JPH0895697A - 筆記ペン、筆記情報処理方法及び加速度検出装置 - Google Patents
筆記ペン、筆記情報処理方法及び加速度検出装置Info
- Publication number
- JPH0895697A JPH0895697A JP6229290A JP22929094A JPH0895697A JP H0895697 A JPH0895697 A JP H0895697A JP 6229290 A JP6229290 A JP 6229290A JP 22929094 A JP22929094 A JP 22929094A JP H0895697 A JPH0895697 A JP H0895697A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- writing
- pen
- circuit
- acceleration
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 title claims abstract description 164
- 230000010365 information processing Effects 0.000 title claims description 19
- 238000003672 processing method Methods 0.000 title claims description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 137
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 49
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 22
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 94
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 23
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 22
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 21
- 230000006870 function Effects 0.000 description 19
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 11
- 230000008569 process Effects 0.000 description 9
- 230000008859 change Effects 0.000 description 8
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 7
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 4
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 4
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 4
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 238000013144 data compression Methods 0.000 description 2
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 238000004422 calculation algorithm Methods 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000005288 electromagnetic effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000003909 pattern recognition Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Document Processing Apparatus (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ペン先の筆跡を正確に表した動き信号を得
る。動き信号の文字当りのデータ量を少なくする。小
型、高精度の加速度検出装置を実現する。 【構成】 ペン先から異なる距離に複数の動き検出手段
103、104を設け、これら検出手段からの動き信号
に基づいてペン先位置での動き信号を得る。筆記情報は
移動軌跡上の各点に対応した時系列の座標データでな
る。過去の複数の座標データに基づいて、次の座標デー
タの位置を予測し、予測誤差に基づいて次の座標データ
を適宜破棄する。加速度による外力が加わったときに所
定方向にのみ一体的に可動し得るように設けられた2個
のコイルの内、第1のコイルから加速度に応じた誘起電
圧を出力させ、この誘起電圧に応じた駆動電流を形成し
て第2のコイルに与え、第2のコイルに第1のコイルに
対する可動力と等しい逆方向の力を発生させるようにす
る。そして、上記駆動電流に比例した電圧を加速度信号
とする。
る。動き信号の文字当りのデータ量を少なくする。小
型、高精度の加速度検出装置を実現する。 【構成】 ペン先から異なる距離に複数の動き検出手段
103、104を設け、これら検出手段からの動き信号
に基づいてペン先位置での動き信号を得る。筆記情報は
移動軌跡上の各点に対応した時系列の座標データでな
る。過去の複数の座標データに基づいて、次の座標デー
タの位置を予測し、予測誤差に基づいて次の座標データ
を適宜破棄する。加速度による外力が加わったときに所
定方向にのみ一体的に可動し得るように設けられた2個
のコイルの内、第1のコイルから加速度に応じた誘起電
圧を出力させ、この誘起電圧に応じた駆動電流を形成し
て第2のコイルに与え、第2のコイルに第1のコイルに
対する可動力と等しい逆方向の力を発生させるようにす
る。そして、上記駆動電流に比例した電圧を加速度信号
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筆跡を電子的な筆記情
報に変換する筆記ペン、記憶構成を有するこのような筆
記ペンに適用するのに好適な筆記情報処理方法、及び、
一般的な筆記機能をも有する筆跡を電子的な筆記情報に
変換する筆記ペンに適用するのに好適な加速度検出装置
に関するものである。
報に変換する筆記ペン、記憶構成を有するこのような筆
記ペンに適用するのに好適な筆記情報処理方法、及び、
一般的な筆記機能をも有する筆跡を電子的な筆記情報に
変換する筆記ペンに適用するのに好適な加速度検出装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】筆記情報を電子化する筆記ペン装置を適
用している装置として、ペン入力コンピュータが実現さ
れている。ペン入力コンピュータの特徴は、筆記ペン装
置として表示一体型のタブレットを持っている点であ
る。ユーザは、画面上に入力ペンで文字を筆記すれば、
筆跡が表示され、さらにオンライン手書き認識により文
字として入力することができる。特公平5−25148
号公報には、入力部としてのタブレットに出力装置とし
ての表示部の機能を合わせ持たせたオンライン文字認識
装置について示されており、また、ペン入力コンピュー
タに必要な手書き入力による文字入力技術が示されてい
る。
用している装置として、ペン入力コンピュータが実現さ
れている。ペン入力コンピュータの特徴は、筆記ペン装
置として表示一体型のタブレットを持っている点であ
る。ユーザは、画面上に入力ペンで文字を筆記すれば、
筆跡が表示され、さらにオンライン手書き認識により文
字として入力することができる。特公平5−25148
号公報には、入力部としてのタブレットに出力装置とし
ての表示部の機能を合わせ持たせたオンライン文字認識
装置について示されており、また、ペン入力コンピュー
タに必要な手書き入力による文字入力技術が示されてい
る。
【0003】これが小形化され携帯端末化されたもの
は、文房具のような個々人のパーソナルな存在となると
考えられ、小形化や使いやすさの実現が課題となってい
る。
は、文房具のような個々人のパーソナルな存在となると
考えられ、小形化や使いやすさの実現が課題となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ペン入
力コンピュータが、文房具のような個々人のパーソナル
な存在となるためには、以下のような欠点があった。
力コンピュータが、文房具のような個々人のパーソナル
な存在となるためには、以下のような欠点があった。
【0005】(1)タブレットからの信号処理系にオン
ライン認識機能があるが、筆記情報をユーザに提示する
ために、少なくとも表示一体型のタブレットで構成され
る端末を携帯する必要がある。すなわち、大形化し、携
帯性が充分ではない。
ライン認識機能があるが、筆記情報をユーザに提示する
ために、少なくとも表示一体型のタブレットで構成され
る端末を携帯する必要がある。すなわち、大形化し、携
帯性が充分ではない。
【0006】(2)文房具のような個々人のパーソナル
な存在としては、従来の紙に従来の筆記ペンで書いた場
合と同等の機能性の実現が最低限必要である。しかし、
タブレットへの筆記は、従来の紙に従来の筆記ペンで書
いた場合と異なった感触になり、ユーザにとって違和感
がある。
な存在としては、従来の紙に従来の筆記ペンで書いた場
合と同等の機能性の実現が最低限必要である。しかし、
タブレットへの筆記は、従来の紙に従来の筆記ペンで書
いた場合と異なった感触になり、ユーザにとって違和感
がある。
【0007】(3)ペン入力コンピュータにも検索機能
を持たせることができるが、従来の手帳の使いやすさ、
すなわちページめくり風の検索機能の実現は容易ではな
い。
を持たせることができるが、従来の手帳の使いやすさ、
すなわちページめくり風の検索機能の実現は容易ではな
い。
【0008】(4)文字認識と描画の融合といったサー
ビス面での発展性や認識方式の改良等による機能アップ
のためには、表示一体型のタブレットで構成される端末
のバージョンアップが必要となり、旧製品購入者に対す
るフォローが容易ではない。
ビス面での発展性や認識方式の改良等による機能アップ
のためには、表示一体型のタブレットで構成される端末
のバージョンアップが必要となり、旧製品購入者に対す
るフォローが容易ではない。
【0009】そのため、文房具のような個々人のパーソ
ナルな存在としての、しかも電気的処理に容易に応じら
れる既存文房具と同様な使用形態が可能な筆記ペンが求
められており、また、そのような筆記ペンを実現できる
周辺技術の確立が求められている。
ナルな存在としての、しかも電気的処理に容易に応じら
れる既存文房具と同様な使用形態が可能な筆記ペンが求
められており、また、そのような筆記ペンを実現できる
周辺技術の確立が求められている。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明の筆記ペンは、筆跡を電子的な筆記情
報に変換する筆記情報検出手段が、以下の各部で構成さ
れていることを特徴とする。
め、第1の本発明の筆記ペンは、筆跡を電子的な筆記情
報に変換する筆記情報検出手段が、以下の各部で構成さ
れていることを特徴とする。
【0011】すなわち、筆記情報検出手段が、当該筆記
ペンが筆記面に接しているか否かを検出してペンアップ
・ダウン信号を出力するペンアップ・ダウン検出手段
と、当該筆記ペンの移動を検出して動き信号を出力す
る、ペン先から異なる距離に設けられた複数の動き検出
手段と、これら複数の動き検出部からの動き信号に基づ
いて、ペン先位置での動き信号を得て出力するペン先動
き検出手段とで構成されていることを特徴とする。
ペンが筆記面に接しているか否かを検出してペンアップ
・ダウン信号を出力するペンアップ・ダウン検出手段
と、当該筆記ペンの移動を検出して動き信号を出力す
る、ペン先から異なる距離に設けられた複数の動き検出
手段と、これら複数の動き検出部からの動き信号に基づ
いて、ペン先位置での動き信号を得て出力するペン先動
き検出手段とで構成されていることを特徴とする。
【0012】また、第2の本発明は、筆記ペンの移動軌
跡上の各点に対応した時系列の座標データでなる筆記情
報を圧縮する筆記情報処理方法において、過去の複数の
座標データに基づいて、次の座標データの位置を予測
し、予測誤差に基づいて、次の座標データを破棄するか
否かを判定することを特徴とする。
跡上の各点に対応した時系列の座標データでなる筆記情
報を圧縮する筆記情報処理方法において、過去の複数の
座標データに基づいて、次の座標データの位置を予測
し、予測誤差に基づいて、次の座標データを破棄するか
否かを判定することを特徴とする。
【0013】さらに、第3の本発明の加速度検出装置
は、所定方向にのみ一体的に可動し得るように設けられ
た第1及び第2のコイルと、第1及び第2のコイルにそ
れぞれ、磁界を印加する第1及び第2の磁界印加手段
と、第1のコイルの可動時にこの第1のコイルに誘起さ
れた電圧を増幅して第2のコイルに駆動電流を与え、第
2のコイルに、第1のコイルに対する可動力と等しい電
磁力を発生させる第1の増幅回路と、第1のコイルに誘
起された電圧を増幅して加速度検出信号として外部に出
力する第2の増幅回路とを備えたことを特徴とする。
は、所定方向にのみ一体的に可動し得るように設けられ
た第1及び第2のコイルと、第1及び第2のコイルにそ
れぞれ、磁界を印加する第1及び第2の磁界印加手段
と、第1のコイルの可動時にこの第1のコイルに誘起さ
れた電圧を増幅して第2のコイルに駆動電流を与え、第
2のコイルに、第1のコイルに対する可動力と等しい電
磁力を発生させる第1の増幅回路と、第1のコイルに誘
起された電圧を増幅して加速度検出信号として外部に出
力する第2の増幅回路とを備えたことを特徴とする。
【0014】
【作用】筆記ペンに動き検出器を設けて筆記情報を得る
場合には、タブレット等とは異なって、筆記ストローク
か、筆記ストローク間の移動かを動き信号からでは判別
できない。
場合には、タブレット等とは異なって、筆記ストローク
か、筆記ストローク間の移動かを動き信号からでは判別
できない。
【0015】そこで、第1の本発明においては、当該筆
記ペンが筆記面に接しているか否かを検出してペンアッ
プ・ダウン信号を出力するペンアップ・ダウン検出手段
を設けている。
記ペンが筆記面に接しているか否かを検出してペンアッ
プ・ダウン信号を出力するペンアップ・ダウン検出手段
を設けている。
【0016】動き検出手段の構成によっては動き検出手
段をペン先に取り付けられないことがあり、また、電子
的な筆記情報を得る機能に加えて一般的筆記機能を有す
る筆記ペンでは、動き検出手段をペン先に取り付けられ
ない。このような場合に、動き検出手段をペン先より上
方に取り付けることになるが、この場合、得られた動き
信号は、ペン先の動き(筆跡)と必ずしも一致しない。
段をペン先に取り付けられないことがあり、また、電子
的な筆記情報を得る機能に加えて一般的筆記機能を有す
る筆記ペンでは、動き検出手段をペン先に取り付けられ
ない。このような場合に、動き検出手段をペン先より上
方に取り付けることになるが、この場合、得られた動き
信号は、ペン先の動き(筆跡)と必ずしも一致しない。
【0017】そこで、第1の本発明においては、ペン先
から異なる距離に複数の動き検出手段を設け、ペン先動
き検出手段が、これら複数の動き検出手段からの動き信
号に基づいて、ペン先位置での動き信号を得て出力する
こととした。
から異なる距離に複数の動き検出手段を設け、ペン先動
き検出手段が、これら複数の動き検出手段からの動き信
号に基づいて、ペン先位置での動き信号を得て出力する
こととした。
【0018】また、例えば、筆記情報の記憶機能を備え
る筆記ペンにおいては、記憶容量を大きくできず、筆記
情報をさほど記憶できない。また、筆記情報を転送する
場合であっても、その転送時間を短くすることから筆記
情報が少ないことが求められる場合がある。このよう
に、筆記文字やストローク当りの筆記情報量を少なくす
ることが求められる場合が多い。
る筆記ペンにおいては、記憶容量を大きくできず、筆記
情報をさほど記憶できない。また、筆記情報を転送する
場合であっても、その転送時間を短くすることから筆記
情報が少ないことが求められる場合がある。このよう
に、筆記文字やストローク当りの筆記情報量を少なくす
ることが求められる場合が多い。
【0019】そこで、第2の本発明は、文字は直線のス
トロークが多いため、筆記情報を移動軌跡上の各点に対
応した時系列の座標データとすると、過去の複数の座標
データに基づいて、次の座標データの位置を予測できる
ことに基づき、次の座標データの位置を予測することと
し、予測誤差が大きいときに、次の座標データを破棄し
て文字やストローク当りの筆記情報量を削減することと
した。
トロークが多いため、筆記情報を移動軌跡上の各点に対
応した時系列の座標データとすると、過去の複数の座標
データに基づいて、次の座標データの位置を予測できる
ことに基づき、次の座標データの位置を予測することと
し、予測誤差が大きいときに、次の座標データを破棄し
て文字やストローク当りの筆記情報量を削減することと
した。
【0020】さらに、加速度検出装置の小形化が求めら
れることが多い。例えば、筆記情報の記憶機能を備える
筆記ペンの動き検出手段の構成要素として用いられる加
速度検出装置は、筆記ペンの大きさの制約から小形化が
求められる。しかし、小形化すると、加速度に応じた作
用力を受けて可動する部分の可動長さ等を大きくでき
ず、加速度検出信号のダイナミックレンジが小さくなり
易い。そのため、加速度検出信号を利用して得る信号の
精度も低下し易い。例えば、このような加速度検出装置
を筆記ペンの動き検出手段の構成要素として用いた場
合、得られた筆記情報の精度が低下することがある。
れることが多い。例えば、筆記情報の記憶機能を備える
筆記ペンの動き検出手段の構成要素として用いられる加
速度検出装置は、筆記ペンの大きさの制約から小形化が
求められる。しかし、小形化すると、加速度に応じた作
用力を受けて可動する部分の可動長さ等を大きくでき
ず、加速度検出信号のダイナミックレンジが小さくなり
易い。そのため、加速度検出信号を利用して得る信号の
精度も低下し易い。例えば、このような加速度検出装置
を筆記ペンの動き検出手段の構成要素として用いた場
合、得られた筆記情報の精度が低下することがある。
【0021】そこで、第3の本発明の加速度検出装置
は、加速度による外力が加わったときに、所定方向にの
み一体的に可動し得るように設けられた2個のコイルの
内、第1のコイルから加速度に応じた誘起電圧を出力さ
せると共に、第1の増幅回路によってこの誘起電圧に応
じた駆動電流を形成して第2のコイルに与え、第2のコ
イルに、第1のコイルに対する可動力と等しい逆方向の
力を発生させるようにした。これにより、第3の本発明
の加速度検出装置は、第2のコイルの駆動増幅回路によ
り、移動量は少なくても十分なダイナミックレンジを有
する駆動電流に比例した電圧を加速度検出信号として外
部に出力する。
は、加速度による外力が加わったときに、所定方向にの
み一体的に可動し得るように設けられた2個のコイルの
内、第1のコイルから加速度に応じた誘起電圧を出力さ
せると共に、第1の増幅回路によってこの誘起電圧に応
じた駆動電流を形成して第2のコイルに与え、第2のコ
イルに、第1のコイルに対する可動力と等しい逆方向の
力を発生させるようにした。これにより、第3の本発明
の加速度検出装置は、第2のコイルの駆動増幅回路によ
り、移動量は少なくても十分なダイナミックレンジを有
する駆動電流に比例した電圧を加速度検出信号として外
部に出力する。
【0022】
(A)第1実施例 以下、本発明の第1実施例について図面を参照しながら
詳述する。
詳述する。
【0023】(A−1)第1実施例の構成 図1は、第1実施例の筆記ペンの筆記情報検出機構等の
配置を示す配置図である。
配置を示す配置図である。
【0024】図1において、第1実施例の筆記ペン10
0は、シャープペンシルやボールペン等の一般的な筆記
ペンと同様に、全体の外形が先端が縮径している筒体で
なっているものである。筆記ペン100は、大きくは、
筆記紙面に筆跡をインク等で記録させるための交換可能
なペン先部101と、筆記情報を電子化して保存する機
能を担う、ペン先部101に接続されている筆記情報電
子化保存部102とから構成されている。
0は、シャープペンシルやボールペン等の一般的な筆記
ペンと同様に、全体の外形が先端が縮径している筒体で
なっているものである。筆記ペン100は、大きくは、
筆記紙面に筆跡をインク等で記録させるための交換可能
なペン先部101と、筆記情報を電子化して保存する機
能を担う、ペン先部101に接続されている筆記情報電
子化保存部102とから構成されている。
【0025】筆記情報電子化保存部102には、物理量
の検出センサとして、加速度を検出する2個の加速度検
出部103及び104と、ペン先の摩擦振動を検出する
ペン先ノイズ検出部105とが設けられている。ペン先
ノイズ検出部105は、ペン先部101に連続する位置
に実装されており、一方の加速度検出部103はペン先
端から距離aだけ離間した位置に実装されており、他方
の加速度検出部104はペン先端から距離b(b<a)
だけ離間した位置に実装されられている。このように、
2個の加速度検出部103及び104は、ペン先から軸
芯方向に異なる位置に設けられている。以下、加速度検
出部103を遠端側加速度検出部と呼び、加速度検出部
104を先端側加速度検出部と呼ぶ。
の検出センサとして、加速度を検出する2個の加速度検
出部103及び104と、ペン先の摩擦振動を検出する
ペン先ノイズ検出部105とが設けられている。ペン先
ノイズ検出部105は、ペン先部101に連続する位置
に実装されており、一方の加速度検出部103はペン先
端から距離aだけ離間した位置に実装されており、他方
の加速度検出部104はペン先端から距離b(b<a)
だけ離間した位置に実装されられている。このように、
2個の加速度検出部103及び104は、ペン先から軸
芯方向に異なる位置に設けられている。以下、加速度検
出部103を遠端側加速度検出部と呼び、加速度検出部
104を先端側加速度検出部と呼ぶ。
【0026】なお、各加速度検出部103、104はそ
れぞれ、後述するように、検出方向が直交する2個の加
速度検出器でなっている。
れぞれ、後述するように、検出方向が直交する2個の加
速度検出器でなっている。
【0027】ここで、ペン先ノイズ検出部105は、後
で詳述するように、筆記ペン100が筆記面に接してい
るか否かの情報を得るために設けられたものであり、両
加速度検出部103及び104は、筆記ペン100(ペ
ン先)の変位量の連続変化(筆記情報となる)を得るた
めに設けられたものである。
で詳述するように、筆記ペン100が筆記面に接してい
るか否かの情報を得るために設けられたものであり、両
加速度検出部103及び104は、筆記ペン100(ペ
ン先)の変位量の連続変化(筆記情報となる)を得るた
めに設けられたものである。
【0028】図2は、筆記情報電子化保存部102の電
気的な内部構成を示すブロック図である。
気的な内部構成を示すブロック図である。
【0029】図2において、圧電素子2101は、ペン
先の摩擦振動を検出する上述したペン先ノイズ検出部1
05を構成しているものであり、その検出信号は増幅回
路2104を介して波形処理回路2105に与えられ
る。波形処理回路2105は、後述する図3に示すよう
な処理を実行して、当該筆記ペン100が筆記面に接し
ているか否かを表すペンアップ・ダウン信号S1をベク
トル処理部2110に与えるものである。
先の摩擦振動を検出する上述したペン先ノイズ検出部1
05を構成しているものであり、その検出信号は増幅回
路2104を介して波形処理回路2105に与えられ
る。波形処理回路2105は、後述する図3に示すよう
な処理を実行して、当該筆記ペン100が筆記面に接し
ているか否かを表すペンアップ・ダウン信号S1をベク
トル処理部2110に与えるものである。
【0030】遠端側加速度検出部103は、検出方向が
横方向の加速度検出器2102と、検出方向が縦方向の
加速度検出器2103とを備えている。また、先端側加
速度検出部104も、検出方向が横方向の加速度検出器
2202と、検出方向が縦方向の加速度検出器2203
とを備えている。これら4個の加速度検出器2102、
2103、2202及び2203はそれぞれ、後述する
図4に示す詳細構成を有する。
横方向の加速度検出器2102と、検出方向が縦方向の
加速度検出器2103とを備えている。また、先端側加
速度検出部104も、検出方向が横方向の加速度検出器
2202と、検出方向が縦方向の加速度検出器2203
とを備えている。これら4個の加速度検出器2102、
2103、2202及び2203はそれぞれ、後述する
図4に示す詳細構成を有する。
【0031】遠端側加速度検出部103内の横方向加速
度検出器2102からの検出信号は、加速度検出モーシ
ョンフィードバック増幅回路2106に与えられて増幅
されて二重積分回路2107に入力される。また、加速
度検出モーションフィードバック増幅回路2106は、
当該検出器2102内に移動体(図4参照)の位置を復
帰させる信号を形成する。二重積分回路2107は、入
力された加速度検出信号を二重積分して横方向の変位信
号T21に変換して加重加算回路2200に与える。近
端側加速度検出部104内の横方向加速度検出器220
2からの検出信号も、同様に、加速度検出モーションフ
ィードバック増幅回路2206及び二重積分回路220
7で順次処理され、二重積分回路2207から出力され
た横方向の変位信号T22が加重加算回路2200に与
えられる。加重加算回路2200は、入力された2個の
横方向の変位信号T21及びT22を加重加算し(後述
する(7)式参照)、最終的な横方向の変位信号S2を
得てベクトル処理部2110に与える。
度検出器2102からの検出信号は、加速度検出モーシ
ョンフィードバック増幅回路2106に与えられて増幅
されて二重積分回路2107に入力される。また、加速
度検出モーションフィードバック増幅回路2106は、
当該検出器2102内に移動体(図4参照)の位置を復
帰させる信号を形成する。二重積分回路2107は、入
力された加速度検出信号を二重積分して横方向の変位信
号T21に変換して加重加算回路2200に与える。近
端側加速度検出部104内の横方向加速度検出器220
2からの検出信号も、同様に、加速度検出モーションフ
ィードバック増幅回路2206及び二重積分回路220
7で順次処理され、二重積分回路2207から出力され
た横方向の変位信号T22が加重加算回路2200に与
えられる。加重加算回路2200は、入力された2個の
横方向の変位信号T21及びT22を加重加算し(後述
する(7)式参照)、最終的な横方向の変位信号S2を
得てベクトル処理部2110に与える。
【0032】遠端側加速度検出部103内の縦方向加速
度検出器2103からの検出信号も、上記と同様に、加
速度検出モーションフィードバック増幅回路2108及
び二重積分回路2109で順次処理される。二重積分回
路2109から出力された縦方向の変位信号T31が加
重加算回路2300に与えられる。同様に、近端側加速
度検出部104内の縦方向加速度検出器2203からの
検出信号も、加速度検出モーションフィードバック増幅
回路2208及び二重積分回路2209で順次処理され
る。二重積分回路2209から出力された縦方向の変位
信号T32が加重加算回路2300に与えられる。加重
加算回路2300は、入力された2個の縦方向の変位信
号T31及びT32を加重加算し(後述する(7)式参
照)、最終的な縦方向の変位信号S3を得てベクトル処
理部2110に与える。
度検出器2103からの検出信号も、上記と同様に、加
速度検出モーションフィードバック増幅回路2108及
び二重積分回路2109で順次処理される。二重積分回
路2109から出力された縦方向の変位信号T31が加
重加算回路2300に与えられる。同様に、近端側加速
度検出部104内の縦方向加速度検出器2203からの
検出信号も、加速度検出モーションフィードバック増幅
回路2208及び二重積分回路2209で順次処理され
る。二重積分回路2209から出力された縦方向の変位
信号T32が加重加算回路2300に与えられる。加重
加算回路2300は、入力された2個の縦方向の変位信
号T31及びT32を加重加算し(後述する(7)式参
照)、最終的な縦方向の変位信号S3を得てベクトル処
理部2110に与える。
【0033】なお、加速度検出モーションフィードバッ
ク増幅回路2106、2206、2108及び2208
の詳細構成及び機能は、後述する図5に示している。ま
た、二重積分回路2107、2207、2109及び2
209の詳細構成は、後述する図6に示している。
ク増幅回路2106、2206、2108及び2208
の詳細構成及び機能は、後述する図5に示している。ま
た、二重積分回路2107、2207、2109及び2
209の詳細構成は、後述する図6に示している。
【0034】ベクトル処理部2110は、ペンアップ・
ダウン信号S1、横方向変位信号S2及び縦方向変位信
号S3から筆跡情報コードを形成してメモリ回路211
1に与えると共に、ペン状態信号を形成して制御回路2
112に与える。
ダウン信号S1、横方向変位信号S2及び縦方向変位信
号S3から筆跡情報コードを形成してメモリ回路211
1に与えると共に、ペン状態信号を形成して制御回路2
112に与える。
【0035】メモリ回路2111は、制御回路2112
の制御下で、ベクトル処理部2110からの筆跡情報コ
ードを書き込むと共に、また、格納している筆跡情報コ
ードを読み出して外部インタフェース回路2113に与
えるものである。
の制御下で、ベクトル処理部2110からの筆跡情報コ
ードを書き込むと共に、また、格納している筆跡情報コ
ードを読み出して外部インタフェース回路2113に与
えるものである。
【0036】制御回路2112は、メモリ回路2111
のアクセス制御、外部装置との転送制御、簡易液晶表示
部2115による表示の制御等を行なうものである。
のアクセス制御、外部装置との転送制御、簡易液晶表示
部2115による表示の制御等を行なうものである。
【0037】外部インタフェース回路2113には、外
部装置と電気的に接続する外部インタフェース電極21
14が接続されている。外部インタフェース回路211
3は、この外部インタフェース電極2114を介して図
示しない外部装置から転送要求があったときには、その
ことを制御回路2112に通知して、メモリ回路211
1から筆跡情報コードを読み出させて、この情報を外部
インタフェース電極2114を介して外部装置に転送す
るものである。
部装置と電気的に接続する外部インタフェース電極21
14が接続されている。外部インタフェース回路211
3は、この外部インタフェース電極2114を介して図
示しない外部装置から転送要求があったときには、その
ことを制御回路2112に通知して、メモリ回路211
1から筆跡情報コードを読み出させて、この情報を外部
インタフェース電極2114を介して外部装置に転送す
るものである。
【0038】簡易液晶表示部2115は、制御回路21
12の制御下で、この制御回路2112から与えられる
後述する各種メッセージを表示するものである。
12の制御下で、この制御回路2112から与えられる
後述する各種メッセージを表示するものである。
【0039】この第1実施例の筆記ペン100は、電源
構成として、充電用発電部2116、充電回路2117
及び二次電池2118を備えている。充電用発電部21
16は交流電力を発電するものであり、充電回路211
7はこれを整流・安定化させて二次電池2118に充電
させるものであり、二次電池2118に充電された電力
が筆記ペン100内の電子回路の電源として用いられ
る。なお、充電回路2117には、筆記ペン100の筆
記時の運動エネルギーを電力に変換することにより得ら
れる発電電圧の大きさを検出する電圧検出回路を含み、
検出出力は制御回路2112に与えられるようになされ
ている。
構成として、充電用発電部2116、充電回路2117
及び二次電池2118を備えている。充電用発電部21
16は交流電力を発電するものであり、充電回路211
7はこれを整流・安定化させて二次電池2118に充電
させるものであり、二次電池2118に充電された電力
が筆記ペン100内の電子回路の電源として用いられ
る。なお、充電回路2117には、筆記ペン100の筆
記時の運動エネルギーを電力に変換することにより得ら
れる発電電圧の大きさを検出する電圧検出回路を含み、
検出出力は制御回路2112に与えられるようになされ
ている。
【0040】以上のような各部によって筆記情報電子化
保存部102が構成されている。以下では、各部の詳細
を順次説明する。
保存部102が構成されている。以下では、各部の詳細
を順次説明する。
【0041】まず、波形処理部2105の詳細を説明す
る。図3は、圧電素子2101からの出力信号に対する
増幅回路2104及び波形処理部2105の処理を説明
するための信号波形図であり、以下では、波形変化で波
形処理部2105の内部構成及び処理を明らかにする。
る。図3は、圧電素子2101からの出力信号に対する
増幅回路2104及び波形処理部2105の処理を説明
するための信号波形図であり、以下では、波形変化で波
形処理部2105の内部構成及び処理を明らかにする。
【0042】図3において、期間ta −tb は、筆記ペ
ン100が筆記面と接触している期間であり、時点ta
以前及び時点tb 以降は、筆記ペン100は筆記面と接
触していない。筆記ペン100が筆記面と接触している
期間ta −tb では相互の摩擦によってペン先部101
が振動するので、圧電素子2101からの出力信号は、
図3(a)に示すように、その期間ta −tb だけ振動
成分を含む。
ン100が筆記面と接触している期間であり、時点ta
以前及び時点tb 以降は、筆記ペン100は筆記面と接
触していない。筆記ペン100が筆記面と接触している
期間ta −tb では相互の摩擦によってペン先部101
が振動するので、圧電素子2101からの出力信号は、
図3(a)に示すように、その期間ta −tb だけ振動
成分を含む。
【0043】このような出力信号が増幅回路2104に
よって増幅されて波形処理部2105に入力される。波
形処理部2105においては、まずリミッタ回路によっ
てその信号の振幅を制限する。増幅回路2104及びリ
ミッタ回路の機能により、図3(a)に示す圧電素子2
101からの出力信号は、図3(b)に示すように、筆
記ペン100の筆記面との接触期間ta −tb で大きな
矩形波状に変化し、その他の期間では微小振幅のノイズ
だけを含むものとなる。この図3(b)に示す信号は、
全波整流回路によって全波整流されて図3(c)に示す
信号に変換され、さらに所定の閾値THを比較基準とす
る比較回路によって、図3(d)に示すように2値化さ
れる。この2値化信号は、接触期間ta −tb において
もごく短時間オフレベルをとることもあり、そこで、こ
の2値化信号でリトリガ型のモノマルチバイブレータを
トリガし、接触時間ta −tb (処理遅延があるので多
少異なる)でオンレベルをとり、非接触期間でオフレベ
ルをとるペンアップ・ダウン信号S1を形成する。上述
したように、このようなペンアップ・ダウン信号S1が
ベクトル処理部2110に入力される。
よって増幅されて波形処理部2105に入力される。波
形処理部2105においては、まずリミッタ回路によっ
てその信号の振幅を制限する。増幅回路2104及びリ
ミッタ回路の機能により、図3(a)に示す圧電素子2
101からの出力信号は、図3(b)に示すように、筆
記ペン100の筆記面との接触期間ta −tb で大きな
矩形波状に変化し、その他の期間では微小振幅のノイズ
だけを含むものとなる。この図3(b)に示す信号は、
全波整流回路によって全波整流されて図3(c)に示す
信号に変換され、さらに所定の閾値THを比較基準とす
る比較回路によって、図3(d)に示すように2値化さ
れる。この2値化信号は、接触期間ta −tb において
もごく短時間オフレベルをとることもあり、そこで、こ
の2値化信号でリトリガ型のモノマルチバイブレータを
トリガし、接触時間ta −tb (処理遅延があるので多
少異なる)でオンレベルをとり、非接触期間でオフレベ
ルをとるペンアップ・ダウン信号S1を形成する。上述
したように、このようなペンアップ・ダウン信号S1が
ベクトル処理部2110に入力される。
【0044】次に、第1実施例における加速度検出器2
102、2103、2202及び2203について詳述
する。図4は、第1実施例における加速度検出器400
(2102、2103、2202又は2203)の構造
を示す断面図である。
102、2103、2202及び2203について詳述
する。図4は、第1実施例における加速度検出器400
(2102、2103、2202又は2203)の構造
を示す断面図である。
【0045】筆記ペン100の物理的大きさは、一般的
な筆記ペンと同程度にしなければならない。このような
制約下でも十分なダイナミックレンジを有する加速度検
出信号を出力することが加速度検出器400に求められ
ている。すなわち、加速度検出信号の精度は、この検出
信号を後述するように処理して得られる筆記情報(変位
データ)の精度に影響を与えるので、加速度検出信号は
十分なダイナミックレンジを有する高精度のものである
ことが必要である。
な筆記ペンと同程度にしなければならない。このような
制約下でも十分なダイナミックレンジを有する加速度検
出信号を出力することが加速度検出器400に求められ
ている。すなわち、加速度検出信号の精度は、この検出
信号を後述するように処理して得られる筆記情報(変位
データ)の精度に影響を与えるので、加速度検出信号は
十分なダイナミックレンジを有する高精度のものである
ことが必要である。
【0046】図4に示す加速度検出器400は、小型な
がら、十分なダイナミックレンジを有する加速度検出信
号を出力できるように、既存の加速度検出器にはない新
たな構成でなされている。
がら、十分なダイナミックレンジを有する加速度検出信
号を出力できるように、既存の加速度検出器にはない新
たな構成でなされている。
【0047】図4において、例えば円筒状のフレーム4
06は、図1に示す筆記ペン100の加速度検出部10
3又は104の実装位置に取り付けられるものである。
このフレーム406内部に、一方の端部が有蓋であって
その中央部に棒体が植立している断面E字状であって全
体が円筒状の磁気回路を構成する2個の永久磁石401
−1及び401−2が、その開口端部側を対向させて取
り付けられている。各永久磁石401−1、401−2
はそれぞれ、例えば外周筒部がS極に磁化され、中央棒
体がN極に磁化されているものである。円筒体407の
一方の端部側には、その内部に永久磁石401−1のN
極棒体部が挿通され、その外周(磁界中)は可動コイル
402−1が巻回されており、円筒体407の他方の端
部側には、その内部に永久磁石401−2のN極棒体部
が挿通され、その外周(磁界中)は可動コイル402−
2が巻回されている。一方の可動コイル402−1の両
端は、ダンパ403−1、408−1に沿って両可動コ
イル402−1及び402−2の運動を妨げないように
駆動端子(D+及びD−)404に引き出されており、
他方の可動コイル402−2の両端は、ダンパ403−
2、408−2に沿って両可動コイル402−1及び4
02−2の運動を妨げないように検出端子(S+及びS
−)405に引き出されている。
06は、図1に示す筆記ペン100の加速度検出部10
3又は104の実装位置に取り付けられるものである。
このフレーム406内部に、一方の端部が有蓋であって
その中央部に棒体が植立している断面E字状であって全
体が円筒状の磁気回路を構成する2個の永久磁石401
−1及び401−2が、その開口端部側を対向させて取
り付けられている。各永久磁石401−1、401−2
はそれぞれ、例えば外周筒部がS極に磁化され、中央棒
体がN極に磁化されているものである。円筒体407の
一方の端部側には、その内部に永久磁石401−1のN
極棒体部が挿通され、その外周(磁界中)は可動コイル
402−1が巻回されており、円筒体407の他方の端
部側には、その内部に永久磁石401−2のN極棒体部
が挿通され、その外周(磁界中)は可動コイル402−
2が巻回されている。一方の可動コイル402−1の両
端は、ダンパ403−1、408−1に沿って両可動コ
イル402−1及び402−2の運動を妨げないように
駆動端子(D+及びD−)404に引き出されており、
他方の可動コイル402−2の両端は、ダンパ403−
2、408−2に沿って両可動コイル402−1及び4
02−2の運動を妨げないように検出端子(S+及びS
−)405に引き出されている。
【0048】両可動コイル402−1及び402−2
は、上記円筒体407によって機械的に同一の運動をす
るように結合されており、ダンパ403−1、408−
1、403−2及び408−2によって磁界に対して紙
面に沿う垂直方向の運動のみを許すように保持されてい
る。この運動方向が、当該加速度検出器400の検出方
向である。なお、両可動コイル402−1及び402−
2や円筒体407等の質量の和mが、加速度検出用の質
量になっている。
は、上記円筒体407によって機械的に同一の運動をす
るように結合されており、ダンパ403−1、408−
1、403−2及び408−2によって磁界に対して紙
面に沿う垂直方向の運動のみを許すように保持されてい
る。この運動方向が、当該加速度検出器400の検出方
向である。なお、両可動コイル402−1及び402−
2や円筒体407等の質量の和mが、加速度検出用の質
量になっている。
【0049】図5は、加速度検出器400の動作原理を
示すものである。なお、図5は原理説明用であるため、
説明が簡単になるように、永久磁石401−1及び40
1−2をコ字状のものとしている。また、図5は、検出
方向を紙面の上下方向としている場合を示している。
示すものである。なお、図5は原理説明用であるため、
説明が簡単になるように、永久磁石401−1及び40
1−2をコ字状のものとしている。また、図5は、検出
方向を紙面の上下方向としている場合を示している。
【0050】加速度検出器400には上述したように加
速度検出モーションフィードバック増幅回路510(2
106、2206、2108又は2208)から信号が
フィードバックされており、加速度検出器400及び加
速度検出モーションフィードバック増幅回路510の協
働によって加速度検出信号を出力するものである。この
意味では、加速度検出器400及び加速度検出モーショ
ンフィードバック増幅回路510が加速度検出装置を構
成しているということができる。
速度検出モーションフィードバック増幅回路510(2
106、2206、2108又は2208)から信号が
フィードバックされており、加速度検出器400及び加
速度検出モーションフィードバック増幅回路510の協
働によって加速度検出信号を出力するものである。この
意味では、加速度検出器400及び加速度検出モーショ
ンフィードバック増幅回路510が加速度検出装置を構
成しているということができる。
【0051】図5において、加速度検出器400全体を
加速度αで上に動かすと、2個の可動コイル402−1
及び402−2等からなる質量mの可動部には、(1)
式で表される力Fが逆方向に働き、可動部全体が下に変
位しようとする。
加速度αで上に動かすと、2個の可動コイル402−1
及び402−2等からなる質量mの可動部には、(1)
式で表される力Fが逆方向に働き、可動部全体が下に変
位しようとする。
【0052】 F=m×α …(1) このとき、磁束密度Bなる定常磁界に直交して配置され
た可動コイル402−2は、両者に直交する向きの運動
を受けて速度vで動こうとし、可動コイル402−2に
は、毎秒切断する磁束数に等しいというカッティング理
論により、(2)式に示す起電力Eが誘起される。
た可動コイル402−2は、両者に直交する向きの運動
を受けて速度vで動こうとし、可動コイル402−2に
は、毎秒切断する磁束数に等しいというカッティング理
論により、(2)式に示す起電力Eが誘起される。
【0053】 E=v×B …(2) この起電力Eは、検出端子(S+及びS−)405から
取り出されて加速度検出モーションフィードバック増幅
回路510に入力されて反転増幅され、磁束密度Bなる
定常磁界に直交して配置された他方の可動コイル402
−1を電流iで駆動する。このとき、可動コイル402
−1の線素dlの受ける力dF’は(3)式で表され、
すなわち、可動コイル402−1の全体が受ける力F’
は駆動電流iに比例する。
取り出されて加速度検出モーションフィードバック増幅
回路510に入力されて反転増幅され、磁束密度Bなる
定常磁界に直交して配置された他方の可動コイル402
−1を電流iで駆動する。このとき、可動コイル402
−1の線素dlの受ける力dF’は(3)式で表され、
すなわち、可動コイル402−1の全体が受ける力F’
は駆動電流iに比例する。
【0054】 dF’=i(dl×B) …(3) これら2つの可動コイル402−1及び402−2は、
機械的に結合されて同一の運動をする構造になっている
ため、起電力Eを0にする方向、すなわち(4)式の関
係を保って変位を限りなく小さくする方向に駆動電流i
が流れる、モーショナルフィードバックを含むフィード
バックループを構成できる。
機械的に結合されて同一の運動をする構造になっている
ため、起電力Eを0にする方向、すなわち(4)式の関
係を保って変位を限りなく小さくする方向に駆動電流i
が流れる、モーショナルフィードバックを含むフィード
バックループを構成できる。
【0055】 F+F’=0 …(4) 駆動電流iは、加速度αに比例して可動部の受ける力
F’に比例するため、十分なループゲインと適当なルー
プフィルタ特性を実現するように加速度検出モーション
フィードバック増幅回路510の特性を選ぶことによ
り、駆動可動部の変位を微小にとどめながら加速度αに
正確に比例した出力電圧(加速度検出信号)を出力電圧
端子520に得ることができる。
F’に比例するため、十分なループゲインと適当なルー
プフィルタ特性を実現するように加速度検出モーション
フィードバック増幅回路510の特性を選ぶことによ
り、駆動可動部の変位を微小にとどめながら加速度αに
正確に比例した出力電圧(加速度検出信号)を出力電圧
端子520に得ることができる。
【0056】このように駆動可動部の変位を微小にとど
めることができるので、筆記ペン100に実装できる小
形化を実現できている。
めることができるので、筆記ペン100に実装できる小
形化を実現できている。
【0057】次に、加速度検出信号が入力されてその二
重積分出力を得る二重積分回路600(2107、22
07、2109又は2209)について詳述する。ここ
で、図6が、二重積分回路600の構成を示すブロック
図である。
重積分出力を得る二重積分回路600(2107、22
07、2109又は2209)について詳述する。ここ
で、図6が、二重積分回路600の構成を示すブロック
図である。
【0058】加速度を積分することにより速度が算出さ
れ、さらに速度を積分することにより変位量が算出され
るという運動学における周知の公式を用いることによ
り、加速度に比例した電圧信号からその方向の変位量
(T21、T22、T31又はT32)を求めるため
に、二重積分回路600が設けられている。因に、速度
検出器で速度を検出してそれを積分して変位量を求める
ことも考えられるが、筆記ペン100に収容できる程度
に小型であって高精度に速度を検出できる速度検出器を
入手することはかなり困難である。
れ、さらに速度を積分することにより変位量が算出され
るという運動学における周知の公式を用いることによ
り、加速度に比例した電圧信号からその方向の変位量
(T21、T22、T31又はT32)を求めるため
に、二重積分回路600が設けられている。因に、速度
検出器で速度を検出してそれを積分して変位量を求める
ことも考えられるが、筆記ペン100に収容できる程度
に小型であって高精度に速度を検出できる速度検出器を
入手することはかなり困難である。
【0059】図6において、アナログ電圧入力端子60
1からの加速度検出信号(電圧信号)は、アナログ/デ
ジタル変換器(A/D変換器)602に与えられる。ア
ナログ/デジタル変換器602は、加速度検出信号を、
クロック信号CKの周波数を標本化周波数としてデジタ
ルデータに変換して第1の加算回路(ADD)603に
与える。
1からの加速度検出信号(電圧信号)は、アナログ/デ
ジタル変換器(A/D変換器)602に与えられる。ア
ナログ/デジタル変換器602は、加速度検出信号を、
クロック信号CKの周波数を標本化周波数としてデジタ
ルデータに変換して第1の加算回路(ADD)603に
与える。
【0060】なお、このデジタルデータは2の補数で表
現され、筆記ペン100が横方向については左から右
へ、縦方向については上から下へ動き始めるときの加速
度に対して正の値をとるものとする。
現され、筆記ペン100が横方向については左から右
へ、縦方向については上から下へ動き始めるときの加速
度に対して正の値をとるものとする。
【0061】第1の加算回路603及び第1のD型フリ
ップフロップ回路(ビット数に応じた個数のフリップフ
ロップでなる)604は、第1の積分回路(累積加算回
路)を構成している。
ップフロップ回路(ビット数に応じた個数のフリップフ
ロップでなる)604は、第1の積分回路(累積加算回
路)を構成している。
【0062】第1の加算回路603は、アナログ/デジ
タル変換器602からのデジタルデータと第1のD型フ
リップフロップ回路604にラッチされているそれまで
の累積データとを加算して累積データを標本化周期で更
新して第1のD型フリップフロップ回路604に再格納
させると共に、更新した累積データを第2の加算回路6
05に与える。この出力された累積データは、速度に対
応したものとなっている。
タル変換器602からのデジタルデータと第1のD型フ
リップフロップ回路604にラッチされているそれまで
の累積データとを加算して累積データを標本化周期で更
新して第1のD型フリップフロップ回路604に再格納
させると共に、更新した累積データを第2の加算回路6
05に与える。この出力された累積データは、速度に対
応したものとなっている。
【0063】この積分演算における定数項を0とするた
めには(すなわち値のオフセットを避けるためには)、
使用開始時(筆記開始時)に、D型フリップフロップ回
路604をクリアする必要がある。この第1実施例で
は、アナログ/デジタル変換器602から出力された加
速度データの振幅が一定値以下である状態を振幅検出回
路613で検出し、加速度0検出端子614を介して制
御回路2112へその情報を与えて、制御回路2112
が一定値以下である状態の継続を判定し、継続時にリセ
ット信号R1を発生させてD型フリップフロップ回路6
04をリセットさせることとした。なお、上述した充電
回路2117の発電電圧検出回路の検出信号に基づい
て、制御回路2112がリセット信号R1を発生させて
も良い。
めには(すなわち値のオフセットを避けるためには)、
使用開始時(筆記開始時)に、D型フリップフロップ回
路604をクリアする必要がある。この第1実施例で
は、アナログ/デジタル変換器602から出力された加
速度データの振幅が一定値以下である状態を振幅検出回
路613で検出し、加速度0検出端子614を介して制
御回路2112へその情報を与えて、制御回路2112
が一定値以下である状態の継続を判定し、継続時にリセ
ット信号R1を発生させてD型フリップフロップ回路6
04をリセットさせることとした。なお、上述した充電
回路2117の発電電圧検出回路の検出信号に基づい
て、制御回路2112がリセット信号R1を発生させて
も良い。
【0064】第1の加算回路603から出力されたペン
先の速度を表す累積データ(速度データ)は、上述した
ように、第2の加算回路605に与えられる。
先の速度を表す累積データ(速度データ)は、上述した
ように、第2の加算回路605に与えられる。
【0065】この第2の加算回路605及び第2のD型
フリップフロップ回路(ビット数に応じた個数のフリッ
プフロップでなる)606は、第2の積分回路(累積加
算回路)を構成している。
フリップフロップ回路(ビット数に応じた個数のフリッ
プフロップでなる)606は、第2の積分回路(累積加
算回路)を構成している。
【0066】第2の加算回路603は、入力された速度
データと第2のD型フリップフロップ回路606にラッ
チされているそれまでの累積データとを加算して累積デ
ータを標本化周期で更新して第2のD型フリップフロッ
プ回路604に再格納させると共に、更新した累積デー
タを、得られた変位データ(T21、T22、T31又
はT32)として、図2に示した加重加算回路2200
又は2300に出力する。
データと第2のD型フリップフロップ回路606にラッ
チされているそれまでの累積データとを加算して累積デ
ータを標本化周期で更新して第2のD型フリップフロッ
プ回路604に再格納させると共に、更新した累積デー
タを、得られた変位データ(T21、T22、T31又
はT32)として、図2に示した加重加算回路2200
又は2300に出力する。
【0067】この第2の積分回路による積分は、ストロ
ーク単位の定積分を算出することにより、各ストローク
の変位量を求めるものである。そのため、ストロークの
開始時に、制御回路2112又はベクトル処理部211
0がリセット信号R2を発生して第2のD型フリップフ
ロップ回路606の値を0クリアさせる。しかし、ある
ストロークの終点から次のストロークの始点に戻る際の
筆記ペン100が持ち上げられて行なわれるストローク
(いわゆる裏ストローク)の情報も、ストローク間の位
置関係を明らかにするための筆跡情報としては重要であ
る。そこで、裏ストロークの開始時にも、制御回路21
12又はベクトル処理部2110がリセット信号R2を
発生して第2のD型フリップフロップ回路606の値を
0クリアさせる。
ーク単位の定積分を算出することにより、各ストローク
の変位量を求めるものである。そのため、ストロークの
開始時に、制御回路2112又はベクトル処理部211
0がリセット信号R2を発生して第2のD型フリップフ
ロップ回路606の値を0クリアさせる。しかし、ある
ストロークの終点から次のストロークの始点に戻る際の
筆記ペン100が持ち上げられて行なわれるストローク
(いわゆる裏ストローク)の情報も、ストローク間の位
置関係を明らかにするための筆跡情報としては重要であ
る。そこで、裏ストロークの開始時にも、制御回路21
12又はベクトル処理部2110がリセット信号R2を
発生して第2のD型フリップフロップ回路606の値を
0クリアさせる。
【0068】なお、このリセット信号R2は、ペンアッ
プ・ダウン信号S1がダウン(オフ)からアップ(オ
ン)に変化したとき、及び、ペンアップ・ダウン信号S
1がアップからダウンに変化したときを捕らえて容易に
発生することができる。
プ・ダウン信号S1がダウン(オフ)からアップ(オ
ン)に変化したとき、及び、ペンアップ・ダウン信号S
1がアップからダウンに変化したときを捕らえて容易に
発生することができる。
【0069】以上のようにして、二重積分回路600
(2107、2207、2109又は2209)は、裏
ストロークの変位量データも含めた変位量データ(T2
1、T22、T31又はT32)を出力する。
(2107、2207、2109又は2209)は、裏
ストロークの変位量データも含めた変位量データ(T2
1、T22、T31又はT32)を出力する。
【0070】次に、ベクトル処理部2110について詳
述する。図7は、ベクトル処理部2110の機能構成を
示すブロック図である。また、図8は、ペンアップ・ダ
ウン信号S1についての状態遷移図である。
述する。図7は、ベクトル処理部2110の機能構成を
示すブロック図である。また、図8は、ペンアップ・ダ
ウン信号S1についての状態遷移図である。
【0071】上述したように、ベクトル処理部2110
には、時系列的に発生するペンアップ・ダウン信号S
1、横方向変位信号(デジタルデータ)S2及び縦方向
変位信号(デジタルデータ)S3が入力される。
には、時系列的に発生するペンアップ・ダウン信号S
1、横方向変位信号(デジタルデータ)S2及び縦方向
変位信号(デジタルデータ)S3が入力される。
【0072】図7において、ペンアップ・ダウン信号S
1は、状態遷移検出回路701に入力される。状態遷移
検出回路701は、入力されたペンアップ・ダウン信号
S1の状態遷移を上述したクロック信号CK毎を検出す
る。すなわち、そのクロック周期における遷移が、図8
の状態遷移図に示す4種類の遷移[A]、[B]、
[C]及び[D]のいずれであるかをを識別する。図8
において、遷移[A]はペンダウンすなわちストローク
の始点を示し、遷移[B]はペンダウン状態の継続(ス
トローク筆記中)を示し、遷移[C]はペンアップすな
わちストロークの終点を示し、遷移[D]はペンアップ
状態の継続を示している。
1は、状態遷移検出回路701に入力される。状態遷移
検出回路701は、入力されたペンアップ・ダウン信号
S1の状態遷移を上述したクロック信号CK毎を検出す
る。すなわち、そのクロック周期における遷移が、図8
の状態遷移図に示す4種類の遷移[A]、[B]、
[C]及び[D]のいずれであるかをを識別する。図8
において、遷移[A]はペンダウンすなわちストローク
の始点を示し、遷移[B]はペンダウン状態の継続(ス
トローク筆記中)を示し、遷移[C]はペンアップすな
わちストロークの終点を示し、遷移[D]はペンアップ
状態の継続を示している。
【0073】状態遷移検出回路701は、識別した遷移
時系列信号Coを制御回路2112に出力する。制御回
路2112は、遷移時系列信号Coに基づいて上述した
リセット信号R2を発生したり、当該ベクトル処理部2
110に対する制御信号Ciを発生したりする。
時系列信号Coを制御回路2112に出力する。制御回
路2112は、遷移時系列信号Coに基づいて上述した
リセット信号R2を発生したり、当該ベクトル処理部2
110に対する制御信号Ciを発生したりする。
【0074】ヘッダパターン発生回路702は、識別さ
れた遷移内容に基づいて、各種パターンを発生するもの
である。ヘッダパターン発生回路702は、使用開始時
に16ビットの並列データでなる「スタートコード」
(例えばオール0)を発生するものである。使用開始時
の検知は、予め定めた一定期間以上遷移[D]が接続し
た後の遷移[A]の検出により行なう。また、ヘッダパ
ターン発生回路702は、ストローク番号計数機能を有
している。例えば、使用開始時より遷移[A]をカウン
トして16ビットの並列データでなる「ストローク番
号」を発生させる。さらに、ヘッダパターン発生回路7
02は、遷移[C]においては16ビットの並列データ
でなる「ストローク終点マーク」(例えば最下位ビット
のみ0)を発生させる。ヘッダパターン発生回路702
からのヘッダパターンは多重化回路(MUX)705に
与えられる。
れた遷移内容に基づいて、各種パターンを発生するもの
である。ヘッダパターン発生回路702は、使用開始時
に16ビットの並列データでなる「スタートコード」
(例えばオール0)を発生するものである。使用開始時
の検知は、予め定めた一定期間以上遷移[D]が接続し
た後の遷移[A]の検出により行なう。また、ヘッダパ
ターン発生回路702は、ストローク番号計数機能を有
している。例えば、使用開始時より遷移[A]をカウン
トして16ビットの並列データでなる「ストローク番
号」を発生させる。さらに、ヘッダパターン発生回路7
02は、遷移[C]においては16ビットの並列データ
でなる「ストローク終点マーク」(例えば最下位ビット
のみ0)を発生させる。ヘッダパターン発生回路702
からのヘッダパターンは多重化回路(MUX)705に
与えられる。
【0075】レジスタ703は、8ビットの横方向変位
信号(デジタルデータ)S2を上述したクロック信号C
K毎に取込み、多重化回路(MUX)705に出力する
ものである。また、レジスタ704は、8ビットの縦方
向変位信号(デジタルデータ)S3を上述したクロック
信号CK毎に取込み、多重化回路(MUX)705に出
力するものである。
信号(デジタルデータ)S2を上述したクロック信号C
K毎に取込み、多重化回路(MUX)705に出力する
ものである。また、レジスタ704は、8ビットの縦方
向変位信号(デジタルデータ)S3を上述したクロック
信号CK毎に取込み、多重化回路(MUX)705に出
力するものである。
【0076】多重化回路705は、制御回路2112か
らの制御信号Ciに応じて、ヘッダパターン発生回路7
02、横方向用レジスタ703、縦方向用レジスタ70
4からのデータを多重し、メモリ回路2110に格納す
る筆跡情報コード列を作成するものである。
らの制御信号Ciに応じて、ヘッダパターン発生回路7
02、横方向用レジスタ703、縦方向用レジスタ70
4からのデータを多重し、メモリ回路2110に格納す
る筆跡情報コード列を作成するものである。
【0077】多重化回路705の出力段には、出力バッ
ファ回路706が設けられている。このベクトル処理部
2110からの筆跡情報コード列は、直接メモリ回路2
111に与えられるが、一般的にメモリ回路2111は
入出力端子を共用しているので、メモリ回路2111か
ら外部装置にデータを転送するときには、このベクトル
処理部2110をメモリ回路2111から切り離す必要
がある。そのため、出力バッファ回路706が設けられ
ている。
ファ回路706が設けられている。このベクトル処理部
2110からの筆跡情報コード列は、直接メモリ回路2
111に与えられるが、一般的にメモリ回路2111は
入出力端子を共用しているので、メモリ回路2111か
ら外部装置にデータを転送するときには、このベクトル
処理部2110をメモリ回路2111から切り離す必要
がある。そのため、出力バッファ回路706が設けられ
ている。
【0078】制御回路2112は、以下のように、多重
化回路705を制御して、ベクトル処理部2110から
コード列を出力させる。
化回路705を制御して、ベクトル処理部2110から
コード列を出力させる。
【0079】使用開始時には、ヘッダパターン発生回路
702からの「スタートコード」を多重化回路705で
選択させる。遷移「A」では、ヘッダパターン発生回路
702からの「ストローク番号」を多重化回路705で
選択させる。遷移「B」では、レジスタ703及び70
4に格納されているそれぞれ8ビットの横方向及び縦方
向の変位データS2及びS3を、多重化回路705によ
って点列データとしてまとめさせて計16ビットの並列
データとして出力させる。遷移[C]では、ヘッダパタ
ーン発生回路702からの「ストローク終点マーク」を
多重化回路705で選択させる。遷移[D]では、各遷
移毎のペンアップ状態の点列データを多重化回路705
で廃棄させるが、遷移[A]直前の遷移[D]では、多
重化回路705でレジスタ703及び704に格納され
ているそれぞれ8ビットの横方向及び縦方向の変位デー
タS2及びS3を「ペンアップ変位」として選択させ
る。なお、多重化回路705では多重化処理の遅延があ
るので、このようなことも可能である。
702からの「スタートコード」を多重化回路705で
選択させる。遷移「A」では、ヘッダパターン発生回路
702からの「ストローク番号」を多重化回路705で
選択させる。遷移「B」では、レジスタ703及び70
4に格納されているそれぞれ8ビットの横方向及び縦方
向の変位データS2及びS3を、多重化回路705によ
って点列データとしてまとめさせて計16ビットの並列
データとして出力させる。遷移[C]では、ヘッダパタ
ーン発生回路702からの「ストローク終点マーク」を
多重化回路705で選択させる。遷移[D]では、各遷
移毎のペンアップ状態の点列データを多重化回路705
で廃棄させるが、遷移[A]直前の遷移[D]では、多
重化回路705でレジスタ703及び704に格納され
ているそれぞれ8ビットの横方向及び縦方向の変位デー
タS2及びS3を「ペンアップ変位」として選択させ
る。なお、多重化回路705では多重化処理の遅延があ
るので、このようなことも可能である。
【0080】図9は、このような処理によって、ベクト
ル処理部2110から出力されるコード列Doを示すも
のであり、併せてシーケンスの意味も示している。
ル処理部2110から出力されるコード列Doを示すも
のであり、併せてシーケンスの意味も示している。
【0081】次に、充電用発電部2116について説明
する。図10は、充電用発電部2116の構造を示す断
面図である。充電用発電部2116は、円筒体等の筒体
でなる筆記ペン100に収容されるものであるので、収
容に適した構造を有することが必要であり、第1実施例
の充電用発電部2116は、そのため、図10に示すよ
うな構造を採用している。
する。図10は、充電用発電部2116の構造を示す断
面図である。充電用発電部2116は、円筒体等の筒体
でなる筆記ペン100に収容されるものであるので、収
容に適した構造を有することが必要であり、第1実施例
の充電用発電部2116は、そのため、図10に示すよ
うな構造を採用している。
【0082】図10において、筒状のコイルボビン10
01には発電コイル1002が巻回されており、その外
周に、磁路を構成する磁性体でなるシリンダー形の固定
部1003がフレーム1004に固定されて設けられて
いる。筒状のコイルボビン1001の内部には、2個の
円柱状の永久磁石1005及び1006が反発するよう
に挿通されており、ピストン形の可動部を構成して、フ
レーム1004に固定された中心軸1007をスムーズ
に滑る構造になっている。これら永久磁石1005及び
1006の一端には、反発力の逆方向に付勢して平衡位
置に戻るのを助けるために、スプリング1008及び1
009が設けられている。これらスプリング1008及
び1009は、筆記ペン100に過度の加速度が加わっ
た場合にも、可動部の変位を制限し、平衡位置に戻るの
を助けるために設けられている。上述した永久磁石10
05及び1006は、その極性を逆にして中心軸方向に
並べて2個が同一の運動をするように一体化した構造と
なっている。筆記ペン100が移動していない状態にお
いて、それぞれの磁極と磁性体1003の両端部分が磁
気回路を構成するように、ほぼ図10に示す位置で力の
平衡が保たれるようになされている。なお、発電コイル
1002の両端は、図示は省略しているが、この充電用
発電部2116の外部に引き出されて充電回路2117
に接続されている。
01には発電コイル1002が巻回されており、その外
周に、磁路を構成する磁性体でなるシリンダー形の固定
部1003がフレーム1004に固定されて設けられて
いる。筒状のコイルボビン1001の内部には、2個の
円柱状の永久磁石1005及び1006が反発するよう
に挿通されており、ピストン形の可動部を構成して、フ
レーム1004に固定された中心軸1007をスムーズ
に滑る構造になっている。これら永久磁石1005及び
1006の一端には、反発力の逆方向に付勢して平衡位
置に戻るのを助けるために、スプリング1008及び1
009が設けられている。これらスプリング1008及
び1009は、筆記ペン100に過度の加速度が加わっ
た場合にも、可動部の変位を制限し、平衡位置に戻るの
を助けるために設けられている。上述した永久磁石10
05及び1006は、その極性を逆にして中心軸方向に
並べて2個が同一の運動をするように一体化した構造と
なっている。筆記ペン100が移動していない状態にお
いて、それぞれの磁極と磁性体1003の両端部分が磁
気回路を構成するように、ほぼ図10に示す位置で力の
平衡が保たれるようになされている。なお、発電コイル
1002の両端は、図示は省略しているが、この充電用
発電部2116の外部に引き出されて充電回路2117
に接続されている。
【0083】なお、この発電部2116はその軸芯が筆
記ペン100の軸芯に一致するように、筆記ペン100
に取り付けられている。
記ペン100の軸芯に一致するように、筆記ペン100
に取り付けられている。
【0084】例えば、筆記時において、筆記ペン100
のアップ・ダウンが繰り返されると、2個の永久磁石1
005及び1006でなる可動部は、その加速度変化に
基づいた外力によって揺動(上下動)し、発電コイル1
002に対する磁束を変化させ、交流電圧を誘起させ
る。この交流電圧が外部に発電電力として取り出され
る。
のアップ・ダウンが繰り返されると、2個の永久磁石1
005及び1006でなる可動部は、その加速度変化に
基づいた外力によって揺動(上下動)し、発電コイル1
002に対する磁束を変化させ、交流電圧を誘起させ
る。この交流電圧が外部に発電電力として取り出され
る。
【0085】(A−2)第1実施例の動作 次に、第1実施例の筆記ペン100の動作を説明する。
【0086】筆記者は、この第1実施例の筆記ペン10
0を用いて、一般的な筆記ペンと同様にして、筆記用紙
上に文字等を筆記すれば良い。
0を用いて、一般的な筆記ペンと同様にして、筆記用紙
上に文字等を筆記すれば良い。
【0087】このとき、ペン先部101の筆記機能によ
って、筆跡が筆記用紙上に恒久的に記録される。
って、筆跡が筆記用紙上に恒久的に記録される。
【0088】かかる筆記時には、筆記ペン100内の5
種類の検出器、すなわち、ペン先部101に接した圧電
素子2101、ペン先の遠端側に設けられた横方向加速
度検出器2102、ペン先の先端側に設けられた横方向
加速度検出器2202、ペン先の遠端側に設けられた縦
方向加速度検出器2103、及び、ペン先の先端側に設
けられた縦方向加速度検出器2203が所望の物理量を
検出する。
種類の検出器、すなわち、ペン先部101に接した圧電
素子2101、ペン先の遠端側に設けられた横方向加速
度検出器2102、ペン先の先端側に設けられた横方向
加速度検出器2202、ペン先の遠端側に設けられた縦
方向加速度検出器2103、及び、ペン先の先端側に設
けられた縦方向加速度検出器2203が所望の物理量を
検出する。
【0089】筆記用紙面に筆記する1ストロークの期間
は筆記ペン100が紙面上を接触しながら移動するた
め、ペン先部101の摩擦ノイズが圧電素子2101に
機械振動として伝達され、圧電素子2101の圧電効果
により電気信号に変換される。この圧電素子2101に
よる検出信号は、増幅回路2104を介して増幅されて
波形処理回路2105に与えられ、波形処理回路210
5によって、上述したように処理され(図3参照)、当
該筆記ペン100が筆記用紙面に接しているときにオン
レベル(ダウン状態)をとり、接していないときにオフ
レベル(アップ状態)をとるペンアップ・ダウン信号S
1が形成されてベクトル処理部2110に与えられる。
は筆記ペン100が紙面上を接触しながら移動するた
め、ペン先部101の摩擦ノイズが圧電素子2101に
機械振動として伝達され、圧電素子2101の圧電効果
により電気信号に変換される。この圧電素子2101に
よる検出信号は、増幅回路2104を介して増幅されて
波形処理回路2105に与えられ、波形処理回路210
5によって、上述したように処理され(図3参照)、当
該筆記ペン100が筆記用紙面に接しているときにオン
レベル(ダウン状態)をとり、接していないときにオフ
レベル(アップ状態)をとるペンアップ・ダウン信号S
1が形成されてベクトル処理部2110に与えられる。
【0090】例えば、図11(a)に示すように、「4
1」と筆記された場合には、図11(b)に示すよう
に、ペンアップ・ダウン信号S1は、アップ状態の裏ス
トローク(1)、(3)及び(5)でオフレベルをと
り、ダウン状態の文字を構成するストローク(2)、
(4)及び(6)でオンレベルを取るものとなる。
1」と筆記された場合には、図11(b)に示すよう
に、ペンアップ・ダウン信号S1は、アップ状態の裏ス
トローク(1)、(3)及び(5)でオフレベルをと
り、ダウン状態の文字を構成するストローク(2)、
(4)及び(6)でオンレベルを取るものとなる。
【0091】ペン先の遠端側に設けられた横方向加速度
検出器2102は、上述したように、対応する加速度検
出モーションフィードバック増幅回路2106との協働
により、筆記時の加速度の横方向成分を検出する。増幅
回路2106から出力された横方向の加速度検出信号
は、二重積分回路2107によって、上述したように処
理されて変位データT21として加重加算回路2200
に入力される。ペン先の近端側に設けられた横方向加速
度検出器2202も、上述したように、対応する加速度
検出モーションフィードバック増幅回路2206との協
働により、筆記時の加速度の横方向成分を検出する。増
幅回路2206から出力された横方向の加速度検出信号
も、二重積分回路2207によって、上述したように処
理されて変位データT22として加重加算回路2200
に入力される。
検出器2102は、上述したように、対応する加速度検
出モーションフィードバック増幅回路2106との協働
により、筆記時の加速度の横方向成分を検出する。増幅
回路2106から出力された横方向の加速度検出信号
は、二重積分回路2107によって、上述したように処
理されて変位データT21として加重加算回路2200
に入力される。ペン先の近端側に設けられた横方向加速
度検出器2202も、上述したように、対応する加速度
検出モーションフィードバック増幅回路2206との協
働により、筆記時の加速度の横方向成分を検出する。増
幅回路2206から出力された横方向の加速度検出信号
も、二重積分回路2207によって、上述したように処
理されて変位データT22として加重加算回路2200
に入力される。
【0092】各縦方向加速度検出器2103、2203
からの信号も同様に処理され、加重加算回路2300に
は、縦方向についての2個の変位データT31及びT3
2が入力される。
からの信号も同様に処理され、加重加算回路2300に
は、縦方向についての2個の変位データT31及びT3
2が入力される。
【0093】筆記時においては、筆記ペン100が傾斜
が一定のまま平行移動されることはなく、横方向につい
て得られた変位データT21及びT22は必ずしもペン
先の変位を正確に表したものではなく、縦方向について
得られた変位データT31及びT32も必ずしもペン先
の変位を正確に表したものではない。
が一定のまま平行移動されることはなく、横方向につい
て得られた変位データT21及びT22は必ずしもペン
先の変位を正確に表したものではなく、縦方向について
得られた変位データT31及びT32も必ずしもペン先
の変位を正確に表したものではない。
【0094】そこで、この第1実施例においては、各方
向についてそれぞれ、加重加算回路2200、2300
によって2個の変位データT21及びT22、又は、T
31及びT32を加重加算することによって、ペン先の
変位データとして、より正確な変位データS2、S3を
得るようにしている。
向についてそれぞれ、加重加算回路2200、2300
によって2個の変位データT21及びT22、又は、T
31及びT32を加重加算することによって、ペン先の
変位データとして、より正確な変位データS2、S3を
得るようにしている。
【0095】以下、ペン先から遠い部位の変位量(変位
データ)及びペン先に近い部位の変位量(変位データ)
の加重加算によって、ペン先での変位量(変位データ)
を算出できることについて説明する。
データ)及びペン先に近い部位の変位量(変位データ)
の加重加算によって、ペン先での変位量(変位データ)
を算出できることについて説明する。
【0096】図12は、ペン先での変位量と、ペン先以
外の2箇所に設けられた加速度検出器からの信号を処理
して得られた該2箇所の変位量との関係を示している。
外の2箇所に設けられた加速度検出器からの信号を処理
して得られた該2箇所の変位量との関係を示している。
【0097】図12において、符号1201は時刻t=
0の瞬間の筆記ペン100の位置を示し、符号1205
は時刻t=1の瞬間の筆記ペン100の位置を示し、符
号1206は時刻t=2の瞬間の筆記ペン100の位置
を示している。
0の瞬間の筆記ペン100の位置を示し、符号1205
は時刻t=1の瞬間の筆記ペン100の位置を示し、符
号1206は時刻t=2の瞬間の筆記ペン100の位置
を示している。
【0098】時刻t=0から時刻t=1の期間で、筆記
ペン100のペン先が筆記紙面1202の表面を距離x
だけ移動したとき、ペン先より距離aだけ離れた部位に
設けられた遠端側加速度検出部1203の位置がその期
間で距離pだけ変位し、ペン先より距離bだけ離れた部
位に設けられた近端側加速度検出部1204の位置がそ
の期間で距離qだけ変位したとする。ここで、時刻t=
0の瞬間の筆記ペン100の軸芯方向と、時刻t=1の
瞬間の筆記ペン100の軸芯方向との交点から、ペン先
までの距離をrとすると、図形の相似の関係より、
(5)式及び(6)式が成立する。
ペン100のペン先が筆記紙面1202の表面を距離x
だけ移動したとき、ペン先より距離aだけ離れた部位に
設けられた遠端側加速度検出部1203の位置がその期
間で距離pだけ変位し、ペン先より距離bだけ離れた部
位に設けられた近端側加速度検出部1204の位置がそ
の期間で距離qだけ変位したとする。ここで、時刻t=
0の瞬間の筆記ペン100の軸芯方向と、時刻t=1の
瞬間の筆記ペン100の軸芯方向との交点から、ペン先
までの距離をrとすると、図形の相似の関係より、
(5)式及び(6)式が成立する。
【0099】 x:q=r:(b+r) …(5) x:p=r:(a+r) …(6) これら(5)式及び(6)式をそれぞれ未知数rで整理
し、整理した右辺同士を等しいとして未知数rをなくし
た後、ペン先での変位量xで整理すると、次の(7)式
が得られる。
し、整理した右辺同士を等しいとして未知数rをなくし
た後、ペン先での変位量xで整理すると、次の(7)式
が得られる。
【0100】 x=(aq−bp)/(a−b) …(7) この(7)式において、a/(a−b)及び−b/(a
−b)は定数であり、p及びqはそれぞれ加速度検出部
1203及び1204からの検出信号を処理して得た変
位量であるので、この(7)式から、ペン先から遠い部
位の変位量(変位データ)及びペン先に近い部位の変位
量(変位データ)の加重加算によって、ペン先での変位
量(変位データ)を算出できることが分かる。
−b)は定数であり、p及びqはそれぞれ加速度検出部
1203及び1204からの検出信号を処理して得た変
位量であるので、この(7)式から、ペン先から遠い部
位の変位量(変位データ)及びペン先に近い部位の変位
量(変位データ)の加重加算によって、ペン先での変位
量(変位データ)を算出できることが分かる。
【0101】時刻t=2の瞬間において筆記ペン100
が1206に示される位置に移動したとしても、距離r
が変化するものの距離rを含まない(7)式は成立し、
上述したように、2箇所の変位量p及びqの簡単な演算
によりペン先の変位量xを算出できる。
が1206に示される位置に移動したとしても、距離r
が変化するものの距離rを含まない(7)式は成立し、
上述したように、2箇所の変位量p及びqの簡単な演算
によりペン先の変位量xを算出できる。
【0102】なお、特別な場合として、 a=2b …(8) とおけば(すなわち、a=2bの関係で両加速度検出器
1203及び1204を配置すれば)、(7)式は、 x=2q−p …(9) となる。従って、非常に簡単な加重加算でペン先での変
位量(変位データ)xを求めることができる。例えば、
2倍はデータのビットシフトで演算できるので、ビット
シフト後に加算(減算)するという簡単な演算で(9)
式を実現することができる。
1203及び1204を配置すれば)、(7)式は、 x=2q−p …(9) となる。従って、非常に簡単な加重加算でペン先での変
位量(変位データ)xを求めることができる。例えば、
2倍はデータのビットシフトで演算できるので、ビット
シフト後に加算(減算)するという簡単な演算で(9)
式を実現することができる。
【0103】上述した図12は、a=2bの場合を示し
ており、また、t=0を基準に、時刻t=1においてp
(1)=+20、q(1)=+12、時刻t=2におい
てp(2)=−6、q(2)=−2の場合を示してい
る。これらの数値を(9)式に代入して、変位量x
(1)=4、x(2)=2が正確に算出されることを検
証できる。
ており、また、t=0を基準に、時刻t=1においてp
(1)=+20、q(1)=+12、時刻t=2におい
てp(2)=−6、q(2)=−2の場合を示してい
る。これらの数値を(9)式に代入して、変位量x
(1)=4、x(2)=2が正確に算出されることを検
証できる。
【0104】以上のように、加重加算回路2200及び
2300によって、(7)式の演算を実行させることに
より、ペン先の変位量(変位データ)S2及びS3が得
られる。
2300によって、(7)式の演算を実行させることに
より、ペン先の変位量(変位データ)S2及びS3が得
られる。
【0105】例えば、図11(a)に示すように「4
1」と筆記された場合において、このようにして得られ
た変位データS2及びS3の変化を図11(b)に示し
ている。図11(b)からも明らかなように、変位デー
タS2及びS3は、裏ストロークの対しても得られるも
のである。
1」と筆記された場合において、このようにして得られ
た変位データS2及びS3の変化を図11(b)に示し
ている。図11(b)からも明らかなように、変位デー
タS2及びS3は、裏ストロークの対しても得られるも
のである。
【0106】ペンアップ・ダウン信号S1、変位データ
S2及びS3は、ベクトル処理部2110によって、上
述したようにコード化され(図9参照)、メモリ回路2
111に格納される。このコード化データには筆記され
た筆跡の復元を可能にする情報が含まれている。
S2及びS3は、ベクトル処理部2110によって、上
述したようにコード化され(図9参照)、メモリ回路2
111に格納される。このコード化データには筆記され
た筆跡の復元を可能にする情報が含まれている。
【0107】この記憶された筆記情報データを取り出す
場合には、以下のように行なう。図示しない筆記情報処
理装置(例えばパーソナルコンピュータやワークステー
ション)は、当該筆記ペン100用の図示しないインタ
フェース電極を有する。ユーザは、このインタフェース
電極を、当該筆記ペン100の外部インタフェース電極
2114に接続させる。筆記情報処理装置は、これら電
極を通じて読出し要求信号パターンを筆記ペン100に
入力し、外部インタフェース回路2113を介して制御
回路2112がこの読出し要求信号パターンを検出する
と、データ転送モードに遷移し、メモリ回路2111か
ら筆記情報であるコード化データを読み出させ、外部イ
ンタフェース回路2113及び外部インタフェース電極
2114を介して筆記情報処理装置に転送する。
場合には、以下のように行なう。図示しない筆記情報処
理装置(例えばパーソナルコンピュータやワークステー
ション)は、当該筆記ペン100用の図示しないインタ
フェース電極を有する。ユーザは、このインタフェース
電極を、当該筆記ペン100の外部インタフェース電極
2114に接続させる。筆記情報処理装置は、これら電
極を通じて読出し要求信号パターンを筆記ペン100に
入力し、外部インタフェース回路2113を介して制御
回路2112がこの読出し要求信号パターンを検出する
と、データ転送モードに遷移し、メモリ回路2111か
ら筆記情報であるコード化データを読み出させ、外部イ
ンタフェース回路2113及び外部インタフェース電極
2114を介して筆記情報処理装置に転送する。
【0108】筆記情報処理装置に転送されたデータは、
筆記情報処理装置によってイメージ情報に変換されて表
示されたり、手書き文字認識技術が適用されて文字情報
に変換されたりし、筆記情報処理装置が利用可能な入力
情報となる。
筆記情報処理装置によってイメージ情報に変換されて表
示されたり、手書き文字認識技術が適用されて文字情報
に変換されたりし、筆記情報処理装置が利用可能な入力
情報となる。
【0109】筆記ペン100内の電子回路の電源は内蔵
の二次電池2118により供給される。筆記時には筆記
によるペンの運動エネルギーを発電部2116により電
気エネルギーに変換し、その後適宜処理されてこの二次
電池2118に充電される。検出波形変化が連続して生
じない場合は、充電回路2117内の電圧検出回路によ
って不使用時と判断され、メモリ回路2111等をパワ
ー抑制モードに制御し電力消費を最小にする。さらに、
発電部2116が全く発電していない状況、すなわち、
筆記ペン100が携帯されていない状況を、電圧検出回
路によって未発電状態の継続時間により判定し、メモリ
回路2111以外の回路等も待機状態に制御する。
の二次電池2118により供給される。筆記時には筆記
によるペンの運動エネルギーを発電部2116により電
気エネルギーに変換し、その後適宜処理されてこの二次
電池2118に充電される。検出波形変化が連続して生
じない場合は、充電回路2117内の電圧検出回路によ
って不使用時と判断され、メモリ回路2111等をパワ
ー抑制モードに制御し電力消費を最小にする。さらに、
発電部2116が全く発電していない状況、すなわち、
筆記ペン100が携帯されていない状況を、電圧検出回
路によって未発電状態の継続時間により判定し、メモリ
回路2111以外の回路等も待機状態に制御する。
【0110】制御回路2112は、簡易液晶表示部21
15に、メモリ使用状況として残量又は記憶可能なおお
よその文字数、電池の放電状態又は充電不足警告等を与
えて表示させる。表示メッセージの切替えは、タイマに
よる自動切替えでも良く、また特定パターン認識機能を
ペン内部に設けることにより筆記ジェスチャーによる強
制切替えでも良い。
15に、メモリ使用状況として残量又は記憶可能なおお
よその文字数、電池の放電状態又は充電不足警告等を与
えて表示させる。表示メッセージの切替えは、タイマに
よる自動切替えでも良く、また特定パターン認識機能を
ペン内部に設けることにより筆記ジェスチャーによる強
制切替えでも良い。
【0111】(A−3)第1実施例の効果 第1実施例の筆記ペンによれば、以下のような種々の効
果を奏することができる。
果を奏することができる。
【0112】ペン先からはなれた部位に設けられた2箇
所の加速度検出部の出力を用いて、ペン先の動きを推定
するペン先動き検出方法を実現したため、ペン先の至近
部に検出器を配置する必要がなく、ペン先部には従来の
万年筆の既成品を利用することができ、また、ペン先部
のみを消耗品として交換可能な構造にすることができ
る。また、加速度検出器の実装位置の自由度が増すこと
により、実装上の制限が少なくなる。
所の加速度検出部の出力を用いて、ペン先の動きを推定
するペン先動き検出方法を実現したため、ペン先の至近
部に検出器を配置する必要がなく、ペン先部には従来の
万年筆の既成品を利用することができ、また、ペン先部
のみを消耗品として交換可能な構造にすることができ
る。また、加速度検出器の実装位置の自由度が増すこと
により、実装上の制限が少なくなる。
【0113】従来では、動き検出用のセンサをいかにペ
ン先に近く配置しても、ペン先と同一の動きを検出する
ことは困難であって、筆記されたイメージ的な筆跡と検
出情報とが正確に対応しなかった。この第1実施例によ
れば、離れた2箇所の位置のセンサの情報から正確なペ
ン先の動きを算出できるため、イメージ的な筆跡と検出
した情報との対応が正確になり、画像としての筆跡を正
確に再現することが可能になり、文字認識を行なう場合
に認識率を向上させることができる。
ン先に近く配置しても、ペン先と同一の動きを検出する
ことは困難であって、筆記されたイメージ的な筆跡と検
出情報とが正確に対応しなかった。この第1実施例によ
れば、離れた2箇所の位置のセンサの情報から正確なペ
ン先の動きを算出できるため、イメージ的な筆跡と検出
した情報との対応が正確になり、画像としての筆跡を正
確に再現することが可能になり、文字認識を行なう場合
に認識率を向上させることができる。
【0114】第1実施例の筆記ペンで筆記する場合に
は、2箇所の加速度検出部とペン先ノイズ検出器との検
出情報によりペン先の動き及びペンアップダウン情報を
得ることができるため、特殊な用紙やパットを用いるこ
となく筆記した情報がペン本体に記憶され、表示一体型
のタブレットを含むペンコンピュータを携帯する必要が
なく、記憶ペン本体と手帳やノートといった従来間隔の
筆記用具のみを携帯することで筆記情報が可能となる。
は、2箇所の加速度検出部とペン先ノイズ検出器との検
出情報によりペン先の動き及びペンアップダウン情報を
得ることができるため、特殊な用紙やパットを用いるこ
となく筆記した情報がペン本体に記憶され、表示一体型
のタブレットを含むペンコンピュータを携帯する必要が
なく、記憶ペン本体と手帳やノートといった従来間隔の
筆記用具のみを携帯することで筆記情報が可能となる。
【0115】ペンに記憶された情報は、パーソナルコン
ピュータやワークステーションへ転送することが可能で
あり、手帳やノートに筆記された内容と同一の文字や描
画をパーソナルコンピュータやワークステーションで利
用することができる。文字の認識をオンラインで行なう
必要がないため、ペン本体には認識部や登録辞書のよう
に機能が不要となり、ペン本体の小形化、軽量化、低消
費電力化及びローコスト化の実現が容易なだけでなく、
パーソナルコンピュータやワークステーション側でのオ
フライン認識にはリアルタイム性が要求されないため、
高度の認識アルゴリズムを専用ハードウェアを設けなく
ても実行することが可能であるという大きな利点があ
る。
ピュータやワークステーションへ転送することが可能で
あり、手帳やノートに筆記された内容と同一の文字や描
画をパーソナルコンピュータやワークステーションで利
用することができる。文字の認識をオンラインで行なう
必要がないため、ペン本体には認識部や登録辞書のよう
に機能が不要となり、ペン本体の小形化、軽量化、低消
費電力化及びローコスト化の実現が容易なだけでなく、
パーソナルコンピュータやワークステーション側でのオ
フライン認識にはリアルタイム性が要求されないため、
高度の認識アルゴリズムを専用ハードウェアを設けなく
ても実行することが可能であるという大きな利点があ
る。
【0116】ペン本体では認識しないため、筆記中に正
しく認識されるかといった配慮が不要となり、普通の筆
記同様の感覚で用いることができ、しかも文字以外の図
形や記号も制限なく記憶させることができる。認識性能
アップやアプリケーション面での改善もペン本体側の変
更なしにパソコン側のソフトウェア対応で可能であり、
アプリケーションやシステム面での拡張性についても優
れている。
しく認識されるかといった配慮が不要となり、普通の筆
記同様の感覚で用いることができ、しかも文字以外の図
形や記号も制限なく記憶させることができる。認識性能
アップやアプリケーション面での改善もペン本体側の変
更なしにパソコン側のソフトウェア対応で可能であり、
アプリケーションやシステム面での拡張性についても優
れている。
【0117】なお、文字や図形は普通のペンで筆記した
場合同様にそれぞれのページに見えるため、視覚的に確
認したり検索したりするのに違和感がない。
場合同様にそれぞれのページに見えるため、視覚的に確
認したり検索したりするのに違和感がない。
【0118】検出された筆記情報はメモリに保存するた
めのコード化において、各ストロークの点列データを、
絶対座標で扱わずにストローク毎の相対変位量とペンア
ップ変位量の組合せで表現していることと、特殊な用紙
又はタブレットを用いないこととの利点として大きな用
紙サイズへの対応が可能である。
めのコード化において、各ストロークの点列データを、
絶対座標で扱わずにストローク毎の相対変位量とペンア
ップ変位量の組合せで表現していることと、特殊な用紙
又はタブレットを用いないこととの利点として大きな用
紙サイズへの対応が可能である。
【0119】絶対座標で扱わずにストローク毎の相対変
位量とペンアップ変位量の組合せで筆記情報を表現して
記憶しているので、大量の筆記情報を筆記ペン本体が記
憶できる。例えば、図9に示すコード化の場合、1スト
ローク当りの保存に必要なメモリ容量は、(4+サンプ
ル数)×2バイトであり、1ストローク当りのサンプル
数すなわち点列データの平均数を12、1文字5画、1
ページ200文字で計算すると、1Mバイトのメモリに
30ページ以上の筆記情報の記憶が可能となり、実用上
十分な記憶性能が得られる。
位量とペンアップ変位量の組合せで筆記情報を表現して
記憶しているので、大量の筆記情報を筆記ペン本体が記
憶できる。例えば、図9に示すコード化の場合、1スト
ローク当りの保存に必要なメモリ容量は、(4+サンプ
ル数)×2バイトであり、1ストローク当りのサンプル
数すなわち点列データの平均数を12、1文字5画、1
ページ200文字で計算すると、1Mバイトのメモリに
30ページ以上の筆記情報の記憶が可能となり、実用上
十分な記憶性能が得られる。
【0120】また、ペン本体のメモリ残量が簡易液晶表
示部に表示されるため、メモリのオーバフローを防ぐた
めの対応が可能となる。
示部に表示されるため、メモリのオーバフローを防ぐた
めの対応が可能となる。
【0121】さらに、筆記時の運動エネルギーを用いて
電池の充電を行なっているため、筆記時の電力消費時に
充電ができ、しかも発電部の構成においてペンのアップ
ダウン方向の運動エネルギーのみを変換する発電機構の
ために、筆記時に発電素子の運動が筆記に悪影響を与え
るような作用を最小限にすることができるという優れた
電源系が構成される。
電池の充電を行なっているため、筆記時の電力消費時に
充電ができ、しかも発電部の構成においてペンのアップ
ダウン方向の運動エネルギーのみを変換する発電機構の
ために、筆記時に発電素子の運動が筆記に悪影響を与え
るような作用を最小限にすることができるという優れた
電源系が構成される。
【0122】また、第1実施例の加速度検出器及び増幅
回路でなる加速度検出装置によれば、小型ながら、十分
なダイナミックレンジを有する加速度検出信号を得るこ
とができる。その結果、この面からも、筆記情報の精度
を向上させることができる。
回路でなる加速度検出装置によれば、小型ながら、十分
なダイナミックレンジを有する加速度検出信号を得るこ
とができる。その結果、この面からも、筆記情報の精度
を向上させることができる。
【0123】(B)第2実施例 次に、本発明の第2実施例について図面を参照しながら
詳述する。第2実施例の筆記ペンは、第1実施例に比較
して、筆記情報電子化保存部の内部構成が一部異なって
いる。そこで、以下では相違点を中心に説明する。
詳述する。第2実施例の筆記ペンは、第1実施例に比較
して、筆記情報電子化保存部の内部構成が一部異なって
いる。そこで、以下では相違点を中心に説明する。
【0124】図13は、この第2実施例における筆記情
報電子化保存部102Aの電気的な内部構成を示すブロ
ック図であり、第1実施例に係る上述した図2との同
一、対応部分には同一符号を付して示している。
報電子化保存部102Aの電気的な内部構成を示すブロ
ック図であり、第1実施例に係る上述した図2との同
一、対応部分には同一符号を付して示している。
【0125】相違点を簡単に述べると、第1実施例にお
いては、ペン先から距離aの部位に配置された加速度検
出器の検出情報を二重積分して得られた変位量とペン先
から距離bの部位に配置された加速度検出器の検出情報
を二重積分して得られた変位量とを加重加算してペン先
の変位を算出したが、第2実施例においては、ペン先か
ら距離aの部位に配置された加速度検出器の検出情報を
ペン先から距離bの部位に配置された加速度検出器の検
出情報とを加重加算して得られた情報を二重積分してペ
ン先の変位を算出するものである。
いては、ペン先から距離aの部位に配置された加速度検
出器の検出情報を二重積分して得られた変位量とペン先
から距離bの部位に配置された加速度検出器の検出情報
を二重積分して得られた変位量とを加重加算してペン先
の変位を算出したが、第2実施例においては、ペン先か
ら距離aの部位に配置された加速度検出器の検出情報を
ペン先から距離bの部位に配置された加速度検出器の検
出情報とを加重加算して得られた情報を二重積分してペ
ン先の変位を算出するものである。
【0126】図13において、遠端側の横方向加速度検
出器2102及び加速度検出モーションフィードバック
増幅回路2106の協働により得られた加速度検出信号
A21は、加重加算回路3200に入力される。また、
近端側の横方向加速度検出器2202及び加速度検出モ
ーションフィードバック増幅回路2206の協働により
得られた加速度検出信号A22も、加重加算回路320
0に入力される。加重加算回路3200は、これら横方
向の加速度検出信号A21及びA22を、加速度検出器
2102及び2202のペン先からの距離a及びbで定
まる重み付け係数((8)式参照)を用いて加重加算
し、その加算信号を二重積分回路3107に与える。二
重積分回路3107は、入力信号を二重積分し、ペン先
での横方向の変位データS2を得てベクトル処理部21
10に与える。
出器2102及び加速度検出モーションフィードバック
増幅回路2106の協働により得られた加速度検出信号
A21は、加重加算回路3200に入力される。また、
近端側の横方向加速度検出器2202及び加速度検出モ
ーションフィードバック増幅回路2206の協働により
得られた加速度検出信号A22も、加重加算回路320
0に入力される。加重加算回路3200は、これら横方
向の加速度検出信号A21及びA22を、加速度検出器
2102及び2202のペン先からの距離a及びbで定
まる重み付け係数((8)式参照)を用いて加重加算
し、その加算信号を二重積分回路3107に与える。二
重積分回路3107は、入力信号を二重積分し、ペン先
での横方向の変位データS2を得てベクトル処理部21
10に与える。
【0127】また、遠端側の縦方向加速度検出器210
3及び加速度検出モーションフィードバック増幅回路2
108の協働により得られた加速度検出信号A31は、
加重加算回路3300に入力される。近端側の縦方向加
速度検出器2203及び加速度検出モーションフィード
バック増幅回路2208の協働により得られた加速度検
出信号A32も、加重加算回路3300に入力される。
加重加算回路3300は、これら縦方向の加速度検出信
号A31及びA32を、加速度検出器2103及び22
03のペン先からの距離a及びbで定まる重み付け係数
((8)式参照)を用いて加重加算し、その加算信号を
二重積分回路3109に与える。二重積分回路3109
は、入力信号を二重積分し、ペン先での縦方向の変位デ
ータS3を得てベクトル処理部2110に与える。
3及び加速度検出モーションフィードバック増幅回路2
108の協働により得られた加速度検出信号A31は、
加重加算回路3300に入力される。近端側の縦方向加
速度検出器2203及び加速度検出モーションフィード
バック増幅回路2208の協働により得られた加速度検
出信号A32も、加重加算回路3300に入力される。
加重加算回路3300は、これら縦方向の加速度検出信
号A31及びA32を、加速度検出器2103及び22
03のペン先からの距離a及びbで定まる重み付け係数
((8)式参照)を用いて加重加算し、その加算信号を
二重積分回路3109に与える。二重積分回路3109
は、入力信号を二重積分し、ペン先での縦方向の変位デ
ータS3を得てベクトル処理部2110に与える。
【0128】各方向のペン先での変位データS2及びS
3を得るための構成以外は、第1実施例と同様であり、
その説明は省略する。
3を得るための構成以外は、第1実施例と同様であり、
その説明は省略する。
【0129】ここで、2箇所の部位で検出された横方向
の加速度検出信号A21及びA22をそれぞれ加重加算
回路3200によって加算した後、二重積分回路310
7によって積分して最終的な横方向の変位量(変位デー
タ)S2を得ることと、第1実施例のように、2箇所の
部位で検出された横方向の加速度検出信号A21及びA
22をそれぞれ二重積分して得られた変位量(変位デー
タ)T21及びT22を加重加算して最終的な変位量
(変位データ)S2を得ることとが等価であることは定
積分の公式より明らかである。
の加速度検出信号A21及びA22をそれぞれ加重加算
回路3200によって加算した後、二重積分回路310
7によって積分して最終的な横方向の変位量(変位デー
タ)S2を得ることと、第1実施例のように、2箇所の
部位で検出された横方向の加速度検出信号A21及びA
22をそれぞれ二重積分して得られた変位量(変位デー
タ)T21及びT22を加重加算して最終的な変位量
(変位データ)S2を得ることとが等価であることは定
積分の公式より明らかである。
【0130】このことは、当然に縦方向の最終的な変位
データS3を得る場合にも言えることである。
データS3を得る場合にも言えることである。
【0131】従って、第2実施例によれば、ペン先での
変位量を得る構成が第1実施例とは異なるが、同じ変位
量を得ることができ、第1実施例と同様に作用するの
で、上述した第1実施例についての効果を全て発揮させ
ることができる。
変位量を得る構成が第1実施例とは異なるが、同じ変位
量を得ることができ、第1実施例と同様に作用するの
で、上述した第1実施例についての効果を全て発揮させ
ることができる。
【0132】これに加えて、第2実施例によれば、二重
積分回路の数を第1実施例より少なくでき、筆記情報電
子化保存部の構成を簡単なものとすることができる。
積分回路の数を第1実施例より少なくでき、筆記情報電
子化保存部の構成を簡単なものとすることができる。
【0133】(C)第3実施例 次に、本発明の第3実施例について図面を参照しながら
詳述する。この第3実施例は、筆記ペンの物理的な大き
さの制約のために筆記ペンに搭載できるメモリ素子の大
きさや数が制約され、メモリ回路2111の容量をさほ
ど大きくできない状況であるが、それでも多数の筆記情
報を記憶できるようにすることを意図したものである。
詳述する。この第3実施例は、筆記ペンの物理的な大き
さの制約のために筆記ペンに搭載できるメモリ素子の大
きさや数が制約され、メモリ回路2111の容量をさほ
ど大きくできない状況であるが、それでも多数の筆記情
報を記憶できるようにすることを意図したものである。
【0134】第3実施例の筆記ペンは、第1実施例に比
較して、ペンアップ・ダウン信号S1、変位データS2
及びS3が入力されてメモリ回路に格納する形式のコー
ド化データ(筆跡情報コード列)を作成するベクトル処
理部が異なっている。
較して、ペンアップ・ダウン信号S1、変位データS2
及びS3が入力されてメモリ回路に格納する形式のコー
ド化データ(筆跡情報コード列)を作成するベクトル処
理部が異なっている。
【0135】そこで、以下では、第3実施例のベクトル
処理部2110Aについてのみ説明する。ここで、図1
4が、この第3実施例のベクトル処理部2110Aの機
能構成を示すブロック図である。
処理部2110Aについてのみ説明する。ここで、図1
4が、この第3実施例のベクトル処理部2110Aの機
能構成を示すブロック図である。
【0136】図14において、第3実施例のベクトル処
理部2110Aは、状態遷移検出回路1401、ヘッダ
パターン発生回路1402、4個のレジスタ1403、
1404、1413、1414、データ削減処理部14
20及び出力バッファ回路1406から構成されてい
る。
理部2110Aは、状態遷移検出回路1401、ヘッダ
パターン発生回路1402、4個のレジスタ1403、
1404、1413、1414、データ削減処理部14
20及び出力バッファ回路1406から構成されてい
る。
【0137】状態遷移検出回路1401、ヘッダパター
ン発生回路1402及び出力バッファ回路1406は、
第1実施例の対応回路と同一のものであり、その説明は
省略する。なお、第3実施例では、状態遷移検出回路1
401及びヘッダパターン発生回路1402からの出力
データが、データ削減処理部1420に入力されるよう
になされている。
ン発生回路1402及び出力バッファ回路1406は、
第1実施例の対応回路と同一のものであり、その説明は
省略する。なお、第3実施例では、状態遷移検出回路1
401及びヘッダパターン発生回路1402からの出力
データが、データ削減処理部1420に入力されるよう
になされている。
【0138】2個のレジスタ1403及び1413の縦
続接続段(シフトレジスタ)には、横方向の変位データ
S2が入力され、この縦続接続段の3タップから、横方
向の変位データS2の3個のサンプルデータXn-2 、X
n-1 、Xn が取り出されてデータ削減回路1420に与
えられるようになされている。
続接続段(シフトレジスタ)には、横方向の変位データ
S2が入力され、この縦続接続段の3タップから、横方
向の変位データS2の3個のサンプルデータXn-2 、X
n-1 、Xn が取り出されてデータ削減回路1420に与
えられるようになされている。
【0139】また、2個のレジスタ1404及び141
4の縦続接続段(シフトレジスタ)には、縦方向の変位
データS3が入力され、この縦続接続段の3タップか
ら、縦方向の変位データS3の3個のサンプルデータY
n-2 、Yn-1 、Yn が取り出されてデータ削減回路14
20に与えられるようになされている。
4の縦続接続段(シフトレジスタ)には、縦方向の変位
データS3が入力され、この縦続接続段の3タップか
ら、縦方向の変位データS3の3個のサンプルデータY
n-2 、Yn-1 、Yn が取り出されてデータ削減回路14
20に与えられるようになされている。
【0140】データ削減処理部1420は、横方向及び
縦方向のサンプルデータの組でなる筆記データの点列デ
ータから、保存すべきデータか破棄するデータか判定を
行なうものである。また、データ削減処理部1420
は、ヘッダパターン発生回路1402が発生したヘッダ
パターンデータと、保存すべきと判定された点列データ
とを含むコード列を出力するものである。さらに、デー
タ削減処理部1420は、現時点で入力されている点列
データ(Xn ,Yn )が保存すべき場合にのみ、4個の
レジスタ1403、1404、1413、1414にシ
フトクロックを与えるものである。
縦方向のサンプルデータの組でなる筆記データの点列デ
ータから、保存すべきデータか破棄するデータか判定を
行なうものである。また、データ削減処理部1420
は、ヘッダパターン発生回路1402が発生したヘッダ
パターンデータと、保存すべきと判定された点列データ
とを含むコード列を出力するものである。さらに、デー
タ削減処理部1420は、現時点で入力されている点列
データ(Xn ,Yn )が保存すべき場合にのみ、4個の
レジスタ1403、1404、1413、1414にシ
フトクロックを与えるものである。
【0141】次に、第3実施例のベクトル処理部211
0Aの処理を説明する。
0Aの処理を説明する。
【0142】ペンアップ・ダウン信号S1は、状態遷移
検出回路1401に入力され、この状態遷移検出回路1
401によって、現在の遷移状態が、ペンダウンすなわ
ちストロークの始点を示す遷移[A]か、ペンダウン状
態の継続(ストローク筆記中)を示す遷移[B]か、ペ
ンアップすなわちストロークの終点を示す遷移[C]
か、ペンアップ状態の継続(裏ストローク中)を示す遷
移[D]かが識別され、さらに、遷移の変化状態から筆
記ペンの使用開始等も識別され、この識別結果がヘッダ
パターン発生回路1402及びデータ削減処理部142
0に与えられる。
検出回路1401に入力され、この状態遷移検出回路1
401によって、現在の遷移状態が、ペンダウンすなわ
ちストロークの始点を示す遷移[A]か、ペンダウン状
態の継続(ストローク筆記中)を示す遷移[B]か、ペ
ンアップすなわちストロークの終点を示す遷移[C]
か、ペンアップ状態の継続(裏ストローク中)を示す遷
移[D]かが識別され、さらに、遷移の変化状態から筆
記ペンの使用開始等も識別され、この識別結果がヘッダ
パターン発生回路1402及びデータ削減処理部142
0に与えられる。
【0143】データ削減処理部1420においては、こ
の識別結果を以下のデータ削減処理に用いると共に制御
回路2112に出力し、制御回路2112は、この識別
結果を利用して上述したリセット信号R2を発生した
り、当該ベクトル処理部2110に対する制御信号Ci
を発生したりする。
の識別結果を以下のデータ削減処理に用いると共に制御
回路2112に出力し、制御回路2112は、この識別
結果を利用して上述したリセット信号R2を発生した
り、当該ベクトル処理部2110に対する制御信号Ci
を発生したりする。
【0144】以下、データ削減処理部1420による処
理を、図15及び図16に示すフローチャートを参照し
ながら詳述する。
理を、図15及び図16に示すフローチャートを参照し
ながら詳述する。
【0145】状態遷移識別回路1402から「使用開
始」の識別結果が与えられるとそれを取込み、「使用開
始」と第1番目のストロークの始点のタイミングである
ことを認識し、メモリ回路2111を制御する制御回路
2112へ書き込み信号を出力すると共に、書き込みデ
ータとして、ヘッダパターン発生回路1402からの
「スタートコード」を出力する(d1)。そして、始点
座標(X0 ,Y0 )を第1の点列データとしてレジスタ
1403及び1404に格納させ、同時に、制御回路2
112へ書き込み信号を出力すると共に、書き込みデー
タとして、ヘッダパターン発生回路1402からの第1
ストロークを指示する「ストローク番号」及び第1の点
列データを順次出力する(c2)。
始」の識別結果が与えられるとそれを取込み、「使用開
始」と第1番目のストロークの始点のタイミングである
ことを認識し、メモリ回路2111を制御する制御回路
2112へ書き込み信号を出力すると共に、書き込みデ
ータとして、ヘッダパターン発生回路1402からの
「スタートコード」を出力する(d1)。そして、始点
座標(X0 ,Y0 )を第1の点列データとしてレジスタ
1403及び1404に格納させ、同時に、制御回路2
112へ書き込み信号を出力すると共に、書き込みデー
タとして、ヘッダパターン発生回路1402からの第1
ストロークを指示する「ストローク番号」及び第1の点
列データを順次出力する(c2)。
【0146】この直後、状態遷移検出回路1401から
の識別結果は、ペンダウン状態の継続(ストローク筆記
中)を示す遷移[B]になる。後述する処理d11まで
の処理は、遷移[B]の状態に行なわれるものである。
の識別結果は、ペンダウン状態の継続(ストローク筆記
中)を示す遷移[B]になる。後述する処理d11まで
の処理は、遷移[B]の状態に行なわれるものである。
【0147】データ削減処理部1420は、第2の点列
データを無条件にレジスタ1403及び1404へ格納
させると共に、これらレジスタ1403及び1404に
格納されていた点列データ(このタイミングでは第1の
点列データ)を対応するレジスタ1413及び1414
へシフトさせ、同時に、制御回路2112へ書き込み信
号を出力すると共に、書き込みデータとして第2の点列
データを出力する(c3)。
データを無条件にレジスタ1403及び1404へ格納
させると共に、これらレジスタ1403及び1404に
格納されていた点列データ(このタイミングでは第1の
点列データ)を対応するレジスタ1413及び1414
へシフトさせ、同時に、制御回路2112へ書き込み信
号を出力すると共に、書き込みデータとして第2の点列
データを出力する(c3)。
【0148】そして、これらレジスタ1403、140
4、1413及び1414に格納されている2点の座標
(2個の点列データ)から、ストロークの方向(予測
角)を算出する(s4)。算出されたストロークの方向
が、次に、入力されてきた点列データをメモリ回路21
11に保存するか否かの判定基準となっている。
4、1413及び1414に格納されている2点の座標
(2個の点列データ)から、ストロークの方向(予測
角)を算出する(s4)。算出されたストロークの方向
が、次に、入力されてきた点列データをメモリ回路21
11に保存するか否かの判定基準となっている。
【0149】次に、算出されたストロークの方向が判定
基準となり得ることを、図17を用いて説明する。図1
7に示すように、始点(第1の点列データ)P0 (X0
,Y0 )を基準にすると、ストロークの方向角θは、
(10)式で表される。 tanθ=(Y1 −Y0 )/(X1 −X0 ) …(10) 終点を除く次の点列データの座標が、この方向の予測直
線上の近傍にある限り、筆跡はほぼ直線であり、次の点
列データの情報の保存を省略しても元の筆跡を復元する
ことができる。
基準となり得ることを、図17を用いて説明する。図1
7に示すように、始点(第1の点列データ)P0 (X0
,Y0 )を基準にすると、ストロークの方向角θは、
(10)式で表される。 tanθ=(Y1 −Y0 )/(X1 −X0 ) …(10) 終点を除く次の点列データの座標が、この方向の予測直
線上の近傍にある限り、筆跡はほぼ直線であり、次の点
列データの情報の保存を省略しても元の筆跡を復元する
ことができる。
【0150】この第3実施例は、かかる考え方に従い、
予測線(予測方向)を求め、次の点列データがこの予測
線上近傍にある場合には、その点列データを破棄させ、
メモリ回路2111に格納するデータ量の削減を図った
ものである。
予測線(予測方向)を求め、次の点列データがこの予測
線上近傍にある場合には、その点列データを破棄させ、
メモリ回路2111に格納するデータ量の削減を図った
ものである。
【0151】次に、判定対象の点列データ(Xn 、Yn
)を破棄するか保存するかの具体的な判定方法を説明
する。この具体的判定方法を実現するように、上述した
図15及び図16のフローチャートは構成されている。
この具体的な判定方法は、予測線上に無数の予測座標が
存在するが、予測からの誤差の算出を簡略化できるよう
にしたものである。このような判定は、新たな点列デー
タPn (Xn 、Yn )が入力されてきたときに実行され
る。
)を破棄するか保存するかの具体的な判定方法を説明
する。この具体的判定方法を実現するように、上述した
図15及び図16のフローチャートは構成されている。
この具体的な判定方法は、予測線上に無数の予測座標が
存在するが、予測からの誤差の算出を簡略化できるよう
にしたものである。このような判定は、新たな点列デー
タPn (Xn 、Yn )が入力されてきたときに実行され
る。
【0152】最初に、判定対象の点列データPn (Xn
、Yn )のx座標値Xn とx座標値が一致する予測方
向の第1の予測座標Rn (Xn 、Y’n )におけるy座
標Y’n を例えば(11)式に従って求め、このy座標
Y’n と判定対象の点列データのy座標Yn との距離
(|Y’n −Yn |)を算出する(s5)。 Y’n =(Xn −Xn-1 )tan θ+Yn-1 …(11) そして、この予測誤差距離(|Y’n −Yn |)を予め
定めている閾値と比較する(d6)。予測誤差距離(|
Y’n −Yn |)が閾値より小さい場合は、予測可能と
判断してその点列データを破棄し、次の入力点列データ
を対象とする(c7)。
、Yn )のx座標値Xn とx座標値が一致する予測方
向の第1の予測座標Rn (Xn 、Y’n )におけるy座
標Y’n を例えば(11)式に従って求め、このy座標
Y’n と判定対象の点列データのy座標Yn との距離
(|Y’n −Yn |)を算出する(s5)。 Y’n =(Xn −Xn-1 )tan θ+Yn-1 …(11) そして、この予測誤差距離(|Y’n −Yn |)を予め
定めている閾値と比較する(d6)。予測誤差距離(|
Y’n −Yn |)が閾値より小さい場合は、予測可能と
判断してその点列データを破棄し、次の入力点列データ
を対象とする(c7)。
【0153】予測誤差距離(|Y’n −Yn |)が閾値
より大きい場合には、判定対象の点列データPn (Xn
、Yn )のy座標値Yn とy座標値が一致する予測方
向の第2の予測座標Qn (X’n 、Yn )におけるx座
標X’n を例えば(12)式に従って求め、このx座標
X’n と判定対象点列データのx座標Xn との距離(|
X’n −Xn |)を算出する(s8)。 X’n =(Yn −Yn-1 )tanθ+Xn-1 …(12) そして、この予測誤差距離(|X’n −Xn |)が予め
定めている閾値と比較する(d9)。予測誤差距離(|
X’n −Xn |)が閾値より小さい場合は、予測可能と
判断してその点列データを破棄し、次の入力点列データ
を対象とする(c10)。
より大きい場合には、判定対象の点列データPn (Xn
、Yn )のy座標値Yn とy座標値が一致する予測方
向の第2の予測座標Qn (X’n 、Yn )におけるx座
標X’n を例えば(12)式に従って求め、このx座標
X’n と判定対象点列データのx座標Xn との距離(|
X’n −Xn |)を算出する(s8)。 X’n =(Yn −Yn-1 )tanθ+Xn-1 …(12) そして、この予測誤差距離(|X’n −Xn |)が予め
定めている閾値と比較する(d9)。予測誤差距離(|
X’n −Xn |)が閾値より小さい場合は、予測可能と
判断してその点列データを破棄し、次の入力点列データ
を対象とする(c10)。
【0154】この点列データの保存/破棄の判定は、終
点まで時系列に入力される各点列データに対して繰り返
しなされる(d11)。なお、図15及び図16のフロ
ーチャートにおいては、終点判別が、点列データが保存
された場合だけ行なうようにも見えるが、表記上の都合
からこのように表現しているだけであり、点列データの
保存/破棄に関係なく、終点判別は実行される。
点まで時系列に入力される各点列データに対して繰り返
しなされる(d11)。なお、図15及び図16のフロ
ーチャートにおいては、終点判別が、点列データが保存
された場合だけ行なうようにも見えるが、表記上の都合
からこのように表現しているだけであり、点列データの
保存/破棄に関係なく、終点判別は実行される。
【0155】以上のように、判定対象の点列データPn
(Xn 、Yn )と、第1又は第2の予測座標Rn (Xn
、Y’n )又はQn (X’n 、Yn )との距離の一方
でも閾値以下の場合には、その点列データPn (Xn 、
Yn )は破棄されて次の点列データの判定に以降され
る。
(Xn 、Yn )と、第1又は第2の予測座標Rn (Xn
、Y’n )又はQn (X’n 、Yn )との距離の一方
でも閾値以下の場合には、その点列データPn (Xn 、
Yn )は破棄されて次の点列データの判定に以降され
る。
【0156】一方、第1及び第2の予測座標Rn (Xn
、Y’n )及びQn (X’n 、Yn)との距離が閾値よ
りも共に大きい場合には、その点列データPn (Xn 、
Yn)をレジスタ1403、1404に格納させると共
に、これらレジスタ1403及び1404に格納されて
いた点列データを対応するレジスタ1413及び141
4へシフトさせ、同時に、制御回路2112へ書き込み
信号を出力すると共に、書込みデータとしてこの点列デ
ータPn (Xn 、Yn )を出力する(c3)。
、Y’n )及びQn (X’n 、Yn)との距離が閾値よ
りも共に大きい場合には、その点列データPn (Xn 、
Yn)をレジスタ1403、1404に格納させると共
に、これらレジスタ1403及び1404に格納されて
いた点列データを対応するレジスタ1413及び141
4へシフトさせ、同時に、制御回路2112へ書き込み
信号を出力すると共に、書込みデータとしてこの点列デ
ータPn (Xn 、Yn )を出力する(c3)。
【0157】データ削減処理部1420は、状態遷移識
別回路1402からの識別結果に基づいてストロークの
終点を認識すると(遷移[B]から遷移[C]への状態
変化我終点を意味する)、制御回路2112へ書き込み
信号を出力すると共に、書き込みデータとしてそのとき
に判定対象の点列データPn (Xn 、Yn )(これは終
点座標を表している)及びヘッダパターン発生回路14
02からの「ストローク終点マーク」を順次出力する
(c12)。このように終点座標は無条件に格納させ
る。
別回路1402からの識別結果に基づいてストロークの
終点を認識すると(遷移[B]から遷移[C]への状態
変化我終点を意味する)、制御回路2112へ書き込み
信号を出力すると共に、書き込みデータとしてそのとき
に判定対象の点列データPn (Xn 、Yn )(これは終
点座標を表している)及びヘッダパターン発生回路14
02からの「ストローク終点マーク」を順次出力する
(c12)。このように終点座標は無条件に格納させ
る。
【0158】終点を検出して座標を保存させた後は、次
のストロークの始点の検出を行なう(d13)。始点を
検出した時には、上述した処理c2に戻る。始点でなけ
れば、状態遷移識別回路1402からの識別結果に基づ
いて、筆記ペンが使用中であるか否かを判別する(d1
4)。検出した始点までの変移量より始点座標を知るこ
とができるため、ペンアップ期間中の途中の点列データ
は全て破棄する(c15)。筆記ペンの使用中止(ペン
アップ状態の所定時間の経過)により処理を終了する。
のストロークの始点の検出を行なう(d13)。始点を
検出した時には、上述した処理c2に戻る。始点でなけ
れば、状態遷移識別回路1402からの識別結果に基づ
いて、筆記ペンが使用中であるか否かを判別する(d1
4)。検出した始点までの変移量より始点座標を知るこ
とができるため、ペンアップ期間中の途中の点列データ
は全て破棄する(c15)。筆記ペンの使用中止(ペン
アップ状態の所定時間の経過)により処理を終了する。
【0159】以上のようにして、この第3実施例におい
ても、図9に示すようなコード列をメモリ回路2111
に格納させることができる。なお、1ストローク当りの
点列データ数は、この第3実施例の方がかなり少なくな
っている。
ても、図9に示すようなコード列をメモリ回路2111
に格納させることができる。なお、1ストローク当りの
点列データ数は、この第3実施例の方がかなり少なくな
っている。
【0160】図15及び図16の処理では、ペンアップ
変位を格納させる処理がなかったがこれを格納させるよ
うにしても良い。例えば、ペンアップ期間中での点列デ
ータを常にレジスタに格納させるようにし、遷移[C]
が生じたときのレジスタ1403及び1404の点列デ
ータをペンアップ変位としてメモリ回路2111に格納
させれば良い。
変位を格納させる処理がなかったがこれを格納させるよ
うにしても良い。例えば、ペンアップ期間中での点列デ
ータを常にレジスタに格納させるようにし、遷移[C]
が生じたときのレジスタ1403及び1404の点列デ
ータをペンアップ変位としてメモリ回路2111に格納
させれば良い。
【0161】上記第3実施例によれば、ベクトル処理部
での処理が第1実施例とは異なるが、全体としては、第
1実施例と同様に作用するので、上述した第1実施例に
ついての効果を全て発揮させることができる。
での処理が第1実施例とは異なるが、全体としては、第
1実施例と同様に作用するので、上述した第1実施例に
ついての効果を全て発揮させることができる。
【0162】ここで、この第3実施例の場合には、スト
ロークの筆記中に得られた点列データであっても適宜間
引いてメモリ回路2111に保存させるので、第1実施
例以上に、実用上十分な記憶性能を得ることができる。
ロークの筆記中に得られた点列データであっても適宜間
引いてメモリ回路2111に保存させるので、第1実施
例以上に、実用上十分な記憶性能を得ることができる。
【0163】例えば、第1実施例によって図9に示すコ
ード化、保存を行なう場合、1ストローク当りの保存に
必要なメモリ容量は(4+サンプル数)×2バイトであ
り、1ストローク当りのサンプル数すなわち点列データ
の平均数を12、1文字5画、1ページ200文字で計
算すると、1Mバイトのメモリに30ページ以上の筆記
情報の記憶が可能である。これに対して、第3実施例に
よって図9に示すコード化、保存を行なう場合にも、1
ストローク当りの保存に必要なメモリ容量は(4+サン
プル数)×2バイトであるが、1ストローク当りのサン
プル数すなわち点列データの平均数が少なくなり、例え
ば4になったとし、他の条件が同じならば、1Mバイト
のメモリに60ページ以上の筆記情報を記憶できる。
ード化、保存を行なう場合、1ストローク当りの保存に
必要なメモリ容量は(4+サンプル数)×2バイトであ
り、1ストローク当りのサンプル数すなわち点列データ
の平均数を12、1文字5画、1ページ200文字で計
算すると、1Mバイトのメモリに30ページ以上の筆記
情報の記憶が可能である。これに対して、第3実施例に
よって図9に示すコード化、保存を行なう場合にも、1
ストローク当りの保存に必要なメモリ容量は(4+サン
プル数)×2バイトであるが、1ストローク当りのサン
プル数すなわち点列データの平均数が少なくなり、例え
ば4になったとし、他の条件が同じならば、1Mバイト
のメモリに60ページ以上の筆記情報を記憶できる。
【0164】なお、文字の多くは直線ストロークを多く
含むものであるので、直線予測を用いた上記第3実施例
による筆記情報の圧縮効果は高く、また、復元精度も十
分に高く、圧縮が精度をほとんど落とすことがない。ま
た、文字認識等では、ストロークを直線セグメントの組
に変換する処理を行なうことがあるが、第3実施例の筆
記ペンから情報処理装置へ転送される筆記情報は、この
ような場合への対応性が高い。
含むものであるので、直線予測を用いた上記第3実施例
による筆記情報の圧縮効果は高く、また、復元精度も十
分に高く、圧縮が精度をほとんど落とすことがない。ま
た、文字認識等では、ストロークを直線セグメントの組
に変換する処理を行なうことがあるが、第3実施例の筆
記ペンから情報処理装置へ転送される筆記情報は、この
ような場合への対応性が高い。
【0165】第3実施例によれば、ストロークの筆記中
に得られた点列データを間引くか否かを決定するために
は、その判定対象より過去の2個の点列データだけを用
いた演算で良く、そのため、ハードウェア又はソフトウ
ェアを簡単なものとすることができる。筆記ペンという
物理的大きさに制約がある製品では、かかる効果の意義
は大きい。
に得られた点列データを間引くか否かを決定するために
は、その判定対象より過去の2個の点列データだけを用
いた演算で良く、そのため、ハードウェア又はソフトウ
ェアを簡単なものとすることができる。筆記ペンという
物理的大きさに制約がある製品では、かかる効果の意義
は大きい。
【0166】因に、点列データを廃棄するか保存するか
の比較対象である予測座標を予測曲線上で求めることが
考えられる。すなわち、予測のために直線では曲線を用
いることが考えられる。しかし、予測曲線を得るための
過去の点列データの数が多くなると共に、曲線を決定す
るための複雑な演算が必要となり、しかも、筆跡を再現
する場合にも曲線演算が必要となって実際的ではない。
また、文字の多くは直線ストロークからなるので、この
ようにしても精度向上には寄与しない。従って、第3実
施例のように、直線を用いた予測で十分である。
の比較対象である予測座標を予測曲線上で求めることが
考えられる。すなわち、予測のために直線では曲線を用
いることが考えられる。しかし、予測曲線を得るための
過去の点列データの数が多くなると共に、曲線を決定す
るための複雑な演算が必要となり、しかも、筆跡を再現
する場合にも曲線演算が必要となって実際的ではない。
また、文字の多くは直線ストロークからなるので、この
ようにしても精度向上には寄与しない。従って、第3実
施例のように、直線を用いた予測で十分である。
【0167】(D)第4実施例 次に、本発明の第4実施例について図面を参照しながら
詳述する。この第4実施例は、第3実施例に比較して、
データ削減処理部1420(図14参照)の処理が異な
っているものであり、他は、第3実施例と同様である。
そこで、第4実施例については、データ削減処理部14
20の処理についてのみ説明する。
詳述する。この第4実施例は、第3実施例に比較して、
データ削減処理部1420(図14参照)の処理が異な
っているものであり、他は、第3実施例と同様である。
そこで、第4実施例については、データ削減処理部14
20の処理についてのみ説明する。
【0168】第3実施例においては、判定対象の点列デ
ータ(Xn 、Yn )のx座標値が一致する予測座標(X
n 、Y’n )及びy座標値が一致する予測座標(X’n
、Yn )と、判定対象の点列データとのそれぞれの誤
差距離のどちらかが予め定めた固定の閾値より小さい場
合にのみ、判定対象の点列データが予測線上近傍にある
と判定して破棄するものであった。これに対して、第4
実施例は、予測座標線と判定対象の点列データの座標の
最短距離が閾値以下であるか否かにより破棄/保存を判
定すると共に、データを破棄する毎に閾値を修正するも
のである。
ータ(Xn 、Yn )のx座標値が一致する予測座標(X
n 、Y’n )及びy座標値が一致する予測座標(X’n
、Yn )と、判定対象の点列データとのそれぞれの誤
差距離のどちらかが予め定めた固定の閾値より小さい場
合にのみ、判定対象の点列データが予測線上近傍にある
と判定して破棄するものであった。これに対して、第4
実施例は、予測座標線と判定対象の点列データの座標の
最短距離が閾値以下であるか否かにより破棄/保存を判
定すると共に、データを破棄する毎に閾値を修正するも
のである。
【0169】図18及び図19は、第4実施例のデータ
削減処理部1420による処理を示すフローチャートで
ある。
削減処理部1420による処理を示すフローチャートで
ある。
【0170】第4実施例においても、過去の2個の点列
データ(座標)を用いて現在筆記中のストロークの方向
(方向角θ)を算出するまでの処理(d1〜s4)は、
第3実施例と同様であり、その説明は省略する。しかし
ながら、上述したように、判定対象の点列データ(Xn
、Yn )を破棄させるか保存させるかを具体的に決定
する判定方法が異なっている。
データ(座標)を用いて現在筆記中のストロークの方向
(方向角θ)を算出するまでの処理(d1〜s4)は、
第3実施例と同様であり、その説明は省略する。しかし
ながら、上述したように、判定対象の点列データ(Xn
、Yn )を破棄させるか保存させるかを具体的に決定
する判定方法が異なっている。
【0171】具体的な判定方法を、図20をも利用しな
がら説明する。なお、最初の判定時には、閾値の初期化
が判定処理の前に実行される(c’9)。
がら説明する。なお、最初の判定時には、閾値の初期化
が判定処理の前に実行される(c’9)。
【0172】予測線2001と、判定対象の点列データ
の座標(Xn 、Yn )との距離Emを算出する(s’
5)。この予測誤差を表す距離Emは、図20から明ら
かなように、第3実施例で説明した第2の予測座標
(X’n 、Yn )と判定対象の点列データの座標(Xn
、Yn )との距離Exを用いて、(13)式で表され
る。一方、距離Exは、(14)式で表すことができ
る。
の座標(Xn 、Yn )との距離Emを算出する(s’
5)。この予測誤差を表す距離Emは、図20から明ら
かなように、第3実施例で説明した第2の予測座標
(X’n 、Yn )と判定対象の点列データの座標(Xn
、Yn )との距離Exを用いて、(13)式で表され
る。一方、距離Exは、(14)式で表すことができ
る。
【0173】 Em=Ex・sinθ …(13) Ex=Xn −X’n =Xn-1 +(Yn −Yn-1 )/tanθ …(14) 従って、予測誤差を表す距離Emを、(15)式に従っ
て、ストローク方向(θ)、過去の点列データ(Xn-1
、Yn-1 )及び判定対象の点列データ(Xn 、Yn )
から求めることができることが分かる。なお、(15)
式におけるsinθ及びcosθは、ストローク方向を
表すtanθをアドレスとしてこれら値を出力するテー
ブル等をデータ削減処理部1420内に設けておくこと
により容易に得ることができる。
て、ストローク方向(θ)、過去の点列データ(Xn-1
、Yn-1 )及び判定対象の点列データ(Xn 、Yn )
から求めることができることが分かる。なお、(15)
式におけるsinθ及びcosθは、ストローク方向を
表すtanθをアドレスとしてこれら値を出力するテー
ブル等をデータ削減処理部1420内に設けておくこと
により容易に得ることができる。
【0174】 Em=(Xn −Xn-1 )・sinθ−(Yn −Yn-1 )・cosθ …(15) この誤差距離Emをその時点での閾値Tと比較する(d
6)。そして、閾値以下の場合には、その判定対象の点
列データ(Xn 、Yn )を破棄する(c7)と共に閾値
Tを変更し(c’8)、次の点列データの処理に移行す
る。
6)。そして、閾値以下の場合には、その判定対象の点
列データ(Xn 、Yn )を破棄する(c7)と共に閾値
Tを変更し(c’8)、次の点列データの処理に移行す
る。
【0175】閾値の変更方法としては、定数を乗じる方
法や定数を加算/減算する方法を挙げることができる。
大きなデータ圧縮効果を実現したい場合は、データ破棄
する毎に閾値を大きい方向に修正する。逆になるべく忠
実なイメージ情報を再現したい場合は小さい方向に修正
する。
法や定数を加算/減算する方法を挙げることができる。
大きなデータ圧縮効果を実現したい場合は、データ破棄
する毎に閾値を大きい方向に修正する。逆になるべく忠
実なイメージ情報を再現したい場合は小さい方向に修正
する。
【0176】誤差距離Emが閾値Tよりも大きい場合に
は、その判定対象の点列データ(Xn 、Yn )を保存す
るものとし、これ以降、第3実施例と同様に処理する。
は、その判定対象の点列データ(Xn 、Yn )を保存す
るものとし、これ以降、第3実施例と同様に処理する。
【0177】第4実施例によっても、第3実施例とほぼ
同様な効果を得ることができる。
同様な効果を得ることができる。
【0178】なお、第4実施例によれば、判定のための
閾値が固定値でなく判定の履歴に応じて修正した値を採
る可変値であるため、保存する筆記情報の利用目的や性
質に適したデータ削減特性が実現できる。すなわち、予
測線上との距離によりデータの保存/破棄の判定を行な
うため、情報圧縮を行っても筆記情報のイメージ的な劣
化が少なく、しかも、可変閾値法により利用目的に適し
たデータ圧縮が実現できるため、記憶容量と品質のトレ
ードオフの最適化が可能である。
閾値が固定値でなく判定の履歴に応じて修正した値を採
る可変値であるため、保存する筆記情報の利用目的や性
質に適したデータ削減特性が実現できる。すなわち、予
測線上との距離によりデータの保存/破棄の判定を行な
うため、情報圧縮を行っても筆記情報のイメージ的な劣
化が少なく、しかも、可変閾値法により利用目的に適し
たデータ圧縮が実現できるため、記憶容量と品質のトレ
ードオフの最適化が可能である。
【0179】また、判定に供する予測誤差距離が予測線
と判定対象の座標との距離の1個であるため、第3実施
例のように2段階の判定を行なう必要はなく、所定デー
タをテーブル等に格納しておけば、複雑な演算なしに判
定をすることができ、ハードウェア規模の増大を最低限
に抑えながら、判定の信頼性を向上させることができ
る。
と判定対象の座標との距離の1個であるため、第3実施
例のように2段階の判定を行なう必要はなく、所定デー
タをテーブル等に格納しておけば、複雑な演算なしに判
定をすることができ、ハードウェア規模の増大を最低限
に抑えながら、判定の信頼性を向上させることができ
る。
【0180】(E)他の実施例 本発明は、筆記情報を記憶する記憶構成を備える筆記ペ
ンを意図してなされたものであるが、複数の動き検出部
をペン先から異なる位置に設けて筆記情報を得るという
本発明の特徴は、筆記情報を記憶する記憶構成を備えな
い筆記ペンに対しても適用することができる。例えば、
記憶構成を備えたICカード状の携帯装置に対して、筆
記ペンが筆記情報を送信する筆記ペン装置に適用するこ
とができる。また、情報処理装置に有線、無線で接続さ
れている入力用の筆記ペンにも適用することができる。
ンを意図してなされたものであるが、複数の動き検出部
をペン先から異なる位置に設けて筆記情報を得るという
本発明の特徴は、筆記情報を記憶する記憶構成を備えな
い筆記ペンに対しても適用することができる。例えば、
記憶構成を備えたICカード状の携帯装置に対して、筆
記ペンが筆記情報を送信する筆記ペン装置に適用するこ
とができる。また、情報処理装置に有線、無線で接続さ
れている入力用の筆記ペンにも適用することができる。
【0181】第1実施例で示した加速度検出装置(加速
度検出器及びモーションフィードバック増幅回路でな
る)は、その用途が筆記ペンに限定されるものではな
い。
度検出器及びモーションフィードバック増幅回路でな
る)は、その用途が筆記ペンに限定されるものではな
い。
【0182】第3及び第4実施例で示した筆記情報を圧
縮する筆記情報処理方法は、筆記ペンだけでなく、筆記
情報を取り扱う各種の装置に適用できるものである。
縮する筆記情報処理方法は、筆記ペンだけでなく、筆記
情報を取り扱う各種の装置に適用できるものである。
【0183】上記実施例においては、動き検出器として
加速度検出器を適用したものを示したが、他の検出器を
適用しても良い。例えば、速度検出器を適用し、その検
出信号を積分して変位信号を得るようにしても良い。ま
た、加速度検出器を適用する場合であっても、図4に示
す電磁−機械変換を利用したものに限定されず、圧電効
果や静電容量変化を利用した加速度検出器等を適用して
も良い。要は、このような動き検出器をペン先から異な
る距離に設けたものであれば良い。
加速度検出器を適用したものを示したが、他の検出器を
適用しても良い。例えば、速度検出器を適用し、その検
出信号を積分して変位信号を得るようにしても良い。ま
た、加速度検出器を適用する場合であっても、図4に示
す電磁−機械変換を利用したものに限定されず、圧電効
果や静電容量変化を利用した加速度検出器等を適用して
も良い。要は、このような動き検出器をペン先から異な
る距離に設けたものであれば良い。
【0184】なお、請求項1の表現は、複数の動き検出
部の全体がペン先から異なる距離に配置されていなけれ
ばならないようにも読めるが、かかる意味を意図してい
るわけではなく、物理量を電気信号に変換する動き検出
器部分(センサ)だけが少なくともペン先から異なる距
離に配置されていれば良く、請求項1の表現は、このこ
とを意味しているものとする。
部の全体がペン先から異なる距離に配置されていなけれ
ばならないようにも読めるが、かかる意味を意図してい
るわけではなく、物理量を電気信号に変換する動き検出
器部分(センサ)だけが少なくともペン先から異なる距
離に配置されていれば良く、請求項1の表現は、このこ
とを意味しているものとする。
【0185】また、ペン先摩擦ノイズ検出センサとして
圧電素子を用いた例で説明したが、マイクロフォンの原
理同様に静電容量変化を使用したものや電磁効果を利用
したものなど他の原理による素子を用いても同様の機能
を実現することができる。また、加速度検出信号からそ
の振動の周波数成分を取り出してペンアップ・ダウン信
号を形成するようにしても良い。さらには、ペン先摩擦
によらず、ペンアップ・ダウンを検出するようにしても
良い。例えば、発光素子からの光の筆記面からの反射量
によってペンアップ・ダウンを検出するようにしても良
い。
圧電素子を用いた例で説明したが、マイクロフォンの原
理同様に静電容量変化を使用したものや電磁効果を利用
したものなど他の原理による素子を用いても同様の機能
を実現することができる。また、加速度検出信号からそ
の振動の周波数成分を取り出してペンアップ・ダウン信
号を形成するようにしても良い。さらには、ペン先摩擦
によらず、ペンアップ・ダウンを検出するようにしても
良い。例えば、発光素子からの光の筆記面からの反射量
によってペンアップ・ダウンを検出するようにしても良
い。
【0186】また、上記実施例においては、ハードウェ
ア的イメージで構成を示したが、一部の処理機能をソフ
トウェアで実現するようにしても良く、また、DSP等
の汎用的な素子によって各回路を構成するようにしても
良い。
ア的イメージで構成を示したが、一部の処理機能をソフ
トウェアで実現するようにしても良く、また、DSP等
の汎用的な素子によって各回路を構成するようにしても
良い。
【0187】
【発明の効果】以上のように、第1の本発明によれば、
筆記ペンの筆記情報検出手段を、当該筆記ペンが筆記面
に接しているか否かを検出してペンアップ・ダウン信号
を出力するペンアップ・ダウン検出手段と、当該筆記ペ
ンの移動を検出して動き信号を出力する、ペン先から異
なる距離に設けられた複数の動き検出手段と、これら複
数の動き検出部からの動き信号に基づいて、ペン先位置
での動き信号を得て出力するペン先動き検出手段とで構
成したので、ペン先の筆跡を正確に表した動き信号を得
ることができる筆記ペンを実現できる。
筆記ペンの筆記情報検出手段を、当該筆記ペンが筆記面
に接しているか否かを検出してペンアップ・ダウン信号
を出力するペンアップ・ダウン検出手段と、当該筆記ペ
ンの移動を検出して動き信号を出力する、ペン先から異
なる距離に設けられた複数の動き検出手段と、これら複
数の動き検出部からの動き信号に基づいて、ペン先位置
での動き信号を得て出力するペン先動き検出手段とで構
成したので、ペン先の筆跡を正確に表した動き信号を得
ることができる筆記ペンを実現できる。
【0188】第2の本発明の筆記情報処理方法によれ
ば、過去の複数の座標データに基づいて、次の座標デー
タの位置を予測し、予測誤差に基づいて、次の座標デー
タを適宜破棄するようにしたので、文字やストローク当
りの情報量が従来より少ないしかも精度の劣化がほとん
どない筆記情報を得ることができる。
ば、過去の複数の座標データに基づいて、次の座標デー
タの位置を予測し、予測誤差に基づいて、次の座標デー
タを適宜破棄するようにしたので、文字やストローク当
りの情報量が従来より少ないしかも精度の劣化がほとん
どない筆記情報を得ることができる。
【0189】第3の本発明によれば、加速度検出装置
を、所定方向にのみ一体的に可動し得るように設けられ
た第1及び第2のコイルと、第1及び第2のコイルにそ
れぞれ、磁界を印加する第1及び第2の磁界印加手段
と、第1のコイルの可動時にこの第1のコイルに誘起さ
れた電圧を増幅して第2のコイルに駆動電流を与え、第
2のコイルに、第1のコイルに対する可動力と等しい電
磁力を発生させる第1の増幅回路と、第1のコイルに誘
起された電圧を増幅して加速度検出信号として外部に出
力する第2の増幅回路とで構成したので、ダイナミック
レンジが広い加速度検出信号を出力できる小形化に対応
できる加速度検出装置を実現できる。
を、所定方向にのみ一体的に可動し得るように設けられ
た第1及び第2のコイルと、第1及び第2のコイルにそ
れぞれ、磁界を印加する第1及び第2の磁界印加手段
と、第1のコイルの可動時にこの第1のコイルに誘起さ
れた電圧を増幅して第2のコイルに駆動電流を与え、第
2のコイルに、第1のコイルに対する可動力と等しい電
磁力を発生させる第1の増幅回路と、第1のコイルに誘
起された電圧を増幅して加速度検出信号として外部に出
力する第2の増幅回路とで構成したので、ダイナミック
レンジが広い加速度検出信号を出力できる小形化に対応
できる加速度検出装置を実現できる。
【図1】第1実施例の筆記ペンの筆記情報検出機構の配
置の説明図である。
置の説明図である。
【図2】第1実施例の筆記情報電子化保存部の詳細を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】第1実施例の圧電素子2101の出力信号の処
理を説明する波形図である。
理を説明する波形図である。
【図4】第1実施例の加速度検出器の構造を示す断面図
である。
である。
【図5】第1実施例の加速度検出器の検出原理の説明図
である。
である。
【図6】第1実施例の二重積分回路の構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図7】第1実施例のベクトル処理部の構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図8】第1実施例のペンアップ・ダウン信号の遷移の
説明図である。
説明図である。
【図9】第1実施例の格納コード列を示す説明図であ
る。
る。
【図10】第1実施例の発電部の構造を示す断面図であ
る。
る。
【図11】第1実施例の筆記文字と3種類の信号との対
応例を示す説明図である。
応例を示す説明図である。
【図12】第1実施例におけるペン先変位信号を得るた
めの演算の説明図である。
めの演算の説明図である。
【図13】第2実施例の筆記情報電子化保存部の詳細を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図14】第3実施例のベクトル処理部の構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図15】第3実施例のベクトル処理部での処理フロー
チャート(その1)である。
チャート(その1)である。
【図16】第3実施例のベクトル処理部での処理フロー
チャート(その2)である。
チャート(その2)である。
【図17】第3実施例でのデータ削減原理の説明図であ
る。
る。
【図18】第4実施例のベクトル処理部での処理フロー
チャート(その1)である。
チャート(その1)である。
【図19】第4実施例のベクトル処理部での処理フロー
チャート(その2)である。
チャート(その2)である。
【図20】第4実施例でのデータ削減原理の説明図であ
る。
る。
100…筆記ペン、 101…ペン先部、 102…筆記情報電子化保存部、 103…遠端側加速度検出部、 104…近端側加速度検出部、 2101…圧電素子、 400、2102、2103、2202、2203…加
速度検出器、 2106、2108、2206、2208…加速度検出
モーションフィードバック増幅回路、 600、2107、2109、2207、2209、3
107、3109…二重積分回路、 2200、2300、3200、3300…加重加算回
路、 2110、2110A…ベクトル処理部、 2111…メモリ回路、 2112…制御回路、 402−1、402−2…可動コイル、 1420…データ削減処理部。
速度検出器、 2106、2108、2206、2208…加速度検出
モーションフィードバック増幅回路、 600、2107、2109、2207、2209、3
107、3109…二重積分回路、 2200、2300、3200、3300…加重加算回
路、 2110、2110A…ベクトル処理部、 2111…メモリ回路、 2112…制御回路、 402−1、402−2…可動コイル、 1420…データ削減処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01P 15/13 G06F 17/22 G06K 11/18
Claims (11)
- 【請求項1】 筆跡を電子的な筆記情報に変換する筆記
情報検出手段を有する筆記ペンにおいて、 筆記情報検出手段が、 当該筆記ペンが筆記面に接しているか否かを検出してペ
ンアップ・ダウン信号を出力するペンアップ・ダウン検
出手段と、 当該筆記ペンの移動を検出して動き信号を出力するペン
先から異なる距離に設けられた複数の動き検出手段と、 これら複数の動き検出手段からの動き信号に基づいて、
ペン先位置での動き信号を得て出力するペン先動き検出
手段とでなることを特徴とする筆記ペン。 - 【請求項2】 上記各動き検出手段がそれぞれ、 当該筆記ペンの移動に伴う加速度を検出する、検出方向
が異なる少なくとも2以上の加速度検出部でなると共
に、 上記ペン先動き検出手段が、 加速度検出信号を二重積分する上記各加速度検出部に対
応して設けられた二重積分回路と、同一の検出方向に係
る上記二重積分回路からの出力信号を加重加算する検出
方向毎の加重加算回路とでなることを特徴とする請求項
1に記載の筆記ペン。 - 【請求項3】 上記各動き検出手段がそれぞれ、 当該筆記ペンの移動に伴う加速度を検出する、検出方向
が異なる少なくとも2以上の加速度検出部でなると共
に、 上記ペン先動き検出手段が、 同一の検出方向に係る上記各加速度検出部からの加速度
検出信号を加重加算する検出方向毎の加重加算回路と、
各加重加算信号を二重積分する検出方向毎の二重積分回
路とでなることを特徴とする請求項1に記載の筆記ペ
ン。 - 【請求項4】 上記ペンアップ・ダウン検出部からのペ
ンアップ・ダウン信号と、上記ペン先動き検出手段から
の動き信号とから記憶用の時系列筆記情報信号を形成す
る記憶用コード化手段と、 その時系列筆記情報信号を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に格納されている時系列筆記情報信号を外
部装置に転送する転送手段とを備えることを特徴とする
請求項1〜3のいずれかに記載の筆記ペン。 - 【請求項5】 上記記憶用コード化手段が、上記ペン先
動き検出手段からの動き信号を圧縮して、時系列筆記情
報信号に含めることを特徴とする請求項4に記載の筆記
ペン。 - 【請求項6】 筆記ペンの移動軌跡上の各点に対応した
時系列の座標データでなる筆記情報を圧縮する筆記情報
処理方法において、 過去の複数の座標データに基づいて、次の座標データの
位置を予測し、予測誤差に基づいて、次の座標データを
破棄するか否かを判定することを特徴とする筆記情報処
理方法。 - 【請求項7】 過去の複数の座標データから筆記方向を
算出し、次の座標データのx座標と等しいx座標を有す
る筆記方向上の位置と次の座標データとの距離、又は及
び、次の座標データのy座標と等しいy座標を有する筆
記方向上の位置と次の座標データとの距離を、上記予測
誤差として、次の座標データを破棄するか否かを判定す
ることを特徴とする請求項6に記載の筆記情報処理方
法。 - 【請求項8】 過去の複数の座標データから筆記方向を
算出し、次の座標データと筆記方向線との距離を上記予
測誤差として、次の座標データを破棄するか否かを判定
することを特徴とする請求項6又は7に記載の筆記情報
処理方法。 - 【請求項9】 次の座標データを破棄するか否かを判定
する、上記予測誤差に対する閾値を、判定結果の時系列
遷移に応じて変化させることを特徴とする請求項6〜8
のいずれかに記載の筆記情報処理方法。 - 【請求項10】 所定方向にのみ一体的に可動し得るよ
うに設けられた第1及び第2のコイルと、 上記第1及び第2のコイルにそれぞれ、磁界を印加する
第1及び第2の磁界印加手段と、 上記第1のコイルの可動時にこの第1のコイルに誘起さ
れた電圧を増幅して上記第2のコイルに駆動電流を与
え、上記第2のコイルに、上記第1のコイルに対する可
動力と等しい逆方向の力を発生させる第1の増幅回路
と、 上記第2のコイルに与える駆動電流に比例した値を加速
度検出信号として外部に出力する第2の増幅回路とを備
えたことを特徴とする加速度検出装置。 - 【請求項11】 上記第1及び第2の増幅回路が一体的
な増幅回路で実現されていることを特徴とする加速度検
出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6229290A JPH0895697A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 筆記ペン、筆記情報処理方法及び加速度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6229290A JPH0895697A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 筆記ペン、筆記情報処理方法及び加速度検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0895697A true JPH0895697A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16889814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6229290A Pending JPH0895697A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 筆記ペン、筆記情報処理方法及び加速度検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0895697A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003056503A1 (en) * | 2001-12-28 | 2003-07-10 | Anoto Ab | Method and apparatus for compression and reconstruction of electronic handwriting |
| JP2004531786A (ja) * | 2000-11-25 | 2004-10-14 | シルバーブルック リサーチ ピーティワイ リミテッド | 感知デバイス |
| WO2015174750A1 (ko) * | 2014-05-14 | 2015-11-19 | 주식회사 지니틱스 | 벡터 기반 패턴매칭을 이용한 사용자 제스쳐 인식 방법 |
| JP2016502187A (ja) * | 2013-03-04 | 2016-01-21 | シャオミ・インコーポレイテッド | 物理的フィードバックシステム及びその制御方法、装置、並びにディスプレイアセンブリ、電子機器、プログラム、記録媒体 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP6229290A patent/JPH0895697A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004531786A (ja) * | 2000-11-25 | 2004-10-14 | シルバーブルック リサーチ ピーティワイ リミテッド | 感知デバイス |
| WO2003056503A1 (en) * | 2001-12-28 | 2003-07-10 | Anoto Ab | Method and apparatus for compression and reconstruction of electronic handwriting |
| JP2016502187A (ja) * | 2013-03-04 | 2016-01-21 | シャオミ・インコーポレイテッド | 物理的フィードバックシステム及びその制御方法、装置、並びにディスプレイアセンブリ、電子機器、プログラム、記録媒体 |
| US9965066B2 (en) | 2013-03-04 | 2018-05-08 | Xiaomi Inc. | Physical feedback system, control method and electronic device |
| WO2015174750A1 (ko) * | 2014-05-14 | 2015-11-19 | 주식회사 지니틱스 | 벡터 기반 패턴매칭을 이용한 사용자 제스쳐 인식 방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101037240B1 (ko) | 범용 컴퓨팅 장치 | |
| Gummeson et al. | An energy harvesting wearable ring platform for gestureinput on surfaces | |
| CN100465866C (zh) | 通用计算设备的光学系统设计 | |
| KR100518824B1 (ko) | 필기 모션 획 구분 인식 시스템 및 그 인식방법 | |
| US6703570B1 (en) | Digital pen using ultrasonic tracking | |
| CN100377043C (zh) | 三维手写识别的方法及其系统 | |
| US20040113896A1 (en) | Ballpoint pen type input device for computer | |
| Ardüser et al. | Recognizing text using motion data from a smartwatch | |
| Luo et al. | Wearable air-writing recognition system employing dynamic time warping | |
| CN101576954A (zh) | 书写笔画识别装置、移动终端及实现空间书写的方法 | |
| JPS60186924A (ja) | デイスプレイ付座標入力装置 | |
| Bu et al. | Handwriting-assistant: Reconstructing continuous strokes with millimeter-level accuracy via attachable inertial sensors | |
| JPH08507886A (ja) | ハンドライティング読み取り装置 | |
| CN113535055B (zh) | 一种基于虚拟现实播放点读物的方法、设备及存储介质 | |
| JPH0895697A (ja) | 筆記ペン、筆記情報処理方法及び加速度検出装置 | |
| CN115769177A (zh) | 用于检测手写问题的系统 | |
| JP3327056B2 (ja) | ペン型入力装置 | |
| JP4927009B2 (ja) | 手書き文字認識装置 | |
| JPH0876915A (ja) | 筆記ペン | |
| RU2073907C1 (ru) | Ручка для ввода рукописной и графической информации в эвм "shelpen" (варианты) | |
| JP3708170B2 (ja) | ペン型入力装置 | |
| JP3327057B2 (ja) | ペン型入力装置 | |
| JPH11143608A (ja) | 文字入力方法及び文字入力装置 | |
| Zhou et al. | Pre-classification based hidden Markov model for quick and accurate gesture recognition using a finger-worn device | |
| JP3708169B2 (ja) | ペン型入力装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |