JPH09101510A - 反射型液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

反射型液晶表示装置およびその製造方法

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JPH09101510A
JPH09101510A JP25794095A JP25794095A JPH09101510A JP H09101510 A JPH09101510 A JP H09101510A JP 25794095 A JP25794095 A JP 25794095A JP 25794095 A JP25794095 A JP 25794095A JP H09101510 A JPH09101510 A JP H09101510A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的容易にかつ低コストで形成することが
でき、明るい表示が得られる反射型液晶表示装置および
その製造方法を提供する。 【解決手段】 透光性基板35上に、複数の遮光部材5
0、ゲート電極40およびゲート配線を同時にパターン
形成する。遮光部材50、TFT素子36およびゲート
配線を覆って感光性樹脂膜を形成し、基板35の感光性
樹脂膜が形成された側とは反対側から遮光部材50をマ
スクとして露光する。現像して残余の感光性樹脂膜から
成る第1絶縁膜を形成し、第1絶縁膜を覆ってコンタク
トホール37cを有する第2の絶縁膜を形成し、第1お
よび第2絶縁膜から成る絶縁層37が形成される。絶縁
層37の少なくとも一部を覆って光反射電極38を形成
する。電極38の表面には、遮光部材50をマスクとし
て形成された感光性樹脂膜による凸部38aおよび凹所
38bが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型情報端末装
置、携帯型ワードプロセッサ、およびパーソナルコンピ
ュータなどの表示手段として好適に用いられる反射型液
晶表示装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、近年、薄形、軽量およ
び低消費電力という特徴を活かして、パーソナルコンピ
ュータ、パーソナルワードプロセッサ、電子手帳および
携帯型TV(テレビジョン)などのディスプレイとして
幅広く利用されている。
【0003】白黒表示用ディスプレイの、電子式卓上計
算機および時計などの情報量の比較的少ない用途では、
表示パネルの表示モードとして、TN(ツイステッドネ
マティック)モードが一般的に用いられている。また、
その他の表示すべき情報量の比較的多いワードプロセッ
サなどの用途では、STN(スーパツイステッドネマテ
ィック)モードが用いられている。これらのTNおよび
STNモードは、偏光板を2枚用いることから、光の利
用効率が30%以下と非常に悪く、表示パネルの外側に
反射板を設けて反射型ディスプレイとした場合には、表
示がきわめて暗くなる。また、このような表示の暗さを
補うためにバックライトを設けることは、表示装置の消
費電力を増大させ、携帯型ディスプレイとしては適さな
い。
【0004】カラー表示用ディスプレイとしては、前記
TNあるいはSTNモードの表示パネルと、モザイク状
のカラーフィルタとを組合わせ、加色混合により表示色
を再現している。したがって、偏光板による光損失に加
えて画素分割によってさらに光の利用効率が悪くなる。
実際には、画素の開口率も光の損失に寄与するため、表
示パネル全体としての光の利用効率は数%に落ちてしま
う。このため、バックライトを設けずに明るい表示を実
現することができず、低消費電力という液晶がもつ本来
の特徴を活かすことができない。
【0005】このような光の損失を最小限に抑えるため
に、明るい表示モードの表示パネルが検討されている。
たとえば、液晶中に2色性色素を混入し、かつ液晶分子
の配向をカイラル構造とした表示パネルが提案されてい
る。これによって、偏光板を用いない明るい表示を実現
することができる。すなわち、液晶層に捩れ構造をもた
せて、液晶層での光の旋光性を弱め、あらゆる方向の偏
光を色素が吸収するようにしているので、偏光板がなく
てもコントラストの高い表示を実現することができる。
このような表示パネルは、たとえば「D.L.White ant G.
N.Taylor;J.Appl.Phys.45 No.11 4718 (1974)」に開示
されている。
【0006】また、偏光板による光の損失を低減するた
めに、偏光板を1枚だけ用いる表示パネルが提案されて
いる。当該表示パネルは、偏光板/液晶層/反射板、あ
るいは偏光板/位相差板/反射板の順番に積層して構成
され、液晶層の位相差変化を利用して表示を行ってい
る。偏光板を1枚しか用いないことから、TNおよびS
TNモードに比べて明るい表示を実現することができ
る。このような表示パネルは、たとえば「第18回液晶
討論会 3D−110 1992年」に開示されてい
る。
【0007】このような表示パネルによって、光の利用
効率が、TNモードおよびSTNモードでは30%以下
であったのに対し、約50%まで高めることができる。
さらに、画素の開口率を高めることによって光の利用効
率を高め、明るい表示を実現する技術が提案されてい
る。
【0008】図11は、従来技術である液晶表示装置1
の構成を示す断面図である。液晶表示装置1は、一対の
基板部材2,3および液晶層4を含んで構成される。基
板部材2,3間に液晶層4が介在される。
【0009】基板部材2は、絶縁性基板5、TFT(薄
膜トランジスタ)素子6、絶縁層7、光反射電極8およ
び配向膜9を含んで構成される。TFT素子6は、ゲー
ト電極10、ゲート絶縁膜11、半導体層12、コンタ
クト層13、ソース電極14およびドレイン電極15を
含んで構成される。TFT素子6が形成された絶縁性基
板5上に、当該TFT素子6のドレイン電極15上にコ
ンタクトホール7cを有する絶縁層7が形成される。絶
縁層7上に光反射電極8が形成され、当該光反射電極8
は、前記コンタクトホール7cによってTFT素子6の
ドレイン電極15と接続される。光反射電極8を覆って
絶縁層7上に配向膜9が形成される。このようにして基
板部材2が構成される。
【0010】基板部材3は、透光性基板16、カラーフ
ィルタ17、対向電極18および配向膜19を含んで構
成される。透光性基板16上には、たとえばシアンフィ
ルタ17aおよびレッドフィルタ17bから成るカラー
フィルタ17が形成される。液晶表示装置1に設定され
る各画素にシアンフィルタ17aまたはレッドフィルタ
17bが対応して配置される。カラーフィルタ17上に
は対向電極18が形成され、さらに対向電極18上には
配向膜19が形成される。このようにして基板部材3が
構成される。
【0011】液晶層4は、2色性色素24を含む液晶分
子4aが捩れ配向したカイラルネマティック液晶材料で
実現される。前記絶縁層7の表面には、後述する方法に
よって形成された凸部7aおよび凹所7bが形成され
る。このような絶縁層7上に形成される光反射電極8の
表面にも、前記凸部7aおよび凹所7bによる凸部8a
および凹所8bが形成される。
【0012】図12は、前記液晶表示装置1の基板部材
2の製造方法を段階的に示す断面図である。図12
(A)に示されるように、TFT素子6が形成された絶
縁性基板5上には、TFT素子6を覆って感光性樹脂膜
21が形成される。さらに感光性樹脂膜21上にマスク
22が配置されて光23が照射されて露光される。マス
ク22には、TFT素子6に対応する部分および前記絶
縁層7の凸部7aあるいは凹所7bに対応する部分に遮
光領域22bが形成され、それ以外の領域に透光領域2
2aが形成されている。光照射された感光性樹脂膜21
を現像することによって、図12(B)に示されるよう
に残余の感光性樹脂膜21aが形成される。さらに熱処
理を施すことによって、図12(C)に示されるように
前記感光性樹脂膜21aの角部に丸みが形成されて、感
光性樹脂膜21bとなる。
【0013】このような感光性樹脂膜21bを覆って絶
縁膜が形成され、さらにTFT素子6のドレイン電極1
5上にコンタクトホール7cが形成されて、図12
(D)に示されるように前記感光性樹脂膜21bと絶縁
膜とから成る絶縁層7が形成される。絶縁層7の表面に
は、前記感光性樹脂膜21bによって凸部7aおよび凹
所7bが形成される。さらに絶縁層7の表面に光反射電
極8が形成される。光反射電極8の膜厚は比較的薄く、
したがって絶縁層7の表面に形成された凸部7aおよび
凹所7bによる凸部8aおよび凹所8bが形成される。
【0014】このように、TFT素子6上に絶縁層7を
介して光反射電極8が形成されるので、TFT素子6上
やゲートおよびソース配線上にも光反射電極8を形成す
ることができ、開口率を大幅に高めることができる。こ
れによって、光の利用効率が向上し、明るい表示を実現
することができる。
【0015】また、前記光反射電極8は、反射板として
も機能し、上述したようにして形成される凸部8aおよ
び凹所8bによって、入射光が散乱して明るい表示が得
られる直視型の反射型液晶表示装置を実現することがで
きる。また、画素電極と反射板とを兼用し、反射板を基
板部材2の液晶層4側に形成することによって、視差を
なくして優れた表示品位を得ることができる。さらに、
液晶層4をWhite−Taylor型のゲストホスト
タイプとすることによって、より明るい表示を実現する
ことができる。このような構成の液晶表示装置1は、た
とえば特開平6−75238号公報に開示されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前記液晶表示装置1の
基板部材2は、上述したようにして作成され、マスクを
用いた露光を少なくとも3回は必要とする。すなわち、
感光性樹脂膜21aを形成するためのマスク露光、コン
タクトホール7cを形成するためのマスク露光、および
光反射電極8を形成するためのマスク露光を必要とす
る。このような3回のマスク露光は、前述した位置合わ
せして配置されたマスク22と同様なマスクを用いて行
われる。
【0017】透過型の液晶表示装置では、入射光を散乱
させるための光反射電極8表面の前記凸部8aや凹所8
bは必要でないため、基板部材2を形成するために必要
なマスク露光は、画素電極を形成するための1回のみで
ある。このような透過型の液晶表示装置と比較すると、
基板部材2の製造工程が長くなり、製造効率が悪くな
る。また、歩留りが低くなり、結果的に製造コストが上
昇する。
【0018】また、光反射電極8の表面に凹凸を形成す
るための感光性樹脂膜21a,21bは、露光時の位置
合わせ精度を考慮して、ゲート配線およびソース配線の
近傍には形成されない。このため、配線の近傍には凹凸
が形成されないので、この付近では光の散乱の度合が低
くなる。したがって、結果的に開口率が低くなり、充分
に明るい表示を得ることができない。
【0019】本発明の目的は、比較的容易にかつ低コス
トで形成することができ、明るい表示が得られる反射型
液晶表示装置およびその製造方法を提供することであ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の基板
と、当該一対の基板間に介在される液晶層とを含んで構
成される反射型液晶表示装置において、前記一対の基板
のうちの一方基板上には、少なくとも、一方基板を構成
する透光性基板の液晶層側表面に形成される複数の遮光
部材と、前記遮光部材を覆って形成され、表面に凹凸を
有する絶縁層と、前記絶縁層の少なくとも一部を覆う光
反射電極とが形成されていることを特徴とする反射型液
晶表示装置である。 本発明に従えば、一対の基板間に介在される液晶層を含
んで反射型液晶表示装置が構成され、一対の基板のうち
の一方基板を構成する透光性基板の液晶層側表面には複
数の遮光部材が形成されている。光反射電極表面に入射
光を散乱させる凹凸を形成するための絶縁層を、前記複
数の遮光部材を用いて後述するような比較的簡単な工程
によって作成することができる。
【0021】また本発明の前記一方基板上には、透光性
基板の液晶層側表面に形成されるスイッチング素子と、
前記スイッチング素子を介して光反射電極に与えられる
表示信号が供給される信号配線とが形成されていること
を特徴とする。 本発明に従えば、前記一方基板を構成する透光性基板の
液晶層側表面に形成される複数の遮光部材に加えて、上
述したようなスイッチング素子と信号配線とが形成され
る。このような一方基板であっても、前記凹凸を形成す
るための絶縁層を、複数の遮光部材を用いて後述するよ
うな比較的簡単な工程によって作成することができる。
また、信号配線に供給された表示信号をスイッチング素
子を介して光反射電極に与える、いわゆるアクティブマ
トリクス駆動型の反射型液晶表示装置が実現できる。
【0022】また本発明の前記遮光部材と信号配線と
は、同じ金属材料から成ることを特徴とする。 本発明に従えば、遮光部材と信号配線とが同じ金属材料
から成るので、一方基板上への形成時において、遮光部
材と信号配線とを同時にパターン形成することができ
る。
【0023】また本発明は、前記反射型液晶表示装置の
製造方法において、一方基板を構成する透光性基板上に
複数の遮光部材を形成し、複数の遮光部材を覆って絶縁
材料膜を形成し、絶縁材料膜上にレジスト膜を形成し、
前記透光性基板の絶縁材料膜が形成された側とは反対側
から露光し、レジスト膜を現像し、絶縁材料膜をエッチ
ングし、残余のレジスト膜を除去して、残余の絶縁材料
膜から成る第1絶縁膜を形成し、第1絶縁膜を覆って第
2絶縁膜を形成して、第1および第2絶縁膜から成る絶
縁層を形成し、絶縁層上の少なくとも一部を覆う光反射
電極を形成することを特徴とする反射型液晶表示装置の
製造方法である。 本発明に従えば、反射型液晶表示装置の一方基板を構成
する透光性基板上に複数の遮光部材が形成され、当該複
数の遮光部材を覆って絶縁材料膜が形成され、さらにレ
ジスト膜が形成される。レジスト膜は、透光性基板の絶
縁材料膜およびレジスト膜が形成された側とは反対側か
ら光が照射されて露光される。すなわち複数の遮光部材
をマスクとしてレジスト膜が露光される。したがって、
レジスト膜を露光する際に、別途マスクを位置合わせし
て配置する必要はなく、製造工程の簡略化を図ることが
できる。また製造に必要なマスクの枚数を少なくするこ
とができるので、製造コストを低減することができる。
レジスト膜を露光する際に、マスクを位置合わせして別
途配置する必要がないので、マスクの位置合わせ精度を
考慮する必要がない。レジスト膜を現像し、絶縁材料膜
をエッチングし、残余のレジスト膜を除去して、残余の
絶縁材料膜から成る第1絶縁膜が形成され、第1絶縁膜
を覆って第2絶縁膜が形成されて、第1および第2絶縁
膜から成る絶縁層が形成され、絶縁膜上に当該絶縁層の
少なくとも一部を覆う光反射電極が形成される。光反射
電極の表面には、遮光部材による凹凸が形成される。し
たがって、入射光を充分に散乱して明るい表示が得られ
る反射型液晶表示装置を実現することができる。
【0024】また本発明は、前記反射型液晶表示装置の
製造方法において、一方基板を構成する透光性基板上に
複数の遮光部材を形成し、複数の遮光部材を覆って絶縁
材料膜を形成し、絶縁材料膜上にレジスト膜を形成し、
前記透光性基板の絶縁材料膜が形成された側とは反対側
から露光し、レジスト膜を現像し、絶縁材料膜をエッチ
ングし、残余のレジスト膜を除去して、残余の絶縁材料
膜から成る絶縁層を形成し、絶縁層上の少なくとも一部
を覆う光反射電極を形成することを特徴とする反射型液
晶表示装置の製造方法である。 本発明に従えば、上述したのと同様にして、前記透光性
基板上に複数の遮光部材、絶縁材料膜およびレジスト膜
が形成され、レジスト膜が前記反対側から遮光部材をマ
スクとして露光される。したがって、製造工程の簡略化
および製造コストの低減を図ることができる。レジスト
膜を現像し、絶縁材料膜をエッチングし、残余のレジス
ト膜を除去して、残余の絶縁材料膜から成る絶縁層が形
成され、当該絶縁層上に当該絶縁層の少なくとも一部を
覆う光反射電極が形成される。光反射電極の表面には遮
光部材による凹凸が形成される。したがって、入射光を
充分に散乱した明るい表示が得られる反射型液晶表示装
置を実現することができる。
【0025】また本発明は、前記反射型液晶表示装置の
製造方法において、一方基板を構成する透光性基板上に
複数の遮光部材を形成し、複数の遮光部材を覆って感光
性樹脂膜を形成し、前記透光性基板の感光性樹脂膜が形
成された側とは反対側から露光し、感光性樹脂膜を現像
して、残余の感光性樹脂膜から成る第1絶縁膜を形成
し、第1絶縁膜を覆って第2絶縁膜を形成して、第1お
よび第2絶縁膜から成る絶縁層を形成し、絶縁層上の少
なくとも一部を覆う光反射電極を形成することを特徴と
する反射型液晶表示装置の製造方法である。 本発明に従えば、前記透光性基板上には複数の遮光部材
が形成され、当該遮光部材を覆って感光性樹脂膜が形成
される。感光性樹脂膜は、前記反対側から複数の遮光部
材をマスクとして露光される。したがって、感光性樹脂
膜を露光する際に、別途マスクを位置合わせして配置す
る必要はなく、製造工程の簡略化を図ることができる。
また製造に必要なマスクの枚数を少なくすることができ
るので、製造コストを低減することができる。さらに感
光性樹脂膜を露光する際に、マスクを位置合わせして別
途配置する必要がないので、マスクの位置合わせ精度を
考慮する必要がない。また感光性樹脂膜を用いることに
よって、感光性樹脂を用いずに絶縁層を形成するときの
ようなレジスト膜が不要となり、さらに製造工程の簡略
化を図ることができる。 感光性樹脂膜を現像して、残余の感光性樹脂膜から成る
第1絶縁膜が形成され、第1絶縁膜を覆って第2絶縁膜
が形成されて、第1および第2絶縁膜から成る絶縁層が
形成され、絶縁層上に当該絶縁層の少なくとも一部を覆
う光反射電極が形成される。光反射電極の表面には遮光
部材による凹凸が形成される。したがって、入射光を充
分に散乱した明るい表示が得られる反射型液晶表示装置
を実現することができる。
【0026】また本発明は、前記反射型液晶表示装置の
製造方法において、一方基板を構成する透光性基板上に
複数の遮光部材を形成し、複数の遮光部材を覆って感光
性樹脂膜を形成し、前記透光性基板の感光性樹脂膜が形
成された側とは反対側から露光し、感光性樹脂膜を現像
して、残余の感光性樹脂膜から成る絶縁層を形成し、絶
縁層上の少なくとも一部を覆う光反射電極を形成するこ
とを特徴とする反射型液晶表示装置の製造方法である。 本発明に従えば、上述したのと同様にして前記透光性基
板上に複数の遮光部材および感光性樹脂膜が形成され、
感光性樹脂膜が前記反対側から複数の遮光部材をマスク
として露光される。したがって、製造工程の簡略化およ
び製造コストの低減を図ることができる。また感光性樹
脂膜を用いることによって、さらに製造工程の簡略化を
図ることができる。感光性樹脂膜を現像して、残余の感
光性樹脂膜から成る絶縁層が形成され、絶縁層上に当該
絶縁層の少なくとも一部を覆う光反射電極が形成され
る。光反射電極の表面には、遮光部材による凹凸が形成
される。したがって、入射光を充分に散乱した明るい表
示が得られる反射型液晶表示装置を実現することができ
る。
【0027】本発明は、前記反射型液晶表示装置の製造
方法において、一方基板を構成する透光性基板上に複数
の遮光部材、スイッチング素子および信号配線を形成
し、複数の遮光部材、スイッチング素子および信号配線
を覆って絶縁材料膜を形成し、絶縁材料膜上にレジスト
膜を形成し、前記透光性基板の絶縁材料膜が形成された
側とは反対側から露光し、レジスト膜を現像し、絶縁材
料膜をエッチングし、残余のレジスト膜を除去して、残
余の絶縁材料膜から成る第1絶縁膜を形成し、第1絶縁
膜を覆って第2絶縁膜を形成して、第1および第2絶縁
膜から成る絶縁層を形成し、絶縁層上の少なくとも一部
を覆う光反射電極を形成することを特徴とする反射型液
晶表示装置の製造方法である。 本発明に従えば、前記透光性基板上には複数の遮光部
材、スイッチング素子および信号配線が形成され、これ
らを覆って絶縁材料膜が形成され、さらにレジスト膜が
形成される。レジスト膜は、前記反対側から複数の遮光
部材をマスクとして露光される。したがって前述したの
と同様にして、製造工程の簡略化を図ることができ、製
造コストを低減することができる。レジスト膜を現像
し、絶縁材料膜をエッチングし、残余のレジスト膜を除
去して、残余の絶縁材料膜から成る第1絶縁膜が形成さ
れ、第1絶縁膜を覆って第2絶縁膜が形成されて、第1
および第2絶縁膜から成る絶縁層が形成され、絶縁層上
に当該絶縁層の少なくとも一部を覆う光反射電極が形成
される。光反射電極の表面には遮光部材による凹凸が形
成される。 したがって、入射光を充分に散乱した明るい表示が得ら
れる反射型液晶表示装置を実現することができる。また
信号配線の近傍にも遮光部材を作成することができて、
信号配線の近傍にも凹凸を形成することができる。した
がって、開口率を大幅に向上させることができて、さら
に明るい表示を得ることができる。
【0028】本発明は、前記反射型液晶表示装置の製造
方法において、一方基板を構成する透光性基板上に複数
の遮光部材、スイッチング素子および信号配線を形成
し、複数の遮光部材、スイッチング素子および信号配線
を覆って絶縁材料膜を形成し、絶縁材料膜上にレジスト
膜を形成し、前記透光性基板の絶縁材料膜が形成された
側とは反対側から露光し、レジスト膜を現像し、絶縁材
料膜をエッチングし、残余のレジスト膜を除去して、残
余の絶縁材料膜から成る絶縁層を形成し、絶縁層上の少
なくとも一部を覆う光反射電極を形成することを特徴と
する反射型液晶表示装置の製造方法である。 本発明に従えば、前記透光性基板上には複数の遮光部
材、スイッチング素子および信号配線が形成され、これ
らを覆って絶縁材料膜が形成され、さらにレジスト膜が
形成される。レジスト膜は、前記反対側から遮光部材を
マスクとして露光される。したがって、製造工程の簡略
化および製造コストの低減を図ることができる。レジス
ト膜を現像し、絶縁材料膜をエッチングし、残余のレジ
スト膜を除去して、残余の絶縁材料膜から成る絶縁層が
形成され、絶縁層上に当該絶縁層の少なくとも一部を覆
う光反射電極が形成される。光反射電極の表面には遮光
部材による凹凸が形成される。 したがって、入射光を充分に散乱して明るい表示が得ら
れる反射型液晶表示装置を実現することができる。前記
凹凸は、信号配線の近傍にも形成されるので、開口率を
大幅に向上させることができて、さらに明るい表示を得
ることができる。
【0029】本発明は、前記反射型液晶表示装置の製造
方法において、一方基板を構成する透光性基板上に複数
の遮光部材、スイッチング素子および信号配線を形成
し、複数の遮光部材、スイッチング素子および信号配線
を覆って感光性樹脂膜を形成し、前記透光性基板の感光
性樹脂膜が形成された側とは反対側から露光し、感光性
樹脂膜を現像して、残余の感光性樹脂膜から成る第1絶
縁膜を形成し、第1絶縁膜を覆って第2絶縁膜を形成し
て、第1および第2絶縁膜から成る絶縁層を形成し、絶
縁層上の少なくとも一部を覆う光反射電極を形成するこ
とを特徴とする反射型液晶表示装置の製造方法である。 本発明に従えば、前記透光性基板上には複数の遮光部
材、スイッチング素子および信号配線が形成され、これ
らを覆って感光性樹脂膜が形成され、感光性樹脂膜は前
記反対側から、遮光部材をマスクとして露光される。し
たがって、製造工程の簡略化および製造コストの低減を
図ることができる。また感光性樹脂膜を用いることによ
って、さらに製造工程の簡略化を図ることができる。 感光性樹脂膜を現像して、残余の感光性樹脂膜から成る
第1絶縁膜が形成され、第1絶縁膜を覆って第2絶縁膜
が形成されて、当該第1および第2絶縁膜から成る絶縁
層が形成され、絶縁層上に当該絶縁層の少なくとも一部
を覆う光反射電極が形成される。光反射電極の表面には
遮光部材による凹凸が形成される。したがって、入射光
を充分に散乱した明るい表示が得られる反射型液晶表示
装置を実現することができる。前記凹凸は信号配線の近
傍にも形成されるので、開口率を大幅に向上させること
ができて、さらに明るい表示を得ることができる。
【0030】本発明は、前記反射型液晶表示装置の製造
方法において、一方基板を構成する透光性基板上に複数
の遮光部材、スイッチング素子および信号配線を形成
し、複数の遮光部材、スイッチング素子および信号配線
を覆って感光性樹脂膜を形成し、前記透光性基板の感光
性樹脂膜が形成された側とは反対側から露光し、感光性
樹脂膜を現像して、残余の感光性樹脂膜から成る絶縁層
を形成し、絶縁層上の少なくとも一部を覆う光反射電極
を形成することを特徴とする反射型液晶表示装置の製造
方法である。 本発明に従えば、前記透光性基板上には複数の遮光部
材、スイッチング素子および信号配線が形成され、これ
らを覆って感光性樹脂膜が形成され、感光性樹脂膜が前
記反対側から遮光部材をマスクとして露光される。した
がって、製造工程の簡略化および製造コストの低減を図
ることができる。また感光性樹脂膜を用いることによっ
て、さらに製造工程の簡略化を図ることができる。感光
性樹脂膜を現像して、残余の感光性樹脂膜から成る絶縁
層が形成され、絶縁層上に当該絶縁層の少なくとも一部
を覆う光反射電極が形成される。光反射電極の表面には
遮光部材による凹凸が形成される。したがって、入射光
を充分に散乱した明るい表示が得られる反射型液晶表示
装置を実現することができる。前記凹凸は、信号配線の
近傍にも形成されるので、開口率を大幅に向上させるこ
とができて、さらに明るい表示を得ることができる。
【0031】本発明は、前記複数の遮光部材および信号
配線が、同時にパターン形成されることを特徴とする。 本発明に従えば、複数の遮光部材および信号配線が、同
時にパターン形成されるので、製造工程を簡略化するこ
とができる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の第1の形
態である液晶表示装置31の構成を示す断面図である。
図2は、前記液晶表示装置31の基板部材32を示す平
面図である。液晶表示装置31は、一対の基板部材3
2,33および液晶層34を含んで構成される。基板部
材32,33間に液晶層34が介在される。
【0033】基板部材32は、透光性基板35、TFT
(薄膜トランジスタ)素子36、絶縁層37、光反射電
極38、配向膜39、遮光部材50、ゲート配線55お
よびソース配線56を含んで構成される。TFT素子3
6は、ゲート電極40、ゲート絶縁膜41、半導体層4
2、コンタクト層43、ソース電極44およびドレイン
電極45を含んで構成される。
【0034】透光性基板35上には、複数のゲート配線
55が互いに平行に間隔をあけて配設される。また、当
該ゲート配線55とは絶縁性を保持し、かつ直交する方
向に互いに間隔をあけて複数のソース配線56が配設さ
れる。ゲートおよびソース配線55,56によって複数
の矩形の画素領域が形成される。各画素領域にはTFT
素子36が形成される。
【0035】TFT素子36、ゲートおよびソース配線
55,56が形成された透光性基板35上には、当該T
FT素子36のドレイン電極45上にコンタクトホール
37cを有する絶縁層37が形成される。絶縁層37上
には各画素毎に光反射電極38が形成され、当該光反射
電極38は、前記コンタクトホール37cによってTF
T素子36のドレイン電極45と接続される。光反射電
極38を覆って絶縁層37上に配向膜39が形成され
る。このようにして基板部材32が構成される。
【0036】基板部材33は、透光性基板46、カラー
フィルタ47、対向電極48および配向膜49を含んで
構成される。透光性基板46上には、たとえばシアンフ
ィルタ47aおよびレッドフィルタ47bから成るカラ
ーフィルタ47が形成される。液晶表示装置31に設定
される各画素にシアンフィルタ47aまたはレッドフィ
ルタ47bが対応して配置される。カラーフィルタ47
上に対向電極48が形成され、さらに対向電極48上に
配向膜49が形成される。このようにして基板部材33
が構成される。
【0037】基板部材33,34間には、液晶層34が
介在される。前記絶縁層37の表面には、後述する方法
によって形成された凸部37aおよび凹所37bが形成
される。このような絶縁層37上に形成される光反射電
極38の表面にも、前記凸部37aおよび凹所37bに
よる凸部38aおよび凹所38bが形成される。
【0038】図3は、前記液晶表示装置31の基板部材
32の製造方法を段階的に示す断面図である。たとえば
コーニング社製、商品名7059などのガラスで実現さ
れる透光性基板35の一方表面上には、スパッタリング
法によって3000Åの膜厚のTa膜が形成される。こ
のTa膜を、フォトリソグラフィ法およびエッチング法
によってパターン形成し、ゲート配線55、ゲート電極
40および遮光部材50を同時にパターン形成する。遮
光部材50は、図2に示されるような円形状に限らず、
楕円形状、四角形状、三角形状または半円形状などであ
っても構わない。また、ゲート配線55およびゲート電
極40の絶縁性を保護するために、Ta膜をたとえば陽
極酸化法によって酸化し、その表面にTa25膜から成
る絶縁膜を形成しても構わない。次に、たとえばプラズ
マCVD(Chemical VaporDeposition)法によって、4
000Åの膜厚のSiNxから成るゲート絶縁膜41、
後に半導体層42となる1000Åの膜厚のa−Si
層、および後にコンタクト層43となる400Åの膜厚
のn+型a−Si層とをこの順番に連続的に形成する。
前記n+型a−Si層とa−Si層とをパターン形成す
ることによって、コンタクト層43および半導体層42
をそれぞれ形成する。次に、基板35の全面を覆って、
2000Åの膜厚のITO(インジウム錫酸化物)膜を
スパッタリング法によって形成し、パターン形成するこ
とによってソース電極44、ドレイン電極45、および
ソース配線56を形成する。このようにして、TFT素
子36、ゲートおよびソース配線55,56が完成す
る。
【0039】なお、形成されるTFT素子36は、本形
態のようなゲート電極40が基板35側にある、いわゆ
るボトムゲート構造に限るものではなく、トップゲート
構造であっても構わない。また、ゲート電極40とし
て、たとえばAlおよびTiなどの金属、Al−Siお
よびKr−Taなどの合金を用いても構わない。さら
に、ゲート絶縁膜41として、SiO2などの材料を用
いても構わない。さらに、TFT素子36は、a−Si
TFT素子に限らず、p−SiTFT素子であっても構
わない。
【0040】このようにしてゲートおよびソース配線5
5,56、TFT素子36および遮光部材50が形成さ
れた透光性基板35上には、配線55,56、TFT素
子36および遮光部材50を覆って、たとえば東京応化
社製、商品名OFPR−800で実現されるポジ型レジ
スト材料である感光性樹脂膜51が形成される。当該感
光性樹脂膜51は、たとえば回転数が500rpm〜3
000rpmに設定されたスピンコート法によって塗布
されて作成される。本形態では、3000rpmの回転
数で30秒間塗布し、1.2μmの膜厚の図3(A)に
示されるような感光性樹脂膜51を作成した。絶縁層3
7を形成するために、このような感光性樹脂を用いるこ
とによって、非感光性樹脂を用いたときに、当該樹脂膜
上に形成されるレジスト膜を不要とすることができ、こ
のための塗布プロセスを省略することができて、製造工
程を簡略化することができる。
【0041】感光性樹脂膜51は、たとえば100℃の
雰囲気で30分間焼成(プリベーク)され、透光性基板
35の感光性樹脂膜51が形成された側とは反対側の裏
面側から光53を照射して露光される。このとき、遮光
部材50および前記TFT素子36のゲート電極40の
部分がマスクとして機能する。また、図示しないけれど
も、ゲート配線55の部分もマスクとして機能する。
【0042】次に、たとえば東京応化社製、商品名MN
D−3を用いて現像し、図3(B)に示されるような、
残余の感光性樹脂膜51aを形成する。前記MND−3
は、たとえば2.38%の濃度に調整する。
【0043】前記感光性樹脂膜51aは、たとえば12
0℃〜250℃の範囲に選ばれる温度で熱処理を施すこ
とによって、図3(C)に示されるような、角部が丸み
をおびた感光性樹脂膜51bとなる。本形態では、18
0℃の温度で30分間熱処理を施した。
【0044】このような感光性樹脂膜51bは、ポジ型
レジスト材料から成るので、ゲート電極40、ゲート配
線55および遮光部材50上のみに形成され、その他の
部分、たとえば透明電極であるITOから成るソース配
線56、ソース電極44およびドレイン電極45の上に
は形成されない。なお、感光性樹脂膜51bは、第1絶
縁膜に相当する。
【0045】次に、前記感光性樹脂膜51bを覆って透
光性基板35上に、第2絶縁膜が形成される。当該第2
絶縁膜は、前記感光性樹脂膜51と同様の材料で実現さ
れ、たとえば920rpm〜3500rpmの回転数に
設定されたスピンコート法によって20秒間塗布するこ
とによって作成される。本形態では、回転数を2200
rpmに、塗布時間を20秒間に設定した。これによっ
て1μmの第2絶縁膜を形成した。なお、第2絶縁膜
は、第1絶縁膜となる感光性樹脂膜51と同じ材料に限
らず、絶縁性を有する樹脂膜51とは異なる材料を用い
て形成しても構わない。このような第1絶縁膜と第2絶
縁膜とによって絶縁層37が形成される。絶縁層37の
表面には、前記感光性樹脂膜51bによる滑らかな凸部
37aおよび凹所37bが形成される。さらに、露光お
よび現像によってTFT素子36のドレイン電極45上
にスルホール37cが形成される。
【0046】スルホール37cが形成された絶縁層37
上には、光反射電極38が形成される。当該光反射電極
38は、前記コンタクトホール37cによってTFT素
子36のドレイン電極45と接続される。光反射電極8
は、たとえばAl、Ni、CrおよびAgなどで実現す
ることができる。また、光反射電極8の膜厚は、0.0
1μm〜1.0μmの範囲に選ぶのが好ましい。本形態
では、Alを真空蒸着法によって作成し、露光し、現像
することによって図3(D)に示されるような光反射電
極38を作成した。さらに配向膜39を形成することに
よって基板部材32が完成する。
【0047】基板部材33を構成する絶縁性を有し、た
とえばガラスで実現される透光性基板46の一方表面に
は、補色関係にあるシアンおよびレッドのフィルタ47
a,47bから成るカラーフィルタ47が形成され、さ
らに当該カラーフィルタ47上には、たとえばITOで
実現される対向電極48が形成される。対向電極48の
膜厚は、たとえば1000Åに選ばれる。さらに当該対
向電極48上には配向膜49が形成される。このように
して基板部材33が完成する。なお、前記配向膜39,
49は、たとえばポリイミド樹脂を塗布した後、180
℃の温度で焼成し、さらにラビング処理などの配向処理
を施すことによって作成される。
【0048】このようにして作成された基板部材32,
33は、配向膜39,49のラビング処理方向が、互い
に平行、かつ反対方向となるようにして対向して配置さ
れる。当該基板部材32,33は、たとえば4.5μm
のスペーサを混入した接着剤によって貼合わせられる。
液晶層34は、このような基板部材32,33間に真空
脱気法によって液晶材料を注入することによって形成さ
れる。用いられる液晶材料としては、ネマティック液晶
に2色性黒色色素54を混入したゲストホストタイプの
液晶材料が用いられる。本形態では、ネマティック液晶
として、メルク社製、商品名ZLI4792(屈折率異
方性Δn=0.13)を、2色性色素54としてアゾ系
およびアントラキノン系色素を用いた。前記液晶材料に
は、カイラル剤(商品名S−811)が約1.3%混入
される。液晶層34の厚みdと液晶分子34aの螺旋ピ
ッチp0は、d/p0≒0.9に設定される。この場
合、液晶層34の液晶分子34aの捩れ角度は約360
°となる。このようにして液晶表示装置31が完成す
る。
【0049】なお、前記液晶層34の屈折率異方性Δn
と、液晶層34の厚みdとの積Δndは、約0.585
μmに設定される。Δndの値が大きすぎると、液晶層
34で光が旋光し、色素による光の吸収が充分でなくな
る。したがって、好ましくはΔndは1.0μm以下の
範囲に、さらに好ましくは0.6μm以下の範囲に選ば
れる。
【0050】このようにして作成された液晶表示装置3
1は、いわゆるWhite−Taylor型の表示装置
であり、偏光板を用いないので、明るい白色表示が可能
であり、かつ鮮やかなカラー表示を行うことが可能であ
る。当該液晶表示装置31において、光反射電極38の
剥がれによる欠陥はほとんど生じないことが確認されて
いる。
【0051】また、上述したように、光反射電極38の
表面に凹凸を形成する際には、予め形成された遮光部材
50を用いて当該遮光部材50をマスクとして使用し、
いわゆるセルフアライメント露光を行うことによって感
光性樹脂膜51をパターン形成する。したがって、従来
技術のように感光性樹脂膜51上に位置合わせを行って
マスクを配置する必要はなく、マスクの位置合わせが不
要となって、製造工程の簡略化を図ることが可能とな
る。また、このような露光には、マスクの位置合わせを
行わない簡易型の露光機を用いることができる。さら
に、凹凸の形成のためにマスクを用いないことから、マ
スクの位置合わせによる誤差を考慮する必要がなくな
り、比較的広い範囲にわたって遮光部材50を形成し、
これによる凹凸を光反射電極38上に形成することがで
きる。このため、前記凹凸を、ゲート電極40の付近に
まで形成することができ、入射光を充分に散乱させるこ
とが可能となって、開口率を増大することができて、明
るい表示を実現することができる。
【0052】図4は、本発明の実施の第2の形態である
液晶表示装置61の構成を示す断面図である。液晶表示
装置61は、前記液晶表示装置31の絶縁層37に代わ
って絶縁層62を有し、さらに導電膜63を有すること
を特徴とする。なお、前記液晶表示装置31と同様にし
て構成される部材には同じ参照符号を付して示す。
【0053】図5は、液晶表示装置61の基板部材32
の製造方法を段階的に示す断面図である。第1の形態と
同様にして透光性基板35上にはTFT素子36および
遮光部材50などが形成され、さらに図5(A)に示さ
れるように感光性樹脂膜51が形成される。なお、本形
態ではコンタクト層43および半導体層42が形成され
た基板上には、Mo膜が2000Åの膜厚に、スパッタ
リング法によって形成され、当該Mo膜をパターン形成
することによって、ソース電極44、ドレイン電極45
およびソース配線56が形成される。さらに、光反射電
極48とドレイン電極45との接続を行うために、ドレ
イン電極45上にたとえばITOから成る導電膜63が
形成される。当該導電膜63は、たとえばスパッタリン
グ法によって形成される。
【0054】さらに、前述したのと同様にして透光性基
板35の感光性樹脂膜51が形成された側とは反対側か
ら光53が照射され、前記感光性樹脂膜51が露光され
る。なお、前記導電膜63としては、このような裏面か
らの露光によって感光性樹脂膜51をパターン形成する
際に、当該導電膜63上に感光性樹脂膜51aが形成さ
れないような材料に選ぶことが好ましく、光53を透過
する材料であればどのような材料であっても構わない。
たとえば前記ITOに代わってSnO2などの材料を用
いても構わない。
【0055】次に、現像することによって、図5(B)
に示されるような感光性樹脂膜51aが形成される。当
該感光性樹脂膜51aは、ポジ型であることから、前記
TFT素子36のほぼ全面および遮光部材50上のみに
形成される。
【0056】次に、熱処理を施すことによって、図5
(C)に示されるように、角部が丸みを帯びた滑らかな
感光性樹脂膜から成る絶縁層62が形成される。
【0057】さらに、前記遮光部材50上の絶縁層62
を覆って、透光性基板35上に図5(D)に示される光
反射電極38が形成される。当該光反射電極38は、前
記導電膜63に接続され、これによってTFT素子36
のドレイン電極45と接続される。さらに配向膜39を
形成することによって基板部材32が完成する。
【0058】このような基板部材32と、第1の形態と
同様な基板部材33を用いて、前記液晶層34を挟持す
ることによって液晶表示装置61が構成される。このよ
うな液晶表示装置61は、前記液晶表示装置31と同様
に、White−Taylaor型の表示装置であり、
明るい白色表示および鮮やかなカラー表示を実現するこ
とができる。また、製造工程の簡略化を図ることが可能
となる。また、光反射電極38の表面の凹凸は、ゲート
電極40の近傍にまで形成することができて、開口率を
向上することができ、明るい表示を得ることができる。
また、第2の形態では、絶縁層62は、感光性樹脂を1
回だけ塗布することによって形成されるので、当該絶縁
層62中への不純物の混入を少なくすることができる。
【0059】図6は、本発明の実施の第3の形態である
液晶表示装置71の構成を示す断面図である。液晶表示
装置71は、前記液晶表示装置31のTFT素子36に
代わってMIM素子73を設けたことを特徴とする。な
お、前記液晶表示装置31と同様にして構成される部材
には同じ参照符号を付して示す。
【0060】液晶表示装置71の基板部材32を構成す
る透光性基板35は、たとえば無アルカリガラス、ホウ
ケイ酸ガラスおよびソーダガラスなどで実現することが
できる。本形態では、コーニング社製#7059を用い
た。当該透光性基板35上には、スパッタリング法によ
ってTa25膜などで実現される5000Åの膜厚のベ
ースコート膜72が形成される。当該ベースコート膜7
2には透光性基板35から液晶層34への不純物の拡散
を防止するためのものであり、液晶表示装置71の表示
品位を向上させるために形成される。なお不純物の拡散
がない場合にはベースコート膜72を形成しなくても構
わない。
【0061】ベースコート膜72上には、たとえばリア
クティブスパッタリング法によってTa膜が3000Å
の膜厚に形成される。ここで、ターゲットとしては、純
度99.99%のTaが用いられる。また、反応ガスと
しては、アルゴンと窒素との混合物が使用され、アルゴ
ンガスと窒素ガスとの総流量に対する窒素ガス流量を調
整することによって、窒素含有量を変化させることがで
きる。本形態では、窒素濃度を4.3%とした。なお、
MIM素子73の非線形特性上、前記窒素濃度を3%〜
7%の範囲に選ぶことが好ましく、さらに4%〜5.5
%の範囲に選ぶことが好ましい。形成されたTa膜をフ
ォトリソグラフィ法によってパターン形成して信号配線
および下部電極74となるTa膜が形成される。さら
に、前記遮光部材50となるTa膜が形成される。
【0062】形成されたTa膜を、たとえば1%の酒石
酸アンモニウム溶液を電解液とした陽極酸化法によって
酸化し、Ta膜の酸化した部分から成る絶縁膜75,7
7と、酸化しなかった部分から成る信号配線、下部電極
74および遮光部材50を形成する。前記陽極酸化法に
よって作成された絶縁膜75,77の膜厚は、たとえば
600Åに選ばれる。
【0063】さらに、前記下部電極74上の絶縁膜75
上には、たとえばスパッタリング法によって上部電極7
6が形成される。上部電極76は、たとえば透明な電極
材料から成り、フォトリソグラフィ法によってパターン
形成される。本形態では、ITOを用いた。なお、上部
電極76としては、第1の形態で説明したような裏面側
からの露光によって感光性樹脂膜51をパターン形成す
る際に、当該上部電極76上に感光性樹脂膜51aが形
成されないような材料であればよく、すなわち露光時の
光を透過する材料であればどのような材料であっても構
わない。前記ITOに代わってSn23などの材料を用
いても構わない。
【0064】このようにして、MIM素子73と、表面
に絶縁膜77が形成された遮光部材50とが作成され、
さらに第1の形態と同様にして第1および第2絶縁膜か
ら成る絶縁層37および光反射電極38が形成される。
さらに配向膜39が形成されて基板部材32が完成す
る。
【0065】前記基板部材33の対向電極48は、カラ
ーフィルタ47上に形成された、たとえばアクリル系樹
脂で実現される保護膜上に2000Åの膜厚の帯状に形
成される。さらに配向膜49が形成されて基板部材33
が完成する。
【0066】このような基板部材32,33と前述した
のと同様な液晶層34とによって液晶表示装置71が構
成される。当該液晶表示装置71も、いわゆるWhit
e−Taylor型の表示装置であり、明るい白色表示
と鮮やかなカラー表示を実現することができる。また、
前述した形態と同様にして製造工程の簡略化を図ること
ができ、開口率を向上して明るい表示を得ることができ
る。
【0067】なお、液晶表示装置71を、第2の形態の
液晶表示装置61と同様にして作成することも本発明の
範囲に属するものであり、同様な効果が得られる。
【0068】図7は、本発明の実施の第4の形態である
液晶表示装置81の構成を示す断面図である。図8は、
前記液晶表示装置81の基板部材32を示す平面図であ
る。液晶表示装置81は、第2の形態の液晶表示装置6
1の絶縁層62に代わって、ネガ型の感光性樹脂から成
る絶縁層82を有することを特徴とする。なお、前記液
晶表示装置61と同様にして用いられる部材には同じ参
照符号を付して示す。ネガ型の感光性樹脂から成る絶縁
層82は、遮光部材50以外の部分に、一部分が遮光部
材に重畳するようにして形成される。
【0069】図9は、前記液晶表示装置81の基板部材
32の製造方法を段階的に示す断面図である。前記液晶
表示装置61と同様にして透光性基板35の一方表面に
は、ゲート電極40、ゲート配線55および遮光部材5
0が同時にパターン形成され、さらにゲート絶縁膜4
1、コンタクト層43および半導体層42が形成され
る。これらを覆ってMo膜が、たとえばスパッタリング
法によって2000Åの膜厚に形成され、当該Mo膜を
パターン形成することによってソース電極44、ドレイ
ン電極45、およびソース配線56が形成される。この
ようにして形成されたTFT素子36、配線55,56
および遮光部材50を覆ってネガ型の感光性樹脂で実現
される感光性樹脂膜83が形成される。当該感光性樹脂
膜83は、第1の形態で説明したのと同様にして図9
(A)に示されるように裏面側から露光される。
【0070】さらに現像することによって、図9(B)
に示されるように光が照射された部分である残余の感光
性樹脂膜83aが形成される。
【0071】当該感光性樹脂膜83aを熱処理すること
によって角部が丸みをおびた前記感光性樹脂膜83aか
ら成る絶縁層82が形成される。当該絶縁層82を覆っ
て光反射電極38が形成される。光反射電極38は、前
記TFT素子36のドレイン電極45と接続される。さ
らに配向膜39が形成されて基板部材32が完成する。
【0072】前述したのと同様にして作成された基板部
材33と、前記基板部材32との間に液晶層34を挟持
することによって液晶表示装置81が構成される。この
ような液晶表示装置81も、いわゆるWhite−Ta
ylor型の表示装置であり、明るい白色表示と鮮やか
なカラー表示を実現することができる。また、前述した
形態と同様にして製造工程の簡略化を図ることができ、
開口率を向上し、明るい表示を実現することができる。
また本形態では、感光性樹脂を1回塗布することによっ
て絶縁層82が形成されるので、当該絶縁層82中への
不純物の混入を少なくすることができる。
【0073】なお、このようなネガ型の感光性樹脂を用
いた絶縁層82を、第1の形態で説明したのと同様の方
法で形成しても構わない。また、TFT素子36に代わ
って、前記MIM素子73を形成しても構わない。
【0074】上述した第1〜第4の形態では、スイッチ
ング素子としてa−SiTFT素子やMIM素子を用い
る例について説明したけれども、スイッチング素子とし
ては、これらの素子以外に、p−SiTFT素子、バリ
スタ素子、およびダイオードリング素子などを用いても
構わない。さらに、スイッチング素子を設けない、いわ
ゆる単純マトリクス駆動型の表示装置に適用しても構わ
ない。この場合も、製造工程の簡略化を図ることがで
き、明るい白色表示および鮮明なカラー表示を実現する
ことができる。
【0075】また、上述した形態では、絶縁層37,6
2,82が、感光性樹脂を含んで、あるいは感光性樹脂
から成る例について説明したけれども、絶縁層37,6
2,82は感光性樹脂を含むもの、あるいは感光性樹脂
から成るものに限らず、非感光性樹脂を含むもの、ある
いは非感光性樹脂から成るもので構成しても構わない。
非感光性樹脂として、たとえばポリイミドなどの感光性
を持たない有機材料や、SiO2 などの無機材料を用い
ることができる。
【0076】図10は、絶縁層37,62,82を非感
光性樹脂を用いて形成する場合の、基板部材32の製造
方法を段階的に示す断面図である。第1の形態で説明し
たのと同様にして、ゲートおよびソース配線55,5
6、TFT素子36および遮光部材50が形成された図
10(A)に示される透光性基板35上には、図10
(B)に示されるように、配線55,56、TFT素子
36および遮光部材50を覆って、非感光性樹脂膜90
aが形成され、さらに感光性樹脂膜91aが形成され
る。
【0077】次に、透光性基板35の非感光性樹脂膜9
0aおよび感光性樹脂膜91aが形成された側とは反対
側から光を照射して、感光性樹脂膜91aを露光し、現
像し、残余の感光性樹脂膜91aから成る感光性樹脂膜
91bを形成し、当該感光性樹脂膜91bをマスクとし
て、非感光性樹脂膜90aをエッチングして、図10
(C)に示されるように残余の非感光性樹脂膜90aか
ら成る絶縁膜90を形成する。当該絶縁膜90上の感光
性樹脂膜91bは、図10(D)に示されるように剥離
される。
【0078】形成された絶縁膜90を第1絶縁膜とし
て、以降の工程を第1の形態と同様にして、第1および
第2絶縁膜から成る絶縁層37を形成することができ
る。また以降の工程を第2の形態と同様にして、絶縁膜
90から成る絶縁層62を形成することができる。な
お、第3の形態のようにTFT素子36に代わってMI
M素子73を設けても構わない。また感光性樹脂膜91
aは、ポジ型あるいはネガ型の感光性樹脂のいずれを用
いて形成しても構わない。
【0079】また、上述した形態では、液晶層34に2
色性色素54を混入した、いわゆるゲストホストモード
の表示モードについて説明したけれども、たとえば高分
子分散型液晶(PDLC)モード、偏光板を1枚採用す
る表示モード、相転移型表示モード、強誘電性液晶を用
いる表示モードなどであっても構わない。
【0080】さらに、上述した形態では、補色関係にあ
るフィルタを用いてカラー表示を実現する例について説
明したけれども、赤、青、および緑のフィルタを用いて
カラー表示を実現するようにしても構わない。また、カ
ラーフィルタを設けず、白黒表示を実現するようにして
も構わない。
【0081】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一方基板
を構成する透光性基板の液晶層側表面には複数の遮光部
材が形成される。当該遮光部材を用いて、光反射電極表
面に形成される凹凸を比較的簡単な、いわゆるセルフア
ライメント露光によって作成することができ、製造工程
の簡略化を図ることができる。また、マスクの使用枚数
を少なくすることができ、製造コストの低減を図ること
ができる。また、位置合わせが必要なマスクを使用しな
いので、位置合わせ精度を考慮した高額な設備を必要と
しない。さらに、位置合わせの精度を考慮する必要がな
いので、入射光を充分に散乱させて、明るい表示を得る
ことが可能となる。このような反射型の液晶表示装置で
は、視差のない明るい白色表示を得ることができ、また
カラーフィルタを用いることによって鮮明なカラー表示
を実現することができる。またこのような明るく鮮明な
表示をバックライトを用いることなく実現することがで
きる。
【0082】また一方基板を構成する透光性基板の液晶
層側表面には、複数の遮光部材に加えて、スイッチング
素子と信号配線とが形成される。このような一方基板で
あっても、前記凹凸を形成するための絶縁層を、複数の
遮光部材を用いて後述するような比較的簡単な工程によ
って作成することができる。また、この工程を併用して
信号配線に供給された表示信号をスイッチング素子を介
して光反射電極に与える、いわゆるアクティブマトリク
ス駆動型の反射型液晶表示装置が実現できる。
【0083】また前記遮光部材と信号配線とが同じ金属
材料から成るので、一方基板上への形成時において、遮
光部材と信号配線とを同時にパターン形成することがで
きる。
【0084】また本発明によれば、透光性基板上に形成
された複数の遮光部材を覆って絶縁材料膜が形成され、
さらにレジスト膜が形成され、透光性基板の絶縁材料膜
およびレジスト膜が形成された側とは反対側から遮光部
材をマスクとして露光される。残余の絶縁材料膜である
第1絶縁膜および第2絶縁膜から成る絶縁層の少なくと
も一部を覆って形成された光反射電極の表面には、遮光
部材による凹凸が形成される。このようにして、入射光
を充分に散乱して明るい表示が得られる反射型液晶表示
装置を作成することができる。
【0085】また、上述したのと同様にしてレジスト膜
が露光され、残余の絶縁材料膜から成る絶縁層が形成さ
れ、絶縁層の少なくとも一部を覆って光反射電極が形成
される。したがって、入射光を充分に散乱した明るい表
示が得られる反射型液晶表示装置を作成することができ
る。
【0086】また、透光性基板上に形成された複数の遮
光部材を覆って感光性樹脂膜が形成され、前記反対側か
ら露光される。感光性樹脂膜を用いることによって、レ
ジスト膜が不要となり、さらに製造工程の簡略化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態である液晶表示装置
31の構成を示す断面図である。
【図2】前記液晶表示装置31の基板部材32を示す平
面図である。
【図3】液晶表示装置31の基板部材32の製造方法を
段階的に示す断面図である。
【図4】本発明の実施の第2の形態である液晶表示装置
61の構成を示す断面図である。
【図5】前記液晶表示装置61の基板部材32の製造方
法を段階的に示す断面図である。
【図6】本発明の実施の第3の形態である液晶表示装置
71の構成を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の第4の形態である液晶表示装置
81の構成を示す断面図である。
【図8】前記液晶表示装置81の基板部材32を示す平
面図である。
【図9】液晶表示装置81の基板部材32の製造方法を
段階的に示す断面図である。
【図10】基板部材32の他の製造方法を段階的に示す
断面図である。
【図11】従来技術である液晶表示装置1の構成を示す
断面図である。
【図12】前記液晶表示装置1の基板部材2の製造方法
を段階的に示す断面図である。
【符号の説明】
31,61,71,81 液晶表示装置 32,33 基板部材 34 液晶層 34a 液晶分子 35,46 透光性基板 36 TFT素子 37,62,75,77,82 絶縁層 38 光反射電極 39,49 配向膜 40 ゲート電極 41 ゲート絶縁膜 44 ソース電極 45 ドレイン電極 47 カラーフィルタ 48 対向電極 50 遮光部材 51,51a,51b,83,83a 感光性樹脂膜 53 光 54 2色性色素 55 ゲート配線 56 ソース配線 63 導電膜 73 MIM素子 74 下部電極 76 上部電極

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板と、当該一対の基板間に介在
    される液晶層とを含んで構成される反射型液晶表示装置
    において、 前記一対の基板のうちの一方基板上には、少なくとも、 一方基板を構成する透光性基板の液晶層側表面に形成さ
    れる複数の遮光部材と、 前記遮光部材を覆って形成され、表面に凹凸を有する絶
    縁層と、 前記絶縁層の少なくとも一部を覆う光反射電極とが形成
    されていることを特徴とする反射型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記一方基板上には、透光性基板の液晶
    層側表面に形成されるスイッチング素子と、前記スイッ
    チング素子を介して光反射電極に与えられる表示信号が
    供給される信号配線とが形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の反射型液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記遮光部材と信号配線とは、同じ金属
    材料から成ることを特徴とする請求項2記載の反射型液
    晶表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の反射型液晶表示装置の製
    造方法において、 一方基板を構成する透光性基板上に複数の遮光部材を形
    成し、 複数の遮光部材を覆って絶縁材料膜を形成し、 絶縁材料膜上にレジスト膜を形成し、 前記透光性基板の絶縁材料膜が形成された側とは反対側
    から露光し、 レジスト膜を現像し、絶縁材料膜をエッチングし、残余
    のレジスト膜を除去して、残余の絶縁材料膜から成る第
    1絶縁膜を形成し、 第1絶縁膜を覆って第2絶縁膜を形成して、第1および
    第2絶縁膜から成る絶縁層を形成し、 絶縁層上の少なくとも一部を覆う光反射電極を形成する
    ことを特徴とする反射型液晶表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の反射型液晶表示装置の製
    造方法において、 一方基板を構成する透光性基板上に複数の遮光部材を形
    成し、 複数の遮光部材を覆って絶縁材料膜を形成し、 絶縁材料膜上にレジスト膜を形成し、 前記透光性基板の絶縁材料膜が形成された側とは反対側
    から露光し、 レジスト膜を現像し、絶縁材料膜をエッチングし、残余
    のレジスト膜を除去して、残余の絶縁材料膜から成る絶
    縁層を形成し、 絶縁層上の少なくとも一部を覆う光反射電極を形成する
    ことを特徴とする反射型液晶表示装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の反射型液晶表示装置の製
    造方法において、 一方基板を構成する透光性基板上に複数の遮光部材を形
    成し、 複数の遮光部材を覆って感光性樹脂膜を形成し、 前記透光性基板の感光性樹脂膜が形成された側とは反対
    側から露光し、 感光性樹脂膜を現像して、残余の感光性樹脂膜から成る
    第1絶縁膜を形成し、第1絶縁膜を覆って第2絶縁膜を
    形成して、第1および第2絶縁膜から成る絶縁層を形成
    し、 絶縁層上の少なくとも一部を覆う光反射電極を形成する
    ことを特徴とする反射型液晶表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の反射型液晶表示装置の製
    造方法において、 一方基板を構成する透光性基板上に複数の遮光部材を形
    成し、 複数の遮光部材を覆って感光性樹脂膜を形成し、 前記透光性基板の感光性樹脂膜が形成された側とは反対
    側から露光し、 感光性樹脂膜を現像して、残余の感光性樹脂膜から成る
    絶縁層を形成し、 絶縁層上の少なくとも一部を覆う光反射電極を形成する
    ことを特徴とする反射型液晶表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の反射型液晶表示装置の製
    造方法において、 一方基板を構成する透光性基板上に複数の遮光部材、ス
    イッチング素子および信号配線を形成し、 複数の遮光部材、スイッチング素子および信号配線を覆
    って絶縁材料膜を形成し、 絶縁材料膜上にレジスト膜を形成し、 前記透光性基板の絶縁材料膜が形成された側とは反対側
    から露光し、 レジスト膜を現像し、絶縁材料膜をエッチングし、残余
    のレジスト膜を除去して、残余の絶縁材料膜から成る第
    1絶縁膜を形成し、 第1絶縁膜を覆って第2絶縁膜を形成して、第1および
    第2絶縁膜から成る絶縁層を形成し、 絶縁層上の少なくとも一部を覆う光反射電極を形成する
    ことを特徴とする反射型液晶表示装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の反射型液晶表示装置の製
    造方法において、 一方基板を構成する透光性基板上に複数の遮光部材、ス
    イッチング素子および信号配線を形成し、 複数の遮光部材、スイッチング素子および信号配線を覆
    って絶縁材料膜を形成し、 絶縁材料膜上にレジスト膜を形成し、 前記透光性基板の絶縁材料膜が形成された側とは反対側
    から露光し、 レジスト膜を現像し、絶縁材料膜をエッチングし、残余
    のレジスト膜を除去して、残余の絶縁材料膜から成る絶
    縁層を形成し、 絶縁層上の少なくとも一部を覆う光反射電極を形成する
    ことを特徴とする反射型液晶表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項2記載の反射型液晶表示装置の
    製造方法において、 一方基板を構成する透光性基板上に複数の遮光部材、ス
    イッチング素子および信号配線を形成し、 複数の遮光部材、スイッチング素子および信号配線を覆
    って感光性樹脂膜を形成し、 前記透光性基板の感光性樹脂膜が形成された側とは反対
    側から露光し、 感光性樹脂膜を現像して、残余の感光性樹脂膜から成る
    第1絶縁膜を形成し、第1絶縁膜を覆って第2絶縁膜を
    形成して、第1および第2絶縁膜から成る絶縁層を形成
    し、 絶縁層上の少なくとも一部を覆う光反射電極を形成する
    ことを特徴とする反射型液晶表示装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項2記載の反射型液晶表示装置の
    製造方法において、 一方基板を構成する透光性基板上に複数の遮光部材、ス
    イッチング素子および信号配線を形成し、 複数の遮光部材、スイッチング素子および信号配線を覆
    って感光性樹脂膜を形成し、 前記透光性基板の感光性樹脂膜が形成された側とは反対
    側から露光し、 感光性樹脂膜を現像して、残余の感光性樹脂膜から成る
    絶縁層を形成し、 絶縁層上の少なくとも一部を覆う光反射電極を形成する
    ことを特徴とする反射型液晶表示装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記複数の遮光部材および信号配線
    が、同時にパターン形成されることを特徴とする請求項
    8〜11のいずれか1記載の反射型液晶表示装置の製造
    方法。
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