JPH089611A - 逆突極性円筒型磁石同期電動機 - Google Patents
逆突極性円筒型磁石同期電動機Info
- Publication number
- JPH089611A JPH089611A JP6162731A JP16273194A JPH089611A JP H089611 A JPH089611 A JP H089611A JP 6162731 A JP6162731 A JP 6162731A JP 16273194 A JP16273194 A JP 16273194A JP H089611 A JPH089611 A JP H089611A
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- JP
- Japan
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- stator
- cylindrical
- synchronous motor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】高速運転領域で電源利用率を高め、堅牢にして
しかも生産性を高め、トルク特性を高めた逆突極性円筒
型磁石同期電動機を得る。 【構成】円筒型永久磁石6の外径側に取り付けられ、円
筒型永久磁石6の極間部に対応する位置に刻まれたラビ
リンス状切り込み12を有する環状鉄心11を設け、逆
突極性をもたせてトルク特性を高め、構造を堅牢にし
て、しかも環状鉄心11の取り付けを容易にして生産性
を高める。弱め界磁運転制御することにより高速運転す
るので、電源利用率を高める。
しかも生産性を高め、トルク特性を高めた逆突極性円筒
型磁石同期電動機を得る。 【構成】円筒型永久磁石6の外径側に取り付けられ、円
筒型永久磁石6の極間部に対応する位置に刻まれたラビ
リンス状切り込み12を有する環状鉄心11を設け、逆
突極性をもたせてトルク特性を高め、構造を堅牢にし
て、しかも環状鉄心11の取り付けを容易にして生産性
を高める。弱め界磁運転制御することにより高速運転す
るので、電源利用率を高める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、逆突極性を備え、円
筒型永久磁石を用いた同期電動機に関する。
筒型永久磁石を用いた同期電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は円筒型永久磁石を用いた円筒型同
期電動機の断面図である。電機子鉄心1の内周に電機子
溝2が均一ピッチで設けられ、電機子巻線3が収納され
ている。回転子軸4に取り付けられた回転子鉄心5と、
円筒型磁石6からなる回転子が固定子鉄心1と同心に配
置されている。円筒型永久磁石6は半径方向にN,S交
互に対称的に着磁されている。円筒型永久磁石6から主
磁束7が発生する。電機子巻線3に横軸電流を流すと、
電機子の作る磁束(反作用磁束)8と主磁束7とが電気
的に直交するようになり、両者が干渉して回転トルクが
発生する。このトルクは同期トルクと称され、同期電動
機が回転するための主要トルクである。一方、円筒型永
久磁石が発生する磁束とは関係なく、回転子鉄心の周上
に凹凸があれば、横軸リアクタンスと直軸リアクタンス
に差が生じ、電機子電流の作る回転磁場に反応して発生
するトルクがある。このトルクを反作用トルク(リラク
タンストルク)といい、同期トルクと重畳されて回転ト
ルクを発生する。
期電動機の断面図である。電機子鉄心1の内周に電機子
溝2が均一ピッチで設けられ、電機子巻線3が収納され
ている。回転子軸4に取り付けられた回転子鉄心5と、
円筒型磁石6からなる回転子が固定子鉄心1と同心に配
置されている。円筒型永久磁石6は半径方向にN,S交
互に対称的に着磁されている。円筒型永久磁石6から主
磁束7が発生する。電機子巻線3に横軸電流を流すと、
電機子の作る磁束(反作用磁束)8と主磁束7とが電気
的に直交するようになり、両者が干渉して回転トルクが
発生する。このトルクは同期トルクと称され、同期電動
機が回転するための主要トルクである。一方、円筒型永
久磁石が発生する磁束とは関係なく、回転子鉄心の周上
に凹凸があれば、横軸リアクタンスと直軸リアクタンス
に差が生じ、電機子電流の作る回転磁場に反応して発生
するトルクがある。このトルクを反作用トルク(リラク
タンストルク)といい、同期トルクと重畳されて回転ト
ルクを発生する。
【0003】図5は従来の逆突極性円筒型磁石同期電動
機の縦断面図である。図5の例は回転軸4に取り付けら
れた回転子鉄心5と、円筒型永久磁石6から回転子を構
成している。回転子鉄心5は円筒型永久磁石6の磁極に
相当する位置を削って極間位置に回転子鉄心凸部9を形
成したものである。このようにすれば電機子電流による
横軸リアクタンスは直軸リアクタンスより大きくなって
逆突極性が得られる。この構造は簡便ではあるが磁石6
の厚みが横軸リアクタンスと直軸リアクタンスとの比を
小さくし、電機子側からみた逆突極性を緩やかにし大き
な反作用トルクは期待できない。
機の縦断面図である。図5の例は回転軸4に取り付けら
れた回転子鉄心5と、円筒型永久磁石6から回転子を構
成している。回転子鉄心5は円筒型永久磁石6の磁極に
相当する位置を削って極間位置に回転子鉄心凸部9を形
成したものである。このようにすれば電機子電流による
横軸リアクタンスは直軸リアクタンスより大きくなって
逆突極性が得られる。この構造は簡便ではあるが磁石6
の厚みが横軸リアクタンスと直軸リアクタンスとの比を
小さくし、電機子側からみた逆突極性を緩やかにし大き
な反作用トルクは期待できない。
【0004】図6は従来の他の逆突極性円筒型磁石同期
機の縦断面図である。図6の例は回転軸4に取り付けら
れた回転子鉄心5と円筒型永久磁石6と円筒型永久磁石
6の外径側に取り付けられた磁石外周鉄片10とから回
転子を構成している。磁石外周鉄片10は円筒型永久磁
石6の磁極の中心に取り付けられている。磁石外周鉄片
10は電機子溝高調波磁束による渦電流発生が予想され
るので、積層鋼板で構成されている。円筒型永久磁石6
は透磁率が空気とほぼ同じなので磁石外周鉄片10には
横軸磁束は分布するが、直軸磁束は厚みのある円筒型永
久磁石6に阻害されて、横軸磁束に比べて分布が少な
い。その結果電機子からみた場合図6の同期電動機は逆
突極性となる。
機の縦断面図である。図6の例は回転軸4に取り付けら
れた回転子鉄心5と円筒型永久磁石6と円筒型永久磁石
6の外径側に取り付けられた磁石外周鉄片10とから回
転子を構成している。磁石外周鉄片10は円筒型永久磁
石6の磁極の中心に取り付けられている。磁石外周鉄片
10は電機子溝高調波磁束による渦電流発生が予想され
るので、積層鋼板で構成されている。円筒型永久磁石6
は透磁率が空気とほぼ同じなので磁石外周鉄片10には
横軸磁束は分布するが、直軸磁束は厚みのある円筒型永
久磁石6に阻害されて、横軸磁束に比べて分布が少な
い。その結果電機子からみた場合図6の同期電動機は逆
突極性となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5の例では円筒型永
久磁石6の厚みのため電機子からみた逆突極性を緩やか
にし、大きな反作用トルクは期待できないという問題が
あった。図6の例では円筒型永久磁石6の外周に磁石外
周鉄片10を設けるためには、遠心力に耐えるための強
力な保持機構が必要となり、回転子の製造が複雑化する
のみならず、磁石外周鉄片10を極毎にセットするのに
多大な労力を要した。
久磁石6の厚みのため電機子からみた逆突極性を緩やか
にし、大きな反作用トルクは期待できないという問題が
あった。図6の例では円筒型永久磁石6の外周に磁石外
周鉄片10を設けるためには、遠心力に耐えるための強
力な保持機構が必要となり、回転子の製造が複雑化する
のみならず、磁石外周鉄片10を極毎にセットするのに
多大な労力を要した。
【0006】この発明は、可変速電動機の高速運転領域
で電源利用率を高め、構造を堅牢にして、しかも生産性
を高め、反作用トルクを増加させるようにした逆突極性
円筒型磁石同期電動機を提供することを目的とする。
で電源利用率を高め、構造を堅牢にして、しかも生産性
を高め、反作用トルクを増加させるようにした逆突極性
円筒型磁石同期電動機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】略円環状の固定子鉄心に
複数相の固定子巻線を巻回した固定子と、この固定子の
内周面と同心の回転子鉄心の外径側に配置され、磁極毎
にN,S交互に半径方向に着磁された円筒型永久磁石を
備えた回転子とからなる円筒型磁石同期電動機におい
て、前記円筒型永久磁石の外径側に取り付けられ、前記
円筒型永久磁石の極間部に対応する位置に刻まれたラビ
リンス状切り込みを有する環状鉄心を設けたことによっ
て、上記目的を達成する。
複数相の固定子巻線を巻回した固定子と、この固定子の
内周面と同心の回転子鉄心の外径側に配置され、磁極毎
にN,S交互に半径方向に着磁された円筒型永久磁石を
備えた回転子とからなる円筒型磁石同期電動機におい
て、前記円筒型永久磁石の外径側に取り付けられ、前記
円筒型永久磁石の極間部に対応する位置に刻まれたラビ
リンス状切り込みを有する環状鉄心を設けたことによっ
て、上記目的を達成する。
【0008】また、略円環状の固定子鉄心に複数相の固
定子巻線を巻回した固定子と、この固定子の内周面と同
心の回転子鉄心の外径側に配置され、磁極毎にN,S交
互に半径方向に着磁された円筒型永久磁石を備えた回転
子とからなる円筒型磁石同期電動機において、前記円筒
型永久磁石の外径側に取り付けられ、前記円筒型永久磁
石極間部に対応する位置に軸方向に貫通する複数の磁気
抵抗用穴を有する環状鉄心を設けたことによって、上記
目的を達成する。
定子巻線を巻回した固定子と、この固定子の内周面と同
心の回転子鉄心の外径側に配置され、磁極毎にN,S交
互に半径方向に着磁された円筒型永久磁石を備えた回転
子とからなる円筒型磁石同期電動機において、前記円筒
型永久磁石の外径側に取り付けられ、前記円筒型永久磁
石極間部に対応する位置に軸方向に貫通する複数の磁気
抵抗用穴を有する環状鉄心を設けたことによって、上記
目的を達成する。
【0009】さらに、略円環状の固定子鉄心に複数相の
固定子巻線を巻回した固定子と、この固定子の内周面と
同心の回転子鉄心の外径側に配置され、磁極毎にN,S
交互に半径方向に着磁された円筒型永久磁石を備えた回
転子とからなる円筒型磁石同期電動機において、前記円
筒型永久磁石の外径側に取り付けられ、前記円筒型永久
磁石の磁極中央部に対応する位置に磁性粉を濃密に含有
させた環状の樹脂モールド部材を設けたことによって、
上記目的を達成する。
固定子巻線を巻回した固定子と、この固定子の内周面と
同心の回転子鉄心の外径側に配置され、磁極毎にN,S
交互に半径方向に着磁された円筒型永久磁石を備えた回
転子とからなる円筒型磁石同期電動機において、前記円
筒型永久磁石の外径側に取り付けられ、前記円筒型永久
磁石の磁極中央部に対応する位置に磁性粉を濃密に含有
させた環状の樹脂モールド部材を設けたことによって、
上記目的を達成する。
【0010】
【作用】この発明においては、円筒型永久磁石の外径側
に取り付けられ円筒型永久磁石の極間部に対応する位置
に刻まれたラビリンス状切り込みを有する環状鉄心を設
け、磁極間相当位置は磁気抵抗が増し極間を短絡しよう
とする磁束を阻害するが横軸磁束を阻害しないため、横
軸リアクタンスは直軸リアクタンスより大きくなって逆
突極性が得られる。弱め界磁制御することにより反作用
トルクを確保し高速運転することができる。
に取り付けられ円筒型永久磁石の極間部に対応する位置
に刻まれたラビリンス状切り込みを有する環状鉄心を設
け、磁極間相当位置は磁気抵抗が増し極間を短絡しよう
とする磁束を阻害するが横軸磁束を阻害しないため、横
軸リアクタンスは直軸リアクタンスより大きくなって逆
突極性が得られる。弱め界磁制御することにより反作用
トルクを確保し高速運転することができる。
【0011】この発明においては、円筒型永久磁石の外
径側に取り付けられ円筒型永久磁石の極間部に対応する
位置に軸方向に貫通する複数の磁気抵抗用穴を有する環
状鉄心を設け、磁極間相当位置は磁気抵抗が増し極間を
短絡しようとする磁束を阻害するが横軸磁束を阻害しな
いため、横軸リアクタンスは直軸リアクタンスより大き
くなって逆突極性が得られる。弱め界磁制御することに
より反作用トルクを確保し、高速運転するすることがで
きる。
径側に取り付けられ円筒型永久磁石の極間部に対応する
位置に軸方向に貫通する複数の磁気抵抗用穴を有する環
状鉄心を設け、磁極間相当位置は磁気抵抗が増し極間を
短絡しようとする磁束を阻害するが横軸磁束を阻害しな
いため、横軸リアクタンスは直軸リアクタンスより大き
くなって逆突極性が得られる。弱め界磁制御することに
より反作用トルクを確保し、高速運転するすることがで
きる。
【0012】この発明においては、円筒型永久磁石の外
径側に取り付けられ円筒型永久磁石の磁極中心部に対応
する位置に磁性粉を濃密に含有させた樹脂モールド部材
を設け、磁極中央部付近は磁気抵抗が増し極間を短絡し
ようとする磁束流を阻害するが横軸磁束を増し、横軸リ
アクタンスを直軸リアクタンスより大きくし逆突極性が
得られる。弱め界磁制御することにより反作用トルクを
確保し高速運転することができる。
径側に取り付けられ円筒型永久磁石の磁極中心部に対応
する位置に磁性粉を濃密に含有させた樹脂モールド部材
を設け、磁極中央部付近は磁気抵抗が増し極間を短絡し
ようとする磁束流を阻害するが横軸磁束を増し、横軸リ
アクタンスを直軸リアクタンスより大きくし逆突極性が
得られる。弱め界磁制御することにより反作用トルクを
確保し高速運転することができる。
【0013】
【実施例】実施例1 図1はこの発明のラビリンス状切り込みを有する環状鉄
心を備えた逆突極性円筒型磁石同期電動機の縦断面図で
ある。図1において、図4と同じ部位は同じ符号を付し
ている。回転軸4に取り付けられた回転子鉄心5と、磁
極毎にN,S交互に半径方向に着磁された円筒型永久磁
石6と、円筒型永久磁石6の外径側に取り付けられた積
層鋼板からなる環状鉄心11とから回転子が構成されて
いる。環状鉄心11は接着材により円筒型永久磁石6の
外周に容易に取り付けできる。しかも、環状鉄心11の
極間部は切り欠き12のため周方向の断面積が狭くな
り、かつ周方向の磁路が長くなりこの部分の磁気抵抗が
増大するので、環状鉄心11の極間極間を短絡しようと
する磁束流を阻害する。しかし横軸磁束に対しては阻害
することがない。図1の構成によれば、電機子電流によ
る横軸リアクタンスは直軸リアクタンスより大きくなっ
て逆突極性が得られ、堅牢な構造でかつ環状鉄心11の
取り付けが容易で生産性を向上できる。
心を備えた逆突極性円筒型磁石同期電動機の縦断面図で
ある。図1において、図4と同じ部位は同じ符号を付し
ている。回転軸4に取り付けられた回転子鉄心5と、磁
極毎にN,S交互に半径方向に着磁された円筒型永久磁
石6と、円筒型永久磁石6の外径側に取り付けられた積
層鋼板からなる環状鉄心11とから回転子が構成されて
いる。環状鉄心11は接着材により円筒型永久磁石6の
外周に容易に取り付けできる。しかも、環状鉄心11の
極間部は切り欠き12のため周方向の断面積が狭くな
り、かつ周方向の磁路が長くなりこの部分の磁気抵抗が
増大するので、環状鉄心11の極間極間を短絡しようと
する磁束流を阻害する。しかし横軸磁束に対しては阻害
することがない。図1の構成によれば、電機子電流によ
る横軸リアクタンスは直軸リアクタンスより大きくなっ
て逆突極性が得られ、堅牢な構造でかつ環状鉄心11の
取り付けが容易で生産性を向上できる。
【0014】実施例2 図2はこの発明の軸方向に貫通する複数の磁気抵抗用穴
を有する環状鉄心を備えた逆突極性円筒型磁石同期電動
機の縦断面図である。図2において図4と同じ部位は同
じ符号を付している。図2の例は円筒型永久磁石6の外
径側に取り付けられた積層鋼板からなる環状鉄心11に
は、円筒型永久磁石6の極間部に軸方向に貫通する複数
の磁気抵抗用穴13を設けた。環状鉄心11は接着材に
より円筒型永久磁石6の外周に容易に取り付けることが
きる。しかも環状鉄心11の極間部は磁気抵抗用穴13
のため周方向の断面積が狭くかつ周方向の磁路が長くな
り、この部分の磁気抵抗が増大するので、外側鉄心11
の極間を短絡しようとする磁束流を阻害する。しかし横
軸磁束に対しては阻害することがない。図2の構成によ
れば、図1の例と同様に逆突極性が得られ、堅牢な構造
でかつ環状鉄心11の取り付けが容易で生産性を高め
る。
を有する環状鉄心を備えた逆突極性円筒型磁石同期電動
機の縦断面図である。図2において図4と同じ部位は同
じ符号を付している。図2の例は円筒型永久磁石6の外
径側に取り付けられた積層鋼板からなる環状鉄心11に
は、円筒型永久磁石6の極間部に軸方向に貫通する複数
の磁気抵抗用穴13を設けた。環状鉄心11は接着材に
より円筒型永久磁石6の外周に容易に取り付けることが
きる。しかも環状鉄心11の極間部は磁気抵抗用穴13
のため周方向の断面積が狭くかつ周方向の磁路が長くな
り、この部分の磁気抵抗が増大するので、外側鉄心11
の極間を短絡しようとする磁束流を阻害する。しかし横
軸磁束に対しては阻害することがない。図2の構成によ
れば、図1の例と同様に逆突極性が得られ、堅牢な構造
でかつ環状鉄心11の取り付けが容易で生産性を高め
る。
【0015】実施例3 図3はこの発明の磁性粉を含有させた環状のエポキシ樹
脂からなる樹脂モールド部材を備えた逆突極性円筒型磁
石同期電動機の縦断面図である。図3において図4と同
じ部位は同じ符号を付しいる。図3の例は円筒型永久磁
石6の外径側に環状の樹脂モールド部材14を取り付け
た。樹脂モールド部材14には、円筒型永久磁石6の磁
極中央部に対応する位置には例えばネオジウム磁石の粉
石からなる磁性粉15を濃密に含有させ、円筒型永久磁
石6の極間部には磁性粉15を含有させない。このため
電機子側からみて円筒型永久磁石6の磁極中心部は磁性
となり、極間部は非磁性なので磁気抵抗が大きくなる。
その結果樹脂モールド部材14の磁極部は磁気抵抗が小
さく、横軸リアクリンスが直軸リアクタンスより大きく
なり、逆突極性が得られる。図3の構成によれば、堅牢
な構造でかつ樹脂モールド14の取り付けが容易で、生
産性を向上できる。
脂からなる樹脂モールド部材を備えた逆突極性円筒型磁
石同期電動機の縦断面図である。図3において図4と同
じ部位は同じ符号を付しいる。図3の例は円筒型永久磁
石6の外径側に環状の樹脂モールド部材14を取り付け
た。樹脂モールド部材14には、円筒型永久磁石6の磁
極中央部に対応する位置には例えばネオジウム磁石の粉
石からなる磁性粉15を濃密に含有させ、円筒型永久磁
石6の極間部には磁性粉15を含有させない。このため
電機子側からみて円筒型永久磁石6の磁極中心部は磁性
となり、極間部は非磁性なので磁気抵抗が大きくなる。
その結果樹脂モールド部材14の磁極部は磁気抵抗が小
さく、横軸リアクリンスが直軸リアクタンスより大きく
なり、逆突極性が得られる。図3の構成によれば、堅牢
な構造でかつ樹脂モールド14の取り付けが容易で、生
産性を向上できる。
【0016】
【発明の効果】この発明においては、円筒型永久磁石の
外周部に逆突極性をもたせた環状鉄心または逆突極性を
もたせた環状の樹脂モールド部材を設けたので、反作用
トルクを大きくしてトルク特性を向上させ、構造を堅牢
にして、しかも生産性を高めた逆突極性円筒型磁石同期
電動機を提供できる。弱め界磁制御することにより反作
用トルクを確保し高速運転するので、電源利用率を高め
る。
外周部に逆突極性をもたせた環状鉄心または逆突極性を
もたせた環状の樹脂モールド部材を設けたので、反作用
トルクを大きくしてトルク特性を向上させ、構造を堅牢
にして、しかも生産性を高めた逆突極性円筒型磁石同期
電動機を提供できる。弱め界磁制御することにより反作
用トルクを確保し高速運転するので、電源利用率を高め
る。
【図1】この発明の実施例1の逆突極性円筒型磁石同期
電動機の縦断面図である。
電動機の縦断面図である。
【図2】この発明の実施例2の逆突極性円筒型磁石同期
電動機の縦断面図である。
電動機の縦断面図である。
【図3】この発明の実施例3の逆突極性円筒型磁石同期
電動機の縦断面図である。
電動機の縦断面図である。
【図4】従来の円筒型磁石同期電動機の縦断面図であ
る。
る。
【図5】従来の逆突極性円筒型磁石同期電動機の縦断面
図である。
図である。
【図6】従来の他の逆突極性円筒型磁石同期電動機の縦
断面図である。
断面図である。
1 電機子鉄心 3 電機子巻線 4 回転軸 5 回転子鉄心 6 円筒型永久磁石 7 主磁束 8 電機子反作用磁束 11 環状鉄心 12 切り込み 13 磁気抵抗用穴 14 樹脂モールド 15 磁性粉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 繁則 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 柳瀬 孝雄 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 北田 眞一郎 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 石川 泰毅 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 田原 雅彦 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 山田 日吉 愛知県岩倉市東町東市場屋敷121
Claims (3)
- 【請求項1】略円環状の固定子鉄心に複数相の固定子巻
線を巻回した固定子と、この固定子の内周面と同心の回
転子鉄心の外径側に配置され、磁極毎にN,S交互に半
径方向に着磁された円筒型永久磁石を備えた回転子とか
らなる円筒型磁石同期電動機において、前記円筒型永久
磁石の外径側に取り付けられ、前記円筒型永久磁石の極
間部に対応する位置に刻まれたラビリンス状切り込みを
有する環状鉄心を設けたことを特徴とする逆突極性円筒
型磁石同期電動機。 - 【請求項2】略円環状の固定子鉄心に複数相の固定子巻
線を巻回した固定子と、この固定子の内周面と同心の回
転子鉄心の外径側に配置され、磁極毎にN,S交互に半
径方向に着磁された円筒型永久磁石を備えた回転子とか
らなる円筒型磁石同期電動機において、前記円筒型永久
磁石の外径側に取り付けられ、前記円筒型永久磁石極間
部に対応する位置に軸方向に貫通する複数の磁気抵抗用
穴を有する環状鉄心を設けたことを特徴とする逆突極性
円筒型磁石同期電動機。 - 【請求項3】略円環状の固定子鉄心に複数相の固定子巻
線を巻回した固定子と、この固定子の内周面と同心の回
転子鉄心の外径側に配置され、磁極毎にN,S交互に半
径方向に着磁された円筒型永久磁石を備えた回転子とか
らなる円筒型磁石同期電動機において、前記円筒型永久
磁石の外径側に取り付けられ、前記円筒型永久磁石の磁
極中央部に対応する位置に磁性粉を濃密に含有させた環
状の樹脂モールド部材を設けたことを特徴とする逆突極
性円筒型磁石同期電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6162731A JPH089611A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 逆突極性円筒型磁石同期電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6162731A JPH089611A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 逆突極性円筒型磁石同期電動機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH089611A true JPH089611A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15760202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6162731A Pending JPH089611A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 逆突極性円筒型磁石同期電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089611A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011066999A (ja) * | 2009-09-16 | 2011-03-31 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石型モータの回転子 |
| JP2011083164A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石型モータの回転子 |
| CN104124846A (zh) * | 2014-08-13 | 2014-10-29 | 四川埃姆克伺服科技有限公司 | 一种永磁同步电机 |
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1994
- 1994-06-21 JP JP6162731A patent/JPH089611A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011066999A (ja) * | 2009-09-16 | 2011-03-31 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石型モータの回転子 |
| JP2011083164A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石型モータの回転子 |
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