JPH089910A - 湿麺の乾燥方法及びその装置 - Google Patents

湿麺の乾燥方法及びその装置

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JPH089910A
JPH089910A JP6175917A JP17591794A JPH089910A JP H089910 A JPH089910 A JP H089910A JP 6175917 A JP6175917 A JP 6175917A JP 17591794 A JP17591794 A JP 17591794A JP H089910 A JPH089910 A JP H089910A
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noodles
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heated
cold air
hot air
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JP6175917A
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English (en)
Inventor
Yutaka Yoshida
豊 吉田
Takeshi Maki
武司 牧
Kenji Harada
憲治 原田
Tetsuo Takamura
哲夫 高村
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KENMIN SHOKUHIN KK
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
KENMIN SHOKUHIN KK
Toray Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 湿麺の乾燥を、品質を劣化させずに迅速に行
うことができるようにする。 【構成】 加熱装置3において、湿麺2が、加熱用コン
ベア装置4の支持具5で支持されて熱風循環炉7内をタ
クト移送される。この循環炉7は、上方から下方へ向っ
て熱風を強制循環している。その為、熱風が支持具5に
貫通されている通気孔を経て下方へ流れ、よって、湿麺
2が効果的に加熱される。そして、これに続く、冷却装
置9において、加熱麺が、冷却用コンベア装置10の支
持具11で支持されて冷風循環炉13内を移送される
が、この循環炉13も、上方から下方へ向って冷風を強
制循環している。その為、冷風が支持具11に貫通され
ている通気孔を経て下方へ流れ、よって、加熱麺が効果
的に冷却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湿麺の乾燥方法及びそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、ビーフン等の麺類は、その
製造工程の最終工程において、前工程から移送されて来
る、例えば、水分率が50%といった湿麺を、水分率が
10%に乾燥して製造される。
【0003】その際、一般には、湿麺を支持した支持具
を熱風循環炉に次々と移送し、支持具付近の雰囲気を熱
風滞留状態にして所定に加熱し、次いで、それを炉外で
放置冷却、すなわち、ゆっくりと冷却している。何故な
らば、急激に冷却すると、ひび割れ等が発生し、品質管
理上、好ましくないからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】その為、かかる乾燥工
程において、比較的長い処理時間が必要とされて生産性
が十分でなかった。そこで、例えば、特公昭62−30
743号公報において開示されているように、40℃程
度の温風に接触させて冷却させること等が試みられてい
たが、いずれも満足し得るものではなかった。
【0005】本発明は、かかる欠点に鑑み、それを解決
すべく鋭意検討の結果、湿麺を多孔性の支持具を用いて
タクト移送しながら熱風貫流と接触させて加熱すると共
に、このようにして加熱された麺(加熱麺)を、多孔性
の支持具を用いて移送しながら冷風貫流と接触させて冷
却することにより、品質を劣化させずに一段と迅速に乾
燥させ得ることを見出したのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
湿麺の乾燥方法は、湿麺を支持した支持具を次々と加熱
装置にタクト移送して加熱した加熱麺を前記支持具から
他の支持具へ移載し、次いで、前記加熱麺を支持した支
持具を次々と冷却装置へ移送して冷却する湿麺の乾燥方
法において、前記加熱装置においては、前記湿麺を、前
記支持具に貫通されている通気孔を経て循環される熱風
と接触させて加熱すると共に前記冷却装置においては、
前記加熱麺を、他の前記支持具に貫通されている通気孔
を経て循環される冷風に接触させて冷却することを特徴
とするものである。なお、熱風は80℃〜120℃であ
ると共に冷風は95%RH以上で、かつ、5℃〜20℃
であることが好ましい。
【0007】また、本発明に係る湿麺の乾燥装置は、湿
麺を支持する支持具を熱風循環炉の入口側から出口側へ
向って次々とタクト循環移送し得るように装着した加熱
用コンベア装置を備えた加熱装置と、加熱麺を支持する
支持具を冷風循環炉の入口側から出口側へ向って次々と
循環移送し得るように装着した冷却用コンベア装置を備
えた冷却装置と、前記熱風循環炉の出口と前記冷風循環
炉の入口間において前記加熱用コンベア装置の支持具か
ら前記冷却用コンベア装置の支持具ヘ加熱麺を移載する
荷役装置とで構成された湿麺の乾燥装置において、前記
熱風循環炉を、前記湿麺を支持する支持具に貫通されて
いる通気孔を経て熱風を循環し得るように構成すると共
に前記冷風循環炉を、前記加熱麺を収納する支持具に貫
通されている通気孔を経て冷風を循環し得るように構成
したことを特徴とするものである。
【0008】なお、湿麺を支持する支持具を、底壁に通
気孔を貫通せしめたトレー体で構成する共に加熱麺を支
持する支持具を、通気孔を貫通せしめた平板状体で構成
するのが好ましい。
【0009】
【作用】図1において、コンベア1により、乾燥しよう
とする湿麺2が前工程から次々と移送されて来て、加熱
装置3の加熱用コンベア装置4に供給される。その際、
湿麺2は、加熱用コンベア装置4の支持具5に収納され
る。なお、支持具5は、底壁に通気孔6を貫通せしめた
トレー体で構成(図4,5参照)されている。
【0010】そして、支持具5に収納された湿麺2は、
熱風循環炉7内にタクト移送されて加熱されるが、熱風
循環炉7は、上方から下方へ向って熱風を強制循環(図
2参照)している。その為、かかる熱風が支持具5に貫
通されている通気孔6を経て下方へ流れ、よって、湿麺
2が効果的に加熱される。
【0011】続いて、所定に加熱されて熱風循環炉7の
外方へ移送されて来た加熱麺は、荷役装置45(図7,
8参照)により、加熱用コンベア装置4の支持具5か
ら、冷却装置9の冷却用コンベア装置10に移載、すな
わち、冷却用コンベア装置10の支持具11で支持され
る。なお、支持具11は、通気孔12を貫通せしめた平
板状体で構成(図8参照)されている。
【0012】そして、支持具11で支持された加熱麺
は、冷風循環炉13内に移送されて冷却される。なお、
冷風循環炉13は、上方から下方へ向っての冷風流を発
生させるように強制循環(図9参照)している。
【0013】その為、かかる冷風が、支持具11に貫通
されている通気孔12を経て下方へ流れ、よって、加熱
麺が効果的に冷却される。このように、湿麺2の加熱及
びこれに続く加熱麺の冷却を、貫流雰囲気と接触させて
行うことができるので、品質を劣化させずに一段と迅速
に乾燥させることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例について述べる
と、図1において、加熱装置3は、加熱用コンベア装置
4と熱風循環炉7とで構成され、また、冷却装置9は、
冷却用コンベア装置10と冷風循環炉13とで構成され
ている。
【0015】最初に、加熱装置3の熱風循環炉7につい
て述べると、この炉7は、縦断面図である図2において
示されているように、炉本体15内の左側に位置して装
着されている循環フアン16と、その上方に装着された
プレートフイン型の蒸気ヒータ17と、炉本体15の天
井壁の開口18に一端が接続された排気ダクト19と、
このダクト19の他端に接続され、かつ、炉本体15の
天井壁上に装着された排気フアン20と、同様に、炉本
体15の天井壁上に装着されたモータ21とを備えてい
る。
【0016】なお、モータ21と循環フアン16とは、
Vベルト式巻き掛け伝動手段22で連係されている。ま
た、サクションダクト23の一端は、循環フアン16の
吸込口24に接続されていると共に他端は、炉本体15
に装着されている吸気ダクト25に接続されている。
【0017】その為、モータ21を起動して循環フアン
16を回転させることにより、図示矢印で示されている
ように、上方から下方へ向って熱風を循環し得るが、そ
の際、蒸気ヒータ17の右側に位置して炉本体15内に
装着されている多孔整流板26により所定方向へ整流さ
れると共に吸気ダクト25から外気が吸引される。加え
て、排気フアン20を回転させることにより、図示矢印
で示されているように炉本体15外へ排気することがで
きる。
【0018】以上は、熱風循環炉7を構成している1セ
クションについて述べたが、熱風循環炉7は、かかるセ
クションを互い連結して13セクションにより構成され
ている。なお、蒸気ヒータ17に対する蒸気の供給排出
は、供給管27及び排出管28を介して行われる。
【0019】また、熱風は80℃〜120℃に制御され
る。これは、80℃以下では、湿麺を所定に加熱するの
に必要とされる時間が長くなって長い炉(大型の炉)が
必要になるからである。また、120℃以上では麺に焦
げが発生する恐れがあるからである。
【0020】次に、加熱装置3の加熱用コンベア装置4
について述べると、このコンベア装置4は、図2におい
て、左右のエンドレスリンクチエン30と、一端が一方
のエンドレスリンクチエン30に固定されると共に他端
が他方のエンドレスチエン30に固定された支持具5
と、両エンドレスリンクチエン30を一緒にタクト送り
する駆動装置(図されていない)とを備え、かかる駆動
装置は、モータ、減速機、チエン式巻き掛け伝動手段等
で構成されて熱風循環炉7の出口側、すなわち、図1に
おいて、鎖車31a側に配設されている。
【0021】なお、駆動側の一対の鎖車31a(図1に
おいて前後方向に装着されている鎖車)は同軸(駆動
軸)に装着されていると共に、従動側の一対の鎖車31
bも同軸(従動軸)に装着されている。また、炉本体1
5は、内側のフレーム構造体33及びこれに装着された
外側の保温板34で構成されているが、かかるフレーム
構造体33に水平、かつ、上下に装着された左側のガイ
ドレール35aで一方のエンドレスリンクチエン30が
案内されると共に、同様に水平、かつ、上下に装着され
た右側のガイドレール35bで他方のエンドレスリンク
チエン30が案内される。なお、下方のガイドレール3
5a,35bは、サクションダクト23より下方に位置
して装着されている。
【0022】加えて、支持具5は、拡大図である図3に
おいて示されているように、その長手方向両端夫々に装
着されているL形ブラケット36を、両エンドレスリン
クチエン30のアタッチメント37に係止してボルト締
めされている。また、その長手方向に縦断面した姿が示
されている図4、及び、かかる長手方向と直交する方向
(幅方向)に縦断面した姿が示されている図5におい
て、支持具5は、複数の仕切板38を装着し、かつ、こ
れにより形成された各収納区画39の底壁に多数の通気
孔6を貫通せしめたトレー体で構成されている。
【0023】なお、このように、矩形のトレー体で構成
された支持具5は、両エンドレスリンクチエン30に対
して、可能な限りに互いに接近されて装着、すなわち、
鎖車31a,31bが装着されているUターン箇所にお
ける移送が困難にならない程度に互いに接近されて両チ
エンの全長にわたって装着されている(平面図である図
6参照)。
【0024】而して、第1コンベア装置4は、前記駆動
装置により、両エンドレスリンクチエン30をタクト送
りして、支持具5を、熱風循環炉7の入口側から出口側
向って次々とタクト循環移送することができる。その
際、循環される熱風は、炉本体15のフレーム構造体3
3に装着されている左右の遮蔽板40(図2,3参照)
により、支持具5の移送路の側方、すなわち、左右のエ
ンドレスリンクチエン30側へ流出するのが阻止され、
その大部分が支持具5の通気孔6を通過してサクション
ダクト23ヘ流入される。
【0025】なお、図3において示されているように、
サクションダクト23の上端に、ガスシール手段41が
装着されており、この手段41の上端のシール部材42
が、移送される支持具5のL形ブラケット36の下端に
軽く接触されている。その為、ここからも、左右のエン
ドレスリンクチエン30側へ熱風が流出するのが阻止さ
れる。このように、上方からの熱風の大部分を強制的
に、支持具5の移送路に導き、通気孔6を通過させて循
環させるようにしている。
【0026】従って、支持具5の各収納区画39に収納
されている湿麺5を、かかる熱風貫流と接触させて迅
速、かつ、所定に加熱することができる。また、湿麺5
の表面から徐々に加熱されないので、加熱むらの発生が
防止されて均一に加熱することができる。なお、支持具
5をトレー体で構成しているのは、熱風を各収納区画3
9に強制的に導くように整流する為である。
【0027】以下、炉内を移送されて所定に加熱され、
熱風循環炉7の出口を経て炉外へ加熱麺が次々と移送さ
れて来る。すると、正面図である図7及びこの図の平面
図である図8において示されている荷役装置45によ
り、第1コンベア装置4の支持具5から、冷却装置9の
冷却用コンベア装置10に移載される。
【0028】かかる荷役装置45については後述する
が、冷却装置9の冷却用コンベア装置10は、冷風循環
炉13の縦断面図である図9において示されているよう
に、左右のエンドレスリンクチエン46と、一端が一方
のエンドレスリンクチエン46に固定されると共に他端
が他方のエンドレスチエン46に固定された支持具11
と、両エンドレスリンクチエン46を一緒に駆動する駆
動装置(図されていない)とを備え、かかる駆動装置
は、モータ、減速機、チエン式巻き掛け伝動手段等で構
成されて冷風循環炉7の出口側、すなわち、図1におい
て、鎖車48a側に配設されている。
【0029】なお、駆動側の一対の鎖車48a(図1に
おいて前後方向に装着されている鎖車)は同軸(駆動
軸)に装着されていると共に、従動側の一対の鎖車48
bも同軸(従動軸)に装着されている。また、冷風循環
炉7の炉本体49は、内側のフレーム構造体50及びこ
れに装着された外側の壁板51で構成されているが、か
かるフレーム構造体50に水平、かつ、上下に装着され
た左側のガイドレール52aで一方のエンドレスリンク
チエン46が案内されると共に、同様に水平、かつ、上
下に装着された右側のガイドレール52bで他方のエン
ドレスリンクチエン46が案内される。なお、下方のガ
イドレール52a,52bは、サクションダクト54よ
り下方に位置して装着されている。
【0030】このように、冷却用コンベア装置10は、
加熱用コンベア装置4とほぼ同一に設けられている。し
かし、支持具11は、全長にわたって多数の通気孔12
(図8参照)を貫通せしめた平板状体で構成されてい
る。なお、ここでいう平板状体とは、テーブル状体にな
っているものをいう。従って、平板だけでなく、加熱麺
を支持する面と反対側の下面側に補強用のリブを形成し
た形の、例えば、断面形状がT字形あるいは凹形をひっ
くり返した形状のもの等必要に応じて適当なものを選択
することができるが、本実施例においは、凹形をひっく
り返した形状の平板状体を用いている。このような平板
状体を用いることにより、上述のトレー体を用いる場合
に比して麺の移載の容易化を図ることができる。
【0031】一方、冷風循環炉13は、炉外に位置して
装着されている循環フアン56の吸込口に接続されたサ
クションダクト54と、循環フアン56の吹出し口と図
示されていない冷風発生装置とに接続された排気ダクト
57と、前記冷風発生装置の冷風吹出し口と炉本体49
の天井壁の開口とに接続された冷風供給ダクト58と、
循環フアン56を回転させるモータ59とを備え、循環
フアン56とモータ59とは、Vベルト式巻き掛け伝動
手段で連係されている。
【0032】その為、モータ59を起動して循環フアン
56を回転させることにより、図示矢印で示されている
ように、上方から下方へ向って冷風を循環し得るが、そ
の際、循環される冷風は、炉本体49のフレーム構造体
50に装着されている左右の遮蔽板60により、支持具
11の移送路の側方、すなわち、左右のエンドレスリン
クチエン46側へ流出するのが阻止され、その大部分が
支持具11の通気孔12を通過してサクションダクト5
4ヘ流入される。
【0033】なお、サクションダクト54の上端に、上
述の熱風循環炉7のガスシール手段41と同様のガスシ
ール手段61が装着されており、その為、ここからも、
左右のエンドレスリンクチエン46側へ冷風が流出する
のが阻止される。このように、上方からの冷風の大部分
を、支持具11の移送路に導き、通気孔12を通過させ
て循環させるようにしている。従って、支持具11上に
載置されている加熱麺を、かかる冷風貫流と接触させて
迅速、かつ、所定に冷却することができる。その際、加
熱麺の表面から徐々に冷却されないので、冷却むらの発
生が防止されて均一に冷却することができる。
【0034】また、冷風は、95%RH以上で、かつ、
5℃〜20℃に制御されるが、好ましくは、1ミクロン
メータ以下の超微粒子水滴による95%RH以上に制御
される。何故ならば、1ミクロンメータ以上の水滴で
は、麺上に大きな水滴が形成され易く、冷却後、直ぐに
包装することが困難となるからである。また、95%R
H以下では、十分な加湿が困難であって過度に乾燥され
た状態のまま包装されると、麺が折れ易くなるからであ
る。なお、図9においては、冷風循環炉13を構成して
いる1セクションの断面姿が示されているが、冷風循環
炉13は、かかるセクションを互い連結して2セクショ
ンにより構成されている。
【0035】次に、荷役装置45について述べると、正
面図である図7及びこの図の平面図である図8におい
て、この装置45は、フレーム65,66に装着されて
いる一対のレール67で案内されて両コンベ装置4,1
0の延設方向へ往復動し得るように装着された可動台車
68と、かかる延設方向と直交する方向に所定間隔に可
動台車68に装着された一対のアクチュエータ69と、
両アクチュエータ69のピストンロッドの先端に装着さ
れたブラケット70と、このブラケット70に装着され
た麺掬い用ロボット71とを備えている。なお、麺掬い
用ロボット71は、支持具5の収納区画39群と同一ピ
ッチに、かつ、同数個装着されている。
【0036】その為、加熱用コンベ装置4のタクト送り
により加熱麺が荷役位置に移送されて来ると、一対のア
クチュエータ69のピストンロッドを突出させて、図1
0において示されているように、麺掬い用ロボット71
のホーク72を、支持具5の各収納区画39内に位置さ
せ、次いで、ホーク72を、図11において示されてい
るように、互いに接近される方向へ揺動させることによ
り、支持具5の各収納区画39内の加熱麺を同時に掬い
取ることができる。
【0037】そして、その後、一対のアクチュエータ6
9のピストンロッドを没してホーク72を上昇させるこ
とにより、収納区画39の上方へ加熱麺を移送すること
ができ、続いて、可動台車68が冷却用コンベア装置1
0側へ移動し、冷却用コンベア装置10に対する所定の
荷役位置で停止されると、ホーク72を互いに遠ざける
ように揺動させて、加熱麺を冷却用コンベア装置10の
支持具11上に落下させる。
【0038】なお、この落下は、落下衝撃により加熱麺
が折れてしまわないような高さから行われると共に冷却
用コンベア装置10は、常時駆動(又は連続駆動)され
ている。また、このようにして、加熱麺の移載を終える
と、直ちに可動台車68が、加熱用コンベ装置4上の元
の荷役位置へリターンされる。以下、加熱用コンベ装置
4のタクト送りと、かかるリターンとが同期されている
ので、同様の工程を経て次々と移載することができる。
【0039】以上、一実施例について述べたが、荷役装
置45は、他の型式の移載機構に設けてもよく、また、
冷却用コンベア装置10についても、タクト送り型に設
けてもよく、更に、冷風循環炉13の出口を経て移送さ
れて来る乾燥冷却麺を、冷却用コンベア装置10上から
取り除く手段は、いかなる手段であってもよい。包装等
の後工程へ連続移送する必要のある場合には、適当なコ
ンベア80(図1参照)を設けると共に、ここに、冷却
用コンベア装置10からコンベア80へ乾燥冷却麺を移
載するに適当な荷役装置を設置すればよい。更に加え
て、支持具5をトレー状体以外の適当なもので構成して
もよく、支持具11についても、平板状体以外の適当な
もので構成してもよい。
【0040】
【発明の効果】上述の如く、本願に係る請求項1〜4に
記載の発明によると、湿麺の乾燥を、品質を劣化させず
に迅速に行うことができる。なお、請求項2に記載の発
明によると、乾燥に際しての品質劣化を一段と有効に防
止することができ、また、請求項4に記載の発明による
と、麺の移載荷役を一段と迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】湿麺の乾燥装置の全体的構成を示す正面図であ
る。
【図2】加熱装置3の縦断面図である。
【図3】エンドレスリンクチェン30に対する支持具5
の装着態様等を示す拡大図である。
【図4】支持具5の長手方向の縦断面図である
【図5】図4の左側面図である。
【図6】エンドレスリンクチェン30に対する支持具5
の装着態様を拡大して示す平面図である。
【図7】荷役装置45の正面図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】冷却装置9の縦断面図である。
【図10】麺掬い用ロボット71のホーク72を支持具
5の収納区画39内に位置させた姿を示す拡大図であ
る。
【図11】麺掬い用ロボット71のホーク72を閉じた
姿を示す拡大図である。
【符号の説明】
2 湿麺 3 加熱装置 4 加熱用コンベア装置 5 支持具 6 通気孔 7 熱風循環炉 9 冷却装置 10 冷却用コンベア装置 11 支持具 12 通気孔 13 冷風循環炉 45 荷役装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 憲治 滋賀県大津市園山一丁目1番1号東レエン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 高村 哲夫 兵庫県多紀郡篠山町泉字脇谷2番地7ケン ミン食品株式会社篠山工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湿麺を支持した支持具を次々と加熱装置
    にタクト移送して加熱した加熱麺を前記支持具から他の
    支持具へ移載し、次いで、前記加熱麺を支持した支持具
    を次々と冷却装置へ移送して冷却する湿麺の乾燥方法に
    おいて、前記加熱装置においては、前記湿麺を、前記支
    持具に貫通されている通気孔を経て循環される熱風貫流
    と接触させて加熱すると共に前記冷却装置においては、
    前記加熱麺を、他の前記支持具に貫通されている通気孔
    を経て循環される冷風貫流に接触させて冷却することを
    特徴とする湿麺の乾燥方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の、湿麺の乾燥方法にお
    いて、熱風が80℃〜120℃であると共に冷風が95
    %RH以上で、かつ、5℃〜20℃であることを特徴と
    する湿麺の乾燥方法。
  3. 【請求項3】 湿麺を支持する支持具を熱風循環炉の入
    口側から出口側へ向って次々とタクト循環移送し得るよ
    うに装着した加熱用コンベア装置を備えた加熱装置と、
    加熱麺を支持する支持具を冷風循環炉の入口側から出口
    側へ向って次々と循環移送し得るように装着した冷却用
    コンベア装置を備えた冷却装置と、前記熱風循環炉の出
    口と前記冷風循環炉の入口間において前記加熱用コンベ
    ア装置の支持具から前記冷却用コンベア装置の支持具ヘ
    加熱麺を移載する荷役装置とで構成された湿麺の乾燥装
    置において、前記熱風循環炉を、前記湿麺を支持する支
    持具に貫通されている通気孔を経て熱風を循環し得るよ
    うに構成すると共に前記冷風循環炉を、前記加熱麺を支
    持する支持具に貫通されている通気孔を経て冷風を循環
    し得るように構成したことを特徴とする湿麺の乾燥装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の、湿麺の乾燥装置にお
    いて、湿麺を支持する支持具が、底壁に通気孔を貫通せ
    しめたトレー体で構成されていると共に加熱麺を支持す
    る支持具が、通気孔を貫通せしめた平板状体で構成され
    ていることを特徴とする湿麺の乾燥装置。
JP6175917A 1994-07-04 1994-07-04 湿麺の乾燥方法及びその装置 Pending JPH089910A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010273592A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Nobuyuki Takahashi 熱処理方法、熱処理装置、連続式熱処理システム、及び被処理物載置台
JP2013063496A (ja) * 2011-09-20 2013-04-11 Yaskawa Electric Corp ロボット装置、ロボットシステム、及び紐状体包装製品の製造方法

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