JPH0896191A - 紙幣収納繰出し装置 - Google Patents

紙幣収納繰出し装置

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JPH0896191A
JPH0896191A JP6233205A JP23320594A JPH0896191A JP H0896191 A JPH0896191 A JP H0896191A JP 6233205 A JP6233205 A JP 6233205A JP 23320594 A JP23320594 A JP 23320594A JP H0896191 A JPH0896191 A JP H0896191A
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JP
Japan
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roller
tape
winding
take
winding roller
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Application number
JP6233205A
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English (en)
Inventor
Toshinobu Korekane
兼 利 信 是
Hiroshi Terada
田 博 寺
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Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻取りローラの駆動モータを1基とし、かつ
テープに必要以上のテンションが加わらず、運転制御が
簡単に行えることを目的とする。 【構成】 紙幣の収納繰出しのため、第2の巻取りロー
ラ4の周面から搬送手段28を経て第1の巻取りローラ
3の周面に至るテープを張持するローラ11,12,1
3からなるテープガイド手段Bと、第2の巻取りローラ
4の周面と搬送手段28との間で紙幣をテープに押しつ
ける収納繰出し補助手段Cとを有し、補助手段Cは揺動
レバー22と、弾性羽根24を持つ羽根車23と、羽根
車23に回転を伝達する伝達ローラ21と、第2の巻取
りローラ4の周面に接触する方向に揺動レバー22を付
勢するばね25とを有して、第2の巻取ローラ4の巻取
周面の径の増減に応じて羽根車23の位置や回転数が変
化させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関等において使
用される紙幣入出金機や、自動販売機等に搭載される紙
幣識別装置の紙幣収納繰出し装置に係り、特に紙幣をテ
ープとともにローラに巻取ることによって収納し、テー
プを巻戻すことによって紙幣を繰出しする方式の紙幣収
納繰出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙幣をテープと一緒に巻取ることにより
収納し、テープを巻戻すことにより収納紙幣を繰出しす
る方式の紙幣収納繰出し装置は、小容積内に多数枚の紙
幣を収納することができ、繰出し時には特別の繰出し手
段を要せずして簡単に取出すことができるという利点を
有する。
【0003】上記方式の紙幣収納繰出し装置としては、
例えば、特開平3−128854号公報に見られるよう
に、2本のテープを使用し、各テープの一端側はテープ
のみを巻取る2つの巻取りローラにそれぞれ巻付けると
ともに、各テープの他端側はテープと紙幣とを一緒に巻
取る一つの巻取りローラに重ねて巻付ける構成とされ、
2本のテープ間に紙幣を挟み込んで収納および繰出しを
行う2本テープ式のものと、例えば特開昭58−125
558号公報に見られるように、1本のテープを使用
し、テープの両端をテープのみを巻取る巻取りローラ
と、テープと紙幣とを一緒に巻取る巻取りローラにそれ
ぞれ巻付ける構成とし、1本のテープが巻取られるとき
そのテープとの間に紙幣を挟み込んで収納および繰出し
を行う1本テープ式のものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしてテープ2本式
のものでは別途設けられる搬送手段の直近位置から紙幣
を挟持して収納繰出しを行えるので紙幣を確実に収納繰
出しすることができるという長所はあるが、テープのみ
を巻取る巻取りローラおよびテープが2つずつ必要とな
るのでコスト高になるとともに大型化するという短所が
ある。
【0005】これに対してテープ1本式のものはテープ
のみを巻取る巻取りローラおよびテープが1つずつでよ
いので低コスト化できるとともに小型化することができ
るという長所があるが、テープと紙幣を同時に巻取る巻
取りローラの巻取周縁から別途設けられる搬送手段まで
の間がテープ1本による搬送となってしまうのでそのテ
ープに紙幣を押し付けるための手段として回転駆動され
る羽根車が設けられていたり、テープを巻戻して紙幣を
繰出すときにテープだけが巻戻されて紙幣が繰出されな
くなるのを防止するための手段として巻戻されるテープ
の巻取り内面側に紙幣を剥離する案内部材が必要であっ
た。
【0006】さらにテープに紙幣を押付けるための羽根
車の回転速度とテープの移動速度の差がテープの巻取り
量によって変化するので、羽根車の回転によって紙幣が
飛ばされたり引っかかって詰まる等の問題があった。
【0007】本発明はこれに鑑み、巻取りローラを駆動
する駆動手段としてのモータが1基だけでよく、重量、
スぺース、コストのすべての面で優れ、かつテープに必
要以上のテンションが加わらず、テープの破断を予防
し、運転制御が簡単に行える紙幣の収納繰出し装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来の有する問題点
を解決する手段として本発明は、テープのみを巻取る第
1の巻取りローラと、テープとの間に紙幣を挟んでテー
プと紙幣とを一緒に巻取る第2の巻取りローラとを有
し、前記両ローラ間で1本のテープの巻取り巻戻しを行
なわせることにより紙幣の収納または繰出しを行う紙幣
収納繰出し装置において、前記第2の巻取りローラの巻
取周面から別途設けられる搬送手段の直近位置を経由し
て前記第1の巻取りローラの巻取周面に至るようテープ
を張持してガイドするテープガイド手段と、前記第2の
巻取りローラの巻取周面と前記搬送手段の直近位置との
間でかつテープの内面側に設けられ、紙幣をテープに押
しつけて紙幣の収納繰出しの補助を行う収納繰出し補助
手段とを具備し、この収納繰出し補助手段はテープの内
面側所定位置に揺動支点を有する揺動レバーと、この揺
動レバーに回転可能に設けられ紙幣をテープに押しつけ
るための複数の弾性羽根を周囲に放射方向に有する羽根
車と、前記揺動レバーに回転可能に設けられ前記第2の
巻取りローラの巻取周面に接触して従動回転しその回転
を前記羽根車に伝達する回転伝達ローラと、この伝達ロ
ーラが第2の巻取りローラの巻取周面に接触する方向に
揺動レバーを付勢する付勢手段とを有してなり、第2の
巻取ローラの巻取周面の径の増減に応じて羽根車の位置
および回転数が変化することを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成によれば、紙幣の収納繰出しにおいて
第2の巻取りローラから第1の巻取りローラに至る間の
テープの移動はテープガイド手段によって行なわれ、そ
の際、第2の巻取りローラと搬送手段との間では収納繰
出し補助手段により紙幣がテープに押し付けられるので
第2の巻取ローラの巻取周面の径の増減に応じてテープ
および紙幣の移動が円滑に行なわれる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。
【0011】図1に示す実施例は、本発明による紙幣収
納繰出し装置をカセット構造とした場合を示しており、
このカセット1は箱形に形成され、一側面下方位置に紙
幣が長手方向として出入りする横長スリット状の紙幣出
入口2が開口されている。
【0012】この紙幣出入り口2はカセット1に近接し
て別途設けられる搬送手段28を通して紙幣の出し入れ
を行うようになっている。
【0013】第1の巻取りローラ3はテープTのみを巻
取るようになっており、第1の巻取りローラ3の近くに
はテープTとの間に紙幣を挟んでテープTと紙幣とを一
緒に巻取る第2の巻取りローラ4が設けられている。両
ローラ3,4にはそれぞれ中心に巻取り軸5.6があっ
て、ローラ3の一側の巻取り軸5の一方の軸端には矢印
方向へのみ回転を伝える第1のワンウェイクラッチ71
を介してギヤ8が設けられ、ローラ4にはローラ3と同
じ側の巻取り軸6の端部にはギヤ8と噛み合うギヤ9が
設けられている。また、ローラ3の一側の巻取り軸5の
他方の軸端には前記第1のワンウェイクラッチ71 と同
じように矢印方向へのみ回転を許容する第2のワンウェ
イクラッチ72 (図示せず)が設けられている。
【0014】そして前記第1の巻取りローラ3はテープ
用のフランジ付きのリール状となっており、ローラ3と
巻取り軸5との間にはテンション付加用のトルクリミッ
タ10が設けられている。
【0015】前記第2の巻取りローラ4は紙幣幅に相当
する幅を有している。前記第2の巻取りローラ4に巻か
れたテープTはカセット1内の紙幣出入口2に近接して
設けられたローラ11、カセット1内の紙幣出入口2と
は反対側の下部壁面に近接して設けられたローラ12、
ローラ12の位置からほぼ垂直に立ち上がった上部壁面
に近接して設けられたローラ13からなるテープガイド
手段Bを経て前記第1の巻取りローラ3に巻付けられて
いる。この場合テープTの幅は紙幣幅の略1/3程度と
されている。
【0016】前記カセット1の内部に隔板14により区
画された機械室15内には前述のようにギヤ8,9から
なる増速伝達手段Aが設けられている。この増速伝達手
段Aは前記第1,第2のいずれか一方の巻取りローラの
巻戻し方向への回転を他方の巻取りローラへ増速して伝
達するもので、この実施例では第1の巻取りローラ3の
巻取り軸5に矢印方向へのみ回転を伝える第1のワンウ
ェイクラッチ71 を介して取付けられた小径の前記ギヤ
8と、第2の巻取り軸6上に図示しない電磁クラッチを
介して取付けられた前記ギヤ9および第2のワンウェイ
クラッチ72 とで構成されている。そしてギヤ9とギヤ
8との噛み合いによりギヤ8側は増速機を構成すること
になりそのギヤ比は約3:1程度に限定されており、第
2の巻取りローラ4がテープTを巻戻す速度V1 より、
第1の巻取りローラ3がテープTを巻取る速度V3 (図
3参照)の方が常に速くなるようにV1 <V3 の関係に
設定されている。
【0017】つまり第2の巻取りローラ4がテープTを
巻戻す速度が最も速いのは最大径のときであり、逆に第
1の巻取りローラ3がテープTを受取る速度が最も遅い
のは最小径のときであるために、第2の巻取りローラ4
が最大径の時のテープTを巻戻す速度より第1の巻取ロ
ーラ3が最小径の時のテープTを巻取る速度が速くなる
ように設定されていればよい。
【0018】前記第2の巻取り軸6の一端はカセット1
の外側に臨み、装置本体側に設けられる図示しないモー
タにより回転する駆動軸16のピン17と結合するカセ
ット1側の穴(図5,6の18に相当)を有するジョイ
ント部(図5,6の19に相当)を有しており、カセッ
ト1を装置本体の所定位置にセットしたときこのジョイ
ント部が駆動軸16に係合して駆動力の伝達がなされる
ようになっている。また、第2の巻取り軸6の反対側に
はカセット1が所定の位置にセットされたことを条件に
ブレーキが解除され、第2の巻取り軸6の回転を許容す
る負作動電磁ブレーキ20が設けられている。そのほか
カセット1内には図2,図3に示すように紙幣検知用セ
ンサS1 、テープTの終端検知用センサS2 が設けられ
ており、これらセンサおよび前記負作動電磁ブレーキ2
0を作動させる電気系は、カセット1内の図示しない端
子と電源側の端子との接続によって電気系統が構成され
るようになされている。
【0019】テープTは一軸延伸テープが用いられ、好
ましくは表面にシリコン等のコーティングが施されて粘
着物付着によるジャミングが発生しないようにしてい
る。
【0020】前記第2の巻取りローラ4と紙幣出入口2
に接近して設けられたローラ11との間には収納繰り出
し補助手段Cが設けられている。この収納繰り出し補助
手段Cは伝達ローラ21a、21b、揺動レバー22、
22、羽根車23、弾性羽根24およびばね25などか
らなっていて、揺動レバー22は[く]の字形をした一
対の板状体で形成され、その一端が第1の巻取りローラ
3の軸5に第1の巻取りローラ3を挟んで両側に揺動可
能に取り付けられ、中間位置の折れ曲がり部に伝達ロー
ラ21aが両レバー間に回転可能に取り付けられ、他端
には伝達ローラ21aに接触して従動回転する伝達ロー
ラ21bとその伝達ローラ21bの回転軸上で揺動レバ
ー22、22の両側部に弾性羽根24を有する羽根車2
3が設けられている。また、ばね25は前記伝達ローラ
21aを第2の巻取りローラ4の巻取り周面に接触させ
る方向に付勢するためのもので、揺動レバー22とカセ
ット1の上面内側との間に張設されている。
【0021】つぎに上記実施例の作用を説明する。
【0022】図2および図3においてカセット1が装置
本体の所定の位置にセットされると、装置本体側の駆動
軸16のピン17,17がカセット1の側面に臨むジョ
イント部の穴に係合して駆動力が伝達される態勢に置か
れる。
【0023】このカセット1内に紙幣を収納する場合に
は、図1および図2に示すように駆動軸16の回転によ
り第2の巻取り軸6を図2において時計方向(矢印方
向)に回転させる。
【0024】これにより第2の巻取り軸6に固定された
ギヤ9は時計方向に回転し、これと噛み合う第1の巻取
り軸5に固定されたギヤ8を反時計方向に回転させる
が、第1の巻取り軸5は第2のワンウェイクラッチ72
の作用により反時計方向には回転し得ず、第1のワンウ
ェイクラッチ71 の作用により、ギヤ8のみ空回りして
第1の巻取り軸5は停止したままとなっている。
【0025】そして別途設けられた搬送手段28からの
紙幣は紙幣出入口2を通りローラ11のテープ上をテー
プに沿って移動し、両側の弾性羽根24の間を通ったの
ち第2の巻取りローラ4にテープとともに巻取られる。
このとき第2の巻取り軸6の回転速度はテープTの巻取
り速度V1 が搬送手段28の搬送速度V2 よりも5〜2
5%程度大きくなるように設定され、紙幣を引き込むよ
うに作用することにより、紙幣のジャムが防止される。
【0026】第2の巻取りローラ4によりテープTを巻
取る際、第1の巻取りローラ3はテープの引張り作用に
より反時計方向に回転しようとするが、第1の巻取り軸
5は反時計方向には回転しないのでテープTにテンショ
ンが発生する。そしてそのテンションが所定以上になる
とトルクリミッタ10に所定以上のトルクがかかり、第
1の巻取りローラ3が回転するようになる。その結果テ
ープTには常にトルクリミッタ10の設定トルクに応じ
たテンションが付与されることになる。
【0027】このようにして収納すべき紙幣の収納が終
了すると駆動軸16は停止される。このとき収納された
紙幣の枚数は紙幣出入口2に設けた紙幣検知用のセンサ
1によりカウントされる。そして紙幣の収納指令があ
る毎に上記作用を繰り返して紙幣を収納していくが、紙
幣の収納が進み、満杯になるとテープTの終端がセンサ
S2 により検知されそれ以上の受収を停止する。
【0028】紙幣を出金する場合は、図3に示すように
駆動軸16により第2の巻取り軸6が反時計方向(矢印
方向)に回動し、第2の巻取りローラ4を反時計方向に
回転させてテープTを巻戻していくが、その巻戻しと同
時に、この軸6上のギヤ9に噛み合うギヤ8を通じ第1
の巻取り軸5に第1のワンウェイクラッチ71 の作用
(矢印方向にのみ回転を伝える)により回転が増速され
て伝達され、第1の巻取りローラ3がテープTの巻戻さ
れる速度よりも速い速度でテープTを巻取ろうとするの
でテープTはゆるむことなくテンションが生ずる。そし
てそのテンションが所定以上になるとトルクリミッタ1
0に所定以上のトルクがかかり、滑りを生ずることにな
る。その結果テープTは常にトルクリミッタ10の設定
トルクに応じたテンションが付与されることになる。
【0029】このようにしてテープTが第2の巻取りロ
ーラ4から巻戻されていくのにつれてテープT上の紙幣
は紙幣出入口2から投出され、搬送手段28へ受け渡さ
れる。そこで出金されるべき枚数の紙幣が紙幣検知用セ
ンサS2 で検知されると駆動軸16が停止され、出金が
終了する。そして紙幣の出金指令がある毎に上記作用を
繰り返して紙幣を出金していくが、紙幣がすべて出金さ
れてしまうと、センサS1 が紙幣無しを検出して空であ
ることを装置本体側に知らせる。この出金時にはテープ
Tの速度V1 と搬送手段28の速度V2 との関係はV1
<V2 とされ、V2 の方が5〜25%程度大きくされて
いて紙幣を引き抜くように作用する。
【0030】次に収納繰り出し補助手段cの作用につい
て説明する。
【0031】前述したように紙幣が収納または出金され
る際、収納繰り出し補助手段cは伝達ローラ21aが第
2の巻取りローラ4の巻取周面に常に圧接されるように
ばね25が作用している。その為、第2の巻取りローラ
4が回転すると伝達ローラ21aが逆方向に従動回転
し、さらに伝達ローラ21bが21aの逆方向に従動回
転して、結局第2の巻取りローラ4と伝達ローラ21b
は同方向へ回転する。そして、伝達ローラ21bの回転
軸に取り付けられた羽根車23が第2の巻取りローラ4
と同方向に回転し、ローラ11と第2の巻取りローラ4
との間を通過する紙幣をテープTに押しつけて搬送の補
助を行なうと共に、テープTを巻戻して紙幣を繰り出す
時にテープだけが巻戻されて紙幣が巻癖の残ったまま第
2の巻取りローラ4に巻き付くのを防止する作用があ
る。しかも、この収納繰り出し補助手段cは第2の巻取
りローラ4の巻取量に応じて揺動レバー22、22が揺
動するので、第2の巻取りローラ4の巻取り周面と羽根
車23との距離が常に一定距離となり前述した巻き付き
の防止作用がより安定的に行なわれる。さらに、羽根車
23の回転が第2の巻取りローラ4の巻取り周面の周速
度に従動していることから第2の巻取りローラ4の巻取
量が増加してテープTの速度が速くなれば羽根車23の
回転も速くなるようになっており、紙幣の移動が円滑に
行なわれる。
【0032】図4は本発明の他の実施例を示すもので、
図1が第1の巻取りローラ3と第2の巻取りローラ4と
を別々の軸5,6に設け、第2の巻取りローラ4と第1
の巻取りローラ3間のテープの移動を各ローラ11,1
2,13に沿わせて行うようにしたのに対して、図4で
は第1の巻取りローラ3と第2の巻取りローラ4とを同
軸上に設け、第2の巻取りローラ4と第1の巻取りロー
ラ3との間のテープの移動を、第2の巻取りローラ4か
ら紙幣出入口2近くのローラ11を経て方向変換部材2
9を介して第1の巻取りローラ3へ至るようにした点お
よび揺動レバー22の一端の取付け個所が第1の巻取り
ローラ3の軸5ではなくカセット1′とした点が相違す
る。
【0033】この実施例では揺動レバー22の他端はピ
ン等を介してカセット1′の壁面に取付けられている
が、上記以外の他の部分の構成は図1と同様であるから
図1と共通する個所には図1と同一符号を付して説明は
省略し、異なる個所のみ説明する。
【0034】すなわち図5に断面図で示すように第1の
巻取りローラ3と第2の巻取りローラ4とを同軸30上
に回転可能に設け、この軸30の両ローラ3,4間の部
分に雄ネジ30aを形成して、この雄ネジ30aには螺
合する雌ネジを有する切換部材31a等からなるクラッ
チ手段31を設けている。このクラッチ手段31は切換
部材31aの両側に、第1の巻取りローラ3側、および
第2の巻取りローラ4側とにそれぞれ設けた凸部3a,
4aに別々に係合する凹部31bが設けられており、常
時何れか一方と係合するように構成されている。そして
このクラッチ手段31は紙幣を収納する方向へ軸30が
回転する時は前記第1の巻取りローラ3側から第2の巻
取りローラ4側に移動して軸30の回転を第2の巻取り
ローラ4に伝達する。一方、紙幣を繰出す方向へ軸30
が回転する時は、前記第2の巻取りローラ4側から第1
の巻取りローラ3側に回転を伝達するようになってい
る。
【0035】この場合、クラッチ手段31によって回転
が伝達されない側の巻取りローラにはバネ32およびブ
レーキシュー33からなる回転抵抗付与手段Dがカセッ
ト1′内の壁面と両巻取りローラ3,4の側面との間に
それぞれ設けられている。なお、このバネ32とブレー
キシュー33とからなる回転抵抗付与手段Dを、図6
(a)(b)に示すように周囲に多数の爪34aを有す
る爪車式のワンウェイクラッチ34としてカセット1内
の壁面にそれぞれ第1の巻取りローラ3側面と第2の巻
取りローラ4側面にバネ35により押し付けるように設
け、爪34aに係合する爪36により一方向の回転を摩
擦による抵抗部材面で阻止するようにしてもよい。図
中、37は戻しバネである。
【0036】テープガイド手段の一部である方向変換部
材29は図4に示すようにカセット1′内の壁面と第2
の巻取りローラ4との間に設けられ、ローラ11に巻付
けられたテープTをUターンさせるようになっている。
その詳細は図7に拡大して示すように所要角度(例えば
45°)傾斜した傾斜肩部29a,29bを左右に有
し、一方の傾斜肩部29aから他方の傾斜肩部29bを
経由して掛け渡すことによりテープTの走行方向が反転
(Uターン)するようになっている。こうすることによ
り図1のカセット1より図4のカセット1′の側面幅や
高さを減少することができ、図1の場合よりも全として
コンパクト化することができる。
【0037】なお、図4に示した他の実施例の作用につ
いては図1とほぼ同様であり説明は省略する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、巻
取りローラを駆動するための駆動手段としてのモータが
1基ですみ、かつ第1の巻取りローラと第2の巻取りロ
ーラ間に巻かれるテープを1本としたことにより装置そ
のものがコンバクト化されて、重量およびスペースとも
少なくでき、コストの面でも有利となる。しかも収納繰
出しの際に補助手段を使用することにより紙幣が直接収
納される第2の巻取りローラの巻取周面の径の増減に応
じて収納繰出しの速度が変化できるから収納および繰出
しの動作がスムーズに行える。さらに第1の巻取りロー
ラと第2の巻取りローラとを同一軸上に配置すれば、カ
セットのよりコンパクト化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる紙幣収納繰出し装置の一実施例
を示す一部を破断した斜視図。
【図2】図1の紙幣巻取り状態を示す斜視図。
【図3】図1の紙幣繰出し状態を示す斜視図。
【図4】本発明にかかる紙幣収納繰出し装置の他の実施
例を示す一部を破断した斜視図。
【図5】図4の第1の巻取りローラと第2の巻取りロー
ラの共通軸回り部分を示す実施例の断面図。
【図6】図4の第1の巻取りローラと第2の巻取りロー
ラの共通軸回り部分の他の実施例を示し、(a)は正面
の断面図、(b)は(a)のA−A断面図。
【図7】図4における方向変換部材の拡大斜視図。
【符号の説明】
1,1′ カセット 2 紙幣出入口 3 第1の巻取りローラ 4 第2の巻取りローラ A 増速伝達手段 71 第1のワンウェイクラッチ 72 第2のワンウェイクラッチ 8,9 ギヤ 10 トルクリミッタ B テープガイド手段 11,12,13 ローラ 16 駆動軸 C 収納繰出し補助手段 21 伝達ローラ 22 揺動レバー 23 羽根車 24 弾性羽根 25 バネ 28 搬送手段 29 方向変換部材 30 軸 30a 雄ネジ 31 クラッチ手段 31a 切換部材 31b 凹部 D 回転抵抗付与手段 32 バネ 33 ブレーキシュー 34 ワンウェイクラッチ 35 バネ 36 爪 37 戻しバネ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープのみを巻取る第1の巻取りローラ
    と、テープとの間に紙幣を挟んでテープと紙幣とを一緒
    に巻取る第2の巻取りローラとを有し、前記両ローラ間
    で1本のテープの巻取り巻戻しを行なわせることにより
    紙幣の収納または繰出しを行う紙幣収納繰出し装置にお
    いて、前記第2の巻取りローラの巻取周面から別途設け
    られる搬送手段の直近位置を経由して前記第1の巻取り
    ローラの巻取周面に至るようテープを張持してガイドす
    るテープガイド手段と、前記第2の巻取りローラの巻取
    周面と前記搬送手段の直近位置との間でかつテープの内
    面側に設けられ、紙幣をテープに押しつけて紙幣の収納
    繰出しの補助を行う収納繰出し補助手段とを具備し、こ
    の収納繰出し補助手段は、テープの内面側所定位置に揺
    動支点を有する揺動レバーと、この揺動レバーに回転可
    能に設けられ紙幣をテープに押しつけるための複数の弾
    性羽根を周囲に放射方向に有する羽根車と、前記揺動レ
    バーに回転可能に設けられ前記第2の巻取りローラの巻
    取周面に接触して従動回転しその回転を前記羽根車に伝
    達する回転伝達ローラと、この伝達ローラが第2の巻取
    りローラの巻取周面に接触する方向に揺動レバーを付勢
    する付勢手段とを有してなり、第2の巻取ローラの巻取
    周面の径の増減に応じて羽根車の位置および回転数が変
    化することを特徴とする紙幣収納繰出し装置。
  2. 【請求項2】前記第1,第2の巻取りローラの何れか一
    方を巻取り巻戻しの両方向に回転させる駆動手段と、前
    記一方の巻取りローラの巻戻し方向の回転のみを他方の
    巻取り方向でかつ増速して伝達する増速伝達手段と、前
    記増速伝達手段中に設けられ伝達されるトルクを規制す
    るトルクリミッタとを有してなり、常にテープにテンシ
    ョンが与えられるようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の紙幣収納繰出し装置。
  3. 【請求項3】前記増速伝達手段として、前記一方の巻取
    りローラの回転数より他方の巻取りローラの回転数を増
    加させる増速機と、前記一方の巻取りローラの巻戻し方
    向の回転のみを他方の巻取りローラに伝達する第1のワ
    ンウェイクラッチと、前記一方の巻取りローラの巻取り
    方向の回転が他方の巻取りローラに伝達されないように
    回転をロックする第2のワンウェイクラッチとで構成し
    たことを特徴とする請求項2記載の紙幣収納繰出し装
    置。
  4. 【請求項4】前記増速機の増速比を前記一方の巻取りロ
    ーラが最大径の時のテープを巻戻す速度よりも前記他方
    の巻取りローラが最小径の時のテープを巻取る速度の方
    が速くなるように設定したことを特徴とする請求項2ま
    たは3のいずれか1項記載の紙幣収納繰出し装置。
  5. 【請求項5】前記第1の巻取りローラと第2の巻取りロ
    ーラを同軸上に回転可能に並設し、その軸の少なくとも
    前記両ローラ間部分にネジ山を形成するとともに、その
    ネジ山に螺合して設けられ紙幣収納方向へ軸が回転する
    とき、前記第1の巻取りローラ側から第2の巻取りロー
    ラ側に移動し軸の回転を第2の巻取りローラに伝達する
    一方、紙幣繰出し方向へ軸が回転するとき、前記第2の
    巻取りローラ側から第1の巻取りローラ側に移動し軸の
    回転を第1の巻取りローラに伝達するクラッチ手段と、
    前記クラッチ手段によって回転が伝達されていない側の
    巻取りローラに回転抵抗を付与する回転抵抗付与手段
    と、前記テープガイド手段中に設けられテープの軸方向
    に対して所定の角度で接触する方向変換部を少なくとも
    2個所有する方向変換部材とを設けたことを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか1項記載の紙幣収納繰出し装
    置。
  6. 【請求項6】前記回転抵抗付与手段を装置本体に固定さ
    れ各巻取りローラの側面に接触する摩擦抵抗部材とした
    ことを特徴とする請求項5記載の紙幣収納繰出し装置。
  7. 【請求項7】前記摩擦抵抗部材は各巻取りローラの側面
    に摩擦接触するとともに、その巻取りローラが巻取り方
    向に回転するときはその巻取りローラとともに回転して
    摩擦抵抗を付与せず、巻取りローラが巻戻し方向に回転
    するときには回転ロックされて巻取りローラに摩擦抵抗
    を付与するワンウェイクラッチ付き摩擦抵抗部材である
    ことを特徴とする請求項6記載の紙幣収納繰出し装置。
  8. 【請求項8】前記巻取りローラに巻かれるテープ幅を紙
    幣幅の3分の1程度に狭くするとともに第1の巻取りロ
    ーラの幅を略テープ幅とし、第2の巻取りローラの幅を
    略紙幣幅としたことを特徴とする請求項1乃至7のいず
    れか1項記載の紙幣収納繰出し装置。
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