JPH0894798A - 固定マスク装置 - Google Patents
固定マスク装置Info
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- JPH0894798A JPH0894798A JP23324294A JP23324294A JPH0894798A JP H0894798 A JPH0894798 A JP H0894798A JP 23324294 A JP23324294 A JP 23324294A JP 23324294 A JP23324294 A JP 23324294A JP H0894798 A JPH0894798 A JP H0894798A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 それぞれ一対の第1の受光部材29と第2の
受光部材32とにより、第2の受光部材32の反フィン
形成面と第1の受光部材29の反フィン形成面との間に
間隙が形成されるように、放射光ビームが通過する内部
空間33を有する受光部本体34を構成させている。 【効果】 受光部本体34を低コストで製作することが
でき、また、両受光部材29,32の接合部分に放射光
ビームが直接入射しないので、ガスの放出を防止でき、
ビーム通過室33真空性能の向上を図ることができる。
受光部材32とにより、第2の受光部材32の反フィン
形成面と第1の受光部材29の反フィン形成面との間に
間隙が形成されるように、放射光ビームが通過する内部
空間33を有する受光部本体34を構成させている。 【効果】 受光部本体34を低コストで製作することが
でき、また、両受光部材29,32の接合部分に放射光
ビームが直接入射しないので、ガスの放出を防止でき、
ビーム通過室33真空性能の向上を図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷電粒子加速器の放射
光ビームラインに設ける固定マスク装置に関するもので
ある。
光ビームラインに設ける固定マスク装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】光速に近い速度で移動する電子(荷電粒
子)の進行方向を磁場や電場で曲げると、電子の軌道の
接線方向に放射光と呼ばれる電磁波(光)を放出する。
子)の進行方向を磁場や電場で曲げると、電子の軌道の
接線方向に放射光と呼ばれる電磁波(光)を放出する。
【0003】図5は放射光を発生させるために使用され
ている荷電粒子加速器の一例を示す平面図で、1は線形
加速装置であり、該線形加速装置1は電子(荷電粒子)
e-を移送させるための直管状の加速ダクト2を有して
いる。
ている荷電粒子加速器の一例を示す平面図で、1は線形
加速装置であり、該線形加速装置1は電子(荷電粒子)
e-を移送させるための直管状の加速ダクト2を有して
いる。
【0004】この加速ダクト2は、内部を超高真空に保
持できるように形成され、超高真空状態に保持された加
速ダクト2の内部を移動する電子e-に高周波RFを付
与して電子e-を加速する高周波加速装置3が設けられ
ている。
持できるように形成され、超高真空状態に保持された加
速ダクト2の内部を移動する電子e-に高周波RFを付
与して電子e-を加速する高周波加速装置3が設けられ
ている。
【0005】前記の加速ダクト2の一端には、電子銃等
の電子発生装置4が設けられており、該電子発生装置4
により発生する電子e-が加速ダクト2の中空部へ向か
って射出されるようになっている。
の電子発生装置4が設けられており、該電子発生装置4
により発生する電子e-が加速ダクト2の中空部へ向か
って射出されるようになっている。
【0006】また、前記の加速ダクト2の他端には、湾
曲管状の偏向ダクト5の一端が接続され、更に偏向ダク
ト5の湾曲部には、偏向電磁石6が設けられており、加
速ダクト2から偏向ダクト5に入射する電子e-は、そ
の進行方向を偏向電磁石6の磁場により偏向ダクト5に
沿って曲げられるようになっている。
曲管状の偏向ダクト5の一端が接続され、更に偏向ダク
ト5の湾曲部には、偏向電磁石6が設けられており、加
速ダクト2から偏向ダクト5に入射する電子e-は、そ
の進行方向を偏向電磁石6の磁場により偏向ダクト5に
沿って曲げられるようになっている。
【0007】7はシンクロトロンであり、該シンクロト
ロン7は前記の電子e-に円軌道を形成させるための無
端状ダクト8を有しており、該無端状ダクト8の所要箇
所には、前記の偏向ダクト5の他端が接続されている。
ロン7は前記の電子e-に円軌道を形成させるための無
端状ダクト8を有しており、該無端状ダクト8の所要箇
所には、前記の偏向ダクト5の他端が接続されている。
【0008】前記の無端状ダクト8は、内部を超高真空
に保持できるようになっている。
に保持できるようになっている。
【0009】無端状ダクト8の湾曲部には、偏向電磁石
9が設けられており、偏向ダクト5から超高真空に保持
された無端状ダクト8に入射する電子e-は、その進行
方向を偏向電磁石9の磁場により無端状ダクト8に沿っ
て曲げられて該無端状ダクト8の内部を周回するように
なっている。
9が設けられており、偏向ダクト5から超高真空に保持
された無端状ダクト8に入射する電子e-は、その進行
方向を偏向電磁石9の磁場により無端状ダクト8に沿っ
て曲げられて該無端状ダクト8の内部を周回するように
なっている。
【0010】一方、無端状ダクト8の所要箇所には、高
周波加速装置10が設けられており、無端状ダクト8の
内部を周回する電子e-は、前記の高周波加速装置10
から高周波を付与されて、光速に近い速度まで加速され
るようになっている。
周波加速装置10が設けられており、無端状ダクト8の
内部を周回する電子e-は、前記の高周波加速装置10
から高周波を付与されて、光速に近い速度まで加速され
るようになっている。
【0011】無端状ダクト8の所要箇所の湾曲部には、
該湾曲部において光速に近い速度で移動する電子e-の
進行方向が曲げられることにより放出される放射光ビー
ムsを無端状ダクト8の外部へ導くための直管状の水平
な放射光ビームライン11の一端が接続されていて、こ
の放射光ビームライン11の他端には、前記の放射光ビ
ームsを利用する実験を行なうための実験設備12が接
続されている。
該湾曲部において光速に近い速度で移動する電子e-の
進行方向が曲げられることにより放出される放射光ビー
ムsを無端状ダクト8の外部へ導くための直管状の水平
な放射光ビームライン11の一端が接続されていて、こ
の放射光ビームライン11の他端には、前記の放射光ビ
ームsを利用する実験を行なうための実験設備12が接
続されている。
【0012】また、前記の放射光ビームライン11が接
続されていない無端状ダクト8の湾曲部においても、電
子e-が磁場によりその進行方向を曲げられる際に放射
光sが生じるが、無端状ダクト8の内部を周回する電子
e-のビームのエネルギーが小さく(8Gev程度)、
且つ蓄積電流値が大きい(数百ミリアンペア程度)場合
には、放射光ビームsの熱エネルギーにより無端状ダク
ト8の湾曲部の外周側曲面の受光部分が加熱されて昇温
し、無端状ダクト8に変形が生じる。
続されていない無端状ダクト8の湾曲部においても、電
子e-が磁場によりその進行方向を曲げられる際に放射
光sが生じるが、無端状ダクト8の内部を周回する電子
e-のビームのエネルギーが小さく(8Gev程度)、
且つ蓄積電流値が大きい(数百ミリアンペア程度)場合
には、放射光ビームsの熱エネルギーにより無端状ダク
ト8の湾曲部の外周側曲面の受光部分が加熱されて昇温
し、無端状ダクト8に変形が生じる。
【0013】前記の無端状ダクト8の変形を防止するた
め、図6に示すように無端状ダクト8を構成しているチ
ェンバー本体13の放射光ビームsが入射する部分にア
ブソーバー装置14を設けている。
め、図6に示すように無端状ダクト8を構成しているチ
ェンバー本体13の放射光ビームsが入射する部分にア
ブソーバー装置14を設けている。
【0014】アブソーバー装置14は、中空状に形成さ
れた冷却構造体15と、該冷却構造体15の先端部に固
着され且つ熱伝導率の高い金属(例えば、銅など)によ
ってブロック状に成形された受光部材16とにより形成
され、チェンバー本体13の放射光ビームsが入射する
部分に穿設した取付け孔に挿入固着され、更に、前記の
冷却構造体15の中空部17と外部とを連通する冷却媒
体入口管18、及び冷却媒体出口管19を備えている。
れた冷却構造体15と、該冷却構造体15の先端部に固
着され且つ熱伝導率の高い金属(例えば、銅など)によ
ってブロック状に成形された受光部材16とにより形成
され、チェンバー本体13の放射光ビームsが入射する
部分に穿設した取付け孔に挿入固着され、更に、前記の
冷却構造体15の中空部17と外部とを連通する冷却媒
体入口管18、及び冷却媒体出口管19を備えている。
【0015】前記のアブソーバー装置14により無端状
ダクト8の温度上昇を抑制する際には、冷却媒体入口管
18から冷却構造体15の中空部17に対して水等の冷
却媒体を連続的に供給するとともに、その冷却媒体を前
記の中空部17から冷却媒体出口管19を介して冷却構
造体15の外部へ連続的に排出することによって受光部
材16に放射光ビームsが入射する際に伝達される熱エ
ネルギーを無端状ダクト8の外部へ移送する。
ダクト8の温度上昇を抑制する際には、冷却媒体入口管
18から冷却構造体15の中空部17に対して水等の冷
却媒体を連続的に供給するとともに、その冷却媒体を前
記の中空部17から冷却媒体出口管19を介して冷却構
造体15の外部へ連続的に排出することによって受光部
材16に放射光ビームsが入射する際に伝達される熱エ
ネルギーを無端状ダクト8の外部へ移送する。
【0016】ところで、前記の放射光ビームライン11
は、図7に示すような真空チェンバ本体20を複数連結
することにより形成されており、放射光ビームライン1
1に入射する放射光ビームsの熱エネルギーが大きい場
合、該真空チェンバ本体20も加熱され昇温するが、こ
の真空チェンバ本体20は直管状であるので、前述のよ
うなアブソーバー装置14では、熱エネルギーを吸収す
ることが難しい。
は、図7に示すような真空チェンバ本体20を複数連結
することにより形成されており、放射光ビームライン1
1に入射する放射光ビームsの熱エネルギーが大きい場
合、該真空チェンバ本体20も加熱され昇温するが、こ
の真空チェンバ本体20は直管状であるので、前述のよ
うなアブソーバー装置14では、熱エネルギーを吸収す
ることが難しい。
【0017】そこで、放射光ビームライン11に図8か
ら図10に示すような固定マスク装置を設け、放射光ビ
ームsのアパーチャ(aperture:拡がり)を制
限することによって熱エネルギーを吸収することが考え
られている。
ら図10に示すような固定マスク装置を設け、放射光ビ
ームsのアパーチャ(aperture:拡がり)を制
限することによって熱エネルギーを吸収することが考え
られている。
【0018】図8から図10は固定マスク装置の一例で
あり、外部にフィン21を有し内部をビーム通過室22
とし且つ該ビーム通過室22の断面積を一端から他端へ
向かって徐々に減少するように形成した中空の受光部本
体23と、該受光部本体23を周方向に取り囲むジャケ
ット本体24とからなり、該ジャケット本体24の所定
部分に、ジャケット本体24の内部(前記のフィン21
の間隙)と外部とを連通する冷却媒体入口管25、及び
冷却媒体出口管26を備えている。
あり、外部にフィン21を有し内部をビーム通過室22
とし且つ該ビーム通過室22の断面積を一端から他端へ
向かって徐々に減少するように形成した中空の受光部本
体23と、該受光部本体23を周方向に取り囲むジャケ
ット本体24とからなり、該ジャケット本体24の所定
部分に、ジャケット本体24の内部(前記のフィン21
の間隙)と外部とを連通する冷却媒体入口管25、及び
冷却媒体出口管26を備えている。
【0019】前記の固定マスク装置により放射光ビーム
ライン11の温度上昇を抑制する際には、冷却媒体入口
管25からジャケット本体24の内部に対して水等の冷
却媒体を連続的に供給するとともに、その冷却媒体を前
記の内部から冷却媒体出口管26を介してジャケット本
体24の外部へ連続的に排出することによって受光部本
体23に放射光ビームsが入射する際に伝達される熱エ
ネルギーを受光部本体23のフィン21を介して冷却媒
体に吸熱させ、該冷却媒体によって放射光ビームライン
11の外部へ移送する。
ライン11の温度上昇を抑制する際には、冷却媒体入口
管25からジャケット本体24の内部に対して水等の冷
却媒体を連続的に供給するとともに、その冷却媒体を前
記の内部から冷却媒体出口管26を介してジャケット本
体24の外部へ連続的に排出することによって受光部本
体23に放射光ビームsが入射する際に伝達される熱エ
ネルギーを受光部本体23のフィン21を介して冷却媒
体に吸熱させ、該冷却媒体によって放射光ビームライン
11の外部へ移送する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
固定マスク装置では、受光部本体23を素材(Cu:無
酸素銅)から削出し加工によって成形することは、容易
ではなく製作コストが嵩むという問題があった。
固定マスク装置では、受光部本体23を素材(Cu:無
酸素銅)から削出し加工によって成形することは、容易
ではなく製作コストが嵩むという問題があった。
【0021】本発明は、前述の実情に鑑み、製作容易で
製作コストの低減を図り得る固定マスク装置を提供する
ことを目的としてなしたものである。
製作コストの低減を図り得る固定マスク装置を提供する
ことを目的としてなしたものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の固定マスク装置においては、一端から他端へ
向って徐々に板幅が減少する板状部材29aの一面に放
熱用のフィン27を形成し且つ前記の板状部材29aの
他面の両縁部分に一端から他端へ向って延びる欠取り部
28をそれぞれ形成した一対の第1の受光部材29と、
一端から他端へ向って徐々に板幅が減少する板状部材3
2aの一面に放熱用のフィン30を形成し且つ前記の板
状部材32aの一面の両縁部分に一端から他端へ向って
延びる開先き部31をそれぞれ形成した一対の第2の受
光部材32とを有し、第1の受光部材29を反フィン形
成面が対向するように配置し、第2の受光部材32を反
フィン形成面が対向し且つ第2の受光部材32の反フィ
ン形成面と第1の受光部材29の反フィン形成面との間
に間隙40が形成されるように開先き部31の先端を欠
取り部28に当接させるとともに、欠取り部28と開先
き部31とを相互に接合して内部空間33の断面形状が
一端から他端へ向って徐々に減少する中空構造の受光部
本体34を構成し、該受光部本体34を取り囲むように
ジャケット本体36を設けて該ジャケット本体36の内
側面と受光部本体34の外側面との間に冷却媒体流路3
5を形成させている。
に本発明の固定マスク装置においては、一端から他端へ
向って徐々に板幅が減少する板状部材29aの一面に放
熱用のフィン27を形成し且つ前記の板状部材29aの
他面の両縁部分に一端から他端へ向って延びる欠取り部
28をそれぞれ形成した一対の第1の受光部材29と、
一端から他端へ向って徐々に板幅が減少する板状部材3
2aの一面に放熱用のフィン30を形成し且つ前記の板
状部材32aの一面の両縁部分に一端から他端へ向って
延びる開先き部31をそれぞれ形成した一対の第2の受
光部材32とを有し、第1の受光部材29を反フィン形
成面が対向するように配置し、第2の受光部材32を反
フィン形成面が対向し且つ第2の受光部材32の反フィ
ン形成面と第1の受光部材29の反フィン形成面との間
に間隙40が形成されるように開先き部31の先端を欠
取り部28に当接させるとともに、欠取り部28と開先
き部31とを相互に接合して内部空間33の断面形状が
一端から他端へ向って徐々に減少する中空構造の受光部
本体34を構成し、該受光部本体34を取り囲むように
ジャケット本体36を設けて該ジャケット本体36の内
側面と受光部本体34の外側面との間に冷却媒体流路3
5を形成させている。
【0023】
【作用】本発明の固定マスク装置では、放射光ビームs
が通過する内部空間33を有する受光部本体34を、そ
れぞれ一対の第1の受光部材29と第2の受光部材32
とによって構成させているので、受光部本体34の製作
コストが低減する。
が通過する内部空間33を有する受光部本体34を、そ
れぞれ一対の第1の受光部材29と第2の受光部材32
とによって構成させているので、受光部本体34の製作
コストが低減する。
【0024】また、第2の受光部材32の反フィン形成
面と第1の受光部材29の反フィン形成面との間に間隙
40が形成されるようになっているので、第1の受光部
材29と第2の受光部材32の接合部分に放射光ビーム
sが直接入射しない。
面と第1の受光部材29の反フィン形成面との間に間隙
40が形成されるようになっているので、第1の受光部
材29と第2の受光部材32の接合部分に放射光ビーム
sが直接入射しない。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【0026】図1から図4は本発明の固定マスク装置の
一実施例を示すものである。
一実施例を示すものである。
【0027】29,29は一対の第1の受光部材であ
り、この第1の受光部材29,29は、一端から他端へ
向って徐々に板幅が減少する板状部材29aの一面に、
放熱用のフィン27を形成し、また、前記の板状部材2
9aの他面の両縁部分に、一端から他端へ向って延びる
欠取り部28をそれぞれ形成したものであって、上記の
板状部材29aとフィン27は、素材(Cu:無酸素
銅)の削出し加工等により、一体的に形成されている。
り、この第1の受光部材29,29は、一端から他端へ
向って徐々に板幅が減少する板状部材29aの一面に、
放熱用のフィン27を形成し、また、前記の板状部材2
9aの他面の両縁部分に、一端から他端へ向って延びる
欠取り部28をそれぞれ形成したものであって、上記の
板状部材29aとフィン27は、素材(Cu:無酸素
銅)の削出し加工等により、一体的に形成されている。
【0028】32,32は一対の第2の受光部材であ
り、この第2の受光部材32,32は、一端から他端へ
向って徐々に板幅が減少する板状部材32aの一面に、
放熱用のフィン30を形成し、また、前記の板状部材3
2aの一面の両縁部分に、一端から他端へ向って延びる
開先き部31をそれぞれ形成したものであって、上記の
板状部材32aとフィン30は、素材(Cu:無酸素
銅)の削出し加工等により、一体的に形成されている。
り、この第2の受光部材32,32は、一端から他端へ
向って徐々に板幅が減少する板状部材32aの一面に、
放熱用のフィン30を形成し、また、前記の板状部材3
2aの一面の両縁部分に、一端から他端へ向って延びる
開先き部31をそれぞれ形成したものであって、上記の
板状部材32aとフィン30は、素材(Cu:無酸素
銅)の削出し加工等により、一体的に形成されている。
【0029】前記の第1の受光部材29,29は、反フ
ィン形成面(フィン27が形成されていない略平滑な
面)が対向するように配置されている。
ィン形成面(フィン27が形成されていない略平滑な
面)が対向するように配置されている。
【0030】一方、第2の受光部材32,32は、反フ
ィン形成面(フィン30が形成されていない略平滑な
面)が対向するように配置され且つ第2の受光部材32
の反フィン形成面と第1の受光部材29の反フィン形成
面との間に間隙40が形成されるように開先き部31の
先端が欠取り部28に当接している。
ィン形成面(フィン30が形成されていない略平滑な
面)が対向するように配置され且つ第2の受光部材32
の反フィン形成面と第1の受光部材29の反フィン形成
面との間に間隙40が形成されるように開先き部31の
先端が欠取り部28に当接している。
【0031】更に、第1の受光部材29の欠取り部28
と第2の受光部材32の開先き部31とは、両受光部材
29,29,32,32によって取り囲まれるビーム通
過室(内部空間)33の外方側から溶接41により相互
に接合され、ビーム通過室33の断面形状が一端から他
端へ向って徐々に減少する中空構造の受光部本体34が
構成されている。
と第2の受光部材32の開先き部31とは、両受光部材
29,29,32,32によって取り囲まれるビーム通
過室(内部空間)33の外方側から溶接41により相互
に接合され、ビーム通過室33の断面形状が一端から他
端へ向って徐々に減少する中空構造の受光部本体34が
構成されている。
【0032】36はジャケット本体であり、該ジャケッ
ト本体36は、前記の受光部本体34を取り囲むように
配置されている。
ト本体36は、前記の受光部本体34を取り囲むように
配置されている。
【0033】このジャケット本体36は、たとえばステ
ンレス鋼(SUS304)等により形成され、前記の受
光部本体34と略等しい全長を有している。
ンレス鋼(SUS304)等により形成され、前記の受
光部本体34と略等しい全長を有している。
【0034】37,38は閉塞部材であり、一方の閉塞
部材37は、ジャケット本体36の一端に接し且つ受光
部本体34の一端に外嵌するように設けられ、また、他
方の閉塞部材38は、ジャケット本体36の他端に接し
且つ受光部本体34の他端に外嵌するように設けられて
いる。
部材37は、ジャケット本体36の一端に接し且つ受光
部本体34の一端に外嵌するように設けられ、また、他
方の閉塞部材38は、ジャケット本体36の他端に接し
且つ受光部本体34の他端に外嵌するように設けられて
いる。
【0035】両閉塞部材37,38は、ジャケット本体
36並びに受光部本体34に対して溶接等の手段によっ
て接合されており、両閉塞部材37,38とジャケット
本体36の内側面と受光部本体34の外側面とによって
冷却媒体流路35を形成している。
36並びに受光部本体34に対して溶接等の手段によっ
て接合されており、両閉塞部材37,38とジャケット
本体36の内側面と受光部本体34の外側面とによって
冷却媒体流路35を形成している。
【0036】この冷却媒体流路35に水等の冷却媒体を
流通させるために、ジャケット本体36には、その内部
と外部とを連通する冷却媒体入口管25並びに冷却媒体
出口管26とが接続されている。
流通させるために、ジャケット本体36には、その内部
と外部とを連通する冷却媒体入口管25並びに冷却媒体
出口管26とが接続されている。
【0037】更に、前記の両閉塞部材37,38には、
連結用フランジ39がそれぞれ取り付けられており、上
述した構成を有する固定マスク装置を、先に述べた図7
に示す真空チェンバ本体20と連結して図5に示す放射
光ビームラインを形成できるようになっている。
連結用フランジ39がそれぞれ取り付けられており、上
述した構成を有する固定マスク装置を、先に述べた図7
に示す真空チェンバ本体20と連結して図5に示す放射
光ビームラインを形成できるようになっている。
【0038】以下、本実施例の固定マスク装置の作動を
説明する。
説明する。
【0039】図1から図4に示す固定マスク装置を組み
込んだ放射光ビームラインにおいて、該放射光ビームラ
インに放射光ビームsを通過させる際には、冷却媒体入
口管25から冷却媒体流路35に対して水等の冷却媒体
を連続的に供給するとともに、冷却媒体流路35に供給
された冷却媒体を冷却媒体出口管26から外部へ排出さ
せる。
込んだ放射光ビームラインにおいて、該放射光ビームラ
インに放射光ビームsを通過させる際には、冷却媒体入
口管25から冷却媒体流路35に対して水等の冷却媒体
を連続的に供給するとともに、冷却媒体流路35に供給
された冷却媒体を冷却媒体出口管26から外部へ排出さ
せる。
【0040】この状態で、固定マスク装置のビーム通過
室33に一端から他端へ向って放射光ビームsが進行す
ると、一端から他端へ向って断面形状が徐々に減少する
ビーム通過室33の形状に起因して、放射光ビームsの
アパーチャが制限される。
室33に一端から他端へ向って放射光ビームsが進行す
ると、一端から他端へ向って断面形状が徐々に減少する
ビーム通過室33の形状に起因して、放射光ビームsの
アパーチャが制限される。
【0041】このとき、受光部本体34を構成する第1
の受光部材29,29並びに第2の受光部材32,32
に放射ビームsが入射することにより各受光部材29,
29,32,32が熱エネルギーを受領するが、この熱
エネルギーは、フィン27,30を介して冷却媒体流路
35を流通する冷却媒体に伝達され、該冷却媒体によっ
てジャケット本体36の外部へ移送される。
の受光部材29,29並びに第2の受光部材32,32
に放射ビームsが入射することにより各受光部材29,
29,32,32が熱エネルギーを受領するが、この熱
エネルギーは、フィン27,30を介して冷却媒体流路
35を流通する冷却媒体に伝達され、該冷却媒体によっ
てジャケット本体36の外部へ移送される。
【0042】従って、本実施例においては、受光部本体
34に熱に起因する変形等が生じない。
34に熱に起因する変形等が生じない。
【0043】また、第2の受光部材32の反フィン形成
面と第1の受光部材29の反フィン形成面との間に間隙
40が形成されるようになっているので、第1の受光部
材29と第2の受光部材32の接合部分に放射光ビーム
が直接入射しない。
面と第1の受光部材29の反フィン形成面との間に間隙
40が形成されるようになっているので、第1の受光部
材29と第2の受光部材32の接合部分に放射光ビーム
が直接入射しない。
【0044】よって、両受光部材29,32の接合部分
に生じやすいガス溜り(間隙が形成されてガスを含有す
るする箇所)が加熱されることにより生じるガスの放出
を防止でき、ビーム通過室33真空性能の向上を図るこ
とができる。
に生じやすいガス溜り(間隙が形成されてガスを含有す
るする箇所)が加熱されることにより生じるガスの放出
を防止でき、ビーム通過室33真空性能の向上を図るこ
とができる。
【0045】なお、本発明は前述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0046】
【発明の効果】本発明の粒子加速器の固定マスク装置に
よれば、下記のごとき種々の優れた効果を奏し得る。
よれば、下記のごとき種々の優れた効果を奏し得る。
【0047】1)放射光ビームsが通過する内部空間3
3を有する受光部本体34を、それぞれ一対の第1の受
光部材29と第2の受光部材32とによって構成させて
いるので、受光部本体34を低コストで製作することが
できる。
3を有する受光部本体34を、それぞれ一対の第1の受
光部材29と第2の受光部材32とによって構成させて
いるので、受光部本体34を低コストで製作することが
できる。
【0048】2)第2の受光部材32の反フィン形成面
と第1の受光部材29の反フィン形成面との間に間隙4
0が形成されるようになっているので、第1の受光部材
29と第2の受光部材32の接合部分に放射光ビームが
直接入射せず、両受光部材29,32の接合部分に生じ
やすいガス溜りが加熱されることにより生じるガスの放
出を防止でき、ビーム通過室33真空性能の向上を図る
ことができる。
と第1の受光部材29の反フィン形成面との間に間隙4
0が形成されるようになっているので、第1の受光部材
29と第2の受光部材32の接合部分に放射光ビームが
直接入射せず、両受光部材29,32の接合部分に生じ
やすいガス溜りが加熱されることにより生じるガスの放
出を防止でき、ビーム通過室33真空性能の向上を図る
ことができる。
【図1】本発明の固定マスク装置の一実施例の概略を表
す側面図である。
す側面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1のIII−III矢視図である。
【図4】図1に関連する受光部材の溶接部の断面図であ
る。
る。
【図5】放射光を発生させるために使用されている荷電
粒子加速器の一例を示す平面図である。
粒子加速器の一例を示す平面図である。
【図6】図5に関連するアブソーバー装置の概略を表す
断面図である。
断面図である。
【図7】図5に関連する放射ビームラインの真空チェン
バ本体の外形図である。
バ本体の外形図である。
【図8】固定マスク装置の一例の概略を表す側面図であ
る。
る。
【図9】図8のIX−IX矢視図である。
【図10】図8のX−X矢視図である。
【符号の説明】 27 フィン 28 欠取り部 29 第1の受光部材 29a 板状部材 30 フィン 31 開先き部 32 第2の受光部材 32a 板状部材 33 ビーム通過室(内部空間) 34 受光部本体 35 冷却媒体流路 36 ジャケット本体 40 間隙
Claims (1)
- 【請求項1】 一端から他端へ向って徐々に板幅が減少
する板状部材(29a)の一面に放熱用のフィン(2
7)を形成し且つ前記の板状部材(29a)の他面の両
縁部分に一端から他端へ向って延びる欠取り部(28)
をそれぞれ形成した一対の第1の受光部材(29)と、
一端から他端へ向って徐々に板幅が減少する板状部材
(32a)の一面に放熱用のフィン(30)を形成し且
つ前記の板状部材(32a)の一面の両縁部分に一端か
ら他端へ向って延びる開先き部(31)をそれぞれ形成
した一対の第2の受光部材(32)とを有し、第1の受
光部材(29)を反フィン形成面が対向するように配置
し、第2の受光部材(32)を反フィン形成面が対向し
且つ第2の受光部材(32)の反フィン形成面と第1の
受光部材(29)の反フィン形成面との間に間隙(4
0)が形成されるように開先き部(31)の先端を欠取
り部(28)に当接させるとともに、欠取り部(28)
と開先き部(31)とを相互に接合して内部空間(3
3)の断面形状が一端から他端へ向って徐々に減少する
中空構造の受光部本体(34)を構成し、該受光部本体
(34)を取り囲むようにジャケット本体(36)を設
けて該ジャケット本体(36)の内側面と受光部本体
(34)の外側面との間に冷却媒体流路(35)を形成
させたことを特徴とする固定マスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23324294A JP3279093B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 固定マスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23324294A JP3279093B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 固定マスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0894798A true JPH0894798A (ja) | 1996-04-12 |
| JP3279093B2 JP3279093B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=16952003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23324294A Expired - Fee Related JP3279093B2 (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 固定マスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3279093B2 (ja) |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP23324294A patent/JP3279093B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3279093B2 (ja) | 2002-04-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |