JPH0897823A - データ転送システム及びデータ転送方法 - Google Patents

データ転送システム及びデータ転送方法

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JPH0897823A
JPH0897823A JP22957694A JP22957694A JPH0897823A JP H0897823 A JPH0897823 A JP H0897823A JP 22957694 A JP22957694 A JP 22957694A JP 22957694 A JP22957694 A JP 22957694A JP H0897823 A JPH0897823 A JP H0897823A
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暢也 荒川
Kazutaka Hanaki
一隆 花木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザ側で新規加入に対する許可、脱退を可
能とすると共にユーザ側でセキュリティ管理を可能とす
る。 【構成】 先ずステップS1において、端末NはGA1
のGAスーパバイザである端末1に対し新規加入要求を
出す。次にステップS2において新規加入要求を受けた
端末1は、端末NをGA1のメンバとして受け入れるか
否かを審査し、それを許可した場合はGAAに対して端
末NをGA1のメンバに加えるように要求する。次にス
テップS3においてGAAは端末1の要求に従って、ア
ップデートを行い、アップデートの終了を端末1に知ら
せる。次にステップS4において、端末1は端末NがG
A1に加わったことをGA1に対するマルチキャストを
利用して全てのGAメンバに通知する(S5)。これに
よって、端末Nは自己がGA1に加入できたことを知る
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータ転送システム及
びデータ転送方法に関し、ATM(Asynchron
ous Transfer Mode:非同期転送モー
ド)通信方式によるコネクションレス型の通信に適用し
得るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、B−ISDNの実現のためにAT
M通信の技術開発が行われている。例えば、コネクショ
ンレス(CL)方式によるATM通信方式の技術開発が
盛んに行われている。
【0003】(ア)例えば、コネクションレス通信の同
報通信方法では、同報グループの各加入者に対してマル
チキャスト転送方式として、ITU−T勧告I.364
では次のような方式が提案されている。
【0004】(1)集中制御形転送方式……ネットワー
ク内に置かれたグループアドレス解決機能(GAA)に
よって集中的にマルチキャストの転送を行う方式であ
る。
【0005】このGAAは、処理すべきグループアドレ
スGAとそのGAに含まれる全ての端末の個別アドレス
との対応テーブルを待ち、そのテーブルを使ってグルー
プアドレスGAを個別アドレスに変換し各端末に対しプ
ロトコルデータユニットPDUの分配/転送を行う機能
を有するものである。
【0006】(2)NGAAによる集中制御形転送方式
……GAAと入れ子GA解決機能(NGAA)によって
段階的にマルチキャストの転送を行う方式である。
【0007】(3)分散制御形転送方式……各ネットワ
ークに置かれたGAAによって、マルチキャストの転送
を分担して行う方式である。
【0008】これらの転送方式の内、制御メカニズムの
具体性及びマネージメントの容易性を優先的に考慮した
上で、処理負荷や遅延などの面で問題はあるが、上述の
(1)の集中制御形転送方式が最も実現性が高いと思わ
れる。
【0009】そこで、集中制御形転送方式によるマルチ
キャスト転送メカニズムを図2のネットワークモデルを
参照しながら説明する。端末1〜4がグループアドレス
GA1のメンバとする。
【0010】先ず、GA1にエントリされている端末1
がグループアドレスを持つPDU(GA−PDU)を発
送する。次にGA−PDUは、一旦GAAに転送され
る。次にGAAはGA1にエントリされている全ての端
末2、3、4に対し、GA−PDUを転送する。このと
きに、発送元である端末1に対しては転送しない。尚、
GAにエントリされていない加入者からのGA−PDU
については、GAAのスクリーニング機能によって廃棄
するものであった。
【0011】(イ)また、次にはコネクションレス通信
のネットワークの例を図3に示す。ネットワークは複数
のATM交換機能とコネクションレスサービス機能(C
LSF)で構成されている。このATM交換機能は、端
末−CLSF間又はCLSF−CLSF間のPVCコネ
クションを提供するものである。また、ATM交換機能
は複数の端末を収容し、更にATM交換機間はPVC
(PermanentVertual Channe
l)でメッシュで構成される。CLSFはCLNAP−
PDU又はCLNIP−PDUの転送を提供する。
【0012】また、CLSFはプロトコル変換機能(P
CF)を持ち、PDUの宛先アドレスを基にしたVPI
/VCIの選択を行っている。コネクション網のルーテ
ィング方法を述べると、CLSFと端末間はCLNAP
−PDUの宛先アドレスでルーティングされる。CLS
F−CLSF間はCLNIP−PDUの宛先アドレスで
ルーティングされる。宛先アドレスは一つのCLSFは
一つの局番号を持ち、加入者アドレスには局番号が必ず
含まれている。
【0013】CLSFは、ルーティングテーブルによっ
て、(1)自CLSF内に収容されている加入者アドレ
スとその加入者の方路を示すVCの対応関係、(2)自
CLSFと接続されているCLSFの局番号とCLSF
の方路を示すVCの対応関係を持ち、ルーティングテー
ブルの情報を基にCLNAP−PDU又はCLNIP−
PDUのルーティングを行うものである。
【0014】そこで、図7のテーブル内容を使って詳し
く説明する。先ず同じ局内の端末へのルーティングの例
として、端末Aから端末Bへの通信を説明する。
【0015】(1)先ず端末Aは、端末Bのアドレス
(22−0002)を宛先アドレスとするCLNAP−
PDUをセル化したのち、ATM交換機能に通信チャネ
ル(VC#2)で送る。
【0016】(2)次に、ATM交換機能は、セルをC
LSFに送り、CLSFはルーティングテーブルによっ
て宛先アドレスに対するVC番号(VC#3)を取り出
し、セルのVC番号(VC#2)を付け換える。
【0017】(3)次に、ATM交換機能は、その付け
換えられたVC番号に従って端末Bに送る。
【0018】次に別の局の端末間のルーティングの例と
して、端末Aから端末Cへの通信を説明する。
【0019】(4)端末Aは端末Cのアドレス(55−
0001)を宛先アドレスとするCLNAP−PDUを
セル化したのち、ATM交換機能に通信チャネル(VC
#2)で送る。
【0020】(5)端末Aと接続されたATM交換機能
は、セルをCLSF#0に送る。CLSFはルーティン
グテーブルによって宛先アドレスが登録されていないの
でそのアドレスの局番号(55)に対するVC番号(V
C#1)を取り出し、セルのVC番号(VC#2)を付
け換える。
【0021】(6)ATM交換機能は、その付け換えら
れたVC番号によってセルを局番55のCLSF#1が
接続されたATM交換機能まで送る。
【0022】(7)CLSF#1と接続されたATM交
換機能は、データセルをCLSF#1に送る。CLSF
#1はルーティングテーブルによって宛先アドレスに対
するVC番号(VC#4)を取り出し、セルのVC番号
(VC#1)を付け換える。
【0023】(8)端末Cと接続されたATM交換機能
は、その付け換えられたVC番号によって端末Cに送
る。
【0024】この端末が何等かの原因で移動しなければ
ならないことが発生するということは十分に考えられ
る。また、移動先で直ぐにでも通信したいという要求が
存在することも考えられる。移動先でも直ぐに通信が行
えることをポータビリティ機能と呼ぶ。
【0025】通常の電話のルーティングアルゴリズムを
考えると、移動先が同じ局内である場合には電話番号は
同じ番号を使用できる。しかしながら、移動先で局が違
う場合には局番号がついた新しい電話番号が与えられる
ため、番号が別になってしまう。そのため移動先で番号
が別になった場合には相手に変更になった番号を教えな
ければ通信することができなくなる。
【0026】将来、ペンパソコンのようなものが端末と
なることが予想され、仕事先などで直ぐにコネクション
レス(CL)網につなぎたいということが発生すりと考
えられる。この場合、通常の電話のそうなルーティング
メカニズムでは番号を変更したことを通知する処理量は
膨大であるため、現実的ではない。
【0027】更に、局外に移動するごとに番号が変更に
なることを考えると、番号のリソースが無くなる可能性
があり望ましくない。なぜならば、一度使用した番号
は、間違い電話などを防ぐということで一定期間は、使
用しないのが一般的であるからである。このことを考え
ると、番号は移動先でも同じ番号で通信できるようにし
なければならない。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】
(あ)上述の(ア)で述べた同報通信機能は、閉域通信
機能(閉域グループ(情報の共有を目的とする特定され
た加入者の集合)に提供する通信機能)の1つである。
ところが従来、閉域通信即ち、マルチキャストの運用
と、そのセキュリティ管理は網管理者が行うことになっ
ている。
【0029】従って、閉域グループの拡張又は縮小をユ
ーザ側で容易にすると共に、閉域グループ内の情報の乱
用を阻止するために必要な閉域グループメンバの管理を
行うことができないという問題があった。
【0030】以上のようなことから、『ユーザ側で新規
加入に対する許可、脱退を可能とすると共にユーザ側で
セキュリティ管理を可能とするデータ転送システム』の
提供が要請されている。
【0031】(い)上述の(イ)で述べたネットワーク
において、ポータビリティ機能を考えると、自内CLS
F内での移動においては、物理的チャネルの移動に伴
い、論理チャネルを移動すればルーティングは可能であ
る。しかしながら、CLSFをまたがる移動について
は、加入者の番号が移動しても同じ場合には、ルーティ
ングが問題になる。
【0032】この問題となる例を説明する。図4の端末
BがCLSF#0からCLSF#1に移動したときに、
CLSF#0のルーティングテーブルから削除し、CL
SF#1のルーティングテーブルに登録する。それを示
したものが図5である。
【0033】この図5を用いて説明すると、端末Aから
通信した場合には、ルーティングテーブルに端末の番号
(22−0002)がないために、送ったデータはCL
SF#0内で廃棄される。また、端末Cから通信した場
合には、局番号(22−XXXX)によって、CLSF
#0に流れるデータか、端末Bの加入者番号(22−0
002)によって加入者側のデータかを判断することが
できない。
【0034】このように、ルーティングテーブルに矛盾
が発生することがポータビリティ機能を阻害する要因に
なる。これを解決するルーティングアルゴリズムが必要
となっていた。
【0035】以上のようなことから、『端末番号は端末
固定にして、端末移動先でも同じ番号で通信をすること
が可能なデータ転送方法』の提供が要請されている。
【0036】
【課題を解決するための手段】
(1)そこで、この発明は着信端末グループ識別番号を
設定したデータをルーティング情報に基づき発側端末か
ら着側端末までデータ転送するデータ転送システムであ
って、着信端末グループの中で加入要求又は脱退要求を
判断するスーパバイザ機能部をシステム内の端末側に備
える。
【0037】このスーパバイザ機能部は、端末から着信
端末グループへの加入要求又は脱退の要求を受けると、
これらの要求を判断しルーティング情報の変更制御を行
うことで、上述の(あ)の課題を解決するものである。
【0038】(2)また、上述の(い)の課題を解決す
る発明として、この発明は、コネクションレス型の回線
接続を行うためのコネクションレス機能部を備え、発信
端末識別番号、着信端末識別番号などを設定したデータ
をルーティング情報に基づき発側端末から着側端末まで
データ転送し、システムに接続される端末がシステム上
の接続箇所を変更して移動し得るシステムのデータ転送
方法である。
【0039】更に、この発明は、端末移動前のコネクシ
ョンレス機能部のルーティングテーブルに、移動した端
末の番号と移動先のコネクションレス機能部のチャネル
を登録し、移動先のコネクションレス機能部でも、ルー
ティングテーブルに移動端末の番号とデータ配送のため
のチャネルを追加する。
【0040】端末側の配送チャネルとコネクションレス
機能部側の配送チャネルの両方が登録されている場合
は、端末側の配送チャネルを優先して使用する制御を行
う。移動した端末に対する受信データは移動前のコネク
ションレス機能部を経由して、移動先のコネクションレ
ス機能部に配送し、移動先のコネクションレス機能部で
は、端末側にデータを送り出すものである。
【0041】
【作用】上述の(1)の発明のデータ転送システムによ
れば、端末側にスーパバイザ機能部を備えることで、閉
域グループへの加入や脱退が容易に行え、端末に対して
柔軟な閉域通信の運用を提供できる。また、網側に対す
る処理負担を軽減することができる。
【0042】従って、端末側で新規加入に対する許可、
脱退を可能にすると共に、端末側でデータに対するセキ
ュリティ管理を行うことができると考えられる。
【0043】また、上述の(2)の発明のデータ転送方
法によれば、端末がシステム内のいずれの接続箇所に移
動して接続されても、端末間のデータ転送を行うことが
できる。また、局内の端末のルーティング情報の更新や
追加なども移動前のコネクションレス機能部と、移動先
のコネクションレス機能部とを変更するだけで簡単に行
うことができる。
【0044】
【実施例】次にこの発明の好適な実施例を図面を用いて
説明する。 『第1実施例』: 第1実施例は第1の発明に係る実
施例である。そこで、この実施例では、発側端末から送
出された着信側グループ識別番号をヘッダ部に持つパケ
ットを、装置内のルーティング情報に基づき着側端末ま
でコピーし、ルーティングするデータ転送システムにお
いて、着信者グループの中で新規加入及び脱退要求を審
査するスーパバイザを一つ或いは複数構成し、このスー
パバイザからの登録要求及び削減要求に基づきルーティ
ング情報を変更する機能を構成して同報通信を実現す
る。
【0045】図1は第1実施例のネットワークシステム
モデルの説明図である。この図1において、システムは
端末1〜Nと、グループアドレス解決機能部GAAと、
ネットワーク11〜13とから構成されている。この図
1ではネットワークモデルにおいて、端末Nがグループ
アドレスGA1のメンバに新しく加入するGAメンバ更
新アルゴリズムの動作を説明する。
【0046】更に、図2は図1の動作を説明するための
シーケンス図である。この図2も参照しながら説明す
る。
【0047】先ずステップS1において、端末NはGA
1のGAスーパバイザである端末1に対し新規加入要求
を出す。次にステップS2において新規加入要求を受け
た端末1は、端末NをGA1のメンバとして受け入れる
か否かを審査し、それを許可した場合はGAAに対して
端末NをGA1のメンバに加えるように要求する。
【0048】次にステップS3においてGAAは端末1
の要求に従って、アップデートを行い、アップデートの
終了を端末1に知らせる。次にステップS4において、
端末1は端末NがGA1に加わったことをGA1に対す
るマルチキャストを利用して全てのGAメンバに通知す
る(ステップS5)。これによって、端末Nは自己がG
A1に加入できたことを知るのである。
【0049】尚、GAメンバからの脱退もこのアルゴリ
ズムによって行われるが、GAスーパバイザは脱退手続
きが完了したことを脱退した端末に対して通知する必要
がある。
【0050】(第1実施例の効果): 以上の第1実
施例によれば、閉域グループへの加入/脱退が容易に行
え、ユーザに対してより柔軟な閉域通信の運用を提供で
きる。また、GAスーパバイザによる許可方式では、そ
の閉域グループの使用目的に応じた許可レベルをユーザ
が任意に設定できるため、閉域通信利用の自由度は高い
と考えられる。
【0051】また、網側においても、このアルゴリズム
の適用は複雑な制御メカニズムを必要としないため処理
負荷のオーバヘッドを抑えられるというメリットがあ
る。
【0052】『第2実施例』:この第2実施例は、第2
の発明に係る実施例である。この第2実施例では、移動
前のCLSFのルーティングテーブルに移動した端末の
番号と移動先のCLSF宛のチャネルを登録し、移動先
のCLSFでもルーティングテーブルに加入者の番号と
その配送するためのチャネルを追加し、逆戻りを避ける
ために加入者側とCLSF側、両方に配送チャネルが登
録されている場合、加入者側を優先する制御を持たせ
る。
【0053】更に、移動した端末に対する受信データは
移動前のCLSFを経由して、移動先のCLSFに配送
した移動先のCLSFでは、加入者側にデータを送り出
すようにデータ転送装置を構成する。
【0054】そこで、データ転送装置のポータブルルー
ティングアルゴリズムによって移動するときの切断/接
続手順を説明する。ここでは図3のネットークをモデル
とし、端末Bを図5のように移動する場合を先ず説明す
る。
【0055】(1)『端末を切断する場合』について、
切断手順を考えると図8のようなシーケンスとなる。先
ずS10(移動による切断要求)において、端末Aから
移動による切断要求をCLSF#0に発行する。次にS
11(ルーティングテーブル登録削除)においてCLS
F#0は、移動による切断要求に対して、移動端末の宛
先アドレスのルーティングテーブルの部分を削除する。
次にS12(切断完了)において、CLSF#0は、移
動端末に対して切断完了を出す。これを受け取った端末
は移動可能となる。このような処理によって、切断は可
能となる。
【0056】この切断後、移動中に端末Bに対して、例
えば、端末Aがアクセスに来たとする。データはCLS
F#0内で廃棄される(ステップS13)。端末Aは端
末Bが接続されていないことを知らないで何回もアクセ
スにくると考えられる。このことは、コネクションレス
(CL)網上で、トラヒックが増加し、リソースを無駄
にしてしまうことになる。
【0057】従って、このことを解決したネットワーク
モデルとして図7を示している。この図7において、ネ
ットワークはATM交換機能部21〜22と、CLFS
#0〜#1と、サーバ20と、端末A〜Dとから構成さ
れている。この図7において、移動情報を持ったサーバ
20を有する構成とする。そこで、サーバ20は移動中
の端末宛のプロトコルデータユニットPDUを受信し、
そのPDUの発信元に対して移動情報を送る機能を持つ
ものである。
【0058】つまり、切断された端末宛にパケットが送
られた場合に、発側端末に端末が不在であることを通知
するパケット又はセルを送出するものである。
【0059】そこで、図9のシーケンス図を用いて説明
する。先ずステップS20(移動による切断要求)にお
いて端末Bから移動による切断要求をCLSF#0に発
行する。次にS21(ルーティングテーブルにサーバの
チャネル登録)においてCLSF#0は移動による切断
要求に対して移動端末Aの宛先アドレスに当たるルーテ
ィングテーブルにサーバのチャネルを登録するものであ
る。
【0060】次にS22(切断完了)においてCLSF
#0は移動端末Aに対して切断完了を出す。それを受け
取った端末は移動可能となる。このようにして、移動中
に他の端末からアクセスに来た場合に、データはサーバ
に送られ(S24)、その発信端末に対して移動情報を
送る(S25)。この移動情報としては、移動完了日時
などである。
【0061】(2)次に移動した端末の接続において、
接続手順は、図11のシーケンス及び図10のネットワ
ーク構成図を用いて説明する。ここで、移動した端末A
は移動先のCLSFに接続される場合には、コネクショ
ンレス(CL)通信用チャネルは張られていないものと
する。そして、固定的に割り当てられた制御用チャネル
を使い、コネクションレス(CL)通信用チャネルを取
得するものとする。以下、順を追って説明する。
【0062】先ずS30において端末Aが収容されるC
LSF#1に対して、接続要求を出す。次にS31にお
いてCLSF#1は接続要求によって、移動して来た端
末と知る。この端末の局番号によって、この局番号のC
LSF(#0)に移動接続確認を発行する。次にS32
において、CLSF#0は受け取った移動接続確認によ
って、その端末の番号が登録されていれば、ルーティン
グテーブルのチャネル番号を収容されているCLSFの
チャネル番号に書き換える準備を行う(書き換えてしま
うと、まだ端末は接続されていないので廃棄されてしま
う)。
【0063】次にS33(許可)において、CLSF#
0は、CLSF#1に許可を発行する。次にS34(ル
ーティング書換指示)において、CLSF#0に書換指
示を発行し(S34)、端末Aに対しては接続完了(通
信チャネルを与える)を発行する(S35)。この発行
はデータの廃棄がないように、できるだけ同時に行える
ようにすることが好ましい。
【0064】尚、CLSFに新たに追加されなければな
らない機能は、ルーティングの優先制御機能である。こ
の優先制御機能は、ルーティングテーブル内に同じ局番
号があった場合に、端末の番号全てが一致するものがあ
れば、そのチャネル番号を優先的に選択する機能であ
る。
【0065】つまり、ルーティング情報検索時に、着信
端末識別番号の全部から検索する手順と、着信端末識別
番号の局番号から検索する手順の両方を実行し、両方か
ら検索できた場合、前者を検索結果として出力するもの
である。
【0066】以上の処理で接続でき通信は可能となる。
実際に通信するためにルーティングがどのように行われ
るかを説明する。先ず現在、端末Bが収容されている局
内の端末Cと端末Bのルーティングを図10を使って説
明する。
【0067】先ず端末Cは端末Bのアドレス(22−0
002)を宛先アドレスとするCLNAP−PDUをセ
ル化した後、ATM交換機能部22に通信チャネル(V
C#4)で送る。次にATM交換機能部22は、セルを
CLSF#1に送り、CLSF#1はルーティングテー
ブルから宛先アドレスに対するVC番号を取り出す。局
番号と宛先アドレスの両方が登録されているので宛先ア
ドレスを優先する優先制御機能によってVC番号(VC
#6)を取り出す。セルのVC番号をそのVC番号(V
C#6)に付け換える。
【0068】次にATM交換機能部22は、そのセルを
付け換えられたVC番号によって端末Bに送る。以上の
ようにしてルーティングを行うものである。
【0069】また、端末Bと違う局内に収容されている
端末とのルーティングを説明すると、端末B宛のデータ
は移動前のCLSF(#0)まで必ず送られる。送られ
たセルは宛先アドレスによって移動前のCLSFのルー
ティングテーブルによって現在収容されているCLSF
(#1)に送られる。その後は、上述のルーティング方
法と同様である。
【0070】移動ごとに必ず移動前に収容されていたC
LSFを経由する。しかし、移動を何回も繰り返すとC
LSFの経由する数が多くなり、遅延が増大するという
問題がある。これを解決するために最初に登録されたC
LSFに対して、2回目の移動以降は切断時にルーティ
ングテーブルに移動する端末の番号と同じ局番号の中継
アドレスが登録されたものがあれば、その局番号のCL
SFにルーティングテーブルの移動する端末の番号に当
たる部分のチャネルを移動情報を管理しているサーバに
変更する。
【0071】切断しようとしているCLSFは、登録さ
れているルーティングテーブルを末梢する。これによっ
て、CLSF通過数は、最短のものより1つだけ多く経
由することになる。これによって問題は起きないと考え
られる。
【0072】(第2実施例の効果): 以上の第2実
施例によれば、上述のルーティングメカニズムを使用す
ることによって、端末番号は端末固定にして、端末移動
先でも同じ番号で通信をすることが可能で、端末がどこ
へ移動したとしても通信を行うことが可能である。ま
た、ポータビリティ機能を実現するための局内の端末の
ルーティング情報の更新/追加なども移動前のCLSF
と移動先のCLSFを変更するという、極僅かな処理に
よって実現できる。データの送信遅延も問題ないくらい
小さいと考えられる。ルーティングの高速性も維持され
ると考えられる。
【0073】(他の実施例): (1)尚、以上の第
1実施例において、スーパバイザ端末は、複数システム
内に備えられることも好ましい。
【0074】(2)また、第2実施例において、ATM
交換機能部、コネクションレスサービス機能部CLSF
はそれぞれ3以上備えられるシステムであっても適用す
ることができる。
【0075】(3)更に、第2実施例のサーバ20は、
端末で実現する構成でも実現することができる。
【0076】(4)更にまた、上述のデータ転送は、可
変長パケットの転送や、固定長パケットの転送にも適用
することができると考えられる。
【0077】
【発明の効果】以上述べた様に第1の発明のデータ転送
システムは、着信端末グループの中で加入要求又は脱退
要求を判断するスーパバイザ機能部をシステム内の端末
側に備え、スーパバイザ機能部は、端末から着信端末グ
ループへの加入要求又は脱退の要求を受けると、これら
の要求を判断しルーティング情報の変更制御を行うこと
で、ユーザ側で新規加入に対する許可、脱退を可能とす
ると共にユーザ側でセキュリティ管理を可能とすること
ができると考えられる。
【0078】また、第2の発明のデータ転送方法は、端
末移動前のコネクションレス機能部のルーティングテー
ブルに、移動した端末の番号と移動先のコネクションレ
ス機能部のチャネルを登録し、移動先のコネクションレ
ス機能部でも、ルーティングテーブルに移動端末の番号
とデータ配送のためのチャネルを追加し、端末側の配送
チャネルとコネクションレス機能部側の配送チャネルの
両方が登録されている場合は、加入者側の配送チャネル
を優先して使用する制御を行い、移動した端末に対する
受信データは移動前のコネクションレス機能部を経由し
て、移動先のコネクションレス機能部に配送し、移動先
のコネクションレス機能部では、加入者側にデータを送
り出すことで、端末番号を変更することなく固定とし
て、移動先でも同じ番号でデータ転送を行うことができ
る。
【0079】従って、上述の発明によれば、ATM通信
方式によるコネクションレス型の通信の機能性を向上さ
せることができると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のネットワークモデルの
構成図である。
【図2】従来例の説明図である。
【図3】従来例の説明図である。
【図4】従来例の説明図である。
【図5】従来例の説明図である。
【図6】第1実施例の処理シーケンスの説明図である。
【図7】第2実施例のネットワークモデルの説明図であ
る。
【図8】第2実施例の処理シーケンスの説明図である。
【図9】第2実施例の処理シーケンスの説明図である。
【図10】第2実施例のネットワークモデルの説明図で
ある。
【図11】第2実施例の処理シーケンスの説明図であ
る。
【符号の説明】
1〜N…端末、11〜12…ネットワーク、21〜22
…ATM交換機能部、CLSF…コネクションレスサー
ビス機能部、GAA…グループアドレス解決機能部、G
A…グループアドレス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 花木 一隆 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信端末グループ識別番号を設定したデ
    ータをルーティング情報に基づき発側端末から着側端末
    までデータ転送するデータ転送システムであって、 着信端末グループの中で加入要求又は脱退要求を判断す
    るスーパバイザ機能部をシステム内の端末側に備え、 上記スーパバイザ機能部は、端末から着信端末グループ
    への加入要求又は脱退の要求を受けると、これらの要求
    を判断しルーティング情報の変更制御を行うことを特徴
    とするデータ転送システム。
  2. 【請求項2】 コネクションレス型の回線接続を行うた
    めのコネクションレス機能部を備え、発信端末識別番号
    と着信端末識別番号を設定したデータをルーティング情
    報に基づき発側端末から着側端末までデータ転送し、シ
    ステムに接続される端末がシステム上の接続箇所を変更
    して移動し得るシステムのデータ転送方法であって、 端末移動前の上記コネクションレス機能部のルーティン
    グテーブルに、移動した端末の番号と移動先の上記コネ
    クションレス機能部のチャネルを登録し、 移動先の上記コネクションレス機能部でも、ルーティン
    グテーブルに移動端末の番号とデータ配送のためのチャ
    ネルを追加し、 端末側の配送チャネルと上記コネクションレス機能部側
    の配送チャネルの両方が登録されている場合は、端末側
    の配送チャネルを優先して使用する制御を行い、 移動した端末に対する受信データは移動前の上記コネク
    ションレス機能部を経由して、移動先の上記コネクショ
    ンレス機能部に配送し、 移動先の上記コネクションレス機能部では、端末側にデ
    ータを送り出すことを特徴とするデータ転送方法。
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