JPH089635Y2 - 漏液検知センサ - Google Patents

漏液検知センサ

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JPH089635Y2
JPH089635Y2 JP7691290U JP7691290U JPH089635Y2 JP H089635 Y2 JPH089635 Y2 JP H089635Y2 JP 7691290 U JP7691290 U JP 7691290U JP 7691290 U JP7691290 U JP 7691290U JP H089635 Y2 JPH089635 Y2 JP H089635Y2
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spiral
detection sensor
leak detection
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wire
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一幸 小島
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Junkosha Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、漏液が発生したことを検知するだけでな
く、その位置を検知することのできる漏液検知センサに
関する。
[従来の技術] 漏液検知センサは、一般集合住宅やビル内の水配管か
らの漏水、あるいは化学プラントにおける導電性の薬液
等を貯留するタンクやこれを移送するパイプラインから
の漏液を検知するなど、近年その利用範囲は急速に広が
りつつある。従来のこの種のセンサとしては、絶縁テー
プ上に二本の裸導線を間隔をおいて平行配置させ、これ
らの導線に跨がって付着する被検知液体により前記導線
間の電気抵抗の低下を検知するライン型のセンサが知ら
れている(実開昭59-117942号公報等参照)。ところ
が、かかるセンサでは導線間に導電性液体が入った場合
の電気的導通をチェックするだけのセンサであるため、
布設されたセンサのどの箇所で漏液があったかを検知す
ることはできないという欠点がある。
そこで、最近では、例えばホイートストンブリッジの
原理を応用して事故点までの距離を測定するマーレール
ープ法など、これまでケーブルの断線や短絡事故等の事
故点検出法として利用されている測定方法を適用したケ
ーブル状の漏液検知センサが提案されている(特開昭61
-128148号、特開昭61-2034号、特開昭60-157016号、特
開昭63-255652号等参照)。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、これら従来の位置検知可能なセンサ
は、三本ないし四本の導線を互いに絶縁状態で撚り合わ
せた構造であるため、導線を被覆する絶縁体の厚さによ
り導線間の距離、即ち検知感度が決まり、感度の変更が
面倒であるという欠点がある。また、少なくとも二本の
導線の絶縁体を通液可能に編組構造にする必要があるな
ど、生産性の面でもその改善が望まれていた。
この考案は、これら従来技術が有する問題点に鑑みな
されたもので、検知感度の変更が容易で、しかも生産性
も向上した位置検知可能な漏液検知センサの提供をその
目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、この考案による漏液検知セ
ンサでは、少なくとも一本の中心導線、この中心導線の
外側に筒状に設けられる軟質絶縁材料からなる介在部
材、この介在部材の外周面部に互いに平行離隔関係で且
つ外周の一部を露出した状態で埋設保持される少なくと
も一対の螺旋状導線、及びこれらを包囲する通液性の保
護体を備えた構成とする。
[作用] この考案において、中心導線の外側にはテープ巻きあ
るいは押出し成形などの方法により筒状に形成された介
在部材が設けられ、外側の対の導線はこの介在部材の外
周面に互いに平行に螺旋巻きされている。ここで、介在
部材が軟質絶縁材料からなるため、二本の螺旋状導線
は、巻き付けられる際の張力により外周面の一部が介在
部材に埋没し、これにより位置が固定される。したがっ
て、対の螺旋状導線の巻付けピッチや導線間の距離を適
宜選択することにより、任意の検知感度をもったセンサ
が得られる。
また、対の螺旋状導線は上記のごとく介在部材によっ
て互いに離隔保持されるので、従来のもののように個々
の導線に通液性の絶縁体を被覆することが不要になり、
生産性を大幅に向上させる。
[実施例] 次に、この考案の一実施例を図面に基づいて詳しく説
明する。第1図は本考案による漏液検知センサを部分的
に切り欠いた斜視図である。図示の漏液検知センサ1
は、例えば絶縁体2bで被覆された軟銅線2aからなる中心
導線2の外周に、介在部材3として未焼成の四フッ化エ
チレン樹脂テープ3aを所定の厚さとなるまで螺旋状に重
ね巻きした後、この筒状の螺旋巻き層3からなる介在部
材3の外周面に一対の導線4,5を互いに平行離隔関係を
もって螺旋状に巻回し、そしてこれらを細径の絶縁電線
を素線とした粗い編組体からなる保護体6で包囲した構
成になっている。
ここで、上記二本の螺旋状導線4,5は、介在部材3が
軟質であることから、螺旋状に巻き付ける際の張力によ
りその外周面の一部を残して介在部材3の表面部分に埋
没し、その結果、両者の平行離隔関係が安定に保持され
る。このため、絶縁被覆を有さない裸の金属線であって
も、螺旋状導線4と5の間の絶縁性は確実に確保され
る。したがって、従来のセンサのように導線間の絶縁保
持を目的とする編組絶縁体が不要になるので、製造コス
トの低減が可能になる。なお、螺旋状導線4,5のうちど
ちらか一本は、例えばニクロム線やステンレス鋼線など
の電気抵抗の高い線材が用いられる。また、これらの導
線4,5は、実施例のように介在部材3の外周面にそのま
ままきつけてもよいが、布設場所によっては導線4,5の
耐蝕性を考慮し、例えばカーボンブラック等の導電性充
填剤を混入した高分子材料で被覆することも可能であ
る。
上記した二本の螺旋状導線4と5を絶縁保持するため
の介在部材3としては、実施例のごとき未焼成の四フッ
化エチレン樹脂テープ3aを螺旋状に重ね巻きして形成す
るほかに、発泡させた高分子材料を中心導線2の外周に
押出形成してもよく、螺旋状導線4と5が埋没するよう
な軟質の材料であれば、その材質および形成方法は限定
されない。さらに、実施例では中心導線2に絶縁体2bが
設けられているが、この絶縁体2bを省略して介在部材3
を裸の金属線2aの外周に直接被覆してもよく、この場
合、部材コストが下がるばかりか工程も減るので、セン
サの製造コストを一層低減することができる。
また、通液性を有する保護体6として、上記実施例の
ように細径の絶縁電線を素線とする粗い編組体を用いた
場合には、これらがシールド層となって外来電磁波に対
する抵抗力、即ち耐ノイズ性が向上するという効果があ
る。さらに、編組体を形成する個々の素線には金属線が
含まれているので、保護体6の形状維持性が高まり、端
末処理の際に保護体6をほぐしたときに、螺旋状導線4,
5あるいは介在部材3の乱れを有効に阻止することがで
きる。なお、実施例の絶縁電線に代えて、例えばガラス
繊維、プラスチック繊維等の各種の絶縁性を有するマル
チフィラメントまたはモノフィラメントの使用が可能で
あり、さらに編組体に限らず多数の貫通孔が周壁に穿設
されたチューブなどを用いることもできる。
次に、第1図実施例の漏液検知センサ1により漏液箇
所を検知する場合について、第2図に基づき説明する。
上記構成の漏液検知センサ1を、第2図に示すように直
流電源11、可変抵抗12、抵抗値R1の固定抵抗13および検
流計14と組み合わせて回路を構成する。この場合、漏液
検知センサ1の中心導線2と螺旋状導線のうちの一方の
導線4は漏液検知用として用いられ、他の螺旋状導線5
は電源供給用として用いられる。
第2図において、漏水がない場合には、螺旋状導線4,
5は絶縁状態にある。したがって、この時にはホイート
ストンブリッジ回路は形成されず、中心導線2の始端21
と一方の螺旋状導線4の始端41の間には電位差が生じな
いので、検流計14はなんら反応を示さない。そして、C
地点で漏水が発生した場合は、通液性の保護体6の編組
の隙間を通過してしみこんだ水により螺旋状導線4,5は
導通状態となり、その結果、直流電源11、固定抵抗13、
中心導線2、螺旋状導線4、可変抵抗12、検流計14、お
よび螺旋状導線5によりホイートストンブリッジ回路が
形成されて、中心導線2の始端21と一方の螺旋状導線4
の始端41の間に、橋絡箇所(即ち、漏水箇所)に応じた
電位差が生じ、検流計14が感応する。
そして、漏液検知センサ1のどの位置で漏水を生じて
いるかは、次の原理により知ることができる。ここで、
中心導線2および螺旋状導線4の長さを1、中心導線2
の単位長さ当たりの抵抗をr1、螺旋状導線4の単位長さ
当たりの抵抗をr2とする。そして、第2図に示すよう
に、螺旋状導線4と螺旋状導線5とが、螺旋状導線4の
始端41から距離xのC地点において橋絡したとする。こ
の時、可変抵抗12を調節して検流計14に電流が流れない
ように、即ち、中心導線2の始端21と螺旋状導線4の始
端41に電位差が生じないようにした時に、可変抵抗12の
抵抗値がR2であったとすれば、 Rlr2x=R2(r1l+r2l−x) 即ち、 x=R2l(r1+r2)/r2(R1+R2) となり、漏水箇所を正確に知ることができる。
上記実施例では、中心導線2の抵抗値r1に比べて螺旋
状導線4の抵抗値r2が著しく大きいから、中心導線2の
抵抗値r1を無視して、 x≒R2l/(R1+R2) とすることもできる。
なお、実施例では、中心導線が一本の場合について説
明したが、これを二本にして同軸ケーブル状にしたり、
あるいは二本の絶縁電線を撚り合わせたものにしてもよ
い。また、直流電源に代えて交流電源にすることも可能
である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案による漏液検知センサ
では、漏液の橋絡に係わる外側の二本の導線が、軟質絶
縁材料からなる介在部材の外周面に互いに平行に螺旋巻
きされ、巻き付けられる際の張力により外周面の一部が
介在部材に埋没し、その位置が固定される。したがっ
て、二本の螺旋状導線の巻付けピッチや導線間の距離を
適宜選択することにより、任意の検知感度をもった漏液
位置の検知が可能なセンサが得られる。
また、二本の螺旋状導線は上記のごとく介在部材によ
って互いに離隔保持されるので、従来のもののように個
々の導線に通液性の絶縁体を被覆することが不要にな
り、生産性の向上に大きく寄与するという効果もある。
なお、この考案は上記実施例に限定されるものではな
く、例えばマーレーループ法以外の検知方法に合わせて
導線の本数やその材質を変更したり、さらに介在部材、
保護体の材質等を変更するなど、この考案の技術思想内
での種々の変更実施はもちろん可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による漏液検知センサの一実施例を示
す部分切り欠き斜視図、第2図は第1図実施例の漏液検
知センサを用いて漏水発生箇所を検知する原理の説明図
である。 2:中心導線、3:介在部材、4,5:螺旋状導線、6:保護体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一本の中心導線、この中心導線
    の外側に筒状に設けられる軟質絶縁材料からなる介在部
    材、この介在部材の外周面部に互いに平行離隔関係で且
    つ外周の一部を露出した状態で埋設保持される少なくと
    も一対の螺旋状導線、及びこれらを包囲する通液性の保
    護体を備える漏液検知センサ。
JP7691290U 1990-07-19 1990-07-19 漏液検知センサ Expired - Fee Related JPH089635Y2 (ja)

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JPH0434655U JPH0434655U (ja) 1992-03-23
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