JPH089997Y2 - 補聴器 - Google Patents

補聴器

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JPH089997Y2
JPH089997Y2 JP2600292U JP2600292U JPH089997Y2 JP H089997 Y2 JPH089997 Y2 JP H089997Y2 JP 2600292 U JP2600292 U JP 2600292U JP 2600292 U JP2600292 U JP 2600292U JP H089997 Y2 JPH089997 Y2 JP H089997Y2
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JP
Japan
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hearing aid
tube
sound
water
earphone
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Application number
JP2600292U
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English (en)
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JPH0580099U (ja
Inventor
安男 西野
博一 原
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Rion Co Ltd
Original Assignee
Rion Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の理由分野】本考案は補聴器に関し、特に補聴
音の伝達径路部に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】例えば耳掛け形補聴器は、図3に示すよ
うに、マイクロホン及びイヤホン等が内蔵された本体ケ
ース2に収納された補聴処理回路において処理された外
部音をフツク3、チユーブ4及び耳栓5を介して耳穴内
に送り込むようになされている。
【0003】従つてイヤホンの出力音声出口から耳栓の
先端までの区間には、フツク3、チユーブ4及び耳栓5
を連通するように音道が設けられている。ここで補聴器
装用者が補聴器1を装用すると装用者の外耳道と音道が
連通することにより、音道は装用者の体温や汗によつ
て、外気と比較して温度及び湿度が高い状態となる。
【0004】これにより外気温が急激に下がつた場合や
装用者の体質が多汗質の場合には音道内壁に結露現象が
生じ、ついには生じた水滴が成長して音道を閉塞して補
聴音が伝達できなくなるというおそれがあつた。特に音
道の大部分を占めるチユーブ4は、外界の影響が大きい
ため結露が生じ易いという問題がある。しかしチユーブ
4は可撓性の材質である必要があると共に、ハウリング
を防止するため良好な遮音特性を確保する必要があり、
当該チユーブ4を断熱性を有する材質で構成したり、湿
気を外界に逃がすための通気孔を設けることは実際上不
適当である問題がある。
【0005】そこで従来は図4に示すようにチユーブ4
内壁面の長手方向に亘つて糸状の親水性繊維体7を設け
る方法や、図5に示すようにチユーブの4外側層をチユ
ーブ本体の形成物質である塩化ビニル樹脂4A等の合成
樹脂で形成すると共に内側層を親水性樹脂4Bにより形
成する方法が提案されており、これにより親水性繊維体
7又は親水性樹脂4Bが音道内の湿気を吸収し、チユー
ブ内壁面上に結露が生じないようになされている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところでチユーブ内壁
面に糸状の親水性繊維体7を取り付ける取り付け方法
は、例えば親水性繊維体7に接着剤を塗り込みチユーブ
内壁面に接着する方法や親水性繊維体7の一部を表面に
露出させた状態でチユーブ内壁に埋設して固着させる方
法等が提案されているが、これらの取り付け方法は作業
が困難である上、親水性繊維体7の大部分が接着剤やチ
ユーブ材料に覆われ、吸水機能が大幅に低下するという
問題がある。
【0007】また一旦音道内の水分を吸収した親水性樹
脂については、吸収した水分を発散させてやる必要があ
り、このため補聴器装用者は、就寝中にチユーブ4から
フツク3及び耳栓5を取り外しチユーブ4の両端を開口
したり、また乾燥剤が入れられたケースにチユーブ4を
収納したり、さらに親水性樹脂がチユーブの端部から外
界に臨むように構成するなど、積極的に吸収した水分を
蒸発させなければならないという煩雑さがあつた。
【0008】本考案は以上の点を考慮してなされたもの
で、補聴音伝達径路部内の湿気を有効に取り除くことが
できると共に、吸収した水分を蒸発させるための手間が
不要な補聴器を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本考案においては、本体ケース21と、本体ケース2
1に内蔵されたイヤホン27と、イヤホン27の補聴音
出口28から耳穴に挿入された放音口30間に設けら
れ、イヤホン27から出力される補聴音を耳穴内に伝達
する補聴音伝達手段29と、補聴音伝達手段29の厚味
を貫通して補聴音伝達手段29内に設けられた音道33
と外界とを連絡するように形成されかつ吸水材料32で
充填された吸水性貫通孔34とを設けるようにする。
【0010】
【作用】補聴音伝達手段29の厚味を貫通して補聴音伝
達手段29内に設けられた音道33と外界とを連絡する
ように形成されかつ吸水材料32で充填された吸水性貫
通孔34を設けたことにより、音道33内の水分は吸水
材料32に吸収されると共に、吸水材料32を通つて外
界に放出される。
【0011】
【実施例】以下図面について、本考案の一実施例を詳述
する。
【0012】図1において、20は全体として挿耳形補
聴器を示し、装用者の外耳道に沿うように成形された合
成樹脂性のケース21を有し、これにより補聴器20は
外耳道を密閉した状態で耳穴内に装着されるようになさ
れている。ケース21内部には複数の仕切り22が設け
られ、当該仕切り22は補聴器20に内蔵された各部品
を所定の位置に保持するようになされている。ケース2
1内の上部前面側にはマイクロホン23が設置され、マ
イクロホン23は外部音取込用チユーブ24を通じて得
られる外部音を電気的な音声信号に変換する。
【0013】またケース21内の上部背面側には増幅回
路25がフレキシブル基板26上に搭載され、当該増幅
回路25はフレキシブル基板26において信号処理され
た外部音信号を増幅して補聴音信号としてイヤホン27
に送出する。イヤホン27は、ケース21内の中央位置
に設けられ、増幅された音声信号を音声出力に変換す
る。またイヤホン27の下端部には、ケース21の下端
部先端方向に向うようにチユーブ取付け用口28が設け
られ、当該チユーブ取付け用口28は補聴音をチユーブ
29内に送出するようになされている。
【0014】チユーブ29は、一端をチユーブ取付け用
口28に被せるようにしてチユーブ取付け用口28に取
り付けられると共に、他端を仕切り22によつて形成さ
れたチユーブ係止部に係止されている。またチユーブ2
9の下方先端部はケース21の内壁面まで延長させてい
ると共に、チユーブ29先端部が対面するケース21上
には、ケース21の厚味を貫通するように放音口30が
設けられている。
【0015】これにより補聴器20を耳穴に装着した場
合、イヤホン27がチユーブ29及び放音口30を通し
て外耳道に連通するようになさている。ここでチユーブ
29はNBR(ニトリルゴム)などのエラストマにに高
吸水性樹脂材料を所定の量だけ配合した後、成形された
複合体となつている。これにより成形されたチユーブ2
9は、図2に示すように、主成分であるNBR31の間
に散在するように高吸水性樹脂材料32が形成されてい
る。
【0016】高吸水性樹脂材料32の一部は、チユーブ
29の厚味を貫通するようにチユーブ内壁29A(音道
33)からチユーブ外壁29B(外界)に亘つて内壁2
9A(音道33)と外壁29B(外界)とを連通するよ
うに高吸水性樹脂材料32が充填された高吸水性貫通孔
34形成を形成している。ここで高吸水性樹脂は、関係
湿度の変化に応じて自動的に吸水及び放水を行う機能を
有しており、これにより湿度の高い条件下では積極的に
水分を吸収するのに対して、湿度の低い条件下では積極
的に吸収した水分を発散するように作用する。
【0017】またNBRと高吸水性樹脂との複合体、す
なわちチユーブ29は高耐久性及び可撓性を有する。以
上の構成において、補聴器20を耳穴内に挿入すると、
チユーブ取り付け用口28から放音口30先端までの音
道区間は、装用者の外耳道から発散される水蒸気により
次第に湿度の高い状態になる。このときチユーブ29を
貫通するように高吸水性樹脂材料32を充填して形成さ
れた高吸水性貫通孔34が音道33に面するチユーブ内
壁面29Aにおいて音道33内の水分を吸収する。
【0018】また高吸水性樹脂材料32は、チユーブ内
壁面29Aにおいて吸収した水分をチユーブ外壁面29
Bにおいて放出する。これにより音道33内の水分は、
チユーブ内壁29Aとチユーブ外壁29Bとを連通する
ように形成された高吸水性樹脂材料32によつて、チユ
ーブ内壁29Aとチユーブ外壁29Bとで呼吸するよう
にチユーブ29外に運び出される。以上の構成によれ
ば、補聴器20の補聴音出力径路部を構成するチユーブ
29を高吸水性樹脂を配合した複合体とすると共に、チ
ユーブ29の内壁面29Aと外壁面29Bとを連絡する
ような高吸水性樹脂材料32が充填された高吸水性貫通
高34を形成したことにより、音道33内の水分を自動
的にチユーブ29の外に取り除く補聴器を得ることがで
きる。
【0019】なお上述の実施例においては、チユーブ2
9の内壁面29Aと外壁面29Bとを連絡する吸水材料
として高吸水性樹脂材料32を形成したが、本考案はこ
れに限らず、例えば木綿を数ミリに切つたものを主成分
に混ぜ合わせて当該木綿がチユーブの厚味を貫通するよ
うに配列するようにしても良く、またあらかじめチユー
ブに貫通孔を穿設し、当該貫通孔に吸水材料を充填させ
るようにしても良く、要は吸水及び放水を可逆的に行う
ことのできる吸水材料をチユーブ29の厚味を貫通する
ように設ければ良い。
【0020】また上述の実施例においては、チユーブ2
9をNBRを主成分として形成したが、チユーブ29の
主成分はこれに限らず、例えば塩化ビニル又はシリコン
等、他の合成樹脂を主成分として高吸水性樹脂との複合
体を形成するようにしても良い。さらに上述の実施例に
おいては、挿耳形補聴器20の補聴音伝達用チユーブ2
9を高吸水性樹脂材料32を有する複合体により形成し
たが、本考案はこれに限らず、例えば耳掛け形補聴器の
補聴音伝達用チユーブあるいはカスタム形補聴器の補聴
器音伝達用チユーブに適用しても良く、補聴器の補聴音
伝達部に広く適用し得る。
【0021】さらに上述の実施例においては、ケース2
1内に難聴者の補聴処理回路を設けた補聴器について述
べたが、本考案の補聴器はこれに限らず、ケース21内
にその他の電子機器例えばラジオ、トランシーバを設け
た補聴器に広く適用できる。
【0022】
【考案の効果】上述のように本考案によれば、補聴音伝
達部を構成するチユーブの一部にチユーブの厚味を貫通
するように高吸水性樹脂層を配設したことにより、補聴
音伝達径路部内の湿気を有効に取り除くことができると
共に、吸収した水分を蒸発させるための手間を省略でき
る補聴器を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による補聴器の一実施例を示す部品配置
図である。
【図2】本考案による補聴器の補聴音伝達径路部を構成
するチユーブの断面図である。
【図3】耳掛け形補聴器の外観図である。
【図4】従来のチユーブの構成を示す斜視図である。
【図5】従来のチユーブの構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
20……挿耳形補聴器、21……ケース、27……イヤ
ホン、28……チユーブ取り付け用口、29……チユー
ブ、30……放音口、31……塩化ビニル、32……高
吸収性樹脂材料、33……音道、34……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケースと、 上記本体ケースに内蔵されたイヤホンと、 上記イヤホンの補聴音出口から耳穴に挿入された放音口
    間に設けられ、上記イヤホンから出力される補聴音を耳
    穴内に伝達する補聴音伝達手段と、 上記補聴音伝達手段の厚味を貫通して上記補聴音伝達手
    段内に設けられた音道と外界とを連絡するように形成さ
    れかつ吸水材料で充填された吸水性貫通孔とを具えるこ
    とを特徴とする補聴器。
JP2600292U 1992-03-27 1992-03-27 補聴器 Expired - Lifetime JPH089997Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2600292U JPH089997Y2 (ja) 1992-03-27 1992-03-27 補聴器

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JP2600292U JPH089997Y2 (ja) 1992-03-27 1992-03-27 補聴器

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Publication Number Publication Date
JPH0580099U JPH0580099U (ja) 1993-10-29
JPH089997Y2 true JPH089997Y2 (ja) 1996-03-21

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ID=12181504

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JP2600292U Expired - Lifetime JPH089997Y2 (ja) 1992-03-27 1992-03-27 補聴器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5164652B2 (ja) * 2008-04-22 2013-03-21 リオン株式会社 補聴器

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JPH0580099U (ja) 1993-10-29

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