JPH08978U - 積層式栽培容器 - Google Patents
積層式栽培容器Info
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- JPH08978U JPH08978U JP1196295U JP1196295U JPH08978U JP H08978 U JPH08978 U JP H08978U JP 1196295 U JP1196295 U JP 1196295U JP 1196295 U JP1196295 U JP 1196295U JP H08978 U JPH08978 U JP H08978U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 狭い占有面積に比して比較的広い植物栽培用
空間を得ることが出来、栽培量及び収穫量を増加するこ
とが出来るようにした積層式栽培容器を提供する。 【解決手段】 上広下狭状の鉢体1の周囲を放射状に区
分して突出させ、その内部に栽培用空間部3、3´を得
られるようにした同一形状の栽培容器を複数設ける。栽
培容器をその下端部5、5´の置溝6、6´と上部の置
止突部4、4´の係合により上位と下位の栽培用空間部
3、3´が互いに周方向にずれて食い違うように積層さ
せる。栽培容器の積層により狭い占有面積でも栽培用空
間を拡大することが出来る。
空間を得ることが出来、栽培量及び収穫量を増加するこ
とが出来るようにした積層式栽培容器を提供する。 【解決手段】 上広下狭状の鉢体1の周囲を放射状に区
分して突出させ、その内部に栽培用空間部3、3´を得
られるようにした同一形状の栽培容器を複数設ける。栽
培容器をその下端部5、5´の置溝6、6´と上部の置
止突部4、4´の係合により上位と下位の栽培用空間部
3、3´が互いに周方向にずれて食い違うように積層さ
せる。栽培容器の積層により狭い占有面積でも栽培用空
間を拡大することが出来る。
Description
【0001】
この考案は、植物栽培用空間部を放射状に区分して、突出するよう形成し、そ の栽培容器を植物栽培用空間部が互いに周方向にずれて食い違うように積み重ね 、狭い占有面積でも比較的広い植物栽培用空間が得られるようにした積層式栽培 容器に関するものである。
【0002】
近年、世界的に人口の爆発的な増加と工業用地の増加等により人口の増加に反 比例して1人当りの農土の耕作面積が漸次少なくなり、その対応手段として一定 単位面積当りの農作物等の収穫量を増加させるため、品種改良等の多角的な研究 が行われている。
【0003】 しかし、その解決方法の一つとして栽培容器による農作物の増収方法の考案は 未だなかった。従来における花盆鉢等の植物栽培容器は、すべてが単純な円形か 、或いは四角形に形成されており、その内側の空間に土を充填して植物栽培用空 間として使用するもので、容器が占有する平面の面積のみ農作物栽培に利用する ようになっている。
【0004】
しかし、前記従来の栽培容器では、上部方向に積み重ねて使用しても、結局、 その積み重ねに利用しない平面の面積だけしか栽培面積が増えない。このため、 前記の如く単位面積当りの栽培量及び収穫量の増大は不可能になる。又、家庭で 草花の栽培等に使用する花盆鉢に於いてもアパート等の狭い生活空間では、多様 な草花を栽培することが出来ず、各々別個の花盆鉢を使用するため、甚だ単純で あるが前記のような問題点があり、水差しなどの不便があった。
【0005】 この考案は、前記したような植物栽培容器の問題点に着眼し、容器による農作 物等の栽培において、一定単位面積当りの農作物等の栽培量及び収穫量を増大さ せることが出来るようにした積層式栽培容器を提供することを目的とするもので ある。
【0006】
この考案は、前記目的を達成するため、上広下狭状の鉢体の周面を一定角度に 区分して、これを放射状に突出させ、その内側の空間を隔板により区分して栽培 用空間部を形成し、前記隔板の上部に置止突部を設け、前記鉢体の下端部は前記 置止突部に一致するように形成し、前記下端部の突出中央部に置溝を設けて栽培 容器を構成し、上位と下位の前記栽培用空間部が周方向にずれて食い違うように 下位の栽培容器の置止突部と上位の栽培容器の下端部を係合させて積み重ねるよ うにしたものである。
【0007】 又、前記技術的手段に於いて、鉢体の下端部が一致するようにした係合面を有 する固定突部を備えた受台により最下位の栽培容器を支持させ、重ね止部と置溝 を設け、鉢体の下端部と同じ断面形状の間隔調節筒を上下の栽培容器の間に挿入 し、積層させるようにしたものである。
【0008】
植物栽培容器の下端部と上部の積層用置止突部が相互に周方向にずれて食い違 う方向で、その大きさが一致するように形成されているため、上部の栽培容器の 置止突部に対し、それと同じ形状の栽培容器の下端部を一致させ、その置溝に置 止突部を挿入して係止するように積層させれば、その放射状の植物栽培用空間部 が周方向にずれて食い違う形状になり、上下堅固に係止されて積層され、容易に 使用することが出来る。
【0009】 最下位の栽培容器の下端部を、比較的直径の大きい受台にあって、栽培容器の 下端部の外周面と同じ直径と傾斜係合面を持つ固定突部に挿着することにより、 栽培容器が多段に積層された場合、その重量の中心が上部に移っても、その栽培 容器に比し、大きい直径の受台により前記した通り堅固に係止積層された栽培容 器は横方向に倒れる憂いがなく、安定間のある支持力が得られる。
【0010】 又、植物栽培用空間部が上広下狭状で放射状に分割されて突出状に形成されて いるため、前記した通り栽培容器を互いに食い違うよう積層すれば、上下に積層 された栽培容器間の突出した植物栽培用空間部が相互に食い違うように構成され 、効率的に植物栽培用空間部が形成される。ここに植えられた農作物等の植物を 多層に栽培出来るものであるから、一つの植物栽培容器が地面を占める占有面積 に比し、3層、4層等、多層に植物栽培容器を積層する程、その単位面積当りの 栽培量は数百%増加することが出来る計算になる。
【0011】 又、栽培植物の高さが高い場合とか、植物栽培容器の外観上の変形を与えるた め、上下栽培容器間の間隔を広めようとする場合には、その該当する上下の栽培 容器間に希望する間隔だけ1個、又は数個の間隔調節筒を挿入することにより、 栽培容器間の間隔調節が容易になる。そして、間隔調節筒の胴体が栽培容器の下 端部と同一となる断面形状になっているので、下部の栽培容器に対し、上下部の 栽培容器を重ねるときと同じく下部の置溝を置止突部に挿入係止させることによ り、栽培容器間の間隔を上下に広めながらも係止状態をそのまま堅固に維持する ことが出来る。これが不必要なときには、いつでも分離が可能であるから、必要 に応じ、随時、その積層状態を容易に変形することが出来る。
【0012】
以下、この考案の実施例を添付図面により詳細に説明する。 図1および図2(a)〜(c)に示すように、上広下狭状の鉢体1の周面を一 定角度に区分し、放射状に突出させ、その内側空間を隔板2、2´により区分し た植物栽培用空間部3、3´を形成する。隔板2、2´の上部には置止突部4、 4´を形成し、鉢体1の下部には前記置止突部4、4´間の間隔と一致する突出 外周の直径を持つ下端部5、5´を形成し、その突出外周面の中央ごとに置溝6 、6´を形成する。
【0013】 前記のように構成された同一形状の栽培容器を上下に積層させるに当り、上下 の栽培容器の植物栽培用空間部3、3´が相互に周方向にずれて食い違う方向に し、その一例として置止突部4、4´と下端部5、5´を係合させる(図2(c )参照)。
【0014】 最下位の鉢体1の下側には鉢体1の下端部5、5´の外周面と同じ直径を有す る部分と、鉢体1の下部と同じように傾斜した係合面とから成る固定突部7、7 ´を備えた受台8を設け、上位の鉢体1と下位の鉢体1との間には図2(a)、 (b)に示すように、下端部5、5´と同じ断面形状の間隔調節筒9を設けるこ とができる。間隔調節筒9の内側上部には重ね止部10を設け、下部には前記置 溝6、6´と同じ位置と大きさの置溝11、11´を設ける。前記受台8は最下 位の栽培容器の底面を係止状態で装着して安定感を与え、上位と下位の栽培容器 間には間隔調節筒9を係止状態で挿入し、栽培容器間の上下間隔を任意に調節可 能としたものである。
【0015】 以上のように構成した植物栽培容器は、分割区分された植物栽培用空間3、3 ´ごとに土を充填して花盆等、通常の植物栽培容器と同じく植物を栽培する。そ して、植物栽培容器の下端部5、5´の置溝6、6´と上部の積層用置止突部4 、4´が相互に周方向にずれて食い違う方向で、その大きさが一致するように形 成されている。これにより上位の植物栽培容器の積層用置止突部4、4´に対し 、それと同じ形状の栽培容器の下端部5、5´を一致させて置溝6、6´に置止 突部4、4´を挿入すれば、互いに係止することが出来る。このようにして栽培 容器を上方に向かって積層させれば、上位と下位の放射状の植物栽培用空間部3 、3´が互いに周方向にずれて食い違う状態にて相互堅固に係止されて積層使用 が容易となる。最下位の栽培容器の下端部5、5´は、比較的直径の大きい受台 8に於いて、下端部5、5´の外周面と同じ直径の傾斜係合面を設けた固定突部 7、7´に挿着することにより、栽培容器が多段に積層されて重量の中心が上部 に移されても、その栽培容器に比して大きい直径の受台8により前記のように堅 固に係止積層されるから、栽培容器が横に倒れる憂いがなく、堅固、且つ安定感 のある支持力を得られる。
【0016】 植物栽培用空間部3、3´が上広下狭状の鉢体であり、且つ放射状に分割され 、突出形成されているため、前記した通り、上位と下位の栽培容器を周方向にず らせて食い違うよう積層させれば、上下に積層された栽培容器間の突出した植物 栽培用空間部3、3´が相互に周方向にずれて食い違うように構成され、植物栽 培用空間部3、3´が効率的に形成される。したがって、これらの植物栽培用空 間部3、3´に農作物等の植物を植えて多層に栽培することが出来るので、一つ の植物栽培容器が地面を占める占有面積に比し、3層、4層等、多層にその栽培 容器を積層する程、その単位面積当りの栽培量は数百%程増加される。特に、太 陽光線を余計に要求しないレタス等の陰地性植物であれば、尚、効率的な栽培が 容易であり、耕作地の効率的な利用が可能である。又、耕作地の効率的な管理に おいても大変効率的である。
【0017】 栽培植物の高さが高いため、或は植物栽培容器の外観上の変形を与えるため、 上下栽培容器間の間隔を変化しようとするとき、即ち、栽培容器間の間隔を高め る場合には、その該当する上下の栽培容器間に希望する間隔だけ1個、又は数個 の間隔調節筒9を挿入することにより、栽培容器間の間隔を容易に調節すること が出来る。間隔調節筒9の胴体が下端部5、5´と同じ断面形状になっており、 下部の栽培容器に対し、上下部の栽培容器を重ねる場合と同じく下部の置溝11 、11´を置止突部4、4´に挿入係止させることにより、栽培容器間の間隔を 上下に広めながらも係止状態をそのまま堅固に保持することが出来る。これが不 必要な場合には、いつでも分離が可能であるから、必要に応じ、随時、その積層 状態を変形することが容易である。
【0018】 前記放射状栽培用空間部3、3´の形状については、図3(a)〜(c)に例 示しているように3方向、4方向等の放射状に区分突出部を形成してよく、その 上下に置止突部4、4´及び下端部5、5´が形成されていれば、どのような形 状でも積層が可能である。このとき、栽培容器を同じ形状に構成することにより 、容易に積層することが出来、又、その多量生産が容易である。
【0019】 そして、置溝6、6´により上下の栽培容器の堅固な係止を行うことが出来る ことは勿論のこと、下位の栽培容器の水が下端部5、5´内に溜らないように受 台8に排水する排水口の役割を果たすこともできる。 尚、図面中の符号12、12´は排水口である。
【0020】
以上説明したようにこの考案は、放射状に分割形成された栽培空間を持つ栽培 容器を上下で周方向にずらせて食い違うように積層させるので、漸次縮小化され ている農耕地を効率的に利用することが出来、したがって、農作物等の単位面積 当りの栽培量及び収穫量を増大することが出来る。
【0021】 又、家庭で草花栽培等に利用する場合でも積層空間の変更等で常に新鮮感のあ る栽培空間を形成することが出来、狭い空間において多種類の栽培を実施するこ とが容易となる。
【図1】この考案の積層式栽培容器の一実施例を示す全
体の分解斜視図
体の分解斜視図
【図2】(a)、(b)、(c)はこの考案の積層式栽
培容器の積層例を示す側面図
培容器の積層例を示す側面図
【図3】(a)、(b)、(c)はこの考案の積層式栽
培容器の形状の変形例を示す平面図
培容器の形状の変形例を示す平面図
1 鉢体 2 隔板 2´ 隔板 3 植物栽培用空間部 3´ 植物栽培用空間部 4 置止突部 4´ 置止突部 5 下端部 5´ 下端部 6 置溝 6´ 置溝 7 固定突部 7´ 固定突部 8 受台 9 間隔調節筒 10 重ね止部 11 置溝 11´ 置溝
Claims (2)
- 【請求項1】 上広下狭状の鉢体の周面を一定角度に区
分して、これを放射状に突出させ、その内側の空間を隔
板により区分して栽培用空間部を形成し、前記隔板の上
部に置止突部を設け、前記鉢体の下端部は前記置止突部
に一致するように形成し、前記下端部の突出中央部に置
溝を設けて栽培容器を構成し、上位と下位の前記栽培用
空間部が周方向にずれて食い違うように下位の栽培容器
の置止突部と上位の栽培容器の下端部を係合させて積み
重ねることを特徴とする積層式栽培容器。 - 【請求項2】 鉢体の下端部が一致するようにした係合
面を有する固定突部を備えた受台により最下位の栽培容
器を支持させ、重ね止部と置溝を設け、鉢体の下端部と
同一断面形状の間隔調節筒を上下の栽培容器の間に挿入
し、積層させることを特徴とする請求項1記載の積層式
栽培容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995011962U JP2566768Y2 (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 積層式栽培容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995011962U JP2566768Y2 (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 積層式栽培容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08978U true JPH08978U (ja) | 1996-06-21 |
| JP2566768Y2 JP2566768Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=11792251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1995011962U Expired - Fee Related JP2566768Y2 (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 積層式栽培容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2566768Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100316370B1 (ko) | 1999-09-13 | 2001-12-22 | 변복구 | 작물의 공중채묘용 육묘장치 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50100361A (ja) * | 1974-01-09 | 1975-08-08 | ||
| JPH01277427A (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-07 | Shikiseishiya:Kk | 裁培容器及び裁培装置 |
-
1995
- 1995-10-18 JP JP1995011962U patent/JP2566768Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50100361A (ja) * | 1974-01-09 | 1975-08-08 | ||
| JPH01277427A (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-07 | Shikiseishiya:Kk | 裁培容器及び裁培装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2566768Y2 (ja) | 1998-03-30 |
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| JPH0516926Y2 (ja) |
Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |