JPH09102765A - 積み荷管理システム - Google Patents

積み荷管理システム

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JPH09102765A
JPH09102765A JP7257988A JP25798895A JPH09102765A JP H09102765 A JPH09102765 A JP H09102765A JP 7257988 A JP7257988 A JP 7257988A JP 25798895 A JP25798895 A JP 25798895A JP H09102765 A JPH09102765 A JP H09102765A
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Nobuyuki Kurioka
伸行 栗岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗務員の積み荷管理の負担を軽減し、また、
積み荷の積み込み、積み下ろし時の確認ミスを救済する
ことを目的とする。 【解決手段】 積み荷に装着され、特定の信号を送出す
る微弱な出力の送信機と、送信機からの特定の信号を検
知する信号検知手段とを備えた受信機と、信号検知手段
からの検知結果により積み荷の積載状態を管理する積み
荷管理手段とを備え、例えば積み荷が車両内にあると受
信信号レベルがHとなり、これにより積載されたと認識
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両による積み荷
等の輸送時に発生が懸念される積み荷の積み込み忘れ、
積み下ろし忘れ、紛失等の異常事態を未然に防止し、且
つ、積み荷の車両に対する積載位置等を認識できる積み
荷管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の積み荷の管理方法として
は、先ず、乗務員は配送先の記載された配送伝票等と積
み荷に貼付された伝票を照合して、該当する積み荷を探
して車両に積み込み、荷物室の扉を締めて出発する。車
両が所定の配送先に到着すると、乗務員は荷物室の扉を
開けて配送先の記載された配送伝票に該当する積み荷
(貼付された伝票)を探して車両から下ろし、再度荷物
室の扉を締めて出発する。以上のような方法で指定され
た複数の箇所で積み荷の積み込み、積み下ろしを行って
いた。また、積み荷の紛失がないかどうかも配送伝票と
積み荷に添付された伝票を照合して確認していた。
【0003】また、車両を管理する配送センタで積み荷
の配送状況を把握するために、乗務員は携帯用無線装置
(または車両無線装置)を使用して基地局(配送センタ
等)へ積み荷の管理状況(積み込み、積み下ろし等)を
逐一報告するという方法を採っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、乗務
員が配送伝票と積み荷に貼付された伝票を確認する時
に、確認漏れ(照合ミス)等により積み荷の積み忘れ、
誤配送(積み下ろし)、紛失等の事態が発生する。ま
た、配送センタへの積み荷の状況報告等乗務員の負担が
増大する。
【0005】本発明は、乗務員の負担を軽減し、また、
積み荷の積み込み、積み下ろし時の確認ミスを救済する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、積み荷に装着され、特定の信号を送出する
微弱な出力の送信機と、車両に設けられ、前記送信機か
らの特定の信号を検知する信号検知手段を備えた受信機
と、該信号検知手段からの検知結果により前記車両に対
する前記積み荷の積載状態を管理する積み荷管理手段
と、で構成されてなることを特徴とするものである。
【0007】また、前記特定の信号が固有の周波数の搬
送波信号であり、前記信号検知手段は前記固有の周波数
の搬送波信号を検知する搬送波検知手段であることを特
徴とするものである。また、前記特定の信号が固有の周
波数の搬送波に重畳された固有の周波数のトーン信号で
あり、前記信号検知手段は前記固有の周波数のトーン信
号を検知するトーン検知手段であることを特徴とするも
のである。
【0008】また、前記特定の信号が固有の周波数の搬
送波に重畳された固有のデータであり、前記信号検知手
段は前記受信された固有のデータを検知するデータ検知
手段であることを特徴とするものである。また、複数の
積み荷にそれぞれ対応して装着され、各積み荷に対応し
た特定の信号をそれぞれ送出する微弱な出力の複数の送
信機と、車両に設けられ、前記複数の送信機からの特定
の信号をそれぞれ個別に検知する信号検知手段を備えた
受信機と、該信号検知手段からの検知結果により前記車
両に対する前記複数の積み荷の積載状態をそれぞれ個別
に管理する積み荷管理手段と、で構成されてなることを
特徴とするものである。
【0009】また、前記特定の信号が送信機毎に異なる
周波数の搬送波信号であり、前記信号検知手段は前記異
なる周波数の搬送波信号をそれぞれ個別に検知する複数
の搬送波検知手段であることを特徴とするものである。
また、前記特定の信号が固有の周波数の搬送波に重畳さ
れた複数の周波数のトーン信号であり、前記信号検知手
段は前記複数の周波数のトーン信号をそれぞれ個別に検
知する複数のトーン検知手段であることを特徴とするも
のである。
【0010】また、前記特定の信号が固有の周波数の搬
送波に重畳された複数のデータであり、前記信号検知手
段は前記受信された複数のデータと前記積み荷に対応し
た複数の固有のデータをそれぞれ検知するデータ検知手
段であることを特徴とするものである。また、前記特定
の信号が送信機毎に異なる周波数の搬送波信号であり、
前記信号検知手段は前記送信機毎に対応して搬送波信号
の受信周波数を切り換える搬送波周波数切換手段を備
え、該搬送波周波数切換手段により切換えられた搬送波
周波数に基いて前記搬送波信号を検知するものであるこ
とを特徴とするものである。
【0011】また、前記特定の信号が固有の周波数の搬
送波に重畳された複数の周波数のトーン信号であり、前
記信号検知手段は前記送信機毎に対応してトーン信号の
受信周波数を切り換えるトーン周波数切換手段を備え、
該トーン周波数切換手段により切換えられたトーン周波
数に基いて前記トーン信号を検知するものであることを
特徴とするものである。
【0012】また、前記受信機側には、前記送信機から
の特定の信号を受信する受信感度を調整する受信感度調
整手段を備えたことを特徴とするものである。また、前
記受信機側には、前記受信感度調整手段の感度レンジと
前記受信機の受信状態とに基いて、前記送信機と前記受
信機との間の距離を算出する距離算出手段を備えたこと
を特徴とするものである。
【0013】また、前記送信機は、前記特定の信号を送
信する送信出力を調整する送信出力調整手段を備えたこ
とを特徴とするものである。また、前記受信機側には、
前記送信出力調整手段の出力レンジと前記受信機の受信
状態とに基いて、前記送信機と前記受信機との間の距離
を算出する距離算出手段を備えたことを特徴とするもの
である。
【0014】また、前記積み荷管理手段は、前記信号検
知手段からの検知結果を表示する表示手段を備えたこと
を特徴とするものである。また、前記積み荷管理手段
は、前記複数の積み荷の中から特定の積み荷に対する積
載の管理を指示する指示手段を備えたことを特徴とする
ものである。また、積み荷に装着され、特定の信号を送
出する微弱な出力の第1の送信機と、前記第1の送信機
からの特定の信号を検知する信号検知手段を有する第1
の受信機と、該信号検知手段からの検知結果を基地局に
送信する第2の送信機とを備えた移動局と、前記移動局
からの検知結果を受信する第2の受信機と、該第2の受
信機により受信された前記信号検知手段からの検知結果
により前記積み荷の積載状態を管理する積み荷管理手段
とを備えた基地局と、で構成されてなることを特徴とす
るものである。
【0015】また、積み荷に装着され、特定の信号を送
出する微弱な出力の送信機と、前記送信機からの特定の
信号を検知する信号検知手段を有する第1の受信機と、
該信号検知手段からの検知結果を基地局に送信するとと
もに、前記基地局からの指示を受信する第1の送受信機
とを備えた移動局と、前記複数の積み荷に対する積載の
管理を指示する指示手段と、前記移動局からの検知結果
を受信するとともに前記指示手段による指示結果を移動
局に送信する第2の送受信機とを備えた基地局と、で構
成されてなることを特徴とするものである。
【0016】また、前記送信機は、前記特定の信号を所
定の間隔で間欠的に出力する間欠送信手段を備えたこと
を特徴とするものである。
【0017】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の積み荷管理シ
ステムの原理を説明するための構成図で、(a)はシス
テム構成図、(b)は監視部詳細図、(c)はデータ内
容の一例を示す図である。以下、図に従って説明する。
11は積み荷に取り付けられた微弱な出力の固有の周波
数f1 の搬送波を常時送出する送信機で、その送信可能
エリアは送信機11の出力と受信機の感度により調整可
能であるが、通常は車両内または車両の近傍に限られ
る。12は車両内に設置された受信機で、送信機11か
らの信号を受信し、局部発振器からの周波数との混合に
より送信機11から送出された固有の周波数f1 の搬送
波のみを中間周波数に変換し検波する受信回路12aと
受信回路12aで検波された搬送波の振幅レベルを平均
化し、これを電圧値に変換して所定の基準レベルと比較
することにより搬送波のレベルの大小を判断する搬送波
検知回路12bで構成されている。尚、搬送波検知回路
12bは搬送波の信号レベルが予め設定された基準レベ
ル以上あるとコンパレータによりHが出力され、基準レ
ベル以下ではLが出力される。15は積み荷の管理状態
を示す監視部で、積み荷の積み込み、積み下ろし時に積
み荷に対応する番号等を入力するためのキーボード、伝
票読取装置等の入力部15a、積み荷への指示及び管理
状態を表示するディスプレイ15b、入力状態を記憶す
るメモリ15c、異常を報知するブザー15d及び積み
荷に対する指示と受信機12の出力状態から積み荷の管
理状態を判断するためのマイコン15eにより構成され
る。
【0018】図2は本発明の第1の実施例の積み荷管理
システムのマイコンの行う処理フローチャートである。
以下、図に従って説明する。ステップS1では、輸送セ
ンタや配送先等A地点において新規の積み荷の積み込み
指示があったか否かを判断し、積み込み指示があればス
テップS2に移り、なければステップS6に移る。積み
荷には予め配送伝票と対比して送信機11(例えば積み
荷1に対して送信機1)が取り付けられており、A地点
で積み込むべき積み荷番号とこれに取り付けられた送信
機の番号(搬送波周波数)と配送地点とが予め対応した
データが入力、指示される(図1(c)参照)。従って
積み荷番号、送信機番号、周波数、受信機番号は予め一
連して対応していることになる。指示方法としては、例
えば、 乗務員がマニュアルで配送伝票を見て積み荷番号、配
送地点等を入力部(キーボード)15aにより入力す
る。 乗務員が配送伝票を入力部(伝票読取装置)15aに
入れて、配送伝票に記録されている積み荷番号、配送地
点等を読み込ませる。 基地局より無線機等を使用してマイコン15eに指示
する。この場合は予めA地点より積み荷に取り付けた送
信機番号と配送伝票との対比データを基地局に送信して
おく。等の方法がある。
【0019】ステップS2では、積み込むべき積み荷番
号を例えばディスプレイ15b上に図1(c)のごとく
表示し、同時にメモリ15cに積み荷番号、配送地点等
を記憶させてステップS3に移る。即ち、新規の積み荷
がある毎にデータを表示、累積してゆく。ステップS3
では、図1(c)に示したデータの内容に基づき、所定
の送信機(搬送波周波数)に対応した受信機12の受信
状態をチェックする。即ち、受信機12の出力がHか否
かを判断して、出力がHであればステップS4に移り、
出力がHでなければステップS5に移る。つまり、乗務
員がディスプレイ15bに表示された番号の積み荷(送
信機12付き)を荷物室に積み込むと、運転室の受信機
12の搬送波検知回路12bは搬送波信号が基準レベル
以上であるのでHを出力する。積み荷の積み込みが未だ
完了していなければ、搬送波検知回路12bは搬送波信
号が基準レベル以下であるのでLを出力する。
【0020】ステップS4では、上記のチェックによ
り、図1(c)に示したデータ内容に基いて、対応する
積み荷番号に関連する内容の表示を消去してステップS
41に移る。つまり、指示された積み荷を荷物室に積み
込んだことを示しており、「正常」であると判断できる
のでディスプレイ15b上の積み荷番号を消去する。あ
るいは、この番号に対する背景色を変更するようにして
もよい。ステップS5では、対応する積み荷番号に関連
する内容の表示を点滅させてステップS3に戻る。つま
り、指示された積み荷が未だ荷物室に積み込まれていな
いことを示しており、「積み込み忘れ」であると判断で
きるのでディスプレイ15b上の積み荷番号を点滅させ
て乗務員に注意を喚起する。この場合は積み込み作業中
であるのでブザー15dを鳴らす必要はない。全ての積
み荷の積み込みが完了すると表示が消える(あるいは背
景色が変わる)。
【0021】ステップS41では、所定の積み荷番号
(送信機番号)に対するチェックが完了すればステップ
S6に移る。ステップS6では、出発したか否かを判断
し、出発しておればステップS7に移り、出発していな
ければ待機する。つまり、A地点を離れたか否かを判断
するもので、出発したか否かの判断は荷物室の扉が締ま
ったことを検知して出発したと判断したり、車速センサ
が一定速度以上になったことを検知して出発したと判断
してもよい。また、GPSの位置データあるいはスター
トボタン等によって出発したと判断してもよい。
【0022】ステップS7では、受信機12の出力がH
か否かを判断して、出力がHであればステップS9に移
り、出力がHでなければステップS8に移る。つまり、
積み荷(送信機11)が荷物室にあれば運転室の受信機
12の搬送波検知回路12bは搬送波信号が基準レベル
以上であるのでHを出力する。積み荷(送信機11)が
荷物室になければ、搬送波検知回路12bは搬送波信号
が基準レベル以下であるのでLを出力する。
【0023】ステップS8では、対応する積み荷番号を
ディスプレイ15b上に点滅表示させてステップS7に
戻る。つまり、走行中に積み荷が荷物室から離れたこと
を示しており、「紛失、落下」であると判断できるので
ディスプレイ15b上に積み荷番号を表示するとともに
点滅させ、同時にブザー15dで乗務員に警告する。ス
テップS9では、B地点に到着したか否かを判断し、到
着しておればステップS10に移り、到着していなけれ
ばステップS7に戻る。つまり、走行中は常に積み荷を
チェックしている。B地点に到着したか否かの判断方法
としては、例えば、 乗務員がマニュアルで配送伝票を見てB配送地点で積
み下ろすべき積み荷番号を入力部(キーボード)15a
により入力する。 乗務員が配送伝票を入力部(伝票読取装置)15aに
入れて、配送伝票に記録されているB地点の積み荷番号
を読み込ませる。 乗務員が入力部15aで「B地点」と入力する。 基地局より無線機等を使用して指示する。等の方法が
ある。
【0024】ステップS10では、積み下ろすべき積み
荷番号に関連する内容をディスプレイ15b上に表示し
てステップS11に移る。尚、ステップS9での方法
で入力した場合は直接入力された積み荷番号に関連する
内容がディスプレイ15b上に表示される。、の方
法で入力した場合は、ステップS2でメモリ15cに記
憶させている積み荷データ(積み荷番号、配送地点)の
内からB地点に該当する積み荷番号を検索して表示す
る。の場合は指示の方法により直接積み荷番号が指示
される場合と、B地点が指示されてメモリ15cに記憶
させている積み荷データの内から該当する積み荷番号を
検索してディスプレイ15b上に表示する。
【0025】ステップS11では、受信機12の出力が
Lか否かを判断して、出力がLであればステップS12
に移り、出力がLでなければステップS13に移る。つ
まり、乗務員がディスプレイ15bに表示された番号の
積み荷(送信機11付き)を荷物室から積み下ろすと、
運転室の受信機12の搬送波検知回路12bは搬送波信
号が基準レベル以下となるのでLを出力する。積み荷の
積み下ろしが未だ完了していなければ、搬送波検知回路
12bは搬送波信号が基準レベル以上であるのでHを出
力する。
【0026】ステップS12では、対応する積み荷番号
の表示を消去する(あるいは背景色を変える)。つま
り、指示された積み荷を荷物室から積み下ろしたことを
示しており、「正常」であると判断できるのでディスプ
レイ15b上の積み荷番号を消去する。ステップS13
では、対応する積み荷番号の表示を点滅させてステップ
S11に戻る。つまり、指示された積み荷が未だ荷物室
に残っていることを示しており、「積み下ろし忘れ」で
あると判断できるのでディスプレイ15b上の積み荷番
号を点滅させて乗務員に注意を喚起する。この場合は積
み下ろし作業中であるのでブザー15dを鳴らす必要は
ない。ステップS14では、所定の積み荷番号(送信機
番号)に対するチェックが完了すればステップS1に戻
る。チェックが完了していなければステップS11に戻
る。
【0027】以上の処理フローチャートはA地点での積
み荷の積み込み、走行、B地点での積み荷の積み下ろし
について述べたが、B地点での積み荷の積み込み以降に
ついても、ステップS1からステップS14の処理を繰
り返し行えばよい。従って、配送センタ等で所定の積み
荷(送信機11が取り付けられている)を積み込むのを
忘れて出発したり、紛失等で積み荷(送信機11)が車
内にない時は、車両の受信機12では送信機11からの
搬送波が受信できずマイコン15eがブザー15d等を
作動させるので乗務員は直ぐに対応できる。また、車両
が所定の配送先に到着して乗務員が積み荷の積み下ろし
忘れた場合には、マイコン15eが積み下ろし指示があ
るにも関わらず受信機12が未だ受信状態になっている
のでディスプレイ15b上に対応する積み荷番号を表示
する。乗務員は表示を見て直ぐに対応できる。
【0028】尚、送信機11側からの信号を所定の間隔
で間欠的に送信することにより、送信機11側の電池の
消耗を少なくすることも可能である。この場合、受信機
12側では常時受信可能な状態に待機して、送信されて
くる信号が所定時間以上途絶えると異常と判断する。
尚、信号の送信間隔は異常の発生に対して対応可能な時
間に設定すればよい。また、搬送波検知回路12bから
の間欠出力信号はメモリ等で保持しておく。
【0029】本実施例によれば、積み荷に対する指示と
積み荷からの送信信号の受信状態が適切か否かをマイコ
ンが判断して不適切な場合は自動的にディスプレイ上に
該当する積み荷番号を表示したり、ブザーを作動するの
で、乗務員は積み荷の積み込み忘れ、紛失、積み下ろし
忘れ等の管理が容易にできる。図3は本発明の第2の実
施例の積み荷管理システムの原理を説明するためのシス
テム構成図である。以下、図に従って説明する。
【0030】211〜21nは積み荷に取り付けられた
微弱な出力の固有の周波数f1 、f2 、fn の搬送波を
常時送出する送信機で、その送信可能エリアは送信機2
11〜21nの出力と受信機の感度により調整可能であ
るが、通常は車両内または車両の近傍に限られる。22
1〜22nは車両内に設置された受信機で、送信機21
1〜21nからの信号を受信し、局部発振器からの周波
数との混合により送信機211〜21nから送出された
固有の周波数f1 、f2 、fn の搬送波のみを中間周波
数に変換し検波する受信回路221a〜22naと受信
回路221a〜22naで検波された搬送波の振幅レベ
ルを平均化し、これを電圧値に変換して所定の基準レベ
ルと比較することにより搬送波のレベルの大小を判断す
る搬送波検知回路221b〜22nbで構成されてい
る。尚、搬送波検知回路221b〜22nbでは、搬送
波の信号レベルが予め設定された基準レベル以上あると
コンパレータによりHが出力され、基準レベル以下では
Lが出力される。
【0031】受信機221は対応した送信機211の固
有の搬送波周波数f1 のみが受信できるようになってい
る。また、他の受信機についても同様に対応した送信機
との間でのみ受信が可能になっている。搬送波検知回路
221b〜22nbの出力は監視部15に送られる。ま
た、CPU15eでは所定の積み荷番号、即ち、これに
相当する受信機番号の受信状態を1つ1つチェックして
ゆく(ステップS3、S4、S5、S7、S8、S1
1、S12、S13に相当)。
【0032】本例の積み荷管理システムの動作原理は複
数の積み荷(送信機211〜21n)に対応した受信機
221〜22nがあり、複数の積み荷の管理が1つの監
視部15で行える以外は第1の実施例と概略同じである
ので説明は省略する。本実施例によれば、積み荷に対す
る指示と積み荷からの送信信号の受信状態が適切か否か
をマイコンが判断して不適切な場合は自動的にディスプ
レイ上に該当する積み荷番号を表示したり、ブザーを作
動するので、乗務員は複数の積み荷の積み込み忘れ、紛
失、積み下ろし忘れ等の管理が容易にできる。尚、本例
の監視部では積み荷、即ち、これに相当する受信機の受
信状態を1つ1つチェックするようにしているが、これ
に限らず、各受信機出力の論理積をとり、どれか1つで
も異常があれば報知するようにしてもよい。
【0033】図4は本発明の第3の実施例の積み荷管理
システムの原理を説明するためのシステム構成図であ
る。以下、図に従って説明する。311〜31nは積み
荷に取り付けられた微弱な出力の固有の周波数f1 、f
2 、fn の搬送波を常時送出する送信機で、その送信可
能エリアは送信機311〜31nの出力と受信機の感度
により調整可能であるが、通常は車両内または車両の近
傍に限られる。32は車両内に設置された受信機で、送
信機311〜31nからの信号を受信し、局部発振器か
らの周波数との混合により送信機311〜31nから送
出された固有の周波数f1 、f2 、fn の搬送波のみを
中間周波数に変換し検波する受信回路32aと受信回路
32aで検波された搬送波の振幅レベルを平均化し、こ
れを電圧値に変換して所定の基準レベルと比較すること
により搬送波のレベルの大小を判断する搬送波検知回路
32b及び複数の異なる搬送波周波数f1 、f2 、fn
が受信できるように、受信回路32aに対して局部発振
器からの周波数を指示するPLL設定回路32cで構成
されている。
【0034】搬送波検知回路32bでは、搬送波の信号
レベルが予め設定された基準レベル以上あるとコンパレ
ータによりHが出力され、基準レベル以下ではLが出力
される。搬送波検知回路32bの出力は監視部15に送
られる。次に、積み荷管理システムの動作原理について
述べる。監視部15、即ち、CPU15eが積み荷番号
1(送信機番号1)をチェックするべく送信機311か
らの搬送波周波数f1 が受信できるようにPLL設定部
32cに局部発振器の発振周波数の変更を指示する。こ
れによって受信回路32の受信周波数がf1 となる。積
み荷が車内(荷物室)にあるときは、搬送波検知回路3
2bは送信機311の搬送波が基準レベル以上あること
を検知してHを出力し、検知できなければLを出力す
る。続いて、CPU15eが積み荷番号2(送信機番号
2)をチェックするべく送信機311からの搬送波周波
数f2 が受信できるようにPLL設定部32cに局部発
振器の発振周波数の変更を指示する。これによって受信
回路32の受信周波数がf2 となる。搬送波検知回路3
2bが送信機312の搬送波が基準レベル以上あるか否
かを検知して対応した出力を出す。以下、同様にして受
信する搬送波周波数を順次変更して全送信機からの信号
の受信判定を行う。そして、以上の操作を繰り返し継続
して常時受信判定を行う。全送信機311〜31nの受
信処理は順次行われるので、各送信機311〜31nか
らの出力は時分割で順次監視部15に送られる。監視部
15のマイコン15eがPLL設定回路32cとタイミ
ングをとることにより、どの送信機からのデータである
か判断できる。また、1周期は非常に短いので異常の検
知が遅れることはほとんど無視できる。尚、本例の積み
荷管理システムの動作原理の詳細は受信機が1つである
ことを除けば、第2の実施例と概略同じであるので説明
は省略する。
【0035】本実施例によれば、積み荷に対する指示と
積み荷からの送信信号の受信状態が適切か否かをマイコ
ンが判断して不適切な場合は自動的にディスプレイ上に
該当する積み荷番号を表示したり、ブザーを作動するの
で、乗務員は複数の積み荷の積み込み忘れ、紛失、積み
下ろし忘れ等の管理が容易にできる。また、1つの受信
機で受信周波数を切り換えて複数の送信機からの信号が
受信でき、受信施設が安価になる。
【0036】図5は本発明の第4の実施例の積み荷管理
システムの原理を説明するためのシステム構成図であ
る。以下、図に従って説明する。41は積み荷に取り付
けられた微弱な出力の周波数f1 の搬送波で固有のトー
ン周波数T1 を常時送出する送信機で、固有のトーン周
波数T1 を発生するトーン発生回路41bと搬送波周波
数f1 をトーン周波数T1 で変調して送信する送信回路
41aを備える。その送信可能エリアは送信機41の出
力と受信機の感度により調整可能であるが、通常は車両
内または車両の近傍に限られる。42は車両内に設置さ
れた受信機で、送信機41からの信号を受信し、局部発
振器からの周波数との混合により送信機41から送出さ
れた周波数f1 の搬送波のみを中間周波数に変換し検波
する受信回路42aと受信回路42aで検波されたトー
ンの振幅レベルを平均化し、これを電圧値に変換して所
定の基準レベルと比較することによりトーンのレベルの
大小を判断するトーン検知回路42bで構成されてい
る。
【0037】トーン検知回路42bでは、トーンの信号
レベルが予め設定された基準レベル以上あるとコンパレ
ータによりHが出力され、基準レベル以下ではLが出力
される。トーン検知回路42bの出力は監視部15に送
られる。次に、積み荷管理システムの動作原理について
述べる。積み荷が車内(荷物室)にあるときは受信機4
2のトーン検知回路42bが送信機41のトーンが基準
レベル以上あることを検知してHを出力する。積載忘
れ、盗難等で積み荷(送信機41が取り付けられてい
る)が車内にない時は、トーン検知回路42bは送信機
41から送出されたトーンが基準レベル以下あることを
検知してLを出力する。監視部15での動作については
第1の実施例と全く同じであり説明は省略する。
【0038】本実施例によれば、積み荷に対する指示と
積み荷からの送信信号の受信状態が適切か否かをマイコ
ンが判断して不適切な場合は自動的にディスプレイ上に
該当する積み荷番号を表示したり、ブザーを作動するの
で、乗務員は積み荷の積み込み忘れ、紛失、積み下ろし
忘れ等の管理が容易にできる。また、固有のトーン周波
数を使用しているので、外部のノイズに対して誤動作す
る恐れもなく検知精度が向上する。
【0039】図6は本発明の第5の実施例の積み荷管理
システムの原理を説明するためのシステム構成図であ
る。以下、図に従って説明する。511〜51nは積み
荷に取り付けられた微弱な出力の周波数f1 の搬送波で
固有のトーン周波数T1 、T2 、Tn を常時送出する送
信機で、固有のトーン周波数T1 〜Tnを発生するトー
ン発生回路511b〜51nbと搬送波周波数f1 をト
ーン周波数T1 〜Tn で変調して送信する送信回路51
1a〜51naを備える。その送信可能エリアは送信機
511〜51nの出力と受信機の感度により調整可能で
あるが、通常は車両内または車両の近傍に限られる。5
2は車両内に設置された受信機で、送信機511〜51
nからの信号を受信し、局部発振器からの周波数との混
合により送信機511〜51nから送出された固有の周
波数f1 の搬送波を中間周波数に変換し検波する受信回
路52aと受信回路52aで検波されたトーンの振幅レ
ベルを平均化し、これを電圧値に変換して所定の基準レ
ベルと比較することによりトーンのレベルの大小を判断
するトーン検知回路52b1〜52bnで構成されてい
る。尚、受信機52は対応して送信機511〜51nの
搬送波周波数f1 を受信し、各トーン検知回路52b1
〜52bnは対応する送信機511〜51nのトーン周
波数T1 〜Tn が検知できるようになっている。即ち、
積み荷番号、送信機番号、トーン周波数、トーン検知回
路は一連して対応するようになっている。15は監視部
である。
【0040】次に、積み荷管理システムの動作原理につ
いて述べる。受信機52の受信回路52aが送信機51
1からの搬送波周波数f1 を受信する。トーン検知回路
52b1〜52bnでは、トーンの信号レベルが予め設
定された基準レベル以上あるとコンパレータによりHが
出力され、基準レベル以下ではLが出力される。トーン
検知回路52b1〜52bnの各出力は監視部15に送
られる。そして、図2のステップS3、S4、S5、S
7、S8、S11、S12、S13に示すように各トー
ン出力をチェックし監視する。この場合、トーン検知回
路52b1〜52bnの各出力に対応して複数の監視部
15を設けてもよいし、また、1個の監視部15で各出
力の論理積を求めて入力してもよい。
【0041】本実施例によれば、積み荷に対する指示と
積み荷からの送信信号の受信状態が適切か否かをマイコ
ンが判断して不適切な場合は自動的にディスプレイ上に
該当する積み荷番号を表示したり、ブザーを作動するの
で、乗務員は複数の積み荷の積み込み忘れ、紛失、積み
下ろし忘れ等の管理が容易にできる。また、固有のトー
ン周波数を使用しているので外部のノイズに対して誤動
作する恐れもなく検知精度が向上する。
【0042】図7は本発明の第6の実施例の積み荷管理
システムの原理を説明するためのシステム構成図であ
る。以下、図に従って説明する。611〜61nは積み
荷に取り付けられた微弱な出力の周波数f1 の搬送波で
固有のトーン周波数T1 、T2 、Tn を常時送出する送
信機で、固有のトーン周波数T1 〜Tnを発生するトー
ン発生回路611b〜61nbと搬送波周波数f1 をト
ーン周波数T1 〜Tn で変調して送信する送信回路61
1a〜61naを備える。その送信可能エリアは送信機
611〜61nの出力と受信機の感度により調整可能で
あるが、通常は車両内または車両の近傍に限られる。6
2は車両内に設置された受信機で、送信機611〜61
nからの信号を受信し、局部発振器からの周波数との混
合により送信機611〜61nから送出された固有の周
波数f1 の搬送波を中間周波数に変換し検波する受信回
路62aと受信回路62aで検波されたトーンの振幅レ
ベルを平均化し、これを電圧値に変換して所定の基準レ
ベルと比較することによりトーンのレベルの大小を判断
するトーン検知回路62b及びトーン検知回路62bに
対して検知周波数を変更する検知周波数設定回路62c
で構成されている。
【0043】次に、積み荷管理システムの動作原理につ
いて述べる。監視部のCPU15eが送信機612から
のトーン周波数T1 を受信できるように検知周波数設定
回路62cにトーン周波数の変更を指示する。検知周波
数設定回路62cは送信機611からの搬送波周波数f
1 のトーン周波数T1 が受信できるようにトーン検知回
路62bにトーン周波数を変更させる。積み荷が車内
(荷物室)にあるときは、トーン検知回路62bは送信
機611のトーン周波数T1 が基準レベル以上あること
を検知してHを出力し、検知できなければLを出力す
る。続いて、監視部のCPU15eが送信機612から
のトーン周波数T2 を受信できるように検知周波数設定
回路62cにトーン周波数の変更を指示する。これによ
りトーン検知回路62bが送信機612の搬送波(トー
ン周波数T2 )が基準レベル以上あるか否かを検知して
対応した出力を出す。以下、同様にして受信するトーン
周波数を順次変更して全送信機からの信号の受信判定を
行う。そして、以上の操作を繰り返し継続して常時受信
判定を行う。全送信機611〜61nの受信処理は順次
行われるので、各送信機611〜61nからの出力は時
分割で順次監視部15に送られる。監視部15のマイコ
ン15eが検知周波数設定回路62cとタイミングをと
ることにより、あるいは固有のトーン周波数により、ど
の送信機からのデータであるかは判断できる。また、1
周期は非常に短いので異常の検知が遅れることはほとん
ど無視できる。以上のチェック処理は図2のステップS
3、S4、S5、S7、S8、S11、S12、S13
に相当する。
【0044】本実施例によれば、積み荷に対する指示と
積み荷からの送信信号の受信状態が適切か否かをマイコ
ンが判断して不適切な場合は自動的にディスプレイ上に
該当する積み荷番号を表示したり、ブザーを作動するの
で、乗務員は複数の積み荷の積み込み忘れ、紛失、積み
下ろし忘れ等の管理が容易にできる。また、1つの受信
機でトーン周波数を切り換えて複数の送信機からの信号
が受信でき、受信施設が安価になる。
【0045】図8は本発明の第7の実施例の積み荷管理
システムの原理を説明するための構成図で、(a)はシ
ステム構成図、(b)は送信機側のデータ発生回路部の
一例を示す図、(c)は受信機側のデータ検知回路部の
一例を示す図、(d)は送信・受信データの一例の一例
を示す図である。以下、図に従って説明する。71は積
み荷に取り付けられた微弱な出力の固有の周波数f1 の
搬送波で常時MSK変調されたデータ(コード)を送出
する送信機で、データ発生回路71bと送信回路71a
で構成される。尚、このデータは図8(d)に示すよう
な内容に相当する。その送信可能エリアは送信機71の
出力と受信機の感度により調整可能であるが、通常は車
両内または車両の近傍に限られる。72は車両内に設置
された受信機で、送信機71からの搬送波(周波数f1
)を受信し、検波する受信回路72aと、検波により
分離されたMSK変調されたデータを検知するデータ検
知回路72bで構成される。15は監視部である。
【0046】次に、積み荷管理システムの動作原理につ
いて述べる。送信機71側では、送信機71固有のデー
タを記憶したデータレジスタ71baより読み出し、デ
ジタル化されたパルスをシフトレジスタ71bbにより
1ビットずつシフトしてMSKモデム71bcに送り込
んでMSK変調を加え、送信回路71aを経由して受信
機72へ送信する。一方、受信機72側では、積み荷が
車内(荷物室)にあるときは受信機72の受信回路72
aで受信、検波され、MSKモデム72bcによりデー
タに変換される。そして、シフトレジスタ72bbによ
りデジタル化されたパルスを1ビットずつシフトさせ
る。そして、データ比較回路72bdが受信したデータ
(積み荷番号)とデータレジスタ72baに記憶され、
且つ、監視部から指示されるデータ、即ち、図1(c)
に示すデータ(積み荷番号)を比較してデータが一致す
るとHを出力し、一致しなければLを出力する。このチ
ェックを図1(c)に示す積み荷番号の1つ1つについ
て行う。積み荷が車外に持ち出されると搬送波が弱く、
正常なデータに変換できない。従って、受信機72デー
タ比較回路72bdでデータが一致しないのでLを出力
する。これに基づき監視部は図2に示す処理を行う。
尚、上述した比較処理等を監視部のCPUが全てを行う
ようにしてもよい。
【0047】本実施例によれば、積み荷に対する指示と
積み荷からの送信信号の受信状態が適切か否かをマイコ
ンが判断して不適切な場合は自動的にディスプレイ上に
該当する積み荷番号を表示したり、ブザーを作動するの
で、乗務員は積み荷の積み込み忘れ、紛失、積み下ろし
忘れ等の管理が容易にできる。また、データ比較してい
るので、たまたま同じ周波数の搬送波がきてもデータが
異なればデータ比較回路でデータが検知されず、そのた
め外来電波等の影響を受け難く、システムの精度が向上
する。
【0048】図9は本発明の第8の実施例の積み荷管理
システムの原理を説明するためのシステム構成図、図1
0は本発明の第8の実施例の積み荷管理システムの検知
出力図である。以下、図に従って説明する。81は積み
荷に取り付けられた固有の周波数f1 の搬送波を常時送
出する送信機で、その送信可能エリアは送信機81の出
力と受信機の感度により調整可能である。82は車両内
に設置された受信機で、送信機81からの信号を受信
し、局部発振器からの周波数との混合により送信機81
から送出された固有の周波数f1 の搬送波のみを中間周
波数に変換し検波する受信回路82aと受信回路82a
で検波された搬送波の振幅レベルを平均化し、これを電
圧値に変換して所定の基準レベルと比較することにより
搬送波のレベルの大小を判断する搬送波検知回路82b
及び検知回路82bの受信感度を大、中、小の3段階に
切り換える感度切換部82eで構成されている。16は
受信感度(大、中、小の3段階)と検知結果を基に送信
機(積み荷)81と受信機(例えば、運転席)82間の
概略の距離を算出する距離算出部である。
【0049】搬送波検知回路82bでは、搬送波の信号
レベルが予め設定された基準レベル以上あるとコンパレ
ータによりHが出力され、基準レベル以下ではLが出力
される。搬送波検知回路82bの出力は距離算出部16
に送られる。次に、積み荷管理システムの動作原理につ
いて述べる。図10のごとく感度切換部82eの受信感
度を小に切り換えると、送信機81が受信機82の極近
傍(例えば、荷物室内)にある場合のみ検知回路82b
からHが出力される。また、感度切換部82eの受信感
度を大に切り換えると、送信機81が受信機82からか
なり離れた位置(例えば、車両から荷下ろしした状態)
でも検知回路82bからはHが出力される。このよう
に、受信機82の受信感度を切り換えることにより送信
機81(積み荷)と受信機82(運転室)の概略の距離
が推定できる。尚、受信感度と受信可能(Hが出力され
る)距離の関係は予め調べておく必要がある。
【0050】本例では、検知信号として搬送波周波数f
1 を、検知回路として搬送波検知回路を使用したが、検
知信号としてトーン周波数T1 を、検知回路としてトー
ン検知回路を使用してもよい。また、複数の送信機(ト
ーン周波数が異なる)を使用して複数の積み荷の状態を
管理することも可能である。さらに、多くの積み荷を管
理識別するために複数のコードを使用してもよい。
【0051】本実施例によれば、受信機の受信感度を切
り換えることにより、積み荷がどの位置にあるか概略の
見当がつき配送所での積み荷の管理に有効である。図1
1は本発明の第9の実施例の積み荷管理システムの原理
を説明するためのシステム構成図、図12は本発明の第
9の実施例の積み荷管理システムの送信出力と検知出力
を示す図で、(a)は送信出力波形図、(b)は検知出
力図である。以下、図に従って説明する。
【0052】91は積み荷に取り付けられた固有の周波
数f1 の搬送波を常時送出する送信機で、出力切換部9
1fにより送信回路91aから送信される出力がV1 〜
V4の4段階に周期的に変えられる。92は車両内に設
置された受信機で、送信機91からの信号を受信し、局
部発振器からの周波数との混合により送信機91から送
出された固有の周波数f1 の搬送波のみを中間周波数に
変換し検波する受信回路92aと受信回路92aで検波
された搬送波の振幅レベルを平均化し、これを電圧値に
変換して所定の基準レベルと比較することにより搬送波
のレベルの大小を判断する搬送波検知回路92bで構成
されている。17は受信機92の受信状態と検知結果を
基に送信機(積み荷)91と受信機(例えば、運転席)
92間の概略の距離を算出する距離算出部である。
【0053】搬送波検知回路92bでは、搬送波の信号
レベルが予め設定された基準レベル以上あるとコンパレ
ータによりHが出力され、基準レベル以下ではLが出力
される。搬送波検知回路92bの出力は距離算出部17
に送られる。次に、積み荷管理システムの動作原理につ
いて述べる。出力切換部91fにより図12(a)のご
とく、時刻t1 〜t2 の間は送信出力V1 、時刻t2 〜
t3の間は送信出力V2 、時刻t3 〜t4 の間は送信出
力V3 、時刻t4 〜t5 の間は送信出力V4 、時刻t5
〜t6 の間は送信出力V1 と周期的に変化する。
【0054】受信機92の受信感度を一定にしておく
と、図12(b)に示すごとく送信機91が受信機92
の極近傍(例えば、荷物室内)にあるときは、検知回路
92bからH、H、H、Hと順次出力される。また、送
信機91が受信機92からかなり離れた位置(例えば、
車両から荷下ろしした状態)にあるときは、検知回路9
2bからL、L、L、Hと順次出力される。即ち、送信
機91と受信機92の距離が長くなるに従ってHの出力
される時間が短くなる。このように、送信機91の送信
出力を周期的に切り換えることにより送信機91(積み
荷)と受信機92(運転席)の概略の距離が推定でき
る。尚、送信出力と受信可能(Hが出力される)距離の
関係は予め調べておく必要がある。
【0055】本例では、検知信号として搬送波周波数f
1 を、検知回路として搬送波検知回路を使用したが、検
知信号としてトーン周波数T1 を、検知回路としてトー
ン検知回路を使用してもよい。また、複数の送信機(ト
ーン周波数が異なる)を使用して複数の積み荷の状態を
管理することも可能である。本実施例によれば、送信機
からの出力が周期的に変化するので、積み荷がどの位置
にあるか概略の見当がつき配送所での積み荷の管理に有
効である。
【0056】図13は本発明の第10の実施例の積み荷
管理システムの原理を説明するための構成図で、(a)
はシステム構成図、(b)は送信・受信データの一例を
示す図である。以下、図に従って説明する。711〜7
15は積み荷に取り付けられた微弱な出力の周波数f1
の搬送波で固有のデータ1〜5を常時送出する送信機
で、その送信可能エリアは送信機711〜715の出力
と受信機の感度により調整可能であるが、通常は車両内
または車両の近傍に限られる。
【0057】移動局は車両内に設置され積み荷に取り付
けられた送信機711〜715からの信号を受信する受
信機721、積み荷の状況を表示するディスプレイ72
2、異常を報知するブザー724及び基地局へのデータ
の送信制御を行う制御部723、基地局にデータを送信
し、また基地局からの指令を受信する移動局送受信機7
25及びディスプレイ722で構成される。尚、受信機
721は送信機711〜715からの信号を受信し、局
部発振器からの周波数との混合により送信機711〜7
15から送出された周波数f1 の搬送波を中間周波数に
変換し検波する受信回路721aと受信データを予め記
憶されているデータと比較して一致しているか否かを判
断するデータ検知回路721bで構成される。
【0058】基地局は移動局に指令を送信し、また移動
局からのデータを受信する基地局送受信機731及び監
視部15で構成される。尚、監視部15は積み荷の積み
込み、積み下ろし時に積み荷に対応する番号等を入力す
るためのキーボード、伝票読取装置等の入力部15a、
積み荷への指示及び管理状態を表示するディスプレイ1
5b、入力状態を記憶するメモリ15c、異常を報知す
るブザー15d及び積み荷に対する指示と受信機72の
出力状態から積み荷の管理状態を判断するためのマイコ
ン15eにより構成される。
【0059】本例において積み荷の管理は主として基地
局側で行う。即ち、図2のフローチャートを参照して述
べれば、基地局の入力部15aからCPU15eに荷物
の積み込み指示を行う(ステップS1)。そのデータは
メモリ15cに記憶され(ステップS2)、また、ディ
スプレイ15bに表示されるとともに、基地局送受信機
731から移動局送受信機725に送信される。移動局
の制御部723は受信したデータをディスプレイ722
に表示する。乗務員はディスプレイ722の指示(表
示)内容に従った作業(積み込み)を行う。
【0060】乗務員の作業進行にともない移動局の受信
機721は積み荷に対応した信号(HあるいはL)を出
力する。この出力を基に図13(b)で示すデータを制
御部723により作成し、制御部723はこのデータを
移動局送受信機725を用いて基地局送受信機731へ
送信する。基地局送受信機731により受信されたデー
タを基にCPU15eはステップS2で記憶したデータ
と照合して積み荷が正常な状態か否かを判断する(ステ
ップS4、S5)。CPU15eは判断結果を基地局の
ディスプレイ15bに表示あるいはブザー15dを鳴ら
すとともに、移動局の制御部723にも送る。制御部7
23はディスプレイ722に結果を表示する。乗務員は
ディスプレイ722の表示内容あるいはブザー724に
より積み荷に異常があるか否かが判る。全積み荷につい
てチェックが完了すると(ステップS41)、基地局の
ディスプレイ15bの表示が消えるので、基地局は出発
指示を出す。出発指示は移動局に送信され、乗務員は指
示に従って出発する(出発したか否かは荷物室の開閉信
号等により検知され、その検知結果は基地局のCPU1
5eに送られる(ステップS6)。
【0061】走行中は移動局の受信機721が常に積み
荷(送信機)からの信号を検知して、その検知結果(H
またはL)を図13(b)に示すようなデータとして基
地局のCPU15eに送る。CPU15eは出力がHで
あれば正常、Lならば異常と判断する。そして、判断結
果をディスプレイ15bに表示し、異常のあるときはブ
ザー15dを鳴らす。また、判断結果を移動局の制御部
723に送り移動局のディスプレイ722に表示すると
ともに異常のあるときはブザー724を鳴らす(ステッ
プS7、S8)。以上の処理をB地点に到着するまで繰
り返す。B地点に到着したことを乗務員が入力すると、
その信号を基地局のCPU15eが受信して、B地点に
到着したと判断する(ステップS9)。
【0062】基地局ではCPU15eが下ろすべき積み
荷の番号をメモリ15cから読み出して(ステップS2
で記憶させたうちB地点に該当する積み荷を検索する)
ディスプレイ15bに表示する。また、その積み荷の番
号を移動局の制御部723に送る。制御部723はその
積み荷の番号をディスプレイ722上に表示(指示)さ
せる(ステップS10)。乗務員はディスプレイ722
の指示に従って作業(積み下ろし)を行う。
【0063】乗務員の作業の進行にともない移動局の受
信機721は積み荷に対応した信号(HあるいはL)を
出力する。この出力を基に図13(b)に示すデータを
制御部723により作成し、制御部723はこのデータ
を移動局送受信機725を用いて基地局送受信機731
へ送信する。基地局送受信機731により受信されたデ
ータを基にCPU15eはステップS10で読み出した
データと照合して積み荷が正常な状態か否かを判断する
(ステップS12、S13)。その結果を基地局のディ
スプレイ15bに表示するとともに、移動局の制御部7
23にも送る。制御部723はディスプレイ722に結
果を表示する。乗務員はディスプレイ722の表示内容
により積み荷に異常があるか否かが判る。全積み荷につ
いてチェックが完了すると(ステップS14)、基地局
のディスプレイ15bの表示が消えるので、基地局は必
要に応じてB地点における新たな積み込み指示を出す
(ステップS1に戻る)。この指示は移動局のディスプ
レイ722に表示される。
【0064】本実施例によれば、積み荷の管理が基地局
で行えるので乗務員の負担が軽減できる。
【0065】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、積み荷の積み込み、積み下ろし時の確認ミスをな
くすことが可能となる。また、配送センタでの積み荷の
管理が容易に行え、乗務員の負担が軽減できる。しか
も、積み荷の車両に対する積載位置等を認識することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の積み荷管理システムの
原理を説明するための構成図で、(a)はシステム構成
図、(b)は監視部詳細図、(c)はデータ内容の一例
を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例の積み荷管理システムの
マイコンの行う処理フローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例の積み荷管理システムの
原理を説明するためのシステム構成図である。
【図4】本発明の第3の実施例の積み荷管理システムの
原理を説明するためのシステム構成図である。
【図5】本発明の第4の実施例の積み荷管理システムの
原理を説明するためのシステム構成図である。
【図6】本発明の第5の実施例の積み荷管理システムの
の原理を説明するためシステム構成図である。
【図7】本発明の第6の実施例の積み荷管理システムの
原理を説明するためのシステム構成図である。
【図8】本発明の第7の実施例の積み荷管理システムの
原理を説明するための構成図で、(a)はシステム構成
図、(b)は送信機側のデータ発生回路部の一例を示す
図、(c)は受信機側のデータ検知回路部の一例を示す
図、(d)は送信・受信データの一例を示す図である。
【図9】本発明の第8の実施例の積み荷管理システムの
原理を説明するためのシステム構成図である。
【図10】本発明の第8の実施例の積み荷管理システム
の検知出力図である。
【図11】本発明の第9の実施例の積み荷管理システム
の原理を説明するためのシステム構成図である。
【図12】本発明の第9の実施例の積み荷管理システム
の送信出力と検知出力を示す図で、(a)は送信出力波
形図、(b)は検知出力図である。
【図13】本発明の第10の実施例の積み荷管理システ
ムの原理を説明するための図で、(a)はシステム構成
図、(b)は送信・受信データの一例を示す図である。
【符号の説明】
11・・・送信機 72a・・・デ
ータ検知回路 12・・・受信機 15・・・・監
視部 12a・・・受信回路 16、17・・
・距離算出部 12b・・・搬送波検知回路 725・・・移
動局送信機 42b・・・トーン検知回路 731・・・基
地局送信機

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積み荷に装着され、特定の信号を送出す
    る微弱な出力の送信機と、 車両に設けられ、前記送信機からの特定の信号を検知す
    る信号検知手段を備えた受信機と、 該信号検知手段からの検知結果により前記車両に対する
    前記積み荷の積載状態を管理する積み荷管理手段と、で
    構成されてなることを特徴とする積み荷管理システム。
  2. 【請求項2】 前記特定の信号が固有の周波数の搬送波
    信号であり、前記信号検知手段は前記固有の周波数の搬
    送波信号を検知する搬送波検知手段であることを特徴と
    する請求項1記載の積み荷管理システム。
  3. 【請求項3】 前記特定の信号が固有の周波数の搬送波
    に重畳された固有の周波数のトーン信号であり、前記信
    号検知手段は前記固有の周波数のトーン信号を検知する
    トーン検知手段であることを特徴とする請求項1記載の
    積み荷管理システム。
  4. 【請求項4】 前記特定の信号が固有の周波数の搬送波
    に重畳された固有のデータであり、前記信号検知手段は
    前記受信された固有のデータを検知するデータ検知手段
    であることを特徴とする請求項1記載の積み荷管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 複数の積み荷にそれぞれ対応して装着さ
    れ、各積み荷に対応した特定の信号をそれぞれ送出する
    微弱な出力の複数の送信機と、 車両に設けられ、前記複数の送信機からの特定の信号を
    それぞれ個別に検知する信号検知手段を備えた受信機
    と、 該信号検知手段からの検知結果により前記車両に対する
    前記複数の積み荷の積載状態をそれぞれ個別に管理する
    積み荷管理手段と、で構成されてなることを特徴とする
    積み荷管理システム。
  6. 【請求項6】 前記特定の信号が送信機毎に異なる周波
    数の搬送波信号であり、前記信号検知手段は前記異なる
    周波数の搬送波信号をそれぞれ個別に検知する複数の搬
    送波検知手段であることを特徴とする請求項5記載の積
    み荷管理システム。
  7. 【請求項7】 前記特定の信号が固有の周波数の搬送波
    に重畳された複数の周波数のトーン信号であり、前記信
    号検知手段は前記複数の周波数のトーン信号をそれぞれ
    個別に検知する複数のトーン検知手段であることを特徴
    とする請求項5記載の積み荷管理システム。
  8. 【請求項8】 前記特定の信号が固有の周波数の搬送波
    に重畳された複数のデータであり、前記信号検知手段は
    前記受信された複数のデータと前記積み荷に対応した複
    数の固有のデータをそれぞれ検知するデータ検知手段で
    あることを特徴とする請求項5記載の積み荷管理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記特定の信号が送信機毎に異なる周波
    数の搬送波信号であり、前記信号検知手段は前記送信機
    毎に対応して搬送波信号の受信周波数を切り換える搬送
    波周波数切換手段を備え、該搬送波周波数切換手段によ
    り切換えられた搬送波周波数に基いて前記搬送波信号を
    検知するものであることを特徴とする請求項6記載の積
    み荷管理システム。
  10. 【請求項10】 前記特定の信号が固有の周波数の搬送
    波に重畳された複数の周波数のトーン信号であり、前記
    信号検知手段は前記送信機毎に対応してトーン信号の受
    信周波数を切り換えるトーン周波数切換手段を備え、該
    トーン周波数切換手段により切換えられたトーン周波数
    に基いて前記トーン信号を検知するものであることを特
    徴とする請求項7記載の積み荷管理システム。
  11. 【請求項11】 前記受信機側には、前記送信機からの
    特定の信号を受信する受信感度を調整する受信感度調整
    手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項1
    0記載の積み荷管理システム。
  12. 【請求項12】 前記受信機側には、前記受信感度調整
    手段の感度レンジと前記受信機の受信状態とに基いて、
    前記送信機と前記受信機との間の距離を算出する距離算
    出手段を備えたことを特徴とする請求項11記載の積み
    荷管理システム。
  13. 【請求項13】 前記送信機は、前記特定の信号を送信
    する送信出力を調整する送信出力調整手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1ないし請求項10記載の積み荷管
    理システム。
  14. 【請求項14】 前記受信機側には、前記送信出力調整
    手段の出力レンジと前記受信機の受信状態とに基いて、
    前記送信機と前記受信機との間の距離を算出する距離算
    出手段を備えたことを特徴とする請求項13記載の積み
    荷管理システム。
  15. 【請求項15】 前記積み荷管理手段は、前記信号検知
    手段からの検知結果を表示する表示手段を備えたことを
    特徴とする請求項1ないし請求項14記載の積み荷管理
    システム。
  16. 【請求項16】 前記積み荷管理手段は、前記複数の積
    み荷の中から特定の積み荷に対する積載の管理を指示す
    る指示手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請
    求項14記載の積み荷管理システム。
  17. 【請求項17】 積み荷に装着され、特定の信号を送出
    する微弱な出力の第1の送信機と、 前記第1の送信機からの特定の信号を検知する信号検知
    手段を有する第1の受信機と、該信号検知手段からの検
    知結果を基地局に送信する第2の送信機とを備えた移動
    局と、 前記移動局からの検知結果を受信する第2の受信機と、
    該第2の受信機により受信された前記信号検知手段から
    の検知結果により前記積み荷の積載状態を管理する積み
    荷管理手段とを備えた基地局と、で構成されてなること
    を特徴とする積み荷管理システム。
  18. 【請求項18】 積み荷に装着され、特定の信号を送出
    する微弱な出力の送信機と、 前記送信機からの特定の信号を検知する信号検知手段を
    有する第1の受信機と、該信号検知手段からの検知結果
    を基地局に送信するとともに、前記基地局からの指示を
    受信する第1の送受信機とを備えた移動局と、 前記複数の積み荷の中から特定の積み荷に対する積載の
    管理を指示する指示手段と、前記移動局からの検知結果
    を受信するとともに前記指示手段による指示結果を移動
    局に送信する第2の送受信機とを備えた基地局と、で構
    成されてなることを特徴とする積み荷管理システム。
  19. 【請求項19】 前記送信機は、前記特定の信号を所定
    の間隔で間欠的に出力する間欠送信手段を備えたことを
    特徴とする請求項1ないし請求項18記載の積み荷管理
    システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008134963A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Denso Corp 情報処理装置及びプログラム
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US8364077B2 (en) 2006-04-28 2013-01-29 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and position detecting method using the semiconductor device

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