JPH09101871A - ハイパーメディア装置 - Google Patents

ハイパーメディア装置

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JPH09101871A
JPH09101871A JP7258701A JP25870195A JPH09101871A JP H09101871 A JPH09101871 A JP H09101871A JP 7258701 A JP7258701 A JP 7258701A JP 25870195 A JP25870195 A JP 25870195A JP H09101871 A JPH09101871 A JP H09101871A
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JP
Japan
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node
gui object
transition destination
gui
search
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Application number
JP7258701A
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English (en)
Inventor
Masahiro Tomono
正裕 友納
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイパーメディアを構成するノードからプレ
ゼンテーション情報を分離し、表示するノードに合わせ
て動的にプレゼンテーション情報を参照できるようにす
ること。 【解決手段】 ノードとノード間の関係を表すリンクを
保持するノードリンク記憶手段と、検索条件を入力して
該当するノードを求めるノード検索手段と、ノードが表
現するメディアデータを表示するのに用いられるGUI
オブジェクト記憶手段と、ユーザが指示した領域を検出
し該領域に対応付けられたGUIオブジェクトに対応す
る遷移先のノードを求めるナビゲーション制御手段と、
遷移先GUIオブジェクト選択規則を用いて、該遷移先
ノードを表示するためのGUIオブジェクトを選択する
遷移先GUIオブジェクト決定手段と、該GUIオブジ
ェクトの部品に対応するノードを求める表示ノード決定
手段と、決定されたGUIオブジェクトを表示するGU
Iオブジェクト表示手段とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハイパーメディア装
置に関し、特に、静止画、動画、テキスト、音声、アニ
メーションなどのメディアデータを表すノードを遷移す
ることの出来る表示制御機能を有するハイパーメディア
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイパーテキスト/ハイパーメディア
(以下ハイパーメディアと呼ぶ)の一般的なモデルとし
て、文献1:“The Dexter hyperte
xt reference model.”、Hala
sz,F.G.and Schwartz,M.著、C
ommunications of the ACM、
Vol.37、No.2、1994、pp.30−3
9.で提唱されているものがある。このモデルは、既存
の種々のハイパーメディアシステムを分析して作られた
参照モデルであり、多くの既存のハイパーメディアシス
テムの方式を代表している。
【0003】文献1のモデルに代表される従来のハイパ
ーメディアシステムでは、静止画、動画、テキスト、音
声、アニメーションなどのメディアデータをノードで表
し、ノードをリンクで連結することによりノード間の関
係を表す。ノード中にはアンカと呼ばれる領域があり、
アンカにはリンクが対応づけられている。ユーザがマウ
スやタッチパネルなどの入力デバイスを介してアンカ領
域を指示すると、アンカからリンクをたどって関連する
ノードを得て、その内容を画面に表示する。ノードに
は、サイズ、配置、背景色、背景模様、境界線色、文字
タイプなどの表示形式を規定するプレゼンテーション情
報が付随しており、ノード内容の画面表示はこの記述に
したがってなされる。
【0004】図6は、従来のハイパーメディアシステム
におけるナビゲーション動作の一例を示す模式図であ
る。図6の上半分が画面イメージ、下半分がそれに対応
するノードリンク構造を表している。ノードには基本ノ
ードと複合ノードの2種類ある。複合ノードは他のノー
ドを部品としてもつことができる。基本ノードは部品を
もつことができない。図6の基本ノードN1において、
N1はノードの識別子、P1はプレゼンテーション情
報、静止画1は対応するメディアデータ、a1,a2,
a3はアンカを表す。各アンカは、画面イメージの静止
画1内にある点線の領域a1,a2,a3に対応してい
る。また、複合ノードN2において、N2はノードの識
別子、P2はプレゼンテーション情報、Nullはメデ
ィアデータが空であること、N21,N22は部品とし
て基本ノードN21,N22をもつことを表す。プレゼ
ンテーション情報P2には、部品N21,N22の配置
情報も記述されている。基本ノードN21は対応するメ
ディアデータとして動画1を、基本ノードN22は対応
するメディアデータとしてテキスト1をもっている。基
本ノードN1と複合ノードN2は、リンクL1により連
結されている。リンクL1において、L1はリンクの識
別子、N1,a1はリンクの起点ノードとそのアンカ、
N2,a1は終点ノードとそのアンカである。
【0005】ナビゲーション動作は次のようになる。ま
ず、ウインドウ1の静止画1上のアンカ領域a1を入力
デバイスにより指示すると、まず静止画1に対応するノ
ードN1およびアンカa1が検出される。次に、(N
1,a1)を起点とするリンクL1を検索し、リンクL
1の終点ノードN2を求める。そして、ノードN2のプ
レゼンテーション情報に基づいてウインドウ2を表示す
る。このとき、ノードN21,N22が対応するメディ
アデータである動画1とテキスト1をウィンドウ2の領
域に各プレゼンテーション情報に基づいて表示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のハイパーメディ
アシステムでは、プレゼンテーション情報がノードに付
随しているため、ノードに対して表示形式が固定的であ
り、同じメディアデータを異なる形式で表示したい場合
は、メディアデータが同じで表示形式の異なるノードを
別途作成する必要がある。
【0007】また、1つのウインドウに複数のメディア
データを表示する場合、従来の技術で述べたように複合
ノードを用いて、メディアデータを表す部品ノードを組
み合わせ、その配置を指定する。このため、部品ノード
の組み合わせごとに複合ノードを作成する必要がある。
また、部品ノードは同一でも、その配置を変えるだけで
複合ノードを別途作成する必要がある。
【0008】以上のことから、従来のハイパーメディア
システムにおいては、表示形式や部品ノードを変えるた
めには新しいノードを定義しなければならず、ノードの
個数が増え、管理が煩雑になるという問題がある。ま
た、表示形式だけを変えるのに、ノードの構造まで意識
しなければならず、作業負担が大きくなるという問題が
ある。
【0009】上述の問題に鑑み、本発明の目的は、ノー
ドからプレゼンテーション情報を分離し、表示すべきノ
ードに合わせて動的にプレゼンテーション情報を参照す
ることにより、同じノードを種々の形式で表示できるハ
イパーメディア装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
静止画、動画、テキスト、音声、アニメーションなどの
メディアデータを表すノードと前記ノード間の関係を表
すリンクを記憶するノードリンク記憶手段と、検索条件
を入力とし、前記ノードリンク記憶手段のノードとリン
クの情報とから前記検索条件に該当するノードを求める
ノード検索手段と、前記ノードが表現するメディアデー
タを表示するために用いられるGUIオブジェクトを保
持するGUIオブジェクト記憶手段と、ユーザが指示し
た画面上の領域を検出して座標値とし、前記座標値をも
とに、前記GUIオブジェクト記憶手段から対応するG
UIオブジェクトを求め、さらに、前記GUIオブジェ
クトに対応付けられているノードと前記座標値をもとに
前記ノード検索手段を検索するための検索条件を作成
し、前記ノード検索手段から遷移先のノードを求めるナ
ビゲーション制御手段と、前記ナビゲーション制御手段
が求めたノードに対応するGUIオブジェクトである遷
移先GUIオブジェクトを、ノードの情報に対応した遷
移先GUIオブジェクトを記載したGUIオブジェクト
選択規則を用いて選択する遷移先GUIオブジェクト決
定手段と、前記遷移先GUIオブジェクト決定手段で得
られた遷移先GUIオブジェクトに対応するGUIオブ
ジェクトを前記GUIオブジェクト記憶手段から得て、
前記GUIオブジェクトが部品を持つ場合に、前記部品
に指定された検索条件にもとづいて前記部品に対応付け
られたノードを前記ノード検索手段を介して求める表示
ノード決定手段と、前記表示ノード決定手段で得られた
GUIオブジェクトを表示するGUIオブジェクト表示
手段とを有することを特徴とする。
【0011】また、本発明の第2の発明は、第1の発明
において、前記表示ノード決定手段が、前記遷移先GU
Iオブジェクトが前記ナビゲーション制御手段が求めた
GUIオブジェクトである遷移元オブジェクトの部品で
ある場合に、前記遷移先GUIオブジェクトにノード検
索条件が依存する他の部品に対して、前記部品に指定さ
れたノード検索条件にもとづいて、前記部品に対応づけ
るノードを前記ノード検索手段を介して求めることを特
徴とする。
【0012】さらに、本発明の第3の発明は、第1、第
2の発明において、前記ナビゲーション制御手段が、ユ
ーザから指示された画面上の領域の座標値を検出して前
記座標値を含むGUIオブジェクトを前記GUIオブジ
ェクト記憶手段から求め、前記GUIオブジェクトの種
類に応じて、前記GUIオブジェクトから遷移先のノー
ドを直接求めるか、前記GUIオブジェクトに対応する
ノードと前記座標値をもとに前記ノード検索手段に検索
条件を発行して遷移先のノードを得ることを特徴とす
る。
【0013】さらに、本発明の第4の発明は、第1、第
2、第3の発明において、前記遷移先GUIオブジェク
ト決定手段が、遷移先GUIオブジェクト選択規則を各
遷移元GUIオブジェクトに設定し、さらに、遷移元G
UIオブジェクトの遷移先GUIオブジェクト選択規則
に該当する規則がない場合には全体で共用する遷移先G
UIオブジェクト選択規則を参照して、遷移先GUIオ
ブジェクトを求めることを特徴とする。
【0014】さらに、本発明の第5の発明は、第1、第
2、第3、第4の発明において、前記遷移先GUIオブ
ジェクト決定手段の遷移先GUIオブジェクト選択規則
が、遷移先GUIオブジェクトを表示する前に行う処理
である遷移時処理を記述し、前記GUIオブジェクト表
示手段で前記遷移時処理を実行することを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の第6の発明は、静止画、
動画、テキスト、音声、アニメーションなどのメディア
データを表すノードと前記ノード間の関係を表すリンク
を記憶するノードリンク記憶手段と、検索条件を入力と
し、前記ノードリンク記憶手段のノードとリンクの情報
とから前記検索条件に該当するノードを求めるノード検
索手段と、前記ノードが表現するメディアデータを表示
するために用いられる部品であるGUIオブジェクトを
保持するGUIオブジェクト記憶手段と、前記ノードが
表現するメディアデータを表示するために用いられるG
UIオブジェクトのテンプレートを記憶するGUIオブ
ジェクトテンプレート記憶手段と、ユーザが指示した画
面上の領域を検出して座標値とし、前記座標値をもと
に、前記GUIオブジェクト記憶手段から対応するGU
Iオブジェクトを求め、さらに、前記GUIオブジェク
トに対応付けられているノードと前記座標値をもとに前
記ノード検索手段を検索するための検索条件を作成し、
前記ノード検索手段から遷移先のノードを求めるナビゲ
ーション制御手段と、前記ナビゲーション制御手段が求
めたノードに対応するGUIオブジェクトである遷移先
GUIオブジェクトを、ノードの情報に対応した遷移G
UIオブジェクトを記載したGUIオブジェクト選択規
則を用いて選択するか、または、前記GUIオブジェク
トテンプレート記憶手段に記憶されたテンプレートから
新しく生成する遷移先GUIオブジェクト決定手段と、
前記遷移先GUIオブジェクト決定手段で得られた遷移
先GUIオブジェクトか、生成されたGUIオブジェク
トに対応したGUIオブジェクトを前記GUIオブジェ
クト記憶手段から得て、前記GUIオブジェクトが部品
を持つ場合に、前記部品に指定された検索条件にもとづ
いて前記部品に対応付けたノードを前記ノード検索手段
を介して求める表示ノード決定手段と、前記表示ノード
決定手段で得られたGUIオブジェクトを表示するGU
Iオブジェクト表示手段とを有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】まず、本発明の第一の発明について説明す
る。図1は、第一の発明のハイパーメディア装置の構成
の一実施例を示すブロック図である。
【0018】本実施例のハイパーメディア装置は、静止
画、動画、テキスト、音声、アニメーションなどのメデ
ィアデータを表すノードと、そのノード間の関係を表す
リンクを記憶するノードリンク記憶手段3と、検索条件
を入力して前記ノードリンク記憶手段3からその検索条
件に該当するノードである遷移先ノードと対応ノードを
求めるノード検索手段2と、ノードが表すメディアデー
タを表示したり、プレゼンテーション操作をするために
用いられるハイパーメディアの画面を構成する部品であ
るGUIオブジェクトを記憶するGUIオブジェクト記
憶手段5と、ユーザが指示した画面上の領域を検出して
座標値とし、その座標値をもとに前記GUIオブジェク
ト記憶手段を検索し、その座標値の領域を含むGUIオ
ブジェクトを求め、さらに、そのGUIオブジェクトに
対応付けられているノードと、該座標値をもとに前記ノ
ード検索条件を発行して、ノード検索手段2を検索し、
遷移先ノードを求めるナビゲーション制御手段1と、予
め遷移先ノードの情報からどのGUIオブジェクトに遷
移するかを決めておいたGUIオブジェクト選択規則を
用いて、前記ノード検索手段で得られた遷移先ノードを
表示する遷移先のGUIオブジェクトを選択する遷移先
GUIオブジェクト決定手段4と、前記遷移先GUIオ
ブジェクト決定手段で得られた遷移先GUIオブジェク
トのGUIオブジェクトをGUIオブジェクト記憶手段
から入力し、そのGUIオブジェクトが部品を持つ場合
に、その部品に指定されたノード検索条件にもとづい
て、その部品に対応付いているノードである対応ノード
を前記ノード検索手段を介して求める表示ノード決定手
段6と、前記遷移先GUIオブジェクト決定手段4で得
られた遷移先GUIオブジェクトを、前記表示ノード決
定手段6の処理に基づいて表示するGUIオブジェクト
表示手段7とを有する。
【0019】次に、本発明の第一の発明のさらに詳しい
実施例を説明する。
【0020】図9は、ノードリンク記憶手段3に記憶す
るノードおよびリンクの構成の一例を示す図である。
【0021】ノードは、図9(a)に示すように、ノー
ドid、属性、アンカ、コンテンツからなる。ノードi
dはノードを一意に識別するための識別子である。属性
は属性名と属性値の組の集合であり、ノードの性質を記
述するのに用いる。図9(a)では、A1,A2,…が
属性名でV1,V2,…が属性値である。1つの属性名
に対して属性値が複数あってもよい。また、属性値の型
は問わない。アンカは、アンカidとアンカ領域情報か
らなる。図9(a)では、a1,a2,…がアンカi
d、r1,r2,…がアンカ領域情報である。アンカi
dはノード内でアンカを一意に識別できればよい。アン
カ領域情報は、コンテンツ内の時空間領域を表し、ユー
ザからのポインティング入力の座標値がこの領域情報に
含まれる場合、そのアンカが検出されることになる。ア
ンカ領域情報の形式は、静止画では、たとえば、長方
形、多角形、自由曲線など種々のものがある。また、動
画に対するアンカでは、動画の各フレームごとに静止画
と同様の領域情報をもつことになる。アンカの形式には
種々のものがあり、本発明の範囲ではない。コンテンツ
は静止画、動画、テキスト、アニメーション、音声など
のメディアデータであり、データを直接格納してもよい
し、データへのポインタを格納してもよい。また、コン
テンツをもたないノードがあってもよい。
【0022】リンクは、図9(b)に示すように、リン
クid、属性、起点情報、終点情報からなる。リンクi
dはリンクを一意に識別するための識別子である。属性
は属性名と属性値の組の集合であり、ノードの場合と同
様に、リンクの性質を記述するのに用いる。起点情報は
リンクの起点となるノードのidとそのノード内のアン
カidの組である。図9(b)では、N1が起点ノード
id、a1がN1のアンカidである。終点情報はリン
クの終点となるノードのidとそのノード内のアンカi
dの組である。終点情報は複数個もってよい。また、終
点情報ではアンカidをもたずに終点ノードidだけで
もよい。図9(b)では、N2,N3,…が終点ノード
id、a2がN2のアンカid、a1がN3のアンカi
dである。
【0023】上記以外にも、種々のノードリンクの構成
方法がある。たとえば、ノードとリンクの対応付けは、
上記の方法では、アンカidを仲介しているが、ノード
のアンカ情報にアンカidではなく、直接リンクidを
記述する方法もある。また、起点ノードから終点ノード
にたどる順方向だけでなく、逆方向や両方向にたどれる
ように指定することも可能である。また、リンクの起点
ノードを複数もたせることもありうる。これらのバリエ
ーションについては、本発明の範囲ではない。なお、ノ
ードリンク情報は、リンクをもたずにノードだけから構
成されていてもよい。
【0024】ノードリンクはあらかじめハイパーメディ
アの作成者が与えておく。その方法は、プログラムで設
定してもいいし、記述言語で与えてもいいし、GUIエ
ディタで与えても良く、本発明では規定しない。
【0025】図10は、GUIオブジェクト記憶手段5
に記憶されるGUIオブジェクトの構成の一例を示す図
である。これは、従来の技術で述べたプレゼンテーショ
ン情報に相当する。
【0026】GUIオブジェクトは、フレームウインド
ウ、サブウインドウ、ボタンなど、ハイパーメディアの
画面を構成する部品である。フレームウインドウは部品
をまとめる外枠となるウインドウで、サブウインドウは
動画、静止画、テキスト、アニメーションなどのメディ
ア内容を表示するためのウインドウである。ボタンは、
ユーザ入力を受けて、メディアの再生や停止、ナビゲー
ションなど種々の操作を行うのに用いられる。
【0027】GUIオブジェクトは、図10に示すよう
に、GUIオブジェクトid、対応ノード、ノード検索
条件、部品GUIオブジェクト、親GUIオブジェク
ト、GUIオブジェクト本体からなる。GUIオブジェ
クトidはGUIオブジェクトを一意に識別するための
識別子である。対応ノードは、GUIオブジェクトが表
示あるいは操作の対象とするノードであり、通常ハイパ
ーメディアシステムの実行時に設定される。ノード検索
条件は、ノード検索手段2によって実行するノード検索
条件の記述である。図10に例としてあげたGetNo
de(G1,type,text)は、親GUIオブジ
ェクトであるG1の対応ノードから、typeという属
性の値が“text”という文字列であるリンクをたど
って得られるノードを検索するという命令である。部品
GUIオブジェクトは、部品として含むGUIオブジェ
クトidの集合である。親GUIオブジェクトは、自分
を含むGUIオブジェクトのidの集合である。GUI
オブジェクト本体は、GUIオブジェクトのサイズ、位
置、リソース情報などの集合であり、その形式は基盤と
するウインドウシステムにより規定される。
【0028】GUIオブジェクトはあらかじめハイパー
メディアの作成者が与えておく。その方法は、プログラ
ムで設定してもいいし、記述言語で与えてもいいし、G
UIエディタで与えても良く、本発明では規定しない。
【0029】図12は、ノード検索手段2が行う処理を
説明するための図である。ノード検索手段2の検索処理
には、大きく分けてナビゲーション検索、条件検索があ
る。
【0030】ナビゲーション検索は、ノードidとアン
カidを指定して、そのアンカidに対応するリンクを
たどって、リンクの終点ノードidを出力する。たとえ
ば、図12で、(N2,a1)をを指定すると、それを
起点とするリンクL2を得て、リンクL2の終点ノード
N21を出力する。また、リンクを逆方向にたどる検索
も考えられる。
【0031】条件検索には、多くの種類が考えられる。
たとえば、ノードidとリンク属性を指定して、そのノ
ードを起点ノードとするリンクのうち、前記リンク属性
を満たすリンクを選択し、そのリンクの終点ノードid
を出力するものが考えられる。たとえば、図12で、ノ
ードN2とリンク属性(A1,yyy)を指定するとリ
ンクL3をたどって、ノードN22を得る。
【0032】また、ノードidとノード属性を指定して
そのノードと何らかのリンクで連結されたノードのう
ち、前記ノード属性を満たすノードを出力するものも考
えられる。さらに、複数の条件を論理和や論理積などで
組み合わせることも考えられる。その他、条件検索には
種々のバリエーションが考えられるが、条件のバリエー
ションは本発明の範囲ではない。
【0033】遷移先GUIオブジェクト決定手段4は、
現在のGUIオブジェクトのアンカ領域からナビゲーシ
ョンが起きたときに、どのGUIオブジェクトに遷移す
るかを決める。その際に、遷移先GUIオブジェクト決
定手段4はGUIオブジェクト選択規則を参照する。
【0034】図13は、GUIオブジェクト選択規則の
構成の一例を示す図である。GUIオブジェクト選択規
則は各GUIオブジェクトごとに保有される。GUIオ
ブジェクト選択規則は、検索条件と遷移先GUIオブジ
ェクトidから構成される。
【0035】図13に示すように、検索条件の種類とし
て、たとえば、遷移先ノードidの一致、遷移先ノード
の親ノードidの一致、遷移先ノードのコンテンツのメ
ディアタイプの一致、遷移先ノードの属性の一致などが
ある。ここで、ノードPがノードNの親ノードであると
は、ノードNを終点ノードとするリンクの起点ノードが
ノードPであることである。この他、検索条件として一
般の関数とその引数を指定して、任意の検索を行わせて
もよい。
【0036】遷移先GUIオブジェクト決定手段4は、
ナビゲーションで得られた遷移先ノードに対してGUI
オブジェクト選択規則の検索条件を評価し、マッチした
遷移先GUIオブジェクトを出力する。たとえば、図1
3で、遷移先ノードのノードidがN3でその親ノード
がN0である場合は、遷移先GUIオブジェクトとして
G3が得られる。検索条件の評価の順序や競合解消には
種々の方法があるが、本発明では規定しない。
【0037】表示ノード決定手段6は、遷移先GUIオ
ブジェクトがもつ各部品の対応ノードを求める。具体的
には、遷移先GUIオブジェクト決定手段4から出力さ
れる遷移先GUIオブジェクトを入力し、前記遷移先G
UIオブジェクトに対応するGUIオブジェクトをGU
Iオブジェクト記憶手段5から得る。そして、前記GU
Iオブジェクト中の各部品のGUIオブジェクトがもつ
ノード検索条件をノード検索手段2に渡して検索を実行
し、得られたノードをその部品GUIオブジェクトの対
応ノードとする。例えば、図10のGetNode(G
1,type,text)では、GUIオブジェクトG
1の対応ノードN1を求めてから、検索命令GetNo
deおよびその引数としてN1、type、textを
ノード検索手段2に渡す。すると、ノード検索手段2
で、ノードN1からtypeという属性の値が“tex
t”であるリンクをたどって得られるノードを求める。
ただし、この命令GetNodeは単なる例であり、ノ
ード検索手段2の機能に応じて種々の検索記述を与える
ことができる。
【0038】GUIオブジェクト表示手段7は、遷移先
GUIオブジェクトを画面上に表示する。まず、GUI
オブジェクト本体をウインドウシステムを介して表示す
る。次に、各部品GUIオブジェクトに対応するノード
のコンテンツを各部品GUIオブジェクト上に表示す
る。
【0039】図3は、第一の発明の処理を表す流れ図で
ある。まず、ナビゲーション制御手段1において、マウ
スやタッチパネル、キーボードなどの入力デバイスから
入力された画面上の座標値を得る(ステップS1)。
【0040】次に、ナビゲーション制御手段1は、現在
画面上に表示されているGUIオブジェクトのうち、入
力された座標値を含むものを検出する(ステップS
2)。この処理は、たとえば、まず基盤となるウインド
ウシステムに座標値を渡して、その座標値を含むGUI
オブジェクト本体を返してもらい、そのGUIオブジェ
クト本体をもとにGUIオブジェクト記憶手段4からG
UIオブジェクトを検索する。さらに、そのGUIオブ
ジェクトの対応ノードを求める。
【0041】通常、ステップS1からステップS2のG
UIオブジェクト本体を求めるまでの処理は、ウインド
ウシステムにより一貫して行われる。ただし、これらの
処理の方式は、ウインドウシステムにより異なるため、
本発明では規定しない。要は、対象となるGUIオブジ
ェクトが得られればよい。
【0042】次に、ナビゲーション制御手段1は得られ
た対応ノードと座標値を、ノード検索手段2に渡し、ノ
ード検索手段2はその対応ノードと座標値からアンカi
dを得る(ステップS3)。対応ノードがもつアンカ領
域情報を調べて、入力した座標値に該当するアンカid
を求める。ここで、座標値はディスプレイ上の座標値で
はなく、対応ノードのコンテンツにおける座標値に正規
化しておく。正規化の方法としては、たとえば、ディス
プレイ上の座標系からGUIオブジェクトのメディア表
示領域の座標系に変換し、さらにGUIオブジェクトの
座標系からコンテンツの座標系に変換すればよい。後者
の場合、拡大縮小やスクロールの影響を考慮する。
【0043】次に、ノード検索手段2は、対応ノードと
得られたアンカidからリンクをたどって、遷移先ノー
ドを得る(ステップS4)。たどるべきリンクは、対応
ノードidと得られたアンカidを起点情報にもつリン
クを検索することにより求める。あるいは、ノードのア
ンカ情報に直接リンクidを格納している場合は、その
リンクidを求める。求めたリンクの終点情報から終点
ノードidを得て、遷移先ノードとする。遷移先ノード
は、ノード検索手段2からナビゲーション制御手段1に
返される。
【0044】次に、ナビゲーション制御手段1は遷移先
GUIオブジェクト決定手段4に遷移先ノードidを渡
し、遷移先ノードidからGUIオブジェクト選択規則
を参照することにより、遷移先GUIオブジェクトを求
める(ステップS5)。その方法は前述の通りである。
【0045】次に、遷移先GUIオブジェクト決定手段
4は表示ノード決定手段6に遷移先GUIオブジェクト
を渡し、表示ノード決定手段6は、遷移先GUIオブジ
ェクトがもつ各部品GUIオブジェクトの対応ノードを
設定する(ステップS6)。その方法は前述の通りであ
る。
【0046】次に、表示ノード決定手段6は対応ノード
が設定された遷移先GUIオブジェクトをGUIオブジ
ェクト表示手段7に渡して、遷移先GUIオブジェクト
および対応ノードのコンテンツを画面に表示する(ステ
ップS7)。
【0047】図7は、第一の発明のハイパーメディア装
置におけるナビゲーション動作例を説明するための図で
ある。図6の従来のハイパーメディアシステムと比較し
て、ノードにプレゼンテーション情報が存在せず、GU
Iオブジェクトにその情報が移っている。また、複合ノ
ードは存在せず、すべて基本ノードである。複合ノード
がもつ部品ノードの情報はGUIオブジェクト側に移っ
ている。図7で図6と対応するノードはN1,N2,N
21,N22であり、N0とN23はバリエーションを
説明するためのノードである。また、図7ではN2が複
合ノードでなくなったため、N2とN21、N22との
関係を表すためにリンクL2、L3を導入している。
【0048】ナビゲーションの動作は次のようになる。
まず、ウインドウ1の静止画1上のアンカ領域a1を入
力デバイスにより指示すると、GUIオブジェクトG2
より静止画1の対応ノードN1が得られる。次に、ポイ
ンティングした座標値をもとにノードN1からアンカa
1が検出される。次に、(N1,a1)を起点とするリ
ンクL1を検索し、リンクL1の終点ノードN2を求め
る。そこで、N2を遷移先ノードとしてGUIオブジェ
クト選択規則を参照する。たとえば、GUIオブジェク
ト選択規則として図13を用いると、N2の親ノードN
1とN0のうちN0がヒットするので、遷移先オブジェ
クトとしてG3が得られる。親ノードを求めるには、N
2を終点ノードとしてリンクを逆にたどればよい。ここ
では親ノードに関する検索条件が1個しかないため、N
0がヒットしている。これによりG3の対応ノードはN
2に設定される。次に、G3の部品GUIオブジェクト
であるG4、G5の対応ノードを求める。G4のノード
検索条件(図13のG4の「検索」フィールド)は、G
etNode(G3,type,video)であるた
め、G3の対応ノードN2からtypeという属性がv
ideoであるリンクL2をたどってノードN21を得
る。同様にG5の対応ノードとしてN22を得る。最後
に、GUIオブジェクトG3に対応するウインドウ2、
および、ノードN21,N22に対応する動画1、テキ
スト1を画面に表示する。
【0049】次に、本発明の第二の発明であるハイパー
メディア装置について説明する。
【0050】第二の発明のハイパーメディア装置では、
遷移元GUIオブジェクトと遷移先GUIオブジェクト
が共通の親GUIオブジェクトをもつ場合に、ノードを
置換する必要のあるGUIオブジェクトだけ表示ノード
を設定する。
【0051】図8は、第二の発明のハイパーメディア装
置の動作例を示す図である。図8では、静止画1のアン
カa1を指示すると、同一ウインドウ内にある動画1、
テキスト1に遷移先ノードN21およびN22のメディ
アデータが表示される。このとき、静止画1の内容は変
わらない。このため、ウインドウ1の各部品GUIオブ
ジェクトG2(静止画1に対応)、G4(動画1に対
応)、G5(テキスト1に対応)のうち、G4、G5の
対応ノードだけを変更することになる。
【0052】これを実現するために、まず図11に示す
ように、GUIオブジェクト記憶手段5にノード検索依
存関係を加える。ノード検索依存関係にはGUIオブジ
ェクトの集合が格納され、対応ノードが設定されたとき
に、ノード検索依存関係にあるGUIオブジェクトの対
応ノードも再計算される。
【0053】第二の発明のハイパーメディア装置の処理
の流れは、先に説明した第一の発明の処理の流れの説明
である図3と、ステップS6、S7の処理を除けば同じ
である。
【0054】図5は、第二の発明のハイパーメディア装
置においてステップS6で行う処理の一例を説明するた
めの流れ図である。まず、遷移先GUIオブジェクトを
xとする(ステップS31)。xの対応ノードは遷移先
ノードであるので、この時点で設定される。次に、xが
現GUIオブジェクトの部品であるかどうかを調べる
(ステップS32)。xが部品でない場合は、xが最上
級の親ウインドウであるので、そのすべての部品の対応
ノードを求めればよい(ステップS34)。xが部品で
ある場合は、対応ノードを計算すべきGUIオブジェク
トの集合をyとして、その初期値を空集合にする(ステ
ップS33)。次に、yにxのノード検索依存関係のG
UIオブジェクト集合を加える(ステップS35)。y
が空集合であれば、処理を終了する(ステップS3
6)。yが空集合でなければ、その先頭要素をxとし、
yからxを減ずる(ステップS37)。そして、xの対
応ノードをノード検索手段2により求める(ステップS
38)。以上の処理は、遷移先ノードのノード検索依存
関係を木構造に展開したとき、その木を深さ優先で探索
するものである。これにより、遷移先ノードからノード
検索依存関係をたどって得られるすべてのGUIオブジ
ェクトの対応ノードが求められる。なお、ノード検索依
存関係はループを構成しないようにあらかじめ設定され
ているとする。もしその保証がない場合は、図5でルー
プを検出する処理を追加する必要がある。また、図5で
は深さ優先としたが、他にも種々の探索方式はあり、本
発明ではその方式までは規定しない。要は、遷移先ノー
ドのノード検索依存関係をたどって得られるすべてのG
UIオブジェクトの対応ノードが設定できればよい。
【0055】ステップS7では、GUIオブジェクト表
示手段7は、対応ノードが置換された部品のコンテンツ
だけ表示する。このためには、たとえば、対応ノードが
置換されたGUIオブジェクトを表示対象キューに格納
し、GUIオブジェクト表示手段7は表示対象キューに
格納されたGUIオブジェクトだけ表示するようにす
る。あるいは、GUIオブジェクト記憶手段の構成に対
応ノード置換フラグを用意して、そのフラグが立ってい
るものだけ表示対象にする方法もある。
【0056】次に、本発明の第三の発明であるハイパー
メディア装置について説明する。
【0057】第三の発明のハイパーメディア装置では、
ナビゲーション制御手段1でポインティングされたGU
Iオブジェクトがボタンの場合に対処する。
【0058】遷移元GUIオブジェクトがボタンの場
合、そのボタンの対応ノードを遷移先ノードとすること
により、ノード検索手段2を介さずに遷移先ノードを得
ることができる。この場合は、遷移先ノードを直接遷移
先ウインドウ決定手段4に渡す。
【0059】全体の処理の流れを図4に示す。ステップ
S23とステップS25が加わった以外は第一の発明の
処理の流れ図3と同じである。ステップS23で、遷移
元GUIオブジェクトがボタンかどうかを判定し、ボタ
ンであればステップS25でその対応ノードを遷移先ノ
ードとする。
【0060】次に、本発明の第四の発明であるハイパー
メディア装置について説明する。
【0061】第四の発明のハイパーメディア装置では、
遷移元GUIオブジェクトのGUIオブジェクト選択規
則に該当するものがなかった場合に、他の選択規則を参
照する。この例を図14に示す。
【0062】遷移元GUIオブジェクトのGUIオブジ
ェクト選択規則に該当するものがなかった場合、親GU
Iオブジェクトの選択規則、さらに該当しなかった場合
は、GUIオブジェクト全体が参照できるグローバルな
選択規則を参照する。さらに、システムでデフォルトの
選択規則を用意することにより、ハイパーメディアの作
成者が選択規則を作成しなくても、一通りのプレゼンテ
ーションが行えるようになる。
【0063】処理の流れは、図3のステップS5で上述
の処理を行う以外は、第一の発明と同じである。
【0064】次に、本発明の第五の発明であるハイパー
メディア装置について説明する。
【0065】第五の発明のハイパーメディア装置では、
GUIオブジェクト選択規則に遷移時処理という項目を
追加する。
【0066】そのGUIオブジェクト選択規則の一例を
図15に示す。遷移時処理は遷移先GUIオブジェクト
を表示する前に行う処理であり、たとえば、図15のH
ideは遷移元GUIオブジェクトを画面上から消す。
また、HideAllは画面上のすべてのGUIオブジ
ェクトを消す。Closeは遷移元GUIオブジェクト
を削除してそのメモリ領域を解放する。これらにより、
遷移時に不要になったGUIオブジェクトを画面から消
すことが指示できるようになる。この他、GUIオブジ
ェクト消去だけでなく、遷移時処理には処理命令と引数
を与えて、任意の処理を行わせてもよい。
【0067】処理の流れは、図3のステップS7で遷移
時処理も行うようにする以外は、第一の発明と同じであ
る。
【0068】次に、本発明の第六の発明であるハイパー
メディア装置について説明する。
【0069】図2は、第六の発明の一実施例に関わるハ
イパーメディア装置の構成を示すブロック図である。本
実施例のハイパーメディア装置は、ナビゲーション制御
手段21と、ノード検索手段22と、ノードリンク記憶
手段23と、遷移先GUIオブジェクト決定手段24
と、GUIオブジェクト記憶手段25と、GUIオブジ
ェクトテンプレート記憶手段28と、表示ノード決定手
段26と、ウインドウ表示手段27とから構成される。
【0070】ナビゲーション制御手段21での処理は、
第一の発明におけるナビゲーション制御手段1と同じで
ある。ノード検索手段22での処理は、第一の発明にお
けるノード検索手段2と同じである。ノードリンク記憶
手段23での処理は、第一の発明におけるノードリンク
記憶手段3と同じである。GUIオブジェクト記憶手段
25での処理は、第一の発明におけるGUIオブジェク
ト記憶手段5と同じである。
【0071】GUIオブジェクトテンプレート記憶手段
28は、図10と同形のGUIオブジェクトのテンプレ
ートを記憶する。ただし、GUIオブジェクトid、部
品GUIオブジェクト、親GUIオブジェクトには、G
UIオブジェクトテンプレートidが格納されており、
GUIオブジェクト生成時にそれぞれテンプレートから
生成されたGUIオブジェクトidに置換される。ま
た、GUIオブジェクト本体には、GUIオブジェクト
の実体ではなくそのテンプレートが格納される。本体の
テンプレートの形式は基盤となるウインドウシステムで
規定される。
【0072】遷移先GUIオブジェクト決定手段24で
は、図16に示すGUIオブジェクト選択規則を用い
る。第一の発明でのGUIオブジェクト選択規則と異な
るのは、遷移先オブジェクトの指定に新しいGUIオブ
ジェクトを生成する命令を加えている点である。図16
の例では、new T1という命令でGUIオブジェク
トを生成している。ここで、newは生成命令、T1は
GUIオブジェクトのテンプレートである。遷移先GU
Iオブジェクト決定手段24は、GUIオブジェクト選
択規則の出力としてこの命令が得られると、GUIオブ
ジェクトテンプレート記憶手段28に格納されているG
UIオブジェクトのテンプレートをもとにGUIオブジ
ェクトを生成する。生成されたGUIオブジェクトはシ
ステムにより生成された一意名をidとして、GUIオ
ブジェクト記憶手段25に格納される。
【0073】表示ノード決定手段26での処理は、第一
の発明における表示ノード決定手段6と同じである。
【0074】GUIオブジェクト表示手段27での処理
は、第一の発明におけるGUIオブジェクト表示手段7
と同じである。
【0075】よって第一の発明では、GUIオブジェク
トはハイパーメディア装置の開始時に生成され、実行時
に画面に表示できるGUIオブジェクトの個数は固定で
あるが、第六の発明では、新しいGUIオブジェクトを
実行時に生成することができる。これにより、たとえ
ば、以前の検索結果を画面に残したまま、新しい検索結
果を次々と画面に表示していくことができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のハイパー
メディア装置は、表示形式を変えたい場合には、ノード
リンク構造を意識せずにGUIオブジェクト情報だけを
変更すればよいので、プレゼンテーション情報の定義作
業が軽減されるという効果を有する。また、複合ノード
がないためノードリンク構造が簡潔になり、しかも表示
形式を意識しなくてよいためノード定義やノード管理の
作業が軽減するという効果を有する。たとえば、図7に
おいて、GUIオブジェクトG5のかわりに、検索条件
をGetNode(G1,type,image)とし
た静止画表示用のGUIオブジェクトをGUIオブジェ
クトG3の部品に入れ替えれば、テキスト1のかわりに
静止画2をウインドウ2に表示させることができる。こ
のとき、ノードリンク構造は変える必要がない。
【0077】また、本発明のハイパーメディア装置で
は、あるノードAに同種のノードを複数個接続してお
き、ノードAをGUIオブジェクト選択規則の検索条件
とすることにより、それらの同種のノードを共通のGU
Iオブジェクトで表示することができる。たとえば、図
7で、ノードN0にはノードN2がつながっており、ノ
ードN2には動画のノードN21、テキストのノードN
22、静止画のノードN23がつながっている。ここ
で、たとえば、ノードN0を野球選手の集合を表すノー
ドとみなし、ノードN2を野球選手、ノードN21をそ
の選手のビデオ画像、ノードN22を紹介文書、ノード
N23を顔写真とする。ここで、N3という新たなノー
ドを用意してノードN0につなぎ、さらに、N3に動画
のノードN31、テキストノードのN32、静止画のノ
ードN33をつなぐと、N2と同種の構造になり、別の
野球選手のデータを表すことができる。そして、ノード
N2,N3が遷移先ノードとなった場合に、図13のG
UIオブジェクト選択規則を使えば、検索条件「親ノー
ド=N0」がマッチして、ノードN2、N3とも同じG
UIオブジェクトG3で表示することができる。一般
に、ノードN0の下にノードN2と同種のノードを複数
個つなげておけば、それらはすべてGUIオブジェクト
G3を用いて表示することができるようになる。従来の
方法では、この場合でも各ノードごとにプレゼンテーシ
ョン情報を記述する必要があり、プレゼンテーション情
報の定義および修正などが繁雑であった。本発明では、
以上述べたように、同種のノードに対するプレゼンテー
ション情報を1つのGUIオブジェクトに記述しておけ
ばよいため、プレゼンテーション情報の定義および修正
作業が軽減するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の発明の一実施例に関わるハイパ
ーメディア装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第六の発明の一実施例に関わるハイパ
ーメディア装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第一の発明の一実施例に関わるハイパ
ーメディア装置の処理を説明する流れ図である。
【図4】本発明の第三の発明の一実施例に関わるハイパ
ーメディア装置の処理を説明する流れ図である。
【図5】本発明の第二の発明における図1の表示ノード
決定手段6の処理を説明する流れ図である。
【図6】従来の技術におけるナビゲーション動作の一例
を示す模式図である。
【図7】本発明の第一の発明の一実施例に関わるハイパ
ーメディア装置におけるナビゲーション動作の一例を示
す模式図である。
【図8】本発明の第二の発明の一実施例に関わるハイパ
ーメディア装置におけるナビゲーション動作の一例を示
す模式図である。
【図9】ノード情報およびリンク情報の構成を示す図で
ある。
【図10】第一の発明におけるGUIオブジェクトの構
成を示す図である。
【図11】第二の発明におけるGUIオブジェクトの構
成を示す図である。
【図12】ノードおよびリンクの連結の様子を表す模式
図である。
【図13】第一の発明における遷移先GUIオブジェク
ト選択規則の構成を示す図である。
【図14】第四の発明における遷移先GUIオブジェク
ト選択規則の検索順序を示す図である。
【図15】第五の発明における遷移先GUIオブジェク
ト選択規則の構成を示す図である。
【図16】第六の発明における遷移先GUIオブジェク
ト選択規則の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ナビゲーション制御手段 2 ノード検索手段 3 ノードリンク記憶手段 4 遷移先GUIオブジェクト決定手段 5 GUIオブジェクト記憶手段 6 表示ノード決定手段 7 GUIオブジェクト表示手段 21 ナビゲーション制御手段 22 ノード検索手段 23 ノードリンク記憶手段 24 遷移先GUIオブジェクト決定手段 25 GUIオブジェクト記憶手段 26 表示ノード決定手段 27 GUIオブジェクト表示手段 28 GUIオブジェクトテンプレート記憶手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静止画、動画、テキスト、音声、アニメー
    ションなどのメディアデータを表すノードと前記ノード
    間の関係を表すリンクを記憶するノードリンク記憶手段
    と、 検索条件を入力とし、前記ノードリンク記憶手段のノー
    ドとリンクの情報とから前記検索条件に該当するノード
    を求めるノード検索手段と、 前記ノードが表現するメディアデータを表示するために
    用いられるGUIオブジェクトを保持するGUIオブジ
    ェクト記憶手段と、 ユーザが指示した画面上の領域を検出して座標値とし、
    前記座標値をもとに、前記GUIオブジェクト記憶手段
    から対応するGUIオブジェクトを求め、さらに、前記
    GUIオブジェクトに対応付けられているノードと前記
    座標値をもとに前記ノード検索手段を検索するための検
    索条件を作成し、前記ノード検索手段から遷移先のノー
    ドを求めるナビゲーション制御手段と、 前記ナビゲーション制御手段が求めたノードに対応する
    GUIオブジェクトである遷移先GUIオブジェクト
    を、ノードの情報に対応した遷移先GUIオブジェクト
    を記載したGUIオブジェクト選択規則を用いて選択す
    る遷移先GUIオブジェクト決定手段と、 前記遷移先GUIオブジェクト決定手段で得られた遷移
    先GUIオブジェクトに対応するGUIオブジェクトを
    前記GUIオブジェクト記憶手段から得て、前記GUI
    オブジェクトが部品を持つ場合に、前記部品に指定され
    た検索条件にもとづいて前記部品に対応付けられたノー
    ドを前記ノード検索手段を介して求める表示ノード決定
    手段と、 前記表示ノード決定手段で得られたGUIオブジェクト
    を表示するGUIオブジェクト表示手段とを有すること
    を特徴とするハイパーメディア装置。
  2. 【請求項2】前記表示ノード決定手段が、遷移先GUI
    オブジェクトが遷移元GUIオブジェクトの部品である
    場合に、前記遷移先GUIオブジェクトにノード検索条
    件が依存する他の部品に対して、前記部品に指定された
    ノード検索条件にもとづいて、前記部品に対応づけるノ
    ードを前記ノード検索手段を介して求めることを特徴と
    する請求項1に記載のハイパーメディア装置。
  3. 【請求項3】前記ナビゲーション制御手段が、ユーザか
    ら指示された画面上の領域の座標値を検出して前記座標
    値を含むGUIオブジェクトを前記GUIオブジェクト
    記憶手段から求め、前記GUIオブジェクトの種類に応
    じて、前記GUIオブジェクトから遷移先のノードを直
    接求めるか、前記GUIオブジェクトに対応するノード
    と前記座標値をもとに前記ノード検索手段に検索条件を
    発行して遷移先のノードを得ることを特徴とする請求項
    1または2に記載のハイパーメディア装置。
  4. 【請求項4】前記遷移先GUIオブジェクト決定手段
    が、遷移先GUIオブジェクト選択規則を各遷移元GU
    Iオブジェクトに設定し、さらに、遷移元GUIオブジ
    ェクトの遷移先GUIオブジェクト選択規則に該当する
    規則がない場合には全体で共用する遷移先GUIオブジ
    ェクト選択規則を参照して、遷移先GUIオブジェクト
    を求めることを特徴とする請求項1、2または3に記載
    のハイパーメディア装置。
  5. 【請求項5】前記遷移先GUIオブジェクト決定手段の
    遷移先GUIオブジェクト選択規則が、遷移先GUIオ
    ブジェクトを表示する前に行う処理である遷移時処理を
    記述し、前記GUIオブジェクト表示手段で前記遷移時
    処理を実行することを特徴とする請求項1、2、3また
    は4に記載のハイパーメディア装置。
  6. 【請求項6】静止画、動画、テキスト、音声、アニメー
    ションなどのメディアデータを表すノードと前記ノード
    間の関係を表すリンクを記憶するノードリンク記憶手段
    と、 検索条件を入力とし、前記ノードリンク記憶手段のノー
    ドとリンクの情報とから前記検索条件に該当するノード
    を求めるノード検索手段と、 前記ノードが表現するメディアデータを表示するために
    用いられる部品であるGUIオブジェクトを保持するG
    UIオブジェクト記憶手段と、 前記ノードが表現するメディアデータを表示するために
    用いられるGUIオブジェクトのテンプレートを記憶す
    るGUIオブジェクトテンプレート記憶手段と、 ユーザが指示した画面上の領域を検出して座標値とし、
    前記座標値をもとに、前記GUIオブジェクト記憶手段
    から対応するGUIオブジェクトを求め、さらに、前記
    GUIオブジェクトに対応付けられているノードと前記
    座標値をもとに前記ノード検索手段を検索するための検
    索条件を作成し、前記ノード検索手段から遷移先のノー
    ドを求めるナビゲーション制御手段と、 前記ナビゲーション制御手段が求めたノードに対応する
    GUIオブジェクトである遷移先GUIオブジェクト
    を、ノードの情報に対応した遷移GUIオブジェクトを
    記載したGUIオブジェクト選択規則を用いて選択する
    か、または、前記GUIオブジェクトテンプレート記憶
    手段に記憶されたテンプレートから新しく生成する遷移
    先GUIオブジェクト決定手段と、 前記遷移先GUIオブジェクト決定手段で得られた遷移
    先GUIオブジェクトか、生成されたGUIオブジェク
    トに対応したGUIオブジェクトを前記GUIオブジェ
    クト記憶手段から得て、前記GUIオブジェクトが部品
    を持つ場合に、前記部品に指定された検索条件にもとづ
    いて前記部品に対応付けたノードを前記ノード検索手段
    を介して求める表示ノード決定手段と、 前記表示ノード決定手段で得られたGUIオブジェクト
    を表示するGUIオブジェクト表示手段とを有すること
    を特徴とするハイパーメディア装置。
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