JPH089852A - 魚釣り用餌籠 - Google Patents
魚釣り用餌籠Info
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- JPH089852A JPH089852A JP18171794A JP18171794A JPH089852A JP H089852 A JPH089852 A JP H089852A JP 18171794 A JP18171794 A JP 18171794A JP 18171794 A JP18171794 A JP 18171794A JP H089852 A JPH089852 A JP H089852A
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 31
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 19
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 abstract description 5
- 241000375392 Tana Species 0.000 description 3
- 238000009331 sowing Methods 0.000 description 2
- 241000238557 Decapoda Species 0.000 description 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
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- 230000009182 swimming Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 撒き餌あるいは餌をつけた釣針が目標とする
ポイントの所のみで的確に籠の外に放出されることがで
きる。 【構成】 内籠2と該内籠2の外周に摺接して嵌合され
た円筒状の外籠1を備えてなり、該内籠2の側面には餌
出し入れ用の開口部8が、該外籠1の側面には上下2ケ
所にそれぞれ水圧伝達用の開口部5と餌の出し入れ用の
開口部3が形成され、かつ該外籠1の側面には該水圧伝
達用の開口部5に当接してこれを覆う形状の感圧板4が
蝶着されてなり、該内籠2は該感圧板4の自由端とピン
をピン孔7に差し込む機構の係止機構によって互いに脱
着自在に係止される関係にあり、内籠2と感圧板4が互
いに係止された状態では、内籠2の天井面6の端縁部の
少なくとも外籠1の水圧伝達用の開口部5と摺接する部
分は該開口部5よりも下位に位置し、かつ該外籠1の側
面が内籠2の餌出し入れ用開口部8を塞ぐ。
ポイントの所のみで的確に籠の外に放出されることがで
きる。 【構成】 内籠2と該内籠2の外周に摺接して嵌合され
た円筒状の外籠1を備えてなり、該内籠2の側面には餌
出し入れ用の開口部8が、該外籠1の側面には上下2ケ
所にそれぞれ水圧伝達用の開口部5と餌の出し入れ用の
開口部3が形成され、かつ該外籠1の側面には該水圧伝
達用の開口部5に当接してこれを覆う形状の感圧板4が
蝶着されてなり、該内籠2は該感圧板4の自由端とピン
をピン孔7に差し込む機構の係止機構によって互いに脱
着自在に係止される関係にあり、内籠2と感圧板4が互
いに係止された状態では、内籠2の天井面6の端縁部の
少なくとも外籠1の水圧伝達用の開口部5と摺接する部
分は該開口部5よりも下位に位置し、かつ該外籠1の側
面が内籠2の餌出し入れ用開口部8を塞ぐ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚釣り用餌籠に係わ
り、さらに詳しくは、目標とする水深の所で撒き餌を適
確に放出できる撒き餌籠、および目標とする水深の所ま
で餌をつけた釣針を中に隠して置き、ポイントに到達し
た所で中の釣針を外に放出できる針隠し用の篭の両方に
使用できる魚釣り用餌籠に関するものである。
り、さらに詳しくは、目標とする水深の所で撒き餌を適
確に放出できる撒き餌籠、および目標とする水深の所ま
で餌をつけた釣針を中に隠して置き、ポイントに到達し
た所で中の釣針を外に放出できる針隠し用の篭の両方に
使用できる魚釣り用餌籠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般に市販されている撒き餌篭
は、釣りのポイントが遠い場合や、深い場合、目標に到
達する前に撒き餌の相当量が籠から出てしまう欠点があ
る。そこで、この欠点を改良する為に、開口部に蓋をし
て、所望の時点で道糸を引いて、蓋を開く考えが出てき
た。具体的には、重りと浮力体を利用した反転籠で、投
入時は遠心力で籠が蓋に押し付けられ、海中降下時は、
重りの作用で、籠が反転し、籠の上部内側の浮力体が籠
を蓋に押し上げて中身の流出を防ぎ、設定した深度まで
降下して道糸が張ると、逆転して正位置に戻り、この
時、浮力体の作用で、籠が押し上げられ、蓋と籠の間に
隙間ができて、撒き餌が出るものである。ところがこれ
は、設定した深さに達して道糸が張り、籠が正位置に戻
ると蓋が開くために、ポイントが遠く、投げ入れ点から
ポイントまで潮流に載せて到達させる場合、その間に撒
き餌が出る欠点があった。また、海面に着水した時の衝
撃で蓋が開くことがあるという欠点も有していた。ま
た、籠の下底面の開口部を塞ぐ蓋を磁石を利用してロッ
クする構造もあり、これは投げ入れ時、および投げ入れ
後、所定のタナに達するまで、撒き餌が籠から出ないよ
うに考案されたもので、投入した籠が海中を降下して所
定のタナに到達した時点で、竿を煽り道糸を強く引く
と、水圧で籠の蓋が開いて撒き餌が籠から出るものであ
る。また、道糸を下ろすと、再び磁石によって吸着され
て、蓋が閉じるように考案されている。ところが、これ
は撒き餌を放出する都度竿を煽る必要があり、釣り対象
の魚種によっては籠が何度も大きく動くことに警戒し
て、近くに寄らないという問題も有していた。さらに、
従来の撒き餌籠は、全般的に撒き餌の籠内への封じ込め
が不完全であり、生きた小魚や海老などを撒き餌の対象
とした場合、希望するポイントに到達する前に、これら
が籠から外に逃げ出すという欠点もあった。また更に、
海面に着水した時の衝撃で蓋が開くことがあるという欠
点も有していた。いずれにしても従来のものは、蓋に強
い遠心力や衝撃が掛かった時、蓋が開くことがあるとい
う欠点、ポイントに到達するまでに撒き餌が外に出てし
まう欠点があった。また一方、餌をつけた釣針を海にい
れた時、針が所定のタナに到達する前に、海面表層部を
遊泳する小魚、雑魚類に餌を取られる場合が多い。これ
では深い所を泳ぐ大きな獲物は釣れない。この様な問題
を解決する為に、餌をつけた釣針を水溶性の容器に隠
し、海の中で徐々に容器が溶けて針が外に出て来るよう
な仕掛けのものもあるが、これは容器そのものが消耗品
で一回しか使用できない欠点がある。
は、釣りのポイントが遠い場合や、深い場合、目標に到
達する前に撒き餌の相当量が籠から出てしまう欠点があ
る。そこで、この欠点を改良する為に、開口部に蓋をし
て、所望の時点で道糸を引いて、蓋を開く考えが出てき
た。具体的には、重りと浮力体を利用した反転籠で、投
入時は遠心力で籠が蓋に押し付けられ、海中降下時は、
重りの作用で、籠が反転し、籠の上部内側の浮力体が籠
を蓋に押し上げて中身の流出を防ぎ、設定した深度まで
降下して道糸が張ると、逆転して正位置に戻り、この
時、浮力体の作用で、籠が押し上げられ、蓋と籠の間に
隙間ができて、撒き餌が出るものである。ところがこれ
は、設定した深さに達して道糸が張り、籠が正位置に戻
ると蓋が開くために、ポイントが遠く、投げ入れ点から
ポイントまで潮流に載せて到達させる場合、その間に撒
き餌が出る欠点があった。また、海面に着水した時の衝
撃で蓋が開くことがあるという欠点も有していた。ま
た、籠の下底面の開口部を塞ぐ蓋を磁石を利用してロッ
クする構造もあり、これは投げ入れ時、および投げ入れ
後、所定のタナに達するまで、撒き餌が籠から出ないよ
うに考案されたもので、投入した籠が海中を降下して所
定のタナに到達した時点で、竿を煽り道糸を強く引く
と、水圧で籠の蓋が開いて撒き餌が籠から出るものであ
る。また、道糸を下ろすと、再び磁石によって吸着され
て、蓋が閉じるように考案されている。ところが、これ
は撒き餌を放出する都度竿を煽る必要があり、釣り対象
の魚種によっては籠が何度も大きく動くことに警戒し
て、近くに寄らないという問題も有していた。さらに、
従来の撒き餌籠は、全般的に撒き餌の籠内への封じ込め
が不完全であり、生きた小魚や海老などを撒き餌の対象
とした場合、希望するポイントに到達する前に、これら
が籠から外に逃げ出すという欠点もあった。また更に、
海面に着水した時の衝撃で蓋が開くことがあるという欠
点も有していた。いずれにしても従来のものは、蓋に強
い遠心力や衝撃が掛かった時、蓋が開くことがあるとい
う欠点、ポイントに到達するまでに撒き餌が外に出てし
まう欠点があった。また一方、餌をつけた釣針を海にい
れた時、針が所定のタナに到達する前に、海面表層部を
遊泳する小魚、雑魚類に餌を取られる場合が多い。これ
では深い所を泳ぐ大きな獲物は釣れない。この様な問題
を解決する為に、餌をつけた釣針を水溶性の容器に隠
し、海の中で徐々に容器が溶けて針が外に出て来るよう
な仕掛けのものもあるが、これは容器そのものが消耗品
で一回しか使用できない欠点がある。
【0003】
【発明が解決する課題】本発明は、かかる問題点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、乱暴に取
り扱っても蓋が開くようなトラブルのない確実な係止機
構を有し、撒き餌および釣針が、途中で漏散されること
無く、目標とするポイントの所のみで適確、効果的に放
出される新しい構造の餌籠を提供するものである。
てなされたもので、その目的とするところは、乱暴に取
り扱っても蓋が開くようなトラブルのない確実な係止機
構を有し、撒き餌および釣針が、途中で漏散されること
無く、目標とするポイントの所のみで適確、効果的に放
出される新しい構造の餌籠を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意研究を
行った結果、上記課題は次の構造の餌籠によって解決で
きることを見出だした。すなわち、 1. 内籠と該内籠の外周に摺接して嵌合された円筒状
の外籠を備えてなり、該内籠の側面には餌出し入れ用の
開口部が、該外籠の側面には上下2ケ所にそれぞれ水圧
伝達用の開口部と餌の出し入れ用の開口部が形成され、
かつ該外籠の側面には該水圧伝達用の開口部に当接して
これを覆う形状の感圧板が蝶着されてなり、該内籠は該
感圧板の自由端とピンをピン孔に差し込む機構の係止機
構によって互いに脱着自在に係止される関係にあり、内
籠と感圧板が互いに係止された状態では、内籠の天井面
の端縁部の少なくとも外籠の水圧伝達用の開口部と摺接
する部分は該開口部よりも下位に位置し、かつ該外籠の
側面が内籠の餌出し入れ用開口部を塞ぎ、係止が解除さ
れて外籠が内籠の外周を摺接して下に下がりその下死点
に達した位置では、内籠の餌出し入れ用の開口部と外籠
の餌出し入れ用の開口部が互いに一致して籠の内から外
へ開口部が連通する構造にされてなることを特徴とする
魚釣り用餌籠。 2. 外籠と該外籠の内面に摺接して嵌合された筒状の
内籠を備えてなり、該内籠の底面は餌出し入れ用に開口
され、該外籠の側面には上下2ケ所にそれぞれ水圧伝達
用の開口部と餌の出し入れ用の開口部が形成され、かつ
該外籠の側面には該水圧伝達用の開口部に当接してこれ
を覆う形状の感圧板が蝶着されてなり、該内籠は該感圧
板の自由端とピンをピン孔に差し込む機構の係止機構に
よって互いに脱着自在に係止される関係にあり、内籠と
感圧板が互いに係止された状態では、内籠の天井面の端
縁部の少なくとも外籠の水圧伝達用の開口部と摺接する
部分は該開口部よりも下位に位置し、かつ該内籠の側面
が外籠の餌出し入れ用開口部を塞ぎ、係止が解除されて
外籠が内籠の外周を摺接して下に下がりその下死点に達
した位置では、内籠の底面開口部と外籠の餌出し入れ用
の開口部が連通して外に通じる構造にされてなることを
特徴とする魚釣り用餌籠。
行った結果、上記課題は次の構造の餌籠によって解決で
きることを見出だした。すなわち、 1. 内籠と該内籠の外周に摺接して嵌合された円筒状
の外籠を備えてなり、該内籠の側面には餌出し入れ用の
開口部が、該外籠の側面には上下2ケ所にそれぞれ水圧
伝達用の開口部と餌の出し入れ用の開口部が形成され、
かつ該外籠の側面には該水圧伝達用の開口部に当接して
これを覆う形状の感圧板が蝶着されてなり、該内籠は該
感圧板の自由端とピンをピン孔に差し込む機構の係止機
構によって互いに脱着自在に係止される関係にあり、内
籠と感圧板が互いに係止された状態では、内籠の天井面
の端縁部の少なくとも外籠の水圧伝達用の開口部と摺接
する部分は該開口部よりも下位に位置し、かつ該外籠の
側面が内籠の餌出し入れ用開口部を塞ぎ、係止が解除さ
れて外籠が内籠の外周を摺接して下に下がりその下死点
に達した位置では、内籠の餌出し入れ用の開口部と外籠
の餌出し入れ用の開口部が互いに一致して籠の内から外
へ開口部が連通する構造にされてなることを特徴とする
魚釣り用餌籠。 2. 外籠と該外籠の内面に摺接して嵌合された筒状の
内籠を備えてなり、該内籠の底面は餌出し入れ用に開口
され、該外籠の側面には上下2ケ所にそれぞれ水圧伝達
用の開口部と餌の出し入れ用の開口部が形成され、かつ
該外籠の側面には該水圧伝達用の開口部に当接してこれ
を覆う形状の感圧板が蝶着されてなり、該内籠は該感圧
板の自由端とピンをピン孔に差し込む機構の係止機構に
よって互いに脱着自在に係止される関係にあり、内籠と
感圧板が互いに係止された状態では、内籠の天井面の端
縁部の少なくとも外籠の水圧伝達用の開口部と摺接する
部分は該開口部よりも下位に位置し、かつ該内籠の側面
が外籠の餌出し入れ用開口部を塞ぎ、係止が解除されて
外籠が内籠の外周を摺接して下に下がりその下死点に達
した位置では、内籠の底面開口部と外籠の餌出し入れ用
の開口部が連通して外に通じる構造にされてなることを
特徴とする魚釣り用餌籠。
【0005】
【作用】本発明は内籠に外籠を嵌め込むことによって一
つの密閉した餌の収納容器が形成される仕組みになって
いる。つまり、内籠と外籠には共に餌を放出する為の開
口部が形成され、内籠と外籠はお互い自由に摺動できる
様に嵌合されており、お互い摺動させて動かすと、ある
状態(外籠が滑って下死点まで落ちた状態)では、内籠
と外籠の開口部が重なりあって、外に連通する状態にな
り、また、ある状態(本明細書では係止状態と表現して
いる)では、内籠の開口部は外籠が塞ぎ、外籠の開口部
は内籠が塞ぐ状態になり、この状態で密閉された餌の収
納容器が形成されるのである。この状態では中に餌ある
いは餌のついた釣針(本明細書ではこれを総称して以後
「餌」と表現する)がいれられており、道糸を引いた時
に係止状態が解除されて、外籠が下に滑り落ち、上記し
た開口部が外に連通する状態になり、中の餌が籠の外に
放出されることとなる。内籠の開口部は、第一項発明で
は、内籠の開口部は内籠側面に形成され、第二項発明で
は、内籠の底部に形成されている。つまり籠の底が抜け
た構造である。外籠の開口部は、第一、第二項発明共、
上下二か所に形成されており、上には水圧伝達用の開口
部、下には餌の出し入れ用の開口部が形成されている。
感圧板は上段の水圧伝達用の開口部に当接して、この口
の部分を覆って蓋をしており、上端部の一部が外籠の側
面に蝶着されている。蝶着部以外は外籠の側面とは縁が
切れているので、この水圧伝達用の開口部を通して水圧
が感圧板の裏側の面に作用したとき、感圧板は蝶着部を
中心にして外側に回り、蝶着されてない自由端の部分は
籠の側面から離れる。内籠は外籠に取付けた感圧板と、
ピンをピン孔に差し込むことによって係止し、ピンをピ
ン孔から抜くことによって係止を解除する係止機構によ
って脱着自在に係止される関係にあり、感圧板が水圧を
受けて籠の側面から離れたとき、ピンがピン孔から外れ
て抜けて係止機構が解除される機構になっている。感圧
板に水圧を印加する機構は、次のような機構になってい
る。すなわち、内籠と感圧板を係止した状態では、内籠
の天井面の周囲端縁部の少なくとも外籠の水圧伝達用の
開口部と摺接する部分は、この開口部よりも下位に位置
する関係にあり、つまり要すれば、内籠天井面の外籠水
圧伝達用の開口部と摺接する部分は、この開口部よりも
下に位置しており、この為に、この天井面およびこの天
井面を取り囲む外籠の側面によって凹空間が画成される
こととなる。道糸を外籠あるいは内籠に取付け、これを
引張ると、この凹空間には圧力が閉じ込められる。この
圧力は感圧板に作用し、感圧板を押し開けて外に逃げ
る。このときに感圧板のピンが外れ、外籠は下に滑って
落ち、下死点まで下がったところで上記したように内
籠、外籠の開口部が連通して中から餌が放出されること
となる。なお、ここで下死点とは、内籠、外籠はお互い
自由に摺動できる関係にあるので、道糸と連結されてな
い方は、そのままにしておくと下に滑り落ちてしまう。
その為にストッパーが必要であり、このストッパーの位
置まで下がったところが下死点である。
つの密閉した餌の収納容器が形成される仕組みになって
いる。つまり、内籠と外籠には共に餌を放出する為の開
口部が形成され、内籠と外籠はお互い自由に摺動できる
様に嵌合されており、お互い摺動させて動かすと、ある
状態(外籠が滑って下死点まで落ちた状態)では、内籠
と外籠の開口部が重なりあって、外に連通する状態にな
り、また、ある状態(本明細書では係止状態と表現して
いる)では、内籠の開口部は外籠が塞ぎ、外籠の開口部
は内籠が塞ぐ状態になり、この状態で密閉された餌の収
納容器が形成されるのである。この状態では中に餌ある
いは餌のついた釣針(本明細書ではこれを総称して以後
「餌」と表現する)がいれられており、道糸を引いた時
に係止状態が解除されて、外籠が下に滑り落ち、上記し
た開口部が外に連通する状態になり、中の餌が籠の外に
放出されることとなる。内籠の開口部は、第一項発明で
は、内籠の開口部は内籠側面に形成され、第二項発明で
は、内籠の底部に形成されている。つまり籠の底が抜け
た構造である。外籠の開口部は、第一、第二項発明共、
上下二か所に形成されており、上には水圧伝達用の開口
部、下には餌の出し入れ用の開口部が形成されている。
感圧板は上段の水圧伝達用の開口部に当接して、この口
の部分を覆って蓋をしており、上端部の一部が外籠の側
面に蝶着されている。蝶着部以外は外籠の側面とは縁が
切れているので、この水圧伝達用の開口部を通して水圧
が感圧板の裏側の面に作用したとき、感圧板は蝶着部を
中心にして外側に回り、蝶着されてない自由端の部分は
籠の側面から離れる。内籠は外籠に取付けた感圧板と、
ピンをピン孔に差し込むことによって係止し、ピンをピ
ン孔から抜くことによって係止を解除する係止機構によ
って脱着自在に係止される関係にあり、感圧板が水圧を
受けて籠の側面から離れたとき、ピンがピン孔から外れ
て抜けて係止機構が解除される機構になっている。感圧
板に水圧を印加する機構は、次のような機構になってい
る。すなわち、内籠と感圧板を係止した状態では、内籠
の天井面の周囲端縁部の少なくとも外籠の水圧伝達用の
開口部と摺接する部分は、この開口部よりも下位に位置
する関係にあり、つまり要すれば、内籠天井面の外籠水
圧伝達用の開口部と摺接する部分は、この開口部よりも
下に位置しており、この為に、この天井面およびこの天
井面を取り囲む外籠の側面によって凹空間が画成される
こととなる。道糸を外籠あるいは内籠に取付け、これを
引張ると、この凹空間には圧力が閉じ込められる。この
圧力は感圧板に作用し、感圧板を押し開けて外に逃げ
る。このときに感圧板のピンが外れ、外籠は下に滑って
落ち、下死点まで下がったところで上記したように内
籠、外籠の開口部が連通して中から餌が放出されること
となる。なお、ここで下死点とは、内籠、外籠はお互い
自由に摺動できる関係にあるので、道糸と連結されてな
い方は、そのままにしておくと下に滑り落ちてしまう。
その為にストッパーが必要であり、このストッパーの位
置まで下がったところが下死点である。
【0006】
【実施例】図面によって本発明を説明する。図1,2は
本発明の第一項発明の構造を説明する斜視図、図3,4
は第二項発明の構造を説明する斜視図であり、図1,3
は外籠と内籠を分解した時の説明図、図2,4は外籠と
内籠を組み立て、閉じて係止した状態と、係止が解除さ
れて外籠が下に下がった状態の説明図である。図1,2
で、外籠1は図に示すように上下が開放された円筒状で
あり、円筒の側面には、餌出し入れ用の開口部3が、更
に開口部3の上には感圧板4が蝶着されている。円筒側
面の開口部3の上には更に水圧伝達用の開口部5が形成
されており、この開口部は感圧板4で蓋をされる。つま
り感圧板は開口部5に蓋ができるような形状と広さをし
ており、開口部5から水圧が働き、外方向に押されたと
き、蝶着部を中心として外方向に自由に動くことができ
るのである。内籠2は図のように天井面は傾斜し、傾斜
面の下端面にはピン孔7が形成されている。内籠にも餌
出し入れ用の開口部8が形成されており、内籠と外籠の
餌出し入れ用の開口部の位置関係は、図から判るよう
に、外籠の開口部は内籠の胴部側面に対応し、内籠の開
口部には外籠の胴部側面が対応するような関係にあり、
内籠に外籠を嵌合した状態(図2の(イ)の状態)で
は、開口部はお互い塞がれる関係にあるのである。内籠
の開口部は外籠の側面で、外籠の開口部は内籠の側面で
塞がれる関係にあるのである。内籠に外籠を嵌合し、内
籠の天井傾斜面の下端面のピン孔7に、感圧板の内面に
取り付けたピン9を差し込むと、内籠、外籠はお互い固
定されて摺動しなくなる。この時、外籠の外周と内籠の
天井面で一つの凹空間が形成され、ここは圧力溜りとな
り、この時、傾斜面の下端は水圧伝達用の開口部よりも
下位になる。この様な関係にあるために、圧力溜まりに
掛かった水圧は収束されて水圧伝達用の開口部に伝達さ
れる仕組みになっている。天井6には芯棒が付いてお
り、ここに道糸が連結される。また、外籠の側面には、
みぞ10が、内籠の側面には突起11が形成され、二つ
を嵌合したとき、この突起を溝に差し込み内籠の側面に
固定する。突起はこの溝の上から下までの間を動き、一
番上の位置が上死点、一番下の位置が、下死点であり、
ストッパーの役目をする。これによって外籠が滑って下
にはずれることはない。餌をいれるときは、図2の
(ロ)の状態でいれ、再び、(イ)の状態に閉じ、感圧
板のピンをピン穴に差し込むと、内籠外籠は固定されて
摺動しなくなる。餌のいった籠を海に投げて沈め、頃合
を見て、芯棒に結んだ道糸を引くと、圧力溜りに水圧が
掛かり、これが水圧伝達用の開口部に伝達され、この為
に、感圧板は外に押されて動き、ピンがピン穴から外れ
て内籠と外籠の係止が解除され、外籠は滑って下に落
ち、みぞ10の下死点で止まる。この位置は内籠、外籠
の開口部が重なる位置である為に、中にいれた餌がここ
から外に放出されることとなる。図3,4は、図1,2
と異なり、外籠には底が付いており、また、内籠の底が
開放されており、餌の出し入れは、ここで行う。この場
合も内籠、外籠の係止機構は同じである。道糸を引いて
感圧板を動かし、ピンを外して外籠を下に下げた時、こ
の時、内籠の開放された底と、外籠の餌出し入れ用の開
口部が連通した時、ここから中の餌が外に出てくる。本
例の場合、芯棒の適当な位置、例えば図示した様な位置
にストッパーを取り付けることで外籠が打ち籠から外れ
るのを防止できる。以上図1〜4で、道糸を連結するの
は内籠に付けた芯棒のみに限定されるものではなく、外
可ごと道糸を連結してもよいし、また、ストッパーの構
造も図面の構造に限定されるものでもない。
本発明の第一項発明の構造を説明する斜視図、図3,4
は第二項発明の構造を説明する斜視図であり、図1,3
は外籠と内籠を分解した時の説明図、図2,4は外籠と
内籠を組み立て、閉じて係止した状態と、係止が解除さ
れて外籠が下に下がった状態の説明図である。図1,2
で、外籠1は図に示すように上下が開放された円筒状で
あり、円筒の側面には、餌出し入れ用の開口部3が、更
に開口部3の上には感圧板4が蝶着されている。円筒側
面の開口部3の上には更に水圧伝達用の開口部5が形成
されており、この開口部は感圧板4で蓋をされる。つま
り感圧板は開口部5に蓋ができるような形状と広さをし
ており、開口部5から水圧が働き、外方向に押されたと
き、蝶着部を中心として外方向に自由に動くことができ
るのである。内籠2は図のように天井面は傾斜し、傾斜
面の下端面にはピン孔7が形成されている。内籠にも餌
出し入れ用の開口部8が形成されており、内籠と外籠の
餌出し入れ用の開口部の位置関係は、図から判るよう
に、外籠の開口部は内籠の胴部側面に対応し、内籠の開
口部には外籠の胴部側面が対応するような関係にあり、
内籠に外籠を嵌合した状態(図2の(イ)の状態)で
は、開口部はお互い塞がれる関係にあるのである。内籠
の開口部は外籠の側面で、外籠の開口部は内籠の側面で
塞がれる関係にあるのである。内籠に外籠を嵌合し、内
籠の天井傾斜面の下端面のピン孔7に、感圧板の内面に
取り付けたピン9を差し込むと、内籠、外籠はお互い固
定されて摺動しなくなる。この時、外籠の外周と内籠の
天井面で一つの凹空間が形成され、ここは圧力溜りとな
り、この時、傾斜面の下端は水圧伝達用の開口部よりも
下位になる。この様な関係にあるために、圧力溜まりに
掛かった水圧は収束されて水圧伝達用の開口部に伝達さ
れる仕組みになっている。天井6には芯棒が付いてお
り、ここに道糸が連結される。また、外籠の側面には、
みぞ10が、内籠の側面には突起11が形成され、二つ
を嵌合したとき、この突起を溝に差し込み内籠の側面に
固定する。突起はこの溝の上から下までの間を動き、一
番上の位置が上死点、一番下の位置が、下死点であり、
ストッパーの役目をする。これによって外籠が滑って下
にはずれることはない。餌をいれるときは、図2の
(ロ)の状態でいれ、再び、(イ)の状態に閉じ、感圧
板のピンをピン穴に差し込むと、内籠外籠は固定されて
摺動しなくなる。餌のいった籠を海に投げて沈め、頃合
を見て、芯棒に結んだ道糸を引くと、圧力溜りに水圧が
掛かり、これが水圧伝達用の開口部に伝達され、この為
に、感圧板は外に押されて動き、ピンがピン穴から外れ
て内籠と外籠の係止が解除され、外籠は滑って下に落
ち、みぞ10の下死点で止まる。この位置は内籠、外籠
の開口部が重なる位置である為に、中にいれた餌がここ
から外に放出されることとなる。図3,4は、図1,2
と異なり、外籠には底が付いており、また、内籠の底が
開放されており、餌の出し入れは、ここで行う。この場
合も内籠、外籠の係止機構は同じである。道糸を引いて
感圧板を動かし、ピンを外して外籠を下に下げた時、こ
の時、内籠の開放された底と、外籠の餌出し入れ用の開
口部が連通した時、ここから中の餌が外に出てくる。本
例の場合、芯棒の適当な位置、例えば図示した様な位置
にストッパーを取り付けることで外籠が打ち籠から外れ
るのを防止できる。以上図1〜4で、道糸を連結するの
は内籠に付けた芯棒のみに限定されるものではなく、外
可ごと道糸を連結してもよいし、また、ストッパーの構
造も図面の構造に限定されるものでもない。
【0007】
【発明の効果】本発明は、以上詳記したように、籠を海
に投げる時、少々乱暴に扱っても蓋が開いて中の撒き餌
あるいは餌をつけた釣針が外に出てしまうようなトラブ
ルはまったく発生せず、しかも希望するポイントで確実
に撒き餌あるいは釣針をを放出できる特徴を有するもの
であり、多大の釣果が期待できるものである。
に投げる時、少々乱暴に扱っても蓋が開いて中の撒き餌
あるいは餌をつけた釣針が外に出てしまうようなトラブ
ルはまったく発生せず、しかも希望するポイントで確実
に撒き餌あるいは釣針をを放出できる特徴を有するもの
であり、多大の釣果が期待できるものである。
【図1】図1は外籠と内籠を分解した時の説明図
【図2】図2は外籠と内籠を組み立て、閉じて係止した
状態と、係止が解除されて外籠が下に下がった状態の説
明図
状態と、係止が解除されて外籠が下に下がった状態の説
明図
【図3】図3は外籠と内籠を分解した時の説明図
【図4】図4は外籠と内籠を組み立て、閉じて係止した
状態と、係止が解除されて外籠が下に下がった状態の説
明図
状態と、係止が解除されて外籠が下に下がった状態の説
明図
1…外籠 2…内籠 3…餌出
入れ用開口部 4…感圧板 5…開口部 6…天井 7…ピン孔 8…餌出入れ用開口部 9…ピン 10…みぞ 11…突起
入れ用開口部 4…感圧板 5…開口部 6…天井 7…ピン孔 8…餌出入れ用開口部 9…ピン 10…みぞ 11…突起
Claims (2)
- 【請求項1】 内籠と該内籠の外周に摺接して嵌合され
た円筒状の外籠を備えてなり、該内籠の側面には餌出し
入れ用の開口部が、該外籠の側面には上下2ケ所にそれ
ぞれ水圧伝達用の開口部と餌の出し入れ用の開口部が形
成され、かつ該外籠の側面には該水圧伝達用の開口部に
当接してこれを覆う形状の感圧板が蝶着されてなり、該
内籠は該感圧板の自由端とピンをピン孔に差し込む機構
の係止機構によって互いに脱着自在に係止される関係に
あり、内籠と感圧板が互いに係止された状態では、内籠
の天井面の端縁部の少なくとも外籠の水圧伝達用の開口
部と摺接する部分は該開口部よりも下位に位置し、かつ
該外籠の側面が内籠の餌出し入れ用開口部を塞ぎ、係止
が解除されて外籠が内籠の外周を摺接して下に下がりそ
の下死点に達した位置では、内籠の餌出し入れ用の開口
部と外籠の餌出し入れ用の開口部が互いに一致して籠の
内から外へ開口部が連通する構造にされてなることを特
徴とする魚釣り用餌籠。 - 【請求項2】 外籠と該外籠の内面に摺接して嵌合され
た筒状の内籠を備えてなり、該内籠の底面は餌出し入れ
用に開口され、該外籠の側面には上下2ケ所にそれぞれ
水圧伝達用の開口部と餌の出し入れ用の開口部が形成さ
れ、かつ該外籠の側面には該水圧伝達用の開口部に当接
してこれを覆う形状の感圧板が蝶着されてなり、該内籠
は該感圧板の自由端とピンをピン孔に差し込む機構の係
止機構によって互いに脱着自在に係止される関係にあ
り、内籠と感圧板が互いに係止された状態では、内籠の
天井面の端縁部の少なくとも外籠の水圧伝達用の開口部
と摺接する部分は該開口部よりも下位に位置し、かつ該
内籠の側面が外籠の餌出し入れ用開口部を塞ぎ、係止が
解除されて外籠が内籠の外周を摺接して下に下がりその
下死点に達した位置では、内籠の底面開口部と外籠の餌
出し入れ用の開口部が連通して外に通じる構造にされて
なることを特徴とする魚釣り用餌籠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18171794A JPH089852A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 魚釣り用餌籠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18171794A JPH089852A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 魚釣り用餌籠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH089852A true JPH089852A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=16105642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18171794A Pending JPH089852A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 魚釣り用餌籠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089852A (ja) |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP18171794A patent/JPH089852A/ja active Pending
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