JPH0896820A - 燃料電池 - Google Patents
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- JPH0896820A JPH0896820A JP6259487A JP25948794A JPH0896820A JP H0896820 A JPH0896820 A JP H0896820A JP 6259487 A JP6259487 A JP 6259487A JP 25948794 A JP25948794 A JP 25948794A JP H0896820 A JPH0896820 A JP H0896820A
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- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/02—Details
- H01M8/0202—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
- H01M8/023—Porous and characterised by the material
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/02—Details
- H01M8/0202—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
- H01M8/0258—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the configuration of channels, e.g. by the flow field of the reactant or coolant
- H01M8/026—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the configuration of channels, e.g. by the flow field of the reactant or coolant characterised by grooves, e.g. their pitch or depth
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電極の燃料の拡散性を向上させて電極の利用
率を増加し、接触抵抗を低減して効率の良い燃料電池と
する。 【構成】 集電極40のリブ42のガス拡散電極30と
接触する端面46,リブ42の側面47およびリブ42
の間の面48に、5μmないし500μm好ましくは1
0μmないし200μmの凹凸を形成する。この凹凸
は、燃料電池の積層方向に押圧荷重が加えられた際、ガ
ス拡散電極30のうち集電極40のリブ42の端面46
と接触する接触部34に、面圧の低い部分を生じさせ
る。ガス流路44の酸化ガスまたは燃料ガスは、リブ4
2の端面46の縁部からこの面圧の低い部分を通ってガ
ス拡散電極30の接触部34の内部に拡散する。この結
果、電気化学反応に寄与し得るガス拡散電極30の面積
が増大するので、効率の良い燃料電池とすることができ
る。
率を増加し、接触抵抗を低減して効率の良い燃料電池と
する。 【構成】 集電極40のリブ42のガス拡散電極30と
接触する端面46,リブ42の側面47およびリブ42
の間の面48に、5μmないし500μm好ましくは1
0μmないし200μmの凹凸を形成する。この凹凸
は、燃料電池の積層方向に押圧荷重が加えられた際、ガ
ス拡散電極30のうち集電極40のリブ42の端面46
と接触する接触部34に、面圧の低い部分を生じさせ
る。ガス流路44の酸化ガスまたは燃料ガスは、リブ4
2の端面46の縁部からこの面圧の低い部分を通ってガ
ス拡散電極30の接触部34の内部に拡散する。この結
果、電気化学反応に寄与し得るガス拡散電極30の面積
が増大するので、効率の良い燃料電池とすることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料電池に関し、詳し
くは、電解質層と、この電解質層を挟持して発電層を形
成する電極と、この発電層を挟持し電極とで燃料の流路
を形成するリブ部を有する集電極とからなる燃料電池に
関する。
くは、電解質層と、この電解質層を挟持して発電層を形
成する電極と、この発電層を挟持し電極とで燃料の流路
を形成するリブ部を有する集電極とからなる燃料電池に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の燃料電池としては、1μ
m〜100μm程度の多くの気孔を有するガス拡散電極
を用いたものが提案されている(例えば、特開平6−3
6771号公報や特開平3−93165号公報等)。こ
れらの燃料電池は、ガス拡散電極に多くの気孔を設ける
ことで、燃料ガスの電解質層への供給を円滑に行ない、
高電流密度領域における発電特性を向上させている。
m〜100μm程度の多くの気孔を有するガス拡散電極
を用いたものが提案されている(例えば、特開平6−3
6771号公報や特開平3−93165号公報等)。こ
れらの燃料電池は、ガス拡散電極に多くの気孔を設ける
ことで、燃料ガスの電解質層への供給を円滑に行ない、
高電流密度領域における発電特性を向上させている。
【0003】こうしたガス拡散電極、例えば、特開平6
−36771号公報記載のガス拡散電極では、ガス拡散
電極を構成する材料に無機塩粉末を混合してシート状に
成形し、焼結し、更に焼結物から無機塩粉末を溶剤に抽
出して取り除いて、所望の気孔を得ている。
−36771号公報記載のガス拡散電極では、ガス拡散
電極を構成する材料に無機塩粉末を混合してシート状に
成形し、焼結し、更に焼結物から無機塩粉末を溶剤に抽
出して取り除いて、所望の気孔を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
たガス拡散電極を用いた燃料電池では、ガス拡散電極が
焼結により形成されているので、柔軟性に欠け、製造誤
差等による接触不良が生じ、接触抵抗が増大するという
問題があった。また、ガス拡散電極が多くの気孔を有す
るため、脆く、強度が低いという問題もあった。
たガス拡散電極を用いた燃料電池では、ガス拡散電極が
焼結により形成されているので、柔軟性に欠け、製造誤
差等による接触不良が生じ、接触抵抗が増大するという
問題があった。また、ガス拡散電極が多くの気孔を有す
るため、脆く、強度が低いという問題もあった。
【0005】これらの問題を解決するために、柔軟で通
気性を有するカーボンクロス(カーボン繊維による織布
等)をガス拡散電極に用いることも考えられる。しか
し、このカーボンクロスによるガス拡散電極を、ガス拡
散電極とで燃料ガスの流路を形成するリブを有する集電
極と共に積層して燃料電池を形成し、燃料電池の接触抵
抗の低減のためにその積層方向に押圧荷重を作用させる
と、ガス拡散電極のうち集電極のリブと接触している部
分は、押圧荷重により圧縮されて緻密化し、通気性が低
下する。このため、この緻密化した部分への燃料ガスの
拡散が阻害され、電気化学反応に寄与し難くなり、ガス
拡散電極の利用率が低くなるという問題が生じる。ガス
拡散電極の集電極のリブと接触する部分への燃料ガスの
拡散を向上させるために、集電極のリブに気孔を設ける
ことも考えられるが、ガス拡散電極のうちの押圧荷重に
より緻密化した部分での燃料ガスの透過性の向上は望め
ない。
気性を有するカーボンクロス(カーボン繊維による織布
等)をガス拡散電極に用いることも考えられる。しか
し、このカーボンクロスによるガス拡散電極を、ガス拡
散電極とで燃料ガスの流路を形成するリブを有する集電
極と共に積層して燃料電池を形成し、燃料電池の接触抵
抗の低減のためにその積層方向に押圧荷重を作用させる
と、ガス拡散電極のうち集電極のリブと接触している部
分は、押圧荷重により圧縮されて緻密化し、通気性が低
下する。このため、この緻密化した部分への燃料ガスの
拡散が阻害され、電気化学反応に寄与し難くなり、ガス
拡散電極の利用率が低くなるという問題が生じる。ガス
拡散電極の集電極のリブと接触する部分への燃料ガスの
拡散を向上させるために、集電極のリブに気孔を設ける
ことも考えられるが、ガス拡散電極のうちの押圧荷重に
より緻密化した部分での燃料ガスの透過性の向上は望め
ない。
【0006】本発明の燃料電池は、こうした問題を解決
し、電極の燃料の拡散性を向上させて電極の利用率を増
加し、接触抵抗を低減して効率の良い燃料電池とするこ
とを目的とし、次の構成を採った。
し、電極の燃料の拡散性を向上させて電極の利用率を増
加し、接触抵抗を低減して効率の良い燃料電池とするこ
とを目的とし、次の構成を採った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の燃料電池
は、電解質層と、該電解質層を挟持して発電層を形成す
る電極と、該発電層を挟持し該電極とで燃料の流路を形
成するリブ部を有する集電極と、からなる燃料電池にお
いて、前記流路の燃料が前記電極と接触する前記リブ部
の接触面の縁部から所定寸法以上該接触面と接触する該
電極の被接触部に拡散するよう、該接触面を非平坦形状
としたことを特徴とする。
は、電解質層と、該電解質層を挟持して発電層を形成す
る電極と、該発電層を挟持し該電極とで燃料の流路を形
成するリブ部を有する集電極と、からなる燃料電池にお
いて、前記流路の燃料が前記電極と接触する前記リブ部
の接触面の縁部から所定寸法以上該接触面と接触する該
電極の被接触部に拡散するよう、該接触面を非平坦形状
としたことを特徴とする。
【0008】本発明の第2の燃料電池は、電解質層と、
該電解質層を挟持して発電層を形成する電極と、該発電
層を挟持し該電極とで燃料の流路を形成するリブ部を有
する集電極と、からなる燃料電池において、前記電極と
接触する前記リブ部の接触面に、該リブ部を横断する複
数の溝を形成したことを特徴とする。
該電解質層を挟持して発電層を形成する電極と、該発電
層を挟持し該電極とで燃料の流路を形成するリブ部を有
する集電極と、からなる燃料電池において、前記電極と
接触する前記リブ部の接触面に、該リブ部を横断する複
数の溝を形成したことを特徴とする。
【0009】本発明の第3の燃料電池は、電解質層と、
該電解質層を挟持して発電層を形成する電極と、該発電
層を挟持し該電極とで燃料の流路を形成するリブ部を有
する集電極と、からなる燃料電池において、前記電極と
接触する前記リブ部の接触面に、該接触面の縁部から所
定寸法以内に溝を形成したことを特徴とする。
該電解質層を挟持して発電層を形成する電極と、該発電
層を挟持し該電極とで燃料の流路を形成するリブ部を有
する集電極と、からなる燃料電池において、前記電極と
接触する前記リブ部の接触面に、該接触面の縁部から所
定寸法以内に溝を形成したことを特徴とする。
【0010】本発明の第4の燃料電池は、電解質層と、
該電解質層を挟持して発電層を形成する電極と、該発電
層を挟持し該電極とで燃料の流路を形成するリブ部を有
する集電極と、からなる燃料電池において、前記電極と
接触する前記リブ部の接触面を、突出形状に形成したこ
とを特徴とする。
該電解質層を挟持して発電層を形成する電極と、該発電
層を挟持し該電極とで燃料の流路を形成するリブ部を有
する集電極と、からなる燃料電池において、前記電極と
接触する前記リブ部の接触面を、突出形状に形成したこ
とを特徴とする。
【0011】本発明の第5の燃料電池は、電解質層と、
該電解質層を挟持して発電層を形成する電極と、該発電
層を挟持し該電極とで燃料の流路を形成するリブ部を有
する集電極とからなる燃料電池において、前記電極と接
触する前記リブ部の接触面に、導電性を有する繊維を植
毛したことを特徴とする。
該電解質層を挟持して発電層を形成する電極と、該発電
層を挟持し該電極とで燃料の流路を形成するリブ部を有
する集電極とからなる燃料電池において、前記電極と接
触する前記リブ部の接触面に、導電性を有する繊維を植
毛したことを特徴とする。
【0012】
【作用】以上のように構成された本発明の第1の燃料電
池は、電極と接触する集電極のリブ部の接触面を非平坦
形状としたことにより、流路の燃料が、この接触面の縁
部から所定寸法以上この接触面と接触する電極の被接触
部に拡散する。この結果、電気化学反応に寄与し得る電
極の面積が増大し、効率の良い燃料電池となる。ここで
いう所定寸法は、集電極のリブ部の接触面を平坦形状と
した場合に、流路の燃料が接触面の縁部から電極の被接
触部に拡散し得る寸法より大きな値として設定されるも
のであり、電極の材質,構造,柔軟性,透過性,燃料電
池の積層方向に作用させる押圧荷重による電極の被接触
部の面圧等により定まるものである。
池は、電極と接触する集電極のリブ部の接触面を非平坦
形状としたことにより、流路の燃料が、この接触面の縁
部から所定寸法以上この接触面と接触する電極の被接触
部に拡散する。この結果、電気化学反応に寄与し得る電
極の面積が増大し、効率の良い燃料電池となる。ここで
いう所定寸法は、集電極のリブ部の接触面を平坦形状と
した場合に、流路の燃料が接触面の縁部から電極の被接
触部に拡散し得る寸法より大きな値として設定されるも
のであり、電極の材質,構造,柔軟性,透過性,燃料電
池の積層方向に作用させる押圧荷重による電極の被接触
部の面圧等により定まるものである。
【0013】本発明の第2の燃料電池は、流路の燃料
が、電極と接触するリブ部の接触面に形成されたリブ部
を横断する複数の溝を通って、この接触面と接触する電
極の被接触部に拡散する。
が、電極と接触するリブ部の接触面に形成されたリブ部
を横断する複数の溝を通って、この接触面と接触する電
極の被接触部に拡散する。
【0014】本発明の第3の燃料電池は、電極と接触す
るリブ部の接触面の縁部から所定寸法以内に形成された
溝が、この接触面と接触する電極の被接触部の縁部から
所定寸法以内に面圧の低い部分を作る。この結果、流路
の燃料はリブ部の接触面の縁部から電極の被接触部の面
圧の低い部分まで拡散し、この面圧の低い部分まで拡散
した燃料は、さらに被接触部の内部に拡散する。ここで
いう所定寸法は、集電極のリブ部の接触面に溝を形成せ
ず平坦形状とした場合に、流路の燃料がリブ部の接触面
の縁部から電極の被接触部に拡散し得る寸法より小さな
値として設定されるものであり、電極の材質,構造,柔
軟性,透過性,燃料電池の積層方向に作用させる押圧荷
重による電極の被接触部の面圧等により定まるものであ
る。
るリブ部の接触面の縁部から所定寸法以内に形成された
溝が、この接触面と接触する電極の被接触部の縁部から
所定寸法以内に面圧の低い部分を作る。この結果、流路
の燃料はリブ部の接触面の縁部から電極の被接触部の面
圧の低い部分まで拡散し、この面圧の低い部分まで拡散
した燃料は、さらに被接触部の内部に拡散する。ここで
いう所定寸法は、集電極のリブ部の接触面に溝を形成せ
ず平坦形状とした場合に、流路の燃料がリブ部の接触面
の縁部から電極の被接触部に拡散し得る寸法より小さな
値として設定されるものであり、電極の材質,構造,柔
軟性,透過性,燃料電池の積層方向に作用させる押圧荷
重による電極の被接触部の面圧等により定まるものであ
る。
【0015】本発明の第4の燃料電池は、電極と接触す
るリブ部の突出形状の接触面が、この接触面と接触する
電極の被接触部に作用する面圧をこの突出形状に基づい
て変化させる。この結果、流路の燃料は、リブ部の接触
面の縁部から電極の被接触部の面圧の低い部分を通って
内部に拡散する。
るリブ部の突出形状の接触面が、この接触面と接触する
電極の被接触部に作用する面圧をこの突出形状に基づい
て変化させる。この結果、流路の燃料は、リブ部の接触
面の縁部から電極の被接触部の面圧の低い部分を通って
内部に拡散する。
【0016】本発明の第5の燃料電池は、電極と接触す
るリブ部の接触面に植毛した導電性を有する繊維が、こ
の接触面と接触する電極の被接触部に作用する面圧に変
化を与える。この結果、流路の燃料は、リブ部の接触面
の縁部から電極の被接触部の面圧の低い部分を通って内
部に拡散する。また、リブ部の接触面に植毛した導電性
を有する繊維は、リブの接触面と電極の被接触部との接
触部に複数の微小な隙間を有する層を形成する。このた
め、この層の隙間から燃料が電極の被接触部に拡散す
る。さらに、リブ部の接触面に植毛した導電性を有する
繊維は、電極がカーボンクロス等の繊維により形成され
ている場合には、電極の繊維に絡みつき、電極と集電極
との接触抵抗を小さくする。
るリブ部の接触面に植毛した導電性を有する繊維が、こ
の接触面と接触する電極の被接触部に作用する面圧に変
化を与える。この結果、流路の燃料は、リブ部の接触面
の縁部から電極の被接触部の面圧の低い部分を通って内
部に拡散する。また、リブ部の接触面に植毛した導電性
を有する繊維は、リブの接触面と電極の被接触部との接
触部に複数の微小な隙間を有する層を形成する。このた
め、この層の隙間から燃料が電極の被接触部に拡散す
る。さらに、リブ部の接触面に植毛した導電性を有する
繊維は、電極がカーボンクロス等の繊維により形成され
ている場合には、電極の繊維に絡みつき、電極と集電極
との接触抵抗を小さくする。
【0017】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1は本発明の好適な一実施例である燃料電池
を構成する単電池10の構成を例示する説明図、図2は
図1中の破線円の部分を拡大して示した拡大説明図であ
る。単電池10は、固体高分子型燃料電池の単電池であ
り、図1に示すように、電解質膜20と、この電解質膜
20を両側から挟んでサンドイッチ構造を形成する2つ
のガス拡散電極30と、このサンドイッチ構造を両側か
ら挟持する2つの集電極40とから構成される。
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1は本発明の好適な一実施例である燃料電池
を構成する単電池10の構成を例示する説明図、図2は
図1中の破線円の部分を拡大して示した拡大説明図であ
る。単電池10は、固体高分子型燃料電池の単電池であ
り、図1に示すように、電解質膜20と、この電解質膜
20を両側から挟んでサンドイッチ構造を形成する2つ
のガス拡散電極30と、このサンドイッチ構造を両側か
ら挟持する2つの集電極40とから構成される。
【0018】電解質膜20は、高分子材料、例えば、フ
ッ素系樹脂により形成された厚さ100μmないし20
0μmのイオン交換膜であり、湿潤状態で良好な電気伝
導性を示す。2つのガス拡散電極30は、共に炭素繊維
からなる糸で織成したカーボンクロスにより形成されて
いる。このカーボンクロスの電解質膜20側の表面およ
び隙間には、白金または白金と他の金属からなる合金等
を担持したカーボン粉が練り込まれて触媒層32が形成
されている(図2参照)。この電解質膜20と2つのガ
ス拡散電極30は、2つのガス拡散電極30が電解質膜
20を挟んでサンドイッチ構造とした状態で、100℃
ないし160℃好ましくは110℃ないし130℃の温
度で、1MPa{10.2kgf/cm2}ないし20MPa
{204kgf/cm2}好ましくは5MPa{51kgf/c
m2}ないし10MPa{102kgf/cm2}の圧力を作用
させて接合するホットプレス法により接合されている。
ッ素系樹脂により形成された厚さ100μmないし20
0μmのイオン交換膜であり、湿潤状態で良好な電気伝
導性を示す。2つのガス拡散電極30は、共に炭素繊維
からなる糸で織成したカーボンクロスにより形成されて
いる。このカーボンクロスの電解質膜20側の表面およ
び隙間には、白金または白金と他の金属からなる合金等
を担持したカーボン粉が練り込まれて触媒層32が形成
されている(図2参照)。この電解質膜20と2つのガ
ス拡散電極30は、2つのガス拡散電極30が電解質膜
20を挟んでサンドイッチ構造とした状態で、100℃
ないし160℃好ましくは110℃ないし130℃の温
度で、1MPa{10.2kgf/cm2}ないし20MPa
{204kgf/cm2}好ましくは5MPa{51kgf/c
m2}ないし10MPa{102kgf/cm2}の圧力を作用
させて接合するホットプレス法により接合されている。
【0019】集電極40は、カーボンを圧縮して緻密化
しガス不透過とした緻密質カーボンにより形成されてい
る。集電極40のガス拡散電極30と接触する図1中左
右の面(積層面)には、それぞれ平行に配置された複数
のリブ42が、互いに直交する配置として形成されてい
る。このリブ42は、ガス拡散電極30の表面とで酸素
を含有する酸化ガスまたは水素を含有する燃料ガスの流
路をなすガス流路44を形成する。2つの集電極40
は、電解質膜20および2つのガス拡散電極30を挟ん
で対峙するそれぞれのリブ42が互いに直交するよう配
置されている。
しガス不透過とした緻密質カーボンにより形成されてい
る。集電極40のガス拡散電極30と接触する図1中左
右の面(積層面)には、それぞれ平行に配置された複数
のリブ42が、互いに直交する配置として形成されてい
る。このリブ42は、ガス拡散電極30の表面とで酸素
を含有する酸化ガスまたは水素を含有する燃料ガスの流
路をなすガス流路44を形成する。2つの集電極40
は、電解質膜20および2つのガス拡散電極30を挟ん
で対峙するそれぞれのリブ42が互いに直交するよう配
置されている。
【0020】図2に示すように、集電極40のリブ42
のガス拡散電極30と接触する端面46,リブ42の側
面47およびリブ42の間の面48には、5μmないし
500μm好ましくは10μmないし200μmの凹凸
が形成されている。
のガス拡散電極30と接触する端面46,リブ42の側
面47およびリブ42の間の面48には、5μmないし
500μm好ましくは10μmないし200μmの凹凸
が形成されている。
【0021】なお、本実施例の集電極40は、次のよう
に製作した。まず、集電極40の材料である緻密質カー
ボンの板材を所望の形状、例えば、正方形状に形成し、
その積層面をダイヤモンド電着砥石で幅2mm,深さ1
mmの溝を切削加工してリブ42を形成する。次に、集
電極40の積層面全体に、砥石#60(粒径425μ
m)を噴出ガン(ノズル径8.33,ジェット径4.3
7)を用いて空気圧400kPa(4Kgf/cm2)で吹き
付ける表面処理(液体ホーニング)により10μmない
し100μmの凹凸を形成する。こうして形成された集
電極40の積層面の面粗度(Rz/Rmax)は、20
/50であった。ここで、凹凸の大きさは、ガス拡散電
極30の厚さや柔軟性等の性状,単電池10の積層方向
に作用する面圧,集電極40に必要な強度等により定ま
るものである。
に製作した。まず、集電極40の材料である緻密質カー
ボンの板材を所望の形状、例えば、正方形状に形成し、
その積層面をダイヤモンド電着砥石で幅2mm,深さ1
mmの溝を切削加工してリブ42を形成する。次に、集
電極40の積層面全体に、砥石#60(粒径425μ
m)を噴出ガン(ノズル径8.33,ジェット径4.3
7)を用いて空気圧400kPa(4Kgf/cm2)で吹き
付ける表面処理(液体ホーニング)により10μmない
し100μmの凹凸を形成する。こうして形成された集
電極40の積層面の面粗度(Rz/Rmax)は、20
/50であった。ここで、凹凸の大きさは、ガス拡散電
極30の厚さや柔軟性等の性状,単電池10の積層方向
に作用する面圧,集電極40に必要な強度等により定ま
るものである。
【0022】こうして構成された単電池10は、電解質
膜20および2つのガス拡散電極30を挟んで対峙する
一対のガス流路44に酸化ガスおよび燃料ガスを流せ
ば、次式に示す電気化学反応が行なわれ、化学エネルギ
を直接電気エネルギに変換する。
膜20および2つのガス拡散電極30を挟んで対峙する
一対のガス流路44に酸化ガスおよび燃料ガスを流せ
ば、次式に示す電気化学反応が行なわれ、化学エネルギ
を直接電気エネルギに変換する。
【0023】カソード反応(酸素極):2H++2e-+
(1/2)O2→H2O アノード反応(燃料極):H2→2H++2e-
(1/2)O2→H2O アノード反応(燃料極):H2→2H++2e-
【0024】このとき、ガス流路44の酸化ガスまたは
燃料ガスは、次のようにガス拡散電極30に拡散し、電
気化学反応に寄与する。ガス拡散電極30のうちガス流
路44に面している部分は、ガス流路44から直接酸化
ガスまたは燃料ガスが拡散する。一方、ガス拡散電極3
0のうち集電極40のリブ42の端面46と接触する接
触部34は、端面46がフラットで凹凸が形成されてい
ない従来例では、端面46からの押圧荷重により圧縮さ
れて緻密化するから、酸化ガスまたは燃料ガスは、接触
部34の緻密化の程度に応じた範囲にのみ拡散するが、
実施例の単電池10では、端面46からの押圧荷重によ
り緻密化するが、端面46に形成された凹凸により面圧
の低い部分が生じるから、図2中矢印で示すように、酸
化ガスまたは燃料ガスは、リブ42の端面46の縁部か
ら面圧の低い部分を通ってガス拡散電極30の接触部3
4の内部にまで拡散する。
燃料ガスは、次のようにガス拡散電極30に拡散し、電
気化学反応に寄与する。ガス拡散電極30のうちガス流
路44に面している部分は、ガス流路44から直接酸化
ガスまたは燃料ガスが拡散する。一方、ガス拡散電極3
0のうち集電極40のリブ42の端面46と接触する接
触部34は、端面46がフラットで凹凸が形成されてい
ない従来例では、端面46からの押圧荷重により圧縮さ
れて緻密化するから、酸化ガスまたは燃料ガスは、接触
部34の緻密化の程度に応じた範囲にのみ拡散するが、
実施例の単電池10では、端面46からの押圧荷重によ
り緻密化するが、端面46に形成された凹凸により面圧
の低い部分が生じるから、図2中矢印で示すように、酸
化ガスまたは燃料ガスは、リブ42の端面46の縁部か
ら面圧の低い部分を通ってガス拡散電極30の接触部3
4の内部にまで拡散する。
【0025】ここで、従来例の接触部34での酸化ガス
または燃料ガスが拡散する範囲は、ガス拡散電極30の
厚さを0.3mm,リブ42の幅を2mm,リブ42の
間隔を2mmとし、面圧を2MPa(20.4Kgf/c
m2)とした条件での実験結果によると、リブ42の端面
46の縁部から約0.2mmの範囲であった。したがっ
て、ガス拡散電極30の接触部34の幅も2mmとなる
が、そのうち中央を中心とした約1.6mmの幅の領域
は、酸化ガスまたは燃料ガスが拡散されないから、上述
の電気化学反応を行なわない。なお、従来例の接触部3
4での酸化ガスまたは燃料ガスが拡散する範囲は、ガス
拡散電極30の性状や面圧等により定まるものである。
または燃料ガスが拡散する範囲は、ガス拡散電極30の
厚さを0.3mm,リブ42の幅を2mm,リブ42の
間隔を2mmとし、面圧を2MPa(20.4Kgf/c
m2)とした条件での実験結果によると、リブ42の端面
46の縁部から約0.2mmの範囲であった。したがっ
て、ガス拡散電極30の接触部34の幅も2mmとなる
が、そのうち中央を中心とした約1.6mmの幅の領域
は、酸化ガスまたは燃料ガスが拡散されないから、上述
の電気化学反応を行なわない。なお、従来例の接触部3
4での酸化ガスまたは燃料ガスが拡散する範囲は、ガス
拡散電極30の性状や面圧等により定まるものである。
【0026】図3は、本実施例の単電池10および集電
極の端面がフラットな単電池(以下「従来例の単電池」
といいう。)の電流密度とセル電圧との関係を例示した
グラフである。グラフ中、曲線Aは従来例の単電池、曲
線Bは単電池10の電流密度とセル電圧との関係を示
す。なお、実施例の集電極40の積層面に凹凸を形成す
る処理と同様な処理で、砥石#700(粒径25μm)
を用いてリブの端面の面粗度を3/5とした集電極を用
いた単電池の電流密度とセル電圧との関係を曲線C、砥
石#150(粒径100μm)を用いてリブの端面の面
粗度を10/20とした集電極を用いた単電池の電流密
度とセル電圧との関係を曲線Dとして示した。図示する
ように、集電極の積層面に凹凸を形成した単電池は、凹
凸が形成されていない従来例の単電池に比して、いずれ
もその性能の向上が認めらる。面粗度を20/50とし
た実施例の単電池10は、面粗度の低い曲線Cおよび曲
線Dとして示した単電池と比較しても、その性能の向上
が認められ、特に、高電流密度領域での向上が著しい。
極の端面がフラットな単電池(以下「従来例の単電池」
といいう。)の電流密度とセル電圧との関係を例示した
グラフである。グラフ中、曲線Aは従来例の単電池、曲
線Bは単電池10の電流密度とセル電圧との関係を示
す。なお、実施例の集電極40の積層面に凹凸を形成す
る処理と同様な処理で、砥石#700(粒径25μm)
を用いてリブの端面の面粗度を3/5とした集電極を用
いた単電池の電流密度とセル電圧との関係を曲線C、砥
石#150(粒径100μm)を用いてリブの端面の面
粗度を10/20とした集電極を用いた単電池の電流密
度とセル電圧との関係を曲線Dとして示した。図示する
ように、集電極の積層面に凹凸を形成した単電池は、凹
凸が形成されていない従来例の単電池に比して、いずれ
もその性能の向上が認めらる。面粗度を20/50とし
た実施例の単電池10は、面粗度の低い曲線Cおよび曲
線Dとして示した単電池と比較しても、その性能の向上
が認められ、特に、高電流密度領域での向上が著しい。
【0027】こうした性能の向上は、上述したように、
ガス拡散電極30の接触部34の内部にも酸化ガスまた
は燃料ガスが拡散してガス拡散電極30の利用率が高く
なること、集電極40の端面46に形成した凹凸により
集電極40とガス拡散電極30との接触面積が増加して
接触抵抗が小さくなることによる。
ガス拡散電極30の接触部34の内部にも酸化ガスまた
は燃料ガスが拡散してガス拡散電極30の利用率が高く
なること、集電極40の端面46に形成した凹凸により
集電極40とガス拡散電極30との接触面積が増加して
接触抵抗が小さくなることによる。
【0028】また、集電極40のリブ42の側面47お
よびリブ42間の面48に形成された凹凸は、酸化ガス
または燃料ガスの流れを乱し、ガス拡散電極30への拡
散性を増加する。
よびリブ42間の面48に形成された凹凸は、酸化ガス
または燃料ガスの流れを乱し、ガス拡散電極30への拡
散性を増加する。
【0029】以上説明した実施例の燃料電池の単電池1
0によれば、リブ42の端面46に凹凸を形成すること
により、単電池10ひいては燃料電池の性能を向上させ
ることができる。すなわち、端面46に形成された凹凸
が、接触部34に面圧の低い部分を生じさせ、面圧の低
い部分から接触部34の内部に酸化ガスまたは燃料ガス
を拡散させる。このため、ガス拡散電極30の電気化学
反応に寄与する面積が増大し、ガス拡散電極30の利用
率が高くなるので、発電効率を高くすることができる。
また、リブ42の端面46に凹凸を形成することによ
り、集電極40とガス拡散電極30との接触面積が大き
くなり、このため、接触抵抗が小さくなって燃料電池の
内部抵抗を小さくすることができる。このほか、リブ4
2の側面47およびリブ42間の面48にも凹凸を形成
することにより、酸化ガスまたは燃料ガスの流れを乱し
て、ガス拡散電極30への拡散性を増加し、燃料電池の
性能を向上させることができる。
0によれば、リブ42の端面46に凹凸を形成すること
により、単電池10ひいては燃料電池の性能を向上させ
ることができる。すなわち、端面46に形成された凹凸
が、接触部34に面圧の低い部分を生じさせ、面圧の低
い部分から接触部34の内部に酸化ガスまたは燃料ガス
を拡散させる。このため、ガス拡散電極30の電気化学
反応に寄与する面積が増大し、ガス拡散電極30の利用
率が高くなるので、発電効率を高くすることができる。
また、リブ42の端面46に凹凸を形成することによ
り、集電極40とガス拡散電極30との接触面積が大き
くなり、このため、接触抵抗が小さくなって燃料電池の
内部抵抗を小さくすることができる。このほか、リブ4
2の側面47およびリブ42間の面48にも凹凸を形成
することにより、酸化ガスまたは燃料ガスの流れを乱し
て、ガス拡散電極30への拡散性を増加し、燃料電池の
性能を向上させることができる。
【0030】なお、実施例では、リブ42の端面46の
他に、側面47および面48にも凹凸を形成したが、端
面46以外には凹凸を形成しない構成もかまわない。ま
た、実施例では、リブ42の端面46等に液体ホーニン
グを用いて凹凸を形成したが、他の手法、例えば集電極
40を型成形する場合、型の端面46等に相当する部分
に凹凸を設けておく手法等により凹凸を形成してもよ
い。
他に、側面47および面48にも凹凸を形成したが、端
面46以外には凹凸を形成しない構成もかまわない。ま
た、実施例では、リブ42の端面46等に液体ホーニン
グを用いて凹凸を形成したが、他の手法、例えば集電極
40を型成形する場合、型の端面46等に相当する部分
に凹凸を設けておく手法等により凹凸を形成してもよ
い。
【0031】次に本発明の第2の実施例である燃料電池
の単電池110について説明する。第2実施例の単電池
110は、集電極40に代えて集電極140を用いた点
を除いて第1実施例の単電池10と同一の構成をしてい
る。そこで、第1実施例の単電池10と同一の構成に
は、同一の符号を付し、その説明を省略する。
の単電池110について説明する。第2実施例の単電池
110は、集電極40に代えて集電極140を用いた点
を除いて第1実施例の単電池10と同一の構成をしてい
る。そこで、第1実施例の単電池10と同一の構成に
は、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0032】図4は、第2実施例の単電池110の図1
中の破線円に相当する部分を拡大して示した拡大説明図
である。図5は、集電極140の積層面の一部(図4中
5−5面)を拡大して示した拡大説明図である。第2実
施例の集電極140は、第1実施例の集電極40と同様
に、緻密質カーボンにより形成されており、その2つの
積層面には、それぞれ平行に配置された複数のリブ14
2が、互いに直交する配置として形成されている。この
リブ142は、ガス拡散電極30の表面とで酸化ガスま
たは燃料ガスの流路をなすガス流路144を形成する。
リブ142のガス拡散電極30と接触する端面146に
は、リブ142の長手方向と垂直な方向に、すなわちリ
ブ142を横断するよう幅0.2mm,深さ0.2mm
の細溝148が0.2mmの間隔で複数形成されている
(図5参照)。
中の破線円に相当する部分を拡大して示した拡大説明図
である。図5は、集電極140の積層面の一部(図4中
5−5面)を拡大して示した拡大説明図である。第2実
施例の集電極140は、第1実施例の集電極40と同様
に、緻密質カーボンにより形成されており、その2つの
積層面には、それぞれ平行に配置された複数のリブ14
2が、互いに直交する配置として形成されている。この
リブ142は、ガス拡散電極30の表面とで酸化ガスま
たは燃料ガスの流路をなすガス流路144を形成する。
リブ142のガス拡散電極30と接触する端面146に
は、リブ142の長手方向と垂直な方向に、すなわちリ
ブ142を横断するよう幅0.2mm,深さ0.2mm
の細溝148が0.2mmの間隔で複数形成されている
(図5参照)。
【0033】こうして構成された第2実施例の単電池1
10は、電解質膜20および2つのガス拡散電極30を
挟んで対峙する一対のガス流路144に酸化ガスおよび
燃料ガスを流せば、上述の電気化学反応を行い、化学エ
ネルギを直接電気エネルギに変換する。このとき、ガス
拡散電極30のうち集電極140のリブ142の端面1
46と接触する接触部34には、図4中矢印で示すよう
に、ガス流路144の酸化ガスまたは燃料ガスが端面1
46に形成されたリブ142を横断する細溝148を介
して拡散される。また、ガス拡散電極30が比較的柔軟
性に富むカーボンクロスにより形成されているから、細
溝148にガス拡散電極30がくい込んで、細溝148
の形成面にガス拡散電極30が接触する。この結果、集
電極140とガス拡散電極30との接触面積が、細溝1
48が形成されていない場合に比して大きくなり、集電
極140とガス拡散電極30との接触抵抗が小さくな
る。このことより、細溝148の深さは、ガス拡散電極
30がくい込んで接触する程度の深さ、すなわちガス拡
散電極30の厚さ以下とするのが好ましい。
10は、電解質膜20および2つのガス拡散電極30を
挟んで対峙する一対のガス流路144に酸化ガスおよび
燃料ガスを流せば、上述の電気化学反応を行い、化学エ
ネルギを直接電気エネルギに変換する。このとき、ガス
拡散電極30のうち集電極140のリブ142の端面1
46と接触する接触部34には、図4中矢印で示すよう
に、ガス流路144の酸化ガスまたは燃料ガスが端面1
46に形成されたリブ142を横断する細溝148を介
して拡散される。また、ガス拡散電極30が比較的柔軟
性に富むカーボンクロスにより形成されているから、細
溝148にガス拡散電極30がくい込んで、細溝148
の形成面にガス拡散電極30が接触する。この結果、集
電極140とガス拡散電極30との接触面積が、細溝1
48が形成されていない場合に比して大きくなり、集電
極140とガス拡散電極30との接触抵抗が小さくな
る。このことより、細溝148の深さは、ガス拡散電極
30がくい込んで接触する程度の深さ、すなわちガス拡
散電極30の厚さ以下とするのが好ましい。
【0034】図6は、第2実施例の単電池110および
従来例の単電池の電流密度とセル電圧との関係を例示し
たグラフである。グラフ中、曲線Aは従来例の単電池、
曲線Eは第2実施例の単電池10の電流密度とセル電圧
との関係を表わす。図示するように、リブ142の端面
146にリブ142を横断するように複数の細溝148
を形成した単電池110は、細溝148が形成されてい
ない従来例の単電池に比して、その性能の向上が認めら
れる。特に高電流密度領域での性能の向上が著しい。
従来例の単電池の電流密度とセル電圧との関係を例示し
たグラフである。グラフ中、曲線Aは従来例の単電池、
曲線Eは第2実施例の単電池10の電流密度とセル電圧
との関係を表わす。図示するように、リブ142の端面
146にリブ142を横断するように複数の細溝148
を形成した単電池110は、細溝148が形成されてい
ない従来例の単電池に比して、その性能の向上が認めら
れる。特に高電流密度領域での性能の向上が著しい。
【0035】グラフ中、曲線Fは、細溝の方向をリブの
長手方向と同方向とし、細溝がリブを横断しないタイプ
の集電極240(図7および図8参照)を用いた単電池
210の電流密度とセル電圧との関係を示したものであ
る。この集電極240は、図7および図8に示すよう
に、リブ242の端面246に、リブ242の長手方向
と平行に集電極140の細溝148と同じ幅,深さおよ
び間隔の複数の細溝248が形成されている。図6のグ
ラフに示すように、この集電極240を用いた単電池2
10も、細溝が形成されていない従来例の単電池に比し
て、単電池110程ではないが、その性能の向上が認め
られる。これは、細溝248にガス拡散電極30がくい
込んで接触面積が大きくなり接触抵抗が小さくなること
の他に、端面246に細溝248を形成したことにより
ガス拡散電極30の接触部34に面圧の低い帯状の部分
が形成され、酸化ガスおよび燃料ガスが、端面246の
縁部から接触部34の内部に拡散することによる。
長手方向と同方向とし、細溝がリブを横断しないタイプ
の集電極240(図7および図8参照)を用いた単電池
210の電流密度とセル電圧との関係を示したものであ
る。この集電極240は、図7および図8に示すよう
に、リブ242の端面246に、リブ242の長手方向
と平行に集電極140の細溝148と同じ幅,深さおよ
び間隔の複数の細溝248が形成されている。図6のグ
ラフに示すように、この集電極240を用いた単電池2
10も、細溝が形成されていない従来例の単電池に比し
て、単電池110程ではないが、その性能の向上が認め
られる。これは、細溝248にガス拡散電極30がくい
込んで接触面積が大きくなり接触抵抗が小さくなること
の他に、端面246に細溝248を形成したことにより
ガス拡散電極30の接触部34に面圧の低い帯状の部分
が形成され、酸化ガスおよび燃料ガスが、端面246の
縁部から接触部34の内部に拡散することによる。
【0036】上述したように、従来例の単電池では、接
触部34の緻密化の程度により、酸化ガスまたは燃料ガ
スが拡散する範囲が限定されるが、この範囲内に面圧の
低い部分を端面246の細溝248により形成すれば、
ガス流路244の酸化ガスまたは燃料ガスは、リブ24
2の端面246の縁部から接触部34の面圧の高い部分
を透過して面圧の低い部分および細溝248に達し、こ
の面圧の低い部分および細溝248からも酸化ガスまた
は燃料ガスの拡散が行なわれる。したがって、緻密化し
ても拡散が可能な範囲以内の間隔で端面246に細溝2
48を形成すれば、接触部34の中央部にまで酸化ガス
または燃料ガスを拡散させることができる。第2実施例
では、ガス拡散電極30の厚さを0.3mm,リブ24
2の幅を2mm,リブ242の間隔を2mmとし、面圧
を2MPa(20.4Kgf/cm2)としたので、接触部3
4が緻密化しても酸化ガスまたは燃料ガスの拡散が可能
な範囲は上述したように約0.2mmとなり、細溝24
8の間隔を0.2mmとしたので、接触部34全体に酸
化ガスまたは燃料ガスが拡散する。
触部34の緻密化の程度により、酸化ガスまたは燃料ガ
スが拡散する範囲が限定されるが、この範囲内に面圧の
低い部分を端面246の細溝248により形成すれば、
ガス流路244の酸化ガスまたは燃料ガスは、リブ24
2の端面246の縁部から接触部34の面圧の高い部分
を透過して面圧の低い部分および細溝248に達し、こ
の面圧の低い部分および細溝248からも酸化ガスまた
は燃料ガスの拡散が行なわれる。したがって、緻密化し
ても拡散が可能な範囲以内の間隔で端面246に細溝2
48を形成すれば、接触部34の中央部にまで酸化ガス
または燃料ガスを拡散させることができる。第2実施例
では、ガス拡散電極30の厚さを0.3mm,リブ24
2の幅を2mm,リブ242の間隔を2mmとし、面圧
を2MPa(20.4Kgf/cm2)としたので、接触部3
4が緻密化しても酸化ガスまたは燃料ガスの拡散が可能
な範囲は上述したように約0.2mmとなり、細溝24
8の間隔を0.2mmとしたので、接触部34全体に酸
化ガスまたは燃料ガスが拡散する。
【0037】以上説明した第2実施例の燃料電池の単電
池110によれば、リブ142の端面46にリブ142
を横断する複数の細溝148を形成したことにより、ガ
ス流路244の酸化ガスおよび燃料ガスを接触部34の
内部にまで拡散させることができる。この結果、電気化
学反応に寄与するガス拡散電極30の利用率を高くし
て、単電池110ひいては燃料電池の性能を向上させる
ことができる。また、ガス拡散電極30が細溝148に
くい込んで細溝148の形成面と接触するので、集電極
140とガス拡散電極30との接触面積を大きくして接
触抵抗を小さくすることができる。
池110によれば、リブ142の端面46にリブ142
を横断する複数の細溝148を形成したことにより、ガ
ス流路244の酸化ガスおよび燃料ガスを接触部34の
内部にまで拡散させることができる。この結果、電気化
学反応に寄与するガス拡散電極30の利用率を高くし
て、単電池110ひいては燃料電池の性能を向上させる
ことができる。また、ガス拡散電極30が細溝148に
くい込んで細溝148の形成面と接触するので、集電極
140とガス拡散電極30との接触面積を大きくして接
触抵抗を小さくすることができる。
【0038】なお、第2実施例の単電池110では、細
溝148の幅,深さおよびその間隔をいずれも0.2m
mとしたが、如何なる寸法でもかまわない。ただし、細
溝148とガス拡散電極30との接触面積を大きくする
ために、その深さをガス拡散電極30の厚さ以下とする
のが好ましい。
溝148の幅,深さおよびその間隔をいずれも0.2m
mとしたが、如何なる寸法でもかまわない。ただし、細
溝148とガス拡散電極30との接触面積を大きくする
ために、その深さをガス拡散電極30の厚さ以下とする
のが好ましい。
【0039】第2実施例の単電池110では、細溝14
8をリブ142の長手方向と垂直な方向に形成したが、
リブ142を横断すれば如何なる方向に形成してもかま
わない。また、図7および図8に示した集電極240の
ように、リブを横断しない細溝として形成してもよい。
この集電極240では、細溝248がリブ242を横断
しないため、酸化ガスまたは燃料ガスが細溝248を通
ってガス拡散電極30の接触部34内部に拡散すること
はないが、接触部34が緻密化しても酸化ガスまたは燃
料ガスの拡散が可能な範囲以内の間隔で端面246に細
溝248が形成されているので、リブ242の端面24
6の縁部から接触部34の面圧の高い部分を透過した酸
化ガスまたは燃料ガスがさらに内部の面圧の高い部分へ
拡散することにより、酸化ガスまたは燃料ガスを接触部
34の中央部まで拡散させることができる。この結果、
電気化学反応に寄与するガス拡散電極30の利用率を高
くすることができる。もとより、集電極240を用いた
単電池210でも、ガス拡散電極30が細溝248にく
い込んで細溝248の形成面と接触するので、集電極2
40とガス拡散電極30との接触面積を大きくして接触
抵抗を小さくすることができる。
8をリブ142の長手方向と垂直な方向に形成したが、
リブ142を横断すれば如何なる方向に形成してもかま
わない。また、図7および図8に示した集電極240の
ように、リブを横断しない細溝として形成してもよい。
この集電極240では、細溝248がリブ242を横断
しないため、酸化ガスまたは燃料ガスが細溝248を通
ってガス拡散電極30の接触部34内部に拡散すること
はないが、接触部34が緻密化しても酸化ガスまたは燃
料ガスの拡散が可能な範囲以内の間隔で端面246に細
溝248が形成されているので、リブ242の端面24
6の縁部から接触部34の面圧の高い部分を透過した酸
化ガスまたは燃料ガスがさらに内部の面圧の高い部分へ
拡散することにより、酸化ガスまたは燃料ガスを接触部
34の中央部まで拡散させることができる。この結果、
電気化学反応に寄与するガス拡散電極30の利用率を高
くすることができる。もとより、集電極240を用いた
単電池210でも、ガス拡散電極30が細溝248にく
い込んで細溝248の形成面と接触するので、集電極2
40とガス拡散電極30との接触面積を大きくして接触
抵抗を小さくすることができる。
【0040】次に本発明の第3の実施例である燃料電池
の単電池310について説明する。第3実施例の単電池
310は、集電極40に代えて集電極340を用いた点
を除いて第1実施例の単電池10と同一の構成をしてい
る。そこで、第1実施例の単電池10と同一の構成に
は、同一の符号を付し、その説明を省略する。
の単電池310について説明する。第3実施例の単電池
310は、集電極40に代えて集電極340を用いた点
を除いて第1実施例の単電池10と同一の構成をしてい
る。そこで、第1実施例の単電池10と同一の構成に
は、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0041】図9は、第3実施例の単電池310の図1
中の破線円に相当する部分を拡大して示した拡大説明図
である。第3実施例の集電極340は、第1実施例の集
電極40と同様に、緻密質カーボンにより形成されてお
り、その2つの積層面には、それぞれ平行に配置された
複数のリブ342が、互いに直交する配置として形成さ
れている。このリブ342は、ガス拡散電極30の表面
とで酸化ガスまたは燃料ガスの流路をなすガス流路34
4を形成する。集電極340のリブ342のガス拡散電
極30と接触する端部346は、2つのテーパー面によ
り山形に形成されている。図に示すテーパー面の角度θ
は、次式で示す範囲が好ましく、第3実施例の集電極3
40では、ガス拡散電極30の厚さを0.3mm,ガス
拡散電極30に乗じる係数を0.7,リブ342の幅を
2mmとして代入し、θ=12゜とした。
中の破線円に相当する部分を拡大して示した拡大説明図
である。第3実施例の集電極340は、第1実施例の集
電極40と同様に、緻密質カーボンにより形成されてお
り、その2つの積層面には、それぞれ平行に配置された
複数のリブ342が、互いに直交する配置として形成さ
れている。このリブ342は、ガス拡散電極30の表面
とで酸化ガスまたは燃料ガスの流路をなすガス流路34
4を形成する。集電極340のリブ342のガス拡散電
極30と接触する端部346は、2つのテーパー面によ
り山形に形成されている。図に示すテーパー面の角度θ
は、次式で示す範囲が好ましく、第3実施例の集電極3
40では、ガス拡散電極30の厚さを0.3mm,ガス
拡散電極30に乗じる係数を0.7,リブ342の幅を
2mmとして代入し、θ=12゜とした。
【0042】tanθ=(ガス拡散電極30の厚さ×1
〜0.5)/(リブ342の幅×0.5)
〜0.5)/(リブ342の幅×0.5)
【0043】ここで、上式の分母をガス拡散電極30の
厚さ以下とするのは、端部346全体がガス拡散電極3
0に接触するようにするためである。ガス拡散電極30
の厚さ以上にすると、リブ342のテーパー面の一部が
ガス拡散電極30に接触しなくなり、リブ342の幅を
無為に設定したことになるからである。また、ガス拡散
電極30の厚さの0.5倍以上としたのは、ガス拡散電
極30の厚さに比してリブ342の幅が広いため、これ
より小さくすると有効なテーパーが得られなくなるから
である。したがって、ガス拡散電極30の厚さに比して
リブ342の幅がさほど広くない場合は、0.5倍以下
とすることもできる。
厚さ以下とするのは、端部346全体がガス拡散電極3
0に接触するようにするためである。ガス拡散電極30
の厚さ以上にすると、リブ342のテーパー面の一部が
ガス拡散電極30に接触しなくなり、リブ342の幅を
無為に設定したことになるからである。また、ガス拡散
電極30の厚さの0.5倍以上としたのは、ガス拡散電
極30の厚さに比してリブ342の幅が広いため、これ
より小さくすると有効なテーパーが得られなくなるから
である。したがって、ガス拡散電極30の厚さに比して
リブ342の幅がさほど広くない場合は、0.5倍以下
とすることもできる。
【0044】こうして構成された第3実施例の単電池3
10は、電解質膜20および2つのガス拡散電極30を
挟んで対峙する一対のガス流路344に酸化ガスおよび
燃料ガスを流せば、第1実施例で示した電気化学反応と
同一の反応を行い、化学エネルギを直接電気エネルギに
変換する。このとき、ガス拡散電極30の接触部34の
中央付近は、端部346が山形に形成されていることか
ら燃料電池に加えられる積層方向の押圧荷重により、従
来例の単電池に比してより緻密化され、酸化ガスまたは
燃料ガスが拡散せず、電気化学反応に寄与しない不活性
化領域となる。しかし、その領域以外では、押圧荷重に
よる緻密化の程度は従来例の単電池に比して低くなるか
ら、図中矢印で示すように、ガス流路344の酸化ガス
または燃料ガスは、端部346の縁部からテーパー面に
沿って拡散する。したがって、不活性化領域が存在する
ものの、従来例の単電池に比してその面積は小さいか
ら、電気化学反応に寄与する領域の面積が大きくなり、
燃料電池の性能を向上させる。また、端部346を山形
形状としたことにより、集電極340とガス拡散電極3
0との接触面積も大きくなり、接触抵抗が小さくなる。
10は、電解質膜20および2つのガス拡散電極30を
挟んで対峙する一対のガス流路344に酸化ガスおよび
燃料ガスを流せば、第1実施例で示した電気化学反応と
同一の反応を行い、化学エネルギを直接電気エネルギに
変換する。このとき、ガス拡散電極30の接触部34の
中央付近は、端部346が山形に形成されていることか
ら燃料電池に加えられる積層方向の押圧荷重により、従
来例の単電池に比してより緻密化され、酸化ガスまたは
燃料ガスが拡散せず、電気化学反応に寄与しない不活性
化領域となる。しかし、その領域以外では、押圧荷重に
よる緻密化の程度は従来例の単電池に比して低くなるか
ら、図中矢印で示すように、ガス流路344の酸化ガス
または燃料ガスは、端部346の縁部からテーパー面に
沿って拡散する。したがって、不活性化領域が存在する
ものの、従来例の単電池に比してその面積は小さいか
ら、電気化学反応に寄与する領域の面積が大きくなり、
燃料電池の性能を向上させる。また、端部346を山形
形状としたことにより、集電極340とガス拡散電極3
0との接触面積も大きくなり、接触抵抗が小さくなる。
【0045】図10は、第3実施例の単電池310およ
び従来例の単電池の電流密度とセル電圧との関係を例示
したグラフである。グラフ中、曲線Aは従来例の単電
池、曲線Gは第3実施例の単電池310の電流密度とセ
ル電圧との関係を示す。図示するように、リブ342の
端部346を山形に形成した単電池310は、端部34
6がフラットな従来例にの単電池に比して、その性能の
向上が認められる。
び従来例の単電池の電流密度とセル電圧との関係を例示
したグラフである。グラフ中、曲線Aは従来例の単電
池、曲線Gは第3実施例の単電池310の電流密度とセ
ル電圧との関係を示す。図示するように、リブ342の
端部346を山形に形成した単電池310は、端部34
6がフラットな従来例にの単電池に比して、その性能の
向上が認められる。
【0046】以上説明した第3実施例の燃料電池の単電
池310によれば、リブ342の端部346を山形に形
成したことにより、ガス拡散電極30のうち緻密化によ
り不活性化する領域を小さくして電気化学反応に寄与す
るガス拡散電極30の利用率を高くし、単電池310ひ
いては燃料電池の性能を向上させることができる。ま
た、リブ342の端部346を山形に形成したので、集
電極340とガス拡散電極30との接触面積を大きくし
て接触抵抗を小さくすることができる。
池310によれば、リブ342の端部346を山形に形
成したことにより、ガス拡散電極30のうち緻密化によ
り不活性化する領域を小さくして電気化学反応に寄与す
るガス拡散電極30の利用率を高くし、単電池310ひ
いては燃料電池の性能を向上させることができる。ま
た、リブ342の端部346を山形に形成したので、集
電極340とガス拡散電極30との接触面積を大きくし
て接触抵抗を小さくすることができる。
【0047】なお、第3実施例の単電池310では、リ
ブ342の端部346を2つのテーパー面により山形と
したが、1つのテーパー面による片斜面とする構成や円
弧とする構成、凸形状とする構成等も差し支えない。こ
の場合でも、端部346全体がガス拡散電極30と接触
するよう端部346の先端部までの距離をガス拡散電極
30の厚さ以下にするのが好ましい。
ブ342の端部346を2つのテーパー面により山形と
したが、1つのテーパー面による片斜面とする構成や円
弧とする構成、凸形状とする構成等も差し支えない。こ
の場合でも、端部346全体がガス拡散電極30と接触
するよう端部346の先端部までの距離をガス拡散電極
30の厚さ以下にするのが好ましい。
【0048】次に本発明の第4の実施例である燃料電池
の単電池410について説明する。第4実施例の単電池
410は、集電極40に代えて集電極440を用いた点
を除いて第1実施例の単電池10と同一の構成をしてい
る。そこで、第1実施例の単電池10と同一の構成に
は、同一の符号を付し、その説明を省略する。
の単電池410について説明する。第4実施例の単電池
410は、集電極40に代えて集電極440を用いた点
を除いて第1実施例の単電池10と同一の構成をしてい
る。そこで、第1実施例の単電池10と同一の構成に
は、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0049】図11は、第4実施例の単電池410の図
1中の破線円に相当する部分を拡大して示した拡大説明
図である。第4実施例の集電極440は、第1実施例の
集電極40と同様に、緻密質カーボンにより形成されて
おり、その2つの積層面には、それぞれ平行に配置され
た複数のリブ442が、互いに直交する配置として形成
されている。このリブ442が形成された積層面には、
導電性の接着剤450、例えば、エポキシ系の接着剤や
ポリ四フッ化エチレン等のフッ素系の樹脂にカーボンの
粉体を混合したカーボンペースト等により、太さ5μ
m,長さ100μmのカーボン短繊維452が多数植毛
されている。このカーボン短繊維452を表面に植毛し
たリブ442は、ガス拡散電極30の表面とで酸化ガス
または燃料ガスの流路をなすガス流路344を形成す
る。
1中の破線円に相当する部分を拡大して示した拡大説明
図である。第4実施例の集電極440は、第1実施例の
集電極40と同様に、緻密質カーボンにより形成されて
おり、その2つの積層面には、それぞれ平行に配置され
た複数のリブ442が、互いに直交する配置として形成
されている。このリブ442が形成された積層面には、
導電性の接着剤450、例えば、エポキシ系の接着剤や
ポリ四フッ化エチレン等のフッ素系の樹脂にカーボンの
粉体を混合したカーボンペースト等により、太さ5μ
m,長さ100μmのカーボン短繊維452が多数植毛
されている。このカーボン短繊維452を表面に植毛し
たリブ442は、ガス拡散電極30の表面とで酸化ガス
または燃料ガスの流路をなすガス流路344を形成す
る。
【0050】第4実施例の集電極440では、次のよう
にカーボン短繊維452をその積層面に植毛した。ま
ず、集電極440の積層面に接着剤450を塗布し、集
電極440をアースに接続またはマイナスに帯電させ
る。次に、アース接続またはマイナスに帯電させた集電
極440の接着剤450を塗布した積層面に、プラスに
帯電させたカーボン短繊維452を散布する。すると、
カーボン短繊維452は、靜電誘導により集電極440
の積層面の接着剤450に立つように植え付けられる。
続いて、集電極440に塗布した接着剤450を温度1
50℃で30分間乾燥させて硬化させ、集電極440を
完成する。
にカーボン短繊維452をその積層面に植毛した。ま
ず、集電極440の積層面に接着剤450を塗布し、集
電極440をアースに接続またはマイナスに帯電させ
る。次に、アース接続またはマイナスに帯電させた集電
極440の接着剤450を塗布した積層面に、プラスに
帯電させたカーボン短繊維452を散布する。すると、
カーボン短繊維452は、靜電誘導により集電極440
の積層面の接着剤450に立つように植え付けられる。
続いて、集電極440に塗布した接着剤450を温度1
50℃で30分間乾燥させて硬化させ、集電極440を
完成する。
【0051】こうして構成された第4実施例の単電池4
10は、電解質膜20および2つのガス拡散電極30を
挟んで対峙する一対のガス流路444に酸化ガスおよび
燃料ガスを流せば、第1実施例で示した電気化学反応と
同一の反応を行い、化学エネルギを直接電気エネルギに
変換する。
10は、電解質膜20および2つのガス拡散電極30を
挟んで対峙する一対のガス流路444に酸化ガスおよび
燃料ガスを流せば、第1実施例で示した電気化学反応と
同一の反応を行い、化学エネルギを直接電気エネルギに
変換する。
【0052】このとき、ガス拡散電極30の接触部34
には、リブ442の端面446に植毛したカーボン短繊
維452により面圧に高低が生じ、図中矢印で示すよう
に、ガス流路444の酸化ガスまたは燃料ガスが端面4
46の端部から圧力の低い部分を介して接触部34の内
部に拡散する。また、ガス拡散電極30の接触部34と
端面446との接触部には、カーボン短繊維452によ
る微小な隙間を有する層が生じ、この層の隙間から接触
部34の内部に酸化ガスまたは燃料ガスが拡散する。さ
らに、端面446に植毛されたカーボン短繊維452が
ガス拡散電極30を形成するカーボン繊維に絡みつく。
このため、集電極440とガス拡散電極30との接触抵
抗が小さくなる。また、ガス流路444を形成するリブ
442の側面等に植毛したカーボン短繊維452は、ガ
ス流路444内の酸化ガスまたは燃料ガスの流れを乱
し、酸化ガスまたは燃料ガスのガス拡散電極30への拡
散性を向上させる。
には、リブ442の端面446に植毛したカーボン短繊
維452により面圧に高低が生じ、図中矢印で示すよう
に、ガス流路444の酸化ガスまたは燃料ガスが端面4
46の端部から圧力の低い部分を介して接触部34の内
部に拡散する。また、ガス拡散電極30の接触部34と
端面446との接触部には、カーボン短繊維452によ
る微小な隙間を有する層が生じ、この層の隙間から接触
部34の内部に酸化ガスまたは燃料ガスが拡散する。さ
らに、端面446に植毛されたカーボン短繊維452が
ガス拡散電極30を形成するカーボン繊維に絡みつく。
このため、集電極440とガス拡散電極30との接触抵
抗が小さくなる。また、ガス流路444を形成するリブ
442の側面等に植毛したカーボン短繊維452は、ガ
ス流路444内の酸化ガスまたは燃料ガスの流れを乱
し、酸化ガスまたは燃料ガスのガス拡散電極30への拡
散性を向上させる。
【0053】図12は、第4実施例の単電池410およ
び従来例の単電池の電流密度とセル電圧との関係を例示
したグラフである。グラフ中、曲線Aは従来例の単電
池、曲線Hは第4実施例の単電池410の電流密度とセ
ル電圧との関係を示す。図示するように、集電極440
の積層面にカーボン短繊維452を植毛した単電池41
0は、カーボン短繊維が植毛されていない従来例の単電
池に比して、その性能の著しい向上が認められる。
び従来例の単電池の電流密度とセル電圧との関係を例示
したグラフである。グラフ中、曲線Aは従来例の単電
池、曲線Hは第4実施例の単電池410の電流密度とセ
ル電圧との関係を示す。図示するように、集電極440
の積層面にカーボン短繊維452を植毛した単電池41
0は、カーボン短繊維が植毛されていない従来例の単電
池に比して、その性能の著しい向上が認められる。
【0054】以上説明した第4実施例の燃料電池の単電
池410によれば、リブ442の端面446にカーボン
短繊維452を植毛したことにより、接触部34に面圧
の低い部分を生じさせ、ガス流路444の酸化ガスまた
は燃料ガスを、端面446の縁部からこの面圧の低い部
分を介して接触部34の内部に拡散させることができ
る。また、リブ442の端面446にカーボン短繊維4
52を植毛したことにより、接触部34と端面446と
の接触部に微小な隙間を有する層を形成するので、この
層の隙間から酸化ガスまたは燃料ガスを接触部34の内
部に拡散させることができる。このように接触部34の
内部にまで酸化ガスまたは燃料ガスを拡散させるので、
電気化学反応に寄与するガス拡散電極30の利用率を高
くして、単電池410ひいては燃料電池の性能を向上さ
せることができる。
池410によれば、リブ442の端面446にカーボン
短繊維452を植毛したことにより、接触部34に面圧
の低い部分を生じさせ、ガス流路444の酸化ガスまた
は燃料ガスを、端面446の縁部からこの面圧の低い部
分を介して接触部34の内部に拡散させることができ
る。また、リブ442の端面446にカーボン短繊維4
52を植毛したことにより、接触部34と端面446と
の接触部に微小な隙間を有する層を形成するので、この
層の隙間から酸化ガスまたは燃料ガスを接触部34の内
部に拡散させることができる。このように接触部34の
内部にまで酸化ガスまたは燃料ガスを拡散させるので、
電気化学反応に寄与するガス拡散電極30の利用率を高
くして、単電池410ひいては燃料電池の性能を向上さ
せることができる。
【0055】また、第4実施例の燃料電池の単電池41
0によれば、リブ442の端面446のカーボン短繊維
452がガス拡散電極30を形成するカーボン繊維に絡
みつくので、接触抵抗を小さくすることができ、内部抵
抗の小さな燃料電池とすることができる。さらに、ガス
流路444を形成するリブ442の側面等にもカーボン
短繊維452を植毛したので、カーボン短繊維452が
ガス流路444の酸化ガスまたは燃料ガスの流れを乱
し、ガス拡散電極30への拡散性を向上させることがで
きる。
0によれば、リブ442の端面446のカーボン短繊維
452がガス拡散電極30を形成するカーボン繊維に絡
みつくので、接触抵抗を小さくすることができ、内部抵
抗の小さな燃料電池とすることができる。さらに、ガス
流路444を形成するリブ442の側面等にもカーボン
短繊維452を植毛したので、カーボン短繊維452が
ガス流路444の酸化ガスまたは燃料ガスの流れを乱
し、ガス拡散電極30への拡散性を向上させることがで
きる。
【0056】なお、第4実施例では、ガス流路444を
形成するリブ442の側面等にもカーボン短繊維452
を植毛したが、リブ442の端面446にのみ植毛する
構成も差し支えない。また、第4実施例では、カーボン
短繊維452を太さ5μm,長さ100μmとしたが、
この形状に限られるものではない。カーボン短繊維の形
状は、リブ442の幅および間隔、ガス拡散電極30の
柔軟性等により定まるのもである。
形成するリブ442の側面等にもカーボン短繊維452
を植毛したが、リブ442の端面446にのみ植毛する
構成も差し支えない。また、第4実施例では、カーボン
短繊維452を太さ5μm,長さ100μmとしたが、
この形状に限られるものではない。カーボン短繊維の形
状は、リブ442の幅および間隔、ガス拡散電極30の
柔軟性等により定まるのもである。
【0057】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1の燃料
電池によれば、電極と接触する集電極のリブ部の接触面
を非平坦形状としたことにより、流路の燃料を、この接
触面の縁部から所定寸法以上この接触面と接触する電極
の被接触部に拡散させることができる。この結果、電気
化学反応に寄与し得る電極の面積を増大させることがで
き、効率の良い燃料電池とすることができる。また、リ
ブ部の接触面を非平坦形状としたので、接触面が平坦形
状の燃料電池に比して接触面積を大きくすることがで
き、内部抵抗の小さな燃料電池とすることができる。
電池によれば、電極と接触する集電極のリブ部の接触面
を非平坦形状としたことにより、流路の燃料を、この接
触面の縁部から所定寸法以上この接触面と接触する電極
の被接触部に拡散させることができる。この結果、電気
化学反応に寄与し得る電極の面積を増大させることがで
き、効率の良い燃料電池とすることができる。また、リ
ブ部の接触面を非平坦形状としたので、接触面が平坦形
状の燃料電池に比して接触面積を大きくすることがで
き、内部抵抗の小さな燃料電池とすることができる。
【0059】本発明の第2の燃料電池によれば、電極と
接触するリブ部の接触面にリブ部を横断する複数の溝を
形成することにより、流路の燃料を、この接触面と接触
する電極の被接触部に拡散させることができる。この結
果、電気化学反応に寄与し得る電極の面積を増大させる
ことができ、効率の良い燃料電池とすることができる。
接触するリブ部の接触面にリブ部を横断する複数の溝を
形成することにより、流路の燃料を、この接触面と接触
する電極の被接触部に拡散させることができる。この結
果、電気化学反応に寄与し得る電極の面積を増大させる
ことができ、効率の良い燃料電池とすることができる。
【0060】本発明の第3の燃料電池によれば、電極と
接触するリブ部の接触面の縁部から所定寸法以内に溝を
形成したことにより、流路の燃料を、リブ部の接触面の
縁部から電極の被接触部の所定寸法以上の内側まで拡散
させることができる。この結果、電気化学反応に寄与し
得る電極の面積を増大させることができ、効率の良い燃
料電池とすることができる。
接触するリブ部の接触面の縁部から所定寸法以内に溝を
形成したことにより、流路の燃料を、リブ部の接触面の
縁部から電極の被接触部の所定寸法以上の内側まで拡散
させることができる。この結果、電気化学反応に寄与し
得る電極の面積を増大させることができ、効率の良い燃
料電池とすることができる。
【0061】本発明の第4の燃料電池によれば、電極と
接触するリブ部の接触面を突出形状としたことにより、
流路の燃料を、リブ部の接触面の縁部から電極の被接触
部の内部にまで拡散させることができる。この結果、電
気化学反応に寄与し得る電極の面積を増大させることが
でき、効率の良い燃料電池とすることができる。
接触するリブ部の接触面を突出形状としたことにより、
流路の燃料を、リブ部の接触面の縁部から電極の被接触
部の内部にまで拡散させることができる。この結果、電
気化学反応に寄与し得る電極の面積を増大させることが
でき、効率の良い燃料電池とすることができる。
【0062】本発明の第5の燃料電池によれば、電極と
接触するリブ部の接触面に導電性を有する繊維を植毛す
ることにより、流路の燃料を、リブ部の接触面と接触す
る被接触部の内部にまで拡散させることができる。この
結果、電気化学反応に寄与し得る電極の面積を増大させ
ることができ、効率の良い燃料電池とすることができ
る。また、電極がカーボンクロス等の繊維により形成さ
れている場合には、リブ部の接触面に植毛した導電性を
有する繊維が電極の繊維に絡みつくので、電極と集電極
との接触抵抗を小さくして、内部抵抗の小さな燃料電池
とすることができる。
接触するリブ部の接触面に導電性を有する繊維を植毛す
ることにより、流路の燃料を、リブ部の接触面と接触す
る被接触部の内部にまで拡散させることができる。この
結果、電気化学反応に寄与し得る電極の面積を増大させ
ることができ、効率の良い燃料電池とすることができ
る。また、電極がカーボンクロス等の繊維により形成さ
れている場合には、リブ部の接触面に植毛した導電性を
有する繊維が電極の繊維に絡みつくので、電極と集電極
との接触抵抗を小さくして、内部抵抗の小さな燃料電池
とすることができる。
【図1】本発明の好適な一実施例である燃料電池を構成
する単電池10の構成を例示する説明図である。
する単電池10の構成を例示する説明図である。
【図2】図1中の破線円の部分を拡大して示した拡大説
明図である。
明図である。
【図3】本実施例の単電池10および従来例の単電池に
おける電流密度とセル電圧との関係を例示したグラフで
ある。
おける電流密度とセル電圧との関係を例示したグラフで
ある。
【図4】第2実施例の単電池110の一部の拡大説明図
である。
である。
【図5】第2実施例の集電極140の積層面の一部を拡
大して示した拡大説明図である。
大して示した拡大説明図である。
【図6】第2実施例の単電池110および従来例におけ
る単電池の電流密度とセル電圧との関係を例示したグラ
フである。
る単電池の電流密度とセル電圧との関係を例示したグラ
フである。
【図7】第2実施例の単電池110の変形例の拡大説明
図である。
図である。
【図8】第2実施例の単電池110の変形例の集電極2
40の一部を拡大して示した拡大説明図である。
40の一部を拡大して示した拡大説明図である。
【図9】第3実施例の単電池310の一部を拡大して示
した拡大説明図である。
した拡大説明図である。
【図10】第3実施例の単電池310および従来例の単
電池における電流密度とセル電圧との関係を例示したグ
ラフである。
電池における電流密度とセル電圧との関係を例示したグ
ラフである。
【図11】第4実施例の単電池410の一部を拡大して
示した拡大説明図である。
示した拡大説明図である。
【図12】第4実施例の単電池410および従来例の単
電池における電流密度とセル電圧との関係を例示したグ
ラフである。
電池における電流密度とセル電圧との関係を例示したグ
ラフである。
10,110,210,310,410…単電池 20…電解質膜 30…ガス拡散電極 32…触媒層 34…接触部 40,140,240,340,440…集電極 42,142,242,342,442…リブ 44,144,244,344,444…ガス流路 46,146,246…端面 47…側面 48…面 148,248…細溝 346…端部 446…端面 450…接着剤 452…カーボン短繊維
Claims (5)
- 【請求項1】 電解質層と、該電解質層を挟持して発電
層を形成する電極と、該発電層を挟持し該電極とで燃料
の流路を形成するリブ部を有する集電極と、からなる燃
料電池において、 前記流路の燃料が前記電極と接触する前記リブ部の接触
面の縁部から所定寸法以上該接触面と接触する該電極の
被接触部に拡散するよう、該接触面を非平坦形状とした
ことを特徴とする燃料電池。 - 【請求項2】 電解質層と、該電解質層を挟持して発電
層を形成する電極と、該発電層を挟持し該電極とで燃料
の流路を形成するリブ部を有する集電極と、からなる燃
料電池において、 前記電極と接触する前記リブ部の接触面に、該リブ部を
横断する複数の溝を形成したことを特徴とする燃料電
池。 - 【請求項3】 電解質層と、該電解質層を挟持して発電
層を形成する電極と、該発電層を挟持し該電極とで燃料
の流路を形成するリブ部を有する集電極と、からなる燃
料電池において、 前記電極と接触する前記リブ部の接触面に、該接触面の
縁部から所定寸法以内に溝を形成したことを特徴とする
燃料電池。 - 【請求項4】 電解質層と、該電解質層を挟持して発電
層を形成する電極と、該発電層を挟持し該電極とで燃料
の流路を形成するリブ部を有する集電極と、からなる燃
料電池において、 前記電極と接触する前記リブ部の接触面を、突出形状に
形成したことを特徴とする燃料電池。 - 【請求項5】 電解質層と、該電解質層を挟持して発電
層を形成する電極と、該発電層を挟持し該電極とで燃料
の流路を形成するリブ部を有する集電極とからなる燃料
電池において、 前記電極と接触する前記リブ部の接触面に、導電性を有
する繊維を植毛したことを特徴とする燃料電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6259487A JPH0896820A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6259487A JPH0896820A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 燃料電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0896820A true JPH0896820A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=17334774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6259487A Pending JPH0896820A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 燃料電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0896820A (ja) |
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-
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