JPH0898451A - 動力操舵装置用電動機 - Google Patents

動力操舵装置用電動機

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JPH0898451A
JPH0898451A JP6231906A JP23190694A JPH0898451A JP H0898451 A JPH0898451 A JP H0898451A JP 6231906 A JP6231906 A JP 6231906A JP 23190694 A JP23190694 A JP 23190694A JP H0898451 A JPH0898451 A JP H0898451A
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    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動式パワーステアリング機構等に用いられ
るモータにおいて、外部からの衝撃の影響が抑えられる
とともに給電部分の収納スペースを確保できて長寿命化
を可能とする。 【構成】 モータヨーク3に、マグネット5およびアー
マチュアシャフト6からなる界磁装置7を外包する界磁
装置外包部14をモータヨーク3と同心的に一体形成す
るとともに、この界磁装置外包部14に対して偏心して
モータヨーク3の軸心と同心的な外周面より突出する突
出部15aを有して給電装置7のコンミテータ22およ
びブラシ27を外包する給電装置外包部15を一体に形
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、車両に搭載
されるパワーステアリング装置、四輪操舵装置等に適用
して好適とされる動力操舵装置用電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のステアリング操舵力をアシストす
るいわゆるパワーステアリング機構の一種類として、た
とえば、特開昭59ー50864号公報に示される電動
モータ式がある。これは、両端に車輪が連結されステア
リングシャフトの回動をラック・アンド・ピニオン機構
を介して往復動することにより車輪を操舵するよう構成
された被動軸を、モータの出力でアシストする形式とな
っている。モータは、内周部にマグネットが固定された
外殻をなすモータヨーク内に、マグネットに近接してア
ーマチュアが回動自在に設けられ、アーマチュアの回動
がボールねじ機構を介して被動軸を往復動させる構成で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
動モータを車両を組み込んだ状態においては、外部から
の衝撃を受けるとその衝撃は直接モータヨークに加わる
ために、その内部のマグネットやアーマチュアを破損さ
せないようにモータヨークの高剛性化が必要であった。
また、モータの出力向上を図るにはモータの大型化がも
っとも簡単な手法であるが、搭載状態における周辺の部
品との干渉を考慮するとモータヨークの最大外径に制約
されてしまい困難であった。また、アーマチュアへの電
力の供給はブラシを接点としてなされる構成となってい
るが、このブラシを径方向に大きく(長く)すればモー
タの長寿命化が図られるが、そのため上記従来のもので
は、ブラシをモータヨークから突出させこのブラシを金
属製スリーブで覆っている。このような構成であると確
かにブラシを大きくできるが、モータヨークにブラシを
突出させるための孔開け加工をする手間を要するととも
に、金属製スリーブが取り付けるために部品点数の増加
を招くという問題があった。また、ディスクタイプのブ
ラシを用いるモータにおいてもブラシとコンミテータと
の接触面積を広くし、電流低域と面圧低域によるブラシ
の長寿命化の目的でブラシを大きくすることが望ましい
が、前述と同様の理由により大型化できなかった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、外部からの衝撃の影響が抑えられるとともに給
電部分の収納スペースを確保できて長寿命化を可能とす
る動力操舵装置用電動機を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、請求項1では円筒状のモー
タヨークと、このモータヨークに略同軸的に挿入されて
設置され操舵装置に連結されるアーマチュアシャフト
と、モータヨークの内周部に取り付けられた界磁部と、
アーマチュアへ電力を供給する給電部とを備えた動力操
舵装置用電動機において、前記モータヨークには、その
軸心と同心的な外周面より突出する突出部を少なくとも
1箇所モータヨークと一体成形されていることを特徴と
している。
【0006】また請求項2では、円筒状のモータヨーク
と、このモータヨークに略同軸的に挿入されて設置され
操舵装置に連結されるアーマチュアシャフトと、モータ
ヨークの内周部に取り付けられた界磁装置と、アーマチ
ュアへ電力を供給する給電装置とを備えた動力操舵装置
用電動機において、前記モータヨークには、前記界磁装
置を外包する界磁装置外包部がモータヨークと同心的に
一体形成されるとともに、この界磁装置外包部に対して
偏心してモータヨークの軸心と同心的な外周面より突出
する突出部を有して前記給電装置の少なくとも一部を外
包する給電装置外包部が一体成形されていることを特徴
としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、たとえば車両に装着された際
に、モータヨークに形成された突出部が周辺の部品ある
いは走行中においては地面等に接触することにより、そ
れによる衝撃が、初めに突出部に加わることによって緩
和され、内部機器に直接伝わらず破損が回避され耐衝撃
性に優れる。突出部を界磁装置外包部に対して偏心する
給電装置外包部とすれば、特にデリケートな界磁装置の
破損が防がれるとともに、周辺部品との干渉が避けられ
つつ給電装置の収納スペースを大きくでき、モータの長
寿命化が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は一実施例のモータ(動力操舵装置用電動
機)1を動力とするラック・アンド・ピニオン式のパワ
ーステアリング機構2の主要部を示している。モータ1
は、円筒状のモータヨーク3と、モータヨーク3に同軸
的に挿入されて設置される円筒状のアーマチュアシャフ
ト4と、モータヨーク3の内周部に取り付けられたマグ
ネット5およびアーマチュアシャフト4の外周部に取り
付けられたアーマチュアコア6とからなる界磁装置7
と、アーマチュアコア6へ電力を供給する給電装置8と
を主として構成されている。アーマチュアシャフト4に
は被動軸9が貫通され、この被動軸9の一端(図1で右
端)には操舵装置を構成する入力軸10の回転トルクを
検出するトルクセンサユニット11の出力軸がラック・
アンド・ピニオン結合されている。また被動軸9の他端
(図1で左端)には、アーマチュアシャフト4に一体的
に設けられるボールねじ機構12が係合されている。
【0009】モータヨーク3は、鉄製で、円筒パイプに
より略一定の肉厚に成形されたもので、界磁装置7およ
び給電装置8を収容する右半部のヨーク部3aと、ボー
ルねじ機構および被動軸9を覆う左半部のパイプ部3b
とが一体成形されている。モータヨーク3の右側の開口
は、被動軸9におけるトルクセンサユニット11の出力
軸への連結端部を覆うハウジング13で塞がれている。
ヨーク部3aは、界磁装置7を外包する界磁装置外包部
14の一端部に、給電装置8を外包する給電装置外包部
15が一体に形成されて構成されている。
【0010】界磁装置7を構成する界磁極であるマグネ
ット5は、ヨーク部3aの界磁装置外包部14の内周部
に、周方向に間隔をおいて複数配され、円筒状のマグネ
ットカバー16により一括して固定されている。アーマ
チュアシャフト4は、その一端が2組のベアリング17
を介してハウジング13に対し軸回りに回動自在に支持
されている。アーマチュアシャフト4の他端には、ボー
ルねじ機構12を構成するナット部18が固定されてい
る。
【0011】ボールねじ機構12は、ナット部18と、
被動軸9の外周に形成されたスクリュ部19と、ナット
部18とスクリュ部19との間に介装された多数のボー
ル20とからなる一般周知の構成のものである。被動軸
9は、モータヨーク3内において、ナット部18とパイ
プ部3bの開口付近の内周に一体に形成されたリング2
1を介して、軸回りの回動が規制された状態で軸方向に
往復動自在に支持されている。
【0012】アーマチュアコア6のハウジング13側に
は、給電装置8を構成するコンミテータ22が隣接して
固定されている。給電装置8は、このコンミテータ22
と、ハウジング13に固着されたカプラ23と、このカ
プラ23に一体成形されたブラシホルダステー24およ
びステーカバー25と、カプラ23に貫通された端子2
6と、この端子26の先端に固着されてコンミテータ2
2の周面に接触する電気的接点であるブラシ27とから
構成されている。カプラ23には、電力供給用の図示せ
ぬコネクタが着脱可能に装着されるようになっている。
【0013】コンミテータ22とベアリング17との間
には、ベアリング17の外輪17a(非可動側)と一体
なるリテーナ28が介装され、このリテーナ28の上側
にブラシホルダステー24が固定されている。
【0014】図2に示すように、上記給電装置8を構成
するコンミテータ22、ブラシホルダステー24、ステ
ーカバー25、端子26の先端およびブラシ27は、モ
ータヨーク3のヨーク部3aの給電装置外包部15に外
包されている。この給電装置外包部15は、図3に示す
ように、界磁装置外包部14よりも大径であり、かつ界
磁装置外包部14に対し偏心しており、この偏心により
下方に突出する突出部15aが成形されている。
【0015】続いて、上記構成のモータ1の作用を説明
する。ステアリングが操作されて入力軸10が回動しこ
の回動に応じた方向に被動軸9が移動し、すなわちステ
アリング操作がなされ、その際ステアリングトルクセン
サユニット11が作動すると、カプラ23の端子26か
らブラシ27を経てコンミテータ22に電力が供給さ
れ、アーマチュアコア6の磁力線がマグネット5の磁界
を切ることにより被動軸9が回転駆動され、これと一体
にナット部18が回転する。ナット部18が回転する
と、ボールねじ機構12の作用でステアリング操作によ
る被動軸9の移動が促進される。すなわちステアリング
操作のパワーアシストがなされる。
【0016】上記構成からなる本実施例のモータ1によ
れば、車両に組み込まれた状態において、周辺部品との
干渉があったりモータ1が地面あるいは他の障害物に擦
れたりした場合に、モータヨーク3の給電装置外包部1
5の突出部15aが初めに当接することになる。したが
って、その当接による衝撃は界磁装置7のマグネット5
およびアーマチュアコア6に直接伝わらず、これらが破
損するおそれがほとんど無い。その結果、耐衝撃性に優
れ衝撃による性能低下のおそれが回避される。
【0017】また、給電装置外包部15のみを下方に偏
心させているので、周辺の部品とのクリアランスを保ち
つつモータヨーク3の車両への搭載性の自由度を高める
ことができる。また、給電装置8の収納スペースが広く
とれ、この場合だとブラシ27を大きくすることができ
る。図3に示すように、給電装置外包部15が界磁装置
外包部14と同様の外径であると、ブラシの有効長はA
で示す範囲しか取れないが、本実施例のように給電装置
外包部15を大径化しかつ偏心させることにより、その
有効長はA+Bとなる。このため、余分な加工あるいは
部品点数を増加させることなくモータの長寿命化が図ら
れる。また、給電装置外包部15は、カプラ23の導出
部を覆うことができるとともに、ブラシ27の摩耗粉の
収容場所として機能する。
【0018】本発明は、上記一実施例の他に、図4に示
すコラムアシスト式のパワーステアリング機構29にも
適用できる。図4において30はステアリング、31は
ステアリング入力軸、32がモータである。このモータ
32は、図5に示すように、ステアリング入力軸31の
回動をアシストするもので、モータヨーク33は、界磁
装置外包部34と給電装置外包部35が一体成形され、
給電装置外包部35は界磁装置外包部34より大径で、
かつ図中上方に偏心して成形されている。
【0019】この場合、特にモータ32を車両に装着す
る際に、周辺部品(アクセル等のペダル、空調ダクト
等)との接触があったとしても、それは給電装置外包部
35が初めに接触するので、内部の図示せぬ界磁装置へ
の損傷等による影響が避けられる。
【0020】さらに、本発明は給電装置としてブラシを
用いないブラシレスモータにも適用できる。この場合、
界磁装置としてはアーマチュアコアがヨークの界磁装置
外包部側に、マグネットがシャフト側に固装され、給電
装置としては通電手段および位置検出手段の備えられる
回路基板がハウジング側に取付けられることになる。そ
して、ヨークの突出部によりその取付けスペースが広く
とれることから、基板設計上のレイアウトの自由度が生
まれるものである。また、本発明は、具体的な構成や取
付け上の環境が同じである後輪操舵装置の電動モータに
も適用可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の動力操舵
装置用電動機によれば、たとえば車両に装着された際
に、モータヨークに形成された突出部が周辺の部品ある
いは走行中においては地面等に接触することにより、そ
れによる衝撃が内部機器に直接伝わらず破損が回避され
耐衝撃性に優れ性能劣化が防止されるといった効果を奏
する。また、突出部を界磁装置外包部に対して偏心する
給電装置外包部とした場合には、特にデリケートな界磁
装置の破損が防がれるとともに、周辺部品との干渉が避
けられつつ給電装置の収納スペースを大きくでき、モー
タの長寿命化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のモータが適用されたパワ
ーステアリング機構の側断面図である。
【図2】 図1の要部拡大図である。
【図3】 モータヨークにおける界磁装置外包部と給電
装置外包部を模式化した正面図である。
【図4】 本発明の他の実施例のモータが搭載されたコ
ラムアシスト式ステアリング機構の一部正面図である。
【図5】 他の実施例のモータの側面図である。
【符号の説明】
1、32…モータ、2、29…パワーステアリング機
構、3、33…モータヨーク、3a…ヨーク部、4…ア
ーマチュアシャフト、5…マグネット、6…アーマチュ
アコア、7…界磁装置、8…給電装置、14、34…界
磁装置外包部、15、35…給電装置外包部、15a…
突出部、27…ブラシ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 次男 群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地 株式会社三ツ葉電機製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のモータヨークと、このモータヨ
    ークに略同軸的に挿入されて設置され操舵装置に連結さ
    れるアーマチュアシャフトと、モータヨークの内周部に
    取り付けられた界磁部と、アーマチュアへ電力を供給す
    る給電部とを備えた動力操舵装置用電動機において、 前記モータヨークには、その軸心と同心的な外周面より
    突出する突出部を少なくとも1箇所モータヨークと一体
    成形されていることを特徴とする動力操舵装置用電動
    機。
  2. 【請求項2】 円筒状のモータヨークと、このモータヨ
    ークに略同軸的に挿入されて設置され操舵装置に連結さ
    れるアーマチュアシャフトと、モータヨークの内周部に
    取り付けられた界磁装置と、アーマチュアへ電力を供給
    する給電装置とを備えた動力操舵装置用電動機におい
    て、 前記モータヨークには、前記界磁装置を外包する界磁装
    置外包部がモータヨークと同心的に一体形成されるとと
    もに、この界磁装置外包部に対して偏心してモータヨー
    クの軸心と同心的な外周面より突出する突出部を有して
    前記給電装置の少なくとも一部を外包する給電装置外包
    部が一体成形されていることを特徴とする動力操舵装置
    用電動機。
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