JPH0898986A - 洗濯用収納体 - Google Patents

洗濯用収納体

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JPH0898986A
JPH0898986A JP6261675A JP26167594A JPH0898986A JP H0898986 A JPH0898986 A JP H0898986A JP 6261675 A JP6261675 A JP 6261675A JP 26167594 A JP26167594 A JP 26167594A JP H0898986 A JPH0898986 A JP H0898986A
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cloth
soap
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Manabu Toyosawa
学 豊沢
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産性に優れているとともに、洗濯槽内で揉
まれやすく、粉石鹸の収納体として用いても、洗濯物の
収納体として用いても良好な洗濯用収納体を提供する。 【構成】 通水性がよい布よりなる袋状の収納体であっ
て、長方形に裁断された1枚の布を縫製することによ
り、略三角錐形状に形成する。縫製によりあるいは裁断
により収納体の角部を丸く形成する。布の縦横の長さの
比は、略1:2とする。収納体は、通水性がよく、かつ
粉石鹸の粒を通さない布により形成し、斜面には、収納
体の袋口を形成するファスナ14を設ける。ファスナ1
4は、布の短辺c1,c2同士の対向部分に設けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶けきらない粉石鹸が
洗濯物に付着してしまうのを防止するために粉石鹸の収
納体として用いられたり、洗濯物の収納体として用いら
れる洗濯用収納体に関する。特に、生産性に優れている
洗濯用収納体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洗濯用収納体は、種々のものが製
造され販売されている。
【0003】図8は実開平4−125889号公報に開
示された粉石鹸の収納体を示す斜視図であり、胴部1a
と、蓋部1bと、底部1cとからなる筒型に縫製されて
いる。
【0004】胴部1aは、図9に示すように、通水性が
良くかつ粉石鹸の粒を通さない布を長方形に裁断したも
のであり、また、蓋部1bおよび底部1cは同様の布を
それぞれ円形に裁断したものである。
【0005】2は、胴部1aと蓋部1bとの接続部分に
設けられた開閉自在なファスナであり、収納体の袋口を
形成している。
【0006】このような洗濯用収納体は次のようにして
使用する。まず、ファスナ2を操作して袋口を開き、収
納体内に必要量の粉石鹸を入れる。次いで、袋口を閉
じ、洗濯物と一緒に収納体を洗濯機に投入する。収納体
が洗濯機に投入されると、収納体に収納された粉石鹸
が、洗濯槽の水に溶けて洗濯槽内に溶出する。これよ
り、洗濯物に粉石鹸が直接付着することが防止される。
【0007】また、他の洗濯用収納体としては、洗濯物
を収納して洗濯するために用いられるものとして、実開
昭64−43878号公報、実公昭60−21028号
公報に開示されたものがある。
【0008】実開昭64−43878号公報に開示され
た洗濯用収納体は、平面視略L字形状に裁断された1枚
の網目状の布の両端部をそれぞれ内側に折り畳み、対向
する各辺をそれぞれ縫製することにより洗濯物を収納す
ることが可能な略四角錐形状の袋体で構成されている。
【0009】また、実公昭60−21028号公報に開
示された洗濯用収納体は、平面視ひし形に裁断された網
目状の布を2枚用意し、一方の布の各辺を他方の布の各
辺にそれぞれ対向させて各辺同士を縫製することにより
洗濯物を収納することが可能な正三角錐形状の袋体で構
成されている。
【0010】これらの洗濯用収納体は、洗濯物を出し入
れするための袋口を有しており、使用に際しては、この
袋口より洗濯物を収納して、洗濯機に投入する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の洗濯用
収納体は、いずれも生地取り作業が面倒であり、生産性
に劣るという問題を有していた。
【0012】すなわち、実開平4−125889号公報
に開示された粉石鹸の収納体は、蓋部1aと底部1cと
が円形となっており、裁断が煩雑であった。また、この
ものは、生地の取りしろ(図9中斜線で示した部分)A
が無駄となってしまうという問題も有していた。
【0013】また、実開昭64−43878号公報に開
示された洗濯物の収納体は、生地を略L字形状にとらな
ければならず裁断作業が煩雑であった。
【0014】また、実公昭60−21028号公報に開
示された洗濯物の収納体は、ひし形に裁断された生地を
2つ用意しなければならず、手間のかかるものであっ
た。
【0015】これとともに、これらの洗濯用収納体は、
作成する際に多くの箇所を縫製しなければならず、縫製
に手間がかかるという問題も有していた。
【0016】一方、実開平4−125889号公報に開
示された粉石鹸の収納体は、筒型に形成されていたの
で、洗濯槽内で揉まれにくいという欠点があり、収納さ
れた粉石鹸がとけにくく、石鹸水が洗濯槽内に溶出しに
くいという問題もあった。
【0017】これに対し、実開昭64−43878号、
実公昭60−21028号公報に開示された洗濯物の収
納体は、略四角錐形状、正三角錐形状となっていたの
で、洗濯槽内で揉まれやすいという利点を有してはいる
が、これらのものを、粉石鹸の収納体として用いようと
しても、これらの収納体は、網目状の布で構成されてい
るので、網目を通して粉石鹸がもれやすく、実用的では
ない。また、仮に粉石鹸の粒を通さない素材を用いて構
成したとしても、縫製箇所が多いので、この部分に粉石
鹸が溶け残りやすい。
【0018】本発明の目的は、以上のような従来の洗濯
用収納体における問題点を解決し、生産性に優れている
とともに、洗濯槽内で揉まれやすく、粉石鹸の収納体と
して用いても、洗濯物の収納体として用いても良好な洗
濯用収納体を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の洗濯用収納体は、通水性がよい布より
なる袋状の収納体であって、長方形に裁断された1枚の
布を縫製することにより、略三角錐形状に形成されてい
ることを特徴とする。
【0020】請求項2記載の洗濯用収納体は、請求項1
記載の洗濯用収納体において、前記収納体の角部は丸く
形成されていることを特徴とする。
【0021】請求項3記載の洗濯用収納体は、通水性が
よい1枚の布を縫製することにより、略三角錐形状に形
成された袋状の収納体であって、この収納体の角部が丸
形に形成されるように、前記布が裁断されていることを
特徴とする。
【0022】請求項4記載の洗濯用収納体は、請求項
1,2または3記載の洗濯用収納体において、前記布の
縦横の長さの比は、略1:2であることを特徴とする。
【0023】請求項5記載の洗濯用収納体は、請求項1
から4のうちいずれか1項に記載の洗濯用収納体におい
て、前記収納体は、通水性がよく、かつ粉石鹸の粒を通
さない布により形成されていることを特徴とする。
【0024】請求項6記載の洗濯用収納体は、請求項1
から5のうちいずれか1項に記載の洗濯用収納体におい
て、前記収納体の斜面には、収納体の袋口を形成するフ
ァスナが設けられていることを特徴とする。
【0025】請求項7記載の洗濯用収納体は、請求項1
から6のうちいずれか1項に記載の洗濯用収納体におい
て、前記ファスナは、前記布の短辺同士の対向部分に設
けられていることを特徴とする。
【0026】
【作用効果】請求項1記載の洗濯用収納体によれば、長
方形に裁断された1枚の布を縫製することにより、袋状
の収納体が形成されるようになっているので、生地取り
作業が行ないやすく、また、生地の取りしろが無駄にな
りにくい。
【0027】したがって、この洗濯用収納体によれば、
生産性に優れているという利点が得られる。
【0028】また、袋状の収納体は、略三角錐形状に形
成されているので、洗濯槽内の水流や洗濯槽内に投入さ
れている洗濯物等の抵抗を受けやすく、揉まれやすい。
【0029】したがって、この洗濯用収納体を洗濯物の
収納体として用いた場合には、洗濯物が袋内でほど良く
揉まれて良好に洗濯されるという利点が得られる。
【0030】請求項2記載の洗濯用収納体によれば、請
求項1記載の洗濯用収納体において、収納体の角部が丸
く形成されているので、この洗濯用収納体を洗濯物の収
納体として用いた場合には、洗濯物が収納体の角部に入
り込みにくくなり、洗濯物が動きやすく洗浄効果が向上
する。
【0031】請求項3記載の洗濯用収納体によれば、略
三角錐形状に形成された袋状の収納体における角部が丸
形に形成されるように、布が裁断されているので、裁断
時の取りしろに若干の無駄が生じるものの、この洗濯用
収納体を洗濯物の収納体として用いた場合には、洗濯物
が収納体の角部に入り込みにくくかつ引っ掛かりにくく
なり、洗濯物が動きやすく洗浄効果が向上する。
【0032】請求項4記載の洗濯用収納体によれば、請
求項1,2または3記載の洗濯用収納体において、布の
縦横の長さの比が、略1:2としてあるので、収納体と
して理想的な正三角錐に近い略正三角錐形状の収納体を
得ることができる。
【0033】したがって、この洗濯用収納体を洗濯物の
収納体として用いた場合には、洗濯物が袋内でほど良く
揉まれて一層良好に洗濯されるという利点が得られる。
【0034】請求項5記載の洗濯用収納体によれば、請
求項1から4のうちいずれか1項に記載の洗濯用収納体
において、通水性がよく、かつ粉石鹸の粒を通さない布
により収納体が形成されているので、請求項1から4の
うちいずれか1項と組み合わせた場合に次のような利点
が得られる。
【0035】(i)請求項1記載の洗濯用収納体と組み
合わせた場合。
【0036】この場合に得られる洗濯用収納体を粉石鹸
の収納体に用いると、洗濯物等の抵抗を受けやすく揉ま
れやすいので、収納体に収納された粉石鹸がよく溶けて
石鹸水が洗濯槽内に溶出しやすいという利点が得られ
る。さらに、収納体から洗濯槽内に粉石鹸が粒のままも
れてしまうことがなく、洗濯槽内に投入されている洗濯
物へ粉石鹸が付着するのを防止することがきる。
【0037】一方、この洗濯用収納体を洗濯物の収納体
として用いると、上記請求項1の作用効果で説明した洗
濯用収納体により得られる作用効果に加え、収納体内に
粉石鹸の粒が侵入してくるのを阻止することができると
いう利点が得られる。
【0038】また、洗濯物と一緒にごく小量の粉石鹸を
収納体内に入れた場合には、比較的濃い石鹸水により収
納体内の洗濯物が揉み洗われるので、収納体内の洗濯物
をより効果的に洗濯することができるというメリットも
ある。
【0039】(ii)請求項2記載の洗濯用収納体と組み
合わせた場合。
【0040】この場合に得られる洗濯用収納体を粉石鹸
の収納体に用いると、角部に粉石鹸が溜まりにくく、収
納体内に粉石鹸が溶け残りにくくなる。したがって、効
率よく洗濯水が得られる。
【0041】(iii)請求項3記載の洗濯用収納体と組
み合わせた場合。
【0042】この場合に得られる洗濯用収納体を粉石鹸
の収納体に用いると、収納体の角部が丸形に形成される
ように布が裁断されているので、請求項2記載の洗濯用
収納体と組み合わせた場合のように、収納体の内側に角
部が大きく折り返されて突出するようなことがなくな
る。したがって、角部に粉石鹸が一層溜まりにくくな
り、収納体内に粉石鹸が溶け残りにくくなって、一層効
率よく洗濯水が得られる。
【0043】(iv)請求項4記載の洗濯用収納体と組み
合わせた場合。
【0044】この洗濯用収納体を粉石鹸の収納体に用い
ると、収納体が理想的な正三角錐に近い形状となってい
るので一層洗濯物等の抵抗を受けて揉まれやすく、収納
体に収納された粉石鹸が一層よく溶けて石鹸水が洗濯槽
内に溶出しやすいという利点が得られる。
【0045】請求項6記載の洗濯用収納体によれば、請
求項1から5のうちいずれか1項に記載の洗濯用収納体
において、収納体の袋口を形成するファスナが収納体の
斜面に設けられているので、ファスナを斜面上で直線的
にスライドさせることができ、ファスナの開閉操作が行
ないやすい。
【0046】また、ファスナが設けられた斜面と対向す
る側は、逆山形となっているので、特に粉石鹸を入れる
際に収納体を下方から手で包むようにして保持すること
もでき、粉石鹸の収納作業が行ないやすい。また、収納
体に収納された粉石鹸は、ファスナが設けられた斜面と
対向する側の深い部位に収納されやすく、こぼれにく
い。
【0047】請求項7記載の洗濯用収納体は、請求項1
から6のうちいずれか1項に記載の洗濯用収納体におい
て、ファスナが、布の短辺同士の対向部分に設けられて
いるので、短辺同士の対向部分を縫製すると同時に袋口
を構成することができ、収納体を作成しやすい。また、
結果として、ファスナが収納体の斜面に配置されること
となる。
【0048】
【実施例】
<第1実施例>図1は本発明に係る洗濯用収納体の第1
実施例を示す模式図で、(a)は正面図、(b)は平面
図、(c)は底面図、(d)は右側面図、(e)は背面
図である。図2は同じく展開図である。
【0049】これらの図面において、本実施例の洗濯用
収納体は、図1の各図に示すにように、略正三角錐形状
に形成された袋状の収納体である。
【0050】この洗濯用収納体は、図2に示すように、
長方形に裁断された1枚の布10を折り曲げて縫製する
ことにより全体として略正三角錐形状に形成されてい
る。布10は、縦横の長さL1:L2の比が、1:2と
なるように裁断されている。
【0051】なお、図2中の点線(符号d1,d2)
は、折り目を表している。また、同図において、符号P
1,P1は、折り目の下端位置を示しており、本実施例
では、略正三角錐形状の収納体が形成されるように、左
右両側部からともにL1/2の距離としてある。また、
符号P2は、折り目の上端位置を示しており、横方向の
長さL2の中心位置にくるようにしてある。
【0052】図1において、14は収納体の正面側の斜
面中央に設けられたファスナであり、収納体の正面側に
折り曲げられた布10の短辺c1,c2同士の対向部分
に縫いつけられている。このファスナ14が、収納体の
袋口を構成する。14aは収納体の頂部10aに設けら
れたカバーであり、ファスナ14を閉じたときに、ファ
スナ14のつまみ14bを覆うようになっている。この
カバー14aは、ファスナ14を短辺c1,c2の対向
部分に縫いつけるときに一緒に頂部10aに取り付けら
れる。
【0053】このような洗濯用収納体は、次のようにし
て作成することができる。
【0054】まず、縦横の長さの比が1:2の長方形の
布10を生地より裁断する。この場合、生地が大きい寸
法を備えているものである場合には、図4に示すよう
に、一点鎖線LLに沿ってすき間なく生地を裁断するこ
とが可能となる。このように生地を裁断した場合には、
取りしろの無駄のない複数枚の布10を得ることができ
る。
【0055】次に、図2中点線で示した折り目d1,d
1に沿って布10を谷折りする。そして、谷折りしたこ
とにより対向することとなる上辺a1,a2同士を、縫
いしろ分だけ内側に折り曲げて縫製する。次いで図2中
点線で示した折り目d2,d2に沿って布10を谷折り
することにより対向することとなる下辺b1,b11同
士および下辺b2,b22同士を、縫いしろ分だけ内側
に折り曲げて縫製する。
【0056】そして、布10の短辺c1,c2同士の対
向部分にファスナ14とカバー14aとを一緒に縫いつ
ける。
【0057】これにより、袋口を備えた略正三角錐形状
の収納体が形成されることとなる。
【0058】上述した洗濯用収納体によれば、次のよう
な利点が得られる。
【0059】(i)長方形に裁断された1枚の布10を
縫製することにより、袋状の収納体が形成されるように
なっているので、生地取り作業が行ないやすく、また、
生地の取りしろが無駄になりにくい。
【0060】したがって、この洗濯用収納体によれば、
生産性に優れているという利点が得られる。
【0061】(ii)袋状の収納体は、略正三角錐形状に
形成されているので、洗濯槽内の水流や洗濯槽内に投入
されている洗濯物等の抵抗を受けやすく、揉まれやすい
という利点が得られる。
【0062】(iii)布10の縦横の長さの比が、略
1:2としてあるので、収納体として理想的な正三角錐
に近い略正三角錐形状の収納体を得ることができる。
【0063】したがって、洗濯槽内の水流や洗濯槽内に
投入されている洗濯物等の抵抗を受けて一層揉まれやす
い。
【0064】(iv)ファスナ14が、布10の短辺c
1,c2同士の対向部分に設けられているので、短辺c
1,c2同士の対向部分を縫製すると同時に袋口を構成
することができ、収納体を作成しやすい。また、このよ
うに短辺c1,c2同士の対向部分に設けることによ
り、結果として、ファスナ14が収納体の斜面に配置さ
れることとなる。
【0065】なお、上述した布10の縦横の長さ比は、
必ずしも正確に1:2とする必要はなく、収納体を略正
三角錐形状あるいは略三角錐形状に形成することが可能
な範囲であればよい。
【0066】<第2実施例>図6は本発明に係る洗濯用
収納体の第2実施例を示す模式図で、(a)は正面図、
(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は右側面図、
(e)は背面図である。図7は同じく展開図である。
【0067】本実施例が前記実施例と異なるところは、
洗濯用収納体の各角部20,21,22,23を丸形と
した点にある。
【0068】図7において、30は角部20〜23を丸
形とするためのアール状の切り欠きであり、角部20〜
23に対応する位置に形成してある。
【0069】このような洗濯用収納体によれば、上述し
た第1実施例と同様の作用効果に加え、収納体の角部2
0〜23が丸く形成されているので、裁断時の取りしろ
に若干の無駄が生じるものの、後述するように、粉石鹸
の収納体として用いた場合、あるいは洗濯物の収納体と
して用いた場合に、それぞれ特有の効果が得られる。
【0070】なお、本実施例では、裁断時に角部20〜
23を形成するようにしたが、別の方法により角部20
〜23を形成することも可能である。
【0071】すなわち、第1実施例で示した長方形の布
10を縫製する際に、各角部が丸形となるように各辺同
士の端部を湾曲状に縫製することで、角部を丸形に形成
してもよい。
【0072】このように、縫製の段階で角部を丸形に形
成した場合には、収納体の内側に角部が突出するので、
後述するように、洗濯物の収納体として用いた場合に特
有の効果が得られる。
【0073】<第3実施例>本実施例は、上記第1また
は第2実施例で示した構成の洗濯用収納体を、粉石鹸の
収納体として構成したものである。
【0074】本実施例の粉石鹸の収納体は、比較的小さ
く、例えば、普通の大人が片手で持つことができる程度
の大きさに形成されている。
【0075】収納体を構成する布は、通水性を有し、か
つ粉石鹸の粒を通さない性質を備えたものが用いられ
る。
【0076】布は、図3に示すように、表面材11,1
2と、これら表面材11,12の間に設けられた無数の
糸状体からなる中間材13とからなっている。このよう
な布としては、ナイロンやポリエステルあるいはポリプ
ロピレン等の化学繊維よりなるネット状の布がある。
【0077】この実施例によれば、次のような利点が得
られる。
【0078】(i)収納体の形状が略正三角錐形状に形
成され、洗濯物等の抵抗を受けやすく揉まれやすいの
で、収納体に収納された粉石鹸がよく溶けて石鹸水が洗
濯槽内に溶出しやすいという利点が得られる。
【0079】(ii)収納体の角部を丸く形成した場合に
は、角部に粉石鹸が溜まりにくく、収納体内に粉石鹸が
溶け残りにくくなる。したがって、効率よく石鹸水が得
られる。
【0080】また、角部が丸形となるように布を裁断す
ることにより収納体の角部を丸く形成した場合には、縫
製の段階で収納体の角部を丸く形成したときのように、
収納体の内側に角部が大きく折り返されて突出するよう
なことがなくなるので、角部に粉石鹸が一層溜まりにく
くなり、収納体内に粉石鹸が溶け残りにくくなる。した
がって、一層効率よく洗濯水が得られる。
【0081】(iii)布の縦横の長さの比を1:2とし
た場合には、収納体が理想的な正三角錐に近い形状とな
っているので、洗濯物等の抵抗を受けて揉まれやすく、
収納体に収納された粉石鹸が一層よく溶けて石鹸水が洗
濯槽内に溶出しやすい。
【0082】(iv)収納体は、通水性を有し、かつ粉石
鹸の粒を通さない性質を備えた布により構成されている
ので、収納体から洗濯槽内に粉石鹸が粒のままもれてし
まうことがなく、洗濯槽内に投入されている洗濯物へ粉
石鹸が付着するのを防止することができる。
【0083】(v)収納体は普通の大人が片手で持つこ
とができる程度の大きさに形成されているので、ファス
ナーを開いた収納体を一方の手で持ちながら、もう一方
の手で粉石鹸を入れるという操作が容易となる。
【0084】したがって、粉石鹸を入れる際の操作が行
ないやすい。
【0085】また、図5に示すように、ファスナ14が
設けられた斜面と対向する側は、逆山形となっているの
で、粉石鹸を入れる際に収納体を下方から手で包むよう
にして保持することができ、粉石鹸の収納作業が行ない
やすい。さらに、収納体に投入された粉石鹸は、ファス
ナ14が設けられた斜面と対向する側の深い部位15に
収納されやすく、こぼれにくい。
【0086】<第4実施例>本実施例は、上記第1また
は第2実施例で示した構成の洗濯用収納体を、洗濯物の
収納体として構成したものである。
【0087】本実施例の洗濯物の収納体は、比較的大き
く(第3実施例の収納体に比べて大きく)形成されてい
る。
【0088】収納体を構成する布は、第3実施例で示し
たものと同一の布が用いられる。
【0089】この実施例によれば、次のような利点が得
られる。
【0090】(i)収納体の形状が略正三角錐形状に形
成され、洗濯物等の抵抗を受けやすく水流等に良く揉ま
れやすいので、洗濯物が袋内でほどよくもまれて良好に
洗濯されるという利点が得られる。
【0091】(ii)収納体の角部を丸く形成した場合に
は、洗濯物が収納体の角部に入り込みにくくなり、洗濯
物が動きやすく洗浄効果が向上する。
【0092】また、角部が丸形となるように布を裁断す
ることにより収納体の角部を丸く形成した場合には、縫
製の段階で収納体の角部を丸く形成したときのように、
収納体の内側に角部が大きく折り返されて突出するよう
なことがなくなるので、洗濯物が収納体の角部に入り込
みにくくかつ引っ掛かりにくくなり、洗濯物が動きやす
く洗浄効果が一層向上する。
【0093】(iii)収納体は、通水性を有し、かつ粉
石鹸の粒を通さない性質を備えた布により構成されてい
るので、収納体内に粉石鹸の粒が侵入してくるのを阻止
することができる。
【0094】また、洗濯物と一緒にごく小量の粉石鹸を
収納体内に入れた場合には、比較的濃い石鹸水により収
納体内の洗濯物が揉み洗われるので、収納体に収納され
た洗濯物をより効果的に洗濯することができるというメ
リットもある。
【0095】以上、本発明の実施例について説明した
が、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本
考案の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗濯用収納体の第1実施例を示す
模式図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は
底面図、(d)は右側面図、(e)は背面図。
【図2】同じく展開図。
【図3】布の部分拡大断面図。
【図4】生地を裁断するときの説明図。
【図5】粉石鹸を入れるときの説明図。
【図6】本発明に係る洗濯用収納体の第2実施例を示す
模式図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は
底面図、(d)は右側面図、(e)は背面図。
【図7】同じく展開図。
【図8】従来の洗濯用収納体の斜視図。
【図9】同じく展開図。
【符号の説明】
10 布 14 ファスナ 20,21,22,23 角部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通水性がよい布よりなる袋状の収納体で
    あって、長方形に裁断された1枚の布を縫製することに
    より、略三角錐形状に形成されていることを特徴とする
    洗濯用収納体。
  2. 【請求項2】 前記収納体の角部は丸く形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の洗濯用収納体。
  3. 【請求項3】 通水性がよい1枚の布を縫製することに
    より、略三角錐形状に形成された袋状の収納体であっ
    て、この収納体の角部が丸形に形成されるように、前記
    布が裁断されていることを特徴とする洗濯用収納体。
  4. 【請求項4】 前記布の縦横の長さの比は、略1:2で
    あることを特徴とする請求項1,2または3記載の洗濯
    用収納体。
  5. 【請求項5】 前記収納体は、通水性がよく、かつ粉石
    鹸の粒を通さない布により形成されていることを特徴と
    する請求項1から4のうちいずれか1項に記載の洗濯用
    収納体。
  6. 【請求項6】 前記収納体の斜面には、収納体の袋口を
    形成するファスナが設けられていることを特徴とする請
    求項1から5のうちいずれか1項に記載の洗濯用収納
    体。
  7. 【請求項7】 前記ファスナは、前記布の短辺同士の対
    向部分に設けられていることを特徴とする請求項1から
    6のうちいずれか1項に記載の洗濯用収納体。
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