JPH09100548A - 建設機械の油圧制御装置 - Google Patents
建設機械の油圧制御装置Info
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- JPH09100548A JPH09100548A JP25876795A JP25876795A JPH09100548A JP H09100548 A JPH09100548 A JP H09100548A JP 25876795 A JP25876795 A JP 25876795A JP 25876795 A JP25876795 A JP 25876795A JP H09100548 A JPH09100548 A JP H09100548A
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Links
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Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特別なボタン操作等を要することなく、通常
の一般作業から自然に軌跡制御に移行できる建設機械の
油圧制御装置の提供。 【構成】 角度センサ24,19,20と、コントロー
ルバルブ1と、パイロット弁12,14と、パイロット
弁12から比例電磁弁4を介して供給されるパイロット
圧、パイロット油圧源13から比例電磁弁5を介して供
給されるパイロット圧のいずれかを選択的にコントロー
ルバルブ1に供給するシャトル弁2と、圧力センサ9,
10とを備えるとともに、予め軌跡制御開始操作情報を
記憶する記憶部と、圧力センサ9,10の信号に基づく
実可動操作情報が軌跡制御開始操作情報に一致するかど
うか判断する演算部と、一致すると判断されたとき、軌
跡制御を実施する制御信号を比例電磁弁4,5に出力す
る出力部を含むコントローラ25を備えている。
の一般作業から自然に軌跡制御に移行できる建設機械の
油圧制御装置の提供。 【構成】 角度センサ24,19,20と、コントロー
ルバルブ1と、パイロット弁12,14と、パイロット
弁12から比例電磁弁4を介して供給されるパイロット
圧、パイロット油圧源13から比例電磁弁5を介して供
給されるパイロット圧のいずれかを選択的にコントロー
ルバルブ1に供給するシャトル弁2と、圧力センサ9,
10とを備えるとともに、予め軌跡制御開始操作情報を
記憶する記憶部と、圧力センサ9,10の信号に基づく
実可動操作情報が軌跡制御開始操作情報に一致するかど
うか判断する演算部と、一致すると判断されたとき、軌
跡制御を実施する制御信号を比例電磁弁4,5に出力す
る出力部を含むコントローラ25を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブーム及びアームを含
むフロントを有する油圧ショベルなどの建設機械に備え
られ、地盤を平坦に仕上げる「ならし作業」などの軌跡
制御を実施することのできる油圧制御装置に関する。
むフロントを有する油圧ショベルなどの建設機械に備え
られ、地盤を平坦に仕上げる「ならし作業」などの軌跡
制御を実施することのできる油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械例えば油圧ショベルは、図9,
10に示すように、旋回体を形成する本体18に回動可
能に装着されるブーム23、このブーム23に回動可能
に装着されるアーム22、このアーム22に回動可能に
装着されるバケット21を含むフロントと、このフロン
トを駆動する油圧シリンダ、すなわち、ブーム23を回
動させるブームシリンダ23a、アーム22を回動させ
るアームシリンダ22a、バケット21を回動させるバ
ケットシリンダ21aとを備えている。この油圧ショベ
ルは、図9,10では明示してないが、フロントの姿勢
を検出するフロント検出装置、例えばフロントの回動角
を検出するフロント角センサと、ブームシリンダ23
a、アームシリンダ22a、及びバケットシリンダ21
aのそれぞれに対応して設けられ、これらのシリンダ2
3a,22a,21aに供給される流量を制御する流量
制御手段、例えば流量を制御するスプールを有するコン
トロールバルブ等と、ブームシリンダ23a、アームシ
リンダ22a、及びバケットシリンダ21aのそれぞれ
に対応して設けられ、これらのシリンダ23a,22
a,21aに供給される流量を指令する操作装置、例え
ばパイロット弁と、これらのパイロット弁の操作量を検
出する操作量検出装置と、この操作量検出装置及び上述
したフロント角センサから出力される信号を演算し、そ
の演算値に対応する制御信号を上述したコントロールバ
ルブを駆動させる信号として出力するコントローラとを
備えている。
10に示すように、旋回体を形成する本体18に回動可
能に装着されるブーム23、このブーム23に回動可能
に装着されるアーム22、このアーム22に回動可能に
装着されるバケット21を含むフロントと、このフロン
トを駆動する油圧シリンダ、すなわち、ブーム23を回
動させるブームシリンダ23a、アーム22を回動させ
るアームシリンダ22a、バケット21を回動させるバ
ケットシリンダ21aとを備えている。この油圧ショベ
ルは、図9,10では明示してないが、フロントの姿勢
を検出するフロント検出装置、例えばフロントの回動角
を検出するフロント角センサと、ブームシリンダ23
a、アームシリンダ22a、及びバケットシリンダ21
aのそれぞれに対応して設けられ、これらのシリンダ2
3a,22a,21aに供給される流量を制御する流量
制御手段、例えば流量を制御するスプールを有するコン
トロールバルブ等と、ブームシリンダ23a、アームシ
リンダ22a、及びバケットシリンダ21aのそれぞれ
に対応して設けられ、これらのシリンダ23a,22
a,21aに供給される流量を指令する操作装置、例え
ばパイロット弁と、これらのパイロット弁の操作量を検
出する操作量検出装置と、この操作量検出装置及び上述
したフロント角センサから出力される信号を演算し、そ
の演算値に対応する制御信号を上述したコントロールバ
ルブを駆動させる信号として出力するコントローラとを
備えている。
【0003】このような油圧ショベルでは、例えば図9
の矢印53で示すように、ブーム23を上げながらアー
ムシリンダ22aを徐々に伸長させて、矢印54のよう
にアーム22を本体18に近づく方向に回動させ(アー
ムクラウド)、位置U1から位置U2まで矢印55で示
すようにバケット21を移動させ、バケット21の刃先
で地盤を平坦に仕上げる「ならし作業」が実施されるこ
とがある。
の矢印53で示すように、ブーム23を上げながらアー
ムシリンダ22aを徐々に伸長させて、矢印54のよう
にアーム22を本体18に近づく方向に回動させ(アー
ムクラウド)、位置U1から位置U2まで矢印55で示
すようにバケット21を移動させ、バケット21の刃先
で地盤を平坦に仕上げる「ならし作業」が実施されるこ
とがある。
【0004】また、図10の矢印56で示すように、バ
ケット21で掘削した土砂を所定の位置に放土させるた
めに、バケット21の姿勢を一定に保ったまま、このバ
ケット21を本体18方向に移動させる「土砂運搬作
業」が実施されることがある。
ケット21で掘削した土砂を所定の位置に放土させるた
めに、バケット21の姿勢を一定に保ったまま、このバ
ケット21を本体18方向に移動させる「土砂運搬作
業」が実施されることがある。
【0005】ところで、図9に示す「ならし作業」や図
10に示す「土砂運搬作業」に際しては、フロントの姿
勢を的確に変化させる動作が必要になり、したがってオ
ペレータは、上述したパイロット弁を作動させる2つも
しくは3つの操作レバーを同時に操作しながら、各シリ
ンダ23a,22a,21aに適切な流量を配分する必
要がある。これはかなりの熟練を要する技術であり、そ
の操作に失敗した場合とか、オペレータの技量が未熟で
ある場合などには、図11に示すように、「ならし作
業」で地盤を平坦にすべきところを凹凸57にしてしま
ったり、図12に示すように、バケット21から土砂5
9を落下させないで運搬させたいところを、バケット2
1が傾いて土砂59を落下させてしまうことになる。
10に示す「土砂運搬作業」に際しては、フロントの姿
勢を的確に変化させる動作が必要になり、したがってオ
ペレータは、上述したパイロット弁を作動させる2つも
しくは3つの操作レバーを同時に操作しながら、各シリ
ンダ23a,22a,21aに適切な流量を配分する必
要がある。これはかなりの熟練を要する技術であり、そ
の操作に失敗した場合とか、オペレータの技量が未熟で
ある場合などには、図11に示すように、「ならし作
業」で地盤を平坦にすべきところを凹凸57にしてしま
ったり、図12に示すように、バケット21から土砂5
9を落下させないで運搬させたいところを、バケット2
1が傾いて土砂59を落下させてしまうことになる。
【0006】このような、オペレータによる操作の困難
さを解消させるために、自動掘削(軌跡制御)を実現さ
せる技術が従来、以下に列挙するように提案されてい
る。
さを解消させるために、自動掘削(軌跡制御)を実現さ
せる技術が従来、以下に列挙するように提案されてい
る。
【0007】(1)特公平3−28544号公報 (2)特公平3−13378号公報 (3)特公昭58−36135号公報 (4)特開平3−25126号公報 (5)特開昭55−30038号公報 (6)特開昭62−86235号公報 (7)特開平1−318621号公報 (8)特開平4−350220号公報 (9)特開昭62−72826号公報 (10)特開昭55−52437号公報 (11)特開平4−348534号公報 (12)特開平5−306458号公報 (13)特開平6−092367号公報 (14)特開平6−119874号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た「(1)」〜「(14)」の従来技術は、いずれも自
動掘削の設定が煩雑であり、使い勝手が悪い問題があ
る。例えば、水平面、あるいは掘削領域を決定する場
合、いちいちボタンを押して制御装置に記憶させる必要
がある。あるいは、オペレータの身近に置かれたパネル
の上のボタンを操作し、数値を入力しなければならなか
った。いずれにしても、軌跡制御を実施するための特別
な操作をオペレータがおこなわなければならず、オペレ
ータにとって煩わしいものであった。
た「(1)」〜「(14)」の従来技術は、いずれも自
動掘削の設定が煩雑であり、使い勝手が悪い問題があ
る。例えば、水平面、あるいは掘削領域を決定する場
合、いちいちボタンを押して制御装置に記憶させる必要
がある。あるいは、オペレータの身近に置かれたパネル
の上のボタンを操作し、数値を入力しなければならなか
った。いずれにしても、軌跡制御を実施するための特別
な操作をオペレータがおこなわなければならず、オペレ
ータにとって煩わしいものであった。
【0009】また、上述した「(1)」「(3)」〜
「(10)」の従来技術では、掘削作業にあたりオペレ
ータは、作業の実施に際して本来操作が必要とされるレ
バーのうちの、いずれかのレバーで自動掘削(軌跡制
御)の指令を与えるようにしている。このため、重掘削
操作、放土操作、吊荷操作などのような一連の操作のな
かで、自動掘削操作を実施する場合だけ違和感のある特
別な操作になってしまい、所望の作業を実現するための
操作の流れの円滑化、すなわち操作の連続性を損ねてし
まい、良好な操作性が得られない問題がある。
「(10)」の従来技術では、掘削作業にあたりオペレ
ータは、作業の実施に際して本来操作が必要とされるレ
バーのうちの、いずれかのレバーで自動掘削(軌跡制
御)の指令を与えるようにしている。このため、重掘削
操作、放土操作、吊荷操作などのような一連の操作のな
かで、自動掘削操作を実施する場合だけ違和感のある特
別な操作になってしまい、所望の作業を実現するための
操作の流れの円滑化、すなわち操作の連続性を損ねてし
まい、良好な操作性が得られない問題がある。
【0010】本発明は、上記した従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、通常実施される
オペレータのフロントの駆動操作に伴って、他に特別な
ボタン操作等を要することなく、通常の一般作業から自
然に軌跡制御に移行できる建設機械の油圧制御装置を提
供することにある。
に鑑みてなされたもので、その目的は、通常実施される
オペレータのフロントの駆動操作に伴って、他に特別な
ボタン操作等を要することなく、通常の一般作業から自
然に軌跡制御に移行できる建設機械の油圧制御装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る発明は、ブーム及びアーム
を含むフロントと、このフロントを駆動する油圧シリン
ダとを有する建設機械に備えられ、上記フロントの姿勢
を検出するフロント検出装置と、上記油圧シリンダに供
給される流量を制御する流量制御手段と、上記油圧シリ
ンダに供給される流量を指令する操作装置と、この操作
装置の操作量を検出する操作量検出装置と、この操作量
検出装置あるいは上記フロント検出装置から出力される
信号を演算し、その演算値に対応する制御信号を上記流
量制御手段に出力するコントローラとを備えた建設機械
の油圧駆動装置において、上記コントローラが、軌跡制
御開始に際して通常実施される上記フロントの操作に基
づく操作情報を、予め軌跡制御開始操作情報として記憶
する記憶部と、上記操作量検出装置で検出される操作量
信号に基づく実可動操作情報が上記軌跡制御開始操作情
報に一致するかどうか判断する演算部と、この演算部で
上記実可動操作情報が上記軌跡制御開始操作情報に一致
すると判断されたとき、軌跡制御を実施する制御信号を
上記流量制御手段に出力する出力部とを含む構成にして
ある。
に、本発明の請求項1に係る発明は、ブーム及びアーム
を含むフロントと、このフロントを駆動する油圧シリン
ダとを有する建設機械に備えられ、上記フロントの姿勢
を検出するフロント検出装置と、上記油圧シリンダに供
給される流量を制御する流量制御手段と、上記油圧シリ
ンダに供給される流量を指令する操作装置と、この操作
装置の操作量を検出する操作量検出装置と、この操作量
検出装置あるいは上記フロント検出装置から出力される
信号を演算し、その演算値に対応する制御信号を上記流
量制御手段に出力するコントローラとを備えた建設機械
の油圧駆動装置において、上記コントローラが、軌跡制
御開始に際して通常実施される上記フロントの操作に基
づく操作情報を、予め軌跡制御開始操作情報として記憶
する記憶部と、上記操作量検出装置で検出される操作量
信号に基づく実可動操作情報が上記軌跡制御開始操作情
報に一致するかどうか判断する演算部と、この演算部で
上記実可動操作情報が上記軌跡制御開始操作情報に一致
すると判断されたとき、軌跡制御を実施する制御信号を
上記流量制御手段に出力する出力部とを含む構成にして
ある。
【0012】また、本発明の請求項2に係る発明は、上
述した請求項1に係る発明において、上記コントローラ
が、軌跡制御の中止に際して通常実施される上記フロン
トの操作に基づく操作情報を、予め軌跡制御中止操作情
報として記憶する記憶部と、上記操作量検出装置で検出
される操作量信号に基づく実可動操作情報が上記軌跡制
御中止操作情報に一致するかどうか判断する演算部と、
この演算部で上記実可動操作情報が上記軌跡制御中止操
作情報に一致すると判断されたとき、軌跡制御の中止に
伴う通常操作時の制御信号を上記流量制御手段に出力す
る出力部とを含む構成にしてある。
述した請求項1に係る発明において、上記コントローラ
が、軌跡制御の中止に際して通常実施される上記フロン
トの操作に基づく操作情報を、予め軌跡制御中止操作情
報として記憶する記憶部と、上記操作量検出装置で検出
される操作量信号に基づく実可動操作情報が上記軌跡制
御中止操作情報に一致するかどうか判断する演算部と、
この演算部で上記実可動操作情報が上記軌跡制御中止操
作情報に一致すると判断されたとき、軌跡制御の中止に
伴う通常操作時の制御信号を上記流量制御手段に出力す
る出力部とを含む構成にしてある。
【0013】
【作用】本発明の請求項1に係る発明では、オペレータ
が軌跡制御をおこなうことを意識してフロントの姿勢が
軌跡制御の開始形態となるように、操作装置を操作する
と、この状態の操作装置の操作量が操作量検出装置で検
出される。したがって、コントローラの演算部におい
て、操作量検出装置の操作量信号に基づく実可動操作情
報と、記憶部に記憶されている軌跡制御開始操作情報と
が一致すると判断される。これにより、このコントロー
ラの出力部から軌跡制御を実施する制御信号が流量制御
手段に出力される。
が軌跡制御をおこなうことを意識してフロントの姿勢が
軌跡制御の開始形態となるように、操作装置を操作する
と、この状態の操作装置の操作量が操作量検出装置で検
出される。したがって、コントローラの演算部におい
て、操作量検出装置の操作量信号に基づく実可動操作情
報と、記憶部に記憶されている軌跡制御開始操作情報と
が一致すると判断される。これにより、このコントロー
ラの出力部から軌跡制御を実施する制御信号が流量制御
手段に出力される。
【0014】流量制御手段は、軌跡制御に対応する流量
を油圧シリンダに供給する。これに応じてフロントは軌
跡制御に相応する動作をおこなう。このように、オペレ
ータが操作装置を通常の作業時と同様に操作して、フロ
ントの姿勢が軌跡制御の開始形態となるようにするだけ
で、他に特別なボタン操作等を要することなく自然に軌
跡制御に移行することができる。
を油圧シリンダに供給する。これに応じてフロントは軌
跡制御に相応する動作をおこなう。このように、オペレ
ータが操作装置を通常の作業時と同様に操作して、フロ
ントの姿勢が軌跡制御の開始形態となるようにするだけ
で、他に特別なボタン操作等を要することなく自然に軌
跡制御に移行することができる。
【0015】また、本発明の請求項2に係る発明では、
上述した作用に加えて、オペレータが軌跡制御の中止を
意識してフロントの姿勢が軌跡制御を中止する形態とな
るように、操作装置を操作すると、この状態の操作装置
の操作量が操作量検出装置で検出される。したがって、
コントローラの演算部において、操作量検出装置の操作
量信号に基づく実可動操作情報と、記憶部に記憶されて
いる軌跡制御中止操作情報とが一致すると判断される。
これにより軌跡制御が中止され、このコントローラの出
力部から通常操作時の制御信号が流量制御手段に出力さ
れる。
上述した作用に加えて、オペレータが軌跡制御の中止を
意識してフロントの姿勢が軌跡制御を中止する形態とな
るように、操作装置を操作すると、この状態の操作装置
の操作量が操作量検出装置で検出される。したがって、
コントローラの演算部において、操作量検出装置の操作
量信号に基づく実可動操作情報と、記憶部に記憶されて
いる軌跡制御中止操作情報とが一致すると判断される。
これにより軌跡制御が中止され、このコントローラの出
力部から通常操作時の制御信号が流量制御手段に出力さ
れる。
【0016】流量制御手段は、操作装置の操作量に対応
する流量を通常の作業時と同様に油圧シリンダに供給す
る。このように、オペレータが操作装置を通常の作業時
と同様に操作して、フロントの姿勢が軌跡制御を中止さ
せる形態となるようにするだけで、他に特別なボタン操
作等を要することなく自然に軌跡制御を中止させること
ができる。
する流量を通常の作業時と同様に油圧シリンダに供給す
る。このように、オペレータが操作装置を通常の作業時
と同様に操作して、フロントの姿勢が軌跡制御を中止さ
せる形態となるようにするだけで、他に特別なボタン操
作等を要することなく自然に軌跡制御を中止させること
ができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の建設機械の油圧制御装置の実
施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の請求項
1,2に対応する第1の実施例の構成を示す図、図2は
図1に示す第1の実施例に備えられるコントローラにお
ける処理手順を示すフローチャートである。この第1の
実施例は、前述した図9に示した「ならし作業」の軌跡
制御を実現させるものである。
施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の請求項
1,2に対応する第1の実施例の構成を示す図、図2は
図1に示す第1の実施例に備えられるコントローラにお
ける処理手順を示すフローチャートである。この第1の
実施例は、前述した図9に示した「ならし作業」の軌跡
制御を実現させるものである。
【0018】図1に示す建設機械は油圧ショベルであ
り、この油圧ショベルは前述したとおり、旋回体を形成
する本体18に回動可能に装着されるブーム23、この
ブーム23に回動可能に装着されるアーム22、このア
ーム22に回動可能に装着されるバケット21を含むフ
ロントと、このフロントを駆動する油圧シリンダ、すな
わち、ブーム23を回動させるブームシリンダ23a、
アーム22を回動させるアームシリンダ22a、バケッ
ト21を回動させるバケットシリンダ21aとを備えて
いる。
り、この油圧ショベルは前述したとおり、旋回体を形成
する本体18に回動可能に装着されるブーム23、この
ブーム23に回動可能に装着されるアーム22、このア
ーム22に回動可能に装着されるバケット21を含むフ
ロントと、このフロントを駆動する油圧シリンダ、すな
わち、ブーム23を回動させるブームシリンダ23a、
アーム22を回動させるアームシリンダ22a、バケッ
ト21を回動させるバケットシリンダ21aとを備えて
いる。
【0019】この第1の実施例では、フロントの姿勢を
検出するフロント検出装置、例えばフロントの回動角を
検出し、コントローラ25に出力するフロント角センサ
を備えている。このフロント角センサは、本体18に対
するブーム23の相対角度を検出し、角度信号を出力す
るブーム角センサ24と、ブーム23に対するアーム2
2の相対角度を検出し、角度信号を出力するアーム角セ
ンサ19と、アーム22に対するバケット21の相対角
度を検出し、角度信号を出力するバケット角センサ20
とによって構成してある。
検出するフロント検出装置、例えばフロントの回動角を
検出し、コントローラ25に出力するフロント角センサ
を備えている。このフロント角センサは、本体18に対
するブーム23の相対角度を検出し、角度信号を出力す
るブーム角センサ24と、ブーム23に対するアーム2
2の相対角度を検出し、角度信号を出力するアーム角セ
ンサ19と、アーム22に対するバケット21の相対角
度を検出し、角度信号を出力するバケット角センサ20
とによって構成してある。
【0020】また、フロントを駆動する油圧シリンダに
供給される流量を制御するコントロールバルブ1を備え
ている。このコントロールバルブ1は、例えばブーム上
げ用スプールAとアームクラウド用スプールBを備えて
いる。また、ブーム上げを指令する操作装置、例えばパ
イロット弁12と、アームクラウドを指令する操作装
置、例えばパイロット弁14とを備えている。また、ブ
ーム上げを指令するパイロット弁12の操作量を検出す
る操作量検出装置、すなわちパイロット弁12の操作量
に対応して変化するパイロット圧を検出し、コントロー
ラ25に圧力信号を出力する圧力センサ9と、アームク
ラウドを指令するパイロット弁14の操作量に対応して
変化するパイロット圧を検出し、コントローラ25に圧
力信号を出力する圧力センサ10とを備えている。
供給される流量を制御するコントロールバルブ1を備え
ている。このコントロールバルブ1は、例えばブーム上
げ用スプールAとアームクラウド用スプールBを備えて
いる。また、ブーム上げを指令する操作装置、例えばパ
イロット弁12と、アームクラウドを指令する操作装
置、例えばパイロット弁14とを備えている。また、ブ
ーム上げを指令するパイロット弁12の操作量を検出す
る操作量検出装置、すなわちパイロット弁12の操作量
に対応して変化するパイロット圧を検出し、コントロー
ラ25に圧力信号を出力する圧力センサ9と、アームク
ラウドを指令するパイロット弁14の操作量に対応して
変化するパイロット圧を検出し、コントローラ25に圧
力信号を出力する圧力センサ10とを備えている。
【0021】また、ブーム上げ用スプールAを駆動する
パイロット圧を選択的に供給するシャトル弁2と、この
シャトル弁2と前述したパイロット弁12を連絡するパ
イロット管路に設けられ、コントローラ25から出力さ
れる制御信号に応じて駆動する比例電磁弁4と、パイロ
ット油圧源13と、このパイロット油圧源13と前述し
たシャトル弁2を連絡するパイロット管路に設けられ、
コントローラ25から出力される制御信号に応じて駆動
する比例電磁弁5とを備えている。
パイロット圧を選択的に供給するシャトル弁2と、この
シャトル弁2と前述したパイロット弁12を連絡するパ
イロット管路に設けられ、コントローラ25から出力さ
れる制御信号に応じて駆動する比例電磁弁4と、パイロ
ット油圧源13と、このパイロット油圧源13と前述し
たシャトル弁2を連絡するパイロット管路に設けられ、
コントローラ25から出力される制御信号に応じて駆動
する比例電磁弁5とを備えている。
【0022】上述したブーム上げ用スプールA及びアー
ムクラウド用スプールBを有するコントロールバルブ1
と、シャトル弁2と、比例電磁弁4,5と、パイロット
油圧源13とは、フロントを駆動する油圧シリンダに供
給される流量、すなわち、今の場合はブームシリンダ2
3aとアームシリンダ22aに供給される流量を制御す
る流量制御手段を構成している。
ムクラウド用スプールBを有するコントロールバルブ1
と、シャトル弁2と、比例電磁弁4,5と、パイロット
油圧源13とは、フロントを駆動する油圧シリンダに供
給される流量、すなわち、今の場合はブームシリンダ2
3aとアームシリンダ22aに供給される流量を制御す
る流量制御手段を構成している。
【0023】また、上述したコントローラ25は、例え
ばマイクロコンピュータから成り、圧力センサ9,10
の圧力信号、及びブーム角センサ24、アーム角センサ
19、バケット角センサ20の角度信号を入力する入力
部と、軌跡制御開始に際して通常実施されるフロントの
操作情報すなわち後述の条件αを、予め軌跡制御開始操
作情報として記憶するとともに、軌跡制御の中止に際し
て通常実施されるフロントの操作情報すなわち後述の条
件βを、予め軌跡制御中止操作情報として記憶する記憶
部と、操作量検出装置すなわち圧力センサ9,10から
出力される圧力信号に基づく後述の実可動操作情報が上
述した条件αに一致するかどうか判断するとともに、圧
力センサ9,10から出力される圧力信号に基づく実可
動操作情報が上記軌跡制御中止操作情報に一致するかど
うか判断する演算部と、軌跡制御を実施する制御信号
を、あるいは軌跡制御の中止に伴う通常操作時の制御信
号を上述した流量制御手段を構成する比例電磁弁4,5
に出力する出力部とを備えている。
ばマイクロコンピュータから成り、圧力センサ9,10
の圧力信号、及びブーム角センサ24、アーム角センサ
19、バケット角センサ20の角度信号を入力する入力
部と、軌跡制御開始に際して通常実施されるフロントの
操作情報すなわち後述の条件αを、予め軌跡制御開始操
作情報として記憶するとともに、軌跡制御の中止に際し
て通常実施されるフロントの操作情報すなわち後述の条
件βを、予め軌跡制御中止操作情報として記憶する記憶
部と、操作量検出装置すなわち圧力センサ9,10から
出力される圧力信号に基づく後述の実可動操作情報が上
述した条件αに一致するかどうか判断するとともに、圧
力センサ9,10から出力される圧力信号に基づく実可
動操作情報が上記軌跡制御中止操作情報に一致するかど
うか判断する演算部と、軌跡制御を実施する制御信号
を、あるいは軌跡制御の中止に伴う通常操作時の制御信
号を上述した流量制御手段を構成する比例電磁弁4,5
に出力する出力部とを備えている。
【0024】上述したコントローラ25の記憶部に記憶
される条件αとして、下記の条件1と条件2が含まれ
る。条件1は、ブーム上げを実施するパイロット弁12
の操作量に応じて検出される圧力センサ9の圧力信号の
値に対応する設定値、及びアームクラウドを実施するパ
イロット弁14の操作量に応じて検出される圧力センサ
10の圧力信号の値に対応する設定値に関するものであ
り、通常のフロント駆動に際して経験的に得られる軌跡
制御開始時のパイロット弁12の操作量に相当する圧力
センサ9の圧力信号の値に対応するものを設定値BV1
として、また、通常のフロント駆動に際して経験的に得
られる軌跡制御開始時のパイロット弁14の操作量に相
当する圧力センサ10の圧力信号の値に対応するものを
設定値AV1として、それぞれ記憶部に予め記憶させて
ある。
される条件αとして、下記の条件1と条件2が含まれ
る。条件1は、ブーム上げを実施するパイロット弁12
の操作量に応じて検出される圧力センサ9の圧力信号の
値に対応する設定値、及びアームクラウドを実施するパ
イロット弁14の操作量に応じて検出される圧力センサ
10の圧力信号の値に対応する設定値に関するものであ
り、通常のフロント駆動に際して経験的に得られる軌跡
制御開始時のパイロット弁12の操作量に相当する圧力
センサ9の圧力信号の値に対応するものを設定値BV1
として、また、通常のフロント駆動に際して経験的に得
られる軌跡制御開始時のパイロット弁14の操作量に相
当する圧力センサ10の圧力信号の値に対応するものを
設定値AV1として、それぞれ記憶部に予め記憶させて
ある。
【0025】条件2は、ブーム上げを実施するパイロッ
ト弁12の操作速度に応じて検出される圧力センサ9の
圧力信号の単位時間当りの変化量に対応する設定値、及
びアームクラウドを実施するパイロット弁14の操作速
度に応じて検出される圧力センサ10の圧力信号の単位
時間当りの変化量に対応する設定値に関するものであ
り、通常のフロント駆動に際して経験的に得られる軌跡
制御開始時のパイロット弁12の操作速度に相当する圧
力センサ9の圧力信号の単位時間当りの変化量に対応す
るものを設定値BS2として、また、通常のフロント駆
動に際して経験的に得られる軌跡制御開始時のパイロッ
ト弁14の操作速度に相当する圧力センサ10の圧力信
号の単位時間当りの変化量に対応するものを設定値AS
2として、それぞれ記憶部に予め記憶させてある。
ト弁12の操作速度に応じて検出される圧力センサ9の
圧力信号の単位時間当りの変化量に対応する設定値、及
びアームクラウドを実施するパイロット弁14の操作速
度に応じて検出される圧力センサ10の圧力信号の単位
時間当りの変化量に対応する設定値に関するものであ
り、通常のフロント駆動に際して経験的に得られる軌跡
制御開始時のパイロット弁12の操作速度に相当する圧
力センサ9の圧力信号の単位時間当りの変化量に対応す
るものを設定値BS2として、また、通常のフロント駆
動に際して経験的に得られる軌跡制御開始時のパイロッ
ト弁14の操作速度に相当する圧力センサ10の圧力信
号の単位時間当りの変化量に対応するものを設定値AS
2として、それぞれ記憶部に予め記憶させてある。
【0026】なお、地盤を平坦に仕上げる「ならし作
業」の場合、通常、オペレータは前述した図9の位置U
1に示すように、バケット21の爪先を仕上げ始めたい
場所に位置させ、ほぼ同時にバケット21をゆっくり動
かすようにして「ならし作業」を開始する。したがっ
て、この「ならし作業」の開始時のフロントの動作形態
は、経験的にほぼ一義的な動作形態と考えることがで
き、上述した設定値BV1,AV1,BS2,AS2
は、予め記憶される軌跡制御開始操作情報として有効で
ある。
業」の場合、通常、オペレータは前述した図9の位置U
1に示すように、バケット21の爪先を仕上げ始めたい
場所に位置させ、ほぼ同時にバケット21をゆっくり動
かすようにして「ならし作業」を開始する。したがっ
て、この「ならし作業」の開始時のフロントの動作形態
は、経験的にほぼ一義的な動作形態と考えることがで
き、上述した設定値BV1,AV1,BS2,AS2
は、予め記憶される軌跡制御開始操作情報として有効で
ある。
【0027】また、上述したコントローラ25の記憶部
に記憶される条件βとして、下記の条件Iと条件IIと条
件IIIとが含まれる。条件Iは、ブーム上げを実施するパ
イロット弁12が中立のときに検出される圧力センサ9
の圧力信号の値に対応する設定値、及びアームクラウド
を実施するパイロット弁14が中立のときに検出される
圧力センサ10の圧力信号の値に対応する設定値に関す
るものであり、パイロット弁12が中立で操作量が0と
なるときの圧力センサ9の圧力信号の値に対応するもの
を設定値BV01として、また、パイロット弁14が中
立で操作量が0となるときの圧力センサ10の圧力信号
の値に対応するものを設定値AV01として、それぞれ
記憶部に予め記憶させてある。
に記憶される条件βとして、下記の条件Iと条件IIと条
件IIIとが含まれる。条件Iは、ブーム上げを実施するパ
イロット弁12が中立のときに検出される圧力センサ9
の圧力信号の値に対応する設定値、及びアームクラウド
を実施するパイロット弁14が中立のときに検出される
圧力センサ10の圧力信号の値に対応する設定値に関す
るものであり、パイロット弁12が中立で操作量が0と
なるときの圧力センサ9の圧力信号の値に対応するもの
を設定値BV01として、また、パイロット弁14が中
立で操作量が0となるときの圧力センサ10の圧力信号
の値に対応するものを設定値AV01として、それぞれ
記憶部に予め記憶させてある。
【0028】条件IIは、ブーム上げを実施するパイロッ
ト弁12の操作量に応じて検出される圧力センサ9の圧
力信号の値に対応する設定値に関するものであり、通常
の軌跡制御に際して経験的に考えられるパイロット弁1
2の操作量を越える、比較的大きな操作量に相当する圧
力センサ9の圧力信号の値に対応するものを、設定値B
VLとして記憶部に予め記憶させてある。
ト弁12の操作量に応じて検出される圧力センサ9の圧
力信号の値に対応する設定値に関するものであり、通常
の軌跡制御に際して経験的に考えられるパイロット弁1
2の操作量を越える、比較的大きな操作量に相当する圧
力センサ9の圧力信号の値に対応するものを、設定値B
VLとして記憶部に予め記憶させてある。
【0029】条件IIIは、ブーム上げを実施するパイロ
ット弁12の操作速度に応じて検出される圧力センサ9
の圧力信号の単位時間当りの変化量に対応する設定値、
及びアームクラウドを実施するパイロット弁14の操作
速度に応じて検出される圧力センサ10の圧力信号の単
位時間当りの変化量に対応する設定値に関するものであ
り、通常の軌跡制御に際して経験的に考えられるパイロ
ット弁12の操作速度よりも十分に速い操作速度に相当
する圧力センサ9の圧力信号の単位時間当りの変化量に
対応するものを、設定値BSLとして、また、通常の軌
跡制御に際して経験的に考えられるパイロット弁14の
操作速度よりも十分に速い速度に相当する圧力センサ1
0の圧力信号の単位時間当りの変化量に対応するもの
を、設定値ASLとして、それぞれ記憶部に予め記憶さ
せてある。
ット弁12の操作速度に応じて検出される圧力センサ9
の圧力信号の単位時間当りの変化量に対応する設定値、
及びアームクラウドを実施するパイロット弁14の操作
速度に応じて検出される圧力センサ10の圧力信号の単
位時間当りの変化量に対応する設定値に関するものであ
り、通常の軌跡制御に際して経験的に考えられるパイロ
ット弁12の操作速度よりも十分に速い操作速度に相当
する圧力センサ9の圧力信号の単位時間当りの変化量に
対応するものを、設定値BSLとして、また、通常の軌
跡制御に際して経験的に考えられるパイロット弁14の
操作速度よりも十分に速い速度に相当する圧力センサ1
0の圧力信号の単位時間当りの変化量に対応するもの
を、設定値ASLとして、それぞれ記憶部に予め記憶さ
せてある。
【0030】ここで、地盤を平坦に仕上げる「ならし作
業」における軌跡制御の場合、一般にオペレータは、軌
跡制御をおこなわないときには、ブーム上げをおこなう
パイロット弁12を中立にしたり、アームクラウドをお
こなうパイロット弁14を中立にしたりする。あるい
は、フロントを高い位置で抱えこむようにするために、
ブーム23を大きく上昇させることをおこなう(なお、
アーム22は軌跡制御中でも大きく動かすことはあり得
る)。あるいはまたオペレータは、軌跡制御を意識しな
いときには、経験的にブーム23、またはアーム22を
速い作動速度で動かすことをおこなう。したがって、こ
の「ならし作業」における軌跡制御を実施しない場合の
フロントの動作形態は、上述のように経験的に決定する
ことができ、上述した設定値BV01,AV01,BV
L,BSL,ASLは、予め記憶される軌跡制御中止操
作情報として有効である。
業」における軌跡制御の場合、一般にオペレータは、軌
跡制御をおこなわないときには、ブーム上げをおこなう
パイロット弁12を中立にしたり、アームクラウドをお
こなうパイロット弁14を中立にしたりする。あるい
は、フロントを高い位置で抱えこむようにするために、
ブーム23を大きく上昇させることをおこなう(なお、
アーム22は軌跡制御中でも大きく動かすことはあり得
る)。あるいはまたオペレータは、軌跡制御を意識しな
いときには、経験的にブーム23、またはアーム22を
速い作動速度で動かすことをおこなう。したがって、こ
の「ならし作業」における軌跡制御を実施しない場合の
フロントの動作形態は、上述のように経験的に決定する
ことができ、上述した設定値BV01,AV01,BV
L,BSL,ASLは、予め記憶される軌跡制御中止操
作情報として有効である。
【0031】次に、上述のように構成した第1の実施例
における動作を図2に示すフローチャートの処理手順に
したがって説明する。
における動作を図2に示すフローチャートの処理手順に
したがって説明する。
【0032】図示しないエンジンの始動と連動して、あ
るいは外部からのスイッチ等の指令信号によりコントロ
ーラ25が作動し、圧力センサ9,10の圧力信号、及
びブーム角センサ24、アーム角センサ19、バケット
角センサ20の角度信号がコントローラ25に入力さ
れ、制御がスタートする。
るいは外部からのスイッチ等の指令信号によりコントロ
ーラ25が作動し、圧力センサ9,10の圧力信号、及
びブーム角センサ24、アーム角センサ19、バケット
角センサ20の角度信号がコントローラ25に入力さ
れ、制御がスタートする。
【0033】今、手順S1に示すように、オペレータは
パイロット弁12,14を操作してブームシリンダ23
a、アームシリンダ22aを適宜駆動し、通常の一般作
業、例えば土砂の掘削作業をおこなっているものとす
る。
パイロット弁12,14を操作してブームシリンダ23
a、アームシリンダ22aを適宜駆動し、通常の一般作
業、例えば土砂の掘削作業をおこなっているものとす
る。
【0034】手順S2で、パイロット弁12,14の操
作レバーパターンが予め決められた条件α(ならし作業
・軌跡制御開始の条件)を満たすかどうか、コントロー
ラ25で判断される。すなわち、コントローラ25の演
算部で、圧力センサ9から出力される圧力信号が、記憶
部に記憶されている前述した条件1の軌跡制御開始時の
設定値BV1に等しく、同時に、圧力センサ10から出
力される圧力信号が、記憶部に記憶されている前述した
条件1の軌跡制御開始時の設定値AV1に等しいかどう
か判断される。さらに、このコントローラ25の演算部
で、パイロット弁12の操作レバーの操作速度の変化
量、すなわち圧力センサ9の圧力信号の単位時間当りの
変化量が、記憶部に記憶されている前述した条件2の軌
跡制御開始時の設定値BS2に等しく、同時に、パイロ
ット弁14の操作レバーの操作速度の変化量、すなわち
圧力センサ10の圧力信号の単位時間当りの変化量が、
記憶部に記憶されている前述した条件2の軌跡制御開始
時の設定値AS2に等しいかどうか判断される。
作レバーパターンが予め決められた条件α(ならし作業
・軌跡制御開始の条件)を満たすかどうか、コントロー
ラ25で判断される。すなわち、コントローラ25の演
算部で、圧力センサ9から出力される圧力信号が、記憶
部に記憶されている前述した条件1の軌跡制御開始時の
設定値BV1に等しく、同時に、圧力センサ10から出
力される圧力信号が、記憶部に記憶されている前述した
条件1の軌跡制御開始時の設定値AV1に等しいかどう
か判断される。さらに、このコントローラ25の演算部
で、パイロット弁12の操作レバーの操作速度の変化
量、すなわち圧力センサ9の圧力信号の単位時間当りの
変化量が、記憶部に記憶されている前述した条件2の軌
跡制御開始時の設定値BS2に等しく、同時に、パイロ
ット弁14の操作レバーの操作速度の変化量、すなわち
圧力センサ10の圧力信号の単位時間当りの変化量が、
記憶部に記憶されている前述した条件2の軌跡制御開始
時の設定値AS2に等しいかどうか判断される。
【0035】今の場合は、通常の一般作業がおこなわれ
ているので、上述の条件αすなわち条件1、条件2とも
満たされず、手順S3の軌跡制御は実行されず、手順S
1に戻る。このとき、コントローラ25から比例電磁弁
4,5に通常操作時の制御信号が出力される。これによ
り、例えば比例電磁弁4は、パイロット弁12からシャ
トル弁2へのパイロット圧の供給に影響を及ぼさない開
状態を形成するように制御され、比例電磁弁5は、パイ
ロット油圧源13からシャトル弁2へのパイロット圧の
供給を規制する閉状態を形成するように制御される。
ているので、上述の条件αすなわち条件1、条件2とも
満たされず、手順S3の軌跡制御は実行されず、手順S
1に戻る。このとき、コントローラ25から比例電磁弁
4,5に通常操作時の制御信号が出力される。これによ
り、例えば比例電磁弁4は、パイロット弁12からシャ
トル弁2へのパイロット圧の供給に影響を及ぼさない開
状態を形成するように制御され、比例電磁弁5は、パイ
ロット油圧源13からシャトル弁2へのパイロット圧の
供給を規制する閉状態を形成するように制御される。
【0036】これにより、パイロット弁12の操作量に
応じたパイロット圧が比例電磁弁4、シャトル弁2を介
してコントロールバルブ1のブーム上げ用スプールAの
パイロット室に与えられ、このブーム上げ用スプールA
が駆動し、図示しない主油圧ポンプから吐出される圧油
によりブームシリンダ23aが作動し、これに伴ってブ
ーム23が駆動する。また、パイロット弁14の操作量
に応じたパイロット圧がコントロールバルブ1のアーム
クラウド用スプールBのパイロット室に与えられ、この
アームクラウド用スプールBが駆動し、図示しない主油
圧ポンプから吐出される圧油によりアームシリンダ22
aが作動し、これに伴って、アーム22が駆動する。す
なわち、オペレータのパイロット弁12,14の操作に
応じた掘削作業等の通常の一般作業を実施することがで
きる。
応じたパイロット圧が比例電磁弁4、シャトル弁2を介
してコントロールバルブ1のブーム上げ用スプールAの
パイロット室に与えられ、このブーム上げ用スプールA
が駆動し、図示しない主油圧ポンプから吐出される圧油
によりブームシリンダ23aが作動し、これに伴ってブ
ーム23が駆動する。また、パイロット弁14の操作量
に応じたパイロット圧がコントロールバルブ1のアーム
クラウド用スプールBのパイロット室に与えられ、この
アームクラウド用スプールBが駆動し、図示しない主油
圧ポンプから吐出される圧油によりアームシリンダ22
aが作動し、これに伴って、アーム22が駆動する。す
なわち、オペレータのパイロット弁12,14の操作に
応じた掘削作業等の通常の一般作業を実施することがで
きる。
【0037】このような一般作業とは異なり、「ならし
作業」をおこなう軌跡制御を意識して、オペレータがパ
イロット弁12,14を操作し、例えば前述した図9の
位置U1となるようにフロントを位置決めして、このフ
ロントを同図9の矢印55で示すようにわずかに駆動さ
せると、前述した手順S2の判断が満たされる。すなわ
ち、コントローラ25の演算部で、圧力センサ9から出
力される圧力信号が、記憶部に記憶されている軌跡制御
開始時の設定値BV1に等しく、同時に、圧力センサ1
0から出力される圧力信号が、記憶部に記憶されている
軌跡制御開始時の設定値AV1に等しいと判断される。
さらに、圧力センサ9の圧力信号の単位時間当りの変化
量が、記憶部に記憶されている軌跡制御開始時の設定値
BS2に等しく、同時に、圧力センサ10の圧力信号の
単位時間当りの変化量が、記憶部に記憶されている軌跡
制御開始時の設定値AS2に等しいと判断される。
作業」をおこなう軌跡制御を意識して、オペレータがパ
イロット弁12,14を操作し、例えば前述した図9の
位置U1となるようにフロントを位置決めして、このフ
ロントを同図9の矢印55で示すようにわずかに駆動さ
せると、前述した手順S2の判断が満たされる。すなわ
ち、コントローラ25の演算部で、圧力センサ9から出
力される圧力信号が、記憶部に記憶されている軌跡制御
開始時の設定値BV1に等しく、同時に、圧力センサ1
0から出力される圧力信号が、記憶部に記憶されている
軌跡制御開始時の設定値AV1に等しいと判断される。
さらに、圧力センサ9の圧力信号の単位時間当りの変化
量が、記憶部に記憶されている軌跡制御開始時の設定値
BS2に等しく、同時に、圧力センサ10の圧力信号の
単位時間当りの変化量が、記憶部に記憶されている軌跡
制御開始時の設定値AS2に等しいと判断される。
【0038】これにより、手順S3に移り、軌跡制御が
実行される。このときコントローラ25の出力部から比
例電磁弁4に、パイロット弁12とシャトル弁2との間
のパイロット管路を、例えば閉状態にする制御信号が出
力されるとともに、上述の出力部から比例電磁弁5に、
パイロット油圧源13とシャトル弁2との間のパイロッ
ト管路を、適宜開状態にする制御信号が出力される。す
なわち、オペレータが「ならし作業」を意識して、パイ
ロット弁14を操作し、アームクラウド用スプールBの
パイロット室に圧油を供給して、アームシリンダ22a
を伸長させるように作動させ、アーム22を図9の矢印
54に示すようにクラウドさせる動作の間、ブーム角セ
ンサ24、アーム角センサ19、バケット角センサ20
のそれぞれから角度信号が出力され、コントローラ25
に入力される。コントローラ25の演算部は、これらの
センサ24,19,20から出力される角度信号に基づ
いて、アーム22の動きに対応する軌跡制御のためのブ
ーム23の回動角度を演算し、その演算値に対応する制
御信号を比例電磁弁5に出力する。これに伴い、パイロ
ット油圧源13のパイロット圧が比例電磁弁5、シャト
ル弁2を介してブーム上げ用スプールAのパイロット室
に与えられ、このブーム上げ用スプールAがパイロット
弁12の操作に関係なく自動的に駆動し、図示しない主
油圧ポンプから吐出される圧油によりブームシリンダ2
3aが伸長する方向に駆動し、これによりブーム23が
アーム22の動きに追従して上昇し、所望の「ならし作
業」すなわち、図9の矢印55方向にバケット21の刃
先を移動させて地盤を平坦に仕上げる「ならし作業」を
おこなうことができる。このように、パイロット弁1
2,14の操作に伴って通常の一般作業から軌跡制御に
自然に移行させることができる。
実行される。このときコントローラ25の出力部から比
例電磁弁4に、パイロット弁12とシャトル弁2との間
のパイロット管路を、例えば閉状態にする制御信号が出
力されるとともに、上述の出力部から比例電磁弁5に、
パイロット油圧源13とシャトル弁2との間のパイロッ
ト管路を、適宜開状態にする制御信号が出力される。す
なわち、オペレータが「ならし作業」を意識して、パイ
ロット弁14を操作し、アームクラウド用スプールBの
パイロット室に圧油を供給して、アームシリンダ22a
を伸長させるように作動させ、アーム22を図9の矢印
54に示すようにクラウドさせる動作の間、ブーム角セ
ンサ24、アーム角センサ19、バケット角センサ20
のそれぞれから角度信号が出力され、コントローラ25
に入力される。コントローラ25の演算部は、これらの
センサ24,19,20から出力される角度信号に基づ
いて、アーム22の動きに対応する軌跡制御のためのブ
ーム23の回動角度を演算し、その演算値に対応する制
御信号を比例電磁弁5に出力する。これに伴い、パイロ
ット油圧源13のパイロット圧が比例電磁弁5、シャト
ル弁2を介してブーム上げ用スプールAのパイロット室
に与えられ、このブーム上げ用スプールAがパイロット
弁12の操作に関係なく自動的に駆動し、図示しない主
油圧ポンプから吐出される圧油によりブームシリンダ2
3aが伸長する方向に駆動し、これによりブーム23が
アーム22の動きに追従して上昇し、所望の「ならし作
業」すなわち、図9の矢印55方向にバケット21の刃
先を移動させて地盤を平坦に仕上げる「ならし作業」を
おこなうことができる。このように、パイロット弁1
2,14の操作に伴って通常の一般作業から軌跡制御に
自然に移行させることができる。
【0039】また、上述した図2の手順S3の「軌跡制
御の実行」の次には、手順S4に示すように、パイロッ
ト弁12,14の操作レバーパターンがあらかじめ決め
られた条件β(ならし作業・軌跡制御中止の条件)を満
たすかどうか、コントローラ25で判断される。すなわ
ち、コントローラ25の演算部で、圧力センサ9から出
力される圧力信号が、記憶部に記憶されている前述した
条件Iの中立時の設定値BV01に等しいかどうか、あ
るいは、圧力センサ10から出力される圧力信号が、記
憶部に記憶されている前述した条件Iの中立時の設定値
AV01に等しいかどうか判断される。または、ブーム
上げに係る圧力センサ9の圧力信号が記憶部に記憶され
ている、前述した条件IIの比較的大きな操作量に対応す
る設定値BVL以上かどうか判断される。または、ブー
ム上げに係る圧力センサ9の圧力信号の単位時間当りの
変化量が、記憶部に記憶されている前述した条件IIIの
パイロット弁12の速い操作速度に相当する設定値BS
L以上かどうか、あるいはアームクラウドに係る圧力セ
ンサ10の圧力信号の単位時間当りの変化量が、記憶部
に記憶されている前述した条件IIIのパイロット弁14
の速い操作速度に相当する設定値ASL以上かどうか判
断される。
御の実行」の次には、手順S4に示すように、パイロッ
ト弁12,14の操作レバーパターンがあらかじめ決め
られた条件β(ならし作業・軌跡制御中止の条件)を満
たすかどうか、コントローラ25で判断される。すなわ
ち、コントローラ25の演算部で、圧力センサ9から出
力される圧力信号が、記憶部に記憶されている前述した
条件Iの中立時の設定値BV01に等しいかどうか、あ
るいは、圧力センサ10から出力される圧力信号が、記
憶部に記憶されている前述した条件Iの中立時の設定値
AV01に等しいかどうか判断される。または、ブーム
上げに係る圧力センサ9の圧力信号が記憶部に記憶され
ている、前述した条件IIの比較的大きな操作量に対応す
る設定値BVL以上かどうか判断される。または、ブー
ム上げに係る圧力センサ9の圧力信号の単位時間当りの
変化量が、記憶部に記憶されている前述した条件IIIの
パイロット弁12の速い操作速度に相当する設定値BS
L以上かどうか、あるいはアームクラウドに係る圧力セ
ンサ10の圧力信号の単位時間当りの変化量が、記憶部
に記憶されている前述した条件IIIのパイロット弁14
の速い操作速度に相当する設定値ASL以上かどうか判
断される。
【0040】今仮に、「ならし作業」の軌跡制御が実施
されている最中であるとすれば、この手順S4の判断は
満たされず、手順S3に戻り、上述した軌跡制御が継続
される。
されている最中であるとすれば、この手順S4の判断は
満たされず、手順S3に戻り、上述した軌跡制御が継続
される。
【0041】また、手順S4における判断が満たされた
場合には、軌跡制御の中止が意識されている状況にあ
り、手順S1に戻り、前述した通常の一般作業に移行す
る。すなわち、前述したようにこのとき、コントローラ
25から比例電磁弁4,5に通常操作時の制御信号が出
力され、例えば比例電磁弁4は、パイロット弁12から
シャトル弁2へのパイロット圧の供給に影響を及ぼさな
い開状態を形成するように制御され、比例電磁弁5は、
パイロット油圧源13からシャトル弁2へのパイロット
圧の供給を規制する閉状態を形成するように制御され
る。
場合には、軌跡制御の中止が意識されている状況にあ
り、手順S1に戻り、前述した通常の一般作業に移行す
る。すなわち、前述したようにこのとき、コントローラ
25から比例電磁弁4,5に通常操作時の制御信号が出
力され、例えば比例電磁弁4は、パイロット弁12から
シャトル弁2へのパイロット圧の供給に影響を及ぼさな
い開状態を形成するように制御され、比例電磁弁5は、
パイロット油圧源13からシャトル弁2へのパイロット
圧の供給を規制する閉状態を形成するように制御され
る。
【0042】これにより、パイロット弁12の操作量に
応じたパイロット圧がコントロールバルブ1のブーム上
げ用スプールAのパイロット室に与えられ、このブーム
上げ用スプールAが駆動し、図示しない主油圧ポンプか
ら吐出される圧油によりブームシリンダ23aが作動
し、これに伴ってブーム23が駆動する。また、パイロ
ット弁14の操作量に応じたパイロット圧がコントロー
ルバルブ1のアームクラウド用スプールBのパイロット
室に与えられ、このアームクラウド用スプールBが駆動
し、図示しない主油圧ポンプから吐出される圧油により
アームシリンダ22aが作動し、これに伴って、アーム
22が駆動する。このようにして「ならし作業」の軌跡
制御から、オペレータのパイロット弁12,14の操作
に応じた掘削作業等の通常の一般作業に自然に移行させ
ることができる。
応じたパイロット圧がコントロールバルブ1のブーム上
げ用スプールAのパイロット室に与えられ、このブーム
上げ用スプールAが駆動し、図示しない主油圧ポンプか
ら吐出される圧油によりブームシリンダ23aが作動
し、これに伴ってブーム23が駆動する。また、パイロ
ット弁14の操作量に応じたパイロット圧がコントロー
ルバルブ1のアームクラウド用スプールBのパイロット
室に与えられ、このアームクラウド用スプールBが駆動
し、図示しない主油圧ポンプから吐出される圧油により
アームシリンダ22aが作動し、これに伴って、アーム
22が駆動する。このようにして「ならし作業」の軌跡
制御から、オペレータのパイロット弁12,14の操作
に応じた掘削作業等の通常の一般作業に自然に移行させ
ることができる。
【0043】このように構成した第1の実施例では、通
常実施されるオペレータのパイロット弁12,14によ
るブーム23、アーム22の駆動操作、すなわちフロン
トの駆動操作に伴って、他に特別なボタン操作等を要す
ることなく、通常の一般作業から自然に「ならし作業」
の軌跡制御に移行させることができ、操作上の煩わしさ
や違和感をオペレータに与えることがなく、この「なら
し作業」の軌跡制御への移行に際し、優れた操作性を確
保することができる。また逆に、「ならし作業」の軌跡
制御から自然に通常の一般作業に、操作上の煩わしさや
違和感をオペレータに与えることなく移行させることが
でき、この「ならし作業」の軌跡制御から一般作業への
移行に際しても、優れた操作性を確保することができ
る。
常実施されるオペレータのパイロット弁12,14によ
るブーム23、アーム22の駆動操作、すなわちフロン
トの駆動操作に伴って、他に特別なボタン操作等を要す
ることなく、通常の一般作業から自然に「ならし作業」
の軌跡制御に移行させることができ、操作上の煩わしさ
や違和感をオペレータに与えることがなく、この「なら
し作業」の軌跡制御への移行に際し、優れた操作性を確
保することができる。また逆に、「ならし作業」の軌跡
制御から自然に通常の一般作業に、操作上の煩わしさや
違和感をオペレータに与えることなく移行させることが
でき、この「ならし作業」の軌跡制御から一般作業への
移行に際しても、優れた操作性を確保することができ
る。
【0044】図3は本発明の請求項1,2に対応する第
2の実施例の構成を示す図である。この第2の実施例
は、前述した図10に示した「土砂運搬作業」すなわ
ち、バケット21の姿勢を一定に保ったまま、このバケ
ット21を本体18方向に移動させる「土砂運搬作業」
の軌跡制御を実現させるものである。
2の実施例の構成を示す図である。この第2の実施例
は、前述した図10に示した「土砂運搬作業」すなわ
ち、バケット21の姿勢を一定に保ったまま、このバケ
ット21を本体18方向に移動させる「土砂運搬作業」
の軌跡制御を実現させるものである。
【0045】この第2の実施例では、フロントを駆動す
る油圧シリンダに供給される流量を制御するコントロー
ルバルブ1が、ブーム上げ用スプールAと、アームクラ
ウド用スプールBとともに、バケットダンプ用スプール
Cを備えている。また、バケットダンプを指令する操作
装置、例えばパイロット弁16と、このパイロット弁1
6の操作量を検出し、操作量信号を出力する操作量検出
装置、すなわちパイロット弁16の操作量に対応して変
化するパイロット圧を検出し、コントローラ25に圧力
信号を出力する圧力センサ11と、バケットダンプ用ス
プールCを駆動するパイロット圧を選択的に供給するシ
ャトル弁3と、このシャトル弁3と前述したパイロット
弁16を連絡するパイロット管路に設けられ、このコン
トローラ25から出力される制御信号に応じて駆動する
比例電磁弁8と、パイロット油圧源15と、このパイロ
ット油圧源15と前述したシャトル弁3を連絡するパイ
ロット管路に設けられ、コントローラ25から出力され
る制御信号に応じて駆動する比例電磁弁7とを備えてい
る。
る油圧シリンダに供給される流量を制御するコントロー
ルバルブ1が、ブーム上げ用スプールAと、アームクラ
ウド用スプールBとともに、バケットダンプ用スプール
Cを備えている。また、バケットダンプを指令する操作
装置、例えばパイロット弁16と、このパイロット弁1
6の操作量を検出し、操作量信号を出力する操作量検出
装置、すなわちパイロット弁16の操作量に対応して変
化するパイロット圧を検出し、コントローラ25に圧力
信号を出力する圧力センサ11と、バケットダンプ用ス
プールCを駆動するパイロット圧を選択的に供給するシ
ャトル弁3と、このシャトル弁3と前述したパイロット
弁16を連絡するパイロット管路に設けられ、このコン
トローラ25から出力される制御信号に応じて駆動する
比例電磁弁8と、パイロット油圧源15と、このパイロ
ット油圧源15と前述したシャトル弁3を連絡するパイ
ロット管路に設けられ、コントローラ25から出力され
る制御信号に応じて駆動する比例電磁弁7とを備えてい
る。
【0046】この第2の実施例では、ブーム上げ用スプ
ールA、アームクラウド用スプールB、及びバケットダ
ンプ用スプールCを有するコントロールバルブ1と、シ
ャトル弁2,3と、比例電磁弁4,5,7,8と、パイ
ロツト油圧源13,15とにより、フロントを駆動する
油圧シリンダに供給される流量、すなわち、今の場合は
ブームシリンダ23aと、アームシリンダ22aと、バ
ケットシリンダ21aに供給される流量を制御する流量
制御手段が構成されている。
ールA、アームクラウド用スプールB、及びバケットダ
ンプ用スプールCを有するコントロールバルブ1と、シ
ャトル弁2,3と、比例電磁弁4,5,7,8と、パイ
ロツト油圧源13,15とにより、フロントを駆動する
油圧シリンダに供給される流量、すなわち、今の場合は
ブームシリンダ23aと、アームシリンダ22aと、バ
ケットシリンダ21aに供給される流量を制御する流量
制御手段が構成されている。
【0047】また、コントローラ25は、圧力センサ
9,10,11の圧力信号、及びブーム角センサ24、
アーム角センサ19、バケット角センサ20の角度信号
を入力する入力部と、軌跡制御開始に際して通常実施さ
れるフロントの操作情報すなわち後述の条件α1を予め
軌跡制御開始操作情報として記憶するとともに、軌跡制
御の中止に際して通常実施されるフロントの操作情報す
なわち後述の条件β1を、予め軌跡制御中止操作情報と
して記憶する記憶部と、操作量検出装置すなわち圧力セ
ンサ9,10,11から出力される圧力信号に基づく後
述の実可動操作情報が上述した条件α1に一致するかど
うか判断するとともに、圧力センサ9,10,11から
出力される圧力信号に基づく実可動操作情報が上述の軌
跡制御中止操作情報に一致するかどうか判断する演算部
と、軌跡制御を実施する制御信号を、あるいは軌跡制御
の中止に伴う通常操作時の制御信号を比例電磁弁4,
5,7,8に出力する出力部とを備えている。
9,10,11の圧力信号、及びブーム角センサ24、
アーム角センサ19、バケット角センサ20の角度信号
を入力する入力部と、軌跡制御開始に際して通常実施さ
れるフロントの操作情報すなわち後述の条件α1を予め
軌跡制御開始操作情報として記憶するとともに、軌跡制
御の中止に際して通常実施されるフロントの操作情報す
なわち後述の条件β1を、予め軌跡制御中止操作情報と
して記憶する記憶部と、操作量検出装置すなわち圧力セ
ンサ9,10,11から出力される圧力信号に基づく後
述の実可動操作情報が上述した条件α1に一致するかど
うか判断するとともに、圧力センサ9,10,11から
出力される圧力信号に基づく実可動操作情報が上述の軌
跡制御中止操作情報に一致するかどうか判断する演算部
と、軌跡制御を実施する制御信号を、あるいは軌跡制御
の中止に伴う通常操作時の制御信号を比例電磁弁4,
5,7,8に出力する出力部とを備えている。
【0048】上述したコントローラ25の記憶部に記憶
される条件α1として、下記の条件1aと条件2aが含
まれる。条件1aは、ブーム上げを実施するパイロット
弁12の操作量に応じて検出される圧力センサ9の圧力
信号の値に対応する設定値と、アームクラウドを実施す
るパイロット弁14の操作量に応じて検出される圧力セ
ンサ10の圧力信号の値に対応する設定値と、バケット
ダンプを実施するパイロット弁16の操作量に応じて検
出される圧力センサ11の圧力信号の値に対応する設定
値に関するものであり、通常のフロント駆動に際して経
験的に得られる軌跡制御開始時のパイロット弁12の操
作量に相当する圧力センサ9の圧力信号の値に対応する
ものを設定値BV1aとして、また、通常のフロント駆
動に際して経験的に得られる軌跡制御開始時のパイロッ
ト弁14の操作量に相当する圧力センサ10の圧力信号
の値に対応するものを設定値AV1aとして、さらに通
常のフロント駆動に際して経験的に得られる軌跡制御開
始時のパイロット弁16の操作量に相当する圧力センサ
11の圧力信号の値に対応するものを設定値KV1aと
してそれぞれ記憶部に予め記憶させてある。
される条件α1として、下記の条件1aと条件2aが含
まれる。条件1aは、ブーム上げを実施するパイロット
弁12の操作量に応じて検出される圧力センサ9の圧力
信号の値に対応する設定値と、アームクラウドを実施す
るパイロット弁14の操作量に応じて検出される圧力セ
ンサ10の圧力信号の値に対応する設定値と、バケット
ダンプを実施するパイロット弁16の操作量に応じて検
出される圧力センサ11の圧力信号の値に対応する設定
値に関するものであり、通常のフロント駆動に際して経
験的に得られる軌跡制御開始時のパイロット弁12の操
作量に相当する圧力センサ9の圧力信号の値に対応する
ものを設定値BV1aとして、また、通常のフロント駆
動に際して経験的に得られる軌跡制御開始時のパイロッ
ト弁14の操作量に相当する圧力センサ10の圧力信号
の値に対応するものを設定値AV1aとして、さらに通
常のフロント駆動に際して経験的に得られる軌跡制御開
始時のパイロット弁16の操作量に相当する圧力センサ
11の圧力信号の値に対応するものを設定値KV1aと
してそれぞれ記憶部に予め記憶させてある。
【0049】条件2aは、ブーム上げを実施するパイロ
ット弁12の操作速度に応じて検出される圧力センサ9
の圧力信号の単位時間当りの変化量に対応する設定値
と、アームクラウドを実施するパイロット弁14の操作
速度に応じて検出される圧力センサ10の圧力信号の単
位時間当りの変化量に対応する設定値と、バケットダン
プを実施するパイロット弁16の操作速度に応じて検出
される圧力センサ11の圧力信号の単位時間当りの変化
量に対応する設定値に関するものであり、通常のフロン
ト駆動に際して経験的に得られる軌跡制御開始時のパイ
ロット弁12の操作速度に相当する圧力センサ9の圧力
信号の単位時間当りの変化量に対応するものを設定値B
S2aとして、また、通常のフロント駆動に際して経験
的に得られる軌跡制御開始時のパイロット弁14の操作
速度に相当する圧力センサ10の圧力信号の単位時間当
りの変化量に対応するものを設定値AS2aとして、さ
らに、通常のフロント駆動に際して経験的に得られる軌
跡制御開始時のパイロット弁16の操作速度に相当する
圧力センサ11の圧力信号の単位時間当りの変化量に対
応するものを設定値KS2aとしてそれぞれ記憶部に予
め記憶させてある。
ット弁12の操作速度に応じて検出される圧力センサ9
の圧力信号の単位時間当りの変化量に対応する設定値
と、アームクラウドを実施するパイロット弁14の操作
速度に応じて検出される圧力センサ10の圧力信号の単
位時間当りの変化量に対応する設定値と、バケットダン
プを実施するパイロット弁16の操作速度に応じて検出
される圧力センサ11の圧力信号の単位時間当りの変化
量に対応する設定値に関するものであり、通常のフロン
ト駆動に際して経験的に得られる軌跡制御開始時のパイ
ロット弁12の操作速度に相当する圧力センサ9の圧力
信号の単位時間当りの変化量に対応するものを設定値B
S2aとして、また、通常のフロント駆動に際して経験
的に得られる軌跡制御開始時のパイロット弁14の操作
速度に相当する圧力センサ10の圧力信号の単位時間当
りの変化量に対応するものを設定値AS2aとして、さ
らに、通常のフロント駆動に際して経験的に得られる軌
跡制御開始時のパイロット弁16の操作速度に相当する
圧力センサ11の圧力信号の単位時間当りの変化量に対
応するものを設定値KS2aとしてそれぞれ記憶部に予
め記憶させてある。
【0050】なお、図10の矢印56で示すように掘削
した土砂を本体18側に運ぶ「土砂運搬作業」の場合、
通常バケット21に収納した土砂がこぼれぬように、オ
ペレータはブーム上げ、アームクラウド、バケットダン
プをゆっくりおこなわせるようにしてパイロット弁1
2,14,16の操作レバーを動かし始める。したがっ
て、この「土砂運搬作業」の開始時のフロントの動作形
態は、経験的にほぼ一義的な動作形態と考えることがで
き、上述した設定値BV1a,AV1a,KV1a,B
S2a,AS2a,KS2aは、予め記憶される軌跡制
御開始操作情報として有効である。
した土砂を本体18側に運ぶ「土砂運搬作業」の場合、
通常バケット21に収納した土砂がこぼれぬように、オ
ペレータはブーム上げ、アームクラウド、バケットダン
プをゆっくりおこなわせるようにしてパイロット弁1
2,14,16の操作レバーを動かし始める。したがっ
て、この「土砂運搬作業」の開始時のフロントの動作形
態は、経験的にほぼ一義的な動作形態と考えることがで
き、上述した設定値BV1a,AV1a,KV1a,B
S2a,AS2a,KS2aは、予め記憶される軌跡制
御開始操作情報として有効である。
【0051】また、上述したコントローラ25の記憶部
に記憶される条件β1として、下記の条件Iaと条件II
aと条件IIIaとが含まれる。条件Iaは、ブーム上げを
実施するパイロット弁12が中立のときに検出される圧
力センサ9の圧力信号の値に対応する設定値と、アーム
クラウドを実施するパイロット弁14が中立のときに検
出される圧力センサ10の圧力信号の値に対応する設定
値と、バケットダンプを実施するパイロット弁16が中
立のときに検出される圧力センサ11の圧力信号の値に
対応する設定値に関するものであり、パイロット弁12
が中立で操作量が0となるときの圧力センサ9の圧力信
号の値に対応するものを設定値BV01aとして、ま
た、パイロット弁14が中立で操作量が0となるときの
圧力センサ10の圧力信号の値に対応するものを設定値
AV01aとして、さらにパイロット弁16が中立で操
作量が0となるときの圧力センサ11の圧力信号の値に
対応するものを設定値KV01aとしてそれぞれ記憶部
に予め記憶させてある。
に記憶される条件β1として、下記の条件Iaと条件II
aと条件IIIaとが含まれる。条件Iaは、ブーム上げを
実施するパイロット弁12が中立のときに検出される圧
力センサ9の圧力信号の値に対応する設定値と、アーム
クラウドを実施するパイロット弁14が中立のときに検
出される圧力センサ10の圧力信号の値に対応する設定
値と、バケットダンプを実施するパイロット弁16が中
立のときに検出される圧力センサ11の圧力信号の値に
対応する設定値に関するものであり、パイロット弁12
が中立で操作量が0となるときの圧力センサ9の圧力信
号の値に対応するものを設定値BV01aとして、ま
た、パイロット弁14が中立で操作量が0となるときの
圧力センサ10の圧力信号の値に対応するものを設定値
AV01aとして、さらにパイロット弁16が中立で操
作量が0となるときの圧力センサ11の圧力信号の値に
対応するものを設定値KV01aとしてそれぞれ記憶部
に予め記憶させてある。
【0052】条件IIaは、ブーム上げを実施するパイロ
ット弁12の操作量に応じて検出される圧力センサ9の
圧力信号の値に対応する設定値、アームクラウドを実施
するパイロット弁14の操作量に応じて検出される圧力
センサ10の圧力信号の値に対応する設定値、バケット
ダンプを実施するパイロット弁16の操作量に応じて検
出される圧力センサ11の圧力信号の値に対応する設定
値に関するものであり、通常の軌跡制御に際して経験的
に考えられるパイロット弁12の操作量を越える、比較
的大きな操作量に相当する圧力センサ9の圧力信号の値
に対応するものを、設定値BVLaとして、通常の軌跡
制御に際して経験的に考えられるパイロット弁14の操
作量を越える、比較的大きな操作量に相当する圧力セン
サ10の圧力信号の値に対応するものを、設定値AVL
aとして、通常の軌跡制御に際して経験的に考えられる
パイロット弁16の操作量を越える、比較的大きな操作
量に相当する圧力センサ11の圧力信号の値に対応する
ものを、設定値KVLaとして、記憶部に予め記憶させ
てある。
ット弁12の操作量に応じて検出される圧力センサ9の
圧力信号の値に対応する設定値、アームクラウドを実施
するパイロット弁14の操作量に応じて検出される圧力
センサ10の圧力信号の値に対応する設定値、バケット
ダンプを実施するパイロット弁16の操作量に応じて検
出される圧力センサ11の圧力信号の値に対応する設定
値に関するものであり、通常の軌跡制御に際して経験的
に考えられるパイロット弁12の操作量を越える、比較
的大きな操作量に相当する圧力センサ9の圧力信号の値
に対応するものを、設定値BVLaとして、通常の軌跡
制御に際して経験的に考えられるパイロット弁14の操
作量を越える、比較的大きな操作量に相当する圧力セン
サ10の圧力信号の値に対応するものを、設定値AVL
aとして、通常の軌跡制御に際して経験的に考えられる
パイロット弁16の操作量を越える、比較的大きな操作
量に相当する圧力センサ11の圧力信号の値に対応する
ものを、設定値KVLaとして、記憶部に予め記憶させ
てある。
【0053】条件IIIaは、ブーム上げを実施するパイ
ロット弁12の操作速度に応じて検出される圧力センサ
9の圧力信号の単位時間当りの変化量に対応する設定値
と、アームクラウドを実施するパイロット弁14の操作
速度に応じて検出される圧力センサ10の圧力信号の単
位時間当りの変化量に対応する設定値と、バケットダン
プを実施するパイロット弁16の操作速度に応じて検出
される圧力センサ11の圧力信号の単位時間当りの変化
量に対応する設定値に関するものであり、通常の軌跡制
御に際して経験的に考えられるパイロット弁12の操作
速度よりも十分に速い操作速度に相当する圧力センサ9
の圧力信号の単位時間当りの変化量に対応するものを、
設定値BSLaとして、また、通常の軌跡制御に際して
経験的に考えられるパイロット弁14の操作速度よりも
十分に速い速度に相当する圧力センサ10の圧力信号の
単位時間当りの変化量に対応するものを、設定値ASL
aとして、さらに、通常の軌跡制御に際して経験的に考
えられるパイロット弁16の操作速度よりも十分に速い
速度に相当する圧力センサ11の圧力信号の単位時間当
りの変化量に対応するものを、設定値KSLaとしてそ
れぞれ記憶部に予め記憶させてある。
ロット弁12の操作速度に応じて検出される圧力センサ
9の圧力信号の単位時間当りの変化量に対応する設定値
と、アームクラウドを実施するパイロット弁14の操作
速度に応じて検出される圧力センサ10の圧力信号の単
位時間当りの変化量に対応する設定値と、バケットダン
プを実施するパイロット弁16の操作速度に応じて検出
される圧力センサ11の圧力信号の単位時間当りの変化
量に対応する設定値に関するものであり、通常の軌跡制
御に際して経験的に考えられるパイロット弁12の操作
速度よりも十分に速い操作速度に相当する圧力センサ9
の圧力信号の単位時間当りの変化量に対応するものを、
設定値BSLaとして、また、通常の軌跡制御に際して
経験的に考えられるパイロット弁14の操作速度よりも
十分に速い速度に相当する圧力センサ10の圧力信号の
単位時間当りの変化量に対応するものを、設定値ASL
aとして、さらに、通常の軌跡制御に際して経験的に考
えられるパイロット弁16の操作速度よりも十分に速い
速度に相当する圧力センサ11の圧力信号の単位時間当
りの変化量に対応するものを、設定値KSLaとしてそ
れぞれ記憶部に予め記憶させてある。
【0054】ここで、土砂を収納したバケット21を本
体18方向に移動させる「土砂運搬作業」における軌跡
制御の場合、一般にオペレータは、この軌跡制御をおこ
なわないときには、ブーム上げをおこなうパイロット弁
12を中立にしたり、アームクラウドをおこなうパイロ
ット弁14を中立にしたり、バケットダンプをおこなう
パイロット弁16を中立にしたりする。あるいは、フロ
ントを高い位置で抱えこむようにするために、ブーム2
3を大きく上昇させたり、アーム22やバケット21を
大きく回動させたりする。あるいはまたオペレータは、
軌跡制御を意識しないときには、経験的にブーム23、
またはアーム22、またはバケット21を速い作動速度
で動かすことをおこなう。したがって、この「土砂運搬
作業」における軌跡制御を実施しない場合のフロントの
動作形態は、上述のように経験的に決定することがで
き、上述した設定値BV01a,AV01a,KV01
a,BVLa,AVLa,KVLa,BSLa,ASL
a,KSLaは、予め記憶される軌跡制御中止操作情報
として有効である。
体18方向に移動させる「土砂運搬作業」における軌跡
制御の場合、一般にオペレータは、この軌跡制御をおこ
なわないときには、ブーム上げをおこなうパイロット弁
12を中立にしたり、アームクラウドをおこなうパイロ
ット弁14を中立にしたり、バケットダンプをおこなう
パイロット弁16を中立にしたりする。あるいは、フロ
ントを高い位置で抱えこむようにするために、ブーム2
3を大きく上昇させたり、アーム22やバケット21を
大きく回動させたりする。あるいはまたオペレータは、
軌跡制御を意識しないときには、経験的にブーム23、
またはアーム22、またはバケット21を速い作動速度
で動かすことをおこなう。したがって、この「土砂運搬
作業」における軌跡制御を実施しない場合のフロントの
動作形態は、上述のように経験的に決定することがで
き、上述した設定値BV01a,AV01a,KV01
a,BVLa,AVLa,KVLa,BSLa,ASL
a,KSLaは、予め記憶される軌跡制御中止操作情報
として有効である。
【0055】上述のように構成した第2の実施例の動作
は、前述した第1の実施例とほぼ同様である。この第2
の実施例の動作を前述した図2のフローチャートに対応
させて説明すると以下のようになる。
は、前述した第1の実施例とほぼ同様である。この第2
の実施例の動作を前述した図2のフローチャートに対応
させて説明すると以下のようになる。
【0056】まず、コントローラ25の作動による制御
のスタートに伴い、圧力センサ9,10,11の圧力信
号、及びブーム角センサ24、アーム角センサ19、バ
ケット角センサ20の角度信号がコントローラ25に入
力される。
のスタートに伴い、圧力センサ9,10,11の圧力信
号、及びブーム角センサ24、アーム角センサ19、バ
ケット角センサ20の角度信号がコントローラ25に入
力される。
【0057】今、手順S1に例示するように、オペレー
タはパイロット弁12,14,16を操作してブームシ
リンダ23a、アームシリンダ22a、バケットシリン
ダ21aを適宜駆動し、通常の一般作業、例えばバケッ
ト21の刃先を地盤に食い込ませて掘削作業をおこなっ
ているものとする。
タはパイロット弁12,14,16を操作してブームシ
リンダ23a、アームシリンダ22a、バケットシリン
ダ21aを適宜駆動し、通常の一般作業、例えばバケッ
ト21の刃先を地盤に食い込ませて掘削作業をおこなっ
ているものとする。
【0058】手順S2に例示するように、パイロット弁
12,14,16の操作レバーパターンが予め決められ
た条件α1(土砂運搬作業・軌跡制御開始の条件)を満
たすかどうか、コントローラ25で判断される。すなわ
ち、コントローラ25の演算部で、圧力センサ9から出
力される圧力信号が、記憶部に記憶されている前述した
条件1aの軌跡制御開始時の設定値BV1aに等しく、
同時に、圧力センサ10から出力される圧力信号が、記
憶部に記憶されている前述した条件1aの軌跡制御開始
時の設定値AV1aに等しく、さらに同時に、圧力セン
サ11から出力される圧力信号が、記憶部に記憶されて
いる前述した条件1aの軌跡制御開始時の設定値KV1
aに等しいかどうか判断される。さらに、このコントロ
ール25の演算部で、パイロット弁12の操作レバーの
操作速度の変化量、すなわち圧力センサ9の圧力信号の
単位時間当りの変化量が、記憶部に記憶されている前述
した条件2aの軌跡制御開始時の設定値BS2aに等し
く、同時に、パイロット弁14の操作レバーの操作速度
の変化量、すなわち圧力センサ10の圧力信号の単位時
間当りの変化量が、記憶部に記憶されている前述した条
件2aの軌跡制御開始時の設定値AS2aに等しく、さ
らに同時に、パイロット弁16の操作レバーの操作速度
の変化量、すなわち圧力センサ11の圧力信号の単位時
間当りの変化量が、記憶部に記憶されている前述した条
件2aの軌跡制御開始時の設定値KS2aに等しいかど
うか判断される。
12,14,16の操作レバーパターンが予め決められ
た条件α1(土砂運搬作業・軌跡制御開始の条件)を満
たすかどうか、コントローラ25で判断される。すなわ
ち、コントローラ25の演算部で、圧力センサ9から出
力される圧力信号が、記憶部に記憶されている前述した
条件1aの軌跡制御開始時の設定値BV1aに等しく、
同時に、圧力センサ10から出力される圧力信号が、記
憶部に記憶されている前述した条件1aの軌跡制御開始
時の設定値AV1aに等しく、さらに同時に、圧力セン
サ11から出力される圧力信号が、記憶部に記憶されて
いる前述した条件1aの軌跡制御開始時の設定値KV1
aに等しいかどうか判断される。さらに、このコントロ
ール25の演算部で、パイロット弁12の操作レバーの
操作速度の変化量、すなわち圧力センサ9の圧力信号の
単位時間当りの変化量が、記憶部に記憶されている前述
した条件2aの軌跡制御開始時の設定値BS2aに等し
く、同時に、パイロット弁14の操作レバーの操作速度
の変化量、すなわち圧力センサ10の圧力信号の単位時
間当りの変化量が、記憶部に記憶されている前述した条
件2aの軌跡制御開始時の設定値AS2aに等しく、さ
らに同時に、パイロット弁16の操作レバーの操作速度
の変化量、すなわち圧力センサ11の圧力信号の単位時
間当りの変化量が、記憶部に記憶されている前述した条
件2aの軌跡制御開始時の設定値KS2aに等しいかど
うか判断される。
【0059】今の場合は、通常の一般作業がおこなわれ
ているので、上述の条件α1すなわち条件1a、条件2
aとも満たされず、手順S3に例示する軌跡制御は実行
されず、手順S1に戻る。このとき、コントローラ25
から比例電磁弁4,5,7,8に通常操作時の制御信号
が出力される。これにより、例えば比例電磁弁4は、パ
イロット弁12からシャトル弁2へのパイロット圧の供
給に影響を及ぼさない開状態を形成するように制御さ
れ、また、比例電磁弁8は、パイロット弁16からシャ
トル弁3へのパイロット圧の供給に影響を及ぼさない開
状態を形成するように制御され、比例電磁弁5は、パイ
ロット油圧源13からシャトル弁2へのパイロット圧の
供給を規制する閉状態を形成するように制御され、比例
電磁弁7は、パイロット油圧源15からシャトル弁3へ
のパイロット圧の供給を規制する閉状態を形成するよう
に制御される。
ているので、上述の条件α1すなわち条件1a、条件2
aとも満たされず、手順S3に例示する軌跡制御は実行
されず、手順S1に戻る。このとき、コントローラ25
から比例電磁弁4,5,7,8に通常操作時の制御信号
が出力される。これにより、例えば比例電磁弁4は、パ
イロット弁12からシャトル弁2へのパイロット圧の供
給に影響を及ぼさない開状態を形成するように制御さ
れ、また、比例電磁弁8は、パイロット弁16からシャ
トル弁3へのパイロット圧の供給に影響を及ぼさない開
状態を形成するように制御され、比例電磁弁5は、パイ
ロット油圧源13からシャトル弁2へのパイロット圧の
供給を規制する閉状態を形成するように制御され、比例
電磁弁7は、パイロット油圧源15からシャトル弁3へ
のパイロット圧の供給を規制する閉状態を形成するよう
に制御される。
【0060】これにより、パイロット弁12の操作量に
応じたパイロット圧が比例電磁弁4、シャトル弁2を介
してコントロールバルブ1のブーム上げ用スプールAの
パイロット室に与えられ、このブーム上げ用スプールA
が駆動し、図示しない主油圧ポンプから吐出される圧油
によりブームシリンダ23aが作動し、これに伴ってブ
ーム23が駆動する。また、パイロット弁14の操作量
に応じたパイロット圧がコントロールバルブ1のアーム
クラウド用スプールBのパイロット室に与えられ、この
アームクラウド用スプールBが駆動し、図示しない主油
圧ポンプから吐出される圧油によりアームシリンダ22
aが作動し、これに伴って、アーム22が駆動する。ま
た、パイロット弁16の操作量に応じたパイロット圧が
コントロールバルブ1のバケットダンプ用スプールCの
パイロット室に与えられ、このバケットダンプ用スプー
ルCが駆動し、図示しない主油圧ポンプから吐出される
圧油によりバケットシリンダ21aが作動し、これに伴
って、バケット21が駆動する。すなわち、オペレータ
のパイロット弁12,14,16の操作に応じた掘削作
業等の通常の一般作業を実施することができる。
応じたパイロット圧が比例電磁弁4、シャトル弁2を介
してコントロールバルブ1のブーム上げ用スプールAの
パイロット室に与えられ、このブーム上げ用スプールA
が駆動し、図示しない主油圧ポンプから吐出される圧油
によりブームシリンダ23aが作動し、これに伴ってブ
ーム23が駆動する。また、パイロット弁14の操作量
に応じたパイロット圧がコントロールバルブ1のアーム
クラウド用スプールBのパイロット室に与えられ、この
アームクラウド用スプールBが駆動し、図示しない主油
圧ポンプから吐出される圧油によりアームシリンダ22
aが作動し、これに伴って、アーム22が駆動する。ま
た、パイロット弁16の操作量に応じたパイロット圧が
コントロールバルブ1のバケットダンプ用スプールCの
パイロット室に与えられ、このバケットダンプ用スプー
ルCが駆動し、図示しない主油圧ポンプから吐出される
圧油によりバケットシリンダ21aが作動し、これに伴
って、バケット21が駆動する。すなわち、オペレータ
のパイロット弁12,14,16の操作に応じた掘削作
業等の通常の一般作業を実施することができる。
【0061】このような一般作業とは異なり、図10で
例示した「土砂運搬作業」をおこなう軌跡制御を意識し
て、オペレータがパイロット弁12,14,16を操作
し、掘削した土砂をバケット21に収納させたまま図1
0の矢印56で示すように、フロントをわずかに駆動さ
せると、前述した手順S2の判断が満たされる。すなわ
ち、コントローラ25の演算部で、圧力センサ9から出
力される圧力信号が、記憶部に記憶されている軌跡制御
開始時の設定値BV1aに等しく、同時に、圧力センサ
10から出力される圧力信号が、記憶部に記憶されてい
る軌跡制御開始時の設定値AV1aに等しく、さらに同
時に圧力センサ11から出力される圧力信号が、記憶部
に記憶されている軌跡制御開始時の設定値KV1aに等
しいと判断される。あるいは、圧力センサ9の圧力信号
の単位時間当りの変化量が、記憶部に記憶されている軌
跡制御開始時の設定値BS2aに等しく、同時に、圧力
センサ10の圧力信号の単位時間当りの変化量が、記憶
部に記憶されている軌跡制御開始時の設定値AS2aに
等しく、さらに同時に圧力センサ11の圧力信号の単位
時間当りの変化量が、記憶部に記憶されている軌跡制御
開始時の設定値KS2aに等しいと判断される。
例示した「土砂運搬作業」をおこなう軌跡制御を意識し
て、オペレータがパイロット弁12,14,16を操作
し、掘削した土砂をバケット21に収納させたまま図1
0の矢印56で示すように、フロントをわずかに駆動さ
せると、前述した手順S2の判断が満たされる。すなわ
ち、コントローラ25の演算部で、圧力センサ9から出
力される圧力信号が、記憶部に記憶されている軌跡制御
開始時の設定値BV1aに等しく、同時に、圧力センサ
10から出力される圧力信号が、記憶部に記憶されてい
る軌跡制御開始時の設定値AV1aに等しく、さらに同
時に圧力センサ11から出力される圧力信号が、記憶部
に記憶されている軌跡制御開始時の設定値KV1aに等
しいと判断される。あるいは、圧力センサ9の圧力信号
の単位時間当りの変化量が、記憶部に記憶されている軌
跡制御開始時の設定値BS2aに等しく、同時に、圧力
センサ10の圧力信号の単位時間当りの変化量が、記憶
部に記憶されている軌跡制御開始時の設定値AS2aに
等しく、さらに同時に圧力センサ11の圧力信号の単位
時間当りの変化量が、記憶部に記憶されている軌跡制御
開始時の設定値KS2aに等しいと判断される。
【0062】これにより、手順S3に例示するように
「土砂運搬作業」の軌跡制御が実行される。このときコ
ントローラ25の出力部から比例電磁弁4に、パイロッ
ト弁12とシャトル弁2との間のパイロット管路を、例
えば閉状態にする制御信号が出力され、上述の出力部か
ら比例電磁弁8に、パイロット弁16とシャトル弁3と
の間のパイロット管路を、例えば閉状態にする制御信号
が出力されるとともに、上述の出力部から比例電磁弁5
に、パイロット油圧源13とシャトル弁2との間のパイ
ロット管路を、適宜開状態にする制御信号が出力され、
同時にパイロット油圧源15とシャトル弁3との間のパ
イロット管路を、適宜開状態にする制御信号が出力され
る。すなわち、オペレータが「土砂運搬作業」の軌跡制
御を意識して、パイロット弁14を操作し、アームクラ
ウド用スプールBのパイロット室に圧油を供給して、こ
のアームクラウド用スプールBを駆動し、図示しない主
油圧ポンプから吐出される圧油によりアームシリンダ2
2aを作動させ、アーム22を図10の矢印56に示す
ようにクラウドさせる動作の間、ブーム角センサ24、
アーム角センサ19、バケット角センサ20のそれぞれ
から角度信号が出力され、コントローラ25に入力され
る。コントローラ25の演算部は、これらのセンサ2
4,19,20から出力される角度信号に基づいて、ア
ーム22の動きに対応する「土砂運搬作業」の軌跡制御
のためのブーム23の回動角度、バケット21の回動角
度を演算し、ブーム23の回動角度の演算値に対応する
制御信号を比例電磁弁5に出力し、バケット21の回動
角度の演算値に対応する制御信号を比例電磁弁7に出力
する。これに伴い、パイロット油圧源13のパイロット
圧が比例電磁弁5、シャトル弁2を介してブーム上げ用
スプールAのパイロット室に与えられ、パイロット弁1
2の操作に関係なくブーム上げ用スプールAが駆動し、
図示しない主油圧ポンプから吐出される圧油によりブー
ムシリンダ23aが伸長するように駆動し、また、パイ
ロット油圧源15のパイロット圧が比例電磁弁7、シャ
トル弁3を介してバケットダンプ用スプールCのパイロ
ット室に与えられ、パイロット弁16の操作に関係なく
バケットダンプ用スプールCが駆動し、図示しない主油
圧ポンプから吐出される圧油によりバケットシリンダ2
1aが駆動し、これらによりブーム23及びバケット2
1が、アーム22の動きに追従して回動し、所望の「土
砂運搬作業」、すなわち、図10の矢印56方向に土砂
を収納したバケット21を移動させる「土砂運搬作業」
をおこなうことができる。このように、パイロット弁1
2,14,16の操作に伴って通常の一般作業から「土
砂運搬作業」の軌跡制御に自然に移行させることができ
る。
「土砂運搬作業」の軌跡制御が実行される。このときコ
ントローラ25の出力部から比例電磁弁4に、パイロッ
ト弁12とシャトル弁2との間のパイロット管路を、例
えば閉状態にする制御信号が出力され、上述の出力部か
ら比例電磁弁8に、パイロット弁16とシャトル弁3と
の間のパイロット管路を、例えば閉状態にする制御信号
が出力されるとともに、上述の出力部から比例電磁弁5
に、パイロット油圧源13とシャトル弁2との間のパイ
ロット管路を、適宜開状態にする制御信号が出力され、
同時にパイロット油圧源15とシャトル弁3との間のパ
イロット管路を、適宜開状態にする制御信号が出力され
る。すなわち、オペレータが「土砂運搬作業」の軌跡制
御を意識して、パイロット弁14を操作し、アームクラ
ウド用スプールBのパイロット室に圧油を供給して、こ
のアームクラウド用スプールBを駆動し、図示しない主
油圧ポンプから吐出される圧油によりアームシリンダ2
2aを作動させ、アーム22を図10の矢印56に示す
ようにクラウドさせる動作の間、ブーム角センサ24、
アーム角センサ19、バケット角センサ20のそれぞれ
から角度信号が出力され、コントローラ25に入力され
る。コントローラ25の演算部は、これらのセンサ2
4,19,20から出力される角度信号に基づいて、ア
ーム22の動きに対応する「土砂運搬作業」の軌跡制御
のためのブーム23の回動角度、バケット21の回動角
度を演算し、ブーム23の回動角度の演算値に対応する
制御信号を比例電磁弁5に出力し、バケット21の回動
角度の演算値に対応する制御信号を比例電磁弁7に出力
する。これに伴い、パイロット油圧源13のパイロット
圧が比例電磁弁5、シャトル弁2を介してブーム上げ用
スプールAのパイロット室に与えられ、パイロット弁1
2の操作に関係なくブーム上げ用スプールAが駆動し、
図示しない主油圧ポンプから吐出される圧油によりブー
ムシリンダ23aが伸長するように駆動し、また、パイ
ロット油圧源15のパイロット圧が比例電磁弁7、シャ
トル弁3を介してバケットダンプ用スプールCのパイロ
ット室に与えられ、パイロット弁16の操作に関係なく
バケットダンプ用スプールCが駆動し、図示しない主油
圧ポンプから吐出される圧油によりバケットシリンダ2
1aが駆動し、これらによりブーム23及びバケット2
1が、アーム22の動きに追従して回動し、所望の「土
砂運搬作業」、すなわち、図10の矢印56方向に土砂
を収納したバケット21を移動させる「土砂運搬作業」
をおこなうことができる。このように、パイロット弁1
2,14,16の操作に伴って通常の一般作業から「土
砂運搬作業」の軌跡制御に自然に移行させることができ
る。
【0063】また、上述した図2の手順S3の「軌跡制
御の実行」の次には、手順S4に示すように、パイロッ
ト弁12,14,16の操作レバーパターンが予め決め
られた条件β1(土砂運搬作業・軌跡制御中止の条件)
を満たすかどうか、コントローラ25で判断される。す
なわち、コントローラ25の演算部で、圧力センサ9か
ら出力される圧力信号が、記憶部に記憶されている前述
した条件Iaの中立時の設定値BV01aに等しいかど
うか、あるいは、圧力センサ10から出力される圧力信
号が、記憶部に記憶されている前述した条件Iaの中立
時の設定値AV01aに等しいかどうか、あるいは圧力
センサ10から出力される圧力信号が、記憶部に記憶さ
れている前述した条件Iaの中立時の設定値KV01a
に等しいかどうか判断される。または、ブーム上げに係
る圧力センサ9の圧力信号が、記憶部に記憶されている
前述した条件IIaの比較的大きな操作量に対応する設定
値BVLa以上かどうか、あるいはアームクラウドに係
る圧力センサ10の圧力信号が、記憶部に記憶されてい
る前述した条件IIaの比較的大きな操作量に対応する設
定値AVLa以上かどうか、あるいはバケットダンプに
係る圧力センサ11の圧力信号が、記憶部に記憶されて
いる前述した条件IIaの比較的大きな操作量に対応する
設定値KVLa以上かどうか判断される。または、ブー
ム上げに係る圧力センサ9の圧力信号の単位時間当りの
変化量が、記憶部に記憶されている前述した条件IIIa
のパイロット弁12の速い操作速度に相当する設定値B
SLa以上かどうか、あるいはアームクラウドに係る圧
力センサ10の圧力信号の単位時間当りの変化量が、記
憶部に記憶されている前述した条件IIIaのパイロット
弁14の速い操作速度に相当する設定値ASLa以上か
どうか、あるいはバケットダンプに係る圧力センサ11
の圧力信号の単位時間当りの変化量が、記憶部に記憶さ
れている前述した条件IIIaのパイロット弁16の速い
操作速度に相当する設定値KSLa以上かどうか判断さ
れる。
御の実行」の次には、手順S4に示すように、パイロッ
ト弁12,14,16の操作レバーパターンが予め決め
られた条件β1(土砂運搬作業・軌跡制御中止の条件)
を満たすかどうか、コントローラ25で判断される。す
なわち、コントローラ25の演算部で、圧力センサ9か
ら出力される圧力信号が、記憶部に記憶されている前述
した条件Iaの中立時の設定値BV01aに等しいかど
うか、あるいは、圧力センサ10から出力される圧力信
号が、記憶部に記憶されている前述した条件Iaの中立
時の設定値AV01aに等しいかどうか、あるいは圧力
センサ10から出力される圧力信号が、記憶部に記憶さ
れている前述した条件Iaの中立時の設定値KV01a
に等しいかどうか判断される。または、ブーム上げに係
る圧力センサ9の圧力信号が、記憶部に記憶されている
前述した条件IIaの比較的大きな操作量に対応する設定
値BVLa以上かどうか、あるいはアームクラウドに係
る圧力センサ10の圧力信号が、記憶部に記憶されてい
る前述した条件IIaの比較的大きな操作量に対応する設
定値AVLa以上かどうか、あるいはバケットダンプに
係る圧力センサ11の圧力信号が、記憶部に記憶されて
いる前述した条件IIaの比較的大きな操作量に対応する
設定値KVLa以上かどうか判断される。または、ブー
ム上げに係る圧力センサ9の圧力信号の単位時間当りの
変化量が、記憶部に記憶されている前述した条件IIIa
のパイロット弁12の速い操作速度に相当する設定値B
SLa以上かどうか、あるいはアームクラウドに係る圧
力センサ10の圧力信号の単位時間当りの変化量が、記
憶部に記憶されている前述した条件IIIaのパイロット
弁14の速い操作速度に相当する設定値ASLa以上か
どうか、あるいはバケットダンプに係る圧力センサ11
の圧力信号の単位時間当りの変化量が、記憶部に記憶さ
れている前述した条件IIIaのパイロット弁16の速い
操作速度に相当する設定値KSLa以上かどうか判断さ
れる。
【0064】今仮に、「土砂運搬作業」の軌跡制御が実
施されている最中であるとすれば、この手順S4の判断
は満たされず、手順S3に戻り、上述した軌跡制御が継
続される。
施されている最中であるとすれば、この手順S4の判断
は満たされず、手順S3に戻り、上述した軌跡制御が継
続される。
【0065】また、手順S4における判断が満たされた
場合には、軌跡制御の中止が意識されている状況にあ
り、手順S1に戻り、前述した通常の一般作業に移行す
る。すなわち、コントローラ25から比例電磁弁4,
5,7,8に通常操作時の制御信号が出力され、例えば
比例電磁弁4は、パイロット弁12からシャトル弁2へ
のパイロット圧の供給に影響を及ぼさない開状態を形成
するように制御され、比例電磁弁4は、パイロット弁1
2からシャトル弁2へのパイロット圧の供給に影響を及
ぼさない開状態を形成するように制御され、比例電磁弁
8は、パイロット弁16からシャトル弁3へのパイロッ
ト圧の供給に影響を及ぼさない開状態を形成するように
制御され、また、比例電磁弁5は、パイロット油圧源1
3からシャトル弁2へのパイロット圧の供給を規制する
閉状態を形成するように制御され、比例電磁弁7は、パ
イロット油圧源15からシャトル弁3へのパイロット圧
の供給を規制する閉状態を形成するように制御される。
場合には、軌跡制御の中止が意識されている状況にあ
り、手順S1に戻り、前述した通常の一般作業に移行す
る。すなわち、コントローラ25から比例電磁弁4,
5,7,8に通常操作時の制御信号が出力され、例えば
比例電磁弁4は、パイロット弁12からシャトル弁2へ
のパイロット圧の供給に影響を及ぼさない開状態を形成
するように制御され、比例電磁弁4は、パイロット弁1
2からシャトル弁2へのパイロット圧の供給に影響を及
ぼさない開状態を形成するように制御され、比例電磁弁
8は、パイロット弁16からシャトル弁3へのパイロッ
ト圧の供給に影響を及ぼさない開状態を形成するように
制御され、また、比例電磁弁5は、パイロット油圧源1
3からシャトル弁2へのパイロット圧の供給を規制する
閉状態を形成するように制御され、比例電磁弁7は、パ
イロット油圧源15からシャトル弁3へのパイロット圧
の供給を規制する閉状態を形成するように制御される。
【0066】これにより、パイロット弁12の操作量に
応じたパイロット圧がコントロールバルブ1のブーム上
げ用スプールAのパイロット室に与えられ、このブーム
上げ用スプールAが駆動し、図示しない主油圧ポンプか
ら吐出される圧油によりブームシリンダ23aが作動
し、これに伴ってブーム23が駆動する。また、パイロ
ット弁14の操作量に応じたパイロット圧がコントロー
ルバルブ1のアームクラウド用スプールBのパイロット
室に与えられ、このアームクラウド用スプールBが駆動
し、図示しない主油圧ポンプから吐出される圧油により
アームシリンダ22aが作動し、これに伴って、アーム
22が駆動する。また、パイロット弁16の操作量に応
じたパイロット圧がコントロールバルブ1のバケットダ
ンプ用スプールCのパイロット室に与えられ、このバケ
ットダンプ用スプールCが駆動し、図示しない主油圧ポ
ンプから吐出される圧油によりバケットシリンダ21a
が作動し、これに伴ってバケット21が駆動する。この
ようにして「土砂運搬作業」の軌跡制御から、オペレー
タのパイロット弁12,14,16の操作に応じた掘削
作業等の通常の一般作業に自然に移行させることができ
る。
応じたパイロット圧がコントロールバルブ1のブーム上
げ用スプールAのパイロット室に与えられ、このブーム
上げ用スプールAが駆動し、図示しない主油圧ポンプか
ら吐出される圧油によりブームシリンダ23aが作動
し、これに伴ってブーム23が駆動する。また、パイロ
ット弁14の操作量に応じたパイロット圧がコントロー
ルバルブ1のアームクラウド用スプールBのパイロット
室に与えられ、このアームクラウド用スプールBが駆動
し、図示しない主油圧ポンプから吐出される圧油により
アームシリンダ22aが作動し、これに伴って、アーム
22が駆動する。また、パイロット弁16の操作量に応
じたパイロット圧がコントロールバルブ1のバケットダ
ンプ用スプールCのパイロット室に与えられ、このバケ
ットダンプ用スプールCが駆動し、図示しない主油圧ポ
ンプから吐出される圧油によりバケットシリンダ21a
が作動し、これに伴ってバケット21が駆動する。この
ようにして「土砂運搬作業」の軌跡制御から、オペレー
タのパイロット弁12,14,16の操作に応じた掘削
作業等の通常の一般作業に自然に移行させることができ
る。
【0067】このように構成した第2の実施例にあつて
も、前述した第1の実施例と同様に、通常実施されるオ
ペレータのパイロット弁12,14,16によるブーム
23、アーム22、バケット21の駆動操作、すなわち
フロントの駆動操作に伴って、他に特別なボタン操作等
を要することなく、通常の一般作業から自然に「土砂運
搬作業」の軌跡制御に移行させることができ、操作上の
煩わしさや違和感をオペレータに与えることがなく、こ
の「土砂運搬作業」の軌跡制御への移行に際し、優れた
操作性を確保することができる。また、このような「土
砂運搬作業」の軌跡制御から自然に通常の一般作業に、
操作上の煩わしさや違和感をオペレータに与えることな
く移行させることができ、この「土砂運搬作業」の軌跡
制御から一般作業への移行に際しても、優れた操作性を
確保することができる。
も、前述した第1の実施例と同様に、通常実施されるオ
ペレータのパイロット弁12,14,16によるブーム
23、アーム22、バケット21の駆動操作、すなわち
フロントの駆動操作に伴って、他に特別なボタン操作等
を要することなく、通常の一般作業から自然に「土砂運
搬作業」の軌跡制御に移行させることができ、操作上の
煩わしさや違和感をオペレータに与えることがなく、こ
の「土砂運搬作業」の軌跡制御への移行に際し、優れた
操作性を確保することができる。また、このような「土
砂運搬作業」の軌跡制御から自然に通常の一般作業に、
操作上の煩わしさや違和感をオペレータに与えることな
く移行させることができ、この「土砂運搬作業」の軌跡
制御から一般作業への移行に際しても、優れた操作性を
確保することができる。
【0068】図4は本発明の対象とする建設機械として
挙げた油圧ショベルで実施される「ならし作業」の別の
例を示す図、図5は本発明の第3の実施例の構成を示す
図である。
挙げた油圧ショベルで実施される「ならし作業」の別の
例を示す図、図5は本発明の第3の実施例の構成を示す
図である。
【0069】この図5に示す第3の実施例と、前述した
図1に示す第1の実施例との構成上の相違点は、コント
ロールバルブ1がブーム下げ用スプールDとアームダン
プ用スプールEとを備え、シャトル弁2からブーム下げ
用スプールDのパイロット室にパイロット圧を供給し、
パイロット弁14で発生させたパイロット圧をアームダ
ンプ用スプールEのパイイロット室に供給するようにし
た点である。この第3の実施例では、図4の矢印52で
示すように、バケット21を油圧ショベルの本体18に
近づく側に位置させた状態から軌跡制御を開始し、バケ
ット21の刃先を本体18から離れる方向に移動させ
て、「ならし作業」を実施するようになっている。
図1に示す第1の実施例との構成上の相違点は、コント
ロールバルブ1がブーム下げ用スプールDとアームダン
プ用スプールEとを備え、シャトル弁2からブーム下げ
用スプールDのパイロット室にパイロット圧を供給し、
パイロット弁14で発生させたパイロット圧をアームダ
ンプ用スプールEのパイイロット室に供給するようにし
た点である。この第3の実施例では、図4の矢印52で
示すように、バケット21を油圧ショベルの本体18に
近づく側に位置させた状態から軌跡制御を開始し、バケ
ット21の刃先を本体18から離れる方向に移動させ
て、「ならし作業」を実施するようになっている。
【0070】すなわち、通常の一般作業時には、コント
ローラ25の出力部から通常操作時の制御信号が比例電
磁弁4,5に出力され、例えば比例電磁弁4は、パイロ
ット弁12からシャトル弁2へのパイロット圧の供給に
影響を及ぼさない開状態を形成するように制御され、比
例電磁弁5は、パイロット油圧源13からシャトル弁2
へのパイロット圧の供給を規制する閉状態を形成するよ
うに制御される。これにより、パイロット弁12の操作
量に応じたパイロット圧が比例電磁弁4、シャトル弁2
を介してコントロールバルブ1のブーム下げ用スプール
Dのパイロット室に与えられ、このブーム下げ用スプー
ルDが駆動し、図示しない主油圧ポンプから吐出される
圧油によりブームシリンダ23aが作動し、これに伴っ
てブーム23が駆動する。また、パイロット弁14の操
作量に応じたパイロット圧がコントロールバルブ1のア
ームダンプ用スプールEのパイロット室に与えられ、こ
のアームダンプ用スプールEが駆動し、図示しない主油
圧ポンプから吐出される圧油によりアームシリンダ22
aが作動し、これに伴ってアーム22が駆動する。つま
り、オペレータのパイロット弁12,14の操作に応じ
た掘削作業等の通常の一般作業を実施することができ
る。
ローラ25の出力部から通常操作時の制御信号が比例電
磁弁4,5に出力され、例えば比例電磁弁4は、パイロ
ット弁12からシャトル弁2へのパイロット圧の供給に
影響を及ぼさない開状態を形成するように制御され、比
例電磁弁5は、パイロット油圧源13からシャトル弁2
へのパイロット圧の供給を規制する閉状態を形成するよ
うに制御される。これにより、パイロット弁12の操作
量に応じたパイロット圧が比例電磁弁4、シャトル弁2
を介してコントロールバルブ1のブーム下げ用スプール
Dのパイロット室に与えられ、このブーム下げ用スプー
ルDが駆動し、図示しない主油圧ポンプから吐出される
圧油によりブームシリンダ23aが作動し、これに伴っ
てブーム23が駆動する。また、パイロット弁14の操
作量に応じたパイロット圧がコントロールバルブ1のア
ームダンプ用スプールEのパイロット室に与えられ、こ
のアームダンプ用スプールEが駆動し、図示しない主油
圧ポンプから吐出される圧油によりアームシリンダ22
aが作動し、これに伴ってアーム22が駆動する。つま
り、オペレータのパイロット弁12,14の操作に応じ
た掘削作業等の通常の一般作業を実施することができ
る。
【0071】また、「ならし作業」の軌跡制御を意識し
て、オペレータがパイロット弁12,14を操作し、図
4の破線で示す位置にフロントを位置決めして、同図4
の矢印52方向へわずかに駆動させると、前述した図2
のフローチャートの手順S2の判断が満たされ、手順S
3に移り、軌跡制御が実行される。なお、判断条件α,
β、及びコントローラ25で記憶される各設定値BV
1,AV1,BS2,AS2,BV01,AV01,B
VL,BSL,ASLは、前述した第1の実施例と同じ
である。
て、オペレータがパイロット弁12,14を操作し、図
4の破線で示す位置にフロントを位置決めして、同図4
の矢印52方向へわずかに駆動させると、前述した図2
のフローチャートの手順S2の判断が満たされ、手順S
3に移り、軌跡制御が実行される。なお、判断条件α,
β、及びコントローラ25で記憶される各設定値BV
1,AV1,BS2,AS2,BV01,AV01,B
VL,BSL,ASLは、前述した第1の実施例と同じ
である。
【0072】この軌跡制御に際し、コントローラ25の
出力部から比例電磁弁4に、パイロット弁12とシャト
ル弁2との間のパイロット管路を、例えば閉状態にする
制御信号が出力されるとともに、上述の出力部から比例
電磁弁5に、パイロット油圧源13とシャトル弁2との
間のパイロット管路を、適宜開状態にする制御信号が出
力される。すなわち、オペレータが「ならし作業」を意
識して、パイロット弁14を操作し、アームダンプ用ス
プールEのパイロット室に圧油を供給して、このアーム
ダンプ用スプールEが駆動し、図示しない主油圧ポンプ
から吐出される圧油によりアームシリンダ22aが収縮
するように作動し、アーム22が図4の矢印51に示す
ようにダンプ動作する間、ブーム角センサ24、アーム
角センサ19、バケット角センサ20のそれぞれから角
度信号が出力され、コントローラ25に入力される。コ
ントローラ25の演算部は、これらのセンサ24,1
9,20から出力される角度信号に基づいて、アーム2
2の動きに対応する軌跡制御のためのブーム23の回動
角度を演算し、その演算値に対応する制御信号を比例電
磁弁5に出力する。これに伴い、パイロット油圧源13
のパイロット圧が比例電磁弁5、シャトル弁2を介して
ブーム下げ用スプールDのパイロット室に与えられ、パ
イロット弁12の操作に関係なくブーム下げ用スプール
Dが駆動し、図示しない主油圧ポンプから吐出される圧
油によりブームシリンダ23aが収縮するように駆動
し、これによりブーム23がアーム22の動きに追従し
て下降し、所望の「ならし作業」、すなわち、図4の矢
印52方向にバケット21の刃先を移動させて地盤を平
坦に仕上げる「ならし作業」の軌跡制御を実施すること
ができる。このように、この第3の実施例にあっても、
パイロット弁12,14の操作に伴って通常の一般作業
から軌跡制御に自然に移行させることができる。
出力部から比例電磁弁4に、パイロット弁12とシャト
ル弁2との間のパイロット管路を、例えば閉状態にする
制御信号が出力されるとともに、上述の出力部から比例
電磁弁5に、パイロット油圧源13とシャトル弁2との
間のパイロット管路を、適宜開状態にする制御信号が出
力される。すなわち、オペレータが「ならし作業」を意
識して、パイロット弁14を操作し、アームダンプ用ス
プールEのパイロット室に圧油を供給して、このアーム
ダンプ用スプールEが駆動し、図示しない主油圧ポンプ
から吐出される圧油によりアームシリンダ22aが収縮
するように作動し、アーム22が図4の矢印51に示す
ようにダンプ動作する間、ブーム角センサ24、アーム
角センサ19、バケット角センサ20のそれぞれから角
度信号が出力され、コントローラ25に入力される。コ
ントローラ25の演算部は、これらのセンサ24,1
9,20から出力される角度信号に基づいて、アーム2
2の動きに対応する軌跡制御のためのブーム23の回動
角度を演算し、その演算値に対応する制御信号を比例電
磁弁5に出力する。これに伴い、パイロット油圧源13
のパイロット圧が比例電磁弁5、シャトル弁2を介して
ブーム下げ用スプールDのパイロット室に与えられ、パ
イロット弁12の操作に関係なくブーム下げ用スプール
Dが駆動し、図示しない主油圧ポンプから吐出される圧
油によりブームシリンダ23aが収縮するように駆動
し、これによりブーム23がアーム22の動きに追従し
て下降し、所望の「ならし作業」、すなわち、図4の矢
印52方向にバケット21の刃先を移動させて地盤を平
坦に仕上げる「ならし作業」の軌跡制御を実施すること
ができる。このように、この第3の実施例にあっても、
パイロット弁12,14の操作に伴って通常の一般作業
から軌跡制御に自然に移行させることができる。
【0073】また、図2のフローチャートの手順S4の
判断が満たされ、軌跡制御の中止が意識されているとき
は、手順S1に戻り、コントローラ25から比例電磁弁
4,5に通常操作時の制御信号が出力され、比例電磁弁
4は、パイロット弁12からシャトル弁2へのパイロッ
ト圧の供給に影響を及ぼさない開状態を形成するように
制御され、比例電磁弁5は、パイロット油圧源13から
シャトル弁2へのパイロット圧の供給を規制する閉状態
を形成するように制御される。これにより、パイロット
弁12の操作量に応じたパイロット圧がコントロールバ
ルブ1のブーム下げ用スプールDのパイロット室に与え
られ、このブーム下げ用スプールDが駆動し、図示しな
い主油圧ポンプから吐出される圧油によりブームシリン
ダ23aが作動し、ブーム23が駆動する。また、パイ
ロット弁14の操作量に応じたパイロット圧がコントロ
ールバルブ1のアームダンプ用スプールEのパイロット
室に与えられ、このアームダンプ用スプールEが駆動
し、図示しない主油圧ポンプから吐出される圧油により
アームシリンダ22aが作動し、これに伴って、アーム
22が駆動する。このようにして「ならし作業」の軌跡
制御から、オペレータのパイロット弁12,14の操作
に応じた掘削作業等の通常の一般作業に自然に移行させ
ることができる。 このように構成した第3の実施例
も、前述した第1の実施例と同様に、軌跡制御と一般作
業との間の移行に際し、煩わしさや違和感をオペレータ
に与えることがなく、優れた操作性を確保できる。
判断が満たされ、軌跡制御の中止が意識されているとき
は、手順S1に戻り、コントローラ25から比例電磁弁
4,5に通常操作時の制御信号が出力され、比例電磁弁
4は、パイロット弁12からシャトル弁2へのパイロッ
ト圧の供給に影響を及ぼさない開状態を形成するように
制御され、比例電磁弁5は、パイロット油圧源13から
シャトル弁2へのパイロット圧の供給を規制する閉状態
を形成するように制御される。これにより、パイロット
弁12の操作量に応じたパイロット圧がコントロールバ
ルブ1のブーム下げ用スプールDのパイロット室に与え
られ、このブーム下げ用スプールDが駆動し、図示しな
い主油圧ポンプから吐出される圧油によりブームシリン
ダ23aが作動し、ブーム23が駆動する。また、パイ
ロット弁14の操作量に応じたパイロット圧がコントロ
ールバルブ1のアームダンプ用スプールEのパイロット
室に与えられ、このアームダンプ用スプールEが駆動
し、図示しない主油圧ポンプから吐出される圧油により
アームシリンダ22aが作動し、これに伴って、アーム
22が駆動する。このようにして「ならし作業」の軌跡
制御から、オペレータのパイロット弁12,14の操作
に応じた掘削作業等の通常の一般作業に自然に移行させ
ることができる。 このように構成した第3の実施例
も、前述した第1の実施例と同様に、軌跡制御と一般作
業との間の移行に際し、煩わしさや違和感をオペレータ
に与えることがなく、優れた操作性を確保できる。
【0074】図6は本発明の第4の実施例の構成を示す
図である。この第4の実施例では、流量制御手段を構成
する比例電磁弁4の配置を前述した第1の実施例と異な
らせてある。すなわち比例電磁弁4を、シャトル弁2と
コントロールバルブ1のブーム上げ用スプールAのパイ
ロット室とを連絡するパイロット管路の途中に配置して
ある。
図である。この第4の実施例では、流量制御手段を構成
する比例電磁弁4の配置を前述した第1の実施例と異な
らせてある。すなわち比例電磁弁4を、シャトル弁2と
コントロールバルブ1のブーム上げ用スプールAのパイ
ロット室とを連絡するパイロット管路の途中に配置して
ある。
【0075】この第4の実施例では、通常の一般作業に
際しては例えば、コントローラ25の出力部から比例電
磁弁4に、この比例電磁弁4を開状態にする制御信号が
出力され、比例電磁弁5に、この比例電磁弁5を閉状態
にする制御信号が出力され、パイロット弁12の操作量
に応じたパイロット圧がシャトル弁2、比例電磁弁4を
介してコントロールバルブ1のブーム下げ用スプールA
のパイロット室に与えられる。これにより、パイロット
弁12,14の操作量に応じたブーム23、アーム22
の駆動を行なわせ、一般作業を実施することができる。
際しては例えば、コントローラ25の出力部から比例電
磁弁4に、この比例電磁弁4を開状態にする制御信号が
出力され、比例電磁弁5に、この比例電磁弁5を閉状態
にする制御信号が出力され、パイロット弁12の操作量
に応じたパイロット圧がシャトル弁2、比例電磁弁4を
介してコントロールバルブ1のブーム下げ用スプールA
のパイロット室に与えられる。これにより、パイロット
弁12,14の操作量に応じたブーム23、アーム22
の駆動を行なわせ、一般作業を実施することができる。
【0076】また、軌跡制御に際しては例えば、コント
ローラ25の出力部から比例電磁弁4,5に、これらを
同じ開口面積とする制御信号が出力される。また、その
制御信号は、コントロールバルブ1の演算部で求められ
る演算値、すなわち、パイロット弁14の操作によるア
ーム22の駆動に追従させるようにブーム23を駆動さ
せて、所望の軌跡制御をおこなわせる演算値に相当する
ものである。このように構成した第4の実施例も、前述
した第1の実施例と同じ効果が得られる。
ローラ25の出力部から比例電磁弁4,5に、これらを
同じ開口面積とする制御信号が出力される。また、その
制御信号は、コントロールバルブ1の演算部で求められ
る演算値、すなわち、パイロット弁14の操作によるア
ーム22の駆動に追従させるようにブーム23を駆動さ
せて、所望の軌跡制御をおこなわせる演算値に相当する
ものである。このように構成した第4の実施例も、前述
した第1の実施例と同じ効果が得られる。
【0077】図7は前述した第1の実施例の変形例であ
る本発明の第5の実施例の構成を示す図である。この第
5の実施例において、特に第1の実施例と異なるのは、
フロントの姿勢を検出するフロント検出装置として、ブ
ーム23を作動させるブームシリンダ23aのストロー
クを検出するブーム用ストロークセンサ28と、アーム
22を作動させるアームシリンダ22aのストロークを
検出するアーム用ストロークセンサ26と、バケット2
1を作動させるバケットシリンダ21aのストロークを
検出するバケット用ストロークセンサ27とを備えた点
である。
る本発明の第5の実施例の構成を示す図である。この第
5の実施例において、特に第1の実施例と異なるのは、
フロントの姿勢を検出するフロント検出装置として、ブ
ーム23を作動させるブームシリンダ23aのストロー
クを検出するブーム用ストロークセンサ28と、アーム
22を作動させるアームシリンダ22aのストロークを
検出するアーム用ストロークセンサ26と、バケット2
1を作動させるバケットシリンダ21aのストロークを
検出するバケット用ストロークセンサ27とを備えた点
である。
【0078】第1の実施例におけるように、フロントの
姿勢を検出するブーム角センサ24の代りにブーム用ス
トロークセンサ28、アーム角センサ19の代りにアー
ム用ストロークセンサ26、バケット角センサ20の代
りにバケット用ストロークセンサ27を備えたものであ
っても、それぞれのストロークは、該当するフロント部
材の回動角度に対応するものであることから、各ストロ
ークセンサ28,26,27から出力される信号に基づ
いて、コントローラ25の演算部でブーム23、アーム
22、バケット21のそれぞれの回動角度を求めること
ができ、第1の実施例と同様に、パイロット弁14の操
作によるアームクラウドに追従させ上述の求めた角度に
応じて比例電磁弁5を駆動させることができ、「ならし
作業」の軌跡制御を実現させることができる。
姿勢を検出するブーム角センサ24の代りにブーム用ス
トロークセンサ28、アーム角センサ19の代りにアー
ム用ストロークセンサ26、バケット角センサ20の代
りにバケット用ストロークセンサ27を備えたものであ
っても、それぞれのストロークは、該当するフロント部
材の回動角度に対応するものであることから、各ストロ
ークセンサ28,26,27から出力される信号に基づ
いて、コントローラ25の演算部でブーム23、アーム
22、バケット21のそれぞれの回動角度を求めること
ができ、第1の実施例と同様に、パイロット弁14の操
作によるアームクラウドに追従させ上述の求めた角度に
応じて比例電磁弁5を駆動させることができ、「ならし
作業」の軌跡制御を実現させることができる。
【0079】このように構成した第5の実施例にあつて
も、前述した第1の実施例と同様の効果を奏する。
も、前述した第1の実施例と同様の効果を奏する。
【0080】図8は前述した第2の実施例の変形例であ
る本発明の第6の実施例の構成を示す図である。この第
6の実施例では、フロントを駆動する油圧シリンダに供
給される流量を指令する操作装置として、第1の実施例
におけるパイロット弁12,14,16の代りに、電気
レバー装置30,31,32を設けてある。電気レバー
装置30はブームシリンダ23aに供給される流量を指
令し、電気レバー装置31はアームシリンダ22aに供
給される流量を指令し、電気レバー装置32はバケット
シリンダ21aに供給される流量を指令する。
る本発明の第6の実施例の構成を示す図である。この第
6の実施例では、フロントを駆動する油圧シリンダに供
給される流量を指令する操作装置として、第1の実施例
におけるパイロット弁12,14,16の代りに、電気
レバー装置30,31,32を設けてある。電気レバー
装置30はブームシリンダ23aに供給される流量を指
令し、電気レバー装置31はアームシリンダ22aに供
給される流量を指令し、電気レバー装置32はバケット
シリンダ21aに供給される流量を指令する。
【0081】また、油圧シリンダに供給される流量を制
御する流量制御手段として、パイロット油圧源33と、
このパイロット油圧源33とブーム上げ用スプールAと
の間のパイロット管路に配置され、コントローラ25の
出力部から出力される信号に応じて駆動する比例電磁弁
34と、パイロット油圧源33とアームクラウド用スプ
ールBとの間のパイロット管路に配置され、コントロー
ラ25の出力部から出力される信号に応じて駆動する比
例電磁弁35と、パイロット油圧源33とバケツトダン
プ用スプールCとの間のパイロット管路に配置され、コ
ントローラ25の出力部から出力される信号に応じて駆
動する比例電磁弁36とを備えている。
御する流量制御手段として、パイロット油圧源33と、
このパイロット油圧源33とブーム上げ用スプールAと
の間のパイロット管路に配置され、コントローラ25の
出力部から出力される信号に応じて駆動する比例電磁弁
34と、パイロット油圧源33とアームクラウド用スプ
ールBとの間のパイロット管路に配置され、コントロー
ラ25の出力部から出力される信号に応じて駆動する比
例電磁弁35と、パイロット油圧源33とバケツトダン
プ用スプールCとの間のパイロット管路に配置され、コ
ントローラ25の出力部から出力される信号に応じて駆
動する比例電磁弁36とを備えている。
【0082】なお、電気レバー装置30,31,32の
レバー操作量に応じた信号がコントローラ25の入力部
を介して演算部に入力され、この演算部で該当する信号
の値を認識することができることから、この第6の実施
例では、コントローラ25の演算部が、操作装置すなわ
ち電気レバー装置30,31,32の操作量を検出する
操作量検出装置を兼ねている。
レバー操作量に応じた信号がコントローラ25の入力部
を介して演算部に入力され、この演算部で該当する信号
の値を認識することができることから、この第6の実施
例では、コントローラ25の演算部が、操作装置すなわ
ち電気レバー装置30,31,32の操作量を検出する
操作量検出装置を兼ねている。
【0083】また、コントローラ25の記憶部には、前
述した第2の実施例における「土砂運搬作業」の軌跡制
御の開始を判断するための条件α1と同様の条件α1b
と、その軌跡制御の中止を判断するための条件β1と同
様の条件β1bを記憶させてある。
述した第2の実施例における「土砂運搬作業」の軌跡制
御の開始を判断するための条件α1と同様の条件α1b
と、その軌跡制御の中止を判断するための条件β1と同
様の条件β1bを記憶させてある。
【0084】上述した条件α1bは、下記の条件1ab
と条件2abが含まれる。条件1abは、ブーム上げを
実施する電気レバー装置30のレバー操作量に対応する
設定値と、アームクラウドを実施する電気レバー装置3
1のレバー操作量に対応する設定値と、バケットダンプ
を実施する電気レバー装置32の操作量に対応する設定
値に関するものであり、通常のフロント駆動に際して経
験的に得られる軌跡制御開始時の電気レバー装置30の
レバー操作量に相当する値を設定値BV1abとして、
また、通常のフロント駆動に際して経験的に得られる軌
跡制御開始時の電気レバー装置31のレバー操作量に相
当する値を設定値AV1abとして、さらに通常のフロ
ント駆動に際して経験的に得られる軌跡制御開始時の電
気レバー装置32のレバー操作量に相当する値を設定値
KV1abとしてそれぞれ記憶部に予め記憶させてあ
る。
と条件2abが含まれる。条件1abは、ブーム上げを
実施する電気レバー装置30のレバー操作量に対応する
設定値と、アームクラウドを実施する電気レバー装置3
1のレバー操作量に対応する設定値と、バケットダンプ
を実施する電気レバー装置32の操作量に対応する設定
値に関するものであり、通常のフロント駆動に際して経
験的に得られる軌跡制御開始時の電気レバー装置30の
レバー操作量に相当する値を設定値BV1abとして、
また、通常のフロント駆動に際して経験的に得られる軌
跡制御開始時の電気レバー装置31のレバー操作量に相
当する値を設定値AV1abとして、さらに通常のフロ
ント駆動に際して経験的に得られる軌跡制御開始時の電
気レバー装置32のレバー操作量に相当する値を設定値
KV1abとしてそれぞれ記憶部に予め記憶させてあ
る。
【0085】条件2aは、ブーム上げを実施する電気レ
バー装置30の操作速度に対応する設定値と、アームク
ラウドを実施する電気レバー装置31の操作速度に対応
する設定値と、バケットダンプを実施する電気レバー装
置32の操作速度に対応する設定値に関するものであ
り、通常のフロント駆動に際して経験的に得られる軌跡
制御開始時の電気レバー装置30の操作速度に対応する
ものを設定値BS2abとして、また、通常のフロント
駆動に際して経験的に得られる軌跡制御開始時の電気レ
バー装置31の操作速度に対応するものを設定値AS2
abとして、さらに、通常のフロント駆動に際して経験
的に得られる軌跡制御開始時の電気レバー装置32の操
作速度に対応するものを設定値KS2abとしてそれぞ
れ記憶部に予め記憶させてある。
バー装置30の操作速度に対応する設定値と、アームク
ラウドを実施する電気レバー装置31の操作速度に対応
する設定値と、バケットダンプを実施する電気レバー装
置32の操作速度に対応する設定値に関するものであ
り、通常のフロント駆動に際して経験的に得られる軌跡
制御開始時の電気レバー装置30の操作速度に対応する
ものを設定値BS2abとして、また、通常のフロント
駆動に際して経験的に得られる軌跡制御開始時の電気レ
バー装置31の操作速度に対応するものを設定値AS2
abとして、さらに、通常のフロント駆動に際して経験
的に得られる軌跡制御開始時の電気レバー装置32の操
作速度に対応するものを設定値KS2abとしてそれぞ
れ記憶部に予め記憶させてある。
【0086】また、上述したコントローラ25の記憶部
に記憶される条件β1bとして、下記の条件Iabと条
件IIabと条件IIIabとが含まれる。条件Iabは、ブ
ーム上げを実施する電気レバー装置30が中立のときに
対応する設定値と、アームクラウドを実施する電気レバ
ー装置31が中立のときに対応する設定値と、バケット
ダンプを実施する電気レバー装置32が中立のときに対
応する設定値に関するものであり、電気レバー装置30
が中立で操作量が0となるときの値に対応するものを設
定値BV01abとして、また、電気レバー装置31が
中立で操作量が0となるときの値に対応するものを設定
値AV01abとして、さらに電気レバー装置32が中
立で操作量が0となるときの値に対応するものを設定値
KV01abとしてそれぞれ記憶部に予め記憶させてあ
る。
に記憶される条件β1bとして、下記の条件Iabと条
件IIabと条件IIIabとが含まれる。条件Iabは、ブ
ーム上げを実施する電気レバー装置30が中立のときに
対応する設定値と、アームクラウドを実施する電気レバ
ー装置31が中立のときに対応する設定値と、バケット
ダンプを実施する電気レバー装置32が中立のときに対
応する設定値に関するものであり、電気レバー装置30
が中立で操作量が0となるときの値に対応するものを設
定値BV01abとして、また、電気レバー装置31が
中立で操作量が0となるときの値に対応するものを設定
値AV01abとして、さらに電気レバー装置32が中
立で操作量が0となるときの値に対応するものを設定値
KV01abとしてそれぞれ記憶部に予め記憶させてあ
る。
【0087】条件IIabは、ブーム上げを実施する電気
レバー装置30の操作量に対応する設定値、アームクラ
ウドを実施する電気レバー装置31の操作量に対応する
設定値、バケットダンプを実施する電気レバー装置32
の操作量に対応する設定値に関するものであり、通常の
軌跡制御に際して経験的に考えられる電気レバー装置3
0の操作量を越える、比較的大きな操作量に相当する値
に対応するものを、設定値BVLabとして、通常の軌
跡制御に際して経験的に考えられる電気レバー装置31
の操作量を越える、比較的大きな操作量に相当する値に
対応するものを、設定値AVLabとして、通常の軌跡
制御に際して経験的に考えられる電気レバー装置32の
操作量を越える、比較的大きな操作量に相当する値に対
応するものを、設定値KVLabとして、記憶部に予め
記憶させてある。
レバー装置30の操作量に対応する設定値、アームクラ
ウドを実施する電気レバー装置31の操作量に対応する
設定値、バケットダンプを実施する電気レバー装置32
の操作量に対応する設定値に関するものであり、通常の
軌跡制御に際して経験的に考えられる電気レバー装置3
0の操作量を越える、比較的大きな操作量に相当する値
に対応するものを、設定値BVLabとして、通常の軌
跡制御に際して経験的に考えられる電気レバー装置31
の操作量を越える、比較的大きな操作量に相当する値に
対応するものを、設定値AVLabとして、通常の軌跡
制御に際して経験的に考えられる電気レバー装置32の
操作量を越える、比較的大きな操作量に相当する値に対
応するものを、設定値KVLabとして、記憶部に予め
記憶させてある。
【0088】条件IIIabは、ブーム上げを実施する電
気レバー装置30の操作速度に対応する設定値と、アー
ムクラウドを実施する電気レバー装置31の操作速度に
対応する設定値と、バケットダンプを実施する電気レバ
ー装置32の操作速度に対応する設定値に関するもので
あり、通常の軌跡制御に際して経験的に考えられる電気
レバー装置30の操作速度に対応するものを、設定値B
SLabとして、また、通常の軌跡制御に際して経験的
に考えられる電気レバー装置31の操作速度に対応する
ものを、設定値ASLabとして、さらに、通常の軌跡
制御に際して経験的に考えられる電気レバー装置32の
操作速度に対応するものを、設定値KSLabとしてそ
れぞれ記憶部に予め記憶させてある。
気レバー装置30の操作速度に対応する設定値と、アー
ムクラウドを実施する電気レバー装置31の操作速度に
対応する設定値と、バケットダンプを実施する電気レバ
ー装置32の操作速度に対応する設定値に関するもので
あり、通常の軌跡制御に際して経験的に考えられる電気
レバー装置30の操作速度に対応するものを、設定値B
SLabとして、また、通常の軌跡制御に際して経験的
に考えられる電気レバー装置31の操作速度に対応する
ものを、設定値ASLabとして、さらに、通常の軌跡
制御に際して経験的に考えられる電気レバー装置32の
操作速度に対応するものを、設定値KSLabとしてそ
れぞれ記憶部に予め記憶させてある。
【0089】このように構成した第6の実施例では、一
般作業時には、電気レバー装置30のレバー操作量に応
じた制御信号が比例電磁弁34に与えられ、この比例電
磁弁34が電気レバー装置30のレバー操作量に応じた
開口量となり、パイロット油圧源33の圧油が、この比
例電磁弁34を介してコントロールバルブ1のブーム上
げ用スプールAのパイロット室に供給され、ブームシリ
ンダ23aが作動し、ブーム23が回動する。同様に、
電気レバー装置31のレバー操作量に応じた制御信号が
比例電磁弁35に与えられ、この比例電磁弁35が電気
レバー装置31のレバー操作量に応じた開口量となり、
パイロット油圧源33の圧油が、この比例電磁弁35を
介してコントロールバルブ1のアームクラウド用スプー
ルBのパイロット室に供給され、アームシリンダ22a
が作動し、アーム22が回動する。また、電気レバー装
置32のレバー操作量に応じた制御信号が比例電磁弁3
6に与えられ、この比例電磁弁36が電気レバー装置3
2のレバー操作量に応じた開口量となり、パイロット油
圧源33の圧油が、この比例電磁弁36を介してコント
ロールバルブ1のバケット用スプールCのパイロット室
に供給され、バケットシリンダ21aが作動し、バケッ
ト21が回動する。すなわち、電気レバー装置30,3
1,32のレバー操作量に応じてブーム23、アーム2
2、バケット21を駆動して、掘削作業などの一般作業
を実施することができる。
般作業時には、電気レバー装置30のレバー操作量に応
じた制御信号が比例電磁弁34に与えられ、この比例電
磁弁34が電気レバー装置30のレバー操作量に応じた
開口量となり、パイロット油圧源33の圧油が、この比
例電磁弁34を介してコントロールバルブ1のブーム上
げ用スプールAのパイロット室に供給され、ブームシリ
ンダ23aが作動し、ブーム23が回動する。同様に、
電気レバー装置31のレバー操作量に応じた制御信号が
比例電磁弁35に与えられ、この比例電磁弁35が電気
レバー装置31のレバー操作量に応じた開口量となり、
パイロット油圧源33の圧油が、この比例電磁弁35を
介してコントロールバルブ1のアームクラウド用スプー
ルBのパイロット室に供給され、アームシリンダ22a
が作動し、アーム22が回動する。また、電気レバー装
置32のレバー操作量に応じた制御信号が比例電磁弁3
6に与えられ、この比例電磁弁36が電気レバー装置3
2のレバー操作量に応じた開口量となり、パイロット油
圧源33の圧油が、この比例電磁弁36を介してコント
ロールバルブ1のバケット用スプールCのパイロット室
に供給され、バケットシリンダ21aが作動し、バケッ
ト21が回動する。すなわち、電気レバー装置30,3
1,32のレバー操作量に応じてブーム23、アーム2
2、バケット21を駆動して、掘削作業などの一般作業
を実施することができる。
【0090】また、このような一般作業とは異なり、図
10で例示した「土砂運搬作業」をおこなう軌跡制御を
意識して、オペレータが電気レバー装置30,31,3
2を操作し、掘削した土砂をバケット21に収納させた
まま図10の矢印56で示すように、フロントをわずか
に駆動させると、前述した図2のフローチャートの手順
S2に対応する判断が満たされる。すなわち、コントロ
ーラ25の演算部で、電気レバー装置30の操作信号
が、記憶部に記憶されている軌跡制御開始時の設定値B
V1abに等しく、同時に、電気レバー装置31の操作
信号が、記憶部に記憶されている軌跡制御開始時の設定
値AV1abに等しく、さらに同時に電気レバー装置3
2の操作信号が、記憶部に記憶されている軌跡制御開始
時の設定値KV1abに等しいと判断される。さらに、
電気レバー装置30の操作速度が、記憶部に記憶されて
いる軌跡制御開始時の設定値BS2abに等しく、同時
に、電気レバー装置31の操作速度が、記憶部に記憶さ
れている軌跡制御開始時の設定値AS2abに等しく、
さらに同時に電気レバー装置32の操作速度が、記憶部
に記憶されている軌跡制御開始時の設定値KS2abに
等しいと判断される。
10で例示した「土砂運搬作業」をおこなう軌跡制御を
意識して、オペレータが電気レバー装置30,31,3
2を操作し、掘削した土砂をバケット21に収納させた
まま図10の矢印56で示すように、フロントをわずか
に駆動させると、前述した図2のフローチャートの手順
S2に対応する判断が満たされる。すなわち、コントロ
ーラ25の演算部で、電気レバー装置30の操作信号
が、記憶部に記憶されている軌跡制御開始時の設定値B
V1abに等しく、同時に、電気レバー装置31の操作
信号が、記憶部に記憶されている軌跡制御開始時の設定
値AV1abに等しく、さらに同時に電気レバー装置3
2の操作信号が、記憶部に記憶されている軌跡制御開始
時の設定値KV1abに等しいと判断される。さらに、
電気レバー装置30の操作速度が、記憶部に記憶されて
いる軌跡制御開始時の設定値BS2abに等しく、同時
に、電気レバー装置31の操作速度が、記憶部に記憶さ
れている軌跡制御開始時の設定値AS2abに等しく、
さらに同時に電気レバー装置32の操作速度が、記憶部
に記憶されている軌跡制御開始時の設定値KS2abに
等しいと判断される。
【0091】これにより、図2の手順S3に例示するよ
うに「土砂運搬作業」の軌跡制御が実行される。このと
き、オペレータが「土砂運搬作業」の軌跡制御を意識し
て、アーム用の電気レバー装置31を操作し、コントロ
ーラ25の出力部から比例電磁弁35に制御信号を出力
して、パイロット油圧源33のパイロット圧を比例電磁
弁35を介してアームクラウド用スプールBのパイロッ
ト室に圧油を供給して、アームシリンダ22aを作動さ
せ、アーム22を図10の矢印56に示すようにクラウ
ドさせる動作の間、ブーム角センサ24、アーム角セン
サ19、バケット角センサ20のそれぞれから角度信号
が出力され、コントローラ25に入力される。コントロ
ーラ25の演算部は、これらのセンサ24,19,20
から出力される角度信号に基づいて、アーム22の動き
に対応する「土砂運搬作業」の軌跡制御のためのブーム
23の回動角度、バケット21の回動角度を演算し、ブ
ーム23の回動角度の演算値に対応する制御信号をコン
トローラ25の出力部から比例電磁弁34に出力し、バ
ケット21の回動角度の演算値に対応する制御信号をコ
ントローラ25の出力部から比例電磁弁36に出力す
る。これに伴い、電気レバー装置30,32の操作に関
係なくパイロット油圧源33のパイロット圧が比例電磁
弁34を介してブーム上げ用スプールAのパイロット室
に与えられ、ブームシリンダ23aを伸長させるように
駆動し、また、パイロット油圧源33のパイロット圧が
比例電磁弁36を介してバケットダンプ用スプールCの
パイロット室に与えられ、バケットシリンダ21aを駆
動し、これらによりブーム23及びバケット21が、ア
ーム22の動きに追従して回動し、所望の「土砂運搬作
業」、すなわち、図10の矢印56方向に土砂を収納し
たバケット21を移動させる「土砂運搬作業」をおこな
うことができる。このように、電気レバー装置30,3
1,32の操作に伴って通常の一般作業から「土砂運搬
作業」の軌跡制御に自然に移行させることができる。
うに「土砂運搬作業」の軌跡制御が実行される。このと
き、オペレータが「土砂運搬作業」の軌跡制御を意識し
て、アーム用の電気レバー装置31を操作し、コントロ
ーラ25の出力部から比例電磁弁35に制御信号を出力
して、パイロット油圧源33のパイロット圧を比例電磁
弁35を介してアームクラウド用スプールBのパイロッ
ト室に圧油を供給して、アームシリンダ22aを作動さ
せ、アーム22を図10の矢印56に示すようにクラウ
ドさせる動作の間、ブーム角センサ24、アーム角セン
サ19、バケット角センサ20のそれぞれから角度信号
が出力され、コントローラ25に入力される。コントロ
ーラ25の演算部は、これらのセンサ24,19,20
から出力される角度信号に基づいて、アーム22の動き
に対応する「土砂運搬作業」の軌跡制御のためのブーム
23の回動角度、バケット21の回動角度を演算し、ブ
ーム23の回動角度の演算値に対応する制御信号をコン
トローラ25の出力部から比例電磁弁34に出力し、バ
ケット21の回動角度の演算値に対応する制御信号をコ
ントローラ25の出力部から比例電磁弁36に出力す
る。これに伴い、電気レバー装置30,32の操作に関
係なくパイロット油圧源33のパイロット圧が比例電磁
弁34を介してブーム上げ用スプールAのパイロット室
に与えられ、ブームシリンダ23aを伸長させるように
駆動し、また、パイロット油圧源33のパイロット圧が
比例電磁弁36を介してバケットダンプ用スプールCの
パイロット室に与えられ、バケットシリンダ21aを駆
動し、これらによりブーム23及びバケット21が、ア
ーム22の動きに追従して回動し、所望の「土砂運搬作
業」、すなわち、図10の矢印56方向に土砂を収納し
たバケット21を移動させる「土砂運搬作業」をおこな
うことができる。このように、電気レバー装置30,3
1,32の操作に伴って通常の一般作業から「土砂運搬
作業」の軌跡制御に自然に移行させることができる。
【0092】また、図2の手順S4に対応する判断が満
たされた場合には、軌跡制御の中止が意識されている状
況にあり、通常の一般作業に移行する。なお、図2の手
順S4に対応する判断が満たされた場合とは、コントロ
ーラ25の演算部で、電気レバー装置30,31,32
の操作レバーパターンが予め決められた条件β1b(土
砂運搬作業・軌跡制御中止の条件)を満たしたとき。す
なわち、電気レバー装置30の操作量が、記憶部に記憶
されている前述した条件Iabの中立時の設定値BV0
1abに等しいか、あるいは、電気レバー装置31の操
作量が、記憶部に記憶されている前述した条件Iabの
中立時の設定値AV01abに等しいか、あるいは電気
レバー装置32の操作量が、記憶部に記憶されている前
述した条件Iabの中立時の設定値KV01abに等し
いときである。または、ブーム上げに係る電気レバー装
置30の操作量が、記憶部に記憶されている前述した条
件IIabの比較的大きな操作量に対応する設定値BVL
ab以上のとき、あるいはアームクラウドに係る電気レ
バー装置31の操作量が、記憶部に記憶されている前述
した条件IIabの比較的大きな操作量に対応する設定値
AVLab以上のとき、あるいはバケットダンプに係る
電気レバー装置32の操作量が、記憶部に記憶されてい
る前述した条件IIabの比較的大きな操作量に対応する
設定値KVLa以上のときである。または、ブーム上げ
に係る電気レバー装置30の操作速度が、記憶部に記憶
されている前述した条件IIIabの設定値BSLab以
上のとき、あるいはアームクラウドに係る電気レバー装
置31の操作速度が、記憶部に記憶されている前述した
条件IIIab設定値ASLa以上のとき、あるいはバケ
ットダンプに係る電気レバー装置32の操作速度が、記
憶部に記憶されている前述した条件IIIabの設定値K
SLab以上のときである。
たされた場合には、軌跡制御の中止が意識されている状
況にあり、通常の一般作業に移行する。なお、図2の手
順S4に対応する判断が満たされた場合とは、コントロ
ーラ25の演算部で、電気レバー装置30,31,32
の操作レバーパターンが予め決められた条件β1b(土
砂運搬作業・軌跡制御中止の条件)を満たしたとき。す
なわち、電気レバー装置30の操作量が、記憶部に記憶
されている前述した条件Iabの中立時の設定値BV0
1abに等しいか、あるいは、電気レバー装置31の操
作量が、記憶部に記憶されている前述した条件Iabの
中立時の設定値AV01abに等しいか、あるいは電気
レバー装置32の操作量が、記憶部に記憶されている前
述した条件Iabの中立時の設定値KV01abに等し
いときである。または、ブーム上げに係る電気レバー装
置30の操作量が、記憶部に記憶されている前述した条
件IIabの比較的大きな操作量に対応する設定値BVL
ab以上のとき、あるいはアームクラウドに係る電気レ
バー装置31の操作量が、記憶部に記憶されている前述
した条件IIabの比較的大きな操作量に対応する設定値
AVLab以上のとき、あるいはバケットダンプに係る
電気レバー装置32の操作量が、記憶部に記憶されてい
る前述した条件IIabの比較的大きな操作量に対応する
設定値KVLa以上のときである。または、ブーム上げ
に係る電気レバー装置30の操作速度が、記憶部に記憶
されている前述した条件IIIabの設定値BSLab以
上のとき、あるいはアームクラウドに係る電気レバー装
置31の操作速度が、記憶部に記憶されている前述した
条件IIIab設定値ASLa以上のとき、あるいはバケ
ットダンプに係る電気レバー装置32の操作速度が、記
憶部に記憶されている前述した条件IIIabの設定値K
SLab以上のときである。
【0093】これらの場合、コントローラ25の出力部
から比例電磁弁34,35,36に通常操作時の制御信
号が出力される。これにより前述したように、電気レバ
ー装置30の操作量に応じたパイロット圧が、比例電磁
弁34を介してコントロールバルブ1のブーム上げ用ス
プールAのパイロット室に与えられ、ブームシリンダ2
3aが作動し、これに伴ってブーム23が駆動する。ま
た、電気レバー装置31の操作量に応じたパイロット圧
が、比例電磁弁35を介してコントロールバルブ1のア
ームクラウド用スプールBのパイロット室に与えられ、
アームシリンダ22aが作動し、これに伴って、アーム
22が駆動する。また、電気レバー装置32の操作量に
応じたパイロット圧が、比例電磁弁36を介してコント
ロールバルブ1のバケットダンプ用スプールCのパイロ
ット室に与えられ、バケットシリンダ21aが作動し、
これに伴ってバケット21が駆動する。このようにして
「土砂運搬作業」の軌跡制御から、オペレータの電気レ
バー装置34,35,36の操作に応じた通常の一般作
業に自然に移行させることができる。
から比例電磁弁34,35,36に通常操作時の制御信
号が出力される。これにより前述したように、電気レバ
ー装置30の操作量に応じたパイロット圧が、比例電磁
弁34を介してコントロールバルブ1のブーム上げ用ス
プールAのパイロット室に与えられ、ブームシリンダ2
3aが作動し、これに伴ってブーム23が駆動する。ま
た、電気レバー装置31の操作量に応じたパイロット圧
が、比例電磁弁35を介してコントロールバルブ1のア
ームクラウド用スプールBのパイロット室に与えられ、
アームシリンダ22aが作動し、これに伴って、アーム
22が駆動する。また、電気レバー装置32の操作量に
応じたパイロット圧が、比例電磁弁36を介してコント
ロールバルブ1のバケットダンプ用スプールCのパイロ
ット室に与えられ、バケットシリンダ21aが作動し、
これに伴ってバケット21が駆動する。このようにして
「土砂運搬作業」の軌跡制御から、オペレータの電気レ
バー装置34,35,36の操作に応じた通常の一般作
業に自然に移行させることができる。
【0094】このように構成した第6の実施例も、前述
した第2の実施例と同等の効果が得られる。
した第2の実施例と同等の効果が得られる。
【0095】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る発明は、通常実
施されるオペレータのフロントの駆動操作に伴って、他
に特別なボタン操作等を要することなく、通常の一般作
業から自然に軌跡制御に移行させることができ、操作上
の煩わしさや違和感をオペレータに与えることがなく、
この軌跡制御への移行に際し、従来に比べて優れた操作
性を得ることができる。
施されるオペレータのフロントの駆動操作に伴って、他
に特別なボタン操作等を要することなく、通常の一般作
業から自然に軌跡制御に移行させることができ、操作上
の煩わしさや違和感をオペレータに与えることがなく、
この軌跡制御への移行に際し、従来に比べて優れた操作
性を得ることができる。
【0096】また、本発明の請求項2に係る発明は、上
述した効果に加えて、軌跡制御から自然に通常の一般作
業に、操作上の煩わしさや違和感をオペレータに与える
ことがなく移行させることができ、このような軌跡制御
から一般作業への移行に際しても優れた操作性を得るこ
とができる。
述した効果に加えて、軌跡制御から自然に通常の一般作
業に、操作上の煩わしさや違和感をオペレータに与える
ことがなく移行させることができ、このような軌跡制御
から一般作業への移行に際しても優れた操作性を得るこ
とができる。
【図1】本発明の建設機械の油圧制御装置の第1の実施
例の構成を示す図である。
例の構成を示す図である。
【図2】図1に示す第1の実施例に備えられるコントロ
ーラにおける処理手順を示すフローチャートである。
ーラにおける処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例の構成を示す図である。
【図4】本発明の対象とする建設機械として挙げた油圧
ショベルで実施される「ならし作業」の別の例を示す図
である。
ショベルで実施される「ならし作業」の別の例を示す図
である。
【図5】本発明の第3の実施例の構成を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施例の構成を示す図である。
【図7】本発明の第5の実施例の構成を示す図である。
【図8】本発明の第6の実施例の構成を示す図である。
【図9】本発明の対象とする建設機械として挙げた油圧
ショベルで実施される「ならし作業」を示す図である。
ショベルで実施される「ならし作業」を示す図である。
【図10】本発明の対象とする建設機械として挙げた油
圧ショベルで実施される「土砂運搬作業」を示す図であ
る。
圧ショベルで実施される「土砂運搬作業」を示す図であ
る。
【図11】図9に示す「ならし作業」時の不具合を説明
する図である。
する図である。
【図12】図10に示す「土砂運搬作業」時の不具合を
示す図である。
示す図である。
1 コントロールバルブ(流量制御手段) 2 シャトル弁(流量制御手段) 3 シャトル弁(流量制御手段) 4 比例電磁弁(流量制御手段) 5 比例電磁弁(流量制御手段) 7 比例電磁弁(流量制御手段) 8 比例電磁弁(流量制御手段) 9 圧力センサ(操作量検出装置) 10 圧力センサ(操作量検出装置) 11 圧力センサ(操作量検出装置) 12 パイロット弁(操作装置) 13 パイロット油圧源(流量制御手段) 14 パイロット弁(操作装置) 15 パイロット油圧源(流量制御手段) 16 パイロット弁(操作装置) 18 本体 19 アーム角センサ(フロント角センサ)〔フロント
検出装置〕 20 バケット角センサ(フロント角センサ)〔フロン
ト検出装置〕 21 バケット(フロント) 22 アーム(フロント) 23 ブーム(フロント) 24 ブーム角センサ(フロント角センサ)〔フロント
検出装置〕 25 コントローラ 26 アーム用ストロークセンサ(フロント検出装置) 27 バケット用ストロークセンサ(フロント検出装
置) 28 ブーム用ストロークセンサ(フロント検出装置) 30 電気レバー装置 31 電気レバー装置 32 電気レバー装置 33 パイロット油圧源 34 比例電磁弁 35 比例電磁弁 36 比例電磁弁
検出装置〕 20 バケット角センサ(フロント角センサ)〔フロン
ト検出装置〕 21 バケット(フロント) 22 アーム(フロント) 23 ブーム(フロント) 24 ブーム角センサ(フロント角センサ)〔フロント
検出装置〕 25 コントローラ 26 アーム用ストロークセンサ(フロント検出装置) 27 バケット用ストロークセンサ(フロント検出装
置) 28 ブーム用ストロークセンサ(フロント検出装置) 30 電気レバー装置 31 電気レバー装置 32 電気レバー装置 33 パイロット油圧源 34 比例電磁弁 35 比例電磁弁 36 比例電磁弁
Claims (2)
- 【請求項1】 ブーム及びアームを含むフロントと、こ
のフロントを駆動する油圧シリンダとを有する建設機械
に備えられ、上記フロントの姿勢を検出するフロント検
出装置と、上記油圧シリンダに供給される流量を制御す
る流量制御手段と、上記油圧シリンダに供給される流量
を指令する操作装置と、この操作装置の操作量を検出す
る操作量検出装置と、この操作量検出装置あるいは上記
フロント検出装置から出力される信号を演算し、その演
算値に対応する制御信号を上記流量制御手段に出力する
コントローラとを備えた建設機械の油圧駆動装置におい
て、 上記コントローラが、軌跡制御開始に際して通常実施さ
れる上記フロントの操作に基づく操作情報を、予め軌跡
制御開始操作情報として記憶する記憶部と、上記操作量
検出装置で検出される操作量信号に基づく実可動操作情
報が上記軌跡制御開始操作情報に一致するかどうか判断
する演算部と、この演算部で上記実可動操作情報が上記
軌跡制御開始操作情報に一致すると判断されたとき、軌
跡制御を実施する制御信号を上記流量制御手段に出力す
る出力部とを含むことを特徴とする建設機械の油圧制御
装置。 - 【請求項2】 上記コントローラが、軌跡制御の中止に
際して通常実施される上記フロントの操作に基づく操作
情報を、予め軌跡制御中止操作情報として記憶する記憶
部と、上記操作量検出装置で検出される操作量信号に基
づく実可動操作情報が上記軌跡制御中止操作情報に一致
するかどうか判断する演算部と、この演算部で上記実可
動操作情報が上記軌跡制御中止操作情報に一致すると判
断されたとき、軌跡制御の中止に伴う通常操作時の制御
信号を上記流量制御手段に出力する出力部とを含むこと
を特徴とする請求項1記載の建設機械の油圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25876795A JPH09100548A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 建設機械の油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25876795A JPH09100548A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 建設機械の油圧制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09100548A true JPH09100548A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17324810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25876795A Pending JPH09100548A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 建設機械の油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09100548A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006009569A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Caterpillar Sarl | 作業機械操作システム及び方法 |
| WO2020045579A1 (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | コベルコ建機株式会社 | 建設機械 |
-
1995
- 1995-10-05 JP JP25876795A patent/JPH09100548A/ja active Pending
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