JPH0910444A - 玩具を用いた勝負判定方法および勝負を判定する玩具 - Google Patents

玩具を用いた勝負判定方法および勝負を判定する玩具

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JPH0910444A
JPH0910444A JP16091795A JP16091795A JPH0910444A JP H0910444 A JPH0910444 A JP H0910444A JP 16091795 A JP16091795 A JP 16091795A JP 16091795 A JP16091795 A JP 16091795A JP H0910444 A JPH0910444 A JP H0910444A
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battle
game
cord
toy
gear
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JP16091795A
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Kazuhiko Watanabe
一彦 渡辺
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Original Assignee
Asahi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、大きなスペースを必要とせずに、ど
のような場所でも対戦物を用いて勝ち負けを競う遊戯が
できる玩具を提供する。 【構成】本発明は、互いにフック部19を介して連結さ
れる一対の対戦物1a,1bに、紐10が巻かれたプー
リー11、紐10を引出すと巻かれるゼンマイ12、ゼ
ンマイ12の戻りにより双方が直列にラチェット33を
介して係止可能な分割式の回転軸16、ゼンマイ12の
戻る力を蓄えるフライホイール22を採用して、勝負を
競うようにした。具体的には、一対の対戦物1a,1b
を引き離す動作でゼンマイ12に動力を蓄え、同ゼンマ
イ12の戻りにより対戦物1a,1bを相互が連結され
るまで接近させ、その後はフライホイール22の力にて
対戦物1a,1bを回転軸回りに転がせ、フライホイー
ル22の力がなくなった時点で、対戦物1a,1bが倒
れた状態か否かで勝負を競うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに向き合う対戦物
を用いて勝ち負けを競う、玩具を用いた勝負判定方法お
よび勝負を判定する玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】幼児の玩具には、一組の対戦物を用いて
勝負を競う玩具がある。こうした玩具のほとんどの勝負
は、勝負を決める所定の大きさの枠線が設けられたステ
ージを用意し、この枠線で囲まれたステージ部分に、自
分を置き換えた対戦物、例えばゼンマイで動くキャラク
ターを模した対戦物と、相手を置き換えた対戦物、例え
ばゼンマイで動く異なるキャラクターを模した対戦物と
を載せて、双方を対戦させている。
【0003】従来では、例えば自分の対戦物と相手側の
対戦物とをゼンマイの力でぶつけ合わせ、そのときの挙
動により自分の対戦物か相手側の対戦物かが枠線を出る
か否かで、勝ち負けを競うことが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうした玩
具による勝負の判定は、ステージが置けるような大きな
スペースが確保されていないと行えないために、容易に
は対戦物を用いて遊べない難点があった。
【0005】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、大きなスペースを必要と
せずに、どのような場所でも対戦物を用いて勝ち負けを
競う遊戯ができる玩具を用いた勝負判定方法および勝負
を判定する玩具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載した発明は、複数の対戦物を索状体を
挟んで向き合せ、これら複数の対戦物を前記索状体の引
寄せにより互いに接近する方向へ移動させて、当該対戦
物相互をつなぎ、このつないだ部分を通じて、互いに相
手の対戦物に向き合う回転力を所定時間、加えて、所定
時間経過後、相手の対戦物が倒れたか否かで勝負を判定
させることにある。
【0007】同じく上記目的を達成するために請求項2
に記載した発明は、索状体を挟んで同索状体の両端側に
それぞれ向き合うように設けられた複数の対戦物を有
し、各対戦物は、互いに対向する部位に、対戦物相互を
つなぐ回転軸を有し、かつ内部に、索状体を引込むとと
もに回転軸をそれぞれ向き合う方向に所定時間、回転さ
せる駆動手段を有して、勝負を判定する玩具を構成した
ことにある。
【0008】請求項3に記載した発明は、上記目的に加
えて、異なる対戦物を用いても遊戯が容易に行えるよ
う、請求項2に記載した各対戦物を、両者間の中間から
分離・結合が自在なように構成したことにある。
【0009】請求項4に記載した発明は、上記目的に加
えて、興趣性に富む、転がる挙動が対戦物に起きるよう
に、請求項3に記載の各対戦物を、対戦物本体と、この
対戦物本体内に先端が外部に露出するように回転自在に
設けられた、先端側が分割されてなる回転軸と、プーリ
ーに巻かれて対戦物本体内に設けられ、先端が分割され
た基部側の軸部分内を摺動自在に貫通して外部に導出さ
れて、分割された先端側の軸部分に接続された索状体
と、分割された先端側の軸部分に設けられた、相手側の
対戦物を着脱自在に連結するための連結部と、対戦物本
体に設けられ、索状体を引込むとともに分割された基部
側の軸部分を所定時間、回転させる駆動手段と、索状体
の引込みにしたがって接近する先端側の軸部分と基部側
の軸部分を所定位置で係止させる係止部とを有し、連結
体同志の連結により、複数の対戦物相互が索状体を挟ん
で向き合い、駆動手段の駆動により、対戦物相互が係止
爪で係止されて回転軸を通じ相手の対戦物に索状体回り
の互いに向き合う回転力を与えるように構成したことに
ある。
【0010】請求項5に記載した発明は、上記目的に加
えて、対戦物が転がる挙動で索状体がよれないようにす
るために、請求項4に記載の分割された先端側の軸部分
と索状体の先端部分とを索状体の軸回りに回転自在に接
続したことにある。
【0011】請求項6に記載した発明は、上記目的に加
え、電池など交換を要する部品を必要とせず、索状体を
引出すという遊戯の一部の動きを利用して、対戦物同志
を接近させる運動、所定時間の間、対戦物を転がす運動
に行わせるために、請求項4に記載の駆動手段を、プー
リーに巻かれた索状体を本体外へ引出すに伴いばね力が
蓄積され、索状体を戻す方向に付勢するゼンマイと、分
割された基部側の軸部分とつながるフライホイールと、
ゼンマイが戻るときのみゼンマイに蓄積された力をフラ
イホールへ伝達する動力伝達機構とを有して構成したこ
とにある。
【0012】請求項7に記載した発明は、上記目的に加
え、簡単な構造でフライホイールの動力伝達路を入切す
るために、請求項6の記載の動力伝達機構を、プーリー
に接続された原動側の歯車と、この駆動側の歯車と所定
距離、離れた位置に並行に設けた、分割された基部側の
軸部分とつながる従動側の歯車と、原動側の歯車と噛合
いながら従動側の歯車との間に移動自在に配設された中
間歯車とを有して構成したことにある。
【0013】請求項8に記載した発明は、上記目的に加
え、対戦物を転がりやすくするために、請求項6に記載
のフライホイールを、対戦物の重心位置が高く設定なる
よう、対戦物本体内の高い位置に配設したことにある。
【0014】
【作用】請求項1に記載した発明によると、向かい合う
各対戦物は、両対戦物間の中間地点で連結されて、同地
点で相反する方向へ転がる。そして、所定時間が経過し
て対戦物が転がらなくなったとき、両者の対戦物のうち
の一方が倒れたままであるか否かで、勝負は判定され
る。
【0015】これにより、従来のようにステージが置け
るような大きなスペースが確保されてなくとも、どのよ
うな場所でも勝負を競う遊びが行えるようになる。請求
項2に記載した発明によると、勝負判定の遊戯を行うと
きは、各対戦物の駆動手段を作動させ、索状体の両端側
に在る対戦物を駆動する。
【0016】すると、各対戦物は接近する方向へ移動
し、対戦物間の中間地点において、対戦物相互が回転軸
を介してつながる。これにより、回転軸からの回転力が
相手側の対戦物に与えられる。
【0017】ここで、両回転軸からは向き合う方向の回
転力が作用しているから、各対戦物は同地点において相
反する方向に転がるようになる。そして、所定時間が経
過して対戦物が転がらなくなったとき、両者の対戦物の
うちの一方が倒れたままであるか否かで、勝負は判定さ
れる。
【0018】これにより、請求項1のときに述べたのと
同様、どのような場所でも勝負を競う遊びが行えるよう
になる。請求項3に記載した発明によると、対戦物の片
側を分離し、これに代えて異なる対戦物を結合させれ
ば、上記した遊戯は異なる対戦物に対しても行えるよう
になる。
【0019】請求項4に記載した発明によると、勝負判
定の遊戯を行うときは、対戦物の回転軸先端に在る連結
体を介して、遊戯をしようとする各対戦物を連結する。
ついで、両対戦物を引き離して向き合わせる。
【0020】これにより、両対戦物からは索状体が繰り
出され、各索状体を挟んで向き合うように配置される。
この後、駆動手段を動作させる。
【0021】すると、索状体が各対戦物内へ引込まれ
る。この挙動により、各対戦物は、接近する方向へ、分
割された軸部分同志(回転軸)が係止するまで移動す
る。分割された軸部分同志(回転軸)が係止を始める
と、各対戦物の回転軸から伝わる回転力が係止爪、連結
体による連結部分を通じて、相手側の対戦物に与えられ
る。
【0022】ここで、係止した部分に作用している向き
合う方向の回転力は、係止爪を解除する方向に作用し
て、係止爪間で空回りを起こすようになる。この挙動に
より各対戦物は、中間地点で止まりながら、相反する方
向に転がる。
【0023】このとき、索状体は回転軸内を貫通してい
るから、各対戦物は、索状体が妨げにはならずに、回転
軸を支点として連続して転がるという挙動を表す。幼児
には、この挙動が、興味ある面白い動きとして、捉えら
れる。
【0024】所定時間が経過して、駆動手段が停止する
と、対戦物が転がらなくなる。そして、その時点で、両
者の対戦物のうちの一方が倒れたままであるか否かを見
れば、勝負は判定される。
【0025】請求項5に記載した発明によると、索状体
は、上記対戦物の転がりに伴い、ねじられるような挙動
を示す。このとき、この索状体の先端部が接続されてい
る回転軸の先端部分は、索状体とはその索状体の軸回り
に回転自在となっているから、索状体で生じるねじり
は、そのまま逃げてしまう。
【0026】これにより、対戦物が転がる挙動で、索状
体はよれないようになる。請求項6に記載した発明によ
ると、勝負判定の遊戯の中で行われる、対戦物の連結
後、対戦物の相互間を離す操作を利用して、各対戦物内
に在るゼンマイが巻かれる。
【0027】これにより、対戦物を接近させるのに必要
な運動エネルギー、対戦物を転がすのに必要な運動エネ
ルギーが、ばね力としてゼンマイに蓄積される。対戦物
を離す操作を終えて、各対戦物をフリーな状態にする
と、このゼンマイに蓄積されたばね力は、プーリーに同
プーリーを戻す方向に付勢する力として伝達されるとと
もに、動力伝達機構,フライホールを介して回転軸の基
部側に伝達される。
【0028】このプーリーの戻りによる索状体の引込み
により、各対戦物は向き合いながら接近していく。と共
に、分割された回転軸の基部側の軸部分は回転する。各
対戦物において軸部分同志(回転軸)の係止が始まる
と、各対戦物の回転軸から伝わる回転力が係止爪、連結
体による連結部分を通じて、相手側の対戦物に与えられ
る。
【0029】各対戦物が中間地点で止まると、それ以上
はゼンマイが戻らなくなり、それ以降はフライホイール
に蓄積された力が回転軸を経て相手側の対戦物に与えら
れる。
【0030】ここで、係止した部分に作用している向き
合う方向の回転力は、係止爪を解除する方向に作用する
から、各対戦物は回転軸を支点として相反する方向に転
がる。
【0031】これら対戦物は、フライホイールの蓄積さ
れた運動エネルギーがなくなるまで、すなわちフライホ
イールが停止するまでの所定時間が経過すると、転がら
なくなり、勝負の判定に至る。
【0032】これにより、電池などの交換を要する部品
を必要とせずに、索状体を引出すという遊戯の一部の動
きを利用して、勝負判定の遊戯が行える。請求項7に記
載した発明によると、中間歯車は、索状体をプーリーか
ら引出すという遊戯の操作では、プーリーに連動して回
転する原動側の歯車の挙動を受けて、従動側の歯車から
離れる方向に変位する。
【0033】ここで、従動側の歯車は、フライホイール
につながっているから、この中間歯車の移動にしたがっ
て、原動側の歯車からフライホイールへの動力伝達は断
たれる。
【0034】これにより、索状体を引出す操作を行う
と、フライホイールは回転されずに、ゼンマイだけが巻
かれる。また引き離す操作を終えて、各対戦物をフリー
な状態にすると、中間歯車は、今度はゼンマイの力によ
り戻る方向に回転されるプーリーにしたがって逆方向に
回転する原動側の歯車の挙動を受けて、従動側の歯車へ
移動し、同従動側の歯車と噛合う。
【0035】これにより、原動側の歯車からフライホイ
ールへの動力伝達は接続され、ゼンマイに蓄えた力でフ
ライホイールを回転させつつ、分離された回転軸の基部
側の軸部分を回転させる。
【0036】各対戦物の軸部分同志(回転軸)の係止が
始まり、各対戦物が中間地点で止まると、それ以上はゼ
ンマイは戻らなくなり、プーリーへの動力伝達は断れ
る。すると、今度は中間歯車は、従動側の歯車の挙動を
受けて、同従動側の歯車から離れる方向に変位する。
【0037】つまり、中間歯車は従動側の歯車から離脱
し、原動側の歯車からフライホイールへの動力伝達は断
たれる。そして、中間地点で止まった以降は、フライホ
イールに蓄積された力が、勝負判定を行う対戦物を転が
す力として、各対戦物に与えられる。
【0038】こうした中間歯車の挙動を利用した簡単な
構造で、フライホイールの動力伝達路は入切りされるよ
うになる。請求項8に記載した発明によると、対戦物
は、フライホイールが高い位置にあることにより、重心
位置が高くなって、転びやすい不安定となるから、フラ
イホイールからの力で、勝負判定に必要な対戦物が転が
るという挙動が得られやすくなる。
【0039】
【実施例】以下、本発明を図1ないし図11に示す第1
の実施例にもとづいて説明する。図1は、本発明を適用
した、勝負を判定する玩具、例えば一組の対戦物1a,
1bを連結させて、勝負の判定を可能とした玩具1の全
体を示している。
【0040】勝負を競う対戦物1a,1bには、例えば
自動車(車両)を模した車両形の対戦物が用いてある。
これら対戦物1a,1bは、相互間、すなわち中間で分
離・結合が自在に行われるように構成してある。
【0041】対戦物1a,1bは、いずれも同じ構造
で、このうちの片側、例えば対戦物1aの構造が図2〜
図8に示してある。この対戦物1aの構造について説明
すると、図2中2は対戦物本体(以下、単に本体と称す
る)である。
【0042】この本体2は、自動車の下部側を構成して
いる駆動ユニット3と、この駆動ユニット3と組合う、
自動車の上部側を構成しているボディ4とを有して構成
されている。
【0043】駆動ユニット3には、勝負を競うのに必要
な各種機構が内蔵されている。その内蔵された各機構の
構造が図3および図4に示されている。駆動ユニット3
について説明すれば、5は駆動ユニット3のケーシング
である。
【0044】ケーシング5は、上側が開口した例えば前
後方向が幅方向より長い箱形のケース5aとこのケース
5aの上部開口を閉塞するカバー5bとを有して構成し
てある。なお、カバー5bは、複数のねじ6で、ケース
5aの開口端に固定してある。
【0045】ケース5aの前後方向両端には、係合部分
としての固定用の係止枠7が複数個、突設してある。ボ
ディ4は、これら係止枠7にボディ4の下端に設けた爪
部4aを係合させることで固定してある。
【0046】またケース5aの幅方向両側には、自動車
のタイヤに相当する複数個の車輪8が回転自在に設けら
れていて、駆動ユニット3を前後方向に移動自在に支持
してある。
【0047】ケース5a内の後部側には、例えば幅方向
中央に位置して、上方が開口した有底筒形の収容室9が
形成されている。この収容室9内の開口側には、索状
体、例えば長尺な紐10が巻付けられたプーリー11が
収容されている。
【0048】このプーリー11の軸心には回転軸11a
が貫通している。この回転軸11aの下端部は、収容室
9の底壁9aに設けた軸受部9bに回転自在に支持さ
れ、プ−リー11の全体を回転自在に支持している。
【0049】またプーリ−11の下部と底壁9aとで囲
まれる収容室9の偏平な空間部分には、渦巻状に巻かれ
たゼンマイ12が収容されている。このゼンマイ12
は、一端となる内周側の端部が回転軸11aの軸部分に
設けたばね支持座13に支持され、他端となる外周側の
端部が収容室9の内面部分に支持されている。
【0050】これにより、プーリー11から紐10を繰
り出すと、繰り出し量に応じて蓄えられたばね力で、紐
10が戻す方向に付勢されるようにしてある。なお、支
持座13と回転軸11aとの間には、回転軸11aから
加わる過負荷を逃がす機構、例えばワンウェイクラッチ
14が介装してある。
【0051】さらにプーリー11の上部には、同プーリ
ー11の端壁を構成する円板部分の外周部に歯部を形成
してなる平歯車15(原動側の歯車に相当)が設けられ
ている。
【0052】またケース5a内の前部側には、例えば幅
方向中央に位置して、中空状の回転軸16がケース5a
の前後方向沿いに収容されている。この回転軸16は、
先端側が分割された二分割となっている。そのうちの基
部側の軸部分16aは、両側がケース5aの内部とケー
ス5aの前部側の周壁に設けた軸受17a,17bで回
転自在に支持されている。そして、軸部分16aの先端
側がケース5aの前部側の周壁から前方へ突出してい
る。この軸部分16aの後端部には、端面歯車18が設
けられている。
【0053】プーリー11に巻かれた紐10の先端部
は、この端面歯車18の軸心部から、軸部分16a内を
摺動自在に貫通している。なお、端面歯車18から入出
する紐部分は、ケース5aの内定面から突設されたガイ
ドポスト10aで、端面歯車18と干渉しないしないよ
うガイドしてある。
【0054】この紐10の先端は、軸部分16bの後端
部に接続されている。そして、軸部分16bは、常時は
紐10から伝わる初期のゼンマイ12のばね力により軸
部分16aの先端に弾接され、常時は軸部分16bの全
体を軸部分16aに対して直列に並ばせている。
【0055】また先端側の軸部分16bの先端部には、
連結部、例えばフック部19が形成されている。このフ
ック部19を用いて、図1に示されるように相手側の対
戦物1bと着脱自在(分離・結合が自在)に連結できる
ようにしてある。
【0056】このフック部19を用いて、ゼンマイ12
に遊戯に必要な駆動力(ばね力)を蓄えられるようにし
てある。すなわち、フック部19をつかんで紐10をケ
ース5a外へ引出せば、ゼンマイ12が縮んで、遊戯に
必要な駆動力(ばね力)が、プーリー11を通じて、ゼ
ンマイ12に蓄えられる。また図1に示されるようにフ
ック部19を用いて連結してある対戦物1a,1bの相
互を引き離して、図9に示されるように紐10を挟んで
互いに向き合うように対戦物1a,1bを配置しても、
同様に遊戯に必要な駆動力(ばね力)が、プーリー11
を通じて、ゼンマイ12に蓄えられる。
【0057】一方、ケース5aの開口側には、プーリー
11の上側、軸部分16aの上側、軸受17a,17b
の上側を覆うよう、フレームとしての中間プレート20
が着脱可能に装着されている。具体的には、中間プレー
ト20は、中間プレート20の周縁部の複数箇所に設け
た嵌合孔21aを、ケース5a側に形成した突起部21
bに嵌合させることによって、ケース5aの開口側に着
脱可能に支持してある。
【0058】なお、プーリー11の上側に突き出る回転
軸端は、この中間プレート20に回転自在に支持してあ
る。プーリー11の上側となる中間プレート20の板面
部分には、フライホイール22が縦向きに配置されてい
る。このフライホイール22は、中間プレート20の板
面部分に回転自在に縦向きで支持してあるピニオン歯車
23に接続されている。なお、フライホイール22とピ
ニオン歯車23との間には、ピニオン歯車23から加わ
る過負荷を逃がす機構、例えばワンウェイクラッチ22
aが介装してある。
【0059】この中間プレート20を用いた二階建式の
フライホイール支持構造により、重量の在るフライホイ
ール22を対戦物1aの全高のうちの高い位置に配置し
て、対戦物1aの重心位置を所定の高い位置に設定して
ある。
【0060】ピニオン歯車23は、中継歯車24(従動
側の歯車に相当)を介して、端面歯車18に接続されて
いる。具体的には、中継歯車24は、中間プレート20
の上側で、かつ軸心部が平歯車15と端面歯車18との
間に在るように配置された大径歯車24aと、この大径
歯車24aの軸心部から下方へ突き出た、大径歯車24
aと一体な小径歯車24bとを有して形成してある。そ
して、大径歯車24aがピニオン歯車23と噛合い、小
径歯車24bが中間プレート20のプレート部分を貫通
して端面歯車18と噛合っている。なお、20aは小径
歯車24bが貫通している中間プレート20の開口部を
示す。
【0061】中継歯車24は、ケース5a内のプーリー
11と端面歯車18との間に形成してある台部25から
上方へ突き出ている支持軸24cに回転自在に支持して
あり、小径歯車24bから入力される回転をフライホイ
ール22,端面歯車18へ伝えたり、フライホイール2
2からの回転を端面歯車18へ伝えられるようにしてあ
る。
【0062】この中継歯車24の小径歯車24bとプー
リー11の平歯車15とは、図7,図8に示されるよう
に並行に配置してある。またこれら間には、動力を所定
時期に断続する動力伝達機構27が設けられている。
【0063】この動力伝達機構27には、例えば小径な
飛込歯車26(中間歯車)を用いた機構を採用してあ
る。この動力伝達機構27について説明すれば、先の台
部25は、平歯車15の軸心と小径歯車24bの軸心と
の間を仮想線でむすんだとき、この線を境としてプーリ
ー11の戻り方向後側(上流側)となる片側に形成して
ある。
【0064】この台部25の上壁部分とこれに対向する
中間プレート20のプレート部分とには、それぞれプー
リー11の軸心を中心として円弧状に曲がる一対の長孔
28,28が形成されている。
【0065】飛込歯車26の両端からは支軸26a,2
6aが突き出ていて、これら支軸26a,26aが各長
孔28,28に摺動自在に嵌挿されている。飛込歯車2
6は、この嵌挿によって台部25と中間プレート20と
の間に介在されている。
【0066】長孔28,28は、曲がりが常に飛込歯車
26と噛合う状態を保ち、かつ長さが飛込歯車2が小径
歯車24bと噛合う位置から離脱する位置まで延びるよ
うな外形に定められている。
【0067】これにより、紐10が引出され、平歯車1
5が時計方向に回転すると、図8に示されるように飛込
歯車26が、平歯車15と噛合いながら、小径歯車24
bから離脱して、ゼンマイ12が巻かれるようにしてあ
る。
【0068】またゼンマイ12の力で紐10が戻され
て、平歯車15が反時計方向に回転すると、図8に示さ
れるように退避していた飛込歯車26が、小径歯車24
bと噛合い、ゼンマイ12の力を中継歯車24を通じ
て、フライホイール22へ伝えるようにしてあり、ゼン
マイ12が戻るときのみ、同ゼンマイ12に蓄えられた
ばね力をフライホイール22へ伝達させるようにしてあ
る。
【0069】これにより、ゼンマイ12が戻るときの
み、フライホイール22を回転させて、同フライホイー
ル22に運動エネルギーを蓄えるようにしてある。と共
に戻るゼンマイ12の力で、端面歯車18を通じて、回
転軸16の軸部分16aを回転させるようにしてある。
【0070】また飛込歯車26は、ゼンマイ12の動き
が止まるときなど、動力伝達が断たれると、回転してい
る小径歯車24bにより、小径歯車24bから離脱す
る。この機能を利用して、紐10の戻りが停止した後
は、フライホイール22に蓄えれたばね力で、フライホ
イール22に蓄えた運動エネルギーがなくなるまでの時
間(所定時間)の間、回転軸16の軸部分16aを回転
させるようにしてある。
【0071】また軸部分16aの先端面とこれに向き合
う軸部分16bの後端面とには、互いに噛合う係止爪、
例えば回転軸16の回転方向でのみ回転を伝える向きに
定めた多数の歯を有するラチェット29がそれぞれ形成
されている。
【0072】これにより、図9に示されるように離れた
位置にある対戦物1a,1bの相互が、紐10の戻りに
より接近して、図1に示されるように軸部分16a,1
6bに密接するようになると、互いに噛合うラチェット
33,33およびフック部19を通じて、このフック部
19につながる相手側の対戦物1bへ、回転軸16から
の回転を伝えるようにしてある。
【0073】ここで、互いに連結される対戦物1a,1
bは、同一な構造であるから、互いに向き合う回転が相
手側の対戦物に与えられる構造となる。ラチェット2
9,29の噛合いは、所定の回転力が入力されると、係
止が解除される挙動、すなわち紐10の張力に抗して軸
部分16a,16b間で空回りを起こすように設定され
ている。
【0074】これにより、ラチェット29,29、フッ
ク部19を通じて、対戦物1a,1bの相互が連結され
ると、図10に示されるように各対戦物1a,1bが、
それぞれ回転軸16を支点として、同回転軸16回りを
転がるようにしてある。
【0075】こうした動力源にゼンマイ12を用い、動
力伝達系に歯車15,18,23,24,26を用いた
構造にて、遊戯に必要な挙動を生み出す駆動装置29
(駆動手段に相当)を構成している。
【0076】つまり、駆動装置29は、プーリー11に
巻かれた紐10が引出されるときにゼンマイ12に蓄え
られるばね力を利用して、対戦物1a,1bの相互を連
結させるのに必要な紐10の引込みを行うとともに、対
戦物1a,1bを転がすのに必要な紐10回り(回転軸
16回り)の回転を所定時間、継続させるようにしてあ
る。
【0077】なお、紐10の先端部と軸部分16bとは
紐10の軸心回りに回転自在に接続されていて、回転軸
16aが回転しても、ねじれないようにしてある。具体
的には、例えば図5および図6に示されるように軸部分
16bには、壁部30が先端側に形成された有底状の軸
が採用され、この壁部30に紐10の先端部を貫通させ
て、紐先端に球部10bを形成して抜け止めとした構造
が用いてある。本実施例では、回転する方向の動きを損
なわず、かつ球部10bがフック部19による連結を妨
げないようにするために、球部10bと壁部30との間
の紐部分にワッシャ31が設け、同ワッシャ31の周部
を、壁部30の外側に向く面に設けたスリット状の規制
壁32で規制する構造が採用してある。
【0078】つぎに、このように構成された玩具の作用
を勝負判定方法と共に説明する。勝負判定の遊戯を行う
ときは、対戦(遊戯)しようとする二つの対戦物1a,
1bを用意する。なお、これら対戦物1a,1bは、同
一構造なので、構造上の優劣はない。
【0079】ついで、手指を使い、これら対戦物1a,
1bの相互を、まず、図1に示されるようにフック部1
9,19同志の係合によって連結して、向き合う状態に
配置する。
【0080】ついで、図9に示されるように両対戦物1
a,1bを引き離す。ここで、各対戦物1a,1bの軸
部16bは、いずれもプーリー11の紐10に接続して
あるから、引き離し操作にしたがい、各対戦物1a,1
bからはプーリー11に巻かれた紐10が引き出され
る。
【0081】このとき、飛込歯車26は、プーリー11
に連動して回転している平歯車15の挙動を受けて、図
8に示されるように中継歯車24の小径歯車24bから
離れる方向に変位しているから、フライホイール22は
回転されずに、ゼンマイ12だけが巻かれる。
【0082】これにより、対戦物1a,1bを接近させ
るのに必要な運動エネルギー、対戦物1a,1bを転が
すのに必要な運動エネルギーが、ばね力としてゼンマイ
12に蓄えられていく。
【0083】向かい合わせたまま遊戯に必要な量だけ、
対戦物1a,1bを引き離したならば、各対戦物1a,
1bから手指を離して、フリーな状態にする。すると、
ゼンマイ12に蓄えられたばね力が、プーリー11に同
プーリー11を戻す方向に付勢する力として伝達され
る。
【0084】つまり、各対戦物1a,1bのプーリー1
1は戻り方向に回転され、それぞれ紐10を巻き取って
いく。これにより、各対戦物1a,1bからの紐10
は、それぞれ対戦物内部へ引込まれていく。
【0085】この紐10の引込みにより、各対戦物1
a,1bは接近する方向へ向き合いながら移動してい
く。このとき、飛込歯車26は、図7に示されるように
逆方向に回転(戻る方向に回転されるプーリー11によ
る)する平歯車15の挙動を受けて、中継歯車24の小
径歯車24bへ移動し、同小径歯車24bと噛合ってい
る。
【0086】この噛合いより、平歯車15からの回転力
は、飛込歯車26、中継歯車24を経て、回転軸16の
軸部分16aへ伝達され、軸部分16aを回転させる。
また中継歯車26の回転は、ピニオン歯車23を通じ
て、フライホイール22へも伝達され、フライホイール
22を回転させる。これにより、ゼンマイ12からフラ
イホイール22へ運動エネルギー(対戦物1a,1bを
転がすエネルギー)を移している。
【0087】中間地点まで、双方の対戦物1a,1bが
移動すると、図1に示されるように軸部分16a,16
bにおいてラチェット同志の係止が始まる。すると、軸
部分16aからの回転力が、噛合うラチェット33,3
3、フック部19、19を通じて、相手側の対戦物に与
えられる。
【0088】と共に、押合いにより各対戦物1a,1b
の移動は同地点で止まる。この対戦物1a,1bの停止
により、それ以上はゼンマイ12は戻らなくなり、プー
リー11への動力伝達は断たれる。
【0089】すると、飛込歯車26は、図8に示される
ように中継歯車24の挙動を受けて、小径歯車24bか
ら離れる方向に変位する。つまり、飛込歯車26は、小
径歯車24bから離脱され、平歯車15からのフライホ
イール22への動力伝達を断つ。
【0090】これにより、中間地点で止まった以降は、
フライホイール22に蓄えられた力が、回転軸16を通
じて、相手の対戦物1a,1bに伝えられる。ここで、
各対戦物1a,1bのラチェット33,33間に作用し
ている互いに向き合う方向の回転力は、同ラチェット3
3,33間を解除する方向に作用するから、ラチェット
33,33間では空回りを起こすようになる。
【0091】こうした挙動により、各対戦物1a,1b
は、図10に示されるように中間地点で止まりながら、
回転軸16を支点として相反する方向に転がる。このと
き、紐10は回転軸16内を貫通して、同運動を妨げな
いようにしているから、回転軸16の軸心回りに連続し
て転がるという挙動が容易に表れるようになる。
【0092】幼児には、この挙動が、興味ある面白い動
きとして、捉えられる。こうした各対戦物1a,1bの
転がりは、フライホイール22で蓄えられた運動エネル
ギーがなくなるまで続く。
【0093】そして、フライホイール22が停止するま
での所定時間が経過して、各対戦物1a,1bが転がら
なくなったときの両者の体勢状態を見れば、勝敗が判定
される。
【0094】すなわち、転がらなくなった時点で、図1
0に示す対戦物1aのように立っている状態となってい
れば勝者とし、対戦物1bのように倒れた状態となって
いれば敗者となる。
【0095】つまり、両者の両者の対戦物1a,1bの
うちの一方が倒れたままであるか否かで、勝負は判定さ
れる。このような紐10の引寄せにより対戦物1a,1
bを、互いに接近する方向へ相互がつながるまで移動さ
せ、つないだ部分を通じて互いに向き合う回転力を所定
時間を与えて、所定時間経過後の対戦物1a,1bの状
態から勝負を判定する方法および玩具は、従来のように
ステージが置けるような大きなスペースが確保されてい
なくとも、対戦物1a,1bを離れた地点に置けるスペ
ースさえあれば、どのような場所でも勝負を競う遊びが
手軽に行うことができる。
【0096】また紐10を介して相互がつながる対戦物
1a,1bは、両者の中間(フック部19から)から分
離・結合が自在な構造にしてあるので、異なる対戦物
を、今在る対戦物1aあるいは対戦物1bに連結して、
違う対戦物をもつ違う相手と勝負を競う遊戯を行うこと
ができる。
【0097】しかも、対戦物1a,1bは、個々独立す
るので、勝負とは異なる遊び、例えば図11に示される
ような一基の対戦物1aを用いて、壁面35から突き出
た金具35aにフック部19を係止して、壁面35をゼ
ンマイ12の力で登らせるような遊びも行える。
【0098】また個々の対戦物1a,1bは、紐10が
通りかつ所定位置で両者が係止する分割式の回転軸16
の他、対戦相手を連結するフック部19、さらに紐10
を引込みとともに回転軸16を回転させる構造を採用し
て、紐10が妨げとならないよう、対戦物1a,1bが
回転軸16を支点として転がるようにしてあるので、興
趣性に富む、転がるという挙動が容易に得られる。
【0099】そのうえ、対戦物1a,1bは、先端側の
軸部分16bと紐10の先端部とが紐10の軸心回りに
回転自在に接続してあるので、たとえ対戦物1a,1b
の転がりに伴い、紐10がねじれたとしても、そのまま
逃げてしまうので、紐10がよれたりすることはない。
【0100】加えて、遊戯に必要なばね力を蓄えるゼン
マイ12、同ゼンマイ12が戻るときの力を蓄えるフラ
イホイール22を用いて、対戦物1a,1b相互を接近
させる運動と対戦物1a,1bを転がす運動とを行う構
造したので、電池など、交換を要する部品を必要とせず
に、紐10を引出すという遊戯の一部の動きを利用し
て、対戦物1a,1b同志を接近させる運動、同対戦物
1a,1bを所定時間の間、転がす運動を行わせること
ができる。
【0101】これに加え、飛込歯車26を用いて、フラ
イホイール22の動力伝達の入切りを行うようにする
と、簡単な構造ですむ。さらに、フライホイール22を
高い位置に配設すると、対戦物1a,1bは転がりやす
くなり、、常に安定した面白い挙動が得られるようにな
る。
【0102】なお、第1の実施例では、自動車を模した
対戦物1a,1bを用いたが、これに限らず、他の外形
を模した対戦物1a,1bを用いてもよい。例えば図1
2に示される第2の実施例のようにロボットの外形を模
した対戦物1a,1bでもよいし、図13に示される第
3の実施例のようなワニ,カバといった陸上の動物の外
形を模した対戦物1a,1bでもよいし、図14に示さ
れる第4の実施例のようなイルカ,サメといった水に関
係する動物の外形を模した対戦物1a,1bでもよく、
外形は何でもよい。
【0103】なお、図12〜図14において、第1の実
施例と同じ部分には同一符号を付してその説明を省略し
た。また上述した実施例では、いずれも紐を巻き取るこ
とで、対戦物1a,1bの相互を連結して勝敗の判定に
至るようにしているが、例えば紐10をたぐらせて、対
戦物1a,1bの相互を連結して勝敗の判定に至るよう
にしてもよいし、さらには一本の紐10の両端側に対戦
物1a,1bを設けて、紐10をたぐり寄せることによ
り、対戦物1a,1bの相互を連結して勝敗の判定に至
るようにしてもよい。
【0104】また上述した実施例では、フライホイール
22を用いた構造を採用したが、ゼンマイ12のばね力
だけで、対戦物1a,1bを転がせるようにしてもよい
し、ゼンマイ12の代わりにモータを用いて、勝敗判定
の遊戯に必要な動力を得るようにしてもよい。
【0105】また上述した実施例では、索状体に紐10
を用いた例を挙げたが、他の物を用いてもよい。さらに
上述した実施例では二基の対戦物を用いて勝敗を競う例
を挙げたが、これに限らず、紐10を介して向き合う体
勢が整って勝負が競えるのであれば、それ以上の対戦物
を用いてもよい。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように請求項1、請求項2
に記載の発明によれば、大きなスペースを必要とせず
に、どのような場所でも対戦物を用いて勝ち負けを競う
遊戯ができる。
【0107】請求項3に記載の発明によれば、上記請求
項2の発明の効果に加え、異なる対戦物を用いて、勝敗
判定の遊戯を行うことができるという効果を奏する。し
かも、対戦物を個々を用いて、壁面登りなどといった遊
戯も行うことができる効果もある。
【0108】請求項4に記載の発明によれば、上記請求
項3の発明の効果に加え、勝敗判定の遊戯の際、索状体
の影響を受けずに、興趣性に富む、対戦物が転がるとい
う挙動を得ることができる効果を奏する。
【0109】請求項5に記載の発明によれば、上記請求
項4の発明の効果に加え、対戦物が転がる挙動で索状体
がよれないようにすることができる効果を奏する。請求
項6に記載の発明によれば、上記請求項4の発明の効果
に加え、電池など交換を要する部品を必要とせず、索状
体を引出すという遊戯の一部の動きを利用して、対戦物
同志を接近させる運動、所定時間の間、対戦物を転がす
運動を行わせることができるという効果を奏する。
【0110】請求項7に記載の発明によれば、上記請求
項6の発明の効果に加え、簡単な構造でフライホイール
の動力伝達を入切することができるという効果を奏す
る。請求項8に記載の発明によれば、上記請求項6の発
明の効果に加え、対戦物を転がりやすくすることができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る勝負判定方法およ
び勝負を判定する玩具を説明するための斜視図。
【図2】対戦物の構造を説明するための斜視図。
【図3】同対戦物の内部の機構を説明するための側面
図。
【図4】同対戦物の内部機構を説明するたの駆動ユニッ
トの分解斜視図。
【図5】先端側の軸部分と紐との接続構造を説明するた
めの分解斜視図。
【図6】同接続されたときの状態を詳しく示す斜視図。
【図7】飛込歯車を用いたフライホイールの動力伝達の
入切系を、動力を接続した状態と共に示す平面図。
【図8】同じく動力が切れた状態を示す平面図。
【図9】紐を介して連結された一対の対戦物が、離れた
ときの状態を示す斜視図。
【図10】同対戦物が、ゼンマイ、フライホイールに蓄
えられた力で互いに連結されて転がったときの挙動を説
明するための斜視図。
【図11】単独の対戦物を用いた遊び方を説明するため
の斜視図。
【図12】第2の実施例の要部を説明するための斜視
図。
【図13】第3の実施例の要部を説明するための斜視
図。
【図14】第4の実施例の要部を説明するための斜視
図。。
【符号の説明】
1a,1b…対戦物 2…対戦物本体 3…駆動ユニット 4…ボディ 10…紐(索状体) 11…プーリー 12…ゼンマイ 15…平歯車
(原動側の歯車) 16…回転軸 16a,16b…軸部分 19…フック部(連結部) 18…端面歯車 22…フライホイール 23…ピニオン
歯車 24…中継歯車(従動側の歯車) 26…飛込歯車
(中間歯車) 27…動力伝達機構 29…駆動装置
(駆動手段) 33…ラチェット(係止爪)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の対戦物を索状体を挟んで向き合
    せ、 これら複数の対戦物を前記索状体の引寄せにより互いに
    接近する方向へ移動させて、当該対戦物相互をつなぎ、 このつないだ部分を通じて、互いに相手の対戦物に向き
    合う回転力を所定時間、加え、 所定時間経過後、相手の対戦物が倒れたか否かで勝負を
    判定することを特徴とする玩具を用いた勝負判定方法。
  2. 【請求項2】 索状体を挟んで同索状体の両端側にそれ
    ぞれ向き合うように設けられた複数の対戦物を有し、 前記各対戦物は、互いに対向する部位に、対戦物相互を
    つなぐ回転軸を有し、かつ内部に、前記索状体を引込む
    とともに前記回転軸をそれぞれ向き合う方向に所定時
    間、回転させる駆動手段を有してなることを特徴とする
    勝負を判定する玩具。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の勝負を判定する玩具に
    おいて、 前記各対戦物は、両者の中間から分離・結合が自在なよ
    うに構成されていることを特徴とする勝負を判定する玩
    具。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の勝負を判定する玩具に
    おいて、 前記各対戦物は、 対戦物本体と、 この対戦物本体内に先端が外部に露出するように回転自
    在に設けられた、先端側が分割されてなる回転軸と、 プーリーに巻かれて前記対戦物本体内に設けられ、先端
    が前記分割された基部側の軸部分内を摺動自在に貫通し
    て外部に導出されて、前記分割された先端側の軸部分に
    接続された索状体と、 前記分割された先端側の軸部分に設けられた、相手側の
    対戦物を着脱自在に連結するための連結部と、 前記対戦物本体に設けられ、前記索状体を引込むととも
    に前記分割された基部側の軸部分を所定時間、回転させ
    る駆動手段と、 前記索状体の引込みにしたがって接近する前記先端側の
    軸部分と基部側の軸部分を所定位置で結合させる係止爪
    とを有し、 前記連結体同志の連結により、複数の対戦物相互が索状
    体を挟んで向き合い、前記駆動手段の駆動により、対戦
    物相互が係止爪で係止されて回転軸を通じ相手の対戦物
    に前記索状体回りの互いに向き合う回転力を与えるよう
    に構成されていることを特徴とする勝負を判定する玩
    具。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の勝負を判定する玩具に
    おいて、 前記分割された先端側の軸部分と前記索状体の先端部分
    とは、前記索状体の軸回りに回転自在に接続してあるこ
    とを特徴とする勝負を判定する玩具。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の勝負を判定する玩具に
    おいて、 前記駆動手段は、 前記プーリーに巻かれた索状体を本体外へ引出すと、ば
    ね力が蓄積されて、前記索状体を戻す方向に付勢するゼ
    ンマイと、 前記分割された基部側の軸部分とつながるフライホイー
    ルと、 前記ゼンマイが戻るときのみ前記ゼンマイに蓄積された
    力を前記フライホールへ伝達する動力伝達機構と、 を有して構成してあることを特徴とする勝負を判定する
    玩具。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の勝負を判定する玩具に
    おいて、 前記動力伝達機構は、 前記プーリーに接続された原動側の歯車と、 この駆動側の歯車と所定距離、離れた位置に並行に設け
    た、前記分割された基部側の軸部分とつながる従動側の
    歯車と、 前記原動側の歯車と噛合いながら従動側の歯車との間に
    移動自在に配設された中間歯車と、 を有して構成されていることを特徴とする勝負を判定す
    る玩具。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の勝負を判定する玩具に
    おいて、 前記フライホイールは、前記対戦物の重心位置を高く設
    定するように前記対戦物本体内の高い位置に配設してあ
    ることを特徴とする勝負を判定する玩具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6739935B2 (en) 2000-01-26 2004-05-25 Breakey B.V. Toy article

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US6739935B2 (en) 2000-01-26 2004-05-25 Breakey B.V. Toy article

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