JPH09100927A - 緊急遮断弁 - Google Patents
緊急遮断弁Info
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- JPH09100927A JPH09100927A JP26021895A JP26021895A JPH09100927A JP H09100927 A JPH09100927 A JP H09100927A JP 26021895 A JP26021895 A JP 26021895A JP 26021895 A JP26021895 A JP 26021895A JP H09100927 A JPH09100927 A JP H09100927A
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- pressure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 管路内の圧力低下により確実に弁体を閉じる
ことができるとともに、既存の管路にも容易に取り付け
ることが可能な緊急遮断弁を提供する。 【解決手段】 弁軸2に連動して回動するアーム12
と、該アーム12を介して弁体を閉じ方向に付勢するウ
ェイト11と、アーム12を弁体の開位置に保持する回
転板14及び係止レバー15からなる係止部と、圧力室
内の流体圧により係止部を係止状態に維持するシリンダ
ー16と、圧力室内の流体圧が低下したときに係止部の
係止状態を解除するスプリング17と、圧力室と弁箱1
に設けた流体圧力取出し部とをパイロット配管18で接
続し、圧力室内に導入される流体の圧力が低下したとき
に弁体を全閉状態にする緊急遮断弁である。
ことができるとともに、既存の管路にも容易に取り付け
ることが可能な緊急遮断弁を提供する。 【解決手段】 弁軸2に連動して回動するアーム12
と、該アーム12を介して弁体を閉じ方向に付勢するウ
ェイト11と、アーム12を弁体の開位置に保持する回
転板14及び係止レバー15からなる係止部と、圧力室
内の流体圧により係止部を係止状態に維持するシリンダ
ー16と、圧力室内の流体圧が低下したときに係止部の
係止状態を解除するスプリング17と、圧力室と弁箱1
に設けた流体圧力取出し部とをパイロット配管18で接
続し、圧力室内に導入される流体の圧力が低下したとき
に弁体を全閉状態にする緊急遮断弁である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急遮断弁に関
し、詳しくは、上水道管路の途中に設けて地震等の緊急
時に管路を自動的に遮断するための緊急遮断弁の構造に
関する。
し、詳しくは、上水道管路の途中に設けて地震等の緊急
時に管路を自動的に遮断するための緊急遮断弁の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】緊急遮断弁は、管路の破損や停電等の異
常発生時に管路を自動的に遮断して流体の流出を防止し
たり、ポンプ等にかかる異常負荷を防止するためのもの
であって、一般には、ウェイトの作用で弁体を閉じる形
式のものが多く用いられている。すなわち、異常発生時
にウェイトを自重で降下させることにより弁体を閉じる
ものが一般的であり、異常発生時にウェイトを降下させ
る手段としては、例えば、実開昭57−94762号公
報や実開昭57−94766号公報に記載されたものが
知られている。
常発生時に管路を自動的に遮断して流体の流出を防止し
たり、ポンプ等にかかる異常負荷を防止するためのもの
であって、一般には、ウェイトの作用で弁体を閉じる形
式のものが多く用いられている。すなわち、異常発生時
にウェイトを自重で降下させることにより弁体を閉じる
ものが一般的であり、異常発生時にウェイトを降下させ
る手段としては、例えば、実開昭57−94762号公
報や実開昭57−94766号公報に記載されたものが
知られている。
【0003】上記実開昭57−94762号公報に記載
された緊急遮断弁装置は、管路内の流体の速度変化を管
路に設けたオリフィスの前後の差圧により検出し、差圧
が設定値以上になったとき、即ち管路の破損等により流
速が上昇したときに弁体を閉じるように形成している。
また、実開昭57−94766号公報に記載された緊急
遮断弁装置は、停電時に電磁弁を作動させて弁体を閉じ
るようにしている。さらに、他の形式として、管路内の
圧力を電気的に検出し、検出した圧力に応じてソレノイ
ドを作動させることにより弁体を閉じるように形成した
ものも知られている。
された緊急遮断弁装置は、管路内の流体の速度変化を管
路に設けたオリフィスの前後の差圧により検出し、差圧
が設定値以上になったとき、即ち管路の破損等により流
速が上昇したときに弁体を閉じるように形成している。
また、実開昭57−94766号公報に記載された緊急
遮断弁装置は、停電時に電磁弁を作動させて弁体を閉じ
るようにしている。さらに、他の形式として、管路内の
圧力を電気的に検出し、検出した圧力に応じてソレノイ
ドを作動させることにより弁体を閉じるように形成した
ものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気的
に緊急遮断弁を作動させる形式のものは、地震等で電気
回路が破壊された場合には緊急遮断弁が作動しなくなる
おそれがあり、また、流速により緊急遮断弁を作動させ
る形式のものは、管路にオリフィスを設けたり、2本の
パイロット配管を設けたりする必要があるなどの問題が
あった。
に緊急遮断弁を作動させる形式のものは、地震等で電気
回路が破壊された場合には緊急遮断弁が作動しなくなる
おそれがあり、また、流速により緊急遮断弁を作動させ
る形式のものは、管路にオリフィスを設けたり、2本の
パイロット配管を設けたりする必要があるなどの問題が
あった。
【0005】そこで本発明は、管路内の圧力低下により
確実に弁体を閉じることができるとともに、既存の管路
にも容易に取り付けることが可能な緊急遮断弁を提供す
ることを目的としている。
確実に弁体を閉じることができるとともに、既存の管路
にも容易に取り付けることが可能な緊急遮断弁を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の緊急遮断弁は、弁箱内に回動可能に設けら
れた弁体の弁軸に連動して回動するアームと、該アーム
を介して前記弁体を閉じ方向に付勢するウェイトと、前
記アームを弁体の開位置に保持する係止部と、圧力室内
の流体圧により前記係止部を係止状態に維持するシリン
ダーと、該シリンダーの圧力室内の流体圧が低下したと
きに前記係止部の係止状態を解除するスプリングとを備
え、前記圧力室内に導入される流体の圧力が低下したと
きに前記弁体を全閉状態にする緊急遮断弁であって、前
記シリンダーの圧力室への流体圧力取出し部を弁箱に設
け、該流体圧力取出し部と圧力室とをパイロット配管で
接続したことを特徴とするものであって、特に、前記パ
イロット配管に水撃緩衝器を設け、また、前記スプリン
グに弾発力調節手段を備えていることを特徴としてい
る。
め、本発明の緊急遮断弁は、弁箱内に回動可能に設けら
れた弁体の弁軸に連動して回動するアームと、該アーム
を介して前記弁体を閉じ方向に付勢するウェイトと、前
記アームを弁体の開位置に保持する係止部と、圧力室内
の流体圧により前記係止部を係止状態に維持するシリン
ダーと、該シリンダーの圧力室内の流体圧が低下したと
きに前記係止部の係止状態を解除するスプリングとを備
え、前記圧力室内に導入される流体の圧力が低下したと
きに前記弁体を全閉状態にする緊急遮断弁であって、前
記シリンダーの圧力室への流体圧力取出し部を弁箱に設
け、該流体圧力取出し部と圧力室とをパイロット配管で
接続したことを特徴とするものであって、特に、前記パ
イロット配管に水撃緩衝器を設け、また、前記スプリン
グに弾発力調節手段を備えていることを特徴としてい
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面を参照して
さらに詳細に説明する。図1乃至図5は、それぞれ本発
明を適用した緊急遮断弁を示すもので、図1は開弁状態
の緊急遮断弁を示す正面図、図2は閉弁状態の緊急遮断
弁を示す正面図、図3は緊急遮断弁の側面図、図4は同
じく平面図、図5はシリンダー部分を示す一部断面図、
図6は水撃緩衝器の一例を示す断面図である。
さらに詳細に説明する。図1乃至図5は、それぞれ本発
明を適用した緊急遮断弁を示すもので、図1は開弁状態
の緊急遮断弁を示す正面図、図2は閉弁状態の緊急遮断
弁を示す正面図、図3は緊急遮断弁の側面図、図4は同
じく平面図、図5はシリンダー部分を示す一部断面図、
図6は水撃緩衝器の一例を示す断面図である。
【0008】この緊急遮断弁は、弁箱1を水平方向に貫
通する弁軸2に弁体3を設け、弁箱1から突出する弁軸
2の一方に弁体復帰装置4を設けるとともに、弁軸2の
他方に遮断装置5を設けたもので、弁箱1の両側の開口
がそれぞれ流体管路(図示せず)に接続される。
通する弁軸2に弁体3を設け、弁箱1から突出する弁軸
2の一方に弁体復帰装置4を設けるとともに、弁軸2の
他方に遮断装置5を設けたもので、弁箱1の両側の開口
がそれぞれ流体管路(図示せず)に接続される。
【0009】遮断装置5は、基端部が前記弁軸2に固着
されて弁軸2と一体に回動し、その先端部に装着された
ウェイト11により前記弁体3を閉じる方向に付勢され
ているアーム12と、該アーム12を弁体3の開位置に
保持するとともに、緊急時にアーム12を回動可能とす
るため、アーム12の回動に伴ってリンク機構13を介
して回動する扇状の回転板14及び該回転板14の係止
段部14aに係止する係止レバー15を有する係止部
と、圧力室16a内に導入される流体圧により作動して
係止レバー15を係止位置に維持するシリンダー16
と、該シリンダー16の圧力室16a内の流体圧が低下
したときに前記係止レバー15を非係止位置に移動させ
て係止部の係止状態を解除するスプリング17と、シリ
ンダー16の圧力室16a内に弁箱1の一次側に設けた
流体圧力取出し部1aから流体を導入するパイロット配
管18とを備えている。また、パイロット配管18に
は、水撃等による流体圧の変動を吸収するための水撃緩
衝器19が設けられ、スプリング17には、該スプリン
グ17の弾発力を調節するための弾発力調節手段20が
設けられている。さらに、前記アーム12には、弁体3
を閉じる速度を制御するためのダンパー21が設けら
れ、アーム12の回動中心部には、弁体3の開度を表示
する開度表示器12aが設けられている。
されて弁軸2と一体に回動し、その先端部に装着された
ウェイト11により前記弁体3を閉じる方向に付勢され
ているアーム12と、該アーム12を弁体3の開位置に
保持するとともに、緊急時にアーム12を回動可能とす
るため、アーム12の回動に伴ってリンク機構13を介
して回動する扇状の回転板14及び該回転板14の係止
段部14aに係止する係止レバー15を有する係止部
と、圧力室16a内に導入される流体圧により作動して
係止レバー15を係止位置に維持するシリンダー16
と、該シリンダー16の圧力室16a内の流体圧が低下
したときに前記係止レバー15を非係止位置に移動させ
て係止部の係止状態を解除するスプリング17と、シリ
ンダー16の圧力室16a内に弁箱1の一次側に設けた
流体圧力取出し部1aから流体を導入するパイロット配
管18とを備えている。また、パイロット配管18に
は、水撃等による流体圧の変動を吸収するための水撃緩
衝器19が設けられ、スプリング17には、該スプリン
グ17の弾発力を調節するための弾発力調節手段20が
設けられている。さらに、前記アーム12には、弁体3
を閉じる速度を制御するためのダンパー21が設けら
れ、アーム12の回動中心部には、弁体3の開度を表示
する開度表示器12aが設けられている。
【0010】前記シリンダー16は、図5に示すよう
に、シリンダー16内のピストン16bとシリンダー内
壁との間にダイヤフラム16cを設けて前記圧力室16
aを画成したものであって、圧力室16aに連通するポ
ート16dに前記パイロット配管18が接続される。シ
リンダー16を貫通するピストンロッド16eの一端1
6fは、連結部材15aを介して前記係止レバー15に
連結されており、他端部には、前記スプリング17及び
弾発力調節手段20が設けられている。なお、反圧力室
側に設けられたポート16gは、大気に開放させた状態
としておけばよい。
に、シリンダー16内のピストン16bとシリンダー内
壁との間にダイヤフラム16cを設けて前記圧力室16
aを画成したものであって、圧力室16aに連通するポ
ート16dに前記パイロット配管18が接続される。シ
リンダー16を貫通するピストンロッド16eの一端1
6fは、連結部材15aを介して前記係止レバー15に
連結されており、他端部には、前記スプリング17及び
弾発力調節手段20が設けられている。なお、反圧力室
側に設けられたポート16gは、大気に開放させた状態
としておけばよい。
【0011】前記ピストンロッド16eの一端16fと
係止レバー15の先端部とを連結する連結部材15a
は、係止レバー15の先端部の回動とピストンロッド1
6eの直動とを円滑に接続するために揺動可能に設けら
れており、また、係止レバー15の先端部とは、連結部
材15aに設けられた長孔を介して連結されている。さ
らに、係止レバー15の先端部には、係止レバー15を
回転板14方向に引き付けて両者を確実に係止状態に保
持するためのコイルスプリング15bが設けられてい
る。
係止レバー15の先端部とを連結する連結部材15a
は、係止レバー15の先端部の回動とピストンロッド1
6eの直動とを円滑に接続するために揺動可能に設けら
れており、また、係止レバー15の先端部とは、連結部
材15aに設けられた長孔を介して連結されている。さ
らに、係止レバー15の先端部には、係止レバー15を
回転板14方向に引き付けて両者を確実に係止状態に保
持するためのコイルスプリング15bが設けられてい
る。
【0012】前記シリンダー16に設けられたスプリン
グ17は、基端部17aがシリンダー16の端壁に当接
して保持されるとともに、先端部17bが弾発力調節手
段20により所定位置に保持された状態で配置されてお
り、ピストンロッド16eを、図5において上方に移動
させる弾発力が与えられている。弾発力調節手段20
は、ピストンロッド16eの先端部に設けられたネジ部
16hに螺合するナット20aと、該ナット20aによ
り位置決めされるスプリング押え20bとからなるもの
で、ナット20aの位置を調節してスプリング押え20
bの位置を変えることにより、スプリング17の弾発力
を調節することができ、スプリング押え20bの位置を
シリンダー16方向に移動させるとスプリング17の弾
発力が強くなる。
グ17は、基端部17aがシリンダー16の端壁に当接
して保持されるとともに、先端部17bが弾発力調節手
段20により所定位置に保持された状態で配置されてお
り、ピストンロッド16eを、図5において上方に移動
させる弾発力が与えられている。弾発力調節手段20
は、ピストンロッド16eの先端部に設けられたネジ部
16hに螺合するナット20aと、該ナット20aによ
り位置決めされるスプリング押え20bとからなるもの
で、ナット20aの位置を調節してスプリング押え20
bの位置を変えることにより、スプリング17の弾発力
を調節することができ、スプリング押え20bの位置を
シリンダー16方向に移動させるとスプリング17の弾
発力が強くなる。
【0013】また、ピストンロッド16eの他端部先端
には、ブラケット20cを介して目盛板20dが設けら
れている。この目盛板20dは、スプリング押え20b
の位置に対応するスプリング17の弾発力を表示するも
のであって、例えば、スプリング17の弾発力に対応す
る圧力室16a内の流体圧が表示されている。
には、ブラケット20cを介して目盛板20dが設けら
れている。この目盛板20dは、スプリング押え20b
の位置に対応するスプリング17の弾発力を表示するも
のであって、例えば、スプリング17の弾発力に対応す
る圧力室16a内の流体圧が表示されている。
【0014】前記水撃緩衝器19は、図6に示すよう
に、容器19a内に可撓性及び気密性を有する筒状体1
9bを収容し、容器19aと筒状体19bとの間に、密
封された空気層19cを形成したものであって、筒状体
19b内をパイロット配管18の管路内に連通させた状
態でパイロット配管18に取り付けられている。この水
撃緩衝器19は、流体に水撃が発生した際に、空気層1
9cをクッションとして可撓性の筒状体19bが伸縮す
ることによりパイロット配管18内の水撃を吸収し、シ
リンダー16の圧力室16a内の流体圧の急変を防止す
る。これにより、水撃による圧力変動でシリンダー16
が誤作動することがなくなる。
に、容器19a内に可撓性及び気密性を有する筒状体1
9bを収容し、容器19aと筒状体19bとの間に、密
封された空気層19cを形成したものであって、筒状体
19b内をパイロット配管18の管路内に連通させた状
態でパイロット配管18に取り付けられている。この水
撃緩衝器19は、流体に水撃が発生した際に、空気層1
9cをクッションとして可撓性の筒状体19bが伸縮す
ることによりパイロット配管18内の水撃を吸収し、シ
リンダー16の圧力室16a内の流体圧の急変を防止す
る。これにより、水撃による圧力変動でシリンダー16
が誤作動することがなくなる。
【0015】このように構成した緊急遮断弁は、該緊急
遮断弁の弁箱1部分に作動用のパイロット配管18を接
続しているので、管路の途中に設置する際に、管路にオ
リフィスを設けたり、パイロット配管を設けたりする必
要がなく、既設の管路の途中にも容易に設置することが
できる。
遮断弁の弁箱1部分に作動用のパイロット配管18を接
続しているので、管路の途中に設置する際に、管路にオ
リフィスを設けたり、パイロット配管を設けたりする必
要がなく、既設の管路の途中にも容易に設置することが
できる。
【0016】次に、上記緊急遮断弁の作動を説明する。
まず、緊急遮断弁を設置した管路の圧力に応じて前記弾
発力調節手段20を調節し、遮断動作圧力を設定する。
この遮断動作圧力は、通常、0.3〜0.7kg/cm
2 の範囲で適宜に設定され、例えば0.5kg/cm2
に設定される。
まず、緊急遮断弁を設置した管路の圧力に応じて前記弾
発力調節手段20を調節し、遮断動作圧力を設定する。
この遮断動作圧力は、通常、0.3〜0.7kg/cm
2 の範囲で適宜に設定され、例えば0.5kg/cm2
に設定される。
【0017】図1の実線で示すように、弁体3が全開状
態の平常時は、ウェイト11が上昇した位置にアーム1
2が回動しており、シリンダー16の圧力室16a内に
は、弁箱一次側の所定圧力の流体がパイロット配管18
を介して導入されている。これにより、圧力室16a内
の流体圧でピストン16b及びピストンロッド16eが
図において下方に押圧され、ピストンロッド16eが下
方に移動した状態になる。したがって、係止レバー15
は、自重及びコイルスプリング15bの作用で回転板1
4の係止段部14aに係止した状態に維持されている。
態の平常時は、ウェイト11が上昇した位置にアーム1
2が回動しており、シリンダー16の圧力室16a内に
は、弁箱一次側の所定圧力の流体がパイロット配管18
を介して導入されている。これにより、圧力室16a内
の流体圧でピストン16b及びピストンロッド16eが
図において下方に押圧され、ピストンロッド16eが下
方に移動した状態になる。したがって、係止レバー15
は、自重及びコイルスプリング15bの作用で回転板1
4の係止段部14aに係止した状態に維持されている。
【0018】管路の異常により管路内の流体圧が低下す
ると、弁箱一次側の流体圧も低下し、パイロット配管1
8を介して接続されている圧力室16a内の圧力が低下
する。そして、圧力室16a内の圧力があらかじめ設定
された遮断動作圧力、例えば0.5kg/cm2 以下に
なると、スプリング17の弾発力によりピストンロッド
16eが図において上方に引き上げられ、一端16fが
コイルスプリング15bより強い力で係止レバー15を
上方の非係止位置に移動させる。これにより、回転板1
4が回動可能となり、回転板14にリンク機構13を介
して連結されているアーム12も回動可能な状態となる
ので、アーム12は、ウェイト11の作用で、図1に想
像線で示す方向に回動して弁軸2を回動させ、図2に示
す状態となって弁体3を閉じる。
ると、弁箱一次側の流体圧も低下し、パイロット配管1
8を介して接続されている圧力室16a内の圧力が低下
する。そして、圧力室16a内の圧力があらかじめ設定
された遮断動作圧力、例えば0.5kg/cm2 以下に
なると、スプリング17の弾発力によりピストンロッド
16eが図において上方に引き上げられ、一端16fが
コイルスプリング15bより強い力で係止レバー15を
上方の非係止位置に移動させる。これにより、回転板1
4が回動可能となり、回転板14にリンク機構13を介
して連結されているアーム12も回動可能な状態となる
ので、アーム12は、ウェイト11の作用で、図1に想
像線で示す方向に回動して弁軸2を回動させ、図2に示
す状態となって弁体3を閉じる。
【0019】管路の復旧により流体圧が回復して緊急遮
断弁を開く際には、弁体復帰装置4を作動させて弁体3
を開き、図2の状態から図1の状態に戻すだけでよい。
このとき、圧力室16a内の圧力も管路の流体圧の回復
と同時に所定圧力に戻るため、スプリング17の弾発力
に抗してピストンロッド16eが下方に移動する。そし
て、弁体3を開く際の弁軸2,アーム12の回動に伴っ
て回転板14が回動し、原位置に復帰して係止段部14
aが係止レバー15との係止位置に至ると、係止レバー
15が、自重及びコイルスプリング15bの作用により
回動して係止段部14aに係止し、回転板14の回動を
阻止して弁体3を全開状態に保持する。
断弁を開く際には、弁体復帰装置4を作動させて弁体3
を開き、図2の状態から図1の状態に戻すだけでよい。
このとき、圧力室16a内の圧力も管路の流体圧の回復
と同時に所定圧力に戻るため、スプリング17の弾発力
に抗してピストンロッド16eが下方に移動する。そし
て、弁体3を開く際の弁軸2,アーム12の回動に伴っ
て回転板14が回動し、原位置に復帰して係止段部14
aが係止レバー15との係止位置に至ると、係止レバー
15が、自重及びコイルスプリング15bの作用により
回動して係止段部14aに係止し、回転板14の回動を
阻止して弁体3を全開状態に保持する。
【0020】なお、弁体復帰装置4は、手動でも電動で
もよく、従来から用いられている弁体復帰装置を使用す
ることができる。また、適当な位置にリミットスイッチ
22a,22bを設けておけば遠方監視も可能となる。
さらに、弁箱1に設ける流体圧力取出し部は、二次側に
設けることもできるが、管路復旧時に流体圧が直接作用
する一次側に設けることにより、開弁作動時の係止レバ
ー15の係止をより確実に行うことができる。
もよく、従来から用いられている弁体復帰装置を使用す
ることができる。また、適当な位置にリミットスイッチ
22a,22bを設けておけば遠方監視も可能となる。
さらに、弁箱1に設ける流体圧力取出し部は、二次側に
設けることもできるが、管路復旧時に流体圧が直接作用
する一次側に設けることにより、開弁作動時の係止レバ
ー15の係止をより確実に行うことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の緊急遮断
弁は、弁箱から取り出した流体圧で作動するシリンダー
により弁体を全閉するようにしたので、管路への設置が
容易であり、既存の管路にも容易に取り付けることがで
きる。また、流体圧だけで作動するので、地震等で電気
回路が破壊された場合でも、管路の破断等の異常によっ
て流体圧が低下した際には、流体圧の低下により確実に
作動して管路を遮断することができる。
弁は、弁箱から取り出した流体圧で作動するシリンダー
により弁体を全閉するようにしたので、管路への設置が
容易であり、既存の管路にも容易に取り付けることがで
きる。また、流体圧だけで作動するので、地震等で電気
回路が破壊された場合でも、管路の破断等の異常によっ
て流体圧が低下した際には、流体圧の低下により確実に
作動して管路を遮断することができる。
【図1】 本発明を適用した緊急遮断弁の一例を示すも
ので、開弁状態の緊急遮断弁を示す正面図である。
ので、開弁状態の緊急遮断弁を示す正面図である。
【図2】 同じく閉弁状態の緊急遮断弁を示す正面図で
ある。
ある。
【図3】 同じく緊急遮断弁の側面図である。
【図4】 同じく平面図である。
【図5】 シリンダー部分を示す一部断面図である。
【図6】 水撃緩衝器の一例を示す断面図である。
1…弁箱、1a…流体圧力取出し部、2…弁軸、3…弁
体、4…弁体復帰装置、5…遮断装置、11…ウェイ
ト、12…アーム、13…リンク機構、14…回転板、
14a…係止段部、15…係止レバー、16…シリンダ
ー、16a…圧力室、16b…ピストン、16e…ピス
トンロッド、17…スプリング、18…パイロット配
管、19…水撃緩衝器、20…弾発力調節手段、21…
ダンパー
体、4…弁体復帰装置、5…遮断装置、11…ウェイ
ト、12…アーム、13…リンク機構、14…回転板、
14a…係止段部、15…係止レバー、16…シリンダ
ー、16a…圧力室、16b…ピストン、16e…ピス
トンロッド、17…スプリング、18…パイロット配
管、19…水撃緩衝器、20…弾発力調節手段、21…
ダンパー
Claims (3)
- 【請求項1】 弁箱内に回動可能に設けられた弁体の弁
軸に連動して回動するアームと、該アームを介して前記
弁体を閉じ方向に付勢するウェイトと、前記アームを弁
体の開位置に保持する係止部と、圧力室内の流体圧によ
り前記係止部を係止状態に維持するシリンダーと、該シ
リンダーの圧力室内の流体圧が低下したときに前記係止
部の係止状態を解除するスプリングとを備え、前記圧力
室内に導入される流体の圧力が低下したときに前記弁体
を全閉状態にする緊急遮断弁であって、前記シリンダー
の圧力室への流体圧力取出し部を弁箱に設け、該流体圧
力取出し部と圧力室とをパイロット配管で接続したこと
を特徴とする緊急遮断弁。 - 【請求項2】 前記パイロット配管は、水撃緩衝器を備
えていることを特徴とする請求項1記載の緊急遮断弁。 - 【請求項3】 前記スプリングは、弾発力調節手段を備
えていることを特徴とする請求項1記載の緊急遮断弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26021895A JPH09100927A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 緊急遮断弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26021895A JPH09100927A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 緊急遮断弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09100927A true JPH09100927A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17344996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26021895A Pending JPH09100927A (ja) | 1995-10-06 | 1995-10-06 | 緊急遮断弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09100927A (ja) |
-
1995
- 1995-10-06 JP JP26021895A patent/JPH09100927A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040210 |