JPH0899008A - エレクトレットフィルタ - Google Patents
エレクトレットフィルタInfo
- Publication number
- JPH0899008A JPH0899008A JP23731794A JP23731794A JPH0899008A JP H0899008 A JPH0899008 A JP H0899008A JP 23731794 A JP23731794 A JP 23731794A JP 23731794 A JP23731794 A JP 23731794A JP H0899008 A JPH0899008 A JP H0899008A
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- JP
- Japan
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- porous film
- electret filter
- electret
- electretized
- filter
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体、電子機器、薬品、生化学的物質等の
製造雰囲気や、電子機器の内部雰囲気を清浄化するため
等に用いるエレクトレットフィルタであって、粉塵に対
する高い捕集率を長時間維持するものを提供する。 【構成】 繊維シートの両面にエレクトレット化された
多孔質フィルムが積層されており、多孔質フィルムの一
方が正の電荷を、他方が負の電荷を有するものである。
製造雰囲気や、電子機器の内部雰囲気を清浄化するため
等に用いるエレクトレットフィルタであって、粉塵に対
する高い捕集率を長時間維持するものを提供する。 【構成】 繊維シートの両面にエレクトレット化された
多孔質フィルムが積層されており、多孔質フィルムの一
方が正の電荷を、他方が負の電荷を有するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体、電子機器、薬
品、生化学的物質等の製造雰囲気や、電子機器の内部雰
囲気を清浄化するため等に用いるエレクトレットフィル
タの改良に関するものである。
品、生化学的物質等の製造雰囲気や、電子機器の内部雰
囲気を清浄化するため等に用いるエレクトレットフィル
タの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】かようなエレクトレットフィルタとして
は、例えば、エレクトレット化多孔質フィルムを繊維シ
ートと貼り合わせたものが知られている(特開平4−1
61208号公報)。
は、例えば、エレクトレット化多孔質フィルムを繊維シ
ートと貼り合わせたものが知られている(特開平4−1
61208号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のエレクトレ
ットフィルタは、図2に示すように、エレクトレット化
された多孔質フィルム1が繊維シート3の貼り合わせに
より補強された構造のものであり、該多孔質フィルム1
の一方の面が正の電荷を、他面が負の電荷を帯びてい
る。
ットフィルタは、図2に示すように、エレクトレット化
された多孔質フィルム1が繊維シート3の貼り合わせに
より補強された構造のものであり、該多孔質フィルム1
の一方の面が正の電荷を、他面が負の電荷を帯びてい
る。
【0004】このエレクトレットフィルタは多孔質フィ
ルムのエレクトレット化により集塵機能が高いものの、
このような電荷状態の持続時間は短く、比較的短時間で
粉塵に対する捕集率が低下してしまうという問題があ
る。従って、本発明は粉塵に対する高い捕集率を長時間
持続できるエレクトレット化フィルタを提供することを
目的とする。
ルムのエレクトレット化により集塵機能が高いものの、
このような電荷状態の持続時間は短く、比較的短時間で
粉塵に対する捕集率が低下してしまうという問題があ
る。従って、本発明は粉塵に対する高い捕集率を長時間
持続できるエレクトレット化フィルタを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエレクトレ
ットフィルタは繊維シートの両面に多孔質フィルムが積
層されており、且つ、前記多孔質フィルムの一方が正の
電荷を、他方が負の電荷を有するようにエレクトレット
化されていることを特徴とするものである。
ットフィルタは繊維シートの両面に多孔質フィルムが積
層されており、且つ、前記多孔質フィルムの一方が正の
電荷を、他方が負の電荷を有するようにエレクトレット
化されていることを特徴とするものである。
【0006】図1は本発明に係るエレクトレットフィル
タの実例を示しており、繊維シート3の一方の面には正
の電荷を有するようにエレクトレット化された多孔質フ
ィルム1が、他面には負の電荷を有するようにエレクト
レット化された多孔質フィルム2が積層されている。多
孔質フィルムと、繊維シートの積層は接着や熱融着によ
り行うことができる。ただし、多孔質フィルムと繊維シ
ートは点状、筋状、網目状等のように部分的に接着や熱
融着させ、フィルタの表面側から裏面側への空気の流通
を維持し得る積層構造とする。
タの実例を示しており、繊維シート3の一方の面には正
の電荷を有するようにエレクトレット化された多孔質フ
ィルム1が、他面には負の電荷を有するようにエレクト
レット化された多孔質フィルム2が積層されている。多
孔質フィルムと、繊維シートの積層は接着や熱融着によ
り行うことができる。ただし、多孔質フィルムと繊維シ
ートは点状、筋状、網目状等のように部分的に接着や熱
融着させ、フィルタの表面側から裏面側への空気の流通
を維持し得る積層構造とする。
【0007】なお、上記図1に示すエレクトレットフィ
ルタでは繊維シートがエレクトレット化されていない
が、本発明においては繊維シートがエレクトレット化さ
れていてもよい。
ルタでは繊維シートがエレクトレット化されていない
が、本発明においては繊維シートがエレクトレット化さ
れていてもよい。
【0008】本発明において用いる多孔質フィルムはエ
レクトレット化できるものであればよく、例えば、ポリ
テトラフルオロエチレン(以下、「PTFE」とい
う)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体、エチレン−テトラフ
ルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ポリ
クロロトリフルオロエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリ4メチル1ペンテン、ポリ3メチル1ブテ
ン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、
等をその具体例として挙げることができる。この多孔質
フィルムの厚さ等は適宜設定できるが、通常、厚さ約5
〜500μm、孔径約0.1〜10μm、気孔率約70
〜95%のものが用いられる。
レクトレット化できるものであればよく、例えば、ポリ
テトラフルオロエチレン(以下、「PTFE」とい
う)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体、エチレン−テトラフ
ルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ポリ
クロロトリフルオロエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、ポリ4メチル1ペンテン、ポリ3メチル1ブテ
ン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、
等をその具体例として挙げることができる。この多孔質
フィルムの厚さ等は適宜設定できるが、通常、厚さ約5
〜500μm、孔径約0.1〜10μm、気孔率約70
〜95%のものが用いられる。
【0009】また、繊維シートとしては不織布や織布等
を用いることができる。この繊維シートの厚さ等も適宜
設定できるが、通常、厚さ約0.1〜5mm、目付10
〜500g/m2 である。
を用いることができる。この繊維シートの厚さ等も適宜
設定できるが、通常、厚さ約0.1〜5mm、目付10
〜500g/m2 である。
【0010】なお、本発明においては粉塵に対する捕集
率をより長時間持続させるため、多孔質フィルムおよび
繊維シートとして、体積抵抗率が1×1014Ω・cm以
上のものを用いるのが好適であることが判明している。
率をより長時間持続させるため、多孔質フィルムおよび
繊維シートとして、体積抵抗率が1×1014Ω・cm以
上のものを用いるのが好適であることが判明している。
【0011】このような本発明に係るエレクトレットフ
ィルタは、例えば、繊維シートの両面に多孔質フィルム
を点状、筋状、網目状等に部分的に接着あるいは熱融着
させ、次いで、この積層体に従来から行われている熱エ
レクトレット、エレクトロエレクトレット、メカノエレ
クトレット、ラジオエレクトレット、マグネットエレク
トレット等のエレクトレット化法を適用し多孔質フィル
ムをエレクトレット化することにより得ることができ
る。
ィルタは、例えば、繊維シートの両面に多孔質フィルム
を点状、筋状、網目状等に部分的に接着あるいは熱融着
させ、次いで、この積層体に従来から行われている熱エ
レクトレット、エレクトロエレクトレット、メカノエレ
クトレット、ラジオエレクトレット、マグネットエレク
トレット等のエレクトレット化法を適用し多孔質フィル
ムをエレクトレット化することにより得ることができ
る。
【0012】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
する。
する。
【0013】実施例1 厚さ0.5mm、目付100g/m2 、体積抵抗率1×
1016Ω・cmのポリプロピレン不織布の両面に、厚さ
10μm、孔径2μm、気孔率90%、体積抵抗率1×
1016Ω・cmのPTFE多孔質フィルムを重ね合わ
せ、次いで、これを温度150℃に加熱された一対のエ
ンボスロール間を通すことにより不織布の両面にPTF
E多孔質フィルムが点状に熱融着された積層体を得る。
1016Ω・cmのポリプロピレン不織布の両面に、厚さ
10μm、孔径2μm、気孔率90%、体積抵抗率1×
1016Ω・cmのPTFE多孔質フィルムを重ね合わ
せ、次いで、これを温度150℃に加熱された一対のエ
ンボスロール間を通すことにより不織布の両面にPTF
E多孔質フィルムが点状に熱融着された積層体を得る。
【0014】次に、この積層体に対し、5kV/cmに
てコロナ放電処理を行うことにより、一方のPTFE多
孔質フィルムが正電荷を有し、他方のPTFE多孔質フ
ィルムが負電荷を有するようにエレクトレット化された
フィルタ(図1と同構造)を得た。
てコロナ放電処理を行うことにより、一方のPTFE多
孔質フィルムが正電荷を有し、他方のPTFE多孔質フ
ィルムが負電荷を有するようにエレクトレット化された
フィルタ(図1と同構造)を得た。
【0015】このエレクトレットフィルタの正電荷を有
するPTFE多孔質フィルムが風上側になるようにし、
粒径0.1〜0.15μmの粒子を1×1010個/m3
の割合で含む風(温度25℃)を風速5.3cm/秒で
送風したとき、粒子の透過率は0.06%であった。ま
た、このフィルタの圧力損失は30mmAqであった。
更に、このフィルタを温度25℃の部屋で2週間放置し
た後、上記と同様な粒子透過試験を行ったところ、透過
率は0.07%であり初期値をほぼ維持していた。
するPTFE多孔質フィルムが風上側になるようにし、
粒径0.1〜0.15μmの粒子を1×1010個/m3
の割合で含む風(温度25℃)を風速5.3cm/秒で
送風したとき、粒子の透過率は0.06%であった。ま
た、このフィルタの圧力損失は30mmAqであった。
更に、このフィルタを温度25℃の部屋で2週間放置し
た後、上記と同様な粒子透過試験を行ったところ、透過
率は0.07%であり初期値をほぼ維持していた。
【0016】実施例2 ポリプロピレン不織布に代え、厚さ0.5mm、目付1
00g/m2 、体積抵抗率1×1014Ω・cmのポリエ
チレン不織布を用いること以外は実施例1と同様にして
エレクトレットフィルタを得た。
00g/m2 、体積抵抗率1×1014Ω・cmのポリエ
チレン不織布を用いること以外は実施例1と同様にして
エレクトレットフィルタを得た。
【0017】このエレクトレットフィルタの性能を実施
例1と同様に試験したところ、粒子の透過率は0.05
%、圧力損失は30mmAqであった。また、2週間放
置後の透過率は0.09%であり初期値をほぼ維持して
いた。
例1と同様に試験したところ、粒子の透過率は0.05
%、圧力損失は30mmAqであった。また、2週間放
置後の透過率は0.09%であり初期値をほぼ維持して
いた。
【0018】実施例3 ポリプロピレン不織布に代え、厚さ0.5mm、目付1
00g/m2 、体積抵抗率1×1013Ω・cmのナイロ
ン不織布を用いること以外は実施例1と同様に作業して
エレクトレットフィルタを得た。このフィルタの粒子の
透過率は0.06%、圧力損失は30mmAqであっ
た。また、2週間放置後の透過率は0.1%であった。
00g/m2 、体積抵抗率1×1013Ω・cmのナイロ
ン不織布を用いること以外は実施例1と同様に作業して
エレクトレットフィルタを得た。このフィルタの粒子の
透過率は0.06%、圧力損失は30mmAqであっ
た。また、2週間放置後の透過率は0.1%であった。
【0019】実施例4 PTFE多孔質フィルムに代え、厚さ10μm、孔径2
μm、気孔率90%、体積抵抗率1×1014Ω・cmの
ポリエチレン多孔質フィルムを用いること以外は実施例
1と同様に作業してエレクトレットフィルタを得た。こ
のフィルタの粒子の透過率は0.06%、圧力損失は3
0mmAqであった。また、2週間放置後の透過率は
0.12%であった。
μm、気孔率90%、体積抵抗率1×1014Ω・cmの
ポリエチレン多孔質フィルムを用いること以外は実施例
1と同様に作業してエレクトレットフィルタを得た。こ
のフィルタの粒子の透過率は0.06%、圧力損失は3
0mmAqであった。また、2週間放置後の透過率は
0.12%であった。
【0020】比較例 厚さ12μm、孔径2μm、気孔率90%、体積抵抗率
1×1016Ω・cmのPTFE多孔質フィルムを実施例
1と同条件でコロナ放電処理することによりエレクトレ
ット化する。このエレクトレット化多孔質フィルムは一
方の面が正の電荷を、他面が負の電荷を有している。
1×1016Ω・cmのPTFE多孔質フィルムを実施例
1と同条件でコロナ放電処理することによりエレクトレ
ット化する。このエレクトレット化多孔質フィルムは一
方の面が正の電荷を、他面が負の電荷を有している。
【0021】このエレクトレット化多孔質フィルムの片
面に実施例1で用いたのと同じポリプロピレン不織布を
重ね合わせ、これを温度150℃に加熱された一対のエ
ンボスロール間を通すことにより、エレクトレット化P
TFE多孔質フィルムの片面に不織布が点状に熱融着さ
れたエレクトレットフィルタ(図2と同構造)を得た。
面に実施例1で用いたのと同じポリプロピレン不織布を
重ね合わせ、これを温度150℃に加熱された一対のエ
ンボスロール間を通すことにより、エレクトレット化P
TFE多孔質フィルムの片面に不織布が点状に熱融着さ
れたエレクトレットフィルタ(図2と同構造)を得た。
【0022】このエレクトレットフィルタの性能を実施
例1と同様に試験したところ、粒子の透過率は0.07
%、圧力損失は30mmAqであった。また、2週間放
置後には透過率が0.3%に増加した。
例1と同様に試験したところ、粒子の透過率は0.07
%、圧力損失は30mmAqであった。また、2週間放
置後には透過率が0.3%に増加した。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、多孔質フィルムのエレクトレット化寿命が長く、粉
塵に対する高い捕集率を長時間持続できる。
で、多孔質フィルムのエレクトレット化寿命が長く、粉
塵に対する高い捕集率を長時間持続できる。
【図1】本発明に係るエレクトレットフィルタの実例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】従来のエレクトレットフィルタを示す正面図で
ある。
ある。
1 多孔質フィルム 2 多孔質フィルム 3 繊維シート
Claims (2)
- 【請求項1】 繊維シートの両面に多孔質フィルムが積
層されており、且つ、前記多孔質フィルムの一方が正の
電荷を、他方が負の電荷を有するようにエレクトレット
化されていることを特徴とするエレクトレットフィル
タ。 - 【請求項2】 不織布および多孔質フィルムの体積抵抗
率が1×1014Ω・cm以上である請求項1記載のエレ
クトレットフィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23731794A JPH0899008A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | エレクトレットフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23731794A JPH0899008A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | エレクトレットフィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0899008A true JPH0899008A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17013580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23731794A Pending JPH0899008A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | エレクトレットフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0899008A (ja) |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23731794A patent/JPH0899008A/ja active Pending
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