JPH0896099A - 磁気転写箔媒体とその利用方法 - Google Patents
磁気転写箔媒体とその利用方法Info
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- JPH0896099A JPH0896099A JP6235664A JP23566494A JPH0896099A JP H0896099 A JPH0896099 A JP H0896099A JP 6235664 A JP6235664 A JP 6235664A JP 23566494 A JP23566494 A JP 23566494A JP H0896099 A JPH0896099 A JP H0896099A
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- magnetic recording
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、磁気記録媒体に用いられる磁気転写
箔媒体において、媒体の偽造防止効果を著しく向上させ
ると共に、媒体の真偽の判定を確実に行なうことを最も
主要な目的としている。 【構成】本発明は、基体上に、剥離層、磁気記録層、接
着層を、順次積層して成り、磁気記録媒体に用いられる
磁気転写箔媒体において、接着層の上または下のいずれ
かに、磁気バーコード、または磁気ランダムパターンを
設けることを特徴としている。
箔媒体において、媒体の偽造防止効果を著しく向上させ
ると共に、媒体の真偽の判定を確実に行なうことを最も
主要な目的としている。 【構成】本発明は、基体上に、剥離層、磁気記録層、接
着層を、順次積層して成り、磁気記録媒体に用いられる
磁気転写箔媒体において、接着層の上または下のいずれ
かに、磁気バーコード、または磁気ランダムパターンを
設けることを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば会員カード、I
Dカード、クレジットカード、キャッシュカード、プリ
ペイドカード等の磁気記録媒体に用いられる磁気転写箔
媒体に係り、特に媒体の偽造防止効果を著しく向上させ
るようにした磁気転写箔媒体とその利用方法に関するも
のである。
Dカード、クレジットカード、キャッシュカード、プリ
ペイドカード等の磁気記録媒体に用いられる磁気転写箔
媒体に係り、特に媒体の偽造防止効果を著しく向上させ
るようにした磁気転写箔媒体とその利用方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、代金等の支払いを、例えば会員カ
ード、IDカード、クレジットカード、キャッシュカー
ド等の磁気記録媒体からなる有価証券類によって行なう
ことが一般化してきている。そして、このような状況の
中で、有価証券類の偽造防止対策としては、例えば高保
磁力磁気記録、媒体へのホログラム箔の貼着、磁気バー
コード等の併用、特殊インキの使用、磁気シールド等、
様々な手段が実施されてきている。
ード、IDカード、クレジットカード、キャッシュカー
ド等の磁気記録媒体からなる有価証券類によって行なう
ことが一般化してきている。そして、このような状況の
中で、有価証券類の偽造防止対策としては、例えば高保
磁力磁気記録、媒体へのホログラム箔の貼着、磁気バー
コード等の併用、特殊インキの使用、磁気シールド等、
様々な手段が実施されてきている。
【0003】しかしながら、このような従来からのセキ
ュリティ対策も、現時点においては、その効果が薄らい
できつつある。
ュリティ対策も、現時点においては、その効果が薄らい
できつつある。
【0004】一方、使用に際しては、カード等の有価証
券が正当であるか否か、またその所持者が正当であるか
否かを判断する必要がある。例えば、キャッシュカード
の磁気データを改竄して、他人名義のデータに書き換え
たとすると、キャッシュディスペンサーにおいて暗証番
号さえ入力できれば、不正に使用することが可能とな
る。
券が正当であるか否か、またその所持者が正当であるか
否かを判断する必要がある。例えば、キャッシュカード
の磁気データを改竄して、他人名義のデータに書き換え
たとすると、キャッシュディスペンサーにおいて暗証番
号さえ入力できれば、不正に使用することが可能とな
る。
【0005】また、利用者を特定しないプリペイドカー
ド等において使用済みカードを用意し、磁気データのデ
ッドコピーが行なわれると、そのカードが有効となり、
正当なカードと同等の価値を持つことになる。
ド等において使用済みカードを用意し、磁気データのデ
ッドコピーが行なわれると、そのカードが有効となり、
正当なカードと同等の価値を持つことになる。
【0006】さらに、近年のカラーコピーやデジタルプ
リントによって、有価証券の複製が比較的容易に可能に
なってきているのが現実である。
リントによって、有価証券の複製が比較的容易に可能に
なってきているのが現実である。
【0007】そこで、最近では、特に外観上での偽造防
止策よりも、リーダー/ライター(R/W)を用いて偽
造券を排除するようにする傾向にあるが、偽造防止策が
露見しているため、完全な偽造防止策には到底至ってい
ないのが現状である。
止策よりも、リーダー/ライター(R/W)を用いて偽
造券を排除するようにする傾向にあるが、偽造防止策が
露見しているため、完全な偽造防止策には到底至ってい
ないのが現状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
磁気記録媒体においては、偽造防止を十分に行なうこと
が難しいという問題があった。
磁気記録媒体においては、偽造防止を十分に行なうこと
が難しいという問題があった。
【0009】本発明は、上記のような問題を解消するた
めに成されたもので、磁気記録媒体に用いられる磁気転
写箔媒体において、媒体の偽造防止効果を著しく向上さ
せると共に、媒体の真偽の判定を確実に行なうことが可
能な磁気転写箔媒体とその利用方法を提供することを目
的とする。
めに成されたもので、磁気記録媒体に用いられる磁気転
写箔媒体において、媒体の偽造防止効果を著しく向上さ
せると共に、媒体の真偽の判定を確実に行なうことが可
能な磁気転写箔媒体とその利用方法を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、まず、請求項1に係る発明では、基体上に、剥離
層、磁気記録層、接着層を、順次積層して成る磁気転写
箔媒体において、接着層の上または下のいずれかに、磁
気バーコードを設ける。
めに、まず、請求項1に係る発明では、基体上に、剥離
層、磁気記録層、接着層を、順次積層して成る磁気転写
箔媒体において、接着層の上または下のいずれかに、磁
気バーコードを設ける。
【0011】また、請求項7に係る発明では、基体上
に、剥離層、磁気記録層、接着層を、順次積層して成る
磁気転写箔媒体において、接着層の上または下のいずれ
かに、磁気ランダムパターンを設けるようにする。
に、剥離層、磁気記録層、接着層を、順次積層して成る
磁気転写箔媒体において、接着層の上または下のいずれ
かに、磁気ランダムパターンを設けるようにする。
【0012】ここで、特に上記磁気バーコード、または
磁気ランダムパターンとしては、保磁力が60Oe以下
のソフト磁性材料により設けるようにする。
磁気ランダムパターンとしては、保磁力が60Oe以下
のソフト磁性材料により設けるようにする。
【0013】また、上記磁気バーコード、または磁気ラ
ンダムパターンとしては、保磁力が60Oe以下で、か
つ互いに異なる透磁率を有する少なくとも2種類以上の
磁性材料により設けるようにする。
ンダムパターンとしては、保磁力が60Oe以下で、か
つ互いに異なる透磁率を有する少なくとも2種類以上の
磁性材料により設けるようにする。
【0014】さらに、上記磁気バーコード、または磁気
ランダムパターンとしては、保磁力が60Oeないし3
00Oeのセミハード磁性材料により設けるようにす
る。
ランダムパターンとしては、保磁力が60Oeないし3
00Oeのセミハード磁性材料により設けるようにす
る。
【0015】さらにまた、上記磁気バーコード、または
磁気ランダムパターンとしては、保磁力が60Oe以下
のソフト磁性材料と60Oeないし300Oeのセミハ
ード磁性材料を少なくとも2種類以上組み合わせて設け
るようにする。
磁気ランダムパターンとしては、保磁力が60Oe以下
のソフト磁性材料と60Oeないし300Oeのセミハ
ード磁性材料を少なくとも2種類以上組み合わせて設け
るようにする。
【0016】一方、請求項6に係る発明では、上記請求
項1に係る発明の磁気転写箔媒体を利用する方法におい
て、磁気バーコードの符号認識・照合を、磁気記録層上
の磁気記録を一旦直流消去するか、もしくは高周波消去
した後に行ない、さらに当該符号認識・照合の後に、磁
気記録層上に再度磁気記録を行なうようにする。
項1に係る発明の磁気転写箔媒体を利用する方法におい
て、磁気バーコードの符号認識・照合を、磁気記録層上
の磁気記録を一旦直流消去するか、もしくは高周波消去
した後に行ない、さらに当該符号認識・照合の後に、磁
気記録層上に再度磁気記録を行なうようにする。
【0017】また、請求項12に係る発明では、上記請
求項7に係る発明の磁気転写箔媒体を利用する方法にお
いて、磁気ランダムパターンの符号認識・照合を、磁気
記録層上の磁気記録を一旦直流消去するか、もしくは高
周波消去した後に行ない、さらに当該符号認識・照合の
後に、磁気記録層上に再度磁気記録を行なうようにす
る。
求項7に係る発明の磁気転写箔媒体を利用する方法にお
いて、磁気ランダムパターンの符号認識・照合を、磁気
記録層上の磁気記録を一旦直流消去するか、もしくは高
周波消去した後に行ない、さらに当該符号認識・照合の
後に、磁気記録層上に再度磁気記録を行なうようにす
る。
【0018】
【作用】従って、本発明の磁気転写箔媒体とその利用方
法においては、本発明の磁気転写箔媒体を、カード等の
被転写媒体に熱転写、熱圧着等の方法を用いて接着し
て、被転写媒体と面一にして得られる磁気記録媒体は、
磁気記録層の下層部に、通常磁気記録が可能な磁気バー
コード、または磁気ランダムパターンが存在することに
なるため、磁気記録層による隠蔽効果によって、外観上
は従来の磁気記録媒体と見分けがつかず、磁気記録層の
磁気データと、媒体1枚毎に異なる固有の磁気バーコー
ドまたは磁気ランダムパターンの読み取り照合によっ
て、偽造防止効果の高い磁気記録媒体を得ることができ
る。
法においては、本発明の磁気転写箔媒体を、カード等の
被転写媒体に熱転写、熱圧着等の方法を用いて接着し
て、被転写媒体と面一にして得られる磁気記録媒体は、
磁気記録層の下層部に、通常磁気記録が可能な磁気バー
コード、または磁気ランダムパターンが存在することに
なるため、磁気記録層による隠蔽効果によって、外観上
は従来の磁気記録媒体と見分けがつかず、磁気記録層の
磁気データと、媒体1枚毎に異なる固有の磁気バーコー
ドまたは磁気ランダムパターンの読み取り照合によっ
て、偽造防止効果の高い磁気記録媒体を得ることができ
る。
【0019】また、磁気バーコード、または磁気ランダ
ムパターンそのものは、媒体1枚毎に異なり、磁気記録
媒体の偽造を防止すると同時に、仮に磁気記録層の磁気
データを改竄したとしても、磁気バーコード、または磁
気ランダムパターンとの複雑な信号処理を行なうことに
よって、磁気記録媒体の偽造を容易に判別することがで
き、磁気記録媒体の真偽の判定を確実に行なうことがで
きる。
ムパターンそのものは、媒体1枚毎に異なり、磁気記録
媒体の偽造を防止すると同時に、仮に磁気記録層の磁気
データを改竄したとしても、磁気バーコード、または磁
気ランダムパターンとの複雑な信号処理を行なうことに
よって、磁気記録媒体の偽造を容易に判別することがで
き、磁気記録媒体の真偽の判定を確実に行なうことがで
きる。
【0020】すなわち、リーダー/ライター(R/W)
に取り付けた磁気記録消磁ヘッドで、磁気記録層の磁気
記録データを一旦直流消去するか、もしくは高周波消去
し、磁気記録層の下層部にある磁気バーコード、または
磁気ランダムパターンを、磁気ヘッド、MRセンサー等
の磁気センサーで出力波形を計測することにより、磁気
記録媒体の判別、認識を行ない、真偽判定を行なうこと
ができる。その後、磁気記録媒体本来の取引きを行な
い、磁気記録層に記録されていた磁気データを再度磁気
記録層に記録することができる。
に取り付けた磁気記録消磁ヘッドで、磁気記録層の磁気
記録データを一旦直流消去するか、もしくは高周波消去
し、磁気記録層の下層部にある磁気バーコード、または
磁気ランダムパターンを、磁気ヘッド、MRセンサー等
の磁気センサーで出力波形を計測することにより、磁気
記録媒体の判別、認識を行ない、真偽判定を行なうこと
ができる。その後、磁気記録媒体本来の取引きを行な
い、磁気記録層に記録されていた磁気データを再度磁気
記録層に記録することができる。
【0021】以上により、媒体の偽造防止効果を著しく
向上させると共に、媒体の真偽の判定を確実に行なうこ
とが可能となる。
向上させると共に、媒体の真偽の判定を確実に行なうこ
とが可能となる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0023】[第1の実施例]図1は本発明による磁気
転写箔媒体の構成例を示す平面図、図2は同図1の磁気
転写箔媒体におけるY位置での断面図である。
転写箔媒体の構成例を示す平面図、図2は同図1の磁気
転写箔媒体におけるY位置での断面図である。
【0024】すなわち、図1および図2に示すように、
本実施例の磁気転写箔媒体11は、媒体基体である支持
体12の上に剥離層13を、印刷法、コーティング等に
より設け、この剥離層13の上に磁気記録層14を、印
刷法、コーティング等により設け、またこの磁気記録層
14の上に接着層15を、印刷法、コーティング等によ
り設け、さらにこの接着層15の上に磁気バーコード1
6a,16bを、印刷法等により設けた構成としてい
る。
本実施例の磁気転写箔媒体11は、媒体基体である支持
体12の上に剥離層13を、印刷法、コーティング等に
より設け、この剥離層13の上に磁気記録層14を、印
刷法、コーティング等により設け、またこの磁気記録層
14の上に接着層15を、印刷法、コーティング等によ
り設け、さらにこの接着層15の上に磁気バーコード1
6a,16bを、印刷法等により設けた構成としてい
る。
【0025】なお、図1および図2では、磁気バーコー
ド16a,16bは、模式的に示している。
ド16a,16bは、模式的に示している。
【0026】また、接着層15と磁気バーコード16
a,16bの位置を反対としても、すなわち磁気記録層
14の上に、磁気バーコード16a,16bを設け、さ
らにこの磁気バーコード16a,16bの上に、接着層
15を設ける構成とするようにしても、一向に差し支え
ない。
a,16bの位置を反対としても、すなわち磁気記録層
14の上に、磁気バーコード16a,16bを設け、さ
らにこの磁気バーコード16a,16bの上に、接着層
15を設ける構成とするようにしても、一向に差し支え
ない。
【0027】ここで、支持体12としては、本磁気転写
箔媒体11を、カード等の磁気記録媒体基体に転写接着
した後に、磁気転写箔媒体11本体から剥離除去するた
め、機械的に強靭で柔軟性や可とう性を有する厚さの比
較的薄い、例えばポリエチレンフィルム、ポリプロピレ
ンフィルム、その他高分子材料からなるプラスティック
製フィルム等を用いることができる。そして、好ましく
は、このプラスティック製フィルムとしては、12μm
から100μmの厚さのポリエチレンテレフタレート
(PET)フィルムを用いることができる。
箔媒体11を、カード等の磁気記録媒体基体に転写接着
した後に、磁気転写箔媒体11本体から剥離除去するた
め、機械的に強靭で柔軟性や可とう性を有する厚さの比
較的薄い、例えばポリエチレンフィルム、ポリプロピレ
ンフィルム、その他高分子材料からなるプラスティック
製フィルム等を用いることができる。そして、好ましく
は、このプラスティック製フィルムとしては、12μm
から100μmの厚さのポリエチレンテレフタレート
(PET)フィルムを用いることができる。
【0028】また、剥離層13としては、高分子材料
を、印刷法、コーティング法により、膜厚0.5μmか
ら5μmの厚さに塗布して設け、本磁気転写箔媒体11
をカード等の磁気記録媒体基体転写した後に、支持体1
2と磁気記録層14とを簡単に分離させることが必要で
ある。
を、印刷法、コーティング法により、膜厚0.5μmか
ら5μmの厚さに塗布して設け、本磁気転写箔媒体11
をカード等の磁気記録媒体基体転写した後に、支持体1
2と磁気記録層14とを簡単に分離させることが必要で
ある。
【0029】なお、本磁気転写箔媒体11が表面にむき
出しにされる場合には、磁気記録層14を保護する働き
を持たせるため、樹脂中に、切れを良くする添加剤、ワ
ックス等の滑り剤を添加するようにしても差し支えな
い。
出しにされる場合には、磁気記録層14を保護する働き
を持たせるため、樹脂中に、切れを良くする添加剤、ワ
ックス等の滑り剤を添加するようにしても差し支えな
い。
【0030】この場合、高分子材料としては、例えばポ
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等を、単独、あるいは混合して用いることができ、
好ましくは、剥離性が良いアクリル樹脂を用いる。
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等を、単独、あるいは混合して用いることができ、
好ましくは、剥離性が良いアクリル樹脂を用いる。
【0031】また、保護性を高めるために添加する顔料
としては、例えば無機系の炭酸カルシウム、アルミナ、
タルク、シリカ等を、さらに滑り剤としては、例えばシ
リコンオイル、シリコンワックス、ポリエチレンワック
ス、カルナバワックス、ステアリン酸亜鉛、フッ素系等
を用いることができる。
としては、例えば無機系の炭酸カルシウム、アルミナ、
タルク、シリカ等を、さらに滑り剤としては、例えばシ
リコンオイル、シリコンワックス、ポリエチレンワック
ス、カルナバワックス、ステアリン酸亜鉛、フッ素系等
を用いることができる。
【0032】一方、磁気記録層14としては、高分子材
料中に磁性材料を分散させた磁性インキを、印刷法、コ
ーティング法により、残留磁束密度300ガウスないし
5000ガウスの磁性膜として、膜厚さ5ないし20μ
m程度に設ける。
料中に磁性材料を分散させた磁性インキを、印刷法、コ
ーティング法により、残留磁束密度300ガウスないし
5000ガウスの磁性膜として、膜厚さ5ないし20μ
m程度に設ける。
【0033】この場合、高分子材料としては、例えばポ
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等を、単独、あるいは混合して用いることができ、
好ましくは、ポリ塩化ビニル、ポリエステルを用いる。
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等を、単独、あるいは混合して用いることができ、
好ましくは、ポリ塩化ビニル、ポリエステルを用いる。
【0034】また、磁性材料としては、保磁力100O
e以上の、例えばマグネタイト、γ−酸化鉄、Co被着
γ−酸化鉄、バリウムフェライト、ストロンチウムフェ
ライト、二酸化クムロ等の金属・合金および金属化合物
の粉末を使用することができる。
e以上の、例えばマグネタイト、γ−酸化鉄、Co被着
γ−酸化鉄、バリウムフェライト、ストロンチウムフェ
ライト、二酸化クムロ等の金属・合金および金属化合物
の粉末を使用することができる。
【0035】さらに、接着層15としては、本磁気転写
箔媒体11を他の媒体に接着させるため、軟化点摂氏1
50度以下の高分子材料を、印刷法、コーティング法に
より、膜厚0.5μmないし10μm程度に塗布して設
ける。
箔媒体11を他の媒体に接着させるため、軟化点摂氏1
50度以下の高分子材料を、印刷法、コーティング法に
より、膜厚0.5μmないし10μm程度に塗布して設
ける。
【0036】この場合、高分子材料としては、例えばポ
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等を用いることができる。
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等を用いることができる。
【0037】さらにまた、磁気バーコード16として
は、高分子材料中に磁性材料を分散させた磁性インキ
を、印刷法により、飽和磁束密度500ガウスないし1
0000ガウス(5kOe時)に、印刷膜厚5ないし2
0μm程度に設ける。
は、高分子材料中に磁性材料を分散させた磁性インキ
を、印刷法により、飽和磁束密度500ガウスないし1
0000ガウス(5kOe時)に、印刷膜厚5ないし2
0μm程度に設ける。
【0038】この場合、高分子材料としては、例えばポ
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等を、単独、あるいは混合して用いることができ、
好ましくは、ポリ塩化ビニル、ポリエステルを用いる。
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等を、単独、あるいは混合して用いることができ、
好ましくは、ポリ塩化ビニル、ポリエステルを用いる。
【0039】また、磁性材料としては、例えばFe、N
i、Mn、Zn、Co、パーマロイ、センダスト、Mn
−Znフェライト、Ni−Znフェライト、Mnフェラ
イト、Znフェライト、FeS、マグネタイト、γ−酸
化鉄、Co被着γ−酸化鉄、バリウムフェライト、スト
ロンチウムフェライト、二酸化クロム等の金属・白金お
よび金属化合物の粉末を使用することができる。
i、Mn、Zn、Co、パーマロイ、センダスト、Mn
−Znフェライト、Ni−Znフェライト、Mnフェラ
イト、Znフェライト、FeS、マグネタイト、γ−酸
化鉄、Co被着γ−酸化鉄、バリウムフェライト、スト
ロンチウムフェライト、二酸化クロム等の金属・白金お
よび金属化合物の粉末を使用することができる。
【0040】以下に、本実施例による磁気転写箔媒体1
1の具体的な例について詳細に述べる。
1の具体的な例について詳細に述べる。
【0041】(具体例1)すなわち、本具体例による磁
気転写箔媒体11は、二軸延伸された厚さ25μmのP
ETフィルムよりなる支持体12と、この支持体12上
に設けられた剥離層13と、この剥離層13上に設けら
れた磁気記録可能な磁性体からなる磁気記録層14と、
この磁気記録層14上に設けられた接着層15と、この
接着層15上に設けられたソフト磁性体からなる磁気バ
ーコード16a,16bとにより構成している。
気転写箔媒体11は、二軸延伸された厚さ25μmのP
ETフィルムよりなる支持体12と、この支持体12上
に設けられた剥離層13と、この剥離層13上に設けら
れた磁気記録可能な磁性体からなる磁気記録層14と、
この磁気記録層14上に設けられた接着層15と、この
接着層15上に設けられたソフト磁性体からなる磁気バ
ーコード16a,16bとにより構成している。
【0042】そして、本磁気転写箔媒体11は、以下の
ような工程を経て作製されるものである。
ような工程を経て作製されるものである。
【0043】{磁気転写箔媒体11の作製} (剥離層13塗料) アクリル樹脂 30重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 メタルイソブチルケトン 20重量部 (磁気記録層14塗料) 塩ビ樹脂 20重量部 γ−酸化鉄(保磁力300Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (接着層15塗料) ポリエステル系樹脂 40重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (磁気バーコード16a,16bインキ) 塩ビ樹脂 20重量部 Mnフェライト(保磁力30Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 まず、二軸延伸された厚さ25μmのPETフィルムよ
りなる支持体12上に、グラビアコータを用いて、上記
剥離層13塗料を、乾燥温度摂氏110度、塗布厚さ
1.5μmで塗布して剥離層13を形成した。
りなる支持体12上に、グラビアコータを用いて、上記
剥離層13塗料を、乾燥温度摂氏110度、塗布厚さ
1.5μmで塗布して剥離層13を形成した。
【0044】次に、この剥離層13上に、磁気記録層1
4塗料をナイフコータを用いて、乾燥温度摂氏110
度、残留磁束密度1000ガウスで、塗布厚さ12μm
で塗布して磁気記録層14を形成した。
4塗料をナイフコータを用いて、乾燥温度摂氏110
度、残留磁束密度1000ガウスで、塗布厚さ12μm
で塗布して磁気記録層14を形成した。
【0045】次に、この磁気記録層14上に、グラビア
コータを用いて、接着層15塗料を乾燥温度摂氏100
度、塗布厚さ1.0μmで塗布して接着層15を形成し
た。
コータを用いて、接着層15塗料を乾燥温度摂氏100
度、塗布厚さ1.0μmで塗布して接着層15を形成し
た。
【0046】最後に、この接着層15上に、磁気バーコ
ード16a,16bインキをグラビア印刷法を用いて、
乾燥温度摂氏120度、飽和磁束密度300ガウスで、
塗布厚さ6μmで塗布して磁気バーコード16a,16
bを形成し、セキュリティ性の高い磁気転写箔媒体11
を得た。
ード16a,16bインキをグラビア印刷法を用いて、
乾燥温度摂氏120度、飽和磁束密度300ガウスで、
塗布厚さ6μmで塗布して磁気バーコード16a,16
bを形成し、セキュリティ性の高い磁気転写箔媒体11
を得た。
【0047】(具体例2)すなわち、本具体例による磁
気転写箔媒体11は、二軸延伸された厚さ35μmのP
ETフィルムよりなる支持体12と、この支持体12上
に設けられた剥離層13と、この剥離層13上に設けら
れた磁気記録可能な磁性体からなる磁気記録層14と、
この磁気記録層14上に設けられた、ソフト磁性体から
なり、透磁率の異なる磁性体からなる磁気バーコード1
6a,16bと、この磁気バーコード16上に設けられ
た接着層15とにより構成している。
気転写箔媒体11は、二軸延伸された厚さ35μmのP
ETフィルムよりなる支持体12と、この支持体12上
に設けられた剥離層13と、この剥離層13上に設けら
れた磁気記録可能な磁性体からなる磁気記録層14と、
この磁気記録層14上に設けられた、ソフト磁性体から
なり、透磁率の異なる磁性体からなる磁気バーコード1
6a,16bと、この磁気バーコード16上に設けられ
た接着層15とにより構成している。
【0048】そして、本磁気転写箔媒体11は、以下の
ような工程を経て作製されるものである。
ような工程を経て作製されるものである。
【0049】{磁気転写箔媒体11の作製} (剥離層13塗料) アクリル樹脂 30重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 メタルイソブチルケトン 20重量部 (磁気記録層14塗料) 塩ビ樹脂 20重量部 Co被着γ−酸化鉄(保磁力650Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (磁気バーコード16aインキ) 塩ビ樹脂 20重量部 Mnフェライト(保磁力30Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (磁気バーコード16bインキ) 塩ビ樹脂 20重量部 鉄粉(保磁力30Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (接着層15塗料) ポリエステル樹脂 40重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 まず、二軸延伸された厚さ35μmのPETフィルムよ
りなる支持体12上に、グラビアコータを用いて、上記
剥離層13塗料を、乾燥温度摂氏110度、塗布厚さ
1.5μmで塗布して剥離層13を形成した。
りなる支持体12上に、グラビアコータを用いて、上記
剥離層13塗料を、乾燥温度摂氏110度、塗布厚さ
1.5μmで塗布して剥離層13を形成した。
【0050】次に、この剥離層13上に、磁気記録層1
2塗料をナイフコータを用いて、乾燥温度摂氏110
度、残留磁束密度1000ガウス、塗布厚さ12μmで
塗布して磁気記録層14を形成した。
2塗料をナイフコータを用いて、乾燥温度摂氏110
度、残留磁束密度1000ガウス、塗布厚さ12μmで
塗布して磁気記録層14を形成した。
【0051】次に、この磁気記録層14上に、磁気バー
コード16aインキ、磁気バーコード16bインキを、
スクリーン印刷法を用いて、乾燥温度摂氏80度、飽和
磁束密度3000ガウス(5kOe時)、印刷膜厚10
μmに塗布して磁気バーコード16a,16bをそれぞ
れ形成した。
コード16aインキ、磁気バーコード16bインキを、
スクリーン印刷法を用いて、乾燥温度摂氏80度、飽和
磁束密度3000ガウス(5kOe時)、印刷膜厚10
μmに塗布して磁気バーコード16a,16bをそれぞ
れ形成した。
【0052】最後に、この磁気バーコード16a,16
b上に、グラビアコータを用いて、接着層15塗料を、
乾燥温度摂氏100度、塗布厚さ1.0μmで塗布して
接着層15を形成し、セキュリティ性の高い磁気転写箔
媒体11を得た。
b上に、グラビアコータを用いて、接着層15塗料を、
乾燥温度摂氏100度、塗布厚さ1.0μmで塗布して
接着層15を形成し、セキュリティ性の高い磁気転写箔
媒体11を得た。
【0053】以下に、本実施例による磁気転写箔媒体1
1の具体的な利用方法について詳細に述べる。
1の具体的な利用方法について詳細に述べる。
【0054】(具体例3)図3は本実施例による磁気転
写箔媒体11を、被転写媒体であるカード基材18に転
写して磁気記録カード17とした場合の一例を示す平面
図、図4は図3の磁気記録カード17におけるY位置で
の断面図である。
写箔媒体11を、被転写媒体であるカード基材18に転
写して磁気記録カード17とした場合の一例を示す平面
図、図4は図3の磁気記録カード17におけるY位置で
の断面図である。
【0055】なお、図3および図4において、図1およ
び図2と同一要素には同一符号を付して示している。ま
た、図3および図4では、磁気バーコードは、模式的に
示している。
び図2と同一要素には同一符号を付して示している。ま
た、図3および図4では、磁気バーコードは、模式的に
示している。
【0056】すなわち、図3および図4において、本実
施例による磁気転写箔媒体11を転写するための被転写
媒体であるカード基材18としては、例えば紙カード、
搭乗券、通帳、切符、塩ビカード、PETカード等を用
いることができ、好ましくは磁気転写箔媒体11をカー
ド基材18に転写した後に、面一加工できる塩ビカード
を用いる。
施例による磁気転写箔媒体11を転写するための被転写
媒体であるカード基材18としては、例えば紙カード、
搭乗券、通帳、切符、塩ビカード、PETカード等を用
いることができ、好ましくは磁気転写箔媒体11をカー
ド基材18に転写した後に、面一加工できる塩ビカード
を用いる。
【0057】すなわち、本具体例による磁気記録カード
17は、二軸延伸された厚さ35μmのPETフィルム
よりなる支持体12と、この支持体12上に設けられた
剥離層13と、この剥離層13上に設けられた磁気記録
可能な磁性体からなる磁気記録層14と、この磁気記録
層14上に設けられた接着層15と、この接着層15上
に設けられたセミハード磁性体からなる磁気バーコード
16a,16bとにより磁気転写箔媒体11を構成し、
さらにこの磁気転写箔媒体11を、被転写媒体である塩
ビカード18に熱転写し、熱圧着方法を用いて接着し
て、塩ビカード18と面一にした構成としている。
17は、二軸延伸された厚さ35μmのPETフィルム
よりなる支持体12と、この支持体12上に設けられた
剥離層13と、この剥離層13上に設けられた磁気記録
可能な磁性体からなる磁気記録層14と、この磁気記録
層14上に設けられた接着層15と、この接着層15上
に設けられたセミハード磁性体からなる磁気バーコード
16a,16bとにより磁気転写箔媒体11を構成し、
さらにこの磁気転写箔媒体11を、被転写媒体である塩
ビカード18に熱転写し、熱圧着方法を用いて接着し
て、塩ビカード18と面一にした構成としている。
【0058】そして、本磁気記録カード17は、以下の
ような工程を経て作製されるものである。
ような工程を経て作製されるものである。
【0059】{磁気転写箔媒体11の作製} (剥離層13塗料) アクリル樹脂 30重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 メタルイソブチルケトン 20重量部 (磁気記録層14塗料) 塩ビ樹脂 20重量部 Co被着γ−酸化鉄(保磁力650Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (接着層15塗料) ポリエステル樹脂 40重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (磁気バーコード16a,16bインキ) 塩ビ樹脂 20重量部 γ−酸化鉄(保磁力300Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 まず、二軸延伸された厚さ35μmのPETフィルムよ
りなる支持体12上に、グラビアコータを用いて、上記
剥離層13塗料を、乾燥温度摂氏110度、塗布厚さ
1.5μmで塗布して剥離層13を形成した。
りなる支持体12上に、グラビアコータを用いて、上記
剥離層13塗料を、乾燥温度摂氏110度、塗布厚さ
1.5μmで塗布して剥離層13を形成した。
【0060】次に、この剥離層13上に、磁気記録層1
4塗料をナイフコータを用いて、乾燥温度摂氏110
度、残留磁束密度1000ガウス、塗布厚さ12μmで
塗布して磁気記録層14を形成した。
4塗料をナイフコータを用いて、乾燥温度摂氏110
度、残留磁束密度1000ガウス、塗布厚さ12μmで
塗布して磁気記録層14を形成した。
【0061】次に、この磁気記録層14上に、グラビア
コータを用いて、接着層15塗料を、乾燥温度摂氏10
0度、塗布厚さ1.0μmで塗布して接着層15を形成
した。
コータを用いて、接着層15塗料を、乾燥温度摂氏10
0度、塗布厚さ1.0μmで塗布して接着層15を形成
した。
【0062】次に、この接着層15上に、磁気バーコー
ド16a,16bインキを、スクリーン印刷法を用い
て、乾燥温度摂氏80度、飽和磁束密度3000ガウ
ス、印刷膜厚10μmで塗布して磁気バーコード16
a,16bを形成し、セキュリティ性の高い磁気転写箔
媒体11を得た。
ド16a,16bインキを、スクリーン印刷法を用い
て、乾燥温度摂氏80度、飽和磁束密度3000ガウ
ス、印刷膜厚10μmで塗布して磁気バーコード16
a,16bを形成し、セキュリティ性の高い磁気転写箔
媒体11を得た。
【0063】最後に、この磁気転写箔媒体11を、厚さ
760μmの白色の塩ビカード18に、熱転写、熱圧着
方法を用いて接着し、塩ビカード18と面一にして磁気
記録カード17を得た。
760μmの白色の塩ビカード18に、熱転写、熱圧着
方法を用いて接着し、塩ビカード18と面一にして磁気
記録カード17を得た。
【0064】(具体例4)すなわち、本具体例による磁
気記録カード17は、二軸延伸された厚さ35μmのP
ETフィルムよりなる支持体12と、この支持体12上
に設けられた剥離層13と、この剥離層13上に設けら
れた磁気記録可能な磁性体からなる磁気記録層14と、
この磁気記録層14上に設けられたソフト磁性体からな
る磁気バーコード16aと、セミハード磁性体からなる
磁気バーコード16bと、この磁気バーコード16a,
16b上に設けられた接着層15とにより磁気転写箔媒
体11を構成し、さらにこの磁気転写箔媒体11を、被
転写媒体である塩ビカード18に熱転写し、熱圧着方法
を用いて接着して、塩ビカード18と面一にした構成と
している。
気記録カード17は、二軸延伸された厚さ35μmのP
ETフィルムよりなる支持体12と、この支持体12上
に設けられた剥離層13と、この剥離層13上に設けら
れた磁気記録可能な磁性体からなる磁気記録層14と、
この磁気記録層14上に設けられたソフト磁性体からな
る磁気バーコード16aと、セミハード磁性体からなる
磁気バーコード16bと、この磁気バーコード16a,
16b上に設けられた接着層15とにより磁気転写箔媒
体11を構成し、さらにこの磁気転写箔媒体11を、被
転写媒体である塩ビカード18に熱転写し、熱圧着方法
を用いて接着して、塩ビカード18と面一にした構成と
している。
【0065】そして、本磁気記録カード11は、以下の
ような工程を経て作製されるものである。
ような工程を経て作製されるものである。
【0066】{磁気転写箔媒体11の作製} (剥離層13塗料) アクリル樹脂 30重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 メタルイソブチルケトン 20重量部 (磁気記録層14塗料) 塩ビ樹脂 20重量部 Co被着γ−酸化鉄(保磁力650Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (磁気バーコード16aインキ) 塩ビ樹脂 20重量部 Mnフェライト(保磁力30Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチメエチルケトン 40重量部 (磁気バーコード16bインキ) 塩ビ樹脂 20重量部 γ−酸化鉄(保磁力300Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (接着層15塗料) ポリエステル樹脂 40重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 まず、二軸延伸された厚さ35μmのPETフィルムよ
りなる支持体12上に、グラビアコータを用いて、上記
剥離層13塗料を、乾燥温度摂氏110度、塗布厚さ
1.5μmで塗布して剥離層13を形成した。
りなる支持体12上に、グラビアコータを用いて、上記
剥離層13塗料を、乾燥温度摂氏110度、塗布厚さ
1.5μmで塗布して剥離層13を形成した。
【0067】次に、この剥離層13上に、磁気記録層1
4塗料をナイフコータを用いて、乾燥温度摂氏110
度、残留磁束密度1000ガウス、塗布厚さ12μmで
塗布して磁気記録層14を形成した。
4塗料をナイフコータを用いて、乾燥温度摂氏110
度、残留磁束密度1000ガウス、塗布厚さ12μmで
塗布して磁気記録層14を形成した。
【0068】次に、この磁気記録層14上に、磁気バー
コード16aインキ、磁気バーコード16bインキを、
スクリーン印刷法を用いて、乾燥温度摂氏80度、飽和
磁束密度3000ガウス、印刷膜厚10μmで印刷して
磁気バーコード16a,16bをそれぞれ形成した。
コード16aインキ、磁気バーコード16bインキを、
スクリーン印刷法を用いて、乾燥温度摂氏80度、飽和
磁束密度3000ガウス、印刷膜厚10μmで印刷して
磁気バーコード16a,16bをそれぞれ形成した。
【0069】次に、この磁気バーコード16a,16b
上に、グラビアコータを用いて、接着層15塗料を、乾
燥温度摂氏100度、塗布厚さ1.0μmで塗布して接
着層15を形成し、セキュリティ性の高い磁気転写箔媒
体11を得た。
上に、グラビアコータを用いて、接着層15塗料を、乾
燥温度摂氏100度、塗布厚さ1.0μmで塗布して接
着層15を形成し、セキュリティ性の高い磁気転写箔媒
体11を得た。
【0070】最後に、この磁気転写箔媒体11を、厚さ
760μmの白色の塩ビカード18に、熱転写、熱圧着
方法を用いて接着し、塩ビカード18と面一にして磁気
記録カード17を得た。
760μmの白色の塩ビカード18に、熱転写、熱圧着
方法を用いて接着し、塩ビカード18と面一にして磁気
記録カード17を得た。
【0071】次に、本実施例の磁気転写箔媒体11を転
写した磁気記録カード17の読み取り、照合方法につい
て説明する。
写した磁気記録カード17の読み取り、照合方法につい
て説明する。
【0072】図5は、本実施例により作製された磁気転
写箔媒体11を磁気記録カード17に応用し、磁気セン
サーで磁気バーコード認識を行なう場合の流れの一例を
示す模式図である。
写箔媒体11を磁気記録カード17に応用し、磁気セン
サーで磁気バーコード認識を行なう場合の流れの一例を
示す模式図である。
【0073】本実施例の磁気転写箔媒体11を転写した
磁気記録カード17の読み取り、照合は、以下のように
して行なう。
磁気記録カード17の読み取り、照合は、以下のように
して行なう。
【0074】すなわち、図5に示すように、まず、リー
ダー/ライター(R/W)に磁気記録カード17を挿入
し、磁気記録層14に書き込まれている磁気データを、
一旦リーダー/ライター(R/W)の記憶メモリーに保
存し、磁気記録層14の磁気記録を直流消去、もしくは
高周波消去する。
ダー/ライター(R/W)に磁気記録カード17を挿入
し、磁気記録層14に書き込まれている磁気データを、
一旦リーダー/ライター(R/W)の記憶メモリーに保
存し、磁気記録層14の磁気記録を直流消去、もしくは
高周波消去する。
【0075】次に、磁気記録層14の下層の磁気バーコ
ード16a,16bのデータを読み取り、当業者には公
知の方法でデジタル走査信号に変換する。
ード16a,16bのデータを読み取り、当業者には公
知の方法でデジタル走査信号に変換する。
【0076】次に、リーダー/ライター(R/W)に内
蔵されている磁気バーコード用データとの照合を行な
う。そして、この結果、磁気記録カード17が正当なも
のであれば、通常の取引きを行ない、磁気記録カード1
7が偽造物であれば、その時点で取引きを中止する。
蔵されている磁気バーコード用データとの照合を行な
う。そして、この結果、磁気記録カード17が正当なも
のであれば、通常の取引きを行ない、磁気記録カード1
7が偽造物であれば、その時点で取引きを中止する。
【0077】なお、このシステムで磁気記録カード17
を走査した時に得られるデジタル走査信号を用いて、暗
号変換コード化式に基づくID機能を有するID記号に
することもできる。
を走査した時に得られるデジタル走査信号を用いて、暗
号変換コード化式に基づくID機能を有するID記号に
することもできる。
【0078】次に、取引きを終えた後、リーダー/ライ
ター(R/W)に内蔵されている取引き後のデータを、
磁気記録層14に再度書き込み、その後磁気記録カード
17がリーダー/ライター(R/W)から排出されて、
一連の取引きが終了する。
ター(R/W)に内蔵されている取引き後のデータを、
磁気記録層14に再度書き込み、その後磁気記録カード
17がリーダー/ライター(R/W)から排出されて、
一連の取引きが終了する。
【0079】また、磁気バーコード16a,16bを、
複数の磁性材料により設けた磁気転写箔媒体11は、読
み取りバイアス電流を2種類以上で走査し、得られた磁
気バーコードデータを当業者には公知の方法でスクラン
ブル処理することにより、はるかに高度な偽造防止策を
講じることが可能となる。
複数の磁性材料により設けた磁気転写箔媒体11は、読
み取りバイアス電流を2種類以上で走査し、得られた磁
気バーコードデータを当業者には公知の方法でスクラン
ブル処理することにより、はるかに高度な偽造防止策を
講じることが可能となる。
【0080】上述したように、本実施例の磁気転写箔媒
体11とその利用方法においては、本実施例の磁気転写
箔媒体11を、カード等の被転写媒体18に熱転写、熱
圧着等の方法を用いて接着して、被転写媒体18と面一
にして得られる磁気記録カード17は、磁気記録層14
の下層部に、磁気バーコード16a,16bが存在する
ことになるため、磁気記録層14による隠蔽効果によっ
て、外観上は従来の磁気記録カードと見分けがつかず、
磁気記録層14の磁気データと、磁気記録カード17一
枚毎に異なる固有の磁気バーコード16a,16bの読
み取り照合によって、偽造防止効果の高い磁気記録カー
ド17を得ることが可能となる。
体11とその利用方法においては、本実施例の磁気転写
箔媒体11を、カード等の被転写媒体18に熱転写、熱
圧着等の方法を用いて接着して、被転写媒体18と面一
にして得られる磁気記録カード17は、磁気記録層14
の下層部に、磁気バーコード16a,16bが存在する
ことになるため、磁気記録層14による隠蔽効果によっ
て、外観上は従来の磁気記録カードと見分けがつかず、
磁気記録層14の磁気データと、磁気記録カード17一
枚毎に異なる固有の磁気バーコード16a,16bの読
み取り照合によって、偽造防止効果の高い磁気記録カー
ド17を得ることが可能となる。
【0081】また、磁気記録カード17の偽造を防止す
ると同時に、仮に磁気記録層14の磁気データを改竄し
たとしても、磁気バーコード16a,16bとの複雑な
信号処理を行なうことによって、磁気記録カード17の
偽造を容易に判別することができ、磁気記録カード17
の真偽の判定を確実に行なうことが可能となる。
ると同時に、仮に磁気記録層14の磁気データを改竄し
たとしても、磁気バーコード16a,16bとの複雑な
信号処理を行なうことによって、磁気記録カード17の
偽造を容易に判別することができ、磁気記録カード17
の真偽の判定を確実に行なうことが可能となる。
【0082】すなわち、リーダー/ライター(R/W)
に取り付けた磁気記録消磁ヘッドで、磁気記録層14の
磁気記録データを一旦直流消去するか、もしくは高周波
消去し、磁気記録層14の下層部にある磁気バーコード
16a,16bを、磁気ヘッド、MRセンサー等の磁気
センサーで出力波形を計測することにより、磁気記録カ
ード17の判別、認識を行ない、真偽判定を行なうこと
ができる。その後、磁気記録カード17本来の取引きを
行ない、磁気記録層14に記録されていた磁気データを
再度磁気記録層14に記録することができる。
に取り付けた磁気記録消磁ヘッドで、磁気記録層14の
磁気記録データを一旦直流消去するか、もしくは高周波
消去し、磁気記録層14の下層部にある磁気バーコード
16a,16bを、磁気ヘッド、MRセンサー等の磁気
センサーで出力波形を計測することにより、磁気記録カ
ード17の判別、認識を行ない、真偽判定を行なうこと
ができる。その後、磁気記録カード17本来の取引きを
行ない、磁気記録層14に記録されていた磁気データを
再度磁気記録層14に記録することができる。
【0083】以上により、磁気記録カード17の偽造防
止効果を著しく向上させると共に、磁気記録カード17
の真偽の判定を確実に行なうことが可能となる。
止効果を著しく向上させると共に、磁気記録カード17
の真偽の判定を確実に行なうことが可能となる。
【0084】[第2の実施例]図6は本発明による磁気
転写箔媒体の構成例を示す平面図、図7は同図1の磁気
転写箔媒体におけるY位置での断面図である。
転写箔媒体の構成例を示す平面図、図7は同図1の磁気
転写箔媒体におけるY位置での断面図である。
【0085】すなわち、図6および図7に示すように、
本実施例の磁気転写箔媒体11は、媒体基体である支持
体12の上に剥離層13を、印刷法、コーティング等に
より設け、この剥離層13の上に磁気記録層14を、印
刷法、コーティング等により設け、またこの磁気記録層
14の上に接着層15を、印刷法、コーティング等によ
り設け、さらにこの接着層15の上に磁気ランダムパタ
ーン19a,19bを、印刷法等により設けた構成とし
ている。
本実施例の磁気転写箔媒体11は、媒体基体である支持
体12の上に剥離層13を、印刷法、コーティング等に
より設け、この剥離層13の上に磁気記録層14を、印
刷法、コーティング等により設け、またこの磁気記録層
14の上に接着層15を、印刷法、コーティング等によ
り設け、さらにこの接着層15の上に磁気ランダムパタ
ーン19a,19bを、印刷法等により設けた構成とし
ている。
【0086】なお、図6および図7では、磁気ランダム
パターン19a,19bは、模式的に示している。
パターン19a,19bは、模式的に示している。
【0087】また、接着層15と磁気ランダムパターン
19a,19bの位置を反対としても、すなわち磁気記
録層14の上に、磁気ランダムパターン19a,19b
を設け、さらにこの磁気ランダムパターン19a,19
bの上に、接着層15を設ける構成とするようにして
も、一向に差し支えない。
19a,19bの位置を反対としても、すなわち磁気記
録層14の上に、磁気ランダムパターン19a,19b
を設け、さらにこの磁気ランダムパターン19a,19
bの上に、接着層15を設ける構成とするようにして
も、一向に差し支えない。
【0088】ここで、支持体12としては、本磁気転写
箔媒体11を、カード等の磁気記録媒体基体に転写接着
した後に、磁気転写箔媒体11本体から剥離除去するた
め、機械的に強靭で柔軟性や可とう性を有する厚さの比
較的薄い、例えばポリエチレンフィルム、ポリプロピレ
ンフィルム、その他高分子材料からなるプラスティック
製フィルム等を用いることができる。そして、好ましく
は、このプラスティック製フィルムとしては、12μm
から100μmの厚さのポリエチレンテレフタレート
(PET)フィルムを用いることができる。
箔媒体11を、カード等の磁気記録媒体基体に転写接着
した後に、磁気転写箔媒体11本体から剥離除去するた
め、機械的に強靭で柔軟性や可とう性を有する厚さの比
較的薄い、例えばポリエチレンフィルム、ポリプロピレ
ンフィルム、その他高分子材料からなるプラスティック
製フィルム等を用いることができる。そして、好ましく
は、このプラスティック製フィルムとしては、12μm
から100μmの厚さのポリエチレンテレフタレート
(PET)フィルムを用いることができる。
【0089】また、剥離層13としては、高分子材料
を、印刷法、コーティング法により、膜厚0.5μmか
ら5μmの厚さに塗布して設け、本磁気転写箔媒体11
をカード等の磁気記録媒体基体転写した後に、支持体1
2と磁気記録層14とを簡単に分離させることが必要で
ある。
を、印刷法、コーティング法により、膜厚0.5μmか
ら5μmの厚さに塗布して設け、本磁気転写箔媒体11
をカード等の磁気記録媒体基体転写した後に、支持体1
2と磁気記録層14とを簡単に分離させることが必要で
ある。
【0090】なお、本磁気転写箔媒体11が表面にむき
出しにされる場合には、磁気記録層14を保護する働き
を持たせるため、樹脂中に、切れを良くする添加剤、ワ
ックス等の滑り剤を添加するようにしても差し支えな
い。
出しにされる場合には、磁気記録層14を保護する働き
を持たせるため、樹脂中に、切れを良くする添加剤、ワ
ックス等の滑り剤を添加するようにしても差し支えな
い。
【0091】この場合、高分子材料としては、例えばポ
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等を、単独、あるいは混合して用いることができ、
好ましくは、剥離性が良いアクリル樹脂を用いる。
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等を、単独、あるいは混合して用いることができ、
好ましくは、剥離性が良いアクリル樹脂を用いる。
【0092】また、保護性を高めるために添加する顔料
としては、例えば無機系の炭酸カルシウム、アルミナ、
タルク、シリカ等を、さらに滑り剤としては、例えばシ
リコンオイル、シリコンワックス、ポリエチレンワック
ス、カルナバワックス、ステアリン酸亜鉛、フッ素系等
を用いることができる。
としては、例えば無機系の炭酸カルシウム、アルミナ、
タルク、シリカ等を、さらに滑り剤としては、例えばシ
リコンオイル、シリコンワックス、ポリエチレンワック
ス、カルナバワックス、ステアリン酸亜鉛、フッ素系等
を用いることができる。
【0093】一方、磁気記録層14としては、高分子材
料中に磁性材料を分散させた磁性インキを、印刷法、コ
ーティング法により、残留磁束密度300ガウスないし
5000ガウスの磁性膜として、膜厚さ5ないし20μ
m程度に設ける。
料中に磁性材料を分散させた磁性インキを、印刷法、コ
ーティング法により、残留磁束密度300ガウスないし
5000ガウスの磁性膜として、膜厚さ5ないし20μ
m程度に設ける。
【0094】この場合、高分子材料としては、例えばポ
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等を、単独、あるいは混合して用いることができ、
好ましくは、ポリ塩化ビニル、ポリエステルを用いる。
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等を、単独、あるいは混合して用いることができ、
好ましくは、ポリ塩化ビニル、ポリエステルを用いる。
【0095】また、磁性材料としては、磁気記録を行な
える保磁力100Oe以上のセミハード磁性材料、ハー
ド磁性材料である、例えばマグネタイト、γ−酸化鉄、
Co被着γ−酸化鉄、バリウムフェライト、ストロンチ
ウムフェライト、二酸化クムロ等の金属・合金および金
属化合物の粉末を使用することができる。
える保磁力100Oe以上のセミハード磁性材料、ハー
ド磁性材料である、例えばマグネタイト、γ−酸化鉄、
Co被着γ−酸化鉄、バリウムフェライト、ストロンチ
ウムフェライト、二酸化クムロ等の金属・合金および金
属化合物の粉末を使用することができる。
【0096】さらに、接着層15としては、本磁気転写
箔媒体11を他の媒体に接着させるため、軟化点摂氏1
50度以下の高分子材料を、印刷法、コーティング法に
より、膜厚0.5μmないし10μm程度に塗布して設
ける。
箔媒体11を他の媒体に接着させるため、軟化点摂氏1
50度以下の高分子材料を、印刷法、コーティング法に
より、膜厚0.5μmないし10μm程度に塗布して設
ける。
【0097】この場合、高分子材料としては、例えばポ
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等を用いることができる。
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等を用いることができる。
【0098】さらにまた、磁気ランダムパターン16と
しては、高分子材料中に磁性材料を分散させた磁性イン
キを、印刷法により、飽和磁束密度500ガウスないし
10000ガウス(5kOe時)に、印刷膜厚5ないし
20μm程度に設ける。
しては、高分子材料中に磁性材料を分散させた磁性イン
キを、印刷法により、飽和磁束密度500ガウスないし
10000ガウス(5kOe時)に、印刷膜厚5ないし
20μm程度に設ける。
【0099】この場合、高分子材料としては、例えばポ
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等を、単独、あるいは混合して用いることができ、
好ましくは、ポリ塩化ビニル、ポリエステルを用いる。
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、アクリル
樹脂等を、単独、あるいは混合して用いることができ、
好ましくは、ポリ塩化ビニル、ポリエステルを用いる。
【0100】また、磁性材料としては、例えばFe、N
i、Mn、Zn、Co、パーマロイ、センダスト、Mn
−Znフェライト、Ni−Znフェライト、Mnフェラ
イト、Znフェライト、FeS、マグネタイト、γ−酸
化鉄、Co被着γ−酸化鉄、バリウムフェライト、スト
ロンチウムフェライト、二酸化クロム等の金属・白金お
よび金属化合物の粉末を使用することができる。
i、Mn、Zn、Co、パーマロイ、センダスト、Mn
−Znフェライト、Ni−Znフェライト、Mnフェラ
イト、Znフェライト、FeS、マグネタイト、γ−酸
化鉄、Co被着γ−酸化鉄、バリウムフェライト、スト
ロンチウムフェライト、二酸化クロム等の金属・白金お
よび金属化合物の粉末を使用することができる。
【0101】以下に、本実施例による磁気転写箔媒体1
1の具体的な例について詳細に述べる。
1の具体的な例について詳細に述べる。
【0102】(具体例1)すなわち、本具体例による磁
気転写箔媒体11は、二軸延伸された厚さ25μmのP
ETフィルムよりなる支持体12と、この支持体12上
に設けられた剥離層13と、この剥離層13上に設けら
れた磁気記録可能な磁性体からなる磁気記録層14と、
この磁気記録層14上に設けられた接着層15と、この
接着層15上に設けられたソフト磁性体からなる磁気ラ
ンダムパターン19a,19bとにより構成している。
気転写箔媒体11は、二軸延伸された厚さ25μmのP
ETフィルムよりなる支持体12と、この支持体12上
に設けられた剥離層13と、この剥離層13上に設けら
れた磁気記録可能な磁性体からなる磁気記録層14と、
この磁気記録層14上に設けられた接着層15と、この
接着層15上に設けられたソフト磁性体からなる磁気ラ
ンダムパターン19a,19bとにより構成している。
【0103】そして、本磁気転写箔媒体11は、以下の
ような工程を経て作製されるものである。
ような工程を経て作製されるものである。
【0104】{磁気転写箔媒体11の作製} (剥離層13塗料) アクリル樹脂 30重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 メタルイソブチルケトン 20重量部 (磁気記録層14塗料) 塩ビ樹脂 20重量部 γ−酸化鉄(保磁力300Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (接着層15塗料) ポリエステル系樹脂 40重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (磁気ランダムパターン19a,19bインキ) 塩ビ樹脂 20重量部 Mnフェライト(保磁力30Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 まず、二軸延伸された厚さ25μmのPETフィルムよ
りなる支持体12上に、グラビアコータを用いて、上記
剥離層13塗料を、乾燥温度摂氏110度、塗布厚さ
1.5μmで塗布して剥離層13を形成した。
りなる支持体12上に、グラビアコータを用いて、上記
剥離層13塗料を、乾燥温度摂氏110度、塗布厚さ
1.5μmで塗布して剥離層13を形成した。
【0105】次に、この剥離層13上に、磁気記録層1
4塗料をナイフコータを用いて、乾燥温度摂氏110
度、残留磁束密度1000ガウスで、塗布厚さ12μm
で塗布して磁気記録層14を形成した。
4塗料をナイフコータを用いて、乾燥温度摂氏110
度、残留磁束密度1000ガウスで、塗布厚さ12μm
で塗布して磁気記録層14を形成した。
【0106】次に、この磁気記録層14上に、グラビア
コータを用いて、接着層15塗料を乾燥温度摂氏100
度、塗布厚さ1.0μmで塗布して接着層15を形成し
た。
コータを用いて、接着層15塗料を乾燥温度摂氏100
度、塗布厚さ1.0μmで塗布して接着層15を形成し
た。
【0107】最後に、この接着層15上に、磁気ランダ
ムパターン19a,19bインキをグラビア印刷法を用
いて、乾燥温度摂氏120度、飽和磁束密度300ガウ
スで、塗布厚さ6μmで塗布して磁気ランダムパターン
19a,19bを形成し、セキュリティ性の高い磁気転
写箔媒体11を得た。
ムパターン19a,19bインキをグラビア印刷法を用
いて、乾燥温度摂氏120度、飽和磁束密度300ガウ
スで、塗布厚さ6μmで塗布して磁気ランダムパターン
19a,19bを形成し、セキュリティ性の高い磁気転
写箔媒体11を得た。
【0108】(具体例2)すなわち、本具体例による磁
気転写箔媒体11は、二軸延伸された厚さ35μmのP
ETフィルムよりなる支持体12と、この支持体12上
に設けられた剥離層13と、この剥離層13上に設けら
れた磁気記録可能な磁性体からなる磁気記録層14と、
この磁気記録層14上に設けられた、ソフト磁性体から
なり、透磁率の異なる磁性体からなる磁気ランダムパタ
ーン19a,19bと、この磁気ランダムパターン19
a,19b上に設けられた接着層15とにより構成して
いる。
気転写箔媒体11は、二軸延伸された厚さ35μmのP
ETフィルムよりなる支持体12と、この支持体12上
に設けられた剥離層13と、この剥離層13上に設けら
れた磁気記録可能な磁性体からなる磁気記録層14と、
この磁気記録層14上に設けられた、ソフト磁性体から
なり、透磁率の異なる磁性体からなる磁気ランダムパタ
ーン19a,19bと、この磁気ランダムパターン19
a,19b上に設けられた接着層15とにより構成して
いる。
【0109】そして、本磁気転写箔媒体11は、以下の
ような工程を経て作製されるものである。
ような工程を経て作製されるものである。
【0110】{磁気転写箔媒体11の作製} (剥離層13塗料) アクリル樹脂 30重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 メタルイソブチルケトン 20重量部 (磁気記録層14塗料) 塩ビ樹脂 20重量部 Co被着γ−酸化鉄(保磁力650Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (磁気ランダムパターン19aインキ) 塩ビ樹脂 20重量部 Mnフェライト(保磁力30Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (磁気ランダムパターン19bインキ) 塩ビ樹脂 20重量部 鉄粉(保磁力30Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (接着層15塗料) ポリエステル樹脂 40重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 まず、二軸延伸された厚さ35μmのPETフィルムよ
りなる支持体12上に、グラビアコータを用いて、上記
剥離層13塗料を、乾燥温度摂氏110度、塗布厚さ
1.5μmで塗布して剥離層13を形成した。
りなる支持体12上に、グラビアコータを用いて、上記
剥離層13塗料を、乾燥温度摂氏110度、塗布厚さ
1.5μmで塗布して剥離層13を形成した。
【0111】次に、この剥離層13上に、磁気記録層1
2塗料をナイフコータを用いて、乾燥温度摂氏110
度、残留磁束密度1000ガウス、塗布厚さ12μmで
塗布して磁気記録層14を形成した。
2塗料をナイフコータを用いて、乾燥温度摂氏110
度、残留磁束密度1000ガウス、塗布厚さ12μmで
塗布して磁気記録層14を形成した。
【0112】次に、この磁気記録層14上に、磁気ラン
ダムパターン19aインキ、磁気ランダムパターン19
bインキを、スクリーン印刷法を用いて、乾燥温度摂氏
80度、飽和磁束密度3000ガウス(5kOe時)、
印刷膜厚10μmに塗布して磁気ランダムパターン19
a,19bをそれぞれ形成した。
ダムパターン19aインキ、磁気ランダムパターン19
bインキを、スクリーン印刷法を用いて、乾燥温度摂氏
80度、飽和磁束密度3000ガウス(5kOe時)、
印刷膜厚10μmに塗布して磁気ランダムパターン19
a,19bをそれぞれ形成した。
【0113】最後に、この磁気ランダムパターン19
a,19b上に、グラビアコータを用いて、接着層15
塗料を、乾燥温度摂氏100度、塗布厚さ1.0μmで
塗布して接着層15を形成し、セキュリティ性の高い磁
気転写箔媒体11を得た。
a,19b上に、グラビアコータを用いて、接着層15
塗料を、乾燥温度摂氏100度、塗布厚さ1.0μmで
塗布して接着層15を形成し、セキュリティ性の高い磁
気転写箔媒体11を得た。
【0114】以下に、本実施例による磁気転写箔媒体1
1の具体的な利用方法について詳細に述べる。
1の具体的な利用方法について詳細に述べる。
【0115】(具体例3)図8は本実施例による磁気転
写箔媒体11を、被転写媒体であるカード基材18に転
写して磁気記録カード17とした場合の一例を示す平面
図、図9は図8の磁気記録カード17におけるY位置で
の断面図である。
写箔媒体11を、被転写媒体であるカード基材18に転
写して磁気記録カード17とした場合の一例を示す平面
図、図9は図8の磁気記録カード17におけるY位置で
の断面図である。
【0116】なお、図8および図9において、図6およ
び図7と同一要素には同一符号を付して示している。ま
た、図8および図9では、磁気ランダムパターンは、模
式的に示している。
び図7と同一要素には同一符号を付して示している。ま
た、図8および図9では、磁気ランダムパターンは、模
式的に示している。
【0117】すなわち、図8および図9において、本実
施例による磁気転写箔媒体11を転写するための被転写
媒体であるカード基材18としては、例えば紙カード、
搭乗券、通帳、切符、塩ビカード、PETカード等を用
いることができ、好ましくは磁気転写箔媒体11をカー
ド基材18に転写した後に、面一加工できる塩ビカード
を用いる。
施例による磁気転写箔媒体11を転写するための被転写
媒体であるカード基材18としては、例えば紙カード、
搭乗券、通帳、切符、塩ビカード、PETカード等を用
いることができ、好ましくは磁気転写箔媒体11をカー
ド基材18に転写した後に、面一加工できる塩ビカード
を用いる。
【0118】すなわち、本具体例による磁気記録カード
17は、二軸延伸された厚さ35μmのPETフィルム
よりなる支持体12と、この支持体12上に設けられた
剥離層13と、この剥離層13上に設けられた磁気記録
可能な磁性体からなる磁気記録層14と、この磁気記録
層14上に設けられた接着層15と、この接着層15上
に設けられたセミハード磁性体からなる磁気ランダムパ
ターン19a,19bとにより磁気転写箔媒体11を構
成し、さらにこの磁気転写箔媒体11を、被転写媒体で
ある塩ビカード18に熱転写し、熱圧着方法を用いて接
着して、塩ビカード18と面一にした構成としている。
また、磁気ランダムパターン登録データを記録するため
の磁気テープを、塩ビカード18の本磁気転写箔媒体1
1を熱転写した側と反対側に設けている。
17は、二軸延伸された厚さ35μmのPETフィルム
よりなる支持体12と、この支持体12上に設けられた
剥離層13と、この剥離層13上に設けられた磁気記録
可能な磁性体からなる磁気記録層14と、この磁気記録
層14上に設けられた接着層15と、この接着層15上
に設けられたセミハード磁性体からなる磁気ランダムパ
ターン19a,19bとにより磁気転写箔媒体11を構
成し、さらにこの磁気転写箔媒体11を、被転写媒体で
ある塩ビカード18に熱転写し、熱圧着方法を用いて接
着して、塩ビカード18と面一にした構成としている。
また、磁気ランダムパターン登録データを記録するため
の磁気テープを、塩ビカード18の本磁気転写箔媒体1
1を熱転写した側と反対側に設けている。
【0119】そして、本磁気記録カード17は、以下の
ような工程を経て作製されるものである。
ような工程を経て作製されるものである。
【0120】{磁気転写箔媒体11の作製} (剥離層13塗料) アクリル樹脂 30重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 メタルイソブチルケトン 20重量部 (磁気記録層14塗料) 塩ビ樹脂 20重量部 Co被着γ−酸化鉄(保磁力650Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (接着層15塗料) ポリエステル樹脂 40重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (磁気ランダムパターン19a,19bインキ) 塩ビ樹脂 20重量部 γ−酸化鉄(保磁力300Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 まず、二軸延伸された厚さ35μmのPETフィルムよ
りなる支持体12上に、グラビアコータを用いて、上記
剥離層13塗料を、乾燥温度摂氏110度、塗布厚さ
1.5μmで塗布して剥離層13を形成した。
りなる支持体12上に、グラビアコータを用いて、上記
剥離層13塗料を、乾燥温度摂氏110度、塗布厚さ
1.5μmで塗布して剥離層13を形成した。
【0121】次に、この剥離層13上に、磁気記録層1
4塗料をナイフコータを用いて、乾燥温度摂氏110
度、残留磁束密度1000ガウス、塗布厚さ12μmで
塗布して磁気記録層14を形成した。
4塗料をナイフコータを用いて、乾燥温度摂氏110
度、残留磁束密度1000ガウス、塗布厚さ12μmで
塗布して磁気記録層14を形成した。
【0122】次に、この磁気記録層14上に、グラビア
コータを用いて、接着層15塗料を、乾燥温度摂氏10
0度、塗布厚さ1.0μmで塗布して接着層15を形成
した。
コータを用いて、接着層15塗料を、乾燥温度摂氏10
0度、塗布厚さ1.0μmで塗布して接着層15を形成
した。
【0123】次に、この接着層15上に、磁気ランダム
パターン19a,19bインキを、スクリーン印刷法を
用いて、乾燥温度摂氏80度、飽和磁束密度3000ガ
ウス、印刷膜厚10μmで塗布して磁気ランダムパター
ン19a,19bを形成し、セキュリティ性の高い磁気
転写箔媒体11を得た。
パターン19a,19bインキを、スクリーン印刷法を
用いて、乾燥温度摂氏80度、飽和磁束密度3000ガ
ウス、印刷膜厚10μmで塗布して磁気ランダムパター
ン19a,19bを形成し、セキュリティ性の高い磁気
転写箔媒体11を得た。
【0124】最後に、この磁気転写箔媒体11を、厚さ
760μmの白色の塩ビカード18に、熱転写、熱圧着
方法を用いて接着し、塩ビカード18と面一にして磁気
記録カード17を得た。また、磁気ランダムパターン登
録データを記録するための磁気テープを、塩ビカード1
8の本磁気転写箔媒体11を熱転写した側と反対側に設
けた。
760μmの白色の塩ビカード18に、熱転写、熱圧着
方法を用いて接着し、塩ビカード18と面一にして磁気
記録カード17を得た。また、磁気ランダムパターン登
録データを記録するための磁気テープを、塩ビカード1
8の本磁気転写箔媒体11を熱転写した側と反対側に設
けた。
【0125】(具体例4)すなわち、本具体例による磁
気記録カード17は、二軸延伸された厚さ35μmのP
ETフィルムよりなる支持体12と、この支持体12上
に設けられた剥離層13と、この剥離層13上に設けら
れた磁気記録可能な磁性体からなる磁気記録層14と、
この磁気記録層14上に設けられたソフト磁性体からな
る磁気ランダムパターン19aと、セミハード磁性体か
らなる磁気ランダムパターン19bと、この磁気ランダ
ムパターン19a,19b上に設けられた接着層15と
により磁気転写箔媒体11を構成し、さらにこの磁気転
写箔媒体11を、被転写媒体である塩ビカード18に熱
転写し、熱圧着方法を用いて接着して、塩ビカード18
と面一にした構成としている。また、磁気ランダムパタ
ーン登録データを記録するための磁気テープを、塩ビカ
ード18の本磁気転写箔媒体11を熱転写した側と反対
側に設けている。
気記録カード17は、二軸延伸された厚さ35μmのP
ETフィルムよりなる支持体12と、この支持体12上
に設けられた剥離層13と、この剥離層13上に設けら
れた磁気記録可能な磁性体からなる磁気記録層14と、
この磁気記録層14上に設けられたソフト磁性体からな
る磁気ランダムパターン19aと、セミハード磁性体か
らなる磁気ランダムパターン19bと、この磁気ランダ
ムパターン19a,19b上に設けられた接着層15と
により磁気転写箔媒体11を構成し、さらにこの磁気転
写箔媒体11を、被転写媒体である塩ビカード18に熱
転写し、熱圧着方法を用いて接着して、塩ビカード18
と面一にした構成としている。また、磁気ランダムパタ
ーン登録データを記録するための磁気テープを、塩ビカ
ード18の本磁気転写箔媒体11を熱転写した側と反対
側に設けている。
【0126】そして、本磁気記録カード11は、以下の
ような工程を経て作製されるものである。
ような工程を経て作製されるものである。
【0127】{磁気転写箔媒体11の作製} (剥離層13塗料) アクリル樹脂 30重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 メタルイソブチルケトン 20重量部 (磁気記録層14塗料) 塩ビ樹脂 20重量部 Co被着γ−酸化鉄(保磁力650Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (磁気ランダムパターン19aインキ) 塩ビ樹脂 20重量部 Mnフェライト(保磁力30Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチメエチルケトン 40重量部 (磁気ランダムパターン19bインキ) 塩ビ樹脂 20重量部 γ−酸化鉄(保磁力300Oe) 50重量部 ポリエステル系分散剤 2重量部 シクロヘキサノン 10重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 (接着層15塗料) ポリエステル樹脂 40重量部 トルエン 40重量部 メチルエチルケトン 40重量部 まず、二軸延伸された厚さ35μmのPETフィルムよ
りなる支持体12上に、グラビアコータを用いて、上記
剥離層13塗料を、乾燥温度摂氏110度、塗布厚さ
1.5μmで塗布して剥離層13を形成した。
りなる支持体12上に、グラビアコータを用いて、上記
剥離層13塗料を、乾燥温度摂氏110度、塗布厚さ
1.5μmで塗布して剥離層13を形成した。
【0128】次に、この剥離層13上に、磁気記録層1
4塗料をナイフコータを用いて、乾燥温度摂氏110
度、残留磁束密度1000ガウス、塗布厚さ12μmで
塗布して磁気記録層14を形成した。
4塗料をナイフコータを用いて、乾燥温度摂氏110
度、残留磁束密度1000ガウス、塗布厚さ12μmで
塗布して磁気記録層14を形成した。
【0129】次に、この磁気記録層14上に、磁気ラン
ダムパターン19aインキ、磁気ランダムパターン19
bインキを、スクリーン印刷法を用いて、乾燥温度摂氏
80度、飽和磁束密度3000ガウス、印刷膜厚10μ
mで印刷して磁気ランダムパターン19a,19bをそ
れぞれ形成した。
ダムパターン19aインキ、磁気ランダムパターン19
bインキを、スクリーン印刷法を用いて、乾燥温度摂氏
80度、飽和磁束密度3000ガウス、印刷膜厚10μ
mで印刷して磁気ランダムパターン19a,19bをそ
れぞれ形成した。
【0130】次に、この磁気ランダムパターン19a,
19b上に、グラビアコータを用いて、接着層15塗料
を、乾燥温度摂氏100度、塗布厚さ1.0μmで塗布
して接着層15を形成し、セキュリティ性の高い磁気転
写箔媒体11を得た。
19b上に、グラビアコータを用いて、接着層15塗料
を、乾燥温度摂氏100度、塗布厚さ1.0μmで塗布
して接着層15を形成し、セキュリティ性の高い磁気転
写箔媒体11を得た。
【0131】最後に、この磁気転写箔媒体11を、厚さ
760μmの白色の塩ビカード18に、熱転写、熱圧着
方法を用いて接着し、塩ビカード18と面一にして磁気
記録カード17を得た。また、磁気ランダムパターン登
録データを記録するための磁気テープを、塩ビカード1
8の本磁気転写箔媒体11を熱転写した側と反対側に設
けた。
760μmの白色の塩ビカード18に、熱転写、熱圧着
方法を用いて接着し、塩ビカード18と面一にして磁気
記録カード17を得た。また、磁気ランダムパターン登
録データを記録するための磁気テープを、塩ビカード1
8の本磁気転写箔媒体11を熱転写した側と反対側に設
けた。
【0132】次に、本実施例の磁気転写箔媒体11を転
写した磁気記録カード17の読み取り、照合方法につい
て説明する。
写した磁気記録カード17の読み取り、照合方法につい
て説明する。
【0133】図10は、本実施例により作製された磁気
転写箔媒体11を磁気記録カード17に応用し、磁気セ
ンサーで磁気ランダムパターン認識を行なう場合の流れ
の一例を示す模式図である。
転写箔媒体11を磁気記録カード17に応用し、磁気セ
ンサーで磁気ランダムパターン認識を行なう場合の流れ
の一例を示す模式図である。
【0134】本実施例の磁気転写箔媒体11を転写した
磁気記録カード17の読み取り、照合は、以下のように
して行なう。
磁気記録カード17の読み取り、照合は、以下のように
して行なう。
【0135】すなわち、図10に示すように、まず、リ
ーダー/ライター(R/W)に磁気記録カード17を挿
入し、磁気記録層14に書き込まれている磁気データ
を、一旦リーダー/ライター(R/W)の記憶メモリー
に保存し、磁気記録層14の磁気記録を直流消去、もし
くは高周波消去する。
ーダー/ライター(R/W)に磁気記録カード17を挿
入し、磁気記録層14に書き込まれている磁気データ
を、一旦リーダー/ライター(R/W)の記憶メモリー
に保存し、磁気記録層14の磁気記録を直流消去、もし
くは高周波消去する。
【0136】次に、磁気記録層14の下層の磁気ランダ
ムパターン19a,19bのデータを読み取り、当業者
には公知の方法でデジタル走査信号に変換する。
ムパターン19a,19bのデータを読み取り、当業者
には公知の方法でデジタル走査信号に変換する。
【0137】次に、予め登録データ記録用の磁気テープ
に登録してある磁気ランダムパターンデジタル信号デー
タと相関計数の照合を行なう。そして、この結果、磁気
記録カード17が正当なものであれば(相関計数が95
%以上であれば)、通常の取引きを行ない、磁気記録カ
ード17が偽造物であれば(相関計数が95%以下であ
れば)、その時点で取引きを中止する。
に登録してある磁気ランダムパターンデジタル信号デー
タと相関計数の照合を行なう。そして、この結果、磁気
記録カード17が正当なものであれば(相関計数が95
%以上であれば)、通常の取引きを行ない、磁気記録カ
ード17が偽造物であれば(相関計数が95%以下であ
れば)、その時点で取引きを中止する。
【0138】なお、このシステムで磁気記録カード17
を走査した時に得られるデジタル走査信号を用いて、暗
号変換コード化式に基づくID機能を有するID記号に
することもできる。
を走査した時に得られるデジタル走査信号を用いて、暗
号変換コード化式に基づくID機能を有するID記号に
することもできる。
【0139】次に、取引きを終えた後、リーダー/ライ
ター(R/W)に内蔵されている取引き後のデータを、
磁気記録層14に再度書き込み、その後磁気記録カード
17がリーダー/ライター(R/W)から排出されて、
一連の取引きが終了する。
ター(R/W)に内蔵されている取引き後のデータを、
磁気記録層14に再度書き込み、その後磁気記録カード
17がリーダー/ライター(R/W)から排出されて、
一連の取引きが終了する。
【0140】また、磁気ランダムパターン19a,19
bを、複数の磁性材料により設けた磁気転写箔媒体11
は、読み取りバイアス電流を2種類以上で走査し、得ら
れた磁気ランダムパターンデータを当業者には公知の方
法でスクランブル処理することにより、はるかに高度な
偽造防止策を講じることが可能となる。
bを、複数の磁性材料により設けた磁気転写箔媒体11
は、読み取りバイアス電流を2種類以上で走査し、得ら
れた磁気ランダムパターンデータを当業者には公知の方
法でスクランブル処理することにより、はるかに高度な
偽造防止策を講じることが可能となる。
【0141】なお、図10における読み取ったデータの
デジタル化、相関計数による照合データの比較、登録デ
ータとの相関計数比較の各処理は、前述した図5におけ
る符号認識・照合の処理部分に相当するものである。
デジタル化、相関計数による照合データの比較、登録デ
ータとの相関計数比較の各処理は、前述した図5におけ
る符号認識・照合の処理部分に相当するものである。
【0142】上述したように、本実施例の磁気転写箔媒
体11とその利用方法においては、本実施例の磁気転写
箔媒体11を、カード等の被転写媒体18に熱転写、熱
圧着等の方法を用いて接着して、被転写媒体18と面一
にして得られる磁気記録カード17は、磁気記録層14
の下層部に、通常磁気記録が可能な磁気ランダムパター
ン19a,19bが存在することになるため、磁気記録
層14による隠蔽効果によって、外観上は従来の磁気記
録カードと見分けがつかず、磁気記録層14の磁気デー
タと、磁気記録カード17一枚毎に異なる固有の磁気ラ
ンダムパターン19a,19bの読み取り照合によっ
て、偽造防止効果の高い磁気記録カード17を得ること
が可能となる。
体11とその利用方法においては、本実施例の磁気転写
箔媒体11を、カード等の被転写媒体18に熱転写、熱
圧着等の方法を用いて接着して、被転写媒体18と面一
にして得られる磁気記録カード17は、磁気記録層14
の下層部に、通常磁気記録が可能な磁気ランダムパター
ン19a,19bが存在することになるため、磁気記録
層14による隠蔽効果によって、外観上は従来の磁気記
録カードと見分けがつかず、磁気記録層14の磁気デー
タと、磁気記録カード17一枚毎に異なる固有の磁気ラ
ンダムパターン19a,19bの読み取り照合によっ
て、偽造防止効果の高い磁気記録カード17を得ること
が可能となる。
【0143】また、磁気ランダムパターン19a,19
bそのものは、磁気記録カード17一枚毎に異なり、磁
気記録カード17の偽造を防止すると同時に、仮に磁気
記録層14の磁気データを改竄したとしても、磁気ラン
ダムパターン19a,19bとの複雑な信号処理を行な
うことによって、磁気記録カード17の偽造を容易に判
別することができ、磁気記録カード17の真偽の判定を
確実に行なうことが可能となる。
bそのものは、磁気記録カード17一枚毎に異なり、磁
気記録カード17の偽造を防止すると同時に、仮に磁気
記録層14の磁気データを改竄したとしても、磁気ラン
ダムパターン19a,19bとの複雑な信号処理を行な
うことによって、磁気記録カード17の偽造を容易に判
別することができ、磁気記録カード17の真偽の判定を
確実に行なうことが可能となる。
【0144】すなわち、リーダー/ライター(R/W)
に取り付けた磁気記録消磁ヘッドで、磁気記録層14の
磁気記録データを一旦直流消去するか、もしくは高周波
消去し、磁気記録層14の下層部にある磁気ランダムパ
ターン19a,19bを、磁気ヘッド、MRセンサー等
の磁気センサーで出力波形を計測することにより、磁気
記録カード17の判別、認識を行ない、真偽判定を行な
うことができる。その後、磁気記録カード17本来の取
引きを行ない、磁気記録層14に記録されていた磁気デ
ータを再度磁気記録層14に記録することができる。
に取り付けた磁気記録消磁ヘッドで、磁気記録層14の
磁気記録データを一旦直流消去するか、もしくは高周波
消去し、磁気記録層14の下層部にある磁気ランダムパ
ターン19a,19bを、磁気ヘッド、MRセンサー等
の磁気センサーで出力波形を計測することにより、磁気
記録カード17の判別、認識を行ない、真偽判定を行な
うことができる。その後、磁気記録カード17本来の取
引きを行ない、磁気記録層14に記録されていた磁気デ
ータを再度磁気記録層14に記録することができる。
【0145】以上により、磁気記録カード17の偽造防
止効果を著しく向上させると共に、磁気記録カード17
の真偽の判定を確実に行なうことが可能となる。
止効果を著しく向上させると共に、磁気記録カード17
の真偽の判定を確実に行なうことが可能となる。
【0146】尚、本発明は上記各実施例に限定されるも
のではなく、次のようにしても同様に実施できるもので
ある。
のではなく、次のようにしても同様に実施できるもので
ある。
【0147】(a)上記各実施例において、磁気バーコ
ード16a,16b、または磁気ランダムパターン19
a,19bとしては、保磁力が60Oe以下のソフト磁
性材料により設けるようにすることが好ましい。
ード16a,16b、または磁気ランダムパターン19
a,19bとしては、保磁力が60Oe以下のソフト磁
性材料により設けるようにすることが好ましい。
【0148】このようにすることにより、特に磁気バー
コード、または磁気ランダムパターンを、磁性流体等に
より目視化ができないため、パターンの認識が困難であ
るという効果を得ることが可能となる。
コード、または磁気ランダムパターンを、磁性流体等に
より目視化ができないため、パターンの認識が困難であ
るという効果を得ることが可能となる。
【0149】(b)上記各実施例において、磁気バーコ
ード16a,16b、または磁気ランダムパターン19
a,19bとしては、保磁力が60Oe以下で、かつ互
いに異なる透磁率を有する少なくとも2種類以上の磁性
材料により設けるようにすることが好ましい。
ード16a,16b、または磁気ランダムパターン19
a,19bとしては、保磁力が60Oe以下で、かつ互
いに異なる透磁率を有する少なくとも2種類以上の磁性
材料により設けるようにすることが好ましい。
【0150】このようにすることにより、特にバイアス
電流を変えてパターンを読み取ることで、異なる出力波
形が得られる。この異なった波形をスクランブル処理
(または暗号化処理)することで、より一層効果的に媒
体の偽造・改竄・変造を排除することができる。また、
ランダムパターンの判定で相関係数を用いているが、異
なる波形が得られることで、相関係数レベル(類似レベ
ル)を低く設定することができ、さらにパターンのダブ
ルチェックにより効果的な真偽判定を行なうことがで
き、媒体の偽造・改竄・変造を排除することが可能とな
る。
電流を変えてパターンを読み取ることで、異なる出力波
形が得られる。この異なった波形をスクランブル処理
(または暗号化処理)することで、より一層効果的に媒
体の偽造・改竄・変造を排除することができる。また、
ランダムパターンの判定で相関係数を用いているが、異
なる波形が得られることで、相関係数レベル(類似レベ
ル)を低く設定することができ、さらにパターンのダブ
ルチェックにより効果的な真偽判定を行なうことがで
き、媒体の偽造・改竄・変造を排除することが可能とな
る。
【0151】(c)上記各実施例において、磁気バーコ
ード16a,16b、または磁気ランダムパターン19
a,19bとしては、保磁力が60Oeないし300O
eのセミハード磁性材料により設けるようにすることが
好ましい。
ード16a,16b、または磁気ランダムパターン19
a,19bとしては、保磁力が60Oeないし300O
eのセミハード磁性材料により設けるようにすることが
好ましい。
【0152】このようにすることにより、特にバイアス
電流を変えてパターンを読み取ることで、異なる出力波
形が得られる。この異なった波形をスクランブル処理
(または暗号化処理)することで、より一層効果的に媒
体の偽造・改竄・変造を排除することができる。また、
ランダムパターンの判定で相関係数を用いているが、異
なる波形が得られることで、相関係数レベル(類似レベ
ル)を低く設定することができ、さらにパターンのダブ
ルチェックにより効果的な真偽判定を行なうことがで
き、媒体の偽造・改竄・変造を排除することが可能とな
る。
電流を変えてパターンを読み取ることで、異なる出力波
形が得られる。この異なった波形をスクランブル処理
(または暗号化処理)することで、より一層効果的に媒
体の偽造・改竄・変造を排除することができる。また、
ランダムパターンの判定で相関係数を用いているが、異
なる波形が得られることで、相関係数レベル(類似レベ
ル)を低く設定することができ、さらにパターンのダブ
ルチェックにより効果的な真偽判定を行なうことがで
き、媒体の偽造・改竄・変造を排除することが可能とな
る。
【0153】(d)上記各実施例において、磁気バーコ
ード16a,16b、または磁気ランダムパターン19
a,19bとしては、保磁力が60Oe以下のソフト磁
性材料と60Oeないし300Oeのセミハード磁性材
料を少なくとも2種類以上組み合わせて設けるようにす
ることが好ましい。
ード16a,16b、または磁気ランダムパターン19
a,19bとしては、保磁力が60Oe以下のソフト磁
性材料と60Oeないし300Oeのセミハード磁性材
料を少なくとも2種類以上組み合わせて設けるようにす
ることが好ましい。
【0154】このようにすることにより、特にバイアス
電流を変えてパターンを読み取ることで、異なる出力波
形が得られる。この異なった波形をスクランブル処理
(または暗号化処理)することで、より一層効果的に媒
体の偽造・改竄・変造を排除することができる。また、
ランダムパターンの判定で相関係数を用いているが、異
なる波形が得られることで、相関係数レベル(類似レベ
ル)を低く設定することができ、さらにパターンのダブ
ルチェックにより効果的な真偽判定を行なうことがで
き、媒体の偽造・改竄・変造を排除することが可能とな
る。
電流を変えてパターンを読み取ることで、異なる出力波
形が得られる。この異なった波形をスクランブル処理
(または暗号化処理)することで、より一層効果的に媒
体の偽造・改竄・変造を排除することができる。また、
ランダムパターンの判定で相関係数を用いているが、異
なる波形が得られることで、相関係数レベル(類似レベ
ル)を低く設定することができ、さらにパターンのダブ
ルチェックにより効果的な真偽判定を行なうことがで
き、媒体の偽造・改竄・変造を排除することが可能とな
る。
【0155】(e)上記第1の実施例では、磁気記録層
14の下層の磁気バーコード16a,16bのデータを
読み取ってデジタル走査信号に変換し、これをリーダー
/ライター(R/W)に内蔵されている磁気バーコード
用データとの照合を行なうことによって、磁気記録カー
ド17が正当なものであるか否かを判定する場合につい
て説明したが、これに限らず、上記第2の実施例の場合
と同様に、磁気記録カード17自体に設けられた登録デ
ータ記録用の磁気テープに予め登録してある磁気ランダ
ムパターンデジタル信号データとの照合を行なうことに
よって、磁気記録カード17が正当なものであるか否か
を判定するようにしてもよい。
14の下層の磁気バーコード16a,16bのデータを
読み取ってデジタル走査信号に変換し、これをリーダー
/ライター(R/W)に内蔵されている磁気バーコード
用データとの照合を行なうことによって、磁気記録カー
ド17が正当なものであるか否かを判定する場合につい
て説明したが、これに限らず、上記第2の実施例の場合
と同様に、磁気記録カード17自体に設けられた登録デ
ータ記録用の磁気テープに予め登録してある磁気ランダ
ムパターンデジタル信号データとの照合を行なうことに
よって、磁気記録カード17が正当なものであるか否か
を判定するようにしてもよい。
【0156】(f)上記第2の実施例では、磁気記録層
14の下層の磁気ランダムパターン19a,19bのデ
ータを読み取ってデジタル走査信号に変換し、これを予
め登録データ記録用の磁気テープに登録してある磁気ラ
ンダムパターンデジタル信号データと相関計数の照合を
行なうことによって、磁気記録カード17が正当なもの
であるか否かを判定する場合について説明したが、これ
に限らず、上記第1の実施例の場合と同様に、リーダー
/ライター(R/W)に内蔵されている磁気バーコード
用データとの照合を行なうことによって、磁気記録カー
ド17が正当なものであるか否かを判定するようにして
もよい。
14の下層の磁気ランダムパターン19a,19bのデ
ータを読み取ってデジタル走査信号に変換し、これを予
め登録データ記録用の磁気テープに登録してある磁気ラ
ンダムパターンデジタル信号データと相関計数の照合を
行なうことによって、磁気記録カード17が正当なもの
であるか否かを判定する場合について説明したが、これ
に限らず、上記第1の実施例の場合と同様に、リーダー
/ライター(R/W)に内蔵されている磁気バーコード
用データとの照合を行なうことによって、磁気記録カー
ド17が正当なものであるか否かを判定するようにして
もよい。
【0157】(g)上記第2の実施例では、磁気記録層
14の下層の磁気ランダムパターン19a,19bのデ
ータと照合するための登録データ記録用の手段として、
磁気テープを用いる場合について説明したが、これに限
らず、登録データ記録用の媒体として、ICチップ、光
学バーコード、磁気バーコード、または多次元バーコー
ド等の他の手段を用いるようにしてもよい。
14の下層の磁気ランダムパターン19a,19bのデ
ータと照合するための登録データ記録用の手段として、
磁気テープを用いる場合について説明したが、これに限
らず、登録データ記録用の媒体として、ICチップ、光
学バーコード、磁気バーコード、または多次元バーコー
ド等の他の手段を用いるようにしてもよい。
【0158】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
体上に、剥離層、磁気記録層、接着層を、順次積層して
成り、磁気記録媒体に用いられる磁気転写箔媒体におい
て、接着層の上または下のいずれかに、磁気バーコー
ド、または磁気ランダムパターンを設けるようにし、ま
た磁気転写箔媒体を利用する場合に、磁気バーコード、
または磁気ランダムパターンの符号認識・照合を、磁気
記録層上の磁気記録を一旦直流消去するか、もしくは高
周波消去した後に行ない、さらに当該符号認識・照合の
後に、磁気記録層上に再度磁気記録を行なうようにした
ので、磁気記録媒体に用いられる磁気転写箔媒体におい
て、媒体の偽造防止効果を著しく向上させると共に、媒
体の真偽の判定を確実に行なうことが可能な磁気転写箔
媒体とその利用方法が提供できる。
体上に、剥離層、磁気記録層、接着層を、順次積層して
成り、磁気記録媒体に用いられる磁気転写箔媒体におい
て、接着層の上または下のいずれかに、磁気バーコー
ド、または磁気ランダムパターンを設けるようにし、ま
た磁気転写箔媒体を利用する場合に、磁気バーコード、
または磁気ランダムパターンの符号認識・照合を、磁気
記録層上の磁気記録を一旦直流消去するか、もしくは高
周波消去した後に行ない、さらに当該符号認識・照合の
後に、磁気記録層上に再度磁気記録を行なうようにした
ので、磁気記録媒体に用いられる磁気転写箔媒体におい
て、媒体の偽造防止効果を著しく向上させると共に、媒
体の真偽の判定を確実に行なうことが可能な磁気転写箔
媒体とその利用方法が提供できる。
【図1】本発明による磁気転写箔媒体の第1の実施例を
示す平面図。
示す平面図。
【図2】同図1の実施例の磁気転写箔媒体におけるY位
置での断面図。
置での断面図。
【図3】同第1の実施例の磁気転写箔媒体を、被転写媒
体であるカード基材に転写して磁気記録カードとした場
合の一例を示す平面図。
体であるカード基材に転写して磁気記録カードとした場
合の一例を示す平面図。
【図4】同図3の実施例の磁気記録カードにおけるY位
置での断面図。
置での断面図。
【図5】同第1の実施例の磁気転写箔媒体をカードに応
用し、磁気センサーで磁気バーコード認識・照合を行な
う場合の流れを示す模式図。
用し、磁気センサーで磁気バーコード認識・照合を行な
う場合の流れを示す模式図。
【図6】本発明による磁気転写箔媒体の第2の実施例を
示す平面図。
示す平面図。
【図7】同図6の実施例の磁気転写箔媒体におけるY位
置での断面図。
置での断面図。
【図8】同第2の実施例の磁気転写箔媒体を、被転写媒
体であるカード基材に転写して磁気記録カードとした場
合の一例を示す平面図。
体であるカード基材に転写して磁気記録カードとした場
合の一例を示す平面図。
【図9】同図8の実施例の磁気記録カードにおけるY位
置での断面図。
置での断面図。
【図10】同第2の実施例の磁気転写箔媒体をカードに
応用し、磁気センサーで磁気バーコード認識・照合を行
なう場合の流れを示す模式図。
応用し、磁気センサーで磁気バーコード認識・照合を行
なう場合の流れを示す模式図。
11…磁気転写箔媒体、12…支持体、13…剥離層、
14…磁気記録層、15…接着層、16a,16b…磁
気バーコード、17…磁気記録カード、18…カード基
材、19a,19b…磁気ランダムパターン。
14…磁気記録層、15…接着層、16a,16b…磁
気バーコード、17…磁気記録カード、18…カード基
材、19a,19b…磁気ランダムパターン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/80
Claims (12)
- 【請求項1】 基体上に、剥離層、磁気記録層、接着層
を、順次積層して成る磁気転写箔媒体において、 前記接着層の上または下のいずれかに、磁気バーコード
を設けたことを特徴とした磁気転写箔媒体。 - 【請求項2】 前記磁気バーコードとしては、保磁力が
60Oe以下のソフト磁性材料により設けるようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気転写箔媒体。 - 【請求項3】 前記磁気バーコードとしては、保磁力が
60Oe以下で、かつ互いに異なる透磁率を有する少な
くとも2種類以上の磁性材料により設けるようにしたこ
とを特徴とする請求項1に記載の磁気転写箔媒体。 - 【請求項4】 前記磁気バーコードとしては、保磁力が
60Oeないし300Oeのセミハード磁性材料により
設けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の磁
気転写箔媒体。 - 【請求項5】 前記磁気バーコードとしては、保磁力が
60Oe以下のソフト磁性材料と60Oeないし300
Oeのセミハード磁性材料を少なくとも2種類以上組み
合わせて設けるようにしたことを特徴とする請求項1に
記載の磁気転写箔媒体。 - 【請求項6】 前記請求項1に記載の磁気転写箔媒体を
利用する方法において、 前記磁気バーコードの符号認識・照合を、前記磁気記録
層上の磁気記録を一旦直流消去するか、もしくは高周波
消去した後に行ない、さらに当該符号認識・照合の後
に、前記磁気記録層上に再度磁気記録を行なうようにし
たことを特徴とする磁気転写箔媒体の利用方法。 - 【請求項7】 基体上に、剥離層、磁気記録層、接着層
を、順次積層して成る磁気転写箔媒体において、 前記接着層の上または下のいずれかに、磁気ランダムパ
ターンを設けたことを特徴とした磁気転写箔媒体。 - 【請求項8】 前記磁気ランダムパターンとしては、保
磁力が60Oe以下のソフト磁性材料により設けるよう
にしたことを特徴とする請求項7に記載の磁気転写箔媒
体。 - 【請求項9】 前記磁気ランダムパターンとしては、保
磁力が60Oe以下で、かつ互いに異なる透磁率を有す
る少なくとも2種類以上の磁性材料により設けるように
したことを特徴とする請求項7に記載の磁気転写箔媒
体。 - 【請求項10】 前記磁気ランダムパターンとしては、
保磁力が60Oeないし300Oeのセミハード磁性材
料により設けるようにしたことを特徴とする請求項7に
記載の磁気転写箔媒体。 - 【請求項11】 前記磁気ランダムパターンとしては、
保磁力が60Oe以下のソフト磁性材料と60Oeない
し300Oeのセミハード磁性材料を少なくとも2種類
以上組み合わせて設けるようにしたことを特徴とする請
求項1に記載の磁気転写箔媒体。 - 【請求項12】 前記請求項7に記載の磁気転写箔媒体
を利用する方法において、 前記磁気ランダムパターンの符号認識・照合を、前記磁
気記録層上の磁気記録を一旦直流消去するか、もしくは
高周波消去した後に行ない、さらに当該符号認識・照合
の後に、前記磁気記録層上に再度磁気記録を行なうよう
にしたことを特徴とする磁気転写箔媒体の利用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6235664A JPH0896099A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 磁気転写箔媒体とその利用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6235664A JPH0896099A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 磁気転写箔媒体とその利用方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0896099A true JPH0896099A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16989374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6235664A Pending JPH0896099A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 磁気転写箔媒体とその利用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0896099A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001331770A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-30 | Dainippon Printing Co Ltd | 磁気情報転写箔およびそれを用いた磁気情報形成方法 |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP6235664A patent/JPH0896099A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001331770A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-30 | Dainippon Printing Co Ltd | 磁気情報転写箔およびそれを用いた磁気情報形成方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040706 |