JPH0899380A - 弗素系樹脂からなる構造体と他の構造体との一体化用の介在体、及びその製造方法 - Google Patents
弗素系樹脂からなる構造体と他の構造体との一体化用の介在体、及びその製造方法Info
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- JPH0899380A JPH0899380A JP25919794A JP25919794A JPH0899380A JP H0899380 A JPH0899380 A JP H0899380A JP 25919794 A JP25919794 A JP 25919794A JP 25919794 A JP25919794 A JP 25919794A JP H0899380 A JPH0899380 A JP H0899380A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】弗素系樹脂からなる構造体Fと、前記弗素系樹
脂とは熱融着或いは溶剤融着では一体化できない樹脂か
らなると共に、前記構造体Fに一体化されるべき被一体
化構造体Xとを、一体化するための介在体1、及びその
製造方法、更にはこの介在体1を用いた一体化物を提供
する。 【構成】多孔質耐熱性膜2の片面側に固着された、弗素
系樹脂からなる構造体Fとは一体化できる樹脂体4と、
膜2の他面側に固着された、被一体化構造体Xに一体化
できる樹脂体6とを具備することを特徴とする介在体
1。 【効果】構造体Fと構造体Xとを介在体1を介すること
により一体化できる。この介在体1を用いて一体化され
た一体化物は、その引っ張り強度が高く、また高温環境
下でも使用に耐えるという効果を奏する。更に各構造体
の表面処理の工程が省け、美観を損なわず、かつ接着劣
化等の問題を生じない。
脂とは熱融着或いは溶剤融着では一体化できない樹脂か
らなると共に、前記構造体Fに一体化されるべき被一体
化構造体Xとを、一体化するための介在体1、及びその
製造方法、更にはこの介在体1を用いた一体化物を提供
する。 【構成】多孔質耐熱性膜2の片面側に固着された、弗素
系樹脂からなる構造体Fとは一体化できる樹脂体4と、
膜2の他面側に固着された、被一体化構造体Xに一体化
できる樹脂体6とを具備することを特徴とする介在体
1。 【効果】構造体Fと構造体Xとを介在体1を介すること
により一体化できる。この介在体1を用いて一体化され
た一体化物は、その引っ張り強度が高く、また高温環境
下でも使用に耐えるという効果を奏する。更に各構造体
の表面処理の工程が省け、美観を損なわず、かつ接着劣
化等の問題を生じない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弗素系樹脂からなる構
造体と、この構造体に熱融着或いは溶剤融着により一体
化できない樹脂からなる被一体化構造体とを、一体化す
るための介在体、及びその製造方法、更にはこの介在体
を用いた一体化物に関する。
造体と、この構造体に熱融着或いは溶剤融着により一体
化できない樹脂からなる被一体化構造体とを、一体化す
るための介在体、及びその製造方法、更にはこの介在体
を用いた一体化物に関する。
【0002】
【従来の技術】弗素系樹脂からなる構造体と他の樹脂か
らなる構造体とを、熱融着或いは溶剤融着により一体化
することは困難であった。従って、これらを一体化させ
る際には、従来は、これらの構造体を、予め活性金属を
含む有機溶剤の塗布、或いはコロナ放電などにより表面
処理を施した後、エポキシ樹脂などの接着剤によって接
着していた。
らなる構造体とを、熱融着或いは溶剤融着により一体化
することは困難であった。従って、これらを一体化させ
る際には、従来は、これらの構造体を、予め活性金属を
含む有機溶剤の塗布、或いはコロナ放電などにより表面
処理を施した後、エポキシ樹脂などの接着剤によって接
着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の接着は、上記の如く表面処理する工程が必要となるう
えに、接着強度が比較的低いという問題点があった。ま
た、接着剤を使用するので、接着剤あるいは有機溶剤が
接着面に残って高温環境下では使用に耐えないという問
題点がある。また、弗素系樹脂からなる構造体の表面を
上記の手段で荒らすと、その表面が黄褐色に変色し、美
観を損なうという問題点もある。更に、上記の如き手段
で表面を荒らした弗素系樹脂からなる構造体は、紫外線
の照射により次第に接着劣化を生じるという問題点があ
る。この発明は、このような従来技術の問題点に鑑みな
されたもので、これらの問題点を解決して、これらの構
造体を一体化するための介在体、及びその製造方法、更
にはこの介在体を用いた一体化物を提供することを目的
とする。
の接着は、上記の如く表面処理する工程が必要となるう
えに、接着強度が比較的低いという問題点があった。ま
た、接着剤を使用するので、接着剤あるいは有機溶剤が
接着面に残って高温環境下では使用に耐えないという問
題点がある。また、弗素系樹脂からなる構造体の表面を
上記の手段で荒らすと、その表面が黄褐色に変色し、美
観を損なうという問題点もある。更に、上記の如き手段
で表面を荒らした弗素系樹脂からなる構造体は、紫外線
の照射により次第に接着劣化を生じるという問題点があ
る。この発明は、このような従来技術の問題点に鑑みな
されたもので、これらの問題点を解決して、これらの構
造体を一体化するための介在体、及びその製造方法、更
にはこの介在体を用いた一体化物を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
る介在体、及びその製造方法、更にはこの介在体を用い
た一体化物により達成される。即ち、要約すれば、本発
明は、弗素系樹脂からなる構造体と、この構造体に熱融
着或いは溶剤融着により一体化できない樹脂からなると
共に前記構造体に一体化されるべき被一体化構造体と
を、一体化するものであって、多孔質耐熱性膜と、前記
弗素系樹脂からなる構造体に一体化できる、前記多孔質
耐熱性膜の片面側に含浸されると共に前記片面側に露出
する状態で固着された樹脂体と、前記被一体化構造体に
一体化できる、前記多孔質耐熱性膜の他面側に含浸され
ると共に前記他面側に露出する状態で固着された樹脂体
とを具備することを特徴とする介在体にある。
る介在体、及びその製造方法、更にはこの介在体を用い
た一体化物により達成される。即ち、要約すれば、本発
明は、弗素系樹脂からなる構造体と、この構造体に熱融
着或いは溶剤融着により一体化できない樹脂からなると
共に前記構造体に一体化されるべき被一体化構造体と
を、一体化するものであって、多孔質耐熱性膜と、前記
弗素系樹脂からなる構造体に一体化できる、前記多孔質
耐熱性膜の片面側に含浸されると共に前記片面側に露出
する状態で固着された樹脂体と、前記被一体化構造体に
一体化できる、前記多孔質耐熱性膜の他面側に含浸され
ると共に前記他面側に露出する状態で固着された樹脂体
とを具備することを特徴とする介在体にある。
【0005】そして、この介在体は、多孔質耐熱性膜を
準備する工程と、弗素系樹脂の構造体に一体化できる樹
脂からなる溶融液を、前記多孔質耐熱性膜の片面側に含
浸させると共に前記片面側に露出する状態で固着させる
工程と、前記構造体に熱融着或いは溶剤融着により一体
化できない樹脂からなると共に前記構造体に一体化され
るべき被一体化構造体に、一体化できる樹脂からなる溶
融液を、前記多孔質耐熱性膜の他面側に含浸させると共
に前記他面側に露出する状態で固着させる工程とを具備
する介在体の製造方法によって得られる。
準備する工程と、弗素系樹脂の構造体に一体化できる樹
脂からなる溶融液を、前記多孔質耐熱性膜の片面側に含
浸させると共に前記片面側に露出する状態で固着させる
工程と、前記構造体に熱融着或いは溶剤融着により一体
化できない樹脂からなると共に前記構造体に一体化され
るべき被一体化構造体に、一体化できる樹脂からなる溶
融液を、前記多孔質耐熱性膜の他面側に含浸させると共
に前記他面側に露出する状態で固着させる工程とを具備
する介在体の製造方法によって得られる。
【0006】更に、これにより、弗素系樹脂からなる構
造体と、この構造体に熱融着或いは溶剤融着により一体
化できない樹脂からなる被一体化構造体との間に、多孔
質耐熱性膜と、前記弗素系樹脂からなる構造体に一体化
できる、前記多孔質耐熱性膜の片面側に含浸されると共
に前記片面側に露出する状態で固着された樹脂体と、前
記被一体化構造体に一体化できる、前記多孔質耐熱性膜
の他面側に含浸されると共に前記他面側に露出する状態
で固着された樹脂体とを具備する介在体を配し、前記の
両構造体を前記介在体の各面に各々一体化したことを特
徴とする一体化物が得られる。
造体と、この構造体に熱融着或いは溶剤融着により一体
化できない樹脂からなる被一体化構造体との間に、多孔
質耐熱性膜と、前記弗素系樹脂からなる構造体に一体化
できる、前記多孔質耐熱性膜の片面側に含浸されると共
に前記片面側に露出する状態で固着された樹脂体と、前
記被一体化構造体に一体化できる、前記多孔質耐熱性膜
の他面側に含浸されると共に前記他面側に露出する状態
で固着された樹脂体とを具備する介在体を配し、前記の
両構造体を前記介在体の各面に各々一体化したことを特
徴とする一体化物が得られる。
【0007】
【作用】本発明による介在体は、各構造体と一体化でき
る各樹脂体が、多孔質耐熱性膜の各面にそれぞれが露出
されており、しかも、これらが多孔質耐熱性膜に対して
それぞれ投錨効果を有する。従って、上記した弗素系樹
脂からなる構造体と被一体化構造体とは、この介在体を
介することにより、この介在体の各樹脂体と各々一体化
される。また、この介在体を用いた一体化物は、前述し
た従来技術の接着剤の一体化と比べて、引っ張り強度が
高く、また高温環境下でも使用に耐える。更に構造体を
表面処理する工程が省け、また美観を損なわず、かつ接
着劣化等の問題を生じない。
る各樹脂体が、多孔質耐熱性膜の各面にそれぞれが露出
されており、しかも、これらが多孔質耐熱性膜に対して
それぞれ投錨効果を有する。従って、上記した弗素系樹
脂からなる構造体と被一体化構造体とは、この介在体を
介することにより、この介在体の各樹脂体と各々一体化
される。また、この介在体を用いた一体化物は、前述し
た従来技術の接着剤の一体化と比べて、引っ張り強度が
高く、また高温環境下でも使用に耐える。更に構造体を
表面処理する工程が省け、また美観を損なわず、かつ接
着劣化等の問題を生じない。
【0008】
【実施例】以下、本発明による介在体、及びその製造方
法、更にはこれを用いた一体化物について、その一実施
例について述べるが、本発明は下記の実施例に限定され
るものではなく、本発明の技術思想内で種々な変更を
し、これを実施できることは勿論である。図1は、弗素
系樹脂からなる構造体と、本発明による介在体と、前記
弗素系樹脂とは熱融着或いは溶剤融着では一体化できな
い樹脂からなる構造体とが、離れている状態の一実施例
を示す断面図である。この図1を参照して述べると、図
示の左端側には、ポリビニリデンフルオライド(以下P
VdFと呼ぶ)である弗素系樹脂からなる例えば長方体
の構造体Fが設けられている。また、同図の右端側に
は、この構造体Fとは熱融着或いは溶剤融着により一体
化できない、ポリエチレンからなる例えば長方体の構造
体Xが設けられている。そしてこれらの間に、本発明に
よる介在体1が配置されている。
法、更にはこれを用いた一体化物について、その一実施
例について述べるが、本発明は下記の実施例に限定され
るものではなく、本発明の技術思想内で種々な変更を
し、これを実施できることは勿論である。図1は、弗素
系樹脂からなる構造体と、本発明による介在体と、前記
弗素系樹脂とは熱融着或いは溶剤融着では一体化できな
い樹脂からなる構造体とが、離れている状態の一実施例
を示す断面図である。この図1を参照して述べると、図
示の左端側には、ポリビニリデンフルオライド(以下P
VdFと呼ぶ)である弗素系樹脂からなる例えば長方体
の構造体Fが設けられている。また、同図の右端側に
は、この構造体Fとは熱融着或いは溶剤融着により一体
化できない、ポリエチレンからなる例えば長方体の構造
体Xが設けられている。そしてこれらの間に、本発明に
よる介在体1が配置されている。
【0009】この介在体1には、連続気孔性多孔質ポリ
テトラフルオロエチレン(以下E−PTFEと呼ぶ)
の、例えば厚み0.08mmの膜材料からなる多孔質耐
熱性膜2が設けられている。このE−PTFEは、ポリ
テトラフルオロエチレン(以下PTFEと呼ぶ)の粉末
を助剤と共に膜状体に形成し、更にこれを延伸すること
により得られる。また、この膜2の片面側(図示の左面
側)には、前記構造体Fに一体化できるPVdFからな
る樹脂体4が形成されている。なお、この樹脂体4とし
ては、上記したPVdF以外に、例えば、テトラフルオ
ロエチレン−ビニリデンフルオライド共重合体(以下V
DFと呼ぶ)、又はPVdFとVDFとの混合体、更に
はPVdFとポリメチルメタクリレート(以下PMMA
と呼ぶ)との混合体を置換することができる。また、こ
の膜2の他面側(図示の右面側)には、前記構造体Xと
接合することができるポリエチレンからなる樹脂体6が
形成されている。
テトラフルオロエチレン(以下E−PTFEと呼ぶ)
の、例えば厚み0.08mmの膜材料からなる多孔質耐
熱性膜2が設けられている。このE−PTFEは、ポリ
テトラフルオロエチレン(以下PTFEと呼ぶ)の粉末
を助剤と共に膜状体に形成し、更にこれを延伸すること
により得られる。また、この膜2の片面側(図示の左面
側)には、前記構造体Fに一体化できるPVdFからな
る樹脂体4が形成されている。なお、この樹脂体4とし
ては、上記したPVdF以外に、例えば、テトラフルオ
ロエチレン−ビニリデンフルオライド共重合体(以下V
DFと呼ぶ)、又はPVdFとVDFとの混合体、更に
はPVdFとポリメチルメタクリレート(以下PMMA
と呼ぶ)との混合体を置換することができる。また、こ
の膜2の他面側(図示の右面側)には、前記構造体Xと
接合することができるポリエチレンからなる樹脂体6が
形成されている。
【0010】図2は、図1に示した介在体1の点線部分
Aの拡大断面図である。この図2は理解を容易にするた
めに誇張して描かれており、この図2を参照して更に詳
しく述べると、多孔質耐熱性膜2は、その各表面及び内
部に直径1μm以下の多数の孔21が海面状に連続され
るように形成されている。そして、PVdFをN−メチ
ル−2−ピロリドン等の有機溶剤に溶解させた溶融液
を、この膜2の片面側(図示では左面側)に塗布し、前
記孔21内に含浸させた後、この片面側を加熱して乾燥
するなどの手段で固着させ、樹脂体4を形成させてい
る。またこの方法以外に、例えば、PVdFを加熱した
溶融液を孔21内に含浸、固着させることでもできる。
この樹脂体4は、膜2の片面側に露出された露出層4a
の部分と、孔21内に含浸、固着された、露出層4aか
ら続く樹脂4bの部分とが設けられている。これによ
り、樹脂体4は、この樹脂4bの部分の投錨効果により
膜2に保持される。
Aの拡大断面図である。この図2は理解を容易にするた
めに誇張して描かれており、この図2を参照して更に詳
しく述べると、多孔質耐熱性膜2は、その各表面及び内
部に直径1μm以下の多数の孔21が海面状に連続され
るように形成されている。そして、PVdFをN−メチ
ル−2−ピロリドン等の有機溶剤に溶解させた溶融液
を、この膜2の片面側(図示では左面側)に塗布し、前
記孔21内に含浸させた後、この片面側を加熱して乾燥
するなどの手段で固着させ、樹脂体4を形成させてい
る。またこの方法以外に、例えば、PVdFを加熱した
溶融液を孔21内に含浸、固着させることでもできる。
この樹脂体4は、膜2の片面側に露出された露出層4a
の部分と、孔21内に含浸、固着された、露出層4aか
ら続く樹脂4bの部分とが設けられている。これによ
り、樹脂体4は、この樹脂4bの部分の投錨効果により
膜2に保持される。
【0011】また、ポリエチレンを加熱して溶融させた
溶融液を、この膜2の他面側(図示では右面側)の多数
の孔21内に含浸させた後、冷却または放熱して固着さ
せることで樹脂体6を形成させている。また、この方法
以外に、例えば、ポリエチレンをキレシン系の有機溶剤
に溶解させた溶融液を、膜2の他面側に塗布することに
より孔21内に含浸、固着させることでもできる。この
樹脂体6は、露出層6aと、孔21内に含浸された露出
層6aから続く樹脂6bの部分とが設けられており、こ
の樹脂6bの部分の投錨効果により膜2に保持される。
なお、図では、上記した樹脂4b及び樹脂6bの部分
が、膜2の各表面の近辺部のみに含浸するように示され
ているが、これだけではなく、例えば樹脂4及び樹脂6
を膜2の孔21内に充満させることもできる。このよう
にすれば、各樹脂4b、6bは、膜2内の海面体状の孔
21のいずれかの位置で接することになる。また、この
介在体1の機械的強度は、これらの含浸、固着された樹
脂4、6の機械的強度にほぼ依存する。この介在体1
は、上記したように膜2の両面に樹脂体4、6が固着さ
れているものであるから、従来技術では一体化不可能で
あった構造体Fと構造体Xとを、この介在体1を介する
ことにより、熱融着或いは溶剤融着により一体化するこ
とができる。
溶融液を、この膜2の他面側(図示では右面側)の多数
の孔21内に含浸させた後、冷却または放熱して固着さ
せることで樹脂体6を形成させている。また、この方法
以外に、例えば、ポリエチレンをキレシン系の有機溶剤
に溶解させた溶融液を、膜2の他面側に塗布することに
より孔21内に含浸、固着させることでもできる。この
樹脂体6は、露出層6aと、孔21内に含浸された露出
層6aから続く樹脂6bの部分とが設けられており、こ
の樹脂6bの部分の投錨効果により膜2に保持される。
なお、図では、上記した樹脂4b及び樹脂6bの部分
が、膜2の各表面の近辺部のみに含浸するように示され
ているが、これだけではなく、例えば樹脂4及び樹脂6
を膜2の孔21内に充満させることもできる。このよう
にすれば、各樹脂4b、6bは、膜2内の海面体状の孔
21のいずれかの位置で接することになる。また、この
介在体1の機械的強度は、これらの含浸、固着された樹
脂4、6の機械的強度にほぼ依存する。この介在体1
は、上記したように膜2の両面に樹脂体4、6が固着さ
れているものであるから、従来技術では一体化不可能で
あった構造体Fと構造体Xとを、この介在体1を介する
ことにより、熱融着或いは溶剤融着により一体化するこ
とができる。
【0012】図3は本発明による介在体の製造方法につ
いてのフローチャートである。この図3を参照してこの
介在体の製造方法について述べると、先ず、多孔質耐
熱性膜2を準備する。そして、この多孔質耐熱性膜2
の片面側に、弗素系樹脂の構造体Fに一体化できる樹脂
体4を構成する樹脂からなる溶融液を含浸させると共に
前記片面側に露出する状態で固着させる。これによって
樹脂体4が得られる。なお、この溶融液は、弗素系樹脂
の構造体Fに一体化できる樹脂を加熱溶融する又は適当
な溶剤に溶解させることでできる。次に、前記弗素系
樹脂とは熱融着或いは溶剤融着では一体化できない樹脂
からなると共に前記構造体Fに一体化されるべき被一体
化構造体Xに、一体化できる樹脂体6を構成する樹脂か
らなる溶融液を、前記多孔質耐熱性膜2の他面側に含浸
させると共に前記他面側に露出する状態で固着させる。
これによって樹脂体6が得られる。なお、この溶融液
は、被一体化構造体Xと一体化できる樹脂を加熱溶融す
る又は溶剤に溶解させることでできる。このように、
、、の工程とを具備する製造方法により、本発明
による介在体を得ることができる。
いてのフローチャートである。この図3を参照してこの
介在体の製造方法について述べると、先ず、多孔質耐
熱性膜2を準備する。そして、この多孔質耐熱性膜2
の片面側に、弗素系樹脂の構造体Fに一体化できる樹脂
体4を構成する樹脂からなる溶融液を含浸させると共に
前記片面側に露出する状態で固着させる。これによって
樹脂体4が得られる。なお、この溶融液は、弗素系樹脂
の構造体Fに一体化できる樹脂を加熱溶融する又は適当
な溶剤に溶解させることでできる。次に、前記弗素系
樹脂とは熱融着或いは溶剤融着では一体化できない樹脂
からなると共に前記構造体Fに一体化されるべき被一体
化構造体Xに、一体化できる樹脂体6を構成する樹脂か
らなる溶融液を、前記多孔質耐熱性膜2の他面側に含浸
させると共に前記他面側に露出する状態で固着させる。
これによって樹脂体6が得られる。なお、この溶融液
は、被一体化構造体Xと一体化できる樹脂を加熱溶融す
る又は溶剤に溶解させることでできる。このように、
、、の工程とを具備する製造方法により、本発明
による介在体を得ることができる。
【0013】図4は、図1に示した構造体Fと、本発明
による介在体1と、構造体Xとが一体化されている状態
の一実施例を示す断面図である。この図を参照して述べ
ると、一体化物8は、図1に示した構造体Fと構造体X
とを、介在体1を介して、約150℃の環境下で約2分
間加熱すると共に、互いが接近する方向に1.5kg/
平方mmの圧力で加圧して、一体化したものである。こ
れにより、構造体Fは介在体1の露出層4aと熱融着さ
れ、また構造体Xは介在体1の露出層6aと熱融着され
ている。また上記した熱融着に限らず、構造体Fと介在
体1との間、または構造体Xと介在体1との間を、それ
ぞれ溶剤融着することもできる。なお、介在体1の孔2
1内は樹脂体4、6により充満されている。この一体化
物8において、構造体Fと構造体Xとの引っ張り強度を
測定した結果、1〜2Kg/平方mmであった。これと
比較する為に、同形の構造体F及び構造体Xを共に表面
処理し、これらをエポキシ樹脂で接着したものを、上記
した如く測定した結果、0.5〜1Kg/平方mmであ
った。従って、引っ張り強度は、この一体化物8の方が
遙に高い。また、この一体化物8は、従来の一体化のよ
うに、接着剤或いは有機溶剤を用いないので、これまで
のようにこれらが接着面に残ることもなく、従って高温
環境下でも使用に耐える。更に、構造体F、Xを表面処
理する工程を省けるから生産性が向上し、また美観を損
なわず、更に接着劣化等の問題も生じない。
による介在体1と、構造体Xとが一体化されている状態
の一実施例を示す断面図である。この図を参照して述べ
ると、一体化物8は、図1に示した構造体Fと構造体X
とを、介在体1を介して、約150℃の環境下で約2分
間加熱すると共に、互いが接近する方向に1.5kg/
平方mmの圧力で加圧して、一体化したものである。こ
れにより、構造体Fは介在体1の露出層4aと熱融着さ
れ、また構造体Xは介在体1の露出層6aと熱融着され
ている。また上記した熱融着に限らず、構造体Fと介在
体1との間、または構造体Xと介在体1との間を、それ
ぞれ溶剤融着することもできる。なお、介在体1の孔2
1内は樹脂体4、6により充満されている。この一体化
物8において、構造体Fと構造体Xとの引っ張り強度を
測定した結果、1〜2Kg/平方mmであった。これと
比較する為に、同形の構造体F及び構造体Xを共に表面
処理し、これらをエポキシ樹脂で接着したものを、上記
した如く測定した結果、0.5〜1Kg/平方mmであ
った。従って、引っ張り強度は、この一体化物8の方が
遙に高い。また、この一体化物8は、従来の一体化のよ
うに、接着剤或いは有機溶剤を用いないので、これまで
のようにこれらが接着面に残ることもなく、従って高温
環境下でも使用に耐える。更に、構造体F、Xを表面処
理する工程を省けるから生産性が向上し、また美観を損
なわず、更に接着劣化等の問題も生じない。
【0014】また、一体化物8の製造方法としては、上
記したような方法以外に、例えば射出成形を用いること
ができる。即ち、先ず、弗素系樹脂からなる構造体Fを
準備する。次に、介在体1を作る。その為には、多孔質
耐熱性膜2を準備する工程と、前記構造体Fに一体化で
きる樹脂体4を構成する樹脂からなる溶融液を、前記多
孔質耐熱性膜2の片面側に含浸させると共に前記片面側
に露出する状態で固着させることにより樹脂体4を形成
させる工程と、前記弗素系樹脂とは熱融着或いは溶剤融
着では一体化できない樹脂からなると共に前記構造体F
に一体化されるべき被一体化構造体Xに、一体化できる
樹脂体6を構成する樹脂からなる溶融液を、前記多孔質
耐熱性膜2の他面側に含浸させると共に前記他面側に露
出する状態で固着させることにより樹脂体6を形成させ
る工程とにより介在体1を得る。次に、前記弗素系樹脂
からなる構造体Fと前記多孔質耐熱性膜2の片面側に形
成された樹脂体4とを一体化させる。更に、前記多孔質
耐熱性膜2の他面側に、前記被一体化構造体Xを構成す
る樹脂を射出成形し前記被一体化構造体Xを形成させ
る。しかも、これと共に、この射出成形の際の熱及び圧
力により、前記多孔質耐熱性膜2の他面側に形成された
樹脂体6と一体化させる。以上のようにして一体化物8
を得ることができる。また、この被一体化構造体Xを射
出成形により得た一体化物8は、上記した効果を奏する
他に、構造体Xを別途生産する必要がないから生産性を
更に向上し、また構造体Fに食い込むような複雑な形状
を成すことができるという効果も奏する。
記したような方法以外に、例えば射出成形を用いること
ができる。即ち、先ず、弗素系樹脂からなる構造体Fを
準備する。次に、介在体1を作る。その為には、多孔質
耐熱性膜2を準備する工程と、前記構造体Fに一体化で
きる樹脂体4を構成する樹脂からなる溶融液を、前記多
孔質耐熱性膜2の片面側に含浸させると共に前記片面側
に露出する状態で固着させることにより樹脂体4を形成
させる工程と、前記弗素系樹脂とは熱融着或いは溶剤融
着では一体化できない樹脂からなると共に前記構造体F
に一体化されるべき被一体化構造体Xに、一体化できる
樹脂体6を構成する樹脂からなる溶融液を、前記多孔質
耐熱性膜2の他面側に含浸させると共に前記他面側に露
出する状態で固着させることにより樹脂体6を形成させ
る工程とにより介在体1を得る。次に、前記弗素系樹脂
からなる構造体Fと前記多孔質耐熱性膜2の片面側に形
成された樹脂体4とを一体化させる。更に、前記多孔質
耐熱性膜2の他面側に、前記被一体化構造体Xを構成す
る樹脂を射出成形し前記被一体化構造体Xを形成させ
る。しかも、これと共に、この射出成形の際の熱及び圧
力により、前記多孔質耐熱性膜2の他面側に形成された
樹脂体6と一体化させる。以上のようにして一体化物8
を得ることができる。また、この被一体化構造体Xを射
出成形により得た一体化物8は、上記した効果を奏する
他に、構造体Xを別途生産する必要がないから生産性を
更に向上し、また構造体Fに食い込むような複雑な形状
を成すことができるという効果も奏する。
【0015】また、これらの構造体F及び構造体Xとな
る各樹脂、及びこれらと一体化できる各樹脂、更には多
孔質耐熱性膜2は、上記した材料に限定されることはな
い。例えば、構造体Fを構成する弗素系樹脂は、PTF
E、ポリクロロトリフルオロエチレン(以下PCTFE
と呼ぶ)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体(以下PFAと呼ぶ)、テ
トラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重
合体(以下FEPと呼ぶ)、テトラフルオロエチレン−
エチレン共重合体(以下ETFEと呼ぶ)、PVdF、
ポリビニルフルオライド(以下PVFと呼ぶ)、クロロ
トリフルオロエチレン−エチレン共重合体(以下ECT
FEと呼ぶ)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオ
ロプロピレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共
重合体(以下EPEと呼ぶ)、或いはこれらの混合体、
更には、非晶質の弗素系樹脂(デュポン社製のテフロン
AF、又は旭ガラス社製のサイトップなど)を挙げるこ
とができる。
る各樹脂、及びこれらと一体化できる各樹脂、更には多
孔質耐熱性膜2は、上記した材料に限定されることはな
い。例えば、構造体Fを構成する弗素系樹脂は、PTF
E、ポリクロロトリフルオロエチレン(以下PCTFE
と呼ぶ)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体(以下PFAと呼ぶ)、テ
トラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重
合体(以下FEPと呼ぶ)、テトラフルオロエチレン−
エチレン共重合体(以下ETFEと呼ぶ)、PVdF、
ポリビニルフルオライド(以下PVFと呼ぶ)、クロロ
トリフルオロエチレン−エチレン共重合体(以下ECT
FEと呼ぶ)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオ
ロプロピレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共
重合体(以下EPEと呼ぶ)、或いはこれらの混合体、
更には、非晶質の弗素系樹脂(デュポン社製のテフロン
AF、又は旭ガラス社製のサイトップなど)を挙げるこ
とができる。
【0016】また、上記の構造体Fと一体化できる樹脂
体4は、基本的に、この構造体Fを構成する弗素系樹脂
と同じ樹脂を適応される。この場合、多くは熱溶融性樹
脂であるから、これを加熱して溶融し、上記の手段によ
り膜2に対して樹脂体4として形成することができる。
また、PVdF或いは非晶質の弗素系樹脂は、有機溶剤
に溶けるのでその溶融液を膜2に塗布することもでき
る。なお、例えばPTFEの構造体Fに対して、樹脂体
4にPFA又はFEPを用いることなど、樹脂体4に構
造体Fを構成する樹脂以外であって、構造体Fと熱融
着、溶剤融着が可能な樹脂体4を用いることもある。ま
た、構造体Xを構成する樹脂は、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のオレフィ
ン系樹脂、ポリスチレン等のスチレン系樹脂、ポリ塩化
ビニル、ポリ酢酸ビニル等のビニル系樹脂、ポリメチル
メタアクリレート、ポリアクリルニトリル等のアクリル
系樹脂、ポリアセタール、ポリフェニレンエーテル、ポ
リカーボネート、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
ポリアリレート、サーモトロピック液晶ポリマー、ポリ
アミド、熱可塑性ポリイミド、ポリフェニレンサルファ
イド、ポリエーテルサルフォン等のエンジニアリングプ
ラスチック系樹脂、ポリウレタン等の熱可塑性エラスト
マーなどの樹脂を挙げられる。また、樹脂体6を構成す
る樹脂は、基本的に、構造体Xを構成する樹脂と同じ樹
脂を適応される。なお、例えばポリエチレンの構造体X
に対して、ポリプロピレンの樹脂体6を用いるなど、構
造体Xに対して熱融着、溶剤融着が可能な樹脂体6を用
いることもできる。
体4は、基本的に、この構造体Fを構成する弗素系樹脂
と同じ樹脂を適応される。この場合、多くは熱溶融性樹
脂であるから、これを加熱して溶融し、上記の手段によ
り膜2に対して樹脂体4として形成することができる。
また、PVdF或いは非晶質の弗素系樹脂は、有機溶剤
に溶けるのでその溶融液を膜2に塗布することもでき
る。なお、例えばPTFEの構造体Fに対して、樹脂体
4にPFA又はFEPを用いることなど、樹脂体4に構
造体Fを構成する樹脂以外であって、構造体Fと熱融
着、溶剤融着が可能な樹脂体4を用いることもある。ま
た、構造体Xを構成する樹脂は、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のオレフィ
ン系樹脂、ポリスチレン等のスチレン系樹脂、ポリ塩化
ビニル、ポリ酢酸ビニル等のビニル系樹脂、ポリメチル
メタアクリレート、ポリアクリルニトリル等のアクリル
系樹脂、ポリアセタール、ポリフェニレンエーテル、ポ
リカーボネート、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
ポリアリレート、サーモトロピック液晶ポリマー、ポリ
アミド、熱可塑性ポリイミド、ポリフェニレンサルファ
イド、ポリエーテルサルフォン等のエンジニアリングプ
ラスチック系樹脂、ポリウレタン等の熱可塑性エラスト
マーなどの樹脂を挙げられる。また、樹脂体6を構成す
る樹脂は、基本的に、構造体Xを構成する樹脂と同じ樹
脂を適応される。なお、例えばポリエチレンの構造体X
に対して、ポリプロピレンの樹脂体6を用いるなど、構
造体Xに対して熱融着、溶剤融着が可能な樹脂体6を用
いることもできる。
【0017】更に、上記の構造体FがPTFE、PFA
又はFEPであり、上記の構造体XがETFE或いはP
VdFである場合は、共に弗素系樹脂ではあるが、構造
体Fのこれらの樹脂に対してETFE或いはPVdFは
熱融着又は溶剤融着によって一体化することができない
から、構造体XにこれらのETFE或いはPVdFを適
応させることができる。言い換えれば、PTFE、PF
A又はFEPの構造体FとETFE又はPVdFの構造
体Xとは、これら構造体F、Xに一体化できる樹脂体
4、6を上記した材料からそれぞれ選択できるので、こ
の選択された樹脂体4、6を有する介在体1を介すれば
一体化できる。また、多孔質耐熱性膜2としては、上記
したE−PTFE以外にも、例えば、PTFEからなる
繊維、炭素繊維、アラミド繊維、更にはガラス繊維など
の耐熱性繊維からなる、膜状体、織布又は不織布を用い
ることができる。
又はFEPであり、上記の構造体XがETFE或いはP
VdFである場合は、共に弗素系樹脂ではあるが、構造
体Fのこれらの樹脂に対してETFE或いはPVdFは
熱融着又は溶剤融着によって一体化することができない
から、構造体XにこれらのETFE或いはPVdFを適
応させることができる。言い換えれば、PTFE、PF
A又はFEPの構造体FとETFE又はPVdFの構造
体Xとは、これら構造体F、Xに一体化できる樹脂体
4、6を上記した材料からそれぞれ選択できるので、こ
の選択された樹脂体4、6を有する介在体1を介すれば
一体化できる。また、多孔質耐熱性膜2としては、上記
したE−PTFE以外にも、例えば、PTFEからなる
繊維、炭素繊維、アラミド繊維、更にはガラス繊維など
の耐熱性繊維からなる、膜状体、織布又は不織布を用い
ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上に述べたように、弗素系樹脂からな
る構造体と、前記弗素系樹脂とは熱融着或いは溶剤融着
では一体化できない樹脂からなる構造体とは、本発明に
よる介在体を介することにより一体化できるという効果
を奏する。また、この介在体は、多孔質耐熱性膜の各面
に、弗素系樹脂からなる構造体に一体化できる樹脂の溶
融液、及び被一体化構造体に一体化できる樹脂の溶融液
を、各々含浸し固着することで得られる。更に、この介
在体を用いて一体化された一体化物は、その引っ張り強
度が高く、また高温環境下でも使用に耐えるという効果
を奏する。更に各構造体の表面処理の工程が省け、美観
を損なわず、かつ接着劣化等の問題を生じないという効
果も奏する。
る構造体と、前記弗素系樹脂とは熱融着或いは溶剤融着
では一体化できない樹脂からなる構造体とは、本発明に
よる介在体を介することにより一体化できるという効果
を奏する。また、この介在体は、多孔質耐熱性膜の各面
に、弗素系樹脂からなる構造体に一体化できる樹脂の溶
融液、及び被一体化構造体に一体化できる樹脂の溶融液
を、各々含浸し固着することで得られる。更に、この介
在体を用いて一体化された一体化物は、その引っ張り強
度が高く、また高温環境下でも使用に耐えるという効果
を奏する。更に各構造体の表面処理の工程が省け、美観
を損なわず、かつ接着劣化等の問題を生じないという効
果も奏する。
【図1】弗素系樹脂からなる構造体と、本発明による介
在体と、前記弗素系樹脂とは熱融着或いは溶剤融着では
一体化できない樹脂からなる構造体とが、離れている状
態の一実施例を示す断面図
在体と、前記弗素系樹脂とは熱融着或いは溶剤融着では
一体化できない樹脂からなる構造体とが、離れている状
態の一実施例を示す断面図
【図2】図1に示した介在体の点線部分Aの拡大断面図
【図3】本発明による介在体の製造方法についてのフロ
ーチャート
ーチャート
【図4】図1に示した構造体Fと、介在体と、構造体X
とが一体化されている状態の一実施例を示す断面図
とが一体化されている状態の一実施例を示す断面図
1 介在体 2 多孔質耐熱性膜 21 孔 F 弗素系樹脂からなる構造体 4 構造体Fと一体化できる樹脂体 4a 樹脂体4の露出層 4b 樹脂体4の含浸した部分 X 構造体Fを成す弗素系樹脂とは熱融着或
いは溶剤融着では一体化できない樹脂からなる構造体 6 構造体Xと一体化できる樹脂体 6a 樹脂体6の露出層 6b 樹脂体6の含浸した部分 8 一体化物
いは溶剤融着では一体化できない樹脂からなる構造体 6 構造体Xと一体化できる樹脂体 6a 樹脂体6の露出層 6b 樹脂体6の含浸した部分 8 一体化物
Claims (3)
- 【請求項1】弗素系樹脂からなる構造体と、この構造体
に熱融着或いは溶剤融着により一体化できない樹脂から
なると共に前記構造体に一体化されるべき被一体化構造
体とを、一体化するものであって、多孔質耐熱性膜と、
前記弗素系樹脂からなる構造体に一体化できる、前記多
孔質耐熱性膜の片面側に含浸されると共に前記片面側に
露出する状態で固着された樹脂体と、前記被一体化構造
体に一体化できる、前記多孔質耐熱性膜の他面側に含浸
されると共に前記他面側に露出する状態で固着された樹
脂体とを具備することを特徴とする介在体。 - 【請求項2】多孔質耐熱性膜を準備する工程と、弗素系
樹脂の構造体に一体化できる樹脂からなる溶融液を、前
記多孔質耐熱性膜の片面側に含浸させると共に前記片面
側に露出する状態で固着させる工程と、前記構造体に熱
融着或いは溶剤融着により一体化できない樹脂からなる
と共に前記構造体に一体化されるべき被一体化構造体
に、一体化できる樹脂からなる溶融液を、前記多孔質耐
熱性膜の他面側に含浸させると共に前記他面側に露出す
る状態で固着させる工程とを具備する介在体の製造方
法。 - 【請求項3】弗素系樹脂からなる構造体と、この構造体
に熱融着或いは溶剤融着により一体化できない樹脂から
なる被一体化構造体との間に、多孔質耐熱性膜と、前記
弗素系樹脂からなる構造体に一体化できる、前記多孔質
耐熱性膜の片面側に含浸されると共に前記片面側に露出
する状態で固着された樹脂体と、前記被一体化構造体に
一体化できる、前記多孔質耐熱性膜の他面側に含浸され
ると共に前記他面側に露出する状態で固着された樹脂体
とを具備する介在体を配し、前記の両構造体を前記介在
体の各面に各々一体化したことを特徴とする一体化物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25919794A JPH0899380A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 弗素系樹脂からなる構造体と他の構造体との一体化用の介在体、及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25919794A JPH0899380A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 弗素系樹脂からなる構造体と他の構造体との一体化用の介在体、及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0899380A true JPH0899380A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17330734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25919794A Pending JPH0899380A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 弗素系樹脂からなる構造体と他の構造体との一体化用の介在体、及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0899380A (ja) |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP25919794A patent/JPH0899380A/ja active Pending
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