JPH0910296A - 体液吸収用品 - Google Patents

体液吸収用品

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JPH0910296A
JPH0910296A JP7165169A JP16516995A JPH0910296A JP H0910296 A JPH0910296 A JP H0910296A JP 7165169 A JP7165169 A JP 7165169A JP 16516995 A JP16516995 A JP 16516995A JP H0910296 A JPH0910296 A JP H0910296A
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liquid
absorbent
sheet
absorbent article
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JP7165169A
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Yasuki Yabushita
安紀 薮下
Hiroshi Yokoi
洋 横井
Shuzo Itotani
秀三 糸谷
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Unitika Ltd
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Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期間にわたって傷を有する体の表面を被覆
しても、感染を起こすおそれのない体液吸収用品を提供
する。 【構成】 体液を吸収するための吸収体を有する体液吸
収用品において、上記吸収体に抗菌剤を含有してなるこ
とを特徴とする体液吸収用品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体液吸収用品に関し、
さらに詳しくは体液が滲出または排出される部位の皮膚
を被覆して滲出液または排出液を吸収するとともに体液
の滲出部位からの病原菌などの微生物の進入を防止する
ことができ、しかも吸収された体液中において病原菌な
どの微生物の繁殖を防止して感染を防止することができ
る体液吸収用品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、創傷被覆材(ドレッシング)、絆
創膏、生理用品、紙おむつ等、生体から滲出または排出
される体液を吸収するために、体液吸収用品が使用され
ている。これらの体液吸収用品は、液体透過性のシート
と液体不透過性のシートとの間に介在する水分を吸収す
る吸収体から構成されており、水分を吸収する吸収体と
しては、たとえばポリビニルアルコール、ポリアクリル
酸のような水溶性高分子化合物やその共重合体を架橋さ
せたもの等が使われている。これらの吸収体は、自重の
数百倍の重量の水分を保持することができ、しかも表面
は液体不透過性のシートで被覆されているため、体液が
体液吸収用品の外に洩れることが少なく、1個の体液吸
収用品は比較的長時間使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの体液吸収用品
は吸水性が大きく、自重の数百倍の重量の水を保持する
ことができるが、そのような湿潤環境は微生物の成育に
はきわめて好適であり、しかも吸収された体液には微生
物の栄養となる物質が多量に含まれているため、傷のあ
る部位にこのような体液吸収用品を使用すると、その吸
収体内部で微生物が繁殖し、生体内に侵入して重篤な感
染症を起こすおそれがある。特に、カテーテルや気管切
開チューブなどを留置している患者、褥創を有する患者
は抵抗力が低下しているため、感染の危険が大きい。
【0004】また、体の表面に傷がなくても、水分を含
んだ物品を長時間接触させていると、むれたり、かゆみ
を生じ、時には発赤が生じるなどの症状が現れ、皮膚に
傷を生じやすくなったり、吸収体内部で繁殖した微生物
が移動し、他の部位から体内に侵入して感染症を起こす
可能性がある。本発明は、このような問題点を解決し、
長期間にわたって傷を有する体の表面を被覆しても感染
を起こすおそれのない体液吸収用品を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記のよ
うな問題点を解決するために鋭意検討した結果、体液吸
収用品の吸収体に抗菌剤を含有させることによって、上
記問題点を解決できることを見いだし、本発明に到達し
た。すなわち、本発明は、体液を吸収するための吸収体
を有する体液吸収用品において、上記吸収体に抗菌剤を
含有してなることを特徴とする体液吸収体を要旨とする
ものである。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。まず、本
発明の体液吸収体は吸収体に抗菌剤を含有するものであ
る。上記吸収体の一方の面に液体透過性のシートを貼付
してもよく、さらに、他方の面に液体不透過性のシート
を貼付してもよい。また、液体透過性のシートおよび液
体不透過性のシートの片方もしくは両方に抗菌剤を含有
させてもよい。
【0007】本発明において吸収体としては、親水性の
高分子材料、たとえばセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルセルロース、レーヨン、カル
ボキシメチルレーヨンなどのセルロース系高分子、キチ
ン、キトサン、アルギン酸、アラビアゴム、グアールガ
ム、トラガントガム、マンナンなどの多糖類系高分子、
コラーゲン、ゼラチン、カゼイン、にかわなどの蛋白
質、デンプン、カルボキシメチルデンプン、ジアルデヒ
ドデンプンなどのデンプン系高分子などの天然高分子、
ポリアクリロニトリル、ポリアミド、ポリウレタン、ポ
リエステル、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ソーダ、
ポリヒドロキシエチルフタル酸エステル、メチルイソプ
ロピルケトンホルムアルデヒド、ポリアミン、ポリアク
リルアミド、ポリスチレンスルホネート、ポリビニルア
ルコール、ポリアミノ酸、ポリ乳酸、ポリエチレングリ
コール、ポリエチレンオキサイド、ポリビニルピロリド
ン、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体、
活性炭などの合成、半合成高分子化合物及びこれらの誘
導体、塩化合物、共重合体、混合物などが好適に用いら
れる。これらの吸収体は単独、あるいは数種類組み合わ
せて使用される。また、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリサルホン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデン、シリコーン、ポリテトラフルオロエ
チレンなどの疎水性の材料であっても、空隙率の大きな
多孔性の形状にしたり、あるいは表面に親水性の官能基
を導入して吸収体として用いることもできる。
【0008】吸収体の形状は綿状、スポンジ状、ゲル
状、不織布、多孔質の親水性フィルム、織布、編布など
を積層した形状など、液体を吸収することのできる形状
であればいかなる形状であってもよいが、少量で多くの
体液を吸収できるためには綿状、不織布、スポンジ状な
ど、空隙率の大きい形状が好ましい。
【0009】吸収体に含有される抗菌剤はいかなる抗菌
剤でもよいが、低濃度で多種類の菌に有効であって、溶
解度の低い抗菌剤が安全性の点から好ましい。このよう
な抗菌剤としては、例えば、エリスロマイシン、オキシ
テトラサイクリン、テトラサイクリン、クロラムフェニ
コール、フシジン酸、ミカマイシン、カナマイシン、ゲ
ンタマイシン、フラジオマイシン、グラミシジン、スト
レプトマイシン、ポリミキシン、コリスチン、バシトラ
シン等の抗生物質、クロルヘキシジン等のビグアニド化
合物、ベンゼトニウム、ベンザルコニウム、ラウリル硫
酸、アルキルポリアミノエチルグリシン、臭化ドミフェ
ン、脂肪酸などの表面活性を有する化合物、チモール、
フェノール、ヘキサクロロフェン、レゾルシン等のフェ
ノール誘導体、ホウ酸、ホウ砂等のホウ酸化合物、ヨウ
素、ヨードホルム、ポビドンヨード等のヨウ素化合物、
金、銀、銅、水銀などの金属、チメロサール、メチロブ
ロミン等の金属化合物、アクリノール、メチルロザリニ
ン等の抗菌色素化合物、酢酸マフェニド、スルファジア
ジン、スルフィソミジン、スルファメトキサゾール等の
サルファ剤等があげられる。これらの抗菌剤は、上記化
合物のナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カ
ルシウム塩、塩酸塩、酢酸塩、硫酸塩、グルコン酸塩等
の塩化合物であってもよく、2種類以上の抗菌剤を併用
してもよい。
【0010】吸収体に抗菌剤を含有させる方法として
は、あらかじめ形成された吸収体に抗菌剤の溶液を吸収
させ、しかる後に溶媒を蒸発あるいは溶媒を抗菌剤の非
溶媒による置換などにより除去する方法、抗菌剤をスポ
ンジや不織布などを形成する前に吸収体を構成する材料
に混合し、吸収体を所望の形状に形成する方法などを採
用することができる。
【0011】抗菌剤の含有量は、0.0001〜50重
量%が好ましく、より好ましくは0.001〜20重量
%であり、さらに好ましくは0.1〜10重量%であ
る。0.0001重量%未満では抗菌性が不充分なこと
があり、一方、50重量%を超えると吸収体自体の割合
が少なくなって、強度が不充分になり易い。液体透過性
のシートとしては、シートに液体を透過させる孔があれ
ばいかなるシートでもよいが、たとえば不織布、多孔質
の親水性フィルム、織布、編布、メッシュなどが用いら
れる。液体透過性のシートは、後述のように皮膚と直接
接触して用いられるので、皮膚に対する刺激性の小さい
ものが好ましい。
【0012】液体不透過性のシートとしては、たとえ
ば、フィルム、多孔質の疎水性膜などが用いられる。こ
のシートは後述のように吸収体に吸収された体液が体液
吸収用品から外部へ漏出しないようにするために用いら
れるが、体液吸収用品を被覆した部位がむれないように
するために気体透過性を有するものが好ましい。液体透
過性シートおよび液体不透過性シートは、抗菌剤を含有
することが好ましく、抗菌剤の含有量は上記吸収体と同
様に0.0001〜50重量%が好ましい。これらのシ
ートに抗菌剤を含有させるには、例えばシートの成形前
にシートを構成する材料に抗菌剤を配合してシートを形
成すればよい。
【0013】吸収体を液体透過性のシートと液体不透過
性のシートの間に介在させた、体液吸収用品を形成する
場合には、液体透過性のシートと液体不透過性のシート
をそれぞれ熱融着や接着剤等により貼り合わせる方法、
液体透過性のシートと液体不透過性のシートとを重ねて
3辺を貼り合わせて袋状にし、袋の内部に吸収体を充填
する方法などが挙げられる。前者の方法は、特に吸収体
がシート状のスポンジである場合に好ましく用いられ、
後者の方法は、特に吸収体が綿状である場合に好ましく
用いられる。
【0014】本発明の体液吸収用品は体液が滲出または
排出される体の表面を被覆して吸収体に体液を吸収する
ものである。上記吸収体の一方の面に液体透過性のシー
トが貼着され、他方の面に液体不透過性のシートが貼着
されている場合には、液体透過性のシートを体に接触さ
せて用いる。
【0015】本発明の体液吸収用品は、具体的にはたと
えば、創傷被覆材として、あるいはカテーテル、気管切
開チューブなどのように体内に留置される医療用具の刺
入部の被覆用として用いられ、傷口からの滲出液を吸収
するとともに傷口からの感染を防止するために用いられ
る。特に、気管切開チューブ、気管内カテーテルなど、
気管に留置される医療用具を使用する場合には滲出液が
多く、しかも皮膚から気管までの距離が短いため、微生
物が体内に侵入しやすいので、抗菌性の体液吸収用品が
好適に用いられる。
【0016】また、高カロリー輸液や透析などのために
血管内に留置されるカテーテルなどを使用する場合に
は、カテーテルが皮膚から血管内まで貫通するため、微
生物が体内に入ると血管まで容易に到達し、敗血症など
の重篤な感染症を起こすおそれがあるので、本発明の体
液吸収用品が好適である。あるいは、腹膜透析用カテー
テルにおいても、カテーテルの刺入部からの微生物の侵
入は主要な感染ルートとなっており、滲出液を除くとと
もに刺入部近傍を無菌状態に保つことが重要である。ド
レーンチューブでは、滲出液が多いため、刺入部が湿潤
状態となって微生物が繁殖しやすいので、ドレーンチュ
ーブの刺入部を抗菌性を有する体液吸収用品で被覆する
ことは感染症の防止に効果が高い。本発明の体液吸収用
品は、紙おむつ、生理用品等のように、皮膚に直接接触
させて、排出された体液を吸収するために用いることも
できる。
【0017】
【作用】本発明の体液吸収用品は、生体から滲出または
排出される体液を吸収し、かつ吸収した体液を栄養とし
て病原体などが繁殖するのを防止し、皮膚に傷がある場
合には傷口から病原体などが侵入するのを防止する。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。 実施例1 厚み5mm、縦横が9cm×9cmのポリウレタンスポンジ
の一方の面に薄いポリウレタンフィルムを、他方の面に
ポリウレタンのメッシュを貼着したポリウレタン製ドレ
ッシング〔スミス・アンド・ネフュー(Smith and Neph
ew)社製Allevyn 〕を2cm×2cmに切り、加熱真空乾燥
器中で60℃で16時間乾燥した後重量を測定した。次
に、塩酸クロルヘキシジン(丸石製薬社製)水溶液(濃
度500ppm )中に浸漬し、充分にこの水溶液を沁み込
ませた後、取り出して50℃の乾燥器中で48時間乾燥
した。さらにそれを16時間60℃の真空乾燥器中で乾
燥した後、重量を測定した。浸漬前後の乾燥重量の差か
らサンプル1枚当りの塩酸クロルヘキシジンの含有量を
求めたところ、平均0.59重量%であった。
【0019】上記塩酸クロルヘキシジン含有ポリウレタ
ン製ドレッシングの3枚のサンプルを、それぞれオート
クレーブ中で121℃で20分間滅菌後、ブレイン・ハ
ート・インフュージョン(Brain Heart Infusion)培地
〔ベクトン・ディッキンソン・アンド・カンパニー(Be
cton Dickinson and Company)製〕で培養し、5×10
5cells/ml に調整したスタフィロコッカス・アウレウス
(Staphylococcus aureus;ATCC 6538P)の菌液に浸漬
し、充分に液を吸収させた後、取り出して滅菌済バイア
ル瓶に入れ、37℃で4時間菌を培養し、培養後、バイ
アル瓶に0.1%の非イオン界面活性剤Tween 80(ベ
クトン・ディッキンソン・アンド・カンパニー製のポリ
オキシエチレンソルビタンアルキルエステル)を含む生
理食塩水10mlを加え、激しく振盪して菌液を洗い出し
た。しかる後にこれらの液中の菌濃度をコロニーカウン
ト法で測定したところ、上記3枚のサンプルから菌液を
洗い出した液からは全く菌は検出されなかった。
【0020】一方、塩酸クロルヘキシジンを含有しない
ポリウレタン製ドレッシングのサンプル3枚について上
記と同様にして上記の菌を培養し、上記と同様にして菌
濃度を測定したところ、菌濃度はそれぞれ1.6×10
6 cells/ml、8.5×105cells/ml、4.4×105 c
ells/mlであった。以上の結果から明らかなように、塩
酸クロルヘキシジン含有ポリウレタン製ドレッシングは
明らかに抗菌性を有するものであった。
【0021】実施例2 木綿不織布(ユニチカ社製コットエース)を8cm×10
cmに切り、実施例1に記載の方法で乾燥重量を測定した
後、500ppm の塩酸クロルヘキシジン水溶液に浸漬
し、再び乾燥して重量を測定した。浸漬前後のサンプル
の重量の差から塩酸クロルヘキシジンの含有量を求めた
ところ、平均0.48重量%であった。上記塩酸クロル
ヘキシジン含有不織布の3枚のサンプルを用いて、初発
菌濃度を1×105 cells/ml、バイアル瓶中の培養時間
を6時間とした以外は実施例1と同様の試験を行ったと
ころ、3枚のサンプルからは全く菌は検出されなかっ
た。
【0022】一方、塩酸クロルヘキシジンを含有しない
木綿不織布の3枚のサンプルについて同様の試験を行っ
たところ、菌濃度はそれぞれ3.1×105 cells/ml、
6.3×105 cells/ml、5.4×105 cells/mlであ
った。
【0023】実施例3 木綿不織布(ユニチカ社製コットエース)にポリエチレ
ン製メッシュ〔アプライド・エクストルージョン・テク
ノロジーズ・インコーポレーション(AppliedExtrusion
Technologies Inc. )製〕を200℃でホットプレス
機(林機械製作所製)で熱融着したものを8cm×10cm
に切り、実施例1に記載の方法で乾燥重量を測定した
後、500ppm の塩酸クロルヘキシジン水溶液に浸漬
し、次いで再び乾燥して重量を測定した。浸漬前後のサ
ンプルの重量の差からサンプル1枚当りの塩酸クロルヘ
キシジン含有量を求めたところ、平均0.27重量%で
あった。
【0024】上記塩酸クロルヘキシジン含有不織布の3
枚のサンプルを用い、菌をカンジタ・アルビカンス(Ca
ndida albicans;ATCC 1002)とし、かつ初発菌濃度を5
×104 cells/ml、バイアル瓶中の培養時間を6時間と
した以外は、実施例1と同様の試験を行ったところ、3
枚のサンプルからは全く菌は検出されなかった。一方、
塩酸クロルヘキシジンを含有しない木綿不織布の3枚に
ついて同様の試験を行ったところ、菌濃度はそれぞれ
8.5×104 cells/ml、6.5×104cells/ml、
6.9×104 cells/mlであった。
【0025】実施例4 エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂〔三井・デュポンポリ
ケミカル社製エバフレックス(EVAFLEX)〕25
Kgと塩酸クロルヘキシジン(丸石製薬社製)375gを
混合し、二軸溶融混練押出機(池貝鉄工社製)で120
℃で混練した。得られた樹脂組成物を押出成形機(笠松
化工研究所製)で太さ約50μmの糸状に120℃で押
し出し成形し、次いでホットプレス機(林機械製作所
製)にて110℃でシート化した。このシートを木綿不
織布(ユニチカ社製コットエース)に120℃でホット
プレス機で熱融着してシート貼合不織布となし、これを
8cm×10cmに切り、実施例1に記載の方法で乾燥重量
を測定した後、500ppm の塩酸クロルヘキシジン水溶
液に浸漬し、次いで再び乾燥して重量を測定した。浸漬
前後のサンプルの重量の差から木綿不織布1枚当りの塩
酸クロルヘキシジン含有量を求めたところ、平均0.3
4重量%であった。
【0026】ガラス板の上にスタフィロコッカス・アウ
レウス(ATCC 6538P)をブレイン・ハート・インフュー
ジョン培地で培養した液0.3ml(菌濃度2.4×10
3 cells/ml)をのせ、上記シート貼合不織布を接触させ
たところ、液は直ちに不織布に吸収された。菌液を吸収
した不織布を新しいブレイン・ハート・インフュージョ
ン培地5ml中に浸漬し、24時間37℃のインキュベー
ター中で静置した後、液0.5mlをブレイン・ハート・
インフュージョン寒天培地〔Brain Heart Infusion Aga
r,ベクトン・ディッキソン・アンド・カンパニー(Bect
on Dickinson and Company)社製〕に播いて37℃で2
4時間培養したが、菌は検出されなかった。
【0027】実施例5 エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂〔三井・デュポンポリ
ケミカル社製エバフレックス(EVAFLEX)〕30
g、ポリビニルアルコール(ユニチカケミカル社製ポバ
ール)15g、臭化ドミフェン(Aldrich Chemical Co.
製)2gを二軸溶融混練機で120℃で溶融混練し、得
られた樹脂組成物をプレスによりシート化した。得られ
たシートを80℃の温水に浸漬してポリビニルアルコー
ルを溶解除去してスポンジとした。
【0028】上記スポンジをブレイン・ハート・インフ
ュージョン培地で培養し、5×105 cells/mlに調整し
たスタフィロコッカス・アウレウス(ATCC 6538P)の菌
液に浸漬し、充分に液を吸収させた後、取り出して滅菌
済バイアル瓶に入れ、37℃で1時間培養した。培養
後、バイアル瓶に0.1%のTween80 を含む生理食塩水
10mlを加え、激しく振盪して菌液を洗い出した。この
液0.5mlをブレイン・ハート・インフュージョン寒天
培地〔Brain Heart Infusion Agar,ベクトン・ディッキ
ンソン・アンド・カンパニー(Becton Dickinson and C
ompany) 社製〕に播いて37℃で24時間培養したが、
菌は検出されなかった。
【0029】
【発明の効果】本発明の体液吸収性用品によれば、体の
表面において体内からの滲出液や排出液を吸収し、これ
らの滲出液や排出液を栄養として微生物が繁殖したり、
体内に侵入することを防止することができ、長期間にわ
たって傷を有する体の表面を被覆しても感染を起こすお
それがないものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A61K 31/00 ADZ A61F 13/18 381 A61L 9/01 A61L 15/06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体液を吸収するための吸収体を有する体
    液吸収用品において、上記吸収体に抗菌剤を含有してな
    ることを特徴とする体液吸収用品。
  2. 【請求項2】 吸収体の一方の面に液体透過性のシート
    が貼付され、上記液体透過性のシートに抗菌剤を含有し
    てなることを特徴とする請求項1記載の体液吸収用品。
  3. 【請求項3】 吸収体の一方の面に液体透過性のシート
    が貼付され、他方の面に液体不透過性のシートが貼付さ
    れ、上記液体透過性のシート及び液体不透過性のシート
    に抗菌剤を含有してなることを特徴とする請求項1記載
    の体液吸収用品。
JP7165169A 1995-06-30 1995-06-30 体液吸収用品 Pending JPH0910296A (ja)

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