JPH0895764A - ソフトウェア設計支援装置 - Google Patents
ソフトウェア設計支援装置Info
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- JPH0895764A JPH0895764A JP6229897A JP22989794A JPH0895764A JP H0895764 A JPH0895764 A JP H0895764A JP 6229897 A JP6229897 A JP 6229897A JP 22989794 A JP22989794 A JP 22989794A JP H0895764 A JPH0895764 A JP H0895764A
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- Japan
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- design
- software
- case
- presenting
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 127
- 238000012938 design process Methods 0.000 claims abstract description 89
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 28
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 過去の設計事例を再利用して新規ソフトウエ
ア設計を支援することができるようなソフトウエア設計
支援装置を提供する。 【構成】 ソフトウエア設計支援装置37では、設計事
例データベース41が設計事例を設計プロセスモデルに
従った形態で蓄積し、設計手順提示機能部39が設計法
47に基づく視点利用規則51に従って設計手順33を
設計者31に提示し、設計内容提示機能部43が提示さ
れる設計手順33に応じて設計事例データベース41に
蓄積された設計事例に基づく設計内容35を設計者31
に提示して、設計者31は設計事例データベース41に
蓄積された設計事例を利用して新規なソフトウエア設計
を行なう。
ア設計を支援することができるようなソフトウエア設計
支援装置を提供する。 【構成】 ソフトウエア設計支援装置37では、設計事
例データベース41が設計事例を設計プロセスモデルに
従った形態で蓄積し、設計手順提示機能部39が設計法
47に基づく視点利用規則51に従って設計手順33を
設計者31に提示し、設計内容提示機能部43が提示さ
れる設計手順33に応じて設計事例データベース41に
蓄積された設計事例に基づく設計内容35を設計者31
に提示して、設計者31は設計事例データベース41に
蓄積された設計事例を利用して新規なソフトウエア設計
を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ソフトウェア設計支
援装置に関し、特に、ソフトウェアが設計される段階で
作成された情報を再利用することができるようなソフト
ウェア設計支援装置に関する。
援装置に関し、特に、ソフトウェアが設計される段階で
作成された情報を再利用することができるようなソフト
ウェア設計支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウェア開発に係る費用、個数の増
加の問題から、ソフトウェア開発、特に上流工程におけ
る生産性向上が要求されている。この問題に応えるため
にさまざまな設計法が提案されており、通常、設計者は
これらの設計法に従ってソフトウェアの設計を行なって
いる。
加の問題から、ソフトウェア開発、特に上流工程におけ
る生産性向上が要求されている。この問題に応えるため
にさまざまな設計法が提案されており、通常、設計者は
これらの設計法に従ってソフトウェアの設計を行なって
いる。
【0003】設計法には設計法ごとに決められた最終生
産物を作成するために、どのような設計項目をどのよう
な順番で設計すればよいかが大まかに示されている。た
とえば、構造化分析手法では、最終生産物はデータフロ
ーダイヤグラムであり、そのためにコンテキストダイヤ
グラムの作成、データ源泉、データ吸収の分析等が行な
われるように指示されている。設計法に示された設計項
目について設計するためには、設計法には示されていな
い細部の設計項目について設計した結果(これらは通
常、設計生産物としては残されないことが多い。)を参
照する必要があり、設計の手順としてはそれらの設計が
先に行なわれる必要がある。
産物を作成するために、どのような設計項目をどのよう
な順番で設計すればよいかが大まかに示されている。た
とえば、構造化分析手法では、最終生産物はデータフロ
ーダイヤグラムであり、そのためにコンテキストダイヤ
グラムの作成、データ源泉、データ吸収の分析等が行な
われるように指示されている。設計法に示された設計項
目について設計するためには、設計法には示されていな
い細部の設計項目について設計した結果(これらは通
常、設計生産物としては残されないことが多い。)を参
照する必要があり、設計の手順としてはそれらの設計が
先に行なわれる必要がある。
【0004】一般に、ある設計生産物を得るまでに参照
される中間的な設計結果の数は膨大で、これらをすべて
把握し設計の手順を決定することは困難であると考えら
れる。このため、参照すべき情報に洩れが生じやすく、
これが設計の後戻り等を引起こし、設計作業を複雑にす
る原因の1つになっていると考えられる。
される中間的な設計結果の数は膨大で、これらをすべて
把握し設計の手順を決定することは困難であると考えら
れる。このため、参照すべき情報に洩れが生じやすく、
これが設計の後戻り等を引起こし、設計作業を複雑にす
る原因の1つになっていると考えられる。
【0005】このような問題に対して、設計作業を行な
う上で必要な知識を予め用意することを目的とした研究
が行なわれている。たとえば、プロセスプログラミング
の研究は、設計作業を分析し設計上の知識を獲得するこ
とにより、予め設計手順を記述しようとするものであ
る。しかし、設計の多様性の問題から、手順の詳細な部
分を一般的な知識として記述することは困難であり、こ
れらの研究では設計法レベルの手順の記述が限界である
と考えられる。
う上で必要な知識を予め用意することを目的とした研究
が行なわれている。たとえば、プロセスプログラミング
の研究は、設計作業を分析し設計上の知識を獲得するこ
とにより、予め設計手順を記述しようとするものであ
る。しかし、設計の多様性の問題から、手順の詳細な部
分を一般的な知識として記述することは困難であり、こ
れらの研究では設計法レベルの手順の記述が限界である
と考えられる。
【0006】したがって、このようなアプローチに対
し、ソフトウェアの開発時に作成されたさまざまな情報
を記録し、他のソフトウェア開発で再利用する考え方が
注目されている。
し、ソフトウェアの開発時に作成されたさまざまな情報
を記録し、他のソフトウェア開発で再利用する考え方が
注目されている。
【0007】この考え方は、設計過程を記録し、これを
再利用することにより、新規設計で設計者に「次に設計
すべき設計項目とそのとき参照する他の設計項目」を示
すとともに、設計を行なう際の参考資料としての「過去
の事例では設計内容がどのようになっているか」を示す
ものである。
再利用することにより、新規設計で設計者に「次に設計
すべき設計項目とそのとき参照する他の設計項目」を示
すとともに、設計を行なう際の参考資料としての「過去
の事例では設計内容がどのようになっているか」を示す
ものである。
【0008】このような支援を行なうためには、これま
で残されていなかった設計者の設計過程に関する情報が
残される必要があり、そのために記録する情報としてそ
の記録形式が明確にされる必要がある。記録情報に関し
て、設計結果に対する根拠の情報として賛成、反対の議
論が設計時に記録されるWEB、IBIS(Issue
Based Information Syste
m)をベースとした記録方法などが提案されている。W
EBは、D.Knuth,Literate Prog
raming,The Computer Journ
al,Vol.27,No.2,1984で提案されて
いる。また、IBISをベースとした記録方法は、たと
えばJ.Lee,Extending the Pot
ts and Bruns Model for Re
cording Design Rationale,
Proceeding of the 13th In
ternational Conference on
Software Engineering,199
1で提案されている。
で残されていなかった設計者の設計過程に関する情報が
残される必要があり、そのために記録する情報としてそ
の記録形式が明確にされる必要がある。記録情報に関し
て、設計結果に対する根拠の情報として賛成、反対の議
論が設計時に記録されるWEB、IBIS(Issue
Based Information Syste
m)をベースとした記録方法などが提案されている。W
EBは、D.Knuth,Literate Prog
raming,The Computer Journ
al,Vol.27,No.2,1984で提案されて
いる。また、IBISをベースとした記録方法は、たと
えばJ.Lee,Extending the Pot
ts and Bruns Model for Re
cording Design Rationale,
Proceeding of the 13th In
ternational Conference on
Software Engineering,199
1で提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ばIBISは、議論の履歴を保存するための技術であ
り、ある問題を解決するために行なった議論をある書式
で保存しておき、後で利用するものではあるものの、記
録された情報の再利用の観点からは以下のような問題が
ある。
ばIBISは、議論の履歴を保存するための技術であ
り、ある問題を解決するために行なった議論をある書式
で保存しておき、後で利用するものではあるものの、記
録された情報の再利用の観点からは以下のような問題が
ある。
【0010】第1に、記録する情報が、そのときの問題
の解き方、議論の進め方に大きく依存することである。
の解き方、議論の進め方に大きく依存することである。
【0011】第2に、記録される情報に文脈依存性があ
ることである。すなわち、ある議論の後半で浮かび上が
った課題は、それより前にどのような議論を展開してき
て、それがどのような結果を導いてきたかに依存してい
る。しかも、どれに依存しているかが記録された設計の
根拠(design rationale)のデータ構
造からはわからないため、人間が記録の頭から読んで理
解しなければならない。
ることである。すなわち、ある議論の後半で浮かび上が
った課題は、それより前にどのような議論を展開してき
て、それがどのような結果を導いてきたかに依存してい
る。しかも、どれに依存しているかが記録された設計の
根拠(design rationale)のデータ構
造からはわからないため、人間が記録の頭から読んで理
解しなければならない。
【0012】第3は、解いている問題の構造が見えない
ことである。記録した情報は、議論の流れにより構造化
されているため、別の問題で再利用しようとした場合、
解く問題や検討対象が似ているかまたはどこが違うのか
などが判断される場合には、記録を頭から人間が読み理
解し、判断する必要がある。これらの記録は一般に膨大
な量になるため、これはかなりの負担になり、かつ工数
もかかる。
ことである。記録した情報は、議論の流れにより構造化
されているため、別の問題で再利用しようとした場合、
解く問題や検討対象が似ているかまたはどこが違うのか
などが判断される場合には、記録を頭から人間が読み理
解し、判断する必要がある。これらの記録は一般に膨大
な量になるため、これはかなりの負担になり、かつ工数
もかかる。
【0013】すなわち、上記のように提案された方法で
は、人間が記録を読んで、参照した設計項目を洗い出し
てから手順を考える必要がある。また、類似事例を検索
するためにはすべての事例について同様の作業を行なう
必要がある。
は、人間が記録を読んで、参照した設計項目を洗い出し
てから手順を考える必要がある。また、類似事例を検索
するためにはすべての事例について同様の作業を行なう
必要がある。
【0014】一方、設計手順の再利用に当たっては、設
計手順を時系列に従って記録して利用する方法が考えら
れる。しかしながら、この方法では設計時の参照洩れに
よる設計の後戻りの問題に対処することは困難である。
計手順を時系列に従って記録して利用する方法が考えら
れる。しかしながら、この方法では設計時の参照洩れに
よる設計の後戻りの問題に対処することは困難である。
【0015】ゆえに、本発明の目的は、上記のような問
題を解決し、設計時の参照洩れによる設計の後戻りの影
響を受けることなく、さらに、設計工数を削減して、ソ
フトウェア設計を支援することができるようなソフトウ
ェア設計支援装置を提供することである。
題を解決し、設計時の参照洩れによる設計の後戻りの影
響を受けることなく、さらに、設計工数を削減して、ソ
フトウェア設計を支援することができるようなソフトウ
ェア設計支援装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るソ
フトウェア設計支援装置は、ソフトウェアが設計される
際の設計プロセスを設計プロセスモデルにモデル化して
ソフトウェア設計を支援するソフトウェア設計支援装置
であって、設計プロセスモデルに沿う形態で設計事例を
蓄積する設計事例蓄積手段と、予め定められた設計規則
に従って設計手順を提示する設計手順提示手段と、設計
手順提示手段で提示される設計手順に応じて、設計事例
蓄積手段に蓄積された設計事例に基づく設計内容を提示
する設計内容提示手段とを備えている。
フトウェア設計支援装置は、ソフトウェアが設計される
際の設計プロセスを設計プロセスモデルにモデル化して
ソフトウェア設計を支援するソフトウェア設計支援装置
であって、設計プロセスモデルに沿う形態で設計事例を
蓄積する設計事例蓄積手段と、予め定められた設計規則
に従って設計手順を提示する設計手順提示手段と、設計
手順提示手段で提示される設計手順に応じて、設計事例
蓄積手段に蓄積された設計事例に基づく設計内容を提示
する設計内容提示手段とを備えている。
【0017】請求項2では、請求項1の設計プロセスモ
デルは、設計手順および設計内容を1つの設計単位と
し、複数の設計単位が参照関係で関連付けられたモデル
を含んでいる。
デルは、設計手順および設計内容を1つの設計単位と
し、複数の設計単位が参照関係で関連付けられたモデル
を含んでいる。
【0018】請求項3では、請求項1の設計手順提示手
段は、設計規則に従って設計目標を提示する設計目標提
示手段と、設計目標提示手段で提示される設計目標に応
じて、設計事例蓄積手段に蓄積された設計事例に基づく
設計指標を提示する設計指標提示手段とを含んでいる。
段は、設計規則に従って設計目標を提示する設計目標提
示手段と、設計目標提示手段で提示される設計目標に応
じて、設計事例蓄積手段に蓄積された設計事例に基づく
設計指標を提示する設計指標提示手段とを含んでいる。
【0019】請求項4の発明に係るソフトウェア設計支
援装置は、さらに、設計プロセスモデルに沿う形態で現
在設計中の設計プロセスを蓄積する現設計プロセス蓄積
手段を備え、設計目標提示手段は、設計規則に従ってま
たは現設計プロセス蓄積手段に蓄積された設計プロセス
に応じて、設計目標を提示し、設計指標提示手段は、設
計目標提示手段で提示される設計目標に応じて、設計事
例蓄積手段に蓄積された設計事例または現設計プロセス
蓄積手段に蓄積された設計プロセスに基づく設計指標を
提示する。
援装置は、さらに、設計プロセスモデルに沿う形態で現
在設計中の設計プロセスを蓄積する現設計プロセス蓄積
手段を備え、設計目標提示手段は、設計規則に従ってま
たは現設計プロセス蓄積手段に蓄積された設計プロセス
に応じて、設計目標を提示し、設計指標提示手段は、設
計目標提示手段で提示される設計目標に応じて、設計事
例蓄積手段に蓄積された設計事例または現設計プロセス
蓄積手段に蓄積された設計プロセスに基づく設計指標を
提示する。
【0020】請求項5の発明に係るソフトウェア設計支
援装置は、さらに、設計プロセスモデルに沿う形態で現
在設計中の設計プロセスを蓄積する現設計プロセス蓄積
手段を備え、設計内容提示手段は、現設計プロセス蓄積
手段に蓄積された設計プロセスに応じて、設計事例蓄積
手段に蓄積された設計事例を絞り込む絞り込み手段を含
み、絞り込まれた設計事例に基づく設計内容を提示す
る。
援装置は、さらに、設計プロセスモデルに沿う形態で現
在設計中の設計プロセスを蓄積する現設計プロセス蓄積
手段を備え、設計内容提示手段は、現設計プロセス蓄積
手段に蓄積された設計プロセスに応じて、設計事例蓄積
手段に蓄積された設計事例を絞り込む絞り込み手段を含
み、絞り込まれた設計事例に基づく設計内容を提示す
る。
【0021】
【作用】請求項1の発明に係るソフトウェア設計支援装
置は、ソフトウェアが設計されるための設計プロセスが
設計プロセスモデルにモデル化されており、設計事例蓄
積手段が設計プロセスモデルに沿う形態で再利用される
べき設計事例を蓄積し、設計手順提示手段が予め定めら
れた設計規則に従って設計手順を提示し、設計内容提示
手段が提示される設計手順に応じて再利用されるべき設
計事例に基づく設計内容を提示して、ソフトウェア設計
を支援する。
置は、ソフトウェアが設計されるための設計プロセスが
設計プロセスモデルにモデル化されており、設計事例蓄
積手段が設計プロセスモデルに沿う形態で再利用される
べき設計事例を蓄積し、設計手順提示手段が予め定めら
れた設計規則に従って設計手順を提示し、設計内容提示
手段が提示される設計手順に応じて再利用されるべき設
計事例に基づく設計内容を提示して、ソフトウェア設計
を支援する。
【0022】請求項2の発明に係るソフトウェア設計支
援装置は、設計手順および設計内容を1つの設計単位と
し、複数の設計単位が参照関係で関連付けられた設計プ
ロセスモデルに基づいて、ソフトウェア設計を支援す
る。
援装置は、設計手順および設計内容を1つの設計単位と
し、複数の設計単位が参照関係で関連付けられた設計プ
ロセスモデルに基づいて、ソフトウェア設計を支援す
る。
【0023】請求項3の発明に係るソフトウェア設計支
援装置は、設計手順提示手段の設計目標提示手段が設計
規則にしたがって設計目標を提示し、設計手順提示手段
の設計指標提示手段が提示される設計目標に応じて再利
用されるべき設計事例に基づく設計指標を提示して、ソ
フトウェア設計を支援する。
援装置は、設計手順提示手段の設計目標提示手段が設計
規則にしたがって設計目標を提示し、設計手順提示手段
の設計指標提示手段が提示される設計目標に応じて再利
用されるべき設計事例に基づく設計指標を提示して、ソ
フトウェア設計を支援する。
【0024】請求項4の発明に係るソフトウェア設計支
援装置は、現設計プロセス蓄積手段が設計プロセスモデ
ルに沿う形態で現在設計中の再利用されるべき設計プロ
セスを蓄積し、設計目標提示手段が、設計規則に従って
または再利用されるべき設計プロセスに応じて設計目標
を提示し、設計指標提示手段が、提示される設計目標に
応じて、再利用されるべき設計事例または再利用される
べき設計プロセスに基づく設計指標を提示して、ソフト
ウェア設計を支援する。
援装置は、現設計プロセス蓄積手段が設計プロセスモデ
ルに沿う形態で現在設計中の再利用されるべき設計プロ
セスを蓄積し、設計目標提示手段が、設計規則に従って
または再利用されるべき設計プロセスに応じて設計目標
を提示し、設計指標提示手段が、提示される設計目標に
応じて、再利用されるべき設計事例または再利用される
べき設計プロセスに基づく設計指標を提示して、ソフト
ウェア設計を支援する。
【0025】請求項5の発明に係るソフトウェア設計支
援装置は、現設計プロセス蓄積手段が設計プロセスモデ
ルに沿う形態で現在設計中の再利用されるべき設計プロ
セスを蓄積し、設計内容提示手段の絞り込み手段が、再
利用されるべき設計プロセスに応じて再利用されるべき
設計事例を絞り込み、絞り込まれた設計事例に基づく設
計内容を提示して、ソフトウェア設計を支援できる。
援装置は、現設計プロセス蓄積手段が設計プロセスモデ
ルに沿う形態で現在設計中の再利用されるべき設計プロ
セスを蓄積し、設計内容提示手段の絞り込み手段が、再
利用されるべき設計プロセスに応じて再利用されるべき
設計事例を絞り込み、絞り込まれた設計事例に基づく設
計内容を提示して、ソフトウェア設計を支援できる。
【0026】
【実施例】まず、設計手順が記録された順番ではなく、
参照関係から抽出されれば、設計時の参照漏れによる設
計の後戻りの影響を受けることなく、設計手順と参照す
べき設計内容が提示されると思われる。したがって、本
発明では、設計者の設計プロセスが、ある設計単位(設
計者がどのような設計項目について設計し、その結果は
どうなったか)と設計単位との間での参照関係がモデル
化された設計プロセスモデルが必要とされる。
参照関係から抽出されれば、設計時の参照漏れによる設
計の後戻りの影響を受けることなく、設計手順と参照す
べき設計内容が提示されると思われる。したがって、本
発明では、設計者の設計プロセスが、ある設計単位(設
計者がどのような設計項目について設計し、その結果は
どうなったか)と設計単位との間での参照関係がモデル
化された設計プロセスモデルが必要とされる。
【0027】そこで、以下に、設計プロセスモデルにつ
いて説明し、本発明の一実施例によるソフトウェア設計
支援装置について説明する。
いて説明し、本発明の一実施例によるソフトウェア設計
支援装置について説明する。
【0028】[設計プロセスモデル]図1は、設計プロ
セスモデルを説明するための図である。
セスモデルを説明するための図である。
【0029】一般に、ソフトウェアの設計で一度に人間
が認知できる機能やモジュールの大きさには限界があ
る。そのため、設計を行なう場合、通常、一時に一部分
の機能やデータのみが詳細化される。設計者が詳細化を
行なう場合、まず、詳細化の対象(機能、データ等)を
限定し、詳細化の観点(機能構成、入/出力データ等)
を決定する。次に、詳細化内容が原要求(ソフトウェア
の利用者が提示した要求内容)やそれまでの詳細化結果
(設計内容)が参照されて検討される。詳細化の対象、
詳細化の観点および設計内容の三つ組みは設計者の設計
単位を表していると考えられる。そこで、このような設
計プロセスを、設計単位およびその設計において参照し
た原要求や他の設計単位との参照関係として捉えモデル
化が行なわれる。そして、そのモデル化された設計プロ
セスモデルは図1に示されている。
が認知できる機能やモジュールの大きさには限界があ
る。そのため、設計を行なう場合、通常、一時に一部分
の機能やデータのみが詳細化される。設計者が詳細化を
行なう場合、まず、詳細化の対象(機能、データ等)を
限定し、詳細化の観点(機能構成、入/出力データ等)
を決定する。次に、詳細化内容が原要求(ソフトウェア
の利用者が提示した要求内容)やそれまでの詳細化結果
(設計内容)が参照されて検討される。詳細化の対象、
詳細化の観点および設計内容の三つ組みは設計者の設計
単位を表していると考えられる。そこで、このような設
計プロセスを、設計単位およびその設計において参照し
た原要求や他の設計単位との参照関係として捉えモデル
化が行なわれる。そして、そのモデル化された設計プロ
セスモデルは図1に示されている。
【0030】図1を参照して、設計プロセスモデル1で
は、詳細化の対象3がキー設計エンティティ5と呼ば
れ、詳細化の観点7が視点9と呼ばれる。キー設計エン
ティティ5と視点9のペアは設計指標11と呼ばれる。
設計指標11と設計内容13は設計単位に相当し、これ
は設計ビュー15と呼ばれる。
は、詳細化の対象3がキー設計エンティティ5と呼ば
れ、詳細化の観点7が視点9と呼ばれる。キー設計エン
ティティ5と視点9のペアは設計指標11と呼ばれる。
設計指標11と設計内容13は設計単位に相当し、これ
は設計ビュー15と呼ばれる。
【0031】ある設計ビュー15が設計される際に、原
要求17または他の設計ビュー15が参照されて設計さ
れるという関係は、利用関係19と呼ばれる。なお、原
要求17はソフトウェアの設計依頼者から与えられるも
のであり、詳細化した結果ではないが、利用関係19を
統一的に管理するため、設計ビュー15と同一の構成と
されている。この場合、キー設計エンティティ5は「在
庫管理ソフトウェア」といったようにソフトウェアの名
称、種類を表わし、視点9は「原要求17」となる。詳
細化の内容には要求内容が記述される。
要求17または他の設計ビュー15が参照されて設計さ
れるという関係は、利用関係19と呼ばれる。なお、原
要求17はソフトウェアの設計依頼者から与えられるも
のであり、詳細化した結果ではないが、利用関係19を
統一的に管理するため、設計ビュー15と同一の構成と
されている。この場合、キー設計エンティティ5は「在
庫管理ソフトウェア」といったようにソフトウェアの名
称、種類を表わし、視点9は「原要求17」となる。詳
細化の内容には要求内容が記述される。
【0032】設計内容を構成する要素は設計エンティテ
ィ21と呼ばれる。設計エンティティ21のいくつかは
さらに次の詳細化の対象3(キー設計エンティティ5)
となる。たとえば、図1では出庫処理23を機能項目2
5という観点から詳細した結果の構成要素(出庫依頼の
入力27、出庫指示書の作成29、…)が設計エンティ
ティ21となっていることが示されている。このうち、
「出庫指示書の作成29」について、さらに、ある観点
から詳細化を行なう場合、「出庫指示書の作成29」は
キー設計エンティティ5となる。
ィ21と呼ばれる。設計エンティティ21のいくつかは
さらに次の詳細化の対象3(キー設計エンティティ5)
となる。たとえば、図1では出庫処理23を機能項目2
5という観点から詳細した結果の構成要素(出庫依頼の
入力27、出庫指示書の作成29、…)が設計エンティ
ティ21となっていることが示されている。このうち、
「出庫指示書の作成29」について、さらに、ある観点
から詳細化を行なう場合、「出庫指示書の作成29」は
キー設計エンティティ5となる。
【0033】[設計支援装置の概要]図2は、この発明
の一実施例によるソフトウェア設計支援装置の概略ブロ
ック図である。
の一実施例によるソフトウェア設計支援装置の概略ブロ
ック図である。
【0034】通常、設計者31が設計を行なう場合、設
計手順33と個々の設計内容35を検討する。そこで、
ソフトウェア設計支援装置37はこのような設計で必要
とされる設計プロセス36に併せて、設計手順33の再
利用と設計結果35の再利用を支援する。ソフトウェア
設計支援装置37は、少なくとも設計手順提示機能部3
9と、設計事例データベース41と、設計内容提示機能
部43とを含む。さらに、ソフトウェア設計支援装置3
7は、後で説明するように現設計プロセスデータベース
45を含んでもよい。
計手順33と個々の設計内容35を検討する。そこで、
ソフトウェア設計支援装置37はこのような設計で必要
とされる設計プロセス36に併せて、設計手順33の再
利用と設計結果35の再利用を支援する。ソフトウェア
設計支援装置37は、少なくとも設計手順提示機能部3
9と、設計事例データベース41と、設計内容提示機能
部43とを含む。さらに、ソフトウェア設計支援装置3
7は、後で説明するように現設計プロセスデータベース
45を含んでもよい。
【0035】設計手順提示機能部39は、設計手順33
の再利用を支援する。すなわち、設計手順提示機能部3
9は、規則作成者49が設計法47に従って作成した設
計規則の一例の視点利用規則51に少なくとも従って設
計手順33を設計者31に提示する。
の再利用を支援する。すなわち、設計手順提示機能部3
9は、規則作成者49が設計法47に従って作成した設
計規則の一例の視点利用規則51に少なくとも従って設
計手順33を設計者31に提示する。
【0036】設計内容提示機能部43は設計結果である
設計内容35の再利用を支援する。すなわち、設計内容
提示機能部43は、設計手順提示機能部39が提示する
設計手順33に応じて、設計事例データベース41に蓄
積された設計事例に基づく設計内容35を設計者31に
提示する。
設計内容35の再利用を支援する。すなわち、設計内容
提示機能部43は、設計手順提示機能部39が提示する
設計手順33に応じて、設計事例データベース41に蓄
積された設計事例に基づく設計内容35を設計者31に
提示する。
【0037】設計事例データベース41は、設計者31
が過去に設計したその設計プロセスについての複数の設
計事例を、前述した設計プロセスモデルに沿った形態で
蓄積している。
が過去に設計したその設計プロセスについての複数の設
計事例を、前述した設計プロセスモデルに沿った形態で
蓄積している。
【0038】なお、現設計プロセスデータベース45が
ソフトウェア設計支援装置37に含まれる場合の設計手
順提示機能部39および設計内容提示機能部43の動作
については後で説明する。
ソフトウェア設計支援装置37に含まれる場合の設計手
順提示機能部39および設計内容提示機能部43の動作
については後で説明する。
【0039】[設計事例データベース]図3は、設計事
例データベースについて説明するための図である。
例データベースについて説明するための図である。
【0040】設計事例データベース41は、設計事例レ
イヤ61から構成されており、設計プロセスモデル1に
基づいて記録された過去の設計事例を、問題領域ごとに
分類したものである。設計事例データベース41は、設
計手順33や設計内容35の提示に利用されるものであ
り、その利用は設計指標11「〜について…という観点
から」に基づき行なわれる。このため、図3に示すよう
に、設計事例データベース41は、同一設計指標53
(〈キー設計エンティティ,視点〉)を持つ複数の設計
結果55(バリエーション57と呼ぶ)をグループ化
し、バリエーション57間の利用関係59とともに蓄積
している。
イヤ61から構成されており、設計プロセスモデル1に
基づいて記録された過去の設計事例を、問題領域ごとに
分類したものである。設計事例データベース41は、設
計手順33や設計内容35の提示に利用されるものであ
り、その利用は設計指標11「〜について…という観点
から」に基づき行なわれる。このため、図3に示すよう
に、設計事例データベース41は、同一設計指標53
(〈キー設計エンティティ,視点〉)を持つ複数の設計
結果55(バリエーション57と呼ぶ)をグループ化
し、バリエーション57間の利用関係59とともに蓄積
している。
【0041】さらに、図3には、その一例として、同一
設計指標53としての〈出庫依頼,媒体〉に対して、設
計事例65,67が2つ蓄積されており、同一設計指標
53である〈出庫処理,機能項目〉について設計事例6
9,71が2つ蓄積されている。
設計指標53としての〈出庫依頼,媒体〉に対して、設
計事例65,67が2つ蓄積されており、同一設計指標
53である〈出庫処理,機能項目〉について設計事例6
9,71が2つ蓄積されている。
【0042】図4は、図2に示された設計事例データベ
ースを説明するための図であって、図3に示された設計
事例レイヤをより具体化した設計事例レイヤについて示
した図である。図5は、図2に示された設計事例データ
ベースを説明するための図であって、設計エンティティ
辞書について説明するための図である。
ースを説明するための図であって、図3に示された設計
事例レイヤをより具体化した設計事例レイヤについて示
した図である。図5は、図2に示された設計事例データ
ベースを説明するための図であって、設計エンティティ
辞書について説明するための図である。
【0043】以下、図4および図5を用いて設計事例レ
イヤおよび設計エンティティ辞書について説明する。設
計事例レイヤ61には、在庫管理プログラムの設計事例
が2つ格納されている。たとえば、〈出庫依頼,媒体〉
が、電話または出庫依頼票(紙)による場合65と、電
子メールによる場合67とが格納されており、〈出庫処
理,機能項目〉が、出庫依頼の入力の場合69と、出庫
依頼を構文解析する場合71とが格納されている。さら
に、〈出庫処理,機能構成〉に対しても2つの場合が格
納されており、〈在庫不足のケース,共通処理〉に対し
ても2つの場合が格納されている。
イヤおよび設計エンティティ辞書について説明する。設
計事例レイヤ61には、在庫管理プログラムの設計事例
が2つ格納されている。たとえば、〈出庫依頼,媒体〉
が、電話または出庫依頼票(紙)による場合65と、電
子メールによる場合67とが格納されており、〈出庫処
理,機能項目〉が、出庫依頼の入力の場合69と、出庫
依頼を構文解析する場合71とが格納されている。さら
に、〈出庫処理,機能構成〉に対しても2つの場合が格
納されており、〈在庫不足のケース,共通処理〉に対し
ても2つの場合が格納されている。
【0044】次に、設計エンティティ辞書63では、設
計エンティティについて過去に設計された視点とそれら
の間の設計における導出関係(利用関係を設計エンティ
ティの視点間の関係と写像したもの)を格納して、設計
事例レイヤ61から求める。
計エンティティについて過去に設計された視点とそれら
の間の設計における導出関係(利用関係を設計エンティ
ティの視点間の関係と写像したもの)を格納して、設計
事例レイヤ61から求める。
【0045】すなわち、視点としての媒体73は、キー
設計エンティティとしての出庫依頼75と結び付けら
れ、原要求17とも結び付けられている。特に、原要求
17と媒体73との間には、この間の統一関係に貯蔵さ
れた利用関係の事例数が2つと示されている。2つの事
例は、設計事例65と設計事例67である。また、視点
としての機能項目77は、そのキー設計エンティティで
ある出庫処理79とともに原要求17、さらには媒体7
3とも結び付けられている。機能項目77と媒体73と
の間の導出関係は、原要求17および媒体73から機能
項目77が導出されることが、事例数2で関係付けられ
ている。この2つの設計事例は、設計事例69と設計事
例71である。
設計エンティティとしての出庫依頼75と結び付けら
れ、原要求17とも結び付けられている。特に、原要求
17と媒体73との間には、この間の統一関係に貯蔵さ
れた利用関係の事例数が2つと示されている。2つの事
例は、設計事例65と設計事例67である。また、視点
としての機能項目77は、そのキー設計エンティティで
ある出庫処理79とともに原要求17、さらには媒体7
3とも結び付けられている。機能項目77と媒体73と
の間の導出関係は、原要求17および媒体73から機能
項目77が導出されることが、事例数2で関係付けられ
ている。この2つの設計事例は、設計事例69と設計事
例71である。
【0046】以下同様に、視点としての共通処理81は
キー設計エンティティである在庫不足のケース83と原
要求17と結び付けられている。また、視点としての機
能構成85は、出庫処理79と、機能項目77および共
通処理81と結び付けられている。
キー設計エンティティである在庫不足のケース83と原
要求17と結び付けられている。また、視点としての機
能構成85は、出庫処理79と、機能項目77および共
通処理81と結び付けられている。
【0047】図5に示されるような設計エンティティ辞
書63によって、媒体73、機能項目77、機能構成8
5、共通処理81のような視点に対するガイドが可能と
なる。
書63によって、媒体73、機能項目77、機能構成8
5、共通処理81のような視点に対するガイドが可能と
なる。
【0048】[設計手順提示機能部]図6は、図2の設
計手順提示機能部の内部構成を示したブロック図であ
る。
計手順提示機能部の内部構成を示したブロック図であ
る。
【0049】設計手順提示機能部39は、設計目標提示
機能部81と、設計指標提示機能部83とを含む。設計
目標提示機能部81は、視点利用規則51に従って設計
生産物を設計目標85として設計者に提示する。設計指
標提示機能部83は、設計目標提示機能部81で提示さ
れた設計目標85に応じて、設計事例データベース41
に蓄積された設計事例に基づく設計指標87を設計者に
提示する。設計目標85は、設計手順の大まかなものを
示すものであり、設計指標87は設計目標85間の詳細
な手順に相当するものである。
機能部81と、設計指標提示機能部83とを含む。設計
目標提示機能部81は、視点利用規則51に従って設計
生産物を設計目標85として設計者に提示する。設計指
標提示機能部83は、設計目標提示機能部81で提示さ
れた設計目標85に応じて、設計事例データベース41
に蓄積された設計事例に基づく設計指標87を設計者に
提示する。設計目標85は、設計手順の大まかなものを
示すものであり、設計指標87は設計目標85間の詳細
な手順に相当するものである。
【0050】なお、設計手順提示機能部39が設計目標
提示機能部81のみで構成された場合には、設計手順提
示機能部39は設計事例データベース41に蓄積された
設計事例には基づかず、視点利用規則51にのみ従って
設計目標85を設計者に提示する。
提示機能部81のみで構成された場合には、設計手順提
示機能部39は設計事例データベース41に蓄積された
設計事例には基づかず、視点利用規則51にのみ従って
設計目標85を設計者に提示する。
【0051】また、図2では、現設計プロセスデータベ
ース45が示されており、現設計プロセスデータベース
45がソフトウェア設計支援装置37に含まれる場合に
は、設計目標提示機能部81は、現設計プロセスデータ
ベースに蓄積された現在設計中の設計プロセスに応じて
または視点利用規則51に従って、設計目標85を提示
し、設計指標提示機能部83は、設計事例データベース
41に蓄積された設計事例または現設計プロセスデータ
ベース45に蓄積された現在設計中の設計プロセスに基
づいて設計指標87を設計者に提示する。この場合、現
設計プロセスデータベース45に蓄積された現在設計中
の設計プロセスが再利用される。すなわち、現設計プロ
セスデータベース45は、現設計で既に設計された設計
手順(目標、指標ともに)の提示を新たに行なうのでな
く再利用して提示の抑制を行なう。以下、詳しく説明す
る。
ース45が示されており、現設計プロセスデータベース
45がソフトウェア設計支援装置37に含まれる場合に
は、設計目標提示機能部81は、現設計プロセスデータ
ベースに蓄積された現在設計中の設計プロセスに応じて
または視点利用規則51に従って、設計目標85を提示
し、設計指標提示機能部83は、設計事例データベース
41に蓄積された設計事例または現設計プロセスデータ
ベース45に蓄積された現在設計中の設計プロセスに基
づいて設計指標87を設計者に提示する。この場合、現
設計プロセスデータベース45に蓄積された現在設計中
の設計プロセスが再利用される。すなわち、現設計プロ
セスデータベース45は、現設計で既に設計された設計
手順(目標、指標ともに)の提示を新たに行なうのでな
く再利用して提示の抑制を行なう。以下、詳しく説明す
る。
【0052】図7は、設計目標提示機能部について説明
するための図である。設計目標提示機能部81は、設計
法で作成された視点利用規則51で示されている設計生
産物を設計目標候補85として設計者31に提示する。
設計法で作成された視点利用規則51に示されている設
計生産物の間には依存関係があり、ある設計生産物を設
計できるためには、他の設計生産物の設計が完了してい
なければならないという性質がある。そこで、このよう
な関係が視点利用規則51として予め記述されて、現在
の設計で、どの設計生産物までが設計されているのか
を、その規則51により調べ、次に設計すべき設計生産
物を設計目標候補85として設計者31に提示する。
するための図である。設計目標提示機能部81は、設計
法で作成された視点利用規則51で示されている設計生
産物を設計目標候補85として設計者31に提示する。
設計法で作成された視点利用規則51に示されている設
計生産物の間には依存関係があり、ある設計生産物を設
計できるためには、他の設計生産物の設計が完了してい
なければならないという性質がある。そこで、このよう
な関係が視点利用規則51として予め記述されて、現在
の設計で、どの設計生産物までが設計されているのか
を、その規則51により調べ、次に設計すべき設計生産
物を設計目標候補85として設計者31に提示する。
【0053】次に、視点利用規則51について説明す
る。視点利用規則51は、設計すべき設計生産物(中間
生産物を含む)と設計目標候補85が設計できるための
条件からなり、設計生産物X:−設計生産物1,…,設
計生産物n.(右辺(設計生産物1〜n)が設計されて
いれば、左辺(設計生産物X)が設計できる)と表わ
す。
る。視点利用規則51は、設計すべき設計生産物(中間
生産物を含む)と設計目標候補85が設計できるための
条件からなり、設計生産物X:−設計生産物1,…,設
計生産物n.(右辺(設計生産物1〜n)が設計されて
いれば、左辺(設計生産物X)が設計できる)と表わ
す。
【0054】視点利用規則51における設計生産物は、
前述の設計プロセスモデルに併せ、キー設計エンティテ
ィと視点の対で記述される。本規則51における視点に
は、設計法で示されている設計生産物名が該当し、キー
設計エンティティについては変数による記述が可能とさ
れる。たとえば、「ある機能について、入力データと出
力データという視点からの設計が完了していれば、その
機能のプロセス構成が設計できる」という依存関係は、
図7に示されるように記述される。
前述の設計プロセスモデルに併せ、キー設計エンティテ
ィと視点の対で記述される。本規則51における視点に
は、設計法で示されている設計生産物名が該当し、キー
設計エンティティについては変数による記述が可能とさ
れる。たとえば、「ある機能について、入力データと出
力データという視点からの設計が完了していれば、その
機能のプロセス構成が設計できる」という依存関係は、
図7に示されるように記述される。
【0055】すなわち、〈* key,プロセス構成〉:
−〈* key,入力データ〉,〈*key,出力デー
タ〉.である。ただし、* keyは変数である。
−〈* key,入力データ〉,〈*key,出力デー
タ〉.である。ただし、* keyは変数である。
【0056】次に、設計目標の提示方法について説明す
る。視点利用規則51に基づく、設計目標候補85の提
示方法は、視点利用規則51の集合から、「現設計プロ
セスにおいて右辺が設計されていて、左辺が設計されて
いない」という条件を満たす規則を限定し、その右辺に
記述されている設計生産物を設計目標85として設計者
31に提示する。たとえば、前述の視点利用規則51が
上記条件を満たすかどうかは以下のようにして調べられ
る。
る。視点利用規則51に基づく、設計目標候補85の提
示方法は、視点利用規則51の集合から、「現設計プロ
セスにおいて右辺が設計されていて、左辺が設計されて
いない」という条件を満たす規則を限定し、その右辺に
記述されている設計生産物を設計目標85として設計者
31に提示する。たとえば、前述の視点利用規則51が
上記条件を満たすかどうかは以下のようにして調べられ
る。
【0057】まず、右辺の評価が行なわれる。現設計プ
ロセスデータベース45に蓄積された現設計プロセスか
ら、視点“入力データ”を持つ設計ビューすべてが検索
される。これにより、図7の場合には、現設計プロセス
データベース45には〈在庫管理,原要求〉91,〈出
庫依頼,媒体〉93,〈在庫管理,プロセス構成〉9
5,〈出庫処理.出力データ〉97および〈出庫処理,
入力データ〉99が蓄積されているため、〈出庫処理,
入力データ〉99が検索される。そして、見つかった設
計ビューのキー設計エンティティが* keyの候補とさ
れる。図7では、“出庫処理”が* keyの候補とされ
る。さらに、現設計プロセスから、〈出庫処理,出力デ
ータ〉97を持つ設計ビューが検索される。
ロセスデータベース45に蓄積された現設計プロセスか
ら、視点“入力データ”を持つ設計ビューすべてが検索
される。これにより、図7の場合には、現設計プロセス
データベース45には〈在庫管理,原要求〉91,〈出
庫依頼,媒体〉93,〈在庫管理,プロセス構成〉9
5,〈出庫処理.出力データ〉97および〈出庫処理,
入力データ〉99が蓄積されているため、〈出庫処理,
入力データ〉99が検索される。そして、見つかった設
計ビューのキー設計エンティティが* keyの候補とさ
れる。図7では、“出庫処理”が* keyの候補とされ
る。さらに、現設計プロセスから、〈出庫処理,出力デ
ータ〉97を持つ設計ビューが検索される。
【0058】次に、左辺の評価が行なわれる。キー設計
エンティティ“出庫処理”、視点“プロセス構成”を持
つ設計ビュー101が、現設計プロセスに存在しなけれ
ば設計目標候補85とされる。
エンティティ“出庫処理”、視点“プロセス構成”を持
つ設計ビュー101が、現設計プロセスに存在しなけれ
ば設計目標候補85とされる。
【0059】図8は、設計指標提示機能部について説明
するための図である。設計指標提示機能部83は、設計
の多様性の問題から、予め規則として記述することが困
難な具体的な手順を、設計目標85の間を埋める具体的
な手順として設計指標87を提示する。この具体的な手
順は、設計事例データベース41に記録されている設計
指標間の利用関係から求められる。
するための図である。設計指標提示機能部83は、設計
の多様性の問題から、予め規則として記述することが困
難な具体的な手順を、設計目標85の間を埋める具体的
な手順として設計指標87を提示する。この具体的な手
順は、設計事例データベース41に記録されている設計
指標間の利用関係から求められる。
【0060】次に、設計指標の提示方法について説明す
る。まず、設計事例データベース41中から設計者31
が選択した設計目標85と一致するものが捜し出され
る。図8では、設計事例データベース41の〈出庫処
理,プロセス構成〉103が捜し出されている。そし
て、一致した設計目標85との利用関係が順に辿られ、
設計手順を表わす木(設計展開木と呼ぶ。)が作られ
る。すなわち、ワークエリア113内に、〈出庫処理,
プロセス構成〉103、〈出庫処理,機能項目〉10
5、〈在庫管理,原要求〉111、〈出庫処理,出力デ
ータ〉109および〈出庫処理,入力データ〉107に
よる木構造が作成されている。さらに、設計展開木の生
成が抑制されるために、利用関係を辿る際に現設計プロ
セスデータベース45に蓄積された現設計プロセスが調
べられ、設計済みの箇所(図8では斜線で表された部
分)が検出された場合には、それ以降の利用関係を辿る
作業が中止される。すなわち、図8では、〈在庫管理,
原要求〉91、〈出庫依頼,媒体〉93、〈在庫管理,
プロセス構成〉95、〈出庫処理,出力データ〉97、
〈出庫処理,入力データ〉99が検索された場合には、
それ以降の利用関係を辿る作業が中止される。
る。まず、設計事例データベース41中から設計者31
が選択した設計目標85と一致するものが捜し出され
る。図8では、設計事例データベース41の〈出庫処
理,プロセス構成〉103が捜し出されている。そし
て、一致した設計目標85との利用関係が順に辿られ、
設計手順を表わす木(設計展開木と呼ぶ。)が作られ
る。すなわち、ワークエリア113内に、〈出庫処理,
プロセス構成〉103、〈出庫処理,機能項目〉10
5、〈在庫管理,原要求〉111、〈出庫処理,出力デ
ータ〉109および〈出庫処理,入力データ〉107に
よる木構造が作成されている。さらに、設計展開木の生
成が抑制されるために、利用関係を辿る際に現設計プロ
セスデータベース45に蓄積された現設計プロセスが調
べられ、設計済みの箇所(図8では斜線で表された部
分)が検出された場合には、それ以降の利用関係を辿る
作業が中止される。すなわち、図8では、〈在庫管理,
原要求〉91、〈出庫依頼,媒体〉93、〈在庫管理,
プロセス構成〉95、〈出庫処理,出力データ〉97、
〈出庫処理,入力データ〉99が検索された場合には、
それ以降の利用関係を辿る作業が中止される。
【0061】次に、設計展開木を基に、次に作成すべき
設計指標およびその設計で参照すべき設計指標(参照指
標と呼ぶ)が設計者31に提示される。すなわち、図8
の場合には、設計手順は以下の順序で提示される。ま
ず、〈出庫処理,機能項目〉105を〈出庫処理,入力
データ〉107と〈出庫処理,出力データ〉109を参
照して作成するように提示される。次に、〈出庫処理,
プロセス構成〉103を〈出庫処理,機能項目〉105
と〈在庫管理,原要求〉111を参照して作成するよう
に提示される。
設計指標およびその設計で参照すべき設計指標(参照指
標と呼ぶ)が設計者31に提示される。すなわち、図8
の場合には、設計手順は以下の順序で提示される。ま
ず、〈出庫処理,機能項目〉105を〈出庫処理,入力
データ〉107と〈出庫処理,出力データ〉109を参
照して作成するように提示される。次に、〈出庫処理,
プロセス構成〉103を〈出庫処理,機能項目〉105
と〈在庫管理,原要求〉111を参照して作成するよう
に提示される。
【0062】[設計内容提示機能部]図9は、図2の設
計内容提示機能部の内部構成を示した図である。
計内容提示機能部の内部構成を示した図である。
【0063】設計内容提示機能部43は、絞り込み部1
15を含み、絞り込み部115は現設計プロセスデータ
ベース45に蓄積された現設計プロセスに応じて設計事
例データベース41に蓄積された設計事例を絞り込む。
そして、設計内容提示機能部43から絞り込まれた設計
事例に基づく設計内容が設計者に提示される。
15を含み、絞り込み部115は現設計プロセスデータ
ベース45に蓄積された現設計プロセスに応じて設計事
例データベース41に蓄積された設計事例を絞り込む。
そして、設計内容提示機能部43から絞り込まれた設計
事例に基づく設計内容が設計者に提示される。
【0064】さらに詳しく説明すると、図8の設計指標
提示機能部83で提示された設計指標87に対応する設
計結果のバリエーションが設計事例データベース41中
に複数存在した場合、現在の設計に最も類似し、再利用
の可能性が高いバリエーションを設計内容提示機能部4
3が検索し提示する。設計結果の検索は設計指標を検索
キーとして行なうが、検索結果は一般に複数であるた
め、検索結果を絞り込むための評価基準が必要となる。
そこで、この評価基準として、設計事例の一致総数と事
例総数の2つの基準が設けられ、絞り込み部115が絞
り込んでいる。以下、設計結果の提示方法を示し、絞り
込みの基準に基づく絞り込み方法について示す。
提示機能部83で提示された設計指標87に対応する設
計結果のバリエーションが設計事例データベース41中
に複数存在した場合、現在の設計に最も類似し、再利用
の可能性が高いバリエーションを設計内容提示機能部4
3が検索し提示する。設計結果の検索は設計指標を検索
キーとして行なうが、検索結果は一般に複数であるた
め、検索結果を絞り込むための評価基準が必要となる。
そこで、この評価基準として、設計事例の一致総数と事
例総数の2つの基準が設けられ、絞り込み部115が絞
り込んでいる。以下、設計結果の提示方法を示し、絞り
込みの基準に基づく絞り込み方法について示す。
【0065】図10は、設計結果の提示方法を説明する
ための図である。図10を参照して、まず、設計事例デ
ータベース41から、設計者31(図10では図示され
ていない)が選択した設計指標117と同じ指標の設計
結果のバリエーションがすべて求められる。図10で
は、〈出庫処理,機能項目〉と同じ設計指標で検索され
たため、設計事例データベース41における〈出庫処
理,機能項目〉での設計事例119,121,123が
求められている。
ための図である。図10を参照して、まず、設計事例デ
ータベース41から、設計者31(図10では図示され
ていない)が選択した設計指標117と同じ指標の設計
結果のバリエーションがすべて求められる。図10で
は、〈出庫処理,機能項目〉と同じ設計指標で検索され
たため、設計事例データベース41における〈出庫処
理,機能項目〉での設計事例119,121,123が
求められている。
【0066】次に、各バリエーションの利用関係が調べ
られ、設計指標提示機能部83で提示された参照指標と
同じ指標を持つバリエーションが限定される。図10で
は、〈出庫処理,機能項目〉との利用関係がある〈出庫
処理,入力データ〉と同じ設計指標125を持つ設計事
例127,129が求められ、同様に〈出庫処理,出力
データ〉と同じ設計指標131での設計事例133,1
35が求められて、〈出庫処理,機能項目〉での設計事
例119,121,123のうちで設計事例119,1
21に限定される。
られ、設計指標提示機能部83で提示された参照指標と
同じ指標を持つバリエーションが限定される。図10で
は、〈出庫処理,機能項目〉との利用関係がある〈出庫
処理,入力データ〉と同じ設計指標125を持つ設計事
例127,129が求められ、同様に〈出庫処理,出力
データ〉と同じ設計指標131での設計事例133,1
35が求められて、〈出庫処理,機能項目〉での設計事
例119,121,123のうちで設計事例119,1
21に限定される。
【0067】次に、限定されたバリエーションが後述す
る絞り込みの基準に従って絞り込まれ、そのバリエーシ
ョンが参照されて設計された設計指標を持つバリエーシ
ョンが設計者31に提示される。図10では、設計事例
121が再利用候補137として提示されることが示さ
れている。
る絞り込みの基準に従って絞り込まれ、そのバリエーシ
ョンが参照されて設計された設計指標を持つバリエーシ
ョンが設計者31に提示される。図10では、設計事例
121が再利用候補137として提示されることが示さ
れている。
【0068】そして、設計者31は、提示されたバリエ
ーションを参照して設計指標の設計を行なう。
ーションを参照して設計指標の設計を行なう。
【0069】図11は、設計事例の一致総数による絞り
込みを説明するための図である。図11に示すような絞
り込み方法を実行する絞り込み部115は、「現在の設
計指標を詳細化する際に参照すべき設計ビューと過去の
設計で参照して設計ビューの一致度が高ければ、後者の
設計ビューに基づき設計された結果の再利用が期待でき
る」という考え方に基づいて絞り込みを行なう。すなわ
ち、本基準では、「設計結果の類似性」を「設計エンテ
ィティの一致度」として捉える。設計事例の一致総数の
絞り込みの方法を以下に示す。
込みを説明するための図である。図11に示すような絞
り込み方法を実行する絞り込み部115は、「現在の設
計指標を詳細化する際に参照すべき設計ビューと過去の
設計で参照して設計ビューの一致度が高ければ、後者の
設計ビューに基づき設計された結果の再利用が期待でき
る」という考え方に基づいて絞り込みを行なう。すなわ
ち、本基準では、「設計結果の類似性」を「設計エンテ
ィティの一致度」として捉える。設計事例の一致総数の
絞り込みの方法を以下に示す。
【0070】図11を参照して、まず、絞り込みの対象
を限定する。絞り込みの対象の限定は、図10を用いて
説明した設計結果の提示方法によって行なわれる。
を限定する。絞り込みの対象の限定は、図10を用いて
説明した設計結果の提示方法によって行なわれる。
【0071】次に、各参照指標の設計結果の類似性の最
も高いものが調べられる。図11では、一致総数がバリ
エーションごとに求められている。そのため酒問屋の事
例は、〈出庫処理,入力データ〉139の一致数が積荷
票,出庫依頼によって2となり、〈出庫処理,出力デー
タ〉141の一致数が出庫指示書,納期遅延連絡,発注
票によって3となり、その結果一致総数は5となってい
る。これに対し飲食店の事例は、〈出庫処理,入力デー
タ〉139の一致数が積荷票により1となり、〈出庫処
理,出力データ〉の一致数が発注票によって1となり、
その結果一致総数は2となっている。したがって、酒屋
の在庫管理に関する一致総数が最も多い(類似性が高
い)ものは、酒問屋の事例と決定されている。
も高いものが調べられる。図11では、一致総数がバリ
エーションごとに求められている。そのため酒問屋の事
例は、〈出庫処理,入力データ〉139の一致数が積荷
票,出庫依頼によって2となり、〈出庫処理,出力デー
タ〉141の一致数が出庫指示書,納期遅延連絡,発注
票によって3となり、その結果一致総数は5となってい
る。これに対し飲食店の事例は、〈出庫処理,入力デー
タ〉139の一致数が積荷票により1となり、〈出庫処
理,出力データ〉の一致数が発注票によって1となり、
その結果一致総数は2となっている。したがって、酒屋
の在庫管理に関する一致総数が最も多い(類似性が高
い)ものは、酒問屋の事例と決定されている。
【0072】このような設計事例の一致総数による絞り
込みを、図9の絞り込み部115が行なう。
込みを、図9の絞り込み部115が行なう。
【0073】図12は、設計事例の事例総数による絞り
込みを説明するための図である。図9の絞り込み部11
5は、設計事例の一致総数が同数の場合、「複数のバリ
エーションのうち、過去に何度も設計されたものは今回
の設計でも利用される可能性が高い」という考えに基づ
き絞り込みを行なう。設計事例の事例総数による絞り込
みの方法を以下に示す。
込みを説明するための図である。図9の絞り込み部11
5は、設計事例の一致総数が同数の場合、「複数のバリ
エーションのうち、過去に何度も設計されたものは今回
の設計でも利用される可能性が高い」という考えに基づ
き絞り込みを行なう。設計事例の事例総数による絞り込
みの方法を以下に示す。
【0074】まず、事例の一致数が同じバリエーション
について、過去に設計された回数を調べ、設計された回
数が最も多いバリエーションが求められる。図12で
は、酒問屋の事例では一致総数が出庫依頼,出庫指示
書,納期遅延連絡によって3となっており、酒屋の事例
では一致総数が出庫依頼,納期遅延連絡,出庫指示書に
よあって3となっており、ともに一致総数は3で同じで
ある。これに対し、酒問屋の事例では事例総数が3とな
っており、酒屋の事例では事例総数が2となっている。
このため、事例総数が最も多いのは酒問屋の事例であ
り、酒造メーカーの在庫管理に対する絞り込みの結果と
しての酒問屋の事例が設計者に提示される。
について、過去に設計された回数を調べ、設計された回
数が最も多いバリエーションが求められる。図12で
は、酒問屋の事例では一致総数が出庫依頼,出庫指示
書,納期遅延連絡によって3となっており、酒屋の事例
では一致総数が出庫依頼,納期遅延連絡,出庫指示書に
よあって3となっており、ともに一致総数は3で同じで
ある。これに対し、酒問屋の事例では事例総数が3とな
っており、酒屋の事例では事例総数が2となっている。
このため、事例総数が最も多いのは酒問屋の事例であ
り、酒造メーカーの在庫管理に対する絞り込みの結果と
しての酒問屋の事例が設計者に提示される。
【0075】図13は、図2に示した本装置の処理を示
したフロー図である。まず、ステップ(図面ではSで表
わす)1において、設計目標が計算される。そして、ス
テップ2において設計目標がある場合にはステップ3に
進み、設計目標がない場合には処理が終了する。ステッ
プ3において設計目標が提示され、ステップ4において
設計目標が選択される。ここまでの処理を、図6の設計
目標提示機能部81が行なう。
したフロー図である。まず、ステップ(図面ではSで表
わす)1において、設計目標が計算される。そして、ス
テップ2において設計目標がある場合にはステップ3に
進み、設計目標がない場合には処理が終了する。ステッ
プ3において設計目標が提示され、ステップ4において
設計目標が選択される。ここまでの処理を、図6の設計
目標提示機能部81が行なう。
【0076】次に、ステップ5において、設計指標が計
算される。そして、ステップ6において設計指標がある
か否かが判断される。設計指標がある場合にはステップ
7に進み、設計指標がない場合にはAを介して後で説明
するステップ9に進む。ステップ7において設計指標が
提示され、ステップ8において設計指標が選択される。
このステップ5からステップ8までを、図6の設計指標
提示機能部83が行なう。
算される。そして、ステップ6において設計指標がある
か否かが判断される。設計指標がある場合にはステップ
7に進み、設計指標がない場合にはAを介して後で説明
するステップ9に進む。ステップ7において設計指標が
提示され、ステップ8において設計指標が選択される。
このステップ5からステップ8までを、図6の設計指標
提示機能部83が行なう。
【0077】次に、ステップ8からAを介してステップ
9に進む。ステップ9において、設計事例が検索され
る。ステップ10において、事例が複数あるか否かが判
定される。事例が複数ある場合にはステップ11に進
み、事例が複数ない場合にはステップ12に進む。ステ
ップ11において事例に優先順位が付けられ、ステップ
12において事例が提示される。ステップ13において
事例が選択され、ステップ14において事例の内容が提
示される。このステップ9からステップ14までを、図
9に示す設計内容提示機能部43が行なう。
9に進む。ステップ9において、設計事例が検索され
る。ステップ10において、事例が複数あるか否かが判
定される。事例が複数ある場合にはステップ11に進
み、事例が複数ない場合にはステップ12に進む。ステ
ップ11において事例に優先順位が付けられ、ステップ
12において事例が提示される。ステップ13において
事例が選択され、ステップ14において事例の内容が提
示される。このステップ9からステップ14までを、図
9に示す設計内容提示機能部43が行なう。
【0078】ステップ14の処理が終了した後には、ス
テップ1に戻り、新たな処理が行なわれて再度処理が繰
返される。
テップ1に戻り、新たな処理が行なわれて再度処理が繰
返される。
【0079】次に、以上のことをまとめる。まず、設計
過程の順番の一致性でなく、設計時に設計者の設計過程
における特徴を記録して、再利用可能な設計プロセスモ
デルを提案し、その設計プロセスモデルに従って過去の
設計事例を設計プロセスデータベースに蓄積し、新規設
計で再利用候補を提示することを特徴とする。
過程の順番の一致性でなく、設計時に設計者の設計過程
における特徴を記録して、再利用可能な設計プロセスモ
デルを提案し、その設計プロセスモデルに従って過去の
設計事例を設計プロセスデータベースに蓄積し、新規設
計で再利用候補を提示することを特徴とする。
【0080】次に、図2に示すように、そのソフトウェ
ア設計支援装置の構成としては、設計事例データベース
41に記録された設計事例を再利用するために、設計手
順提示機能部39と設計内容提示機能部43とを特徴的
構成とする。前者は設計手順の再利用を、後者は設計内
容の再利用を支援するものであり、設計プロセスの再利
用性の向上を支援することを特徴とする。
ア設計支援装置の構成としては、設計事例データベース
41に記録された設計事例を再利用するために、設計手
順提示機能部39と設計内容提示機能部43とを特徴的
構成とする。前者は設計手順の再利用を、後者は設計内
容の再利用を支援するものであり、設計プロセスの再利
用性の向上を支援することを特徴とする。
【0081】このような従来では失われていた設計プロ
セスの情報が記録可能となることで、新規設計と類似し
た既存設計事例の検索手法が確立され、設計工数削減が
可能となる。
セスの情報が記録可能となることで、新規設計と類似し
た既存設計事例の検索手法が確立され、設計工数削減が
可能となる。
【0082】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、設計プ
ロセスモデルに沿う形態で設計事例を蓄積し、予め定め
られた規則に従って設計手順を提示し、設計手順に応じ
て再利用可能な設計事例に基づく設計内容を提示するの
で、設計者は提示された設計手順および設計内容を再利
用して新たなソフトウェア設計を行なうことができ、ソ
フトウェア設計での工数を極力削減することができる。
ロセスモデルに沿う形態で設計事例を蓄積し、予め定め
られた規則に従って設計手順を提示し、設計手順に応じ
て再利用可能な設計事例に基づく設計内容を提示するの
で、設計者は提示された設計手順および設計内容を再利
用して新たなソフトウェア設計を行なうことができ、ソ
フトウェア設計での工数を極力削減することができる。
【図1】設計プロセスモデルを説明するための図であ
る。
る。
【図2】この発明の一実施例によるソフトウェア設計支
援装置の概略ブロック図である。
援装置の概略ブロック図である。
【図3】図2の設計事例データベースを説明するための
図である。
図である。
【図4】図2の設計事例データベースをさらに説明する
ための図である。
ための図である。
【図5】図2の設計事例データベースを図4とともにさ
らに説明するための図である。
らに説明するための図である。
【図6】図2の設計手順提示機能部の内部構成を示した
概略ブロック図である。
概略ブロック図である。
【図7】図6の設計目標提示機能部について説明するた
めの図である。
めの図である。
【図8】図6の設計指標提示機能部について説明するた
めの図である。
めの図である。
【図9】図2の設計内容提示機能部の内部構成を示した
概略ブロック図である。
概略ブロック図である。
【図10】図9の設計内容提示機能部の処理を説明する
ための図である。
ための図である。
【図11】図9の絞り込み部の一致総数による絞り込み
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図12】図9の絞り込み部の事例総数による絞り込み
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図13】図2の本装置の処理を示したフローチャート
である。
である。
1 設計プロセスモデル 37 ソフトウェア設計支援装置 39 設計手順提示機能部 41 設計事例データベース 43 設計内容提示機能部 45 現設計プロセスデータベース 81 設計目標提示機能部 83 設計指標提示機能部 115 絞り込み部
Claims (5)
- 【請求項1】 ソフトウェアが設計される際の設計プロ
セスを設計プロセスモデルにモデル化してソフトウェア
設計を支援するソフトウェア設計支援装置であって、 前記設計プロセスモデルに沿う形態で設計事例を蓄積す
る設計事例蓄積手段と、 予め定められた設計規則に従って設計手順を提示する設
計手順提示手段と、 前記設計手順提示手段で提示される設計手順に応じて、
前記設計事例蓄積手段に蓄積された設計事例に基づく設
計内容を提示する設計内容提示手段とを備えた、ソフト
ウェア設計支援装置。 - 【請求項2】 前記設計プロセスモデルは、設計手順お
よび設計内容を1つの設計単位とし、複数の設計単位が
参照関係で関連付けられたモデルを含む、請求項1記載
のソフトウェア設計支援装置。 - 【請求項3】 前記設計手順提示手段は、 前記設計規則に従って設計目標を提示する設計目標提示
手段と、 前記設計目標提示手段で提示される設計目標に応じて、
前記設計事例蓄積手段に蓄積された設計事例に基づく設
計指標を提示する設計指標提示手段とを含む、請求項1
記載のソフトウェア設計支援装置。 - 【請求項4】 さらに、前記設計プロセスモデルに沿う
形態で現在設計中の設計プロセスを蓄積する現設計プロ
セス蓄積手段を備え、 前記設計目標提示手段は、前記設計規則に従ってまたは
前記現設計プロセス蓄積手段に蓄積された設計プロセス
に応じて、設計目標を提示し、 前記設計指標提示手段は、前記設計目標提示手段で提示
される設計目標に応じて、前記設計事例蓄積手段に蓄積
された設計事例または前記現設計プロセス蓄積手段に蓄
積された設計プロセスに基づく設計指標を提示する、請
求項3記載のソフトウェア設計支援装置。 - 【請求項5】 さらに、前記設計プロセスモデルに沿う
形態で現在設計中の設計プロセスを蓄積する現設計プロ
セス蓄積手段を備え、 前記設計内容提示手段は、前記現設計プロセス蓄積手段
に蓄積された設計プロセスに応じて、前記設計事例蓄積
手段に蓄積された設計事例を絞り込む絞り込み手段を含
み、絞り込まれた設計事例に基づく設計内容を提示す
る、請求項1記載のソフトウェア設計支援装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6229897A JPH0895764A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | ソフトウェア設計支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6229897A JPH0895764A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | ソフトウェア設計支援装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0895764A true JPH0895764A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16899445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6229897A Pending JPH0895764A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | ソフトウェア設計支援装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0895764A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100311231B1 (ko) * | 1998-08-11 | 2001-11-30 | 오길록 | 객체지향분석정보를이용한프레임워크모델링장치및그방법 |
| WO2003069466A1 (en) * | 2002-02-18 | 2003-08-21 | Japan Science And Technology Agency | Software component importance evaluation system |
| KR100530736B1 (ko) * | 1999-12-15 | 2005-11-28 | 한국전자통신연구원 | 객체 지향 시스템의 요구 사항 추출을 위한 사용 사례재사용 장치, 방법 및 그를 이용한 요구 사항 추출 방법 |
| JP2007066219A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | シーケンス図作成方法及びその装置 |
| KR100744886B1 (ko) * | 2005-06-28 | 2007-08-01 | 학교법인 포항공과대학교 | 아사달 : 휘처 기반 소프트웨어 제품라인 개발 환경을제공하는 시스템 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP6229897A patent/JPH0895764A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100311231B1 (ko) * | 1998-08-11 | 2001-11-30 | 오길록 | 객체지향분석정보를이용한프레임워크모델링장치및그방법 |
| KR100530736B1 (ko) * | 1999-12-15 | 2005-11-28 | 한국전자통신연구원 | 객체 지향 시스템의 요구 사항 추출을 위한 사용 사례재사용 장치, 방법 및 그를 이용한 요구 사항 추출 방법 |
| WO2003069466A1 (en) * | 2002-02-18 | 2003-08-21 | Japan Science And Technology Agency | Software component importance evaluation system |
| US7627855B2 (en) | 2002-02-18 | 2009-12-01 | Japan Science And Technology Agency | Software component importance evaluation system |
| KR100744886B1 (ko) * | 2005-06-28 | 2007-08-01 | 학교법인 포항공과대학교 | 아사달 : 휘처 기반 소프트웨어 제품라인 개발 환경을제공하는 시스템 |
| JP2007066219A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | シーケンス図作成方法及びその装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980310 |