン側の糸端を吸
引したサクションマウス16及び中継パイプ17が逆方
向に旋回して図示の位置に戻ると、糸継装置15に糸が
入り、糸継ぎが行われる。
本乃至数十本の給糸ボビン4が糸継ぎされて一つの巻取
パッケージとなる。この糸継ぎ動作を図5により説明す
る。給糸ボビンが空になると、スラブキャッチャーの糸
走行信号がオフとなり、一連の糸継ぎ動作が始まる。糸
欠点除去のための糸切断や糸切れの場合と異なり、ヤー
ンフィーラ9が下糸を検出しないので、ボビンチェンジ
が行われ、図4の巻取位置Aに新たな給糸ボビン4が供
給され、糸端Y1の吹き上げが行われる。この吹き上げ
動作の前に図5の中継パイプ17が方向に旋回し、テ
ンサ7の下方に位置しており、吹き上げられる糸端を吸
引保持する。この中継パイプ17の動きと同時に、サク
ションマウス16が方向に旋回し、その吸い込み口1
6aが綾振りドラム13と巻取パッケージ14の間に位
置し、巻取パッケージ14の糸端を吸引する。サクショ
ンマウス16が所定の位置になると、機枠5内にある逆
転ローラ又は駆動モータの逆転により綾振りドラム13
即ち巻取パッケージ14が逆転して糸を解き、糸端がサ
クションマウス16に吸い込まれるようにする。つぎ
に、巻取パッケージ側の糸端と給糸ボビン側の糸端を吸
引したサクションマウス16及び中継パイプ17が逆方
向に旋回して図示の位置に戻ると、糸継装置15に糸が
入り、糸継ぎが行われる。
【0005】上述した巻取ユニット1においては、給糸
ボビンから解舒される糸からスラブ等の不良部分を除き
つつ、また給糸ボビン毎の糸継ぎを行いながらコーンや
チーズ状の一つの巻取パッケージを形成していくため、
その生産性は巻取速度に大きく依存することになる。と
ころが、従来の自動ワインダでは、実用的巻取速度は1
000m/min前後であった。その理由は、巻取速度
の増加に伴って解舒張力も大きくなり、特に三分玉と呼
ばれる残り解舒量が1/3となった時点から急激に解舒
張力が増大し、張力による糸切れが発生するからであ
る。
ボビンから解舒される糸からスラブ等の不良部分を除き
つつ、また給糸ボビン毎の糸継ぎを行いながらコーンや
チーズ状の一つの巻取パッケージを形成していくため、
その生産性は巻取速度に大きく依存することになる。と
ころが、従来の自動ワインダでは、実用的巻取速度は1
000m/min前後であった。その理由は、巻取速度
の増加に伴って解舒張力も大きくなり、特に三分玉と呼
ばれる残り解舒量が1/3となった時点から急激に解舒
張力が増大し、張力による糸切れが発生するからであ
る。
【0006】この解舒張力の増大は給糸ボビンからの解
舒の状態に依存していることは経験的に知られていた。
そのため、図4に示すように、給糸ボビン4から解舒さ
れる糸のバルーンを四角錐の筒であるバルーンブレーカ
6で制限し、バルーンが広がりすぎないように適度なも
のに保っている。
舒の状態に依存していることは経験的に知られていた。
そのため、図4に示すように、給糸ボビン4から解舒さ
れる糸のバルーンを四角錐の筒であるバルーンブレーカ
6で制限し、バルーンが広がりすぎないように適度なも
のに保っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、100
0m/min以上の高速巻取を実用化しようとすると、
バルーンブレーカは給糸ボビンの芯管に被さっていくも
のがよく、芯管の上部に絞りを設けるものがよいという
知見を得た。ところが、絞りを有するバルーンブレーカ
にすると、上述した糸継ぎ時に吹き上げられる糸端が絞
りを通過しなければならず、絞りを通過する空気流が少
なくなって糸端の中継パイプへの吸い込みが失敗する恐
れがあるという問題点が発生する。
0m/min以上の高速巻取を実用化しようとすると、
バルーンブレーカは給糸ボビンの芯管に被さっていくも
のがよく、芯管の上部に絞りを設けるものがよいという
知見を得た。ところが、絞りを有するバルーンブレーカ
にすると、上述した糸継ぎ時に吹き上げられる糸端が絞
りを通過しなければならず、絞りを通過する空気流が少
なくなって糸端の中継パイプへの吸い込みが失敗する恐
れがあるという問題点が発生する。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、実用的巻取
速度を高めることができるよう絞りを有するバルーン規
制部材を使用した場合でも、糸端の吹き上げが確実に行
える自動ワインダの解舒補助装置を提供しようとするも
のである。
れたものであり、その目的とするところは、実用的巻取
速度を高めることができるよう絞りを有するバルーン規
制部材を使用した場合でも、糸端の吹き上げが確実に行
える自動ワインダの解舒補助装置を提供しようとするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における解舒補助装置は、給糸ボビンの糸層
外径より小さく芯管外径より大きな内径規制部を有し芯
管に被さってチェス部から解舒される糸のバルーンを規
制する下側バルーン規制部材と、芯管上方に位置し芯管
外径より小さい絞りを有し前記下側バルーン規制部材か
らの糸の糸道を規制する上側バルーン規制部材とを備え
る解舒補助装置であって、上記絞りは前記糸道の規制を
解消する位置と芯管外径より小さな糸道規制空間を形成
する位置とに開閉自在となっているものである。
に、本発明における解舒補助装置は、給糸ボビンの糸層
外径より小さく芯管外径より大きな内径規制部を有し芯
管に被さってチェス部から解舒される糸のバルーンを規
制する下側バルーン規制部材と、芯管上方に位置し芯管
外径より小さい絞りを有し前記下側バルーン規制部材か
らの糸の糸道を規制する上側バルーン規制部材とを備え
る解舒補助装置であって、上記絞りは前記糸道の規制を
解消する位置と芯管外径より小さな糸道規制空間を形成
する位置とに開閉自在となっているものである。
【0010】
【作用】ボビンチェンジ時の糸端吹き上げ時には、絞り
を開くと、空気通路が絞られることなく通常の吹き上げ
が行われる。
を開くと、空気通路が絞られることなく通常の吹き上げ
が行われる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の解舒補助装置を示す斜視図
である。
て説明する。図1は本発明の解舒補助装置を示す斜視図
である。
【0012】図1において、解舒補助装置30は、下側
バルーン規制部材としての筒体31,32と、上側バル
ーン規制部材としての絞り機構51と、追随機構として
のセンサ33、シリンダ38、コントローラ40とを主
要部材としてなっている。
バルーン規制部材としての筒体31,32と、上側バル
ーン規制部材としての絞り機構51と、追随機構として
のセンサ33、シリンダ38、コントローラ40とを主
要部材としてなっている。
【0013】下側バルーン規制部材としての筒体31は
上下が開口しており、筒体31の側面に昇降ブロック3
5が取り付けられた第1の腕31aを有している。昇降
ブロック35は固定ブロック36から垂下されたロッド
37に上下摺動自在に挿入されていると共に、固定ブロ
ック36に立設されたシリンダ38のピストンロッド3
8aに連結され、シリンダ38のピストンロッド38a
の伸縮に応じて筒体31が昇降自在となっている。この
筒体31は給糸ボビン4のチェス部4aからの距離L1
が略一定になるように順次下降し、給糸ボビン4の芯管
4bに被さっていく。そして、チェス部4aから解舒さ
れる糸のバルーンの広がりを適切に保つことにより解舒
角度を大きくし、スラッフィングと毛羽の発生を抑える
役目を果たす。このような筒体31の役目を充分果たす
ためには、筒体31の下端である内径規制部の寸法と給
糸ボビン4の径方向寸法の関係が重要である。チェス部
4aから解舒される糸のバルーンを制御する筒体31の
下端の内径Dは給糸ボビン4の糸層の外径より小さく、
芯管4bの外径より大きい必要がある。筒体31の内径
Dは出来るかぎり芯管4bの外径に近いほうがよい。
上下が開口しており、筒体31の側面に昇降ブロック3
5が取り付けられた第1の腕31aを有している。昇降
ブロック35は固定ブロック36から垂下されたロッド
37に上下摺動自在に挿入されていると共に、固定ブロ
ック36に立設されたシリンダ38のピストンロッド3
8aに連結され、シリンダ38のピストンロッド38a
の伸縮に応じて筒体31が昇降自在となっている。この
筒体31は給糸ボビン4のチェス部4aからの距離L1
が略一定になるように順次下降し、給糸ボビン4の芯管
4bに被さっていく。そして、チェス部4aから解舒さ
れる糸のバルーンの広がりを適切に保つことにより解舒
角度を大きくし、スラッフィングと毛羽の発生を抑える
役目を果たす。このような筒体31の役目を充分果たす
ためには、筒体31の下端である内径規制部の寸法と給
糸ボビン4の径方向寸法の関係が重要である。チェス部
4aから解舒される糸のバルーンを制御する筒体31の
下端の内径Dは給糸ボビン4の糸層の外径より小さく、
芯管4bの外径より大きい必要がある。筒体31の内径
Dは出来るかぎり芯管4bの外径に近いほうがよい。
【0014】筒体31の外周に筒体32が挿入されてお
り、この筒体32の上側に上側バルーン規制部材として
の絞り機構51が取り付けられている。したがって、絞
り機構51と筒体32は筒体31の順次下降と共に下降
する。しかし、筒体32にはスリット32d付きの腕3
2cが取り付けられており、腕32cの下側に磁石32
bが張りつけられている。スリット32dはストッパー
軸34に案内されており、ストッパー軸34下端のプレ
ート34aに磁石32b及び腕32cが当たると、筒体
32の下降が停止する。すなわち、遅くとも糸張力が顕
著に増大し始める三分玉となった時点では、筒体32が
下げ止まり、芯管4bの真上に絞り機構51が位置する
ようになっている。この絞り機構51は糸道を規制し、
筒体32よりガイドプレート10に至るバルーンの大き
な変動を防止し、糸張力の変動巾を狭める役目を果た
す。このような絞り機構51の役目を充分果たすために
は、絞り機構51の絞り部分の大きさは芯管4bの頂部
の外径より小さくする必要がある。
り、この筒体32の上側に上側バルーン規制部材として
の絞り機構51が取り付けられている。したがって、絞
り機構51と筒体32は筒体31の順次下降と共に下降
する。しかし、筒体32にはスリット32d付きの腕3
2cが取り付けられており、腕32cの下側に磁石32
bが張りつけられている。スリット32dはストッパー
軸34に案内されており、ストッパー軸34下端のプレ
ート34aに磁石32b及び腕32cが当たると、筒体
32の下降が停止する。すなわち、遅くとも糸張力が顕
著に増大し始める三分玉となった時点では、筒体32が
下げ止まり、芯管4bの真上に絞り機構51が位置する
ようになっている。この絞り機構51は糸道を規制し、
筒体32よりガイドプレート10に至るバルーンの大き
な変動を防止し、糸張力の変動巾を狭める役目を果た
す。このような絞り機構51の役目を充分果たすために
は、絞り機構51の絞り部分の大きさは芯管4bの頂部
の外径より小さくする必要がある。
【0015】この絞り機構51の構造を図2により説明
する。図2に示されるように、くの字型レバー51a,
51bが支点Aで水平回動可能に支持されており、通常
はバネ54で閉じている。くの字型レバー51a,51
bの反対側の突出端に対向して配置された駆動部材52
の先端52aが進出すると、くの字型レバー51a,5
1bは二点鎖線の状態に開き、筒体の外側に位置させる
ことができる。くの字型レバー51a,51bが閉じる
ことで形成される菱形の糸道規制空間53は芯管4bの
頂部の外径内に収まる空間となっている。このように開
閉自在な構造の絞りを有する上側バルーン規制部材にす
ると、ボビンチェンジ時には二点鎖線の状態にして糸端
の吹き上げを確実に行う。
する。図2に示されるように、くの字型レバー51a,
51bが支点Aで水平回動可能に支持されており、通常
はバネ54で閉じている。くの字型レバー51a,51
bの反対側の突出端に対向して配置された駆動部材52
の先端52aが進出すると、くの字型レバー51a,5
1bは二点鎖線の状態に開き、筒体の外側に位置させる
ことができる。くの字型レバー51a,51bが閉じる
ことで形成される菱形の糸道規制空間53は芯管4bの
頂部の外径内に収まる空間となっている。このように開
閉自在な構造の絞りを有する上側バルーン規制部材にす
ると、ボビンチェンジ時には二点鎖線の状態にして糸端
の吹き上げを確実に行う。
【0016】つぎに、図1にもどり追随機構としてのセ
ンサ33、シリンダ38、コントローラ40を説明す
る。筒体31の第2の腕31bに取り付けられたセンサ
33が給糸ボビン4のチェス部4aを検出し、センサ3
3の入力を受けるコントローラ40が切換弁39を作動
させ、シリンダ38のピストンロッド38aが徐々に伸
長し、筒体31とチェス部4aとの距離L1を略一定に
保てるようになっている。センサ33には拡散反射式セ
ンサが用いられる。図示のように、チェス部4aの解舒
が進むと、センサ33からチェス部4aまでの距離が大
きくなり、やがてセンサ33はOFF信号を発する。こ
のOFF信号を受けたコントローラ40が切換弁39を
介してシリンダ38のピストンロッド38aを伸長させ
る。すると、センサ33からチェス部4aまでの距離が
短くなり、やがてセンサ33はON信号を発する。この
ON信号を受けたコントローラ40が切換弁39を介し
てシリンダ38のピストンロッド38aを停止させる。
この繰り返しにより、筒体31は解舒と共に順次下降す
る。
ンサ33、シリンダ38、コントローラ40を説明す
る。筒体31の第2の腕31bに取り付けられたセンサ
33が給糸ボビン4のチェス部4aを検出し、センサ3
3の入力を受けるコントローラ40が切換弁39を作動
させ、シリンダ38のピストンロッド38aが徐々に伸
長し、筒体31とチェス部4aとの距離L1を略一定に
保てるようになっている。センサ33には拡散反射式セ
ンサが用いられる。図示のように、チェス部4aの解舒
が進むと、センサ33からチェス部4aまでの距離が大
きくなり、やがてセンサ33はOFF信号を発する。こ
のOFF信号を受けたコントローラ40が切換弁39を
介してシリンダ38のピストンロッド38aを伸長させ
る。すると、センサ33からチェス部4aまでの距離が
短くなり、やがてセンサ33はON信号を発する。この
ON信号を受けたコントローラ40が切換弁39を介し
てシリンダ38のピストンロッド38aを停止させる。
この繰り返しにより、筒体31は解舒と共に順次下降す
る。
【0017】つぎに、上述したこの解舒補助装置30に
よる作動を図3により説明する。図3(a)〜(d)は
筒体31,32と絞り機構51がどのように解舒に追随
するかを示す図である。図3(a)において、実線の筒
体31,32と絞り機構51は退避位置にある。この退
避位置では、筒体31の下端が芯管4bより上にあり、
空ボビン排出に続く新しい給糸ボビンの供給が行われ
る。糸端の吹き上げ時には絞り機構51が開き、糸端は
確実に吹き上げられる。糸継ぎ後の巻取開始時には、筒
体31の下端が芯管4bに被さる作動状態まで下降し、
絞り機構51が閉じる。図3(b)は五分玉の状態を示
し、筒体31,32と絞り機構51が共に下降し、絞り
機構51が所定位置となっている。特に筒体31はチェ
ス部4aの解舒に追随するように順次下降し、チェス部
4aから解舒される糸の解舒角度θが大きく保たれ、給
糸ボビン上に残る糸と解舒される糸同士の擦れ合いが少
なくなる結果、スラッフィングと毛羽の発生が抑えられ
る。図3(c)は三分玉の状態を示し、筒体31のみが
下降し、筒体32は停止したままであり、絞り機構51
が芯管4bの真上の所定位置となっている。特に、三分
玉以降では解舒張力が急激に増大する傾向があるが、こ
れはチェス部4aの下方から解舒される糸に現れる二点
鎖線の如き大きなバルーンと、チェス部4aの上方から
解舒される糸に現れる小さなバルーンとが交互に発現す
ることによる。しかし、絞り機構51が存在することに
より、絞り機構51からガイドプレート10までの上側
バルーンが小さいものに規制される。また、この三分玉
以降ではチェス部4aの形状が徐々に崩れ始める時点で
あり、これ以上筒体31を下げても、スラッフィングと
毛羽の抑制効果に差が生じなくなる。そこで、図3
(d)のように、三分玉以降の解舒においては、筒体3
1は解舒に追随せず所定位置に止まったままとなってい
る。すなわち、筒体31の下端は解舒始めから三分玉に
至るまでは解舒に追随して順次下降する必要があり、絞
り機構51は三分玉から解舒終わりに至るまでは芯管4
bの真上の所定位置に止まる必要がある。このように、
筒体31と絞り機構51の必要性の差に着目し、下側バ
ルーン規制部材としての筒体31,32と上側バルーン
規制部材としての絞り機構51とに区分し、その作用時
点を異ならせている。
よる作動を図3により説明する。図3(a)〜(d)は
筒体31,32と絞り機構51がどのように解舒に追随
するかを示す図である。図3(a)において、実線の筒
体31,32と絞り機構51は退避位置にある。この退
避位置では、筒体31の下端が芯管4bより上にあり、
空ボビン排出に続く新しい給糸ボビンの供給が行われ
る。糸端の吹き上げ時には絞り機構51が開き、糸端は
確実に吹き上げられる。糸継ぎ後の巻取開始時には、筒
体31の下端が芯管4bに被さる作動状態まで下降し、
絞り機構51が閉じる。図3(b)は五分玉の状態を示
し、筒体31,32と絞り機構51が共に下降し、絞り
機構51が所定位置となっている。特に筒体31はチェ
ス部4aの解舒に追随するように順次下降し、チェス部
4aから解舒される糸の解舒角度θが大きく保たれ、給
糸ボビン上に残る糸と解舒される糸同士の擦れ合いが少
なくなる結果、スラッフィングと毛羽の発生が抑えられ
る。図3(c)は三分玉の状態を示し、筒体31のみが
下降し、筒体32は停止したままであり、絞り機構51
が芯管4bの真上の所定位置となっている。特に、三分
玉以降では解舒張力が急激に増大する傾向があるが、こ
れはチェス部4aの下方から解舒される糸に現れる二点
鎖線の如き大きなバルーンと、チェス部4aの上方から
解舒される糸に現れる小さなバルーンとが交互に発現す
ることによる。しかし、絞り機構51が存在することに
より、絞り機構51からガイドプレート10までの上側
バルーンが小さいものに規制される。また、この三分玉
以降ではチェス部4aの形状が徐々に崩れ始める時点で
あり、これ以上筒体31を下げても、スラッフィングと
毛羽の抑制効果に差が生じなくなる。そこで、図3
(d)のように、三分玉以降の解舒においては、筒体3
1は解舒に追随せず所定位置に止まったままとなってい
る。すなわち、筒体31の下端は解舒始めから三分玉に
至るまでは解舒に追随して順次下降する必要があり、絞
り機構51は三分玉から解舒終わりに至るまでは芯管4
bの真上の所定位置に止まる必要がある。このように、
筒体31と絞り機構51の必要性の差に着目し、下側バ
ルーン規制部材としての筒体31,32と上側バルーン
規制部材としての絞り機構51とに区分し、その作用時
点を異ならせている。
【0018】
【発明の効果】本発明における解舒補助装置は、給糸ボ
ビンの糸層外径より小さく芯管外径より大きな内径規制
部を有し芯管に被さる下側バルーン規制部材と、芯管上
方に位置し芯管外径より小さい絞りを有する上側バルー
ン規制部材とを備える解舒補助装置であって、上記絞り
は開閉自在としたものであり、ボビンチェンジ時の糸端
吹き上げ時に絞りを開き、通常の吹き上げが行われるの
で、実用的巻取速度を高めることができるよう絞りを有
するバルーン規制部材を使用した場合でも、ボビンチェ
ンジ時の糸端の吹き上げを確実に行うことができる。
ビンの糸層外径より小さく芯管外径より大きな内径規制
部を有し芯管に被さる下側バルーン規制部材と、芯管上
方に位置し芯管外径より小さい絞りを有する上側バルー
ン規制部材とを備える解舒補助装置であって、上記絞り
は開閉自在としたものであり、ボビンチェンジ時の糸端
吹き上げ時に絞りを開き、通常の吹き上げが行われるの
で、実用的巻取速度を高めることができるよう絞りを有
するバルーン規制部材を使用した場合でも、ボビンチェ
ンジ時の糸端の吹き上げを確実に行うことができる。
【図1】本発明の解舒補助装置の斜視図である。
【図2】絞り機構の構造図である。
【図3】本発明の解舒補助装置の作動図である。
【図4】巻取ユニットの機器配置図である。
【図5】巻取ユニットの要部の斜視図である。
31,32 筒体(下側バルーン規制部材) 51 絞り機構(上側バルーン規制部材)
Claims (1)
- 【請求項1】 給糸ボビンの糸層外径より小さく芯管外
径より大きな内径規制部を有し芯管に被さってチェス部
から解舒される糸のバルーンを規制する下側バルーン規
制部材と、芯管上方に位置し芯管外径より小さい絞りを
有し前記下側バルーン規制部材からの糸の糸道を規制す
る上側バルーン規制部材とを備える解舒補助装置であっ
て、上記絞りは前記糸道の規制を解消する位置と芯管外
径より小さな糸道規制空間を形成する位置とに開閉自在
であることを特徴とする自動ワインダの解舒補助装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32366891A JPH089457B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 自動ワインダの解舒補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32366891A JPH089457B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 自動ワインダの解舒補助装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05132229A JPH05132229A (ja) | 1993-05-28 |
| JPH089457B2 true JPH089457B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=18157277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32366891A Expired - Lifetime JPH089457B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 自動ワインダの解舒補助装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089457B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004051880A1 (de) * | 2004-10-26 | 2006-04-27 | Saurer Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zur Optimierung des Fadenabzugs an einer Spulstelle eines Kreuzspulautomaten |
| DE102021118845A1 (de) | 2021-07-21 | 2023-01-26 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Arbeitsstelle einer Spulmaschine sowie Verfahren zum Umspulen eines Garns |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP32366891A patent/JPH089457B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05132229A (ja) | 1993-05-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2589527Y2 (ja) | 解舒補助装置 | |
| JPH0578016A (ja) | 解舒補助装置の制御方法 | |
| JP2505139B2 (ja) | 自動ワインダの解舒補助装置 | |
| JP2894041B2 (ja) | 自動ワインダの解舒補助装置及び解舒補助方法 | |
| JPH089457B2 (ja) | 自動ワインダの解舒補助装置 | |
| JPH0811666B2 (ja) | 自動ワインダの解舒補助装置 | |
| JP2547210Y2 (ja) | 自動ワインダの解舒補助装置 | |
| JP2590682Y2 (ja) | 自動ワインダの解舒補助装置 | |
| JP2546119Y2 (ja) | 自動ワインダの解舒補助装置 | |
| JP2547211Y2 (ja) | 自動ワインダの解舒補助装置 | |
| JP2505138B2 (ja) | 解舒補助装置の制御方法 | |
| JP2590680Y2 (ja) | 自動ワインダの解舒補助装置 | |
| JP2861534B2 (ja) | 解舒補助装置の制御方法 | |
| JPH0578017A (ja) | 自動ワインダの解舒補助装置 | |
| JP2590681Y2 (ja) | 自動ワインダの解舒補助装置 | |
| JP2648699B2 (ja) | 解舒補助装置の制御方法 | |
| JP2531396B2 (ja) | 解舒補助装置の制御方法 | |
| JPH0578018A (ja) | 自動ワインダの解舒補助装置 | |
| JPH05155525A (ja) | 自動ワインダの糸解舒方法 | |
| JPH07133077A (ja) | 糸解舒補助装置 | |
| JPH0578015A (ja) | 解舒補助装置の制御方法 | |
| JPH0578024A (ja) | 解舒補助装置の制御方法 | |
| JP3033370B2 (ja) | 解舒補助装置 | |
| JPH0578028A (ja) | 解舒補助装置及びその制御方法 | |
| JPH0811665B2 (ja) | 自動ワインダの糸解舒方法 |