JPH089775Y2 - 空気調和機における温度設定装置 - Google Patents
空気調和機における温度設定装置Info
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- JPH089775Y2 JPH089775Y2 JP1987009618U JP961887U JPH089775Y2 JP H089775 Y2 JPH089775 Y2 JP H089775Y2 JP 1987009618 U JP1987009618 U JP 1987009618U JP 961887 U JP961887 U JP 961887U JP H089775 Y2 JPH089775 Y2 JP H089775Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は空気調和機における温度設定装置に関し、
さらに詳細にいえば、空気温度を検出して、空気温度の
方が高いか否かを判別するための基準となる温度を設定
するための装置に関する。
さらに詳細にいえば、空気温度を検出して、空気温度の
方が高いか否かを判別するための基準となる温度を設定
するための装置に関する。
〈従来の技術〉 従来から空気調和機においては、空気調和動作を行な
うための基準値を手動操作により設定するとともに、雰
囲気条件を自動的に検出し、設定値と検出値とに基いて
空気調和機の動作を制御する基本的構成が採用されてい
る。
うための基準値を手動操作により設定するとともに、雰
囲気条件を自動的に検出し、設定値と検出値とに基いて
空気調和機の動作を制御する基本的構成が採用されてい
る。
特に、手動操作により設定される値のうち、温度設定
値については、比較的頻繁に、かつ比較的きめ細かく設
定されるのであるから、通常可変抵抗等により温度設定
値に対応するアナログ信号を生成し、このアナログ信号
をA/D変換器によりディジタルデータに変換して、制御
ユニットとしてのマイクロコンピュータ等に供給するよ
うにしている。
値については、比較的頻繁に、かつ比較的きめ細かく設
定されるのであるから、通常可変抵抗等により温度設定
値に対応するアナログ信号を生成し、このアナログ信号
をA/D変換器によりディジタルデータに変換して、制御
ユニットとしてのマイクロコンピュータ等に供給するよ
うにしている。
また、実際の空気調和動作を制御するための雰囲気温
度(通常は吸入空気の温度)については、吸入空気の流
路の所定位置にサーミスタを取付けておき、サーミスタ
により吸入空気温度に対応するアナログ信号を生成し、
このアナログ信号をA/D変換器によりディジタルデータ
に変換して、制御ユニットとしてのマイクロコンピュー
タ等に供給するようにしている(実開昭58−233号公報
参照)。
度(通常は吸入空気の温度)については、吸入空気の流
路の所定位置にサーミスタを取付けておき、サーミスタ
により吸入空気温度に対応するアナログ信号を生成し、
このアナログ信号をA/D変換器によりディジタルデータ
に変換して、制御ユニットとしてのマイクロコンピュー
タ等に供給するようにしている(実開昭58−233号公報
参照)。
したがって、両ディジタルデータに基いて、制御ユニ
ットにより空気調和動作を行なうべきか否かを判別し、
空気調和動作を行なうべきであることを示す判別結果に
基いてコンプレッサ、ファン等を駆動することにより空
気調和動作を行なわせることができる。
ットにより空気調和動作を行なうべきか否かを判別し、
空気調和動作を行なうべきであることを示す判別結果に
基いてコンプレッサ、ファン等を駆動することにより空
気調和動作を行なわせることができる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記の構成の空気調和機においては、制御ユニットに
おける制御を簡素化するために、設定温度に対するA/D
変換器の分解能と検出温度に対するA/D変換器の分解能
とを互に等しく設定しているのであるから、ノイズ等の
影響を受け易く、ノイズの影響を受けることにより、誤
った設定温度に基く空気調和動作を行なわせてしまうこ
とになるという問題がある。
おける制御を簡素化するために、設定温度に対するA/D
変換器の分解能と検出温度に対するA/D変換器の分解能
とを互に等しく設定しているのであるから、ノイズ等の
影響を受け易く、ノイズの影響を受けることにより、誤
った設定温度に基く空気調和動作を行なわせてしまうこ
とになるという問題がある。
さらに詳細に説明すると、温度設定のための可変抵抗
と、温度検出のためのサーミスタとは取付け場所が異な
るために、ノイズ等の影響が互に異なり、互に異なるノ
イズの影響を受けたアナログ信号がA/D変換器によりデ
ィジタルデータに変換されて制御ユニットに取込まれ
る。
と、温度検出のためのサーミスタとは取付け場所が異な
るために、ノイズ等の影響が互に異なり、互に異なるノ
イズの影響を受けたアナログ信号がA/D変換器によりデ
ィジタルデータに変換されて制御ユニットに取込まれ
る。
この結果、ノイズ等の影響を受けたデータに基いて必
要な判別が行なわれ、誤った設定温度、或は誤った検出
温度に基く制御が行なわれることになるのである。
要な判別が行なわれ、誤った設定温度、或は誤った検出
温度に基く制御が行なわれることになるのである。
特に、温度設定が、リモコンユニットに装着された可
変抵抗により行なわれる場合には、サーミスタに対する
信号伝送線路の長さが通常1.5m程度であるのに対して、
リモコンユニットと空気調和機本体(室内機と室外機と
から構成されている場合には室内機)との間における信
号伝送線路の長さが最高20mになるのであるから、上記
両信号伝送線路におけるノイズ等の影響も大幅に異な
り、設定温度信号の方に大きなノイズ等の影響が発生す
ることになる。
変抵抗により行なわれる場合には、サーミスタに対する
信号伝送線路の長さが通常1.5m程度であるのに対して、
リモコンユニットと空気調和機本体(室内機と室外機と
から構成されている場合には室内機)との間における信
号伝送線路の長さが最高20mになるのであるから、上記
両信号伝送線路におけるノイズ等の影響も大幅に異な
り、設定温度信号の方に大きなノイズ等の影響が発生す
ることになる。
そして、空気調和機における検出温度の範囲は、通常
−10℃〜40℃であるから、A/D変換器のビット数を8ビ
ットと仮定すれば、検出温度用のA/D変換器の分解能
は、1LSB当り、 {40−(−10)}/28≒0.2℃ となる。
−10℃〜40℃であるから、A/D変換器のビット数を8ビ
ットと仮定すれば、検出温度用のA/D変換器の分解能
は、1LSB当り、 {40−(−10)}/28≒0.2℃ となる。
また、設定温度用のA/D変換器の分解能も上記検出温
度用のA/D変換器の分解能と同一に設定されているので
あるから、手動操作により設定温度を1℃だけ変化させ
た場合におけるA/D変換値の変化量は 1/0.2=5LSB となる。
度用のA/D変換器の分解能と同一に設定されているので
あるから、手動操作により設定温度を1℃だけ変化させ
た場合におけるA/D変換値の変化量は 1/0.2=5LSB となる。
したがって、外部ノイズにより、温度設定のためのア
ナログ信号レベルが5LSBに相当するレベルだけ変化すれ
ば、設定温度が1℃だけ違うものとして制御ユニットに
取込まれ、或は、手動操作により設定された温度に対応
するアナログ信号のレベルによっては、5LSBより小さい
変化量であっても設定温度が1℃だけ違うものとして制
御ユニットに取込まれることになる。この結果、空気調
和動作が、1℃だけ違う設定温度に基いて制御されるこ
とになるという問題がある。
ナログ信号レベルが5LSBに相当するレベルだけ変化すれ
ば、設定温度が1℃だけ違うものとして制御ユニットに
取込まれ、或は、手動操作により設定された温度に対応
するアナログ信号のレベルによっては、5LSBより小さい
変化量であっても設定温度が1℃だけ違うものとして制
御ユニットに取込まれることになる。この結果、空気調
和動作が、1℃だけ違う設定温度に基いて制御されるこ
とになるという問題がある。
特に、外部ノイズ等の影響を受け易い環境に設置され
た空気調和機においては、制御基準温度の変動が1℃よ
りも大きくなることが考えられ、到底快適な空気調和を
行なわせることができなくなってしまうという問題があ
る。
た空気調和機においては、制御基準温度の変動が1℃よ
りも大きくなることが考えられ、到底快適な空気調和を
行なわせることができなくなってしまうという問題があ
る。
〈考案の目的〉 この考案は上記の問題点に鑑みてなされたものであ
り、温度設定用の手動操作部の配設位置に拘わらず、外
部ノイズ等の影響を受けにくくした温度設定装置を提供
することを目的としている。
り、温度設定用の手動操作部の配設位置に拘わらず、外
部ノイズ等の影響を受けにくくした温度設定装置を提供
することを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、この考案の温度設定装
置は、設定温度に対応するA/D変換の分解能を検出温度
に対応するA/D変換の分解能よりも高く設定したもので
ある。
置は、設定温度に対応するA/D変換の分解能を検出温度
に対応するA/D変換の分解能よりも高く設定したもので
ある。
但し、上記設定温度としては、リモコンユニットにお
いて手動操作により設定されるものであってもよい。
いて手動操作により設定されるものであってもよい。
〈作用〉 以上の構成の空気機調和機における温度設定装置であ
れば、手動操作により設定された温度をディジタルデー
タに変換するとともに、検出された空気温度をディジタ
ルデータに変換し、両ディジタルデータに基いて空気調
和動作を行なう空気調和機において、設定温度に対応す
るA/D変換の分解能を検出温度に対応するA/D変換の分解
能よりも高く設定しているのであるから、設定温度に対
応するアナログ信号が外部ノイズの影響を受けて変動し
た場合にも、変動したアナログ信号をディジタルデータ
に変換した状態において、同一の設定温度が設定された
と判別できる許容範囲を広くとることができる。
れば、手動操作により設定された温度をディジタルデー
タに変換するとともに、検出された空気温度をディジタ
ルデータに変換し、両ディジタルデータに基いて空気調
和動作を行なう空気調和機において、設定温度に対応す
るA/D変換の分解能を検出温度に対応するA/D変換の分解
能よりも高く設定しているのであるから、設定温度に対
応するアナログ信号が外部ノイズの影響を受けて変動し
た場合にも、変動したアナログ信号をディジタルデータ
に変換した状態において、同一の設定温度が設定された
と判別できる許容範囲を広くとることができる。
即ち、例えば、検出温度に対応するA/D変換のビット
数と設定温度に対応するA/D変換のビット数が等しい場
合に、検出温度の範囲を広くし、設定温度の範囲を狭く
することにより、後者の分解能を前者の分解能よりも高
くすることができる。そして、A/D変換器の入力電圧範
囲は予め定められているのであるから、同じビット数の
A/D変換器を採用すれば、A/D変換器の出力を1LSBだけ変
化させるために必要な入力電圧の変化量は同じである。
しかし、上述のように、分解能を変化させた場合には、
1LSB当りの温度変化量が異なるので、同じ温度(例え
ば、1℃)だけディジタルデータを変化させるために必
要なLSB数が変化する。換言すれば、同じ温度だけディ
ジタルデータを変化させるために必要な入力電圧の変化
量が異なる。ところが、外部ノイズはA/D変換の分解能
には無関係に発生するのであるから、所定温度だけディ
ジタルデータを変化させるために必要な入力電圧の変化
量が少ない場合と比較して、同じ温度だけディジタルデ
ータを変化させるために必要な入力電圧の変化量が大き
い場合の方が外部ノイズの影響の程度が小さくなる。
数と設定温度に対応するA/D変換のビット数が等しい場
合に、検出温度の範囲を広くし、設定温度の範囲を狭く
することにより、後者の分解能を前者の分解能よりも高
くすることができる。そして、A/D変換器の入力電圧範
囲は予め定められているのであるから、同じビット数の
A/D変換器を採用すれば、A/D変換器の出力を1LSBだけ変
化させるために必要な入力電圧の変化量は同じである。
しかし、上述のように、分解能を変化させた場合には、
1LSB当りの温度変化量が異なるので、同じ温度(例え
ば、1℃)だけディジタルデータを変化させるために必
要なLSB数が変化する。換言すれば、同じ温度だけディ
ジタルデータを変化させるために必要な入力電圧の変化
量が異なる。ところが、外部ノイズはA/D変換の分解能
には無関係に発生するのであるから、所定温度だけディ
ジタルデータを変化させるために必要な入力電圧の変化
量が少ない場合と比較して、同じ温度だけディジタルデ
ータを変化させるために必要な入力電圧の変化量が大き
い場合の方が外部ノイズの影響の程度が小さくなる。
したがって、設定温度に対応するA/D変換の分解能を
高く設定したことに起因して、ディジタルデータを単位
量(例えば、1℃)だけ変化させるために必要なアナロ
グ信号の変化量を大きくすることができ、必然的に外部
ノイズによる影響の程度を小さくできるので、上述のよ
うに、変動したアナログ信号をディジタルデータに変換
した状態において、同一の設定温度が設定されたと判別
できる許容範囲を広くとることができる。
高く設定したことに起因して、ディジタルデータを単位
量(例えば、1℃)だけ変化させるために必要なアナロ
グ信号の変化量を大きくすることができ、必然的に外部
ノイズによる影響の程度を小さくできるので、上述のよ
うに、変動したアナログ信号をディジタルデータに変換
した状態において、同一の設定温度が設定されたと判別
できる許容範囲を広くとることができる。
そして、設定温度がリモコンユニットにおいて手動操
作により設定されるものである場合には、外部ノイズの
影響を受け易くなるのであるが、A/D変換の分解能を高
く設定しているのであるから、設定温度に対応するアナ
ログ信号が外部ノイズの影響を受けてかなり変動した場
合にも、変動したアナログ信号をディジタルデータに変
換した状態において、同一の設定温度が設定されたと判
別できる許容範囲を広くとることができる。
作により設定されるものである場合には、外部ノイズの
影響を受け易くなるのであるが、A/D変換の分解能を高
く設定しているのであるから、設定温度に対応するアナ
ログ信号が外部ノイズの影響を受けてかなり変動した場
合にも、変動したアナログ信号をディジタルデータに変
換した状態において、同一の設定温度が設定されたと判
別できる許容範囲を広くとることができる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明す
る。
る。
第1図はこの考案の温度設定装置の一実施例を示す電
気回路図であり、固定抵抗(1)(2)と直列接続した
可変抵抗(3)の可変出力端子から取出されるアナログ
信号を信号伝送線路(4)を通して第1のA/D変換器
(5)に供給し、第1のA/D変換器(5)から出力され
るディジタルデータをマイクロコンピュータ等からなる
制御ユニット(6)に供給している。そして、互に直列
接続された固定抵抗(7)とサーミスタ(8)との接続
点から取出されるアナログ信号を信号伝送線路(9)を
通して第2のA/D変換器(10)に供給し、第2のA/D変換
器(10)から出力されるディジタルデータを上記制御ユ
ニット(6)に供給している。尚、(14)はコネクタで
ある。
気回路図であり、固定抵抗(1)(2)と直列接続した
可変抵抗(3)の可変出力端子から取出されるアナログ
信号を信号伝送線路(4)を通して第1のA/D変換器
(5)に供給し、第1のA/D変換器(5)から出力され
るディジタルデータをマイクロコンピュータ等からなる
制御ユニット(6)に供給している。そして、互に直列
接続された固定抵抗(7)とサーミスタ(8)との接続
点から取出されるアナログ信号を信号伝送線路(9)を
通して第2のA/D変換器(10)に供給し、第2のA/D変換
器(10)から出力されるディジタルデータを上記制御ユ
ニット(6)に供給している。尚、(14)はコネクタで
ある。
さらに詳細に説明すると、上記第2のA/D変換器(1
0)は、サーミスタ(8)により検出される吸入空気の
温度に対応するアナログ信号をディジタルデータに変換
するものであり、上記検出温度の範囲は、例えば−10℃
から40℃の範囲に設定されているのであるから、第2の
A/D変換器(10)から出力されるディジタルデータが1LS
Bだけ変化した場合に対応する検出温度の変化は、第2
のA/D変換器(10)のビット数を8に設定した場合に
は、0.2℃になる。
0)は、サーミスタ(8)により検出される吸入空気の
温度に対応するアナログ信号をディジタルデータに変換
するものであり、上記検出温度の範囲は、例えば−10℃
から40℃の範囲に設定されているのであるから、第2の
A/D変換器(10)から出力されるディジタルデータが1LS
Bだけ変化した場合に対応する検出温度の変化は、第2
のA/D変換器(10)のビット数を8に設定した場合に
は、0.2℃になる。
また、上記第1のA/D変換器(5)は、可変抵抗
(3)により設定される温度に対応するアナログ信号を
ディジタルデータに変換するものであり、上記設定温度
の範囲は、例えば17℃から33℃の範囲に限定されている
のであるから、第1のA/D変換器(5)から出力される
ディジタルデータが1LSBだけ変化した場合に対応する設
定温度の変化を、 (33−17)/28≒0.06℃ としている(但し、第1のA/D変換器(5)のビット数
を8に設定している)。
(3)により設定される温度に対応するアナログ信号を
ディジタルデータに変換するものであり、上記設定温度
の範囲は、例えば17℃から33℃の範囲に限定されている
のであるから、第1のA/D変換器(5)から出力される
ディジタルデータが1LSBだけ変化した場合に対応する設
定温度の変化を、 (33−17)/28≒0.06℃ としている(但し、第1のA/D変換器(5)のビット数
を8に設定している)。
また、上記両A/D変換器(5)(10)のA/D変換入力電
圧範囲が0〜5Vに設定されていると仮定すれば、ディジ
タルデータを1LSBだけ変化させるために必要なA/D変換
入力電圧の変化量は5/28≒19.5mVになる。そして、ディ
ジタルデータが1LSBだけ変化した場合に対応する設定温
度の変化、検出温度の変化がそれぞれ約0.06℃、0.2℃
となるので、1℃の変化に対応するディジタルデータの
変化量はそれぞれ約17LSB、5LSBになる。また、この場
合におけるA/D変換入力電圧の変化量はそれぞれ約325m
V、97.5mVになる。さらに、17℃に相当するA/D変換入力
電圧値は前者の場合に0V、後者の場合に2.0Vになり、33
℃に相当するA/D変換入力電圧値は前者の場合に5V、後
者の場合に4.3Vになる。また、A/D変換後のディジタル
データはそれぞれ0H、66H、FFH、DCHになる。
圧範囲が0〜5Vに設定されていると仮定すれば、ディジ
タルデータを1LSBだけ変化させるために必要なA/D変換
入力電圧の変化量は5/28≒19.5mVになる。そして、ディ
ジタルデータが1LSBだけ変化した場合に対応する設定温
度の変化、検出温度の変化がそれぞれ約0.06℃、0.2℃
となるので、1℃の変化に対応するディジタルデータの
変化量はそれぞれ約17LSB、5LSBになる。また、この場
合におけるA/D変換入力電圧の変化量はそれぞれ約325m
V、97.5mVになる。さらに、17℃に相当するA/D変換入力
電圧値は前者の場合に0V、後者の場合に2.0Vになり、33
℃に相当するA/D変換入力電圧値は前者の場合に5V、後
者の場合に4.3Vになる。また、A/D変換後のディジタル
データはそれぞれ0H、66H、FFH、DCHになる。
したがって、17〜33℃に相当するディジタルデータの
変化幅は前者が256LSB、後者が118LSB(=76H)にな
る。また、17℃に対応するディジタルデータ、アナログ
電圧範囲、17℃を検出し得る電圧幅は、それぞれ前者の
場合に00H〜16H、0V〜325mV、325mVになり、後者の場合
に66H〜70H、2000mV〜2097.5mV、97.5mVになる。
変化幅は前者が256LSB、後者が118LSB(=76H)にな
る。また、17℃に対応するディジタルデータ、アナログ
電圧範囲、17℃を検出し得る電圧幅は、それぞれ前者の
場合に00H〜16H、0V〜325mV、325mVになり、後者の場合
に66H〜70H、2000mV〜2097.5mV、97.5mVになる。
第2図は空気調和機の概略構成を示す図であり、可変
抵抗(3)を内蔵するリモコンユニット(11)と、吸込
空気の流路にサーミスタ(8)を設けた室内機(12)
と、室内機(12)に対して冷媒を供給する室外機(13)
とから構成されている。
抵抗(3)を内蔵するリモコンユニット(11)と、吸込
空気の流路にサーミスタ(8)を設けた室内機(12)
と、室内機(12)に対して冷媒を供給する室外機(13)
とから構成されている。
したがって、室内機(12)に内蔵されているA/D変換
器(10)の入力端子とサーミスタ(8)との距離は1.5m
程度であり、逆に、上記A/D変換器(5)の入力端子と
可変抵抗(3)との距離は上記距離よりも長く、最長で
あれば20m程度である。
器(10)の入力端子とサーミスタ(8)との距離は1.5m
程度であり、逆に、上記A/D変換器(5)の入力端子と
可変抵抗(3)との距離は上記距離よりも長く、最長で
あれば20m程度である。
したがって、サーミスタ(8)により検出された温度
に対応するアナログ信号が第2のA/D変換器(10)に伝
送されるまでの間に外部ノイズの影響を受ける割合は比
較的小さく、逆に、可変抵抗(3)により設定された温
度に対応するアナログ信号が第1のA/D変換器(5)の
入力端子に伝送されるまでの間に外部ノイズの影響を受
ける割合は比較的大きいことになる。
に対応するアナログ信号が第2のA/D変換器(10)に伝
送されるまでの間に外部ノイズの影響を受ける割合は比
較的小さく、逆に、可変抵抗(3)により設定された温
度に対応するアナログ信号が第1のA/D変換器(5)の
入力端子に伝送されるまでの間に外部ノイズの影響を受
ける割合は比較的大きいことになる。
上記の構成の温度設定装置の動作は次のとおりであ
る。
る。
先ず、リモコンユニット(11)に設けられた温度設定
用摘み(図示せず)を操作することにより、所望の設定
温度に対応するアナログ信号を生成し、比較的長い信号
伝送線路(4)を通して第1のA/D変換器(5)に供給
しているので、上記設定温度に対応するディジタルデー
タに変換して制御ユニット(6)に供給することができ
る。
用摘み(図示せず)を操作することにより、所望の設定
温度に対応するアナログ信号を生成し、比較的長い信号
伝送線路(4)を通して第1のA/D変換器(5)に供給
しているので、上記設定温度に対応するディジタルデー
タに変換して制御ユニット(6)に供給することができ
る。
また、室内機(12)に設けられたサーミスタ(8)に
より生成される、検出温度に対応するアナログ信号は、
比較的短い信号伝送線路(9)を通して第2のA/D変換
器(10)に供給されているので、上記検出温度に対応す
るディジタルデータに変換されて制御ユニット(6)に
供給される。
より生成される、検出温度に対応するアナログ信号は、
比較的短い信号伝送線路(9)を通して第2のA/D変換
器(10)に供給されているので、上記検出温度に対応す
るディジタルデータに変換されて制御ユニット(6)に
供給される。
したがって、制御ユニット(6)においては、上記両
ディジタルデータに基いて空気調和動作を行なうべき状
態であるか否かを判別し、空気調和動作を行なうべきで
あると判別された場合にのみ、コンプレッサ、ファン等
を駆動することにより空気調和動作を行なわせることが
できる。
ディジタルデータに基いて空気調和動作を行なうべき状
態であるか否かを判別し、空気調和動作を行なうべきで
あると判別された場合にのみ、コンプレッサ、ファン等
を駆動することにより空気調和動作を行なわせることが
できる。
また、上記各A/D変換器に供給されるアナログ信号
は、外部ノイズ等の影響を受けて信号レベルが変動した
状態となっているのが通常であるが、第2のA/D変換器
(10)に供給されるアナログ信号のレベル変動は比較的
少ないのであるから、1℃以上異なる温度として検出さ
れることはない。また、第1のA/D変換器(5)に供給
されるアナログ信号のレベル変動は比較的大きいのであ
るが、1LSB当りの設定温度が約0.06℃であるから、外部
ノイズ等の影響を受けてアナログ信号のレベルがかなり
大幅に変動しても、1℃以上異なる温度として検出され
ることはない。
は、外部ノイズ等の影響を受けて信号レベルが変動した
状態となっているのが通常であるが、第2のA/D変換器
(10)に供給されるアナログ信号のレベル変動は比較的
少ないのであるから、1℃以上異なる温度として検出さ
れることはない。また、第1のA/D変換器(5)に供給
されるアナログ信号のレベル変動は比較的大きいのであ
るが、1LSB当りの設定温度が約0.06℃であるから、外部
ノイズ等の影響を受けてアナログ信号のレベルがかなり
大幅に変動しても、1℃以上異なる温度として検出され
ることはない。
例えば、従来の空気調和機における設定温度用のA/D
変換器の分解能は検出温度用のA/D変換器の分解能と等
しく設定されているのであるから、設定温度が17℃に設
定されている場合には、上述のようにアナログ電圧範囲
が2000mV〜2097.5mVでなければならない。ここで、アナ
ログ電圧が2000mVに設定されていると仮定し、292.5mV
の外部ノイズが侵入したと仮定すれば、アナログ電圧が
2292.5mVになるので、外部ノイズがディジタルデータで
15LSBに相当し、設定温度に換算すると3℃になるの
で、設定温度が13℃であると誤検出してしまう。
変換器の分解能は検出温度用のA/D変換器の分解能と等
しく設定されているのであるから、設定温度が17℃に設
定されている場合には、上述のようにアナログ電圧範囲
が2000mV〜2097.5mVでなければならない。ここで、アナ
ログ電圧が2000mVに設定されていると仮定し、292.5mV
の外部ノイズが侵入したと仮定すれば、アナログ電圧が
2292.5mVになるので、外部ノイズがディジタルデータで
15LSBに相当し、設定温度に換算すると3℃になるの
で、設定温度が13℃であると誤検出してしまう。
これに対して、この考案において設定温度が17℃、外
部ノイズが292.5mVであり、アナログ電圧が0Vであると
仮定した場合には、外部ノイズの影響を受けてアナログ
電圧が292.5mVになるので、外部ノイズがディジタルデ
ータで15LSBに相当するが、1℃に相当するアナログ電
圧の変化幅よりも少ないのであるから、設定温度が1℃
以上異なる温度として検出されることはない。
部ノイズが292.5mVであり、アナログ電圧が0Vであると
仮定した場合には、外部ノイズの影響を受けてアナログ
電圧が292.5mVになるので、外部ノイズがディジタルデ
ータで15LSBに相当するが、1℃に相当するアナログ電
圧の変化幅よりも少ないのであるから、設定温度が1℃
以上異なる温度として検出されることはない。
この結果、制御ユニット(6)には、外部ノイズ等の
影響にも拘わらず、正確な設定温度、検出温度に対応す
るディジタルデータが供給され、正確な空気調和動作の
制御を行なうことができる。
影響にも拘わらず、正確な設定温度、検出温度に対応す
るディジタルデータが供給され、正確な空気調和動作の
制御を行なうことができる。
尚、この考案は上記の実施例に限定されるものではな
く、例えば可変抵抗(3)により温度設定を行なう代わ
りに、選択スイッチにより複数個の固定抵抗の何れかを
選択し、選択された固定抵抗の抵抗値に対応するアナロ
グ信号を設定温度信号として出力することが可能である
他、A/D変換器としてビット数が異なるものを使用する
ことが可能であり、さらに、リモコンユニットを有して
いない空気調和機に適用することが可能であり、その
他、この考案の要旨を変更しない範囲内において種々の
設計変更を施すことが可能である。
く、例えば可変抵抗(3)により温度設定を行なう代わ
りに、選択スイッチにより複数個の固定抵抗の何れかを
選択し、選択された固定抵抗の抵抗値に対応するアナロ
グ信号を設定温度信号として出力することが可能である
他、A/D変換器としてビット数が異なるものを使用する
ことが可能であり、さらに、リモコンユニットを有して
いない空気調和機に適用することが可能であり、その
他、この考案の要旨を変更しない範囲内において種々の
設計変更を施すことが可能である。
〈考案の効果〉 以上のようにこの考案は、外部ノイズ等の影響を受け
易い設定温度用のA/D変換器の分解能を高く設定してい
るのであるから、外部ノイズ等の影響に拘わらず、正確
な設定温度に基く空気調和動作を行なわせることができ
るという特有の実用的効果を奏する。
易い設定温度用のA/D変換器の分解能を高く設定してい
るのであるから、外部ノイズ等の影響に拘わらず、正確
な設定温度に基く空気調和動作を行なわせることができ
るという特有の実用的効果を奏する。
第1図はこの考案の温度設定装置の一実施例を示す電気
回路図、 第2図は空気調和機の概略構成を示す図。 (3)…可変抵抗、(4)(9)…信号伝送線路、
(5)…第1のA/D変換器、(8)…サーミスタ、(1
0)…第2のA/D変換器
回路図、 第2図は空気調和機の概略構成を示す図。 (3)…可変抵抗、(4)(9)…信号伝送線路、
(5)…第1のA/D変換器、(8)…サーミスタ、(1
0)…第2のA/D変換器
Claims (2)
- 【請求項1】手動操作により設定された温度をディジタ
ルデータに変換するとともに、検出された空気温度をデ
ィジタルデータに変換し、両ディジタルデータに基いて
空気調和動作を行なう空気調和機において、設定温度に
対応するA/D変換の分解能を検出温度に対応するA/D変換
の分解能よりも高く設定したことを特徴とする空気調和
機における温度設定装置。 - 【請求項2】設定温度がリモコンユニットにおいて手動
操作により設定されるものである上記実用新案登録請求
の範囲第1項記載の空気機調和機における温度設定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987009618U JPH089775Y2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 空気調和機における温度設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987009618U JPH089775Y2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 空気調和機における温度設定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63118617U JPS63118617U (ja) | 1988-08-01 |
| JPH089775Y2 true JPH089775Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=30795101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987009618U Expired - Lifetime JPH089775Y2 (ja) | 1987-01-26 | 1987-01-26 | 空気調和機における温度設定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089775Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5713525A (en) * | 1980-06-25 | 1982-01-23 | Hitachi Heating Appliance Co Ltd | Temperature controller |
| JPS57186826A (en) * | 1981-05-13 | 1982-11-17 | Ohkura Electric Co Ltd | Analog-to-digital converter |
| JPS58187801U (ja) * | 1982-06-07 | 1983-12-13 | オムロン株式会社 | 温度調節器 |
| JPS61199102A (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-03 | Fujitsu General Ltd | 温度制御回路 |
-
1987
- 1987-01-26 JP JP1987009618U patent/JPH089775Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63118617U (ja) | 1988-08-01 |
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