JPH089737Y2 - 空気電池組立て用キット - Google Patents
空気電池組立て用キットInfo
- Publication number
- JPH089737Y2 JPH089737Y2 JP4886190U JP4886190U JPH089737Y2 JP H089737 Y2 JPH089737 Y2 JP H089737Y2 JP 4886190 U JP4886190 U JP 4886190U JP 4886190 U JP4886190 U JP 4886190U JP H089737 Y2 JPH089737 Y2 JP H089737Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kit
- air battery
- positive electrode
- negative electrode
- assembling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y02E60/128—
Landscapes
- Instructional Devices (AREA)
- Hybrid Cells (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は空気電池に関し、特に電池の動作原理に学習
用教材として好適な空気電池組立て用キットに関するも
のである。
用教材として好適な空気電池組立て用キットに関するも
のである。
〔考案の背景〕 空気電池は、軽量かつ小型で比較的電力特性にもすぐ
れていることから、自動車バッテリー用の非常用電源、
模型飛行機などの動力源として近年注目されている。
れていることから、自動車バッテリー用の非常用電源、
模型飛行機などの動力源として近年注目されている。
従来の空気電池は、基本的には正極と負極と電解液と
で構成され、通常の形態においては、この電解質が空気
電池の外部に流出しないように電池を密閉状態に保持す
る必要がある。
で構成され、通常の形態においては、この電解質が空気
電池の外部に流出しないように電池を密閉状態に保持す
る必要がある。
しかしながら、このように電池の形態を密閉構造にし
た場合、電池構造を外部から観察することはできず、し
たがって、空気電池の動作原理を学習する上において
は、従来の空気電池は適切なものではない。
た場合、電池構造を外部から観察することはできず、し
たがって、空気電池の動作原理を学習する上において
は、従来の空気電池は適切なものではない。
本考案は、上述した点に鑑みてなされたものであり、
電池の形態を外部から観察可能な開放構造とし、空気電
池の動作原理ないし起電力の発生原理を学習するための
教材として好適な空気電池組立て用キットを提供するこ
とを目的としている。
電池の形態を外部から観察可能な開放構造とし、空気電
池の動作原理ないし起電力の発生原理を学習するための
教材として好適な空気電池組立て用キットを提供するこ
とを目的としている。
すなわち、本考案による空気電池組立て用キットは、
通気窓を有するほぼ全面開放型の電池ケースと、前記電
池ケース内に固定される一対の正極および負極と、前記
正極と負極との間に挟持されて電解液を吸収しかつ保持
し得る吸水性材料からなるセパレータとを組合わせてキ
ットにしたことを特徴とするものである。
通気窓を有するほぼ全面開放型の電池ケースと、前記電
池ケース内に固定される一対の正極および負極と、前記
正極と負極との間に挟持されて電解液を吸収しかつ保持
し得る吸水性材料からなるセパレータとを組合わせてキ
ットにしたことを特徴とするものである。
以下、添付図面に示す実施例を参照しながら本考案を
具体的に説明する。
具体的に説明する。
第1図は、本考案による空気電池組立て用キットの一
例を示す平面図であり。このキットの場合、キット用ケ
ース1内に、通気窓2を有しほぼ全面開放型の発泡スチ
ロール製の電池ケース3の一対と、正極4および負極5
と、これら正極と負極との間に挟持される電解液を吸収
しかつ保持し得る吸水性材料からなるセパレータ6が各
々収納されている。
例を示す平面図であり。このキットの場合、キット用ケ
ース1内に、通気窓2を有しほぼ全面開放型の発泡スチ
ロール製の電池ケース3の一対と、正極4および負極5
と、これら正極と負極との間に挟持される電解液を吸収
しかつ保持し得る吸水性材料からなるセパレータ6が各
々収納されている。
この場合の負極はアルミニウム板やマグネシウム板な
どの金属板からなる。一方、正極としては、たとえばニ
ッケルや銅などの金属で構成された330〜340メッシュの
金網(空気が素通りできるように網にしてある)の一方
の面に炭素材料を被着させたものによって形成されてい
る。このような正極は、たとえば上記の金属メッシュ板
の一方の面に、石油系黒鉛粉末を主成分とする材料を被
着することによって形成することができる。たとえば、
石油系黒鉛粉末に活性炭を添加し、これにポリテトラフ
ルオロエチレン分散液を加えて混合し、この混合物を上
記金属製メッシュの表面に薄く塗布し、これを加熱する
ことによって製造することができる。また、金属メッシ
ュの表面に上記炭素材料を多孔質の膜状に形成して正極
とする場合には、静電塗装法などの方法によってこれを
形成することができる。このような正極ならびに負極の
一端には、リード線を半田付けなどによって接合してお
くこともできる。
どの金属板からなる。一方、正極としては、たとえばニ
ッケルや銅などの金属で構成された330〜340メッシュの
金網(空気が素通りできるように網にしてある)の一方
の面に炭素材料を被着させたものによって形成されてい
る。このような正極は、たとえば上記の金属メッシュ板
の一方の面に、石油系黒鉛粉末を主成分とする材料を被
着することによって形成することができる。たとえば、
石油系黒鉛粉末に活性炭を添加し、これにポリテトラフ
ルオロエチレン分散液を加えて混合し、この混合物を上
記金属製メッシュの表面に薄く塗布し、これを加熱する
ことによって製造することができる。また、金属メッシ
ュの表面に上記炭素材料を多孔質の膜状に形成して正極
とする場合には、静電塗装法などの方法によってこれを
形成することができる。このような正極ならびに負極の
一端には、リード線を半田付けなどによって接合してお
くこともできる。
また、セパレータ6としては、撥水処理を行っていな
いグラスペーパー等の吸水性材料で構成され、正極4と
負極5とを電気的に絶縁するとともに、KCl液やNaCl液
からなる電解液を毛細管現象によって吸収し、電極を湿
らせて電極反応を可能とするものである。このような機
能を発現させるためには、グラスペーパーのほかにも、
たとえばガラス繊維、紙などの吸水性材料が用いられ得
る。
いグラスペーパー等の吸水性材料で構成され、正極4と
負極5とを電気的に絶縁するとともに、KCl液やNaCl液
からなる電解液を毛細管現象によって吸収し、電極を湿
らせて電極反応を可能とするものである。このような機
能を発現させるためには、グラスペーパーのほかにも、
たとえばガラス繊維、紙などの吸水性材料が用いられ得
る。
なお、本考案によるキットにおいては、第1図に示す
ように、塩化カリウムなどの電解液用原料物質を収納し
た容器7や、電気の発生を確認するための負荷装置とし
て、モーター8aとプロペラ8bの組合わせ、あるいは電球
9aとそのソケット9bが具備されていてもよい。さらに、
各部品を固定するための固定手段としてたとえば接着剤
10をキットの構成部材として具備していてもよい。
ように、塩化カリウムなどの電解液用原料物質を収納し
た容器7や、電気の発生を確認するための負荷装置とし
て、モーター8aとプロペラ8bの組合わせ、あるいは電球
9aとそのソケット9bが具備されていてもよい。さらに、
各部品を固定するための固定手段としてたとえば接着剤
10をキットの構成部材として具備していてもよい。
本考案のキットによって実際に空気電池を組立てる際
には、第2図に示すように、まずセパレータ6を二つ折
りにしてこの間に負極5を挟み込み、さらにこの外側に
正極4を二つ折りにして重ねる。この場合、正極4の炭
素材料が付着している側が内側になるようにする。この
ようにして単電池(空気電池の単位)が形成され、これ
をたとえば2個作製して、一対の電池ケース3内に挟み
込んで接着剤などでケース外周部を固定して、電池が完
成する。
には、第2図に示すように、まずセパレータ6を二つ折
りにしてこの間に負極5を挟み込み、さらにこの外側に
正極4を二つ折りにして重ねる。この場合、正極4の炭
素材料が付着している側が内側になるようにする。この
ようにして単電池(空気電池の単位)が形成され、これ
をたとえば2個作製して、一対の電池ケース3内に挟み
込んで接着剤などでケース外周部を固定して、電池が完
成する。
第3図はこのようにして組立てた空気電池20ならびに
その使用態様の概要を示す外観図である。本図に示すよ
うに、2個の単電池を接続してケース内に収めた空気電
池20の各電極からのリード線を、プロペラ8bを装着した
モーター8aに接続し、電解液7(塩化カリウム溶液)を
ケースに設けられた開口部から注入することによって起
電力が発生し、プロペラの回転によってこれを速やかに
確認することができる。
その使用態様の概要を示す外観図である。本図に示すよ
うに、2個の単電池を接続してケース内に収めた空気電
池20の各電極からのリード線を、プロペラ8bを装着した
モーター8aに接続し、電解液7(塩化カリウム溶液)を
ケースに設けられた開口部から注入することによって起
電力が発生し、プロペラの回転によってこれを速やかに
確認することができる。
このように、上記空気電池においては、セパレータ6
に電解液を供給する前においては起電力は生じず、電解
液の供給と同時に電気が発生する。このような空気電池
の電極としては、まず正極4では次の反応が起こる。
に電解液を供給する前においては起電力は生じず、電解
液の供給と同時に電気が発生する。このような空気電池
の電極としては、まず正極4では次の反応が起こる。
1/2O2+H2O+2e-→2OH- または、 O2+H2O+2e-→O2H-+OH- O2H-→OH-+1/2O2 一方、負極5側においてはMg合金を使用した場合、次
の反応が起こる。
の反応が起こる。
Mg+2OH-→MgO+H2O+2e- Mg+2H2O→Mg(OH)2+H2↑(副反応) 上記の反応は、一般の電池と同様であり、空気電池に
負荷を接続すると、負極5に発生した電子e-が負荷を経
由して正極4に到達し、その正極4において上記のよう
に電子e-が消滅する。このようにして、負荷を経由し
て、電流が正極から負極に流れる。
負荷を接続すると、負極5に発生した電子e-が負荷を経
由して正極4に到達し、その正極4において上記のよう
に電子e-が消滅する。このようにして、負荷を経由し
て、電流が正極から負極に流れる。
上記構成の空気電池においては、電解質溶液の濃度に
もよるが、約1ボルト前後の起電力を得ることができ
る。
もよるが、約1ボルト前後の起電力を得ることができ
る。
以上の通り、本考案によれば、従来密閉構造であった
空気電池をほぼ開放状態で組立てることができ、内部構
造を外部から観察可能な状態のままで空気電池の動作原
理ないし起電力の発生原理をわかりやすく学習すること
ができるという優れた作用効果を奏する。
空気電池をほぼ開放状態で組立てることができ、内部構
造を外部から観察可能な状態のままで空気電池の動作原
理ないし起電力の発生原理をわかりやすく学習すること
ができるという優れた作用効果を奏する。
第1図は本考案による空気電池組立て用キットの実施例
を示す平面図、第2図は電極部の組立て構造を示す斜視
図、第3図は組立てた空気電池ならびにその使用態様の
概要を示す外観図である。 3…電池ケース、4…正極、5…負極、6…セパレー
タ。
を示す平面図、第2図は電極部の組立て構造を示す斜視
図、第3図は組立てた空気電池ならびにその使用態様の
概要を示す外観図である。 3…電池ケース、4…正極、5…負極、6…セパレー
タ。
Claims (6)
- 【請求項1】通気窓を有するほぼ全面開放型の電池ケー
スと、 前記電池ケース内に固定される一対の正極および負極
と、 前記正極と負極との間に挟持されて電解液を吸収しかつ
保持し得る吸水性材料からなるセパレータ、 とを組合わせてキットにしたことを特徴とする、空気電
池組立て用キット。 - 【請求項2】前記キットが、さらに容器内に収容された
電解液用原料物質および/または電気の発生を確認する
ための負荷装置を具備してなる、請求項1に記載の空気
電池組立て用キット。 - 【請求項3】前記キットが、さらに各部品を固定するた
めの固定手段および/または電気的接続のための導電手
段を具備してなる、請求項1または2に記載の空気電池
組立て用キット。 - 【請求項4】前記正極が、金属製メッシュ板の一方の面
に炭素材料を被着させたものからなる、請求項1に記載
の空気電池組立て用キット。 - 【請求項5】前記負極が、金属板からなる、請求項1に
記載の空気電池組立て用キット。 - 【請求項6】前記正極と負極からなる電極対を複数個具
備する、請求項1に記載の空気電池組立て用キット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4886190U JPH089737Y2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 空気電池組立て用キット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4886190U JPH089737Y2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 空気電池組立て用キット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH049077U JPH049077U (ja) | 1992-01-27 |
| JPH089737Y2 true JPH089737Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=31566050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4886190U Expired - Lifetime JPH089737Y2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 空気電池組立て用キット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089737Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3620635B2 (ja) * | 1998-11-13 | 2005-02-16 | 理研計器株式会社 | 教育用酸素センサキット |
-
1990
- 1990-05-10 JP JP4886190U patent/JPH089737Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH049077U (ja) | 1992-01-27 |
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