JPH09103730A - 塗装用乾燥炉及び被塗物の乾燥方法 - Google Patents

塗装用乾燥炉及び被塗物の乾燥方法

Info

Publication number
JPH09103730A
JPH09103730A JP28648795A JP28648795A JPH09103730A JP H09103730 A JPH09103730 A JP H09103730A JP 28648795 A JP28648795 A JP 28648795A JP 28648795 A JP28648795 A JP 28648795A JP H09103730 A JPH09103730 A JP H09103730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heating zone
coating
infrared
drying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28648795A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Kazama
重徳 風間
Osamu Tanaka
修 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP28648795A priority Critical patent/JPH09103730A/ja
Publication of JPH09103730A publication Critical patent/JPH09103730A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】塗膜の硬化に要する時間を短縮する。 【解決手段】ボディーWに赤外線IRを輻射して加熱す
る輻射加熱ゾーン1と、当該輻射加熱ゾーン1を通過し
たボディーWに熱風HAを吹き出して加熱する対流加熱
ゾーン2とを有する。輻射加熱ゾーン1における放熱ダ
クト20とボディーWとの間に、赤外線透過断熱板30
が介装されており、放熱ダクト20と赤外線透過断熱板
30との間に、冷却用気体を通過させる冷却ダクト40
が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体又は
部品の塗装工程で用いられる塗装用乾燥炉及び被塗物の
乾燥方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の乾燥方法としては、従来より、
輻射パネルから発せられる赤外線を利用して塗膜を硬化
させる輻射加熱方式と、熱風を炉内に直接吹き出すこと
により塗膜を硬化させる対流加熱方式とが知られてい
る。
【0003】対流加熱方式は、熱効率の点で優れている
ものの、炉内に熱風を吹き出すため、炉内の塵埃が舞い
上がりウェット状態の塗膜に付着するという欠点があ
る。これに対して、輻射加熱方式は、塵埃の舞い上がり
は防止できるものの、熱効率の点で問題があり、また、
輻射加熱方式で乾燥できるのは赤外線が輻射されるボデ
ィーの外板に限られるので、内板を乾燥させる手段を別
途設ける必要がある。
【0004】そのため、従来の塗装用乾燥炉では、塗膜
がウェット状態にある乾燥初期時においては輻射加熱方
式、塗膜がある程度硬化した状態では対流加熱方式とい
う二段階の加熱方式が採られている。すなわち、乾燥炉
の入口側を輻射加熱ゾーンとし、出口側を対流加熱ゾー
ンとすることにより、両加熱方式の長所を生かすように
している。
【0005】このような二段階加熱方式の塗装用乾燥炉
において、輻射加熱ゾーンと対流加熱ゾーンとの設定温
度の関係は、例えば、標準加熱条件が140℃×20分
以上である自動車ボディー用の上塗り塗料や中塗り塗料
を乾燥させる場合には、輻射加熱ゾーンにおける輻射パ
ネルの表面温度を約200℃とし、対流加熱ゾーンの雰
囲気温度を約150℃としていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、塗膜を乾燥
させる場合には塗膜全体にわたって均一に昇温させるこ
とが肝要である。塗膜表面が昇温し過ぎると、塗料樹脂
の硬化速度が溶剤の蒸発速度よりも速くなって両者の均
衡が図れず、塗膜表面が先に硬化して、その後に内部か
ら溶剤蒸気が蒸発することになって、いわゆる「ワキ
(沸き)」あるいは「ピンホール」の原因となる。
【0007】上述した従来の塗装用乾燥炉の輻射加熱ゾ
ーンにおいては、輻射パネル表面の熱伝導によって雰囲
気温度が150℃にも達するため、この雰囲気温度によ
って塗膜表面の硬化が促進される。このような雰囲気温
度の上昇にともなう塗装欠陥を防止するため、輻射パネ
ルの表面温度は約200℃に制限され、これにより乾燥
初期時の昇温速度は10℃/分程度になっていた。
【0008】また、対流加熱ゾーンに吹き出される熱風
の風速を高めると、炉内の塵埃の舞い上がりによる塗膜
欠陥が増加するため、従来では熱風の風速は1m/分程
度に制限されていた。
【0009】しかしながら、輻射加熱ゾーンにおける昇
温速度及び対流加熱ゾーンにおける風速に制限が課され
ていることによって、乾燥炉の長さが必然的に長くなる
だけでなく、乾燥終了まで30分以上の通過時間を必要
としていた。特に、乾燥炉の通過時間が長いと、塗装条
件の適否のフィードバックを迅速に行うことができない
という問題があった。
【0010】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、塗膜の硬化に要する時間を
短縮することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の塗装用乾燥炉は、被塗物に赤外線を輻射し
て加熱する輻射加熱ゾーンと、当該輻射加熱ゾーンを通
過した被塗物に高温気体を吹き出して加熱する対流加熱
ゾーンとを有する塗装用乾燥炉であって、前記輻射加熱
ゾーンにおける前記赤外線の輻射源と前記被塗物との間
に、赤外線透過断熱材が介装されていることを特徴とす
る。
【0012】波長が0.8μm〜1000μmの赤外線
が被塗物に吸収されると、赤外線の電磁波エネルギーに
よって塗料の分子運動が活発となり、分子間に摩擦熱が
発生する。また、この電磁波エネルギーの吸収によって
分子間の衝突も激しくなり溶剤などの揮発が進行すると
同時に、塗料樹脂の架橋反応が起こる。この架橋反応に
よって高分子物質になったときに、この塗膜は乾燥硬化
したことになる。一般的な熱硬化型塗料は、赤外線をよ
く吸収するという性質があり、なかでも波長が5μm以
上の遠赤外線が顕著である。
【0013】本発明では、かかる赤外線を利用してウェ
ット状態の被塗物に塗布された塗膜を硬化させるが、赤
外線の輻射源と被塗物との間に赤外線透過断熱材が介装
されているので、輻射源から発せされた赤外線は赤外線
透過断熱材を透過して被塗物に照射され、上述したよう
に塗膜の硬化が進行するものの、輻射源の熱は赤外線透
過断熱材で遮断されるため、炉内の雰囲気温度の上昇を
抑制することができる。つまり、雰囲気温度の上昇にと
もなって被塗物表面が過熱されることはないので、ワキ
やピンホールなどの塗装欠陥が生じることなく輻射源の
赤外線エネルギーを大きくすることができ、その結果、
輻射加熱ゾーンにおける昇温速度を速くすることがで
き、初期加熱時間の短縮化が達成される。
【0014】また、上述した赤外線の輻射加熱によって
被塗物がウェット状態を脱すると、対流加熱によって塗
膜の硬化が促進されるが、本発明の塗装用乾燥炉では、
輻射加熱によって十分に塗膜が硬化しているので、対流
加熱ゾーンにおける高温気体の風速を高めることがで
き、その結果、塗膜の硬化に要する時間を短縮すること
ができる。特に、自動車の車体の場合には、対流加熱ゾ
ーンにおける塵埃の付着は主に外板に生じ易いが、この
外板の塗膜は輻射加熱により十分に硬化しているので、
対流加熱ゾーンの風速を高めても何ら問題は生じない。
逆に、風速を上げることによって被塗物全体の昇温を均
一にすることができるので、相乗的に硬化時間の短縮化
を達成できる。
【0015】本発明の塗装用乾燥炉において、前記赤外
線の輻射源と前記赤外線透過断熱材との間に、冷却用気
体を通過させる冷却流路を設けることがより好ましい。
赤外線の輻射源と赤外線透過断熱材との間に冷却流路を
設けることにより、輻射源から炉内への伝熱をより遮断
することができるので、輻射源の赤外線エネルギーをさ
らに大きくすることができ、その結果、輻射加熱ゾーン
における昇温速度をさらに速くすることができ、初期加
熱時間をより短縮化することができる。
【0016】本発明に係る赤外線の輻射源としては、ハ
ロゲンランプなどの近赤外線ランプ、カンタル線を用い
た中赤外線ランプなど、種々のものを用いることができ
る。なかでも、高温気体が流れる放熱流路、例えば金属
パイプやボックスパネル内に熱風を流す遠赤外線ヒータ
を用いるとコスト的に有利である。
【0017】また、高温気体が流れる放熱流路を赤外線
の輻射源とした場合には、冷却流路を通過した気体と放
熱流路を通過した高温気体との間で熱交換し、冷却流路
を通過した気体を対流加熱ゾーンへ導入することがより
好ましい。かかる気体回路を有することにより、放熱流
路を通過して排気される高温気体の熱量を有効に回収す
ることができるからである。
【0018】また、上記目的を達成するために、本発明
の被塗物の乾燥方法は、被塗物に赤外線を輻射して加熱
する輻射加熱工程と、前記被塗物に高温気体を吹き出し
て加熱する対流加熱工程とを有する被塗物の乾燥方法で
あって、前記輻射加熱工程において、被塗物の加熱温度
が標準加熱温度以上であり、かつ雰囲気温度が前記標準
加熱温度より低温であることを特徴とする。
【0019】輻射加熱工程において被塗物の加熱温度を
標準加熱温度以上とし、かつ雰囲気温度を標準加熱温度
より低温に維持すると、塗膜の硬化は赤外線の電磁波エ
ネルギーのみによって進行し、塗膜の内部と塗膜の表面
とが均一に硬化するため、ワキやピンホールの発生が防
止できる。また、これにより赤外線の電磁波エネルギー
を大きくすることにより塗膜の硬化時間を短縮すること
ができる。
【0020】本発明の被塗物の乾燥方法において、被塗
物の加熱温度を標準加熱温度以上とし、かつ雰囲気温度
を標準加熱温度より低温に維持する手段としては、例え
ば上述した赤外線透過断熱材や冷却流路などがある。
【0021】また、本発明の被塗物の乾燥方法におい
て、対流加熱工程における高温気体の風速を2m/分以
上とすることがより好ましい。既述したように、輻射加
熱工程で外板塗膜が十分に硬化しているので、対流加熱
工程の風速を高めても塵埃付着の問題は生じることはな
く、逆に風速を上げることによって被塗物全体の昇温を
均一にすることができるので、相乗的に硬化時間の短縮
化を達成できるからである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態である
塗装用乾燥炉を側面から示す断面図、図2は図1のA−
A線及びB−B線に沿う断面図である。
【0023】まず、本実施の形態である塗装用乾燥炉1
00は、図1に示すようにいわゆる山型炉であって入口
側に輻射加熱ゾーン1が設けられ、出口側に対流加熱ゾ
ーン2が設けられている。これら輻射加熱ゾーン1と対
流加熱ゾーン2との長さの関係は、輻射加熱ゾーン1の
通過時間が約1〜2分、対流加熱ゾーン2の通過時間が
約5〜8分となるように形成されている。
【0024】輻射加熱ゾーン1においては、図1及び図
2のA−A断面図に示すように、炉体10の両側壁に放
熱ダクト20が炉体10の長手方向に沿ってそれぞれ設
けられており、この放熱ダクト20の内部には、バーナ
ー54で加熱された熱風が流される。図2に示す例で
は、放熱ダクト20は、被塗物であるボディーWの塗面
に赤外線IRが効率よく輻射されるように、炉体10の
側壁の中央部分にのみ設けられているが、炉体10の側
壁全面に設けてもよく、また炉体10の側壁以外の例え
ば天井や床面に設けることもできる。
【0025】輻射加熱ゾーン1において、上述した放熱
ダクト20とボディーWとの間には、赤外線透過断熱板
30が介装されている。この赤外線透過断熱板30は、
例えば石英硝子、セラミック硝子などの赤外線IRを透
過させるとともに断熱性に優れた材料から構成されてい
る。赤外線透過断熱板30の形状は特に限定されない
が、放熱ダクト20の表面から炉内へ伝わる熱を効率よ
く遮断する構造であることが望ましい。本実施の形態で
は、赤外線透過断熱板30を炉体10の側面全域にわた
って設けることにより、放熱ダクト20の表面からの熱
がボディーWに伝わるのを防止している。
【0026】この赤外線透過断熱板30によって放熱ダ
クト20の表面から伝わる熱は防止されるものの、本実
施の形態では、この熱の伝達をより防止するために、放
熱ダクト20と赤外線透過断熱板30との間に、外気が
導入される冷却ダクト40が設けられている。この冷却
ダクト40は、放熱ダクト20の表面温度を低下させる
ために設けられており、したがって、放熱ダクト20の
表面の全域にわたって設けることが望ましい。
【0027】本実施の形態である塗装用乾燥炉100の
対流加熱ゾーン2においては、図1及び図2のB−B断
面図に示すように、炉体10の側壁下部には吹出ダクト
12が炉体10の長手方向に沿って設けられており、一
方、炉体10の側壁上部には吸込ダクト14が同じく炉
体10の長手方向に沿って設けられている。吹出ダクト
12には、熱交換器57を通過した熱風HAが導入さ
れ、この吹出ダクト12から炉内へ当該熱風HAが吹き
出され、一方、炉内の熱風は、吸込ダクト14から吸い
込まれてバーナー54で再加熱されたのち放熱ダクト2
0へ導かれる。
【0028】本実施の形態である塗装用乾燥炉100の
気体回路50は以下のように構成されている。すなわ
ち、外気はダクト59を介してファン60によって吸い
込まれ、ダクト61により輻射加熱ゾーン1の冷却ダク
ト40に導入される。この冷却ダクト40を通過した空
気は、放熱ダクト20を通過した熱風と熱交換器57に
よって熱交換されて昇温されたのち、対流加熱ゾーン2
の吹出ダクト12内へ導かれる。これにより、放熱ダク
ト20を通過した熱風の廃熱を有効に回収することがで
きる。一方、対流加熱ゾーン2の炉内の熱風は、吸込ダ
クト14からファン52によりダクト51を介してバー
ナー54に導かれ、再加熱されたのち、ダクト55を介
して放熱ダクト20に導入される。炉内の空気は塗料の
揮発溶剤を多く含んでいるので、本実施の形態のように
対流加熱ゾーン2内の空気をバーナー54で再燃焼させ
ることにより、有機溶剤を分解することができ炉内の汚
染を防止できる。
【0029】なお、被塗物であるボディーWは、塗装台
車5に搭載された状態でコンベアなどの搬送手段で炉内
を搬送される。
【0030】次に作用を説明する。まず、輻射加熱ゾー
ン1の放熱ダクト20内に300℃〜500℃の熱風を
導入することにより遠赤外線を発生させ、ボディーWの
塗膜を輻射加熱する。これにより、従来の乾燥方法では
10℃/分であった昇温速度を約50℃/分まで高める
ことができる。
【0031】ただし、放熱ダクト20内に300℃〜5
00℃の熱風を流すと、放熱ダクト20の表面温度が2
50℃〜450℃にまで上昇し、塗膜表面の硬化を促進
してワキやピンホールの塗装欠陥を生じるおそれがあ
る。しかしながら、本実施の形態である塗装用乾燥炉1
00では、放熱ダクト20とボディーWとの間に赤外線
透過断熱板30が介装され、さらに放熱ダクト20の表
面温度を低下させる冷却ダクト40が設けられているの
で、放熱ダクト20の表面の熱は遮断され、炉内の雰囲
気温度を120℃以下に抑制することができる。これに
より、輻射加熱ゾーンの通過時間を従来の約10分から
1〜2分程度まで短縮することができる。
【0032】次に、輻射加熱ゾーン1を通過したボディ
ーWは、対流加熱ゾーン2に送られる。この対流加熱ゾ
ーン2では、吹出ダクト12から約150℃の熱風を風
速2m/分以上、好ましくは3〜10m/分で吹き出
し、塗膜の硬化を進行させる。特に、自動車のボディー
の場合には、対流加熱ゾーンにおける塵埃の付着は主に
外板に生じ易いが、この外板の塗膜は輻射加熱ゾーン1
を通過することにより十分に硬化しているので、対流加
熱ゾーン2の風速を高めても何ら問題は生じない。逆
に、風速を上げることによってボディー全体の昇温を均
一にすることができるので、硬化時間の短縮化を相乗的
に達成でき、従来20分であった通過時間を5〜8分程
度まで短縮することができる。
【0033】なお、以上説明した実施の形態は、本発明
の理解を容易にするために記載されたものであって、本
発明を限定するために記載されたものではない。したが
って、上記の実施の形態に開示された各要素は、本発明
の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む
趣旨である。例えば、本発明に係る赤外線の輻射源とし
ては、上述した放熱ダクト20による場合以外にも、ハ
ロゲンランプなどの近赤外線ランプ、カンタル線を用い
た中赤外線ランプなど、種々のものを用いることができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、赤外
線の輻射源と被塗物との間に赤外線透過断熱材が介装さ
れているので、雰囲気温度の上昇にともなって被塗物表
面が過熱されることはなく、ワキやピンホールなどの塗
装欠陥が生じることなく輻射源の赤外線エネルギーを大
きくすることができる。その結果、輻射加熱ゾーンにお
ける昇温速度を速くすることができ、初期加熱時間の短
縮化が達成される。
【0035】また、本発明では、輻射加熱によって十分
に塗膜が硬化しているので、対流加熱ゾーンにおける高
温気体の風速を高めることができ、その結果、塗膜の硬
化に要する時間を短縮することができる。
【0036】本発明の塗装用乾燥炉において、前記赤外
線の輻射源と前記赤外線透過断熱材との間に、冷却用気
体を通過させる冷却流路を設けることにより、輻射源か
ら炉内への伝熱をより遮断することができるので、輻射
源の赤外線エネルギーをさらに大きくすることができ、
その結果、輻射加熱ゾーンにおける昇温速度をさらに速
くすることができ、初期加熱時間をより短縮化すること
ができる。
【0037】また、高温気体が流れる放熱流路を赤外線
の輻射源とした場合には、冷却流路を通過した気体と放
熱流路を通過した高温気体との間で熱交換し、冷却流路
を通過した気体を対流加熱ゾーンへ導入することによ
り、放熱流路を通過して排気される高温気体の熱量を有
効に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である塗装用乾燥炉を側面
から示す断面図である。
【図2】図1のA−A線及びB−B線に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
1…輻射加熱ゾーン 2…対流加熱ゾーン 5…塗装台車 10…炉体 12…吹出ダクト(対流ゾーン) 14…吸込ダクト(対流ゾーン) 20…放熱ダクト(赤外線の輻射源(放熱流路)) 30…赤外線透過断熱板(赤外線透過断熱材) 40…冷却ダクト(冷却流路) 50…気体回路 51,53,55,56,58,59,62,63…ダ
クト 52,60…ファン 54…バーナー 57…熱交換器 100…塗装用乾燥炉 W…ボディー(被塗物) IR…赤外線 HA…熱風(高温気体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F26B 23/04 F26B 23/04 C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被塗物に赤外線を輻射して加熱する輻射加
    熱ゾーンと、当該輻射加熱ゾーンを通過した被塗物に高
    温気体を吹き出して加熱する対流加熱ゾーンとを有する
    塗装用乾燥炉であって、前記輻射加熱ゾーンにおける前
    記赤外線の輻射源と前記被塗物との間に、赤外線透過断
    熱材が介装されていることを特徴とする塗装用乾燥炉。
  2. 【請求項2】前記赤外線の輻射源と前記赤外線透過断熱
    材との間に、冷却用気体を通過させる冷却流路が設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の塗装用乾燥
    炉。
  3. 【請求項3】前記赤外線の輻射源は、高温気体が流れる
    放熱流路であることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の塗装用乾燥炉。
  4. 【請求項4】前記冷却流路を通過した気体が、前記放熱
    流路を通過した高温気体との間で熱交換されたのち前記
    対流加熱ゾーンへ導入される気体回路を有することを特
    徴とする請求項3に記載の塗装用乾燥炉。
  5. 【請求項5】被塗物に赤外線を輻射して加熱する輻射加
    熱工程と、前記被塗物に高温気体を吹き出して加熱する
    対流加熱工程とを有する被塗物の乾燥方法であって、前
    記輻射加熱工程において、被塗物の加熱温度が標準加熱
    温度以上であり、かつ雰囲気温度が前記標準加熱温度よ
    り低温であることを特徴とする被塗物の乾燥方法。
  6. 【請求項6】前記対流加熱工程において、前記高温気体
    の風速が2m/分以上であることを特徴とする請求項5
    に記載の被塗物の乾燥方法。
JP28648795A 1995-10-06 1995-10-06 塗装用乾燥炉及び被塗物の乾燥方法 Pending JPH09103730A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28648795A JPH09103730A (ja) 1995-10-06 1995-10-06 塗装用乾燥炉及び被塗物の乾燥方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28648795A JPH09103730A (ja) 1995-10-06 1995-10-06 塗装用乾燥炉及び被塗物の乾燥方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09103730A true JPH09103730A (ja) 1997-04-22

Family

ID=17705045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28648795A Pending JPH09103730A (ja) 1995-10-06 1995-10-06 塗装用乾燥炉及び被塗物の乾燥方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09103730A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2797944A1 (fr) * 1999-08-27 2001-03-02 Sleever Int Four-tunnel a elements infrarouges
JP2002320898A (ja) * 2001-04-25 2002-11-05 Yasui Seiki:Kk 塗工方法および塗工装置
GB2379179A (en) * 2001-08-31 2003-03-05 Honda Canada Inc Coating technique
JP2007510120A (ja) * 2003-10-22 2007-04-19 アイゼンマン マシーネンバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディト ゲゼルシャフト 対象を乾燥させるシステムと方法
JP2009052792A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Eco:Kk 近赤外線照射乾燥装置
JP2009119377A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Taikisha Ltd 塗装用乾燥方法及び塗装用乾燥装置
JP2012154584A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Toyota Motor Corp 乾燥装置
WO2013111511A1 (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 日本碍子株式会社 Petフィルムの表面に形成された塗膜の乾燥方法および塗膜乾燥炉
CN106643134A (zh) * 2015-10-30 2017-05-10 无锡市大业电器有限公司 一种滚筒洗衣机控制面板的烘烤转移装置
CN118179879A (zh) * 2024-03-12 2024-06-14 东方电气(福建)创新研究院有限公司 一种适用于线棒绝缘漆涂层的固化方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001016543A1 (fr) * 1999-08-27 2001-03-08 Sleever International Company Four-tunnel a elements infrarouges
FR2797944A1 (fr) * 1999-08-27 2001-03-02 Sleever Int Four-tunnel a elements infrarouges
JP2002320898A (ja) * 2001-04-25 2002-11-05 Yasui Seiki:Kk 塗工方法および塗工装置
GB2379179A (en) * 2001-08-31 2003-03-05 Honda Canada Inc Coating technique
GB2379179B (en) * 2001-08-31 2003-08-06 Honda Canada Inc Coating technique
US6946163B2 (en) 2001-08-31 2005-09-20 Honda of Canada Manufacturing a division of Honda Canada Inc. Coating technique
US7384482B2 (en) 2001-08-31 2008-06-10 Honda Of Canada Manufacturing, A Division Of Honda Canada Inc. Coating technique
JP4773357B2 (ja) * 2003-10-22 2011-09-14 アイゼンマン マシーネンバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディト ゲゼルシャフト 対象を乾燥させるシステムと方法
JP2007510120A (ja) * 2003-10-22 2007-04-19 アイゼンマン マシーネンバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディト ゲゼルシャフト 対象を乾燥させるシステムと方法
JP2009052792A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Eco:Kk 近赤外線照射乾燥装置
JP2009119377A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Taikisha Ltd 塗装用乾燥方法及び塗装用乾燥装置
JP2012154584A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Toyota Motor Corp 乾燥装置
WO2013111511A1 (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 日本碍子株式会社 Petフィルムの表面に形成された塗膜の乾燥方法および塗膜乾燥炉
US9188386B2 (en) 2012-01-23 2015-11-17 Ngk Insulators, Ltd. Method of drying coating film formed on pet film surface and coating film drying furnace
CN106643134A (zh) * 2015-10-30 2017-05-10 无锡市大业电器有限公司 一种滚筒洗衣机控制面板的烘烤转移装置
CN118179879A (zh) * 2024-03-12 2024-06-14 东方电气(福建)创新研究院有限公司 一种适用于线棒绝缘漆涂层的固化方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2391195A (en) Drier
CN102906521B (zh) 干燥方法
US4546553A (en) Radiant wall oven and process of drying coated objects
JP5450331B2 (ja) 赤外線を用いたガラス及び/又はガラスセラミックを均一に加熱するための方法及び装置
JPS62152564A (ja) 塗装用乾燥炉
US8367978B2 (en) Hybrid infrared convection paint baking oven and method of using the same
CN103328115A (zh) 形成于pet膜表面的涂膜的干燥方法及涂膜干燥炉
EP3165860A1 (en) Device and method for product drying
US20100227082A1 (en) Method and apparatus for paint curing
CN1317608C (zh) 对涂覆在载体上的一上色层进行加热和固定的方法和装置
JPH05138107A (ja) 塗装用乾燥炉
CN205701356U (zh) 一种天然气催化红外辐射的烘干固化装置
EP0854121B1 (en) Apparatus for curing a fiber having at least two fiber coating curing stages separated by a cooling stage
JP2712944B2 (ja) 塗装用乾燥炉
JPS5915370B2 (ja) 外装硬化方法
JPH081019Y2 (ja) 自動車ボディの輻射式乾燥炉
JP2019110029A (ja) エナメル線塗料の溶剤回収方法及び溶剤回収装置、並びにエナメル線の製造方法
JPH0684780A (ja) レジストの乾燥方法
JPS59105871A (ja) プレコ−トメタルの製造装置
JPH0523262Y2 (ja)
US20030061726A1 (en) Method for drying coatings on substrates for lamps
CN223683892U (zh) 一种uv固热胶加工的热固化炉
JPH065411Y2 (ja) 遠赤外線放射体を用いた材料加熱装置
JP2003211054A (ja) 塗装用フラッシュオフ装置
JPH0839577A (ja) 紫外線硬化型水性樹脂用の硬化装置