JPH0899262A - ワイヤソー装置 - Google Patents
ワイヤソー装置Info
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- JPH0899262A JPH0899262A JP23757294A JP23757294A JPH0899262A JP H0899262 A JPH0899262 A JP H0899262A JP 23757294 A JP23757294 A JP 23757294A JP 23757294 A JP23757294 A JP 23757294A JP H0899262 A JPH0899262 A JP H0899262A
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- work
- roller
- auxiliary roller
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- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワイヤソー装置において、加工精度の低下を
招くことなく、ワイヤとワークとの間に砥粒を含むスラ
リを十分に供給して、ワークの切断能率を向上させる。 【構成】 溝ローラ1,2間のワイヤ3に対し、少なく
とも一個の補助ローラ7をワイヤ3の走行方向の手前側
より接触させる。補助ローラ7の外周には多数のガイド
溝10を形成し、これらのガイド溝10によりワイヤ3
の走行を案内する。補助ローラ7の外周には凹部11を
形成し、この凹部11によりワイヤ3に上下運動を付与
して、ワイヤ3とワーク6との間に砥粒を含むスラリを
入りやすくする。
招くことなく、ワイヤとワークとの間に砥粒を含むスラ
リを十分に供給して、ワークの切断能率を向上させる。 【構成】 溝ローラ1,2間のワイヤ3に対し、少なく
とも一個の補助ローラ7をワイヤ3の走行方向の手前側
より接触させる。補助ローラ7の外周には多数のガイド
溝10を形成し、これらのガイド溝10によりワイヤ3
の走行を案内する。補助ローラ7の外周には凹部11を
形成し、この凹部11によりワイヤ3に上下運動を付与
して、ワイヤ3とワーク6との間に砥粒を含むスラリを
入りやすくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば半導体材料、
磁性材料、セラミック等の脆性材料をワイヤにより切断
するワイヤソー装置に関するものである。
磁性材料、セラミック等の脆性材料をワイヤにより切断
するワイヤソー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワイヤソー装置においては、それぞれ多
数の溝を有する複数の溝ローラ間にワイヤが所定ピッチ
で螺旋状に巻き付けられ、溝ローラの回転とともにワイ
ヤが走行され、そのワイヤ上に砥粒を含むスラリが供給
される。そして、この状態でワイヤとワークとが押し付
けられて、ワークが切断されるようになっている。
数の溝を有する複数の溝ローラ間にワイヤが所定ピッチ
で螺旋状に巻き付けられ、溝ローラの回転とともにワイ
ヤが走行され、そのワイヤ上に砥粒を含むスラリが供給
される。そして、この状態でワイヤとワークとが押し付
けられて、ワークが切断されるようになっている。
【0003】ところで、この種のワイヤソー装置では、
ワイヤとワークとの間に供給されるスラリが多い方が、
ワークの切断能力が向上する。このため、例えば特開昭
51−123987号公報及び特開平4−101761
号公報に示すようなワイヤソー装置が、従来から提案さ
れている。
ワイヤとワークとの間に供給されるスラリが多い方が、
ワークの切断能力が向上する。このため、例えば特開昭
51−123987号公報及び特開平4−101761
号公報に示すようなワイヤソー装置が、従来から提案さ
れている。
【0004】前者の構成においては、ワークを支持した
台金にバイブレータが付設され、このバイブレータによ
りワークに振動が付与されて、その振動を利用してワイ
ヤとワークとの間に導かれるスラリの量が多くなるよう
に構成されている。また、後者の構成においては、溝ロ
ーラ間のワイヤの近傍に一対の鍵盤が対設され、この鍵
盤によりワイヤが叩かれて振動し、前記と同様にワイヤ
とワークの間に導かれるスラリの量が多くなるように構
成されている。
台金にバイブレータが付設され、このバイブレータによ
りワークに振動が付与されて、その振動を利用してワイ
ヤとワークとの間に導かれるスラリの量が多くなるよう
に構成されている。また、後者の構成においては、溝ロ
ーラ間のワイヤの近傍に一対の鍵盤が対設され、この鍵
盤によりワイヤが叩かれて振動し、前記と同様にワイヤ
とワークの間に導かれるスラリの量が多くなるように構
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの従
来構成においては、ワイヤが上下左右いずれの方向へも
振動されてしまう。そのため、これらの従来構成におい
ては、ワイヤの横振れ等により加工精度が低下して、ワ
ークを所定厚さに正確に切断することができないという
問題があった。
来構成においては、ワイヤが上下左右いずれの方向へも
振動されてしまう。そのため、これらの従来構成におい
ては、ワイヤの横振れ等により加工精度が低下して、ワ
ークを所定厚さに正確に切断することができないという
問題があった。
【0006】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、加工精度の低下を招くことなく、ワイヤ
とワークとの間にスラリを十分に供給することができ
て、ワークの切断能率を向上させることができるワイヤ
ソー装置を提供することにある。
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、加工精度の低下を招くことなく、ワイヤ
とワークとの間にスラリを十分に供給することができ
て、ワークの切断能率を向上させることができるワイヤ
ソー装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載のワイヤソー装置の発明では、溝
ローラ間のワイヤに対し、ワークを境にして少なくとも
ワイヤの走行方向の上流側に位置する回転可能な補助ロ
ーラを接触させ、補助ローラの外周にはワイヤをワーク
への当接及び離間方向へ運動させるための凹凸部を形成
したものである。
めに、請求項1に記載のワイヤソー装置の発明では、溝
ローラ間のワイヤに対し、ワークを境にして少なくとも
ワイヤの走行方向の上流側に位置する回転可能な補助ロ
ーラを接触させ、補助ローラの外周にはワイヤをワーク
への当接及び離間方向へ運動させるための凹凸部を形成
したものである。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、補助ローラの外周にはワイヤの走行
を案内するための多数のガイド溝を備えたものである。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記
載の発明において、補助ローラはワークを境にしてワイ
ヤ走行方向の両側に配設された一対のものである。
載の発明において、補助ローラの外周にはワイヤの走行
を案内するための多数のガイド溝を備えたものである。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記
載の発明において、補助ローラはワークを境にしてワイ
ヤ走行方向の両側に配設された一対のものである。
【0009】請求項4の発明では、請求項1〜3のいず
れかに記載の発明において、凹部は螺旋溝により形成さ
れたものである。請求項5に記載の発明では、請求項1
〜4のいずれかに記載の発明において、補助ローラはワ
イヤを介してワークの反対側に配置され、凸部の外周面
が溝ローラのガイド溝下面よりもワーク側に位置してい
るものである。
れかに記載の発明において、凹部は螺旋溝により形成さ
れたものである。請求項5に記載の発明では、請求項1
〜4のいずれかに記載の発明において、補助ローラはワ
イヤを介してワークの反対側に配置され、凸部の外周面
が溝ローラのガイド溝下面よりもワーク側に位置してい
るものである。
【0010】請求項6の発明では、請求項1〜4のいず
れかに記載の発明において、補助ローラはワイヤよりも
ワーク側に配置され、凸部の外周面が溝ローラのガイド
溝下面よりもワークから離れる側に位置しているもので
ある。
れかに記載の発明において、補助ローラはワイヤよりも
ワーク側に配置され、凸部の外周面が溝ローラのガイド
溝下面よりもワークから離れる側に位置しているもので
ある。
【0011】請求項7に記載の発明では、請求項1〜6
のいずれかに記載の発明において、補助ローラは自由回
転可能である。請求項8に記載の発明では、請求項1〜
6のいずれかに記載の発明において、溝ローラと補助ロ
ーラとの間には溝ローラの回転を補助ローラに伝達する
ための伝達手段が介在されているものである。
のいずれかに記載の発明において、補助ローラは自由回
転可能である。請求項8に記載の発明では、請求項1〜
6のいずれかに記載の発明において、溝ローラと補助ロ
ーラとの間には溝ローラの回転を補助ローラに伝達する
ための伝達手段が介在されているものである。
【0012】請求項9に記載の発明では、請求項2〜8
のいずれかに記載の発明において、一対の補助ローラ間
には一方の補助ローラの回転を他方の補助ローラに伝達
するための伝達手段が介在されているものである。
のいずれかに記載の発明において、一対の補助ローラ間
には一方の補助ローラの回転を他方の補助ローラに伝達
するための伝達手段が介在されているものである。
【0013】請求項10に記載の発明では、請求項1〜
9のいずれかに記載の発明において、補助ローラは多角
形ローラ、偏心ローラ又は捻じれローラである。
9のいずれかに記載の発明において、補助ローラは多角
形ローラ、偏心ローラ又は捻じれローラである。
【0014】
【作用】請求項1,5及び6に記載のワイヤソー装置で
は、溝ローラ間においてワイヤが一方向に走行されなが
ら、そのワイヤ上に砥粒を含むスラリが供給される。そ
して、この状態でワイヤに対してワークが押し付けられ
て、ワークが所定の厚さに切断される。
は、溝ローラ間においてワイヤが一方向に走行されなが
ら、そのワイヤ上に砥粒を含むスラリが供給される。そ
して、この状態でワイヤに対してワークが押し付けられ
て、ワークが所定の厚さに切断される。
【0015】このワークの切断時には、ワイヤに対して
補助ローラが接触され、ワイヤの走行に連携して回転さ
れる。そして、この補助ローラの回転に伴い、外周の凹
凸部によってワイヤに対しワークに対する当接又は離間
方向への運動が付与される。このため、ワイヤとワーク
との間には砥粒を含むスラリが十分に供給されて、ワー
クを能率よく切断することができる。
補助ローラが接触され、ワイヤの走行に連携して回転さ
れる。そして、この補助ローラの回転に伴い、外周の凹
凸部によってワイヤに対しワークに対する当接又は離間
方向への運動が付与される。このため、ワイヤとワーク
との間には砥粒を含むスラリが十分に供給されて、ワー
クを能率よく切断することができる。
【0016】また、請求項2の発明では、ワイヤの走行
は補助ローラに設けられたガイド溝により案内されるた
め、ワイヤが上下運動される間に、走行方向と直交する
方向へ移動偏倚されることはない。このため、ワイヤが
走行方向と直交する方向へ偏倚して、加工精度の低下を
招くおそれはない。
は補助ローラに設けられたガイド溝により案内されるた
め、ワイヤが上下運動される間に、走行方向と直交する
方向へ移動偏倚されることはない。このため、ワイヤが
走行方向と直交する方向へ偏倚して、加工精度の低下を
招くおそれはない。
【0017】さらに、請求項3に記載のワイヤソー装置
では、ワークの両側において一対の補助ローラがワイヤ
に接触されている。そのため、ワークの切断時には両補
助ローラの協働作用により、ワイヤに対し上下運動が効
果的に付与される。従って、ワイヤとワークとの間には
砥粒を含むスラリが有効に供給されて、ワークの切断能
率を一層向上させることができる。
では、ワークの両側において一対の補助ローラがワイヤ
に接触されている。そのため、ワークの切断時には両補
助ローラの協働作用により、ワイヤに対し上下運動が効
果的に付与される。従って、ワイヤとワークとの間には
砥粒を含むスラリが有効に供給されて、ワークの切断能
率を一層向上させることができる。
【0018】加えて、請求項4に記載の発明では、補助
ローラの外周の凹部が螺旋溝によって形成されている。
このため、ワークの切断に際して補助ローラが回転され
るとき、螺旋溝によりワイヤが順次連続的に上下動され
る。従って、補助ローラに滑りが発生するおそれが小さ
くなり、その磨耗が減少される。
ローラの外周の凹部が螺旋溝によって形成されている。
このため、ワークの切断に際して補助ローラが回転され
るとき、螺旋溝によりワイヤが順次連続的に上下動され
る。従って、補助ローラに滑りが発生するおそれが小さ
くなり、その磨耗が減少される。
【0019】請求項7に記載のワイヤソー装置では、補
助ローラが自由回転可能であることから、補助ローラは
ワイヤを介して溝ローラにより回転され、補助ローラ用
の駆動装置が不要となる。
助ローラが自由回転可能であることから、補助ローラは
ワイヤを介して溝ローラにより回転され、補助ローラ用
の駆動装置が不要となる。
【0020】請求項8の発明では、補助ローラには伝達
手段により溝ローラの回転が伝達され、補助ローラの回
転が溝ローラの回転に一致する。請求項9に記載のワイ
ヤソー装置では、補助ローラの凹部がワイヤに対向して
も、補助ローラは他方の補助ローラにより回転される。
手段により溝ローラの回転が伝達され、補助ローラの回
転が溝ローラの回転に一致する。請求項9に記載のワイ
ヤソー装置では、補助ローラの凹部がワイヤに対向して
も、補助ローラは他方の補助ローラにより回転される。
【0021】請求項10の発明では、多角形ローラ、偏
心ローラ又は捻じれローラによって構成された補助ロー
ラにより、ワイヤに対しワークに当接又は離間する方向
への運動が付与され、ワークの切断能率が高められる。
心ローラ又は捻じれローラによって構成された補助ロー
ラにより、ワイヤに対しワークに当接又は離間する方向
への運動が付与され、ワークの切断能率が高められる。
【0022】
【実施例】以下、この発明を具体化したワイヤソー装置
の第1実施例を、図1〜図6に基づいて詳細に説明す
る。
の第1実施例を、図1〜図6に基づいて詳細に説明す
る。
【0023】図1及び図2に示すように、ワイヤソー装
置のフレーム15は一対の側板16を有している。一対
の溝ローラ1,2は所定間隔をおいて平行をなすように
両側板16間に回転可能に支持され、一方の溝ローラ1
にモータ17が連結されている。多数の溝1a,2aは
両溝ローラ1,2の外周に所定ピッチで形成されてい
る。鋼線よりなる切断用ワイヤ3は溝ローラ1,2の溝
1a,2aに連続して螺旋状に巻き付けられている。そ
して、モータ17の駆動により、一方の溝ローラ1が回
転され、この回転がワイヤ3を介して他方の溝ローラ2
に伝達される。
置のフレーム15は一対の側板16を有している。一対
の溝ローラ1,2は所定間隔をおいて平行をなすように
両側板16間に回転可能に支持され、一方の溝ローラ1
にモータ17が連結されている。多数の溝1a,2aは
両溝ローラ1,2の外周に所定ピッチで形成されてい
る。鋼線よりなる切断用ワイヤ3は溝ローラ1,2の溝
1a,2aに連続して螺旋状に巻き付けられている。そ
して、モータ17の駆動により、一方の溝ローラ1が回
転され、この回転がワイヤ3を介して他方の溝ローラ2
に伝達される。
【0024】従って、ワイヤ3は両溝ローラ1,2間に
おいて往復走行しながら、歩進的に一方向に走行され
る。なお、このワイヤ3は、図示しない供給リールから
溝ローラ1,2上に供給されるとともに、図示しない巻
取リールに巻き取られる。また、ワイヤ3は一定ストロ
ークで往復走行しながら全体として一方向へ歩進的に走
行する。
おいて往復走行しながら、歩進的に一方向に走行され
る。なお、このワイヤ3は、図示しない供給リールから
溝ローラ1,2上に供給されるとともに、図示しない巻
取リールに巻き取られる。また、ワイヤ3は一定ストロ
ークで往復走行しながら全体として一方向へ歩進的に走
行する。
【0025】一対のスラリ供給パイプ4は前記溝ローラ
1,2の上方に配設され、このスラリ供給パイプ4の下
部から溝ローラ1,2間のワイヤ3に対して、砥粒を含
むスラリが供給される。サドル5は溝ローラ1,2の上
方に上下動可能に配設され、その下面にはワーク6が接
着固定される。そして、このサドル5の下降に伴いワー
ク6が溝ローラ1,2のワイヤ3に押し付けられて、ラ
ッピング作用によりワーク6がウエハー状に切断され
る。
1,2の上方に配設され、このスラリ供給パイプ4の下
部から溝ローラ1,2間のワイヤ3に対して、砥粒を含
むスラリが供給される。サドル5は溝ローラ1,2の上
方に上下動可能に配設され、その下面にはワーク6が接
着固定される。そして、このサドル5の下降に伴いワー
ク6が溝ローラ1,2のワイヤ3に押し付けられて、ラ
ッピング作用によりワーク6がウエハー状に切断され
る。
【0026】図3,4に示すように、上方に開口した各
一対の支持溝18,19は両溝ローラ1,2間において
両側板16の上端部に形成され、これらの支持溝18,
19にはブッシュ20,21が着脱可能に嵌合されて、
複数のボルト22により固定されている。ブッシュ2
0,21のボルト挿入孔は長孔状に形成され、補助ロー
ラ7の上下方向の調節ができるようになっている。一対
の補助ローラ7は前記ワイヤ3の走行方向においてワー
ク6を境にしてワーク6の前後両側に対向位置するよう
に、その支軸23,24において前記ブッシュ20,2
1に自由回転可能に支持されている。エア供給通路34
は両側板16及びブッシュ20,21内に設けられ、支
軸24にエアを吹き出すことにより、軸受部へのスラリ
の混入を防止する。これらの補助ローラ7は、金属材料
よりなる丸棒状の芯材8と、その芯材8の外周面に被覆
形成された合成樹脂製の被覆層9とから構成されてい
る。
一対の支持溝18,19は両溝ローラ1,2間において
両側板16の上端部に形成され、これらの支持溝18,
19にはブッシュ20,21が着脱可能に嵌合されて、
複数のボルト22により固定されている。ブッシュ2
0,21のボルト挿入孔は長孔状に形成され、補助ロー
ラ7の上下方向の調節ができるようになっている。一対
の補助ローラ7は前記ワイヤ3の走行方向においてワー
ク6を境にしてワーク6の前後両側に対向位置するよう
に、その支軸23,24において前記ブッシュ20,2
1に自由回転可能に支持されている。エア供給通路34
は両側板16及びブッシュ20,21内に設けられ、支
軸24にエアを吹き出すことにより、軸受部へのスラリ
の混入を防止する。これらの補助ローラ7は、金属材料
よりなる丸棒状の芯材8と、その芯材8の外周面に被覆
形成された合成樹脂製の被覆層9とから構成されてい
る。
【0027】また、図3から明らかなように、片側の支
持溝18の幅R1は補助ローラ7の直径R2よりも広く
なっている。蓋20aは補助ローラ7の抜き出しをする
ために、ブッシュ20,21に着脱可能に固定されてい
る。
持溝18の幅R1は補助ローラ7の直径R2よりも広く
なっている。蓋20aは補助ローラ7の抜き出しをする
ために、ブッシュ20,21に着脱可能に固定されてい
る。
【0028】多数のガイド溝10は各補助ローラ7の被
覆層9の外周に溝ローラ1,2の溝1a,2aと同一ピ
ッチで形成され、両溝ローラ1,2間においてワイヤ3
の走行を案内する。補助ローラ7はワイヤ3を介してワ
ーク6の反対側に配置され、凸部の外周面が溝ローラ
1,2のガイド溝10下面よりもワーク6側に位置して
いる。凹部としての螺旋溝11は各補助ローラ7の被覆
層9の外周に形成され、両溝ローラ1,2間においてワ
イヤ3の下方移動を許容する。
覆層9の外周に溝ローラ1,2の溝1a,2aと同一ピ
ッチで形成され、両溝ローラ1,2間においてワイヤ3
の走行を案内する。補助ローラ7はワイヤ3を介してワ
ーク6の反対側に配置され、凸部の外周面が溝ローラ
1,2のガイド溝10下面よりもワーク6側に位置して
いる。凹部としての螺旋溝11は各補助ローラ7の被覆
層9の外周に形成され、両溝ローラ1,2間においてワ
イヤ3の下方移動を許容する。
【0029】次に、前記のように構成されたワイヤソー
装置について動作を説明する。さて、このワイヤソー装
置においてワーク6を切断する場合には、溝ローラ1,
2間においてワイヤ3が往復走行を伴いながら一方向に
走行され、そのワイヤ3上にスラリ供給パイプ4から砥
粒を含むスラリが供給される。この状態で、ワイヤ3に
対してワーク6が押し付けられて、ラッピング作用によ
りワーク6が所定の厚さに切断される。
装置について動作を説明する。さて、このワイヤソー装
置においてワーク6を切断する場合には、溝ローラ1,
2間においてワイヤ3が往復走行を伴いながら一方向に
走行され、そのワイヤ3上にスラリ供給パイプ4から砥
粒を含むスラリが供給される。この状態で、ワイヤ3に
対してワーク6が押し付けられて、ラッピング作用によ
りワーク6が所定の厚さに切断される。
【0030】この時、溝ローラ1,2間のワイヤ3に対
し一対の補助ローラ7が接触されていて、ワイヤ3の走
行に従い従動回転される。それにより、各補助ローラ7
の外周の螺旋溝11がワイヤ3に順に対向して、そのワ
イヤ3に対し上下運動が連続的に付与される。すなわ
ち、ワイヤ3は螺旋溝11と対向したときにワーク6か
ら離れるように下方へ移動する。このため、ワイヤ3と
ワーク6との間には補助ローラ7の回転に伴って断続的
に隙間ができてそれらの間に砥粒を含むスラリが十分に
供給され、ワーク6を能率よく切断することができる。
し一対の補助ローラ7が接触されていて、ワイヤ3の走
行に従い従動回転される。それにより、各補助ローラ7
の外周の螺旋溝11がワイヤ3に順に対向して、そのワ
イヤ3に対し上下運動が連続的に付与される。すなわ
ち、ワイヤ3は螺旋溝11と対向したときにワーク6か
ら離れるように下方へ移動する。このため、ワイヤ3と
ワーク6との間には補助ローラ7の回転に伴って断続的
に隙間ができてそれらの間に砥粒を含むスラリが十分に
供給され、ワーク6を能率よく切断することができる。
【0031】また、一方の補助ローラ7の螺旋溝11が
ワイヤ3に対向するとともに、他方の補助ローラ7の螺
旋溝11がワイヤ3に対向していない場合は、ワイヤ3
が斜めになる。このため、図5,6に実線及び2点鎖線
に示すように、ワイヤ3は水平状態で上下動されるほか
に、前下がりまたは後ろ下がりの揺動状態に付勢され
る。従って、ワーク6に対するワイヤ3の接触角が変化
して、ワーク6を一層効率的に切断することができる。
ワイヤ3に対向するとともに、他方の補助ローラ7の螺
旋溝11がワイヤ3に対向していない場合は、ワイヤ3
が斜めになる。このため、図5,6に実線及び2点鎖線
に示すように、ワイヤ3は水平状態で上下動されるほか
に、前下がりまたは後ろ下がりの揺動状態に付勢され
る。従って、ワーク6に対するワイヤ3の接触角が変化
して、ワーク6を一層効率的に切断することができる。
【0032】しかも、補助ローラ7に形成された溝11
は螺旋状をなしている。このため、補助ローラ7の外周
面には常にいずれかのワイヤ3が接触している。従っ
て、補助ローラ7には常にワイヤ3により回転力が付与
される。従って、補助ローラ7がワイヤ3の走行に確実
に追従し、補助ローラ7とワイヤ3との間に滑りが生じ
ることがない。このため、ワイヤ3によって補助ローラ
7が摩耗されることが防止される。加えて、補助ローラ
7を回転させるための特別の駆動源が不要であるため、
構造を簡素化することができる。
は螺旋状をなしている。このため、補助ローラ7の外周
面には常にいずれかのワイヤ3が接触している。従っ
て、補助ローラ7には常にワイヤ3により回転力が付与
される。従って、補助ローラ7がワイヤ3の走行に確実
に追従し、補助ローラ7とワイヤ3との間に滑りが生じ
ることがない。このため、ワイヤ3によって補助ローラ
7が摩耗されることが防止される。加えて、補助ローラ
7を回転させるための特別の駆動源が不要であるため、
構造を簡素化することができる。
【0033】また、ワイヤ3は補助ローラ7のガイド溝
10により横移動が規制され、上下方向のみの運動をお
こなう。従って、ワイヤ3が上下運動されながら走行さ
れる間に、走行方向と直交する方向へ移動偏倚されるこ
とはない。このため、加工精度の低下を招くおそれはな
い。
10により横移動が規制され、上下方向のみの運動をお
こなう。従って、ワイヤ3が上下運動されながら走行さ
れる間に、走行方向と直交する方向へ移動偏倚されるこ
とはない。このため、加工精度の低下を招くおそれはな
い。
【0034】また、この実施例においては、図3に示す
ように、後方の支持溝18の溝幅R1が補助ローラ7の
外形R2よりも大きくなるように設定されている。従っ
て、補助ローラ7の被覆層9が摩耗した場合には、ボル
ト22を緩めて後方のブッシュ20を支持溝18から上
方に取り外すとともに、補助ローラ7の前方支軸24を
前方ブッシュ21から抜き取ることにより、補助ローラ
7を両側板16間から簡単に取り外すことができる。ま
た、この取り外し時と逆順に作業することにより、新し
い補助ローラ7を両側板16間に容易に取り付けること
ができる。
ように、後方の支持溝18の溝幅R1が補助ローラ7の
外形R2よりも大きくなるように設定されている。従っ
て、補助ローラ7の被覆層9が摩耗した場合には、ボル
ト22を緩めて後方のブッシュ20を支持溝18から上
方に取り外すとともに、補助ローラ7の前方支軸24を
前方ブッシュ21から抜き取ることにより、補助ローラ
7を両側板16間から簡単に取り外すことができる。ま
た、この取り外し時と逆順に作業することにより、新し
い補助ローラ7を両側板16間に容易に取り付けること
ができる。
【0035】
【別の実施例】次に、この発明の別の実施例を、図7〜
図15に基づいて説明する。まず、図7〜図9に示す第
2実施例において、駆動プーリ26は一方の溝ローラ1
の軸端に取り付けられ、この駆動プーリ26と対応する
ように、各補助ローラ7の支軸23には従動プーリ27
が取り付けられている。ベルト28は駆動プーリ26及
び両従動プーリ27に掛装され、側板16上のテンショ
ンプーリ29により所定の緊張状態に保持されている。
これらのプーリ26,27、ベルト28等により伝達手
段が構成されている。そして、前記モータ17により溝
ローラ1が回転されて、ワイヤ3が両溝ローラ1,2間
で一方向に走行されるとき、各プーリ26,27及びベ
ルト28を介して両補助ローラ7が回転される。
図15に基づいて説明する。まず、図7〜図9に示す第
2実施例において、駆動プーリ26は一方の溝ローラ1
の軸端に取り付けられ、この駆動プーリ26と対応する
ように、各補助ローラ7の支軸23には従動プーリ27
が取り付けられている。ベルト28は駆動プーリ26及
び両従動プーリ27に掛装され、側板16上のテンショ
ンプーリ29により所定の緊張状態に保持されている。
これらのプーリ26,27、ベルト28等により伝達手
段が構成されている。そして、前記モータ17により溝
ローラ1が回転されて、ワイヤ3が両溝ローラ1,2間
で一方向に走行されるとき、各プーリ26,27及びベ
ルト28を介して両補助ローラ7が回転される。
【0036】従って、この第2実施例においては、ワイ
ヤ3の走行に伴いワーク6が切断されるとき、一対の補
助ローラ7が溝ローラ1,2と連動して周速が同一とな
るように回転される。その結果、ワイヤ3と補助ローラ
7との間の滑りを確実に防止できる。
ヤ3の走行に伴いワーク6が切断されるとき、一対の補
助ローラ7が溝ローラ1,2と連動して周速が同一とな
るように回転される。その結果、ワイヤ3と補助ローラ
7との間の滑りを確実に防止できる。
【0037】次に、図10に示す第3実施例において
は、一対の補助ローラ7がワーク6の前後両側におい
て、ワイヤ3よりもワーク6側に位置するようにワイヤ
3の上面に配設されている。また、各補助ローラ7は端
面ほぼ六角形状となるように形成され、それらの外周に
は複数の平面状の凹部30が軸線方向に沿って形成され
ている。従って、補助ローラ7の外周面の角部が凸部を
形成する。なお、図示はしないが、補助ローラ7の外周
面のガイド溝は角部のみに形成されている。また、この
実施例においても前記図7〜図9の実施例と同様に両補
助ローラ7と溝ローラ1,2との間にベルト等の伝達手
段が設けられている。この第3実施例においては、ワー
ク6の切断時に補助ローラ7の回転に伴って、複数の凸
部と凹部30が交互にワイヤ3に接触し、ワイヤ3は小
刻みに上下動される。
は、一対の補助ローラ7がワーク6の前後両側におい
て、ワイヤ3よりもワーク6側に位置するようにワイヤ
3の上面に配設されている。また、各補助ローラ7は端
面ほぼ六角形状となるように形成され、それらの外周に
は複数の平面状の凹部30が軸線方向に沿って形成され
ている。従って、補助ローラ7の外周面の角部が凸部を
形成する。なお、図示はしないが、補助ローラ7の外周
面のガイド溝は角部のみに形成されている。また、この
実施例においても前記図7〜図9の実施例と同様に両補
助ローラ7と溝ローラ1,2との間にベルト等の伝達手
段が設けられている。この第3実施例においては、ワー
ク6の切断時に補助ローラ7の回転に伴って、複数の凸
部と凹部30が交互にワイヤ3に接触し、ワイヤ3は小
刻みに上下動される。
【0038】さらに、図11に示す第4実施例において
は、1つの溝状の凹部31が補助ローラ7の外周に軸線
方向に沿って形成されている。また、図12に示す第5
実施例においては、1つの平面状の凹部32が補助ロー
ラ7の外周に軸線方向に沿って形成されている。さら
に、図13に示す第6実施例においては、複数の溝状の
凹部33が補助ローラ7の外周に、所定角度ずつ変位し
た位置で軸線方向に沿って形成されている。
は、1つの溝状の凹部31が補助ローラ7の外周に軸線
方向に沿って形成されている。また、図12に示す第5
実施例においては、1つの平面状の凹部32が補助ロー
ラ7の外周に軸線方向に沿って形成されている。さら
に、図13に示す第6実施例においては、複数の溝状の
凹部33が補助ローラ7の外周に、所定角度ずつ変位し
た位置で軸線方向に沿って形成されている。
【0039】加えて、図14に示す第7実施例では、補
助ローラ7はその支軸24が軸心より外れた偏心ローラ
により構成されている。図15に示す第8実施例では、
補助ローラ7はその外周面が螺旋状に捻じれた状態に形
成された捻じれローラにより構成されている。
助ローラ7はその支軸24が軸心より外れた偏心ローラ
により構成されている。図15に示す第8実施例では、
補助ローラ7はその外周面が螺旋状に捻じれた状態に形
成された捻じれローラにより構成されている。
【0040】なお、この発明では、例えば次のように構
成を変更して具体化してもよい。 (a)一対の補助ローラ7をワイヤ3の走行方向に沿っ
て位置調節可能に配設し、ワーク6の大きさに応じて両
補助ローラ7の配置間隔を設定変更できるように構成す
ること。また、上下方向にも調節可能であり、補助ロー
ラ7の磨耗に応じて調節可能である。 (b)一対の補助ローラ7間に、プーリ、ベルト等より
なり、溝ローラ1の回転が伝達されることのない伝達手
段を設けて、両補助ローラ7が同期回転するように構成
すること。このように構成すれば、一方の補助ローラ7
が回転されているとき、他方の補助ローラ7も確実に回
転されて、ワイヤと補助ローラとの滑りを防止できる。 (c)補助ローラ7をワーク6に対してワイヤ走行方向
の上流側のみに設けること。 (d)補助ローラ7の外周に凹凸部を設けることなく、
それに代えて補助ローラ7が偏心回転するように構成す
ること。このように構成すれば、結果として、補助ロー
ラ7の外周面に凹凸部を設けたことと同じになる。 (e)エア供給通路34にオイルを供給し、オイルシー
ルを行うこと。 (f)補助ローラ7の外周面にガイド溝10を設けない
ように構成すること。
成を変更して具体化してもよい。 (a)一対の補助ローラ7をワイヤ3の走行方向に沿っ
て位置調節可能に配設し、ワーク6の大きさに応じて両
補助ローラ7の配置間隔を設定変更できるように構成す
ること。また、上下方向にも調節可能であり、補助ロー
ラ7の磨耗に応じて調節可能である。 (b)一対の補助ローラ7間に、プーリ、ベルト等より
なり、溝ローラ1の回転が伝達されることのない伝達手
段を設けて、両補助ローラ7が同期回転するように構成
すること。このように構成すれば、一方の補助ローラ7
が回転されているとき、他方の補助ローラ7も確実に回
転されて、ワイヤと補助ローラとの滑りを防止できる。 (c)補助ローラ7をワーク6に対してワイヤ走行方向
の上流側のみに設けること。 (d)補助ローラ7の外周に凹凸部を設けることなく、
それに代えて補助ローラ7が偏心回転するように構成す
ること。このように構成すれば、結果として、補助ロー
ラ7の外周面に凹凸部を設けたことと同じになる。 (e)エア供給通路34にオイルを供給し、オイルシー
ルを行うこと。 (f)補助ローラ7の外周面にガイド溝10を設けない
ように構成すること。
【0041】ちなみに、前記実施例及び別例より把握さ
れる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果
とともに記載する。 (1)一対の補助ローラをワイヤの走行方向に沿って位
置調節可能に配設した請求項3に記載のワイヤソー装
置。この構成によれば、ワークの大きさに応じて両補助
ローラの配置間隔を変更することができる。 (2)補助ローラはワークに対し、ワイヤ走行方向の上
流側のみに設けられている請求項1に記載のワイヤソー
装置。この構成によれば、ワイヤが一方向へ連続走行す
る場合に好適であり、構成が簡易になる。
れる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果
とともに記載する。 (1)一対の補助ローラをワイヤの走行方向に沿って位
置調節可能に配設した請求項3に記載のワイヤソー装
置。この構成によれば、ワークの大きさに応じて両補助
ローラの配置間隔を変更することができる。 (2)補助ローラはワークに対し、ワイヤ走行方向の上
流側のみに設けられている請求項1に記載のワイヤソー
装置。この構成によれば、ワイヤが一方向へ連続走行す
る場合に好適であり、構成が簡易になる。
【0042】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、次のような効果を奏する。
れているため、次のような効果を奏する。
【0043】請求項1,5及び6に記載の発明によれ
ば、加工精度の低下を招くことなく、ワイヤとワークと
の間に砥粒を含むスラリを十分に供給することができ
て、ワークの切断能率を向上させることができる。
ば、加工精度の低下を招くことなく、ワイヤとワークと
の間に砥粒を含むスラリを十分に供給することができ
て、ワークの切断能率を向上させることができる。
【0044】請求項2の発明によれば、ワイヤを確実に
案内することができ、ワイヤが走行方向と直交する方向
へ偏倚して、加工精度の低下を招くのを防止することが
できる。
案内することができ、ワイヤが走行方向と直交する方向
へ偏倚して、加工精度の低下を招くのを防止することが
できる。
【0045】請求項3に記載の発明によれば、一対の補
助ローラの協働作用により、溝ローラ間のワイヤを効果
的に上下動させることができて、ワークの切断能率を一
層向上させることができる。
助ローラの協働作用により、溝ローラ間のワイヤを効果
的に上下動させることができて、ワークの切断能率を一
層向上させることができる。
【0046】請求項4に記載の発明によれば、補助ロー
ラの回転に伴い、ワイヤを順次連続的に上下動させるこ
とができて、加工精度の低下を招くおそれを一層確実に
防止することができる。
ラの回転に伴い、ワイヤを順次連続的に上下動させるこ
とができて、加工精度の低下を招くおそれを一層確実に
防止することができる。
【0047】請求項7に記載の発明によれば、補助ロー
ラ用の駆動装置が不要となり、構成が簡単になる。請求
項8の発明によれば、補助ローラと溝ローラとの回転速
度が確実に一致して、ワイヤと補助ローラとの間の滑り
を確実に防ぐことができる。
ラ用の駆動装置が不要となり、構成が簡単になる。請求
項8の発明によれば、補助ローラと溝ローラとの回転速
度が確実に一致して、ワイヤと補助ローラとの間の滑り
を確実に防ぐことができる。
【0048】請求項9に記載の発明によれば、補助ロー
ラの凹部がワイヤに対向しても、その補助ローラを他方
の補助ローラにより回転させることができる。請求項1
0の発明によれば、ワイヤとワークとの間にスラリの供
給を図ることができ、ワークの切断能率を高めることが
できる。
ラの凹部がワイヤに対向しても、その補助ローラを他方
の補助ローラにより回転させることができる。請求項1
0の発明によれば、ワイヤとワークとの間にスラリの供
給を図ることができ、ワークの切断能率を高めることが
できる。
【図1】 第1実施例のワイヤソー装置を示す要部斜視
図。
図。
【図2】 同じくワイヤソー装置の要部平面図。
【図3】 図2の III−III 線における断面図。
【図4】 補助ローラと支持溝との関係を示す部分正面
図。
図。
【図5】 ワイヤの動きを示すための部分正面図。
【図6】 図5の部分拡大正面図。
【図7】 第2実施例のワイヤソー装置を示す要部平面
図。
図。
【図8】 図7のVIII−VIII線における断面図。
【図9】 図8のIX−IX線における断面図。
【図10】 第3実施例でのワイヤの動きを正面から見
た説明図。
た説明図。
【図11】 第4実施例の補助ローラを示す斜視図。
【図12】 第5実施例の補助ローラを示す斜視図。
【図13】 第6実施例の補助ローラを示す斜視図。
【図14】 第7実施例の補助ローラを示す斜視図。
【図15】 第8実施例の補助ローラを示す斜視図。
1…溝ローラ、2…溝ローラ、3…切断用ワイヤ、4…
スラリ供給パイプ、6…ワーク、7…補助ローラ、10
…ガイド溝、11…凹部としての螺旋溝、30,31,
32,33…凹部。
スラリ供給パイプ、6…ワーク、7…補助ローラ、10
…ガイド溝、11…凹部としての螺旋溝、30,31,
32,33…凹部。
Claims (10)
- 【請求項1】 外周面に多数の溝を有する複数の溝ロー
ラを設け、各溝ローラの溝間にワイヤを巻き付けてワイ
ヤを溝ローラの回転とともに走行させ、そのワイヤに対
して砥粒を含むスラリを供給しながらワイヤとワークと
を押し付けて、そのワークを切断するようにしたワイヤ
ソー装置において、 前記溝ローラ間のワイヤに対し、ワークを境にして少な
くともワイヤの走行方向の上流側に位置する回転可能な
補助ローラを接触させ、補助ローラの外周にはワイヤを
ワークへの当接及び離間方向へ運動させるための凹凸部
を形成したワイヤソー装置。 - 【請求項2】 補助ローラの外周にはワイヤの走行を案
内するための多数のガイド溝を備えた請求項1に記載の
ワイヤソー装置。 - 【請求項3】 補助ローラはワークを境にしてワイヤ走
行方向の両側に配設された一対のものである請求項1又
は請求項2に記載のワイヤソー装置。 - 【請求項4】 凹部は螺旋溝により形成された請求項1
〜3のいずれかに記載のワイヤソー装置。 - 【請求項5】 補助ローラはワイヤを介してワークの反
対側に配置され、凸部の外周面が溝ローラのガイド溝下
面よりもワーク側に位置している請求項1〜4のいずれ
かに記載のワイヤソー装置。 - 【請求項6】 補助ローラはワイヤよりもワーク側に配
置され、凸部の外周面が溝ローラのガイド溝下面よりも
ワークから離れる側に位置している請求項1〜4のいず
れかに記載のワイヤソー装置。 - 【請求項7】 補助ローラは自由回転可能である請求項
1〜6のいずれかに記載のワイヤソー装置。 - 【請求項8】 溝ローラと補助ローラとの間には溝ロー
ラの回転を補助ローラに伝達するための伝達手段が介在
されている請求項1〜6のいずれかに記載のワイヤソー
装置。 - 【請求項9】 一対の補助ローラ間には一方の補助ロー
ラの回転を他方の補助ローラに伝達するための伝達手段
が介在されている請求項2〜8のいずれかに記載のワイ
ヤソー装置。 - 【請求項10】 補助ローラは多角形ローラ、偏心ロー
ラ又は捻じれローラである請求項1〜9のいずれかに記
載のワイヤソー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23757294A JP3032125B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ワイヤソー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23757294A JP3032125B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ワイヤソー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0899262A true JPH0899262A (ja) | 1996-04-16 |
| JP3032125B2 JP3032125B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=17017310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23757294A Expired - Lifetime JP3032125B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ワイヤソー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3032125B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003089049A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-03-25 | Toyo Advanced Technologies Co Ltd | ワイヤソーのスラリ供給装置 |
| JP2009061528A (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Denso Corp | ワイヤーによる炭化珪素基板の製造方法および炭化珪素基板製造用ワイヤーソー装置 |
| CN105479605A (zh) * | 2014-10-09 | 2016-04-13 | 茂迪股份有限公司 | 晶锭切割装置 |
| JP2016203320A (ja) * | 2015-04-24 | 2016-12-08 | 株式会社安永 | ワイヤソー |
| JP2017147446A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | 友達晶材股▲ふん▼有限公司AUO Crystal Corporation | ダイシング手段、ダイシング装置、及びダイシング方法 |
| JP2018190974A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 友達晶材股▲ふん▼有限公司AUO Crystal Corporation | リール装置、ワイヤーソー、及び半導体インゴットの切断方法 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23757294A patent/JP3032125B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003089049A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-03-25 | Toyo Advanced Technologies Co Ltd | ワイヤソーのスラリ供給装置 |
| JP2009061528A (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Denso Corp | ワイヤーによる炭化珪素基板の製造方法および炭化珪素基板製造用ワイヤーソー装置 |
| CN105479605A (zh) * | 2014-10-09 | 2016-04-13 | 茂迪股份有限公司 | 晶锭切割装置 |
| CN105479605B (zh) * | 2014-10-09 | 2017-05-24 | 茂迪股份有限公司 | 晶锭切割装置 |
| JP2016203320A (ja) * | 2015-04-24 | 2016-12-08 | 株式会社安永 | ワイヤソー |
| JP2017147446A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | 友達晶材股▲ふん▼有限公司AUO Crystal Corporation | ダイシング手段、ダイシング装置、及びダイシング方法 |
| JP2018190974A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | 友達晶材股▲ふん▼有限公司AUO Crystal Corporation | リール装置、ワイヤーソー、及び半導体インゴットの切断方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3032125B2 (ja) | 2000-04-10 |
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