JPH089872B2 - 土工車輌用作業装置 - Google Patents

土工車輌用作業装置

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JPH089872B2
JPH089872B2 JP63012665A JP1266588A JPH089872B2 JP H089872 B2 JPH089872 B2 JP H089872B2 JP 63012665 A JP63012665 A JP 63012665A JP 1266588 A JP1266588 A JP 1266588A JP H089872 B2 JPH089872 B2 JP H089872B2
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pair
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孝行 佐藤
出 森田
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新キャタピラー三菱株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〈技術分野〉 本発明は、土工車輌に装着して使用される作業装置に
関する。
〈従来技術〉 従来から、土工車輌に装着される支持本体及び支持本
体に装着されたブレードを具備する作業装置が、除雪作
業等に広く用いられている。かかる作業装置において
は、種々の作業条件及び対象物に対処するために、アン
グル機構を備えたもの、或いはアングル機構及びスライ
ド機構を備えたものが存在する。アングル機構を備えた
作業装置では、ブレードは上下方向に延びる旋回軸線を
中心として前後方向に旋回される。また、アングル機構
及びスライド機構を備えた作業装置では、ブレードは上
下方向に延びる旋回軸線を中心として前後方向に旋回さ
れると共に、支持本体に対して横方向に相対的に移動さ
れる。
〈従来技術の欠点〉 しかしながら、従来のアングル機構(更に加えてスラ
イド機構)を具備する作業装置においては、ブレードを
前後方向に延びる旋回軸線を中心として上下方向に旋回
せしめることができないことに起因して、次の通りの解
決すべき問題が存在する。即ち、ブレードのアングル作
業時に土工車輌のチルトリンクを操作してブレードの前
後角度(ピッチ角、掘削角)を変えると、ブレードの下
縁、即ちカッテイングエッジが傾斜し平坦な路面等に対
して実質上平行にならない。詳述すると、例えばブレー
ドの左端部(又は右端部)が前方に、またブレードの右
端部(又は左端部)が後方にアングルしている状態にお
いて土工車輌のチルトリンクを操作して後方に傾斜せし
めると、その左端部(又は右端部)下縁が右端部(又は
左端部)下縁より上方に位置し、ブレードは下縁は左端
(又は右端)から右端(又は左端)に向けて下方に傾斜
する。また、上述した状態においてチルトリンクを操作
してブレードを前方に傾斜せしめると、上述とは反対
に、その左端部(又は右端部)下縁が右端部(又は左端
部)下縁より下方に位置し、ブレードの下縁は左端(又
は右端)から右端(又は左端)に向けて上方に傾斜す
る。それ故に、アングル作業時においてはブレードの前
後角度を実質上変えることができず、除雪作業等におけ
る種々の条件(アイスバーン、圧雪の剥取り、或いは湿
気を含んだ雪又はさらさらした雪の排除)に十分満足に
対処することができない。
以上のような問題を解決するために、アングル機構及
びスライド機構に加えてチルト機構を備えた作業装置が
例えば実開昭47-17402号公報に開示されている。この作
業装置においては、キャリヤとブレード(排土板)との
間には、サポート、固定フランジ、リング、回動板、ス
ライディングサポート等が介在されている。そして固定
フランジ及びリングは前後方向に延びる旋回中心軸線を
有する円筒形状をなし、またスライディングサポートは
断面コ字状をなして回動板の前方へ突出するよう構成さ
れている。すなわちこれらの部材は前後方向に比較的大
きなスペースを要するため、作業装置の全長が前方へ長
くなり、重量バランスが悪化する。すなわちブレードが
作業車の重心より前方に遠くなるので貫入力が低下し、
したがって作業性が悪くなる。また作業中にピッチング
が発生し易くなり、路面等を均平に整形することが困難
となる。
〈発明の目的〉 本発明は上記事実に基づいてなされたもので、その主
目的は、アングル機構及びスライド機構に加えてチルト
機構をも備えながら、作業装置の全長を短く抑えること
ができる、改良された土工車輌用作業装置を提供するこ
とである。
〈解決するための手段及びその作用〉 本発明によれば、 土工車輌の前端に装着される支持本体と、該支持本体
の前端部に上下方向に延びる第1の旋回中心軸線まわり
に旋回自在に装着された第1の支持体と、該支持本体及
び該第1の支持体に対して前後方向に延びる第2の旋回
中心軸線まわりに旋回自在に装着された第2の支持体
と、該第2の支持体に横方向に移動自在に装着された作
業用ブレードと、該第1の支持体を該第1の旋回中心軸
線まわりに旋回させるため該支持本体と該第1の支持体
との間に介在されたアングル用流体圧シリンダ機構と、
該第2の支持体を該第2の旋回中心軸線まわりに旋回さ
せるため該支持本体と該第2の支持体との間に介在され
たチルト用流体圧シリンダ機構と、該ブレードを該横方
向に移動させるため該第2の支持体と該ブレードとの間
に介在されたスライド用流体圧シリンダ機構とを備え、 該第1の支持体及び該第2の支持体はそれぞれ横方向
に延びると共に前後方向に隣接して配置された本体プレ
ートを備え、該第2の支持体の本体プレートの両端部に
は上下方向に延びる弧状の案内溝が形成され、該第1の
支持体の本体プレートの両端部は上下方向に延びる弧状
に形成されてそれぞれ該第2の支持体の該案内溝に滑動
自在に受け入れられ、 該第2の支持体の本体プレートには上下方向に間隔を
置いて横方向に延びる一対の案内溝が形成され、該ブレ
ードの背面には、上下方向に間隔を置いて横方向に延び
る一対の被案内レールが形成され、該一対の被案内レー
ルがそれぞれ該一対の案内溝に滑動自在に受け入れられ
ている、ことを特徴とする土工車輌用作業装置、が提供
される。
本発明は前記のように構成されているので、アングル
用流体圧シリンダ機構の作用によって、作業用ブレード
を上下方向に延びる第1の旋回中心軸線まわりに旋回さ
せることができ、またスライド用流体圧シリンダ機構の
作用によって、作業用ブレードを横方向にスライドさせ
ることができる。更に、以上の作用に加えて、チルト用
流体圧シリンダ機構の作用によって、作業用ブレードを
前後方向に延びる第2の旋回中心軸線まわりに旋回させ
ることができる。これにより、ブレードのアングル作業
時にブレードの前後角度を変えても、ブレードの下縁を
平坦な路面等に対して実質上平行に調整することができ
るので、広範囲の作業条件に十分満足に対応することが
できる。
更に前記した本発明においては、第1の支持体及び第
2の支持体はそれぞれ横方向に延びると共に前後方向に
隣接して配置された本体プレートを備え、その状態で、
第2の支持体は第1の支持体に対して前後方向に延びる
第2の旋回中心軸線まわりに旋回自在であり、かつブレ
ードは第2の支持体に対して横方向にスライド自在であ
る。この構成により、支持本体の前端とブレードとの距
離は著しく短くなり、チルト機構の追加にもかかわら
ず、作業装置の全長を短く抑えることができるので、重
量バランスには実質上影響がなく、所定の貫入力は保持
され、したがって作業性も良好に保持される。また作業
中のピッチングは発生しにくくなり、路面等を均平に整
形することができる。
〈発明の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成され
た作業装置の一具体例について説明する。
第1図及び第2図において、図示の作業装置は、ロー
ダの如き土工車輌の前端に装着される支持本体2、第1
の支持体4、第2の支持体6及びブレード8を備えてい
る。支持本体2は略三角状であり、その後端部両端には
後方に突出する一対のプレート10a及び10bが設けられて
いる。かかる支持本体2は、それ自体周知のクイックカ
プラ12を介して土工車輌に所要の通り装着される。図示
のクイックカプラ12は、一対のプレート10a及び10bの上
端部に設けられたフック14と、かかるフック14に離脱自
在に係合するヒッチ16から構成され、ヒッチ16が土工車
輌のリフトアーム18及びチルトリンク20に所要の通り連
結される。
第3図及び第4図をも参照して、第1の支持体4は横
方向(第1図及び第3図において紙面に垂直な方向、第
2図において上下方向、第4図において左右方向)に細
長い本体プレート22を備え、本体プレート22の背面上端
部及び下端部には、上記横方向に延びる上プレート24及
び下プレート26が設けられている。
かかる第1の支持体4は次の通りにして支持本体2に
連結されている。支持本体2の前端部中央には上方に延
びた後前方に突出する逆L字状のブラケット28が設けら
れ、またその前面には前方に突出する一対のブラケット
30が設けられている。一方、第1の支持体4における上
プレート24及び下プレート26間にはボス32が設けられて
いる。そして、支持本体2における一対のブラケット30
間に第1の支持体4における上プレート24及び下プレー
ト26を位置付けた後これらブラケット28及び30並びに上
プレート24、下プレート26及びボス32を貫通して連結ピ
ン34を装着することによって、第1の支持体4が連結ピ
ン34(上下方向に延びる第1の旋回中心軸線を構成す
る)を中心として矢印36及び38(第2図)で示す前後方
向に旋回自在に装着されている。この第1の支持体4と
支持本体2の間には、一対のアングル用流体圧シリンダ
機構40a及び40bが介在されている。例えば油圧シリンダ
機構から構成することができる一対の流体圧シリンダ機
構の片方40aは、そのシリンダ側が支持本体2の左部に
設けられた一対のブラケット42間に旋回自在に連結さ
れ、そのロッド側が第1の支持体4の左端部に設けられ
た一対のブラケット(図示せず)間に旋回自在に連結さ
れている(第3図)。また、他方の流体圧シリンダ機構
40bは、そのシリンダ側が支持本体2の右部に設けられ
た一対のブラケット(図示せず)間に旋回自在に連結さ
れ、そのロッド側が第1の支持体4の右端部に設けられ
た一対のブラケット45(第3図及び第4図)間に旋回自
在に連結されている(尚、第4図においては、この流体
圧シリンダ機構40bを省略して示す)。
第2の支持体6も細長い本体プレート46を具備してい
る。この本体プレート46は、第1の支持体4の前面側に
て上記横方向に延びており、具体例ではその下端部が支
持本体2に連結され、その両端部が第1の支持体4に規
定された一対の案内溝48(特に、第4図及び第5図を参
照)に滑動自在に受入れられている。更に説明すると、
第2の支持体6の本体プレート46の背面における長手方
向中央下端部には取付ブラケット50が取付けられてい
る。取付ブラケット50には、上下方向に間隔を置いて一
対の支持スリーブ52が固定され、かかる一対の支持スリ
ーブ52間にトラニオン54が旋回自在に装着されている。
一方、支持本体2の下端部には、前後方向(第1図乃至
第3図において左右方向、第4図において紙面に垂直な
方向)に間隔を置いてプレート56及び58が設けられてお
り、かかるプレート56及び58間にピボットピン60が旋回
自在に装着されている。ピボットピン60の一端部はプレ
ート58を貫通して前方に突出し、またその他端部はプレ
ート56を貫通して後方に突出し、かかる他端部には、ピ
ボットピン60の抜けを防止するための抜け止め部材61が
装着されている。そして、第2の支持体6におけるトラ
ニオン54の中央部と支持体2におけるピボットピン60の
一端部が横方向に延びるピン62を介して旋回自在に連結
されている。従って、第2の支持体6と支持本体2と
は、ピボットピン60(上記前後方向に延びる軸線を構成
する)を中心として上下方向に、またピン62(上記横方
向に延びる軸線を構成する)を中心として前後方向に、
更にトラニオン54(上記上下方向に延びる軸線を構成す
る)を中心として前後方向に旋回自在に連結されてい
る。また、第2の支持体6の両端部背面には、第5図に
拡大して示す如くして一対の案内溝48(一対の案内溝48
は実質上同様にして規定され、第5図において第2の支
持体6に右端部に規定された片方のみを示す)が規定さ
れている。即ち、本体プレート46の背面にはプレート64
が固定され、このプレート64の長手方向に延びる外側部
にはタッピングプレート66が固定されている。このタッ
ピングプレート66の背面にシム部材68を介して外プレー
ト70を位置付けた後これら外プレート70及びシム部材68
を介してボルト72をタッピングプレート66に螺着するこ
とによって、案内溝48がプレート66及び外プレート70間
に規定されている。一対の案内溝48は内面が開放され、
その底面は上下方向に弧状に延びている(第4図も参
照)。第1図の支持体4の本体プレート22の両端縁は一
対の案内溝48の底面形状に対応して弧状に形成されてお
り、かかる両端部が夫々一対の案内溝48に上下方向に移
動自在に受入れられている。尚、後述する如くして第1
の支持体4に対して第2の支持体6が上下方向に旋回し
た際においても本体プレート22の両端部と一対の案内溝
48が十分係合するように、本体プレート22の両端部は中
央部に比して下方に突出している(第4図参照)。第1
の支持体4と第2の支持体6がかく滑動自在になってい
ることに関連して、更に、連結ピン34(第1の旋回中心
軸線)とトラニオン54(上下方向に延びる軸線)が上下
方向に合致して実質上直線状の一つの旋回中心軸線を構
成している。第2の支持体6がかくの通り装着されてい
るので、案内溝48を規定するプレート66及び外プレート
70の作用によって第1の支持体4に対する第2の支持体
6のピン62を中心とする旋回動及びトラニオン54を中心
とする旋回動が確実に阻止され、かくして第1の支持体
4が矢印36(又は38)(第2図)で示す方向に旋回され
ると、第2の支持体6もこれと一体に上記上下方向に延
びる軸線を中心として同様に旋回される。これに対し
て、本体プレート22の両端部は一対の案内溝48内に滑動
自在に受入れられている故に、第2の支持体6はピボッ
トピン60(前後方向に延びる第2の旋回中心軸線をも構
成する)を中心として第1の支持体4に対して相対的に
上下方向に旋回自在である。尚、連結ピン34の作用によ
って支持本体2に対する第1の支持体4の上記横方向に
延びる軸線を中心とする相対的旋回動が確実に阻止され
る故に、第1の支持体4及び第2の支持体6がピン62を
中心として一体に旋回することはない。
支持本体2と第2の支持体6の間には、第2の支持体
6を矢印74及び76(第4図)で示す方向に旋回せしめる
ためのチルト用流体圧シリンダ機構78が介在されてい
る。油圧シリンダ機構から構成することができる流体圧
シリンダ機構78の出力ロッド80はピン82を介して第2の
支持体6の右端に設けられた取付ブラケット84を旋回自
在に連結され、そのシリンダ側は連結ピン34の上端部に
その中心軸線を中心として旋回自在に且つ上記中心軸線
に対して実質上垂直な軸線を中心として幾分上下方向に
旋回自在に連結されている。尚、流体圧シリンダ機構78
のシリンダ側を連結ピン34の所要部位置に保持するため
に、この連結ピン34にはスリーブ状の上スペーサ86及び
下スペーサ88が被嵌され、連結ピン34における上スペー
サ86と下スペーサ88間の部位に、上記シリンダ側が所要
の通り連結されている。チルト用の流体圧シリンダ機構
78の片方(具体例ではシリンダ側)を具体例の如く連結
ピン34に連結せしめることによって、ブレード8を後述
する如くアングリングせしめた際にも流体圧シリンダ機
構78の両連結部間の間隔が実質上変化することはなく、
それ故に、アングル時にこのチルト用流体圧シリンダ機
構78に外力が作用することはない。
また、ブレード8は、作業面として作用する湾曲した
前ボード90を有し、前ボード90の下端には実質上全幅に
渡ってカッテイングエッジ92が設けられている。このブ
レード8は、第2の支持体6の前面側に上記横方向に移
動自在に装着されている。具体例では、第2の支持体6
の本体プレート46の前面には、第5図に示すのと実質上
同様にして、上下方向に間隔を置いて上案内溝94及び下
案内溝96が規定されている(第2図乃至第4図)。即
ち、本体プレート46の両端部前面には、上方に突出する
上支持プレート98が固定され、上支持プレート98の各々
の前面にはタッピングプレート100が固定されている。
各タッピングプレート100にはシム部材102を介して外プ
レート104が位置付けられ、外プレート104及びシム部材
102を貫通してボルト106をタッピングプレート100に螺
着することによって、上支持プレート98と外プレート10
4の間に下面が開放された案内溝が規定されている。か
かる一対の案内溝は上記横方向に整合し、上記横方向に
延びる上案内溝94を構成する。また、本体プレート46の
両端部前面には、下方に突出する下支持プレート106も
設けられており、下支持プレート106の各々の前面にも
タッピングプレート108が固定されている。各タッピン
グプレート108にはシム部材110を介して外プレート112
が位置付けられ、外プレート112及びシム部材110を貫通
してボルト114をタッピングプレート108に螺着すること
によって、下支持プレート106と外プレート112の間に上
面が開放された案内溝が規定されている。これら一対の
案内溝も上記横方向に整合し、上記横方向に延びる下案
内溝96を構成する。一方、ブレード8の背面上端部及び
下端部には、略L字状の細長い上部材116及び下部材118
が固定され、上部材116の上面及び下部材118に下面には
夫々上被案内レール120及び下被案内レール122が設けら
れている。これら上被案内レール120及び下被案内レー
ル122はブレード8の長手方向ほぼ全幅に渡って延び、
上被案内レール120は第2の支持体6に規定された上案
内溝94内に、また下被案内レール122は第2の支持体6
に規定された下案内溝96に上記横方向に滑動自在に受入
れられている。尚、具体例では、ブレード8の上述した
滑動がスムーズに行われるように、タッピングプレート
100とシム部材102間に、上被案内レール120の上面に作
用するベアリング124が配設され、またタッピングプレ
ート108とシム部材110の間に、下被案内レール122の下
面に作用するベアリング126が配設されている。
第2の支持体6とブレード8の間には、ブレード8を
上記横方向に移動せしめるためのスライド用流体圧シリ
ンダ機構128(第3図)が介在されている。油圧シリン
ダ機構から構成することができる流体圧シリンダ機構12
8のロッド側が第2の支持体6の本体ブレード46の前面
に設けられた一対のブラケット130間に旋回自在に連結
され、そのシリンダ側がブレード8の背面に設けられた
一対のブラケット(図示せず)間に旋回自在に連結され
ている。
図示の作業装置は、更に、ソリ132を備えており、ソ
リ132が第1の支持体4における本体ブレード22の背面
両端部に配設されている(第3図及び第4図においてソ
リ132を省略して示す)。かかるソリ132は、それ自体周
知の構成のものでよい。
上述した構成の作業装置の作用効果は、次の通りであ
る。
ブレード8をアングリングせしめるには、アングル用
の片方の流体圧シリンダ機構40aを収縮(又は伸張)せ
しめると共にアングル用の他方の流体圧シリンダ機構40
bを伸張(又は収縮)せしめればよい。かくすると、支
持本体2に対して第1の支持体4が連結ピン34(第1の
旋回中心軸線)を中心として旋回され、この第1の支持
体4と一体に第2の支持体6及びブレード8も同様に旋
回され、かくして作業用ブレード8は矢印36(又は38)
(第2図)で示す方向に所要の通りアングリングされる
(尚、第2図においては、矢印36で示す方向にアングリ
ングせしめた場合を二点鎖線で示す)。
また、ブレード8をスライドせしめるには、スライド
用の流体圧シリンダ機構128を伸張(又は収縮)せしめ
ればよい。かくすると、第2の支持体6に対してブレー
ド8が上案内溝94及び下案内溝96に沿って横方向に滑動
され、かくして作業用ブレード8は例えば矢印134(又
は136)(第2図)で示す方向に所要の通りスライドさ
れる(尚、第2図においては、矢印36で示す方向にアン
グリングせしめた状態においてブレードを矢印134及び1
36で示す方向に移動せしめた場合を二点鎖線で一部を示
す)。
また、ブレード8をチルテイングせしめるには、チル
ト用の流体圧シリンダ機構78を伸張(又は収縮)せしめ
ればよい。かくすると、第2の支持体6が支持本体2に
対してピボットピン60(第2の旋回中心軸線)を中心と
して矢印74(又は76)(第4図)で示す方向に旋回さ
れ、かくして作業用ブレード8は第2の支持体6と一体
に旋回して所要の通りチルテイングされる。このとき、
第1の支持体4は矢印74(又は76)で示す方向に旋回せ
ず、第1の支持体4の本体プレート22の両端部が第2の
支持体6の両端部に規定された案内溝48内を相対的に移
動する。かくチルテイングせしめると、第4図から容易
に理解される如く、ブレード8の右端部(又は左端部)
が下方にまたその左端部(又は右端部)が上方に移動
し、土工車輌のチルトリンク20を操作してブレード8の
前後角度を変えることによってブレード8の下縁(カッ
テイングエッジ92の下縁)が傾斜しても、かかる傾斜を
所要の通り補償してその下縁を平坦な路面等に対して実
質上平行にせしめることができる。
尚、流体圧シリンダ機構40a、40b、78及び128は、土
工車輌の油圧源の如き流体圧源からの流体圧を利用して
伸縮せしめることができる。
かくの通りの作業装置2は、アングル機構及びスライ
ド機構に加えてチルト機構をも具備する故に、従来のも
のに比して一層広範囲の条件に満足に対処することがで
きる。
また、第1の支持体4及び第2の支持体6をプレート
状の本体プレート22及び46から構成し、支持本体2と第
2の支持体6の間にチルト用流体圧シリンダ機構78を介
在せしめている故に、作業装置2全体の前後方向の長さ
を短くすることができると共に全体の重量をも軽減せし
めることができる。
以上、本発明に従って構成された作業装置の一具体例
について説明したが、本発明はかかる具体例に限定され
るものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々
の変形乃至修正が可能である。
例えば、具体例においては、第2の支持体6の両端部
に一対の案内溝48を設け、第1の支持体4の本体プレー
ト22の両端部を一対の案内溝48内に滑動自在に受入れて
いるが、これとは反対に、第1の支持体4の両端部に一
対の案内溝を設け、かかる一対の案内溝内に第2の支持
体6の両端部を滑動自在に位置付けるようにしてもよ
い。
また、例えば、具体例においては、支持本体2がクイ
ックカプラ12を介して土工車輌の前端に装着される構成
であるが、これに限定されることなく、支持本体2が直
接土工車輌に装着される形態のものにも同様に適用する
ことができる。
〈発明の効果〉 本発明作業装置によれば、アングル機構及びスライド
機構に加えてチルト機構をも備えながら、作業装置の全
長を短く抑えることができる。
本発明作業装置が、アングル機構及びスライド機構に
加えてチルト機構をも備えていることにより、ブレード
のアングル作業時にブレードの前後角度を変えても、ブ
レードの下縁を平坦な路面等に対して実質上平行に調整
することができるので、広範囲の作業条件に十分満足に
対応することができる。
更に支持本体の前端とブレードとの距離は、従来装置
に比較して著しく短くなり、チルト機構の追加にもかか
わらず、作業装置の全長を短く抑えることができるの
で、重量バランスには実質上影響がなく、所定の貫入力
は保持され、したがって作業性も良好に保持される。ま
た作業中のピッチングは発生しにくくなり、路面等を均
平に整形することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って構成された作業装置の一具体
例を示す側面図。 第2図は、第1図に示す作業装置の平面図。 第3図は、第1図の作業装置の一部を省略して示す断面
図。 第4図は、第1図の作業装置の右部を背面側から見たと
ころを示す断面図。 第5図は、第4図におけるV−V線による断面図。 2……支持本体 4……第1の支持体 6……第2の支持体 8……ブレード 22……本体プレート 34……連結ピン(第1の旋回中心軸線) 40a及び40b……アングル用流体圧シリンダ機構 46……本体ブレード 60……ピボットピン(第2の旋回中心軸線) 78……チルト用流体圧シリンダ機構 128……スライド用流体圧シリンダ機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】土工車輌の前端に装着される支持本体と、
    該支持本体の前端部に上下方向に延びる第1の旋回中心
    軸線まわりに旋回自在に装着された第1の支持体と、該
    支持本体及び該第1の支持体に対して前後方向に延びる
    第2の旋回中心軸線まわりに旋回自在に装着された第2
    の支持体と、該第2の支持体に横方向に移動自在に装着
    された作業用ブレードと、該第1の支持体を該第1の旋
    回中心軸線まわりに旋回させるため該支持本体と該第1
    の支持体との間に介在されたアングル用流体圧シリンダ
    機構と、該第2の支持体を該第2の旋回中心軸線まわり
    に旋回させるため該支持本体と該第2の支持体との間に
    介在されたチルト用流体圧シリンダ機構と、該ブレード
    を該横方向に移動させるため該第2の支持体と該ブレー
    ドとの間に介在されたスライド用流体圧シリンダ機構と
    を備え、 該第1の支持体及び該第2の支持体はそれぞれ横方向に
    延びると共に前後方向に隣接して配置された本体プレー
    トを備え、該第2の支持体の本体プレートの両端部には
    上下方向に延びる弧状の案内溝が形成され、該第1の支
    持体の本体プレートの両端部は上下方向に延びる弧状に
    形成されてそれぞれ該第2の支持体の該案内溝に滑動自
    在に受け入れられ、 該第2の支持体の本体プレートには上下方向に間隔を置
    いて横方向に延びる一対の案内溝が形成され、該ブレー
    ドの背面には、上下方向に間隔を置いて横方向に延びる
    一対の被案内レールが形成され、該一対の被案内レール
    がそれぞれ該一対の案内溝に滑動自在に受け入れられて
    いる、ことを特徴とする土工車輌用作業装置。
JP63012665A 1988-01-25 1988-01-25 土工車輌用作業装置 Expired - Lifetime JPH089872B2 (ja)

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