JPH0899669A - 自動二輪車の水冷式エンジン - Google Patents
自動二輪車の水冷式エンジンInfo
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- JPH0899669A JPH0899669A JP6235646A JP23564694A JPH0899669A JP H0899669 A JPH0899669 A JP H0899669A JP 6235646 A JP6235646 A JP 6235646A JP 23564694 A JP23564694 A JP 23564694A JP H0899669 A JPH0899669 A JP H0899669A
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- JP
- Japan
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- exhaust muffler
- water
- cooling water
- water pump
- crankcase
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ウォーターポンプから外部に延びてラジエータ
に繋がる冷却水通路を、排気マフラに干渉することなく
最短距離で直線的に構成し、排気マフラのレイアウト性
を向上させるとともに、冷却水の流動抵抗減少と軽量化
を図る。 【構成】ウォーターポンプ21をクランクケース3内の前
方かつ車幅方向中央部に配置するとともに、このウォー
ターポンプ21から外部に導き出されてラジエータ13Lに
繋がる冷却水通路41を、上記排気マフラ11が配設されて
いない側の車体側面に延出させた。
に繋がる冷却水通路を、排気マフラに干渉することなく
最短距離で直線的に構成し、排気マフラのレイアウト性
を向上させるとともに、冷却水の流動抵抗減少と軽量化
を図る。 【構成】ウォーターポンプ21をクランクケース3内の前
方かつ車幅方向中央部に配置するとともに、このウォー
ターポンプ21から外部に導き出されてラジエータ13Lに
繋がる冷却水通路41を、上記排気マフラ11が配設されて
いない側の車体側面に延出させた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランクケースに設け
られたウォーターポンプから外部に延びる冷却水通路が
ラジエータに繋がるように構成された自動二輪車の水冷
式エンジンに関する。
られたウォーターポンプから外部に延びる冷却水通路が
ラジエータに繋がるように構成された自動二輪車の水冷
式エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な自動二輪車は、車体フレームの
前半部分にエンジンが搭載され、このエンジンが水冷式
である場合は、その冷却水を熱交換させるラジエータが
車体フレームの前頭部に設置される。この場合、エンジ
ンのクランクケースにはウォーターポンプが設けられ、
このウォーターポンプから外部に導き出される吸入通路
が上記ラジエータに接続され、ウォーターポンプの吐出
通路がシリンダアッセンブリ内に形成されたウォーター
ジャケットに繋がる。
前半部分にエンジンが搭載され、このエンジンが水冷式
である場合は、その冷却水を熱交換させるラジエータが
車体フレームの前頭部に設置される。この場合、エンジ
ンのクランクケースにはウォーターポンプが設けられ、
このウォーターポンプから外部に導き出される吸入通路
が上記ラジエータに接続され、ウォーターポンプの吐出
通路がシリンダアッセンブリ内に形成されたウォーター
ジャケットに繋がる。
【0003】ところで、特にオフロード走行用の自動二
輪車は、シリンダアッセンブリから前方に延びる排気マ
フラを車体側面に回り込ませるように配設することによ
ってエンジン下部における最低地上高を充分に確保して
いる。通常、上記排気マフラは後輪を駆動するチェーン
との干渉を避けるために、上記チェーンに対して逆側の
車体側面に配設される。
輪車は、シリンダアッセンブリから前方に延びる排気マ
フラを車体側面に回り込ませるように配設することによ
ってエンジン下部における最低地上高を充分に確保して
いる。通常、上記排気マフラは後輪を駆動するチェーン
との干渉を避けるために、上記チェーンに対して逆側の
車体側面に配設される。
【0004】一方、前記ウォーターポンプは、クランク
ケース内におけるレイアウトの都合上、クラッチ機構と
同じ側、つまり上記チェーンと逆側に配置されることが
多く、したがってウォーターポンプから外部に導き出さ
れる前記吸入通路が排気マフラと同じ側に延びるレイア
ウトとなっていた。
ケース内におけるレイアウトの都合上、クラッチ機構と
同じ側、つまり上記チェーンと逆側に配置されることが
多く、したがってウォーターポンプから外部に導き出さ
れる前記吸入通路が排気マフラと同じ側に延びるレイア
ウトとなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
ウォーターポンプの吸入通路が排気マフラと同じ側に延
ばされると、この吸入通路を構成しているゴムホースが
高温な排気マフラに接触して焼損する恐れがあるため、
ゴムホースを避けて排気マフラを車幅方向の外側に通す
か、あるいはゴムホースを巧みに湾曲させて排気マフラ
を避ける必要がある。
ウォーターポンプの吸入通路が排気マフラと同じ側に延
ばされると、この吸入通路を構成しているゴムホースが
高温な排気マフラに接触して焼損する恐れがあるため、
ゴムホースを避けて排気マフラを車幅方向の外側に通す
か、あるいはゴムホースを巧みに湾曲させて排気マフラ
を避ける必要がある。
【0006】しかしながら、ゴムホースを避けて排気マ
フラを車幅方向の外側に通す方法を採ると、排気マフラ
のレイアウト性が著しく低下して車体設計が困難になる
上に、排気マフラの張り出しによって自動二輪車の車幅
が拡がったり、排気マフラが乗員の足に干渉し易くなる
といった弊害が生じてあまり好ましくない。
フラを車幅方向の外側に通す方法を採ると、排気マフラ
のレイアウト性が著しく低下して車体設計が困難になる
上に、排気マフラの張り出しによって自動二輪車の車幅
が拡がったり、排気マフラが乗員の足に干渉し易くなる
といった弊害が生じてあまり好ましくない。
【0007】また、ゴムホースを湾曲させて排気マフラ
を避ける方法を採ると、ゴムホース製造用の型の構造が
複雑化してコストアップに繋がるとともに、ゴムホース
内を流れる冷却水の通路抵抗が増大してウォーターポン
プの大型化を余儀なくされ、さらにゴムホースの延長に
伴う冷却水量の増大によって重量増となる。
を避ける方法を採ると、ゴムホース製造用の型の構造が
複雑化してコストアップに繋がるとともに、ゴムホース
内を流れる冷却水の通路抵抗が増大してウォーターポン
プの大型化を余儀なくされ、さらにゴムホースの延長に
伴う冷却水量の増大によって重量増となる。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、ウォーターポンプから外部に延び
てラジエータに繋がる冷却水通路を、排気マフラに干渉
することなく最短距離で直線的に構成し、排気マフラの
レイアウト性を向上させるとともに、冷却水の通路抵抗
減少と軽量化を図ることのできる自動二輪車の水冷式エ
ンジンを提供することを目的とする。
めになされたもので、ウォーターポンプから外部に延び
てラジエータに繋がる冷却水通路を、排気マフラに干渉
することなく最短距離で直線的に構成し、排気マフラの
レイアウト性を向上させるとともに、冷却水の通路抵抗
減少と軽量化を図ることのできる自動二輪車の水冷式エ
ンジンを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る自動二輪車の水冷式エンジンは、冷却
水を吐出するウォーターポンプがクランクケースに設け
られる一方、シリンダアッセンブリから前方に延びる排
気マフラが車体側面に回り込むように配設された自動二
輪車の水冷式エンジンにおいて、上記ウォーターポンプ
をクランクケース内の前方かつ車幅方向中央部に配置す
るとともに、このウォーターポンプから外部に導き出さ
れてラジエータに繋がる冷却水通路を、上記排気マフラ
が配設されていない側の車体側面に延出させた。
め、本発明に係る自動二輪車の水冷式エンジンは、冷却
水を吐出するウォーターポンプがクランクケースに設け
られる一方、シリンダアッセンブリから前方に延びる排
気マフラが車体側面に回り込むように配設された自動二
輪車の水冷式エンジンにおいて、上記ウォーターポンプ
をクランクケース内の前方かつ車幅方向中央部に配置す
るとともに、このウォーターポンプから外部に導き出さ
れてラジエータに繋がる冷却水通路を、上記排気マフラ
が配設されていない側の車体側面に延出させた。
【0010】
【作用】上記構成による自動二輪車の水冷式エンジンに
よれば、上記冷却水通路を排気マフラが配設されていな
い側の車体側面に延出させたことから、冷却水通路を構
成するゴムホースと排気マフラが干渉する懸念がなくな
る。このため、従来のようにゴムホースを避けて排気マ
フラを車幅方向の外側に通したり、ゴムホースを複雑に
湾曲させて排気マフラを避ける必要がなくなる。
よれば、上記冷却水通路を排気マフラが配設されていな
い側の車体側面に延出させたことから、冷却水通路を構
成するゴムホースと排気マフラが干渉する懸念がなくな
る。このため、従来のようにゴムホースを避けて排気マ
フラを車幅方向の外側に通したり、ゴムホースを複雑に
湾曲させて排気マフラを避ける必要がなくなる。
【0011】また、上記ウォーターポンプをクランクケ
ース内の前方に配置したことから、ウォーターポンプと
ラジエータとの距離が狭まり、ウォーターポンプから外
部に延びてラジエータに繋がる冷却水通路が短く構成さ
れる。しかも、ウォーターポンプが車幅方向中央部に位
置するため、上記冷却水通路の湾曲率を大きくすること
ができる。これらにより、冷却水通路が最短距離で直線
的に構成される。
ース内の前方に配置したことから、ウォーターポンプと
ラジエータとの距離が狭まり、ウォーターポンプから外
部に延びてラジエータに繋がる冷却水通路が短く構成さ
れる。しかも、ウォーターポンプが車幅方向中央部に位
置するため、上記冷却水通路の湾曲率を大きくすること
ができる。これらにより、冷却水通路が最短距離で直線
的に構成される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は、自動二輪車の車体フレーム
1の前半部に本発明に係る水冷式エンジン2が搭載され
た状態を示す左側面図であり、図2は図1のII矢視によ
る正面図である。
しながら説明する。図1は、自動二輪車の車体フレーム
1の前半部に本発明に係る水冷式エンジン2が搭載され
た状態を示す左側面図であり、図2は図1のII矢視によ
る正面図である。
【0013】この車体フレーム1は、例えばセミダブル
クレードル型のものであり、図示しないフロントフォー
クを支持するヘッドパイプ1aと、このヘッドパイプ1
aから後部下方に延びるアッパーチューブ1bおよびダ
ウンチューブ1cと、上記ダウンチューブ1cに繋がる
左右一対のボトムチューブ1dと、上記アッパーチュー
ブ1bおよびボトムチューブ1dの後端部を連結するセ
ンターチューブ1eと、補強パイプ1fとを有してい
る。
クレードル型のものであり、図示しないフロントフォー
クを支持するヘッドパイプ1aと、このヘッドパイプ1
aから後部下方に延びるアッパーチューブ1bおよびダ
ウンチューブ1cと、上記ダウンチューブ1cに繋がる
左右一対のボトムチューブ1dと、上記アッパーチュー
ブ1bおよびボトムチューブ1dの後端部を連結するセ
ンターチューブ1eと、補強パイプ1fとを有してい
る。
【0014】一方、水冷式エンジン2は、例えば単気筒
の2サイクルエンジンであり、そのクランクケース3の
上面にシリンダアッセンブリ4が直立して設けられ、例
えばクランクケース3の前後に設けられた取付台座5,
6が、それぞれ前記ボトムチューブ1dの取付ブラケッ
ト7およびセンターチューブ1eに固定され、シリンダ
アッセンブリ4の頂部に設けられた取付台座8がアッパ
ーチューブ1bから延びる取付ブラケット9に固定され
ている。
の2サイクルエンジンであり、そのクランクケース3の
上面にシリンダアッセンブリ4が直立して設けられ、例
えばクランクケース3の前後に設けられた取付台座5,
6が、それぞれ前記ボトムチューブ1dの取付ブラケッ
ト7およびセンターチューブ1eに固定され、シリンダ
アッセンブリ4の頂部に設けられた取付台座8がアッパ
ーチューブ1bから延びる取付ブラケット9に固定され
ている。
【0015】シリンダアッセンブリ4からは排気マフラ
11が前方に延び、この排気マフラ11は最低地上高を確保
するために車体側面に回り込むように配設されている。
なお、水冷式エンジン2の左側面に設けられたスプロケ
ット12に図示しない後輪駆動用のチェーンが巻装される
関係上、このチェーンとの干渉を避けるため上記排気マ
フラ11は車体フレーム1の右側に回り込むように配設さ
れている。
11が前方に延び、この排気マフラ11は最低地上高を確保
するために車体側面に回り込むように配設されている。
なお、水冷式エンジン2の左側面に設けられたスプロケ
ット12に図示しない後輪駆動用のチェーンが巻装される
関係上、このチェーンとの干渉を避けるため上記排気マ
フラ11は車体フレーム1の右側に回り込むように配設さ
れている。
【0016】また、車体フレーム1の前頭部付近、例え
ばダウンチューブ1cの両側には、左右一対のラジエー
タ13L,13Rが固定されている。これらのラジエータ13
L,13Rは、水冷式エンジン2の冷却水を熱交換させる
ものである。
ばダウンチューブ1cの両側には、左右一対のラジエー
タ13L,13Rが固定されている。これらのラジエータ13
L,13Rは、水冷式エンジン2の冷却水を熱交換させる
ものである。
【0017】図3は、図1のIII-III 線に沿うクランク
ケース3の横断面図である。クランクケース3内には、
前方よりクランク軸14、カウンタ軸15がそれぞれ車幅方
向に延びる形で回転自在に軸支され、上記クランク軸14
に回転一体に設けられたドライブギヤ16がカウンタ軸15
に軸装されたドリブンギヤ17に噛み合わされている。
ケース3の横断面図である。クランクケース3内には、
前方よりクランク軸14、カウンタ軸15がそれぞれ車幅方
向に延びる形で回転自在に軸支され、上記クランク軸14
に回転一体に設けられたドライブギヤ16がカウンタ軸15
に軸装されたドリブンギヤ17に噛み合わされている。
【0018】カウンタ軸15にはクラッチ機構19が軸装さ
れ、さらにカウンタ軸15とその後方に軸支される図示し
ないドライブ軸との間に常時噛合式の多段変速装置20が
設けられ、上記ドライブ軸の左端部に前記スプロケット
12が回転一体に固定されるため、クランク軸14の回転は
カウンタ軸15およびドライブ軸を経て伝達され、スプロ
ケット12より出力として取り出された後、前記チェーン
を介して自動二輪車の後輪に伝達され、後輪が駆動され
る。
れ、さらにカウンタ軸15とその後方に軸支される図示し
ないドライブ軸との間に常時噛合式の多段変速装置20が
設けられ、上記ドライブ軸の左端部に前記スプロケット
12が回転一体に固定されるため、クランク軸14の回転は
カウンタ軸15およびドライブ軸を経て伝達され、スプロ
ケット12より出力として取り出された後、前記チェーン
を介して自動二輪車の後輪に伝達され、後輪が駆動され
る。
【0019】ところで、クランクケース3は、例えば左
側のケース半身3Lと右側のケース半身3Rとが、クラ
ンク軸14の軸方向に直交する合面Cに沿って分割される
二分割式に構成されており、上記ケース半身3Lの左側
部にマグネットカバー3a、ケース半身3Rの右側部に
クラッチカバー3bがそれぞれ別部品として被装されて
いる。
側のケース半身3Lと右側のケース半身3Rとが、クラ
ンク軸14の軸方向に直交する合面Cに沿って分割される
二分割式に構成されており、上記ケース半身3Lの左側
部にマグネットカバー3a、ケース半身3Rの右側部に
クラッチカバー3bがそれぞれ別部品として被装されて
いる。
【0020】このクランクケース3内の前方かつ車幅方
向中央部にはウォーターポンプ21が設けられる。このウ
ォーターポンプ21は、前記シリンダアッセンブリ4内に
形成された図示しないウォータージャケットに冷却水を
循環させてシリンダアッセンブリ4を冷却するためのポ
ンプである。
向中央部にはウォーターポンプ21が設けられる。このウ
ォーターポンプ21は、前記シリンダアッセンブリ4内に
形成された図示しないウォータージャケットに冷却水を
循環させてシリンダアッセンブリ4を冷却するためのポ
ンプである。
【0021】ウォーターポンプ21のポンプ室22は、クラ
ンクケース3の合面Cに跨がるように形成されており、
このポンプ室22には車幅方向に延びる回転軸23の左端部
が突入している。上記回転軸23は、前記クラッチカバー
3bに設けられた軸受24と、クランクケース3のケース
半身3Rに設けられた軸受25,26 によって回転自在に軸
支されており、回転軸23の左端部に回転一体に設けられ
たインペラ27がポンプ室22内で回転するようになってい
る。
ンクケース3の合面Cに跨がるように形成されており、
このポンプ室22には車幅方向に延びる回転軸23の左端部
が突入している。上記回転軸23は、前記クラッチカバー
3bに設けられた軸受24と、クランクケース3のケース
半身3Rに設けられた軸受25,26 によって回転自在に軸
支されており、回転軸23の左端部に回転一体に設けられ
たインペラ27がポンプ室22内で回転するようになってい
る。
【0022】一方、回転軸23の右半分にはガバナ装置29
が設けられている。このガバナ装置29は、例えばシリン
ダアッセンブリ4に設けられた排気時期制御装置30を作
動させるためのものである。また、クランク軸6と回転
軸23との間には中間軸31が軸受32,33 によって回転自在
に軸支されており、この中間軸31に第一中間ギヤ34と第
二中間ギヤ35が回転一体に設けられている。そして、ク
ランク軸6の前記ドライブギヤ16が上記第一中間ギヤ34
に噛み合い、上記第二中間ギヤ35が前記ガバナ装置29の
ガバナドリブンギヤ36に噛み合っている。
が設けられている。このガバナ装置29は、例えばシリン
ダアッセンブリ4に設けられた排気時期制御装置30を作
動させるためのものである。また、クランク軸6と回転
軸23との間には中間軸31が軸受32,33 によって回転自在
に軸支されており、この中間軸31に第一中間ギヤ34と第
二中間ギヤ35が回転一体に設けられている。そして、ク
ランク軸6の前記ドライブギヤ16が上記第一中間ギヤ34
に噛み合い、上記第二中間ギヤ35が前記ガバナ装置29の
ガバナドリブンギヤ36に噛み合っている。
【0023】さらに、クランクケース3には、ウォータ
ーポンプ21のポンプ室22に繋がる吸入通路38および吐出
通路39が形成されている。ここで、上記吸入通路38は前
記排気マフラ11が配設されていない側の車体側面、即ち
車体左側に向かって延びるようにケース半身3Lに形成
され、吐出通路39はポンプ室22の周部から接線方向に上
方へ延びて前記ウォータージャケットに通じるようにケ
ース半身3Lとケース半身3Rに形成されている。
ーポンプ21のポンプ室22に繋がる吸入通路38および吐出
通路39が形成されている。ここで、上記吸入通路38は前
記排気マフラ11が配設されていない側の車体側面、即ち
車体左側に向かって延びるようにケース半身3Lに形成
され、吐出通路39はポンプ室22の周部から接線方向に上
方へ延びて前記ウォータージャケットに通じるようにケ
ース半身3Lとケース半身3Rに形成されている。
【0024】上記吸入通路38の内径部には外部左方から
ユニオン40が圧入され、このユニオン40には図1および
図2に示すゴムホース製の冷却水通路41が接続される。
したがって、この冷却水通路41は排気マフラ11と反対側
の車体側面(ここでは左側)に導き出されている。そし
て、冷却水通路41の他端は左側のラジエータ13Lの下部
に設けられたユニオン42に接続される。
ユニオン40が圧入され、このユニオン40には図1および
図2に示すゴムホース製の冷却水通路41が接続される。
したがって、この冷却水通路41は排気マフラ11と反対側
の車体側面(ここでは左側)に導き出されている。そし
て、冷却水通路41の他端は左側のラジエータ13Lの下部
に設けられたユニオン42に接続される。
【0025】左右のラジエータ13L,13Rは、その上部
と下部がそれぞれ接続ホース44,45によって接続され、
上側の接続ホース44から分岐するゴムホース製の冷却水
通路46がシリンダアッセンブリ4の頂部に設けられたユ
ニオン47に接続される。上記ユニオン47は、シリンダア
ッセンブリ4内のウォータージャケットに通じている。
なお、48はラジエータ13L,13R内に冷却水を補充する
ためのラジエータキャップである。
と下部がそれぞれ接続ホース44,45によって接続され、
上側の接続ホース44から分岐するゴムホース製の冷却水
通路46がシリンダアッセンブリ4の頂部に設けられたユ
ニオン47に接続される。上記ユニオン47は、シリンダア
ッセンブリ4内のウォータージャケットに通じている。
なお、48はラジエータ13L,13R内に冷却水を補充する
ためのラジエータキャップである。
【0026】水冷式エンジン1が作動すると、クランク
軸14の回転が中間軸31を経て回転軸23に伝達され、ウォ
ーターポンプ21のポンプ室22内でインペラ27が回転す
る。これにより、ラジエータ13Lおよび13Rで熱交換さ
れた冷却水が冷却水通路41および吸入通路38を経てポン
プ室22内に吸入され、吐出通路39から吐出される。吐出
された冷却水は、シリンダアッセンブリ4内のウォータ
ージャケットに流れてシリンダアッセンブリ4を冷却し
た後、冷却水通路46を経てラジエータ13L,13Rに戻さ
れ、熱交換される。
軸14の回転が中間軸31を経て回転軸23に伝達され、ウォ
ーターポンプ21のポンプ室22内でインペラ27が回転す
る。これにより、ラジエータ13Lおよび13Rで熱交換さ
れた冷却水が冷却水通路41および吸入通路38を経てポン
プ室22内に吸入され、吐出通路39から吐出される。吐出
された冷却水は、シリンダアッセンブリ4内のウォータ
ージャケットに流れてシリンダアッセンブリ4を冷却し
た後、冷却水通路46を経てラジエータ13L,13Rに戻さ
れ、熱交換される。
【0027】以上のように構成された水冷式エンジン2
は、ウォーターポンプ21から外部に導き出される冷却水
通路41を、排気マフラ11が配設されていない車体左側面
に延出させたことから、この冷却水通路41を構成するゴ
ムホースと排気マフラ11とが干渉する懸念が一切なくな
り、従来のようにゴムホースを避けて排気マフラ11を車
幅方向外側に張り出させたり、逆にゴムホースを複雑に
湾曲させて排気マフラ11をよけるといった必要がなくな
る。
は、ウォーターポンプ21から外部に導き出される冷却水
通路41を、排気マフラ11が配設されていない車体左側面
に延出させたことから、この冷却水通路41を構成するゴ
ムホースと排気マフラ11とが干渉する懸念が一切なくな
り、従来のようにゴムホースを避けて排気マフラ11を車
幅方向外側に張り出させたり、逆にゴムホースを複雑に
湾曲させて排気マフラ11をよけるといった必要がなくな
る。
【0028】したがって、排気マフラ11のレイアウト性
が大幅に向上するとともに、排気マフラ11の張り出しに
よる自動二輪車の車幅増大等の問題も解決でき、さらに
ゴムホースを製造する型の構造複雑化も防止することが
できる。
が大幅に向上するとともに、排気マフラ11の張り出しに
よる自動二輪車の車幅増大等の問題も解決でき、さらに
ゴムホースを製造する型の構造複雑化も防止することが
できる。
【0029】また、ウォーターポンプ21がクランクケー
ス3内の前方に配置されているため、ウォーターポンプ
21とラジエータ13Lとの距離が狭まり、両者を結ぶ冷却
水通路41が短く構成される。しかも、ウォーターポンプ
21が車幅方向中央部に位置するため、冷却水通路41の湾
曲率を大きくすることができる。これらにより、冷却水
通路41が最短距離で直線的に構成され、冷却水の通路抵
抗減少と軽量化を達成することができる。
ス3内の前方に配置されているため、ウォーターポンプ
21とラジエータ13Lとの距離が狭まり、両者を結ぶ冷却
水通路41が短く構成される。しかも、ウォーターポンプ
21が車幅方向中央部に位置するため、冷却水通路41の湾
曲率を大きくすることができる。これらにより、冷却水
通路41が最短距離で直線的に構成され、冷却水の通路抵
抗減少と軽量化を達成することができる。
【0030】なお、ウォーターポンプ21がクランクケー
ス3内の車幅方向中央部に位置していて従来のようにク
ランクケースの側面に突出していないため、自動二輪車
の転倒時等にウォーターポンプが路面等に衝突して破損
することが防止される。また、ウォーターポンプ21が排
気マフラ11から離れているため、排気マフラ11のレイア
ウト性が一層向上する。
ス3内の車幅方向中央部に位置していて従来のようにク
ランクケースの側面に突出していないため、自動二輪車
の転倒時等にウォーターポンプが路面等に衝突して破損
することが防止される。また、ウォーターポンプ21が排
気マフラ11から離れているため、排気マフラ11のレイア
ウト性が一層向上する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車の水冷式エンジンは、冷却水を吐出するウォータ
ーポンプがクランクケースに設けられる一方、シリンダ
アッセンブリから前方に延びる排気マフラが車体側面に
回り込むように配設された自動二輪車の水冷式エンジン
において、上記ウォーターポンプをクランクケース内の
前方かつ車幅方向中央部に配置するとともに、このウォ
ーターポンプから外部に導き出されてラジエータに繋が
る冷却水通路を、上記排気マフラが配設されていない側
の車体側面に延出させたことを特徴とするものである。
二輪車の水冷式エンジンは、冷却水を吐出するウォータ
ーポンプがクランクケースに設けられる一方、シリンダ
アッセンブリから前方に延びる排気マフラが車体側面に
回り込むように配設された自動二輪車の水冷式エンジン
において、上記ウォーターポンプをクランクケース内の
前方かつ車幅方向中央部に配置するとともに、このウォ
ーターポンプから外部に導き出されてラジエータに繋が
る冷却水通路を、上記排気マフラが配設されていない側
の車体側面に延出させたことを特徴とするものである。
【0032】このように、ウォーターポンプから外部に
導き出される冷却水通路を排気マフラが配設されていな
い側の車体側面に延出させた場合、この冷却水通路を構
成するゴムホースと排気マフラとが干渉する懸念がなく
なるため、従来のようにゴムホースを避けて排気マフラ
を車幅方向の外側に通したり、ゴムホースを複雑に湾曲
させて排気マフラを避ける必要がなくなり、排気マフラ
のレイアウト性が大幅に向上するとともに、排気マフラ
の張り出しによる自動二輪車の車幅増大やゴムホース製
造型の複雑化を避けることができる。
導き出される冷却水通路を排気マフラが配設されていな
い側の車体側面に延出させた場合、この冷却水通路を構
成するゴムホースと排気マフラとが干渉する懸念がなく
なるため、従来のようにゴムホースを避けて排気マフラ
を車幅方向の外側に通したり、ゴムホースを複雑に湾曲
させて排気マフラを避ける必要がなくなり、排気マフラ
のレイアウト性が大幅に向上するとともに、排気マフラ
の張り出しによる自動二輪車の車幅増大やゴムホース製
造型の複雑化を避けることができる。
【0033】また、ウォーターポンプをクランクケース
内の前方に配置したことにより、ウォーターポンプとラ
ジエータとの距離が狭まり、ウォーターポンプとラジエ
ータを繋ぐ上記冷却水通路を短く構成することができ
る。しかも、ウォーターポンプが車幅方向中央部に位置
するため、上記冷却水通路の湾曲率を大きくすることが
できる。これらにより、冷却水通路が最短距離で直線的
に構成され、冷却水の流動抵抗を減少させるとともに軽
量化を図ることができる。
内の前方に配置したことにより、ウォーターポンプとラ
ジエータとの距離が狭まり、ウォーターポンプとラジエ
ータを繋ぐ上記冷却水通路を短く構成することができ
る。しかも、ウォーターポンプが車幅方向中央部に位置
するため、上記冷却水通路の湾曲率を大きくすることが
できる。これらにより、冷却水通路が最短距離で直線的
に構成され、冷却水の流動抵抗を減少させるとともに軽
量化を図ることができる。
【図1】自動二輪車の車体フレームの前半部に本発明に
係る水冷式エンジンが搭載された状態を示す左側面図。
係る水冷式エンジンが搭載された状態を示す左側面図。
【図2】図1のII矢視による正面図で、本発明の一実施
例を示す図。
例を示す図。
【図3】図1のIII-III 線に沿うクランクケースの横断
面図。
面図。
1 車体フレーム 2 水冷式エンジン 3 クランクケース 4 シリンダアッセンブリ 11 排気マフラ 13L,13R ラジエータ 21 ウォーターポンプ 38 吸入通路 39 吐出通路 41 冷却水通路
Claims (1)
- 【請求項1】 冷却水を吐出するウォーターポンプがク
ランクケースに設けられる一方、シリンダアッセンブリ
から前方に延びる排気マフラが車体側面に回り込むよう
に配設された自動二輪車の水冷式エンジンにおいて、上
記ウォーターポンプをクランクケース内の前方かつ車幅
方向中央部に配置するとともに、このウォーターポンプ
から外部に導き出されてラジエータに繋がる冷却水通路
を、上記排気マフラが配設されていない側の車体側面に
延出させたことを特徴とする自動二輪車の水冷式エンジ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23564694A JP3275568B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 自動二輪車の水冷式エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23564694A JP3275568B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 自動二輪車の水冷式エンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0899669A true JPH0899669A (ja) | 1996-04-16 |
| JP3275568B2 JP3275568B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=16989105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23564694A Expired - Fee Related JP3275568B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 自動二輪車の水冷式エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3275568B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1710411A1 (en) * | 2005-03-31 | 2006-10-11 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Exhaust system of engine of motorcycle |
| US7644800B2 (en) * | 2006-02-23 | 2010-01-12 | Honda Motor Co., Ltd. | Motorcycle exhaust structure |
| JP2013103694A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗型車両 |
| US8539929B2 (en) | 2009-11-18 | 2013-09-24 | Harley-Davidson Motor Company | Cylinder head cooling system |
| JP2018065475A (ja) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP23564694A patent/JP3275568B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1710411A1 (en) * | 2005-03-31 | 2006-10-11 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Exhaust system of engine of motorcycle |
| US7350351B2 (en) | 2005-03-31 | 2008-04-01 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Exhaust system of engine of motorcycle |
| US7644800B2 (en) * | 2006-02-23 | 2010-01-12 | Honda Motor Co., Ltd. | Motorcycle exhaust structure |
| US8539929B2 (en) | 2009-11-18 | 2013-09-24 | Harley-Davidson Motor Company | Cylinder head cooling system |
| US8939115B2 (en) | 2009-11-18 | 2015-01-27 | Harley-Davidson Motor Company Group, LLC | Cylinder head cooling system |
| JP2013103694A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗型車両 |
| JP2018065475A (ja) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
| US10378420B2 (en) | 2016-10-20 | 2019-08-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddle-ride type vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3275568B2 (ja) | 2002-04-15 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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