JPH089608A - ブラシレス自励式発電機 - Google Patents
ブラシレス自励式発電機Info
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- JPH089608A JPH089608A JP16462294A JP16462294A JPH089608A JP H089608 A JPH089608 A JP H089608A JP 16462294 A JP16462294 A JP 16462294A JP 16462294 A JP16462294 A JP 16462294A JP H089608 A JPH089608 A JP H089608A
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- Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転開始時に於ける電圧確立を迅速かつ確実
に行ない得るブラシレス自励式発電機の提供。 【構成】 回転子20に設けた励磁機コイル24に対向
する励磁機用界磁コイル34に第一の永久磁石36を付
設し、更に電機子コイル31に対向する回転界磁極を構
成する界磁コイル22に第二の永久磁石25を付設す
る。電機子コイル31の出力の一部を整流器33で整流
し、コントローラ35を介して励磁機用界磁コイル34
に供給する。コントローラ35は電機子コイル31の出
力電圧を基準値に合致させるべく適切な電流を励磁起用
界磁コイル34に供給する。励磁機コイル24の出力は
整流器23を通じて整流して界磁コイル22に供給され
ている。
に行ない得るブラシレス自励式発電機の提供。 【構成】 回転子20に設けた励磁機コイル24に対向
する励磁機用界磁コイル34に第一の永久磁石36を付
設し、更に電機子コイル31に対向する回転界磁極を構
成する界磁コイル22に第二の永久磁石25を付設す
る。電機子コイル31の出力の一部を整流器33で整流
し、コントローラ35を介して励磁機用界磁コイル34
に供給する。コントローラ35は電機子コイル31の出
力電圧を基準値に合致させるべく適切な電流を励磁起用
界磁コイル34に供給する。励磁機コイル24の出力は
整流器23を通じて整流して界磁コイル22に供給され
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部電源等による励磁
を行なわず、自己の発生する電力の一部を整流して励磁
機用界磁コイルに供給し、励磁機コイルに発生する電力
を整流して発電機本体の界磁コイルに供給するブラシレ
ス自励式発電機に関するものである。
を行なわず、自己の発生する電力の一部を整流して励磁
機用界磁コイルに供給し、励磁機コイルに発生する電力
を整流して発電機本体の界磁コイルに供給するブラシレ
ス自励式発電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、商用電源として運用される発電機
は、三相同期発電機であり、連係される電源と同期を保
ちつつ運転される。したがって外部電源による励磁を行
なうことも容易であり、運転開始時から十分に整った条
件下で始動し、励磁も完全な状態になっていることが多
い。
は、三相同期発電機であり、連係される電源と同期を保
ちつつ運転される。したがって外部電源による励磁を行
なうことも容易であり、運転開始時から十分に整った条
件下で始動し、励磁も完全な状態になっていることが多
い。
【0003】しかし小形の発電機で、他電源が周囲に存
在しない状況下で、単独で運転される発電機も多数存在
する。例えば、車載用、船舶用、非常用、防災用又は病
院用等の発電機にあっては、単独運転となるものが多
い。これらの用途にあっては、低コストでかつ高い信頼
性を要求されることが多く、使用される設備も可能な限
り簡潔で、保守も容易なものが要求される。このような
要求に合わせて、例えば、ブラシレスの自励式発電機も
多く採用される傾向にある。この種の発電機にあって
は、コスト、構造及び保守等の全ての点で不利となる二
次電池を含む励磁装置等は装備していないものが多い。
在しない状況下で、単独で運転される発電機も多数存在
する。例えば、車載用、船舶用、非常用、防災用又は病
院用等の発電機にあっては、単独運転となるものが多
い。これらの用途にあっては、低コストでかつ高い信頼
性を要求されることが多く、使用される設備も可能な限
り簡潔で、保守も容易なものが要求される。このような
要求に合わせて、例えば、ブラシレスの自励式発電機も
多く採用される傾向にある。この種の発電機にあって
は、コスト、構造及び保守等の全ての点で不利となる二
次電池を含む励磁装置等は装備していないものが多い。
【0004】このように、汎用小形の自励式交流発電機
にあっては、始動に適する格別の励磁機構を持たないも
のが多いことから、電圧確立までに若干の時間を必要と
する等安定しない面がある。特に、運転が稀にしか行な
われない非常用設備などにあっては、頻繁な保守・整備
も行き届かず、電圧確率そのものにもかなりの不安が残
る。当然、電圧確立までの間、負荷に電力を供給するこ
とはできない。
にあっては、始動に適する格別の励磁機構を持たないも
のが多いことから、電圧確立までに若干の時間を必要と
する等安定しない面がある。特に、運転が稀にしか行な
われない非常用設備などにあっては、頻繁な保守・整備
も行き届かず、電圧確率そのものにもかなりの不安が残
る。当然、電圧確立までの間、負荷に電力を供給するこ
とはできない。
【0005】自励式発電機に於ける電圧確立は、発電機
鉄心の残留磁気を利用して、最初の電圧を発生せしめ、
その後この発生電圧を電源として、無負荷飽和曲線と界
磁抵抗線とによって決定される規定電圧まで次第に上昇
してゆくことによって行なわれる。この場合、発電機鉄
心の残留磁気が小さいと、電圧確立までに若干の時間を
要することになり、極端な場合には電圧確立に失敗する
こともある。
鉄心の残留磁気を利用して、最初の電圧を発生せしめ、
その後この発生電圧を電源として、無負荷飽和曲線と界
磁抵抗線とによって決定される規定電圧まで次第に上昇
してゆくことによって行なわれる。この場合、発電機鉄
心の残留磁気が小さいと、電圧確立までに若干の時間を
要することになり、極端な場合には電圧確立に失敗する
こともある。
【0006】このように、自励式発電機の電圧確立まで
の時間、即ち、始動後、負荷を接続することができるま
での時間は、発電機鉄心の残留磁気の大きさによって左
右されるといっても過言ではない。しかし鉄心材料の改
良も進み、残留磁気はむしろ小さくなる傾向さえある。
にもかかわらず、特に、防災用、病院用又は消防車用等
の用途における小形発電機にあっては、分秒を争って負
荷に電力を供給しなければならない要請もある。
の時間、即ち、始動後、負荷を接続することができるま
での時間は、発電機鉄心の残留磁気の大きさによって左
右されるといっても過言ではない。しかし鉄心材料の改
良も進み、残留磁気はむしろ小さくなる傾向さえある。
にもかかわらず、特に、防災用、病院用又は消防車用等
の用途における小形発電機にあっては、分秒を争って負
荷に電力を供給しなければならない要請もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な従来技術の欠点を排し、運転開始時に於ける電圧確立
を迅速かつ確実に行ない得るブラシレス自励式発電機を
提供することを課題とする。
な従来技術の欠点を排し、運転開始時に於ける電圧確立
を迅速かつ確実に行ない得るブラシレス自励式発電機を
提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の構成の要旨とす
るところは、励磁機に於いて、回転子に設けた励磁機コ
イルに対向する固定子部分に第一の永久磁石を配置し、
発電機本体に於いて、電機子コイルに対向する回転界磁
極部分に第二の永久磁石を配置したブラシレス自励式発
電機であり、これによって前記課題を解決することがで
きる。
るところは、励磁機に於いて、回転子に設けた励磁機コ
イルに対向する固定子部分に第一の永久磁石を配置し、
発電機本体に於いて、電機子コイルに対向する回転界磁
極部分に第二の永久磁石を配置したブラシレス自励式発
電機であり、これによって前記課題を解決することがで
きる。
【0009】更に、本発明では、励磁機用界磁コイルに
供給する起電力を誘起する導体を電機子コイルに併設す
ることもできる。
供給する起電力を誘起する導体を電機子コイルに併設す
ることもできる。
【0010】
【作用】したがって本発明によれば、励磁機に於いて、
回転子に設けた励磁機コイルに対して、固定子側に配置
した第一の永久磁石の磁力線が発電機始動時にも作用す
ることとなる。それ故、最初に鉄心の残留磁気を利用し
て電圧確立を行なう従来の自励式発電機に於ける場合よ
りも迅速かつ確実な電圧確立が期待でき、より短時間で
速やかに負荷に対する電力供給が可能となる。
回転子に設けた励磁機コイルに対して、固定子側に配置
した第一の永久磁石の磁力線が発電機始動時にも作用す
ることとなる。それ故、最初に鉄心の残留磁気を利用し
て電圧確立を行なう従来の自励式発電機に於ける場合よ
りも迅速かつ確実な電圧確立が期待でき、より短時間で
速やかに負荷に対する電力供給が可能となる。
【0011】更に本発明によれば、発電機本体に於い
て、電機子コイルに対応する回転界磁極部分に第二の永
久磁石が配置されており、この永久磁石による磁力線
は、励磁機部分からの電流が存在しないか、あるいは極
めて微弱な電流しかなくても、電機子コイルに対して起
電力を発生せしめるように作用する。電機子コイルに誘
起した起電力は整流器で整流され、コントローラを介し
て励磁機用界磁コイルにフィードバックされるから、励
磁機コイルにおける起電力は、先の第一の永久磁石によ
る起電力に重畳され、より迅速かつ確実な電圧確立が達
成される。
て、電機子コイルに対応する回転界磁極部分に第二の永
久磁石が配置されており、この永久磁石による磁力線
は、励磁機部分からの電流が存在しないか、あるいは極
めて微弱な電流しかなくても、電機子コイルに対して起
電力を発生せしめるように作用する。電機子コイルに誘
起した起電力は整流器で整流され、コントローラを介し
て励磁機用界磁コイルにフィードバックされるから、励
磁機コイルにおける起電力は、先の第一の永久磁石によ
る起電力に重畳され、より迅速かつ確実な電圧確立が達
成される。
【0012】なお、電機子コイルの一部を、励磁機用界
磁コイルにフィードバックするための導体として独立せ
しめれば、より迅速な電圧確立が促進される。これは、
電圧確立後に電機子コイルからフィードバックが生ずる
以前にあっても、電機子コイルに対向する部位に配置さ
れた第二の永久磁石による起電力を励磁機用界磁コイル
側に効率よくフィードバックせしめることができるため
である。
磁コイルにフィードバックするための導体として独立せ
しめれば、より迅速な電圧確立が促進される。これは、
電圧確立後に電機子コイルからフィードバックが生ずる
以前にあっても、電機子コイルに対向する部位に配置さ
れた第二の永久磁石による起電力を励磁機用界磁コイル
側に効率よくフィードバックせしめることができるため
である。
【0013】
【実施例】以下、実施例を示す添付図を参照しつつ本発
明を開示する。先ず第一の実施例を説明する。図1は、
本発明のブラシレス自励式の発電機10の基本構成を示
す説明図である。発電機10は、発電機本体とこれに付
設した励磁機とからなり、大別して発電機本体の界磁コ
イル22を主体とする回転子20と発電機本体の電機子
コイル31を主体とする固定子30とから構成される。
なお、本図では、説明の便宜上主として電気的構成を示
し、鉄心類を省略している。回転子20には、回転軸2
1があり、図示されていない内燃機関、水車又はタービ
ン等の各種原動機の動力軸と連結される。
明を開示する。先ず第一の実施例を説明する。図1は、
本発明のブラシレス自励式の発電機10の基本構成を示
す説明図である。発電機10は、発電機本体とこれに付
設した励磁機とからなり、大別して発電機本体の界磁コ
イル22を主体とする回転子20と発電機本体の電機子
コイル31を主体とする固定子30とから構成される。
なお、本図では、説明の便宜上主として電気的構成を示
し、鉄心類を省略している。回転子20には、回転軸2
1があり、図示されていない内燃機関、水車又はタービ
ン等の各種原動機の動力軸と連結される。
【0014】このように構成された発電機の回転子20
には、前記したように、発電機本体の界磁コイル22が
必要な界磁磁束を発生するように配置され、加えて励磁
電流を発生する励磁機コイル24も付設されている。前
記界磁コイル22には、前記励磁機コイル24を、後者
に誘起する起電力によって生じる電流を整流器23を介
して前者に供給すべく、接続してあり、これによりブラ
シレスとしているものである。
には、前記したように、発電機本体の界磁コイル22が
必要な界磁磁束を発生するように配置され、加えて励磁
電流を発生する励磁機コイル24も付設されている。前
記界磁コイル22には、前記励磁機コイル24を、後者
に誘起する起電力によって生じる電流を整流器23を介
して前者に供給すべく、接続してあり、これによりブラ
シレスとしているものである。
【0015】前記固定子30には、前記したように、発
電機本体の電機子コイル31が配置され、回転子20側
の前記界磁コイル22の発生する磁束の変化に応じて起
電力が発生し、出力端子32aに接続される外部負荷に
対して電力を供給する。
電機本体の電機子コイル31が配置され、回転子20側
の前記界磁コイル22の発生する磁束の変化に応じて起
電力が発生し、出力端子32aに接続される外部負荷に
対して電力を供給する。
【0016】また回転子20の前記励磁機コイル24に
対して、発生する磁束を作用せしめるように対向する固
定子30上の部位には、図示していない鉄心と相まって
励磁用磁極を形成する励磁機用界磁コイル34が設けら
れている。しかしてこの励磁機用界磁コイル34と前記
励磁機コイル24とにより励磁機を構成するものであ
る。
対して、発生する磁束を作用せしめるように対向する固
定子30上の部位には、図示していない鉄心と相まって
励磁用磁極を形成する励磁機用界磁コイル34が設けら
れている。しかしてこの励磁機用界磁コイル34と前記
励磁機コイル24とにより励磁機を構成するものであ
る。
【0017】前記励磁機用界磁コイル34には、発電機
本体の電機子コイル31の出力端子32bから得られる
交流出力が整流器33で整流され、こうして得られた直
流電流がコントローラ35を介して供給されるように、
接続されている。なお前記出力端子32aと上記出力端
子32bとは、電機子コイル31の出力に並列に接続し
ている。
本体の電機子コイル31の出力端子32bから得られる
交流出力が整流器33で整流され、こうして得られた直
流電流がコントローラ35を介して供給されるように、
接続されている。なお前記出力端子32aと上記出力端
子32bとは、電機子コイル31の出力に並列に接続し
ている。
【0018】前記コントローラ35は、種々のタイプの
それを採用することが可能であるが、ここでは、前記励
磁用磁極を形成する励磁機用界磁コイル34に供給する
整流器33の直流出力を、例えば、1500Hzで断続す
ることとし、そのオン時間の割合を、前記電機子コイル
31の出力電圧を基準電圧と比較して、低ければ、必要
なだけ大きくなるように、高ければ、必要なだけ小さく
なるように、変化させるように構成したものである。こ
うして励磁機用界磁コイル34に供給する平均電流を適
切に変化させ、これに対応して変化する励磁機コイル2
4の出力電流により、前記発電機本体の界磁コイル22
が適切な磁束を発生し、電機子コイル31から所定の基
準値にほぼ合致する出力電圧を得ることができるように
するものである。
それを採用することが可能であるが、ここでは、前記励
磁用磁極を形成する励磁機用界磁コイル34に供給する
整流器33の直流出力を、例えば、1500Hzで断続す
ることとし、そのオン時間の割合を、前記電機子コイル
31の出力電圧を基準電圧と比較して、低ければ、必要
なだけ大きくなるように、高ければ、必要なだけ小さく
なるように、変化させるように構成したものである。こ
うして励磁機用界磁コイル34に供給する平均電流を適
切に変化させ、これに対応して変化する励磁機コイル2
4の出力電流により、前記発電機本体の界磁コイル22
が適切な磁束を発生し、電機子コイル31から所定の基
準値にほぼ合致する出力電圧を得ることができるように
するものである。
【0019】また前記励磁機コイル24に対して作用磁
束を発生せしめる励磁機用界磁コイル34に第一の永久
磁石36を付設する。この第一の永久磁石36は、発電
機10に対して外部の原動機から動力が加えられて回転
を開始したが、未だ電圧が確立していない状態に於いて
も、当然、励磁機コイル24に対して磁束を作用せしめ
る。励磁機コイル24は、この第一の永久磁石36の磁
束と鎖交して励磁用電流を発生し、これを整流器23を
通じて整流して前記界磁コイル22に供給する。したが
って従来の残留磁気のみによる場合とは比較にならない
短い時間内に、かつ確実に電圧の確立が行なわれる。
束を発生せしめる励磁機用界磁コイル34に第一の永久
磁石36を付設する。この第一の永久磁石36は、発電
機10に対して外部の原動機から動力が加えられて回転
を開始したが、未だ電圧が確立していない状態に於いて
も、当然、励磁機コイル24に対して磁束を作用せしめ
る。励磁機コイル24は、この第一の永久磁石36の磁
束と鎖交して励磁用電流を発生し、これを整流器23を
通じて整流して前記界磁コイル22に供給する。したが
って従来の残留磁気のみによる場合とは比較にならない
短い時間内に、かつ確実に電圧の確立が行なわれる。
【0020】また前記電機子コイル31に対して作用す
る回転界磁極を構成する界磁コイル22に第二の永久磁
石25を付設する。この第二の永久磁石25は、回転子
20が回転する際に固定子30側の電機子コイル31に
対して鎖交する磁束を発生している。したがって、発電
機の運転の開始時に於いて、界磁コイル22に未だ充分
な電流が供給されていない段階であっても、回転子20
の回転に伴って電機子コイル31に起電力を発生させる
ことができる。
る回転界磁極を構成する界磁コイル22に第二の永久磁
石25を付設する。この第二の永久磁石25は、回転子
20が回転する際に固定子30側の電機子コイル31に
対して鎖交する磁束を発生している。したがって、発電
機の運転の開始時に於いて、界磁コイル22に未だ充分
な電流が供給されていない段階であっても、回転子20
の回転に伴って電機子コイル31に起電力を発生させる
ことができる。
【0021】このように電機子コイル31に誘起された
起電力による電流は、前記整流器33によって整流さ
れ、前記コントローラ35を介して励磁機用界磁コイル
34に供給される。この電流によって形成される磁束
は、前記第一の永久磁石36による磁束と重畳して励磁
機コイル24に作用する。
起電力による電流は、前記整流器33によって整流さ
れ、前記コントローラ35を介して励磁機用界磁コイル
34に供給される。この電流によって形成される磁束
は、前記第一の永久磁石36による磁束と重畳して励磁
機コイル24に作用する。
【0022】以上の説明から明らかなように、励磁機用
界磁コイル34に付設される第一の永久磁石36及び界
磁コイル22に付設される第二の永久磁石25の形状、
寸法、配置態様等は適宜選択できる。しかし、いずれに
しても、電圧確立の段階に於いて、各々励磁機用界磁コ
イル34又は界磁コイル22によって発生せしめられる
磁束に重畳して互いに助長する方向に磁束を発生するよ
うに設定する必要があるのは云うまでもない。
界磁コイル34に付設される第一の永久磁石36及び界
磁コイル22に付設される第二の永久磁石25の形状、
寸法、配置態様等は適宜選択できる。しかし、いずれに
しても、電圧確立の段階に於いて、各々励磁機用界磁コ
イル34又は界磁コイル22によって発生せしめられる
磁束に重畳して互いに助長する方向に磁束を発生するよ
うに設定する必要があるのは云うまでもない。
【0023】図2は、本発明の第二の実施例を示す説明
図である。この実施例では、電機子コイル31に並列に
励磁機界磁用導体131を配置したものである。この励
磁機界磁用導体131の出力は、出力端子32bに接続
し、これに接続した整流器33を通じて整流し、その直
流出力を前記コントローラ35を介して前記励磁機用界
磁コイル34に接続する。他の点は、前記第一の実施例
と全く同様である。
図である。この実施例では、電機子コイル31に並列に
励磁機界磁用導体131を配置したものである。この励
磁機界磁用導体131の出力は、出力端子32bに接続
し、これに接続した整流器33を通じて整流し、その直
流出力を前記コントローラ35を介して前記励磁機用界
磁コイル34に接続する。他の点は、前記第一の実施例
と全く同様である。
【0024】このような構成によれば、発電機10の起
動時に於いて、例え、電機子コイル31の出力の接続し
ている出力端子32aに負荷が接続されていたとしても
電圧の確立は可能になるし、運転中に急激に負荷が増大
した場合にも、そのことに伴う電機子コイル31の出力
電圧の低下等の影響を殆ど受けないで安定した運転を継
続することができる。
動時に於いて、例え、電機子コイル31の出力の接続し
ている出力端子32aに負荷が接続されていたとしても
電圧の確立は可能になるし、運転中に急激に負荷が増大
した場合にも、そのことに伴う電機子コイル31の出力
電圧の低下等の影響を殆ど受けないで安定した運転を継
続することができる。
【0025】即ち、電機子コイル31の出力をそのまま
フィードバックする場合には、大容量の白熱電灯の点灯
等により負荷が一時的に急激に増大したりすると、電機
子コイル31の出力電圧は急激に低下し、これによって
駆動される励磁機用界磁コイル34の発生する磁束も低
下し、励磁機コイル24で発生する起電力も低下する。
したがってその出力電流で駆動される界磁コイル22の
発生する磁束も低下する。それ故、電機子コイル31に
発生する電圧は更に低下するという悪循環に陥り易い問
題点がある。しかし、前記のように、負荷変動の影響を
受けない励磁機界磁用導体131を構成し、その出力を
前記励磁機用界磁コイル34に供給することとした場合
には、以上のような問題がなくなるものである。しかし
て必要があれば、負荷が接続されたままでも、負荷の電
流に左右されることなく電圧の確立が行なわれ得る。
フィードバックする場合には、大容量の白熱電灯の点灯
等により負荷が一時的に急激に増大したりすると、電機
子コイル31の出力電圧は急激に低下し、これによって
駆動される励磁機用界磁コイル34の発生する磁束も低
下し、励磁機コイル24で発生する起電力も低下する。
したがってその出力電流で駆動される界磁コイル22の
発生する磁束も低下する。それ故、電機子コイル31に
発生する電圧は更に低下するという悪循環に陥り易い問
題点がある。しかし、前記のように、負荷変動の影響を
受けない励磁機界磁用導体131を構成し、その出力を
前記励磁機用界磁コイル34に供給することとした場合
には、以上のような問題がなくなるものである。しかし
て必要があれば、負荷が接続されたままでも、負荷の電
流に左右されることなく電圧の確立が行なわれ得る。
【0026】なお、この励磁機界磁用導体131とし
て、別個の導体溝を設けることもできるが、通常の電機
子コイル31用の巻線溝を利用し、かつ電機子コイル3
1を形成する複導体の内の1導体をあてることもでき
る。
て、別個の導体溝を設けることもできるが、通常の電機
子コイル31用の巻線溝を利用し、かつ電機子コイル3
1を形成する複導体の内の1導体をあてることもでき
る。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、第一の永久磁石及び第
二の永久磁石の影響によって発電機始動時の電圧確立が
迅速かつ確実に行なわれる。残留磁気の存在を期待して
電圧確立を行なっていた従来の発電機に対して、高い信
頼性を得ることができる。したがって、緊急用、防災用
又は医療現場用等のように迅速かつ確実な立ち上げが必
要となる用途に対しても安心して採用することができ
る。
二の永久磁石の影響によって発電機始動時の電圧確立が
迅速かつ確実に行なわれる。残留磁気の存在を期待して
電圧確立を行なっていた従来の発電機に対して、高い信
頼性を得ることができる。したがって、緊急用、防災用
又は医療現場用等のように迅速かつ確実な立ち上げが必
要となる用途に対しても安心して採用することができ
る。
【0028】更に先の二組の永久磁石と相まって、電機
子コイルに並列に導体を設け、その導体に誘起される起
電力を利用して励磁機用界磁を形成することとした場合
には、より一層確実かつ迅速な電圧確立が行なわれる。
このような構成にあっては、負荷の変動の影響を受け難
く、例え、電機子コイルに負荷が接続されていても電圧
確立が行なわれ得る。
子コイルに並列に導体を設け、その導体に誘起される起
電力を利用して励磁機用界磁を形成することとした場合
には、より一層確実かつ迅速な電圧確立が行なわれる。
このような構成にあっては、負荷の変動の影響を受け難
く、例え、電機子コイルに負荷が接続されていても電圧
確立が行なわれ得る。
【図1】第一の実施例の基本構成を示す説明図。
【図2】第二の実施例の構成を示す部分説明図。
10 発電機 20 回転子 21 回転軸 22 界磁コイル 23 整流器 24 励磁機コイル 25 第二の永久磁石 30 固定子 31 電機子コイル 32a 出力端子 32b 出力端子 33 整流器 34 励磁機用界磁コイル 35 コントローラ 36 第一の永久磁石 131 励磁機界磁用導体
Claims (2)
- 【請求項1】 励磁機に於いて、回転子に設けられた励
磁機コイルに対向する固定子部分に第一の永久磁石を配
置し、発電機本体に於いて、電機子コイルに対向する回
転界磁極部分に第二の永久磁石を配置したブラシレス自
励式発電機。 - 【請求項2】 励磁機用界磁コイルに供給する起電力を
誘起する導体を前記電機子コイルに併設した請求項1の
ブラシレス自励式発電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16462294A JPH089608A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | ブラシレス自励式発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16462294A JPH089608A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | ブラシレス自励式発電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH089608A true JPH089608A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15796703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16462294A Pending JPH089608A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | ブラシレス自励式発電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089608A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011072111A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Kitashiba Electric Co Ltd | 交流発電機 |
| JP2013183623A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Toshinaga Kaneko | 発電機 |
| CN118040930A (zh) * | 2024-03-20 | 2024-05-14 | 山东理工大学 | 一种新型复合绕组高速永磁感应子式直流发电系统 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS525210B2 (ja) * | 1971-12-08 | 1977-02-10 | ||
| JPS5244308B2 (ja) * | 1973-03-19 | 1977-11-07 | ||
| JPH03265450A (ja) * | 1990-03-13 | 1991-11-26 | Nippondenso Co Ltd | 車両用交流発電機の回転子およびその製造方法 |
| JPH04255451A (ja) * | 1991-02-06 | 1992-09-10 | Nippondenso Co Ltd | 車両用交流発電機 |
| JPH0511773B2 (ja) * | 1985-12-17 | 1993-02-16 | Furuno Electric Co |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP16462294A patent/JPH089608A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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