JPH0899385A - ラミネート金属板及び金属容器 - Google Patents

ラミネート金属板及び金属容器

Info

Publication number
JPH0899385A
JPH0899385A JP7274423A JP27442395A JPH0899385A JP H0899385 A JPH0899385 A JP H0899385A JP 7274423 A JP7274423 A JP 7274423A JP 27442395 A JP27442395 A JP 27442395A JP H0899385 A JPH0899385 A JP H0899385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
layer
printing
laminated
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7274423A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2856125B2 (ja
Inventor
Tsutomu Isaka
勤 井坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP7274423A priority Critical patent/JP2856125B2/ja
Publication of JPH0899385A publication Critical patent/JPH0899385A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2856125B2 publication Critical patent/JP2856125B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハーフトーンや写真印刷、多重印刷による立
体感の付与等が容易で高級感のある美麗な金属板もしく
は金属容器を優れた生産性のもとで安価に提供すること
ができ、更には印刷インキの脱落やスクラッチ等を生ず
ることがなく、且つ高光沢で耐汚染性等に優れた美粧金
属板及び美粧金属容器を提供する。 【解決課題】 印刷インキ層を設けた熱可塑性樹脂フィ
ルムの片面に、硬化性樹脂からなる接着剤層が形成され
たラミネート用フィルムを、金属板にラミネートしたラ
ミネート金属板、及びこのラミネート金属板を使用し、
ラミネートフィルム層を外側にして成形したラミネート
金属容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、清涼飲料、ビー
ル、缶詰の如き金属缶材の耐熱、美粧、防錆用として使
用されるラミネート金属板、並びに該ラミネート金属板
を缶状に成形してなる金属容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種清涼飲料、ビール、缶詰等の缶材と
しては主として鋼やアルミニウム等の金属板が使用され
ており、そのボデー面には内容物の表示もしくはブラン
ド表示等を目的として様々の印刷・着色が施される。こ
れらの容器の印刷・着色法として現在実用化されている
のは、金属板を所定の寸法にスリット加工した後オフセ
ット印刷等により印刷してから焼付処理を行なう方法、
あるいはスリット加工後円筒状に曲げ加工し、シーム溶
接した後オフセット印刷等により印刷・焼付けを行なう
方法である。そしてその後フランジ加工、インサイドコ
ーティングと焼付け、シーミング加工等を行なって金属
容器を得ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが金属材に直接
印刷する方法では、平板状で印刷するにしても又円筒状
に成形した後印刷する方法を採用するにしても、グラビ
ア印刷の如き金属製凹版を用いた印刷法を採用すること
はできない。なぜならば、金属材は硬質であるため、そ
の印刷面全域に金属製凹版を均一に接触させることが極
めて困難であるからである。そのため従来はゴム版や可
撓性樹脂版の様な弾力性を持った版が使用されている
が、この様な弾力性凹版を用いた場合の印刷精度は悪
く、鮮明な印刷が得られ難いばかりでなく、ハーフトー
ン印刷や写真印刷の様に広範囲の階調設定を必要とする
複雑な印刷は困難であり、極く単調な印刷・着色しか行
なわれていないのが実情である。
【0004】更に美麗で立体感のある印刷を可能にする
には多数の塗料を用いた多重印刷が必要となるが、それ
に伴なって印刷インキの乾燥・焼付けに長時間がかかる
ため、この様な多重印刷を製缶工程に組込むと、印刷イ
ンキの乾燥・焼付けが律速となって製缶速度が極端に遅
くなるという問題も生じてくる。そのため工業規模での
実用可能な重ね印刷数にも自ずと制限があり、満足のい
く鮮明度及び美的意匠感を持った印刷は得られない。
【0005】またスリット加工された金属板にオフセッ
ト印刷する方法も知られているが、やはりハーフトーン
印刷等が困難であり、満足のいく鮮明度と美的意匠感を
持った印刷が得られない点では、前記グラビア印刷の場
合と同様である。
【0006】本発明は上記の様な事情に着目してなされ
たものであって、その目的は、板状もしくは円筒状に加
工された金属板に直接印刷を施す場合に指摘される前述
の問題点を一掃することのできる全く新規な技術を提供
するものであって、鮮明且つ美麗で高級感を持った新規
なラミネート金属板およびラミネート金属容器を提供し
ようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
のできた本発明に係るラミネート金属板の構成は、印刷
インキ層を設けた熱可塑性樹脂フィルムの片面に、硬化
性樹脂からなる接着剤層を形成したラミネート用フィル
ムを、鋼やアルミニウム等の金属板にラミネートしてな
る、鮮明で高級感を持った美粧ラミネート金属板、並び
にこのラミネート金属板のラミネート面側を外側にして
常法により製缶してなる、ボデー部の美粧されたラミネ
ート金属容器である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明者らは、鋼板に直接印刷を
施す従来技術で指摘される前述の様な問題を一挙に解消
することのできる新たな美粧手段として、ラミネート法
を応用できるのではないかと考え、ラミネートフィルム
に予め印刷を施しておき、これを金属板にラミネートす
る方法を採用すれば、製缶工程が著しく簡素化されて高
速生産が可能になるばかりでなく、印刷は軟質のフィル
ムに対して行なうことになるので金属凹版を用いた鮮明
な印刷が可能になると共に、ハーフトーン印刷や写真印
刷あるいは立体感のある多色刷りも容易に行なうことが
でき、高級感のある美麗な表面外観を有するラミネート
金属板が得られるのではないかと考え、こうした着想に
沿って研究を進めた。
【0009】その結果、上記ラミネート法を採用すれ
ば、当初予測された上記の効果が見事に達成されるばか
りでなく、後述する如く様々の付帯的効果が得られるこ
とを知り、ここに本発明の完成を見た。以下本発明の構
成及び作用効果について詳述する。
【0010】本発明で用いられるラミネート用フィルム
の基本的構成は、たとえば図1(一部拡大断面図)に示
す通りであり、熱可塑性樹脂1の片面に印刷インキ層2
を設け、該インキ層2に更に硬化性樹脂からなる接着剤
層3を形成した3層構造のものであり、破線で示す金属
板Meに対して接着剤層3側をドライラミネート法やサ
ーマルラミネート法等によってラミネートできる様に構
成されている。
【0011】ここで熱可塑性樹脂1は、印刷インキ層2
が形成される基材フィルムとなるものであり、鮮明で美
麗な多重印刷を可能とし、且つラミネート後の製缶加工
時における湾曲加工等が容易に行なえる様、適度の可撓
性を有する熱可塑性樹脂が使用される。但しこの熱可塑
性樹脂は、製缶時のシーム溶接や製缶後のインサイドコ
ーティング処理、内容物を封入したあとで行なわれる煮
沸処理、あるいはその後のレトルト処理等で受ける熱に
耐える様、融点が175 ℃程度以上で且つ100℃におけ
る収縮応力が0.5kg/mm2 以上のものを使用する
のがよく、融点が低すぎ、あるいは収縮応力が大き過ぎ
る場合は、インサイドコーティング処理時の加熱等によ
ってピンホール欠陥が生じたり、フィルムが溶融もしく
は軟化収縮して平滑性を喪失したり光沢を失い、更には
該フィルムにブリスター状の凹凸やストレスクラック、
デラミネーションの欠陥を生じ易くなる。
【0012】こうした観点からより好ましい熱可塑性樹
脂の融点は 160℃以上のものであり、好ましい具体例と
しては上記融点に合致するポリエステル樹脂、ポリプロ
ピレン樹脂、ポリメチルペンテン−1、ポリカーボネー
ト、ポリイミド、PPS、PEK、PEEK等、あるい
はこれらの各種変性樹脂が例示される。この熱可塑性樹
脂層1は、図1に示す如く該樹脂層1の内側に印刷イン
キ層2を形成する場合は、外面側から印刷インキ層が透
視できる様に透明なものとすべきである。
【0013】次に印刷インキ層2は格別特殊なものでは
なく、従来の包装フィルム用等として用いられるあらゆ
るタイプの印刷インキを使用することができ、その形成
法も常法に従って行なえばよい。
【0014】また金属板Meとのラミネート面側に形成
される接着剤層3は、ドライラミネート法やサーマルラ
ミネート法等によって金属板Meに強固に接合し、且つ
製缶時のシーム溶接やその後の煮沸あるいはレトルト処
理等によって接合力を失なうことがない様、硬化性樹脂
によって構成する。接着剤層3の具体例としてはエポキ
シ樹脂、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエステルポ
リウレタン、イソシアネート系樹脂等、あるいはそれら
の各種変性樹脂を挙げることができ、これらは通常部分
硬化状態で接着剤層3を形成しておき、金属板Meにラ
ミネートした状態で完全硬化させる様にするのがよい。
【0015】図2は、本発明で使用されるラミネート用
フィルムの他の積層構造を示すものであり、図1と同様
に構成されたラミネート用フィルムにおける熱可塑性樹
脂層1の外面側に硬化耐熱層4を形成し、表層部の耐熱
性を一段と高めたものである。即ち印刷インキ層2の設
けられる熱可塑性樹脂層1としては、前述の如く高軟化
点の熱可塑性樹脂が使用されるが、それでも製缶時のシ
ーム溶接条件等によっては熱可塑性樹脂層1が軟化した
り熱変質し、あるいは内容物封入後の熱処理やレトルト
処理等により白化現象を起こして美感を損なうことがあ
る。しかし該熱可塑性樹脂層1の表面に硬化耐熱層4を
形成しておくと、該硬化耐熱層4が耐熱保護層としての
機能を発揮し、熱可塑性樹脂層1の熱劣化や軟化に伴な
う変形あるいは白化現象等を抑制する。従って該硬化耐
熱層4で保護することとすれば、熱可塑性樹脂層1とし
て比較的低軟化点の樹脂を使用することも可能となる。
【0016】またこの場合は、硬化耐熱層4が最外面側
で保護層としての機能を果たすので、たとえば図3に示
す如く熱可塑性樹脂層1と、該硬化耐熱層4の間に印刷
インキ層2を形成することも可能となる。
【0017】この様な硬化耐熱層4の構成材としては、
軟化点もしくは分解温度が250 ℃以上、より好ましくは
300 ℃以上のものを使用するのがよく、たとえばシリコ
ン系、エポキシ系、尿素系、アクリル系、ウレタン系、
不飽和ポリエステル系、アルキッド系およびそれらの各
種変性樹脂等の種々の硬化反応性樹脂を使用することが
できるが、印刷インキ層2によってもたらされる美感を
阻害することのない様、透明なものを使用すべきであ
る。またその厚さは0.5 〜10g/m2、より好ましくは0.5
〜5g/m2 の範囲であり、薄過ぎる場合は表面保護効果が
十分に発揮され難く、一方厚すぎると曲げ加工時に該硬
化耐熱層4にクラックが生じ易くなる。
【0018】本発明で使用されるラミネート用フィルム
は上記3層構造もしくは4層構造を有する積層フィルム
であり、これは前述の如く金属板上にドライラミネート
法やサーマルラミネート法等によってラミネートされ
る。このとき、たとえば図4に示す如く該金属板Meの
ラミネート面側に、透明もしくは着色されたコート層
(あるいはプライマー層)5を予め形成しておいてから
ラミネートする方法を採用すれば、ラミネート用フィル
ムとの接着性が更に高められると共に、ラミネート速度
を一段と高めることができる。
【0019】特に該コート層5を着色しておけば、それ
によって金属板の地色が隠蔽されて印刷インキ層2によ
ってもたらされる鮮明度が一段と向上すると共に、ラミ
ネート強度も高められるので好ましい。下地層として形
成される該コート層5の色は、印刷インキ層2の彩色に
応じて適当に選定すればよいが、白色のものとすれば、
どの様な彩色の印刷インキ層2に対しても一様に優れた
鮮明度向上効果が発揮されるので好ましい。
【0020】この様にして得られるラミネート用フィル
ムを前述の様な方法で金属板上あるいはコート層の形成
された金属板上にラミネートすると、美粧された金属板
を得ることができ、これはそのままの状態で様々のパネ
ル材や美粧外板材等として使用できるばかりでなく、こ
れを常法に従って製缶すると、極めて美麗で意匠性の高
い金属容器を得ることができる。
【0021】本発明は以上の様に構成されるが、その特
徴を従来から実施されている金属板上に直接印刷し焼付
けを行なう技術と対比して整理すると下記の通りであ
る。 (1) 高級感のある印刷の実現 金属板へ直接印刷する方法では、先に述べた様に鮮明度
に欠けると共にハーフトーン印刷や写真印刷が困難であ
り、単調な印刷しか得られないが、本発明ではフレキシ
ブルな熱可塑性樹脂層に印刷を施してからラミネートす
る方法が採用されるので、印刷の鮮明度が高く且つハー
フトーン印刷や写真印刷、多重印刷による立体感の付与
等も容易であり、高級感を持った幅広い彩色、色調の印
刷が可能となる。
【0022】(2) 高速印刷の達成 金属板表面に直接印刷を施す従来技術では、前述の如く
印刷インキの乾燥乃至硬化にかなりの時間を必要とする
が、本発明では、印刷されたラミネート用フィルムを予
め準備しておき、これを製缶ラインに持ち込んで金属板
に対し連続的にラミネートすることができるので、製缶
速度を著しく高めることができる。
【0023】(3) 光沢性の向上 従来技術でも、金属板への印刷・焼付けの後、オーバー
コート層を形成することによってある程度光沢を高める
ことができるが、オーバーコート層についてはきめの細
かいコーティングが困難であり、また乾燥時の微収縮に
よってコーティング層表面に微細な凹凸ができるため、
満足な光沢が得られ難い。これに対し本発明では、ラミ
ネート用フィルムの製造工程で鏡面ロールで処理するこ
とによって平滑度の高いフィルムを得ることができ、更
にはラミネート工程でフィルムにストレッチが作用する
ほか、その後の曲げ加工々程で外面側が若干引き伸ばさ
れるので、製缶状態でのラミネートフィルム最表面の平
滑度は一段と高まり、極めて優れた表面光沢を備えたラ
ミネート金属板および金属容器が得られる。
【0024】(4) 耐スクラッチ性及び防汚性の向上 従来例の場合、硬い金属板上に印刷されたインキ層は引
掻き等によって容易に傷つき、印刷インキの脱落等が生
じ易いが、本発明における印刷インキ層は硬化耐熱層あ
るいは高軟化点の熱可塑性樹脂層によって保護されてい
るので、インキの脱落やスクラッチ等を生ずることがな
い。またこぼれ出た内容物(飲料、スープ等の液体)や
外部からの汚染物による印刷インキ層の汚染が起こらな
い。
【0025】(5) 美粧された金属板あるいは金属容器の
低コスト化 金属板やその円筒成形体に印刷する方法では、印刷ミス
が生じると、当該印刷された金属板や円筒成形体のすべ
てが不良品となる。つまり付加価値の高い状態に至って
からロスを生ずることになる。しかしながら本願発明で
は熱可塑性樹脂フィルムへの印刷段階でその良否を選別
することができ、且つ樹脂フィルムへの印刷技術は著し
く高度化しており不良品発生率は極めて少なく、また印
刷ミスを生じたとしても付加価値の低い状態であるた
め、損失を最小限に抑えることができる。またフィルム
への印刷及び該フィルムの金属板へのラミネートも高速
で行なうことができるので高速生産が可能であり、こう
した観点からしても製品価格を下げることができる。
【0026】(6) 多品種生産への対応 従来例では一旦金属板等に印刷してしまうとその用途・
目的にしか使用できないが、本発明のラミネート用フィ
ルムは、同一サイズのものであれば他の金属板や成形体
に対しても同様にラミネートすることができ、同一品種
大量生産はもとより、多品種少量生産への対応も容易で
ある。
【0027】次に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、本発明はもとより下記実施例によって制限
を受けるものではなく、前述の趣旨を逸脱しない限度に
おいて変更して実施することはいずれも本発明の技術的
範囲に含まれる。
【0028】
【実施例】実施例1 極限粘度が0.65であるポリエチレンテレフタレート(ガ
ラス転移温度:65℃)を用いて得た厚さ12μm のフィ
ルム(100℃における収縮応力:0.5kg/mm2 )の片面に、
エポキシ変性ウレア樹脂を固形分で2g/m2となる様にコ
ーティングして硬化させ硬化耐熱層を形成した。次いで
該フィルムの硬化耐熱層とは反対側の面に印刷を施した
後、該印刷インキ層の上に接着剤(東洋インク社製のポ
リウレタン系接着剤「アドュード」および硬化剤の混合
物)を固形分換算で4g/m2コーティングし、乾燥し40
℃で24時間エージングしてラミネート用フィルムを得
た。このラミネート用フィルムを、脱脂処理した冷延鋼
板にサーマルラミネート法によってラミネートし、ラミ
ネート鋼板を得た。
【0029】このラミネート鋼板を用いて常法により清
涼飲料用の金属容器を作成したところ、得られた容器ボ
デー部のラミネート面は鮮明で光沢に富んだ美しい外観
を有しており、優れた光沢を有するものであった。
【0030】実施例2 前記実施例1において、硬化剤層を形成しない他は全く
同様にして得たラミネートフィルムを使用し、さらに同
様にしてラミネート鋼板を製造し、接着剤および半田で
接合する方法によって製缶を行なったところ、実施例1
と同様に美しい外観のものが得られた。
【0031】実施例3 極限粘度が0.70であるポリエチレンテレフタレート
・イソフタレート共重合体(イソフタル酸10重量%)
に、ルチル型硫化チタンを主成分とし他に30ppmの
赤味顔料を加えた混合顔料を全量基準で20重量%にな
る様、前記共重合体と混合し、二軸延伸して白色フィル
ムを得る。このフィルムの片面に印刷した後、該印刷イ
ンクの上面にアルキッド系樹脂を主成分とする熱硬化性
樹脂層を設ける。該フィルムの反対面側に接着剤を塗布
し、実施例1と同様にしてラミネート鋼板を得た。この
ラミネート鋼板は、家電製品、建材、缶、家具製品など
各種の分野で使用される化粧鋼板として優れた成形加工
性を有するものであった。しかもこのラミネート鋼板
は、従来法により印刷を施した鋼板に比べて美しい図柄
と優れた光沢を有しており、且つ低コストであった。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されており、前
記(1) 〜(6) で記載した様に、ハーフトーンや写真印
刷、多重印刷による立体感の付与等が容易で高級感のあ
る美麗な金属板もしくは金属容器を優れた生産性のもと
で安価に提供することができ、更には印刷インキの脱落
やスクラッチ等を生ずることがなく、且つ高光沢で耐汚
染性等に優れた美粧金属板及び美粧金属容器を提供し得
ることになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いられるラミネート用フィルムの積
層構造を示す断面説明図である。
【図2】本発明で用いられる他のラミネート用フィルム
の積層構造を示す断面説明図である。
【図3】本発明で用いられる更に他のラミネート用フィ
ルムの積層構造を示す断面説明図である。
【図4】本発明で用いられる更に他のラミネート用フィ
ルムの積層構造を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1 熱可塑性樹脂層 2 印刷インキ層 3 接着剤層 4 硬化耐熱層 5 コート層(又はプライマー層) Me 金属板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷インキ層を設けた熱可塑性樹脂フィ
    ルムの片面に、硬化性樹脂からなる接着剤層が形成され
    たラミネート用フィルムを、金属板にラミネートしたも
    のであることを特徴とするラミネート金属板。
  2. 【請求項2】 ラミネート用フィルムは、熱可塑性樹脂
    フィルムと接着剤層の間に印刷インキ層が形成されたも
    のである請求項1記載のラミネート金属板。
  3. 【請求項3】 ラミネート用フィルムは、印刷インキ層
    を設けた熱可塑性樹脂フィルム層の表面に、透明の硬化
    耐熱層を形成したものである請求項1または2に記載の
    ラミネート金属板。
  4. 【請求項4】 予め着色コート層またはプライマー層を
    形成した金属板の表面に、ラミネート用フィルムをラミ
    ネートしたものである請求項1〜3のいずれかに記載の
    ラミネート金属板。
  5. 【請求項5】 着色コート層における着色が白色である
    請求項4記載のラミネート金属板。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のラミネ
    ート金属板を使用し、ラミネートフィルム層を外側にし
    て成形したラミネート金属容器。
JP7274423A 1995-10-23 1995-10-23 ラミネート金属板およびこれを用いたシーム溶接缶 Expired - Fee Related JP2856125B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7274423A JP2856125B2 (ja) 1995-10-23 1995-10-23 ラミネート金属板およびこれを用いたシーム溶接缶

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7274423A JP2856125B2 (ja) 1995-10-23 1995-10-23 ラミネート金属板およびこれを用いたシーム溶接缶

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3081874A Division JP2822686B2 (ja) 1991-03-20 1991-03-20 シーム溶接缶用金属板へのラミネート用フィルム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10069033A Division JPH10226013A (ja) 1998-03-18 1998-03-18 ラミネート金属板及びこれを用いた金属容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0899385A true JPH0899385A (ja) 1996-04-16
JP2856125B2 JP2856125B2 (ja) 1999-02-10

Family

ID=17541471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7274423A Expired - Fee Related JP2856125B2 (ja) 1995-10-23 1995-10-23 ラミネート金属板およびこれを用いたシーム溶接缶

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2856125B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013119035A1 (ko) * 2012-02-07 2013-08-15 Kim Hyun Jung 금속 기념물 및 그 제조방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013119035A1 (ko) * 2012-02-07 2013-08-15 Kim Hyun Jung 금속 기념물 및 그 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2856125B2 (ja) 1999-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5668475B2 (ja) 加飾缶体及びその製造方法
JP2017200764A (ja) 鏡面ラベル及びその製造方法
EP1172782B1 (en) Metal can label and metal can having metal can label applied thereto
JP2822686B2 (ja) シーム溶接缶用金属板へのラミネート用フィルム
JP3047495B2 (ja) 金属板へのラミネート用フィルム
JP2011093146A (ja) 金属缶用印刷フィルム、その製造方法及び製造装置
JPH0899385A (ja) ラミネート金属板及び金属容器
JP2856208B2 (ja) 複層フィルム
JP2936857B2 (ja) 金属板へのラミネート用フィルム
JP3077662B2 (ja) ラミネート金属板及び金属容器
JP3144498B2 (ja) 金属板ラミネート用フィルム、ラミネート金属板及び金属容器
JP3168989B2 (ja) 金属板へのラミネート用フィルム
JP3301434B2 (ja) 金属板へのラミネート用フィルム
JP3063678B2 (ja) ラミネート金属板および金属容器
JP3063740B2 (ja) 金属板へのラミネート用フィルム
JPH10226013A (ja) ラミネート金属板及びこれを用いた金属容器
JP2000103881A (ja) 金属板へのラミネ―ト用基層フィルム
JP3024343B2 (ja) 金属板へのラミネート用フィルム
JP3063680B2 (ja) ラミネート金属板およびラミネート金属容器
JP3298971B2 (ja) 缶体材料被覆用ポリエステルフィルム及びその製造方法
JP2002144513A (ja) 缶体材料被覆用ポリエステルフィルム及びその製造方法
JP4512182B2 (ja) 金属箔ラミネートフィルム付き缶体
JPH0741740A (ja) 缶体材料被覆用ポリエステルフィルム及びそれを用いた溶接缶体
JPH0929842A (ja) 金属缶胴

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981027

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071127

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081127

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081127

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091127

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091127

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101127

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees