JPH0894879A - 偏波保持ファイバ用光コネクタ - Google Patents
偏波保持ファイバ用光コネクタInfo
- Publication number
- JPH0894879A JPH0894879A JP23094994A JP23094994A JPH0894879A JP H0894879 A JPH0894879 A JP H0894879A JP 23094994 A JP23094994 A JP 23094994A JP 23094994 A JP23094994 A JP 23094994A JP H0894879 A JPH0894879 A JP H0894879A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrule
- plug housing
- pair
- plug
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 MU形光コネクタのような小型の光コネクタ
に対し、外力に対する接続特性の耐性を確保しながら、
フェルールの軸回りの角度に対する位置決めを精度良く
行い、偏波保持光ファイバへの適用を可能とする。 【構成】 フェルール2のフランジ21の外周を構成し
ている面の一部または全部が、該フェルール2の後端か
ら先端に向かって軸に直角な断面積が小さくなる方向に
テーパ面を成し、且つプラグハウジング11の前記フェ
ルールを保持する部分の内周面が前記フェルールのフラ
ンジ外周と同様のテーパ面を成し、接続する一対のプラ
グ1をアダプタに結合すると、一対のフェルールがそれ
ぞれプラグハウジングの内部に若干量押し込まれて前記
フェルール外周のテーパ面が該プラグハウジング内面の
テーパ面から離れ、該フェルールが該プラグハウジング
からフロートする構造にした。
に対し、外力に対する接続特性の耐性を確保しながら、
フェルールの軸回りの角度に対する位置決めを精度良く
行い、偏波保持光ファイバへの適用を可能とする。 【構成】 フェルール2のフランジ21の外周を構成し
ている面の一部または全部が、該フェルール2の後端か
ら先端に向かって軸に直角な断面積が小さくなる方向に
テーパ面を成し、且つプラグハウジング11の前記フェ
ルールを保持する部分の内周面が前記フェルールのフラ
ンジ外周と同様のテーパ面を成し、接続する一対のプラ
グ1をアダプタに結合すると、一対のフェルールがそれ
ぞれプラグハウジングの内部に若干量押し込まれて前記
フェルール外周のテーパ面が該プラグハウジング内面の
テーパ面から離れ、該フェルールが該プラグハウジング
からフロートする構造にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバを接続する
ための光コネクタに関し、偏波保持光ファイバ等、接続
する光ファイバの軸回りの角度を正確に合わせなければ
ならない場合に適用して好適である。
ための光コネクタに関し、偏波保持光ファイバ等、接続
する光ファイバの軸回りの角度を正確に合わせなければ
ならない場合に適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ相互間の接続に用いられる光
コネクタとしては、例えばJIS C 5973 に規定されてい
るF04 形単心光ファイバコネクタがあり、一般にSC形
光コネクタと呼ばれ、光伝送システム等に広く用いられ
ている。SC形光コネクタは、接続する光ファイバの端
部に固定されたフェルールと、そのフェルールを軸方向
に押圧するばねとともに内部に保持する一対のプラグハ
ウジングと、双方のフェルールを整列する弾性スリーブ
を内部に保持し、プラグハウジングと結合する接続アダ
プタとから構成される。前記フェルールはプラグハウジ
ング内部で、弾性スリーブは接続アダプタ内部でそれぞ
れフロートしており、接続した状態でプラグハウジング
や光ファイバコードに外力が作用してもフェルールや弾
性スリーブには力が作用しないため、極めて安定した接
続特性を実現している。
コネクタとしては、例えばJIS C 5973 に規定されてい
るF04 形単心光ファイバコネクタがあり、一般にSC形
光コネクタと呼ばれ、光伝送システム等に広く用いられ
ている。SC形光コネクタは、接続する光ファイバの端
部に固定されたフェルールと、そのフェルールを軸方向
に押圧するばねとともに内部に保持する一対のプラグハ
ウジングと、双方のフェルールを整列する弾性スリーブ
を内部に保持し、プラグハウジングと結合する接続アダ
プタとから構成される。前記フェルールはプラグハウジ
ング内部で、弾性スリーブは接続アダプタ内部でそれぞ
れフロートしており、接続した状態でプラグハウジング
や光ファイバコードに外力が作用してもフェルールや弾
性スリーブには力が作用しないため、極めて安定した接
続特性を実現している。
【0003】一方、光ファイバの中には、光の偏波状態
を一定に保持したまま伝搬する偏波保持光ファイバがあ
り、光の干渉等を利用するセンサや、光伝送装置の中で
も特に高速な光信号を処理する変調器などに用いられ
る。
を一定に保持したまま伝搬する偏波保持光ファイバがあ
り、光の干渉等を利用するセンサや、光伝送装置の中で
も特に高速な光信号を処理する変調器などに用いられ
る。
【0004】この偏波保持光ファイバは、光を伝搬する
コアの部分に複屈折を持っており、直線偏光をその複屈
折軸の向きに合わせて入射したときのみ偏波状態を保持
して光信号を伝搬する。したがって、偏波保持光ファイ
バ同士を接続する場合には、単に軸を精密に合わせるだ
けでなく、双方の複屈折軸の向きを正確に合わせなけれ
ばならない。
コアの部分に複屈折を持っており、直線偏光をその複屈
折軸の向きに合わせて入射したときのみ偏波状態を保持
して光信号を伝搬する。したがって、偏波保持光ファイ
バ同士を接続する場合には、単に軸を精密に合わせるだ
けでなく、双方の複屈折軸の向きを正確に合わせなけれ
ばならない。
【0005】ここで、偏波保持光ファイバに前述のSC
形光コネクタを適用しようとするとやっかいな問題が生
ずる。すなわち、フェルールのプラグハウジング内での
フロート量と、双方の光ファイバの軸回りの角度の位置
決め精度とは互いに相反する条件であるため、両者を満
足する構造を実現するのは難しい。そのため、例えば特
開平1−216304に記載されているように、フェル
ールのフランジの一方のキー溝を狭くすることによっ
て、必要なフロート量を確保しながら互いのフェルール
の軸回りの角度がほぼ一意に定まる構造を採用すること
によって、偏波保持光ファイバに適用できるSC形光コ
ネクタが実現している。また、さらに厳密な位置決めが
必要な場合には、特開平1−234807に記載されて
いるように、中間部材を介してフェルールをプラグハウ
ジングに保持する構造も提案されている。
形光コネクタを適用しようとするとやっかいな問題が生
ずる。すなわち、フェルールのプラグハウジング内での
フロート量と、双方の光ファイバの軸回りの角度の位置
決め精度とは互いに相反する条件であるため、両者を満
足する構造を実現するのは難しい。そのため、例えば特
開平1−216304に記載されているように、フェル
ールのフランジの一方のキー溝を狭くすることによっ
て、必要なフロート量を確保しながら互いのフェルール
の軸回りの角度がほぼ一意に定まる構造を採用すること
によって、偏波保持光ファイバに適用できるSC形光コ
ネクタが実現している。また、さらに厳密な位置決めが
必要な場合には、特開平1−234807に記載されて
いるように、中間部材を介してフェルールをプラグハウ
ジングに保持する構造も提案されている。
【0006】一方、光コネクタの中には、SC形光コネ
クタよりさらに小型の光コネクタとして、S.Iwano 等に
よる"ComPact and self-retentive multi-ferrule opti
calbackpanel connector"(IEEE Journal of Lightwave
Technology,vol.10,no.10,pp.1356-1362,Oct.1992) に
記載されているMU形光コネクタが実用化されている。
構造を図4に示す。MU形光コネクタに用いられるフェ
ルール2はSC形光コネクタの直径2.5mmの半分の
直径1.25mmであり、フランジ部22はSC形光コ
ネクタのようなキー溝を持たず、四角形の各角を面取り
した形状を有しており、同様の断面形状を有するプラグ
ハウジング12の内部で保持されることによってフェル
ール2の回転が規制される構造となっている。
クタよりさらに小型の光コネクタとして、S.Iwano 等に
よる"ComPact and self-retentive multi-ferrule opti
calbackpanel connector"(IEEE Journal of Lightwave
Technology,vol.10,no.10,pp.1356-1362,Oct.1992) に
記載されているMU形光コネクタが実用化されている。
構造を図4に示す。MU形光コネクタに用いられるフェ
ルール2はSC形光コネクタの直径2.5mmの半分の
直径1.25mmであり、フランジ部22はSC形光コ
ネクタのようなキー溝を持たず、四角形の各角を面取り
した形状を有しており、同様の断面形状を有するプラグ
ハウジング12の内部で保持されることによってフェル
ール2の回転が規制される構造となっている。
【0007】MU形光コネクタは、ブックシェルフ型の
実装方法におけるバックパネルを介した高密度プラグイ
ン接続を可能にするとともに、SC形光コネクタのよう
な単心光接続にも利用でき、小型であることから装置内
部、例えばプリント基板上での光配線にも適している。
実装方法におけるバックパネルを介した高密度プラグイ
ン接続を可能にするとともに、SC形光コネクタのよう
な単心光接続にも利用でき、小型であることから装置内
部、例えばプリント基板上での光配線にも適している。
【0008】偏波保持光ファイバは主に装置の内部、例
えばLD光源から外部変調器、あるいは光スイッチとの
接続等に用いられる。そのため、偏波保持光ファイバ用
のコネクタとしては、SC光コネクタよりさらに小型
で、プラグイン接続が可能なものが求められており、前
述のMU形光コネクタが偏波保持光ファイバに応用でき
れば、その用途は広い。
えばLD光源から外部変調器、あるいは光スイッチとの
接続等に用いられる。そのため、偏波保持光ファイバ用
のコネクタとしては、SC光コネクタよりさらに小型
で、プラグイン接続が可能なものが求められており、前
述のMU形光コネクタが偏波保持光ファイバに応用でき
れば、その用途は広い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】MU形光コネクタを偏
波保持光ファイバに適用しようとした場合、前述のフェ
ルールフロート量と軸回りの角度の位置決めという相反
する条件を満たすことは、SC形光コネクタに比べては
るかに困難である。なぜならば、図5に示すように、M
U形光コネクタに用いられるフェルール2のフランジ2
2はSC形光コネクタに比べ外形が細く、プラグハウジ
ング12との僅かな隙間によっても大きく傾く可能性が
あるためである。例えば、プラグハウジング12に対す
るフェルール2のフロート量が各方向0.1mmであっ
た場合、最大傾き角は、同図(a)に示す基準位置から
同図(b)に示す最大傾き角まで、 cos-1(2.6/3.1)−cos-1(2.8/3.
1)=7.6° 傾くことになり、接続する双方のフェルール間の傾きは
最悪15.2°となる。この場合の偏波クロストーク
は、 10log(tan2 (15.2°))=−11.3
(dB) となり、偏波保持ファイバ用光コネクタとしては全く役
に立たない。フロート量を各方向0.05mmにしたと
しても、最大傾き角は基準位置より3.6°であり、最
悪偏波クロストークは−18.1dBとなる。これ以上
フロート量を小さくすることは寸法公差の点で困難であ
るばかりか、2重嵌合構造本来の役割も果たせなくな
る。
波保持光ファイバに適用しようとした場合、前述のフェ
ルールフロート量と軸回りの角度の位置決めという相反
する条件を満たすことは、SC形光コネクタに比べては
るかに困難である。なぜならば、図5に示すように、M
U形光コネクタに用いられるフェルール2のフランジ2
2はSC形光コネクタに比べ外形が細く、プラグハウジ
ング12との僅かな隙間によっても大きく傾く可能性が
あるためである。例えば、プラグハウジング12に対す
るフェルール2のフロート量が各方向0.1mmであっ
た場合、最大傾き角は、同図(a)に示す基準位置から
同図(b)に示す最大傾き角まで、 cos-1(2.6/3.1)−cos-1(2.8/3.
1)=7.6° 傾くことになり、接続する双方のフェルール間の傾きは
最悪15.2°となる。この場合の偏波クロストーク
は、 10log(tan2 (15.2°))=−11.3
(dB) となり、偏波保持ファイバ用光コネクタとしては全く役
に立たない。フロート量を各方向0.05mmにしたと
しても、最大傾き角は基準位置より3.6°であり、最
悪偏波クロストークは−18.1dBとなる。これ以上
フロート量を小さくすることは寸法公差の点で困難であ
るばかりか、2重嵌合構造本来の役割も果たせなくな
る。
【0010】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、MU形光コネクタのような小型の光コネクタに対
し、光コネクタ接続時にフェルールがハウジングよりフ
ロートし、外力に対する接続特性の耐性を確保しなが
ら、フェルールの軸回りの角度に対する位置決めを精度
良く行い、偏波保持光ファイバへの適用を可能とするこ
とを目的とする。
で、MU形光コネクタのような小型の光コネクタに対
し、光コネクタ接続時にフェルールがハウジングよりフ
ロートし、外力に対する接続特性の耐性を確保しなが
ら、フェルールの軸回りの角度に対する位置決めを精度
良く行い、偏波保持光ファイバへの適用を可能とするこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の偏波保持ファイバ用光コネクタは、軸に直角
な断面が多角形状のフランジ部を有し、結合されるべき
2つの光フィイバの端部をそれぞれ固定する一対のフェ
ルールと、該フェルールを軸方向に摺動自在に保持する
プラグハウジングと、該プラグハウジングに内蔵され前
記フェルールを軸方向に付勢するばねとで構成される一
対のプラグと、前記各光ファイバの端部が相互に軸方向
に整列・連結されるように前記一対のフェルールを嵌合
して突き合わせる弾性スリーブと、該弾性スリーブを内
部に浮かして保持するスリーブとで構成される接続アダ
プタと、によって形成され、前記各フェルールが前記弾
性スリーブに嵌入されると共に、接続される一対のプラ
グハウジングが前記接続アダプタに結合する光コネクタ
において、前記フェルールのフランジ部の外周を構成し
ている面の一部または全部が、前記フェルールの後端か
ら先端に向かって軸に直角な断面積が小さくなる方向に
テーパ面を成しており、前記プラグハウジングの前記フ
ェルールを保持する部分の内周面が前記フェルールのフ
ランジ外周部と同様の形状のテーパ面を成しており、プ
ラグを接続しない状態では前記フェルールのフランジ部
の外周面が前記ばねによって前記プラグハウジングの内
周面に押し付けられて固定しており、接続する一対のプ
ラグを前記アダプタに結合すると、前記一対のフェルー
ルがそれぞれプラグハウジングの内部に若干量押し込ま
れて前記フェルール外周のテーパ面が該プラグハウジン
グ内面のテーパ面から離れ、該フェルールが該プラグハ
ウジングからフロートする構造であることを特徴とす
る。
の本発明の偏波保持ファイバ用光コネクタは、軸に直角
な断面が多角形状のフランジ部を有し、結合されるべき
2つの光フィイバの端部をそれぞれ固定する一対のフェ
ルールと、該フェルールを軸方向に摺動自在に保持する
プラグハウジングと、該プラグハウジングに内蔵され前
記フェルールを軸方向に付勢するばねとで構成される一
対のプラグと、前記各光ファイバの端部が相互に軸方向
に整列・連結されるように前記一対のフェルールを嵌合
して突き合わせる弾性スリーブと、該弾性スリーブを内
部に浮かして保持するスリーブとで構成される接続アダ
プタと、によって形成され、前記各フェルールが前記弾
性スリーブに嵌入されると共に、接続される一対のプラ
グハウジングが前記接続アダプタに結合する光コネクタ
において、前記フェルールのフランジ部の外周を構成し
ている面の一部または全部が、前記フェルールの後端か
ら先端に向かって軸に直角な断面積が小さくなる方向に
テーパ面を成しており、前記プラグハウジングの前記フ
ェルールを保持する部分の内周面が前記フェルールのフ
ランジ外周部と同様の形状のテーパ面を成しており、プ
ラグを接続しない状態では前記フェルールのフランジ部
の外周面が前記ばねによって前記プラグハウジングの内
周面に押し付けられて固定しており、接続する一対のプ
ラグを前記アダプタに結合すると、前記一対のフェルー
ルがそれぞれプラグハウジングの内部に若干量押し込ま
れて前記フェルール外周のテーパ面が該プラグハウジン
グ内面のテーパ面から離れ、該フェルールが該プラグハ
ウジングからフロートする構造であることを特徴とす
る。
【0012】
【作用】光コネクタが接続されていない状態ではフェル
ールのフランジのテーパ面がプラグハウジング内面のテ
ーパ面にばねで押しつけられているため、フェルールの
軸回りの角度は設定値に精度良く保持されている。光コ
ネクタを接続すると双方のフェルールが接続アダプタ内
部で突き当たり、プラグハウジング内部に押し込まれる
ため、フェルールのフランジはプラグハウジング内面の
テーパ面から離れ、フロートする。この時点では既にフ
ェルールは接続アダプタ内の弾性スリーブに挿入されて
いるため、フェルールは回転せず、初期の位置のまま双
方のプラグは結合する。本構造により、フェルールの軸
回りの角度に対する精度良い位置決めと、フェルールが
フロートすることによる2重嵌合構造と、2つの相反す
る条件を両立させることが可能である。
ールのフランジのテーパ面がプラグハウジング内面のテ
ーパ面にばねで押しつけられているため、フェルールの
軸回りの角度は設定値に精度良く保持されている。光コ
ネクタを接続すると双方のフェルールが接続アダプタ内
部で突き当たり、プラグハウジング内部に押し込まれる
ため、フェルールのフランジはプラグハウジング内面の
テーパ面から離れ、フロートする。この時点では既にフ
ェルールは接続アダプタ内の弾性スリーブに挿入されて
いるため、フェルールは回転せず、初期の位置のまま双
方のプラグは結合する。本構造により、フェルールの軸
回りの角度に対する精度良い位置決めと、フェルールが
フロートすることによる2重嵌合構造と、2つの相反す
る条件を両立させることが可能である。
【0013】
【実施例】以下添付図面に基づいて偏波保持ファイバ用
光コネクタの一実施例を説明する。図1は本発明に係る
偏波保持ファイバ用光コネクタの構造を表し、同図
(a)はその正面図、同図(b)は一部側断面図であ
り、図2はフェルールの構造を表し、同図(a)はその
正面図、同図(b)は側面図であり、図3はフェルール
とプラグハウジングの位置関係を表し、同図(a)はプ
ラグを接続していない状態図、同図(b)はプラグを接
続した状態図である。
光コネクタの一実施例を説明する。図1は本発明に係る
偏波保持ファイバ用光コネクタの構造を表し、同図
(a)はその正面図、同図(b)は一部側断面図であ
り、図2はフェルールの構造を表し、同図(a)はその
正面図、同図(b)は側面図であり、図3はフェルール
とプラグハウジングの位置関係を表し、同図(a)はプ
ラグを接続していない状態図、同図(b)はプラグを接
続した状態図である。
【0014】図示のように、フェルール2のフランジ2
1の外周は多角形の角を面取りした形状をなすと共に、
前下りのテーパ面を成しており、プラグハウジング11
内面のテーパ面に沿って保持されている。その詳細は、
図3に示すように、プラグ1を接続していない状態では
フェルール2のフランジ21はばね3に付勢されてプラ
グハウジング11に接触している(図3の(a)参照)
が、プラグ1が接続されるとフェルール2はプラグハウ
ジング11内に押し込まれ、フランジ21はプラグハウ
ジング11から離れてフロートする(図3の(b)参
照)。
1の外周は多角形の角を面取りした形状をなすと共に、
前下りのテーパ面を成しており、プラグハウジング11
内面のテーパ面に沿って保持されている。その詳細は、
図3に示すように、プラグ1を接続していない状態では
フェルール2のフランジ21はばね3に付勢されてプラ
グハウジング11に接触している(図3の(a)参照)
が、プラグ1が接続されるとフェルール2はプラグハウ
ジング11内に押し込まれ、フランジ21はプラグハウ
ジング11から離れてフロートする(図3の(b)参
照)。
【0015】この時点では既にフェルール2は接続アダ
プタ内の弾性スリーブに挿入されているため、フェルー
ル2は回転せず、初期の位置のまま双方のプラグ1は結
合する。本構造により、フェルール2の軸回り角度に対
する精度良い位置決めと、フェルール2がフロートする
ことによる2重嵌合構造と、2つの相反する条件を両立
させることが可能である。
プタ内の弾性スリーブに挿入されているため、フェルー
ル2は回転せず、初期の位置のまま双方のプラグ1は結
合する。本構造により、フェルール2の軸回り角度に対
する精度良い位置決めと、フェルール2がフロートする
ことによる2重嵌合構造と、2つの相反する条件を両立
させることが可能である。
【0016】なお、使用する接続アダプタは通常のMU
形光コネクタに用いられる接続アダプタで差し支えな
く、特別の構造は不要である。
形光コネクタに用いられる接続アダプタで差し支えな
く、特別の構造は不要である。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による偏波保
持ファイバ用光コネクタは、フェルールのフランジ外周
をテーパ面としたので、フェルールの軸回りの角度に対
する精度良い位置決めと、フェルールがフロートするこ
とによる2重嵌合構造と、2つの相反する条件を両立さ
せることが可能である。そのためMU形光コネクタのよ
うな小型の光コネクタにおいても、フェルールの軸回り
の角度に対する高い精度が要求される偏波保持光ファイ
バの接続に利用することが可能となり、小型の光コネク
タが要求される装置内部の光配線等に偏波保持光ファイ
バを利用する場合に極めて有利な偏波保持ファイバ用光
コネクタを提供することが可能である。
持ファイバ用光コネクタは、フェルールのフランジ外周
をテーパ面としたので、フェルールの軸回りの角度に対
する精度良い位置決めと、フェルールがフロートするこ
とによる2重嵌合構造と、2つの相反する条件を両立さ
せることが可能である。そのためMU形光コネクタのよ
うな小型の光コネクタにおいても、フェルールの軸回り
の角度に対する高い精度が要求される偏波保持光ファイ
バの接続に利用することが可能となり、小型の光コネク
タが要求される装置内部の光配線等に偏波保持光ファイ
バを利用する場合に極めて有利な偏波保持ファイバ用光
コネクタを提供することが可能である。
【図1】本発明の一実施例に係る偏波保持ファイバ用光
コネクタの構造を表し、同図(a)はその正面図、同図
(b)はその一部側断面図である。
コネクタの構造を表し、同図(a)はその正面図、同図
(b)はその一部側断面図である。
【図2】同じくフェルールの構造を説明する図であり、
同図(a)はその正面図、同図(b)はその側面図であ
る。
同図(a)はその正面図、同図(b)はその側面図であ
る。
【図3】同じくフェルールとプラグハウジングの位置関
係を説明する図であり、同図(a)はプラグを接続して
いない状態図、同図(b)はプラグを接続した状態図で
ある。
係を説明する図であり、同図(a)はプラグを接続して
いない状態図、同図(b)はプラグを接続した状態図で
ある。
【図4】従来のMU形光コネクタの構造を表す図であ
り、同図(a)はその正面図、同図(b)はその一部側
断面図である。
り、同図(a)はその正面図、同図(b)はその一部側
断面図である。
【図5】同じくフェルールの軸回りの角度に対する位置
決め精度を説明する図であり、同図(a)は基準位置を
示す図、同図(b)は回転した状態を示す図である。
決め精度を説明する図であり、同図(a)は基準位置を
示す図、同図(b)は回転した状態を示す図である。
1 プラグ 11,12 プラグハウジング 2 フェルール 21,22 フランジ
Claims (1)
- 【請求項1】 軸に直角な断面が多角形状のフランジ部
を有し、結合されるべき2つの光フィイバの端部をそれ
ぞれ固定する一対のフェルールと、 該フェルールを軸方向に摺動自在に保持するプラグハウ
ジングと、該プラグハウジングに内蔵され前記フェルー
ルを軸方向に付勢するばねとで構成される一対のプラグ
と、 前記各光ファイバの端部が相互に軸方向に整列・連結さ
れるように前記一対のフェルールを嵌合して突き合わせ
る弾性スリーブと、該弾性スリーブを内部に浮かして保
持するスリーブとで構成される接続アダプタと、 によって形成され、 前記各フェルールが前記弾性スリーブに嵌入されると共
に、接続される一対のプラグハウジングが前記接続アダ
プタに結合する光コネクタにおいて、 前記フェルールのフランジ部の外周を構成している面の
一部または全部が、前記フェルールの後端から先端に向
かって軸に直角な断面積が小さくなる方向にテーパ面を
成しており、 前記プラグハウジングの前記フェルールを保持する部分
の内周面が前記フェルールのフランジ外周部と同様の形
状のテーパ面を成しており、 プラグを接続しない状態では前記フェルールのフランジ
部の外周面が前記ばねによって前記プラグハウジングの
内周面に押し付けられて固定しており、 接続する一対のプラグを前記アダプタに結合すると、前
記一対のフェルールがそれぞれプラグハウジングの内部
に若干量押し込まれて前記フェルール外周のテーパ面が
該プラグハウジング内面のテーパ面から離れ、該フェル
ールが該プラグハウジングからフロートする構造である
ことを特徴とする偏波保持ファイバ用光コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23094994A JPH0894879A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 偏波保持ファイバ用光コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23094994A JPH0894879A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 偏波保持ファイバ用光コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0894879A true JPH0894879A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16915847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23094994A Pending JPH0894879A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 偏波保持ファイバ用光コネクタ |
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|---|---|
| JP (1) | JPH0894879A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-09-27 JP JP23094994A patent/JPH0894879A/ja active Pending
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