JPH0910371A - 竹 刀 - Google Patents
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- JPH0910371A JPH0910371A JP18321195A JP18321195A JPH0910371A JP H0910371 A JPH0910371 A JP H0910371A JP 18321195 A JP18321195 A JP 18321195A JP 18321195 A JP18321195 A JP 18321195A JP H0910371 A JPH0910371 A JP H0910371A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 竹刀の内部に緩衝部材を挿入することにより
打撃による衝撃を吸収して寿命を長くするようにしたも
の。 【構成】 先端12から第二節14を越える長さを有す
る緩衝部材30を挿入する竹刀Sであって、緩衝部材3
0の先端部31は、軟質で柔軟性のあるゴムまたはプラ
スチックから形成した竹刀先端の被覆体と短い柱状の挿
入体とし、本体部32は発泡ウレタンなどのような発泡
樹脂からなる軽量の芯体とし、これらを一体に構成し、
竹刀Sに内挿して本体部を第一節13及び第二節14の
内突起13a、14aにて押えるようにしたもの。
打撃による衝撃を吸収して寿命を長くするようにしたも
の。 【構成】 先端12から第二節14を越える長さを有す
る緩衝部材30を挿入する竹刀Sであって、緩衝部材3
0の先端部31は、軟質で柔軟性のあるゴムまたはプラ
スチックから形成した竹刀先端の被覆体と短い柱状の挿
入体とし、本体部32は発泡ウレタンなどのような発泡
樹脂からなる軽量の芯体とし、これらを一体に構成し、
竹刀Sに内挿して本体部を第一節13及び第二節14の
内突起13a、14aにて押えるようにしたもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は竹刀に関するもので、
特に内部に緩衝部材を挿入することにより打撃による衝
撃を吸収して寿命を長くするようにしたものである。
特に内部に緩衝部材を挿入することにより打撃による衝
撃を吸収して寿命を長くするようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】剣道に使用する竹刀には、真竹、孟宗
竹、桂竹などの天然竹や、その天然竹を補強するために
樹脂を含浸させるなど化学的に加工したもの、あるいは
合成樹脂や金属を素材として割子の形に形成したものを
4枚合わせたものがある。しかし、天然竹以外を素材と
する竹刀は、現在まで多種多様に商品化されたが1〜2
種を除き定着していない。天然竹からなる竹刀は適度な
弾力と強いこしがあり、4枚の割子を組み合わせた時
に、あたかも1本の竹のように感じられるものが最高と
されている。竹の中でも日本産真竹は、姿、形ともに品
格が高く、竹刀の条件のすべてを満たしているので最高
の材料とされている。現今、真竹は生産地の減少から高
価となり、入手しにくくなっている。そのため、一般に
は真竹以外の天然竹を使用することが多い。
竹、桂竹などの天然竹や、その天然竹を補強するために
樹脂を含浸させるなど化学的に加工したもの、あるいは
合成樹脂や金属を素材として割子の形に形成したものを
4枚合わせたものがある。しかし、天然竹以外を素材と
する竹刀は、現在まで多種多様に商品化されたが1〜2
種を除き定着していない。天然竹からなる竹刀は適度な
弾力と強いこしがあり、4枚の割子を組み合わせた時
に、あたかも1本の竹のように感じられるものが最高と
されている。竹の中でも日本産真竹は、姿、形ともに品
格が高く、竹刀の条件のすべてを満たしているので最高
の材料とされている。現今、真竹は生産地の減少から高
価となり、入手しにくくなっている。そのため、一般に
は真竹以外の天然竹を使用することが多い。
【0003】一般的な竹刀Sの完成品とは割子1a(図
3)を4枚組み合わせて竹刀本体1(図4、図5)と
し、竹刀部品である先皮2、先ゴム3、弦4、中結皮
5、鍔6、鍔止めゴム7及び柄皮8(図6)を組み付け
て仕立てたものである(図7)。仕立て方は、竹刀本体
1に柄皮8を竹刀本体1の柄尻11より先端12に向か
って挿入被覆し、竹刀本体1の先端12より先ゴム3を
入れた後、先端部に先皮2を装着し、先皮2と柄皮8を
弦4で結ぶ。最後に竹刀本体1の露出している部分の先
端から3分の1の位置に中結皮5を3回巻いて結び付け
る。この中結皮5は4枚の割子1aが広がるのを防ぐと
ともに、試合規則により規定されている竹刀完成品の打
突部位(先端から中結皮まで)の目印ともなっている。
3)を4枚組み合わせて竹刀本体1(図4、図5)と
し、竹刀部品である先皮2、先ゴム3、弦4、中結皮
5、鍔6、鍔止めゴム7及び柄皮8(図6)を組み付け
て仕立てたものである(図7)。仕立て方は、竹刀本体
1に柄皮8を竹刀本体1の柄尻11より先端12に向か
って挿入被覆し、竹刀本体1の先端12より先ゴム3を
入れた後、先端部に先皮2を装着し、先皮2と柄皮8を
弦4で結ぶ。最後に竹刀本体1の露出している部分の先
端から3分の1の位置に中結皮5を3回巻いて結び付け
る。この中結皮5は4枚の割子1aが広がるのを防ぐと
ともに、試合規則により規定されている竹刀完成品の打
突部位(先端から中結皮まで)の目印ともなっている。
【0004】竹刀Sはその名の通り、一般には天然竹を
使用することは前述の通りである。天然竹には必ず節が
ある。竹刀の割子1aは、その長さにかかわらず最先端
12から柄尻11までの間に順次第一節13、第二節1
4、第三節15から第五節まで五箇所の節を配置するよ
うにして製作される(図3、図4)。
使用することは前述の通りである。天然竹には必ず節が
ある。竹刀の割子1aは、その長さにかかわらず最先端
12から柄尻11までの間に順次第一節13、第二節1
4、第三節15から第五節まで五箇所の節を配置するよ
うにして製作される(図3、図4)。
【0005】打突部位は試合規則により規定され、打突
部位に当たらずその他の部分で見事に当たったとしても
得点とはならない。打突部位の長さは先皮2から少年用
で約25cm、大人用で30cm程であるが、この部位
を相手に当てるのは相手が動くこともあり、かなり難し
いため中結皮5から第二節14の間にも良く当たるので
ある。その結果、破損の99%以上は先端12から第二
節14の間に集中するのである。天然竹製竹刀を用い
て、試合や練習で打ち合いをすると相手の竹刀や面の前
部に装着されている硬質金属製の面金に強く当たること
で、割子1aにささくれや割れが発生する。これが天然
竹製竹刀の大きな欠点で避けられないといえる。この浮
き上がったささくれや割れに気付かず試合や練習を続け
ると、面金の隙間から相手の顔や目に入り、怪我や失明
の原因ともなりかねず、まれには脳に達して死亡した最
悪のケースも報告されている。それでも、天然竹に勝る
竹刀がないため、ある程度の危険を承知で使用している
のが現状である。
部位に当たらずその他の部分で見事に当たったとしても
得点とはならない。打突部位の長さは先皮2から少年用
で約25cm、大人用で30cm程であるが、この部位
を相手に当てるのは相手が動くこともあり、かなり難し
いため中結皮5から第二節14の間にも良く当たるので
ある。その結果、破損の99%以上は先端12から第二
節14の間に集中するのである。天然竹製竹刀を用い
て、試合や練習で打ち合いをすると相手の竹刀や面の前
部に装着されている硬質金属製の面金に強く当たること
で、割子1aにささくれや割れが発生する。これが天然
竹製竹刀の大きな欠点で避けられないといえる。この浮
き上がったささくれや割れに気付かず試合や練習を続け
ると、面金の隙間から相手の顔や目に入り、怪我や失明
の原因ともなりかねず、まれには脳に達して死亡した最
悪のケースも報告されている。それでも、天然竹に勝る
竹刀がないため、ある程度の危険を承知で使用している
のが現状である。
【0006】そして竹刀Sの長さは少年用では3.6尺
以内、中学生用は3.7尺以内、高校生・大学生女子お
よび一般女性用では3.8尺以内、大学生男子と一般男
性用には3.9尺以内というように年齢、性別により細
かい規定がある。このように少年用の3.6尺≒1mか
ら一般男性用等の3.9尺≒1.18mと全体の長さが
違っても節は必ず五箇所である。竹刀1000本につい
て実地調査の結果、全体の長さにかかわりなく第一節1
3は先端12から30cm以内にあり、第二節14の位
置は少年用で45cm前後、その他は52cm以内に全
体の99%以上が納まっていた。
以内、中学生用は3.7尺以内、高校生・大学生女子お
よび一般女性用では3.8尺以内、大学生男子と一般男
性用には3.9尺以内というように年齢、性別により細
かい規定がある。このように少年用の3.6尺≒1mか
ら一般男性用等の3.9尺≒1.18mと全体の長さが
違っても節は必ず五箇所である。竹刀1000本につい
て実地調査の結果、全体の長さにかかわりなく第一節1
3は先端12から30cm以内にあり、第二節14の位
置は少年用で45cm前後、その他は52cm以内に全
体の99%以上が納まっていた。
【0007】また、一般に割子1a4枚に囲まれた竹刀
本体1の先端部分から、おおむね正方形の中空1bが第
三節15まで続いている。内径は、先端から第三節15
に向かって徐々に大きくなっている。この中空1bが大
きい程、ささくれや割れが多くなるため、その解決策と
して、先端部分を出来る限り細くし、中空1bを無くす
る程に加工することが考えられた。しかし、竹刀先端部
は完成品の状態で面金の隙間に入ることのない太さにす
るために、中空1bは、先端12から第三節15まで必
ずある程度の大きさで存在することになる。このように
天然竹製竹刀は、ささくれや割れが避けられず破損箇所
の実に99%以上は先端12から第二節14の間に集中
する。要するに、前述の調査値である先端12から52
cmの間となる。
本体1の先端部分から、おおむね正方形の中空1bが第
三節15まで続いている。内径は、先端から第三節15
に向かって徐々に大きくなっている。この中空1bが大
きい程、ささくれや割れが多くなるため、その解決策と
して、先端部分を出来る限り細くし、中空1bを無くす
る程に加工することが考えられた。しかし、竹刀先端部
は完成品の状態で面金の隙間に入ることのない太さにす
るために、中空1bは、先端12から第三節15まで必
ずある程度の大きさで存在することになる。このように
天然竹製竹刀は、ささくれや割れが避けられず破損箇所
の実に99%以上は先端12から第二節14の間に集中
する。要するに、前述の調査値である先端12から52
cmの間となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような竹刀Sの宿
命的欠点を克服するために中空1b部分に入れる多種多
様の緩衝部材が発明考案され提案されてきた。その中で
も最も効果的と思われるものは、実開昭60−1221
77号の明細書に従来技術として開示されているもの
で、中空1b部分に充填するために30cm程の円柱状
の発泡合成樹脂製の内芯20を設け(図8)、長尺方向
に両面テープ21を貼り、竹刀本体1の割子1aの内側
に貼付するものである。
命的欠点を克服するために中空1b部分に入れる多種多
様の緩衝部材が発明考案され提案されてきた。その中で
も最も効果的と思われるものは、実開昭60−1221
77号の明細書に従来技術として開示されているもの
で、中空1b部分に充填するために30cm程の円柱状
の発泡合成樹脂製の内芯20を設け(図8)、長尺方向
に両面テープ21を貼り、竹刀本体1の割子1aの内側
に貼付するものである。
【0009】ところが、この手段では、竹刀Sの特徴で
ある「シナリ」によって割子1aと割子1aに隙間を生
じ、簡単に両面テープ21が剥離し内芯20が外に出て
しまうことがある(図9)。稽古中や試合中に発生すれ
ば中断して修理をしなければならない不都合が生じるこ
とになる。
ある「シナリ」によって割子1aと割子1aに隙間を生
じ、簡単に両面テープ21が剥離し内芯20が外に出て
しまうことがある(図9)。稽古中や試合中に発生すれ
ば中断して修理をしなければならない不都合が生じるこ
とになる。
【0010】そこで、上述の欠陥を補い改良したのが実
開昭60−122177号の考案である。これは、竹刀
Sの先端12から約10cmまでの中空部分に装着する
もので発泡合成樹脂製の内芯20に両面テープに代え移
動防止部材22(図10)を取り付けた緩衝装置であ
る。考案の詳細な説明によれば、両面テープによる剥離
はなく、先ゴム3も不要で、従来の三分の一程度の長さ
で良いため、竹刀本体1の先端部を軽量化することにな
り極めて効果的な装置であるという(図11)。
開昭60−122177号の考案である。これは、竹刀
Sの先端12から約10cmまでの中空部分に装着する
もので発泡合成樹脂製の内芯20に両面テープに代え移
動防止部材22(図10)を取り付けた緩衝装置であ
る。考案の詳細な説明によれば、両面テープによる剥離
はなく、先ゴム3も不要で、従来の三分の一程度の長さ
で良いため、竹刀本体1の先端部を軽量化することにな
り極めて効果的な装置であるという(図11)。
【0011】しかしこの考案は、前記した30cm長さ
の発泡合成樹脂製の内芯20を装着することの意味を理
解していない。前述のように、竹刀S破損箇所の殆どは
先端12から第二節14の間、全体として先端12から
50cm程度の間であることからすれば、先端12から
僅か10cm程度に装着するだけでは、竹刀本体1の先
端に装着する先ゴム3程度の効果しか期待できない。そ
のうえ、先ゴム3の代わりに全体を発泡合成樹脂とした
ために軽量化されたとあるが、これは従来の先ゴム3の
役割を理解していない。先ゴム3がゴムや合成樹脂の弾
力のある部材を使用する理由は、竹刀を打ち付けたとき
に割子1a同士がなるべくぶつからないようにすること
にある。ところが、上記考案はその逆であり、かえって
割子1aの破損する率は従来より高くなると思われる
(図11)。さらには、先皮2及び移動防止部材22は
破損し易い先端であり、技の一種の突きを多用すると一
段と損傷し易く、割子1aが面金から入り込む危険が高
くなる。
の発泡合成樹脂製の内芯20を装着することの意味を理
解していない。前述のように、竹刀S破損箇所の殆どは
先端12から第二節14の間、全体として先端12から
50cm程度の間であることからすれば、先端12から
僅か10cm程度に装着するだけでは、竹刀本体1の先
端に装着する先ゴム3程度の効果しか期待できない。そ
のうえ、先ゴム3の代わりに全体を発泡合成樹脂とした
ために軽量化されたとあるが、これは従来の先ゴム3の
役割を理解していない。先ゴム3がゴムや合成樹脂の弾
力のある部材を使用する理由は、竹刀を打ち付けたとき
に割子1a同士がなるべくぶつからないようにすること
にある。ところが、上記考案はその逆であり、かえって
割子1aの破損する率は従来より高くなると思われる
(図11)。さらには、先皮2及び移動防止部材22は
破損し易い先端であり、技の一種の突きを多用すると一
段と損傷し易く、割子1aが面金から入り込む危険が高
くなる。
【0012】続いて、次のような考案もある。すなわ
ち、ヘソの芯をゴム等の緩衝材製とし、かつ、20cm
以上に延長することにより破損を防止するとのものであ
る(実開平4−126575号)。しかし、この考案
は、前の二考案が避けている重量に関して軽視してい
る。すなわち、竹刀Sの先端部分は重くなってはなら
ず、装着する緩衝部材は軽くなければならないとの基本
的な考え方に相反するものである。緩衝部材を20cm
以上のゴム製部材にした場合、その重量は確実に50g
を越えてしまう。一方、竹刀Sは長さの規定と外に重量
に関しても、完成品(図7)の状態で中学生男子425
g以上、中学生女子400g以上、高校生男子470g
以上、高校生女子410g以上、大学生女子と一般女子
420g以上、大学生男子と一般男子は500g以上の
竹刀を使用しなければならないとの規定がある(199
5年現在)。
ち、ヘソの芯をゴム等の緩衝材製とし、かつ、20cm
以上に延長することにより破損を防止するとのものであ
る(実開平4−126575号)。しかし、この考案
は、前の二考案が避けている重量に関して軽視してい
る。すなわち、竹刀Sの先端部分は重くなってはなら
ず、装着する緩衝部材は軽くなければならないとの基本
的な考え方に相反するものである。緩衝部材を20cm
以上のゴム製部材にした場合、その重量は確実に50g
を越えてしまう。一方、竹刀Sは長さの規定と外に重量
に関しても、完成品(図7)の状態で中学生男子425
g以上、中学生女子400g以上、高校生男子470g
以上、高校生女子410g以上、大学生女子と一般女子
420g以上、大学生男子と一般男子は500g以上の
竹刀を使用しなければならないとの規定がある(199
5年現在)。
【0013】この重量規定は諸事情(体格の変化)によ
り、何回か改正され、現在に至っている。長年の経験に
より規定されたが、多くの剣士は有利な試合が展開でき
るように少しでも軽い竹刀を使用し、竹刀の重量を測定
しない練習試合には規定以下のものを使用することもあ
るという。初めて剣道に入門してから1年も継続して稽
古をすると、竹刀の重量は測らずとも正確に言い当てら
れるようになり、自分好みの竹刀のバランスも決まるよ
うになる。このように経験者であれば重量やバランスを
微妙な感覚で悟るので、竹刀Sの先端側の重量が50g
を超えると全体のバランスが大きく崩れ使用に耐えられ
ず、不快感すら覚えるのである。結局、このような重量
の重い緩衝装置は実用に耐えないものとなる。他にも、
緩衝装置としての発明ないし考案もあるが、その効果、
簡便性、コスト等に関して満足するものは提案、実用化
されていない。
り、何回か改正され、現在に至っている。長年の経験に
より規定されたが、多くの剣士は有利な試合が展開でき
るように少しでも軽い竹刀を使用し、竹刀の重量を測定
しない練習試合には規定以下のものを使用することもあ
るという。初めて剣道に入門してから1年も継続して稽
古をすると、竹刀の重量は測らずとも正確に言い当てら
れるようになり、自分好みの竹刀のバランスも決まるよ
うになる。このように経験者であれば重量やバランスを
微妙な感覚で悟るので、竹刀Sの先端側の重量が50g
を超えると全体のバランスが大きく崩れ使用に耐えられ
ず、不快感すら覚えるのである。結局、このような重量
の重い緩衝装置は実用に耐えないものとなる。他にも、
緩衝装置としての発明ないし考案もあるが、その効果、
簡便性、コスト等に関して満足するものは提案、実用化
されていない。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は前述の従来の
発明考案の欠点をクリアーし、必要な条件をすべて満た
すように、軽量で、簡単に装着でき、しかも堅牢に固定
されることにより、本来の目的である竹刀の割子のささ
くれや割烈、破損の発生を防ぐことにより安全性の向上
に資するばかりでなく、竹刀本体の寿命を延ばすように
したものである。そのためにこの発明に係る竹刀の要旨
とするのは、先端から第二節を越える長さを有する緩衝
部材を挿入する竹刀であって、緩衝部材の先端部は、軟
質で柔軟性のあるゴムまたはプラスチックから形成した
竹刀先端の被覆体と短い柱状の挿入体とし、本体部は発
泡ウレタンなどのような発泡樹脂からなる軽量芯体と
し、これら先端部と本体部を一体に構成し、本体部は第
一節及び第二節の内突起にて押えるようにしたことを特
徴とするものである。
発明考案の欠点をクリアーし、必要な条件をすべて満た
すように、軽量で、簡単に装着でき、しかも堅牢に固定
されることにより、本来の目的である竹刀の割子のささ
くれや割烈、破損の発生を防ぐことにより安全性の向上
に資するばかりでなく、竹刀本体の寿命を延ばすように
したものである。そのためにこの発明に係る竹刀の要旨
とするのは、先端から第二節を越える長さを有する緩衝
部材を挿入する竹刀であって、緩衝部材の先端部は、軟
質で柔軟性のあるゴムまたはプラスチックから形成した
竹刀先端の被覆体と短い柱状の挿入体とし、本体部は発
泡ウレタンなどのような発泡樹脂からなる軽量芯体と
し、これら先端部と本体部を一体に構成し、本体部は第
一節及び第二節の内突起にて押えるようにしたことを特
徴とするものである。
【0015】
【実施例】このような竹刀Sの欠点(ささくれ、割烈
等)を解消する緩衝部材30が図1のa〜eに示すもの
である。全長は調査の結果を踏まえ、55cm以上とし
て竹刀の先端12から第二節14を越える長さとした。
なお、少年用のものとしては長すぎれば切断して用いれ
ば足りる。この緩衝部材30は、先端部31本体部32
からなるものである。先端部31は従来の先ゴム3と同
様な形状(長さ約3cm)及び材質とするもので、やや
硬質であっても弾力性を備えたゴムまたは合成樹脂製の
ものとし、本体部32は発泡ウレタン樹脂、発泡スチロ
ール樹脂のような軽量の発泡樹脂製のもので形成する。
等)を解消する緩衝部材30が図1のa〜eに示すもの
である。全長は調査の結果を踏まえ、55cm以上とし
て竹刀の先端12から第二節14を越える長さとした。
なお、少年用のものとしては長すぎれば切断して用いれ
ば足りる。この緩衝部材30は、先端部31本体部32
からなるものである。先端部31は従来の先ゴム3と同
様な形状(長さ約3cm)及び材質とするもので、やや
硬質であっても弾力性を備えたゴムまたは合成樹脂製の
ものとし、本体部32は発泡ウレタン樹脂、発泡スチロ
ール樹脂のような軽量の発泡樹脂製のもので形成する。
【0016】竹刀本体1は先端12から第三節15に近
づくにつれ太くなるように製作されており、中空1bも
同様である。そのため緩衝部材30は全体として中空1
bの形状に合わせて先端部31より本体部32に向かっ
て太くすることにより、先端12から第二節14を越え
るまでの中空1bを埋めるようにする。そして、竹刀本
体1を構成する割子1aの各節には表面の突起に対応し
て内側にも突起を残している(図3参照)ので、第一節
13及び第二節14の内側突起13a、14aが本体部
32外周に圧接して押えるため外に飛び出すことがない
のである。
づくにつれ太くなるように製作されており、中空1bも
同様である。そのため緩衝部材30は全体として中空1
bの形状に合わせて先端部31より本体部32に向かっ
て太くすることにより、先端12から第二節14を越え
るまでの中空1bを埋めるようにする。そして、竹刀本
体1を構成する割子1aの各節には表面の突起に対応し
て内側にも突起を残している(図3参照)ので、第一節
13及び第二節14の内側突起13a、14aが本体部
32外周に圧接して押えるため外に飛び出すことがない
のである。
【0017】先端部31と本体部32は可能な限り一体
成形により形成することが望ましいが、これは分離して
割子1aから飛び出さないためであるので、例えば別途
製作して接着したり、嵌め合わせて接着剤で一体とする
など使用に際して一体性を損なわなければたりる。図2
は、この発明に係る竹刀Sの緩衝部材30の具体的な形
状を表わすもので、これらは先端部31の竹刀本体1の
端に被せる三分一球状の突先31aを共通にして形状を
変えたものである。突先31aは角型としても良い。a
bはほぼ円柱状とし、cdは角柱状、eは先端部31を
角柱状に、本体部32を円柱状としたものである。これ
らは先に述べたように基本的には先端部31から本体部
32に向けて順次太くするものであるが、bdは一様に
漸次太くなるようにしてあるが、その他は先端部31と
本体部32の継ぎ目には段差が生じるようにしてある。
成形により形成することが望ましいが、これは分離して
割子1aから飛び出さないためであるので、例えば別途
製作して接着したり、嵌め合わせて接着剤で一体とする
など使用に際して一体性を損なわなければたりる。図2
は、この発明に係る竹刀Sの緩衝部材30の具体的な形
状を表わすもので、これらは先端部31の竹刀本体1の
端に被せる三分一球状の突先31aを共通にして形状を
変えたものである。突先31aは角型としても良い。a
bはほぼ円柱状とし、cdは角柱状、eは先端部31を
角柱状に、本体部32を円柱状としたものである。これ
らは先に述べたように基本的には先端部31から本体部
32に向けて順次太くするものであるが、bdは一様に
漸次太くなるようにしてあるが、その他は先端部31と
本体部32の継ぎ目には段差が生じるようにしてある。
【0018】このように長い緩衝部材30であるので先
端部31が重くなり、竹刀のバランスが崩れるとの不安
もあるが、先端部31は従来の先ゴム3と同一又は同等
品のため約2〜5gの重量であり、本体部32は軽量の
発泡樹脂にて構成するので重量は8〜10gであるか
ら、緩衝部材30全体の総重量は10〜15g程度とな
る。仮に先端部分に全重量の15gが集中してもさほど
問題にならず、ましてやこの緩衝部材30は50cm以
上の長さがあるので、重量は第二節14付近まで分散す
ることになり、従来品と比べて違和感やバランスの崩れ
は問題とならないのである。
端部31が重くなり、竹刀のバランスが崩れるとの不安
もあるが、先端部31は従来の先ゴム3と同一又は同等
品のため約2〜5gの重量であり、本体部32は軽量の
発泡樹脂にて構成するので重量は8〜10gであるか
ら、緩衝部材30全体の総重量は10〜15g程度とな
る。仮に先端部分に全重量の15gが集中してもさほど
問題にならず、ましてやこの緩衝部材30は50cm以
上の長さがあるので、重量は第二節14付近まで分散す
ることになり、従来品と比べて違和感やバランスの崩れ
は問題とならないのである。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、この発明は前述の従
来の発明考案の欠点をクリアーし、必要な条件をすべて
満たすように、軽量で、簡単に装着でき、しかも堅牢に
固定されることにより、本来の目的である竹刀の割子の
ささくれや割れ、破損を防ぎ、竹刀本体の消耗を防ぎ安
全性の向上に資するために効果を発揮する。さらには、
長尺軽量であるので竹刀全体としての重量を増やさず、
バランスを崩すことがないので違和感なく用いることが
できるのである。
来の発明考案の欠点をクリアーし、必要な条件をすべて
満たすように、軽量で、簡単に装着でき、しかも堅牢に
固定されることにより、本来の目的である竹刀の割子の
ささくれや割れ、破損を防ぎ、竹刀本体の消耗を防ぎ安
全性の向上に資するために効果を発揮する。さらには、
長尺軽量であるので竹刀全体としての重量を増やさず、
バランスを崩すことがないので違和感なく用いることが
できるのである。
【図1】この発明に係る竹刀の断面図である。
【図2】竹刀に挿入する緩衝部材の正面図である。
【図3】竹刀の割子の斜視図である。
【図4】竹刀本体の斜視図である。
【図5】竹刀先端部の斜視図である。
【図6】竹刀本体以外の竹刀の構成部材を示す斜視図で
ある。
ある。
【図7】竹刀の正面図である。
【図8】従来の緩衝部材を挿入した竹刀の要部断面図で
ある。
ある。
【図9】図8の竹刀の使用状態を示す要部斜視図であ
る。
る。
【図10】別の竹刀の緩衝部材の斜視図である。
【図11】図10に示す緩衝部材の装着状態の断面図で
ある。
ある。
S 竹刀 1 竹刀本体 11 柄尻 12 先端 13 第一節 13a 内側突起 14 第二節 14a 内側突起 15 第三節 1a 割子 1b 中空 2 先皮 3 先ゴム 4 弦 5 中結皮 6 鍔 7 鍔止めゴム 8 柄皮 30 緩衝部材 31 先端部 31a 突先 32 本体部
Claims (3)
- 【請求項1】 先端から第二節を越える長さを有する緩
衝部材を挿入する竹刀であって、緩衝部材の先端部は、
軟質で柔軟性のあるゴムまたはプラスチックから形成し
た竹刀先端の被覆体と短い柱状の挿入体とし、本体部は
発泡ウレタンなどのような発泡樹脂からなる軽量の芯体
とし、これら先端部と本体部を一体に構成し、本体部は
第一節及び第二節の内突起にて押えるようにしたことを
特徴とする竹刀。 - 【請求項2】 先端部と本体部を一体に成型してなる緩
衝部材としたことを特徴とする請求項1記載の竹刀。 - 【請求項3】 先端部と本体部を別体に構成し、はめ合
わせ及びまたは接着することにより使用中に分離するこ
とがないように一体にしたことを特徴とする請求項1記
載の竹刀。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18321195A JP3299864B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 竹 刀 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18321195A JP3299864B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 竹 刀 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0910371A true JPH0910371A (ja) | 1997-01-14 |
| JP3299864B2 JP3299864B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=16131731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18321195A Expired - Fee Related JP3299864B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 竹 刀 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3299864B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6749770B2 (en) | 1998-01-13 | 2004-06-15 | Jeng H. Hwang | Method of etching an anisotropic profile in platinum |
| KR100497713B1 (ko) * | 2002-06-14 | 2005-06-29 | 이혜정 | 검도수련용 도검 및 그 제조방법 |
| JP7212828B1 (ja) * | 2022-09-20 | 2023-01-26 | 塩澤 好久 | 剣道竹刀素振り用練習器具 |
| JP7242154B1 (ja) * | 2023-01-13 | 2023-03-20 | 好久 塩澤 | 剣道握り及び素振り用グリップ |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP18321195A patent/JP3299864B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6749770B2 (en) | 1998-01-13 | 2004-06-15 | Jeng H. Hwang | Method of etching an anisotropic profile in platinum |
| KR100497713B1 (ko) * | 2002-06-14 | 2005-06-29 | 이혜정 | 검도수련용 도검 및 그 제조방법 |
| JP7212828B1 (ja) * | 2022-09-20 | 2023-01-26 | 塩澤 好久 | 剣道竹刀素振り用練習器具 |
| JP7242154B1 (ja) * | 2023-01-13 | 2023-03-20 | 好久 塩澤 | 剣道握り及び素振り用グリップ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3299864B2 (ja) | 2002-07-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |