JPH09103219A - 昇降式養殖施設 - Google Patents

昇降式養殖施設

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Publication number
JPH09103219A
JPH09103219A JP7286322A JP28632295A JPH09103219A JP H09103219 A JPH09103219 A JP H09103219A JP 7286322 A JP7286322 A JP 7286322A JP 28632295 A JP28632295 A JP 28632295A JP H09103219 A JPH09103219 A JP H09103219A
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JP
Japan
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aquaculture
main body
winch
vessel main
cage
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Application number
JP7286322A
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English (en)
Inventor
Tadashi Ito
糾 伊藤
Yuichi Takeshi
裕一 武子
Satoshi Kiriyama
智 桐山
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TAITO SEIKO KK
Original Assignee
TAITO SEIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 網交換、水揚げ作業、管理作業又は給餌作業
等を行うに際して養殖用容器本体の昇降作業の困難性を
解決する。 【解決手段】 浮力体2を配設した筏枠1にウインチ4
を配設するとともに養殖用容器本体3’を吊下し、前記
ウインチ4と養殖用容器本体3’とを索条5で連結し、
前記ウインチ4を作動させて養殖用容器本体3’を海面
に引き上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、網交換、水揚げ
作業、管理作業又は給餌作業等を行うに際して養殖用容
器本体の昇降を簡便に行うことができるようにした昇降
式養殖施設に関するものである。
【0002】
【従来の技術】魚介類の養殖や保管を行うために養殖用
生け簀又は養殖籠等の網付き養殖施設を用いることは一
般化している。
【0003】そして従来より用いられていた前記養殖施
設は、適当数の浮力体を配設した筏枠に養殖槽を吊下し
て、これを目的とする施設適性形状に形成し、浮き式又
は沈下式養殖生け簀、養殖籠等として構成していたので
あった。このうち、前記生け簀は通常網地を用いて構成
され、養殖籠は通水性を付与せしめるため多孔状に合成
樹脂で形成されていた。
【0004】そしていずれにあっても、使用中に海草や
貝類が付着し、通水性を損なうおそれがあるため、前記
海草や貝類の付着状況を確認したり、除去する等の管理
作業も必須の作業となっていたのである。また網地を用
いたものにあっては経時的に破網が生じするため、この
破網状況の点検や修理及び網交換も当然に生じる必須の
作業になっているのである。
【0005】また内部に収納されている養殖用魚介類に
対する給餌作業及び海上への回収作業としての水揚げ作
業もしなければならないのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのうち給餌
作業は一般には海上から餌を散布する方法が採られてい
たため、この餌の損失が多く、また海草や貝類の付着状
況及び破網の確認作業は通常は潜水によって行われてい
たが、潜水すること自体、決して容易なことではないの
である。
【0007】そのため、養殖槽を海上に引き上げて行う
ことも行われていたが、前記養殖槽は、一辺が5m以上
もある大型施設であるため、これを手作業によって行う
ためには、多くの人員を必要とし、かつ重労働を強いら
れる結果になるのである。
【0008】これらはとどのつまりは従来のこれらの養
殖施設には、筏枠に吊下している養殖槽を海上に引き上
げるための装置が、これらの施設に設置されていなかっ
たことに起因するのである。そしてこのように引き上げ
るための装置が配設されていなかったために、ウインチ
やクレーン等の重機を別途用意し、これらの重機に用い
られているワーヤーのフックを養殖槽の底部に掛けるこ
とによって引き上げることが行われた事実もあるが、こ
のためには現場に重機を用意しなければならないことに
なり、その準備も大変であった。
【0009】したがって前記のように多人数で引き上げ
る際に、この養殖槽中の魚を寄せ網を入れて集めなけれ
ばならないが、養殖魚全部を集めることは現実には不可
能であり、また養殖槽を構成する網を多人数で捲り上
げ、その容積を小さくして、タモ網で掬うことも行われ
ていたが、これも現実には重労働であった。しかしこの
作業も魚類であれば苦労の結果可能であったとしても、
貝類やウニ等にあっては、養殖槽の底部を水面まで引き
上げる必要があるところ、前記のような重労働となるの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明に係る昇
降式養殖施設(請求項1)は前記の課題を解決するため
に、浮力体を配設した筏枠にウインチを配設するととも
に養殖用容器本体を吊下し、前記ウインチと養殖用容器
本体とを索条で連結したものである。
【0011】またこの発明に係る昇降式養殖施設(請求
項2)は、前記の課題を解決するために、養殖用容器本
体の底部に底枠を配設したものである。
【0012】さらにこの発明に係る昇降式養殖施設(請
求項3)は、前記の課題を解決するために、養殖用容器
本体に対する索条の連結位置を、養殖用容器本体の底部
としたものである。
【0013】この発明に係る昇降式養殖施設(請求項
4)は前記の課題を解決するために、養殖用容器本体に
対する索条の連結位置を、養殖用容器本体の四偶相当位
置としたものである。
【0014】またこの発明に係る昇降式養殖施設(請求
項5)は前記の課題を解決するために、索条は、筏枠に
その一端を連結するとともに、索条の他端は養殖用容器
本体の下端部を経由してウインチに連結したものであ
る。
【0015】さらにこの発明に係る昇降式養殖施設(請
求項6)は前記の課題を解決するために、索条の曲折位
置に滑車を配設したものである。
【0016】この発明に係る昇降式養殖施設(請求項
7)は前記の課題を解決するために、筏枠上面に、櫓状
構造物を配設し、養殖用容器本体に連結した索条を、前
記櫓状構造物の上部に配設したレールを経由してウイン
チに連結したものである。
【0017】またこの発明に係る昇降式養殖施設(請求
項8)は前記の課題を解決するために、櫓状構造物の上
部に配設したレールに配設する滑車を、可動式滑車とし
たものである。
【0018】さらにこの発明に係る昇降式養殖施設(請
求項9)は前記の課題を解決するために、筏枠と養殖用
容器本体とを給餌ホースで連結したものである。
【0019】
【作用】請求項1に記載した昇降式養殖施設にあって
は、ウインチを作動させることによって索条を介して養
殖用容器本体を昇降せしめることができる。
【0020】請求項2に記載した昇降式養殖施設にあっ
ては、前記の作用に加えて、養殖用容器本体を網地で形
成した場合にあっても、その底部を変形させることなく
昇降せしめることができるのである。
【0021】請求項3に記載した昇降式養殖施設にあっ
ては、前記までの作用に加えて、養殖用容器本体の上昇
に際して、底部をも完全に上昇せしめることができる。
【0022】請求項4に記載した昇降式養殖施設にあっ
ては、前記までの作用に加えて、養殖用容器本体の上昇
に際して、その姿勢を維持しつつ昇降することができ
る。
【0023】請求項5に記載した昇降式養殖施設にあっ
ては、前記までの作用に加えて、養殖用容器本体の上昇
に際して、その底部を上昇せしめつつ、上昇しきった段
階では、前記養殖用容器本体の深さを浅くすることがで
き、全体的に薄型の状態となすことができる。
【0024】請求項6に記載した昇降式養殖施設にあっ
ては、前記までの作用に加えて、養殖用容器本体の昇降
時における索条の移動を円滑に行うことができる。
【0025】請求項7に記載した昇降式養殖施設にあっ
ては、前記までの作用に加えて、養殖用容器本体全体を
筏枠の上方に完全に引き上げることができ、その結果、
上下方向に数段に亙って数珠繋ぎ状に連結された養殖籠
を養殖施設として使用するに適したものとなる。
【0026】請求項8に記載した昇降式養殖施設にあっ
ては、前記までの作用に加えて、筏枠上に引き上げた養
殖用容器本体をレールに沿って移動できる。
【0027】請求項9に記載した昇降式養殖施設にあっ
ては、養殖用容器本体を海上に引き上げることなく、養
殖用容器本体中に存在する養殖魚介類に給餌を行うこと
ができるのである。
【0028】
【発明の実施の形態】次にこの発明に係る昇降式養殖施
設の実施の形態を図面に基づいて述べるが、下記に示す
各実施例に共通する事項をこの欄において説明し、各実
施例の欄においては、当該実施例特有の事項について述
べることにする。
【0029】各図において1は、合成樹脂で中空状に形
成したり又は発砲合成樹脂で形成した浮力体2を複数箇
配設した筏枠であり、この筏枠1は図示するところによ
れば、大略正方形状に形成してあるが、長方形であって
も構わない。
【0030】3は前記筏枠1の中央空間部から下方に向
けて吊下した養殖用容器本体であり、この養殖用容器本
体3の前記筏枠1に対する連結方法は、この養殖用容器
本体3が浮き式生け簀、養殖籠又は沈下式生け簀によっ
て若干相違するので、後述する各実施例において述べる
ことにする。
【0031】4は筏枠1上の適宜な位置に配設したウイ
ンチであり、5はこのウインチ4と前記養殖用容器本体
3とを連結する索条である。この索条5はロープ等のき
わめてフレキシビィリティーに富んだものを用いるもの
とする。
【0032】
【第一実施例】図1に示す本実施例は、この発明に係る
昇降式養殖施設を底枠中層式の浮き式養殖生け簀に形成
したものを示すものであり、係留索6及びアンカー7に
より筏枠1を海面上に固定し、この筏枠1に上面開口型
の生け簀3’を吊下してある。
【0033】本実施例において生け簀3’を筏枠1に吊
下する手段は、前記生け簀3’の上縁近傍を紐によって
筏枠1に固定すればよい。
【0034】また前記生け簀3’は全体として網地によ
って形成され、その結果、それ自体としてフレキシブル
なものであるが、本実施例においては、前記生け簀3’
の底部下面に、前記底部相当の形状を有する底枠8を配
設してある。
【0035】さらに前記生け簀3’は、全体として四角
形の箱形をなしており、その結果筏枠1及び底枠8も四
角形をなしているが、ここに用いるウインチ4は筏枠1
の四偶に配設し、かつ底枠8の四偶に滑車9を配設して
ある。
【0036】この場合において索条5は、単一の施設に
4本用い、それぞれの索条5の一端は筏枠1に連結し、
下方の滑車9を経由してウインチ4に連結されているの
である。
【0037】そして前記ウインチ4を作動せしめれば、
索条5は徐々にウインチ4に巻き取られ、滑車9を持ち
上げるようにし、底枠8を介して生け簀3’の底部を上
方に牽引する。図1(イ)において左側に位置する図
(a)は引き上げ前の状態を示し、同図右側の図(b)
は引き上げ過程の状態を示すが、さらに底部を引き上げ
ることによって、生け簀3’を海面近傍まで上昇せしめ
ることができるのである。尚、生け簀3’を降下せしめ
る場合は、ウインチ4を前記と逆の作動をせしめればよ
く、その結果、生け簀3’も前記とは逆に底部から徐々
に降下し、図(a)に示す状態になるのである。
【0038】
【第二実施例】図2及び図3に示す本実施例は、この発
明に係る昇降式養殖施設を底枠着底式の浮き式生け簀と
したものを示すものであり、前記第一実施例と相違する
点は、底枠8’を台状に形成するとともに、この底枠
8’が海底に着底する点、及び生け簀3’の上面には天
井網10を配設した点である。尚、部分的な形状も相違
するが、設計の必要から生じた相違であって、実質的に
は第一実施例と同一である。
【0039】したがって本実施例においても、ウインチ
4を作動せしめると、索条5により、底枠8’に配設さ
れている滑車9を介して底枠8’、すなわち生け簀3’
の底部を上下動せしめることになるのである。
【0040】
【第三実施例】図4乃至図6に示す本実施例は、この発
明に係る昇降式養殖施設を籠型養殖施設として用いたも
のを示すものであり、11は筏枠1の上面に配設した櫓
状構造物であり、この櫓状構造物11は三角形をなして
三列配設されている。
【0041】また筏枠1は碁盤の目状に仕切られてお
り、各桝目ごとに養殖用容器本体としての養殖籠12が
吊下されている。この養殖籠12はロープ13によって
複数段に連結されているとともに、非上昇時において
は、最上段の養殖籠12が前記筏枠1の各桝目に前記ロ
ープ13を用いて連結されている。
【0042】14は櫓状構造物11に配設したレールで
あり、このレール14は前記三角形状に形成した櫓状構
造物11の、前記三角形の内側上部において貫通するよ
うに配設され、同列に吊下した養殖籠12の略中心線上
に掛け渡されているのである。
【0043】またウインチ4もこのレール14を単位と
して、このレール14の端部下方位置における筏枠1上
に配設され、したがって本実施例においては、養殖籠1
2が平面視三列に配設されているので、レール14も三
本となり、かつウインチ4も三個配設されているのであ
る。
【0044】滑車9は前記レール14に対して移動可能
に配設され、索条5の一端はウインチ4に連結され、前
記滑車9を経由して、その他端にフック16を配設する
等して、上下方向に連結された養殖籠12のうち、最上
段の養殖籠12に着脱自在に連結するものとする。その
ためには、最上段の養殖籠12のいずれにおいても、前
記フック16を連結するためのロープ13’を配設して
ある。
【0045】そこで引き上げようとする養殖籠12の上
方に滑車9を移動してフック16を最上段の養殖籠12
にロープ13’に掛け、かつ養殖籠12と筏枠1との連
結用ロープ13を解き、そのまま引き上げればよいので
あるが、この作用はウインチ4の作動によって行うので
ある。
【0046】ただし、このようにウインチ4によって索
条5を介して養殖籠12を引き上げようとする場合、索
条5によって滑車9も牽引することになり、かつこの滑
車9はレール14に対して移動可能に配設されているた
め、この引き上げ時に滑車9が移動し、養殖籠12は鉛
直方向に引き上げられないこともあるため、前記筏枠1
の直下に、このレール14と並行する規制用ロープ15
を張設するとともに、この規制用ロープ15を前記滑車
9に連結し、かつこの規制用ロープ15によって滑車9
のレール14に対する移動を停止した状態で引き上げる
ことにする。すると養殖籠12の引き上げ時における滑
車9の位置は、養殖籠12の直上に存在することになる
ため、養殖籠12は筏枠1における前記桝目状スペース
を貫通しながら垂直に上昇することになる。また滑車9
をレール14に沿って前記のように移動させる場合に
も、この規制用ロープ15を用いて行うことができるの
である。
【0047】このことは養殖籠12の降下時においても
同様であり、この場合は前記ウインチ4を前記とは逆に
作動せしめればよいのである。
【0048】
【第四実施例】図7及び図8に示す本実施例は、この発
明に係る昇降式養殖施設を沈下式養殖生け簀としたもの
を示してあり、生け簀3’を軸組形成した枠体に網地を
配設して構成してある。また本実施例に示すものにあっ
ては、これが沈下式であるため、前記生け簀3’の上面
にも天井網を配設することもあるが、これを例えば貝類
又はウニ等の養殖用として用いる場合は、前記天井網に
代えてラス状の構造物であっても構わない。
【0049】本実施例においても生け簀3’の底部に滑
車9を配設するとともに、筏枠1の四偶相当位置にウイ
ンチ4を配設し、一端を前記ウインチ4に連結した索条
5を前記滑車9を経由して他端を筏枠1に連結してあ
る。本実施例における生け簀3’と筏枠1との連結は、
前記索条5によって行われている。
【0050】また本実施例において17は一端を筏枠1
に位置せしめ、他端を生け簀3’に臨むように配設した
給餌ホースであり、この給餌ホース17は合成樹脂又は
ゴム等によりフレキシブルに形成してある。またこの給
餌ホース17の両端が、筏枠1及び生け簀3’から不慮
に離脱することを防止するために、筏枠1に対しては紐
で決着する等して固着し、生け簀3’に対しては、前記
3に配設したラッパ状の導入管18に強固に差し込む等
して連結してある。
【0051】しかして本実施例における生け簀3’を上
下動せしめる場合には、前記までと同様ウインチ4の作
動によって行うが、給餌については、前記給餌ホース1
7を用いて筏枠1上面から生け簀3’内に送餌すること
ができるのである。
【0052】
【発明の効果】前記のようにこの発明に係る昇降式養殖
施設(請求項1)によれば、浮力体を配設した筏枠にウ
インチを配設するとともに養殖用容器本体を吊下し、前
記ウインチと養殖用容器本体とを索条で連結してあるの
で、ウインチを作動させることによって索条を介して養
殖用容器本体を昇降せしめることができ、その結果、人
力による引き上げ作業から解放されるのみならず、安定
した姿勢で上下動せしめることができるという効果を有
するのである。
【0053】またこの発明に係る昇降式養殖施設(請求
項2)によれば、養殖用容器本体の底部に底枠を配設し
てあるので、前記の効果に加えて、養殖用容器本体を網
地で形成した場合にあっても、その底部を変形させるこ
となく昇降せしめることができるという効果を有するの
である。
【0054】さらにこの発明に係る昇降式養殖施設(請
求項3)によれば、養殖用容器本体に対する索条の連結
位置を、養殖用容器本体の底部としてあるので、前記ま
での効果に加え、養殖用容器本体の上昇に際しては、底
部をも完全に上昇せしめることができるという効果を有
するのである。
【0055】この発明に係る昇降式養殖施設(請求項
4)によれば、養殖用容器本体に対する索条の連結位置
を、養殖用容器本体の四偶相当位置としてあるので、前
記までの効果に加えて、養殖用容器本体の上昇に際して
は、その姿勢を維持しつつ昇降することができるという
効果を有するのである。
【0056】またこの発明に係る昇降式養殖施設(請求
項5)によれば、索条は、筏枠にその一端を連結すると
ともに、索条の他端は養殖用容器本体の下端部を経由し
てウインチに連結してあるので、前記までの効果に加え
て、養殖用容器本体の上昇に際しては、その底部を上昇
せしめつつ、上昇しきった段階では、前記養殖用容器本
体の深さを浅くすることができ、内部の魚介類の取り出
しを容易に行うことができるという効果を有するのであ
る。
【0057】さらにこの発明に係る昇降式養殖施設(請
求項6)によれば、索条の曲折位置に滑車を配設してあ
るので、前記までの効果に加えて、養殖用容器本体の昇
降時における索条の移動を円滑に行うことができるとい
う効果を有するのである。
【0058】この発明に係る昇降式養殖施設(請求項
7)によれば、筏枠上面に、櫓状構造物を配設し、養殖
用容器本体に連結した索条を、前記櫓状構造物の上部に
配設したレールを経由してウインチに連結してあるの
で、前記までの効果に加えて、養殖用容器本体全体を筏
枠の上方に完全に引き上げることができ、その結果、上
下方向に数段に亙って数珠繋ぎに連結された養殖籠を養
殖施設として使用するに適したものとなる。
【0059】またこの発明に係る昇降式養殖施設(請求
項8)によれば、櫓状構造物の上部に配設したレールに
配設する滑車は、可動式滑車としてあるので、前記まで
の効果に加えて、筏枠上に引き上げた養殖用容器本体を
レールに沿って移動できるという効果を有するのであ
る。
【0060】さらにこの発明に係る昇降式養殖施設(請
求項9)によれば、筏枠と養殖用容器本体とを給餌ホー
スで連結してあるので、養殖用容器本体を海上に引き上
げることなく、養殖用容器本体中に存在する養殖魚介類
に給餌を行うことができるという効果を有するのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る昇降式養殖施設の第一実施例を
示すものであり、(イ)は養殖用容器本体の下降時及び
上昇過程時をそれぞれ示す正面図、(ロ)は平面図であ
る。
【図2】この発明に係る昇降式養殖施設の第二実施例に
おいて、養殖用容器本体の下降時及び上昇過程時をそれ
ぞれ示す正面図である。
【図3】図2に示すものの平面図である。
【図4】この発明に係る昇降式養殖施設の第三実施例を
示す正面図である。
【図5】図4に示すものの側面図である。
【図6】図4に示すものの平面図である。
【図7】この発明に係る昇降式養殖施設の第四実施例に
おいて、養殖用容器本体の下降時及び上昇過程時をそれ
ぞれ示す正面図である。
【図8】図7に示すものの平面図である。
【符号の説明】
1 筏枠 2 浮力体 3 養殖用容器本体 3’ 生け簀 4 ウインチ 5 索条 6 係留索 7 アンカー 8,8’ 底枠 9 滑車 10 天井網 11 櫓状構造物 12 養殖籠 13,13’ ロープ 14 レール 15 規制用ロープ 16 フック 17 給餌ホース 18 導入管

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浮力体を配設した筏枠にウインチを配設
    するとともに養殖用容器本体を吊下し、前記ウインチと
    養殖用容器本体とを索条で連結したことを特徴とする昇
    降式養殖施設。
  2. 【請求項2】 養殖用容器本体の底部に底枠を配設した
    請求項1記載の昇降式養殖施設。
  3. 【請求項3】 養殖用容器本体に対する索条の連結位置
    を、養殖用容器本体の底部とした請求項1又は請求項2
    記載の昇降式養殖施設。
  4. 【請求項4】 養殖用容器本体に対する索条の連結位置
    を、養殖用容器本体の四偶相当位置とした請求項1、請
    求項2又は請求項3記載の昇降式養殖施設。
  5. 【請求項5】 索条は、筏枠にその一端を連結するとと
    もに、索条の他端は養殖用容器本体の下端部を経由して
    ウインチに連結した請求項1、請求項2、請求項3又は
    請求項4記載の昇降式養殖施設。
  6. 【請求項6】 索条の曲折位置に滑車を配設した請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5記載の
    昇降式養殖施設。
  7. 【請求項7】 筏枠上面に、櫓状構造物を配設し、養殖
    用容器本体に連結した索条を、前記櫓状構造物の上部に
    配設したレールを経由してウインチに連結した請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求
    項6記載の昇降式養殖施設。
  8. 【請求項8】 櫓状構造物の上部に配設したレールに配
    設する滑車は、可動式滑車である請求項1、請求項2、
    請求項3、請求項4、請求項5、請求項6又は請求項7
    記載の昇降式養殖施設。
  9. 【請求項9】 筏枠と養殖用容器本体とを給餌ホースで
    連結した請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請
    求項5、請求項6、請求項7又は請求項8記載の昇降式
    養殖施設。
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