JPH0910012A - 保温つま皮とこれを装備した靴 - Google Patents

保温つま皮とこれを装備した靴

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JPH0910012A
JPH0910012A JP8082629A JP8262996A JPH0910012A JP H0910012 A JPH0910012 A JP H0910012A JP 8082629 A JP8082629 A JP 8082629A JP 8262996 A JP8262996 A JP 8262996A JP H0910012 A JPH0910012 A JP H0910012A
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toe
skin
shoe
heat
insole
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JP8082629A
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Thorger Huebner
フブネル トーゲル
Wolfgang Nocker
ノッケル ボルフガンク
Pfister Martin
プフィシュテル マルティン
Stefan Trainer
トライネル シュテファン
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WL Gore and Associates GmbH
Original Assignee
WL Gore and Associates GmbH
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Publication date
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    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B7/00Footwear with health or hygienic arrangements
    • A43B7/12Special watertight footwear
    • A43B7/125Special watertight footwear provided with a vapour permeable member, e.g. a membrane
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B17/00Insoles for insertion, e.g. footbeds or inlays, for attachment to the shoe after the upper has been joined
    • A43B17/16Insoles for insertion, e.g. footbeds or inlays, for attachment to the shoe after the upper has been joined with heel or toe caps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B7/00Footwear with health or hygienic arrangements
    • A43B7/34Footwear with health or hygienic arrangements with protection against heat or cold

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 靴のつま先部の保温効果を改良するための保
温つま皮、及びそのつま皮を内張りした靴を提供する。 【解決手段】 靴(11;63)のつま先部を内張りす
る保温つま皮において、この保温つま皮(23)が空気
蓄積材料(51)によって構成されており、この空気蓄
積材料(51)は靴(11;63)の通常の使用におい
て空気蓄積材料(51)に加えられる圧縮力のもとで空
気蓄積性能を維持するような耐圧縮性を有する保温つま
皮を提供する。好ましくは、この保温つま皮は、閉孔性
合成物質フォームまたは開孔性合成物質フォーム、フェ
ルト等によって構成され、この前記フェルトはポリエス
テル・不織材からなり、少なくとも1つの防水透湿性機
能層(53)を具備し、この前記機能層(53)は、微
多孔性ポリテトラフルオロエチレン等によって構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保温つま皮とこれ
を装備した靴に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】低温の
環境で着用する靴は、そのような靴を着用する人間の足
を十分暖めなければならない。それゆえ、冬靴や登山靴
などは、暖房効果のある裏皮を内張りするのが普通であ
る。足のつま先部は特に重要であることが知られてい
る。足は、つま先部が温度に最も敏感である。つま先部
で体温を維持するために、血行は約1:100の比率で
変化する。周囲温度が低いときは、足指の付け根の関節
と足指の先端との温度差は約5℃に達する。
【0003】靴の構造によって、つま先部には足の甲部
よりも薄い全体の材料構成を用いることが多い。したが
って、つま先部には約5℃の温度の落差があるという点
に加え、ここは靴の中でしばしば最も薄く、保温効果が
最も少ない区域である。本発明の課題は、この問題を克
服することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による上記の課題
の解決は保温つま皮によってなされ、これは靴のつま先
部を内張りでき、しかもこの保温つま皮は空気蓄積材料
によって構成されており、この空気蓄積材料は靴の通常
の使用において空気蓄積材料に加えられる圧縮力のもと
で空気蓄積性能、従って保温性能を維持するような耐圧
縮性を有する。
【0005】空気蓄積性能によって、つま先部の保温が
可能になる。なぜならば、空気蓄積材料内にあって足に
よって暖められた空気が保温層をなしているからであ
る。空気蓄積材料は閉孔性か開孔性であることができ、
あるいは多孔性合成物質フォームもしくはフェルトであ
ることができる。閉孔性材料の長所は、湿気が孔に侵入
して材料中に蓄積された暖かい空気を押し出して保温を
損ねることがない点である。
【0006】保温つま皮には、好ましくは微多孔性ポリ
テトラフルオロエチレン(PTFE)によって構成され
た防水透湿性機能層を設けることができる。機能層は、
空気蓄積材料の、靴の甲被に向いた外側、甲被と反対に
向いた内側、または外側と内側に配置できる。空気蓄積
材料の外側に配置された機能層は、外から湿気が空気蓄
積材料中に侵入し、それによってこの材料の保温性能が
損ねられるのを防ぐ。空気蓄積材料の内側に配置された
機能層は、汗の湿気が足から空気蓄積材料を通って出
て、機能層の外で水に凝縮した後に再び足に戻るのを防
ぐ。最も好ましいのは、防水透湿性機能層を空気蓄積材
料の外側と内側の両方に配置することである。この場合
は、外から入ってくる湿気が空気蓄積材料に侵入してそ
の保温を損ねることが防止されるだけでなく、汗の湿気
がたとえば外側にある機能層の内側で凝縮して足に戻る
ことも防止される。
【0007】空気蓄積材料からなる層を有し、内側には
繊維裏皮を有し、また空気蓄積材料からなる層の外側お
よび/または内側には防水透湿性機能層を有する積層材
によって構成された保温つま皮は特に好都合である。さ
らに本発明により、本発明の保温つま皮でつま先部のみ
を内張りした靴が提供される。これにより、高い保温は
つま先部でのみ行われる。足のその他の区域を暖めすぎ
ることはない。
【0008】周囲温度が低いときに役立つ靴は、通常靴
内部、少なくとも甲被に内張りする靴裏皮を備えてい
る。この場合、本発明の保温つま皮は、靴のつま先部に
追加的に配置されている。靴裏皮は足全体の熱の必要性
に合わせることができる。つま先部を暖める必要性が大
きい場合は、追加の保温つま皮を用いる。保温つま皮は
靴裏皮と靴の甲被材料との間に配置できる。防水透湿性
機能層によって構成されたソックス状インサートで靴を
内張りした場合は、保温つま皮をソックス状インサート
内部に配置できる。
【0009】選択によって靴に使用できる中敷きのつま
先部に保温つま皮を配置すると、靴は非常に多様にな
る。周囲温度が低いときは、保温つま皮を付けた中敷き
を靴に入れ、周囲温度が高いときは、保温つま皮を付け
た中敷きを靴から取り出す。この場合は、保温つま皮を
付けた中敷きの代わりに、つま先部に保温つま皮に代え
て充填用つま皮を設けた別の中敷きを靴に入れることが
できる。この充填つま皮は、通常は保温つま皮が占めて
いる靴内部を満たすが、保温性はなく、それゆえ足のつ
ま先部を暖めることはない。
【0010】従来の靴は、つま先部における靴の形状安
定性を保証する形状安定化つま皮を付けていることが多
い。これは、たいてい混合ポリビニルの織物であるが、
勿論空気蓄積性能はなく、したがって保温容積を持たな
い。ここで、従来の形状安定化つま皮を本発明の保温つ
ま皮に置き換えるか、従来の形状安定化つま皮はそのま
まで、靴のつま先部に保温つま皮を追加するという2つ
の可能性がある。
【0011】本発明の保温つま皮、本発明の靴、および
本発明の中敷きのこれらおよびこの他の特徴は、次の説
明を添付の図面と併せて考慮されることによって明らか
になるであろう。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は、通常のように甲被1
3、中底15、本底17を有し、甲被13が表皮材料1
9と、この表皮材料19に内張りする裏皮材料21によ
って構成されている靴11の説明図である。本発明に従
い、靴11のつま先部25にのみ内張りする保温つま皮
23が設けられている。保温つま皮23は表皮材料19
と裏皮材料21との間にある。靴11のその他の区域は
裏皮材料21だけで内張りされており、高い保温は靴1
1のつま先部のみで行われる。
【0013】図2に、靴11の裏皮材料21の一部を形
成するために設けられた裏皮シート27を示す。図2
は、裏皮シート27の、完成した靴11で表皮材料19
に向く側を上から見た図である。裏皮シート27は、図
2で上に位置するつま先部29と、図2で下に位置し、
舌側を縫い付ける舌皮接合区域31を有する。裏皮シー
ト27の、完成した靴11で表皮材料19に向く側に
は、保温つま皮シート33が継ぎ皮35を用いて固定さ
れている。この目的のために、図2で下側の継ぎ皮35
の縦縁37は、裏皮縫い目39によって裏皮シート27
に縫い付けられている。図2で上側の継ぎ皮35の縦縁
41には、保温つま皮シート33の、つま先部25から
離れた端部がつま皮縫い目43によって縫い付けられて
いる。
【0014】図2に示す裏皮シート27と保温つま皮シ
ート33の複合体は、甲被13が靴11の中底15とを
つりこみによって連結した靴用に設けられている。この
場合、中底15を靴型の底側に固定した後、甲被13を
靴型の上側に載せる。このとき、甲被13の下端部区域
は靴型の下側から張り出している。次に、この張り出し
部またはつりこみ代を、靴型の底側外周をめぐらせて中
底15の下側に引っ張り、そこに張り付ける。同様の仕
方で、図2に示す裏皮シート27と保温つま皮シート3
3の複合体を靴型に載せて、靴型と中底15の外輪郭を
めぐらせて引っ張り中底15の下側に張り付ける。保温
つま皮シート33は空気蓄積材料のために比較的厚いの
で、保温つま皮シート33の外周区域の巻き付け、また
はつりこみの際に、保温つま皮シート33のつりこみ代
の区域に過度のしわが生じる。この理由で、つりこみ代
をV字形切り込み45によって個々のつりこみ片47に
分割し、さらにつりこみ片47はその厚さが自由端に向
かって減少するように鋭角にしてある。
【0015】透湿性防水靴に使用するために、裏皮シー
ト27と保温つま皮シート33のいずれにも、防水透湿
性機能層を付けることができる。機能層の透湿性が妨害
されることがないように、保温つま皮シート33は裏皮
シート27と全面的に接着してはならない。この理由か
ら、図2に示す構成形態では、裏皮シート27と保温つ
ま皮シート33の固定は縫い目39および43によって
行われる。あるいは、裏皮シート27と保温つま皮シー
ト33の点接着か、または周縁部のみの接着を用いるこ
とも可能であろう。
【0016】防水用に設計されていない靴に対しては、
裏皮シート27も保温つま皮シート33も、防水透湿性
機能層を内張りする必要はない。同じことは、甲被に防
水性表皮材料を使用したために防水性の靴にも当てはま
る。たとえば足の汗の湿気を逃がすことができるよう
に、防水性ではあるが透湿性の透湿性防水靴には、裏皮
シート27に防水透湿性機能層を付けている。このよう
な靴が透湿をするように、甲被材料13には、通気性で
はあるが透水性でもある表皮材料19を用いる。それゆ
え、表皮材料19を通って外から侵入する水は、保温つ
ま皮シート33によって形成された保温つま皮23に到
達する。保温つま皮23の空気蓄積材料が開孔性材料に
よって構成されている場合に水を完全に吸収してその保
温効果が損なわれるのを避けるために、保温つま皮23
の空気蓄積材料の、甲被13に向いた外側に、防水透湿
性機能層を配置できる。特に周囲温度が低いときは、足
から出た汗の湿気が凝縮水として、機能層の、空気蓄積
材料に向いた内側に集まることができるので、好適な構
成形態では、保温つま皮23の空気蓄積材料の、裏皮シ
ート27に向いた側にも、防水透湿性機能層を設けるこ
とができる。この防水透湿性機能層は、そのような凝縮
水が、この靴を着用している人間の足に逆流するのを防
ぐ。保温つま皮23の空気蓄積材料の、甲被13から離
れた側のみに機能層を配置するという変形例も可能であ
る。
【0017】最後に挙げた変形例の構成形態について、
図2に示した裏皮シート27と保温つま皮シート33と
の複合体の断面図を図3に示す。この構成形態において
は、裏皮シート27と保温つま皮シート33は、それぞ
れ構造が等しい積層材からなる。すなわち、裏皮シート
27と保温つま皮シート33は、同じ積層材を打ち抜い
て作り、同じ配向もしくは層位置で上下に重ねて固定さ
れている。
【0018】裏皮シート27の積層材も保温つま皮シー
ト33の積層材も、甲被13から靴内部に向かって見
て、つまり図3で上から下に見て、次の積層によって構
成されている。 ・好ましくは繊維メリヤス裏皮として構成された裏皮材
料層49 ・好ましくは耐圧縮性フェルト材料からなる空気蓄積層
51 ・防水透湿性機能層53 ・空気蓄積層51から離れた側で機能層53を保護する
ための、好ましくはたて編から構成された保護層55 すでに図2と関連して説明したように、保温つま皮シー
ト33は継ぎ皮35を用いつま皮縫い目43と裏皮縫い
目39により裏皮シート27に縫い付けられている。裏
皮シート27の機能層53は裏皮縫い目39によって穴
があいているので、裏皮縫い目39は靴内部に向いた側
で防水性の縫い目シール用テープ59でシールされてい
る。縫い目シール用テープ59も、保護と機械的安定化
のために繊維保護層61を備えている。
【0019】図3に示す構成では、足の防水性と透湿性
は裏皮シート27の機能層53によって与えられてい
る。保温つま皮シート33の機能層53があるのは、保
温つま皮シート33が裏皮シート27と同じ積層材から
打ち抜かれたからにすぎない。機能性と、したがって履
き心地を高めるために、保温つま皮シート33を逆の積
層配向で、つまり機能層53を甲被13に向けて、すな
わち図3で上に向けて配置することもできる。そうする
ことによって、外から甲被13を通って侵入した湿気を
空気蓄積層51が完全に吸収して、空気蓄積層51の保
温性能を損ねる危険は減る。
【0020】同じ理由で、裏皮シート27の積層材も、
図3と逆に、つまりやはり機能層53が甲被に向けて、
すなわち図3で上に向けて配置できる。この場合には、
裏皮シート27の空気蓄積層51は、甲被13を通って
裏皮シート層に侵入する水分を完全に吸収することが防
がれるであろう。人間の足はつま先部に非常に多数の汗
腺があるので、つま先部では汗の湿気が非常に多量に発
生する。この汗の湿気は周囲温度が低いとき裏皮シート
27の機能層53の内側、靴11のつま先部、さらに保
温つま皮シート33の機能層53の内側で凝縮するであ
ろう。裏皮シート27の機能層53で凝縮した水分は、
足に逆流して足を濡らすであろう。保温つま皮シート3
3の機能層53で凝縮した水分は、裏皮シート27の空
気蓄積層51に逆流し、その保温性能を損ねるであろ
う。こうしたことを避けるために、裏皮シート27、好
ましくはまた保温つま皮シート33の空気蓄積層51の
内側と外側の両方に、それぞれ1つの機能層53を配置
できる。そうすることによって、外から侵入する水分か
ら空気蓄積層51が保護されるとともに、それぞれ外側
にある機能層に発生する凝縮水は足に逆流できなくな
る。それは、汗の湿気の凝縮は主として空気蓄積層51
の外側で起きるからである。なぜならば、空気蓄積層5
1の中に蓄積された暖かい空気のために内側は通常外側
よりはるかに暖かくなって、汗の湿気の凝縮現象は事実
上、裏皮シート27もしくは保温つま皮シート33の外
側機能層53でしか発生しないからである。
【0021】図3に示す構成形態において、裏皮シート
27と保温つま皮シート33は、継ぎ皮35によって縫
い目39と43の助けによって互いに固定されている。
しかし、保温つま皮シート33は接着によって裏皮シー
ト27に固定することもできる。ただし、その場合、全
面的な接着は避けなければならない。なぜならば、全面
的に接着すると、つま先部という、汗腺の数が多いため
に足から特に多量の汗の湿気が出る場所で、靴11の透
湿活動が損なわれる可能性があるからである。それゆ
え、接着の場合は、点接着を行うか、保温つま先シート
33の周縁部のみで接着を行うべきである。
【0022】防水透湿性機能層で構成されたソックス状
インサート(ブーティ)で靴内部を内張りした靴があ
る。このような靴において、保温つま皮23はソックス
状インサートのつま先部の内側に固定されているので、
ここでも図3に示すのと同じ構成になる。このとき、ソ
ックス状インサートを靴内部に挿入する前に、保温つま
皮23をソックス状インサートに縫い付けるか、または
部分的に接着できる。
【0023】図4から7に、周囲温度に応じて靴63の
保温性能を変化させることができる本発明の構成形態を
示す。この目的のために、つま先部に保温つま皮23を
固定した中敷き65が設けられている。この中敷き65
は、例えば図3で裏皮シート27と保温つま皮シート3
3に用いる積層材で構成することができる。靴63に内
張りする通常の裏皮では温度に敏感な足のつま先を十分
暖めることができない周囲温度では、保温つま皮23を
付けた中敷き65を靴63に入れることができる。周囲
温度が非常に高くて保温つま皮23ではつま先部が暑す
ぎるときは、靴63から中敷き65を取り出すことがで
きる。この場合に、靴内部が足にとって大きすぎないよ
うに、保温つま皮23を付けた中敷き65の代わりに、
充填用つま皮を付けた中敷きを靴63に挿入できる。し
たがって、保温つま皮23を付けた中敷きは冬用中敷き
をなし、また、充填用つま皮を付けた中敷きは夏用中敷
きと呼ぶことができる。充填用つま皮を有する夏用中敷
きは、冬用中敷きと寸法と容積が等しいので、靴63内
に冬用中敷きか夏用中敷きのいずれが入っているかにか
かわりなく、足にとって靴内部はいつも同じ大きさであ
る。冬用中敷き65の保温つま皮23とは異なり、夏用
中敷きの充填用つま皮は、好ましくは保温つま皮23の
空気蓄積材料とほぼ等しい耐圧縮性を有する非保温性材
料からなる。充填用つま皮の材料として、たとえば目の
粗いスペーサー用メリヤス、スペーサー用編み地または
スペーサー用ネットが適している。
【0024】図5に、つま先部に保温つま皮23を固定
した中敷き65の構成形態の斜視図を示す。保温つま皮
23は、スパニングシーム(Spannaht)67に
よって中敷き65に縫い付けられている。靴内部で保温
つま皮23のはき口に段が生じて、中敷き65を付けた
靴の履き心地を損ねたり、足を靴内部に滑り込ませたと
きに保温つま皮23のはき口側の縁が一緒に動いたりす
るのを防ぐために、保温つま皮23のはき口側の縁に、
滑り込み補助に用いる、厚さが中敷き65のかかと区域
に向かって減少した楔形の舌状物69を設けている。保
温つま皮23のはき口区域の形状が安定しているよう
に、この舌状物69には、たとえばばね鋼線からなるア
ーチ状のばねわく71が挿入されている。舌状物69の
近傍には、保温つま皮23の外側にマジックテープファ
スナー73を付けている。このマジックテープファスナ
ー73は靴内部の対応する箇所に設けた相手のマジック
テープファスナーとかみ合って、保温つま皮23を靴内
部のつま先部に保持できる。
【0025】靴63内部における中敷き65の良好な付
着を可能にするために、中敷き65の下側にも少なくと
も1つの靴底マジックテープファスナー75を付けるこ
とができる。ここでも、保温つま皮23は、図3との関
連で説明した積層材で構成できる。夏用中敷き65は図
5に示す冬用中敷き65と外観は全く等しいが、つま皮
は充填用つま皮として構成されており、上述した種類の
非保温性スペーサー用材料によって形成されている。
【0026】図6に、保温つま皮23または充填用つま
皮の部分の非常に図式的で縮尺を無視した断面図を示
す。こゝでははき口に接したつま皮区域が示されてい
る。つま皮の自由端には舌状物縫い目77によって舌状
物69が固定されている。つま皮のはき口側端部と舌状
物69のはき口側端部との間にはばねわく71が挿入さ
れ、これはジグザグ縫い目79によってつま皮と舌状物
69の双方に固定されている。舌状物縫い目77の近傍
にはマジックテープファスナー73がある。冬用中敷き
であるか夏用中敷きであるかによって、つま皮には空気
蓄積層、好ましくは図3に関連して説明した積層材か、
非保温性スペーサー用材料によって構成されている。
【0027】図7に、保温つま皮23もしくは充填用つ
ま皮からなる部片81を示す。つま皮の靴先側の丸みを
作るために、部片81の靴先区域にはスパニングシーム
(Spannaht)67で縫い合わせるV字形のまち
の切り込み83を設けている。部片81の両側には、底
代用の切り欠き85が1つずつ設けられている。この底
代は、図5ではつま皮のはき口側端部と中敷きの外周と
の間の結合個所にある。部片81ははき口側端部87の
ほかに、縁区域89の外周部も鋭角にして、つま皮を中
敷きに固定しやすいようにしてある。
【0028】以下に、保温つま皮、充填用つま皮および
本発明の靴の個々の要素に対して好適な材料を掲げる。 1)空気蓄積材料51 耐圧縮性フェルト:ポリエステル・不織材 あるいは、耐圧縮性フェルトに代えて、または加えて多
孔性焼結ポリエチレン(「プロプラスト」)あるいは、
開孔性または閉孔性合成物質フォーム 2)裏皮材料層49 ポリアミド72パーセントとポリエステル28パーセン
トのメリヤス 3)機能層53 微多孔性ポリテトラフルオロエチレン(「ゴアテック
ス」) 4)保護層55 ポリアミド・メリヤス 5)充填用つま皮材料 スペーサー用編み地、スペーサー用メリヤス、スペーサ
ー用ネット材料 上記の材料は、可能な材料のうち好適なものを一部選び
出したものにすぎない。
【0029】機能層53に適した材料は、合衆国特許第
3953566号および第4187390号に記載され
た微多孔性延伸膨張ポリテトラフルオロエチレン(PT
FE)、合衆国特許第4194041号に記載された、
親水含浸剤および/または含浸層を有する延伸膨張PT
FE、透湿性ポリウレタン層、または合衆国特許第47
25481号および第4493870号に記載されたエ
ラストマー、たとえばコポリエーテルエステルおよびそ
の積層材を包含する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保温つま皮を付けた片方の靴の説明図
である。
【図2】本発明の保温つま皮を固定した裏皮シートの形
態の裏皮片の説明図である。
【図3】図2に従う裏皮片と保温つま皮の図式的で縮尺
を無視した断面図である。
【図4】保温つま皮または充填用つま皮を付けた中敷き
を入れた片方の靴を示す図である。
【図5】保温つま皮または充填用つま皮を付けた中敷き
の説明図である。
【図6】図示の保温つま皮または充填用つま皮の部分の
図式的で縮尺を無視した断面図である。
【図7】図4および図5に従う保温つま皮または充填用
つま皮を製作するためのつま皮片を示す図である。
【符号の説明】
11…靴 13…甲被 23…保温つま皮 49…繊維裏皮 51…空気蓄積材料 63…靴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーゲル フブネル ドイツ連邦共和国,デー−83126 フリン ツバッハ,ブライテンベルクベーク 4ア (番地なし) (72)発明者 ボルフガンク ノッケル ドイツ連邦共和国,デー−85521 オット ーブルン,ロゼッゲルシュトラーセ 9 (72)発明者 マルティン プフィシュテル ドイツ連邦共和国,デー−85640 プーツ ブルン,ヨゼフ−シュプリンゲル−シュト ラーセ 36 (72)発明者 シュテファン トライネル ドイツ連邦共和国,デー−83043 バト アイブリンク,グロナーンゲル 5デー

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴(11;63)のつま先部を内張りす
    る保温つま皮において、この保温つま皮(23)が空気
    蓄積材料(51)によって構成されており、この空気蓄
    積材料(51)は靴(11;63)の通常の使用におい
    て空気蓄積材料(51)に加えられる圧縮力のもとで空
    気蓄積性能を維持するような耐圧縮性を有することを特
    徴とする保温つま皮。
  2. 【請求項2】 閉孔性合成物質フォームまたは開孔性合
    成物質フォームからなる、請求項1に記載の保温つま
    皮。
  3. 【請求項3】 フェルトによって構成されている、請求
    項1または2に記載の保温つま皮。
  4. 【請求項4】 前記フェルトがポリエステル・不織材か
    らなる、請求項3に記載の保温つま皮。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの防水透湿性機能層(5
    3)を具備した、請求項1から4のいずれか1項に記載
    の保温つま皮。
  6. 【請求項6】 前記機能層(53)が、微多孔性ポリテ
    トラフルオロエチレンによって構成されている、請求項
    5に記載の保温つま皮。
  7. 【請求項7】 前記機能層(53)が、保温つま皮(2
    3)の空気蓄積材料(51)の、靴(11;63)の甲
    被(13)に向いた外側に配置されている、請求項5ま
    たは6に記載の保温つま皮。
  8. 【請求項8】 前記機能層(53)が、保温つま皮(2
    3)の空気蓄積材料(51)の、甲被(13)と反対に
    向いた内側に配置されている、請求項5から7のいずれ
    か1項に記載の保温つま皮。
  9. 【請求項9】 甲被(13)に向いた外側には防水透湿
    性機能層(53)を有し、機能層(53)の、甲被(1
    3)と反対に向いた内側には空気蓄積材料(51)から
    なる層を有し、さらに空気蓄積材料(51)からなる層
    の、機能層(53)と反対に向いた側には繊維裏皮(4
    9)層を有する、積層材によって構成された、請求項1
    から8のいずれか1項に記載の保温つま皮。
  10. 【請求項10】 前記積層材が、甲被(13)に向い
    た、機能層(53)の表面に、機能層(53)に対する
    繊維保護層(55)を有する、請求項9に記載の保温つ
    ま皮。
  11. 【請求項11】 前記積層材が、空気蓄積材料(51)
    からなる層の、甲被(13)と反対に向いた内側に、第
    2の防水透湿性機能層を有する、請求項9または10に
    記載の保温つま皮。
  12. 【請求項12】 甲被(13)に向いた外側には空気蓄
    積材料(51)からなる層を有し、空気蓄積材料(5
    1)からなる層の、甲被(13)と反対に向いた内側に
    は防水透湿性機能層(53)を有し、さらに機能層(5
    3)の、甲被(13)と反対に向いた内側には繊維裏皮
    (49)層を有する、積層材によって構成された、請求
    項1から8のいずれか1項に記載の保温つま皮。
  13. 【請求項13】 前記繊維裏皮(49)層がポリアミド
    およびポリエステルによって構成されたメリヤスからな
    る、請求項9から12のいずれか1項に記載の保温つま
    皮。
  14. 【請求項14】 請求項1から13のいずれか1項に記
    載の保温つま皮(23)でつま先部のみを内張りした
    靴。
  15. 【請求項15】 保温つま皮(23)で靴(11;6
    3)の甲被材料のつま先部のみを内張りした、請求項1
    4に記載の靴。
  16. 【請求項16】 保温つま皮(23)で靴(11;6
    3)の底構成のつま先部も内張りした、請求項14に記
    載の靴。
  17. 【請求項17】 靴(11;63)のつま先部に配置さ
    れた形状安定化つま皮に加えて、保温つま皮(23)を
    設けた、請求項14から16のいずれか1項に記載の
    靴。
  18. 【請求項18】 保温つま皮(23)が形状安定化つま
    皮の機能を共に引き受ける、請求項14から16のいず
    れか1項に記載の靴。
  19. 【請求項19】 甲被(13)が透水透湿性甲被材料に
    よって構成されており、甲被(13)と中底(15)の
    内側は防水透湿性機能層によって構成されたソックス状
    インサートで内張りされており、さらに保温つま皮(2
    3)が前記ソックス状インサートのつま先部の内側に配
    置されている、請求項14から18のいずれか1項に記
    載の靴。
  20. 【請求項20】 靴(11;63)が少なくとも一部
    は、請求項9から12のいずれか1項に記載の積層構造
    を有する積層裏皮(27)で内張りされており、靴(1
    1;63)のつま先部に積層裏皮(27)に加えて請求
    項9から12のいずれか1項に記載の保温つま皮(2
    3)を配置した、請求項14から18のいずれか1項に
    記載の靴。
  21. 【請求項21】 甲被(13)と積層裏皮(27)との
    間に保温つま皮(23)を配置した、請求項20に記載
    の靴。
  22. 【請求項22】 保温つま皮(23)は靴(11;6
    3)のかかと区域に向いた端部が、継ぎ皮(35)を介
    して積層裏皮(27)と連結している、請求項20また
    は21に記載の靴。
  23. 【請求項23】 継ぎ皮(35)の一方の縦縁(37)
    は裏皮縫い目(39)によって積層裏皮(27)と連結
    し、他方の縦縁(41)は皮縫い目(43)によって保
    温つま皮(23)と連結している、請求項22に記載の
    靴。
  24. 【請求項24】 裏皮縫い目(39)が、積層裏皮(2
    7)の、靴内部に向いた内側で、縫い目シール用テープ
    (59)によって防水シールされている、請求項23に
    記載の靴。
  25. 【請求項25】 積層裏皮(27)と保温つま皮(2
    3)は靴(11;63)の中底(15)をめぐらせてつ
    りこまれており、良好な適合形状を保つために保温つま
    皮(23)のつりこみ代(47)が自由端に向かって鋭
    角にしてあり、さらに、つりこみ区域でしわの発生を少
    なくするために、保温つま皮(23)のつりこみ代(4
    7)に外周方向からほぼV字形の切り込み(45)が設
    けられている、請求項20から24のいずれか1項に記
    載の靴。
  26. 【請求項26】 中敷き(65)のつま先部に、請求項
    1から13のいずれか1項に記載の保温つま皮(23)
    を配置した、靴用の取り外し可能な冬用中敷き。
  27. 【請求項27】 中敷きのつま先部に、請求項26に従
    う冬季中敷きの保温つま皮の寸法にほぼ等しい充填用つ
    ま皮を配置し、この充填用つま皮は非保温性の通気透湿
    性パッド材料によって構成されており、このパッド材料
    は中敷きを敷いた靴(63)の通常の使用においてパッ
    ド材料に加えられる圧縮力のもとでパッドの厚さをほぼ
    維持する、靴用の取り外し可能な夏用中敷き。
  28. 【請求項28】 前記充填用つま皮のパッド材料が、ネ
    ット材料、スペーサー用編み地またはスペーサー用メリ
    ヤスによって構成された、請求項27に記載の夏用中敷
    き。
  29. 【請求項29】 保温つま皮もしくは充填用つま皮が、
    中敷きのかかと区域に向いたはき口側端部に、このはき
    口側端部を開かせているばねわく(71)を付けてい
    る、請求項26から28のいずれか1項に記載の中敷
    き。
  30. 【請求項30】 保温つま皮もしくは充填用つま皮が、
    中敷きのかかと区域に向いたはき口側端部に、滑り込み
    補助に用いる、厚さが中敷きのかかと区域に向かって減
    少した楔形の舌状物(69)を付けている、請求項26
    から29のいずれか1項に記載の中敷き。
  31. 【請求項31】 保温つま皮もしくは充填用つま皮が、
    甲被に向いた外側にマジックテープファスナー(73)
    を付けており、このマジックテープファスナー(73)
    が甲被内側の対応する箇所に設けた相手のマジックテー
    プファスナー部材とかみ合うことができる、請求項26
    から30のいずれか1項に記載の中敷き。
  32. 【請求項32】 請求項26から31のいずれか1項に
    記載の中敷きを有する靴。
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