JPH0898899A - スプリンクラヘッド - Google Patents
スプリンクラヘッドInfo
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- JPH0898899A JPH0898899A JP23489794A JP23489794A JPH0898899A JP H0898899 A JPH0898899 A JP H0898899A JP 23489794 A JP23489794 A JP 23489794A JP 23489794 A JP23489794 A JP 23489794A JP H0898899 A JPH0898899 A JP H0898899A
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Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、感熱部材の作動原因や作動温度を
容易に確認でき、火災後の火災状況の調査に好適なスプ
リンクラヘッドを実現することを目的とする。 【構成】 この発明は、スプリンクラヘッドの火災時に
飛散しない構成部材の外面の一部に温度に応じて変色す
る不可逆性の感温変色体を設けたスプリンクラヘッドを
構成した。
容易に確認でき、火災後の火災状況の調査に好適なスプ
リンクラヘッドを実現することを目的とする。 【構成】 この発明は、スプリンクラヘッドの火災時に
飛散しない構成部材の外面の一部に温度に応じて変色す
る不可逆性の感温変色体を設けたスプリンクラヘッドを
構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】消火設備として事務所や工場等の
天井に設置して、感熱部材を利用して火災の熱で周囲が
一定温度に達したときに放水口を開放し、給水源からの
水を散水して消火するスプリンクラヘッドが知られてい
る。スプリンクラヘッドを散水機能を有するデフレクタ
の構造上から分類すると、デフレクタを天井に固定的に
露出されたコ字形や馬蹄形のフレームに取付けたフレー
ム型と、火災時にデフレクタ部分が落下して散水するフ
ラッシュ型に大別される。
天井に設置して、感熱部材を利用して火災の熱で周囲が
一定温度に達したときに放水口を開放し、給水源からの
水を散水して消火するスプリンクラヘッドが知られてい
る。スプリンクラヘッドを散水機能を有するデフレクタ
の構造上から分類すると、デフレクタを天井に固定的に
露出されたコ字形や馬蹄形のフレームに取付けたフレー
ム型と、火災時にデフレクタ部分が落下して散水するフ
ラッシュ型に大別される。
【0002】また、上記の感熱部材には融点の低いPb−
Sn合金を主成分にした半田や、膨脹率の高い特殊な液体
をガラス管に封入したグラスバルブ等が用いられてい
る。一般に、この種の半田やグラスバルブ等の感熱部材
が火災の熱で作動する温度(作動温度)は72℃と10
4℃に定められ、普通感熱部材の表面等に表示されてい
る。
Sn合金を主成分にした半田や、膨脹率の高い特殊な液体
をガラス管に封入したグラスバルブ等が用いられてい
る。一般に、この種の半田やグラスバルブ等の感熱部材
が火災の熱で作動する温度(作動温度)は72℃と10
4℃に定められ、普通感熱部材の表面等に表示されてい
る。
【0003】本発明は上記のようなスプリンクラヘッド
に係り、特に感熱部材にグラスバルブを用いたフレーム
型に適用して効果的なスプリンクラヘッドに関するもの
である。
に係り、特に感熱部材にグラスバルブを用いたフレーム
型に適用して効果的なスプリンクラヘッドに関するもの
である。
【0004】
【従来の技術】図5は従来のスプリンクラヘッドの構成
図で、実公昭53−1839号公報記載のスプリンクラ
ヘッドの縦断側面図が示されている。
図で、実公昭53−1839号公報記載のスプリンクラ
ヘッドの縦断側面図が示されている。
【0005】図5において、1はスプリンクラヘッドの
本体、2は環状溝、3は放水口、4は鍔部、5は孔、6
は中央部、7は放射状デフレクタ、8は支持体を構成す
るコ字形のフレームである。また、9はばね、10は硬
質ガラスアンプルからなるグラスバルブ、11は帽子状
栓体である。
本体、2は環状溝、3は放水口、4は鍔部、5は孔、6
は中央部、7は放射状デフレクタ、8は支持体を構成す
るコ字形のフレームである。また、9はばね、10は硬
質ガラスアンプルからなるグラスバルブ、11は帽子状
栓体である。
【0006】上述のようなスプリンクラヘッドにおいて
火災が発生すると、中央部6に立形に配置さればね9上
で帽子状栓体11を支えているグラスバルブ10が作動
温度で破壊されて飛散する。そして、支えられていた帽
子状栓体11が押出されて放水口3が開放され、加圧水
が放水口3から噴出する。この結果、噴出した加圧水が
放射状デフレクタ7に吹き付けられ、消火用の水が一定
範囲内の床面上に向かって散水されるようになってい
る。
火災が発生すると、中央部6に立形に配置さればね9上
で帽子状栓体11を支えているグラスバルブ10が作動
温度で破壊されて飛散する。そして、支えられていた帽
子状栓体11が押出されて放水口3が開放され、加圧水
が放水口3から噴出する。この結果、噴出した加圧水が
放射状デフレクタ7に吹き付けられ、消火用の水が一定
範囲内の床面上に向かって散水されるようになってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5で示されたような
従来のフレーム型のスプリンクラヘッドは、図示のよう
にガラス製のグラスバルブ10からなる感熱部材がコ字
形のフレーム8に支持されて大部分が露出されている。
したがって、露出した感熱部材が何等かの外力を受けて
火災発生時の熱以外の作用で破壊されて、放水口3から
加圧水が噴出して散水されるようになことが発生する。
このため、グラスバルブ10の作動の原因が上記のよう
に誤って外力等で作動したときのような誤作動に因るも
のか、実際の火災によって行われたものかどうかの作動
原因を事実上確認をすることができない等の問題点があ
った。
従来のフレーム型のスプリンクラヘッドは、図示のよう
にガラス製のグラスバルブ10からなる感熱部材がコ字
形のフレーム8に支持されて大部分が露出されている。
したがって、露出した感熱部材が何等かの外力を受けて
火災発生時の熱以外の作用で破壊されて、放水口3から
加圧水が噴出して散水されるようになことが発生する。
このため、グラスバルブ10の作動の原因が上記のよう
に誤って外力等で作動したときのような誤作動に因るも
のか、実際の火災によって行われたものかどうかの作動
原因を事実上確認をすることができない等の問題点があ
った。
【0008】本発明は、図5のような従来のスプリンク
ラヘッドの問題点を解消するためになされたもので、グ
ラスバルブの作動原因や作動温度を容易に確認でき、火
災後の火災状況の調査に好適なグラスバルブを用いたフ
レーム型のスプリンクラヘッドを実現することを目的と
するものである。
ラヘッドの問題点を解消するためになされたもので、グ
ラスバルブの作動原因や作動温度を容易に確認でき、火
災後の火災状況の調査に好適なグラスバルブを用いたフ
レーム型のスプリンクラヘッドを実現することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、スプリンク
ラヘッドの火災時に飛散しない構成部材の外面の一部に
温度に応じて変色する不可逆性の感温変色体を設けたス
プリンクラヘッドを構成したものである。
ラヘッドの火災時に飛散しない構成部材の外面の一部に
温度に応じて変色する不可逆性の感温変色体を設けたス
プリンクラヘッドを構成したものである。
【0010】また、この発明は、放水口を設けた取付部
と支承部とをアーム部で接続したフレームを有する本体
と、本体の放水口を塞ぐ放水弁と、支承部に支持されて
放水弁を押圧するグラスバルブ等の感熱部材とを備えた
フレーム型のスプリンクラヘッドにおいて、本体デフレ
クタ、又はフレームの表面に温度に応じて変色する不可
逆性の感温変色体を設けたスプリンクラヘッドを構成し
たものである。また、感温変色体にグラスバルブの作動
温度を含む温度以上で変色する変色チップを用いたスプ
リンクラヘッドを構成したものである。また、感温変色
体を散水に晒されない位置に設けたスプリンクラヘッド
を構成したものである。さらに、感温変色体にベースと
エレメントの表示部分で変色を表示させる変色チップを
用いたスプリンクラヘッドを構成したものである。
と支承部とをアーム部で接続したフレームを有する本体
と、本体の放水口を塞ぐ放水弁と、支承部に支持されて
放水弁を押圧するグラスバルブ等の感熱部材とを備えた
フレーム型のスプリンクラヘッドにおいて、本体デフレ
クタ、又はフレームの表面に温度に応じて変色する不可
逆性の感温変色体を設けたスプリンクラヘッドを構成し
たものである。また、感温変色体にグラスバルブの作動
温度を含む温度以上で変色する変色チップを用いたスプ
リンクラヘッドを構成したものである。また、感温変色
体を散水に晒されない位置に設けたスプリンクラヘッド
を構成したものである。さらに、感温変色体にベースと
エレメントの表示部分で変色を表示させる変色チップを
用いたスプリンクラヘッドを構成したものである。
【0011】
【作用】平常状態では押しネジとグラスバルブ等の感熱
部材に支えられた放水弁が押し上げられて、加圧水源に
連通した放水口の閉ざされた状態が保持されている。火
災が発生すると、熱によってグラスバルブ内に封入され
た液体が熱膨張し、硬質ガラスが破壊されて飛散する。
このとき、グラスバルブに支持されていた放水弁が抜け
落ちて、閉塞状態に保持されていた放水口の水が噴出す
る。噴出した水はデフレクタで四方に飛び散りながら、
床面に向かって散水されて火災が消火される。
部材に支えられた放水弁が押し上げられて、加圧水源に
連通した放水口の閉ざされた状態が保持されている。火
災が発生すると、熱によってグラスバルブ内に封入され
た液体が熱膨張し、硬質ガラスが破壊されて飛散する。
このとき、グラスバルブに支持されていた放水弁が抜け
落ちて、閉塞状態に保持されていた放水口の水が噴出す
る。噴出した水はデフレクタで四方に飛び散りながら、
床面に向かって散水されて火災が消火される。
【0012】一方、火災の発生による熱で、気流が温度
を上げながら天井に向かって吹き上げられる。吹き上げ
られた気流の温度が変色温度を越えると、本体に設けら
れた変色チップのエレメントが例えば白色から赤橙色に
変色する。その後、火災鎮火後の火災調査が始まると、
変色チップの変色によってグラスバルブが外力によって
作動したものではなく火災により作動したことが確認さ
れる。
を上げながら天井に向かって吹き上げられる。吹き上げ
られた気流の温度が変色温度を越えると、本体に設けら
れた変色チップのエレメントが例えば白色から赤橙色に
変色する。その後、火災鎮火後の火災調査が始まると、
変色チップの変色によってグラスバルブが外力によって
作動したものではなく火災により作動したことが確認さ
れる。
【0013】
実施例1.以下、この発明の実施例を、図面を用いて説
明する。図1はこの発明の実施例の正面図、図2は側面
図、図3は断面図である。本発明の実施例図面で従来装
置と同様の部分でも異なる符号が付されており形状や構
成等に相違点があるので、一部重複するがやや詳しく説
明する。
明する。図1はこの発明の実施例の正面図、図2は側面
図、図3は断面図である。本発明の実施例図面で従来装
置と同様の部分でも異なる符号が付されており形状や構
成等に相違点があるので、一部重複するがやや詳しく説
明する。
【0014】図1乃至図3において、1はスプリンクラ
ヘッド、2はスプリンクラヘッド1の本体である。本体
2には真鍮やアルミニウム合金等の金属材が用いられ、
鋳造機やダイカスト成型機などで成型される。3は本体
2の上端に形成されたネジ、4は六角形のネジ頭部、
5,5は左右のアーム部、6は支承部である。ネジ3と
ネジ頭部4によりボルト状の取付部7が構成され、該取
付部7から引き出されたアーム部5と支承部6等により
フレーム8が構成されている。アーム部5,5は取付部
7の両側から下方に分岐され、途中が内側に幾分傾斜し
てから下端が水平方向に折曲されて先端が共に支承部6
に連結されている。
ヘッド、2はスプリンクラヘッド1の本体である。本体
2には真鍮やアルミニウム合金等の金属材が用いられ、
鋳造機やダイカスト成型機などで成型される。3は本体
2の上端に形成されたネジ、4は六角形のネジ頭部、
5,5は左右のアーム部、6は支承部である。ネジ3と
ネジ頭部4によりボルト状の取付部7が構成され、該取
付部7から引き出されたアーム部5と支承部6等により
フレーム8が構成されている。アーム部5,5は取付部
7の両側から下方に分岐され、途中が内側に幾分傾斜し
てから下端が水平方向に折曲されて先端が共に支承部6
に連結されている。
【0015】9は取付部7に形成され上方がテーパ状に
開口する放水口、10は支承部6に設けられたネジ孔で
ある。放水口9とネジ孔10は、本体2の軸心O−O上
に貫設されている。図示されていないが、本体2は取付
部7により事務所や工場等の天井に予め施設された導管
に連結され、この導管を介して放水口9が消火用の加圧
水源に連通される。
開口する放水口、10は支承部6に設けられたネジ孔で
ある。放水口9とネジ孔10は、本体2の軸心O−O上
に貫設されている。図示されていないが、本体2は取付
部7により事務所や工場等の天井に予め施設された導管
に連結され、この導管を介して放水口9が消火用の加圧
水源に連通される。
【0016】11は放水弁、12はパッキン、13はグ
ラスバルブである。また、14は押しネジ、15はデフ
レクタ、16は座金である。グラスバルブ13は先端を
尖らせた上下の肩部を厚くした細い硬質のガラス管で構
成され、エーテル等の赤色に着色された熱膨脹率の高い
液体が小気泡を残して封入されている。硬質ガラス製の
グラスバルブ13は、軸方向の強度が与えられている。
そして、このグラスバルブ13は放水弁11と押しネジ
14の間に介装され上方に向く一定の押圧力が加えられ
て、前述の加圧水による放水弁11に加わる荷重を凌駕
して放水口9の閉塞状態を保持するように構成されてい
る。
ラスバルブである。また、14は押しネジ、15はデフ
レクタ、16は座金である。グラスバルブ13は先端を
尖らせた上下の肩部を厚くした細い硬質のガラス管で構
成され、エーテル等の赤色に着色された熱膨脹率の高い
液体が小気泡を残して封入されている。硬質ガラス製の
グラスバルブ13は、軸方向の強度が与えられている。
そして、このグラスバルブ13は放水弁11と押しネジ
14の間に介装され上方に向く一定の押圧力が加えられ
て、前述の加圧水による放水弁11に加わる荷重を凌駕
して放水口9の閉塞状態を保持するように構成されてい
る。
【0017】20は感温変色体の変色チップである。変
色チップ20は外から見易く、かつ散水に晒されないよ
うにアーム部5の上部に貼付されている。この変色チッ
プ20は、例えば“サーモラベル”(商品名)と呼ば
れ、安定性のある融解性顔料の融点を利用した示温エレ
メントが用いられる。変色チップ20は図4の(a) に示
されているように、ここでは方形のベース21と円形の
完全不可逆性のエレメント22とからなっている。外側
の方形のベース21は、原色が例えば白で温度変化に不
変色である。また、内側で円形のエレメント22の原色
も例えば白色で、前記したグラスバルブ13の作動温度
の72℃よりやや低い70℃の変色温度で例えば赤橙色
に変色して変色状態が保持されるようになっている。
色チップ20は外から見易く、かつ散水に晒されないよ
うにアーム部5の上部に貼付されている。この変色チッ
プ20は、例えば“サーモラベル”(商品名)と呼ば
れ、安定性のある融解性顔料の融点を利用した示温エレ
メントが用いられる。変色チップ20は図4の(a) に示
されているように、ここでは方形のベース21と円形の
完全不可逆性のエレメント22とからなっている。外側
の方形のベース21は、原色が例えば白で温度変化に不
変色である。また、内側で円形のエレメント22の原色
も例えば白色で、前記したグラスバルブ13の作動温度
の72℃よりやや低い70℃の変色温度で例えば赤橙色
に変色して変色状態が保持されるようになっている。
【0018】このような構成の本発明実施例の動作を、
次に説明する。実施例で示されたスプリンクラヘッド1
は、前述のように加圧水源に連通されて事務所等の天井
に取付部7のネジ3により取付けられて規則正しく配置
されている。そして、平常状態では前述のように、軸心
O−O上の押しネジ14とグラスバルブ13に支承され
た放水弁11により、加圧水源に連通した放水口9の閉
塞状態が保持されている。
次に説明する。実施例で示されたスプリンクラヘッド1
は、前述のように加圧水源に連通されて事務所等の天井
に取付部7のネジ3により取付けられて規則正しく配置
されている。そして、平常状態では前述のように、軸心
O−O上の押しネジ14とグラスバルブ13に支承され
た放水弁11により、加圧水源に連通した放水口9の閉
塞状態が保持されている。
【0019】火災が発生すると、火災の熱によってグラ
スバルブ13内に封入された液体が熱膨張し、アンプル
状の硬質ガラスが破壊されて飛散する。同時に、支承部
6上のグラスバルブ13に支持されていた放水弁11が
落下して、閉塞状態に保持されていた放水口9から消火
用の水が噴出する。吹き出された水は支承部6に取付け
られたデフレクタ15で四方に拡散され、軸心O−Oを
中心に床面に向かって略円すい状に均一に散水されて火
災が消火される。
スバルブ13内に封入された液体が熱膨張し、アンプル
状の硬質ガラスが破壊されて飛散する。同時に、支承部
6上のグラスバルブ13に支持されていた放水弁11が
落下して、閉塞状態に保持されていた放水口9から消火
用の水が噴出する。吹き出された水は支承部6に取付け
られたデフレクタ15で四方に拡散され、軸心O−Oを
中心に床面に向かって略円すい状に均一に散水されて火
災が消火される。
【0020】この場合、火災の発生によって熱を伴う気
流が、順次温度を上昇させながら天井に向かって吹き上
げられる。吹き上げられた気流の温度が70℃を越える
と、アーム部5の変色チップ20のエレメント22がこ
の気流に晒されて図4の(a)と(b) に示すように白色か
ら赤橙色に変色する。そして、スプリンクラヘッド1の
付近の温度が作動温度の72℃を越えたときに、グラス
バルブ13が前述のように破壊して消火動作が実施され
ることになる。
流が、順次温度を上昇させながら天井に向かって吹き上
げられる。吹き上げられた気流の温度が70℃を越える
と、アーム部5の変色チップ20のエレメント22がこ
の気流に晒されて図4の(a)と(b) に示すように白色か
ら赤橙色に変色する。そして、スプリンクラヘッド1の
付近の温度が作動温度の72℃を越えたときに、グラス
バルブ13が前述のように破壊して消火動作が実施され
ることになる。
【0021】その際、変色チップ20のエレメント22
は完全不可逆性で白色から赤橙色に変色し、この変色時
の変色状態がそのまま維持される。したがって、消火後
の火災調査において、スプリンクラヘッド1の付近の温
度が少なくも70℃の火災環境に置かれたことが認めら
れる。よって、グラスバルブ13が外力によって作動し
たものではなく、実質的に火災により作動したことが確
認される。なお、グラスバルブ13が外力によって破壊
された場合には変色チップ20のエレメント22の色が
白色のままなので、それにより外力によって作動したこ
とがわかる。
は完全不可逆性で白色から赤橙色に変色し、この変色時
の変色状態がそのまま維持される。したがって、消火後
の火災調査において、スプリンクラヘッド1の付近の温
度が少なくも70℃の火災環境に置かれたことが認めら
れる。よって、グラスバルブ13が外力によって作動し
たものではなく、実質的に火災により作動したことが確
認される。なお、グラスバルブ13が外力によって破壊
された場合には変色チップ20のエレメント22の色が
白色のままなので、それにより外力によって作動したこ
とがわかる。
【0022】特に、実施例の変色チップ20の構成によ
れば、無変色の方形のベース21の中心のエレメント2
2だけが赤橙色に変色するので、白地に赤の“日の丸
状”の色表示によりグラスバルブ13の作動原因や作動
温度を明瞭に視認できる。この外、ベース21とエレメ
ント22の両色を反対色や補色関係に選定すれば、本体
2の地色に無関係に鮮明に色表示できる利点がある。
れば、無変色の方形のベース21の中心のエレメント2
2だけが赤橙色に変色するので、白地に赤の“日の丸
状”の色表示によりグラスバルブ13の作動原因や作動
温度を明瞭に視認できる。この外、ベース21とエレメ
ント22の両色を反対色や補色関係に選定すれば、本体
2の地色に無関係に鮮明に色表示できる利点がある。
【0023】なお、上述の実施例では本体が取付部と支
承部を連結した一体型のスプリンクラヘッドを例示して
説明したが、例えば取付部の付近で上下に分離できる分
離型に構成してもよい。また、不変色のベースと完全不
可逆性のエレメントとを組み合せた単一の変色チップで
説明したが、チップの個数やベースとエレメントの組み
合わせ等も適宜変更してもよい。また、作動温度を表す
数字を変色させたり、変色塗料や変色クレヨン等を用い
ることもできる。さらに、本体やグラスバルブの材質や
形も、必ずしも実施例に限定するものではない。なお、
変色チップ20の取付けられる位置は、スプリンクラヘ
ッドの火災時に飛散しない構成部材、例えばフレームや
デフレクタ等の天井等に取り残される部材の外面の一部
であればどこでもよいが、ネジ頭部4の側面やデフレク
タ15の底面であれば散水時にはがされることもないの
で一番よい。
承部を連結した一体型のスプリンクラヘッドを例示して
説明したが、例えば取付部の付近で上下に分離できる分
離型に構成してもよい。また、不変色のベースと完全不
可逆性のエレメントとを組み合せた単一の変色チップで
説明したが、チップの個数やベースとエレメントの組み
合わせ等も適宜変更してもよい。また、作動温度を表す
数字を変色させたり、変色塗料や変色クレヨン等を用い
ることもできる。さらに、本体やグラスバルブの材質や
形も、必ずしも実施例に限定するものではない。なお、
変色チップ20の取付けられる位置は、スプリンクラヘ
ッドの火災時に飛散しない構成部材、例えばフレームや
デフレクタ等の天井等に取り残される部材の外面の一部
であればどこでもよいが、ネジ頭部4の側面やデフレク
タ15の底面であれば散水時にはがされることもないの
で一番よい。
【0024】また、スプリンクラヘッドはその取り付け
られる場所の雰囲気などを考慮して、作動温度が適宜設
定される。そこでスプリンクラヘッドに設けられる感温
変色体の色の変わる温度をスプリンクラヘッドの作動温
度と同じにして、しかも作動温度毎に変色する色を異な
るように設定しておく。例えば72℃のものは赤橙色、
104℃のものは赤橙色とは異なる色、例えば紫色に変
色するような感温変色体をヘッドに設ければ、ヘッドの
放水後でもそのスプリンクラヘッドの作動温度が何度で
あったかを確認することができる。また変色チップに対
するベースの色を予め作動温度毎に変えておいてもよ
い。
られる場所の雰囲気などを考慮して、作動温度が適宜設
定される。そこでスプリンクラヘッドに設けられる感温
変色体の色の変わる温度をスプリンクラヘッドの作動温
度と同じにして、しかも作動温度毎に変色する色を異な
るように設定しておく。例えば72℃のものは赤橙色、
104℃のものは赤橙色とは異なる色、例えば紫色に変
色するような感温変色体をヘッドに設ければ、ヘッドの
放水後でもそのスプリンクラヘッドの作動温度が何度で
あったかを確認することができる。また変色チップに対
するベースの色を予め作動温度毎に変えておいてもよ
い。
【0025】なお本実施例では感熱部材にグラスバルブ
を用いたフレーム型のスプリンクラヘッドで説明した
が、感熱部材としてはグラスバルブの代わりにヒュージ
ブルリンクのような半田を、またスプリンクラヘッドの
本体としてフラッシュ型やマルチ型のスプリンクラヘッ
ドを用いてもよい。これは、半田の場合に火災により作
動すると半田の溶融した後が残るが、実際上は放水時に
このヒュージブルリンクは飛散していまい、回収するこ
とが難しい場合が多いためである。またフラッシュ型の
スプリンクラヘッドは外力等で作動すると、保護カバー
に打根が残るが、これも同様に放水時に飛散してしま
い、それを基にして火災で作動したのか外力で作動した
のかを確認することはできない。
を用いたフレーム型のスプリンクラヘッドで説明した
が、感熱部材としてはグラスバルブの代わりにヒュージ
ブルリンクのような半田を、またスプリンクラヘッドの
本体としてフラッシュ型やマルチ型のスプリンクラヘッ
ドを用いてもよい。これは、半田の場合に火災により作
動すると半田の溶融した後が残るが、実際上は放水時に
このヒュージブルリンクは飛散していまい、回収するこ
とが難しい場合が多いためである。またフラッシュ型の
スプリンクラヘッドは外力等で作動すると、保護カバー
に打根が残るが、これも同様に放水時に飛散してしま
い、それを基にして火災で作動したのか外力で作動した
のかを確認することはできない。
【0026】
【発明の効果】この発明は、スプリンクラヘッドの火災
時に飛散しない構成部材の外面の一部に温度に応じて変
色する不可逆性の感温変色体を設けたスプリンクラヘッ
ドを構成した。
時に飛散しない構成部材の外面の一部に温度に応じて変
色する不可逆性の感温変色体を設けたスプリンクラヘッ
ドを構成した。
【0027】また、この発明は、放水口を設けた取付部
と支承部とをアーム部で接続したフレームを有する本体
と、本体の放水口を塞ぐ放水弁と、支承部に支持されて
放水弁を押圧するグラスバルブ等の感熱部材とを備えた
フレーム型のスプリンクラヘッドにおいて、本体、デフ
レクタ又はフレームの表面に温度に応じて変色する不可
逆性の感温変色体を設けたスプリンクラヘッドを構成し
た。また、感温変色体にグラスバルブの作動温度を含む
温度以上で変色する変色チップを用いたスプリンクラヘ
ッドを構成した。また、感温変色体を散水に晒されない
位置に設けたスプリンクラヘッドを構成した。さらに、
感温変色体にベースとエレメントの表示部分で変色を表
示させる変色チップを用いたスプリンクラヘッドを構成
した。
と支承部とをアーム部で接続したフレームを有する本体
と、本体の放水口を塞ぐ放水弁と、支承部に支持されて
放水弁を押圧するグラスバルブ等の感熱部材とを備えた
フレーム型のスプリンクラヘッドにおいて、本体、デフ
レクタ又はフレームの表面に温度に応じて変色する不可
逆性の感温変色体を設けたスプリンクラヘッドを構成し
た。また、感温変色体にグラスバルブの作動温度を含む
温度以上で変色する変色チップを用いたスプリンクラヘ
ッドを構成した。また、感温変色体を散水に晒されない
位置に設けたスプリンクラヘッドを構成した。さらに、
感温変色体にベースとエレメントの表示部分で変色を表
示させる変色チップを用いたスプリンクラヘッドを構成
した。
【0028】この結果、消火後の火災調査において、ス
プリンクラヘッドの付近の温度が少なくも変色温度以上
の火災環境にあったことが認められる。したがって、グ
ラスバルブが外力によって作動したものではなく、実質
的に火災により作動したことが確認される。特に、変色
チップを反対色や補色関係になるベースとエレメントを
選定すれば、本体の地色に無関係に鮮明に色表示するこ
とができる。
プリンクラヘッドの付近の温度が少なくも変色温度以上
の火災環境にあったことが認められる。したがって、グ
ラスバルブが外力によって作動したものではなく、実質
的に火災により作動したことが確認される。特に、変色
チップを反対色や補色関係になるベースとエレメントを
選定すれば、本体の地色に無関係に鮮明に色表示するこ
とができる。
【0029】よって、本発明によれば、感熱部材の作動
原因や作動温度を容易に確認でき、火災状況の調査に好
適なスプリンクラヘッドを提供することができる。
原因や作動温度を容易に確認でき、火災状況の調査に好
適なスプリンクラヘッドを提供することができる。
【図1】この発明の実施例の正面図である。
【図2】この発明の実施例の側面図である。
【図3】この発明の実施例の断面図である。
【図4】この発明の実施例の動作説明図である。
【図5】従来のスプリンクラヘッドの構成図である。
1 スプリンクラヘッド 2 本体 3 ネジ 4 ネジ頭部 5 アーム部 6 支承部 7 取付部 8 フレーム 9 放水口 10 ネジ孔 11 放水弁 12 パッキン 13 グラスバルブ 14 押しネジ 15 デフレクタ 16 座金 20 変色チップ 21 ベース 22 エレメント O−O 軸心
Claims (5)
- 【請求項1】 スプリンクラヘッドの火災時に飛散しな
い構成部材の外面の一部に温度に応じて変色する不可逆
性の感温変色体を設けたことを特徴とするスプリンクラ
ヘッド。 - 【請求項2】 放水口を設けた取付部と支承部とをアー
ム部で接続したフレームを有する本体と、該本体の放水
口を塞ぐ放水弁と、前記支承部に支持されて前記放水弁
を押圧するグラスバルブ等の感熱部材とを備えたフレー
ム型のスプリンクラヘッドにおいて、 前記本体デフレクタ、又はフレームの表面に温度に応じ
て変色する不可逆性の感温変色体を設けたことを特徴と
するスプリンクラヘッド。 - 【請求項3】 前記感温変色体にグラスバルブの作動温
度を含む温度以上で変色する変色チップを用いたことを
特徴とする請求項2記載のスプリンクラヘッド。 - 【請求項4】 前記感温変色体を散水に晒されない位置
に設けたことを特徴とする請求項2または請求項3記載
のスプリンクラヘッド。 - 【請求項5】 前記感温変色体にベースとエレメントの
表示部分で変色を表示させる変色チップを用いたことを
特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のス
プリンクラヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23489794A JP3458315B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | スプリンクラヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23489794A JP3458315B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | スプリンクラヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0898899A true JPH0898899A (ja) | 1996-04-16 |
| JP3458315B2 JP3458315B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=16978021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23489794A Expired - Fee Related JP3458315B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | スプリンクラヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3458315B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016178987A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | 日本ドライケミカル株式会社 | 熱感知器の作動原因判断方法 |
| CN109011302A (zh) * | 2018-06-04 | 2018-12-18 | 浙江欧伦泰防火设备有限公司 | 一种悬挂式灭火装置用的阀门 |
| JP2025073999A (ja) * | 2023-10-27 | 2025-05-13 | パラテック カンパニー リミテッド | 微小漏水感知機能付きスプリンクラー |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP23489794A patent/JP3458315B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016178987A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | 日本ドライケミカル株式会社 | 熱感知器の作動原因判断方法 |
| CN109011302A (zh) * | 2018-06-04 | 2018-12-18 | 浙江欧伦泰防火设备有限公司 | 一种悬挂式灭火装置用的阀门 |
| JP2025073999A (ja) * | 2023-10-27 | 2025-05-13 | パラテック カンパニー リミテッド | 微小漏水感知機能付きスプリンクラー |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3458315B2 (ja) | 2003-10-20 |
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Legal Events
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