JPH09100996A - 流体定量装置および該装置を備えた圧縮空気潤滑装置 - Google Patents
流体定量装置および該装置を備えた圧縮空気潤滑装置Info
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Abstract
流体定量が可能でありかつ低コストで製造および組立て
ができるようにすることにある。 【解決手段】 下方に延びた中央のオイル供給ノズル
(30)と、ノズルに連通する周方向に傾斜した上面
(29)とを備えた固定の下方部材(20)を有する圧
縮空気潤滑装置用の調節可能なオイル定量弁。上面(2
9)上には弁部材(21)が回転可能に座合している。
弁部材(21)はディスク状部分(31)を有し、ディ
スク状部分の下面には半径方向のチャンネル(35)が
形成されている。ディスク状部分(31)の下面と固定
部材(20)の上面(29)との間には、高さが徐々に
変化する周方向ギャップ(H)が形成される。ノズルへ
のオイル流量は、弁部材(21)を回転させることによ
り変化されるチャンネルの外端部の角度位置におけるギ
ャップ(H)の高さに実質的に比例する。
Description
し、より詳しくは、これに限定されるものではないが、
圧縮空気潤滑装置に使用するオイル定量装置に関する。
のような多くの空気圧装置では、オイル霧の形態をなす
潤滑剤を圧縮空気に含ませる必要があることはよく知ら
れている。この目的のため、圧縮空気ラインには、圧縮
空気の流れ中にオイル霧を導入する潤滑装置が設けられ
る。殆ど例外なく、潤滑装置は、使用者が、圧縮空気流
中に導入されるオイルの量を当該空気圧装置の潤滑条件
に応じて調節できるように構成された調節可能なオイル
定量装置を有している。
の小滴を制御された流量で圧縮空気流中に供給する手動
調節可能なニードル弁を備えている。このような弁は、
比較的簡単で信頼性のある構造を有しているが、製造お
よび組立てが非常にコスト高になる。添付図面の図1
(図面については後で詳述する)には、このような定量
ニードル弁を備えた典型的な従来技術の潤滑装置が示さ
れている。また、本願出願人の所有する米国特許第37
07204号には、出願人が現在使用している定量ニー
ドル弁が詳細に記載されている。
ば圧縮空気潤滑装置に使用するのに適しており、正確で
信頼性のある流体、例えばオイル、の定量が可能である
にも係わらず、低コストで製造および組立てができる流
体定量装置、より詳しくはオイル定量装置の新規な構造
を提供することにある。
ば、ほぼ中央に上面において終端する流体出口通路が設
けられた固定された第1部材と、前記第1部材上に重ね
られかつ該第1部材の前記上面と接触する下面を備えた
第2部材とを有し、該第2部材は第1部材に対して選択
的に回転可能とされ、前記上下面のうちの一方の面は平
坦でありかつその中に内端部が前記流体出口通路に連通
した細長いチャンネルを形成し、他方の面は、前記チャ
ンネルの外端部に連通して周方向ギャップを両面間に形
成できるように周方向に傾斜しており、前記チャンネル
の前記外端部の位置における周方向ギャップの寸法は、
第1部材に対する第2部材の選択回転位置に応じて変化
し、さらに流体を前記周方向ギャップに、従って前記チ
ャンネルを介して流体出口通路に供給するように設けら
れた流体入口通路を有していることを特徴とする調節可
能な流体定量装置が提供される。
ロと所定の最大寸法との間で連続的に変化し、これによ
り、装置を通る流体の流れは、ゼロ(すなわち、オフ位
置)から所定の最大流量まで変化できることが好まし
い。
平坦面を形成し、固定の第1部材の上面が周方向傾斜面
を形成する。
可能なオイル定量装置を備えた、空気中に導入されるオ
イル量を調整するための圧縮空気潤滑装置が提供され
る。
量装置の好ましい実施の形態を、単なる例示として添付
図面を参照して説明する。
業者によく知られている既知の潤滑装置は、圧縮空気ラ
イン4に連結される入口2および出口3を備えた本体1
を有する。本体1はある量の潤滑オイル6を収容する垂
下ボウル5を支持し、該ボウル5内には、本体1により
支持された開端形垂直チューブ7が延びている。チュー
ブ7の上端部は本体1に形成されたボア8の下端部に連
通しており、ボア8の上端部は、いわゆる供給視認ドー
ム9に連通している。供給視認ドーム9は定量オリフィ
ス10を有し、該定量オリフィスのサイズは、ドーム9
の番号12で示す箇所で螺合するテーパ状ニードル11
により変化できる。ニードル11の上端部は、手動回転
できる調節ノブ13に固定されており、調節ノブを反時
計回り方向に回転すると定量オリフィス10の断面積が
増大し、逆に時計回り方向に回転するとオリフィス10
の断面積が減少し、最終的にオリフィス10を完全に閉
鎖する。
通路14を通りかつチャージ弁15を介してボウル5の
内部に連通しており、これにより、ボウル5は使用時に
加圧される。
介して、定量オリフィス10の下の供給視認ドーム9の
出口側に連通している。入口2と出口3との間で、オイ
ル供給通路16の上流側には、弾性的な可撓性を有する
絞り装置17が配置されており、該絞り装置17は、使
用時に、空気流量に比例する小さな圧力降下を出口3内
に発生させる。従って、潤滑装置を通って空気が流れる
と、出口3内の空気圧力はボウル5内の空気圧力より僅
かに低くなり、従って、ボウル5内の潤滑オイル6がチ
ューブ7を通って上方に吸引され、ボア8を通って供給
視認ドーム9内に導入される。供給視認ドーム内のオイ
ルは、定量オリフィス10を通ってオイル供給通路16
内に滴下し、次に出口3内に滴下する。ここでオイル滴
が空気流により霧化され、「オイル霧(oil fo
g)」を形成する。
れるオイルの量は、定量オリフィス10の設定により制
御され、前述のようにノブ13を用いてニードル11を
調節することにより、所望のままに増減できる。絞り装
置17は、ニードル11の所与の設定において、広範囲
の空気流に亘ってほぼ一定のオイル/空気濃度比が得ら
れるように設計されている。
されており、該逆止ボール18は、空気流が生じていな
い間でもチューブ7がオイルで充満された状態を維持で
きるようにする。
て製造され、且つ使用者が潤滑装置の作動をモニタリン
グできるように透明プラスチック成形体として形成され
たドーム9の本体と螺合する。このような構造は、前述
のように、製造および組立てを比較的コスト高なものと
する。
された定量装置の一形態を示し、この定量装置は、ねじ
が形成された金属部品が全く不要であり且つ全体がプラ
スチック材料で作られ且つ非常に容易に組み立てること
ができる部品で便利に構成できる。
装置は、3つのプラスチック成形体、すなわち、全体と
して円筒状の外側ハウジング19と、全体として円筒状
の内側部材20と、弁部材21とを有している。これら
の成形体を一体化すると、図1に示す潤滑装置の供給視
認ドーム9に相当するものとなる。
し、該スカート部分22には、その下方開端部とギザ付
き環状フランジ24との間に、雄形差込み部材23、2
3′が設けられている。差込み部材23、23′は、図
1の構造と同様にしてハウジング19を圧縮空気潤滑装
置の本体に取り付ける機能を有するけれども、別の構成
として螺合により取り付けることもできる。ハウジング
19の上端部の内部には、1対の環状肩部25、26が
形成されており、該肩部25、26は、それぞれ、弁部
材21およびOリングシール27に座合する。図面から
明らかなように、ハウジング19の上端部には円形開口
28が形成されている。
2の壁厚は、図2の断面の左側の最大壁厚から、図2の
断面の右側の最小壁厚まで徐々に変化している。内側部
材20は、ハウジング19内に完全に且つ同心状に受け
入れられ且つその下端部が開放されている。その上端部
には、上向き面29(該面の形状については、図3を参
照して後でより詳細に説明する)と、下方に延びたノズ
ル30が形成されている。
ジング19の内部肩部25、26との間の所定位置に配
置される。弁部材21はディスク状部分31を有し、該
ディスク状部分31には短い円筒状突出部32が一体成
形されており、該突出部32の上端部にはスロット33
が形成されている。弁部材21のディスク状部分31に
は下向きの平坦な下面34が形成されており、該下面3
4には、その中心からほぼその周辺まで半径方向に延び
たチャンネル35が形成されている。下面34は部材2
0の上面29と係合すると同時に、上面29に対して回
転することができる。
が変化しているため、スカート部分22の内面と部材2
0の円筒状外面との間には、三日月状断面をもつほぼ完
全な環状通路36が形成される。
号38で示されている)により成形エラストマシール3
7が取り付けられており、このシール37は、多数の中
央孔(その2つが参照番号39で示されている)と、多
数の周辺孔(その1つが参照番号40で示されている)
とを有している。
9は、その周辺から間隔を隔てて配置された環状隆起部
41を有し、該隆起部41上に弁部材21のディスク状
部分31が座合している。隆起部41と上面29の縁部
との間の環状部分42は傾斜している。すなわち、環状
部分42の高さは、360°に亘って移動するときに、
隆起部41と同一面である最高レベル(図3に示す位置
A)から、隆起部41より低い最低レベル(図3に示す
位置B)まで徐々に変化する。かくして、図3にCで示
すレベルは、傾斜面42の最高レベルと最低レベルとの
間のほぼ中間にある。従って、弁部材21の平坦面34
と周辺の傾斜面42との間には、徐々に変化するギャッ
プH(図2参照)が存在する。例えば、このギャップH
は、0〜約1.0mmの間で変化する。
が、弁部材21のディスク状部分31の中心からそのほ
ぼ周辺まで半径方向に延びていることが明瞭に理解され
よう。かくして、チャンネル35の外端部がギャップH
に連通し、一方、その内端部が部材20のノズル30に
連通している。部材20に対する弁部材21の回転位置
に応じて、チャンネル35の外端部が、その都度、より
小さい(又は大きい)ギャップHに露出され、従って、
これに応じてノズル30への潤滑オイルの供給量が変化
する。もちろん、弁部材21を図2に示す位置から約1
80°回転することにより、チャンネル35の外端部が
図3に示す位置Aを占めると、ギャップHがゼロとなっ
て、オイルは全く流れなくなる。弁部材21の回転位置
は、ハウジングの開口28を通ってスロット33内に挿
入されるねじドライバを用いて変えることができる。
同様に、定量装置を横切る前後の圧力差によって、潤滑
オイルは、図2に矢印で示すように、シール37の孔4
0を通って通路36内に吸引され、ここから、ギャップ
Hおよびチャンネル35を通ってノズル30へと流れ
る。次に、オイルは、これも矢印で示すように、ノズル
30から滴下し、更にシール37の中央孔39を通って
潤滑装置の出口に滴下する。
場合におけるように、図2〜図4を参照して説明した装
置は、弁部材21の任意の所与の設定時に、広範囲の空
気流量に亘ってほぼ一定のオイル/空気濃度比を与え
る。
かつ問題としている用途に適した任意の状況において流
量の制御に使用することもできる。
なく、本願に特別に説明した装置に種々の設計変更を施
すことができる。同様に、種々の全ての構成部品をプラ
スチック材料で成形すること、特に、ハウジング19お
よび部材20をポリカーボネートのような透明プラスチ
ック材料で成形して装置の作動を視覚でモニタリングで
きるようにすることが好ましいが、幾つかの構成部品又
は全ての構成部品を金属で作ることもできる。
た、本発明によるオイル定量装置を示す拡大部分側断面
図
Claims (11)
- 【請求項1】 ほぼ中央に上面において終端する流体出
口通路が設けられた固定された第1部材と、前記第1部
材上に重ねられかつ該第1部材の前記上面と接触する下
面を備えた第2部材とを有し、該第2部材は第1部材に
対して選択的に回転可能とされ、前記上下面のうちの一
方の面は平坦でありかつその中に内端部が前記流体出口
通路に連通した細長いチャンネルを形成し、他方の面
は、前記チャンネルの外端部に連通して周方向ギャップ
を両面間に形成できるように周方向に傾斜しており、前
記チャンネルの前記外端部の位置における周方向ギャッ
プの寸法は、第1部材に対する第2部材の選択回転位置
に応じて変化し、さらに流体を前記周方向ギャップに、
従って前記チャンネルを介して流体出口通路に供給する
ように設けられた流体入口通路を有していることを特徴
とする調節可能な流体定量装置。 - 【請求項2】 前記回転可能な第2部材の下面が前記平
坦面を形成し、前記固定の第1部材の上面が前記周方向
傾斜面を形成していることを特徴とする請求項1記載の
流体定量装置。 - 【請求項3】 前記固定の第1部材が倒立したカップ状
部材からなり、該カップ状部材が、実質的に円筒状の側
壁と、開放基部と、前記周方向傾斜面を形成する上面を
備えた頂壁とを有し、前記流体出口通路は、前記頂壁の
実質的に中央から前記カップ状部材の内部に垂下したノ
ズルにより形成され、該ノズルが、頂壁の前記上面によ
り境界が形成された上方入口端と、下方出口端とを備え
ていることを特徴とする請求項1または2記載の流体定
量装置。 - 【請求項4】 前記倒立したカップ状部材の頂壁の前記
上面には実質的に環状の隆起部が形成され、前記回転可
能な第2部材の前記平坦面が前記隆起部上に座合し、前
記環状隆起部が、前記ノズルの上方入口端と前記周方向
傾斜面との間に配置されていることを特徴とする請求項
3記載の流体定量装置。 - 【請求項5】 前記周方向傾斜面が実質的に環状であ
り、かつ前記環状隆起部と実質的に同一面となる位置か
ら前記隆起部より低い位置まで、高さが周方向に徐々に
変化していることを特徴とする請求項4記載の流体定量
装置。 - 【請求項6】 前記回転可能な第2部材は、前記平坦面
を形成する下面を備えたディスク状部分からなり、該デ
ィスク状部分が、前記平坦面に対して垂直な中心軸線の
回りでのディスク状部分の手動回転を容易にする手段を
備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか
1項記載の流体定量装置。 - 【請求項7】 前記ディスク状部分の手動回転を容易に
する手段はディスク状部分の上方延長部からなり、該延
長部には、ねじドライバ等の工具の刃を受け入れるため
のスロットが形成されていることを特徴とする請求項6
記載の流体定量装置。 - 【請求項8】 前記固定の第1部材および回転可能な第
2部材は、それぞれ一片のプラスチック成形体からなる
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の
流体定量装置。 - 【請求項9】 前記固定の第1部材および回転可能な第
2部材がケーシング内に収容されており、該ケーシング
の内面は、前記固定の第1部材の外面と協働して、前記
周方向ギャップに流体を供給するための前記流体入口通
路を形成していることを特徴とする請求項1から8のい
ずれか1項記載の流体定量装置。 - 【請求項10】 前記ケーシングが一片のプラスチック
成形体からなることを特徴とする請求項9記載の流体定
量装置。 - 【請求項11】 請求項1から10のいずれか1項記載
の調節可能な潤滑剤定量装置を有することを特徴とする
圧縮空気潤滑装置。
Applications Claiming Priority (2)
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