JPH09101413A - 偏光板及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
偏光板及びそれを用いた液晶表示装置Info
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- JPH09101413A JPH09101413A JP7256629A JP25662995A JPH09101413A JP H09101413 A JPH09101413 A JP H09101413A JP 7256629 A JP7256629 A JP 7256629A JP 25662995 A JP25662995 A JP 25662995A JP H09101413 A JPH09101413 A JP H09101413A
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Landscapes
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- Polarising Elements (AREA)
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- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 液晶パネルの照明に用いられている冷陰極蛍
光管の発光波長は透過させ、その波長以外の波長の外部
光は吸収するように選択された複数の染料を含むハード
コート層を表面に持つ偏光板が、液晶表示装置の視認光
路系内に配置されている。 【効果】 表示されている画像の明るさの減衰が少な
く、かつ、液晶表示装置の表示装置で反射される外部光
を大きく減衰させるので、明るいところでもコントラス
トが高く見やすい表示装置を提供することができる。フ
ィルタなどの部品点数の増加がなく、機械的信頼性も高
い。
光管の発光波長は透過させ、その波長以外の波長の外部
光は吸収するように選択された複数の染料を含むハード
コート層を表面に持つ偏光板が、液晶表示装置の視認光
路系内に配置されている。 【効果】 表示されている画像の明るさの減衰が少な
く、かつ、液晶表示装置の表示装置で反射される外部光
を大きく減衰させるので、明るいところでもコントラス
トが高く見やすい表示装置を提供することができる。フ
ィルタなどの部品点数の増加がなく、機械的信頼性も高
い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防眩性を有する偏光板
及び、その偏光板を用いて見やすさを向上させた液晶表
示装置に関する。
及び、その偏光板を用いて見やすさを向上させた液晶表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ装置などの表示装置
を、太陽光などが入射する明るいところで使用すると、
コントラストが低下して画像が見にくくなる。これは太
陽光などの外部光が液晶パネルなどの表示素子で反射し
て、表示されている画像とともに眼に入るからである。
を、太陽光などが入射する明るいところで使用すると、
コントラストが低下して画像が見にくくなる。これは太
陽光などの外部光が液晶パネルなどの表示素子で反射し
て、表示されている画像とともに眼に入るからである。
【0003】この反射光を低減させる工夫が従来から考
案されている。以下にその例を示す。
案されている。以下にその例を示す。
【0004】(1)シャープ技報第54号(1992年
11月)39〜42ページには、表示装置表面での反射
を防ぐために反射防止膜を前面保護板に設ける技術が開
示されている。
11月)39〜42ページには、表示装置表面での反射
を防ぐために反射防止膜を前面保護板に設ける技術が開
示されている。
【0005】一方、(2)特開平3−116021号公
報には、表示装置の表示面側に配置した着色ガラスによ
って500乃至600nmの波長の反射光を吸収して減
衰させる液晶表示装置が開示されている。また、(3)
特開平4ー194803号公報には、透明プラスチック
基板上に形成された吸収膜から成るフィルターが開示さ
れている。
報には、表示装置の表示面側に配置した着色ガラスによ
って500乃至600nmの波長の反射光を吸収して減
衰させる液晶表示装置が開示されている。また、(3)
特開平4ー194803号公報には、透明プラスチック
基板上に形成された吸収膜から成るフィルターが開示さ
れている。
【0006】液晶表示装置においては、液晶パネルの前
面に前面保護板を配置する構造から、液晶パネルの偏光
板が直接外部に露出する構造に変わってきた。前面保護
板への外部光の映り込みや、表面反射による表示輝度の
低下を防ぐためである。そのため偏光板の表面には、傷
をつきにくくするためハードコート層が設けられるよう
になった。
面に前面保護板を配置する構造から、液晶パネルの偏光
板が直接外部に露出する構造に変わってきた。前面保護
板への外部光の映り込みや、表面反射による表示輝度の
低下を防ぐためである。そのため偏光板の表面には、傷
をつきにくくするためハードコート層が設けられるよう
になった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
(1)の反射防止膜は、非常に高価なうえ、表示装置表
面での反射光は減衰させることはできるが、表示装置の
内部に入って反射してくる光を減衰させることができな
いという問題点がある。
(1)の反射防止膜は、非常に高価なうえ、表示装置表
面での反射光は減衰させることはできるが、表示装置の
内部に入って反射してくる光を減衰させることができな
いという問題点がある。
【0008】前記(2)のフィルターは着色ガラスであ
り、一般的にはネオジム等の希土類を含んでいる。希土
類化合物を含むプラスチックフィルターも考案されてい
るが、アクリルなどの透明樹脂に比べて高価になるとい
う問題点がある。一方、前記(3)のフィルターでは、
透明プラスチック基板上にネオジムを含む無機質膜が直
接形成されており、密着性が弱いという問題点がある。
希土類化合物は吸収係数が小さいため、分散させると厚
みを薄くできないからである。
り、一般的にはネオジム等の希土類を含んでいる。希土
類化合物を含むプラスチックフィルターも考案されてい
るが、アクリルなどの透明樹脂に比べて高価になるとい
う問題点がある。一方、前記(3)のフィルターでは、
透明プラスチック基板上にネオジムを含む無機質膜が直
接形成されており、密着性が弱いという問題点がある。
希土類化合物は吸収係数が小さいため、分散させると厚
みを薄くできないからである。
【0009】本発明はこの様な問題点を解決するもの
で、不要な波長領域の光を減衰させる安価で膜構成の変
わらない機械的信頼性の高い偏光板、及び、この偏光板
を用いて表示装置での反射光を減衰させ、コントラスト
を向上させた視認性に優れた液晶表示装置を提供するこ
とを目的としている。
で、不要な波長領域の光を減衰させる安価で膜構成の変
わらない機械的信頼性の高い偏光板、及び、この偏光板
を用いて表示装置での反射光を減衰させ、コントラスト
を向上させた視認性に優れた液晶表示装置を提供するこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の偏光板
は、偏光板表面に特定の波長領域の光を吸収するハード
コート層が形成されていることを特徴とする。
は、偏光板表面に特定の波長領域の光を吸収するハード
コート層が形成されていることを特徴とする。
【0011】本発明の第2の偏光板は、偏光板表面に特
定の波長領域の光を吸収するハードコート層が形成さ
れ、更に反射防止層が積層されていることを特徴とす
る。
定の波長領域の光を吸収するハードコート層が形成さ
れ、更に反射防止層が積層されていることを特徴とす
る。
【0012】本発明の第3の偏光板は、偏光板表面に特
定の波長領域の光を吸収し、かつ表面乱反射による防眩
効果を有するするハードコート層が形成されていること
を特徴とする。
定の波長領域の光を吸収し、かつ表面乱反射による防眩
効果を有するするハードコート層が形成されていること
を特徴とする。
【0013】本発明の液晶表示装置は、前記第1乃至第
3の偏光板が、表示装置の視認光路系内に配置されてい
ることを特徴とする。
3の偏光板が、表示装置の視認光路系内に配置されてい
ることを特徴とする。
【0014】
【作用】偏光板表面のハードコート層に特定の波長領域
の光を吸収する機能を付与するためには、塗布するハー
ドコート剤に表示装置の表示に関わっている波長以外の
不要な波長領域の光を吸収する成分を含ませる必要があ
る。この成分は吸収係数が高く、ハードコート剤に溶解
する染料が良い。複数の波長領域の光を減衰させるため
には、複数の染料を好ましい割合で含ませる。更に偏光
板表面での外部光の映り込み、及び反射が表示の視認性
を低下させないよう、反射防止層を積層させたり、表面
乱反射による防眩効果を施すと、視認性がより向上す
る。本発明の偏光板は構造的には、ハードコート層付き
偏光板と同じため、市場で入手できる偏光板と同じ信頼
性を持つことになる。
の光を吸収する機能を付与するためには、塗布するハー
ドコート剤に表示装置の表示に関わっている波長以外の
不要な波長領域の光を吸収する成分を含ませる必要があ
る。この成分は吸収係数が高く、ハードコート剤に溶解
する染料が良い。複数の波長領域の光を減衰させるため
には、複数の染料を好ましい割合で含ませる。更に偏光
板表面での外部光の映り込み、及び反射が表示の視認性
を低下させないよう、反射防止層を積層させたり、表面
乱反射による防眩効果を施すと、視認性がより向上す
る。本発明の偏光板は構造的には、ハードコート層付き
偏光板と同じため、市場で入手できる偏光板と同じ信頼
性を持つことになる。
【0015】液晶表示装置において表示に用いられてい
る波長以外の波長領域の光を吸収する本発明の偏光板
を、表示装置の光源から表示装置を見ている人の眼の間
までの光路内に配置すると、表示色は偏光板を透過して
眼に入る一方、表示色以外の光は偏光板で吸収される。
特に液晶表示装置の最表面に本偏光板を配置すると、液
晶表示装置の内部で反射される外部光は、眼に入るまで
に偏光板を2回通るので、2乗の吸収を受けることにな
り効果は大きい。また、本発明の液晶表示装置は反射防
止膜を備えているので表示表面での反射も抑えることが
できるので、コントラストの高い画像を見ることができ
る。また、本発明の液晶表示装置は防眩機能膜を備えて
いるので表示表面での外部光の映り込みを抑えることが
できるので、見やすい画像を得ることができる。
る波長以外の波長領域の光を吸収する本発明の偏光板
を、表示装置の光源から表示装置を見ている人の眼の間
までの光路内に配置すると、表示色は偏光板を透過して
眼に入る一方、表示色以外の光は偏光板で吸収される。
特に液晶表示装置の最表面に本偏光板を配置すると、液
晶表示装置の内部で反射される外部光は、眼に入るまで
に偏光板を2回通るので、2乗の吸収を受けることにな
り効果は大きい。また、本発明の液晶表示装置は反射防
止膜を備えているので表示表面での反射も抑えることが
できるので、コントラストの高い画像を見ることができ
る。また、本発明の液晶表示装置は防眩機能膜を備えて
いるので表示表面での外部光の映り込みを抑えることが
できるので、見やすい画像を得ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0017】(実施例1)本発明の偏光板の第1の実施
例を説明する。
例を説明する。
【0018】図1に偏光板の断面を示す。基本構造とし
てヨウ素を含んだポリビニルアルコールからなる偏光層
10をトリアセチルセルロースの透明フィルム(以下T
ACフィルムと記す)11で挟みこんでいる。
てヨウ素を含んだポリビニルアルコールからなる偏光層
10をトリアセチルセルロースの透明フィルム(以下T
ACフィルムと記す)11で挟みこんでいる。
【0019】TACフィルム表面には厚さ3μmのアク
リル系のハードコート層12が形成されている。このハ
ードコート層にはアゾ系の染料が1重量%含有されてお
り、その透過率曲線を図7に示す。図7からわかるよう
に主に570〜600nmの光を吸収する。この波長領
域は人の眼の視感度の比較的高い波長領域であり、反射
光は、見る人にギラツキ感を与える。
リル系のハードコート層12が形成されている。このハ
ードコート層にはアゾ系の染料が1重量%含有されてお
り、その透過率曲線を図7に示す。図7からわかるよう
に主に570〜600nmの光を吸収する。この波長領
域は人の眼の視感度の比較的高い波長領域であり、反射
光は、見る人にギラツキ感を与える。
【0020】なお、ハードコート層はアクリル系に限定
されるものではないが、偏光板の耐久性から熱硬化樹脂
は用いることができず、光硬化樹脂である必要がある。
されるものではないが、偏光板の耐久性から熱硬化樹脂
は用いることができず、光硬化樹脂である必要がある。
【0021】(実施例2)本発明の表示装置の第1の実
施例を説明する。
施例を説明する。
【0022】本実施例における液晶表示装置の構成の断
面図を図5に示す。実施例1で説明した偏光板50、液
晶パネル51、通常の偏光板52、バックライト53か
ら構成されている。液晶パネルはガラス基板に挟持され
た液晶や透明電極、カラーフィルタなどから構成されて
おり、バックライトは冷陰極蛍光管と導光板、反射板、
拡散板などから構成されている。偏光板は液晶パネルの
ガラス基板に接着剤54を介して貼り付けられており、
偏光板50の構成要素である特定の波長領域の光を吸収
するハードコート層が、最表面にくるように配置されて
いる。
面図を図5に示す。実施例1で説明した偏光板50、液
晶パネル51、通常の偏光板52、バックライト53か
ら構成されている。液晶パネルはガラス基板に挟持され
た液晶や透明電極、カラーフィルタなどから構成されて
おり、バックライトは冷陰極蛍光管と導光板、反射板、
拡散板などから構成されている。偏光板は液晶パネルの
ガラス基板に接着剤54を介して貼り付けられており、
偏光板50の構成要素である特定の波長領域の光を吸収
するハードコート層が、最表面にくるように配置されて
いる。
【0023】なお、液晶パネルやバックライトの構成は
本実施例の構成に、なんら限定を加えるものではない。
本実施例の構成に、なんら限定を加えるものではない。
【0024】バックライトからの光55は液晶パネル5
1の照明に用いられ、偏光板52、液晶パネル51を透
過した光はさらに偏光板50を透過して、表示装置を見
ている人の眼に入る。
1の照明に用いられ、偏光板52、液晶パネル51を透
過した光はさらに偏光板50を透過して、表示装置を見
ている人の眼に入る。
【0025】一方、太陽光などの外部光56は一部は偏
光板50の表面で反射し、残りは偏光板50を通った
後、液晶パネル51、偏光板52、バックライト53な
どの界面で反射し、再び偏光板50を通って眼に入る。
光板50の表面で反射し、残りは偏光板50を通った
後、液晶パネル51、偏光板52、バックライト53な
どの界面で反射し、再び偏光板50を通って眼に入る。
【0026】図8に、バックライトに用いている冷陰極
蛍光管の発光スペクトル80、と偏光板50の透過率曲
線70を重ねて示した。図の左の縦軸は偏光板の透過率
を示しており、右の縦軸は冷陰極蛍光管の発光スペクト
ルの強度を示している。
蛍光管の発光スペクトル80、と偏光板50の透過率曲
線70を重ねて示した。図の左の縦軸は偏光板の透過率
を示しており、右の縦軸は冷陰極蛍光管の発光スペクト
ルの強度を示している。
【0027】この図からわかるように、冷陰極蛍光管す
なわちバックライトの発光波長の光は若干吸収される
が、この偏光板50によって1回しか減衰を受けないの
で、その大部分が偏光板を透過して眼に入る。従って、
液晶パネルに表示されている画像の明るさの減衰は少な
い。
なわちバックライトの発光波長の光は若干吸収される
が、この偏光板50によって1回しか減衰を受けないの
で、その大部分が偏光板を透過して眼に入る。従って、
液晶パネルに表示されている画像の明るさの減衰は少な
い。
【0028】一方、液晶ディスプレイ装置の内部で反射
される外部光56は、眼に入るまでに偏光板を2回通る
ので、透過率の2乗の吸収を受けることになり、570
〜600nmの波長領域の光は大きく減衰する。偏光板
を2回通る反射光に対する透過率曲線81も図8に重ね
て示している。この曲線は透過率曲線70で表される透
過率の値を2乗したものである。
される外部光56は、眼に入るまでに偏光板を2回通る
ので、透過率の2乗の吸収を受けることになり、570
〜600nmの波長領域の光は大きく減衰する。偏光板
を2回通る反射光に対する透過率曲線81も図8に重ね
て示している。この曲線は透過率曲線70で表される透
過率の値を2乗したものである。
【0029】以上説明したように、本発明の偏光板によ
って、表示画像を暗くすることなく、表示装置内からの
反射光を大きく減衰させることができるので、明るいと
ころでもコントラストが高く見やすい表示装置を構成す
ることができた。また、別途カバーガラス、フィルタな
どの部品点数が増えず、安価で表面反射による有効な光
の減衰の少ない、優れた液晶表示装置を達成できた。
って、表示画像を暗くすることなく、表示装置内からの
反射光を大きく減衰させることができるので、明るいと
ころでもコントラストが高く見やすい表示装置を構成す
ることができた。また、別途カバーガラス、フィルタな
どの部品点数が増えず、安価で表面反射による有効な光
の減衰の少ない、優れた液晶表示装置を達成できた。
【0030】(実施例3)本発明の偏光板の第2の実施
例を説明する。
例を説明する。
【0031】基本的な構造は実施例1と同じであるが、
図2に示すようにハードコート層表面に多層膜から成る
反射防止層20が形成されており、可視光の広い波長範
囲で反射率を小さくしている。SiO2などの無機材料
からなる反射防止膜はTACフィルムへの密着性は良く
ないが、ハードコート層12への密着性は良好であり、
ハードコート層12は光吸収層としての機能と密着改良
層としての機能を合わせ持っている。なお、反射防止膜
は用途によっては多層膜ではなく単層膜でも良い。実施
例1と異なるのはハードコート層12に含まれる染料で
あり、本実施例ではアゾ系の染料0.5重量%とポリメ
チン系の染料0.8重量%とが含まれている。ポリメチ
ン系の染料は、主に500nm〜530nmの波長の光
を吸収する。
図2に示すようにハードコート層表面に多層膜から成る
反射防止層20が形成されており、可視光の広い波長範
囲で反射率を小さくしている。SiO2などの無機材料
からなる反射防止膜はTACフィルムへの密着性は良く
ないが、ハードコート層12への密着性は良好であり、
ハードコート層12は光吸収層としての機能と密着改良
層としての機能を合わせ持っている。なお、反射防止膜
は用途によっては多層膜ではなく単層膜でも良い。実施
例1と異なるのはハードコート層12に含まれる染料で
あり、本実施例ではアゾ系の染料0.5重量%とポリメ
チン系の染料0.8重量%とが含まれている。ポリメチ
ン系の染料は、主に500nm〜530nmの波長の光
を吸収する。
【0032】本実施例の偏光板の透過率曲線は、図9の
曲線90のようになる。図9には実施例2で説明した液
晶ディスプレイ装置で用いられる冷陰極蛍光管の発光ス
ペクトル80も重ねて描かれている。
曲線90のようになる。図9には実施例2で説明した液
晶ディスプレイ装置で用いられる冷陰極蛍光管の発光ス
ペクトル80も重ねて描かれている。
【0033】実施例1で説明した、アゾ系の染料だけを
含む偏光板では570〜600nmの波長の光の吸収だ
けであったが、ポリメチン系の染料を加えることによっ
て、二種類の染料による吸収が足し合わされたようなス
ペクトルとなり、500〜530nmの波長の光の吸収
も大きく吸収されるようになった。また、表面に反射防
止層が施されているため、偏光板表面での反射も小さく
抑えることができた。
含む偏光板では570〜600nmの波長の光の吸収だ
けであったが、ポリメチン系の染料を加えることによっ
て、二種類の染料による吸収が足し合わされたようなス
ペクトルとなり、500〜530nmの波長の光の吸収
も大きく吸収されるようになった。また、表面に反射防
止層が施されているため、偏光板表面での反射も小さく
抑えることができた。
【0034】(実施例4)本発明の液晶表示装置の第2
の実施例を説明する。
の実施例を説明する。
【0035】表示装置の構造は実施例2で説明した液晶
表示装置と同様であるが、前面偏光板50として実施例
3で説明した偏光板を用いている。また、背面偏光板5
2として、実施例3で説明した染料を含むハードコート
層を有するものの、表面に多層膜から成る反射防止層2
0が形成されていない偏光板を用いた。
表示装置と同様であるが、前面偏光板50として実施例
3で説明した偏光板を用いている。また、背面偏光板5
2として、実施例3で説明した染料を含むハードコート
層を有するものの、表面に多層膜から成る反射防止層2
0が形成されていない偏光板を用いた。
【0036】実施例2で説明した、ハードコート層にア
ゾ系染料だけを含む偏光板を備えた液晶表示装置では、
液晶表示装置の内部で反射される外部光のうち主に57
0〜600nmの波長範囲の光しか吸収できなかった
が、本実施例のように、ハードコート層にアゾ系染料と
ポリメチン系染料を含む偏光板を備えた液晶表示装置で
は、液晶表示装置の内部で反射される外部光のうち50
0〜530nm及び570〜600nmの波長範囲の光
を大きく吸収することができる。しかも、図9からわか
るように冷陰極蛍光管の発光波長の光の減衰は少ない。
ゾ系染料だけを含む偏光板を備えた液晶表示装置では、
液晶表示装置の内部で反射される外部光のうち主に57
0〜600nmの波長範囲の光しか吸収できなかった
が、本実施例のように、ハードコート層にアゾ系染料と
ポリメチン系染料を含む偏光板を備えた液晶表示装置で
は、液晶表示装置の内部で反射される外部光のうち50
0〜530nm及び570〜600nmの波長範囲の光
を大きく吸収することができる。しかも、図9からわか
るように冷陰極蛍光管の発光波長の光の減衰は少ない。
【0037】また偏光板の表面、すなわち液晶表示装置
の表面で反射する外部光36は反射防止膜で低減され
る。
の表面で反射する外部光36は反射防止膜で低減され
る。
【0038】従って、本実施例の表示装置においても、
実施例3の偏光板を備えることによって、表示装置表面
での反射光を減らすとともに、表示画像を暗くすること
なく、表示に関係しない反射光、あるいは、表示装置内
部からの反射光を大きく減衰させることができるので、
明るいところでもコントラストが高く見やすい表示装置
を構成することができた。
実施例3の偏光板を備えることによって、表示装置表面
での反射光を減らすとともに、表示画像を暗くすること
なく、表示に関係しない反射光、あるいは、表示装置内
部からの反射光を大きく減衰させることができるので、
明るいところでもコントラストが高く見やすい表示装置
を構成することができた。
【0039】(実施例5)本発明の偏光板の第3の実施
例を説明する。
例を説明する。
【0040】構造は図3に示すような断面図であり、本
実施例ではTACフィルム表面にシリカ微粒子を含んだ
厚さ5μmのアクリル系のハードコート層30が形成さ
れている。表面乱反射による防眩効果をねらったもの
で、外部光の映り込みを防ぐ事ができる。シリカ粒子の
粒径や密度を変えることで、光沢度や曇度を調整するこ
とができる。またハードコート層にはキノン系の染料が
1重量%含有されており、その透過率曲線を図10に示
す。図10からわかるように主に520〜580nmの
光を吸収する。この波長領域は人の眼の視感度の比較的
高い波長領域であり、眩しさの原因となっている。
実施例ではTACフィルム表面にシリカ微粒子を含んだ
厚さ5μmのアクリル系のハードコート層30が形成さ
れている。表面乱反射による防眩効果をねらったもの
で、外部光の映り込みを防ぐ事ができる。シリカ粒子の
粒径や密度を変えることで、光沢度や曇度を調整するこ
とができる。またハードコート層にはキノン系の染料が
1重量%含有されており、その透過率曲線を図10に示
す。図10からわかるように主に520〜580nmの
光を吸収する。この波長領域は人の眼の視感度の比較的
高い波長領域であり、眩しさの原因となっている。
【0041】(実施例6)本発明の液晶表示装置の第3
の実施例を説明する。
の実施例を説明する。
【0042】本実施例における液晶表示装置の構成の断
面図を図6に示す。実施例5で説明した偏光板50、位
相差補償板60、液晶パネル51、通常の偏光板52、
反射板61から構成されている。液晶パネル、位相差補
償板、反射板などの位置関係は本実施例の構成に限定さ
れるものではない。
面図を図6に示す。実施例5で説明した偏光板50、位
相差補償板60、液晶パネル51、通常の偏光板52、
反射板61から構成されている。液晶パネル、位相差補
償板、反射板などの位置関係は本実施例の構成に限定さ
れるものではない。
【0043】太陽光や室内灯などの外部光62は前面偏
光板50を通った後、位相差補償板60、液晶パネル5
1、背面偏光板52を透過し、反射板61で反射し、再
び偏光板、液晶パネル、位相差補償板、偏光板を通って
表示装置を見ている人の眼に入る。勿論、液晶表示装置
内部の界面で反射した光も、最終的には前面偏光板50
を通って表示装置を見ている人の眼に入る。単にハード
コート層にシリカ微粒子が含まれているだけの偏光板
は、表面乱反射による外部光の映り込みは防げるもの
の、表示が白ボケして、コントラストが低下していた。
本液晶表示装置は人の眼の視感度の比較的高い波長領域
の光が吸収されているため、表面がぎらついて白ボケす
る現象は起こらなかった。
光板50を通った後、位相差補償板60、液晶パネル5
1、背面偏光板52を透過し、反射板61で反射し、再
び偏光板、液晶パネル、位相差補償板、偏光板を通って
表示装置を見ている人の眼に入る。勿論、液晶表示装置
内部の界面で反射した光も、最終的には前面偏光板50
を通って表示装置を見ている人の眼に入る。単にハード
コート層にシリカ微粒子が含まれているだけの偏光板
は、表面乱反射による外部光の映り込みは防げるもの
の、表示が白ボケして、コントラストが低下していた。
本液晶表示装置は人の眼の視感度の比較的高い波長領域
の光が吸収されているため、表面がぎらついて白ボケす
る現象は起こらなかった。
【0044】以上説明したように、本発明の偏光板によ
って、表示のコントラストを低下せせることなく、防眩
効果を付与することができたので、明るいところでも見
やすい表示装置を構成することができた。また、別途カ
バーガラス、フィルタなどの部品点数が増えず、安価で
表面反射による有効な光の減衰の少ない、優れた液晶表
示装置を達成できた。
って、表示のコントラストを低下せせることなく、防眩
効果を付与することができたので、明るいところでも見
やすい表示装置を構成することができた。また、別途カ
バーガラス、フィルタなどの部品点数が増えず、安価で
表面反射による有効な光の減衰の少ない、優れた液晶表
示装置を達成できた。
【0045】(実施例7)本発明の偏光板の第4の実施
例を説明する。
例を説明する。
【0046】構造は図4に示すような断面であるり、本
実施例ではTACフィルム表面に転写による凹凸形状を
施した厚さ3μmのアクリル系のハードコート層40が
形成されている。表面乱反射による防眩効果をねらった
もので、外部光の映り込みを防ぐ事ができる。凹凸の大
きさや密度により、光沢度や曇度を調整することができ
る。更にハードコート層表面に多層膜から成る反射防止
層13が形成されており、可視光の広い波長範囲で反射
率を小さくしている。またハードコート層にはアゾ系の
染料0.5重量%とポリメチン系の染料0.8重量%と
が含まれている。
実施例ではTACフィルム表面に転写による凹凸形状を
施した厚さ3μmのアクリル系のハードコート層40が
形成されている。表面乱反射による防眩効果をねらった
もので、外部光の映り込みを防ぐ事ができる。凹凸の大
きさや密度により、光沢度や曇度を調整することができ
る。更にハードコート層表面に多層膜から成る反射防止
層13が形成されており、可視光の広い波長範囲で反射
率を小さくしている。またハードコート層にはアゾ系の
染料0.5重量%とポリメチン系の染料0.8重量%と
が含まれている。
【0047】本実施例の偏光板の透過率曲線は、実施例
3同様に図9の曲線90のようになる。図9には実施例
2で説明した液晶ディスプレイ装置で用いられる冷陰極
蛍光管の発光スペクトル80も重ねて描かれている。発
光スペクトル以外の波長の光を吸収する機能の他に、反
射防止機能、外部光の映り込み防止機能がバランスよく
備わっている。
3同様に図9の曲線90のようになる。図9には実施例
2で説明した液晶ディスプレイ装置で用いられる冷陰極
蛍光管の発光スペクトル80も重ねて描かれている。発
光スペクトル以外の波長の光を吸収する機能の他に、反
射防止機能、外部光の映り込み防止機能がバランスよく
備わっている。
【0048】
【発明の効果】本発明の偏光板は、適切に選ばれた複数
の染料を含んだハードコート剤から構成されているの
で、単純な構造でありながら所望の波長領域の光を吸収
できるという効果を有する。また安価で機械的信頼性が
高く、従来品と膜構成が変わらないため、すぐ現行の偏
光板と置き換えることができる。
の染料を含んだハードコート剤から構成されているの
で、単純な構造でありながら所望の波長領域の光を吸収
できるという効果を有する。また安価で機械的信頼性が
高く、従来品と膜構成が変わらないため、すぐ現行の偏
光板と置き換えることができる。
【0049】また、本発明の液晶表示装置は、光源から
眼までの光路内に、前記偏光板を備えている。このよう
な表示装置は、表示されている画像の明るさの減衰は少
なく、かつ、表示装置で反射される外部光は大きく減衰
させられるので、明るい場所でもコントラストが高く見
やすい、という効果を有する。
眼までの光路内に、前記偏光板を備えている。このよう
な表示装置は、表示されている画像の明るさの減衰は少
なく、かつ、表示装置で反射される外部光は大きく減衰
させられるので、明るい場所でもコントラストが高く見
やすい、という効果を有する。
【図1】本発明の実施例1における偏光板の構成を示す
断面図。
断面図。
【図2】本発明の実施例3における偏光板の構成を示す
断面図。
断面図。
【図3】本発明の実施例5における偏光板の構成を示す
断面図。
断面図。
【図4】本発明の実施例7における偏光板の構成を示す
断面図。
断面図。
【図5】本発明の実施例2における液晶表示装置の構成
を示す断面図。
を示す断面図。
【図6】本発明の実施例6における液晶表示装置の構成
を示す断面図。
を示す断面図。
【図7】本発明の実施例1における偏光板の分光特性を
示す図。
示す図。
【図8】本発明の実施例2で用いられる偏光板の分光特
性及び液晶表示装置で用いられる冷陰極蛍光管の発光ス
ペクトルを示す図。
性及び液晶表示装置で用いられる冷陰極蛍光管の発光ス
ペクトルを示す図。
【図9】本発明の実施例3の偏光板の分光特性及び液晶
表示装置で用いられる冷陰極蛍光管の発光スペクトルを
示す図。
表示装置で用いられる冷陰極蛍光管の発光スペクトルを
示す図。
【図10】本発明の実施例7における偏光板の分光特性
を示す図。
を示す図。
10 偏光層 11 TACフィルム 12 染料を含むハードコート層 20 反射防止層 30 染料と微粒子を含むハードコート層 40 染料を含み表面に凹凸が施されたハードコート層 50 前面偏光板 51 液晶パネル 52 背面偏光板 53 バックライト 54 接着剤 55 バックライトからの光 56 外部光 60 位相差補償板 61 反射板 70 偏光板の分光特性を示す曲線 80 冷陰極蛍光管の発光スペクトルを示す曲線 81 偏光板の反射における分光特性を示す曲線 90 偏光板の分光特性を示す曲線 100 偏光板の分光特性を示す曲線
Claims (7)
- 【請求項1】 偏光板表面に特定の波長領域の光を吸収
するハードコート層が形成されていることを特徴とする
偏光板。 - 【請求項2】 前記ハードコート層が、単一あるいは複
数の染料を含む光硬化型樹脂層であることを特徴とする
請求項1記載の偏光板。 - 【請求項3】 偏光板表面に特定の波長領域の光を吸収
するハードコート層が形成され、更に反射防止層が積層
されていることを特徴とする偏光板。 - 【請求項4】 偏光板表面に特定の波長領域の光を吸収
し、かつ表面乱反射による防眩効果を有するするハード
コート層が形成されていることを特徴とする偏光板。 - 【請求項5】 前記ハードコート層が、単一あるいは複
数の染料と、微粒子を含む光硬化型樹脂層であることを
特徴とする請求項4記載の偏光板。 - 【請求項6】 前記ハードコート層が、単一あるいは複
数の染料を含む光硬化型樹脂層であり、表面に凹凸形状
が施されていることを特徴とする請求項4記載の偏光
板。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項6記載の偏光板が、
表示装置の視認光路系内に配置されていることを特徴と
する液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7256629A JPH09101413A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 偏光板及びそれを用いた液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7256629A JPH09101413A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 偏光板及びそれを用いた液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09101413A true JPH09101413A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17295274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7256629A Pending JPH09101413A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 偏光板及びそれを用いた液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09101413A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09197104A (ja) * | 1996-01-23 | 1997-07-31 | Nippon Kayaku Co Ltd | ノングレア層を有する物品 |
| CN108873437A (zh) * | 2018-07-26 | 2018-11-23 | 京东方科技集团股份有限公司 | 调光玻璃结构及其制备方法、液晶显示装置 |
-
1995
- 1995-10-03 JP JP7256629A patent/JPH09101413A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09197104A (ja) * | 1996-01-23 | 1997-07-31 | Nippon Kayaku Co Ltd | ノングレア層を有する物品 |
| CN108873437A (zh) * | 2018-07-26 | 2018-11-23 | 京东方科技集团股份有限公司 | 调光玻璃结构及其制备方法、液晶显示装置 |
| CN108873437B (zh) * | 2018-07-26 | 2021-03-26 | 京东方科技集团股份有限公司 | 调光玻璃结构及其制备方法、液晶显示装置 |
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